JPH09244190A - ハロゲン化銀写真感光材料の現像処理方法 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料の現像処理方法

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JPH09244190A
JPH09244190A JP8057114A JP5711496A JPH09244190A JP H09244190 A JPH09244190 A JP H09244190A JP 8057114 A JP8057114 A JP 8057114A JP 5711496 A JP5711496 A JP 5711496A JP H09244190 A JPH09244190 A JP H09244190A
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JP
Japan
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mol
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silver
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JP8057114A
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Hideto Kiyama
秀人 木山
Tamotsu Iwata
保 岩田
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、現像液の廃液量を減少するた
めに、現像液の現像補充量を低減し、かつランニング処
理しても安定した網点品質の画像を得ることが出来、銀
スラッジによる液汚れや自動現像機のローラーやベルト
の汚れを防ぎ、銀スラッジ汚れのない仕上がり品質の優
れた写真画像を得ることができる現像処理方法を提供す
ることにある。 【解決手段】露光されたハロゲン化銀写真感光材料を現
像処理する方法において、2×10-3モル/L以上の下記
一般式化1で示される化合物を少なくとも一種含有する
ジヒドロキシベンゼン系現像液を母液及び補充液として
用い、かつハロゲン化銀感光材料1m2当り130ml以下の
補充量で処理することを特徴とする写真現像処理方法。 【化1】 式中R1はHammettのσp値が0.00以上であ
る置換基を表す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハロゲン化銀写真感光
材料の現像処理方法に関し、特に現像液の補充量を低減
し、銀スラッジ汚れのない、安定した品質の網点画像を
得ることのできる現像処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年環境問題が騒がれるようになり、写
真業界においても写真処理にともなって排出される写真
廃液の処理が問題となっている。従来写真廃液の多くは
海洋投棄等により処分されていたが、環境や生息生物に
対して悪影響を与え問題となっている。これに対して当
業界の写真処理において廃液量を減少させる技術が望ま
れている。廃液量を減少させるための効果的な方法とし
て、現像液の補充量を低減する方法があるが、補充量を
低減するとハロゲン化銀写真感光材料の安定した仕上が
り品質を確保するのが困難となる。近年ハロゲン化銀写
真感光材料をレーザービームで走査露光し、画像記録す
ることが盛んに行われるようになっている。連続調の写
真等を網分解するスキャナー、電送されてきた画像を出
力するためのファクシミリ、印刷分野で文字原稿を出力
するために用いられる電算写植用の出力機等がその代表
的な機械である。現像液の補充量を低減するとランニン
グによる処理液の性能劣化や自然蒸発による濃縮化等の
影響を受けて、スキャナーで出力された網点画像におい
て網点の細り、太りといった現象がおこり安定した品質
の画像を得ることが出来なくなり、これを補正するため
に出力機の光量を調整しなければならなくなる。このた
め現像液の補充量を低減しても安定した品質の網点画像
を得る技術が望まれている。
【0003】一方、ハロゲン化銀写真感光材料の現像処
理に用いられる現像液中には現像液の保存安定性を高め
る目的で亜硫酸塩を含むことは周知である。又最近、現
像液に高濃度の亜硫酸塩を用い、ヒドラジン誘導体存在
