JPH09238064A - 検出スイッチ - Google Patents

検出スイッチ

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JPH09238064A
JPH09238064A JP8071115A JP7111596A JPH09238064A JP H09238064 A JPH09238064 A JP H09238064A JP 8071115 A JP8071115 A JP 8071115A JP 7111596 A JP7111596 A JP 7111596A JP H09238064 A JPH09238064 A JP H09238064A
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Application number
JP8071115A
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English (en)
Inventor
Michiaki Taniguchi
道明 谷口
Tomoshi Motouji
知史 元氏
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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  • Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検出スイッチの現在値と閾値との差である余
裕度を認識できるようにすること。 【解決手段】 閾値調整手段4bによって設定されたオ
ン点閾値とオフ点閾値を調整する。そして物体の検出時
には発振回路1より得られる現在値をCPU4に取込
み、余裕度出力回路7によって現在値と閾値との差を表
示器8に表示する。こうすれば設定時には適切な取付位
置が判別でき、動作時には安定して検出しているかどう
かを認識できることとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は近接スイッチや光電
スイッチ等の物体の有無や距離に応じて検知出力を出す
検出スイッチに関し、特にその動作時の余裕度を出力で
きるようにした検出スイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、検出スイッチ、例えば高周波発振
型近接スイッチは、物体を検知する部分にコイルを有
し、このコイルを含んで発振回路が構成されており、金
属体の接近に伴う発振振幅の低下や発振周波数の変化に
より、振幅や周波数が所定値を越えた場合に物体の有無
を検出して外部に出力を出すものである。このような近
接スイッチにおいては、手動又は自動感度設定操作によ
って感度設定を行っている。自動感度設定をする場合に
は、装置にあらかじめ組み込まれている手順に従って感
度が自動的に設定される。又使用者が手入力によって適
宜感度を設定することも行われている。検出スイッチに
は検出回路自体の感度を調整して物体の検出距離を調整
する感度調整型検出スイッチと、検出回路の感度は一定
とし検出出力を弁別する比較手段の閾値を変化させて距
離を調整する閾値調整型検出スイッチがある。検出スイ
ッチは検出回路によって検出対象の変化に応じた出力を
得ると共に、その出力を弁別することによって物体を検
出する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるにこのような検
出スイッチにおける自動感度調整は、種々の環境や不特
定多数の使用者が使用することを意図して設定されてい
るため、個々の検出対象や検出状態に対して最適な自動
感度調整を実現することが難しいのが現実である。特に
検出と復帰との差が微小な場合には、自動感度調整が困
難なことがある。そこで使用者が自動感度調整とは異な
る感度調整をする場合には、ティーチング時に実際に自
体が通過する位置から少し異なる位置において自動感度
調整をし直したり、手動で感度調整を試みる場合があ
る。このように感度を自動設定した場合には、どのよう
な動作となるのか、あるいは使用中にどのような動作状
態にあるのかを認識することができないという欠点があ
った。そのため使用者が所望の感度に調整し直すことが
難しく、不適当な取付状態で使用していることに気づか
ず使用し続けて、誤動作を発生させることがあるという
