JPH09240950A - エレベータ運転装置 - Google Patents

エレベータ運転装置

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JPH09240950A
JPH09240950A JP8050213A JP5021396A JPH09240950A JP H09240950 A JPH09240950 A JP H09240950A JP 8050213 A JP8050213 A JP 8050213A JP 5021396 A JP5021396 A JP 5021396A JP H09240950 A JPH09240950 A JP H09240950A
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operation control
inverter
rescue
rescue operation
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Yutaka Ogawa
豊 小川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】エレベータを制御する運転制御装置に異常が発
生しても乗客を安全に救出できる安価な救出運転制御装
置を構成することにある。 【解決手段】交流電源1より供給される交流を直流に変
換するコンバータ7及びこのコンバータより出力される
直流を交流に変換するインバータ9を制御する速度制御
回路19を備えた運転制御装置28と、バッテリー35から供
給される直流を交流に変換するインバータ39及びこのイ
ンバータを制御するインバータ制御装置49を有し、運転
制御装置の故障時にインバータの出力により巻上用電動
機を駆動してかごを救出運転する救出運転制御装置29と
を備え、運転制御装置28に故障が発生すると巻上用電動
機15への電力供給系を救出運転制御装置側に切換えると
共に、運転制御装置に設けられた救出運転制御回路44よ
り救出運転信号を速度制御回路に入力し、インバータ制
御装置に制御指令を与えてインバータを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエレベータの運転制
御装置の不具合時に乗客を安全に救出するための救出運
転制御装置を備えたエレベータ運転装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エレベータが階間で故障したり、停電し
たりすると、乗客はかご内に閉込められて恐怖感や焦燥
感に襲われるため、乗客の安全(PL)上かかる状態を
できる限り避ける必要がある。
【0003】そこで、従来では上記のような不具合時に
対処するため、乗客がかご内に閉込められた場合、かご
内から直接電話回線を使用してサービス会社と連絡をと
る連絡装置を設置したり、複数台のエレベータがある場
合には正常な号機が救出を行うようにしたり、通常の運
転制御装置とは別に救出運転を行うための専用の救出運
転制御装置を設置したりしている。
【0004】しかし、連絡装置を設置する場合には、安
価で乗客の不安を軽減するのに有効であるが、サービス
員や係員が現場に到着して救出するまでにはかご内での
閉込め時間が長くなり、また広域の災害や停電が発生し
た場合は救出までに時間がかかるという問題がある。
【0005】また、正常な他号機が救出を行う場合に
は、エレベータが複数台あることが条件で運転操作も専
門知識も必要とするため、適用範囲が制限され、また停
電の場合には全てのエレベータの運転ができないため、
上記と同様に乗客がかご内に閉込められてしまう。
【0006】さらに、専用の救出運転制御装置により救
出運転を行う場合には、上記のような問題もなく一番望
ましいが、新たにそれ専用の装置を設置しなければなら
ないため、コスト的に高価になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】最近では、このような
問題を改善するため、救出運転の用途を停電時のみに限
定してバッテリーを電源とする運転制御装置を動作させ
て救出運転を行うようにした装置も開発されている。
【0008】しかし、かかる装置では運転制御装置に異
常が発生しても、そのことを検出できないたため、かご
に閉込められた乗客を救出するための救出運転ができな
いという問題がある。
【0009】特に近年のエレベータは、インバータ駆動
装置が使用され高度化しているが、逆に外乱や環境に対
しては敏感になっている部分もあり、一度異常が発生す
