JPH09240518A - カプラ装置 - Google Patents

カプラ装置

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JPH09240518A
JPH09240518A JP8048296A JP8048296A JPH09240518A JP H09240518 A JPH09240518 A JP H09240518A JP 8048296 A JP8048296 A JP 8048296A JP 8048296 A JP8048296 A JP 8048296A JP H09240518 A JPH09240518 A JP H09240518A
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yoke
coupler
jaw
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base
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湧夫 長田
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六郎 内田
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Kakuwa Seiki KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キングピンを挟持・開放
する一対のジョウを挟持位置に固定する固定部材を操作
する操作部材等を備えたカプラベースを有するカプラ装
置において、連結する時に、トレーラ側のキングピンに
よりカプラベースから張り出している機能部品を破損し
てしまう畏れがあり、また、駐車中にいたずらや誤操作
により開放操作してトラクターとトレーラを切り離して
しまう畏れがあった。 【解決課題】 キングピンを挟持・開放
する一対のジョウを挟持位置に固定する固定部材を操作
する操作部材等を備えたカプラベースを有するカプラ装
置において、操作部材等の全ての機能部品をカプラベー
スの周囲から突出しないようにカプラベースの内側に配
置したもの、同時に操作部材等を自動操作するエアシリ
ンダを設けたもの、また、同時に操作部材等を手動操作
する着脱自在な手動操作部材を設けたもの、また、要所
にリミットスイッチを設けてキングピンとの連結状態を
確認可能にしたカプラ装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は牽引すべき車両に設けた
キングピンを挟持・開放する一対のジョウを備え、ジョ
ウを挟持位置に固定する固定部材を操作する操作部材等
を備えたカプラベースを有するカプラ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のカプラ装置においては、
ジョウを挟持位置に固定するヨーク等の固定部材を操作
する操作部材等は、手動で操作するのが一般的であり、
且つ、その操作に相当の力を必要とすることから、操作
部材等はカプラベースから外部に突出して設けてあっ
た。
【0003】また、ジョウを挟持位置及び開放位置に固
定するヨーク等の固定部材を操作する操作部材等をエア
シリンダで駆動する従来のカプラ装置は、特開昭53ー
22214号公報、特開昭53ー119515号公報、
特開昭58ー22773号公報、特開昭58ー2277
4号公報、特開昭58ー97572号公報又は特開昭6
3ー103778号公報等に記載のように、固定部材を
挟持位置及び開放位置に位置規制するロックカムプレー
ト等の操作部材や、ヨークレバー等のハンドル、又はエ
アシリンダ自体等の操作部材がカプラベースの周囲から
外部に突出して設けてあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そのため、カプラ装置
を設けたトラクタを後進させて、キングピンを具備する
トレーラに連結する時に、トラクタの高さが不具合であ
ったりすると、トレーラ側のキングピンによりカプラベ
ースから張り出している機能部品を破損してしまう畏れ
があり、また、駐車中にカプラベースから張り出してい
る機能部品をいたずらや誤操作により開放操作し、トラ
クターとトレーラを切り離してしまう畏れがあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、牽引す
べき車両に設けたキングピンを挟持・開放する一対のジ
ョウを備え、ジョウを挟持位置に固定する固定部材を操