下に、ハロゲン化銀感光材料を現像して高コントラスト
画像を得る方法が実用化されている。
【0004】これら亜硫酸塩のようなハロゲン化銀に対
して溶解作用を有する化合物を含む現像液で、ハロゲン
化銀写真感光材料を処理すると多量の銀錯体が現像液中
に溶出し、溶出した銀錯体は容易に還元されて、当業界
で“銀汚れ”、“銀スラッジ”と呼ばれる問題が発生す
る。特に自動現像機を用いて継続的に感光材料を処理す
る場合には、銀スラッジが浮遊するだけでなく、ローラ
ーやベルト等に付着し、感光材料にローラー筋状の銀ス
テインと称する光の反射により黄色あるいは褐色を呈す
る析出銀による汚れが発生する。特に現像液の補充量を
低減するとこの程度はさらに悪化する傾向にある。
【0005】銀スラッジや液汚れの防止剤として、2−
メルカプト−1,3,4−チアジアゾール類(英国特許第
940,169号明細書)、2−メルカプト−1,3,4
−オキサジアゾール類あるいは1−フェニル−5−メル
カプトテトラゾール(米国特許第3,173,789号明
細書)、D,L−6,8−ジチオオクタン酸(米国特許
3,318,701号明細書)、O−メルカプト安息香酸
(英国特許第1,144,481号明細書)、脂肪族メ
ルカプトカルボン酸(米国特許第3,628,955号明
細書)、L−チアゾリジン−4−カルボン酸(J.Ph
otogr.Sci.,13,233(1965))、
ジスルフィド化合物(特開昭52−36029号明細
書)、2−ベンゾオキサゾールチオール、2−ベンゾイ
ミダゾールチオール(Photogr.Sci.En
g.,20,220(1976))、アセチレングリコ
ール類(特開昭55−95947号明細書)、2−メル
カプトベンゾチアゾール−5−スルホン酸(特開昭56
−72441号明細書)、2−メルカプトベンツイミダ
ゾール−5−スルホン酸(特開昭60−258537号
明細書)、4,6−ジメルカプト−2−置換−S−トリ
アジン(特開平1−319031、特開平3−2824
57)、4,6−ジメルカプト−2−(ジカルボキシフ
ェニル)アミノ−S−トリアジン(特開平4−3224
8)等が知られている。
【0006】しかしながら、これらの化合物は、ハロゲ
ン化銀に対して溶解作用を有する現像液、特に高濃度の
亜硫酸塩(例えば0.3モル/L以上)を含む現像液に
おいてスラッジ防止剤として使用した場合、空気酸化に
よりスラッジ防止効果を失ったり、減感や軟調化、現像
抑制などの写真特性に悪影響を与えたり、その他高価で
あったり、不快臭を有していたり、現像液の補充量を低
減して処理すると溶出される銀が多くなりスラッジ防止
効果が維持出来なくなるなど、充分満足できるものとは
言い難いという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、現像液の廃液量を減少するために、現像液の現像補
充量を低減し、かつランニング処理しても安定した網点
品質の画像を得ることが出来、しかも銀スラッジによる
液汚れや自動現像機のローラーやベルトの汚れを防ぎ、
銀スラッジ汚れのない仕上がり品質の優れた写真画像を
得ることができる現像処理方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、鋭意検討
を重ねた結果、本発明の上記の目的は、露光されたハロ
ゲン化銀写真感光材料を現像処理する方法において、2
×10-3モル/L以上の下記一般式化3で示される化合物
を少なくとも一種含有するジヒドロキシベンゼン系現像
液を母液及び補充液として用い、かつハロゲン化銀感光
材料1m2当り130ml以下の補充量で処理することを特徴
とする写真現像処理方法。
【化3】 式中R1は、Hammettのσp値が0.00以上で
ある置換基を表す。
【0009】本発明において、現像液の母液とは現像装
置の現像槽に貯蔵された使用液のことであり、補充液と
は感光材料の処理によって母液が消費、劣化する分を補
うものである。本発明において、母液と補充液は全く同
一の構成である必要はなく、少なくとも上記の構成が同
じであればよい。実際には全く同一のものを使用するこ
とが保管、管理の面で好ましい。
【0010】本発明の化3で示される化合物は感光材料
のランニング処理における網点画質の変化を少なくする
効果を有しており、写真感度の低下に大きな影響を与え
ることなく2×10-3モル/L以上の添加で現像液の補充
量がハロゲン化銀感光材料1m2当り130ml以下であって