ると閉込め故障となる場合が多く、また事前に異常状態
を発見することも難しくなってきている。
【0010】そこで、このような不具合を回避するため
に主回路部分を二重系にする提案もあるが、あまり容量
の大きくないエレベータについてはコスト高となり、実
用的でない。
【0011】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、エレベータを制御する運転制御装
置に異常が発生しても、乗客を安全に救出できる安価な
エレベータ救出運転制御装置を備えたエレベータ運転装
置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、次のような手段によりエレベータ運転装置
を構成するものである。請求項1に対応する発明は、交
流電源より供給される交流を直流に変換するコンバータ
及びこのコンバータより出力される直流を交流に変換し
てエレベータのかごを駆動する巻上用電動機に供給する
インバータを前記かご、ホール及び昇降路からの信号に
基いて発生する速度基準に応じた制御指令を出力する速
度制御回路を備えた運転制御装置と、前記交流電源に接
続されたバッテリー充電器により充電されるバッテリー
から供給される直流を交流に変換するインバータ及びこ
のインバータを制御するインバータ制御装置を有し、前
記運転制御装置の故障時に前記インバータの出力により
前記巻上用電動機を駆動して前記かごを救出運転する救
出運転制御装置とを備え、前記運転制御装置に故障が発
生すると前記巻上用電動機への電力供給系を前記救出運
転制御装置側に切換えると共に、救出運転信号を出力す
る救出運転制御回路を前記運転制御装置に設け、この救
出運転制御回路より救出運転信号を速度制御回路に入力
し、この速度制御回路より前記救出運転制御装置のイン
バータ制御装置に制御指令を与えて前記インバータを制
御する。
【0013】従って、請求項1に対応する発明のエレベ
ータ運転装置にあっては、運転制御装置の故障時には救
出運転制御回路に故障信号を与え、この救出運転制御回
路より速度制御回路に救出運転指令信号を入力すること
により、救出運転制御装置のインバータ制御装置に低速
運転の制御信号が与えられるので、安全且つ高精度にエ
レベータを救出運転することができる。
【0014】請求項2に対応する発明は、請求項1に対
応する発明において、前記バッテリー充電器の入力側に
交流電源の停電を検出する停電検出器を設け、この停電
検出器により交流電源の停電が検出されると前記バッテ
リーより得られる直流を制御電源として前記運転制御装
置の制御装置に供給する。
【0015】従って、請求項2に対応する発明のエレベ
ータ運転装置にあっては、上記作用効果に加えて、交流
電源の停電時にもバッテリーより得られる直流を制御電
源として運転制御装置の制御装置に供給されるので、簡
単且つ安価な構成にしてエレベータを安全に救出運転す
ることができる。
【0016】請求項3に対応する発明は、交流電源より
供給される交流を直流に変換するコンバータ及びこのコ
ンバータより出力される直流を交流に変換してエレベー
タのかごを駆動する巻上用電動機に供給するインバータ
を前記かご、ホール及び昇降路からの信号に基いて発生
する速度基準に応じた制御指令を出力する速度制御回路
を備えた運転制御装置と、前記交流電源に接続された電
源トランスを介して入力される交流を直流に変換する整
流器、この整流器から供給される直流を交流に変換する
インバータ及びこのインバータを制御するインバータ制
御装置を有し、前記運転制御装置の故障時に前記インバ
ータの出力により前記巻上用電動機を駆動して前記かご
を救出運転する救出運転制御装置とを備え、前記運転制
御装置に故障が発生すると前記巻上用電動機への電力供
給系を前記救出運転制御装置側に切換えると共に、救出
運転信号を出力する救出運転制御回路を前記運転制御装
置に設け、この救出運転制御回路より速度制御回路に救
出運転信号を入力し、この救出運転制御回路より前記救
出運転制御装置のインバータ制御装置に制御指令を与え
て前記インバータを制御する。
【0017】従って、請求項3に対応する発明のエレベ
ータ運転装置にあっては、バッテリを用いないでも通常
運転制御装置の故障時に救出運転を高精度に実現するこ
とができる。また、電源トランスにより低電圧に降圧し
てインバータに入力しているので、汎用インバータを使
用することができ、全体を安価に構成することができ
る。
【0018】請求項4に対応する発明は、複数台のエレ
ベータにそれぞれ対応させて設けられ、交流電源より供
給される交流を直流に変換するコンバータ及びこのコン
