JPH09248308A - 超音波手術装置 - Google Patents

超音波手術装置

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Publication number
JPH09248308A
JPH09248308A JP8292800A JP29280096A JPH09248308A JP H09248308 A JPH09248308 A JP H09248308A JP 8292800 A JP8292800 A JP 8292800A JP 29280096 A JP29280096 A JP 29280096A JP H09248308 A JPH09248308 A JP H09248308A
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JP
Japan
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suction
handpiece
suction pressure
ultrasonic
water supply
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Application number
JP8292800A
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English (en)
Inventor
Tetsumaru Kubota
哲丸 窪田
Yuichi Ikeda
裕一 池田
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的とするところは手術の種類や状況
に応じて、ハンドピースの手元において吸引圧力の調節
が可能であり、吸引圧力の調節が容易な超音波手術装置
を提供することにある。 【構成】本発明の超音波手術装置は超音波振動子を内蔵
したハンドピース51を設け、前記ハンドピース51に
接続される超音波伝達部材54を設け、前記超音波伝達
部材54の部分に吸引孔59を設け、前記吸引孔59に
吸引源を接続し分岐路を有する吸引チューブ61を接続
し、前記ハンドピース51に開口量によって吸引圧力を
調節可能な吸引圧力調節孔64を有する吸引圧力調節部
材65を設け、前記分岐路と前記吸引圧力調節部材65
を接続するチューブを設け、吸引圧力調節部材65の吸
引圧力調節孔64の開口量を指で調節して吸引圧力を調
節するたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は超音波振動を利用するこ
とにより生体組織を切開・剥離または乳化し、あるいは
結石を破砕したりするとともに、切除または剥離した組
織片や破砕片などを吸引除去するようにした超音波手術
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の超音波手術装置は、近年、血管
の多い肝臓手術や神経組織の多い脳外科手術等は勿論、
その他の多くの分野の外科手術に広く利用されるように
なってきている。また、内視鏡観察下での処置にも応用
され始めており、この種の超音波手術装置の適用範囲は
かなり広いものである。
【0003】超音波手術装置として一般に知られるもの
は超音波振動子を内蔵したハンドピースと、このハンド
ピースに接続されるプローブと、前記超音波振動子を励
振駆動する駆動電源装置部と、体腔内の手術治療部位に
生理食塩水等の灌流液を供給する送水通路と、その灌流
液とともに組織片や破砕片などを吸引除去するための吸
引通路とを設けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、灌流液とと
もに組織片や破砕片などを吸引して除去するための吸引
系統はハンドピースに設けられた吸引通路に吸引チュー
ブを介して吸引源を接続してなるものである。この場合
の吸引制御はハンドピースとは別途の個所でマニュアル
で設定して行われるために、手術中の状況に逐次対応し
た調節は簡単にできなかった。そして、手術中の状況に
より逐次対応した最適な条件に吸引を調節することがで
きないために、手術中の状況からして吸引量が多かった
り少なかったりし易い。例えば、組織片や破砕片などの
吸引除去力が不足したり吸引し過ぎたり、また術野の状
況を阻害したりする虞があった。
【0005】本発明は前記課題に着目してなされたもの
であり、その目的とするところは手術の種類や状況に応
じて、ハンドピースの手元において吸引圧力の調節が可
能であり、吸引圧力の調節がきわめて容易な超音波手術
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用】前記課題を解
決するために、本発明の超音波手術装置は超音波振動子
を内蔵したハンドピースを設け、前記ハンドピースに接
