JPH09245921A - 連結コネクタ - Google Patents

連結コネクタ

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JPH09245921A
JPH09245921A JP4896496A JP4896496A JPH09245921A JP H09245921 A JPH09245921 A JP H09245921A JP 4896496 A JP4896496 A JP 4896496A JP 4896496 A JP4896496 A JP 4896496A JP H09245921 A JPH09245921 A JP H09245921A
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housing
elastic
flat cable
upper lid
connection
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JP4896496A
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Naoya Kojima
直哉 小島
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 屈曲の自由度により汎用性を有し、しかもコ
ネクタ内部の結線変更や回路形成が容易なうえ、フラッ
トケーブル保護が可能な連結コネクタを得る。 【解決手段】 一面が開閉自在の上蓋3Bである中空角
筒状の両端にフラットケーブル2の導入開口部4、4を
備えると共に、中空角筒状の略中央に伸縮および屈曲自
在に形成された蛇腹部3Cを一体に連設したハウジング
3と、前記蛇腹部3Cを挟んだ両側で、前記各導入開口
部4、4から夫々導入されるフラットケーブル2、2の
各露出導体2A、2Aと弾性接続する弾性連結端子6、
6と、前記弾性連結端子6、6同士を相互接続する連結
電線10とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は連結コネクタ、特に複数
本の平角導体を絶縁性樹脂で被覆して構成されるフラッ
トケーブルを相互に連結させる自動車用等の連結コネク
タに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車用ワイヤーハーネスをはじ
め、電子機器や情報システムの入出力機器等の配線用
に、複数本の平角導体を絶縁性樹脂で被覆して構成する
フラットケーブルの使用が増加している。これは軽量、
省スペース、優れた耐久性、配索時のハンドリングの容
易さや、低コストというフラットケーブルが有する特徴
によるものである。ところで、こうしたフラットケーブ
ルを例えば自動車のダッシュボード等の、狭い空間内で
所望の角度に向けて配索する場合、折曲げ部を形成する
と共に、該折曲げ部を保護する目的から、例えば図7に
示す、実開平4―21131号公報で開示の保護具が適
用されていた。
【0003】即ち、この保護具64は、例えば合成樹脂
材から成る略三角形の2枚の保護板65、66と、これ
らの保護板65、66の斜辺部同志を連結する肉薄の可
撓性を有するヒンジ部67とが一体に成形された構造か
らなり、折り畳んだフラットケーブル61の重畳部63
を2枚の保護板65、66で上下から挟持して配索時に
使用された。そして、この保護具64の使用により、フ
ラットケーブル61は重畳部63や折返部62が保護具
64で覆われるので、外力による破損が避けられると共
に、折り返されたフラットケーブル61の重畳部63同
志が挟持されていて動き難いので、導体の疲労が少な
く、断線の虞も生じなかった。しかし、このような保護
具では、基材が硬質のフラットケーブルには適用できな
いという欠点があった。さらに、フラットケーブルは並
行配列のため、例えば導体間の相互接続による回路形成
が困難であった。加えて、各保護具は一定の曲げ角度を
有し、この角度は固定されているため、種々の曲げ角度
の保護具から使用状況に応じたものを選択使用する必要
があり、このため配索自由度や汎用性に欠けるという問
題があった。
【0004】そこで、例えば図8に示すような連結コネ
クタが提案された。この連結コネクタ75は、中空角筒
状に形成された第1および第2ハウジング72、73が
夫々の一端を回動軸74で互いに回動自在に連結される
と共に、第1および第2ハウジング72、73の夫々の
内部に配設された連結電線76が、各ハウジング72、
