JPH09238443A - 減速部付モータ - Google Patents

減速部付モータ

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Publication number
JPH09238443A
JPH09238443A JP4506096A JP4506096A JPH09238443A JP H09238443 A JPH09238443 A JP H09238443A JP 4506096 A JP4506096 A JP 4506096A JP 4506096 A JP4506096 A JP 4506096A JP H09238443 A JPH09238443 A JP H09238443A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thrust member
armature shaft
armature
yoke
rotation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4506096A
Other languages
English (en)
Inventor
Mutsuo Tozawa
沢 陸奥雄 戸
Junichi Yamamura
村 純 一 山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Jidosha Denki Kogyo KK
Original Assignee
Jidosha Denki Kogyo KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Jidosha Denki Kogyo KK filed Critical Jidosha Denki Kogyo KK
Priority to JP4506096A priority Critical patent/JPH09238443A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウインドガラスが停止して出力軸が回転を拘
束された際に、ダンパの弾性復元力によってホイールギ
ヤをウオームにクリープさせないようにすることによ
り、ホイールギヤが変形したり、破損したりすることが
なく、信頼性の向上が図れる減速部付モータを提供す
る。 【解決手段】 アーマチュアシャフト7の少なくとも一
方の端部に配置され、ウインドガラスが全閉位置または
全開位置に到達して、出力軸11が回転を拘束された
際、ダンパの弾性復元力によりホイールギヤ9が戻り側
に回転するときに、アーマチュアシャフト7を予め定め
られた角度だけ戻し側に回転可能なアーマチュアシャフ
ト逆転規制部12、13を備えている減速部付モータ
1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ウインドガラス
を自動的に開けたり、閉めたりするのに利用され減速部
付モータに関する。
【0002】
【従来の技術】ウインドガラスを自動的に開けたり、閉
めたりする減速部付モータとしては、通電により回転す
るアーマチュアに有するアーマチュアシャフトにウオー
ムが設けられ、このウオームにホイールギヤが噛合って
おり、ホイールギヤに収められたゴム製のダンパを介し
て、ウインドガラスに連結される出力軸が結合されてい
るものが知られている。アーマチュアが回転すると、ウ
オームを介してホイールギヤが回転し、ホイールギヤの
回転力がダンパを介して出力軸に伝達されるため、ウイ
ンドガラスが全開位置または全閉位置まで移動される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した減
速部付モータにおいて、ウインドガラスが全開位置また
は全閉位置に到達した際、ウインドガラスが全開位置ま
たは全閉位置において車体側に押付けられてから通電が
カットされるため、その間も、アーマチュアは回転を続
け、ウインドガラスが移動を阻止されて出力軸が回転を
拘束されることによって、ホイールギヤに収められたダ
ンパが弾性変形された状態で、通電がカットされてアー
マチュアが回転を停止するようになっていた。そのた
め、ホイールギヤが樹脂製の場合、ウインドガラスが全
閉位置や全開位置にある間は、弾性変形したダンパが復
元する際の力がホイールギヤに加えられることにより、
ウオームに対してクリープ荷重がかかったままとなり、
いわゆる食らい付きの状態のとなるため、ホイールギヤ
が変形や破損(歯欠け)を起こす原因となりうるという
問題点があり、この問題点を解決することが課題となっ
ていた。
【0004】
【発明の目的】この発明に係わる減速部付モータは、ウ
インドガラスが停止して出力軸が回転を拘束された際
に、ダンパの弾性復元力によってホイールギヤをウオー
ムにクリープさせないようにすることにより、ホイール
ギヤが変形したり、破損したりすることのない信頼性の
ある減速部付モータを提供することを目的としている。
【0005】
【発明の構成】
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
わる減速部付モータでは、ヨークと、ヨークに結合され
たギヤケースと、ヨークの内側に取付けられたマグネッ
トと、マグネットの内側に配置され、正側または逆側の
通電により正回転または逆回転するアーマチュアと、ア
ーマチュアに有し、ヨークおよびギヤケースに回転可能
に支持されたアーマチュアシャフトと、アーマチュアシ
ャフトに形成されたウオームと、ウオームに噛合されて
回転するホイールギヤと、ホイールギヤに収容されたダ
ンパと、ダンパに結合されているとともに、ウインドガ
ラスに連結され、回転により、ウインドガラスを全閉位
置と全開位置とのあいだで移動可能な出力軸と、アーマ