作する操作部材等を備えたカプラベースを有するカプラ
装置において、前記操作部材等の全ての機能部品をカプ
ラベースの周囲から突出しないようにカプラベースの内
側に配置したことを特徴とするカプラ装置を提供しよう
とするものである。また、本発明は、前記のカプラ装置
において、固定部材がヨークからなり、ヨークをヨーク
シャフトに沿って移動するヨークレバーと、ヨークを挟
持位置及び開放位置に位置規制するロックカムプレート
からなる操作部材等を設けたことを特徴とするカプラ装
置を提供しようとするものである。また、本発明は、前
記のカプラ装置において、操作部材等を自動操作するエ
アシリンダを設けたことを特徴とするカプラ装置を提供
しようとするものである。また、本発明は、前記のカプ
ラ装置において、操作部材等を手動操作する着脱自在な
手動操作部材を設けたことを特徴とするカプラ装置を提
供しようとするものである。
【0006】また、本発明は、前記のカプラ装置におい
て、ジョウがキングピンを挟持する位置にあることを確
認するロックガードリミットスイッチ、ヨーク等の固定
部材が固定位置にあることを確認するヨークリミットス
イッチ、及びカプラベースが適正な連結位置にあること
を確認するストッパリミットスイッチをカプラベース側
に設け、カプラ装置によるキングピンとの連結状態を確
認する構成にしたことを特徴とするカプラ装置を提供し
ようとするものである。
【0007】
【作用】上記の構成からなる本発明カプラ装置によれ
ば、牽引すべき車両に設けたキングピンを挟持・開放す
る一対のジョウを備え、ジョウを挟持位置に固定する固
定部材を操作する操作部材等を備えたカプラベースを有
するカプラ装置において、前記操作部材等の全ての機能
部品をカプラベースの周囲から突出しないようにカプラ
ベースの内側に配置したことにより、カプラ装置を設け
たトラクタを後進させて、キングピンを具備するトレー
ラに連結する時に、運転ミスやトラクタの高さが不具合
なため、トレーラ側のキングピンがカプラベースの周囲
に当接するようなことがあっても、エアシリンダやヨー
クレバー等の機能部品が張り出していないから、破損す
るような事故が生じないこととなる。また、駐車中にカ
プラベースから張り出している機能部品がないから、い
たずらや誤操作によりトラクターとトレーラを切り離し
てしまうこともない。
【0008】また、前記のカプラ装置において、固定部
材がヨークからなり、ヨークをヨークシャフトに沿って
移動するヨークレバーと、ヨークを挟持位置及び開放位
置に位置規制するロックカムプレートからなる操作部材
等を設けたカプラ装置によれば、ロックカムプレートに
よってヨークを挟持位置及び開放位置に位置規制するこ
とができ、そうすることによってジョウを挟持位置、開
放位置に位置規制することができると共に、ヨークレバ
ーによってヨークをヨークシャフトに沿って挟持位置又
は開放位置に移動操作することができる。また、前記の
カプラ装置において、操作部材等を自動操作するエアシ
リンダを設けたことにより、例えば、ヨークレバーとロ
ックカムプレートをエアシリンダで駆動操作することに
より、手動操作による労力を不要とし、トラクタ運転席
等の遠隔から自動によりヨークを挟持位置又は開放位置
に移動操作及び固定操作することができる。
【0009】また、本発明は、前記のカプラ装置におい
て、操作部材等を手動操作する着脱自在な手動操作部材
を設けたことにより、カプラベースの周囲から突出しな
いようにカプラベースの内側に配置したヨークレバーや
ロックカムプレート等の操作部材に、手動操作部材を装
着して手動で操作することができると共に、操作後には
カプラベースの周囲から突出しないように離脱しておく
ことができる。また、本発明は、前記のカプラ装置にお
いて、ジョウがキングピンを挟持する位置にあることを
確認するロックガードリミットスイッチ、ヨーク等の固
定部材が固定位置にあることを確認するヨークリミット
スイッチ及びカプラベースが適正な連結位置にあること
を確認するストッパリミットスイッチをカプラベース側
に設け、カプラ装置によるキングピンとの連結状態を確
認する構成にしたことにより、ジョウがキングピンを挟
持しているか否か、ヨーク等の固定部材が固定位置にあ
るか否か、カプラベースが適正な連結位置にあるか否か
を確認することができるから、連結準備、連結完了、連
結走行時、切り離し準備、又は切り離し完了等の場合に
応じて、上記各リミットスイッチのON・OFF信号に
基づき適正な情報が得られ、その情報に対応した各操作
を確実に行うことができることとなる。
【0010】
【実施例】以下図示する実施例により、本発明を詳細に
説明すると、1はカプラベースで、図3に示すように、
