JPH0923599A - 磁石発電機の回転子 - Google Patents
磁石発電機の回転子Info
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- JPH0923599A JPH0923599A JP7192487A JP19248795A JPH0923599A JP H0923599 A JPH0923599 A JP H0923599A JP 7192487 A JP7192487 A JP 7192487A JP 19248795 A JP19248795 A JP 19248795A JP H0923599 A JPH0923599 A JP H0923599A
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- insert core
- nut
- rotor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 インサートコアへ何ら機械加工を施さなくて
も確実かつ安価にインサートコアへ磁石および第2の磁
極を固定する。 【構成】 ポールピース部2を構成し、かつインサート
コア1の磁石6を挟む位置に一体に設けられた一対の第
1の磁極5a,5bと、前記磁石6とともに非磁性材の
ねじ9およびナット10により前記第1の磁極5a,5
b間の前記インサートコア1上に固定される第2の磁極
7とを有し、前記インサートコア1の側面に開口形成し
た凹状孔部11,12に対し、該側面側から前記ねじ9
およびナット10を挿入して嵌合させる。
も確実かつ安価にインサートコアへ磁石および第2の磁
極を固定する。 【構成】 ポールピース部2を構成し、かつインサート
コア1の磁石6を挟む位置に一体に設けられた一対の第
1の磁極5a,5bと、前記磁石6とともに非磁性材の
ねじ9およびナット10により前記第1の磁極5a,5
b間の前記インサートコア1上に固定される第2の磁極
7とを有し、前記インサートコア1の側面に開口形成し
た凹状孔部11,12に対し、該側面側から前記ねじ9
およびナット10を挿入して嵌合させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内燃機関の点火装置
に使用される磁石発電機の回転子に係り、特に、磁石を
保持したインサートコアをインサート成形によって合成
樹脂などの非磁性材中に埋め込むようにして形成したも
のに関する。
に使用される磁石発電機の回転子に係り、特に、磁石を
保持したインサートコアをインサート成形によって合成
樹脂などの非磁性材中に埋め込むようにして形成したも
のに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃機関の点火装置に使用される
磁石発電機の回転子は、例えば磁石を保持したポールピ
ース部とバランスウェイト部とを別々に構成し、これら
をダイガスト型内にセットした状態にてアルミの注湯を
行ってアルミダイガスト品として形成させている。
磁石発電機の回転子は、例えば磁石を保持したポールピ
ース部とバランスウェイト部とを別々に構成し、これら
をダイガスト型内にセットした状態にてアルミの注湯を
行ってアルミダイガスト品として形成させている。
【0003】しかしながら、かかるアルミダイガスト品
の回転子は、一般にダイキャスティング後に機械加工が
必要であり、従って、インサートコアの加工効率が悪
く、しかもコスト高になるほか軽量化に限界があるとい
う問題があった。
の回転子は、一般にダイキャスティング後に機械加工が
必要であり、従って、インサートコアの加工効率が悪
く、しかもコスト高になるほか軽量化に限界があるとい
う問題があった。
【0004】一方、これに対し図13および図14に示
すように、軸孔部21を挟んで対向する一方を磁石22
を持ったポールピース部19とし、他方をバランスウエ
イト部20としたインサートコア18を、合成樹脂内に
インサート成形により埋め込んだ回転子が、例えば実公
平5−10526号公報に提示されている。
すように、軸孔部21を挟んで対向する一方を磁石22
を持ったポールピース部19とし、他方をバランスウエ
イト部20としたインサートコア18を、合成樹脂内に
インサート成形により埋め込んだ回転子が、例えば実公
平5−10526号公報に提示されている。
【0005】この従来の回転子では、インサートコア1
8が複数枚の磁性板を積層したものを複数箇所でリベッ
ト26止めして一体化したものである。
8が複数枚の磁性板を積層したものを複数箇所でリベッ
ト26止めして一体化したものである。
