JPH0795984A - 外科手術用ハンドピース - Google Patents

外科手術用ハンドピース

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JPH0795984A
JPH0795984A JP5242963A JP24296393A JPH0795984A JP H0795984 A JPH0795984 A JP H0795984A JP 5242963 A JP5242963 A JP 5242963A JP 24296393 A JP24296393 A JP 24296393A JP H0795984 A JPH0795984 A JP H0795984A
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JP
Japan
Prior art keywords
tip
cover
electrode
ultrasonic vibration
surgical handpiece
Prior art date
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Pending
Application number
JP5242963A
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English (en)
Inventor
Shinetsu Harada
新悦 原田
Morihito Idemoto
守人 出本
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 超音波振動伝達部に高周波電流を直接通電せ
ず、電気メス部となる先端部の電極に高周波電流を通電
するための接続線を別に設けることにより、超音波振動
伝達部の破損を防止する。 【構成】 超音波振動子1、ジョイント部2、チップ部
3が、本体カバー8とチップカバー13からなる保護カ
バーに収納、被覆されており、チップ部の先端作業部5
はチップカバーの先端より突出、収納可能で、チップカ
バーの側壁内に埋設された接続線15を通じて先端の電
極12に高周波電流を通電するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波振動により生体
組織を破砕、除去するとともに、高周波電流により生体
組織の切開、凝固又は混合を行う、特に内視鏡下外科手
術に適した外科手術用ハンドピースに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、超音波振動伝達体に高周波電流を
通電する構成のもの(例えば実公昭60−33925号
公報、実公昭60−33926号公報)が知られている
が、この構成のものは超音波振動伝達体を電気メスの電
極として使用しているため、超音波振動及び高周波電流
という2種類の負荷が超音波振動伝達体に加わり、超音
波振動伝達体の寿命を短くし、金属疲労による破損の危
険性を伴うという欠点と、超音波振動伝達体に高周波電
流を通電しているため、超音波振動子との接合部に絶縁
板を配置しても、表皮電流により超音波振動子に電流が
流れてしまうという欠点があった。
【0003】また、超音波振動伝達体と電気メスの電極
をそれぞれ別個に突出させている構成のもの(例えば実
公昭61−36253号公報)が知られているが、この
構成のものは、超音波振動伝達体と電気メスの電極を覆
う保護カバーが必要なため、保護カバーの寸法が大きく
なり、使用時に術者の視野を奪うと共に、内視鏡を用い
た手術の場合、患者に対する侵襲の度合いが大きくなる
という欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、超音波振動
と高周波電流を併用できる従来の外科手術用ハンドピー
スのこのような問題点を解決することを目的としたもの
で、高周波電流による超音波振動伝達部の破損防止、及
び使用するトラカールの細径化をはかり、長時間安定し
た操作が可能な外科手術用ハンドピースを提供しようと
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち本発明は、超音波振
動により生体組織の異物を破砕もしくは切断分離し除去
すると共に、高周波電流により生体組織の切開、凝固又
は混合を行うための外科手術用ハンドピースであって、
超音波振動源、該超音波振動源に接続され超音波周波数