トラクタR側に固定される支持脚部2に軸受4により回
動可能に支持されている。カプラベース1の中央部に
は、一対のジョウピン5を中心に開閉する一対のジョウ
3が設けてある。ジョウ3は、図7に示すトレーラT側
のキングピンKを挟持する半円弧状の挟持部6を中央に
具備すると共に、キングピンKの進入方向にガイド面7
を具備している。ガイド面7の先端方向には、図4に示
すように、カプラベース1に設けた緊急時の離脱防止壁
8と対面する壁面当接部9が一体に設けてあり、何らか
の原因でジョウピン5が破損した場合、ジョウ3がキン
グピンKを挟持したまま壁面当接部9が離脱防止壁8に
当接することによって、キングピンKを保持するように
構成してある。また、ジョウピン5を支点として挟持部
6の反対側のジョウ3の突起部10間には、開ジョウバ
ネ11が引張弾力を付与して設けてあり、ジョウ3に常
時開放する方向のバネ弾力を付与している。
【0011】12は、ジョウ3を挟持位置に固定する固
定部材を構成する二股状のヨークで、キングピンK方向
に進出作動することによって、二股状のヨーク先端部1
4の内側壁部は前記ジョウ3の先端挟圧面13に当接
し、外側壁部はカプラベース1の挟圧壁部15に当接す
ることによって、ジョウ3を挟持位置に固定すると共
に、避退作動することによって、ヨーク先端部14は前
記ジョウ3の先端挟圧面13とカプラベース1の挟圧壁
部15から離脱して、ジョウ3を開ジョウバネ11によ
り開放するように構成してある。このとき、図6に示す
ように、二股状のヨーク先端部14の係止突起16がジ
ョウ3の裏側の係合溝17に係合して、ジョウ3を開放
位置に設定すると共に、この状態でヨーク12をキング
ピンK方向に移動しようとしても、係止突起16がジョ
ウ3の裏側の係合溝17に係合して、ジョウ3を挟持方
向に移動するのを阻止するように構成してある。そし
て、ジョウ3の保持部6にキングピンKが進入してジョ
ウ3を閉じ方向に回動すると、係止突起16がジョウ3
の裏側の係合溝17から離脱して、ヨーク先端部14が
ジョウ3を挟持方向に移動するのを可能にするように構
成してある。ヨーク12の基部中央には、カプラベース
1の後壁面18と中央部支持部19に両端を一体に固定
されたヨークシャフト20が設けてある。ヨーク12の
基部中央はヨークシャフト20に移動自在に案内されて
おり、ヨークシャフト20の外周に巻回したヨークスプ
リング21が後壁面18とヨーク12との間に弾発力を
付与して設けてあり、ヨーク12に、ジョウ3を挟持す
る方向に移動し、且つ、挟持状態のジョウ3を挟持位置
に固定する方向のバネ弾力を付与している。
【0012】他方、ヨーク12の基部中央には、ヨーク
スプリング21のバネ弾力に抗してヨーク12を、ジョ
ウ3を挟持位置に固定する固定位置と開放位置に移動操
作するヨークレバー22がヨークシャフト20に交差し
て設けてある。ヨークレバー22の一端部は、カプラベ
ース1の一側端部に支軸23を中心にヨークシャフト2
0の長手方向に沿って揺動自在に軸支されている。実施
例の場合、ヨーク12の基部中央には、図2においてヨ
ークシャフト20の下側に位置して一体にレバーガイド
部材24が設けてあり、このレバーガイド部材24に前
記ヨークレバー22が揺動自在に係合し、ヨークレバー
22の揺動に伴ってヨーク12をヨークシャフト20に
沿って移動自在に操作し得るように構成してある。ヨー
クシャフト22の他端部側には、ジョウ3に並んで、ヨ
ークシャフト20とほぼ平行方向に作動杆26がエア作
動するヨークシリンダ25がカプラベース1に支軸27
を支点に揺動自在に設けてある。28はヨークシャフト
22の他端部側に作動杆26を伸縮自在に取り付ける取
付部材である。そして、ヨークシリンダ25のエア作動
により、作動杆26が避退位置に移動するとき、ヨーク
レバー22はレバーガイド部材24を介してヨーク12
を、ジョウ3を挟持位置に固定する固定位置に移動し、
作動杆26が伸長位置に移動するとき、ヨークレバー2
2はレバーガイド部材24を介してヨーク12を、ヨー
クスプリング21のバネ弾力に抗して強力にジョウ3を
開放する開放位置に移動するように構成してあり、この
とき、ヨークレバー22の先端、作動杆26の先端等の
全ての作動部材がカプラベース1の周囲に突出しないよ
うに設けてある。29はヨークレバー22の先端部に設
けた手動用操作部材を連結すべき連結機構等からなる手
動操作部材の連結部である。
【0013】また、ヨーク12の側部には、前記ヨーク
シャフト20とヨークシリンダ25の中間部に位置し、
且つ、ヨークレバー22とヨーク基部の中間に位置し