73の夫々の他端に導入されるフラットケーブル71を
相互接続する構造からなる。そして、このような構成に
よれば、既述した保護具での課題が解消でき、また種々
の曲げ角度にも対応できて汎用性も向上する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た連結コネクタ構造では、フラットケーブル面に沿った
水平方向の配索面に対して屈曲自由度はあったが、該配
索面から屈曲された鉛直方向には屈曲自由度がなかっ
た。また、前記連結コネクタでは、2種類のハウジング
から構成されているので、金型が増加してコストアップ
を招いた。さらに、ハウジング同士は回動軸を介して連
結し、例えば長手方向寸法が一定化されて伸縮自由度が
ないため、ケーブル配索時に生じる配索経路の寸法誤差
に対し充分に対応できなかった。本発明はこのような課
題や欠点を解決するためなされたもので、屈曲自由度に
優れて汎用性を有し、硬質のフラットケーブルにも適用
できて、しかもコネクタ内部の結線変更や回路形成も可
能なうえ、フラットケーブルの保護が可能な連結コネク
タを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の本発明に係る連結コネクタは、一面が開閉自在の上蓋
である中空角筒状の両端にフラットケーブルの導入開口
部を備えると共に、中空角筒状の略中央に伸縮および屈
曲自在に形成された蛇腹部を一体に連設したハウジング
と、前記蛇腹部を挟んだ両側で前記ハウジングの内部に
配設され、前記導入開口部から夫々導入されたフラット
ケーブルの露出導体と各々弾性接続する弾性連結端子
と、前記弾性連結端子を相互接続する連結電線と、を備
えたことを特徴とする。
【0007】また、前記弾性連結端子は前記連結電線が
圧入接続される圧接刃部を一体に連設して構成されたこ
とを特徴とする。さらに、前記弾性連結端子に接続され
た前記連結電線を保持して位置規制する整列板を、前記
弾性連結端子と前記蛇腹部との間の前記ハウジングの内
部に突設したことを特徴とする。また、前記連結電線は
前記蛇腹部の変形に追従して延伸可能に設けられている
ことを特徴としてもよい。
【0008】そして、本発明に係る連結コネクタは、中
央部に蛇腹部を設けているので、該蛇腹部を水平方向お
よび鉛直方向に屈曲できる。従って、この連結コネクタ
は、ハウジングに夫々導入されたフラットケーブルを配
索面に沿った自由形状に変形させて配索でき、汎用性が
得られる。この結果、基材が硬質のフラットケーブルに
も容易に適用でき、さらに連結の自由度に優れた連結電
線で弾性連結端子同士を適宜ジョイントすることで、フ
ラットケーブルであっても平角導体間の接続の変更や、
任意の回路形成が可能となる。さらに、ハウジングは上
蓋を備えるので、内部のフラットケーブルやその露出さ
れた導体が確実に保護される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る連結コネク
タの好適な実施の形態を図面に基づいて詳細に説明す
る。図1は本発明に係る連結コネクタの一実施形態での
上蓋を開いた状態の斜視図である。さらに図2は、本発
明に係る連結コネクタを構成するハウジングにフラット
ケーブルを導入した様子を示す拡大斜視図である。また
図3は、図1に示す弾性連結端子の斜視図である。
【0010】図1において、本発明に係る連結コネクタ
1は、一面が開閉自在の上蓋3Bと、該上蓋3Bと対面
するベース部3Aと、該ベース部3Aの両側から該上蓋
3B方向に立設する内側板3F、3Fから成る中空角筒
状のハウジング3からなる。
【0011】上蓋3Bは一側面が、一方の内側板3F
(図中、奥側に示されている内側板)上端とヒンジ3E
を介して一体、かつ折曲げ可能に連設され、また上蓋3
Bの他の側面(図中、上側に示されている側面)には、
上蓋3Bに垂直に外側板3Dが、ベース部3A方向に連
設されている。他方の内側板3F(図中、手前側に示さ
れている内側板)の外表面には外側に突出する4個の突
起3Gが設けられ、また、前記上蓋3Bの外側板3Dの
外表面には4個の係止孔3Hが設けられている。係止孔
3Hは上蓋3Bが閉じられ、上蓋3Bの外側板3Dが他
方の内側板3F(図中、手前側に示されている内側板)
上に被さった際に、突起3Gと係合するよう構成されて
いる。
【0012】また、前記ベース部3Aおよび上蓋3Bに
は、ハウジング3の略中央において伸縮自在および屈曲
自在な蛇腹部3Cが一体に連設されている。即ち、上蓋
3Bを閉じることで中空角筒状に形成されるハウジング
