JPH09246212A - バリア層の形成方法、およびこれにより形成されたバリア層を有する半導体装置 - Google Patents
バリア層の形成方法、およびこれにより形成されたバリア層を有する半導体装置Info
- Publication number
- JPH09246212A JPH09246212A JP5025696A JP5025696A JPH09246212A JP H09246212 A JPH09246212 A JP H09246212A JP 5025696 A JP5025696 A JP 5025696A JP 5025696 A JP5025696 A JP 5025696A JP H09246212 A JPH09246212 A JP H09246212A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- barrier layer
- film
- forming
- metal
- metal film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Electrodes Of Semiconductors (AREA)
- Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 TiN膜等のバリア層の成膜において、モホ
ロジとステップカバレッジが良好で、塩素含有量が小さ
く成膜温度が低い形成方法、およびこれにより形成され
た金属膜を有する半導体装置を提供する。 【解決手段】 接続孔3を含む被処理基板上にプラズマ
CVD法によりTi膜等の金属膜4を形成し、この後に
金属膜4を窒化して金属窒化膜5とする。この工程を複
数回繰り返してもよい。 【効果】 金属ハロゲン化物の還元反応と窒化反応を別
工程でおこなうので、大過剰の水素を用いたプラズマC
VDによる金属膜4の形成が可能である。したがって、
金属膜4の塩素含有量は少なく、ステップカバレッジも
良好である。
ロジとステップカバレッジが良好で、塩素含有量が小さ
く成膜温度が低い形成方法、およびこれにより形成され
た金属膜を有する半導体装置を提供する。 【解決手段】 接続孔3を含む被処理基板上にプラズマ
CVD法によりTi膜等の金属膜4を形成し、この後に
金属膜4を窒化して金属窒化膜5とする。この工程を複
数回繰り返してもよい。 【効果】 金属ハロゲン化物の還元反応と窒化反応を別
工程でおこなうので、大過剰の水素を用いたプラズマC
VDによる金属膜4の形成が可能である。したがって、
金属膜4の塩素含有量は少なく、ステップカバレッジも
良好である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置の製造工
程等に用いられるバリア層の形成方法、およびこれによ
り形成されたバリア層を有する半導体装置に関し、さら
に詳しくは、形成されるバリア層が良好なステップカバ
レッジを有し、かつバリア層中の残留ハロゲン元素の含
有量の少ないバリア層の形成方法、およびこれにより形
成されたバリア層を有する半導体装置に関する。
程等に用いられるバリア層の形成方法、およびこれによ
り形成されたバリア層を有する半導体装置に関し、さら
に詳しくは、形成されるバリア層が良好なステップカバ
レッジを有し、かつバリア層中の残留ハロゲン元素の含
有量の少ないバリア層の形成方法、およびこれにより形
成されたバリア層を有する半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】LSI等の半導体装置のデザインルール
がハーフミクロンからクォータミクロンあるいはそれ以
下のレベルへと微細化し、かつ多層配線構造が多用され
るに伴い、配線層間を接続するための接続孔のアスペク
ト比も増大する傾向にある。例えば、0.18μmルー
ルの半導体装置においては、接続孔の開口径0.2μm
に対し、層間絶縁膜の厚さは1.0μm程度であるの
で、アスペクト比は5に達する。かかる微細で高アスペ
クト比の接続孔により、信頼性の高い多層配線構造を達
成するには、接続孔内にオーミックコンタクト用のTi
層等と、配線材料の拡散を防止するバリア層であるTi
N層等とを薄くコンフォーマルに形成した後、Al系金
属の高温スパッタリングや、WのCVDにより、上層配
線やコンタクトプラグを形成する方法が採用されつつあ
る。
がハーフミクロンからクォータミクロンあるいはそれ以
下のレベルへと微細化し、かつ多層配線構造が多用され
るに伴い、配線層間を接続するための接続孔のアスペク
ト比も増大する傾向にある。例えば、0.18μmルー
ルの半導体装置においては、接続孔の開口径0.2μm
に対し、層間絶縁膜の厚さは1.0μm程度であるの
で、アスペクト比は5に達する。かかる微細で高アスペ
クト比の接続孔により、信頼性の高い多層配線構造を達
成するには、接続孔内にオーミックコンタクト用のTi
層等と、配線材料の拡散を防止するバリア層であるTi
N層等とを薄くコンフォーマルに形成した後、Al系金
属の高温スパッタリングや、WのCVDにより、上層配
線やコンタクトプラグを形成する方法が採用されつつあ
る。
【0003】通常、Ti層やTiN層を形成するために
は、バルクのTi金属をターゲット材料としたスパッタ
リングや、反応性スパッタリングが採用される。中で
も、例えば特開平6−140359号公報に開示されて
いる、スパッタリング粒子の垂直入射成分を高めたコリ
メーティッドスパッタリングや、ターゲット/基板間距
離をとった遠距離スパッタリングが注目されている。こ
れらのスパッタリング法によれば、従来のスパッタリン
グ法と比較してコンタクト抵抗の低減やバリア性の向上
等のメリットが確認されている。しかしこれらのスパッ
タリング方法は、スパッタリングされた粒子の被処理基
板への垂直入射成分を高めた手法であるため、アスペク
ト比の大きい微細な接続孔の肩部や、接続孔の底部周縁
に、膜厚が極端に薄い部分が不可避的に形成される。こ
の場合に、次工程でWのブランケットCVD等を施すと
原料ガスであるWF6 が膜厚の薄い部分から浸入し、下
地材料層の浸食、Wの異常成長、あるいはTi層やTi
N層の剥離等の不都合が生じる。
は、バルクのTi金属をターゲット材料としたスパッタ
リングや、反応性スパッタリングが採用される。中で
も、例えば特開平6−140359号公報に開示されて
いる、スパッタリング粒子の垂直入射成分を高めたコリ
メーティッドスパッタリングや、ターゲット/基板間距
離をとった遠距離スパッタリングが注目されている。こ
れらのスパッタリング法によれば、従来のスパッタリン