バータより出力される直流を交流に変換してエレベータ
のかごを駆動する巻上用電動機に供給するインバータを
前記かご、ホール及び昇降路からの信号に基いて発生す
る速度基準に応じた制御指令を出力する速度制御回路を
備えた運転制御装置と、直流を交流に変換するインバー
タ及びこのインバータを制御するインバータ制御装置を
有し、前記運転制御装置の何ずれかの故障時に前記イン
バータの出力により前記巻上用電動機を駆動して前記か
ごを救出運転する前記各運転制御装置に共通の救出運転
制御装置とを備え、前記各運転制御装置に制御装置の故
障により救出運転信号を出力する救出運転制御回路をそ
れぞれ設け、前記運転制御装置の何ずれかに故障が発生
すると、該運転制御装置の前記巻上用電動機への電力供
給系を前記救出運転制御装置側に切換えると共に、前記
救出運転制御回路より速度制御回路に救出運転信号を入
力し、この速度制御回路より前記救出運転制御装置のイ
ンバータ制御装置に制御指令を与えて前記インバータを
制御する。
【0019】従って、請求項4に対応する発明のエレベ
ータ運転装置にあっては、複数台のエレベータが運転さ
れる場合、各通常運転制御装置に対して救出運転制御装
置を共用することにより大幅にコストを低減することが
でき、また制御回路も通常運転制御装置の構成を使用し
ているので、安全性も確保することができる。
【0020】請求項5に対応する発明は、複数台のエレ
ベータにそれぞれ対応させて設けられ、交流電源より供
給される交流を直流に変換するコンバータ及びこのコン
バータより出力される直流を交流に変換してエレベータ
のかごを駆動する巻上用電動機に供給するインバータを
前記かご、ホール及び昇降路からの信号に基いて発生す
る速度基準に応じた制御指令を出力する速度制御回路を
備えた運転制御装置の出力回路を相互に接続切換可能な
構成とし、且つ前記各運転制御装置の故障により救出運
転信号を出力する救出運転制御回路を設け、前記運転制
御装置の何ずれかに故障が発生すると該運転制御装置の
救出運転制御回路より他の健全な運転制御装置の救出運
転制御回路に救出運転基準指令を入力して故障のある運
転制御装置の出力回路を健全な運転制御装置の出力回路
に切換えて救出運転する。
【0021】従って、請求項5に対応する発明のエレベ
ータ運転装置にあっては、複数台のエレベータが並列運
転されている場合、エレベータの運転制御装置が故障し
ても健全なエレベータの運転制御装置を利用することに
より、特別に救出運転制御装置を設けなくても救出運転
を行うことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明によるエレベータ運転
装置の第1の実施の形態を示す回路構成図である。
【0023】図1において、1は3相交流電源、28は
この3相交流電源1より電力を受けてエレベータを運転
する通常運転制御装置、29は3相交流電源1の停電及
び通常運転制御装置28に異常が発生すると起動され、
エレベータを救出運転する救出運転制御装置である。
【0024】上記エレベータは、通常運転制御装置28
又は救出運転制御装置29により駆動制御される巻上用
電動機15、この巻上用電動機15により駆動されるメ
インシーブ22及びそらせシーブ23に掛けられたワイ
ヤの一端部に吊下げられたかご24及びこのかご24の
反対側のワイヤの他端部に吊下げられたバランスウェイ
ト25により構成されている。
【0025】上記通常運転制御装置28は、主回路と制
御回路とから構成され、主回路には、3相交流電源1よ
り電源側リアクトル2、電磁接触器3を介して入力され
る交流を直流に変換するスイッチング素子で構成された
コンバータ7、このコンバータ7より平滑コンデンサ8
を介して入力される直流を再び交流に変換し、電磁接触
器13、モータ側リアクトル14を介して巻上用電動機
15に供給するスイッチング素子で構成されたインバー
タ9が設けられる。
【0026】制御回路には、かご24からの信号及び昇
降路、ホールからの信号が入力される安全確認回路及び
制御スイッチ回路27からの信号が入力される運転ロジ
ック制御回路20、この運転ロジック制御回路20より
基準信号が入力され、且つ速度検出器21により検出さ
れる巻上用電動機15の速度検出信号とかご内荷重検出
器26により検出されるかご内荷重信号を基に速度基準
に従うように制御指令を出力する速度制御回路19、運
転ロジック制御回路20より故障信号が入力されると電
磁接触器3,13に開放指令を、救出運転制御装置29
側の後述する電磁接触器43に投入指令をそれぞれ出力
すると共に、速度制御回路19に救出運転指令信号を与
