JPH09240155A - 受容層転写シートおよび転写用受容層付き感熱転写記録媒体 - Google Patents
受容層転写シートおよび転写用受容層付き感熱転写記録媒体Info
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- JPH09240155A JPH09240155A JP8056148A JP5614896A JPH09240155A JP H09240155 A JPH09240155 A JP H09240155A JP 8056148 A JP8056148 A JP 8056148A JP 5614896 A JP5614896 A JP 5614896A JP H09240155 A JPH09240155 A JP H09240155A
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- Japan
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- dye
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Abstract
(57)【要約】
【課題】受容層は転写の切れ性がよくバリやカケが生じ
ず、また物体剥がれ難く安定して画像を保持出来、また
受容層が染料によって汚染され難いこと(例えば製造時
や保存時)、以上を満足できる受容層転写シートおよび
転写用受容層付き感熱転写記録媒体を提供する。 【解決手段】染料受容層を含む層が基材フィルムの片面
に剥離可能に設けてあり、該染料受容層の表面にはスチ
レン−アクリル共重合樹脂からなる接着層がある受容層
転写シート、それから、染料受容層を含む層が基材フィ
ルムの片面に剥離可能に設けてあり、該染料受容層の表
面にはスチレン−アクリル共重合樹脂からなる接着層が
あり、且つ該基材フィルムの片面には昇華性染料を用い
た感熱転写インキ層が設けられている転写用受容層付き
感熱転写記録媒体。
ず、また物体剥がれ難く安定して画像を保持出来、また
受容層が染料によって汚染され難いこと(例えば製造時
や保存時)、以上を満足できる受容層転写シートおよび
転写用受容層付き感熱転写記録媒体を提供する。 【解決手段】染料受容層を含む層が基材フィルムの片面
に剥離可能に設けてあり、該染料受容層の表面にはスチ
レン−アクリル共重合樹脂からなる接着層がある受容層
転写シート、それから、染料受容層を含む層が基材フィ
ルムの片面に剥離可能に設けてあり、該染料受容層の表
面にはスチレン−アクリル共重合樹脂からなる接着層が
あり、且つ該基材フィルムの片面には昇華性染料を用い
た感熱転写インキ層が設けられている転写用受容層付き
感熱転写記録媒体。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、昇華転写による画
像を設けたい物体がたとえ昇華性染料に対して良好な可
染性を持たない物体であっても、昇華性染料に対して良
好な可染性を有する染料受容層を当該物体上に転写によ
り設けるのに好適な受容層転写シート、ならびに昇華性
染料を用いた感熱転写インキ層と前記の転写可能な受容
層を共に備えて昇華転写画像を能率よく形成することに
好適な転写用受容層付き感熱転写記録媒体に関するもの
である。
像を設けたい物体がたとえ昇華性染料に対して良好な可
染性を持たない物体であっても、昇華性染料に対して良
好な可染性を有する染料受容層を当該物体上に転写によ
り設けるのに好適な受容層転写シート、ならびに昇華性
染料を用いた感熱転写インキ層と前記の転写可能な受容
層を共に備えて昇華転写画像を能率よく形成することに
好適な転写用受容層付き感熱転写記録媒体に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】サーマルヘッド等を用いて文字や画像を
記録する感熱転写記録方式の1つに、分散染料の熱拡散
性を利用する方式がある。これによると、優れた階調性
を有するカラー画像を得られるという利点がある。しか
しこの方式を採用した場合には、専用の染料受容層がな
ければ当該染料を発色させることが出来ない。というの
は、画像を記録しようとする物体の材料には当該染料に
対して良好な可染性を持つものとそうでないものの両方
が存在するからであり、多くの材料は一般に後者に当て
はまるのである。そのため、昇華性染料に対して良好な
可染性を持たない物体にどうしても昇華染料による画像
を形成する(当該物体上で昇華染料を所定の画像状で発
色させる)為には、例えば専用の染料受容層を設けてあ
る専用の用紙を用意しなければならない。昇華性染料に
対して決して良好な可染性を持たない物体としては、例
えば、紙、普通紙、ガラス、陶器、磁器、金属、等が挙
げられる。そして、階調性の高い優れたカラー画像を形
成するニーズのある紙製品の身近な一例としては葉書が
ある。そこで、昇華性染料に対して良好な可染性を有す
る染料受容層を物体表面に設けようとする際に、簡単便
利にこれを行うべく、染料受容層を感熱転写により設け
ることが可能な受容層転写シートが提案されている。こ
れによると、感熱転写インキ層を選択的に感熱転写記録
により画像形成する際に熱圧を利用して画像を形成する
が、受容層を転写する際にもやはり熱圧を利用する方式
を採用していることから、物体上に受容層を簡便に設け
ることが出来るとされている。
記録する感熱転写記録方式の1つに、分散染料の熱拡散
性を利用する方式がある。これによると、優れた階調性
を有するカラー画像を得られるという利点がある。しか
しこの方式を採用した場合には、専用の染料受容層がな
ければ当該染料を発色させることが出来ない。というの
は、画像を記録しようとする物体の材料には当該染料に
対して良好な可染性を持つものとそうでないものの両方
が存在するからであり、多くの材料は一般に後者に当て
はまるのである。そのため、昇華性染料に対して良好な