グ法と比較してコンタクト抵抗の低減やバリア性の向上
等のメリットが確認されている。しかしこれらのスパッ
タリング方法は、スパッタリングされた粒子の被処理基
板への垂直入射成分を高めた手法であるため、アスペク
ト比の大きい微細な接続孔の肩部や、接続孔の底部周縁
に、膜厚が極端に薄い部分が不可避的に形成される。こ
の場合に、次工程でWのブランケットCVD等を施すと
原料ガスであるWF6 が膜厚の薄い部分から浸入し、下
地材料層の浸食、Wの異常成長、あるいはTi層やTi
N層の剥離等の不都合が生じる。
【0004】コリメーション法等をも含めたこれらスパ
ッタリング方法では解決されないバリア層のステップカ
バレッジの問題を解決するため、被処理基板表面での化
学反応を利用したCVD法によるコンフォーマルなTi
層やTiN層等のTi系材料層の形成方法が期待されて
いる。
ッタリング方法では解決されないバリア層のステップカ
バレッジの問題を解決するため、被処理基板表面での化
学反応を利用したCVD法によるコンフォーマルなTi
層やTiN層等のTi系材料層の形成方法が期待されて
いる。
【0005】現在提案されているTi系材料層のCVD
方法は、大別して、半導体・集積回路技術第44回シン
ポジウム講演論文集31ページ(1993)等に報告さ
れているTiCl4 等の無機系金属ハロゲン化物を用い
る方法と、Proc.11th.Int.IEEE V
MIC,p440(1994)等に報告されているTD
MAT(Tetrakis(dimethylamino)titanium) やTDEA
T(Tetrakis(diethylamino)titanium)等の有機金属化合
物を用いる方法との2種類がある。いずれの方法におい
ても、H2 還元によるTi層の形成と、NH3 等の窒化
剤の添加によるTiN層の形成とを同一のCVD装置内
で連続的に実施しうる長所を有する。ただし有機金属化
合物を用いる方法は、Ti層やTiN層中に炭素が残留
してシート抵抗が大きくなりがちなこと、および特殊な
原料ガスを必要とすることから、TiCl4 等の無機系
金属ハロゲン化物を用いるCVD方法がより一般的であ
る。
方法は、大別して、半導体・集積回路技術第44回シン
ポジウム講演論文集31ページ(1993)等に報告さ
れているTiCl4 等の無機系金属ハロゲン化物を用い
る方法と、Proc.11th.Int.IEEE V
MIC,p440(1994)等に報告されているTD
MAT(Tetrakis(dimethylamino)titanium) やTDEA
T(Tetrakis(diethylamino)titanium)等の有機金属化合
物を用いる方法との2種類がある。いずれの方法におい
ても、H2 還元によるTi層の形成と、NH3 等の窒化
剤の添加によるTiN層の形成とを同一のCVD装置内
で連続的に実施しうる長所を有する。ただし有機金属化
合物を用いる方法は、Ti層やTiN層中に炭素が残留
してシート抵抗が大きくなりがちなこと、および特殊な
原料ガスを必要とすることから、TiCl4 等の無機系
金属ハロゲン化物を用いるCVD方法がより一般的であ
る。
【0006】ところで、金属ハロゲン化物であるTiC
l4 とNH3 との無機反応系を用いるCVD方法におい
ては、表面反応を利用してコンフォーマルなTiN層を
形成することは可能であるが、この表面反応の実現のた
めにはTiCl4 の供給にCVD反応が律速されないよ
うに充分な量のTiCl4 を供給する必要がある。
l4 とNH3 との無機反応系を用いるCVD方法におい
ては、表面反応を利用してコンフォーマルなTiN層を
形成することは可能であるが、この表面反応の実現のた
めにはTiCl4 の供給にCVD反応が律速されないよ
うに充分な量のTiCl4 を供給する必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、TiC
l4 の供給量すなわち原料ガス中のTiCl4 ガスの分
圧を高めると、堆積するTiN層中の残留塩素量も増加
する。TiN層中の残留塩素が1mol%を超えると、
TiN層に接するAl系金属配線のコロージョンが発生
する場合があることが知られている。
l4 の供給量すなわち原料ガス中のTiCl4 ガスの分
圧を高めると、堆積するTiN層中の残留塩素量も増加
する。TiN層中の残留塩素が1mol%を超えると、
TiN層に接するAl系金属配線のコロージョンが発生
する場合があることが知られている。
【0008】したがって、Al系金属配線に接するTi
層やTiN層中の残留塩素量を1%以下に制御すること
が必要となるが、このためには650℃以上の成膜温度
が要求され、下層配線がAl系金属配線上のヴァイアコ
ンタクトに適用することはできない。
層やTiN層中の残留塩素量を1%以下に制御すること
が必要となるが、このためには650℃以上の成膜温度
が要求され、下層配線がAl系金属配線上のヴァイアコ
ンタクトに適用することはできない。
【0009】TiN層中の残留塩素量や成膜温度を低減
する方法として、これまでにもいくつかの提案がなされ
ている。その一つとして、メチルヒドラジン等の還元性
の有機窒化剤を用いる方法がある。メチルヒドラジンを
多量に添加するこの方法によれば、双方の目的を達成す
ることが可能であるが、反応が供給律速の形をとるため
にアスペクト比の高い接続孔でのステップカバレッジが
著しく悪化する。
する方法として、これまでにもいくつかの提案がなされ
ている。その一つとして、メチルヒドラジン等の還元性
の有機窒化剤を用いる方法がある。メチルヒドラジンを
多量に添加するこの方法によれば、双方の目的を達成す
ることが可能であるが、反応が供給律速の形をとるため
にアスペクト比の高い接続孔でのステップカバレッジが
著しく悪化する。
【0010】また他の方法として、ECR(Elect
ron Cyclotron Resonance)プ
ラズマ、ヘリコン波プラズマあるいは誘導結合プラズマ
等の高密度プラズマ発生源を有するプラズマCVD装置
を採用する動向がある。高密度プラズマを用いるCVD
方法においても、表面反応を優先して良好なステップカ
バレッジを得るためには充分にTiCl4 を供給するこ
と、すなわち水素流量を相対的に低めに設定することが
必要である。かかる低水素流量比条件でのプラズマCV
Dに付随する問題点を、図4(a)〜(d)を参照して
説明する。
ron Cyclotron Resonance)プ
ラズマ、ヘリコン波プラズマあるいは誘導結合プラズマ
等の高密度プラズマ発生源を有するプラズマCVD装置
を採用する動向がある。高密度プラズマを用いるCVD
