JPH09243836A - プラスチック光ファイバ素線及び該素線を用いたプラスチック光ファイバケーブル - Google Patents

プラスチック光ファイバ素線及び該素線を用いたプラスチック光ファイバケーブル

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JPH09243836A
JPH09243836A JP8083066A JP8306696A JPH09243836A JP H09243836 A JPH09243836 A JP H09243836A JP 8083066 A JP8083066 A JP 8083066A JP 8306696 A JP8306696 A JP 8306696A JP H09243836 A JPH09243836 A JP H09243836A
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    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/02Optical fibres with cladding with or without a coating
    • G02B6/02033Core or cladding made from organic material, e.g. polymeric material

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速伝送用に開口数を下げたプラスチック光
ファイバケーブルにおいて、曲げによる光ロスを低減す
る。 【解決手段】 PMMA樹脂からなる芯2の上に、ビニ
リデンフロライド系共重合体とメタクリレート系樹脂か
らなる組成物を被覆して第1鞘層3とし、さらにその上
に屈折率が上記第1鞘層を形成する組成物よりも0.0
05を超え0.08未満の範囲で低いビニリデンフロラ
イド系樹脂を被覆して第2鞘層4を形成してなる素線1
の周囲に熱可塑性樹脂からなる保護被覆層5を形成して
ケーブルを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、高速光通信のため
のコンピュータ接続配線、交換機周りの配線、工場自動
機制御の配線、などに利用できるプラスチック光ファイ
バ素線に関するものであり、特に曲げによる光ロスの少
ないプラスチック光ファイバ素線及びケーブルを提供す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、信号伝送にプラスチック光ファイ
バケーブルを使用する場合の注意点として、プラスチッ
ク光ファイバケーブルは曲げた時の光ロスが大きいた
め、ケーブルの曲げ半径をできるだけ大きくして光ロス
を小さくしなければならないということがある。ステッ
プインデックス型の光ファイバの曲げによる光ロスは、
光ファイバの開口数NAとファイバの直径に関係し、開
口数が大きい程、そして直径が小さい程、光ロスが小さ
くなることが理論的に考察されているが、開口数や直径
を勝手に変えることはできない。即ち、光ファイバの直
径を小さくすることは、受光量を減らし、結合の容易さ
を損なうことになることなどから好ましくない。開口数
についても同様である。ステップインデックス型のプラ
スチック光ファイバの開口数NAは、芯樹脂の屈折率
(nX )と鞘樹脂の屈折率(nY )により、次式で求め
られる。
【0003】NA=(nX 2−nY 20.5
【0004】
【発明が解決しようとする課題】開口数はプラスチック
光ファイバの伝送帯域に関係する。従来のプラスチック
光ファイバでは開口数は0.45〜0.7であったが、
より高速の信号伝送を達成する必要から開口数を0.1
〜0.45程度に下げたプラスチック光ファイバでは、
曲げによる光ロスがますます深刻になっており、このよ
うな低開口数のプラスチック光ファイバの曲げによる光
ロス対策の良い解決法は見つかっていない。
【0005】本発明はこのような問題点を解決し、高速
伝送に対応した開口数の低いプラスチック光ファイバに
おいて、曲げによる光ロスを低減することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、芯をポリメチ
ルメタクリレート(PMMA)系樹脂とし、それを取り
巻く第1鞘層の樹脂がビニリデンフロライドを主成分と
する共重合体とメタクリレートを主成分とする樹脂の混
合物からなり、さらにその上を取り巻く第2鞘層が、ビ
ニリデンフロライドを主成分とする樹脂からなり、芯樹
脂、第1鞘樹脂、第2鞘樹脂の20℃におけるナトリウ
ムD線で測定した屈折率をn0 、n1 、n2 とする時の
関係が次式を満たし、 0.1<NA=(n0 2−n1 20.5 <0.45 (1)式 0.005<n2 −n1 <0.08 (2)式 第1鞘層の厚さが2〜25μm、第2鞘層の厚さが0.