チュアシャフトの少なくとも一方の端部に配置され、ウ
インドガラスが全閉位置または全開位置に到達して、出
力軸が回転を拘束された際、ダンパの弾性復元力により
ホイールギヤが戻り側に回転するときに、アーマチュア
シャフトを予め定められた角度だけ戻し側に回転可能な
アーマチュアシャフト逆転規制部を備えている構成とし
たことを特徴としている。
【0007】この発明の請求項2に係わる減速部付モー
タでは、ヨークと、ヨークに結合されたギヤケースと、
ヨークの内側に取付けられたマグネットと、マグネット
の内側に配置され、正側または逆側の通電により正回転
または逆回転するアーマチュアと、アーマチュアに有
し、ヨークおよびギヤケースに回転可能に支持されたア
ーマチュアシャフトと、アーマチュアシャフトに形成さ
れたウオームと、ウオームに噛合されて回転するホイー
ルギヤと、ホイールギヤに収容されたダンパと、ダンパ
に結合されているとともに、ウインドガラスに連結さ
れ、回転により、ウインドガラスを全閉位置と全開位置
とのあいだで移動可能な出力軸と、アーマチュアシャフ
トの一端部とヨークとのあいだに配置され、ウインドガ
ラスが全開位置に到達して、出力軸が回転を拘束された
際、ダンパの弾性復元力によりホイールギヤが戻り側に
回転するときに、アーマチュアシャフトとともに予め定
められた角度だけ回転してアーマチュアシャフトを拘束
可能な第1アーマチュアシャフト逆転規制部と、アーマ
チュアシャフトの他端部とギヤケースとのあいだに配置
され、ウインドガラスが全閉位置に到達して、出力軸が
回転を拘束された際、ダンパの弾性復元力によりホイー
ルギヤが戻り側に回転するときに、アーマチュアシャフ
トとともに予め定められた角度だけ回転してアーマチュ
アシャフトを拘束可能な第2アーマチュアシャフト逆転
規制部を備えている構成としたことを特徴としている。
【0008】この場合、ウインドガラスが全閉位置また
は全開位置に到達して出力軸が回転を拘束されることに
よって弾性変形されたダンパは、通電がカットされるこ
とによってアーマチュアシャフトが回転を停止した際
に、弾性的に復元することによりホイールギヤを戻し側
に回転させようとする。そのとき、第1、第2アーマチ
ュアシャフト逆転規制部は、ダンパによるホイールギヤ
の戻し側の回転力によってアーマチュアシャフトととも
に予め定められた角度だけ回転したうえでアーマチュア
シャフトを拘束するため、ダンパの弾性復元力によっ
て、ホイールギヤがウオームに食らい付くことがない。
【0009】この発明の請求項3に係わる減速部付モー
タでは、第1アーマチュアシャフト逆転規制部には、ア
ーマチュアシャフトの一端部側に配置された第1スラス
ト部材と、第1スラスト部材に対向するヨーク側に配置
されているとともに第1スラスト部材に当接されてい
て、第1スラスト部材に対する予め定められた回転角度
において第1スラスト部材に係止可能な第2スラスト部
材とが備えられ、第1スラスト部材は第2スラスト部材
に対するよりも大きい摩擦力でアーマチャアシャフト側
に当接され、第2スラスト部材は第1スラスト部材より
も大きい摩擦力でヨーク側に当接されており、第2アー
マチュアシャフト逆転規制部には、アーマチュアシャフ
トの他端部側に配置された第3スラスト部材と、第3ス
ラスト部材に対向するギヤケース側に配置されていると
ともに第3スラスト部材に当接されていて、第3スラス
ト部材に対する予め定められた回転角度において第3ス
ラスト部材に係止可能な第4スラスト部材とが備えら
れ、第3スラスト部材は第4スラスト部材に対するより
も大きい摩擦力でギヤケース側に当接され、第4スラス
ト部材は第3スラスト部材よりも大きい摩擦力でギヤケ
ース側に当接されている構成としたことを特徴としてい
る。
【0010】この場合、ウインドガラスが全閉位置また
は全開位置に到達して出力軸が回転を拘束されることに
よって弾性変形されたダンパは、通電がカットされるこ
とによってアーマチュアシャフトが回転を停止した際
に、弾性的に復元することによりホイールギヤを戻し側
に回転させようとする。そのとき、第1アーマチュアシ
ャフト逆転規制部の第1スラスト部材、第2アーマチュ
アシャフト逆転規制部の第3スラスト部材がダンパによ
るホイールギヤの戻し側の回転力によって、第1アーマ
チュアシャフト逆転規制部の第2スラスト部材、第2ア
ーマチュアシャフト逆転規制部の第4スラスト部材に係
止するまでの範囲で予め定められた角度だけアーマチュ
アシャフトとともに回転するため、ダンパの弾性復元力
によって、ホイールギヤがウオームに食らい付くことが
ない。
【0011】この発明の請求項4に係わる減速部付モー
タでは、第1アーマチュアシャフト逆転規制部に有する
第1スラスト部材には、アーマチュアシャフト側におい
てアーマチュアシャフトの一端部に形成された挿入部に
遊嵌可能な係合突部が備えられているとともに、第2ス
ラスト部材側においてアーマチュアシャフトの回転方向
に予め定められた角度範囲をもって凹状に形成された少
なくとも2個の回動範囲規制部が備えられ、第1アーマ
チュアシャフト逆転規制部に有する第2スラスト部材に
は、ヨーク側においてヨークに対して摺接可能な摺接部
を有するとともに、第1スラスト部材側において第1ス
ラスト部材の一対の回動範囲規制部のあいだに挿入可能
にして突起状に形成され、第1スラスト部材が予め定め
られた角度回転した際に、第1スラスト部材の回動範囲
規制部にそれぞれ係止されることにより、第1スラスト
部材の回転を拘束可能な少なくとも2個の係止部が備え
られ、第2アーマチュアシャフト逆転規制部に有する第
3スラスト部材には、アーマチュアシャフト側において
アーマチュアシャフトの他端部に形成された挿入部に遊
嵌可能な係合突部が備えられているとともに、第4スラ
スト部材側においてアーマチュアシャフトの回転方向に
予め定められた角度範囲をもって凹状に形成された少な