方法においても、表面反応を優先して良好なステップカ
バレッジを得るためには充分にTiCl4 を供給するこ
と、すなわち水素流量を相対的に低めに設定することが
必要である。かかる低水素流量比条件でのプラズマCV
Dに付随する問題点を、図4(a)〜(d)を参照して
説明する。
【0011】図4(a)〜(d)は原料ガスとしてTi
Cl4 /H2 /N2 /Ar系の混合ガスを用いたECR
プラズマCVD法により、Al系金属配線からなる下層
導電材料層1上の層間絶縁膜2に開口された接続孔(ヴ
ァイアホール)3を有する被処理基板上に、TiN膜か
らなる金属窒化膜5を形成した際の、接続孔3部分の概
略断面図である。このときのプラズマCVD条件は以下
の通りである。 TiCl4 20 sccm H2 26〜75 sccm N2 8 sccm Ar 170 sccm ガス圧力 0.4 Pa マイクロ波パワー 2.8 kW(2.45GHz) 基板ステージ温度 460 ℃ 図4(a)〜(d)はH2 流量が26、40、50およ
び75sccmにそれぞれ対応するものである。各図に
はボトムカバレッジ、すなわち接続孔3底部の金属窒化
膜5の膜厚と層間絶縁膜2上部の金属窒化膜5の膜厚と
の比率を併せて示す。この場合、ボトムカバレッジはス
テップカバレッジに相当する概念である。同図から明ら
かなように、水素流量が多い場合にはボトムカバレッジ
が悪化し、特に接続孔3開口部に庇状に粗いモホロジの
金属窒化膜5が成長していることが判る。
Cl4 /H2 /N2 /Ar系の混合ガスを用いたECR
プラズマCVD法により、Al系金属配線からなる下層
導電材料層1上の層間絶縁膜2に開口された接続孔(ヴ
ァイアホール)3を有する被処理基板上に、TiN膜か
らなる金属窒化膜5を形成した際の、接続孔3部分の概
略断面図である。このときのプラズマCVD条件は以下
の通りである。 TiCl4 20 sccm H2 26〜75 sccm N2 8 sccm Ar 170 sccm ガス圧力 0.4 Pa マイクロ波パワー 2.8 kW(2.45GHz) 基板ステージ温度 460 ℃ 図4(a)〜(d)はH2 流量が26、40、50およ
び75sccmにそれぞれ対応するものである。各図に
はボトムカバレッジ、すなわち接続孔3底部の金属窒化
膜5の膜厚と層間絶縁膜2上部の金属窒化膜5の膜厚と
の比率を併せて示す。この場合、ボトムカバレッジはス
テップカバレッジに相当する概念である。同図から明ら
かなように、水素流量が多い場合にはボトムカバレッジ
が悪化し、特に接続孔3開口部に庇状に粗いモホロジの
金属窒化膜5が成長していることが判る。
【0012】この理由は次のように考えられる。すなわ
ち、TiCl4 が多量の水素プラズマにより還元されて
生成する塩素成分の低いTiClx (xは1〜3の自然
数)系反応種は、極めて活性が高く反応性が大きい。こ
のため、この反応種は窒化性ガスを導入した際に窒素プ
ラズマにより即座に窒化され、接続孔3の開口部や層間
絶縁膜2上を主体として堆積が進行し、接続孔3底部で
のデポジションレートが低下する。したがって、ステッ
プカバレッジの劣化を防止するためには、水素プラズマ
による還元反応を抑制し、塩素成分の高く反応活性の低
いTiClx 系反応種を多く生成させ、この反応種を接
続孔底部にまで到達させることが必要である。しかしこ
のような手法では、高密度プラズマによるTiCl4 の
還元促進のメリットを活かすことはできないばかりか、
塩素含有量低減の効果も薄い。
ち、TiCl4 が多量の水素プラズマにより還元されて
生成する塩素成分の低いTiClx (xは1〜3の自然
数)系反応種は、極めて活性が高く反応性が大きい。こ
のため、この反応種は窒化性ガスを導入した際に窒素プ
ラズマにより即座に窒化され、接続孔3の開口部や層間
絶縁膜2上を主体として堆積が進行し、接続孔3底部で
のデポジションレートが低下する。したがって、ステッ
プカバレッジの劣化を防止するためには、水素プラズマ
による還元反応を抑制し、塩素成分の高く反応活性の低
いTiClx 系反応種を多く生成させ、この反応種を接
続孔底部にまで到達させることが必要である。しかしこ
のような手法では、高密度プラズマによるTiCl4 の
還元促進のメリットを活かすことはできないばかりか、
塩素含有量低減の効果も薄い。
【0013】本発明は上述した従来技術の問題点に鑑み
て提案するものである。すなわち本発明の課題は、ステ
ップカバレッジ、低塩素含有量および低成膜温度の諸要
請を満たしうるバリア層の形成方法、およびこれにより
形成されたバリア層を有する信頼性の高い高集積度半導
体装置を提供することである。
て提案するものである。すなわち本発明の課題は、ステ
ップカバレッジ、低塩素含有量および低成膜温度の諸要
請を満たしうるバリア層の形成方法、およびこれにより
形成されたバリア層を有する信頼性の高い高集積度半導
体装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のバリア層の形成
方法は上述の課題を解決するために提案するものであ
り、金属ハロゲン化物および水素を含む混合ガスを用
い、プラズマCVD法により被処理基板上に金属膜を形
成する工程と、この金属膜に窒化処理を施して金属窒化
膜に変換する工程を有することを特徴とする。
方法は上述の課題を解決するために提案するものであ
り、金属ハロゲン化物および水素を含む混合ガスを用
い、プラズマCVD法により被処理基板上に金属膜を形
成する工程と、この金属膜に窒化処理を施して金属窒化
膜に変換する工程を有することを特徴とする。
【0015】本発明のバリア層の形成方法の好ましい実
施態様においては、金属膜を形成する工程と、この金属
膜を金属窒化膜に変換する工程とを、複数回繰り返すも
のとする。また金属膜を形成する工程においては、被処
理基板表面を水素活性種により均一に終端しつつ形成す
ることが望ましい。本発明における窒化処理は、N2 、
NH3 、N2 H4 およびその誘導体、アルキルアミン化
合物等からなる群から選ばれる少なくとも一種の窒化剤
を用いたプラズマ窒化あるいは熱窒化であることが望ま
しい。また本発明においては、金属膜を形成する工程
と、この金属膜を金属窒化膜に変換する工程とを、いず
れも500℃以下の温度で施すことが望ましい。
施態様においては、金属膜を形成する工程と、この金属
膜を金属窒化膜に変換する工程とを、複数回繰り返すも
のとする。また金属膜を形成する工程においては、被処
理基板表面を水素活性種により均一に終端しつつ形成す
ることが望ましい。本発明における窒化処理は、N2 、
NH3 、N2 H4 およびその誘導体、アルキルアミン化