【0006】また、前記磁石22はポールピース部19
を形成する3つの磁極23,24のうち中央の磁極24
に形成された開口孔25内に挿入されて、その両端部が
各磁極23,24の軸線方向の外へ突出している。
を形成する3つの磁極23,24のうち中央の磁極24
に形成された開口孔25内に挿入されて、その両端部が
各磁極23,24の軸線方向の外へ突出している。
【0007】そして、かかるインサートコア18ではポ
ールピース部19とバランスウェイト部20とが一体成
形され、これらの組付作業やダイガスト後の機械加工の
必要性がないことから、コストが比較的安価になるとい
う利点が得られた。
ールピース部19とバランスウェイト部20とが一体成
形され、これらの組付作業やダイガスト後の機械加工の
必要性がないことから、コストが比較的安価になるとい
う利点が得られた。
【0008】しかしながら、かかる従来の磁石発電機の
回転子にあっては、磁石22の両端部が磁極24の軸線
方向Zの外(厚み外)へ突出することになっているた
め、その磁石22の磁束を各磁極23,24へ十分に集
中させることができず、つまり一部の磁束は前記磁極2
3,24外へ発電コイルや点火コイルに及ばなくなり、
点火等のための発電性能を十分に惹き起すことができな
いという問題点があった。
回転子にあっては、磁石22の両端部が磁極24の軸線
方向Zの外(厚み外)へ突出することになっているた
め、その磁石22の磁束を各磁極23,24へ十分に集
中させることができず、つまり一部の磁束は前記磁極2
3,24外へ発電コイルや点火コイルに及ばなくなり、
点火等のための発電性能を十分に惹き起すことができな
いという問題点があった。
【0009】一方、かかる問題点を解決するため、図1
5に示すような回転子が提案されている。これは、磁石
6の軸線方向の長さをポールピース部2の厚みに略等し
くして、焼結合金で形成されたインサートコア27の一
対の第1の磁極5a,5b間に第2の磁極7とともに非
磁性材のねじ9によって、前記磁石6をねじ込んだもの
からなる。
5に示すような回転子が提案されている。これは、磁石
6の軸線方向の長さをポールピース部2の厚みに略等し
くして、焼結合金で形成されたインサートコア27の一
対の第1の磁極5a,5b間に第2の磁極7とともに非
磁性材のねじ9によって、前記磁石6をねじ込んだもの
からなる。
【0010】なお、3は軸孔4を挟んで前記ポールピー
ス部2とは反対側に設けられたバランスウェイト部、2
8は前記ねじ9を挿入してねじ込むための下孔および雌
ねじである。
ス部2とは反対側に設けられたバランスウェイト部、2
8は前記ねじ9を挿入してねじ込むための下孔および雌
ねじである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の磁石発電機の回転子は以上のように構成されてい
るので、前記磁石6および中央の第2の磁極7を前記イ
ンサートコア27のポールピース部2へ固定するのに、
インサートコア27のポールピース部2の第1の磁極5
a,5b間の略中央部に下孔および雌ねじ28を加工
し、非磁性材のねじ9にて前記磁石6および中央の第2
の磁極7を固定しなければならず、前記インサートコア
27への前記下孔および雌ねじ28の加工を施す必要
上、機械加工の工程が削減できずコスト低減に繋らない
という問題点があった。
従来の磁石発電機の回転子は以上のように構成されてい
るので、前記磁石6および中央の第2の磁極7を前記イ
ンサートコア27のポールピース部2へ固定するのに、
インサートコア27のポールピース部2の第1の磁極5
a,5b間の略中央部に下孔および雌ねじ28を加工
し、非磁性材のねじ9にて前記磁石6および中央の第2
の磁極7を固定しなければならず、前記インサートコア
27への前記下孔および雌ねじ28の加工を施す必要
上、機械加工の工程が削減できずコスト低減に繋らない
という問題点があった。
【0012】この発明は、前記のような問題点に着目し
てなされたものであり、インサートコアへ何ら機械加工
を施さなくても確実かつ安価にインサートコアへ磁石お
よび第2の磁極を固定できる磁石発電機の回転子を得る
ことを目的とする。
てなされたものであり、インサートコアへ何ら機械加工
を施さなくても確実かつ安価にインサートコアへ磁石お
よび第2の磁極を固定できる磁石発電機の回転子を得る
ことを目的とする。
【0013】また、この発明はインサートコアへの組み
付け時に磁石がその取付面上で位置ずれするのを確実に
防止できる磁石発電機の回転子を得ることを目的とす
る。
付け時に磁石がその取付面上で位置ずれするのを確実に
防止できる磁石発電機の回転子を得ることを目的とす
