JPH09244751A - 無電源式流量比例注入装置 - Google Patents

無電源式流量比例注入装置

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Publication number
JPH09244751A
JPH09244751A JP5188796A JP5188796A JPH09244751A JP H09244751 A JPH09244751 A JP H09244751A JP 5188796 A JP5188796 A JP 5188796A JP 5188796 A JP5188796 A JP 5188796A JP H09244751 A JPH09244751 A JP H09244751A
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JP
Japan
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main fluid
drainage
pressure chamber
pressure
fluid
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Application number
JP5188796A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Sugano
均 菅野
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Z KOGYO KK
Original Assignee
Z KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ギヤ機構の摩耗を低減し、定量ポンプの単位
時間当りの動作回数を多くして、大流量の主流体系にも
適正に対応できる無電源式流量比例注入装置を提供す
る。 【解決手段】 主流体系に接続した回転式流量計52に
おける主流体の流量に比例して所定の周期で回転する出
力軸に偏心カム74と係合する主流体の給水制御弁機構
54を設けて、所定圧力の主流体を流体圧作動式定量ポ
ンプ62の駆動圧力室64と排水機構60に導入してポ
ンプ動作を行なうもので、前記給水制御弁機構54は、
偏心カム74に当接して追従変位する主流体より比重の
小さい浮遊ボール80を使用したボール弁で構成し、さ
らに当機構より導出される所定圧力の主流体を、定量ポ
ンプ62の駆動圧力室64と連通接続されて主流体の給
水時にその圧力によって、外部排水系と連通する主排水
通路92を閉塞保持して圧力室64に導入する排水機構
60を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化学プラント、上
下水設備、食品加工プラント等において、主たる流体移
送系に対し所定の流量比率で他の液体(薬液等)を混入
させるための無電源式流量比例注入装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、所定の流体移送系に薬液を定
量注入する装置として、流体移送系の流量を測定し、得
られた流量測定信号に基づいてダイアフラム型もしくは
プランジャ型等の流体圧作動式定量注入ポンプを所定時
間間欠的に作動させるように構成したものが種々知られ
ている。
【0003】本出願人は、先に、流量計の指針軸に偏心
カムを取付け、一方一般的なニードル弁機構を内蔵させ
た弁ケーシングを前記流量計に結合して、この結合部に
前記偏心カムを収納すると共に、流量計が接続される主
流体移送系の流体で満たされる流体室を形成し、前記弁
ケーシングにそれぞれ前記流体室と流体圧作動式定量ポ
ンプの駆動圧力室と排水系とに連通する通水路を設け、
さらに前記偏心カムと係合して進退動作するスライドカ
ムを設けて、このスライドカムの動作により弁ケーシン
グ内のニードル弁機構の開閉操作および前記流体室と連
通する通水路の開閉操作をそれぞれ行うように構成する
ことにより、前記定量ポンプを作動させることができ、
これにより無電源で所要流体を圧送供給することができ
る流量比例定量注入制御装置を開発した(実公昭63−
24481号公報)。
【0004】図3および図4は、前記の開発に係る流量
比例定量注入制御装置の概要を示すものである。すなわ
ち、図3は定量ポンプの吸込工程を示すものであり、図
4は定量ポンプの吐出工程を示すものである。