3は、前記蛇腹部3Cを屈曲させて任意方向へ角度設定
できる。
【0013】ハウジング3は、上蓋3Bを閉じて中空角
筒状に形成される両端に、後述するフラットケーブル2
の導入開口部4を備える。さらに、一方の内側板3F
(図中、奥側に示されている内側板)および他方の内側
板3F(図中、手前側に示されている内側板)の夫々導
入開口部4寄りに、後述するフラットケーブル2のホル
ダ11の突出部11Aが嵌挿される係止穴7および係止
溝8が夫々設けられている。係止溝8は、それぞれ突出
部11Aが嵌挿可能な縦溝8Aと、該縦溝8A下端から
直角に屈曲して前記導入開口部4方向に延伸する横溝8
Bとが連設して構成されている。
【0014】前記係止穴7および係止溝8は実質同一の
機能を有するものであるが、一方は突出部11Aの不用
意な抜出しを阻止するため穴形状に設けられ、他方はホ
ルダ11の嵌挿を容易にするため開放した溝形状に設け
られたものである。前記係止穴7および前記横溝8Bか
ら導入開口部4寄りのベース部3A上に、プレート3J
が立設されている。さらに上蓋3Bの内側には、該プレ
ート3Jに対応する位置にプレート3Kが立設されてお
り、上蓋3Bが閉じられた際にこれらプレート3Jとプ
レート3Kとで、後述する導入されたフラットケーブル
2を挟持する。上蓋3Bの内側にはさらに、図2に示す
ように、プレート3Lが立設される。このプレート3L
は、上蓋3Bが閉じられた際に、後述するフラットケー
ブル2のホルダ11の段差11Cと嵌合して、ホルダ1
1の移動を規制する。加えて、上蓋3Bの内側にはさら
に、プレート3Mが立設される。このプレート3Mは、
上蓋3Bが閉じられた際に後述するフラットケーブル2
のホルダ11の先端部11Bに接して該先端部11Bを
押圧する。
【0015】ハウジング3の蛇腹部3Cを挟んだ両側の
ベース部3Aには、図1に示すように弾性連結端子6が
夫々複数個取付けられている。弾性連結端子6は導電性
材によって、図3に示すように、圧着バネ部6Aと圧接
刃部6Bが一体に連設してなる。圧着バネ部6Aは、導
入開口部4から導入された後述のフラットケーブル2の
露出された導体2Aと弾性接続する。一方、圧接刃部6
Bには、可撓性を有すると共に、前記蛇腹部3Cの変形
に追従して延伸可能な長さに設定した連結電線10の一
方の端部が圧入接続される。この連結電線10の他方の
端部は、図1に示すように、蛇腹部3Cを挟んで対向配
置した他方の弾性連結端子6に接続される。この結果、
蛇腹部3Cを挟んで対向配置した弾性連結端子6同士は
電気的に導通される。
【0016】ここで、連結電線10の両端部は任意形態
の弾性連結端子にそれぞれ接続することが可能である。
すなわち、上記構成においてハウジング3の両側の弾性
連結端子6は連結電線10を圧接刃部6Bに圧入接続す
る所謂圧接端子が適用された構成としたが、この圧接端
子に換えて、連結電線10を加締接続する所謂圧着端子
としたり、これら端子を組み合わせて構成することもで
きる。また、連結電線10は、既接続の組み合わせを容
易に変更できる。すなわち、連結電線10を対向する側
の複数個の弾性連結端子6へ分岐接続させたり、あるい
は、対向側の異なる位置の弾性連結端子6と接続させる
構成によって、弾性連結端子間の導通を容易に設定ある
いは変更し所望回路を形成することができる。弾性連結
端子6の蛇腹部3C寄りベース部3Aには、位置規制用
の縦溝5Aを複数有して連結電線10を保持する整列板
5が突設されている。
【0017】つぎに、フラットケーブルとそのホルダ
を、図1乃至図3により説明する。なお、ハウジングの
両側に導入されるフラットケーブルおよびホルダは夫々
同一に設けられているので、図2に一方のみ図示して説
明する。図1乃至図3に示すように、フラットケーブル
2はケーブル先端部が予めU字状に折曲された状態に設
けられると共に、該ケーブル先端部において導体2Aが
露出されている。
【0018】フラットケーブルのホルダ11は、その先
端に櫛歯状に突出形成された先端部11Bを備える。ホ
ルダ11はフラットケーブル2を支持するとき、前記先
端部11B表面に、前記フラットケーブル2の露出され
た導体2Aが巻き付け添設される。これによって、フラ
ットケーブル2の導体2Aは堅固な支持体に裏打ちされ
た状態となり、弾性連結端子6との弾性圧着が可能にな
る。さらにホルダ11の両端には突出部11Aが設けら
れ、またホルダ11の上面の長手方向、すなわち前記先
端部11B方向に向かう位置に、垂下した段差11Cが
幅方向に延びて設けられている。
【0019】次に、本発明の連結コネクタの組み立て