て、角型の連結部を介してヨーク12と一体にロックピ
ン30が突設してある。31はロックカムプレートで、
図ではヨーク12及びヨークレバー22の下方に位置し
て、カプラベース1の後部壁面18に支軸32を中心に
ヨークレバー22の長手方向に沿って揺動自在に設けて
ある。ロックカムプレート31には、前記ロックピン3
0が嵌合するカム孔33が設けてある。カム孔33に
は、図4に示すようにジョウ3が挟持位置を維持するよ
うにヨーク12を固定位置に係止するヨーク固定段部3
4、図5に示すようにジョウ3を切り離し準備状態に維
持するヨーク切り離し段部35、及び、図6に示すよう
にジョウ3を開放状態に維持するヨーク12の位置を規
制するジョウ開放孔部36等が設けてある。
【0014】また、ロックカムプレート31には、その
基部側とカプラベース1の後壁面18との間に、作動杆
37がエア作動するセーフテイロックシリンダ40が設
けてある。38はセーフテイロックシリンダ40の基部
をカプラベース1の後壁面18にロックカムプレート3
1方向に揺動自在に連結する支軸であり、39は作動杆
37をロックカムプレート31に取り付ける取付部材で
ある。そして、セーフテイロックシリンダ40のエア作
動により、作動杆37が避退位置に移動しロックピン3
0がヨーク固定段部34に係合するとき、図4に示すよ
うにヨークレバー22及びヨーク12は、ジョウ3を挟
持位置に固定する固定位置に固定されることとなり、図
5に示すように作動杆37が伸長してヨーク切り離し段
部35に移動するとき、ヨークレバー22及びヨーク1
2は、ヨークスプリング21のバネ弾力に抗して強力に
ジョウ3を開放する開放準備位置に固定されることとな
り、図6に示すように作動杆37がジョウ開放孔部36
に移動するとき、ジョウ3を開放状態に維持するヨーク
12の位置を規制することとなる。41はロックカムプ
レート31をセーフテイロックシリンダ40の作動杆3
7の避退方向に回動するバネ弾力を付与するロックプレ
ートバネであり、42はロックカムプレート31をロッ
クプレートバネ41のバネ弾力に抗して手動操作するワ
イヤー等からなる手動操作部材を着脱自在に連結する突
起等からなる連結部である。
【0015】43はジョウ3がキングピンKを挟持する
位置にあることを確認するロックガードリミットスイッ
チである。ロックガードリミットスイッチ43は、カプ
ラベース1のキングピンKの導入路の前端部に、支軸4
4に揺動自在に設けた検出レバー45の作動端46に当
接する位置に設けてある。図2に示すように、検出レバ
ー45の検出部はキングピンKの導入路に沿ってジョウ
3の挟持部6の下方まで延設してあり、挟持位置の挟持
部6に当接して押し下げられ、支軸44を中心に作動端
46が上方に作動してロックガードリミットスイッチ4
3を閉成(ON)するように構成してある。47は検出
レバー45の検出部を上方に弾発する検出レバーバネで
あり、常時は検出レバー45の検出部方向の先端部はカ
プラベース1の適宜な構造部物をストッパーにして停止
している。48は、ヨーク12が固定位置にあることを
確認するヨークリミットスイッチで、ヨークシャフト2
0の中央部支持部19付近に、ヨーク12がジョウ3を
挟持位置に固定する位置で、ヨーク12の基部又は基部
と一体な部分に当接して閉成(ON)するように設けて
ある。
【0016】49は、カプラベース1が水平方向の適正
な連結位置にあることを確認するストッパリミットスイ
ッチである。ストッパリッミットスイッチ49は、図7
乃至図13に概略して示すように、常時は支持脚部2に
対してトレーラT方向に連結先端方向が下がるようにバ
ネ弾力を受けているカプラベース1が、連結時にトレー
ラTのキングピンK周辺の底部に当接して水平方向に姿
勢を変化させるのを利用して、傾斜して支持脚部2の突
出部51に接近しているカプラベース1にバネ弾力等に
より回転作動するその作動端子部50が当接するように
設置してあり、カプラベース1が、連結時にトレーラT
のキングピンK周辺の底部に当接して水平方向に姿勢を
変化させると、作動端子部50が回転してストッパリッ
ミットスイッチ49が閉成(0N)するように構成して
ある。
【0017】上記のロックガードリミットスイッチ4
3、ヨークリミットスイッチ48及びストッパリミット
スイッチ49は、図10以下の説明図に記載のように、
連結部付近のトラクタに設けた制御箱Sのリレースイッ
チR1,R2,R3,R4,R5,R6等のリレースイ
ッチ回路部を介してトラクタ運転席のスタータスイッチ
52、パーキングブレーキスイッチ53、リバーススイ
ッチ54、適正連結確認用のパイロットランプ55、及
