JPH09241845A - 電極成膜装置 - Google Patents

電極成膜装置

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JPH09241845A
JPH09241845A JP8059296A JP8059296A JPH09241845A JP H09241845 A JPH09241845 A JP H09241845A JP 8059296 A JP8059296 A JP 8059296A JP 8059296 A JP8059296 A JP 8059296A JP H09241845 A JPH09241845 A JP H09241845A
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JP
Japan
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oscillator
monitor
crystal
vapor deposition
vacuum chamber
Prior art date
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Pending
Application number
JP8059296A
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English (en)
Inventor
Masahiro Matsui
昌弘 松井
Katsunori Yanagisawa
勝則 柳沢
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Miyota KK
Original Assignee
Miyota KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モニター水晶の振動周波数出力を安定させ、
振動片の電極成膜を正確に行う。 【解決手段】 真空槽内で振動片に電極を成膜する装置
において、モニター水晶を真空槽内の発振器にて発振さ
せ、モニター水晶と発振器の間の浮遊容量を少なくする
ために、モニター水晶から発振器までの距離を短くし、
モニター水晶と発振器を同一収納治具に配置する。ま
た、モニター水晶発振用発振器の出力信号の後に増幅器
を配置し出力信号の減衰を補う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電極成膜装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】圧電材料に励振電極を設け、電極に交流
をかけて共振させ基準信号源とすることは古くから行わ
れている。中でも圧電セラミックスやピエゾ効果を有す
る単結晶に励振電極を設けて振動子として使用している
例が多い。電極の成膜は真空槽内に振動片を適当な治具
で配置し、蒸着やスパッタリング等の手法で行われてい
る。振動片に何を使用するか、成膜に何を使用するかは
振動子を製造するにおいては単なる選択事項なので、以
下では例示としてATカット水晶振動子の電極成膜を真
空蒸着法で行う場合を想定して説明するが例示に限定さ
れるものではない。
【0003】図1はシリンダー型容器に収納された矩形
状ATカット水晶振動子の斜視図である。図4はATカ
ット水晶振動片40単体の斜視図である。図1において
1は金属製のカバーである。ATカット水晶振動子は水
晶原石を所望するATカット水晶振動片(以下単に水晶
片又はワークという)2に加工する工程、水晶片2に電
極3を成膜する工程、気密端子4のリード端子5に水晶
片2を固定するマウント工程、所望する周波数にあわせ
込む調整工程、金属カバー1で水晶片2を気密封止する
工程からなる。
【0004】水晶片に電極を成膜する工程は、電気信号
を取り出すための励振電極を形成することを主たる目的
にしているが、同時にその振動周波数の粗調整をするこ
とも目的としている。水晶片の表面上に質量が一様に付
加すると、その振動周波数が減少する特性があることが
知られている。前記の電極を成膜する工程でも電極膜と
いう質量が水晶片に付加されることでその振動周波数が
減少する。この減少する量を電極降下量あるいはプレー
トバック量という。プレートバック量は電極膜の面積、
密度、膜厚及び水晶片の大きさ、周波数によって異な
る。電極膜の材料としては、銀、金、ニッケル、アルミ
ニウム、パラジウム等が使用され、用途によってはクロ
ムやチタンを下地にし、その上に前記電極材を積層する
こともある。
【0005】図2は従来技術による真空蒸着機内部の模
式を示す正面断面図である。真空槽29には水晶片40
に電極を蒸着するための蒸着源26を有している。蒸着
源26の上部にワークである水晶片40を多数整列収納
した蒸着治具24とプレートバック量を制御するための
モニター22が配置されている。蒸着材料25は適宜前
述の材料から選ばれる。モニター22には図3に示すよ
うな丸形のATカット水晶振動子30(以下モニター水
晶という)が使用されており、モニター水晶30の振動
周波数の変化を蒸着膜厚に換算することで蒸着のレート
と蒸着膜厚を制御している。これを言い換えれば、ワー
ク40のプレートバック量を制御していることになる。
モニター水晶30は丸形のATカット水晶振動子で、そ