欠点があった。又閾値を設定した後に検出スイッチに外
乱が発生した場合に、設定可能範囲の変化を認識するこ
とはできなかった。
【0004】本願の請求項1〜7の発明はこのような従
来の問題点に着目してなされたものであって、閾値調整
型の検出スイッチにおいて、調整された閾値に対し閾値
と検出回路の出力との差である使用時の余裕度を使用者
が容易に認識できるようにすることを目的とする。又請
求項6の発明は、これに加えて、外乱を受けた状態にお
ける感度設定可能な範囲を表示できるようにすることを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、検出対象の変化に応じて出力を変化させる検出回路
と、前記検出回路の出力を閾値で弁別する比較手段と、
前記比較手段の閾値を調整する閾値調整手段と、前記閾
値調整手段による閾値調整を入力する操作手段と、前記
検出回路より得られる検出対象に応じた出力値と前記閾
値調整手段によって調整された閾値との差を外部に出力
する余裕度出力手段と、を具備することを特徴とするも
のである。
【0006】本願の請求項2の発明では、前記閾値調整
手段は、前記操作手段からの入力により閾値を直接変更
することを特徴とするものである。
【0007】本願の請求項3の発明では、前記閾値調整
手段は、物体を検知するオン点閾値と物体の非検知に反
転するオフ点閾値とを設定するものであり、前記余裕度
出力手段は、オフ状態でのオン点閾値までのオフ余裕度
と、オン状態でのオフ点閾値までのオン余裕度とを出力
することを特徴とするものである。
【0008】本願の請求項4の発明は、検出対象の変化
に応じて出力を変化させる検出回路と、前記検出回路の
出力を閾値で弁別する比較手段と、前記比較手段の閾値
を調整する閾値調整手段と、前記閾値調整手段による閾
値調整を入力する操作手段と、前記閾値調整手段によっ
て調整された閾値と前記検出回路より得られる検出対象
に応じた出力値とを同時に出力する閾値・余裕度出力手
段と、を具備することを特徴とするものである。
【0009】本願の請求項5の発明では、前記閾値調整
手段は、前記操作手段からの入力により閾値を直接変更
することを特徴とするものである。
【0010】本願の請求項6の発明では、前記閾値調整
手段によりその調整可能範囲を順次操作すると共に、前
記比較手段より出力が得られる感度調整範囲を検出する
外乱検出手段を有し、前記閾値・余裕度出力手段は、前
記外乱検出手段により検出された閾値調整の限界値を同
時に出力することを特徴とするものである。
【0011】本願の請求項7の発明では、前記閾値調整
手段は、物体を検知するオン点閾値と物体の非検知に反
転するオフ点閾値とを設定するものであり、前記閾値・
余裕度出力手段は、オフ状態でのオン点閾値までのオフ
余裕度と、オン状態でのオフ点閾値までのオン余裕度と
を出力することを特徴とするものである。
【0012】このような特徴を有する本願の請求項1,
2の発明によれば、比較手段の閾値を閾値調整手段によ
って調整している。そして設定された閾値と検出回路よ
り得られる現在の出力値との差を余裕度として余裕度出
力手段より出力するようにしている。又請求項3の発明
では、物体を検知するオン点の閾値と現在値との差をオ
ン余裕度とし、物体非検知時におけるオフ点閾値と現在
値との差をオフ余裕度とし、これらを余裕度出力手段よ
り出力するようにしている。又請求項4〜7の発明で
は、余裕度として現在値と閾値との差でなく、現在値と
閾値とをそのまま表示するようにしたものであり、請求
項6の発明では、外乱が生じる場合に外乱検出手段によ
って閾値の調整可能な範囲を検出して同時に表示するよ
うにしている。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施形態に
よる高周波発振型近接スイッチの構成を示すブロック図
である。図1において発振回路1はコイルL1を含み、
外部の状態、この場合は金属体の近接によって発振振幅
が変化する検出回路である。発振回路1の出力はピーク
ホールド回路(P/H回路)2に与えられる。ピークホ
ールド回路2は一定時間毎にリセットされ、発振振幅の
ピーク値を保持するものであり、その出力はA/D変換
器3に出力される。A/D変換器3は所定のタイミング
で入力されたアナログ信号をデジタル値に変換してCP
U4に出力するものである。CPU4はA/D変換器3
から得られた出力を所定の閾値レベルと比較する比較手
段4a,比較手段の閾値を調整する閾値調整手段4bの
