JPH09244150A - 原稿フィルムの保持構造 - Google Patents

原稿フィルムの保持構造

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Publication number
JPH09244150A
JPH09244150A JP5055396A JP5055396A JPH09244150A JP H09244150 A JPH09244150 A JP H09244150A JP 5055396 A JP5055396 A JP 5055396A JP 5055396 A JP5055396 A JP 5055396A JP H09244150 A JPH09244150 A JP H09244150A
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JP
Japan
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plate
film
original film
positioning
original
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JP5055396A
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Inventor
Hiroyuki Ueda
博之 上田
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 見当性の安定化を図る。 【解決手段】 定盤18上の感光材料24上に原稿フィ
ルム60が密着されて露光が行われる。原稿フィルム6
0の端部がピンバー96上に載置され、ピンバー96の
位置決めピン98が原稿フィルム60の端部の位置決め
孔100内に挿入されて、原稿フィルム60が位置決め
される。押さえプレート102がマグネット106を用
いてピンバー96に磁着され、押さえプレート102
は、原稿押さえ318を原稿フィルム60に当接させて
原稿フィルム60の端部を押さえる。原稿押さえ318
は(例えば、複数のループ)がそれぞれ独立的に弾性変
形可能とされ、原稿フィルム60の微妙な動きにも追従
してその動きを許容し、皺の発生、見当ずれの発生が防
止される。ピンバー96の貼り付け位置が押さえプレー
ト102の幅方向に沿って異なる場合にも、押されプレ
ート102はこの幅方向に沿って移動して、原稿押さえ
318を介して原稿フィルム60を押さえる位置を適正
に得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、検版作成
装置に用いられ、定盤上に載置された感光材料上に原稿
フィルムが密着されて原稿フィルムの画像を通して感光
材料が露光されるその原稿フィルムの端部を保持する原
稿フィルムの保持構造、並びに、その原稿フィルムの保
持構造を備えた密着露光装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】カラー
プルーフ作成装置(検版作成装置)では、図10に示す
ように、感光材料400が定盤402上に載置され、原
稿フィルム404が感光材料400上に密着されて原稿
フィルム404の画像を通して感光材料400が露光さ
れる。
【0003】原稿フィルム404の端部に対応しては、
その端部に沿って長尺とされ、定盤402に対して位置
決めされる位置決めプレート406が設けられる。位置
決めプレート406の上面にはその長手方向に沿って長
尺なピンバー408が剥離可能に貼り付けられ、原稿フ
ィルム404の端部がピンバー408の上面に載置さ
れ、ピンバー408の上面に突設された位置決めピン
(レジスターピン)410が原稿フィルム404の端部
に形成された位置決め孔412内に挿入されて、原稿フ
ィルム404のピンバー410に対する位置決めが行わ
れる。
【0004】このとき、位置決めピン410が原稿フィ
ルム404の端部の位置決め孔412内に止められ、原
稿フィルム404が脱落することがないように、可撓性
のマグネットプレート414が位置決めプレート406
から原稿フィルム404の端部に跨がって装着される。
マグネットプレート414は、位置決めプレート406
へ磁着され、また、原稿フィルム404を介してピンバ