【0005】しかるに、図3および図4において、流量
比例定量注入制御装置は、次のように構成されている。
【0006】まず、流体通路部内に配置した水車10の
支軸12とギヤ機構14を介して連結し、前記流体通路
部内を移送する主流体の流量に比例して所定の周期で回
転する前記ギヤ機構14のギヤ軸14aを出力軸とする
回転式流量計16を設け、この回転式流量計16に対し
て、制御水供給口18と排水口20とを備え、内部に流
体の通水路22と排水路24とを穿設した弁ケーシング
26を設ける。
【0007】前記弁ケーシング26の排水路24には、
排水口20を開閉するニードル弁28を配置し、流体室
30内において前記通水路22の開閉と前記ニードル弁
28の開閉とを同時に行うスライドカム32を設け、こ
のスライドカム32を前記回転式流量計16の出力軸に
軸着した偏心カム34と係合して一定方向に進退自在に
構成した切換弁機構36を設ける。
【0008】また、ポンプ室38を設けると共に、この
ポンプ室38と隣接して圧力室40を形成し、この圧力
室40と前記ポンプ室38との間にポンプ作動杆42を
設け、前記切換弁機構36の作用下に前記圧力室40内
へ主流体系の流体を導入し、ポンプ作動杆42を変位さ
せてポンプ動作を行う定量ポンプ44を設ける。
【0009】そして、前記切換弁機構36の制御水供給
口18と前記定量ポンプ44の圧力室40とを連通し、
切換弁機構36の通水路22を流体室30と連通した際
には、ニードル弁28を閉塞保持して流体を定量ポンプ
44の圧力室40に供給し、次いで通水路22と流体室
30とを遮断した際には、ニードル弁28を開放して定
量ポンプ44の圧力室40内の流体を排水するように構
成する。
【0010】従って、このように構成した従来の流量比
例定量注入制御装置は、例えば主流体系における水道水
の流量を流量計16で周期的に検出し、その出力軸によ
って切換弁機構36を直接操作し、水道水の一部を利用
して定量ポンプの駆動制御を無電源方式で行うことがで
き、これによって所要の薬液を前記水道水の流量に正確
に比例させて、前記主流体系に対して円滑に圧入するこ
とができる(図3および図4参照)。
【0011】すなわち、前記の流量比例定量注入制御装
置は、既存の回転式流量計を使用し、この流量計に簡単
な構成の切換弁機構を一体的に組合せると共に、簡単な
構造の定量ポンプを設けるだけであるから、製造が容易
にして極めて低コストで製造することができる利点が得
られるばかりでなく、動作も無電源で定量注入制御の精
度も充分高めることができ、各種の給水設備等の省力化
並びに省エネルギー化に寄与し得るものである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の流量比例定量注入制御装置によれば、排水機構を構
成するニードル弁28の開閉動作が、ニードル弁28の
弁座開口部に水圧で押し付けられている弁体を、補助的
に装着されているスプリング46との押付け力の合成力
に抗して引き離す構造となっているため、偏心カム34
のギヤ軸14aに要求される駆動トルクが大きくなる。
【0013】また、偏心カム34によって駆動される対
象が、制御水用ボール弁48と排水用ニードル弁28の
開閉との2系列を、同時に駆動しなければならず、しか
も水平に移動するスライドカム32を操作杆49を介し
て操作する構造となっているため、摩擦およびその他の
機械的抵抗が増大して、前記駆動トルクが大きくなる要
因に加えて、偏心カム34のギヤ軸14aに要求される
駆動トルクが益々増大する結果となる。
【0014】さらに、前記ニードル弁28の弁座開口部
に水圧で押し付けられている弁体が、弁座開口部に水圧
で押し付けられている力をより小さくするためには、弁
座開口部の径を大きくすることはできないので、結果と
して定量ポンプ44からの単位時間当りの排水量が少な
くなり、定量ポンプ44の吸込工程に多くの時間を要
し、この結果定量ポンプ44の単位時間当りの動作回数
が少なくならざるを得ず、大流量の主流体系には適用で
きないという難点があった。
【0015】このため、従来の流量比例定量注入制御装
置においては、最低始動流量が5L/min以上でなけ
れば、偏心カム34のギヤ軸14aに要求される駆動ト
ルクが十分に得られず、従って小流量の主流体系におい
ても、その適用範囲に制限があった。
【0016】そこで、本発明の目的は、偏心カムの軸に
要求される駆動トルクを最低にし得るように改善するこ
とにより、ギヤ機構の摩耗を低減し、定量ポンプの単位
時間当りの動作回数を多くして、大流量の主流体系にも
