JPH09247672A - 画像復号方法および画像復号装置 - Google Patents

画像復号方法および画像復号装置

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JPH09247672A
JPH09247672A JP4991696A JP4991696A JPH09247672A JP H09247672 A JPH09247672 A JP H09247672A JP 4991696 A JP4991696 A JP 4991696A JP 4991696 A JP4991696 A JP 4991696A JP H09247672 A JPH09247672 A JP H09247672A
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JP
Japan
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JP4991696A
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English (en)
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Yotaro Mine
陽太郎 峯
Suguru Fujiki
英 藤木
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 動画像圧縮伸長処理におけるブロック歪みを
軽減すると共に画像ぼけが生じないようにする画像復号
方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 DCTを用いた動画像圧縮符号化方式に
より符号化された動画像データに対し復号処理を施して
出力ビデオ信号を得る画像復号方法であって、復号処理
を施された動画像データのブロック境界線を検出する検
出ステップS1〜S3と、検出した動画像データのブロ
ック境界線の画素データに対しては平滑化フィルタを施
し、検出した動画像データのブロック境界線の画素デー
タ以外の画素データに対しては輪郭線強調フィルタを施
すフィルタ処理ステップとを有することにより、ブロッ
ク歪みが軽減され、画像ぼけが生じない画像復号方法が
得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビ会議装置な
どに使用される画像復号方法および画像復号装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、ITU−T(旧CCITT)にお
いてオーディオビジュアルサービス用のビデオ符号化方
式(動画符号化方式)、静止画符号化方式、多重化方
式、通信手順等が正式勧告化され、それに伴い各社か
ら、ITU−T勧告に準拠したテレビ会議システムやテ
レビ電話などの画像符号化装置、画像復号装置が発表さ
れている。
【0003】従来、画像符号化装置、画像復号装置とし
ては、図6(a)、(b)に示すようなものが知られて
いる。図6(a)は従来の画像符号化装置を示すブロッ
ク図、図6(b)は従来の画像復号装置を示すブロック
図である。
【0004】図6(a)において、A/D変換部21は
入力ビデオ信号(アナログ信号)viをデジタイズした
画像データvdに変換し、DCT部22は画像データv
dを周波数成分に分け、量子化部23は連続する周波数
成分を離散する値になし、可変長符号化部24は量子化
された画像データを可変長符号化する。このような構成
の画像符号化装置について、その動作を説明する。まず
入力ビデオ信号viに対してA/D変換部21によりA
/D変換を行い、動画像圧縮に使用できるデジタイズし
た画像データvdに変換する。次に、画像データvdを
DCT部22により周波数成分に分け、DCT処理され
た画像データの連続する周波数成分を量子化部23によ
り離散する値になし、量子化された画像データを可変長
符号化部24により可変長符号化してデータ量を減少さ
せて、符号化データvcを得る。
【0005】図6(b)において、可変長復号部25は
可変長符号化されている符号化データvcを元の量子化
された画像データに復号し、逆量子化部26は量子化さ
れた画像データを周波数成分に分け、逆DCT部27は
周波数成分に分けた画像データを通常の画像データvd
に直し、D/A変換部28は画像データvdをD/A変
換して出力ビデオ信号voを得る。このような構成の画
像復号装置について、その動作を説明する。まず可変長
符号化されている入力符号化データvcを可変長復号部
25により元の量子化された画像データに復号する。次