くとも2個の回動範囲規制部が備えられ、第2アーマチ
ュアシャフト逆転規制部に有する第4スラスト部材に
は、ギヤケース側においてギヤケースに対して摺接可能
な摺接部を有するとともに、第3スラスト部材側におい
て第3スラスト部材の一対の回動範囲規制部のあいだに
挿入可能にして突起状に形成され、第3スラスト部材が
予め定められた角度回転した際に、第3スラスト部材の
回動範囲規制部にそれぞれ係止されることにより、第3
スラスト部材の回転を拘束可能な少なくとも2個の係止
部が備えられている構成としたことを特徴としている。
【0012】この場合、ウインドガラスが全閉位置また
は全開位置に到達して出力軸が回転を拘束されることに
よって弾性変形されたダンパは、通電がカットされるこ
とによってアーマチュアシャフトが回転を停止した際
に、弾性的に復元することによりホイールギヤを戻し側
に回転させようとする。そのとき、第1アーマチュアシ
ャフト逆転規制部に有する第1スラスト部材の回動範囲
規制部、第2アーマチュアシャフト逆転規制部に有する
第3スラスト部材の回動範囲規制部がダンパによるホイ
ールギヤの戻し側の回転力によって、第1アーマチュア
シャフト逆転規制部に有する第2スラスト部材の係止
部、第2アーマチュアシャフト逆転規制部に有する第4
スラスト部材の係止部に係止するまでの範囲で予め定め
られた角度だけアーマチュアシャフトとともに回転する
ため、ダンパの弾性復元力によって、ホイールギヤがウ
オームに食らい付くことがない。
【0013】
【発明の作用】この発明の請求項1に係わる減速部付モ
ータにおいて、ウインドガラスが全閉位置または全開位
置に到達して出力軸が回転を拘束されることによって弾
性変形されたダンパは、通電がカットされることによっ
てアーマチュアシャフトが回転を停止した際に、弾性的
に復元することによりホイールギヤを戻し側に回転させ
ようとする。そのとき、アーマチュアシャフト逆転規制
部は、ダンパによるホイールギヤの戻し側の回転力によ
ってアーマチュアシャフトとともに予め定められた角度
だけ回転したうえでアーマチュアシャフトを拘束するた
め、ダンパの弾性復元力によって、ホイールギヤがウオ
ームに食らい付くことがない。
【0014】この発明の請求項2、請求項3、請求項4
に係わる減速部付モータにおいても、請求項1と同様に
して、アーマチュアシャフト逆転規制部は、ダンパによ
るホイールギヤの戻し側の回転力によってアーマチュア
シャフトとともに予め定められた角度だけ回転したうえ
でアーマチュアシャフトを拘束するため、ダンパの弾性
復元力によって、ホイールギヤがウオームに食らい付く
ことがない。
【0015】
【実施例】図1ないし図5にはこの発明に係わる減速部
付モータの一実施例が示されている。
【0016】図1に示される減速部付モータ(以下、パ
ワーウインドモータと称す。)1は、主として、ヨーク
2、ギヤケース3、マグネット4、マグネット5、アー
マチュア6、アーマチュアシャフト7、ウオームギヤ
8、ヘリカルギヤ9、ダンパ10、出力軸11、第1ア
ーマチュアシャフト逆転規制部12、第2アーマチュア
シャフト逆転規制部13から構成されている。
【0017】ヨーク2は、一端部が閉塞状をなしていて
他端部が開口状をなしており、内側にマグネット4、マ
グネット5が取付けられている。マグネット4、5は対
向位置にS極、N極が着磁されており、マグネット4、
5の内側に後述するアーマチュア6が配置されている。
【0018】ヨーク2の閉塞側端部の内側には、後述す
るアーマチュア6に備えたアーマチュアシャフト7の一
端部を回転可能に支持するための第1軸受14が取付け
られている。ヨーク2は開口側の端部がギヤケース3に
ビス15によりねじ止められている。
【0019】マグネット4、5の内側に配置されたアー
マチュア6には、鉄製のアーマチュアシャフト7のほぼ
中央に、予め定められたスロット数のコイル巻回部16
aを有するアーマチュアコア16が固定されているとと
もに、アーマチュアコア16の近くのアーマチュアシャ
フト7にコンミュテータ17が取付けられている。
【0020】アーマチュア6には、コンミュテータ17
の外周側に、上述したスロット数に対応して絶縁された
複数個のコンミュテータ片17aが設けられているた
め、各コンミュテータ片17aに電気的に接続されたう
えでアーマチュアコア16のコイル巻回部16aにアー
マチュアコイル18が巻かれている。
【0021】アーマチュア6のコンミュテータ17の外
側には、第1、第2ブラシ19、20が配置されてお
り、第1、第2ブラシ19、20は、ヨーク2の開口側
に取付けられたホルダベース21上でブラシホルダ2
2、23により各コンミュテータ片17aに押圧された
状態で保持されているとともに、図2に示される外部接
続配線24によって外部のパワーウインド制御回路に電
気的に接続される。
【0022】アーマチュア6のアーマチュアシャフト7
の他端部は、ギヤケース3の内部に形成されたシャフト
孔3a内に突出されていて、ウオーム8が形成されてお
り、ギヤケース3のヨーク2側の一端部に取付けられた
第2軸受25と、ギヤケース3の端部に取付けられた第
3軸受26とによって回転可能に支持されている。ウオ
ーム8は後述する減速部となるヘリカルギヤ9に噛合っ
ている。そして、アーマチュアシャフト7には、一端部
において丸孔状をなす第1挿入部7aが形成されている
とともに、他端部において上述した第1挿入部7aと対
向配置された第2挿入部7bが形成されている。
【0023】ヘリカルギヤ9は、図2に示されるよう
に、アーマチュアシャフト7のウオーム8に噛合される
歯部9aの内側に多角形の凹状をなすダンパ収容部9b
が形成されており、このダンパ収容部9b内に、ダンパ
収容部9bと相似形状であってゴム製のダンパ10が嵌
入されている。ダンパ10は、ウインドガラスが全閉位
置あるいは全開位置において車体側に衝突する際に、出