ー408へ磁着されて、原稿フィルム404の端部をピ
ンバー408上に押さえ付ける。
【0005】ところで、マグネットプレート414を装
着する際に、原稿フィルム404に皺が発生し、位置ず
れ(見当ずれ)が発生することが容易に予想される。ま
た、密着性を得るために、スクイズや、真空密着を行う
場合には、それが起因となって、皺が発生し、見当ずれ
が発生する。
【0006】本発明は、上記事情に鑑み、見当性の安定
化を図る原稿フィルムの保持構造、並びに、その原稿フ
ィルムの保持構造を備えた密着露光装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
の原稿フィルムの保持構造は、定盤上に載置された感光
材料上に原稿フィルムが密着されて原稿フィルムの画像
を通して感光材料が露光されるその原稿フィルムであっ
て、端部に位置決め孔が形成された前記原稿フィルム
と、前記原稿フィルムの端部に沿って長尺とされ、定盤
に対して位置決めされる位置決めプレートと、この位置
決めプレートの長手方向に沿って長尺とされ、上面には
前記位置決め孔に対応する位置決めピンを有して位置決
めプレート上に剥離可能に貼り付けられ、上面に原稿フ
ィルムの端部を載置させ、位置決め孔に位置決めピンを
挿入させて原稿フィルムの位置決めを行うピンバーと、
前記位置決めプレートの長手方向に沿って長尺とされて
位置決めプレート上に設けられ、原稿フィルムの端部を
ピンバー上に押さえる押さえプレートと、この押さえプ
レートの長手方向に沿って長尺とされ、原稿フィルムの
端部に当接するように押さえプレートの下面に固着さ
れ、独立的に弾性変形可能な複数の弾性部で形成された
原稿押さえと、前記押さえプレートを回動自在に位置決
めプレートに支持し、通常の位置である押さえプレート
が原稿押さえを原稿フィルムに当接させて原稿フィルム
を押さえる位置と、上方へ回動して位置決めピンの位置
決め孔との挿入抜出を可能とする位置とを得る回動手段
と、押さえプレートをこの長手直角方向である幅方向へ
移動自在に位置決めプレートに支持する移動手段と、を
備えたことを特徴とする。
【0008】請求項2に記載の本発明の原稿フィルムの
保持構造は、請求項1の構成において、前記押さえプレ
ートとピンバーとの間に設けられ、押さえプレートをピ
ンバーへ磁着させるマグネットを備えたことを特徴とす
る。
【0009】請求項3に記載の本発明の原稿フィルムの
保持構造は、請求項1又は2の構成において、前記弾性
部が、複数のループで形成されたことを特徴とする。
【0010】請求項4に記載の本発明の密着露光装置
は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の原稿フィル
ムの保持構造を備えたことを特徴とする。
【0011】請求項4の密着露光装置としては、感光材
料と原稿フィルムとを可撓性の透明なシート状部材で覆
って真空密着させて真空密着露光を行う真空密着露光装
置が可能である。
【0012】上記構成によれば、感光材料が定盤上に載
置されて、原稿フィルムが感光材料上に密着されて原稿
フィルムの画像を通して感光材料が露光される。
【0013】ここで、位置決めプレートが定盤に対して
位置決めされ、そして、原稿フィルムの端部がピンバー
上に載置され、ピンバーの位置決めピンが原稿フィルム
の端部の位置決め孔内に挿入されて、原稿フィルムがピ
ンバーに対して位置決めされる。
【0014】一方、押さえプレートが原稿押さえを原稿
フィルムに当接させて原稿フィルムの端部を押さえる。
これにより、位置決めピンが位置決め孔から抜け出ない
ようにされ、原稿フィルムの端部の脱落が防止される。
【0015】原稿押さえは、複数の弾性部、例えば、請
求項3にあるように、複数のループで形成されるものが
可能であり、弾性部は、それぞれ独立的に弾性変形可能
とされ、原稿フィルムの微妙な動きにも追従してその動
きを許容し、皺の発生、見当ずれの発生が防止され、見
当性が安定化される。
【0016】押さえプレートは、例えば、自重によっ
て、あるいは、請求項2にあるように、マグネットを用
いてピンバーに磁着されて、原稿フィルムの端部を押さ
える位置を通常は取るようにされる。押さえプレートを
上方に回動させれば、位置決めピンの位置決め孔との挿
入抜出が可能となる。
【0017】ピンバーは、原稿フィルムのサイズ等に応