える救出運転制御回路44が設けられる。
【0027】また、コンバータ7の入力回路の各相に設
けられた電流検出器4,5,6により検出される入力電
流とコンバータ7の出力回路に設けられた電圧検出器1
6の電圧検出信号がそれぞれ入力され、且つ速度制御回
路19より入力される制御指令により平滑コンデンサ8
の両端子間電圧が任意の設定値になるようにコンバータ
7を制御するコンバータ駆動制御回路17、インバータ
9の出力回路の各相に設けられた電流検出器10,1
1,12の電流検出信号がそれぞれ入力され、且つ速度
制御回路19より入力される制御指令に基いてインバー
タ9を制御するインバータ駆動制御回路18が設けられ
る。
【0028】一方、救出運転制御装置29は、3相交流
電源1より交流電力が入力されるバッテリー充電器3
4、このバッテリー充電器34により充電されるバッテ
リー35、このバッテリー35に充電された直流を交流
に変換し、その出力を電磁接触器43を介して巻上用電
動機15に供給するインバータ39が設けられる。
【0029】また、通常運転制御装置28側の救出運転
制御回路44より速度制御回路19に救出運転指令信号
が入力されると、この速度制御回路19より入力される
制御信号により動作し、インバータ39の出力回路の各
相に設けられた電流検出器40,41,42よりそれぞ
れ入力される出力電流及び電圧検出器38より入力され
るインバータ39の入力電圧を基にインバータ39を制
御すると共に、インバータ39の入力回路に回生抵抗器
37を介して設けられた回生用半導体スイッチ素子36
を制御するインバータ制御装置49が設けられる。
【0030】さらに、救出運転制御装置29にはバッテ
リー充電器34の交流入力側に3相交流電源1の停電を
検出する停電検出器33、この停電検出器33により停
電が検出されると通常運転制御装置28の各制御回路に
バッテリー35の出力を制御電源として供給するDC/
DCコンバータ47が設けられる。
【0031】次に上記のように構成されたエレベータ運
転装置の作用を述べる。いま、電磁接触器3,13が投
入され、救出運転制御装置29側の電磁接触器43が開
放状態にある通常運転時には、3相交流電源1より電源
側リアクトル2、電磁接触器3を通して入力される交流
がコンバータ7により直流に変換され、平滑コンデンサ
8により平滑されてインバータ9に入力される。このイ
ンバータ9では、コンバータ7より入力される直流を交
流に変換して電磁接触器10、モータ側リアクトル14
を通して巻上用電動機15に供給する。
【0032】このとき、かご24からの信号及び昇降
路、ホールからの信号が入力される安全確認回路及び制
御スイッチ回路27からの信号が運転ロジック制御回路
20に入力されると、この運転ロジック制御回路20は
これらの信号を基に基準信号を速度制御回路19に入力
する。
【0033】また、速度制御回路19は、速度検出器2
1により検出される巻上用電動機15の速度信号とかご
内荷重検出器26により検出されるかご内荷重信号を基
に速度基準に従うように制御指令をコンバータ駆動制御
回路17、インバータ駆動制御回路18にそれぞれ与え
る。
【0034】従って、コンバータ駆動制御回路17は、
電流検出器4〜6より入力される電流検出信号と電圧検
出器16より入力される電圧検出信号及び速度制御回路
19より入力される制御指令をもとに、平滑コンデンサ
8の両端子間電圧が任意の設定値になるようにコンバー
タ7を制御する。
【0035】また、インバータ駆動制御回路18は、電
流検出器10〜12より入力される電流検出信号及び速
度制御回路19より入力される制御指令に基いてインバ
ータ9を制御する。
【0036】これにより、巻上用電動機15が駆動制御
され、かご24が昇降移動することになる。このような
状態でエレベータが運転されているとき、通常運転制御
装置28に故障が発生し、運転ロジック制御回路18よ
り救出運転制御回路44に故障信号が入力されると、こ
の救出運転制御回路44は電磁接触器3,13を開放す
ると共に、救出運転制御装置29側の電磁接触器43を
投入する。同時に救出運転制御回路44より速度制御回
路19に救出運転指令信号を与えると、この速度制御回
路19は救出運転制御装置29側のインバータ制御装置
49に制御信号を与える。
【0037】すると、このインバータ制御装置49はイ
ンバータ39の出力回路の各相に設けられた電流検出器
40,41,42よりそれぞれ入力される出力電流及び
電圧検出器38より入力されるインバータ39の入力電
圧を基に、インバータ39を制御すると共に、インバー
タ39の入力回路に回生抵抗器37を介して設けられた