機能を有している。比較手段4aの比較出力は出力回路
5を介して物体検知信号として外部に出力される。操作
部6はCPU4に動作モードや自動感度設定の入力及び
閾値を手動で上下させるためのアップダウン入力や、一
旦物体を検知した後出力をオフとするオフ点閾値を入力
するものである。又CPU4には余裕度出力回路7が接
続される。余裕度出力回路7は後述するように閾値調整
手段4bによって設定された閾値と現在のA/D変換器
3からの出力レベルとの差を余裕度として出力するもの
である。出力された値は表示器8によって表示される。
【0014】次に本実施形態の動作について説明する。
図2(a)の曲線Aは検出物体までの距離に対する発振
回路1の振幅を示しており、距離が遠くなれば発振振幅
はほぼ一定となり、近づくにつれて振幅が徐々に低下す
る。この近接スイッチは物体が最も近い位置にあっても
発振は低いレベルで継続する状態となっている。従って
振幅が一定となる距離までの閾値V1が設定可能範囲の
上限値、即ち最大感度値であり、常にオフとなる閾値V
4が設定可能な閾値の最小値、即ち最小感度値である。
この範囲内で閾値を調整することによって距離D1まで
の任意の範囲の感度を得ることができる。自動感度調整
時には、後述するように物体が検出できるように閾値を
V4〜V1の範囲のいずれかに設定する。閾値として
は、通常物体が遠方から近接したときの出力がオンとな
る閾値、即ちオン点閾値と、一旦出力がオンとなった後
物体が再び遠ざかって出力がオフとなるオフ点閾値の2
点が設定される。
【0015】このようにしてあらかじめ閾値が設定され
ていれば、実際に物体が近づけばそのとき得られるA/
D変換器3からのレベルが比較手段4aによって比較さ
れる。さて余裕度出力回路7は現在のA/D変換値とオ
ン点閾値及びオフ点閾値の差を余裕度として検出する。
例えば物体が接近して出力がオンとなったときには、オ
フ点閾値を越えれば出力が反転して再びオフとなる。従
って現在の振幅値とオフ点閾値との差をオン状態のとき
に誤ってオフしない余裕度、即ちオン余裕度と称する。
このオン余裕度を設定されている閾値及び現在値から算
出して表示器8に表示する。図3(a)はこの余裕度の
表示例を示す図である。表示器8はバーグラフ型のレベ
ル表示器であり、余裕度のレベルを点灯するLED数に
よって表示するものである。本実施形態による余裕度出
力回路7は少なくともこのオン余裕度を表示するものと
するが、出力がオフのときにオフ余裕度を表示するよう
にしてもよい。即ち物体が遠ざかって出力がオフ状態と
なれば、次に出力が反転するのは、物体がより接近して
オン点閾値以下となったときである。従って現在の振幅
値とオン点閾値との差をオフ余裕度とする。出力がオフ
のときにはこのオフ余裕度を表示するようにしてもよ
い。この場合は出力のオン及びオフの状態に応じてオン
余裕度及びオフ余裕度のいずれかを、図3(a)に示す
ように表示する。
【0016】次に閾値の設定例について説明する。図4
(a)は近接スイッチ10と物体A,B,Cの関係、図
4(b)はその距離と発振振幅の関係を示す図、図5は
閾値の設定を示すフローチャートである。このフローチ
ャートでは図4(a)に示すように近接スイッチ10の
前方に物体が矢印方向に通過する際に、近接スイッチか
ら距離nにある物体Bの通過を検知すると共に、これよ
り離れた位置fにある他の物体A及びCは検知しないよ
うに閾値を設定するものとする。この場合に近接スイッ
チ10から遠く離れた位置に金属体の壁面11等があ
り、この影響を受けているものとする。図4(b)はこ
の近接スイッチが壁面11によって最大振幅MからLに
減少している状態を示している。
【0017】図5に示すフローチャートにおいて感度設
定を行う場合には、まず感度設定モードに切換える(ス
テップS1)。そして近接スイッチ10の前方の距離n
の位置に物体Bを配置してオン点ティーチ命令を入力す
る。そうすればその時点で得られる発振回路の振幅値N
をレジスタxに読込み(ステップS3)、ステップS4
に進んでxが図4(b)の感度特性曲線の最も接近した
位置にある値Sより大きいかどうかをチェックする。こ
の値以下であれば感度調整ができないためエラー出力を
出し、この値を越えていればステップS5に進む。次に
オフして区別する状態、即ち物体A又はCを距離fの位
置に配置した状態でオフ点ティーチ命令を入力する。そ
うすればステップS6に進んでこのとき得られる振幅値