可染性を持たない物体にどうしても昇華染料による画像
を形成する(当該物体上で昇華染料を所定の画像状で発
色させる)為には、例えば専用の染料受容層を設けてあ
る専用の用紙を用意しなければならない。昇華性染料に
対して決して良好な可染性を持たない物体としては、例
えば、紙、普通紙、ガラス、陶器、磁器、金属、等が挙
げられる。そして、階調性の高い優れたカラー画像を形
成するニーズのある紙製品の身近な一例としては葉書が
ある。そこで、昇華性染料に対して良好な可染性を有す
る染料受容層を物体表面に設けようとする際に、簡単便
利にこれを行うべく、染料受容層を感熱転写により設け
ることが可能な受容層転写シートが提案されている。こ
れによると、感熱転写インキ層を選択的に感熱転写記録
により画像形成する際に熱圧を利用して画像を形成する
が、受容層を転写する際にもやはり熱圧を利用する方式
を採用していることから、物体上に受容層を簡便に設け
ることが出来るとされている。
【0003】しかしながら、従来の技術によると受容層
の転写は品質上の問題がいくつか指摘されていた。例え
ば従来の技術によると、転写により物体上に形成した受
容層の端部にバリやカケが生じ易かったりとか、物体上
に形成された受容層と物体との間の接着力が不足する為
に物体上に受容層を維持する(画像を維持する)安定性
が不足する、等々の問題である。また、感熱転写記録媒
体が昇華性染料の感熱転写インキ層と前記転写用受容層
の両方を備えている場合には、製造時や保存時(一般に
は巻き取り状態を経ている)に感熱転写インキ層からブ
リードしてきた染料の為に受容層が着色汚染されてしま
うことも多々起こりえるという問題もあった。
の転写は品質上の問題がいくつか指摘されていた。例え
ば従来の技術によると、転写により物体上に形成した受
容層の端部にバリやカケが生じ易かったりとか、物体上
に形成された受容層と物体との間の接着力が不足する為
に物体上に受容層を維持する(画像を維持する)安定性
が不足する、等々の問題である。また、感熱転写記録媒
体が昇華性染料の感熱転写インキ層と前記転写用受容層
の両方を備えている場合には、製造時や保存時(一般に
は巻き取り状態を経ている)に感熱転写インキ層からブ
リードしてきた染料の為に受容層が着色汚染されてしま
うことも多々起こりえるという問題もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記従来の技
術がもつ問題点に鑑みなされたものであり、(イ)受容
層を転写する場合に切れ性がよく、つまり転写された受
容層の端部にバリやカケが生じないこと、(ロ)また、
転写された受容層は物体との接着力に優れており、剥が
れたりせず物体上に安定して画像を保持出来ること、
(ハ)そして、受容層が染料によって汚染されたりし難
いこと(このことは、例えば転写用受容層付き感熱転写
記録媒体である場合には製造時や保存時に汚染されやす
かった為にいっそう重要である。) 以上を満足できる受容層転写シートおよび転写用受容層
付き感熱転写記録媒体を提供することを目的とする。
術がもつ問題点に鑑みなされたものであり、(イ)受容
層を転写する場合に切れ性がよく、つまり転写された受
容層の端部にバリやカケが生じないこと、(ロ)また、
転写された受容層は物体との接着力に優れており、剥が
れたりせず物体上に安定して画像を保持出来ること、
(ハ)そして、受容層が染料によって汚染されたりし難
いこと(このことは、例えば転写用受容層付き感熱転写
記録媒体である場合には製造時や保存時に汚染されやす
かった為にいっそう重要である。) 以上を満足できる受容層転写シートおよび転写用受容層
付き感熱転写記録媒体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する為に
本発明が提供する手段は、まず、請求項1に記載されて
いるように、少なくとも染料受容層を含む層が基材フィ
ルムの片面に剥離可能に設けてあり、該染料受容層の表
面にはスチレン−アクリル共重合樹脂からなる接着層が
ある受容層転写シートである。
本発明が提供する手段は、まず、請求項1に記載されて
いるように、少なくとも染料受容層を含む層が基材フィ
ルムの片面に剥離可能に設けてあり、該染料受容層の表
面にはスチレン−アクリル共重合樹脂からなる接着層が
ある受容層転写シートである。
【0006】より、好ましくは請求項2に記載されてい
るように、請求項1に記載のある特徴を持つ受容層転写
シートであって、特に、接着層には熱膨張性の中空粒子
が混在しているものである。
るように、請求項1に記載のある特徴を持つ受容層転写
シートであって、特に、接着層には熱膨張性の中空粒子
が混在しているものである。
【0007】また、好ましくは請求項3に記載されてい
るように、請求項1又は2のいずれかに記載のある特徴
を持つ受容層転写シートであって、特に、基材フィルム
上に易接着処理層、染料受容層、隠蔽層そして接着層が
この順序で設けてあるか、又は基材フィルム上に易接着
処理層、離型層、染料受容層、隠蔽層そして接着層がこ
の順序で設けてあるかいずれかをなすものである。
るように、請求項1又は2のいずれかに記載のある特徴
を持つ受容層転写シートであって、特に、基材フィルム
上に易接着処理層、染料受容層、隠蔽層そして接着層が
この順序で設けてあるか、又は基材フィルム上に易接着
処理層、離型層、染料受容層、隠蔽層そして接着層がこ
の順序で設けてあるかいずれかをなすものである。
【0008】あるいは、請求項4に記載されているよう
に、少なくとも染料受容層を含む層が基材フィルムの片
面に剥離可能に設けてあり、該染料受容層の表面にはス
チレン−アクリル共重合樹脂からなる接着層があり、且
つ該基材フィルムの片面には昇華性染料を用いた感熱転
写インキ層が設けられていることを特徴とする転写用受
容層付き感熱転写記録媒体である。
に、少なくとも染料受容層を含む層が基材フィルムの片
面に剥離可能に設けてあり、該染料受容層の表面にはス