回生用半導体スイッチ素子36を制御する。
【0038】従って、バッテリー35より入力される直
流がインバータ39により交流に変換され、電磁接触器
43を通して巻上用電動機15に供給され、救出運転が
行われる。この場合、速度制御回路19からインバータ
制御装置49に低速の運転信号を制御信号として与える
ことにより、かご24は最寄階まで低速で運転され、乗
客の救出が行われる。
【0039】以上は通常運転制御装置の制御回路に異常
が発生した場合の救出運転であるが、3相交流電源1が
停電した場合には停電検出器33により停電が検出され
ると、停電検出信号によりDC/DCコンバータ47が
動作し、このDC/DCコンバータ47より通常運転制
御装置28の制御回路にバッテリー35を電源とする制
御電源出力を与えることにより、前述と同様の救出運転
が行われる。
【0040】このように第1の実施の形態では、通常運
転制御装置28の故障時には通常運転制御装置側の運転
ロジック制御回路20より救出運転制御回路44に故障
信号を与え、この救出運転制御回路44より速度制御回
路19に救出運転指令信号を入力することにより、救出
運転制御装置29側のインバータ制御装置49に低速運
転の制御信号が与えられるので、エレベータを安全且つ
高精度に救出運転することができる。
【0041】また、救出運転制御装置29は救出運転自
体を低速で運転の容易なアンバランス方向への運転とす
ることにより、主回路容量や電圧が小さくて良く、駆動
装置として汎用のインバータ装置の適用が可能となるの
で、コスト的にも安価に構成できる。
【0042】図2は本発明の第2の実施の形態における
救出運転制御装置の回路構成図を示すものである。第2
の実施の形態では、電源として図1に示す3相交流電源
1より三相交流電力が供給される電源トランス51、こ
の電源トランス51の交流出力を直流に変換する整流器
52、この整流器52により変換された直流を平滑する
平滑コンデンサ53、この平滑コンデンサ53により平
滑された直流を交流に変換する半導体スイッチング素子
からなるインバータ39、図1に示す速度制御回路19
より入力される制御信号により動作し、インバータ39
の出力回路の各相に設けられた電流検出器40,41,
42よりそれぞれ入力される出力電流及び電圧検出器3
8より入力されるインバータ39の入力電圧を基にイン
バータ39を制御すると共に、インバータ39の入力回
路に回生抵抗器37を介して設けられた回生用半導体ス
イッチング素子36を制御するインバータ制御装置49
から救出運転制御装置50を構成するものである。
【0043】このような構成の救出運転制御装置50と
すれば、バッテリーを用いないでも通常運転制御装置の
故障時に救出運転を高精度に実現することができる。ま
た、電源トランス51により低電圧に降圧してインバー
タ39に入力しているので、汎用インバータを使用する
ことができ、第1の実施の形態と同様に全体を安価に構
成することができる。
【0044】上記構成の救出運転制御装置50では電源
として3相交流電源1を用いているので、停電時の救出
運転はできないが、必要に応じて図1と同様にバッテリ
ーとの共用電源として停電時に対応できるようにしても
良い。
【0045】図3は本発明の第3の実施の形態を示す回
路構成図である。第3の実施の形態では、複数台のエレ
ベータが設置されている場合、各エレベータの通常運転
制御装置28a,28bに対して救出運転制御装置50
aを共通に設ける構成とするものである。
【0046】ここで、19a,19bは通常運転制御装
置28a,28b側の速度制御回路、49aは救出運転
制御装置50a側のインバータ制御装置である。なお、
13a,13b,43a,43bは電磁接触器、14
a,14bはリアクトル、15a,15bは巻上用電動
機である。
【0047】このような構成のエレベータ運転装置にお
いて、一方の通常運転制御装置28aの制御回路が故障
した場合には、電磁接触器13aを開放して電磁接触器
43aを投入することにより、救出運転制御装置50a
により巻上用電動機15aを駆動制御することにより、
第1の実施の形態と同様の救出運転を行うことができ
る。
【0048】また、他方の通常運転制御装置28bの制
御回路が故障した場合には電磁接触器13bを開放し、
電磁接触器43bを投入することにより、救出運転制御
装置50aにより同様の救出運転を行うことができる。
【0049】このように複数台のエレベータが運転され
る場合には、各通常運転制御装置に対して救出運転制御
装置を共用することにより大幅にコストを低減すること
ができ、また制御回路も通常運転制御装置の構成を使用