る。
【0014】また、この発明はインサートコアへの磁石
および第2の磁極の、ねじおよびナットによる締め付け
作業を容易に実施できる磁石発電機の回転子を得ること
を目的とする。
および第2の磁極の、ねじおよびナットによる締め付け
作業を容易に実施できる磁石発電機の回転子を得ること
を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
磁石発電機の回転子は、ポールピース部を構成し、かつ
インサートコアの磁石を挟む位置に一体に設けられた一
対の第1の磁極と、前記磁石とともに非磁性材のねじお
よびナットにより前記第1の磁極間の前記インサートコ
ア上に固定される第2の磁極とを有し、前記インサート
コアの側面に開口形成した凹状孔部に対し、該側面側か
ら前記ねじおよびナットを挿入して嵌合させるようにし
たものである。
磁石発電機の回転子は、ポールピース部を構成し、かつ
インサートコアの磁石を挟む位置に一体に設けられた一
対の第1の磁極と、前記磁石とともに非磁性材のねじお
よびナットにより前記第1の磁極間の前記インサートコ
ア上に固定される第2の磁極とを有し、前記インサート
コアの側面に開口形成した凹状孔部に対し、該側面側か
ら前記ねじおよびナットを挿入して嵌合させるようにし
たものである。
【0016】請求項2の発明にかかる磁石発電機の回転
子は、インサートコアにおける前記磁石の取付面上に、
この取付面に沿う方向への該磁石の位置ずれを規制する
位置ずれ防止用リブを突設したものである。
子は、インサートコアにおける前記磁石の取付面上に、
この取付面に沿う方向への該磁石の位置ずれを規制する
位置ずれ防止用リブを突設したものである。
【0017】請求項3の発明にかかる磁石発電機の回転
子は、ナットを嵌合する凹状孔部を、前記ナットの回転
を規制するサイズに形成したものである。
子は、ナットを嵌合する凹状孔部を、前記ナットの回転
を規制するサイズに形成したものである。
【0018】
【作用】請求項1の発明の磁石発電機の回転子では、イ
ンサートコアに設けられ、かつこれの側面に開口する凹
状孔部に、磁石および第2の磁極を固定するねじおよび
ナットをそれぞれ嵌合させ、第2の磁極の外側からの前
記ねじの締め付けによって従来のように、下孔や雌ねじ
をインサートコアに施さなくても、簡単かつ安価に前記
磁石および第2の磁極を前記インサートコアに固定可能
にする。
ンサートコアに設けられ、かつこれの側面に開口する凹
状孔部に、磁石および第2の磁極を固定するねじおよび
ナットをそれぞれ嵌合させ、第2の磁極の外側からの前
記ねじの締め付けによって従来のように、下孔や雌ねじ
をインサートコアに施さなくても、簡単かつ安価に前記
磁石および第2の磁極を前記インサートコアに固定可能
にする。
【0019】請求項2の発明の磁石発電機の回転子で
は、インサートコアの磁石の取付面上に少なくともその
磁石下端部の3方を被うように位置ずれ防止用リブを突
設することで、磁石が回転子の軸方向および円周方向に
位置ずれするのを阻止し、磁石を2つの第1の磁極間の
正規の位置に正しく固定可能にする。
は、インサートコアの磁石の取付面上に少なくともその
磁石下端部の3方を被うように位置ずれ防止用リブを突
設することで、磁石が回転子の軸方向および円周方向に
位置ずれするのを阻止し、磁石を2つの第1の磁極間の
正規の位置に正しく固定可能にする。
【0020】請求項3の発明の磁石発電機の回転子で
は、ナットが嵌合される凹状孔部はそのナットの廻り止
めをする形状,寸法とされ、前記ねじを第2磁極の外側
からナットにねじ込むことで、これらのねじのナットに
対するねじ込み作業の容易化,確実化を図れるようにす
る。
は、ナットが嵌合される凹状孔部はそのナットの廻り止
めをする形状,寸法とされ、前記ねじを第2磁極の外側
からナットにねじ込むことで、これらのねじのナットに
対するねじ込み作業の容易化,確実化を図れるようにす
る。
【0021】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1乃至図6において、1は軸孔部4を挟んで対
向する一方が磁石6を保持するポールピース部2とさ
れ、他方をバランスウェイト部3とされたインサートコ
アである。
する。図1乃至図6において、1は軸孔部4を挟んで対
向する一方が磁石6を保持するポールピース部2とさ
れ、他方をバランスウェイト部3とされたインサートコ
アである。
【0022】また、5aおよび5bは前記インサートコ
ア1に一体に形成された一対の第1の磁極、7は前記一
対の第1の磁極5a,5b間に前記磁石6を介して非磁