チレン−アクリル共重合樹脂からなる接着層があり、且
つ該基材フィルムの片面には昇華性染料を用いた感熱転
写インキ層が設けられていることを特徴とする転写用受
容層付き感熱転写記録媒体である。
【0009】または、請求項5に記載されているよう
に、少なくとも染料受容層を含む層が基材フィルムの片
面に剥離可能に設けてあり、該染料受容層の表面にはス
チレン−アクリル共重合樹脂からなる接着層があり、且
つ該基材フィルムの片面には昇華性染料を用いた複数色
の感熱転写インキ層が塗り分けて設けられていることを
特徴とする転写用受容層付き感熱転写記録媒体である。
に、少なくとも染料受容層を含む層が基材フィルムの片
面に剥離可能に設けてあり、該染料受容層の表面にはス
チレン−アクリル共重合樹脂からなる接着層があり、且
つ該基材フィルムの片面には昇華性染料を用いた複数色
の感熱転写インキ層が塗り分けて設けられていることを
特徴とする転写用受容層付き感熱転写記録媒体である。
【0010】より、好ましくは請求項6に記載されてい
るように、請求項4又は5のいずれかに記載のある特徴
を持つ転写用受容層付き感熱転写記録媒体であって、特
に、接着層には熱膨張性の中空粒子が混在しているもの
である。
るように、請求項4又は5のいずれかに記載のある特徴
を持つ転写用受容層付き感熱転写記録媒体であって、特
に、接着層には熱膨張性の中空粒子が混在しているもの
である。
【0011】より、好ましくは請求項6に記載されてい
るように、請求項4乃至6のいずれかに記載のある特徴
を持つ転写用受容層付き感熱転写記録媒体であって、特
に、基材フィルム上に易接着処理層、染料受容層、隠蔽
層そして接着層がこの順序で設けてあるか、又は基材フ
ィルム上に易接着処理層、離型層、染料受容層、隠蔽層
そして接着層がこの順序で設けてあるかいずれかのもの
である。
るように、請求項4乃至6のいずれかに記載のある特徴
を持つ転写用受容層付き感熱転写記録媒体であって、特
に、基材フィルム上に易接着処理層、染料受容層、隠蔽
層そして接着層がこの順序で設けてあるか、又は基材フ
ィルム上に易接着処理層、離型層、染料受容層、隠蔽層
そして接着層がこの順序で設けてあるかいずれかのもの
である。
【0012】
【発明の実施の形態】図1を参照して、本発明をより詳
細に説明する。染料受容層を含む転写層部分の構成が、
ベースフィルム(1)側より易接着処理層(2)、染料
受容層(4)、隠蔽層(5)、接着層(6)、そしてベ
ースフィルム(1)のこれとは反対側の面にスティッキ
ング防止層(7)を備えている。感熱転写インキ層が無
い場合は、これが受容層転写シートの基本的層構成の一
例である。また、感熱転写記録媒体(9)である場合に
は、染料受容層を含む転写層部分の構成が前記のように
なり、それから染料層部分の構成は、ベースフィルム
(1)側より易接着処理層(2)、染料層(8)とな
り、そしてベースフィルム(1)を挟んでその反対側の
面にスティッキング防止層(7)を設けてあるのが基本
的層構成の一例である。なお、易接着処理層(2)と染
料受容層(4)との間に、接着−剥離力をいっそうバラ
ンス良く制御することを目的とする離型層(3)を設け
るのも好ましい。(図2参照)また易接着処理層(2)
とスティッキング防止層(7)とは、転写層部と染料層
部で同一種であり且つ連続面であると、製造するうえで
生産性を高め易いとの観点から好ましい。但し、本発明
はこれを連続面とすることを限定するものではない。
細に説明する。染料受容層を含む転写層部分の構成が、
ベースフィルム(1)側より易接着処理層(2)、染料
受容層(4)、隠蔽層(5)、接着層(6)、そしてベ
ースフィルム(1)のこれとは反対側の面にスティッキ
ング防止層(7)を備えている。感熱転写インキ層が無
い場合は、これが受容層転写シートの基本的層構成の一
例である。また、感熱転写記録媒体(9)である場合に
は、染料受容層を含む転写層部分の構成が前記のように
なり、それから染料層部分の構成は、ベースフィルム
(1)側より易接着処理層(2)、染料層(8)とな
り、そしてベースフィルム(1)を挟んでその反対側の
面にスティッキング防止層(7)を設けてあるのが基本
的層構成の一例である。なお、易接着処理層(2)と染
料受容層(4)との間に、接着−剥離力をいっそうバラ
ンス良く制御することを目的とする離型層(3)を設け
るのも好ましい。(図2参照)また易接着処理層(2)
とスティッキング防止層(7)とは、転写層部と染料層
部で同一種であり且つ連続面であると、製造するうえで
生産性を高め易いとの観点から好ましい。但し、本発明
はこれを連続面とすることを限定するものではない。
【0013】本発明を用いて受容層を転写する場合、好
ましくは染料受容層を含む転写部分をその最外層である
スティッキング防止層(7)側からサーマルヘッドを用
いて加熱することによって接着層(6)を加熱溶融ある
いは軟化させ、これにより所望の物体(例えば紙、一般
に可染性が無い又は極めて低い。)に転写する。
ましくは染料受容層を含む転写部分をその最外層である
スティッキング防止層(7)側からサーマルヘッドを用
いて加熱することによって接着層(6)を加熱溶融ある
いは軟化させ、これにより所望の物体(例えば紙、一般
に可染性が無い又は極めて低い。)に転写する。
【0014】本発明では、この染料受容層を含む転写部
分がカケやバリといった転写不良がなく所望の形状に良
好な転写ができるように接着層(6)にスチレン−アク
リル共重合樹脂を用いる。スチレン−アクリル共重合樹
脂は加熱時には溶融粘度が他の熱可塑性樹脂に比べ低
く、紙への浸透、くいつきが良いため、カケ等がなく良
好な転写が可能であり、また、常温では脆く、硬いた
め、転写部の端のキレ性も良好である。このため染料受
容層を所望の形状に良好に転写可能となる。また、スチ
レン−アクリル共重合樹脂は染料染着性が乏しいため製
造加工時、あるいは製品での巻取り状態での染料による
汚染が少なく、染料受像部を含む転写部分が染料層から