ずるために交換を要し、ピンバーの位置決めプレート上
に対する剥離、貼り付けが行われる。貼り付けの度に、
ピンバーの貼り付け位置が押さえプレートの幅方向に沿
って異なる場合にも、押されプレートはこの幅方向に沿
って移動して、原稿押さえを介して原稿フィルムを押さ
える位置を適正に得ることができる。
【0018】なお、ピンバーは、原稿フィルムの端部に
沿って長尺とされているので、その長尺寸法に起因する
波打ちの発生や、長期使用に起因する波打ちが発生する
ことが予想される。請求項2にあるように、マグネット
を用いて押さえプレートをピンバーに磁着させる構成に
よれば、その磁着力で、押さえプレートとピンバーとを
なじませることができ、原稿押さえが原稿フィルムに均
等に当接される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るシート状部材
の支持構造を、カラープルーフ作成装置(検版作成装
置)に適用した一の実施の形態について図1乃至図9に
基づき説明する。
【0020】検版作成装置は、C版、M版、Y版及びB
K(スミ)版に色分解された各原稿フィルムを使って、
本番の印刷版を作成する前に原稿フィルムのレイアウト
に間違いがないか、色違いがないか、文字の誤りがない
か等を検査するための装置である。感光材料がポジ型感
光材料である場合は、C版とBK版とが感光材料に重ね
られて密着露光が行われ、次に、M版とBK版とが感光
材料に重ねられて密着露光が行なわれ、続いて、Y版と
BK版とが感光材料に重ねられて密着露光が行われる。
感光材料がネガ型感光材料である場合は、順次に、C
版、M版、Y版、BK版が感光材料に重ねられて密着露
光が行われる。
【0021】図1に示すように、検版作成装置10は、
このケーシング14内に左側にマガジン12を備えると
とともに、中央に定盤18を備える。マガジン12内に
は、感光材料がロール状に収容されている。感光材料
(感光材料の搬送路16を一点鎖線で示す)がマガジン
12から引き出されて感光材料の先端部が定盤18の手
前に達するとその先端部が吸盤ユニット20によって吸
着される。吸盤ユニット20が、定盤18の手前から定
盤18上面に沿って定盤18の反対側の端部まで移動す
ることにより、感光材料が矢印Aの向きに水平に搬送さ
れて定盤18上に載置される。
【0022】マガジン12から引き出される感光材料
は、所定の長さにカッター22で切断されて定盤18へ
と供給される。図1には、所定の長さに切断された感光
材料24が定盤18上に載置されて示されている。
【0023】また、図1には、2台のマガジン12が示
されている。例えば、サイズが異なる感光材料を選択的
に供給することが可能である。
【0024】図4に示すように、定盤18は、下層のベ
ース板26と、上層の定盤本体28と、その間のパター
ン形成板30との3層で形成され、全体的には矩形板状
とされている。パターン形成板30は、矩形の外枠32
を有して構成され、スポンジ製とされる。ベース板26
と定盤本体28とは、それら周縁部において、パターン
形成板30の外枠32を貫通するスペーサ34を介して
下側からボルト36止めされ、パターン形成板30の外
枠32内には空洞38が形成される。定盤本体28に
は、空洞38と定盤本体28上外と連通する多数の孔4
0が形成され、ベース板26には、空洞38と連通する
配管プラグ42が設けられている。配管プラグ42に
は、真空ポンプ44(図1を参照)が接続され、空洞3
8が真空化されて定盤本体28の孔40での吸引が行わ
れ、感光材料24が定盤本体28上に吸着される。な
お、パターン形成板30の外枠32内に縦横片46を配
置して空洞38を複数区域に分割し、そして、空洞38
を区域毎に真空化すれば、定盤18上の吸引領域を、定
盤18上に載置される感光材料24のサイズに対応させ
ることができる。
【0025】一方、ケーシング14の上面は図1で右側
が低くされてその低くされた部分がフィルム装填部52
とされる。フィルム装填部52は、大蓋54によって覆
われ、大蓋54には矩形孔56が形成されて矩形孔56
は、小蓋58で覆われている。大蓋54、小蓋58は、
それぞれ図2に矢印Bで示すように回動して開閉自在と
される。小蓋58を開け、原稿フィルム60を矩形孔5
6から挿入することにより、原稿フィルム60をフィル
ム装填台62に装着することができる。
【0026】図3に示すように、フィルム装填台62