に、その量子化された画像データを逆量子化部26によ
り周波数成分に分け、この周波数成分に分けた画像デー
タを逆DCT部27により通常の画像データvdに直
し、更にD/A変換部28により画像データvdをD/
A変換して出力ビデオ信号vo(入力ビデオ信号viと
同じ信号)を得る。
【0006】図7は図6(a)のA/D変換部21を示
すブロック図である。図7において、A/D変換器29
は入力ビデオ信号viをA/D変換によりデジタイズ
し、フレームメモリ30はA/D変換により得られた画
像データを貯え、アドレスジェネレータ31はフレーム
メモリ30に貯えられた画像データをアドレスの順に出
力する。このように構成されたA/D変換部21につい
て、その動作を説明する。入力ビデオ信号viはA/D
変換器29でのA/D変換によりデジタイズされ、A/
D変換された画像データは一時的にフレームメモリ30
に貯えられる。フレームメモリ30に貯えられた画像デ
ータは、アドレスジェネレータ31により生成されたア
ドレスの順に従って出力される。このアドレスの順に従
って出力される画像データが、動画像圧縮符号化で使用
されるデジタイズされた画像データvdである。
【0007】図8(a)はDCT部23のDCT処理に
おける画像ブロックを示すデータ図であり、図8(b)
はDCT部23のDCT処理におけるDCTデータを示
すデータ図である。DCT処理は画像データを8×8画
素に分割した画像ブロックPに対して行われる。図8
(a)に示すように、画像ブロックPの任意の画素の値
をP(x,y)で表す。このときx=0〜7、y=0〜
7である。以下、画素の値を表すときは同様の表記を行
う。取り得る座標の範囲も同様である。図8(b)に示
すSをDCT処理後の画像データとし、DCTデータと
言う。DCTデータSの任意の周波数成分の値をS
(u,v)で表す。画像ブロックPとDCTデータSと
の関係を式(数3)により表すと、
【0008】
【数3】
【0009】ただし、
【0010】
【数4】
【0011】となる。(数3)で表されるように、この
DCT処理の基底関数は周期関数のコサインで表されて
いるため、基底関数自身は2次元的な周期を持つ。この
基底関数は自然画の画素間の自己相関をよく反映してお
り、DCT処理前には一様に広がっていたデータを低周
波成分に集中させることができる。このとき一般に高周
波成分はほぼ0になる。DCTデータSのS(0,0)
成分はDC成分(直流成分)と呼ばれる。これは画素ブ
ロックPの画素の値の平均値となっている。その他の成
分はAC成分(交流成分)と呼ばれる。
【0012】図9は、図6(a)の量子化部23におけ
る量子化の概念を説明するための説明図である。DCT
データSをジグザグスキャンに従い、低周波成分からス
キャンし、量子化テーブルの成分Q(u,v)ごとに定
められた数値を用いて成分ごとに量子化を行い、量子化
データR(u,v)を得る。データSとQとRの成分ご
との関係は式(数5)で表される。
【0013】
【数5】
【0014】ただし、intは小数点以下を切り捨てる
関数を表す。この式(数5)は、量子化が、単純にDC
TデータS(u,v)を量子化テーブルQ(u,v)で
割って小数点以下を切り捨てることにより行われること
を意味している。これによりDCTデータS(u,v)
は量子化テーブルQ(u,v)の数値の幅で変化するこ
とになり、この数値が大きくなるほど量子化データR
(u,v)は荒い近似データになる。このため量子化テ
ーブルに使われる数値は、情報量が少ない高周波成分に
対しては大きな数値が使われ、情報量が多い低周波成分
に対しては小さな数値が使われることになる。
【0015】量子化された画像データは、図6(a)の
可変長符号化部24により、情報の乱雑さを表す情報の
エントロピーを減少させるためのエントロピー符号化を
施され、情報量を減少させられる。このようにして、画
像データは図6(a)に示す符号化データvcへと変換
される。また、図6(b)に示すように、図6(a)で
説明した過程を逆にたどることにより圧縮された画像を
再生してビデオ出力voを得ることができる。
【0016】図10は従来の画像復号方法における動作
の一例を説明するためのものであり、図10(a)は符
号化を行う前の原画を示す画素レベル図、図10(b)
は復号された再生画を示す画素レベル図、図10(c)
は複数の画素ブロックの配置を示すブロック配置図であ
る。図10(a)、(b)において横軸は各画素を示
し、縦軸は各画素のレベルを示し、境界32は画素ブロ
ックの境界を示す。
【0017】従来の画像復号方法では、画像データを8
×8画素の画素ブロックに分割し、その各画素ブロック
毎に対して符号化処理を行い、DCTデータSを量子化