合物等からなる群から選ばれる少なくとも一種の窒化剤
を用いたプラズマ窒化あるいは熱窒化であることが望ま
しい。また本発明においては、金属膜を形成する工程
と、この金属膜を金属窒化膜に変換する工程とを、いず
れも500℃以下の温度で施すことが望ましい。
【0016】本発明の半導体装置は、上述したバリア層
の形成方法により形成されたバリア層を有することを特
徴とする。
の形成方法により形成されたバリア層を有することを特
徴とする。
【0017】つぎに作用の説明に移る。本発明のバリア
層の形成方法の要旨は、ヴァイアホールやコンタクトホ
ール等が形成された被処理基板上に、平滑なモホロジと
良好なステップカバレッジを有し、かつ低塩素含有量の
金属膜、例えばTi膜を予め形成し、このTi膜の窒化
処理により金属窒化膜、例えばTiN膜に変換するもの
であり、またこの方法を複数回繰り返すことにより所望
の厚さのTiN膜を形成するものである。
層の形成方法の要旨は、ヴァイアホールやコンタクトホ
ール等が形成された被処理基板上に、平滑なモホロジと
良好なステップカバレッジを有し、かつ低塩素含有量の
金属膜、例えばTi膜を予め形成し、このTi膜の窒化
処理により金属窒化膜、例えばTiN膜に変換するもの
であり、またこの方法を複数回繰り返すことにより所望
の厚さのTiN膜を形成するものである。
【0018】したがって、プラズマCVD工程において
窒化性ガスを導入しないので、塩素成分の多いTiCl
x 系反応種を用いてステップカバレッジを改善する必要
はなく、塩素成分が充分に脱離した活性の高いTiCl
x 系反応種を接続孔底部まで到達させて金属膜を成膜
し、この後窒化処理を施すことにより金属窒化膜に変換
するので、ステップカバレッジと低塩素含有量とを両立
させることができる。この際、形成されたTiN等の金
属窒化膜はガスバリア性も高いので、特に500℃以下
の窒化温度においては窒化しうる層厚に限界があり、窒
化時間や窒化剤の種類あるいはプラズマ密度にもよる
が、例えば10nm程度の厚さが上限の目安である。こ
のため例えば10nm以上のバリア層を形成するために
は、金属膜の形成工程と窒化工程とを複数回繰り返せば
よい。
窒化性ガスを導入しないので、塩素成分の多いTiCl
x 系反応種を用いてステップカバレッジを改善する必要
はなく、塩素成分が充分に脱離した活性の高いTiCl
x 系反応種を接続孔底部まで到達させて金属膜を成膜
し、この後窒化処理を施すことにより金属窒化膜に変換
するので、ステップカバレッジと低塩素含有量とを両立
させることができる。この際、形成されたTiN等の金
属窒化膜はガスバリア性も高いので、特に500℃以下
の窒化温度においては窒化しうる層厚に限界があり、窒
化時間や窒化剤の種類あるいはプラズマ密度にもよる
が、例えば10nm程度の厚さが上限の目安である。こ
のため例えば10nm以上のバリア層を形成するために
は、金属膜の形成工程と窒化工程とを複数回繰り返せば
よい。
【0019】塩素成分が充分に脱離したTiClx 系反
応種を接続孔底部まで到達させて金属膜を成膜するプラ
ズマCVD方法としては、本発明者が先に特願平8−1
1272号明細書に開示した技術を用いることができ
る。この方法は、金属ハロゲン化物と水素との混合ガス
を用いるプラズマCVD法により金属膜を形成する際
に、水素の混合比を金属膜のデポジションレートが飽和
する混合比以上に設定することにより、被処理基板表面
を水素活性種により均一に終端するものである。
応種を接続孔底部まで到達させて金属膜を成膜するプラ
ズマCVD方法としては、本発明者が先に特願平8−1
1272号明細書に開示した技術を用いることができ
る。この方法は、金属ハロゲン化物と水素との混合ガス
を用いるプラズマCVD法により金属膜を形成する際
に、水素の混合比を金属膜のデポジションレートが飽和
する混合比以上に設定することにより、被処理基板表面
を水素活性種により均一に終端するものである。
【0020】金属膜のプラズマCVD工程、および窒化
工程をいずれも500℃以下に設定することにより、バ
リア層の下部構造にAl系金属配線を用いたデバイス構
造への適用が可能となる。
工程をいずれも500℃以下に設定することにより、バ
リア層の下部構造にAl系金属配線を用いたデバイス構
造への適用が可能となる。
【0021】以上のようなバリア層の形成方法の採用に
より、高集積度で信頼性の高い半導体装置を提供するこ
とが可能となる。
より、高集積度で信頼性の高い半導体装置を提供するこ
とが可能となる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の具体的実施例につき添付図面
を参照して説明する。以下の実施例は、プラズマCVD
装置としてECRプラズマCVD装置を採用し、TiC
l4 /H2 /Arからなる混合ガスを用いてTi金属膜
を形成した後に窒化処理を施した例である。なお以下の
実施例の説明に供する図面中で、従来例の説明で参照し
た図4中と同様の構成部分には同一の参照符号を付すも
のとする。
を参照して説明する。以下の実施例は、プラズマCVD
装置としてECRプラズマCVD装置を採用し、TiC
l4 /H2 /Arからなる混合ガスを用いてTi金属膜
を形成した後に窒化処理を施した例である。なお以下の
実施例の説明に供する図面中で、従来例の説明で参照し
た図4中と同様の構成部分には同一の参照符号を付すも
のとする。
【0023】実施例1 本実施例は金属膜の形成工程と、プラズマ窒化を施す工
程を複数回繰り返して所定の膜厚の金属窒化膜を形成し
た例であり、これを図1および図2を参照して説明す
る。
程を複数回繰り返して所定の膜厚の金属窒化膜を形成し
た例であり、これを図1および図2を参照して説明す
る。
【0024】不純物拡散層(図示せず)等が形成された
シリコン等の半導体基板からなる下層導電材料層1上に
SiO2 からなる層間絶縁膜2を例えば1.0μmの厚
さに形成し、不純物拡散層に臨む接続孔(コンタクトホ
ール)3を開口する。本実施例において接続孔3の開口
径は例えば0.25μmであり、そのアスペクト比は
4.0である。接続孔3底部の自然酸化膜を希フッ酸水
溶液で除去後、この被処理基板をECRプラズマCVD
装置の基板ステージ上にセッティングし、H2 /Arあ
るいはH2 /Ar/N2 等の還元性混合ガスによりプラ
ズマクリーニングを施す。
シリコン等の半導体基板からなる下層導電材料層1上に
SiO2 からなる層間絶縁膜2を例えば1.0μmの厚
さに形成し、不純物拡散層に臨む接続孔(コンタクトホ
ール)3を開口する。本実施例において接続孔3の開口
径は例えば0.25μmであり、そのアスペクト比は