は、フィルム装填部52に配置されるガイドレール64
と、これに続いてケーシング14内に配置されるガイド
レール66とに案内されて、ケーシング14外のフィル
ム装填部52における位置(図1に実線で示す位置)
と、ケーシング14内の定盤18上における位置(図1
に二点鎖線で示す位置及び図3の位置)との間を、入口
70を介して水平に、矢印Aの向き及び矢印Aとは逆の
向きに、往復移動可能とされる。スプロケットホイール
72がモータ74で回転駆動され、スプロケットホイー
ル72、74に巻き掛けられたチェーン76が走行する
ことにより、フィルム装填台62が移動される。
【0027】フィルム装填台62は、矩形の枠体78を
備える。枠体78内には、オーバレイシート(シート状
部材)80が設けられる。オーバレイシート80は、矩
形で透明な可撓性のシート状とされる。枠体78には、
一対のチェーン82が、フィルム装填台62の移動方向
と直角の方向から見て左右両側に設けられ、各チェーン
82は、枠体78に軸支されたスプロケットホイール8
4、86に巻き掛けられている。チェーン82間には、
2本の軸部材88、90が掛け渡され、軸部材88、9
0の端部が、これに対応するチェーン82の固定座83
にボルト85止めされている。各軸部材88、90に
は、オーバレイシート80のフィルム装填台62の移動
方向から見て左右両側の各端部が支持されて、オーバレ
イシート80が張設される。スプロケットホイール84
がモータ92で回転駆動されて両チェーン82が走行す
ることにより、オーバレイシート80が矢印Dの向きに
周回移動され、枠体78内の上側を水平に占有する位置
(図1に実線で示す位置)と、その下側を水平に占有す
る位置(図2に二点鎖線で示す位置)とを得る。
【0028】なお、軸部材88に対応するオーバレイシ
ート80の端部には、筒部200が形成されて、筒部2
00内に軸部材88が挿入されている。軸部材90に対
応するオーバレイフィルム80の端部は、軸部材90の
周面に沿って折り返されてコ字型の挟み込み部材212
によって、固定される。
【0029】オーバレイシート80が、枠体78内の下
側に位置した状態で、原稿フィルム60がフィルム装填
台62へ装填され、フィルム装填台62が移動を行う。
これにより、原稿フィルム60がオーバレイシート80
上に受け止められる。
【0030】フィルム装填台62は、位置決めプレート
94を備える。位置決めプレート94は、枠体78の4
つの辺部の中のフィルム装填台62の移動方向で対向す
る辺部間に掛け渡されて固定され、オーバレイシート8
0が枠体78内の上側に位置するときのオーバレイシー
ト80の移動方向前方側の端部に沿って長尺に配置され
ている。
【0031】位置決めプレート94の上面には、ピンバ
ー96が剥離可能に貼り付けられる。ピンバー96は、
原稿フィルム60の端部に対応位置し、その端部に沿っ
て長尺な板状に形成される。ピンバー96の上面には、
長手方向に沿って所定間隔を置いて複数の位置決めピン
98が突設されている。そして、位置決めピン98に対
応して原稿フィルム60の端部には、複数の位置決め孔
100が形成されている。原稿フィルム60をフィルム
装填台62に装填する際には、原稿フィルム60の端部
がピンバー96上に載せられ、位置決めピン98が位置
決め孔100内に挿入される。これにより、ピンバー9
6に対する原稿フィルム60の位置決めが行われる。
【0032】ピンバー96は、原稿フィルム60のサイ
ズ等に応じて各種用意され、適宜に選択される。
【0033】図3及び図6に示すように、位置決めプレ
ート94上には、押さえプレート102が設けられてい
る。押さえプレート102は、位置決めプレート94の
長手方向に沿って長尺な板状とされ、位置決めプレート
94にヒンジ104止めされて上下に回動自在とされ
る。位置決めプレート94は、長手方向から見て左右両
側が下方に屈曲された形状とされる。ヒンジ104は回
動軸300を介して一方の回動部302が、位置決めプ
レート94の下方に屈曲された屈曲片304、306の
中の原稿フィルム60とは反対側の屈曲片304の外面
にナット309を用いてボルト308止めされ、他方の
回動部310が、押さえプレート104の上面にボルト
312と、ボルト312の先端に係止される止めワッシ
ャー314とを用いて取り付けられる。
【0034】図5に示すように、ボルト312が貫通す