しているので、安全性も確保することができる。
【0050】図4は本発明の第4の実施の形態を示す回
路構成図である。第4の実施の形態では、図4に示すよ
うに複数台のエレベータが運転されている場合、各エレ
ベータの主回路にそれぞれ設けられた電磁接触器13
a,13bに加えて主回路相互間を電磁接触器51a,
51bを介して接続し、且つ各エレベータの運転制御装
置28a,28bに救出運転回路44a,44bをそれ
ぞれ設けると共に、これら相互間で救出運転基準指令を
入出力可能な構成とするものこのような構成のエレベー
タ運転装置にあっては、一方の運転制御装置28aが故
障した場合、救出運転制御回路44aからの指令によ
り、電磁接触器13a,13b,51aを開放し、電磁
接触器51bを投入し、同時に救出運転回路44aから
救出運転回路44bに救出運転基準指令を出して他方の
運転装置28bにより巻上用電動機15aを駆動する。
【0051】上記とは逆に他方の運転制御装置28bが
故障した場合には、電磁接触器13a,13b,51b
を開放し、電磁接触器51aを投入し、同時に救出運転
回路44bから救出運転回路44aへ救出運転基準指令
を出して一方の運転制御装置28aにより巻上用電動機
15aを駆動する。
【0052】従って、複数台のエレベータが並列運転さ
れている場合には、エレベータの運転制御装置が故障し
ても健全なエレベータの運転制御装置を利用することに
より、特別に救出運転制御装置を設けなくても救出運転
を行うことができる。
【0053】
【発明の効果】以上述べたように本発明によるエレベー
タの運転装置によれば、制御回路は通常の運転制御装置
を使用し、救出運転制御装置は救出運転のみが可能な容
量の小さい低電圧の構成要素を使用することにより、主
回路を制御する制御装置に異常が発生しても乗客を安全
に救出することができると共に、構成簡単にして安価に
実現するすることができる。また、複数台のエレベータ
が並列運転されている場合には、救出運転制御装置の共
用や、または互いの救出運転を行うことにより、さらに
コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるエレベータの運転制御装置の第1
の実施の形態を示す回路構成図。
【図2】本発明の第2の実施の形態における救出運転制
御装置の回路構成図。
【図3】本発明の第3の実施の形態における主回路の概
略回路構成図。
【図4】本発明の第4の実施の形態における主回路の概
略回路構成図。
【符号の説明】
1……3相交流電源 2……電源側リアクトル 3,13……電磁接触器 4〜6,10〜12……電流検出器 7……コンバータ 8……平滑コンデンサ 9……インバータ 14……モータ側リアクトル 15……巻上用電動機 16……電圧検出器 17……コンバータ駆動回路 18……インバータ駆動回路 19……速度制御回路 20……運転ロジック制御回路 21……速度検出器 22……メインシーブ 23……そらせシーブ 24……かご 25……バランスウェイト 26……かご内荷重検出器 27……安全及び制御スィッチ回路 28……通常運転制御装置 29……救出運転制御装置 33……停電検出器 34……バッテリー充電器 35……バッテリー 36……回生用半導体スイッチ素子 37……回生抵抗器 38……電圧検出器 39……インバータ 40〜42……電流検出器 43,45……電磁接触器 44……救出運転制御回路 47……DC/DCコンバータ 49……インバータ制御装置 50……救出運転制御装置 51……電源トランス 52……整流器 53……平滑コンデンサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源より供給される交流を直流に変
    換するコンバータ及びこのコンバータより出力される直
    流を交流に変換してエレベータのかごを駆動する巻上用
    電動機に供給するインバータを前記かご、ホール及び昇
    降路からの信号に基いて発生する速度基準に応じた制御
    指令を出力する速度制御回路を備えた運転制御装置と、
    前記交流電源に接続されたバッテリー充電器により充電
    されるバッテリーから供給される直流を交流に変換する
    インバータ及びこのインバータを制御するインバータ制
    御装置を有し、前記運転制御装置の故障時に前記インバ
    ータの出力により前記巻上用電動機を駆動して前記かご
    を救出運転する救出運転制御装置とを備え、 前記運転制御装置に故障が発生すると前記巻上用電動機
    への電力供給系を前記救出運転制御装置側に切換えると