も網点画質の変化を少なくすることができる。従来本発
明のベンゾトリアゾール化合物はカブリ防止剤として公
知の化合物であり、一般に少量の添加(0.4×10-3〜1.0
×10-3モル/L程度)でカブリ抑制効果を示す。従って
従来から用いられていた添加量では本発明の上記した目
的の効果を示さない。本発明者は鋭意研究を重ねた結
果、本発明の化3の化合物を2×10-3モル/L以上現像
液に添加することにより網点画質を安定させる新規の効
果を見いだした。
【0011】本発明において、化3で表される化合物は
Hammettのσp値が0.00以上である置換基を
有するものである。Hammettのσp値は、置換基
の電子供与性あるいは、電子吸引性の尺度として用いる
ことのできる一つのパラメーターで、"Advanced Organi
c Chemistry.3rdEdition.Part 2"(1990年、Ple
num.New York)201頁等で知られてい
る。具体例には、ベンゾトリアゾール(水素原子σp=
0.00)、5−クロロベンゾトリアゾール(塩素原子
σp=0.24)、5−ブロモベンゾトリアゾール(臭
素原子σp=0.26)、5−ニトロベンゾトリアゾー
ル(ニトロ基σp=0.80)等が挙げられ等業界では
公知の化合物である。尚、5−メチルベンゾトリアゾー
ルはメチル基σp=−0.14であり本発明の化合物化
3に該当しない。現像液に添加する化3で示される化合
物の添加量は少なくとも2×10-3モル/L添加する必要
があり、上限は良好な写真特性の感度を維持するために
8×10-3モル/L以下である方良く、好ましい範囲は2×
10-3モル/Lから5×10-3モル/Lである。
【0012】本発明の上記現像液において、下記一般式
化4で示される化合物を少なくとも1.7×10-3モル/L
含有する現像液で処理することが望ましい。
【化4】
【0013】R2は、水素原子、無置換もしくは置換ア
ルキル基(例えば無置換アルキル基としては、メチル
基、エチル基、n−プロピル基、iso−プロピル基、
ヘキシル基、シクロヘキシル基等。置換アルキル基の置
換基としてはアリール基、ヒドロキシ基、アルコキシ
基、カルボキシ基、スルホ基、ハロゲン原子等。)、ア
ルケニル基(アリル基、ビニル基等)、またはアリール
基(フェニル基等)を表し、Aは、アルキレン基または
アリーレン基を表し、Mは、水素原子、アルカリ金属原
子またはアンモニウム基等のカチオンを表す。
【0014】本発明の化4で示されるメルカプト化合物
は特開昭58−105231号、同59−9661号、
特開平3−53244号等で開示されている化合物であ
り、銀スラッジ防止剤として公知であるが1.7×10-3
ル/L以上の添加で、写真特性に影響を与えることな
く、現像液の補充量が130ml/m2以下であっても銀スラ
ッジを防止することができる。現像液への添加量は現像
液1L当り1.7×10-3モル以上の添加で効果があるが、
好ましくは2.0×10-3モル/Lから7.0×10-3モル/Lの
範囲で使用する。
【0015】本発明に用いられる化4で示される化合物
の具体例を挙げるが、本発明に用いられる化合物は何等
これらに限定されるものではない。
【0016】
【化5】
【0017】
【化6】
【0018】
【化7】
【0019】
【化8】
【0020】
【化9】
【0021】
【化10】
【0022】
【化11】
【0023】
【化12】
【0024】
【化13】
【0025】
【化14】
【0026】
【化15】
【0027】
【化16】
【0028】
【化17】
【0029】
【化18】
【0030】
【化19】
【0031】
【化20】
【0032】
【化21】
【0033】
【化22】
【0034】
【化23】
【0035】
【化24】
【0036】本発明に使用する現像液に用いる現像主薬
にはジヒドロキシベンゼン類を含むが、更に現像能力の
点でジヒドロキシベンゼン類と1−フェニル−3−ピラ
ゾリドン類の組合せ又はジヒドロキシベンゼン類とp−
アミノフェノール類の組合せが好ましい。
【0037】本発明に用いるジヒドロキシベンゼン現像
主薬としてはハイドロキノン、クロロハイドロキノン、
ブロムハイドロキノン、イソプロピルハイドロキノン、
メチルハイドロキノン、2,3−ジクロロハイドロキノ
ン、2,5−ジクロロハイドロキノン、2,3−ジブロ
モハイドロキノン、2,5−ジメチルハイドロキノン、
ハイドロキノンモノスルホネートなどがあるが特にハイ