の機械的振動を伝達拡大する振動体、高周波発生源、該
高周波発生源に接続され高周波電流を通電するための電
極、対極板、及び超音波振動源と振動体とを収納被覆す
る絶縁体の保護カバーから構成されており、該保護カバ
ーは、その先端より振動体の先端作業部を突出、収納可
能で、且つ前記振動体の軸を中心にして回軸可能に取り
付けられていることを特徴とする外科手術用ハンドピー
スである。
【0006】更には、振動体がジョイント部とチップ部
とで構成され、保護カバーが、超音波振動源とジョイン
ト部の一部とを収納する本体カバーと、チップ部とジョ
イント部の一部とを被覆するチップカバーとを組み合わ
せたものであって、高周波電流を通電させるための電極
が、チップカバー先端にその一部を突出して付設される
と共に、高周波発生源との接続線がチップカバーの側壁
内に埋設されており、チップカバー先端の電極が交換可
能に取り付けられており、その電極の形状が、へら状、
球状、もしくは鉤状に形成されていることを特徴とす
る。
【0007】以下、図面を参照して本発明を詳細に説明
する。図1は本発明の一実施例となる外科手術用ハンド
ピースの基本的な構造を説明するための図で、図2はチ
ップカバーの構造、図3は本発明による外科手術用ハン
ドピースを使用するシステムの全体を示す図である。
【0008】超音波振動子(1)は、図1(a)に示す
ように、ジョイント部(2)と細径のチップ部(3)か
らなる振動体とネジ等の手段で接合され、これらの内部
には長さ方向に貫通した吸引通路(4)が設けられてい
る。そして、これらの超音波振動をする部材は、絶縁性
を有する耐熱樹脂製の保護カバーで収納被覆されてい
る。保護カバーは、図1(b)及び(c)に示したよう
に、超音波振動子(1)とジョイント部(2)の一部と
を収納する本体カバー(8)と、ジョイント部(2)の
先端部分とチップ部(3)とを覆うチップカバー(1
3)との組み合わせで構成されている。
【0009】チップカバー(13)は、図2に示すよう
に、チップ部(3)を挿通するため内腔(14)と、そ
の側壁内に埋設され高周波電流を通電するための接続線
(15)を有する。内腔(14)にチップ部(3)を挿
通したとき両者の間に生ずる環状の空間は、生理食塩水
等のイリゲーション液を供給するための通路として利用
され、チップカバー(13)の後端部近傍にはイリゲー
ション液の入口となるイリゲーションニップル(11)
と、高周波電源(23)と接続線(15)とを接続する
ためのコネクター(10)が設けられている。また、チ
ップカバー(13)の先端には、図2に示したように、
着脱可能な別部品として形成され、電気メス部となる電
極(12)を有する。
【0010】チップカバー(13)は、本体カバー
(8)に嵌め込み装着されており、図2に示すように、
振動体の振動の節部に対応する位置のチップカバー(1
3)の内面に設けられた突起部(16)との接触によっ
て保持されると共に、振動体の軸を中心にして回転でき
るようになっている。また更に、チップ部(3)先端の
作業部(5)を突出、収納可能にするため、本体カバー
(8)との嵌め込み部において、本体カバー先端部のノ
ッチ(27)とチップカバー後部内面に設けた2つの溝
部(28)とにより長さ方向の位置を確認し、前後に移
動できるようになっている。
【0011】本発明による外科手術用ハンドピースの使
用方法は、図3に示すように、超音波発振器(25)か
らハンドピース(17)内の超音波振動子(1)へ共振
周波数の高周波電力を供給し、そこで超音波振動を発生
させ、ジョイント部(2)及びチップ部(3)を組合せ
た振動体にて超音波振動を伝達拡大させ、チップ部
(3)先端の作業部(5)で生体組織等の破砕作業を行
う方法と、高周波発振器(23)からチップカバー(1
3)内の接続線(15)へ高周波電流を供給し、先端メ
ス部となる電極(12)にて生体組織等の切開、凝固を
行う方法がある。
【0012】超音波手術器として使用する場合は、まず
チップカバー(13)の先端より、チップ部(3)先端
の作業部(5)を突出させておき、振動開始と同時にロ
ーラーポンプ(20)を作動させ、ボトル(18)から
イリゲーションチューブ(19)、イリゲーションニッ
プル(11)を通ってチップカバー(13)内にイリゲ
ーションを注入する。イリゲーション液は内腔(14)
の内壁とチップ部(3)間の環状通路を通り、チップカ
バー(13)の先端部より作業部(5)に向けて、超音
波振動によって噴出される。このイリゲーション液と作
