JPH09249207A - カートンへの物品充填装置 - Google Patents

カートンへの物品充填装置

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JPH09249207A
JPH09249207A JP8745296A JP8745296A JPH09249207A JP H09249207 A JPH09249207 A JP H09249207A JP 8745296 A JP8745296 A JP 8745296A JP 8745296 A JP8745296 A JP 8745296A JP H09249207 A JPH09249207 A JP H09249207A
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JP
Japan
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carton
article
filling
clamp
suction
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8745296A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Mizushiro
善孝 水城
Mitsuo Hayashi
光男 林
Kimiharu Nakamura
公治 中村
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Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カートンの大きさや形状に合わせて種々の形
態のマウスを準備する必要がなく、しかも、物品を充填
すべきカートンに変更があった場合でも、段取り替えが
容易に行えるカートンへの物品充填装置を提供する。 【解決手段】 カートン70を所定の物品充填位置に保
持する一対のクランプ31a、31bを有する保持手段
と、そのカートン70の物品充填口からその胴部71に
物品を充填する充填手段とを備え、前記クランプ31
a、31bには、胴部71を吸着してカートン70をク
ランプ31a、31bに保持する吸着手段としての吸引
口と、カートン70の上位側の側板71aの物品充填口
近傍に吸着して側板71aの垂れ下がりを防止する補助
吸引手段としての吸着ヘッド39とが設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、物品の包装作業
工程において、組み立てられたカートンに物品を充填す
るカートンへの物品充填装置、特に、カートンへの物品
の充填が円滑に行えるカートンへの物品充填装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、物品の包装作業工程において
は、まず、平板状に折り畳まれたカートンを集積した集
積装置から平板状のカートンを取り出し、組立装置によ
って平板状のカートンの胴部を角筒状に起こすと共に底
を形成した後、物品充填装置によってカートンに物品を
充填する。
【0003】前記物品充填装置としては、カートンの胴
部を横にした状態で物品充填位置に保持するカートンの
保持手段と、この保持手段によって保持されたカートン
の胴部内に、その胴部の物品充填口の対面側から物品を
スライドさせて充填する物品の充填手段とから構成され
たものがある。
【0004】前記保持手段は、通常、前記組立装置によ
って組み立てられたカートンを、その胴部を横にした状
態で物品充填位置まで搬送するチェーンコンベア等の搬
送手段と、この搬送手段に取り付けられ、搬送中のカー
トンの起立した両端面及び底面にそれぞれ当接してカー
トンの搬送姿勢を保持する位置決め部材とによって構成
されており、この位置決め部材によってカートンが所定
の搬送姿勢に保持されたまま前記搬送手段によって前記
物品充填位置まで搬送され、物品充填位置に待機するよ
うになっている。
【0005】一方、前記充填手段は、図10に示すよう
に、充填すべき物品Mを載置するために、物品充填位置
に待機したカートンCの物品充填口の対面側に配置され
たテーブル81と、このテーブル81に載置した物品M
をカートンCに押し込むプッシャ82と、物品Mをカー
トンCに押し込む前にカートンC内に挿入される、カー
トンCの胴部bの内面に沿った断面門型形状のマウス8
3と、このマウス83が挿入される前に胴部bに連設さ
れた蓋フラップfを外側に広げて物品Mの充填路から退
避させる蓋フラップ退避機構(図示せず)とを備えてお
り、前記マウス83をカートンC内に予め挿入すること