続されるプローブを設け、少なくとも前記プローブの部
分に設けられた吸引孔を設け、前記吸引孔に吸引源を接
続し分岐路を有する吸引チューブを設け、前記ハンドピ
ースに設けられ開口量によって吸引圧力を調節可能な吸
引圧力調節孔を有する吸引圧力調節部材を設け、前記分
岐路と前記吸引圧力調節部材を接続するチューブとを設
けて構成し、ハンドピースの手元において吸引圧力の調
節が可能ならしめたものである。
【0007】
【実施例】図面を参照して本発明の第1の実施例を説明
する。図1はその超音波手術装置のシステムを概略的に
示す。同図1中、1a,1bはハンドピースであり、そ
れらはその大きさ、最大振幅、周波数等が異なるもので
ある。ハンドピース1aには形状や大きさなどが異なる
プローブ2a,2b,2cから選択されたものが装着さ
れるようになっている。また、ハンドピース1bにも形
状や大きさなどの異なるプローブ3a,3b,3cから
選択されたものが装着されるようになっている。ハンド
ピース1a,1bに対してプローブ2a,2b,2c,
3a,3b,3cを組み合せての使用が可能である。こ
こでは、ハンドピース1aとこれに組み合わせて使用さ
れるプローブ2a,2b,2cとからなるA群と、ハン
ドピース1bとこれに組み合わせて使用されるプローブ
3a,3b,3cとからなるB群とに分けられる。
【0008】各ハンドピース1a,1bからはそれぞれ
コード4a,4bが導出しており、その各コード4a,
4bの導出端にはそれぞれ駆動装置5のコネクタ受け6
に接続するコネクタ7a,7bを有している。
【0009】そして、異なる駆動特性を有するハンドピ
ース1a,1bおよびプローブ2a,2b,2c,3
a,3b,3cの種類をそれぞれ識別する検知手段が設
けられている。まず、ハンドピース1a,1bの種類を
検知する手段として、前記コネクタ7a,7bの内部に
は、例えば抵抗素子、ツェナーダイオード等による識別
用素子(図示せず)が設けられている。そして、抵抗素
子の場合は、そのハンドピース1a,1bの種類に応じ
て抵抗を変え、また、ツェナーダイオードの場合にはそ
のハンドピース1a,1bの種類に応じてツェナ電圧値
を変更するようにする。いずれの場合にも、その識別用
素子に導通する識別用端子が、コネクタ7a,7bから
突出され、これは駆動装置5のコネクタ受け6に設けら
れた図示しない検知用接点に接続されるようになってい
る。
【0010】また、駆動装置5の内部には、ハンドピー
ス1a,1bおよびこれに接続される各プローブ2a,
2b,2c,3a,3b,3cの組み合わせの種類を識
別する手段として、プローブ2a,2b,2c,3a,
3b,3cを装着したハンドピース1a,1bを超音波
振動駆動のための電圧値または電流値が異なることを利
用して、そのプローブ2a,2b,2c,3a,3b,
3cの種類を識別する検知手段(図示せず)が設けられ
ている。この検知手段としては、例えば電圧と電流との
比(V/I)で示されるインピーダンス値(Z)を検出
し、そのプローブ2a,2b,2c,3a,3b,3c
の種類を判別するようになっている。
【0011】これら2つの識別を行うことにより、その
ハンドピース1a,1bの種類、およびプローブ2a,
2b,2c,3a,3b,3cの種類を判別する検知手
段を構成している。この検知手段の結果から、そのハン
ドピース1a,1bとプローブ2a,2b,2c,3
a,3b,3cの組み合わせの種類に応じて駆動装置5
は最適な駆動条件に設定される。
【0012】一方、ハンドピース1a,1bにはそのハ
ンドピース1a,1bの内部の超音波振動子およびプロ
ーブ2a,2b,2c,3a,3b,3cを冷却した
り、術野を洗浄するための灌流液を供給する通路(図示
せず)が形成されている。この通路は送水チューブ8を
介して駆動装置5に設けた送水ポンプ9に接続されてい
る。送水ポンプ9は送水瓶10に溜められた生理食塩水
を灌流液としてハンドピース1a,1bの灌流液供給用
通路へ送り、そのハンドピース1a,1bおよびプロー
ブ2a,2b,2c,3a,3b,3cを冷却するよう
になっている。なお、プローブ2a,2b,2c,3
a,3b,3cにおいての灌流液は、そのプローブ2
a,2b,2c,3a,3b,3c内に形成した通路、
またはそのプローブ2a,2b,2c,3a,3b,3
cを囲むシース(図示せず)との間隙からなる通路を通
じて供給される。
【0013】ハンドピース1a,1bとプローブ2a,
2b,2c,3a,3b,3cの内部には、術野を洗浄
した灌流液を吸引する灌流液吸引用通路(図示せず)が
形成されている。この通路は吸引チューブ11および吸
引瓶12を介して駆動装置5に設けた吸引ポンプ13に
接続されている。そして、この供給用通路を通じて灌流
液の供給が行われ、吸引用通路を通じて灌流液の排出が
行われるのである。
【0014】ところで、送水チューブ8、および駆動装