性材のねじ(ボルト)9およびナット10により固定さ
れた、例えばプレス加工などにより製作された磁性材の
第2の磁極である。
ア1に一体に形成された一対の第1の磁極、7は前記一
対の第1の磁極5a,5b間に前記磁石6を介して非磁
性材のねじ(ボルト)9およびナット10により固定さ
れた、例えばプレス加工などにより製作された磁性材の
第2の磁極である。
【0023】さらに、8は前記磁石6の取付面上に該磁
石6を左右から挟むように設けられた位置ずれ防止用リ
ブ、11は前記ねじ9が嵌合する凹状孔部、12は前記
ナット10が嵌合する前記凹状孔部11よりも幅の広い
凹状孔部で、これらはインサートコア1の一方の側面に
も開口している。
石6を左右から挟むように設けられた位置ずれ防止用リ
ブ、11は前記ねじ9が嵌合する凹状孔部、12は前記
ナット10が嵌合する前記凹状孔部11よりも幅の広い
凹状孔部で、これらはインサートコア1の一方の側面に
も開口している。
【0024】13は前記インサートコア1の組立体に円
盤状に射出成形等を行って形成した非磁性材層である例
えば合成樹脂層である。
盤状に射出成形等を行って形成した非磁性材層である例
えば合成樹脂層である。
【0025】次に、前記インサートコア1の組立手順に
ついて説明する。まず、前記インサートコア1は磁性材
である例えば酸化鉄の粉末を、金型を使用して、図示の
ように一対の第1の磁極5a,5b、ねじ9およびナッ
ト10を装着するための図5に示すような凹状孔部1
1,12、前記一対の第1の磁極5a,5b間に設けら
れた磁石位置ずれ防止用リブ8を有するポールピース部
2と、例えばテーパ状の軸孔部4と、該軸孔部4を挟ん
で設けられるバランスウェイト3とを一体に成形する。
ついて説明する。まず、前記インサートコア1は磁性材
である例えば酸化鉄の粉末を、金型を使用して、図示の
ように一対の第1の磁極5a,5b、ねじ9およびナッ
ト10を装着するための図5に示すような凹状孔部1
1,12、前記一対の第1の磁極5a,5b間に設けら
れた磁石位置ずれ防止用リブ8を有するポールピース部
2と、例えばテーパ状の軸孔部4と、該軸孔部4を挟ん
で設けられるバランスウェイト3とを一体に成形する。
【0026】また、前記磁石6および第2の磁極7の略
中央部には貫通孔6a,7aが設けられ、これらの貫通
孔6a,7aに前記ねじ9が差し込まれ、該ねじ9の適
位置にナット10が装着される。
中央部には貫通孔6a,7aが設けられ、これらの貫通
孔6a,7aに前記ねじ9が差し込まれ、該ねじ9の適
位置にナット10が装着される。
【0027】そして、前述したねじ9,ナット10が装
着された前記磁石6および第2の磁極7の組立体を、前
記インサートコア1のポールピース部2における一対の
第1の磁極5a,5b間に設けられた位置ずれ防止用リ
ブ8間に磁石6を介在するように、また、ねじ9は凹状
孔部11,ナット10は凹状孔部12へそれぞれ介装す
るように、固定治具等を使用してインサートコア1に対
してこれの側面側から装着する。
着された前記磁石6および第2の磁極7の組立体を、前
記インサートコア1のポールピース部2における一対の
第1の磁極5a,5b間に設けられた位置ずれ防止用リ
ブ8間に磁石6を介在するように、また、ねじ9は凹状
孔部11,ナット10は凹状孔部12へそれぞれ介装す
るように、固定治具等を使用してインサートコア1に対
してこれの側面側から装着する。
【0028】次に、前記固定治具等で装着された前記磁
石および第2の磁極7を固定するのであるが、この発明
の場合前記ねじ9を、凹状孔部12で回転が規制された
ナットに対して締め付け方向に回すだけで、これらの締
め付け固定ができる。
石および第2の磁極7を固定するのであるが、この発明
の場合前記ねじ9を、凹状孔部12で回転が規制された
ナットに対して締め付け方向に回すだけで、これらの締
め付け固定ができる。
【0029】すなわち、前記インサートコア1に設けら
れた前記ナット10が嵌合する凹状孔部12は、図2お
よび図3に示すように、前記ナット10の対辺よりほん
の少しだけ大きくした寸法にした孔であるため、ナット
10の対辺部分が前記凹状孔部12の壁に当接し、ねじ
9を締め込んでも、前記ナット10自体は回転しない。
れた前記ナット10が嵌合する凹状孔部12は、図2お
よび図3に示すように、前記ナット10の対辺よりほん
の少しだけ大きくした寸法にした孔であるため、ナット
10の対辺部分が前記凹状孔部12の壁に当接し、ねじ
9を締め込んでも、前記ナット10自体は回転しない。
【0030】一方、前記ねじ9が嵌合する凹状孔部11
は、図4に示すように前記ねじ9がスムーズに回転する