ブリードした染料で着色汚染することが少なくできる。
分がカケやバリといった転写不良がなく所望の形状に良
好な転写ができるように接着層(6)にスチレン−アク
リル共重合樹脂を用いる。スチレン−アクリル共重合樹
脂は加熱時には溶融粘度が他の熱可塑性樹脂に比べ低
く、紙への浸透、くいつきが良いため、カケ等がなく良
好な転写が可能であり、また、常温では脆く、硬いた
め、転写部の端のキレ性も良好である。このため染料受
容層を所望の形状に良好に転写可能となる。また、スチ
レン−アクリル共重合樹脂は染料染着性が乏しいため製
造加工時、あるいは製品での巻取り状態での染料による
汚染が少なく、染料受像部を含む転写部分が染料層から
ブリードした染料で着色汚染することが少なくできる。
【0015】易接着処理層(2)は、本来は染料層部の
染料層(8)とベースフィルム(1)のPETフィルム
との密着性を向上させるために、設けたもので、PET
フィルム成膜時に処理する。本発明の場合、この易接着
処理層面より、サーマルヘッドで染料受容層を熱転写さ
せるのがポイントであるが、本来易接着処理層は良く密
着させるために設けられたものであり、染料受容層
(4)が易接着処理層より剥離しにくい場合は染料受容
層(4)と易接着処理層(2)との間に離型層(3)を
設けることで、良好にベースフィルム(1)上の易接着
処理層(2)から、染料受容層(4)を剥離転写させる
ことができる。ベースフィルム(1)には、通常はポリ
エチレンテレフタレート(PET)の厚み2〜9μm程
度のシートを使用する。
染料層(8)とベースフィルム(1)のPETフィルム
との密着性を向上させるために、設けたもので、PET
フィルム成膜時に処理する。本発明の場合、この易接着
処理層面より、サーマルヘッドで染料受容層を熱転写さ
せるのがポイントであるが、本来易接着処理層は良く密
着させるために設けられたものであり、染料受容層
(4)が易接着処理層より剥離しにくい場合は染料受容
層(4)と易接着処理層(2)との間に離型層(3)を
設けることで、良好にベースフィルム(1)上の易接着
処理層(2)から、染料受容層(4)を剥離転写させる
ことができる。ベースフィルム(1)には、通常はポリ
エチレンテレフタレート(PET)の厚み2〜9μm程
度のシートを使用する。
【0016】本発明にかかる間熱転写記録媒体の染料層
に使用する樹脂バインダーとしては、例えばエチルセル
ロース、ヒドロキシエチルセルロース、エチルヒドロキ
シセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチル
セルロース、酢酸セルロース、酢酪酸セルロース等のセ
ルロース系樹脂、ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニ
ル、ポリビニルブチラール、ポリビニルアセタール、ポ
リビニルピロリドン、ポリアクリルアミド等のビニル系
樹脂、ポリエステル樹脂、スチレン・アクリルニトル共
重合樹脂あるいはフェノキシ樹脂、等が好ましく用いら
れる。なお、染料層に使用する染料は、従来公知の熱転
写シートに使用されているものは、いずれも本発明に有
効に使用可能であり、特に限定されない。
に使用する樹脂バインダーとしては、例えばエチルセル
ロース、ヒドロキシエチルセルロース、エチルヒドロキ
シセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチル
セルロース、酢酸セルロース、酢酪酸セルロース等のセ
ルロース系樹脂、ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニ
ル、ポリビニルブチラール、ポリビニルアセタール、ポ
リビニルピロリドン、ポリアクリルアミド等のビニル系
樹脂、ポリエステル樹脂、スチレン・アクリルニトル共
重合樹脂あるいはフェノキシ樹脂、等が好ましく用いら
れる。なお、染料層に使用する染料は、従来公知の熱転
写シートに使用されているものは、いずれも本発明に有
効に使用可能であり、特に限定されない。
【0017】この樹脂バインダーを使用すると、染料層
はPETフィルムには直接密着しない。そこで易接着処
理層を設けるが、この層には、アクリル・ポリエステル
樹脂の混合体が最適である。この層は、PETフィルム
成膜時に成し、通常の好ましい厚みは1μm以下であ
る。
はPETフィルムには直接密着しない。そこで易接着処
理層を設けるが、この層には、アクリル・ポリエステル
樹脂の混合体が最適である。この層は、PETフィルム
成膜時に成し、通常の好ましい厚みは1μm以下であ
る。
【0018】本発明の受容層転写シートの染料受容層に
使用する樹脂バインダーは、染料染着性を有するブチラ
ール樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブタジ
エン、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、アクリル、ポ
リ塩化ビニデリン、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹
脂、ポリウレタン、ポリカーボネート、ポリアミド、ポ
リカプトラクトン、ポリアクリロニトリル、ポリエステ
ル、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、ポリビニルアセ
タール、ポリビニルフェニルアセタール、エポキシ、ケ
トン樹脂、或いはこれらの変性樹脂や硬化物、或いは混
合物などの熱可塑性樹脂、等が好ましく用いられる。
使用する樹脂バインダーは、染料染着性を有するブチラ
ール樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブタジ
エン、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、アクリル、ポ