適正に対応することができる無電源式流量比例注入装置
を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係る無電源式流量比例注入装置は、主流体
系に接続した回転式流量計における主流体の流量に比例
して所定の周期で回転する出力軸に偏心カムを結合し、
この偏心カムと係合して所定の方向に変位して弁の開閉
操作を行い主流体の給水を制御する給水制御弁機構を設
けて、所定圧力の主流体を流体圧作動式定量ポンプの駆
動圧力室と排水機構に導入してポンプ動作を行い、所要
流体の送液を行うように構成した無電源式流量比例注入
装置において、前記給水制御弁機構は、前記偏心カムに
当接して追従変位する主流体より比重の小さい浮遊ボー
ルを使用したボール弁で構成し、さらにこの給水制御弁
機構より導出される所定圧力の主流体を、前記流体圧作
動式定量ポンプの駆動圧力室と連通接続されて主流体の
給水時に主流体の圧力によって、外部排水系と連通する
主排水通路を閉塞保持して前記圧力室に導入するように
構成した排水機構を設けることを特徴とする。
【0018】この場合、前記排水機構は、ダイアフラム
により画成した給水圧力室と排水圧力室とを備え、前記
給水圧力室を給水制御弁機構を介して供給される主流体
を導入する制御水導入通路と連通し、前記排水圧力室に
前記ダイアフラムと近接して主排水通路の開口部を臨設
すると共に定量ポンプの圧力室から導出される排水流路
を連通し、さらに前記制御水導入通路の一部より逆止弁
を介して前記定量ポンプの圧力室に連通する圧力水導入
通路を分岐接続するように構成することができる。
【0019】また、前記排水機構の制御水導入通路に対
し、副排水調節弁を介して副排水通路を分岐接続し、常
時所定量の制御水を外部排水系へ排水するように構成す
ることができる。
【0020】さらに、前記給水制御弁機構は、浮遊ボー
ルが当接する上部ケーシングに設けた通水路の開口部周
縁部を、断面湾曲状の凹部として構成し、浮遊ボールの
浮力作用により自動的に前記通水路の開口部を閉塞する
位置に復帰し得るように構成することができる。
【0021】
【実施例】次に、本発明に係る無電源式流量比例注入装
置の実施例につき、添付図面を参照しながら以下詳細に
説明する。
【0022】図1は、本発明に係る無電源式流量比例注
入装置の一実施例を示す概略構成並びに系統図である。
図1において、参照符号50は主流体系を示し、この主
流体系50の一部に回転式流量計52を接続した構成か
らなる。
【0023】回転式流量計52は、後述する流量検出出
力軸の回動によって操作される給水制御弁機構54を一
体的に備えており、この給水制御弁機構54は内部にお
いて前記流量計52に連通する主流体系50の圧力水の
一部を導入し得るよう構成され、それぞれ制御水導出口
56が設けられている。
【0024】前記制御水導出口56は、制御水流路58
および後述する排水機構60を介して、ベロフラム駆動
式定量ポンプ62のベロフラム駆動圧力室64に連通す
る。そして、前記給水制御弁機構54の作用下に供給さ
れる主流体系50の圧力水は、定量ポンプ62を駆動
し、所要の薬液貯槽内の薬液を、ポンプ配管(図示せ
ず)を介してポンプ移送し、主流体系50へ注入するこ
とができる。
【0025】なお、排水機構60は、外部排水系と連通
し、給水制御弁機構54の作用下に供給される主流体系
50の圧力水を、定量ポンプ62の駆動に適合させて適
宜排水を行うよう構成される。
【0026】従って、本発明においては、前記給水制御
弁機構54と排水機構60との作用下に、定量ポンプ6
2のベロフラム駆動圧力室64へ移送される主流体系5
0の圧力水の供給サイクルに応じて、それぞれ定量ポン
プ62の1ストロークポンプ動作が達成される。
【0027】しかるに、本実施例において、前記回転式
流量計52に設けられる給水制御弁機構54は、主流体
系50の圧力水を案内移送する流体室66内に、主流体
の流れに仍って回転する水車68の支持軸70と連動す
るギヤ機構72に対し、主流体の流量に比例して回転す
る水車68の回転数と対応してそれぞれ所定の回転周期
をもって回転動作するギヤ軸72aに、偏心カム74を
軸着する。この偏心カム74は、流体室66内の上部に
位置し、しかもこの偏心カム74と対応して回転式流量
計52を密閉する上部ケーシング76に、前記制御水導
出口56を形成する通水路78を設ける。そして、この
通水路78の流体室66側の開口部は、その周縁部を断