Fをレジスタxに読込む。そしてステップS7に進んで
レジスタxの値がこの環境で最大の振幅となる振幅値L
を越えているかどうかを判別する。この場合にもこの状
態以下であれば感度調整ができないためエラー処理を行
い、この値以下であればステップS8に進んでオン点閾
値Tを算出する。オン点閾値Tは入力されている2つの
振幅値N,Fの中間点を閾値として設定する。次いでス
テップS9に進んでこれより例えば10%高いレベルを
オフ点閾値Uとして設定する。そしてステップS10に
進んでオフ点閾値UがF以下かどうかを判別する。Uが
F以上であれば感度調整ができないためエラー処理を行
い、Fを越えていなければステップS11に進んで感度
調整完了を表示する。そしてステップS12において通
常検出モードに切換えられれば、感度調整処理を終え
る。
【0018】次に本発明の第2の実施形態について図6
を参照しつつ説明する。本実施形態の近接スイッチは第
1実施形態とほぼ同一の構成であり、余裕度出力回路7
に変えて閾値と余裕度とを同時に出力するようにした閾
値・余裕度出力回路21を設けたものである。又表示器
22は図3(b)に示すようにオン点及びオフ点の設定
値と現在の振幅値を表示する表示器である。更にCPU
4Aは前述したCPUの比較手段4a,閾値調整手段4
bに加えて、外乱検出手段4cを有するものとする。こ
の場合には図3(b)に示すようにオン点閾値をバーグ
ラフ型の表示器22の左端の位置に表示し、オフ点閾値
も右端の位置にバーグラフ型表示器で表示する。そして
その中央の位置に検出物体までの振幅を表示する。この
近接スイッチは図2(a)に示すように物体までの距離
に対して発振振幅が単調に増加するため、発振振幅の表
示がそのまま距離の表示と同等の意味を持つ。例えば図
4(a)に示す物体A又はCが通過したときには、物体
A,Cの振幅(距離)が図3(c)に示すように表示さ
れる。このため図3(c)に示す状態ではこのときの物
体までの距離とオン点閾値との差がオフ余裕度に相当す
ることとなる。又検出しようとする物体Bが通過したと
きにはオン点閾値以下となるため、出力回路5より物体
検知信号が出力される。このとき表示器22は図3
(b)に示すように表示する。この状態では物体までの
距離とオフ点閾値との差がオン余裕度に相当することと
なる。
【0019】尚第1,第2実施形態では自動感度調整機
能を用いてオン点,オフ点閾値を設定するようにしてい
るが、手動で閾値を上下させることもできる。この場合
には操作部6よりアップキー又はダウンキーを用いて直
接閾値を上下させて調整する。この場合にも現在の振幅
値とオン点閾値からオン点閾値の差から図3(a)に示
すように余裕度を表示することができる。又第2の実施
形態においても設定値と現在の振幅とを表示することに
よって、余裕度を認識することができる。
【0020】又外乱検出手段4cへの外乱検出の入力が
あれば、その状態で調整可能な閾値の範囲を変化させ、
比較手段4aからの出力変化を待受ける。近接スイッチ
の工場出荷時に図2(a)に示す曲線Aで距離及び振幅
特性が得られ、これによりV1,V4の発振振幅の上
限,下限値が得られていたものとすると、温度変化や周
囲金属の影響等のその使用時点での環境状態によっては
図2(b)に曲線A′で示すように距離に対する振幅特
性が変化している。このため閾値を徐々に上昇させ、比
較手段4aの出力が反転する範囲によって、その時点で
の閾値の上限の限界値V1′とを検出することができ
る。下限の限界値V4′は物体を近接させて閾値を低下
させることにより行ってもよく、又振幅値の低下から下
限値V4′を推定してもよい。図7(a),(b)はこ
の近接スイッチを取付けて外乱がある状態での限界値オ
ンV1′及び限界値オフV4′を現在値の欄に黒色で表
示したものである。外乱を表示する場合には、あらかじ
め近接スイッチの工場出荷時に検出された閾値の上限値
V1と下限値V4とを表示器22のフルスケールに相当
するように対応付けておく必要がある。こうすれば表示
器の上端及び下端から図7に示すように外乱の影響によ
って振幅値の設定可能範囲が減少したことが認識でき
る。この限界値に加えてオン点閾値,オフ点閾値と現在
値とを図7のように表示する。
【0021】こうすれば外乱がある状態の設定可能な範
囲、その範囲の中で現在設定されている閾値及び使用中
の物体までの距離が認識できるため、適切な位置への取
付作業を行うことができる。又使用中の状態及び外乱の
有無を判別することも容易となる。