リ塩化ビニデリン、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹
脂、ポリウレタン、ポリカーボネート、ポリアミド、ポ
リカプトラクトン、ポリアクリロニトリル、ポリエステ
ル、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、ポリビニルアセ
タール、ポリビニルフェニルアセタール、エポキシ、ケ
トン樹脂、或いはこれらの変性樹脂や硬化物、或いは混
合物などの熱可塑性樹脂、等が好ましく用いられる。
【0019】なお、染料受容層はサーマルヘッドによる
画像形成時に染料層と染料受容層とが融着してしまうこ
とが起きないように、染料受容層にシリコーンオイルや
シリコーン樹脂或いは微粒子等の離型剤を添加するのが
一般的である。離型剤に使用するシリコーンオイルをと
しては、エポキシ変性、アルキル変性、フッ素変性、ア
ミノ変性、カルボキシル変性、アルコール変性、アルキ
ルアラルキルポリエーテル変性、エポキシ・ポリエーテ
ル変性、ポリエーテル変性等の変性シリコーンオイルが
望ましい。またこの他にもシリカや炭酸カルシウム、酸
化チタン、等の各種フィラーやシリコーン系、フッ素系
等の球状あるいは無定型粒子等が離型剤として使用でき
る。また、染料受容層をイソシアネートにて硬化させる
場合がある。この層を硬化させると染料の発色性及び耐
光性を向上させることが出来る。染料受容層の厚みとし
ては、好ましくは1〜10μmである。
画像形成時に染料層と染料受容層とが融着してしまうこ
とが起きないように、染料受容層にシリコーンオイルや
シリコーン樹脂或いは微粒子等の離型剤を添加するのが
一般的である。離型剤に使用するシリコーンオイルをと
しては、エポキシ変性、アルキル変性、フッ素変性、ア
ミノ変性、カルボキシル変性、アルコール変性、アルキ
ルアラルキルポリエーテル変性、エポキシ・ポリエーテ
ル変性、ポリエーテル変性等の変性シリコーンオイルが
望ましい。またこの他にもシリカや炭酸カルシウム、酸
化チタン、等の各種フィラーやシリコーン系、フッ素系
等の球状あるいは無定型粒子等が離型剤として使用でき
る。また、染料受容層をイソシアネートにて硬化させる
場合がある。この層を硬化させると染料の発色性及び耐
光性を向上させることが出来る。染料受容層の厚みとし
ては、好ましくは1〜10μmである。
【0020】本発明に使用する離型層としては易接着処
理したベースフィルムに強固に接着し、且つ、染料受容
層に通常状態で密着し熱転写時に所望の部分だけ容易に
剥離できるような樹脂が好ましく用いられる。染着受容
層の種類によっても異なるが、例えば、ブチラール樹
脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブタジエン、
ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、アクリル、ポリ塩化
ビニデリン、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂、ポリ
ウレタン、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリカプト
ラクトン、ポリアクリロニトリル、ポリエステル、エチ
レン−酢酸ビニル共重合樹脂、ポリビニルアセタール、
ポリビニルフェニルアセタール、エポキシ、ケトン樹
脂、セルロース樹脂、或いはこれらの変性樹脂や硬化物
或いは混合物などの熱可塑性樹脂等が用いられる。
理したベースフィルムに強固に接着し、且つ、染料受容
層に通常状態で密着し熱転写時に所望の部分だけ容易に
剥離できるような樹脂が好ましく用いられる。染着受容
層の種類によっても異なるが、例えば、ブチラール樹
脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブタジエン、
ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、アクリル、ポリ塩化
ビニデリン、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂、ポリ
ウレタン、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリカプト
ラクトン、ポリアクリロニトリル、ポリエステル、エチ
レン−酢酸ビニル共重合樹脂、ポリビニルアセタール、
ポリビニルフェニルアセタール、エポキシ、ケトン樹
脂、セルロース樹脂、或いはこれらの変性樹脂や硬化物
或いは混合物などの熱可塑性樹脂等が用いられる。
【0021】また、更に、熱転写時の剥離を軽くするた
め離型層に熱溶融性の樹脂或いはワックスを添加するこ
とが出来る。この熱溶融性の樹脂としてはポリアミド樹
脂、石油樹脂、ケトン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプ
ロピレン樹脂、エポキシ樹脂、等の低分子量の樹脂やカ
ルナバワックス、ライスワックス、モンタンワックス、
キャンデリラワックス、エステルワックス、酸化ワック
ス、パラフィンワックス、ポリエチレンワックス等のワ
ックス等があるが、その中で融点が70〜130℃のも
のが使用できる。その他に、染料染着層との接着性をコ
ントロールする目的から、その他の樹脂或いはシリコー
ンオイル等の離型剤等を適宜に添加するのもよい。離型
層の好ましい厚みとしては、0.1〜5μmである。
め離型層に熱溶融性の樹脂或いはワックスを添加するこ
とが出来る。この熱溶融性の樹脂としてはポリアミド樹
脂、石油樹脂、ケトン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプ
ロピレン樹脂、エポキシ樹脂、等の低分子量の樹脂やカ
ルナバワックス、ライスワックス、モンタンワックス、
キャンデリラワックス、エステルワックス、酸化ワック
ス、パラフィンワックス、ポリエチレンワックス等のワ
ックス等があるが、その中で融点が70〜130℃のも