る押さえプレート94のボルト貫通孔は、押さえプレー
ト104の長手直角方向の幅方向に沿って長尺な長孔3
16で形成され、ボルト312がその長孔316の長手
方向に沿って相対的に移動できる範囲で、図6に一点鎖
線で示すように、押さえプレート104がこの幅方向に
移動可能とされる。押さえプレート104の下面にはヒ
ンジ104側の部分にマグネット106が固着されてい
る。マグネット106は可撓性の板状とされる。ピンバ
ー96は、磁性材料とされ、原稿フィルム60の端部よ
りも延出されて、その延出された部分に、押さえプレー
ト102がマグネット106を介して磁着される。押さ
えプレート104の先端部には下面に、原稿フィルム6
0の端部に沿って長尺とされ、独立的に弾性変形可能な
複数の弾性部で形成された原稿押さえ318が固着され
ている。図6に実線で示すように、押さえプレート10
2がピンバー96に磁着されて水平の位置とされた状態
では、原稿押さえ318が原稿フィルム60の端部に当
接されて、原稿フィルム60の端部が押さえプレート1
04で押さえられる。原稿フィルム60の端部の位置決
め孔100が位置決めピン98から抜け出ないようにさ
れ、原稿フィルム60の脱落が防止される。
【0035】原稿フィルム60のフィルム装填台62へ
の装填の際は、図6に二点鎖線で示すように、押さえプ
レート104をマグネット106の磁力に対抗して上方
へ回動させることにより、原稿押さえ318が原稿フィ
ルム60から上方へ離間して、原稿フィルム60の端部
の位置決め孔100に対する位置決めピン98の挿入、
抜去が可能となる。なお、押さえプレート104の長手
方向端部には、位置決めプレート94との間にコイルス
プリング(付勢手段)320が介在され、コイルスプリ
ング320は、押さえプレート104を上方へ回動付勢
している。その付勢力は、マグネット106の磁力より
は小さく、通常は、押さえプレート104のピンバー9
6への磁着が維持される。押さえプレート104が上方
へ回動すれば、コイルスプリング320の付勢力がマグ
ネット106の磁力に増して、押さえプレート104が
上方の位置に保持される。
【0036】原稿押さえ318は、スポンジテープ等の
多孔性材料やブラシ、テレンプ等の柔軟に弾性変形する
ものが可能である。なお、図8に示すように、複数のル
ープ322で形成される雌部324と、図9に示すよう
に、複数の鉤326で形成される雄部328とを備え
て、それらが互いに離脱可能に弾性的に係合するファス
ナー(マジックテープ:商品名)が公知であるが、その
雌部324や雄部328が原稿押さえ318として可能
である。特に、雌部324が適度な弾性力を有していて
原稿押さえ318としては好適である。
【0037】なお、押さえプレート102、マグネット
106では、ヒンジ104に対応する部分において、図
5に示すように、切り欠き350、352がそれぞれ形
成され、押さえプレート102がこの幅方向に沿って移
動するのに伴う、押さえプレート102、マグネット1
06とヒンジ104との干渉が回避されている。
【0038】位置決めプレート94には長手方向両端部
に、位置決め孔108がボス状に下方に突出形成され、
位置決め孔108に対応しては、定盤18のベース板2
6が定盤本体28、パターン形成板30よりも延出され
てその延出された部分の上面に位置決めピン110が突
設されている。図1に示すように、定盤18は、ガイド
手段48に案内されて昇降可能とされ、昇降駆動手段5
0で駆動される。フィルム装填台62がフィルム装填部
52から矢印Aとは逆の向きに移動して定盤18上に位
置したとき、オーバレイシート80が枠体78内の下側
の位置から上側の位置へ反転移動し、図6に示すよう
に、軸部材90がピンバー96の位置決めピン98の手
前に達する。続いて、定盤18が矢印Cの向きに上昇し
て枠体78内に入り込む。図6に示すように、定盤18
の上昇の際に位置決めピン110が位置決め孔108内
に挿入され、定盤18のベース板26の上記延出された
部分の上面が位置決め孔108の下面と当接して定盤1
8の上昇が停止され、定盤18とフィルム装填台62と
の間の位置決めが行われる。
【0039】これにより、定盤18上に載置されている
感光材料24上に原稿フィルム60が重合され、オーバ
レイシート80で覆われる。
【0040】図7に示すように、オーバレイシート80