面湾曲状の凹部78aとし、この凹部78aに、この流
体室66に満たされる主流体より小さい比重からなる素
材で構成した浮遊ボール80を配置し、かつこの浮遊ボ
ール80が前記偏心カム74と当接するように位置決め
することにより、給水制御弁機構54を構成する。
【0028】このように構成した給水制御弁機構54
は、流量計52の作動に基づいて、偏心カム74が偏心
動作することにより、これと当接する浮遊ボール80
を、周期的に前記凹部78a内において強制的に押圧移
動させて、これにより通水路78の流体室66側の開口
部を開放操作することができる。なお、この場合、前記
浮遊ボール80の移動範囲を規制するため、例えば図2
に示すように、上部ケーシング76の内側面に前記浮遊
ボール80を囲繞するように、枠部材82を配設すれば
好適である。また、前記偏心カム74による浮遊ボール
80に対しての押圧が解除される際には、浮遊ボール8
0は、その浮力作用と凹部78aの形状に適応して、自
動的に通水路78の流体室66側の開口部を閉塞する位
置に復帰させることができる。
【0029】従って、前記給水制御弁機構54の周期的
な開閉動作によって、主流体系50の圧力水が、制御水
流路58を介して、排水機構60に供給される。
【0030】次に、本実施例において、排水機構60
は、給排水切換弁装置84を備え、この給排水切換弁装
置84は、ダイアフラム86で画成された給水圧力室8
8aと排水圧力室88bとを備え、前記給水圧力室88
aは前記制御水流路58に接続される制御水導入通路9
0と連通し、また排水圧力室88bは前記ダイアフラム
86に近接して主排水通路92の開口部を臨設する共
に、定量ポンプ62の圧力室64から導出される排水流
路94と連通するように構成する。そして、前記制御水
導入通路90には、ばね96aにより逆止作用を弾力的
に保持させた逆止弁96を設けた圧力水導入通路98を
分岐接続して、この圧力水導入通路98を前記定量ポン
プ62の圧力室64と連通するように構成する。
【0031】このように構成した排水機構60は、制御
水流路58を介して制御水導入通路90に圧力水が導入
されると、この圧力水は給排水切換弁装置84の給水圧
力室88aに導入され、給水圧力室88a内の圧力を高
めてダイアフラム86を排水圧力室88b側へ偏位さ
せ、これにより主排水通路92の開口部を閉塞する。こ
れは、給水圧力室88aと排水圧力室88bの水圧が同
じであっても、給水圧力室88a側は、ダイアフラム全
面積×圧力値で押圧し、排水圧力室88b側からは、ダ
イアフラム断面積(−)B×圧力値で押し戻す力が掛か
るが、給水圧力室88a側の押圧力が大きいからであ
る。この結果、制御水導入通路90に導入される圧力水
は、圧力水導入路98を介して定量ポンプ62の圧力室
64へ導入され、この圧力室64内の圧力を高めて、定
量ポンプ62をポンプ動作(吐出工程)を円滑に達成す
ることができる。
【0032】なお、前記排水機構60において、前記制
御水導入通路90の一部に副排水通路100 を副排水調節
弁102 を介して分岐接続し、前記副排水調節弁102 によ
り毎分約5〜10ccの制御水を外部排水系へ排出する
ように調節設定する。このように構成することにより、
制御水流路58からの圧力水の供給が停止された際に、
逆止弁96の作用により、圧力室64内の水は給水圧力
室88aに逆流できない構造になっているため、給排水
切換弁装置84の給水圧力室88a内の圧力が十分に低
減され、排水圧力室88b側の圧力により、ダイアフラ
ム86が給水圧力室88a側に偏位して、主排水通路9
2の開口部が開放されて定量ポンプ62の圧力室64の
圧力水を急速に外部排水系へ排出することができる。こ
の結果、定量ポンプ62の吸込工程が円滑に達成され
る。
【0033】さらに、本実施例において、ベロフラム駆
動式定量ポンプ62は、一次ベロフラム104 と二次ベロ
フラム106 とを備え、一次ベロフラム104 はその一側部
にベロフラム駆動圧力室64を形成すると共に、他側部
に前記二次ベロフラム106 の一側部と直結する作動杆10
8 を結合したものである。また、二次ベロフラム106の
他側面は、通常の往復動ポンプと同様にポンプ室110 を
形成し、このポンプ室110 とそれぞれ連通する流体吸込
口112 と流体吐出口114 には、それぞれ逆止弁116 、11
8 を介してポンプ配管系120 が接続される。
【0034】また、前記圧力室64とポンプ室110 とを
画成するポンプケーシングの画壁部122 には、前記一次