置5に設けた送水ポンプ9により灌流液がハンドピース
1a,1bに供給されるが、そのハンドピース1a,1
b、およびプローブ2a,2b,2c,3a,3b,3
cの種類により、その必要な送水量が異なる。このた
め、送水量自動設定手段14によって識別したハンドピ
ース1a,1bとプローブ2a,2b,2c,3a,3
b,3cの種類に応じた最適な駆動条件の1つとしての
送水初期設定値が自動的に設定される。
【0015】このように設定された条件で手術を開始す
るが、術中、手術すべき組織に応じて、駆動装置5に設
けた発振出力設定手段15により、適宜、超音波振動の
発振出力を設定する。この場合、発振出力が大、すなわ
ち、超音波振動の振幅が大きくなると、超音波振動子と
プローブ2a,2b,2c,3a,3b,3cの発熱量
が大きくなり、それに伴って必要な送水量も大きくな
る。逆に、発振出力が小、すなわち、振幅が小さくなる
と、発熱量は小さくなり、必要な送水量も少なくてもよ
い。
【0016】このように発振出力設定値により必要な送
水量も異なるため、検知手段16からの信号S2 および
発振出力設定手段15からの信号S1 により、駆動装置
5に設けた送水量自動設定手段14が、その発振出力設
定に応じた最適な送水量に自動的に設定する。
【0017】この構成によれば、発振出力に応じて最適
な送水量に自動的に設定されるため、その発振出力を変
えても超音波振動子、プローブ等の発熱や破損を確実に
防止することができる。
【0018】一方、供給された灌流液は吸引ポンプ13
の吸引作用により、プローブ2a,2b,2c,3a,
3b,3c内からハンドピース1a,1b内の吸引用通
路および吸引チューブ11を通って、吸引瓶12に回収
される。そして、吸引ポンプ13の設定値(吸引力)に
よっても、回収される灌流液の量が変わってくる。そこ
で、この吸引力設定手段17で設定した吸引力設定値の
情報S3 も、送水量自動設定手段14に取り入れ、その
吸引力をも考慮して、送水量を自動的に設定するとよ
い。なお、図1中、18は発振動作のオンオフを制御す
るフットスイッチである。
【0019】しかして、前記構成によれば、検知された
ハンドピース1a,1bとプローブ2a,2b,2c,
3a,3b,3cの種類に応じ、また、発振出力が変わ
っても発振出力に応じて、常に設定された最適な送水量
に自動的に設定されて駆動されるためにハンドピース1
a,1bの超音波振動子、プローブ2a,2b,2c,
3a,3b,3cの発熱を防止でき、安定した最適な冷
却ができる。したがって、患者、術者に熱傷を与える危
険がなく、発熱による超音波振動子やプローブ2a,2
b,2c,3a,3b,3cなどの破損を防止できる。
また、術野が送水により妨げられず、常に良好な視野が
得られる。そのため、手術がスムーズに逐行できる。さ
らに、送液量が調節されて灌流液を無駄なく使用するこ
とができ、経済的である。
【0020】また、吸引力設定手段17で設定した吸引
力設定値の情報S3 も、送水量自動設定手段14に取り
入れれば、その吸引力をも考慮した送水量を自動的に設
定できるのでより高度の送水量の調節ができる。
【0021】図3は前記ハンドピースとして利用される
他の一例を示すものである。このハンドピース1はそれ
自身の第1のカバー21とは別に第2のカバー22を設
け、第1のカバー21に対して第2のカバー22を軸方
向から差し込んで着脱するようにしたものであり、この
第2のカバー22は第1のカバー21の軸回りに回転可
能に取り付けられようになっている。
【0022】第2のカバー22には送水口金23と吸引
調節口金26を設けてなり、送水口金23は第2のカバ
ー22を装着したとき、プローブ2とこれを囲むシース
25との間の送水通路に通じるように形成されている。
さらに、第2のカバー22には圧力管24を通じて吸引
調節口金26に通じる吸引圧力調節孔としてのリーク口
27を有した吸引圧力調節部材28が設けられている。
吸引調節口金26には後述するハンドピースで示すよう
な吸引チューブの途中に連通する圧力調節用チューブが
接続される。また、第1のカバー21の後端には前記吸
引チューブを接続する吸引口金30が設けられている。
【0023】そして、通常は図3の(a)で示すように
第2のカバー22を装着して使用する。吸引圧力調節部
材28のリーク口27を指で塞ぐ量、つまり、リーク開
口量を選択することにより、吸引圧を調節することがで
きる。
【0024】また、吸引圧を調節する必要がない場合に
は、図3の(b)で示すように第2のカバー22を取り
外して使用することができる。この場合にはハンドピー
ス1の第1のカバー21のみとなり、第2のカバー22
を取り付けた場合に比べてその把持部の太さが細くな
り、ハンドピース1の操作がしやすくなる。また、第2
のカバー22にある送水口金23と吸引調節口金26に
接続されるチューブもなくなり、これが操作中、邪魔に