力軸11に加えられる衝撃力を弾性的に吸収するととも
に、ウインドガラスが全閉位置において車体側に締め切
られる際に、弾性変形することによって車体に対する密
着性をよくする機能をもつ。
【0024】ダンパ10の中央には、金属製でコ字形状
のハブ10aが取付けられており、このハブ10aに出
力軸11が結合されている。出力軸11は、ギヤケース
3の外側で図示しないガラス昇降機構を介してウインド
ガラスに連結されるため、上述したパワーウインド制御
回路に設けられたパワーウインドスイッチが開側に切換
えられることによって、正側の電流が第1、第2ブラシ
19、20に供給されると、アーマチュア6のアーマチ
ュアコイル18が順次励磁され、アーマチュアコイル1
8が発生した磁力とマグネット4、5が発生している磁
力との相互作用によってアーマチュアシャフト7が正回
転し、アーマチュアシャフト7が正回転することによっ
て、ウオーム8に噛合うヘリカルギヤ9が正回転してウ
インドガラスを全開位置に向けて移動させる。これに反
して、パワーウインドスイッチが閉側に切換えられるこ
とによって、逆側の電流が第1、第2ブラシ19、20
に供給されると、アーマチュアシャフト7が逆回転し、
ウオーム8に噛合うヘリカルギヤ9が逆回転してウイン
ドガラスを全閉位置に向けて移動させる。
【0025】一方、上述したアーマチュアシャフト7の
一端部とヨーク2とのあいだには第1アーマチュアシャ
フト逆転規制部12が配置され、アーマチュアシャフト
7の他端部とギヤケース3とのあいだには第2アーマチ
ュアシャフト逆転規制部13が配置されている。
【0026】第1アーマチュアシャフト逆転規制部12
には、第1スラスト部材12a、第2スラスト部材12
bが備えられており、第2アーマチュアシャフト逆転規
制部13には、第3スラスト部材13a、第4スラスト
部材13bが備えられている。第1、第2、第3、第4
スラスト部材12a、12b、13a、13bは、いず
れもテフロンなど同一素材同士では摩擦抵抗係数が小さ
くなり、異種のものに対して摩擦抵抗係数が大きくなる
樹脂を素材として成形されている。
【0027】第1アーマチュアシャフト逆転規制部12
の第1スラスト部材12aには、図4に示されるよう
に、アーマチュアシャフト7よりも小さい外径をもち、
略円柱形に形成された第1スラスト部材本体12a1の
アーマチュアシャフト7側に、アーマチュアシャフト7
の第1挿入部7aの内径よりも小さい外径の円柱形であ
って、アーマチュアシャフト7側に突出した係合突部1
2a2が形成されており、この係合突部12a2は、突
出寸法が第1挿入部7aの深さ寸法よりも小さいため、
第1挿入部7aに対して遊嵌される。
【0028】そして、係合突部12a2がアーマチュア
シャフト7の第1挿入部7aに遊嵌された第1スラスト
部材12aは、アーマチュアシャフト7の一端部から所
定の遊び寸法を介して離れて配置されているため、アー
マチュアシャフト7にスラスト荷重がかかってアーマチ
ュアシャフト7が軸方向に移動することによって当接し
た際、アーマチュアシャフト7が鉄製であってテフロン
樹脂とは異種であるため、第2スラスト部材12bに対
するよりも大きな摩擦力でアーマチュアシャフト7側に
支持され、これに反して、アーマチュアシャフト7にス
ラスト荷重がかからない際は、上述した遊び寸法をもっ
てアーマチュアシャフト7に対する小さい摩擦力で摺接
する。
【0029】また、第1スラスト部材12aには、第1
スラスト部材本体12a1のヨーク2側の対向する2個
所に、アーマチュアシャフト7の回転方向に沿って予め
定められた90度の範囲をもってそれぞれ凹状に形成さ
れた回動範囲規制部12a3、12a4が形成されてい
る。回動範囲規制部12a3、12a4内には、後述す
る第2スラスト部材12bに形成された係止部12b
2、12b3がそれぞれ挿入される。
【0030】第2スラスト部材12bには、第1スラス
ト部材12aとほぼ同一の外径をもち、略円盤形に形成
された第2スラスト部材本体12b1のヨーク2側に、
平面状をなす摺接部12b4が形成されている。摺接部
12b4は、ヨーク2が鉄製であってテフロン樹脂とは
異種であるため、第1スラスト部材12aに対するより
も大きな摩擦力でヨーク2側に支持されている。
【0031】第2スラスト部材12bの第1スラスト部
材12a側には、第1スラスト部材12aに向け板状に
して突出形成された係止部12b2、12b3が備えら
れている。係止部12b2、12b3は、第1スラスト
部材12aの回動範囲規制部12a3、12a4内に挿
入されている。
【0032】第1アーマチュアシャフト逆転規制部12
は、アーマチュアシャフト7が正回転または逆回転する
ことによって、ヘリカルギヤ9からアーマチュアシャフ
ト7の軸方向にスラスト荷重がかかっていない図5に示
される定格時においては、第1スラスト部材12aがア
ーマチュアシャフト7に対して所定の遊び寸法を介して
離れた状態となっているため、第1スラスト部材12a
の回動範囲規制部12a3、12a4が第2スラスト部
材12bの係止部12b2、12b3に係止したとして
も、アーマチュアシャフト7の回転を拘束しない機能を
もつ。
【0033】上記とは異なり、アーマチュアシャフト7
が正回転し、ウインドガラスが全開位置に到達して移動
を阻止されることにより、出力軸11が正回転を拘束さ
れた図5に示される衝撃ピーク値において、アーマチュ
アコイル18に対する通電がカットオフされるまでのあ
いだはアーマチュアシャフト7が正回転を続けるため、
ウオーム8の正方向の回転力によってヘリカルギヤ9が
正回転してダンパ10が弾性変形され、アーマチュアコ
イル18に対する通電がカットオフされると同時に、ダ
ンパ10が弾性的に復元することによって、ヘリカルギ
ヤ9が戻し側に回転(逆回転)され、ヘリカルギヤ9が