4.0である。接続孔3底部の自然酸化膜を希フッ酸水
溶液で除去後、この被処理基板をECRプラズマCVD
装置の基板ステージ上にセッティングし、H2 /Arあ
るいはH2 /Ar/N2 等の還元性混合ガスによりプラ
ズマクリーニングを施す。
【0025】つぎに同じECRプラズマCVD装置内
で、一例として下記プラズマCVD条件によりTiから
なる金属膜4を一例として5nmの厚さに形成する。金
属膜4形成後の接続孔3近傍の被処理基板の概略断面図
を図1(a)に示す。 TiCl4 3 sccm H2 100〜300 sccm Ar 170 sccm ガス圧力 0.4〜2.0 Pa マイクロ波パワー 2.0〜2.8 kW(2.45GHz) 基板ステージ温度 300〜460 ℃ 金属膜4の成膜条件は、平滑なモホロジ、1%以下の低
塩素含有量および良好なボトムカバレッジが得るため
に、被処理基板表面が水素活性種により均一に終端され
る条件すなわち、TiCl4 流量に対し充分に過剰なH
2 流量条件を採用する。このプラズマCVD条件は、プ
ラズマからの水素原子線および塩素の発光スペクトル強
度の変化をモニタすることによってモニタリングするこ
とができる。この方法は、本発明者らが特願平7−33
6309号明細書として提案したものである。本実施例
においては、金属膜4のボトムカバレッジは50%、塩
素含有量は0.2mol%であった。
で、一例として下記プラズマCVD条件によりTiから
なる金属膜4を一例として5nmの厚さに形成する。金
属膜4形成後の接続孔3近傍の被処理基板の概略断面図
を図1(a)に示す。 TiCl4 3 sccm H2 100〜300 sccm Ar 170 sccm ガス圧力 0.4〜2.0 Pa マイクロ波パワー 2.0〜2.8 kW(2.45GHz) 基板ステージ温度 300〜460 ℃ 金属膜4の成膜条件は、平滑なモホロジ、1%以下の低
塩素含有量および良好なボトムカバレッジが得るため
に、被処理基板表面が水素活性種により均一に終端され
る条件すなわち、TiCl4 流量に対し充分に過剰なH
2 流量条件を採用する。このプラズマCVD条件は、プ
ラズマからの水素原子線および塩素の発光スペクトル強
度の変化をモニタすることによってモニタリングするこ
とができる。この方法は、本発明者らが特願平7−33
6309号明細書として提案したものである。本実施例
においては、金属膜4のボトムカバレッジは50%、塩
素含有量は0.2mol%であった。
【0026】引き続き同じECRプラズマCVD装置に
より、下記条件により金属膜4のプラズマ窒化を施す。 N2 100〜300 sccm H2 0〜300 sccm Ar 10〜100 sccm ガス圧力 0.4〜2.0 Pa マイクロ波パワー 2.0〜2.8 kW(2.45GHz) 基板ステージ温度 300〜460 ℃ N2 がプラズマ中で解離して生じる窒素活性種(N* お
よびN+ )とTi金属との窒化反応の標準生成熱は−1
84.4kcal/molと発熱反応であり、反応の進
みやすい系であるが、加えて本実施例においてはECR
プラズマによる高密度プラズマ処理が可能であり、図1
(b)に示すように大量の窒素活性種(N* および
N+ )による高スループットの窒化が可能である。
より、下記条件により金属膜4のプラズマ窒化を施す。 N2 100〜300 sccm H2 0〜300 sccm Ar 10〜100 sccm ガス圧力 0.4〜2.0 Pa マイクロ波パワー 2.0〜2.8 kW(2.45GHz) 基板ステージ温度 300〜460 ℃ N2 がプラズマ中で解離して生じる窒素活性種(N* お
よびN+ )とTi金属との窒化反応の標準生成熱は−1
84.4kcal/molと発熱反応であり、反応の進
みやすい系であるが、加えて本実施例においてはECR
プラズマによる高密度プラズマ処理が可能であり、図1
(b)に示すように大量の窒素活性種(N* および
N+ )による高スループットの窒化が可能である。
【0027】この結果、図1(c)に示すようにTiN
からなる金属窒化膜5が形成される。金属窒化膜5の厚
さは同じくほぼ5nm、ボトムカバレッジは50%、塩
素含有量は0.2mol%以下であった。以下図2
(d)〜(f)に示すように、必要に応じ金属膜4形成
工程と窒化工程を繰り返し、所望の厚さの金属膜窒化膜
5を形成する。本実施例においてはそれぞれ4回反復
し、20nmの厚さの金属窒化膜5を形成した。この繰
り返しは同一のECRプラズマCVD装置内でおこなう
ので、スループット低下の虞れは少ない。本実施例によ
れば、ECRプラズマCVD装置による金属膜のプラズ
マCVDと、引き続くプラズマ窒化を連続的に施すこと
により、ステップカバレッジ、モホロジ、低塩素含有量
そして高スループットのバリア層形成が可能である。
からなる金属窒化膜5が形成される。金属窒化膜5の厚
さは同じくほぼ5nm、ボトムカバレッジは50%、塩
素含有量は0.2mol%以下であった。以下図2
(d)〜(f)に示すように、必要に応じ金属膜4形成
工程と窒化工程を繰り返し、所望の厚さの金属膜窒化膜
5を形成する。本実施例においてはそれぞれ4回反復
し、20nmの厚さの金属窒化膜5を形成した。この繰
り返しは同一のECRプラズマCVD装置内でおこなう
ので、スループット低下の虞れは少ない。本実施例によ
れば、ECRプラズマCVD装置による金属膜のプラズ
マCVDと、引き続くプラズマ窒化を連続的に施すこと
により、ステップカバレッジ、モホロジ、低塩素含有量
そして高スループットのバリア層形成が可能である。
【0028】実施例2 本実施例は金属膜の形成工程と、熱窒化を施す工程を複
数回繰り返して所定の膜厚の金属窒化膜を形成した例で
あり、これを再び図1および図2を参照して説明する。
数回繰り返して所定の膜厚の金属窒化膜を形成した例で
あり、これを再び図1および図2を参照して説明する。
【0029】本実施例においては、図1(a)に示す金
属膜4の形成工程までは前実施例1と同様であり、重複
する説明を省略する。本実施例においては成膜装置とし
てECRプラズマCVD装置と熱窒化装置とがゲートバ
ルブにより連設された装置を用いた。なお熱窒化装置の
熱源はヒータ加熱、ランプ加熱あるいは高周波誘導加熱
等任意の加熱手段が採用できる。
属膜4の形成工程までは前実施例1と同様であり、重複
する説明を省略する。本実施例においては成膜装置とし
てECRプラズマCVD装置と熱窒化装置とがゲートバ
ルブにより連設された装置を用いた。なお熱窒化装置の
熱源はヒータ加熱、ランプ加熱あるいは高周波誘導加熱
等任意の加熱手段が採用できる。