【0022】図8は本発明の第3実施形態による高周波
発振型近接スイッチの構成を示すブロック図である。本
実施形態の近接スイッチは発振周波数の変化に基づいて
物体の近接を検出する近接スイッチであり、発振周波数
を閾値としている。この近接スイッチの発振回路31は
検出コイルL2を含む共振回路と増幅器から成り立って
おり、その出力は波形整形回路32に入力される。波形
整形回路32は発振出力を方形波に変換するものであ
り、その出力は分周器33に入力される。一方この近接
スイッチには基準クロック信号を発振する発振回路34
を有しており、その出力は分周器35によって分周さ
れ、CPU36に入力される。CPU36は分周器35
の所定レベルのタイミングで分周器33から得られるパ
ルス数を計数するカウント手段36aと、カウント手段
36aのカウント値を閾値と比較する比較手段36b、
閾値を調整する閾値調整手段36cの機能、及び外乱を
検出する外乱検出手段36dの機能を有している。比較
手段36bからの出力は出力回路37に与えられ、物体
検知信号が外部に出力される。又操作部38からの自動
感度調整信号,外乱を検出するための割込信号,手動感
度調整時の閾値のアップダウン信号が入力される。そし
てCPU36の閾値調整手段36cによって調整される
閾値と外乱検出時のカウント手段36aのカウント値等
が閾値・余裕度出力回路39に与えられる。閾値・余裕
度出力回路39は第2実施形態と同様に、周波数の設定
の限界値と閾値及び余裕度を表示器40に出力するもの
である。
【0023】図9は検出物体までの距離に対する発振周
波数の変化を示すグラフである。本実施形態では物体ま
での距離に反比例して発振周波数が変化するため、周波
数を計測するカウント手段36aの計数値に対して閾値
が設定される。又設定可能範囲は、物体を近接スイッチ
に最も近づけたときの発振周波数f4から最も遠ざけて
発振周波数が変化する下限の周波数f1である。従って
自動感度調整又は手動感度調整により、閾値となる周波
数をこの範囲で変化させることにより、感度を設定する
ことができる。このような関係にあるため、オン点閾値
となる周波数f3とオフ点閾値となる周波数f2を表示
することは、距離を表示することと同等となる。この場
合にもオン点(f3)とオフ点(f2)とを独立して設
定することができる。即ち図10(a),(b)に示す
ように、閾値となる周波数f2,f3とその時点の周波
数によって、閾値の設定された位置や現在の物体の位置
を表示することができる。又同様にして現在の周波数と
周波数に対して設定された閾値との差からオン余裕度及
びオフ余裕度を認識することができる。この実施形態に
おいてもオン余裕度自体又はオン余裕度とオフ余裕度と
を表示するようにしてもよい。
【0024】又操作部38より割込入力によって外乱が
あった状態での感度の調整範囲を検出することができ
る。この場合にも発振周波数の閾値を連続して変化さ
せ、出力が反転する範囲を検出範囲とすることができ
る。この外乱がある状態でのオン限界値f1′,オフ限
界値f4′を図10(c)に示すように表示器40に表
示する。こうすれば外乱がある状態で設定されている閾
値を使用者が認識することができる。前述した各実施形
態と同様に、使用環境で外乱の影響をあった場合の限界
値の変化やオフ点閾値を同時に設定し又は表示すること
ができる。
【0025】尚本実施形態は高周波発振型近接スイッチ
について説明しているが、本発明は他の形式の種々の近
接スイッチや超音波スイッチ,光電スイッチに適用する
ことが可能である。
【0026】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本願の請求項
1〜3の発明によれば、取付時や感度設定時等において
余裕度が認識できるため、適切な取付位置を選択するこ
とができる。使用時にも余裕度が表示されるため、安定
して物体検知又は非検知状態にあるかどうかを認識する
ことができる。又請求項3の発明では、オン及びオフと
なる閾値を同時に設定することができる。又請求項4〜
7の発明では、閾値と現在値とをそのまま表示している
ため、取付時には感度設定値が妥当な値かどうかを判別
できる。又通常の動作時には余裕度を認識することがで
き、検出スイッチが正しい検出状態に保たれているかど
うかを判別することができるという効果が得られる。更
に請求項6では、外乱の影響がある場合にその設定可能
範囲を表示しているため、外乱が生じた場合に外乱によ