び警報用のランプ56とブザー57等からなる警報回路
に接続している。58と59は、制御箱Sに設けた警報
回路の警報用のランプとブザー、60はトラクタに設け
たバッテリー等の電源である。また、ヨークシリンダ2
5及びセーフテイロックシリンダ40には、それぞれト
ラクタのエアータンク63から制御箱S内の電磁弁6
1、62を介して作動エアが供給されている。64はヨ
ークシリンダ25作動用の電磁弁61のヨークキースイ
ッチ、65はセーフテイロックシリンダ40作動用の電
磁弁62のレバーキーである。実施例の場合、電磁弁6
1、62が作動して各エアシリンダ25、40にエアタ
ンク63のエアが供給されると、その作動杆26、37
は伸長し、電磁弁が作動していないエアタンク63のエ
アが供給されていない時は、別のエア回路から各エアシ
リンダ25、40のエアが吸引されその作動杆26、3
7は縮小方向に付勢されている。上記の各スイッチの作
動態様は、カプラ装置の連結から切り離しまでの各ユニ
ットの作動に対応して表1のようになる。
【0018】
【表1】
【0019】表1に基づいて、本発明に係るカプラ連結
装置の作動態様を説明すると、準備段階では、先ず、 ジョウ3が開いていることと、トレーラTの高さが
適正なことを確認する。このとき、図6に示すように、
ヨークシリンダ25の作動杆26は伸長し、ヨークレバ
ー22に伴ってヨーク12はジョウ開放位置にあり、ヨ
ーク基部のロックピン30はロックカムプレート31の
ジョウ開放孔部36に位置している。ジョウ3は開放
し、ヨークスプリング21のバネ弾力を受けたヨーク1
2の先端部14の係止突起16はジョウ3の係合溝17
に係合してジョウ3を開放状態に維持している。
【0020】次に、 図7に示すようにトラクタを後退させて連結動作に
はいる。このとき、図10及び図14に記載のように、
スタータスイッチ52と、バックギアレバーの操作に伴
うリバーススイッチ54とがONすると共に、リレース
イッチR1,R2,R3,R4がONする。警報回路に
は通電しない。 ’ジョウ3が閉じたままトラクタを後退すると、運転
席と制御箱の警報用のランプとブザーが鳴り、異常を知
ることができる。このとき、図16に記載のように、ス
タータスイッチ52とリバーススイッチ54がONする
と共に、ジョウ3が挟持位置にあるからロックガードリ
ミットスイッチ43とヨークリミットスイッチ48がO
N状態にあり、リレースイッチR1,R2,R3がON
となり、警報回路が通電して運転席と制御箱の警報用の
ランプ56、58が点灯しブザー57、59が鳴る。
【0021】 正常状態で図8に示すようにトラクタ
RとトレーラTを連結すると、リバースギアを入れた状
態で運転席のパイロットランプ55が点灯する。警報回
路には通電しない。このとき、図8に示すように、ジョ
ウ3の挟持部6にキングピンKが入りジョウ3が閉じ方
向に移動すると、図4の如く、ヨークスプリング21の
バネ弾力を受けたヨーク12の先端部14の係止突起1
6はジョウ3の係合溝17から離脱し、ジョウ3を挟持
状態に維持する。同時に、ヨークスプリング21のバネ
弾力を受けたヨークレバー22を介してヨークシリンダ
25も縮小する。なお、ヨークシリンダ25に縮小方向
のエア作動が作用する場合には、ヨーク12にはヨーク
レバー22を介して固定方向のエア力が作用する。ヨー
ク基部のロックピン30はカム孔33を移動しロックプ
レートバネ41のバネ弾力で回動したロックカムプレー
ト31のヨーク固定段部34に係合して、ジョウ3は固
定位置に固定される。このとき、図11及び図15に記
載のように、ジョウ3がキングピンを挟持した連結位置
にあるからロックガードリミットスイッチ43とヨーク
リミットスイッチ48とストッパリミットスイッチ49
がON状態にあり、スタータスイッチ52とリバースス
イッチ54がONしており、リレースイッチR1,R
3,R5、R6がONとなり、リバースギアを入れた状
態で運転席のパイロットランプ55の回路が通電して点
灯する。
【0022】 次いで、トラクタとトレーラのブレー
キや電気系統のホース、ハーネスを接続し、トレーラの
補助脚を上げ、トレーラの駐車ブレーキを解除し、走行
することになる。 ’トレーラの高さ不適合等により連結不備が生じた場
合、警報装置が作動し、前述の状態でパイロットランプ
が消灯する。この場合、図15の正常な状態で、ストッ
パリミットスイッチ49がOFF状態に維持されるか
ら、’の図16の状態と全く同じになり、警報装置が
作動し、パイロットランプが消灯することとなる。
【0023】 連結状態で正常に走行中には、の状
態でリバーススイッチをOFFした状態であるから、図