業部(5)の超音波振動によって生体組織等が破砕、乳
化される。乳化された破砕片は、吸引ポンプ(20)の
吸引圧力でチップ部(3)、ジョイント部(2)、超音
波振動子(1)の内部の吸引通路(4)を経て、吸引ニ
ップル(7)、吸引チューブ(26)を通り、吸引びん
(24)に集められる。
【0013】また、電気手術器として使用する場合は、
チップ部(3)先端の作業部(5)をチップカバー(1
3)内に収納し、術部を挟んで対極板(22)を対置さ
せ、高周波発生器(23)からコネクター(10)、接
続線(15)を通じて電極(12)へ高周波電流を供給
し、電極(12)にて生体組織等の切開、凝固を行な
う。このとき発生する煙は、超音波手術器として使用す
るときと同様に吸引方法を用いて体外に排出できるの
で、煙による視野妨害を軽減できる。
【0014】また、安全機構として、超音波発振器(2
5)と高周波発生器(23)とが同時に作動して漏れ電
流等による事故を発生しないように、内部回路にて同時
に作動しない構造になっている。
【0015】
【発明の効果】本発明に従うと、超音波振動伝達部と高
周波電流通電部が異なるため、従来の装置の欠陥であ
る、高周波電流による超音波振動伝達部の破損の危険が
取り除かれるため超音波振動するチップを細径化でき、
また超音波メスと電気メスが同時に作動することによる
事故も防止できて、超音波メスと電気メスの機能を合わ
せ持ち、且つ長時間安定した操作が可能な外科手術用ハ
ンドピースとして有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例となる外科手術用ハンドピー
スの基本的な構造を示す図で、(a)は超音波振動源と
振動体を接続した断面図、(b)は本体カバーを装着し
た側面図、(c)は本体カバーとチップカバーを装着し
た側面図である。
【図2】本発明におけるチップカバーの構造の一例を示
す断面図である。
【図3】本発明による外科手術用ハンドピースを使用す
るシステムの全体を示す図である。
【符号の説明】
1 超音波振動子 2 ジョイント部 3 チップ部 4 吸引通路 5 作業部 8 本体カバー 10 コネクター 11 イリゲーションニップル 12 電極 13 チップカバー 14 内腔 15 接続線 16 突起部 22 対極板 23 高周波発生器 25 超音波発振器 27 ノッチ 28 溝部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波振動により生体組織の異物を破砕
    もしくは切断分離し除去すると共に、高周波電流により
    生体組織の切開、凝固又は混合を行うための外科手術用
    ハンドピースであって、超音波振動源、該超音波振動源
    に接続され超音波周波数の機械的振動を伝達拡大する振
    動体、高周波発生源、該高周波発生源に接続され高周波
    電流を通電するための電極、対極板、及び超音波振動源
    と振動体とを収納被覆する絶縁体の保護カバーから構成
    されており、該保護カバーは、その先端より振動体の先
    端作業部を突出、収納可能で、且つ前記振動体の軸を中
    心にして回軸可能に取り付けられていることを特徴とす
    る外科手術用ハンドピース。
  2. 【請求項2】 振動体が、ジョイント部とチップ部とか
    らなることを特徴とする、請求項(1)記載の外科手術
    用ハンドピース。
  3. 【請求項3】 保護カバーが、超音波振動源とジョイン
    ト部の一部とを収納する本体カバーと、チップ部とジョ
    イント部の一部とを被覆するチップカバーとを組み合わ
    せてなることを特徴とする、請求項(2)記載の外科手
    術用ハンドピース。
  4. 【請求項4】 高周波電流を通電させるための電極が、
    チップカバー先端にその一部を突出して付設されると共
    に、高周波発生源との接続線がチップカバーの側壁内に
    埋設されていることを特徴とする、請求項(3)記載の
    外科手術用ハンドピース。
  5. 【請求項5】 チップカバー先端の電極が、交換可能に
    取り付けられていることを特徴とする、請求項(4)記
    載の外科手術用ハンドピース。
  6. 【請求項6】 電極の形状が、へら状、球状、もしくは
    鉤状に形成されていることを特徴とする、請求項(5)
    記載の外科手術用ハンドピース。
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