って閾値や感度の調整可能範囲がどのように変化したか
を認識することができる。従って使用者は設定している
感度や閾値との間の余裕が小さければ、取付方法や感度
を変化させたり、外乱の影響を除くといった対処が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による高周波発振型近
接スイッチのブロック図である。
【図2】物体までの距離に対する発振振幅の変化を示す
グラフである。
【図3】(a)は第1の実施形態による余裕度の表示例
を示す図、(b),(c)は第2の実施形態による余裕
度の表示例を示す図である。
【図4】閾値の設定時における近接スイッチと物体の関
係を示す図である。
【図5】閾値の設定動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施形態による高周波発振型近
接スイッチのブロック図である。
【図7】外乱による影響を示す表示例である。
【図8】本発明の第3の実施形態による高周波発振型近
接スイッチの構成を示すブロック図である。
【図9】検出物体までの距離に対する周波数の変化を示
すグラフである。
【図10】本実施形態による表示器の表示例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1,31 発振回路 2 P/H回路 3 A/D変換器 4,23 CPU 4a,36b 比較手段 4b,36c 閾値調整手段 4c,36d 外乱検出手段 5 出力回路 6,38 操作部 7 余裕度出力回路 8,22,40 表示器 21,39 閾値・余裕度出力回路 32 波形整形回路 33,35 分周回路 36a カウント手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検出対象の変化に応じて出力を変化させ
    る検出回路と、 前記検出回路の出力を閾値で弁別する比較手段と、 前記比較手段の閾値を調整する閾値調整手段と、 前記閾値調整手段による閾値調整を入力する操作手段
    と、 前記検出回路より得られる検出対象に応じた出力値と前
    記閾値調整手段によって調整された閾値との差を外部に
    出力する余裕度出力手段と、を具備することを特徴とす
    る検出スイッチ。
  2. 【請求項2】 前記閾値調整手段は、前記操作手段から
    の入力により閾値を直接変更するものであることを特徴
    とする請求項1記載の検出スイッチ。
  3. 【請求項3】 前記閾値調整手段は、物体を検知するオ
    ン点閾値と物体の非検知に反転するオフ点閾値とを設定
    するものであり、 前記余裕度出力手段は、オフ状態でのオン点閾値までの
    オフ余裕度と、オン状態でのオフ点閾値までのオン余裕
    度とを出力するものであることを特徴とする請求項1記
    載の検出スイッチ。
  4. 【請求項4】 検出対象の変化に応じて出力を変化させ
    る検出回路と、 前記検出回路の出力を閾値で弁別する比較手段と、 前記比較手段の閾値を調整する閾値調整手段と、 前記閾値調整手段による閾値調整を入力する操作手段
    と、 前記閾値調整手段によって調整された閾値と前記検出回
    路より得られる検出対象に応じた出力値とを同時に出力
    する閾値・余裕度出力手段と、を具備することを特徴と
    する検出スイッチ。
  5. 【請求項5】 前記閾値調整手段は、前記操作手段から
    の入力により閾値を直接変更するものであることを特徴
    とする請求項4記載の検出スイッチ。
  6. 【請求項6】 前記閾値調整手段によりその調整可能範
    囲を順次操作すると共に、前記比較手段より出力が得ら
    れる感度調整範囲を検出する外乱検出手段を有し、 前記閾値・余裕度出力手段は、前記外乱検出手段により
    検出された閾値調整の限界値を同時に出力するものであ
    ることを特徴とする請求項4記載の検出スイッチ。
  7. 【請求項7】 前記閾値調整手段は、物体を検知するオ
    ン点閾値と物体の非検知に反転するオフ点閾値とを設定
    するものであり、 前記閾値・余裕度出力手段は、オフ状態でのオン点閾値
    までのオフ余裕度と、オン状態でのオフ点閾値までのオ
    ン余裕度とを出力するものであることを特徴とする請求
    項4記載の検出スイッチ。
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