の振動周波数は4.5MHZから6.5MHZのものが
多用されている。また、モニター水晶30はワーク40
の電極成膜の邪魔にならない位置に離して配置してあ
る。モニター水晶30は予め電極31をその表裏面に形
成しておき、発振器27に接続することで、蒸着開始時
から常時その振動周波数を取り出せるようになってお
り、取り出した振動周波数は制御装置28で読みとられ
る。制御装置28はモニター水晶30の振動周波数の変
化により蒸着源26のパワーを制御し、モニター水晶3
0の振動周波数が設定値と一致したら蒸着材料25の上
面に位置するオーバーラン防止のシャッター(図示せ
ず)を閉じ蒸着を終了させる。
【0006】成膜中真空槽29の内部は真空でかつ蒸着
源26が蒸着材料25を蒸発させるために高温になる。
発振器27は熱による悪影響をさけるため真空槽29の
外部に配置してある。そのため、モニター水晶30から
発振器27までの距離は長くなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】水晶片に電極を成膜す
る工程は、電気信号を取り出すための励振電極を形成す
ることを主たる目的にしているが、同時にその振動周波
数を粗調整し、一定の狙い値に入れることも目的として
いる。成膜後のワーク40の振動周波数のバラツキは、
その電極膜厚のバラツキによって、大きく影響を受ける
から、真空槽29内のワーク40の電極膜厚はできるだ
け均一にする必要がある。図2に示した従来技術でも蒸
着バッチ内のワークの電極膜厚は蒸着治具24の中のワ
ーク40の位置により異なるが、位置によるバラツキは
膜厚補正板(図示せず)等で小さくされている。しか
し、蒸着バッチ間の膜厚のバラツキは小さくすることが
出来ない。蒸着バッチ間の膜厚のバラツキの原因はモニ
ター水晶30の振動周波数の安定度にある。蒸着中ワー
ク40の膜厚の管理方法は、モニター水晶30の振動周
波数の変化を蒸着膜厚に換算することで、蒸着のレート
と蒸着膜厚の制御を行っている。そのためにモニター水
晶30の振動周波数を安定に発振させ制御装置28に入
力しなければならない。図2で示した従来技術では成膜
中、真空槽29の内部は真空でかつ蒸着源26が蒸着材
料25を蒸発させるために高温になり、発振器27は熱
による影響を避けるため真空槽29の外部に配置する。
そのためモニター水晶30から発振器27までの距離は
長くなり、モニター水晶30から発振器27までの浮遊
容量が増大する。浮遊容量が増大すると発振器27から
のモニター水晶30の振動周波数出力が不安定になった
り、極端な場合は発振停止に至ってしまう。成膜中、真
空槽29の内部は蒸着材料25を蒸発させるために蒸着
源26に大電流を流し、又、制御装置28からは蒸着源
26を制御するための信号及び蒸着材料25の上面に位
置するオーバーラン防止のシャッターを制御する種々の
信号が真空槽29の内部に入ってくるので、真空槽29
の内部は多種多様な電磁波ノイズがある。そのためモニ
ター水晶30から発振器27までの距離が長くなると電
磁波ノイズの影響を受け発振器27から出力されるモニ
ター水晶30の振動周波数が不安定になったり、極端な
場合は発振停止に至ってしまう。
【0008】図2で示した従来技術にて前述したモニタ
ー水晶30から発振器27までの浮遊容量の悪影響を軽
減するために、発振器27を真空槽29の内部に配置す
ると、蒸着源26が蒸着材料25を蒸発させるために高
温になり、発振器27は高温の影響を受け蒸着中安定に
動作しなくなる。そのため発振器27からのモニター3
0の振動周波数出力が不安定になったり、極端な場合は
発振停止に至ってしまう。そこで蒸着源26よりの高温
の影響をさけるため、発振器27を真空槽29の外部に
配置すると、前述したモニター水晶30から発振器27
までの浮遊容量の悪影響のため、モニター水晶30の振
動周波数出力が不安定になったり、極端な場合は発振停
止になってしまう。
【0009】また、図2で示した従来技術にて、前述し
たモニター水晶30から発振器27までの浮遊容量の悪
影響を軽減するために発振器27を真空槽29の内部に
配置すると、発振器27から制御装置28までの距離が
長くなり、モニター水晶30の振動周波数出力信号が減
衰するので、蒸着中のモニター水晶30の振動周波数が
制御装置28に正確に入力されず、制御装置28が誤動
作し、制御装置28は蒸着源26を正しく制御できなく
なる。極端な場合は蒸着中突然停止してしまうこともあ
る。本発明は前述の多くの課題を解決することを目的と
している。
【0010】
【課題を解決するための手段】真空槽内で振動片に電極
を成膜する装置において、モニター水晶を真空槽内の発
振器にて発振させ、モニター水晶と発振器の間の浮遊容
量を少なくするために、モニター水晶から発振器までの
距離を短くし、モニター水晶と発振器を同一収納治具に
配置する。また、モニター水晶発振用発振器の出力信号
の後に増幅器を配置し出力信号の減衰を補う。
【0011】
【発明の実施の形態】図5は本発明を説明するための蒸
着機内部模式を示す正面断面図である。従来技術と異な
るのは発振器27及び増幅器50を真空槽29の内部に
置き、かつ発振器27とモニター水晶30を同一収納治
具に配置した。また、発振器27の出力信号の後に増幅
器50を追加した。成膜中において蒸着材料25を蒸発