の周縁部は、定盤本体28の上面の周縁部に位置する。
図4に示すように、定盤本体28の上面の周縁部には、
凹溝112が形成され、ベース板26には、凹溝112
に穿孔された開孔114と、これに対応してパターン形
成板30の外枠32に形成された連通孔116とを通し
て凹溝112内と連通する配管プラグ118が設けられ
ている。配管プラグ118には、上記配管プラグ42と
同様に、真空ポンプ44が接続され、凹溝112内の吸
引が行われ、オーバレイシート80が定盤18に吸着さ
れる。これにより、感光材料24と原稿フィルム60と
が定盤18上に真空密着される。
【0041】図1に示すように、定盤18の上方には、
光源120を備えた露光部122が設けられ、露光部1
22によって、原稿フィルム60に記録された画像が感
光材料24へ露光(真空密着露光)されて焼き付けが行
われる。
【0042】焼き付け後、凹溝112内の吸引が止めら
れ、感光材料24と原稿フィルム60との真空密着が解
かれる。続いて、定盤18が下降し、そして、オーバレ
イフィルム80が矢印Aの向きに、枠体78内の上側の
位置から枠体78内の下側の位置に反転移動され、原稿
フィルム60が再びオーバレイフィルム80上に受け止
められる。その後、フィルム装填台62は、矢印Aの向
きに移動してフィルム装填部52へ戻り、原稿フィルム
60の交換が可能となる。
【0043】常磐18、フィルム装填台62、露光部1
22が真空密着露光装置(密着露光装置)を構成する。
【0044】定盤18上の吸引が止められ、定盤18上
への感光材料24の吸着が解かれ、焼き付け後の感光材
料24が吸着ユニット20によって再び吸着されて、図
1で右方へ受渡部124に送られる。受渡部124で
は、感光材料24が、プロセッサ部に渡される。
【0045】プロセッサ部は、現像層、漂白定着層、水
洗層の各処理槽126、乾燥部127を備えて構成さ
れ、ケーシング14内のフィルム装填部52の下方に配
置されている。感光材料24が各処理槽126内を順次
に通過して現像、漂白定着、水洗の各処理が行われ、そ
して、感光材料24が乾燥部128を通過して乾燥が行
われ、その後に、感光材料24が排出口128を通って
ケーシング14外へ排出される。
【0046】上記構成によれば、感光材料24が定盤1
8上に載置されて、原稿フィルム60が感光材料24上
に密着されて原稿フィルム60の画像を通して感光材料
24が露光される。
【0047】ここで、位置決めプレート94の位置決め
孔108内に定盤18の位置決めピン110が挿入され
て、位置決めプレート94が定盤18に対して位置決め
され、そして、原稿フィルム60の端部がピンバー96
上に載置され、ピンバー96の位置決めピン98が原稿
フィルム60の端部の位置決め孔100内に挿入され
て、原稿フィルム60がピンバー96に対して位置決め
される。
【0048】一方、押さえプレート102が原稿押さえ
318を原稿フィルム60に当接させて原稿フィルム6
0の端部を押さえる。これにより、位置決めピン98が
位置決め孔100から抜け出ないようにされ、原稿フィ
ルム60の端部の脱落が防止される。
【0049】原稿押さえ318は、例えば、複数のルー
プ322がそれぞれ独立的に弾性変形可能とされ、原稿
フィルム60の微妙な動きにも追従してその動きを許容
し、皺の発生、見当ずれの発生が防止され、見当性が安
定化される。
【0050】押さえプレート102は、マグネット10
6を用いてピンバー96に磁着されて、原稿フィルム6
0の端部を押さえる位置を通常は取るようにされる。押
さえプレート102を上方に回動させれば、位置決めピ
ン98の位置決め孔100との挿入抜出が可能となる。
【0051】なお、押さえプレートは自重によって、原
稿フィルム60の端部を押さえる位置を通常、取るよう
にしてもよい。
【0052】ピンバー96は、原稿フィルム60のサイ
ズ等に応ずるために交換を要し、ピンバー96の位置決
めプレート94上に対する剥離、貼り付けが行われる。
貼り付けの度に、ピンバー96の貼り付け位置が押さえ
プレート102の幅方向に沿って異なる場合にも、押さ
れプレート102はこの幅方向に沿って移動して、原稿
押さえ318を介して原稿フィルム60を押さえる位置
を適正に得ることができる。
【0053】なお、ピンバー96は、原稿フィルム60
の端部に沿って長尺とされているので、その長尺寸法に