11及び図15でリレースイッチR3がOFFになり、
パイロットランプ55が消灯する。 ’連結走行中にジョウ3からキングピンKが外れる連
結不良が生じた場合、警報回路が通電して運転席と制御
箱の警報用のランプ56、58が点灯しブザー57、5
9が鳴る。この場合、図17に記載のように、ジョウ3
からキングピンKが外れることによって、ロックガード
リミットスイッチ43及びヨークリミットスイッチ48
がOFFし、リレースイッチR1,R4,R5がONす
ることによって、警報回路が通電して運転席と制御箱の
警報用のランプ56、58が点灯しブザー57、59が
鳴る。 ”’において、停車して駐車ブレーキを掛けると警
報装置の作動が停止する。この場合、図17において、
パーキングブレーキスイッチ53をONすると、警報回
路を構成していたリレースイッチR1がOFFとなり、
警報が遮断される。
【0024】 連結切り離し準備として、トレーラの
駐車ブレーキをかけて、トレーラの補助脚を降ろし、ト
ラクタとトレーラのブレーキや電気系統のホース、ハー
ネスの接続を外す。の状態と全く同じである。 レバーキー、ヨークキーの順にキーを操作し、セー
フテイロックシリンダ40、ヨークシリンダ25の順に
エアシリンダを作動させて、連結を解除する。この場
合、図12に示すように、制御箱S内に設けたレバーキ
ーを操作すると、レバーキースイッチ65がONし、電
磁弁62が作動して、図6に示すように、図4の状態か
らセーフテイロックシリンダ40が伸長し、ロックカム
プレート31をロックプレートバネ41に抗して回動
し、ヨーク12のロックピン30をヨーク固定段部34
から離脱し、次いでヨークキーを操作すると、ヨークキ
ースイッチ64がONし、電磁弁61が作動し、図6に
示すように、ヨークシリンダ25が伸長し、ヨークレバ
ー22を介して、ロックピン30がヨーク固定段部34
から離脱したヨーク12を、ヨークスプリング21の弾
発力に抗して固定解除位置に移動する。このとき、図8
に示すように、キングピンKはジョウ3の挟持位置にあ
るから、ロックガードリミットスイッチ43はON状態
を維持している。この状態では、図12及び図18に示
すように、制御箱S内のヨークキースイッチ64、レバ
ーキースイッチ65がONしており、カプラベース1の
スイッチ43、48、49の中では、ヨークリミットス
イッチ48だけがOFFとなり、スタータスイッチ52
及びパーキングブレーキスイッチ53がONし、リレー
スイッチR4,R5,R6がON状態にある。なお、こ
のときパーキングブレーキスイッチ53がOFF状態に
あると、リレースイッチR1がONし、たちまち警報回
路が作動することとなる。
【0025】 図9に示すように、トラクタを前進さ
せてトレーラーから切り離す。このとき、図13に示す
のと同じように、レバーキー、ヨークキーは解除操作
し、レバーキースイッチ65、ヨークキースイッチ64
はOFF状態にあり、カプラベース1のロックガードリ
ミットスイッチ43、ヨークリミットスイッチ48及び
ストッパリミットスイッチ49はOFF状態にあり、図
13と異なるのはリバーススイッチ54もOFF状態に
ある点だけである。
【0026】’レバーキー、ヨークキーによるエアシ
リンダ作動系統が失陥しているときは、ロックカムプレ
ート31、ヨークレバー22を手動操作部材で手動操作
して連結を解除することができる。図19に示すよう
に、図4のキングピン挟持固定状態において、ロックカ
ムプレート31の連結突起等からなる手動操作部材の連
結部42にクランプワイヤー66を取付けると共に、ヨ
ークレバー22のネジ連結部等からなる手動操作部材の
連結部29にバーハンドル67を取付け、クランプワイ
ヤー66を引っ張ってロックカムプレート31をロック
プレートバネ41のバネ弾力に抗して手前に回動し、図
6に示すように、ヨーク12のロックピン30をヨーク
固定段部34から離脱し、次いで、バーハンドル67に
よりヨークレバー22を図上時計方向に回動すると、レ
バーガイド部材24を介してヨーク12の基部をヨーク
スプリング21のバネ弾力に抗してヨークシャフト20
に沿ってカプラベース1の後壁面18方向に移動するこ
とによって、ヨーク12の先端部14をジョウ開放位置
に移動する。このとき、ヨーク12と一体なロックピン
30はロックカムプレート31のカム孔33のジョウ開
放孔部36に誘導される。ヨーク12をジョウ3の開放
位置に操作した後は、クランプワイヤー66及びバーハ
ンドル67は離脱しておくことができる。
【0027】このとき、図19に示すように、カプラベ
ース1のスイッチ43、48、49の中では、ヨークリ
ミットスイッチ48だけがOFFとなり、スタータスイ