戻り側に回転することによって、ウオーム8を介してア
ーマチュアシャフト7がヨーク2側にスラスト荷重をか
けられながら逆回転すると、第1アーマチュアシャフト
逆転規制部12は、第1スラスト部材12aがアーマチ
ュアシャフト7とのあいだの遊び寸法をつめられてアー
マチュアシャフト7に大きい摩擦力で当接してアーマチ
ュアシャフト7と一体的に回転する。そのとき、第2ス
ラスト部材12bは、摺接部12b4がヨーク2に対し
て大きい摩擦力で当接しているため、第1スラスト部材
12aの回動範囲規制部12a3、12a4が第2スラ
スト部材12bの係止部12b2、12b3に係止する
までのあいだは、図5に示されるように、アーマチュア
シャフト7は逆回転が許容されてアーマチュアシャフト
逆戻りによる力の緩和が行われ、アーマチュアシャフト
7がほぼ90度逆回転したところで、第1スラスト部材
12aの回動範囲規制部12a3、12a4が第2スラ
スト部材12bの係止部12b2、12b3に係止する
ため、第1スラスト部材12aがアーマチュアシャフト
7に一体的に結合されてアーマチュアシャフト7の逆回
転を拘束し、停止する機能をもつ。
【0034】第2アーマチュアシャフト逆転規制部13
の第3スラスト部材13aは、第1アーマチュアシャフ
ト逆転規制部12の第1スラスト部材12aと同一の形
状であり、図4に示されるように、アーマチュアシャフ
ト7よりも小さい外径をもち、略円柱形に形成された第
3スラスト部材本体13a1のアーマチュアシャフト7
側に、アーマチュアシャフト7の第2挿入部7bの内径
よりも小さい外径の円柱形であって、アーマチュアシャ
フト7側に突出した係合突部13a2が形成されてお
り、この係合突部13a2は、突出寸法が第2挿入部7
bの深さ寸法よりも小さいため、第2挿入部7bに対し
て遊嵌される。
【0035】そして、係合突部13a2がアーマチュア
シャフト7の第2挿入部7bに遊嵌された第3スラスト
部材13aは、アーマチュアシャフト7の他端部から所
定の遊び寸法を介して離れて配置されているため、アー
マチュアシャフト7にスラスト荷重がかかってアーマチ
ュアシャフト7が軸方向に移動することによって当接し
た際、アーマチュアシャフト7が鉄製であってテフロン
樹脂とは異種であるため、第4スラスト部材13bに対
するよりも大きな摩擦力でアーマチュアシャフト7側に
支持され、これに反して、アーマチュアシャフト7にス
ラスト荷重がかからない際は、上述した遊び寸法をもっ
てアーマチュアシャフト7に対する小さい摩擦力で摺接
する。
【0036】また、第3スラスト部材13aには、第3
スラスト部材本体13a1のギヤケース3側の対向する
2個所に、アーマチュアシャフト7の回転方向に沿って
予め定められた90度の範囲をもってそれぞれ凹状に形
成された回動範囲規制部13a3、13a4が形成され
ている。回動範囲規制部13a3、13a4内には、後
述する第4スラスト部材13bに形成された係止部13
b2、13b3がそれぞれ挿入される。
【0037】第2アーマチュアシャフト逆転規制部13
の第4スラスト部材13bは、第1アーマチュアシャフ
ト逆転規制部12の第2スラスト部材12bと同一の形
状であって、第4スラスト部材13bには、第3スラス
ト部材13aとほぼ同一の外径をもち、略円盤形に形成
された第4スラスト部材本体13b1のギヤケース3側
に、平面状をなす摺接部13b4が形成されている。摺
接部13b4は、ギヤケース3に有するシャフト孔3a
の端部に配置された端板27に当接されており、この端
板27が鉄製であってテフロン樹脂とは異種であるた
め、第3スラスト部材13aに対するよりも大きな摩擦
力で端板27に支持されている。
【0038】第4スラスト部材13bの第3スラスト部
材13a側には、第3スラスト部材13aに向け板状に
して突出形成された係止部13b2、13b3が備えら
れている。係止部13b2、13b3は、第3スラスト
部材13aの回動範囲規制部13a3、13a4内に挿
入されている。
【0039】第2アーマチュアシャフト逆転規制部13
は、アーマチュアシャフト7が正回転または逆回転する
ことによって、ヘリカルギヤ9からアーマチュアシャフ
ト7の軸方向にスラスト荷重がかかっていない図5に示
される定格時においては、第3スラスト部材13aがア
ーマチュアシャフト7に対して所定の遊び寸法を介して
離れた状態となっているため、第3スラスト部材13a
の回動範囲規制部13a3、13a4が第4スラスト部
材13bの係止部13b2、13b3に係止したとして
も、アーマチュアシャフト7の回転を拘束しない機能を
もつ。
【0040】上記とは異なり、アーマチュアシャフト7
が逆回転し、ウインドガラスが全閉位置に到達して移動
を阻止されることにより出力軸11が逆回転を拘束され
た図5に示される衝撃ピーク値において、アーマチュア
コイル18に対する通電がカットオフされるまでのあい
だはアーマチュアシャフト7が逆回転を続けるため、ヘ
リカルギヤ9が逆回転してダンパ10が弾性変形され、
アーマチュアコイル18に対する通電がカットオフされ
ると同時に、ダンパ10が弾性的に復元することによっ
て、ヘリカルギヤ9が戻し側に回転(正回転)され、ヘ
リカルギヤ9が戻り側に回転することによって、ウオー
ム8を介してアーマチュアシャフト7がギヤケース3側
にスラスト荷重をかけられながら正回転すると、第2ア
ーマチュアシャフト逆転規制部13は、第3スラスト部
材13aがアーマチュアシャフト7とのあいだの遊び寸
法をつめられてアーマチュアシャフト7に大きい摩擦力
で当接してアーマチュアシャフト7と一体的に回転す
る。そのとき、第4スラスト部材13bは、摺接部13
b4が端板27に対して大きい摩擦力で当接しているた
め、第3スラスト部材13aの回動範囲規制部13a
3、13a4が第4スラスト部材13bの係止部13b
2、13b3に係止するまでのあいだは、図5に示され