【0030】金属膜4の形成後、ECRプラズマCVD
装置に連設された熱窒化装置に被処理基板を大気に曝す
ことなく搬送し、一例として下記熱窒化条件により金属
膜4を窒化する。 NH3 10〜1000 sccm H2 0〜100 sccm Ar 0〜100 sccm ガス圧力 0.4〜100 Pa 基板ステージ温度 300〜460 ℃ 図1(b)に示す熱窒化工程では、Ti+NH3 →Ti
N+3/2H2 の反応式により窒化が進む。したがっ
て、この場合の窒素活性種(N* およびN+ )は、その
殆どが加熱により並進、回転、振動等の運動エネルギが
高められたNH3分子に相当する。なお加熱と同時に低
圧水銀ランプ等の励起光照射を施してもよい。
装置に連設された熱窒化装置に被処理基板を大気に曝す
ことなく搬送し、一例として下記熱窒化条件により金属
膜4を窒化する。 NH3 10〜1000 sccm H2 0〜100 sccm Ar 0〜100 sccm ガス圧力 0.4〜100 Pa 基板ステージ温度 300〜460 ℃ 図1(b)に示す熱窒化工程では、Ti+NH3 →Ti
N+3/2H2 の反応式により窒化が進む。したがっ
て、この場合の窒素活性種(N* およびN+ )は、その
殆どが加熱により並進、回転、振動等の運動エネルギが
高められたNH3分子に相当する。なお加熱と同時に低
圧水銀ランプ等の励起光照射を施してもよい。
【0031】窒化剤としてN2 を用いた場合、熱窒化に
よるTiNの標準生成熱は−80.4kcal/mol
と発熱反応であり、比較的反応の進みやすい系である
が、本実施例のようにNH3 やN2 H4 を採用する場合
にはさらに熱窒化が容易になる。この様子は、図3に示
すTiと各種窒化剤とのGibbsの自由エネルギΔG
のデータから明らかである。
よるTiNの標準生成熱は−80.4kcal/mol
と発熱反応であり、比較的反応の進みやすい系である
が、本実施例のようにNH3 やN2 H4 を採用する場合
にはさらに熱窒化が容易になる。この様子は、図3に示
すTiと各種窒化剤とのGibbsの自由エネルギΔG
のデータから明らかである。
【0032】この結果、図1(c)に示すようにTiN
からなる金属窒化膜5が形成される。金属窒化膜5の厚
さは同じくほぼ5nm、ボトムカバレッジは50%、塩
素含有量は0.2mol%以下であった。以下図2
(d)〜(f)に示すように、必要に応じ金属膜4形成
工程と熱窒化工程を繰り返し、所望の厚さの金属膜窒化
膜5を形成する。本実施例においてはそれぞれ4回反復
し、20nmの厚さの金属窒化膜5を形成した。この繰
り返しは連続処理装置内でおこなうので、スループット
低下の虞れは比較的少ない。本実施例によれば、ECR
プラズマCVD装置による金属膜のプラズマCVDと、
引き続く熱窒化を連続的に施すことにより、ステップカ
バレッジ、モホロジ、低塩素含有量そして高スループッ
トのバリア層形成が可能である。
からなる金属窒化膜5が形成される。金属窒化膜5の厚
さは同じくほぼ5nm、ボトムカバレッジは50%、塩
素含有量は0.2mol%以下であった。以下図2
(d)〜(f)に示すように、必要に応じ金属膜4形成
工程と熱窒化工程を繰り返し、所望の厚さの金属膜窒化
膜5を形成する。本実施例においてはそれぞれ4回反復
し、20nmの厚さの金属窒化膜5を形成した。この繰
り返しは連続処理装置内でおこなうので、スループット
低下の虞れは比較的少ない。本実施例によれば、ECR
プラズマCVD装置による金属膜のプラズマCVDと、
引き続く熱窒化を連続的に施すことにより、ステップカ
バレッジ、モホロジ、低塩素含有量そして高スループッ
トのバリア層形成が可能である。
【0033】以上、本発明のバリア層の形成方法および
これにより形成されたバリア層を有する半導体装置につ
き2例の実施例により説明を加えたが、本発明はこれら
実施例に限定されることなく各種の実施態様が可能であ
る。例えば、金属ハロゲン化物としてTiCl4 (mp
=−25℃、bp=136℃)を例示したが、TiBr
4 (mp=39℃、bp=230℃)やTiI4 (mp
=150℃、bp=377.1℃)等や、その他Zr、
Hf、Nb、Mo、W等各種金属のハロゲン化物を用い
ることができる。
これにより形成されたバリア層を有する半導体装置につ
き2例の実施例により説明を加えたが、本発明はこれら
実施例に限定されることなく各種の実施態様が可能であ
る。例えば、金属ハロゲン化物としてTiCl4 (mp
=−25℃、bp=136℃)を例示したが、TiBr
4 (mp=39℃、bp=230℃)やTiI4 (mp
=150℃、bp=377.1℃)等や、その他Zr、
Hf、Nb、Mo、W等各種金属のハロゲン化物を用い
ることができる。
【0034】窒化剤としてN2 とNH3 を例示したが、
N2 H4 、CH3 NHNH2 (mp=−52.4℃、b
p=87.5℃)や(CH3 )2 NNH2 (mp=−5
8℃、bp=63.9℃)等アルキルヒドラジン類等の
ヒドラジン誘導体、CH3 NH2 (mp=−93.5
℃、bp=−6.3℃)や(CH3 )3 CNH2 (mp
=−72.6℃、bp=44〜46℃)等のアルキルア
ミン化合物等を任意に用いてよい。
N2 H4 、CH3 NHNH2 (mp=−52.4℃、b
p=87.5℃)や(CH3 )2 NNH2 (mp=−5
8℃、bp=63.9℃)等アルキルヒドラジン類等の
ヒドラジン誘導体、CH3 NH2 (mp=−93.5
℃、bp=−6.3℃)や(CH3 )3 CNH2 (mp
=−72.6℃、bp=44〜46℃)等のアルキルア
ミン化合物等を任意に用いてよい。
【0035】バリア層を形成する対象として、拡散層に
臨むコンタクトホールを有する被処理基板を例示した
が、Al系金属配線や多結晶シリコン等の配線層に臨む
バイアホールを有する半導体基板や、他の被処理物を適
宜採用してもよい。また最初に形成する金属膜の厚さ
は、窒化の容易さから5nmに留めたが、金属膜を例え
ば30nmの厚さに形成し、表面の5nmだけを窒化し
て残りの25nmの下層金属膜をコンタクトメタルとし
て用いることもできる。
臨むコンタクトホールを有する被処理基板を例示した
が、Al系金属配線や多結晶シリコン等の配線層に臨む
バイアホールを有する半導体基板や、他の被処理物を適
宜採用してもよい。また最初に形成する金属膜の厚さ
は、窒化の容易さから5nmに留めたが、金属膜を例え
ば30nmの厚さに形成し、表面の5nmだけを窒化し
て残りの25nmの下層金属膜をコンタクトメタルとし
て用いることもできる。
【0036】プラズマCVD装置としてECRプラズマ