させるために蒸着源26が高温になり、その輻射熱を受
け真空槽29の内部は高温になる。蒸着源26よりの幅
射熱で真空槽29の内部にある発振器27、及び増幅器
50が誤動作しないように、断熱処理をし、かつ蒸着源
26からの幅射熱が直接当たらないように発振器27及
び増幅器50は蒸着源26からみてモニター22の影に
なる部分に配置する。真空槽29の内部にある発振器2
7及び増幅器50の断熱処理方法は、真空槽29の形
状、蒸着材料25の種類による蒸着源26の温度及び発
振器27、増幅器50の配置場所により異なるが、発振
器27、増幅器50が高温の影響で誤動作しない断熱処
理(発振器27及び増幅器50を石綿でおおう方法、水
冷パイプで水冷する方法等が考えられる。)を施す必要
がある。図5ではモニター22、モニター水晶30、発
振器27、増幅器50は蒸着源26の上部に位置する
が、真空槽29のいかなる場所に配置しても蒸着源26
からの輻射熱が直接当たらないように発振器27及び増
幅器50は蒸着源26からみてモニター22の影になる
部分に配置する。
【0012】モニター22、モニター水晶30、発振器
27は同一収納治具に配置し、浮遊容量の影響をできる
だけ少なくするためモニター水晶30から発振器27ま
での距離を短くする。
【0013】発振器27の信号出力の後に設けた増幅器
50は発振器27の出力信号の減衰を補うためのもので
あり、必ずしも真空槽29の内部に配置するものではな
い。増幅器50は発振器27の出力信号の減衰の程度に
より真空槽29の外部に配置することも可能である。増
幅器50は発振器27の出力信号が制御装置28に到達
するのに充分な増幅能力を有していることが条件とな
る。この場合、真空槽29の形状、及び信号伝送距離の
長さ等、信号減衰量を考慮して、当該業者での決定事項
とする。
【0014】
【発明の効果】以上、詳述した本発明によれば次のよう
な効果が得られる。
【0015】モニター水晶発振用発振器を真空槽内に置
くことによりモニター水晶から発振器までの距離が短く
なり、モニター水晶と発振器の間の浮遊容量が少なくな
る。その結果、成膜中のモニター水晶の振動周波数は発
振器から安定に出力され制御装置に入力する。制御装置
はモニター水晶の振動周波数変化で成膜の状況を把握し
蒸着源を制御し、目的の成膜を行うことが出来る。
【0016】モニター水晶と発振器を同一収納治具に配
置することにより、モニター水晶から発振器までの距離
が短くなり、モニター水晶と発振器の間の浮遊容量が少
なくなる。その結果、成膜中のモニター水晶の振動周波
数は発振器から安定に出力され制御装置に入力する。制
御装置はモニター水晶の振動周波数の変化で成膜の状況
を把握し蒸着源を制御し、目的の成膜を行うことが出来
る。
【0017】発振器の信号出力の後段に増幅器をおくこ
とによりモニター水晶の振動周波数は十分な入力レベル
を確保して制御装置に入力し、制御装置は目的の成膜を
行えるように蒸着源を制御する事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ATカット水晶振動子の斜視図。
【図2】 従来技術による真空蒸着機内部の模式を示す
正面断面図。
【図3】 モニター水晶に使用される丸形のATカット
水晶振動片。
【図4】 ATカット水晶振動片の斜視図。
【図5】 本発明による真空蒸着機内部の模式を示す正
面断面図。
【符号の説明】
1 金属カバー 2 水晶片 3 電極 4 気密端子 5 リード端子 22 モニター 24 蒸着治具 25 蒸着材料 26 蒸着源 27 発振器 28 制御装置 29 真空槽 30 丸形モニター水晶 31 電極 40 ATカット水晶振動片 50 増幅器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空槽内で振動片に電極を成膜する装置
    において、モニター水晶を真空槽内のモニター水晶発振
    用の発振器にて発振させることを特徴とする電極成膜装
    置。
  2. 【請求項2】 真空槽内にあるモニター水晶とモニター
    水晶発振用の発振器を同一収納治具に配置することを特
    徴とする請求項1記載の電極成膜装置。
  3. 【請求項3】 モニター水晶発振用の発振器の信号出力
    の後段に増幅器を設けたことを特徴とする請求項1又は
    2記載の電極成膜装置。
JP8059296A 1996-03-08 1996-03-08 電極成膜装置 Pending JPH09241845A (ja)

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JP8059296A JPH09241845A (ja) 1996-03-08 1996-03-08 電極成膜装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005256171A (ja) * 2005-02-21 2005-09-22 Toyo Commun Equip Co Ltd 金薄膜の製造方法とそれを用いた水晶振動子
CN113122817A (zh) * 2021-04-16 2021-07-16 深圳市三束镀膜技术有限公司 一种真空镀膜晶振信号近距离处理装置及真空镀膜设备

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