るように、アーマチュアシャフト7は正回転が許容され
てアーマチュアシャフト逆戻りによる力の緩和が行わ
れ、アーマチュアシャフト7がほぼ90度正回転したと
ころで、第3スラスト部材13aの回動範囲規制部13
a3、13a4が第4スラスト部材13bの係止部13
b2、13b3に係止するため、第3スラスト部材13
aがアーマチュアシャフト7に一体的に結合されてアー
マチュアシャフト7の正回転を拘束し、停止する機能を
もつ。
【0041】このような構造を有するパワーウインドモ
ータ1は、ギヤケース3がドアパネルの内側に取付けら
れ、出力軸11がガラス昇降機構を介してウインドガラ
スに連結され、外部接続配線24がパワーウインド制御
回路に電気的に接続されて車体に取付けられる。
【0042】そこで、パワーウインド制御回路に備えた
パワーウインドスイッチが開側に切換えられることによ
って、第1、第2ブラシ19、20に正側の電流が供給
されると、アーマチュアシャフト7が正回転し、ウオー
ム8に噛合うヘリカルギヤ9が正回転してウインドガラ
スが全開位置に向けて移動する。
【0043】ウインドガラスが全開位置に向けて移動し
ている間、アーマチュアシャフト7は、ヘリカルギヤ9
から軸方向にスラスト荷重がかからないため、第1アー
マチュアシャフト逆転規制部12の第1スラスト部材1
2および第2アーマチュアシャフト逆転規制部13の第
3スラスト部材13aは、アーマチュアシャフト7に対
して所定の遊び寸法を介して離れた状態となり、アーマ
チュアシャフト7の回転を拘束しない。
【0044】ウインドガラスが全開位置に到達して車体
に衝突することにより、出力軸11が正回転を拘束され
た際、アーマチュアコイル18に対する通電がカットオ
フされるまでのあいだはアーマチュアシャフト7が正回
転を続けるため、ウオーム8の正方向の回転力によって
ヘリカルギヤ9が正回転してダンパ10が弾性変形さ
れ、アーマチュアコイル18に対する通電がカットオフ
されると同時に、ダンパ10が弾性的に復元することに
よって、ヘリカルギヤ9が戻し側に回転され、ヘリカル
ギヤ9が戻り側に回転することによって、ウオーム8を
介してアーマチュアシャフト7がヨーク2側にスラスト
荷重をかけられながら逆回転する。
【0045】そして、アーマチュアシャフト7がヨーク
2側にスラスト荷重をかけられながら逆回転することに
より、第1アーマチュアシャフト逆転規制部12は、第
1スラスト部材12aがアーマチュアシャフト7とのあ
いだの遊び寸法をつめられてアーマチュアシャフト7に
大きい摩擦力で当接してアーマチュアシャフト7と一体
的に回転し、第2スラスト部材12bは、摺接部12b
4がヨーク2に対して大きい摩擦力で当接しているた
め、第1スラスト部材12aの回動範囲規制部12a
3、12a4が第2スラスト部材12bの係止部12b
2、12b3に係止するまでのあいだは、アーマチュア
シャフト7は逆回転が許容され、アーマチュアシャフト
7がほぼ90度逆回転したところで、第1スラスト部材
12aの回動範囲規制部12a3、12a4が第2スラ
スト部材12bの係止部12b2、12b3に係止する
ため、第1スラスト部材12aがアーマチュアシャフト
7に一体的に結合された状態で、アーマチュアシャフト
7が逆回転を拘束されて停止する。
【0046】一方、ウインドガラスが全開位置にある状
態で、パワーウインドスイッチが閉側に切換えられるこ
とによって、第1、第2ブラシ19、20に逆側の電流
が供給されると、アーマチュアシャフト7が逆回転し、
ウオーム8に噛合うヘリカルギヤ9が逆回転してウイン
ドガラスが全開位置に向けて移動する。
【0047】ウインドガラスが全閉位置に向けて移動し
ている間、アーマチュアシャフト7は、ヘリカルギヤ9
から軸方向にスラスト荷重がかからないため、第1アー
マチュアシャフト逆転規制部12の第2スラスト部材1
2aおよび第2アーマチュアシャフト逆転規制部13の
第3スラスト部材13aは、アーマチュアシャフト7に
対して所定の遊び寸法を介して離れた状態となり、アー
マチュアシャフト7の回転を拘束しない。
【0048】ウインドガラスが全閉位置に到達して車体
に衝突することにより、出力軸11が逆回転を拘束され
た際、アーマチュアコイル18に対する通電がカットオ
フされるまでのあいだはアーマチュアシャフト7が逆回
転を続けるため、ウオーム8の逆方向の回転力によって
ヘリカルギヤ9が逆回転してダンパ10が弾性変形さ
れ、アーマチュアコイル18に対する通電がカットオフ
されると同時に、ダンパ10が弾性的に復元することに
よって、ヘリカルギヤ9が戻し側に回転され、ヘリカル
ギヤ9が戻り側に回転することによって、ウオーム8を
介してアーマチュアシャフト7がギヤケース3側にスラ
スト荷重をかけられながら正回転する。
【0049】そして、アーマチュアシャフト7がギヤケ
ース3側にスラスト荷重をかけられながら正回転するこ
とにより、第2アーマチュアシャフト逆転規制部13
は、第3スラスト部材13aがアーマチュアシャフト7
とのあいだの遊び寸法をつめられてアーマチュアシャフ
ト7に大きい摩擦力で当接してアーマチュアシャフト7
と一体的に回転し、第4スラスト部材13bは、摺接部
13b4がギヤケース33に対して大きい摩擦力で当接
しているため、第3スラスト部材13aの回動範囲規制
部13a3、13a4が第4スラスト部材13bの係止
部13b2、13b3に係止するまでのあいだは、アー
マチュアシャフト7は正回転が許容され、アーマチュア
シャフト7がほぼ90度正回転したところで、第3スラ
スト部材13aの回動範囲規制部13a3、13a4が
第4スラスト部材13bの係止部13b2、13b3に
係止するため、第3スラスト部材13aがアーマチュア
シャフト7に一体的に結合された状態で、アーマチュア
シャフト7が正回転を拘束されて停止する。