5〜300μmであることを特徴とするプラスチック光
ファイバ素線である。
【0007】本発明はさらに、上記プラスチック光ファ
イバ素線の上にさらに熱可塑性樹脂を被覆してなるプラ
スチック光ファイバケーブルを提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】図1に本発明のプラスチック光フ
ァイバケーブルを示す。図中、1が本発明のプラスチッ
ク光ファイバ素線で、芯2、第1鞘層3、第2鞘層4で
構成され、さらにその上に熱可塑性樹脂からなる保護被
覆層5を形成して光ファイバケーブルを構成している。
【0009】本発明において、芯を形成するPMMA系
樹脂は、プラスチック光ファイバに用いる素材として公
知のものであり、メチルメタクリレートを80重量%以
上含有する透明な重合体であり、メチルメタクリレート
単一重合体の他に、メチルアクリレートやエチルアクリ
レートとの共重合体や或いはブチルアクリレートなどを
1〜20重量%程度含む共重合体で、比較的Tg が低
く、フレキシビリティに富んだものなどが曲げによる光
ロスの低減には好適である。
【0010】PMMA系樹脂のメルトフローインデック
スは230℃荷重、3.8Kg、オリフィス直径2m
m、長さ8mmの条件(以下、メルトフローインデック
スの測定条件は同じ)で、0.1〜45g/10分の範
囲のものが、機会的強度と滑らかな成形性から特に好ま
しい。このようなPMMA系樹脂は20℃のナトリウム
D線で測定した屈折率(以下、屈折率の測定条件は同
じ)が1.487〜1.495程度の値を示す。
【0011】本発明において、芯を取り巻く第1鞘層の
樹脂は、ビニリデンフロライドを主成分とする共重合体
とメタクリレートを主成分とする樹脂の混合物からな
り、さらにその上を取り巻く第2鞘層の樹脂がビニリデ
ンフロライドを主成分とする樹脂からなり、芯樹脂、第
1鞘樹脂、第2鞘樹脂の屈折率をn0 、n1 、n2 とし
た時、次式を満たす。
【0012】 0.1<NA=(n0 2−n1 20.5 <0.45 (1)式 0.005<n2 −n1 <0.08 (2)式
【0013】ここで、NAは先に示した開口数で、プラ
スチック光ファイバの伝送帯域の指標となるものであ
る。前記したように、該開口数を下げると、曲げによる
光ロスが大きくなるが、本発明では鞘を2段にすること
によりこの問題を解決した。
【0014】芯に直接被覆する第1層目の鞘の屈折率n
1 は、プラスチック光ファイバの開口数をほとんど支配
するものであり、伝送速度から必要に応じて、芯の屈折
率n0 とn1 を決める必要がある。ところで、この上に
第2鞘層を配置した場合、この第2鞘樹脂の屈折率n2
をn1 に比べて充分低くした場合、プラスチック光ファ
イバを曲げて高次モードの光が第1鞘層を透過して損失
されても、該第2鞘層にいよりいくらかの光を全反射さ
せて回収することができることを見出した。しかしこの
ことは、結果的に開口数を大きくしたのではないかとい
う懸念があったが、本発明においてプラスチック光ファ
イバの開口数はファイバが長くなると第2鞘層にはほと
んど影響されないことがわかった。その理由は、定常的
に第2鞘層で反射されるような光は、第1鞘層を繰り返
し通過するうちに減衰してしまうからであった。つま
り、第1鞘樹脂の透明度が適当である必要がある。
【0015】上記(2)式に示したように、第1鞘樹脂
と第2鞘樹脂とは屈折率の差が0.005を超え0.0
8未満である必要がある。この屈折率の差が0.005
以下であると第2鞘層を設ける効果が薄く、また、第2
鞘樹脂の屈折率は低ければ低い程曲げにより局部漏洩し
た光の回収が可能になり好ましいものの、ビニリデンフ