CVD装置を用いたが、平行平板型プラズマCVD装
置、ヘリコン波プラズマCVD装置、ICP(Indu
ctively Coupled Plasma)CV
D装置、TCP(Transformer Coupl
ed Plasma)CVD装置、表面波プラズマCV
D装置等であってもよい。またプラズマと同時に低圧H
gランプやエキシマレーザ等、励起光ビームを照射する
光プラズマCVD法を採用すれば、さらに還元効率のよ
い反応を利用することが可能である。
CVD装置を用いたが、平行平板型プラズマCVD装
置、ヘリコン波プラズマCVD装置、ICP(Indu
ctively Coupled Plasma)CV
D装置、TCP(Transformer Coupl
ed Plasma)CVD装置、表面波プラズマCV
D装置等であってもよい。またプラズマと同時に低圧H
gランプやエキシマレーザ等、励起光ビームを照射する
光プラズマCVD法を採用すれば、さらに還元効率のよ
い反応を利用することが可能である。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、バリア
層の形成方法によれば、成膜される金属窒化膜の表面モ
ホロジとステップカバレッジが良好で、低塩素含有量お
よび低成膜温度等の各種要請を同時に満足するプロセス
が可能となる。また、かかるバリア層を高度に集積化さ
れた半導体装置の電極・配線材料の一部として採用する
ことにより、配線腐食等のないバリア性に優れた信頼性
の高い半導体装置を提供することが可能となる。
層の形成方法によれば、成膜される金属窒化膜の表面モ
ホロジとステップカバレッジが良好で、低塩素含有量お
よび低成膜温度等の各種要請を同時に満足するプロセス
が可能となる。また、かかるバリア層を高度に集積化さ
れた半導体装置の電極・配線材料の一部として採用する
ことにより、配線腐食等のないバリア性に優れた信頼性
の高い半導体装置を提供することが可能となる。
【図1】本発明のバリア層の形成方法の前半の工程を説
明する概略断面図である。
明する概略断面図である。
【図2】本発明のバリア層の形成方法の後半の工程を説
明する概略断面図である。
明する概略断面図である。
【図3】熱窒化におけるGibbsの自由エネルギを示
すグラフである。
すグラフである。
【図4】従来技術の問題点を示す概略断面図である。
1…下層導電材料層、2…層間絶縁膜、3…接続孔、4
…金属膜、4a…庇部、5…金属窒化膜
…金属膜、4a…庇部、5…金属窒化膜
Claims (7)
- 【請求項1】 金属ハロゲン化物および水素を含む混合
ガスを用い、プラズマCVD法により被処理基板上に金
属膜を形成する工程と、 前記金属膜に窒化処理を施して金属窒化膜に変換する工
程を有することを特徴とするバリア層の形成方法。 - 【請求項2】 金属膜を形成する工程と、 前記金属膜を金属窒化膜に変換する工程とを、 複数回繰り返すことを特徴とする請求項1記載のバリア
層の形成方法。 - 【請求項3】 金属膜を形成する工程においては、 被処理基板表面を水素活性種により均一に終端しつつ形
成することを特徴とする請求項1記載のバリア層の形成
方法。 - 【請求項4】 窒化処理は、N2 、NH3 、N2 H4 お
よびその誘導体、アルキルアミン化合物からなる群から
選ばれる少なくとも一種の窒化剤を用いたプラズマ窒化
であることを特徴とする請求項1記載のバリア層の形成
方法。 - 【請求項5】 窒化処理は、N2 、NH3 、N2 H4 お
よびその誘導体、アルキルアミン化合物からなる群から
選ばれる少なくとも一種の窒化剤を用いた熱窒化である
ことを特徴とする請求項1記載のバリア層の形成方法。 - 【請求項6】 金属膜を形成する工程と、 前記金属膜を金属窒化膜に変換する工程とを、 いずれも500℃以下の温度で施すことを特徴とする請
求項1記載のバリア層の形成方法。 - 【請求項7】 請求項1ないし6いずれか1項記載のバ
リア層の形成方法により形成されたバリア層を有するこ
とを特徴とする半導体装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5025696A JPH09246212A (ja) | 1996-03-07 | 1996-03-07 | バリア層の形成方法、およびこれにより形成されたバリア層を有する半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5025696A JPH09246212A (ja) | 1996-03-07 | 1996-03-07 | バリア層の形成方法、およびこれにより形成されたバリア層を有する半導体装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09246212A true JPH09246212A (ja) | 1997-09-19 |
Family
ID=12853907
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5025696A Pending JPH09246212A (ja) | 1996-03-07 | 1996-03-07 | バリア層の形成方法、およびこれにより形成されたバリア層を有する半導体装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09246212A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001257177A (ja) * | 2000-02-01 | 2001-09-21 | Applied Materials Inc | 金属窒化物/金属スタックの処理 |
| KR20030001939A (ko) * | 2001-06-28 | 2003-01-08 | 동부전자 주식회사 | 반도체소자의 장벽층 형성 방법 및 장치 |
| US6831010B2 (en) * | 1999-04-20 | 2004-12-14 | Trikon Technologies Limited | Method and depositing a layer |
| JP2007295004A (ja) * | 2007-07-27 | 2007-11-08 | Toshiba Corp | 半導体装置の製造方法 |
| WO2008096599A1 (ja) * | 2007-02-05 | 2008-08-14 | Tokyo Electron Limited | 成膜方法,基板処理装置,および半導体装置 |