のが使用できる。その他に、染料染着層との接着性をコ
ントロールする目的から、その他の樹脂或いはシリコー
ンオイル等の離型剤等を適宜に添加するのもよい。離型
層の好ましい厚みとしては、0.1〜5μmである。
【0022】その他の層について説明すると、隠蔽層
(4)は、受像紙の色を隠すのに必要である。下地の色
を隠す必要がない場合は、必要がないが、安定した発色
を得るためにはあった方がよい。酸化チタンや炭酸カル
シウム等の白色顔料を分散した樹脂層で、好ましい通常
の厚みは約1〜15μmである。使用する樹脂として
は、セルロース誘導体、スチレン樹脂、スチレン共重合
樹脂、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、ロジンエステル
樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、ポリ塩化ビニル、塩ビ・酢
ビ共重合体、エチレン・酢ビ共重合体、ポリエステル樹
脂、ポリウレタン樹脂、ブチラール樹脂、ポリアミド樹
脂、石油樹脂、塩化ゴム、塩素化ポリオレフィン樹脂あ
るいはエポキシ樹脂のなかから1種又は2種以上のもの
を用いる。
(4)は、受像紙の色を隠すのに必要である。下地の色
を隠す必要がない場合は、必要がないが、安定した発色
を得るためにはあった方がよい。酸化チタンや炭酸カル
シウム等の白色顔料を分散した樹脂層で、好ましい通常
の厚みは約1〜15μmである。使用する樹脂として
は、セルロース誘導体、スチレン樹脂、スチレン共重合
樹脂、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、ロジンエステル
樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、ポリ塩化ビニル、塩ビ・酢
ビ共重合体、エチレン・酢ビ共重合体、ポリエステル樹
脂、ポリウレタン樹脂、ブチラール樹脂、ポリアミド樹
脂、石油樹脂、塩化ゴム、塩素化ポリオレフィン樹脂あ
るいはエポキシ樹脂のなかから1種又は2種以上のもの
を用いる。
【0023】本発明で使用する接着層(5)の樹脂は、
スチレン−アクリル共重合樹脂であるが、好ましくは、
保存性の点からガラス転移点が50℃以上のものが好ま
しく用いられる。また、皮膜強度、熱感度、溶融粘度、
塗工性等の諸特性の制御のため、その他の樹脂例えば、
セルロース誘導体、スチレン樹脂、スチレン共重合樹
脂、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、ロジンエステル樹
脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、ポリ塩化ビニル、塩ビ・酢ビ
共重合体、エチレン・酢ビ共重合体、ポリエステル樹
脂、ポリウレタン樹脂、ブチラール樹脂、ポリアミド樹
脂、石油樹脂、塩化ゴム、塩素化ポリオレフィン樹脂、
エポキシ樹脂等の樹脂を添加してもよい。また、この層
中には、熱膨張性の中空粒子を添加することができる。
これにより、転写時にサーマルヘッドにより加熱された
ときに接着層の樹脂が軟化し、同時にに中空粒子が膨張
することで転写層全体がの厚みを増すのとクッション性
が与えられる。そしてこれにより、粗い紙への転写層を
転写したときでも、その後の染料受容層への画像形成の
時には紙の粗さによる濃度ムラが発生せず、滑らかなで
精細な画像を形成することができる。接着層の厚みとし
ては好ましくは、1〜10μm程度である。熱膨張性の
中空粒子としては熱可塑性の樹脂の中に熱膨張性のガ
ス、あるいは液体を内填された粒子が好ましく用いられ
る。更に好ましくは、大きさに関して通常状態で0.1
〜10μm程度の大きさであり、これが熱膨張時には1
〜100μm程度になるものが前記の効果を得るうえで
好ましい。熱膨張する温度は塗膜乾燥時や染料画像形成
時にあまり膨張しない程度が好ましく、特には70〜1
80℃程度が好ましい。
スチレン−アクリル共重合樹脂であるが、好ましくは、
保存性の点からガラス転移点が50℃以上のものが好ま
しく用いられる。また、皮膜強度、熱感度、溶融粘度、
塗工性等の諸特性の制御のため、その他の樹脂例えば、
セルロース誘導体、スチレン樹脂、スチレン共重合樹
脂、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、ロジンエステル樹
脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、ポリ塩化ビニル、塩ビ・酢ビ
共重合体、エチレン・酢ビ共重合体、ポリエステル樹
脂、ポリウレタン樹脂、ブチラール樹脂、ポリアミド樹
脂、石油樹脂、塩化ゴム、塩素化ポリオレフィン樹脂、
エポキシ樹脂等の樹脂を添加してもよい。また、この層
中には、熱膨張性の中空粒子を添加することができる。
これにより、転写時にサーマルヘッドにより加熱された
ときに接着層の樹脂が軟化し、同時にに中空粒子が膨張
することで転写層全体がの厚みを増すのとクッション性
が与えられる。そしてこれにより、粗い紙への転写層を
転写したときでも、その後の染料受容層への画像形成の
時には紙の粗さによる濃度ムラが発生せず、滑らかなで
精細な画像を形成することができる。接着層の厚みとし
ては好ましくは、1〜10μm程度である。熱膨張性の
中空粒子としては熱可塑性の樹脂の中に熱膨張性のガ
ス、あるいは液体を内填された粒子が好ましく用いられ
る。更に好ましくは、大きさに関して通常状態で0.1
〜10μm程度の大きさであり、これが熱膨張時には1
〜100μm程度になるものが前記の効果を得るうえで
好ましい。熱膨張する温度は塗膜乾燥時や染料画像形成
時にあまり膨張しない程度が好ましく、特には70〜1
80℃程度が好ましい。
【0024】以上の材料を用いた、図1の構成の感熱転
写記録媒体を使用して、染料受容層を含む転写層を任意
の受像紙へ転写するのであるが、この際の転写方法とし