起因する波打ちの発生や、長期使用に起因する波打ちが
発生することが予想される。マグネット106を用いて
押さえプレート102をピンバー96に磁着させる構成
によれば、その磁着力で、押さえプレート102とピン
バー96とをなじませることができ、原稿押さえ318
が原稿フィルム60に均等に当接される。
【0054】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の原稿フ
ィルムの保持構造、並びに、その原稿フィルムの保持構
造を備えた密着露光装置では、見当性が安定化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】検版作成装置の概要構成図である。
【図2】検版作成装置の外観斜視図である。
【図3】本発明の一の実施の形態に係る原稿フィルムの
保持構造を適用した検版作成装置の定盤、フィルム装填
台(密着露光装置)を示す分解斜視図である。
【図4】定盤の分解斜視図である。
【図5】本実施の形態に係る原稿フィルムの保持構造を
示す分解斜視図である。
【図6】本実施の形態に係る原稿フィルムの保持構造を
示す正面図(フィルム装填台の枠体を省略して示す図)
である。
【図7】定盤と感光材料、原稿フィルム、オーバレイフ
ィルムとの関係を示す平面図である。
【図8】原稿押さえの例として複数のループで形成され
たファスナーの雌部を示す図である。
【図9】原稿押さえの例として複数の鉤で形成されたフ
ァスナーの雄部を示す図である。
【図10】従来の原稿フィルムの保持構造を示す正面図
である。
【符号の説明】
18 定盤 24 感光材料 60 原稿フィルム 94 位置決めプレート 96 ピンバー 98 位置決めピン 100 位置決め孔 102 押さえプレート 104 ヒンジ(回動手段) 106 マグネット 316 長孔(移動手段) 318 原稿押さえ 322 ループ(弾性部) 324 ファスナーの雄部(弾性部) 328 ファスナーの雌部(弾性部)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定盤上に載置された感光材料上に原稿フ
    ィルムが密着されて原稿フィルムの画像を通して感光材
    料が露光されるその原稿フィルムであって、端部に位置
    決め孔が形成された前記原稿フィルムと、 前記原稿フィルムの端部に沿って長尺とされ、定盤に対
    して位置決めされる位置決めプレートと、 この位置決めプレートの長手方向に沿って長尺とされ、
    上面には前記位置決め孔に対応する位置決めピンを有し
    て位置決めプレート上に剥離可能に貼り付けられ、上面
    に原稿フィルムの端部を載置させ、位置決め孔に位置決
    めピンを挿入させて原稿フィルムの位置決めを行うピン
    バーと、 前記位置決めプレートの長手方向に沿って長尺とされて
    位置決めプレート上に設けられ、原稿フィルムの端部を
    ピンバー上に押さえる押さえプレートと、 この押さえプレートの長手方向に沿って長尺とされ、原
    稿フィルムの端部に当接するように押さえプレートの下
    面に固着され、独立的に弾性変形可能な複数の弾性部で
    形成された原稿押さえと、 前記押さえプレートを回動自在に位置決めプレートに支
    持し、通常の位置である押さえプレートが原稿押さえを
    原稿フィルムに当接させて原稿フィルムを押さえる位置
    と、上方へ回動して位置決めピンの位置決め孔との挿入
    抜出を可能とする位置とを得る回動手段と、 押さえプレートをこの長手直角方向である幅方向へ移動
    自在に位置決めプレートに支持する移動手段と、 を備えたことを特徴とする原稿フィルムの保持構造。
  2. 【請求項2】 前記押さえプレートとピンバーとの間に
    設けられ、押さえプレートをピンバーへ磁着させるマグ
    ネットを備えた請求項1に記載の原稿フィルムの保持構
    造。
  3. 【請求項3】 前記弾性部が、複数のループで形成され
    た請求項1又は2に記載の原稿フィルムの保持構造。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
    原稿フィルムの保持構造を備えた密着露光装置。
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