クリアランスを有するため、前記磁石6等の締め付け固
定には何ら支障を来さない。
は、図4に示すように前記ねじ9がスムーズに回転する
クリアランスを有するため、前記磁石6等の締め付け固
定には何ら支障を来さない。
【0031】なお、前記ナット10は前記凹状孔部12
の位置が前記磁石6の磁路より離れた場所であれば磁性
体のものを使用してもよく、また、前記軸孔部4を成形
時の型抜きを容易とするためテーパ孔としたが、ストレ
ート孔としてもよい。
の位置が前記磁石6の磁路より離れた場所であれば磁性
体のものを使用してもよく、また、前記軸孔部4を成形
時の型抜きを容易とするためテーパ孔としたが、ストレ
ート孔としてもよい。
【0032】次に、前述した磁石6,磁極7等を含むイ
ンサートコア1の組立体を、非磁性材である例えば合成
樹脂の射出成形用の金型に対し、インサートコア1の第
1の磁極5a,5bおよび第2の磁極7の最外径部の一
部が露出するようにセットし、合成樹脂の射出成形によ
って図6に示すように外形を円盤状に成形する。これに
より回転子が完成する。
ンサートコア1の組立体を、非磁性材である例えば合成
樹脂の射出成形用の金型に対し、インサートコア1の第
1の磁極5a,5bおよび第2の磁極7の最外径部の一
部が露出するようにセットし、合成樹脂の射出成形によ
って図6に示すように外形を円盤状に成形する。これに
より回転子が完成する。
【0033】なお、必要に応じて前記円盤形状の回転子
に、エンジン冷却用の冷却ファンを一体に設けることは
任意である。
に、エンジン冷却用の冷却ファンを一体に設けることは
任意である。
【0034】一般に、前記磁石6は予め着磁された磁石
が用いられるが、場合によっては着磁されていない磁性
体を用いることがあり、この場合前述した射出成形後に
この磁性体に着磁を行って磁石とすることもできる。
が用いられるが、場合によっては着磁されていない磁性
体を用いることがあり、この場合前述した射出成形後に
この磁性体に着磁を行って磁石とすることもできる。
【0035】また、前記実施例では非磁性体である合成
樹脂にて射出成形を行った場合を示したが、別段これに
限定されるものではなく、従来よりのアルミダイキャス
ト等の射出成形を行ってよく、前記実施例と同様の効果
が得られる。
樹脂にて射出成形を行った場合を示したが、別段これに
限定されるものではなく、従来よりのアルミダイキャス
ト等の射出成形を行ってよく、前記実施例と同様の効果
が得られる。
【0036】図7乃至図12はこの発明の他の実施例を
示す。この実施例では、図1に示すようなインサートコ
ア1の第1の磁極5a,5b間の磁石6の取付面上に、
図7および図8に示すように、前記磁石6の下部をスラ
スト方向(この実施例では1つのスラスト方向)および
これに交差する方向に位置ずれするのを防止する位置ず
れ防止用リブ15を突設してある。
示す。この実施例では、図1に示すようなインサートコ
ア1の第1の磁極5a,5b間の磁石6の取付面上に、
図7および図8に示すように、前記磁石6の下部をスラ
スト方向(この実施例では1つのスラスト方向)および
これに交差する方向に位置ずれするのを防止する位置ず
れ防止用リブ15を突設してある。
【0037】また、この実施例では、スラスト方向に臨
む前記位置ずれ防止用リブおよびインサートコア1の一
側面に、図9および図11にも示すように、前記磁石6
を取り付けたねじ9を挿入可能にする凹状孔部16aが
設けられている。
む前記位置ずれ防止用リブおよびインサートコア1の一
側面に、図9および図11にも示すように、前記磁石6
を取り付けたねじ9を挿入可能にする凹状孔部16aが
設けられている。
【0038】一方、前記インサートコア1の他側面に
は、図10および図12に示すように前記ナット10を
その他側面から挿入可能にする凹状孔部17および前記
ねじ9の下端が収容される凹状孔部16bがそれぞれ設
けられている。
は、図10および図12に示すように前記ナット10を
その他側面から挿入可能にする凹状孔部17および前記
ねじ9の下端が収容される凹状孔部16bがそれぞれ設
けられている。
【0039】この実施例では、まず、インサートコア1
の前記他側面側から前記凹状孔部17内にナット10を
挿入し、続いて前記磁石6や第2の磁極7に通したねじ
9をインサートコア1の前記一側面側から挿入し、この
ときねじ9端をナット10に合わせてねじ込む。
の前記他側面側から前記凹状孔部17内にナット10を
挿入し、続いて前記磁石6や第2の磁極7に通したねじ
9をインサートコア1の前記一側面側から挿入し、この
ときねじ9端をナット10に合わせてねじ込む。
【0040】この後は、前記ねじ9を、第2の磁極7を