ては、例えば熱転写用のサーマルヘッドをもつプリンタ
ー、転写箔用のホットスタンパー、熱ロール、等々いず
れの加熱加圧手段でもよい。染料受容層を含む転写層を
転写した後に染料層をサーマルヘッドで加熱して画像を
形成する。
写記録媒体を使用して、染料受容層を含む転写層を任意
の受像紙へ転写するのであるが、この際の転写方法とし
ては、例えば熱転写用のサーマルヘッドをもつプリンタ
ー、転写箔用のホットスタンパー、熱ロール、等々いず
れの加熱加圧手段でもよい。染料受容層を含む転写層を
転写した後に染料層をサーマルヘッドで加熱して画像を
形成する。
【0025】
〜基本組成〜 背面にアクリル・シリコーン樹脂のスティッキング防止
層を設けてあるアクリル・ポリエステル樹脂で0.1μ
mの厚さで易接着処理されたPETフィルム上へ、下記
組成の離型層を厚さ約0.3μm、染料受容層2μm、
隠蔽層を5μm、接着層を3μmとして、幅を30cm
で且つ間隔を90cmとして染料受容層を含む転写層を
形成した。 剥離層 ニトロセルロ−ス 40重量部 ブチラール樹脂 60重量部 染料受容層 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂 90重量部 シリコーンオイル 10重量部 隠蔽層 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂 30重量部 酸化チタン 70重量部 接着層 スチレンアクリル共重合樹脂樹脂 70重量部 塩化ビニデリン系中空粒子 30重量部
層を設けてあるアクリル・ポリエステル樹脂で0.1μ
mの厚さで易接着処理されたPETフィルム上へ、下記
組成の離型層を厚さ約0.3μm、染料受容層2μm、
隠蔽層を5μm、接着層を3μmとして、幅を30cm
で且つ間隔を90cmとして染料受容層を含む転写層を
形成した。 剥離層 ニトロセルロ−ス 40重量部 ブチラール樹脂 60重量部 染料受容層 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂 90重量部 シリコーンオイル 10重量部 隠蔽層 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂 30重量部 酸化チタン 70重量部 接着層 スチレンアクリル共重合樹脂樹脂 70重量部 塩化ビニデリン系中空粒子 30重量部
【0026】続いて下記組成の染料層用インキを調整
し、基材フィルムの剥離染料受容層が形成されていない
面にそれぞれ幅30cmづつ厚み1.5μmになるよう
に塗工して、複合感熱転写記録媒体を得た。 イエロー染料層インキ組成 分散染料(マクロレックス イエロー6G、バイエル製) 40重量部 ブチラール樹脂 57重量部 シリコーンオイル 3重量部 マゼンタ染料層インキ組成 分散染料(C.I.ディスパース レッド60) 40重量部 ブチラール樹脂 57重量部 シリコーンオイル 3重量部 シアン染料層インキ組成 分散染料(カヤセットブルー714、日本化薬製)40重量部 ブチラール樹脂 57重量部 シリコーンオイル 3重量部 (ここで、C.I.とはカラーインデックスを示す。)
し、基材フィルムの剥離染料受容層が形成されていない
面にそれぞれ幅30cmづつ厚み1.5μmになるよう
に塗工して、複合感熱転写記録媒体を得た。 イエロー染料層インキ組成 分散染料(マクロレックス イエロー6G、バイエル製) 40重量部 ブチラール樹脂 57重量部 シリコーンオイル 3重量部 マゼンタ染料層インキ組成 分散染料(C.I.ディスパース レッド60) 40重量部 ブチラール樹脂 57重量部 シリコーンオイル 3重量部 シアン染料層インキ組成 分散染料(カヤセットブルー714、日本化薬製)40重量部 ブチラール樹脂 57重量部 シリコーンオイル 3重量部 (ここで、C.I.とはカラーインデックスを示す。)
【0027】実施例の複合感熱転写記録媒体を普通紙と
重ね、サーマルヘッドを用いて染料受容層を含む層を転
写させ、次にこの染料受容層の面にサーマルヘッドを用
いて、イエロー、マゼンタ、シアンの染料層より染料を
移行させ、画像を形成した。これにより、転写層にカケ
やバリのような転写不良がなく、きれいなフルカラー画
像を得ることができた。また、物体(本実施例では普通
紙)に対しても十分な接着力が得られていた。
重ね、サーマルヘッドを用いて染料受容層を含む層を転
写させ、次にこの染料受容層の面にサーマルヘッドを用
いて、イエロー、マゼンタ、シアンの染料層より染料を
移行させ、画像を形成した。これにより、転写層にカケ
やバリのような転写不良がなく、きれいなフルカラー画
像を得ることができた。また、物体(本実施例では普通
紙)に対しても十分な接着力が得られていた。
【0028】
【発明の効果】以上、述べてきたように本発明による
と、(イ)受容層を転写する場合に切れ性がよく、つま
り転写された受容層の端部にバリやカケが生じない、
(ロ)転写された受容層は物体との接着力に優れてお
り、剥がれたりせず物体上に安定して画像を保持出来
る、(ハ)受容層が染料によって汚染されたりし難い、
特に製造時や保存時に巻取り状態になっていても耐汚染
性が高い、以上をよく満足できる受容層転写シートおよ
び転写用受容層付き感熱転写記録媒体を提供することが
出来た。
と、(イ)受容層を転写する場合に切れ性がよく、つま
り転写された受容層の端部にバリやカケが生じない、
(ロ)転写された受容層は物体との接着力に優れてお
り、剥がれたりせず物体上に安定して画像を保持出来
る、(ハ)受容層が染料によって汚染されたりし難い、
特に製造時や保存時に巻取り状態になっていても耐汚染
性が高い、以上をよく満足できる受容層転写シートおよ
び転写用受容層付き感熱転写記録媒体を提供することが
出来た。
【図1】本発明に係る転写用受容層付き感熱転写記録媒
体の一実施例について、その構成を模式的に示す部分断
面図である。(尚、ここで染料層8が無い構成が本発明