ロライド系樹脂を用いることから、0.08以上は実質
困難である。
【0016】本発明において、第1鞘樹脂、第2鞘樹脂
のいずれにもビニリデンフロライドを主成分とする樹脂
を選択した理由は、先ず、ビニリデンフロライド系樹脂
で鞘を形成した場合に、芯のPMMA系樹脂と完全に相
溶し、芯と鞘の境界面において連続的に樹脂の組成が変
化してくるため、非常に強靭なプラスチック光ファイバ
が得られる。しかしながら、ビニリデンフロライドを主
成分とする共重合体のみでは第1鞘層として屈折率が低
過ぎ、好ましくない。そこでメタクリレート樹脂を混合
することにより、透明性良く混合して、屈折率を高く調
整することができる。
【0017】さらに、第2鞘層と第1鞘層にはいずれも
ビニリデンフロライドを主成分とする樹脂を用いている
ことから、これらの境界においても透明に相溶し、伝送
損失の低い、曲げによる光ロスの少ないファイバ素線が
得られる。
【0018】本発明において第1鞘樹脂に用いられる、
ビニリデンフロライドを主成分とする共重合体として
は、ビニリデンフロライドとヘキサフロロアセトンの共
重合体、或いは、これら2元成分にさらに、トリフロロ
エチレンやテトラフロロエチレンを加えた3元以上の共
重合体が非常に好ましい。また、ビニリデンフロライド
とヘキサフロロプロペンの共重合体、或いはこれら2元
成分にさらに、トリフロロエチレンやテトラフロロエチ
レンを加えた3元以上の共重合体、さらにビニリデンフ
ロライドとテトラフロロエチレンの2元共重合体、ビニ
リデンフロライドとトリフロロエチレンの2元共重合体
などである。
【0019】また、上記ビニリデンフロライドを主成分
とする共重合体に混合するメタクリレートを主成分とす
る樹脂としては、メチルメタクリレートやエチルメタク
リレートのホモポリマーや、これらのポリマー成分を主
成分とする共重合体が用いられる。ビニリデンフロライ
ドを主成分とする共重合体とメタクリレートを主成分と
する樹脂との混合割合は、それぞれの樹脂の屈折率と配
合重量割合の重量平均で凡そ求められる屈折率が所望の
値になるように、それぞれの混合比率を1%から99%
の範囲で適当に選択すれば良い。第1鞘樹脂としての混
合物(組成物)のメルトフローインデックスは、好まし
くは5g/10分〜20g/10分程度のものである。
【0020】本発明において、第2鞘樹脂のビニリデン
フロライドを主成分とする樹脂としては、第1鞘樹脂に
用いられる、ビニリデンフロライドを主成分とする共重
合体を用いることができる。第2鞘樹脂は第1鞘樹脂よ
りも屈折率を低くするため、第1鞘樹脂のようにメタク
リレート樹脂を混合せずに、ビニリデンフロライドを主
成分とする共重合体をそのまま用いることができるが、
場合によっては、第1鞘樹脂と同様にメタクリレートを
主成分とする樹脂を混合し、透明化して使用することも
可能である。第2鞘樹脂として、第1鞘樹脂に用いたビ
ニリデンフロライドを主成分とする共重合体と同じ共重
合体を用いると、第1鞘層と第2鞘層の境界が透明に混
じりあい好ましい。しかし、これに必ずしも限定される
ものではない。特に、第1鞘樹脂にビニリデンフロライ
ドとヘキサフロロアセトン系の2元以上の共重合体とメ
タクリレートを主成分とする樹脂との混合体を用いた場
合、第2鞘樹脂としては、第1鞘樹脂の共重合体と同じ
ものの他、ビニリデンフロライドとテトラフロロエチレ
ンをモル比で80:20とした共重合体などが特に伝送
損失が少なく好ましい。
【0021】本発明において、第1鞘層の厚さは2〜2
5μmである。この厚さが2μm未満であると伝送損失
が大きく、25μmより厚いと第1鞘層で回収光がロス
されるため好ましくない。また、第2鞘層の厚さは0.