によって、前記搬送姿勢(待機姿勢)における胴部の上
面板pの垂れ下がりを矯正して物品Mを確実にカートン
C内に案内することで、物品Mの充填作業を円滑に行え
るようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな物品充填装置では、物品の充填作業を円滑に行うた
めに、物品充填前にカートンC内にマウス83を挿入し
なければならず、しかもそのマウス83は、物品を充填
しようとするカートンCの大きさ、形状に合わせて種々
の形態のものを準備しておく必要があると共に、物品を
充填すべきカートンCに変更があったときには、そのた
び毎に異なるマウス83に取り替える必要があり、段取
り替えに手間がかかるといった問題があった。
【0007】このため、包装を頻繁に変更するような物
品や多品種少量生産については、カートンへの物品の充
填作業は、作業員による手作業で行われることが多く、
物品の包装作業工程の自動化を阻害する一つの要因とな
っていた。
【0008】そこで、この発明の課題は、カートンの大
きさや形状に合わせて種々の形態のマウスを準備する必
要がなく、しかも、物品を充填すべきカートンに変更が
あった場合でも、段取り替えが容易に行えるカートンへ
の物品充填装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、対向する一対の側板と対向する一対の
端板とによって角筒状の胴部が形成されたカートンを、
前記端板が起立状態で物品充填口が横向きになるよう
に、保持手段によって所定の物品充填位置に保持し、そ
のカートンの物品充填口から前記胴部に充填手段によっ
て物品を充填するカートンへの物品充填装置において、
前記保持手段が、前記胴部の起立した両端板に外方から
当接して前記カートンを位置決めする開閉可能なクラン
プと、このクランプを開閉動作させる駆動手段と、前記
クランプに取り付けられ、前記胴部に吸着して前記カー
トンを前記クランプに保持する吸引手段と、前記クラン
プに取り付けられ、上位側の前記側板の物品充填口近傍
を吸着して前記物品充填口を所定形状に保持する補助吸
引手段とを備えていることを特徴とするカートンへの物
品充填装置を提供するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態について図面を
参照して説明する。図1は、物品の包装作業工程におい
て、カートンへ物品を充填する充填ステーションを示す
概略構成図である。この充填ステーションには、図示し
ないカートンの組立装置によって組み立てられたカート
ンがカートン用コンベア3によって搬送されてくると共
に、小箱包装された物品が物品用コンベア4によってそ
れぞれ搬送されてくるようになっており、前記カートン
用コンベア3によってこの搬送ステーションに搬送され
てきたカートンは保持手段1により所定の物品充填位置
に保持され、前記物品用コンベア4によって搬送されて
きた物品がそのカートン内に充填手段2により充填され
る。
【0011】この包装作業工程において使用されるカー
トン70は、図8及び図9に示すように、対向する2枚
の側板71a、71bと対向する2枚の端板71c、7
1dとが相互に折目線72を介して連設された角筒状の
胴部71と、この胴部71の上端縁に折目線74を介し
て連設された3枚の蓋フラップ73a、73b、73c
と、胴部71の下端縁に折目線76を介して連設された
4枚の底フラップ75a,75b,75c,75dとか
ら構成されており、胴部71を角筒状に起こすことによ
って、自然に底が形成される所謂ワンタッチカートンと
呼ばれるものである。なお、このカートン70は、物品
の充填工程の直前に組み立てられ、それ以前は、胴部7
1の対角位置にある2本の折目線72によって平板状に
折り畳まれ、前記底フラップ75a,75b,75c,
75dが、折目線78によって胴部71内に折り込まれ
た状態で輸送、集積される。
【0012】前記保持手段1は、図1に示すように、前
記カートン用コンベア3の一側から直角方向に延びるス
ライドレール11と、このスライドレール11に沿って
進退するコラム12と、このコラム12に沿って昇降す
るロボットアーム13と、このロボットアーム13の先
端に回転自在に取り付けられたロボットハンド20とに
よって構成されており、前記コラム12及びロボットア
ーム13の動きに伴って前記ロボットハンド20が前記
カートン用コンベア3に対して接近離反及び昇降するよ
うになっている。なお、前記コラム12、ロボットアー
ム13及びロボットハンド20は、図示しない制御手段
よってそれぞれを駆動するアクチエータで制御されるよ
うになっている。