を、図1乃至図3に基づき説明する。なお、以下に示す
組立順序等は一例であり、本発明はこの順序等に限定さ
れるものではない。最初の段階として、ハウジングに弾
性連結端子をそれぞれ組み付け、可撓性を有する連結電
線でこれら弾性連結端子間を電気的に接続する。先ず、
図1においてハウジング3の上蓋3Bを開いた状態で、
弾性連結端子6は所定の個数だけ、圧着バネ部6Aがベ
ース部3Aの導入開口部4側になるよう、ベース部3A
に装着される。この装着は、図3に示すように弾性連結
端子6下端から垂下する係合片6Dを、ベース部3Aの
係合穴3Tに嵌挿すると共に、弾性連結端子6の圧接刃
部6Bの前面を、ベース部3Aに突設させたストッパ3
Pに当接させ、かつ基板6Cの両端部を、同じくベース
部3Aに突設させた一組の弾性係止爪3R間に嵌入して
第1ハウジング3に係合装着される。
【0020】ついで係合装着された各弾性連結端子6の
圧接刃部6Bに、可撓性を有する連結電線10の一端を
圧入接続すると共に、圧入接続された各連結電線10
を、整列板5の縦溝5Aに挿入して保持させることで各
連結電線10を整列状態に位置規制した後、他端を、同
様に対向側の整列板5を通過させて弾性連結端子6の圧
接刃部6Bに圧入接続して、弾性連結端子6、6同士を
電気的に導通させる。
【0021】こうしてハウジング3内の弾性連結端子
6、6同士が電気的に接続された時点で、ハウジング3
の上蓋3Bが閉じられて、連結コネクタ1の組み立てが
完了する。このようにして組み立てられた連結コネクタ
1は、ハウジング3が、蛇腹部3Cを中心に任意角度に
回動自在であり、さらにハウジング3内に組み込まれた
前記連結電線10が可撓性を有し、かつ蛇腹部3Cの変
形に追従して延伸可能な長さに設定されているから、該
ハウジング3に自由な角度を与えることが可能となって
いる。この組み立てられた連結コネクタは、フラットケ
ーブル連結作業現場に搬送供給される。
【0022】フラットケーブル連結作業現場では、弾性
連結端子間が電気的に接続された状態の連結コネクタを
用いて、これに夫々フラットケーブルが装着される。な
お、説明は一方の側のフラットケーブルについてのみ行
うものとする。先ず、上蓋3Bが開かれたハウジング3
両側の内側板3F、3Fに設けられている係止穴7およ
び係止溝8の縦溝8Aに、図1に示したようなフラット
ケーブル2を挟持したホルダ11の突出部11A、11
Aが挿入される。この際、ホルダ11は幾分傾けた状態
にして係止穴7側の突出部11Aを該係止穴7に挿入す
ると共に、係止溝8側の突出部11Aを縦溝8Aに案内
して下方に押し込まれる。そして、この係止溝8側の突
出部11Aが縦溝8Aの下端に達したら、ホルダ11は
導入開口部4方向に引かれる。これにより突出部11
A、11Aは係止穴7および横溝8Bに沿って導入開口
部4方向にスライドされる。このとき、ホルダ11先端
の櫛歯状の先端部11Bに巻き付けられたフラットケー
ブル2の導体2Aは、弾性連結端子6の圧着バネ部6A
に圧着されている。
【0023】突出部11A、11Aが、図2に示すよう
に、係止穴7および横溝8Bの奥壁に当接した位置で、
上蓋3Bが薄肉のヒンジ3Eを中心に閉じられると、上
蓋3Bの内面から垂下するプレート3Kが、ベース部3
Aから立設するプレート3Jとの間にフラットケーブル
2を挟持するよう押圧する。また、上蓋3Bの内面から
垂下するプレート3Lは、ホルダ11の上面の段差11
Cに嵌合して、ホルダ11の先端部11B方向への移動
を規制する。さらに、上蓋3B内面から垂下するプレー
ト3Mは、ホルダ11先端の櫛歯状の先端部11Bに上
方から当接してこれを押下する。これによって、フラッ
トケーブル2の導体2Aと、弾性連結端子6の圧着バネ
部6Aとの圧着接続状態を改善させ、電気導通状態を改
善させる。そして、上蓋3Bが閉じられると、一方の内
側板3Fの突起3Gが上蓋3Bの外側板3Dの係止孔3
Hと係合して、上蓋3Bをベース部3Aに係止する。
【0024】以上の現場組み付け作業によって、図4の
斜視図に示すような組み立てがなされた連結コネクタ1
の状態となる。この状態において、ハウジング3は蛇腹
部3Cを中心に伸縮自在および屈曲自在であり、図5お
よび図6に示すように、鉛直方向および水平方向に回動
され、その角度を任意に設定することができる。さら
に、連結電線の組み替えは特に圧接接続をやり直すだけ
で簡単にできるから、仕様変更等に際しても、フラット
ケーブルやホルダは一切変更しないままで、現場で容易
かつ迅速安価に対応できるという利点がある。