位置ずれ防止用リブ15内に位置された状態にて、治具
を用いて前記ナット10にねじ込むことで、前記磁石6
をインサートコア1に位置ずれを生じることなくしっか
りと固定することができる。すなわち、この実施例で
は、磁石6のインサートコア1への設置部位に設けられ
た位置ずれ防止用リブ15が、その磁石6のねじ9やナ
ット10による組付時に前後左右のいずれの方向にずれ
るのを、保持用治具を用いることなく、確実かつ容易に
防止でき、従って、磁石6および第2の磁極7は組付後
も所定位置に安定保持されることとなる。
位置ずれ防止用リブ15内に位置された状態にて、治具
を用いて前記ナット10にねじ込むことで、前記磁石6
をインサートコア1に位置ずれを生じることなくしっか
りと固定することができる。すなわち、この実施例で
は、磁石6のインサートコア1への設置部位に設けられ
た位置ずれ防止用リブ15が、その磁石6のねじ9やナ
ット10による組付時に前後左右のいずれの方向にずれ
るのを、保持用治具を用いることなく、確実かつ容易に
防止でき、従って、磁石6および第2の磁極7は組付後
も所定位置に安定保持されることとなる。
【0041】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、ポールピース部を構成し、かつインサートコアの磁
石を挟む位置に一体に設けられた一対の第1の磁極と、
前記磁石とともに非磁性材のねじおよびナットにより前
記第1の磁極間の前記インサートコア上に固定される第
2の磁極とを有し、前記インサートコアの側面に開口形
成した凹状孔部に対し、該側面側から前記ねじおよびナ
ットを挿入して嵌合させるように構成したので、インサ
ートコアへ何ら機械加工を施さなくても、インサートコ
アへ磁石および第2の磁極を確実かつ安価に固定できる
ものが得られる効果がある。
ば、ポールピース部を構成し、かつインサートコアの磁
石を挟む位置に一体に設けられた一対の第1の磁極と、
前記磁石とともに非磁性材のねじおよびナットにより前
記第1の磁極間の前記インサートコア上に固定される第
2の磁極とを有し、前記インサートコアの側面に開口形
成した凹状孔部に対し、該側面側から前記ねじおよびナ
ットを挿入して嵌合させるように構成したので、インサ
ートコアへ何ら機械加工を施さなくても、インサートコ
アへ磁石および第2の磁極を確実かつ安価に固定できる
ものが得られる効果がある。
【0042】また、請求項2の発明にかかる磁石発電機
の回転子は、インサートコアにおける前記磁石の取付面
上に、この取付面に沿う方向への該磁石の位置ずれを規
制する位置ずれ防止用リブを突設するように構成したの
で、インサートコアへの組み付け時に磁石がその取付面
上で位置ずれするのを確実に防止できるものが得られる
効果がある。
の回転子は、インサートコアにおける前記磁石の取付面
上に、この取付面に沿う方向への該磁石の位置ずれを規
制する位置ずれ防止用リブを突設するように構成したの
で、インサートコアへの組み付け時に磁石がその取付面
上で位置ずれするのを確実に防止できるものが得られる
効果がある。
【0043】また、請求項3の発明にかかる磁石発電機
の回転子は、ナットを嵌合する凹状孔部を、該ナットの
回転を規制するサイズに形成するように構成したので、
インサートコアへの磁石および第2の磁極の、ねじおよ
びナットによる締め付け作業を容易に実施できるものが
得られる効果がある。
の回転子は、ナットを嵌合する凹状孔部を、該ナットの
回転を規制するサイズに形成するように構成したので、
インサートコアへの磁石および第2の磁極の、ねじおよ
びナットによる締め付け作業を容易に実施できるものが
得られる効果がある。
【図1】この発明の一実施例による磁石発電機の回転子
を示す正面断面図である。
を示す正面断面図である。
【図2】図1における磁石発電機の回転子の一部を破断
して示す側面断面図である。
して示す側面断面図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】図1のB−B線断面図である。
【図5】図1における磁石発電機の回転子の一部を破断
して示す斜視図である。
して示す斜視図である。
【図6】この発明における射出成形後の磁石発電機の回
転子を一部破断して示す側面断面図である。
転子を一部破断して示す側面断面図である。
【図7】この発明の他の実施例による磁石発電機の回転
子を示す要部の正面図である。
子を示す要部の正面図である。
【図8】図7における磁石発電機の回転子の平面図であ
る。
る。
【図9】図7における磁石発電機の回転子の側面断面図
である。
である。
【図10】図7における磁石発電機の回転子の背面図で