【0050】上述したように、第1アーマチュアシャフ
ト逆転規制部12は、アーマチュアシャフト7が正回転
している間は、アーマチュアシャフト7の回転を拘束す
ることはなく、出力軸11が正回転をロックされた状態
において、アーマチュアシャフト7が正回転を続けるこ
とにより、弾性変形によってダンパ10に蓄えられた力
でヘリカルギヤ9が逆回転する際に、ヘリカルギヤ9の
回転力によってアーマチュアシャフト7をほぼ90度逆
回転させることによって、ヘリカルギヤ9とウオーム8
との食らい付きを解消するものとなる。
【0051】また、第2アーマチュアシャフト逆転規制
部13は、アーマチュアシャフト7が逆回転している間
は、アーマチュアシャフト7の回転を拘束することはな
く、出力軸11が逆回転をロックされた状態において、
アーマチュアシャフト7が逆回転を続けることにより、
弾性変形によってダンパ10に蓄えられた力でヘリカル
ギヤ9が正回転する際に、ヘリカルギヤ9の回転力によ
ってアーマチュアシャフト7をほぼ90度正回転させる
ことによって、ヘリカルギヤ9とウオーム8との食らい
付きを解消するものとなる。
【0052】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の請
求項1に係わる減速部付モータによれば、ウインドガラ
スが全閉位置または全開位置に到達して出力軸が回転を
拘束されることによって弾性変形されたダンパは、通電
がカットされることによってアーマチュアシャフトが回
転を停止した際に、弾性的に復元することによりホイー
ルギヤを戻し側に回転させようとし、そのとき、アーマ
チュアシャフト逆転規制部は、ダンパによるホイールギ
ヤの戻し側の回転力によってアーマチュアシャフトとと
もに予め定められた角度だけ回転したうえでアーマチュ
アシャフトを拘束するため、ダンパの弾性復元力によっ
て、ホイールギヤがウオームに食らい付くことがないの
で、ウインドガラスが停止して出力軸が回転を拘束され
た際に、ダンパの弾性復元力によってホイールギヤをウ
オームにクリープさせないようにすることにより、ホイ
ールギヤが変形したり、破損したりすることがなく、結
果的に、信頼性の向上が図れるという優れた効果を奏す
る。
【0053】この発明の請求項2、請求項3、請求項4
に係わる減速部付モータにおいても、請求項1と同様に
して、ウインドガラスが停止して出力軸が回転を拘束さ
れた際に、ダンパの弾性復元力によってホイールギヤを
ウオームにクリープさせないようにすることにより、ホ
イールギヤが変形したり、破損したりすることがなく、
結果的に、信頼性の向上が図れるという優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる減速部付モータの一実施例の
部分縦断側面図である。
【図2】図1に示した減速部付モータにおいてのダンパ
まわりの縦断面図である。
【図3】図1に示した減速部付モータの(A−A)線断
面図である。
【図4】図1に示した減速部付モータにおいてのアーマ
チュアシャフト逆転規制部の各部品の組付け関係を説明
する外観斜視図である。
【図5】図1に示した減速部付モータにおいてのウオー
ムとヘリカルギヤに加わる力を時間を追って説明したグ
ラフである。
【符号の説明】
1 (減速部付モータ)パワーウインドモータ 2 ヨーク 3 ギヤケース 4 マグネット 5 マグネット 6 アーマチュア 7 アーマチュアシャフト 7a (挿入部)第1挿入部 7b (挿入部)第2挿入部 8 ウオーム 9 (ホイールギヤ)ヘリカルギヤ 10 ダンパ 11 出力軸 12 (アーマチュアシャフト逆転規制部)第1アーマ
チュアシャフト逆転規制部 12a 第1スラスト部材 12a2 係合突部 12a3 回動範囲規制部 12a4 回動範囲規制部 12b 第2スラスト部材 12b2 係止部 12b3 係止部 12b4 摺接部 13 (アーマチュアシャフト逆転規制部)第2アーマ
チュアシャフト逆転規制部 13a 第3スラスト部材 13a2 係合突部 13a3 回動範囲規制部 13a4 回動範囲規制部 13b 第4スラスト部材 13b2 係止部 13b3 係止部 13b4 摺接部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヨークと、 上記ヨークに結合されたギヤケースと、 上記ヨークの内側に取付けられたマグネットと、 上記マグネットの内側に配置され、正側または逆側の通
    電により正回転または逆回転するアーマチュアと、 上記アーマチュアに有し、ヨークおよびギヤケースに回
    転可能に支持されたアーマチュアシャフトと、 上記アーマチュアシャフトに形成されたウオームギヤ
    と、 上記ウオームに噛合されて回転するホイールギヤと、 上記ホイールギヤに収容されたダンパと、 上記ダンパに結合されているとともに、ウインドガラス
    に連結され、回転により、該ウインドガラスを全閉位置
    と全開位置とのあいだで移動可能な出力軸と、 上記アーマチュアシャフトの少なくとも一方の端部に配
    置され、該ウインドガラスが全閉位置または全開位置に
    到達して、該出力軸が回転を拘束された際、上記ダンパ
    の弾性復元力により上記ホイールギヤが戻り側に回転す
    るときに、該アーマチュアシャフトを予め定められた角
    度だけ戻し側に回転可能なアーマチュアシャフト逆転規
    制部を備えていることを特徴とする減速部付モータ。
  2. 【請求項2】 ヨークと、 上記ヨークに結合されたギヤケースと、 上記ヨークの内側に取付けられたマグネットと、 上記マグネットの内側に配置され、正側または逆側の通
    電により正回転または逆回転するアーマチュアと、 上記アーマチュアに有し、ヨークおよびギヤケースに回