【0025】連結コネクタ1は、図4乃至図6に示すよ
うに、上蓋3Bの蛇腹部3Cを挟んだ両側の外表面には
支軸51の先端から下方へ延びた一対の可撓係止腕52
を有する弾性クランプ3Nが一体に設けられている。こ
れらクランプ3N、3Nは、ワイヤーハーネスの配索に
おいて、角度設定のなされた連結コネクタ1を図示しな
い車体フレームに取付け固定する際、該クランプ3N、
3Nをフレームに設けた孔に押し込み、取付け固定する
場合にとりわけ便利である。そして、車体フレームに設
けられた2つの孔の設定位置により、ハウジング3の角
度が任意に調整される。
【0026】なお、前記実施形態では、本発明に係る連
結コネクタを配索路上に1個用いた場合のように説明し
たが、配索路上に複数個適用して複雑な形状の通路での
フラットケーブルの配索が容易となることは当然であ
る。また、前記実施形態では、自動車用ワイヤーハーネ
ス分野を主として説明したが、本発明の応用分野は勿論
これに限ることなく、フラットケーブルをはじめフレキ
シブルプリント回路体等を使用するあらゆる機器、産業
分野に等しく適用しても効果著しいものであることは当
然である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る連結
コネクタは、蛇腹部を中心に伸縮自在および回動自在の
ハウジングに配設した弾性連結端子に2本のフラットケ
ーブルを夫々弾性接続し、ハウジングの弾性連結端子同
志を可撓性を有する連結電線によって任意に連結接続す
るものであるから、ハウジングの角度を自在に設定でき
て屈曲自由度を有し、この結果、配索自由度に優れ、汎
用性を備えた連結コネクタを実現することができる。こ
れによって例えば、基材が硬質の動力用のフラットケー
ブルにも、容易に適用できる。さらに、並行配列のフラ
ットケーブルであっても、連結の自由度に優れた連結電
線で適宜ジョイントすることで、接続の変更や、コネク
タ内部での任意の回路形成が可能となり、利用範囲が非
常に拡大されるという効果がある。加えて、ハウジング
は上蓋を備えるので、内部のフラットケーブルやその露
出された導体の効果的な保護が可能になるという効果を
併せ実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る連結コネクタの一実施形態を示す
斜視図である。
【図2】図1の連結コネクタのフラットケーブル連結状
態を示す要部斜視図である。
【図3】図1の弾性連結端子の斜視図である。
【図4】本発明に係る連結コネクタの使用状態の斜視図
である。
【図5】本発明に係る連結コネクタの他の使用状態の斜
視図である。
【図6】本発明に係る連結コネクタのさらに他の使用状
態の斜視図である。
【図7】従来の保護具を説明する斜視図である。
【図8】従来の連結コネクタの構成斜視図である。
【符号の説明】
1 連結コネクタ 2 フラットケーブル 3 ハウジング 3C 蛇腹部 4 導入開口部 5 整列板 6 弾性連結端子 10 連結電線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一面が開閉自在の上蓋である中空角筒状
    の両端にフラットケーブルの導入開口部を備えると共
    に、中空角筒状の略中央に伸縮および屈曲自在に形成さ
    れた蛇腹部を一体に連設したハウジングと、前記蛇腹部
    を挟んだ両側で前記ハウジングの内部に配設され、前記
    導入開口部から夫々導入されたフラットケーブルの露出
    導体と各々弾性接続する弾性連結端子と、前記弾性連結
    端子を相互接続する連結電線と、を備えたことを特徴と
    する連結コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記弾性連結端子は前記連結電線が圧入
    接続される圧接刃部を一体に連設して構成されたことを
    特徴とする請求項1記載の連結コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記弾性連結端子に接続された前記連結
    電線を保持して位置規制する整列板を、前記弾性連結端
    子と前記蛇腹部との間の前記ハウジングの内部に突設し
    たことを特徴とする請求項1記載の連結コネクタ。
  4. 【請求項4】 前記連結電線は前記蛇腹部の変形に追従
    して延伸可能に設けられていることを特徴とする請求項
    1記載の連結コネクタ。
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