ベロフラム104 と二次ベロフラム106 とを連結する作動
杆108 を挿通し得るように構成すると共に、圧力室64
側の面には、一次ベロフラム104 との間にバックスプリ
ング124 を介挿して一次ベロフラム104 に常時後退方向
の付勢力を保持させ、またポンプ室110 側の面は、二次
ベロフラム106 の一側面と当接させてストッパの機能を
有するように構成される。
【0035】なお、前記圧力室64には、圧力水導入通
路98と連通する圧力水導入口126と排水流路94と連
通する排水口128 を設けると共に、一次ベロフラム104
の後退ストローク長を調節し得るストローク調節ねじ13
0 が設けられている。
【0036】このように構成した定量ポンプ62は、前
記給水制御弁機構54および排水機構60を介してベロ
フラム駆動圧力室64に供給される圧力水により、前記
給水制御弁機構54および排水機構60の操作と連動し
て、無電源で一般の定量ポンプと同様のポンプ動作を達
成することができる。従って、この定量ポンプ62は、
流体吸込口112 側のポンプ配管を所要の薬液貯槽に連通
接続すると共に、流体吐出口114 側のポンプ配管を主流
体系50に連通接続することにより、主流体の流量に比
例した所定量の薬液を主流体系50へ容易に圧送注入す
ることができる。
【0037】以上、本発明の好適な実施例について説明
したが、本発明は前記実施例に限定されることなく、本
発明の精神を逸脱しない範囲内において多くの設計変更
が可能である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る無電
源式流量比例注入装置によれば、主流体系に接続した回
転式流量計における主流体の流量に比例して所定の周期
で回転する出力軸に偏心カムを結合し、この偏心カムと
係合して所定の方向に変位して弁の開閉操作を行い主流
体の給水を制御する給水制御弁機構を設けて、所定圧力
の主流体を流体圧作動式定量ポンプの駆動圧力室と排水
機構に導入してポンプ動作を行い、所要流体の送液を行
うように構成した無電源式流量比例注入装置において、
前記給水制御弁機構は、前記偏心カムに当接して追従変
位する主流体より比重の小さい浮遊ボールを使用したボ
ール弁で構成し、さらにこの給水制御弁機構より導出さ
れる所定圧力の主流体を、前記流体圧作動式定量ポンプ
の駆動圧力室と連通接続されて主流体の給水時に主流体
の圧力によって、外部排水系と連通する主排水通路を閉
塞保持して前記圧力室に導入するように構成した排水機
構を設けた構成とすることにより、水道水等からなる主
流体の流量を流量計で周期的に検出し、その出力軸によ
って給水制御弁機構を直接操作し、主流体の流体圧力を
利用して定量ポンプの駆動制御を無電源方式で、しかも
所要の薬液を前記主流体の流量に正確に比例させて、所
要の流体系に対して円滑に圧入することができる。
【0039】特に、本発明装置によれば、給水制御弁機
構において、偏心カムの回転駆動軸に要求される駆動ト
ルクを低減することができると共に、構成も著しく簡略
化することができ、従来装置において最低始動流量が5
L/min以上であったものが、それ以下すなわち1L
/min等の小流量の主流体系においても、十分に適用
して所定の定量ポンプ動作を達成することができる。因
みに、給水制御弁機構における通水路の弁座の直径を2
mmとした場合、主流体系の水圧を2kg/cm2 と
し、制御水導出口が大気圧に開放されている時には、浮
遊ボールの前記弁座に対する押付け力は、0.0628
kg/cm2 に過ぎず、従って浮遊ボールを移動させる
のに要する偏心カム(直径6mm、偏心1mm)の回転
駆動軸に要求される駆動トルクは、10g−cm前後に
過ぎず、さらに水車を回転させるのに要する最低始動流
量は、実測値で350cc/min前後(従来装置では
5,000cc/min)となることが確認された。
【0040】従って、本発明装置は、従来装置に比較し
て、簡単な構成で低コストに製造し得るばかりでなく、
制御特性を向上することができ、しかも従来装置と同様
に無電源で定量注入精度も十分高く維持することがで
き、保守の面倒もなく、各種給水設備等の省力化並びに
省エネルギー化に寄与し得る等、多くの優れた利点を有
するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る無電源式流量比例注入装置の一実
施例を示す概略構成並びに系統図である。
【図2】図1に示す給水制御弁のII−II線断面図であ
る。
【図3】従来の流量比例定量注入制御装置における定量