する際には、画素ブロック単位に情報量が少ないと考え
られる高周波成分に対し大きな数値を用いて量子化を行
うため、高周波成分における画素ブロック間の相関が失
われ、高周波成分の情報が脱落するという現象があっ
た。
【0018】すなわち、図10(a)に示す原画に画像
圧縮符号化処理を行い、この符号化された画像を復号す
ると、図10(b)に示すように画素ブロックの境界3
2の部分において画像に不連続を生じ、ブロック形の歪
み33を生じるという現象である。このブロック形の歪
み33をブロック歪みという。このように、従来の画像
復号方法では、DCTを用いた画像圧縮符号化を行う
と、復号された画像にブロック歪み33を生じるという
現象があった。このようなブロック歪みを解消するため
に、従来の画像復号方法では又、画像全体に平滑化フィ
ルタを施し、ブロック歪みを軽減するということが行わ
れていた。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像復号方法および画像復号装置では、ブロック歪みを
解消するために平滑化フィルタを施しており、画像全体
がぼけるという問題点を有していた。
【0020】この画像復号方法および画像復号装置で
は、動画像圧縮伸長処理におけるブロック歪みを軽減す
ると共にブロック歪み軽減に伴って画像ぼけが生じない
ようにすることが要求されている。
【0021】本発明は、動画像圧縮伸長処理におけるブ
ロック歪みを軽減すると共にブロック歪み軽減に伴って
画像ぼけが生じないようにする画像復号方法、および、
動画像圧縮伸長処理におけるブロック歪みを軽減すると
共にブロック歪み軽減に伴って画像ぼけが生じないよう
にすることが可能な画像復号装置を提供することを目的
とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の画像復号方法は、DCTを用いた動画像圧縮
符号化方式により符号化された動画像データに対し復号
処理を施して出力ビデオ信号を得る画像復号方法であっ
て、復号処理を施された動画像データのブロック境界線
を検出する検出ステップと、検出した動画像データのブ
ロック境界線の画素データに対しては平滑化フィルタを
施し、検出した動画像データのブロック境界線の画素デ
ータ以外の画素データに対しては輪郭線強調フィルタを
施すフィルタ処理ステップとを有するように構成したも
のである。
【0023】これにより、動画像圧縮伸長処理における
ブロック歪みを軽減すると共にブロック歪み軽減に伴っ
て画像ぼけが生じないようにする画像復号方法が得られ
る。
【0024】また、この課題を解決するための本発明の
画像復号装置は、DCTを用いた動画像圧縮符号化方式
により符号化された動画像データに対し復号処理を施し
て出力ビデオ信号を得る画像復号装置であって、復号処
理を施された動画像データのブロック境界線を検出する
ブロック境界検出部と、検出した動画像データのブロッ
ク境界線の画素データに対しては平滑化フィルタを施
し、検出した動画像データのブロック境界線の画素デー
タ以外の画素データに対しては輪郭線強調フィルタを施
すフィルタリング部とを有するように構成したものであ
る。
【0025】これにより、動画像圧縮伸長処理における
ブロック歪みを軽減すると共にブロック歪み軽減に伴っ
て画像ぼけが生じないようにすることが可能な画像復号
装置が得られる。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、DCTを用いた動画像圧縮符号化方式により符号化
された動画像データに対し復号処理を施して出力ビデオ
信号を得る画像復号方法であって、復号処理を施された
動画像データのブロック境界線を検出する検出ステップ
と、検出した動画像データのブロック境界線の画素デー
タに対しては平滑化フィルタを施し、検出した動画像デ
ータのブロック境界線の画素データ以外の画素データに
対しては輪郭線強調フィルタを施すフィルタ処理ステッ
プとを有することとしたものであり、ブロック境界線の
画素データは従来同様に平滑化され、ブロック境界線外
の画素データはその輪郭線が強調されるという作用を有
する。
【0027】請求項2に記載の発明は、DCTを用いた
動画像圧縮符号化方式により符号化された動画像データ
に対し復号処理を施して出力ビデオ信号を得る画像復号
装置であって、復号処理を施された動画像データのブロ
ック境界線を検出するブロック境界検出部と、検出した
動画像データのブロック境界線の画素データに対しては
平滑化フィルタを施し、検出した動画像データのブロッ
ク境界線の画素データ以外の画素データに対しては輪郭
線強調フィルタを施すフィルタリング部とを有すること
としたものであり、ブロック境界線の画素データは従来