【0013】前記ロボットハンド20は、図2に示すよ
うに、対向する一対の支持プレート21と、この両支持
プレート21の後端部に、両端が固定されたハンドベー
ス22とによってハンドフレームが形成されており、前
記支持プレート21の前端部が、支軸23a及びベアリ
ング23bとを介して、前記ロボットアーム13の先端
に回転可能に支持されている。
【0014】前記ロボットアーム13には、ステッピン
グモータ24が取り付けられており、このステッピング
モータ24の回転軸に取り付けられたタイミングプーリ
24aと、前記支軸23aの一方に取り付けられたタイ
ミングプーリ23cとにタイミングベルト25がかけら
れている。従って、前記ステッピングモータ24が作動
するとその回転駆動力がタイミングベルト25を介して
前記支軸23aに伝達され、前記ハンドフレーム全体が
回転するようになっている。
【0015】前記ハンドベース22の前面にはスライド
レール26が取り付けられており、このスライドレール
26に、前記カートン70の両端板71c、71dに外
方から当接してカートン70の位置決めを行う一対のク
ランプ31a、31bが開閉可能に支持されている。前
記クランプ31aは、カートン70を位置決めする際に
開閉動作して他方のクランプ31bとの間に胴部71を
挟み込むが、他方のクランプ31bは、カートン70の
両端板71c、71d間の長さに合わせて一旦位置調整
が行われた後は、その調整位置に保持される。
【0016】前記クランプ31aは、前記ハンドベース
22の裏面側にシリンダーベース27dを介して取り付
けられたコンパクトシリンダ27の駆動シャフト27b
に連結部材27cによって連結されており、前記コンパ
クトシリンダ27が作動することで、クランプ31aが
カートン70の解放位置αと当接位置βとの間で移動す
るようになっている。
【0017】また、前記クランプ31bは、前記ハンド
ベース22に支持部材28aによって、回転可能に支持
されたボールねじ28に螺合している。このボールねじ
28の端部には、プーリ28cが取り付けられており、
このプーリ28cと、前記ハンドベース22の裏面側に
取り付けられたステッピングモータ29の回転軸に取り
付けられたタイミングプーリ29bとにタイミングベル
ト30がかけられている。従って、前記ステッピングモ
ータ29を作動させると、その回転駆動力がタイミング
ベルト30を介して前記ボールねじ28に伝達され、こ
のボールねじ28の回転によってクランプ31bが前記
スライドレール26に沿って移動して、その位置調整が
行えるようになっている。
【0018】なお、前記ハンドベース22には、複数の
近接スイッチ22aが所定位置に取り付けられており、
これらの近接スイッチ22aによってクランプ31bが
検出されると、その検出信号に基づいて図示しない制御
手段がステッピングモータ29の作動を停止させ、クラ
ンプ31bが必要以上に移動しないようになっている。
【0019】前記クランプ31a、31bは、図2ない
し図4(図3及び図4では、前記ボールねじ28等の一
部の構成要素を省略してある。)に示すように、前記ス
ライドレール26に係合して摺動するスライダ32a、
32bと、このスライダ32a、32bに固定されたプ
レート33a、33bと、このプレート33a、33b
の端部に固定された把持板34a、34bとから構成さ
れており、前記プレート33a、33bの前面(図3に
示すように、前記把持板34a、34bによってカート
ン70を挟み込んだ状態でカートン70の側板71aに
対向する面)には、吸引手段として、3個の吸引口35
a及び35b、35c(図4参照)が形成されている。
この吸引口35a及び35b、35cはそれぞれプレー
ト33a、33bの一方の側面に取り付けられたタッピ
ング36a、36b、36cに連通しており、このタッ
ピング36a、36b、36c及び吸引ホース37a、
37b、37cを介してコンプレッサ等の吸引装置(図
示せず)に接続されている。
【0020】また、前記クランプ31bには、プレート
39bを介して、図3に示すように、カートン70を挟
み込んだ状態でカートン70の側板71aの物品充填口
近傍に対向する、補助吸引手段としての吸引ヘッド39
が取り付けられており、この吸引ヘッド39も吸引ホー
ス39aを介して前記吸引装置に接続されている。
【0021】従って、図3に示すように、前記クランプ
31a、31bに挟み込まれることによって位置決めさ
れたカートン70は、その胴部71の側板71aの底部
側が吸引口35a及び35b、35cに吸引され、前記
プレート33a、33bに吸着されることによってクラ
ンプ31a、31bに保持されると共に、前記吸引ヘッ