ッチ52及びパーキングブレーキスイッチ53がON
し、リレースイッチR4,R5,R6がON状態にあ
る。なお、このときパーキングブレーキスイッチ53が
OFF状態にあると、リレースイッチR1がONし、た
ちまち警報回路が作動することとなる。なお、図19に
示す手動操作の電気回路は、図18と比較すれば明らか
なように、図18のレバーキースイッチ65、ヨークキ
ースイッチ64による電磁弁61、62とセーフテイロ
ックシリンダ40、ヨークシリンダ25のエアシリンダ
作動系統を削除しただけで、他の電気回路構成は同一で
あるから、本発明に係るカプラ装置がエアシリンダ作動
系統のない手動操作のみの構成であったとしても、前記
を除く作動を全て行うことは明白である。
【0028】
【効果】以上の通り、本発明に係るカプラ装置によれ
ば、牽引すべき車両に設けたキングピンを挟持・開放す
る一対のジョウを備え、ジョウを挟持位置に固定する固
定部材を操作する操作部材等を備えたカプラベースを有
するカプラ装置において、前記操作部材等の全ての部品
をカプラベースの周囲から突出しないようにカプラベー
スの内側に配置した構成を有することにより、カプラ装
置を設けたトラクタを後進させて、キングピンを具備す
るトレーラに連結する時に、トラクタの高さが不具合な
ため、トレーラ側のキングピンがカプラベースの周囲に
当接するようなことがあっても、エアシリンダやヨーク
レバー等の機能部品等が周囲に張り出していないから、
機能部品が破損して連結できなくなるような事故が生じ
ない効果がある。また、駐車中にカプラベースから張り
出している機能部品がない構成を有するから、いたずら
や誤操作によりトラクターとトレーラを切り離してしま
うような事故の畏れも防止できる効果がある。
【0029】また、本発明は前記のカプラ装置におい
て、固定部材がヨークからなり、ヨークをヨークシャフ
トに沿って移動するヨークレバーと、ヨークを挟持位置
及び開放位置に位置規制するロックカムプレートからな
る操作部材等を設けた構成を有することにより、ロック
カムプレートによってヨークを挟持位置及び開放位置に
位置規制することができ、そうすることによってジョウ
を挟持位置、開放位置に安全に位置規制することができ
る効果がある一方、ヨークレバーによってヨークをヨー
クシャフトに沿って挟持位置又は開放位置に容易に移動
操作することができる効果がある。また、前記のカプラ
装置において、操作部材等を自動操作するエアシリンダ
を設けたことにより、例えば、ヨークレバーとロックカ
ムプレートをエアシリンダで駆動操作することにより、
トラクタ運転席等の遠隔から自動により軽快にヨークを
挟持位置又は開放位置に移動操作及び固定操作すること
ができる効果がある。
【0030】また、本発明は、前記のカプラ装置におい
て、操作部材等を手動操作する着脱自在な手動操作部材
を設けた構成を有することにより、カプラベースの周囲
から突出しないようにカプラベースの内側に配置したヨ
ークレバーやロックカムプレート等の操作部材に、手動
操作部材を装着して手動で操作することができると共
に、ジョウの開閉操作後にはカプラベースの周囲から突
出しないように離脱しておくことができるから、連結時
にトレーラ側のキングピンがカプラベースの周囲に当接
するようなことがあっても、エアシリンダやヨークレバ
ー等の機能部品等が周囲に張り出していないから、機能
部品が破損して連結できなくなるような事故が生じない
効果があると共に、駐車中にカプラベースから張り出し
ている機能部品がないから、いたずらや誤操作によりト
ラクターとトレーラを切り離してしまうような事故の畏
れも防止できる効果がある。
【0031】また、本発明は、前記のカプラ装置におい
て、ジョウがキングピンを挟持する位置にあることを確
認するロックガードリミットスイッチ、ヨーク等の固定
部材が固定位置にあることを確認するヨークリミットス
イッチ及びカプラベースが適正な連結位置にあることを
確認するストッパリミットスイッチをカプラベース側に
設け、カプラ装置によるキングピンとの連結状態を確認
する構成を有することにより、ジョウがキングピンを挟
持しているか否か、ヨーク等の固定部材が固定位置にあ
るか否か、カプラベースが適正な連結位置にあるか否か
を確認することができるから、連結準備、連結完了、連
結走行時、切り離し準備、又は切り離し完了等の場合に
応じて、上記各リミットスイッチのON・OFF信号に
基づき適正な情報が得られ、その情報に対応した各操作
を確実に行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るカプラ装置の一実施例の要部