| JP2009260377A (ja) * | 2001-12-25 | 2009-11-05 | Tokyo Electron Ltd | 成膜方法及び処理装置 |
| WO2010001931A1 (ja) * | 2008-07-02 | 2010-01-07 | 東京エレクトロン株式会社 | 薄膜の成膜方法及び成膜装置 |
-
1996
- 1996-03-07 JP JP5025696A patent/JPH09246212A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6831010B2 (en) * | 1999-04-20 | 2004-12-14 | Trikon Technologies Limited | Method and depositing a layer |
| US6905962B2 (en) | 1999-04-20 | 2005-06-14 | Trikon Technologies Limited | Method of depositing a layer |
| JP2001257177A (ja) * | 2000-02-01 | 2001-09-21 | Applied Materials Inc | 金属窒化物/金属スタックの処理 |
| KR20030001939A (ko) * | 2001-06-28 | 2003-01-08 | 동부전자 주식회사 | 반도체소자의 장벽층 형성 방법 및 장치 |
| JP2003031521A (ja) * | 2001-06-28 | 2003-01-31 | Tobu Denshi Kk | 半導体素子の障壁層の形成方法及び装置 |
| JP2009260377A (ja) * | 2001-12-25 | 2009-11-05 | Tokyo Electron Ltd | 成膜方法及び処理装置 |
| WO2008096599A1 (ja) * | 2007-02-05 | 2008-08-14 | Tokyo Electron Limited | 成膜方法,基板処理装置,および半導体装置 |
| JP2008192835A (ja) * | 2007-02-05 | 2008-08-21 | Tokyo Electron Ltd | 成膜方法,基板処理装置,および半導体装置 |
| KR101102739B1 (ko) * | 2007-02-05 | 2012-01-05 | 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 | 성막 방법, 기판 처리 장치, 및 반도체 장치 |
| JP2007295004A (ja) * | 2007-07-27 | 2007-11-08 | Toshiba Corp | 半導体装置の製造方法 |
| WO2010001931A1 (ja) * | 2008-07-02 | 2010-01-07 | 東京エレクトロン株式会社 | 薄膜の成膜方法及び成膜装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3782938B2 (ja) | IC製造におけるPECVD−TiフィルムとCVD−TiNフィルムの単一室処理方法 | |
| US5747384A (en) | Process of forming a refractory metal thin film | |
| KR102632800B1 (ko) | 금속 옥사이드를 환원시키고 제거함으로써 저 저항률 금속 콘택트들 및 상호접속부들을 형성하는 시스템들 및 방법들 | |
| US6013575A (en) | Method of selectively depositing a metal film | |
| US6319728B1 (en) | Method for treating a deposited film for resistivity reduction | |
| KR102394249B1 (ko) | 코발트에 대한 망간 배리어 층 및 접착 층 | |
| JPH0697111A (ja) | バリアメタルの形成方法 | |
| US20190378754A1 (en) | Doping control of metal nitride films | |
| JPH03202471A (ja) | 堆積膜形成法 | |
| US20020114886A1 (en) | Method of tisin deposition using a chemical vapor deposition process | |
| US6284649B1 (en) | Chemical vapor phase growing method of a metal nitride film and a method of manufacturing an electronic device using the same | |
| KR20020007224A (ko) | 확산을 감소시키도록 낮은 유전상수의 유전층을 처리하기위한 방법 및 장치 | |
| US20020192396A1 (en) | Method of titanium/titanium nitride integration | |
| JPH09205070A (ja) | プラズマcvd方法、およびこれにより形成された金属膜を有する半導体装置 | |
| JPH10280154A (ja) | プラズマ化学気相成長装置 | |
| JPH088212A (ja) | プラズマcvd方法 | |
| JP2809196B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
| KR20020031423A (ko) | WNx 증착을 위한 개선된 PECVD 및 CVD 공정 | |
| JPH09246212A (ja) | バリア層の形成方法、およびこれにより形成されたバリア層を有する半導体装置 | |
| CN1125484C (zh) | 在半导体芯片上形成保护层的方法 | |
| JPH08279558A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
| JP2000195820A (ja) | 金属窒化物膜の形成方法およびこれを用いた電子装置 | |
| CN1638052B (zh) | 薄膜制造方法 | |
| JP3254997B2 (ja) | プラズマcvd方法、およびこれにより形成された金属膜を有する半導体装置 | |
| CN101330044B (zh) | 薄膜制造方法 |