同様に平滑化され、ブロック境界線外の画素データはそ
の輪郭線が強調されるという作用を有する。
【0028】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、フィルタリング部が、検出した動画像
データのブロック境界線の画素データに対しては、(数
1)で表される平滑化フィルタを施すこととしたもので
あり、ブロック境界線の画素データの平滑化が式(数
1)に基づいて確実に実行されるという作用を有する。
【0029】請求項4に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、フィルタリング部が、検出した動画像
データのブロック境界線の画素データ以外の画素データ
に対しては、(数2)で表される輪郭線強調フィルタを
施すこととしたものであり、ブロック境界線外の画素デ
ータの輪郭線強調が式(数2)に基づいて確実に実行さ
れるという作用を有する。
【0030】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図5を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の一実施の形態による
画像復号装置を示すブロック図である。図1において、
可変長復号部1は可変長符号化されている符号化データ
vcを可変長復号し、逆量子化部2は量子化されている
可変長復号データを元のスケールに戻し、逆DCT部3
は周波数成分に分離されている逆量子化された画像デー
タを元の画像データvpに復元する。ポストフィルタ部
4は、画像データvpに対して画素ブロック単位にブロ
ック境界線を検出し、ブロック境界線の画素データ(正
確にはブロック境界線に隣接する画素データ)には平滑
化フィルタを施し、それ以外の画素データ(正確にはブ
ロック境界線に隣接しない画素データ)には輪郭線強調
フィルタを施す。D/A変換部5はポストフィルタ(平
滑化フィルタまたは輪郭線強調フィルタ)を施された画
像データvfを出力ビデオ信号(アナログ信号)voに
変換する。
【0031】図2は図1のポストフィルタ部4を示すブ
ロック図である。図2において、フレームメモリ6は逆
DCT部3から出力される再生画像データvpを一時的
に貯え、アドレスジェネレータ7はアドレスを生成し、
フィルタリング用バッファ8はアドレスジェネレータ7
で生成したアドレスに従って画像データを貯え、ブロッ
ク境界検出部9はアドレスジェネレータ7で生成したア
ドレスによりブロック境界線を判断する。フィルタリン
グ部10は、ブロック境界検出部9によりブロック境界
線が検出された場合には画素データに対して平滑化フィ
ルタを施し、ブロック境界線が検出されなかった場合に
は画素データに対して輪郭線強調フィルタを施す。
【0032】以上のように構成された画像復号装置につ
いて、図3を用いてブロック歪みの発生箇所を、図4を
用いてブロック境界線検出動作を、図2、図5を用いて
ポストフィルタ部4のフィルタリング部10におけるフ
ィルタ処理を説明する。図3はブロック境界検出部9で
検出すべき画像データのブロック境界線BLを示すブロ
ック境界図であり、図4はブロック境界線検出動作を示
すフローチャート、図5は図2のフィルタリング部10
を詳細に示すブロック図である。
【0033】まず、図3を用いてブロック歪みの発生箇
所について説明する。図3には、上述したように、ブロ
ック境界検出部9で検出すべき画像データのブロック境
界線BLが示されている。図3の画素ブロックは画像圧
縮符号化の際に用いられる8×8画素の画素ブロックと
同一のものである。ブロック歪みは、画素ブロック単位
に従って画像データを分割しDCTを行っている限り、
DCTを用いたどのような方式の符号化においても必ず
ブロック境界線BLに沿ってのみ出現する。このため、
平滑化フィルタはブロック境界線BLに沿った画素デー
タにのみ施せばよいことになる。
【0034】次に、図4を用いてブロック境界線検出動
作について説明する。ただし、ここでは、画像データは
フレームメモリ6の1バイトが画素1ドットを表し、連
続して輝度成分もしくは色差成分のどれか1種類のみの
画像データが並んでいるとする。また、adrをアドレ
スジェネレータ7で生成されるアドレス、adr0を画
像データの開始アドレス、pelを横方向のドット数と
する。まず、adrが示している座標(Fx,Fy)を
算出する(S1、検出ステップ)。ここで、各Fx、F
yは式(数6)、式(数7)で表される。
【0035】
【数6】
【0036】
【数7】
【0037】なお、画像データの構造が異なっていて
も、同様の方法で座標(Fx,Fy)を算出することが