ド39によって側板71aの物品充填口近傍が吸着され
て僅かに持ち上げられるようになっている。
【0022】前記充填手段2は、図1及び図5に示すよ
うに、前記カートン用コンベア3を挟んで前記保持手段
1と反対側に配設されており、高い位置に配設された前
記物品用コンベア4によって搬送されてきた物品Mを、
その搬送レベルから、低い位置に配設された前記カート
ン用コンベア3の高さ、即ち充填レベルまで垂直方向に
搬送する物品Mの垂直搬送機構40と、物品用コンベア
4によって搬送されてきた物品Mを前記垂直搬送機構4
0に移す移送機構50と、前記垂直搬送機構40によっ
て充填レベルまで搬送された物品Mを物品充填位置に待
機しているカートン70内に充填する充填機構60とか
ら構成されている。
【0023】前記垂直搬送機構40は、前記物品用コン
ベア4の端部の前記カートン用コンベア3側に配設され
ており、物品Mを載置する昇降テーブル41と、この昇
降テーブル41を前記搬送レベルと充填レベルとの間で
昇降させるアクチエータ42と、前記昇降テーブル41
上に設けられた物品Mの位置決めを行う位置決め部43
とによって構成されている。
【0024】前記位置決め部43は、図5に示すよう
に、前記昇降テーブル41の両側に起立した対向する一
対のプレート43a、43bによって構成されており、
一方のプレート43aは前記昇降テーブル41に固定さ
れているが、他方のプレート43bは、図示しないアク
チエータによって、一方のプレート43aに対して接近
離反するようになっている。従って、この一対のプレー
ト43a、43b間に物品Mを挿入して挟み込むことに
よって、物品Mが所定位置に位置決めされる。
【0025】前記移送機構50は、前記物品用コンベア
4の上部に配設されており、物品用コンベア4の端部に
充填すべき所定数の物品Mが蓄積されたときに、その搬
送レベルまで上昇している前記昇降テーブル41上に物
品Mを押出すプッシャ51と、このプッシャ51の動作
タイミングにあわせてその押出位置に、充填すべき所定
数の物品Mを供給するためのストッパ52、53、54
とによって構成されている。
【0026】前記ストッパ52は、前記プッシャ51が
物品Mを昇降テーブル41側に押し出しているときは、
搬送路を遮断することによって、次々と搬送されてくる
物品Mを前記押出位置の手前でストックするが、図示し
ないセンサによってストックされる物品Mの数をカウン
トしており、充填すべき物品数だけセンサがカウントす
ると、更に手前のストッパ53が降下して搬送路を遮断
し、それ以上ストッパ52側に物品が搬送されないよう
になっている。そして、前記プッシャ51が所定数の物
品Mを昇降テーブル41に押し出した後、初期位置に復
帰すると、前記ストッパ52が上方に移動して搬送路を
解放し、ストックされた所定数の物品が前記押出位置に
搬送され、ストッパ54に当接して所定の押出位置に位
置決めされる。なお、前記ストッパ54は常時閉じられ
ており、所定数の物品Mが所定の押出位置に搬送されな
かった場合、あるいは図示しない他の検知手段によって
異常と判断された場合に開いて、その物品Mを排出する
ようになっている。
【0027】前記充填機構60は、前記物品用コンベア
4の下方に配設されたプッシャ61と、前記垂直搬送機
構40とカートン用コンベア3との間に配設された充填
用テーブル62と、物品充填位置に待機したカートン7
0に物品Mを充填する前にそのカートン70の蓋フラッ
プ73b、73cの内側に挿入されて、蓋フラップ73
b、73cを物品Mの充填路から退避させた後、物品M
をカートン70内に案内するマウス63(図7参照)と
から構成されている。
【0028】前記マウス63は、カートン70の蓋フラ
ップ73b、73cの内側に挿入可能な対向する一対の
ガイド板63a、63bと、両ガイド板63a、63b
を相互に接近離反させると共に待機したカートン70に
対して進退させるアクチュエータ(図示せず)とから構
成されており、このアクチエータが、両ガイド板63
a、63bを相互に接近させた状態でカートン70の蓋
フラップ73b、73cの内側に挿入した後、ガイド板
63a、63b相互に離反させることによって、蓋フラ
ップ73b、73cを外側に開いて物品Mの充填路から
退避させて物品Mの充填路を確保すると共に、物品Mを
カートン70内に案内するようになっている。なお、こ
のマウス63は、種々のカートンに対応できるように、
最大のカートンに合わせてそのガイド板63a、63b
の高さを設定するのが好ましい。また、図5において、
マウス63は、一方のガイド板63aに対して他方のガ
イド板63bが接近離反するように構成されているが、
両ガイド板63a、63bが相互に接近、離反する構成