なることもない。
【0025】図3の(c)で示すハンドピース1は第2
のカバー29に送水口金23のみを設け、吸引調節口金
26や吸引調節部材28を設けないようにしたものであ
る。この形式の第2のカバー29と前述した第2のカバ
ー22とは、第1のカバー21に対して交換自在に装着
される。
【0026】図4および図5は別のハンドピース31を
示すものである。このハンドピース31はこれに連結さ
れるプローブ32が中空部材からなり、その内腔によっ
て第1の吸引用通路33を形成している。プローブ32
は内側シース34と外側シース35との2重構造のシー
ス36によって包囲されている。2重構造のシース36
における内側シース34と外側シース35との間の隙間
が送水用通路37として構成され、この送水用通路37
はハンドピース31の送水用通路38と連通するように
なっている。また、内側シース34とプローブ32との
間の隙間は第2の吸引用通路39として構成されてい
る。この第2の吸引用通路39はプローブ32の側壁に
設けたリーク孔40により前記第1の吸引用通路33と
連通し、図5で示す吸引チューブ41を通って吸引瓶4
2から吸引ポンプ43に連通しており、吸引物がその吸
引瓶42に溜まるようになっている。
【0027】また、吸引チューブ41の途中には流量セ
ンサ44が設けられ、これによって吸引チューブ41に
よる吸引量を常に監視するとともに、その流量センサ4
4の信号を駆動装置45にフィードバックし、異常な場
合には警報を発したり、送水や超音波振動の発振出力を
停止したりするようになっている。
【0028】正常時は、送水用通路38を流れてくる灌
流液は、略その全てを第1の吸引用通路33とリーク孔
40を通して第2の吸引用通路39を通じて吸引回収さ
れ、プローブ32の先端から術野に流出する灌流液の量
を極力少なくし、術野を良好に確保できるようにしてい
る。
【0029】ここで、リーク孔40が、血液、組織片等
により閉塞されると、灌流液はそのリーク孔40を通っ
て、第2の吸引用通路39を通じてほとんど回収されな
くなり、灌流液のほとんど全てがプローブ32の先端か
ら術野に流出してしまう。このために、吸引チューブ4
1を通る吸引量は、正常時に比べると少なくなり、この
吸引量の変化が流量センサ44で検知され、リーク孔4
0が閉塞したことを知ることができる。
【0030】なお、流量センサ44を吸引チューブ41
の途中に設けず、例えば吸引用通路33内、吸引瓶42
の近傍等、リーク孔40より吸引ポンプ43側であれ
ば、どの部分に設けてもよいものである。
【0031】このようにリーク孔40の閉塞を検知でき
るからプローブ32の破損や、術野への潅流液の流出に
よる視野不良を防止できる。また、リーク孔40の閉塞
を検知し、プローブ32の破損、術野の送水液による妨
げを防止することができる。
【0032】図6はさらに超音波治療器の他のハンドピ
ースの例を示すものである。このハンドピース51にお
いては超音波振動を発生させるための超音波振動素子部
52で発生した軸方向の超音波振動がホーン53によっ
てその振幅が拡大され、拡大された超音波振動は超音波
伝達部材(プローブ)54に伝達される。そして、超音
波伝達部材54の先端において図示しない患部組織のカ
ッティング、乳化、あるいは、結石の破砕等の作業を行
なうものである。
【0033】また、この超音波治療器では超音波振動素
子部52に共振のバランスをとるための裏打ち板55が
設けられており、前記超音波振動素子部52、ホーン5
3および裏打ち板55はボルト57とナット58で固着
されて一体となって超音波振動子部56を構成する。
【0034】この超音波振動子部56の内部には前記ボ
ルト57、ホーン53および超音波伝達部材54にわた
り連通した吸引孔59が形成されている。この吸引孔5
9には吸引チューブ61を通じて図示していない吸引ポ
ンプに連通されるようになっており、この吸引ポンプか
らの吸引力で吸引孔59を通してカッティング、乳化し
た患部組織、あるいは破砕した結石を吸引除去すること
ができる。
【0035】さらに、この吸引する圧力の強さを手元側
で制御するために、前記吸引孔59に連通する吸引チュ
ーブ61の途中には、分岐路を有した接続部材62が介
挿されている。この接続部材62の分岐路には柔軟性の
圧力導入用チューブ63が接続され、前記吸引チューブ
61に連通している。
【0036】圧力導入用チューブ63は吸引圧力調節孔
64を有した吸引圧調節部材65に接続されている。そ
して、吸引圧力調節孔64の開口量を指のひらで調節す
ることにより、前記吸引圧力調節孔64を通じての吸引
リーク量を調節し、前記吸引孔59を通じての吸引圧力
を調節できるようになっている。
【0037】この吸引圧調節部材65はハンドピース5
1のカバー66に対して別部材として取り付けられもの
であり、ハンドピース51のカバー66とは別の第2の