できる。
【0038】次に、算出されたFyに対して8で割った
余りを求める。その余りが0または1であれば、座標
(Fx,Fy)は上下方向のブロック境界線の点(正確
にはブロック境界線に隣接する点)であると判定し(境
界線を検出したと判定し)、0、1以外の余りであれ
ば、ステップ3に移行して次の判定を行う(S2、検出
ステップ)。なお、ステップ2、ステップ3におけるm
odは割算をした余りを表す。
【0039】次に、算出されたFxに対して8で割った
余りを求める。その余りが0または1であれば、座標
(Fx,Fy)は左右方向のブロック境界線の点である
と判定し(境界線を検出したと判定し)、0、1以外の
余りであれば、ブロック境界線の点でないと判定する
(境界線を検出しなかったと判定する)(S3、検出ス
テップ)。
【0040】次に、図2のバッファ8およびフィルタリ
ング部10の動作を説明する。バッファ8には常に、現
在のアドレスが示している座標(Fx,Fy)およびそ
の近傍4ドットの座標(Fxー1,Fy)、(Fx+
1,Fy)、(Fx,Fy−1)、(Fx,Fy+1)
が保存される。該当する座標が存在しない場合には0を
値として考える(つまりブロック境界線であると判定す
る)。フィルタリング部10では、これらの座標値およ
びブロック境界検出部9での情報に基づいてフィルタリ
ングを行う。以下、V(x,y)で座標(x,y)の画
素の値を表すことにする。
【0041】ブロック境界線を検出した場合とブロック
境界線を検出しなかった場合とにおけるフィルタリング
部10のフィルタリングについて述べる。ブロック境界
線を検出した場合、この境界に沿ってブロック歪みが生
じている可能性があるため、式(数1)で表されるH1
の平滑化フィルタを施す。
【0042】この平滑化フィルタを施すことにより、ブ
ロック歪みが軽減される。ブロック境界線を検出しなか
った場合、式(数2)で表されるH2の輪郭線強調フィ
ルタを施す。
【0043】ここでgは強調のためのスケールファクタ
であり、0より大きい値にする。スケールファクタgが
大きい値になるに従って輪郭線の強調度合が増す。この
輪郭線強調フィルタを施すことにより、ブロック歪みが
生じていない部分のぼけを押さえてはっきりとした画像
を得ることができる。
【0044】次に、フィルタリング部10を詳細に示す
図5を用いてフィルタリングについて述べる。図5にお
いて、スイッチ11、14はブロック境界線検出信号a
に従って制御され、平滑化フィルタ部12は入力画像デ
ータbに平滑化フィルタを施し、輪郭線強調フィルタ部
13は入力画像データbに輪郭線強調フィルタを施す。
このような構成のフィルタリング部10について、その
動作を説明する。ブロック境界線検出信号aがブロック
境界線検出を示しているときはスイッチ11、14は共
に検出側に切り替えられ、バッファ8からの画像データ
bは平滑化フィルタ部12で処理される(フィルタ処理
ステップ)。また、ブロック境界線検出信号aがブロッ
ク境界線非検出を示しているときはスイッチ11、14
は共に非検出側に切り替えられ、バッファ8からの画像
データbは輪郭線強調フィルタ部13で処理される(フ
ィルタ処理ステップ)。従って、フィルタリング部10
から出力される画像データはいずれかのフィルタ部12
または13でフィルタリングされた画像データvfとな
る。このようにブロック境界線検出信号aにより2種類
のフィルタを選択して施すことができる。
【0045】以上のように本実施の形態によれば、ブロ
ック境界線に隣接する画素データは従来の場合と同様に
平滑化され、ブロック境界線に隣接しない(ブロック境
界外の)画素データはその輪郭線が強調されるようにし
たので、動画像圧縮伸長処理におけるブロック歪みを軽
減することができ、また、従来はブロック歪み軽減処理
に伴って生じていた画像ぼけを防止することができる。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明の画像復元方法によ
れば、ブロック境界線に隣接する画素データの平滑化を
行い、ブロック境界線に隣接しない画素データの輪郭線
強調を行うようにしたので、動画像圧縮伸長処理におけ
るブロック歪みが軽減され、また、従来はブロック歪み
軽減処理に伴って生じていた画像ぼけが防止されるとい
う有利な効果が得られる。
【0047】また、本発明の画像復元装置によれば、ブ
ロック境界線に隣接する画素データの平滑化を行い、ブ
ロック境界線に隣接しない画素データの輪郭線強調を行
うようにしたので、動画像圧縮伸長処理におけるブロッ
ク歪みを軽減することができ、また、従来はブロック歪
み軽減処理に伴って生じていた画像ぼけを防止すること
ができるという有利な効果が得られる。さらに、上記平