ポンプの吸込工程における動作状態を示す概略構成図で
ある。
【図4】従来の流量比例定量注入制御装置における定量
ポンプの吐出工程における動作状態を示す概略構成図で
ある。
【符号の説明】
50 主流体系 52 回転式流量計 54 給水制御弁機構 56 制御水導出口 58 制御水流路 60 排水機構 62 定量ポンプ 64 圧力室 66 流体室 68 水車 70 支持軸 72 ギヤ機構 72a ギヤ軸 74 偏心カム 76 上部ケーシング 78 通水路 78a 凹部 80 浮遊ボール 82 枠部材 84 給排水切換弁装置 86 ダイアフラム 88a 給水圧力室 88b 排水圧力室 90 制御水導入通路 92 主排水通路 94 排水流路 96 逆止弁 96a ばね 98 圧力水導入通路 100 副排水通路 102 副排水調節弁 104 一次ベロフラム 106 二次ベロフラム 108 作動杆 110 ポンプ室 112 流体吸込口 114 流体吐出口 116 、118 逆止弁 120 ポンプ配管系 122 画壁部 124 バックスプリング 126 圧力水導入口 128 排水口 130 ストローク調節ねじ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F04B 43/06 F15B 13/042 F15B 13/042 F04B 43/06 A

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主流体系に接続した回転式流量計におけ
    る主流体の流量に比例して所定の周期で回転する出力軸
    に偏心カムを結合し、この偏心カムと係合して所定の方
    向に変位して弁の開閉操作を行い主流体の給水を制御す
    る給水制御弁機構を設けて、所定圧力の主流体を流体圧
    作動式定量ポンプの駆動圧力室と排水機構に導入してポ
    ンプ動作を行い、所要流体の送液を行うように構成した
    無電源式流量比例注入装置において、 前記給水制御弁機構は、前記偏心カムに当接して追従変
    位する主流体より比重の小さい浮遊ボールを使用したボ
    ール弁で構成し、さらにこの給水制御弁機構より導出さ
    れる所定圧力の主流体を、前記流体圧作動式定量ポンプ
    の駆動圧力室と連通接続されて主流体の給水時に主流体
    の圧力によって、外部排水系と連通する主排水通路を閉
    塞保持して前記圧力室に導入するように構成した排水機
    構を設けることを特徴とする無電源式流量比例注入装
    置。
  2. 【請求項2】 排水機構は、ダイアフラムにより画成し
    た給水圧力室と排水圧力室とを備え、前記給水圧力室を
    給水制御弁機構を介して供給される主流体を導入する制
    御水導入通路と連通し、前記排水圧力室に前記ダイアフ
    ラムと近接して主排水通路の開口部を臨設すると共に定
    量ポンプの圧力室から導出される排水流路を連通し、さ
    らに前記制御水導入通路の一部より逆止弁を介して前記
    定量ポンプの圧力室に連通する圧力水導入通路を分岐接
    続するように構成してなる請求項1記載の無電源式流量
    比例注入装置。
  3. 【請求項3】 排水機構の制御水導入通路に対し、副排
    水調節弁を介して副排水通路を分岐接続し、常時所定量
    の制御水を外部排水系へ排水するように構成してなる請
    求項2記載の無電源式流量比例注入装置。
  4. 【請求項4】 給水制御弁機構は、浮遊ボールが当接す
    る上部ケーシングに設けた通水路の開口部周縁部を、断
    面湾曲状の凹部として構成し、浮遊ボールの浮力作用に
    より自動的に前記通水路の開口部を閉塞する位置に復帰
    し得るように構成してなる請求項1記載の無電源式流量
    比例注入装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114251499A (zh) * 2021-11-24 2022-03-29 开能健康科技集团股份有限公司 多控制阀系统、水处理设备

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CN114251499A (zh) * 2021-11-24 2022-03-29 开能健康科技集团股份有限公司 多控制阀系统、水处理设备

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