カバー69を構成している。このカバー69には超音波
処置部に灌流液を供給するための送水口金67を備えて
いる。吸引圧調節部材65と送水口金67とは一体とな
って設けられている。第2のカバー69はハンドピース
51のカバー66に対して回転できるだけではなく、そ
のカバー66に対して容易に着脱できる構造となってい
る。送水口金67には柔軟な送水チューブ68が接続さ
れている。そして、図示していない送水ポンプからの灌
流液が、送水チューブ68を経て送水口金67に圧送さ
れてくるようになっている。
【0038】また、カバー66の前面にはマニホールド
71がねじ込まれ、かつ超音波振動子部56のフランジ
部を突き当て、カバー66とマニホールド71で、超音
波振動子部56のフランジ部を挟み込むことによって、
超音波振動子部56をカバー66に対して固定してい
る。マニホールド71の前方外周部にはその周方向に溝
72が形成されてあり、この溝72の部分を覆うように
第2のカバー69が、マニホールド71の前方より挿入
して装着される。溝72の両わきには、Oリング74が
設けられ、このOリング74によって第2のカバー69
とマニホールド71の間の水密を保つ。
【0039】送水口金67に通じる第2のカバー69の
内部の送水通路73の出口75はマニホールド71の溝
72に相当する位置に設けられている。溝72の底面に
は、マニホールド71の内腔と連通した穴76があり、
灌流液は第2のカバー69の送水通路73の出口75か
ら流出し、溝72に入り、さらに穴76を通ってマニホ
ールド71の内腔に流入するようになっている。マニホ
ールド71の前面にはシース77がねじ固定されてお
り、マニホールド71とシース77の内腔をホーン53
とそれに連なる超音波伝達部材54が通っている。そし
て、超音波伝達部材54とシース77の間に形成された
通路を通じて灌流液が送水される。
【0040】また、吸引圧調節部材のない送水構造のみ
を備えた第2のカバー(図示せず)も用意されており、
これと前記第2のカバー69とが任意に交換可能になっ
ている。
【0041】しかして、第2のカバー69は吸引圧調節
部材65とともに、カバーの外周上を任意に回転できる
ため、術者は、術前、術中において自分の手の大きさ
や、好みの角度に合わせて手術を行うことができる。さ
らに、吸引圧調節部材65の回転操作を行った場合、送
水口金67も一体となって第1のカバー69の外周上を
回転するため、吸引圧調節部材65に接続されている圧
力導入用チューブ63と送水口金67に接続されている
送水チューブ68も同時にカバー66の外周上を回転す
るために互いに絡み合うことはない。さらに、吸引圧調
節部材のない送水構造のみを備えた第2のカバーと容易
に交換できるため、吸引圧調節が不必要な手術の場合、
吸引圧調節部材65が、ハンドピース51の把持の邪魔
となることがない。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明の構成によれ
ば、手術の種類や状況に応じて、ハンドピースの手元に
おいて吸引圧力の調節が可能であり、吸引圧力の調節が
容易であるから手術中の状況に逐次対応した調節が迅速
に行えるとともにその調節作業が簡単である操作性のよ
い超音波手術装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】超音波手術装置のシステムを概略的に示す説明
図。
【図2】同じくその超音波手術装置における検出制御系
を概念的に示す説明図。
【図3】各種のハンドピースの説明図。
【図4】他のハンドピースにおける先端部付近の断面
図。
【図5】同じくそのハンドピースにおける送水吸引系の
構成を概略的に示す説明図。
【図6】さらに異なる他のハンドピースの断面図。
【符号の説明】
51…ハンドピース、52…超音波振動素子部、54…
超音波伝達部材(プローブ)、59…吸引孔、61…吸
引チューブ、62…接続部材、63…圧力導入用チュー
ブ、64…吸引圧力調節孔、65…吸引圧調節部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】超音波振動子を内蔵したハンドピースと、 前記ハンドピースに接続されるプローブと、 少なくとも前記プローブの部分に設けられた吸引孔と、 前記吸引孔と吸引源との間に設けられ分岐路を有する吸
    引チューブと、 前記ハンドピースに設けられ開口量によって吸引圧力を
    調節可能な吸引圧力調節孔を有する吸引圧力調節部材
    と、 前記分岐路と前記吸引圧力調節部材を接続するチューブ
    と、を具備したことを特徴とする超音波手術装置。
JP8292800A 1996-11-05 1996-11-05 超音波手術装置 Pending JPH09248308A (ja)

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