に係る受容層転写シートの一実施例であり、シート上に
占める受容層転写部分の配置、形状、広さは適宜に設定
する。)
体の一実施例について、その構成を模式的に示す部分断
面図である。(尚、ここで染料層8が無い構成が本発明
に係る受容層転写シートの一実施例であり、シート上に
占める受容層転写部分の配置、形状、広さは適宜に設定
する。)
【図2】本発明に係る転写用受容層付き感熱転写記録媒
体の別の一実施例について、その構成を模式的に示す部
分断面図である。(尚、ここで染料層8が無い構成が本
発明に係る受容層転写シートの別の一実施例であり、シ
ート上に占める受容層転写部分の配置、形状、広さは適
宜に設定する。)
体の別の一実施例について、その構成を模式的に示す部
分断面図である。(尚、ここで染料層8が無い構成が本
発明に係る受容層転写シートの別の一実施例であり、シ
ート上に占める受容層転写部分の配置、形状、広さは適
宜に設定する。)
1・・・ベースフィルム 2・・・易接着処理層 3・・・離型層 4・・・染料受容層 5・・・隠蔽層 6・・・接着層 7・・・スティッキング防止層 8・・・染料層(Y,M,Cはそれぞれイエロー、マゼ
ンタ、シアン) 9、10・・・感熱記録媒体
ンタ、シアン) 9、10・・・感熱記録媒体
Claims (7)
- 【請求項1】少なくとも染料受容層を含む層が基材フィ
ルムの片面に剥離可能に設けてあり、該染料受容層の表
面にはスチレン−アクリル共重合樹脂からなる接着層が
あることを特徴とする受容層転写シート。 - 【請求項2】接着層には熱膨張性の中空粒子が混在して
いることを特徴とする請求項1に記載の受容層転写シー
ト。 - 【請求項3】基材フィルム上に易接着処理層、染料受容
層、隠蔽層そして接着層がこの順序で設けてあるか、又
は基材フィルム上に易接着処理層、離型層、染料受容
層、隠蔽層そして接着層がこの順序で設けてあるかいず
れかであることを特徴とする請求項1又は2のいずれか
に記載の受容層転写シート。 - 【請求項4】少なくとも染料受容層を含む層が基材フィ
ルムの片面に剥離可能に設けてあり、該染料受容層の表
面にはスチレン−アクリル共重合樹脂からなる接着層が
あり、且つ該基材フィルムの片面には昇華性染料を用い
た感熱転写インキ層が設けられていることを特徴とする
転写用受容層付き感熱転写記録媒体。 - 【請求項5】少なくとも染料受容層を含む層が基材フィ
ルムの片面に剥離可能に設けてあり、該染料受容層の表
面にはスチレン−アクリル共重合樹脂からなる接着層が
あり、且つ該基材フィルムの片面には昇華性染料を用い
た複数色の感熱転写インキ層が塗り分けて設けられてい
ることを特徴とする転写用受容層付き感熱転写記録媒
体。 - 【請求項6】接着層には熱膨張性の中空粒子が混在して
いることを特徴とする請求項4又は5のいずれかに記載
の転写用受容層付き感熱転写記録媒体。 - 【請求項7】基材フィルム上に易接着処理層、染料受容
層、隠蔽層そして接着層がこの順序で設けてあるか、又
は基材フィルム上に易接着処理層、離型層、染料受容
層、隠蔽層そして接着層がこの順序で設けてあるかいず
れかであることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか
に記載の転写用受容層付き感熱転写記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8056148A JPH09240155A (ja) | 1996-03-13 | 1996-03-13 | 受容層転写シートおよび転写用受容層付き感熱転写記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8056148A JPH09240155A (ja) | 1996-03-13 | 1996-03-13 | 受容層転写シートおよび転写用受容層付き感熱転写記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09240155A true JPH09240155A (ja) | 1997-09-16 |
Family
ID=13019010
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8056148A Pending JPH09240155A (ja) | 1996-03-13 | 1996-03-13 | 受容層転写シートおよび転写用受容層付き感熱転写記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09240155A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016153204A (ja) * | 2015-02-21 | 2016-08-25 | 三菱樹脂株式会社 | 離型フィルム |
| JP2023011802A (ja) * | 2019-03-25 | 2023-01-24 | 大日本印刷株式会社 | 転写箔 |
-
1996
- 1996-03-13 JP JP8056148A patent/JPH09240155A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016153204A (ja) * | 2015-02-21 | 2016-08-25 | 三菱樹脂株式会社 | 離型フィルム |
| JP2023011802A (ja) * | 2019-03-25 | 2023-01-24 | 大日本印刷株式会社 | 転写箔 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040402 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040914 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050125 |