    転可能に支持されたアーマチュアシャフトと、 上記アーマチュアシャフトに形成されたウオームと、 上記ウオームに噛合されて回転するホイールギヤと、 上記ホイールギヤに収容されたダンパと、 上記ダンパに結合されているとともに、ウインドガラス
    に連結され、回転により、該ウインドガラスを全閉位置
    と全開位置とのあいだで移動可能な出力軸と、 上記アーマチュアシャフトの一端部と上記ヨークとのあ
    いだに配置され、該ウインドガラスが全開位置に到達し
    て、該出力軸が回転を拘束された際、上記ダンパの弾性
    復元力により上記ホイールギヤが戻り側に回転するとき
    に、該アーマチュアシャフトとともに予め定められた角
    度だけ回転して該アーマチュアシャフトを拘束可能な第
    1アーマチュアシャフト逆転規制部と、 上記アーマチュアシャフトの他端部と上記ギヤケースと
    のあいだに配置され、該ウインドガラスが全閉位置に到
    達して、該出力軸が回転を拘束された際、上記ダンパの
    弾性復元力により上記ホイールギヤが戻り側に回転する
    ときに、該アーマチュアシャフトとともに予め定められ
    た角度だけ回転して該アーマチュアシャフトを拘束可能
    な第2アーマチュアシャフト逆転規制部を備えているこ
    とを特徴とする減速部付モータ。
  3. 【請求項3】 第1アーマチュアシャフト逆転規制部に
    は、アーマチュアシャフトの一端部側に配置された第1
    スラスト部材と、該第1スラスト部材に対向するヨーク
    側に配置されているとともに該第1スラスト部材に当接
    されていて、第1スラスト部材に対する予め定められた
    回転角度において該第1スラスト部材に係止可能な第2
    スラスト部材とが備えられ、該第1スラスト部材は第2
    スラスト部材に対するよりも大きい摩擦力でアーマチャ
    アシャフト側に当接され、該第2スラスト部材は第1ス
    ラスト部材よりも大きい摩擦力でヨーク側に当接されて
    おり、 第2アーマチュアシャフト逆転規制部には、アーマチュ
    アシャフトの他端部側に配置された第3スラスト部材
    と、該第3スラスト部材に対向するギヤケース側に配置
    されているとともに該第3スラスト部材に当接されてい
    て、第3スラスト部材に対する予め定められた回転角度
    において該第3スラスト部材に係止可能な第4スラスト
    部材とが備えられ、該第3スラスト部材は第4スラスト
    部材に対するよりも大きい摩擦力でギヤケース側に当接
    され、該第4スラスト部材は第3スラスト部材よりも大
    きい摩擦力でギヤケース側に当接されている請求項2に
    記載の減速部付モータ。
  4. 【請求項4】 第1アーマチュアシャフト逆転規制部に
    有する第1スラスト部材には、アーマチュアシャフト側
    においてアーマチュアシャフトの一端部に形成された挿
    入部に遊嵌可能な係合突部が備えられているとともに、
    第2スラスト部材側においてアーマチュアシャフトの回
    転方向に予め定められた角度範囲をもって凹状に形成さ
    れた少なくとも2個の回動範囲規制部が備えられ、 第1アーマチュアシャフト逆転規制部に有する第2スラ
    スト部材には、ヨーク側においてヨークに対して摺接可
    能な摺接部を有するとともに、第1スラスト部材側にお
    いて第1スラスト部材の一対の回動範囲規制部のあいだ
    に挿入可能にして突起状に形成され、第1スラスト部材
    が予め定められた角度回転した際に、第1スラスト部材
    の回動範囲規制部にそれぞれ係止されることにより、第
    1スラスト部材の回転を拘束可能な少なくとも2個の係
    止部が備えられ、 第2アーマチュアシャフト逆転規制部に有する第3スラ
    スト部材には、アーマチュアシャフト側においてアーマ
    チュアシャフトの他端部に形成された挿入部に遊嵌可能
    な係合突部が備えられているとともに、第4スラスト部
    材側においてアーマチュアシャフトの回転方向に予め定
    められた角度範囲をもって凹状に形成された少なくとも
    2個の回動範囲規制部が備えられ、 第2アーマチュアシャフト逆転規制部に有する第4スラ
    スト部材には、ギヤケース側においてギヤケースに対し
    て摺接可能な摺接部を有するとともに、第3スラスト部
    材側において第3スラスト部材の一対の回動範囲規制部
    のあいだに挿入可能にして突起状に形成され、第3スラ
    スト部材が予め定められた角度回転した際に、第3スラ
    スト部材の回動範囲規制部にそれぞれ係止されることに
    より、第3スラスト部材の回転を拘束可能な少なくとも
    2個の係止部が備えられていることを特徴とする請求項
    3に記載の減速部付モータ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100364914B1 (ko) * 2000-12-18 2002-12-18 주식회사 캄코 파워 윈도우 모터의 드라이버용 이중 댐핑 구조
KR100364913B1 (ko) * 2000-12-16 2002-12-18 주식회사 캄코 파워 윈도우 모터의 드라이버용 다중 댐핑 구조

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100364913B1 (ko) * 2000-12-16 2002-12-18 주식회사 캄코 파워 윈도우 모터의 드라이버용 다중 댐핑 구조
KR100364914B1 (ko) * 2000-12-18 2002-12-18 주식회사 캄코 파워 윈도우 모터의 드라이버용 이중 댐핑 구조

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