ある。
ある。
【図11】図7のC−C線断面図である。
【図12】図10のD−D線断面図である。
【図13】従来の磁石発電機の回転子を示す斜視図であ
る。
る。
【図14】図13における磁石発電機の回転子の断面図
である。
である。
【図15】従来の他の磁石発電機の回転子を示す正面断
面図である。
面図である。
1 インサートコア 2 ポールピース部 3 バランスウェイト部 4 軸孔 5a,5b 第1の磁極 6 磁石 7 第2の磁極 8,15 位置ずれ防止用リブ 9 ねじ(ボルト) 10 ナット 11,12,16a,16b,17 凹状孔部 13 非磁性材層
Claims (3)
- 【請求項1】 軸孔部を挟んで対向する一方が磁石を保
持するポールピース部とされ、他方がバランスウェイト
部とされたインサートコアと、該インサートコアを覆う
ように円盤状に形成された非磁性材層とを備えた磁石発
電機の回転子において、前記ポールピース部を構成し、
かつ前記インサートコアの前記磁石を挟む位置に一体に
設けられた一対の第1の磁極と、前記磁石とともに非磁
性材のねじおよびナットにより前記第1の磁極間の前記
インサートコア上に固定される第2の磁極と、前記イン
サートコアの側面に開口形成され、該側面側から挿入さ
れた前記ねじおよびナットを嵌合する凹状孔部とを設け
たことを特徴とする磁石発電機の回転子。 - 【請求項2】 前記インサートコアにおける前記磁石の
取付面上に、この取付面に沿う方向への該磁石の位置ず
れを規制する位置ずれ防止用リブを突設したことを特徴
とする磁石発電機の回転子。 - 【請求項3】 前記ナットを嵌合する前記凹状孔部が、
前記ナットの回転を規制するサイズに形成されているこ
とを特徴とする磁石発電機の回転子。
Priority Applications (14)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19248795A JP3643881B2 (ja) | 1995-07-05 | 1995-07-05 | 磁石発電機の回転子 |
| CA002414600A CA2414600C (en) | 1995-05-02 | 1996-05-01 | A magneto electric generator rotor and an implement for removing this rotor |
| CA002175510A CA2175510C (en) | 1995-05-02 | 1996-05-01 | Magneto electric generator rotor and an implement for removing this rotor |
| US08/641,647 US5811908A (en) | 1995-05-02 | 1996-05-01 | Magneto electric generator rotor and an implement for removing this rotor |
| CA002414559A CA2414559C (en) | 1995-05-02 | 1996-05-01 | A magneto electric generator rotor and an implement for removing this rotor |
| EP03007926A EP1337027A3 (en) | 1995-05-02 | 1996-05-02 | A magneto electric generator rotor |
| EP03007927A EP1337028B1 (en) | 1995-05-02 | 1996-05-02 | A magneto electric generator rotor |
| EP03007925A EP1336753B1 (en) | 1995-05-02 | 1996-05-02 | A magneto electric generator rotor and an implement for removing this rotor |
| DE69629234T DE69629234T2 (de) | 1995-05-02 | 1996-05-02 | Anker eines magnetoelektrischen Generators |
| EP96303098A EP0741445B1 (en) | 1995-05-02 | 1996-05-02 | A magneto electric generator rotor |