を示す底面図
【図2】 その中央縦断正面図
【図3】 その中央縦断側面図
【図4】 その使用態様を示す要部の底面図
【図5】 他の使用態様を示す要部の底面図
【図6】 他の使用態様を示す要部の底面図
【図7】 その使用態様を示す中央縦断正面図
【図8】 他の使用態様を示す中央縦断正面図
【図9】 他の使用態様を示す中央縦断正面図
【図10】 作動態様を示す概略説明図
【図11】 作動態様を示す概略説明図
【図12】 作動態様を示す概略説明図
【図13】 作動態様を示す概略説明図
【図14】 作動態様を示す概略説明図
【図15】 作動態様を示す概略説明図
【図16】 作動態様を示す概略説明図
【図17】 作動態様を示す概略説明図
【図18】 作動態様を示す概略説明図
【図19】 作動態様を示す概略説明図
【符号の説明】
1 カプラベース 2 支持脚部 3 ジョウ 4 軸受 5 ジョウピン 6 挟持部 7 ガイド面 8 離脱防止壁 9 壁面当接部 10 突起部 11 開ジョウバネ 12 ヨーク 13 先端挟圧面 14 ヨーク先端部 15 挟圧壁部 16 係止突起 17 係合溝 18 後壁面 19 中央部支持部 20 ヨークシャフト 21 ヨークスプリング 22 ヨークレバー 23 支軸 24 レバーガイド部材 25 ヨークシリンダ 26 作動杆 27 支軸 28 取付部材 29 手動操作部材の連結部 30 ロックピン 31 ロックカムプレート 32 支軸 33 カム孔 34 ヨーク固定段部 35 ヨーク切り離し段部 36 ジョウ開放孔部 37 作動杆 38 支軸 39 取付部材 40 セーフテイロックシリンダ 41 ロックプレートバネ 42 手動操作部材の連結部 43 ロックガードリミットスイッチ 44 支軸 45 検出レバー 46 作動端 47 検出レバーバネ 48 ヨークリミットスイッチ 49 ストッパリミットスイッチ 50 作動端子部 51 突出部 52 スタータスイッチ 53 パーキングブレーキスイッチ 54 リバーススイッチ 55 パイロットランプ 56 警報用ランプ 57 警報用ブザー 58 警報用ランプ 59 警報用ブザー 60 電源 61 電磁弁 62 電磁弁 63 エアタンク 64 ヨークキースイッチ 65 レバーキースイッチ 66 クランプワイヤー 67 バーハンドル R トラクタ T トレーラ K キングピン S 制御箱 R1,R2,R3,R4,R5,R6 リレースイッ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 牽引すべき車両に設けたキ
    ングピンを挟持・開放する一対のジョウを備え、ジョウ
    を挟持位置に固定する固定部材を挟持位置と開放位置に
    操作する操作部材等を備えたカプラベースを有するカプ
    ラ装置において、前記操作部材等の全ての機能部品をカ
    プラベースの周囲から突出しないようにカプラベースの
    内側に配置したことを特徴とするカプラ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカプラ装
    置において、固定部材がヨークからなり、ヨークをヨー
    クシャフトに沿って移動するヨークレバーと、ヨークを
    挟持位置及び開放位置に位置規制するロックカムプレー
    トからなる操作部材等を設けたことを特徴とするカプラ
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のカ
    プラ装置において、操作部材等を自動操作するエアシリ
    ンダを設けたことを特徴とするカプラ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3に記載
    のカプラ装置において、操作部材等を手動操作する着脱
    自在な手動操作部材を設けたことを特徴とするカプラ装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3又は4に
    記載のカプラ装置において、ジョウがキングピンを挟持
    する位置にあることを確認するロックガードリミットス
    イッチ、ヨーク等の固定部材が固定位置にあることを確
    認するヨークリミットスイッチ、及びカプラベースが適
    正な連結位置にあることを確認するストッパリミットス
    イッチをカプラベース側に設け、カプラ装置によるキン
    グピンとの連結状態を確認可能にしたことを特徴とする
    カプラ装置。
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