    共に、救出運転信号を出力する救出運転制御回路を前記
    運転制御装置に設け、この救出運転制御回路より救出運
    転信号を速度制御回路に入力し、この速度制御回路より
    前記救出運転制御装置のインバータ制御装置に制御指令
    を与えて前記インバータを制御することを特徴とするエ
    レベータ運転装置。
  2. 【請求項2】 前記バッテリー充電器の入力側に交流電
    源の停電を検出する停電検出器を設け、この停電検出器
    により交流電源の停電が検出されると前記バッテリーよ
    り得られる直流を制御電源として前記運転制御装置の制
    御装置に供給することを特徴とする請求項1記載のエレ
    ベータ運転装置。
  3. 【請求項3】 交流電源より供給される交流を直流に変
    換するコンバータ及びこのコンバータより出力される直
    流を交流に変換してエレベータのかごを駆動する巻上用
    電動機に供給するインバータを前記かご、ホール及び昇
    降路からの信号に基いて発生する速度基準に応じた制御
    指令を出力する速度制御回路を備えた運転制御装置と、
    前記交流電源に接続された電源トランスを介して入力さ
    れる交流を直流に変換する整流器、この整流器から供給
    される直流を交流に変換するインバータ及びこのインバ
    ータを制御するインバータ制御装置を有し、前記運転制
    御装置の故障時に前記インバータの出力により前記巻上
    用電動機を駆動して前記かごを救出運転する救出運転制
    御装置とを備え、 前記運転制御装置に故障が発生すると前記巻上用電動機
    への電力供給系を前記救出運転制御装置側に切換えると
    共に、救出運転信号を出力する救出運転制御回路を前記
    運転制御装置に設け、この救出運転制御回路より速度制
    御回路に救出運転信号を入力し、この救出運転制御回路
    より前記救出運転制御装置のインバータ制御装置に制御
    指令を与えて前記インバータを制御することを特徴とす
    るエレベータ運転装置。
  4. 【請求項4】 複数台のエレベータにそれぞれ対応させ
    て設けられ、交流電源より供給される交流を直流に変換
    するコンバータ及びこのコンバータより出力される直流
    を交流に変換してエレベータのかごを駆動する巻上用電
    動機に供給するインバータを前記かご、ホール及び昇降
    路からの信号に基いて発生する速度基準に応じた制御指
    令を出力する速度制御回路を備えた運転制御装置と、直
    流を交流に変換するインバータ及びこのインバータを制
    御するインバータ制御装置を有し、前記運転制御装置の
    何ずれかの故障時に前記インバータの出力により前記巻
    上用電動機を駆動して前記かごを救出運転する前記各運
    転制御装置に共通の救出運転制御装置とを備え、 前記各運転制御装置に制御装置の故障により救出運転信
    号を出力する救出運転制御回路をそれぞれ設け、前記運
    転制御装置の何ずれかに故障が発生すると、該運転制御
    装置の前記巻上用電動機への電力供給系を前記救出運転
    制御装置側に切換えると共に、前記救出運転制御回路よ
    り速度制御回路に救出運転信号を入力し、この速度制御
    回路より前記救出運転制御装置のインバータ制御装置に
    制御指令を与えて前記インバータを制御することを特徴
    とするエレベータ運転装置。
  5. 【請求項5】 複数台のエレベータにそれぞれ対応させ
    て設けられ、交流電源より供給される交流を直流に変換
    するコンバータ及びこのコンバータより出力される直流
    を交流に変換してエレベータのかごを駆動する巻上用電
    動機に供給するインバータを前記かご、ホール及び昇降
    路からの信号に基いて発生する速度基準に応じた制御指
    令を出力する速度制御回路を備えた運転制御装置の出力
    回路を相互に接続切換可能な構成とし、且つ運転制御装
    置の故障により救出運転信号を出力する救出運転制御回
    路を前記各運転制御装置にそれぞれ設け、 前記運転制御装置の何ずれかに故障が発生すると該運転
    制御装置の救出運転制御回路より他の健全な運転制御装
    置の救出運転制御回路に救出運転基準指令を入力して故
    障のある運転制御装置の出力回路を健全な運転制御装置
    の出力回路に切換えて救出運転することを特徴とするエ
    レベータ運転装置。
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