を採用することもできる。
【0029】前記垂直搬送機構40によって充填レベル
まで搬送された物品Mは、前記プッシャ61によって、
充填用テーブル62側に押出され、更にプッシャ61に
よって、カートン70内に充填される。なお、充填作業
の詳細については後述する。
【0030】図6は、前記充填手段2及び物品用コンベ
ア4の変形例を示している。概略構成は前記充填手段2
及び前記物品用コンベア4と同様ゆえ、同一構成要素に
は同一符号を付してその説明を省略し、異なる部分につ
いて説明する。
【0031】図6に示す物品用コンベア4は、3つのコ
ンベア4a、4b、4cから構成されており、各コンベ
ア4a、4b、4cは、物品Mの搬送方向に沿って直列
に接続されているが、コンベア4aの下にコンベア4b
を、コンベア4bの下にコンベア4cをそれぞれ配設す
ることで、コンベア4a、4b、4c間で段差をつけて
ある。従って、コンベア4aによって搬送されてきた物
品Mは、コンベア4bに乗り移るときに90度反転し、
更にコンベア4cに乗り移るときに90度反転すること
になる。このようにコンベア4を複数のコンベア4a、
4b、4cに分割して段差をつけることによって、小箱
包装された物品Mの表示面をカートン70の表示面に一
致させることができる。なお、そのコンベア4の分割数
は前工程との関係において、適宜設定すればよい。な
お、図6において、5はストッパ54が開いて物品Mを
排出する際に使用される排出用コンベア、55は物品M
を検出、カウントするセンサ、56は小箱包装された物
品Mの反転不良を検出するための画像処理装置である。
【0032】図6に示す充填手段2は、物品Mを2段積
みにしてカートン70に充填する場合に使用されるもの
である。上述した垂直搬送機構40では、プッシャ51
によって物品Mがコンベア4から昇降テーブル41に移
送されると、その昇降テーブル41が直ちに充填レベル
まで降下するようになっているが、この垂直搬送機構4
0では、図6に示すように、最初に物品Mが昇降テーブ
ル41に移送されると、昇降テーブル41が物品Mの高
さ分だけ降下し、その位置で一旦停止する。そして、次
の物品Mがプッシャ51によって押出され、物品Mが昇
降テーブル41上で2段積みにされた後、充填レベルま
で降下するようになっている。このように、昇降テーブ
ル41を2段階で降下動作させるようにしておくと、基
本構成を変更することなく、カートンへの物品Mの段積
み充填が可能となり、汎用性が高まるといった効果があ
る。
【0033】以上のように構成された保持手段1及び充
填手段2による、物品Mのカートン70への充填作業に
ついて図7を参照しながら説明する。まず、同図(a)
に示すように、物品Mを載置した昇降テーブル41が充
填レベルまで降下すると共に横向きに載置された状態で
カートン70が前記カートン用コンベア3によって物品
充填位置付近に搬送されてくる。
【0034】次に、同図(b)に示すように、搬送され
てきたカートン70をクランプ31a、31bに挟み込
んで位置決めすると共にカートン70を吸着することに
よって保持する。そして、このクランプ31a、31b
が前記充填用テーブル62側に移動して蓋フラップ73
aを充填用テーブル62の下方側へ差し込んでカートン
70を所定の物品充填位置に保持する。このとき、吸引
ヘッド39によって側板71aの物品充填口近傍が吸着
されて僅かに持ち上げられている。
【0035】そして、同図(b)に示すように、前記マ
ウス63がカートン70の蓋フラップ73b、73cの
内側に挿入された後、相互に離反することにより、その
蓋フラップ73b、73cを外側に開いて物品Mの充填
路から退避させ、物品Mの充填路を確保する。
【0036】その後、同図(c)に示すように、昇降テ
ーブル41上の物品Mがプッシャ61によって前方の充
填用テーブル62側に押し出され、前記マウス63によ
って案内されながらカートン70内に充填される。この
とき、上述したように、上位側の側板71aの物品充填
口近傍が吸引ヘッド39に吸着されて僅かに持ち上げら
れているので、側板71aの先端部が物品Mの充填作業
の妨げとはならず、円滑に充填作業が行える。なお、図
7(c)では、マウス63を省略してある。
【0037】物品Mが完全にカートン70に充填される
と、同図(d)に示すように、マウス63が後退すると
共に、クランプ31a、31b(ロボットハンド20全
体)が90度回転して、カートン70を立てた状態でカ
ートン用コンベア3上に載せ、その保持を解除すると、
物品Mが充填されたカートン70は次工程である蓋閉ス
テーションに搬送される。
【0038】以上のように、この保持手段1は、カート