ドロキノンが好ましい。
【0038】本発明に用いる1−フェニル−3−ピラゾ
リドン又はその誘導体の現像主薬としては1−フェニル
−3−ピラゾリドン、1−フェニル−4,4−ジメチル
−3−ピラゾリドン、1−フェニル−4−メチル−4−
ヒドロキシメチル−3−ピラゾリドン、1−フェニル−
5−メチル−3−ピラゾリドン、1−p−アミノフェニ
ル−4,4−ジメチル−3−ピラゾリドン、1−p−ト
リル−4,4−ジメチル−3−ピラゾリドンなどがあ
る。本発明に用いるp−アミノフェノール系現像主薬と
してはN−メチル−p−アミノフェノール、N−(β−
ヒドロキシエチル)−p−アミノフェノール、N−(4
−ヒドロキシフェニル)グリシン、2−メチル−p−ア
ミノフェノール、p−ベンジルアミノフェノール等があ
るが、なかでもN−メチル−p−アミノフェノールが好
ましい。
【0039】現像主薬は通常0.1モル/L〜0.8モ
ル/Lの量で用いられるのが好ましい。またジヒドロキ
シベンゼン類と1−フェニル−3−ピラゾリドン類又は
p−アミノフェノール類との組合せを用いる場合には前
者を0.1モル/L〜0.5モル/L、後者を0.06
モル/L以下の量で用いるのが好ましい。
【0040】また本発明の現像液に更に現像剤あるいは
保恒剤として、アスコルビン酸あるいはその誘導体を含
有しても良い。
【0041】本発明に用いる亜硫酸塩の保恒剤としては
亜硫酸塩類、例えば亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウ
ム、重亜硫酸ナトリウム、メタ重亜硫酸カリウム、ホル
ムアルデヒド重亜硫酸ナトリウムなどがある。使用量は
特に制限されないが好ましくは0.1モル/L〜1.0
モル/Lの範囲で用いられる。
【0042】現像液中に発生する銀スラッジは、特に現
像機中のローラーやベルトに沈着しやすく、しかもロー
ラーやベルトに付着した銀スラッジは感光材料を汚染し
やすい。従って本発明は自動現像機で処理する場合に特
に有効に用いられる。かかる自動現像機としては、例え
ば三菱製紙(株)製P−710自動現像機、大日本スク
リーン製造(株)製LD281Q、LD360、LD3
81、LD480Q、富士写真フィルム(株)製FG6
80A、FG950A、FG710A等がある。
【0043】現像液には、その他必要により緩衝剤(例
えば、炭酸塩、ほう酸、ほう酸塩、アルカノールアミ
ン)、アルカリ剤(例えば、水酸化物、炭酸塩)、溶解
助剤(ポリエチレングリコール類、これらのエステ
ル)、pH調整剤(例えば、酢酸の如き有機酸)、増感
剤(例えば、四級アンモニウム塩)、現像促進剤、界面
活性剤、硬膜剤などを含有させることができる。
【0044】現像液には更にカブリ防止剤(例えば、5
−ニトロインダゾール、5−ニトロ−ベンツイミダゾー
ル、ベンゾチアゾール、1−フェニル−5−メルカプト
−テトラゾールの如きテトラゾール、チアゾール或は英
国特許第1,269,268号に記載の化合物など)、
キレート化剤(例えば、エチレンジアミン四酢酸、これ
らのアルカリ金属塩、ポリリン酸塩、ニトリロ酢酸塩)
を含有させることができる。
【0045】この様にして調整された現像液のpH値は
所望の濃度とコントラストをあたえるに充分な程度に選
択されるが、約8〜12の範囲にあることが望ましい。
【0046】感光材料の現像処理温度及び時間は相互に
関係し、且つ全処理時間との関係において決定され、一
般に約20〜50℃で10秒〜3分であるが、高速迅速
処理の場合には約30〜60℃の温度である。
【0047】定着液はチオ硫酸塩、水溶性アルミニウム
化合物を含む水溶液であり望ましくはpH約3.8〜
5.5(20℃)を有する。本発明の方法において、現
像の後に停止工程を設けることもできるが、一般にロー
ラー搬送型の自動現像機には停止工程が省略されてい
る。そのために現像液が定着液に持ち込まれ、定着液の
pHが上昇する。そのために、定着液のpHは約3.8
〜5.0(20℃)に調整しておくことが望ましい。
【0048】定着剤はチオ硫酸アンモニウム、チオ硫酸
ナトリウムなどのチオ硫酸塩であり、定着速度の点から
チオ硫酸アンモニウムが特に好ましい。定着剤の使用量
は適宜変えることができ、一般には約0.1〜5モル/
Lである。
【0049】定着液中で主として硬膜剤として作用する
水溶性アルミニウム塩は一般に酸性硬膜定着液の硬膜剤
として知られている化合物であり、例えば塩化アルミニ
ウム、硫酸アルミニウム、カリ明ばんなどがある。