5〜300μmの広範囲の厚さが選択できる。この厚さ
が0.5μmより薄いと光の反射回収が充分でなく、ま
た、光の反射は第1鞘層と第2鞘層の境界で行なわれる
ため、第2鞘層としてはあまり厚くする必要はなく、5
〜25μmで良いが、厚くすることにより単に曲げによ
る光ロスの改善という目的だけでなく、保護被覆層を兼
ねて、第2鞘層のみで機会的な保護層としての役割を付
与することもできる。
【0022】本発明において、芯に第1鞘層、第2鞘層
を被覆する方法は大きく3通りある。第1は、芯樹脂と
第1鞘樹脂、第2鞘樹脂を同時に溶融し、3層を一度に
複合紡糸ダイで紡糸する方法であり、このような複合紡
糸法は特開昭50−2552号公報に記載されている。
また、当該方法は第2鞘層を比較的薄く形成するのに好
適である。
【0023】第2の方法は、芯樹脂と第1鞘樹脂とを同
時に溶融し、二層を複合紡糸ダイで紡糸してファイバ裸
線を形成し、該裸線を押出機に接続したクロスヘッドダ
イに導入し、溶融したビニリデンフロライドを主成分と
する樹脂を被覆する方法である。この方法は、第2鞘層
を比較的厚く形成するのに好適である。
【0024】第3の方法は、芯に第1鞘層を被覆した裸
線に第2鞘樹脂をフッ素系溶剤や一般溶剤に溶解した溶
液として塗布する方法であり、この方法では第2鞘層を
非常に薄く形成することができる。
【0025】このようにして得られたプラスチック光フ
ァイバ素線は、必要に応じてその上に熱可塑性樹脂から
なる保護被覆を形成してケーブルにして使用される。該
熱可塑性樹脂としては、プラスチック光ファイバの被覆
材として公知のポリエチレンや塩化ビニル樹脂、ウレタ
ン樹脂、フッ素樹脂、ポリアミド樹脂、ポリオレフィン
エラストマー樹脂、ポリエステルエラストマー樹脂が用
いられる。また、これらの樹脂に水酸化マグネシウムや
リン化合物、ハロゲン化合物などの難燃剤処方を施した
ものも好適に使用される。
【0026】
【実施例】
[実施例1]芯としてメチルメタクリレート99.5重
量%とメチルアクリレート0.5重量%からなる重量平
均分子量10万のPMMA樹脂を用いた。この樹脂の屈
折率n0 は1.492であった。
【0027】第1鞘樹脂としてビニリデンフロライド8
0モル%、ヘキサフロロアセトン6%、トリフロロエチ
レン14%からなる屈折率が1.395でメルトフロー
インデックスが25g/10分の共重合体と、メチルメ
タクリレート90重量%とメチルアクリレート10重量
%から成る共重合体とを、重量比4:6で溶融混合し、
透明樹脂を得た。この樹脂の屈折率n1 は1.452で
あり、メルトフローインデックスは20g/10分であ
った。また、第2鞘樹脂としては、上記第1鞘樹脂に用
いたものと同じビニリデンフロライド系共重合体(即ち
2 =1.395)を用いた。本実施例における開口数
NAは0.34である。
【0028】上記芯樹脂、第1鞘樹脂、第2鞘樹脂を溶
融し、3層を同時に複合紡糸した。芯径は直径970μ
m、第1鞘層の厚さを10μm、第2鞘層の厚さを5μ
mとし、外径1.00mmのプラスチック光ファイバ素
線を得た。このプラスチック光ファイバ素線に、ポリエ
チレン被覆を行ない、外径2.2mmのプラスチック光
ファイバケーブルを得た。このプラスチック光ファイバ
ケーブルの伝送損失は、入射NA0.15の単色光を用
いて測定し、650nmにて127dB/km、570
nmにて79dB/kmであった。また、このケーブル
の曲げによる光保持率を測定したところ、入射NA0.
7のLED光源を用いて曲げ半径10mmの棒に1回巻
き付けた時の光保持率が70%であった。
【0029】[実施例2]第1鞘樹脂に用いるメタクリ
レート樹脂をエチルメタクリレート単独重合体とした他
は実施例1と同様にしてプラスチック光ファイバケーブ
ルを得た。第1鞘樹脂の屈折率n1 は1.449、メル
トフローインデックスは25g/10分、NAは0.3
5であった。
【0030】本実施例のプラスチック光ファイバケーブ
ルの伝送損失は、入射NA0.15の単色光を用いて測
定し、650nmにて130dB/km、570nmに
て80dB/kmであった。また、このケーブルの曲げ
による光保持率を実施例1と同様にして測定したとこ
ろ、72%であった。
【0031】[実施例3]芯樹脂としてメチルメタクリ
レート99.5重量%とメチルアクリレート0.5重量
%からなる重量平均分子量10万で屈折率n0 が1.4
92のPMMA樹脂を用いた。
【0032】第1鞘樹脂としては、ビニリデンフロライ
ド80モル%とテトラフロロエチレン20モル%からな
り屈折率が1.403、メルトフローインデックスが2
0g/10分の共重合体と、メチルメタクリレート90
重量%とメチルアクリレート10重量%からなる共重合