滑化または輪郭線強調を数式に基づいて行うようにした
ので、上記平滑化または輪郭線強調を確実に実行できる
という有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による画像復号装置を示
すブロック図
【図2】図1のポストフィルタ部を詳細に示すブロック
【図3】ブロック境界検出部で検出すべき画像データの
ブロック境界線を示すブロック境界図
【図4】ブロック境界線検出動作を示すフローチャート
【図5】図2のフィルタリング部を詳細に示すブロック
【図6】(a)従来の画像符号化装置を示すブロック図 (b)従来の画像復号装置を示すブロック図
【図7】図6(a)のA/D変換部を詳細に示すブロッ
ク図
【図8】(a)DCT部のDCT処理における画像ブロ
ックを示すデータ図 (b)DCT部のDCT処理におけるDCTデータを示
すデータ図
【図9】図6(a)の量子化部における量子化の概念を
説明するための説明図
【図10】(a)符号化を行う前の原画を示す画素レベ
ル図 (b)復号された再生画を示す画素レベル図 (c)複数の画素ブロックの配置を示すブロック配置図
【符号の説明】
1 可変長復号部 2 逆量子化部 3 逆DCT部 4 ポストフィルタ部 5 D/A変換部 6 フレームメモリ 7 アドレスジェネレータ 8 バッファ 9 ブロック境界検出部 10 フィルタリング部 11、14 スイッチ 12 平滑化フィルタ部 13 輪郭線強調フィルタ部 BL ブロック境界線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】DCTを用いた動画像圧縮符号化方式によ
    り符号化された動画像データに対し復号処理を施して出
    力ビデオ信号を得る画像復号方法であって、前記復号処
    理を施された動画像データのブロック境界線を検出する
    検出ステップと、前記検出した動画像データのブロック
    境界線の画素データに対しては平滑化フィルタを施し、
    前記検出した動画像データのブロック境界線の画素デー
    タ以外の画素データに対しては輪郭線強調フィルタを施
    すフィルタ処理ステップとを有する画像復号方法。
  2. 【請求項2】DCTを用いた動画像圧縮符号化方式によ
    り符号化された動画像データに対し復号処理を施して出
    力ビデオ信号を得る画像復号装置であって、前記復号処
    理を施された動画像データのブロック境界線を検出する
    ブロック境界検出部と、前記検出した動画像データのブ
    ロック境界線の画素データに対しては平滑化フィルタを
    施し、前記検出した動画像データのブロック境界線の画
    素データ以外の画素データに対しては輪郭線強調フィル
    タを施すフィルタリング部とを有する画像復号装置。
  3. 【請求項3】前記フィルタリング部は、前記検出した動
    画像データのブロック境界線の画素データに対しては、 【数1】 で表される前記平滑化フィルタを施す請求項2記載の画
    像復号装置。
  4. 【請求項4】前記フィルタリング部は、前記検出した動
    画像データのブロック境界線の画素データ以外の画素デ
    ータに対しては、 【数2】 で表される前記輪郭線強調フィルタを施す請求項2記載
    の画像復号装置。
JP4991696A 1996-03-07 1996-03-07 画像復号方法および画像復号装置 Pending JPH09247672A (ja)

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JP4991696A JPH09247672A (ja) 1996-03-07 1996-03-07 画像復号方法および画像復号装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1999062264A1 (en) * 1998-05-22 1999-12-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Block noise detector and block noise eliminator
KR100524856B1 (ko) * 2002-10-17 2005-10-28 엘지전자 주식회사 블록 경계 영역 필터링 방법
JP2007536828A (ja) * 2004-05-06 2007-12-13 クゥアルコム・インコーポレイテッド 低ビットレート映像圧縮のための画像エンハンスメント方法及び装置

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