【0050】本発明の現像処理方法は、ヒドラジン誘導
体存在下の現像処理方法であっても良い。ヒドラジン誘
導体には、硫酸ヒドラジン、塩酸ヒドラジン等、又米国
特許第4,224,405号、同第4,243,734
号、同第4,272,614号、同第4,385,10
8号、同第4,269,929号、同第4,323,6
43号及び特開昭53−16623号、同53−209
21号、同53−20922号、同53−49429
号、同53−66732号、同55−90940号、同
56−67843号、同56−106244号、同57
−99635号、同60−179734号、同61−2
67759号、同61−230145号、同62−94
8号、同62−73256号、同62−270953
号、同62−178246号、同62−180361
号、同62−275247号、同63−121838
号、同63−223744号、同63−234244
号、同63−253357号、同63−265239
号、同64−90439号、特開平1−105943
号、同2−25843号、同2−120736号、同2
−37号、同2−8834号、同3−125134号、
同3−184039号、同4−51143号、特願平1
−92356号、同平1−99822号公報等の明細書
に記載されたヒドラジン誘導体があり、本発明に使用す
ることができる。
【0051】上述のヒドラジン誘導体は、現像液中又は
感光材料の乳剤層及び又はその隣接層に含有させても良
い。現像液中に含有させる場合は、1L当り5mg〜5
g、感光材料中に含有させる場合には、銀1モル当り1
-6〜5×10-2モル、好ましくは10-5〜2×10-2
モルである。
【0052】本発明の方法によれば、現像、定着された
写真材料は水洗及び乾燥される。水洗は定着によって溶
解した銀塩をほぼ完全に除くために行われ、約5〜50
℃で10秒〜3分が好ましい。乾燥は約30〜80℃で
行われ、乾燥時間は周囲の状態によって適宜変えられる
が、通常は約5秒〜3分30秒でよい。
【0053】本発明の処理方法が適用される写真感光材
料は特に限定されなく一般に用いられる感光材料、例え
ば明室用感材、スキャナー感材、一般RAS感材、直接
ポジ用ハロゲン化銀感材等がある。
【0054】
【実施例】以下に実施例を挙げ本発明を更に詳細に説明
するが、無論、これだけに限定されない。
【0055】実施例1 乳剤の調整;水600ml中に塩化ナトリウム5g、ゼラ
チン40gを含む水溶液に40℃で硝酸銀水溶液と、水
溶性イリジウム(銀1モルに対し3.25×-6モル)と
水溶性ロジウム塩(銀1モルに対し1.8×-7モル)を
含むハロゲン溶液をpAg8.6にコントロールしたダ
ブルジェット法で混合して平均0.25μmの塩臭化銀
(臭化銀30モル%)乳剤を調整し、銀1モルに対し
0.4モル%となるようヨウ化カリウム水溶液を添加し
た後、沈澱水洗再溶解した。こうして得られた乳剤のp
Agを7.5に調整し、55℃で硫黄+金増感を施し
た。その後4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3
a,7−テトラアザインデンを添加し、化23の界面活
性剤(銀1モルに対し1.8×10-3モル)と化24の
増感色素(銀1モルに対し2.2×10-5モル)を加
え、さらに2,4−ジクロル−6−ヒドロキシトリアジ
ン、ハイドロキノン及び水溶性ラテックスをそれぞれ加
え仕上がり乳剤とした。
【0056】
【化25】
【0057】
【化26】
【0058】ハロゲン化銀写真感光材料の調整;上記乳
剤を保護層(ゼラチン1.5g/m2)と共にポリエス
テルフィルム上に、銀4.1g/m2、ゼラチン量3g
/m2となるよう重層塗布して試料を作成した。
【0059】下記の現像液(A)を調製した。 現像液(A) 亜硫酸カリウム 80g ハイドロキノン 35g ジメゾンS 0.6g (1-フェニル-4-メチル-4-ヒト゛ロキシメチル-3-ヒ゜ラソ゛リト゛ン) 炭酸カリウム 40g 臭化カリウム 6g 化5の化合物 1.7×10-3mol ジエチレングリコール 30g 水酸化カリウムを加えてpHを10.6に調整する。水
を加えて1Lとする。
【0060】現像液(A)に本発明の化合物化3で示さ
れる化合物を表1に示す量を添加して9種の現像液を作
成した。尚、この現像液は母液及び補充液として用い
る。
【0061】
【表1】
【0062】ローラー搬送型自動現像機(大日本スクリ
ーン製、LD221Q)を用い現像温度38℃、現像時