ン70を保持する際に、補助吸引手段としての前記吸引
ヘッド39によってカートン70の上位側の側板71a
の物品充填口近傍を吸着支持しているため、物品充填時
に側板71aが垂れ下がることがなく、確実に物品Mを
カートン内70に充填することができる。これによっ
て、従来のように、カートンの胴部内面に沿う門型のマ
ウスによって、カートンの垂れ下がりを防止する必要が
なく、上述したような汎用性の高いマウス63を使用す
ることができるので、装置全体の汎用性も高くなり、カ
ートンが変更された時の段取り替えも容易に行える。
【0039】なお、この実施形態においては、前記吸引
ヘッド39によってカートン70の上位側の側板71a
を吸引して僅かに持ち上げるようにしているが、側板7
1aを少なくともフラットな状態に支持できればよい。
また、この実施形態においては、物品Mをカートン70
内に案内するマウス63を使用しているが、保持手段1
によるカートン70の位置決めと、充填手段2の位置決
め部43による物品の位置決めとによって、カートン7
0への物品Mの充填が確実に行えるようであれば、特に
マウス63を使用しなくてもよい。
【0040】
【発明の効果】以上のように、この発明の物品充填装置
は、カートンを所定の物品充填位置に保持する保持手段
を、胴部の起立した両端板に外方から当接してカートン
を位置決めする開閉可能なクランプに、前記胴部に吸着
する吸引手段と上位側の側板の物品充填口近傍に吸着す
る補助吸引手段とを取り付け、前記吸引手段によってカ
ートンをクランプに保持すると共に前記補助吸引手段に
よって上位側の側板の物品充填口近傍を支持するように
したため、上位側の側板が垂れ下がることがなく、物品
の充填作業の妨げにならない。
【0041】従って、従来の物品充填装置のように、充
填手段の一構成要素であるマウスによってカートンの上
位側の側板の垂れ下がりを防止する必要がなく、マウス
を、カートンの起立した両端板に当接する開閉可能な一
対のガイド板によって構成することができる。
【0042】このため、ガイド板の高さを最大のカート
ンを基準に設定しておけば、物品を充填すべきカートン
に変更が生じた場合でも、マウス自体を取り替えること
なく十分に対応でき、段取り替えが容易に行えるといっ
た効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる一実施形態の物品の充填ステ
ーションを示す概略構成図である。
【図2】同上のロボットハンドの詳細を示す平面図であ
る。
【図3】同上のクランプを示す斜視図である。
【図4】図3のX−X線に沿った矢視図である。
【図5】同上の物品の充填手段の概略を示す斜視図であ
る。
【図6】物品充填手段の変形例を示す斜視図である。
【図7】カートンへの物品の充填作業を示す工程図であ
る。
【図8】組み立てられたカートンを示す斜視図である。
【図9】同上の底面図である。
【図10】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 保持手段 2 充填手段 3 カートン用コンベア 4 物品用コンベア 20 ロボットハンド 31a、31b クランプ 35a、35b、35c 吸引口 39 吸引ヘッド 40 垂直昇降機構 50 移送機構 60 充填機構 61 プッシャ 62 充填用テーブル 63 マウス 70 カートン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対向する一対の側板と対向する一対の端板
    とによって角筒状の胴部が形成されたカートンを、前記
    端板が起立状態で物品充填口が横向きになるように、保
    持手段によって所定の物品充填位置に保持し、そのカー
    トンの物品充填口から前記胴部に充填手段によって物品
    を充填するカートンへの物品充填装置において、 前記保持手段が、 前記胴部の起立した両端板に外方から当接して前記カー
    トンを位置決めする開閉可能なクランプと、このクラン
    プを開閉動作させる駆動手段と、前記クランプに取り付
    けられ、前記胴部に吸着して前記カートンを前記クラン
    プに保持する吸引手段と、前記クランプに取り付けら
    れ、上位側の前記側板の物品充填口近傍を吸着して前記
    物品充填口を所定形状に保持する補助吸引手段とを備え
    ていることを特徴とするカートンへの物品充填装置。
JP8745296A 1996-03-14 1996-03-14 カートンへの物品充填装置 Withdrawn JPH09249207A (ja)

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