| DE69636356T DE69636356T2 (de) | 1995-05-02 | 1996-05-02 | Anker eines magnetoelektrischen Generators |
| DE69636355T DE69636355T2 (de) | 1995-05-02 | 1996-05-02 | Anker eines magnetoelektrischen Generators und Werkzeug zum Ausbauen dieses Ankers |
| US08/882,955 US6023828A (en) | 1995-05-02 | 1997-06-26 | Magneto electric generator rotor and an implement for removing this rotor |
| US09/419,925 US6467147B2 (en) | 1995-05-02 | 1999-10-18 | Magneto electric generator rotor and an implement for removing this rotor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19248795A JP3643881B2 (ja) | 1995-07-05 | 1995-07-05 | 磁石発電機の回転子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0923599A true JPH0923599A (ja) | 1997-01-21 |
| JP3643881B2 JP3643881B2 (ja) | 2005-04-27 |
Family
ID=16292125
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19248795A Expired - Fee Related JP3643881B2 (ja) | 1995-05-02 | 1995-07-05 | 磁石発電機の回転子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3643881B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1801952A2 (en) | 2005-12-26 | 2007-06-27 | Hitachi, Ltd. | Electrical rotating machine |
| US7285890B2 (en) * | 2005-03-30 | 2007-10-23 | Comprehensive Power, Inc. | Magnet retention on rotors |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR3154886A1 (fr) * | 2023-10-30 | 2025-05-02 | Telma | Appareil à courants de Foucault |
-
1995
- 1995-07-05 JP JP19248795A patent/JP3643881B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7285890B2 (en) * | 2005-03-30 | 2007-10-23 | Comprehensive Power, Inc. | Magnet retention on rotors |
| EP1801952A2 (en) | 2005-12-26 | 2007-06-27 | Hitachi, Ltd. | Electrical rotating machine |
| US7825559B2 (en) | 2005-12-26 | 2010-11-02 | Hitachi, Ltd. | Rotating machine |
| EP1801952A3 (en) * | 2005-12-26 | 2011-02-23 | Hitachi, Ltd. | Electrical rotating machine |
| EP2325979A2 (en) | 2005-12-26 | 2011-05-25 | Hitachi Ltd. | Electrical rotating machine |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3643881B2 (ja) | 2005-04-27 |
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