間20秒で、上記ハロゲン化銀写真感光材料50.8c
m×61cmサイズのフィルムを全面露光したもの10
0枚と未露光のもの100枚を現像液の補充量160m
l/m2、130ml/m2、100ml/m2の条件で
処理した。尚、定着液には三菱製紙(株)製PUR−C
F901を面積補充200ml/m2条件で使用した。
処理前後にLinotype-Hell社製出力機Linotronic200Pを
用いて、ランニング開始時の現像液で黒ベタ部の透過濃
度4になる出力条件で上記感光材料に出力した網点テス
トチャート(150lpi)を現像処理して網点の太りを調べ
た。また上記感光材料を782nmの干渉フィルターを通
して10-4秒間のセンシトメトリー露光を施し現像処理
して特性を調べた。
【0063】表にランニング結果を示す。表2において
マクベス濃度計で測定した網点面積をランニング開始時
を基準にした相対変動値(%)及びランニング開始時を
黒ベタ部の濃度を100とした相対濃度を示す。感度は
新液の現像液(2−1)で処理した時の透過濃度3.0
での感度を100とした相対感度で表す。
【0064】
【表2】
【0065】表2の結果より本発明の現像処理方法は写
真感度を殆ど低下させることなく、ランニングにより網
点の変動が殆どなく安定した網点品質の画像を得ること
が出来ることがわかる。
【0066】実施例2 下記の現像液(B)を調製した。 現像液(B) 亜硫酸カリウム 115g アスコルビン酸 4.5g ハイドロキノン 38g ジメゾンS 0.9g (1-フェニル-4-メチル-4-ヒト゛ロキシメチル-3-ヒ゜ラソ゛リト゛ン) 炭酸カリウム 40g 臭化カリウム 6g ベンゾトリアゾール 2.0×10-3mol EDTA四酢酸二ナトリウム 2g ジエチレングリコール 30g 水酸化カリウムを加えてpHを10.5に調整する。水
を加えて1Lとする。
【0067】現像液(1)〜(4)は表3のようにして
作成した。尚、この現像液は母液及び補充液として用い
る。
【0068】
【表3】
【0069】ローラー搬送型自動現像機(大日本スクリ
ーン製、LD221Q)を用い現像温度35℃、現像時
間30秒で、実施例1記載のハロゲン化銀写真感光材料
50.8cm×61cmサイズのフィルムを1日あたり
全面露光したもの30枚と未露光のもの30枚、5日間
にわたって現像液の面積補充量を100ml/m2の条
件で処理し銀スラッジ汚れの発生状況を観察した。尚、
定着液には三菱製紙(株)製PUR−CF901を面積
補充200ml/m2条件で使用した。
【0070】表4に処理した結果を示す。
【0071】
【表4】
【0072】表4の結果より、本発明の現像処理方法で
は、銀スラッジの発生が殆どなく、実用上全く問題がな
く良好であった。又、写真特性に本発明による変化は認
められず、網点面積の変動も無く安定した品質の網点画
像が得られた。
【0073】
【発明の効果】以上に示したように、本発明の現像処理
方法では、現像液の現像補充量を低減し、かつランニン
グ処理しても安定した網点品質の画像を得ることがで
き、銀スラッジによる液汚れや自動現像機のローラーや
ベルトの汚れを防ぎ、銀スラッジ汚れのない仕上がり品
質の優れた写真画像を得ることができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 露光されたハロゲン化銀写真感光材料を
    現像処理する方法において、2×10-3モル/リットル以
    上の下記一般式化1で示される化合物を少なくとも一種
    含有するジヒドロキシベンゼン系現像液を母液及び補充
    液として用い、かつハロゲン化銀感光材料1m2当り130
    ml以下の補充量で処理することを特徴とする写真現像処
    理方法。 【化1】 式中R1は、Hammettのσp値が0.00以上で
    ある置換基を表す。
  2. 【請求項2】 更に下記一般式化2で示される化合物を
    少なくとも1.7×10-3モル/リットル含有するジヒドロ
    キシベンゼン系現像液で処理することを特徴とする請求
    項1記載のハロゲン化銀写真感光材料の処理方法。 【化2】 2は、水素原子、アルキル基、アルケニル基、または
    アリール基を表し、Aは、アルキレン基またはアリーレ
    ン基を表し、Mはカチオンを表す。
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