体とを、重量比4:6で溶融混合して透明樹脂を得た。
この樹脂の屈折率n1 は1.455であり、メルトフロ
ーインデックスは18g/10分であった。また第2鞘
樹脂としては、第1鞘樹脂に用いたビニリデンフロライ
ド系共重合体(n2 =1.403)を用いた。NAは
0.33である。
【0033】上記芯樹脂、第1鞘樹脂、第2鞘樹脂を用
い、実施例1と同様に紡糸して、実施例1と同様の外径
1.00mmのプラスチック光ファイバ素線を得た。こ
の素線に、実施例1と同様にポリエチレン被覆を行な
い、外径2.2mmのプラスチック光ファイバケーブル
を得た。
【0034】本実施例のプラスチック光ファイバケーブ
ルの伝送損失及び光保持率を実施例1、2同様に測定し
たところ、伝送損失は650nmにて160dB/k
m、570nmにて95dB/km、光保持率は70%
であった。
【0035】[実施例4]芯樹脂、第1鞘樹脂は実施例
1と同じものを用い、第2鞘樹脂としては実施例3と同
じものを用いた。
【0036】芯樹脂、第1鞘樹脂を溶融し、2層を同時
に複合紡糸した。芯径を直径930μm、第1鞘層の厚
さを10μmとし、直径950μmの第1鞘層のみを被
覆した裸線を得た。該裸線をクロスヘッドダイに導入
し、溶融した第2鞘樹脂を被覆した。第2鞘層の厚さは
25μmとし、外径1.00mmのプラスチック光ファ
イバ素線を得た。このプラスチック光ファイバ素線にポ
リエチレン被覆を行ない、外径2.2mmのプラスチッ
ク光ファイバケーブルを得た。
【0037】本実施例のプラスチック光ファイバケーブ
ルの伝送損失及び光保持率を実施例1〜3と同様に測定
したところ、伝送損失は650nmにて135dB/k
m、570nmにて85dB/km、光保持率は70%
であった。
【0038】[比較例1]実施例4で得た第1鞘層のみ
被覆した裸線にポリエチレン被覆を行ない、外径が2.
2mmのプラスチック光ファイバケーブルを得た。この
プラスチック光ファイバケーブルの伝送損失と光保持率
を実施例1〜4と同様に測定したところ、伝送損失は6
50nmにて130dB/km、570nmにて82d
B/km、光保持率は40%であった。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
開口数NAが小さいものの、曲げによる光ロスが大幅に
低減されたプラスチック光ファイバ素線及びケーブルが
得られ、光ファイバによるより高速の信号伝送が実現す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプラスチック光ファイバケーブルの断
面図である。
【符号の説明】
1 プラスチック光ファイバ素線 2 芯 3 第1鞘層 4 第2鞘層 5 保護被覆層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯をポリメチルメタクリレート系樹脂と
    し、それを取り巻く第1鞘層の樹脂がビニリデンフロラ
    イドを主成分とする共重合体とメタクリレートを主成分
    とする樹脂の混合物からなり、さらにその上を取り巻く
    第2鞘層が、ビニリデンフロライドを主成分とする樹脂
    からなり、芯樹脂、第1鞘樹脂、第2鞘樹脂の20℃に
    おけるナトリウムD線で測定した屈折率をn0 、n1
    2 とする時の関係が次式を満たし、 0.1<NA=(n0 2−n1 20.5 <0.45 (1)式 0.005<n2 −n1 <0.08 (2)式 第1鞘層の厚さが2〜25μm、第2鞘層の厚さが0.
    5〜300μmであることを特徴とするプラスチック光
    ファイバ素線。
  2. 【請求項2】 第1鞘樹脂が、ビニリデンフロライドと
    ヘキサフロロアセトンを必須とする2元以上の共重合体
    と、メチルメタクリレート或いはエチルメタクリレート
    を主成分とする重合体との混合物である請求項1記載の
    プラスチック光ファイバ素線。
  3. 【請求項3】 第1鞘樹脂がビニリデンフロライドとテ
    トラフロロエチレン共重合体と、メチルメタクリレート
    或いはエチルメタクリレートを主成分とする重合体との
    混合物であり、第2鞘樹脂が、ビニリデンフロライドと
    テトラフロロエチレンの共重合体である請求項1記載の
    プラスチック光ファイバ素線。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3いずれかに記載のプラスチ
    ック光ファイバ素線の上にさらに熱可塑性樹脂を被覆し
    たことを特徴とするプラスチック光ファイバケーブル。
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