JPH09250062A - ポリエステル系繊維布団 - Google Patents
ポリエステル系繊維布団Info
- Publication number
- JPH09250062A JPH09250062A JP8057686A JP5768696A JPH09250062A JP H09250062 A JPH09250062 A JP H09250062A JP 8057686 A JP8057686 A JP 8057686A JP 5768696 A JP5768696 A JP 5768696A JP H09250062 A JPH09250062 A JP H09250062A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyester
- component
- fiber
- fibers
- futon
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
- Bedding Items (AREA)
- Multicomponent Fibers (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】布団の詰め綿がポリエステル系繊維を含
み、該ポリエステル系繊維がポリエーテルエステルアミ
ドR1成分とポリエステルR2成分が複合されてなり、
ポリエーテルエステルアミドR1成分が15〜50重量
%複合され、かつ30℃×90%RHの雰囲気中に24
時間放置後の吸湿率が2%以上であり、さらに布団の側
地および縫糸がいずれも実質的にポリエステル系繊維で
構成されていることを特徴とするポリエステル系繊維布
団。 【効果】本発明によれば、詰め綿繊維製造時の製糸性が
良好で、布団としては嵩高性に優れ、快適な使用感を有
し、しかもリサイクルが容易なポリエステル系繊維布団
を提供できる。
み、該ポリエステル系繊維がポリエーテルエステルアミ
ドR1成分とポリエステルR2成分が複合されてなり、
ポリエーテルエステルアミドR1成分が15〜50重量
%複合され、かつ30℃×90%RHの雰囲気中に24
時間放置後の吸湿率が2%以上であり、さらに布団の側
地および縫糸がいずれも実質的にポリエステル系繊維で
構成されていることを特徴とするポリエステル系繊維布
団。 【効果】本発明によれば、詰め綿繊維製造時の製糸性が
良好で、布団としては嵩高性に優れ、快適な使用感を有
し、しかもリサイクルが容易なポリエステル系繊維布団
を提供できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、掛け布団、敷き布
団、肌掛け布団、座布団などに関するものであり、さら
に詳しくは詰め綿のポリエステル系繊維に吸湿性をもた
せてこれら用途商品の使用快適性を向上させ、かつ、布
団全体をポリエステル系繊維で構成することによってリ
サイクル容易なポリエステル系繊維布団を提供すること
を目的とするものである。
団、肌掛け布団、座布団などに関するものであり、さら
に詳しくは詰め綿のポリエステル系繊維に吸湿性をもた
せてこれら用途商品の使用快適性を向上させ、かつ、布
団全体をポリエステル系繊維で構成することによってリ
サイクル容易なポリエステル系繊維布団を提供すること
を目的とするものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ポリエステル系合成繊維詰め綿は
優れた嵩高性を発揮し、軽量で保温性に優れているた
め、前記用途商品に多く使用されている。このポリエス
テル系合成繊維詰め綿は複合紡糸や非対称冷却などによ
って3次元捲縮を発現させて嵩高性に優れたものにした
り、例えば、特公平6−51076号公報に記載されて
いるように順方向型立体捲縮繊維と反転型立体捲縮繊維
の混用組み合わせによって無荷重下や荷重下の嵩高性に
優れたものにしたり、繊維断面を中空などの異形にした
ものや、繊維の繊度、繊維長あるいは油剤を適正化して
嵩高性や風合いを改良したものもみられる。さらに、シ
リコン樹脂を付与して柔軟な風合いを得ようとして、例
えば、特公昭52−28426号公報、実公昭53−5
353号公報、特公平4−34435号公報などに記載
された発明がみられる。しかし、これらポリエステル系
合成繊維詰め綿はいずれも吸湿性がなく蒸れやすいた
め、冬物あるいは合物用の詰め綿として使用され、夏用
としてはほとんど使用されていないのが現状である。こ
の欠点を解消し、夏を含むオールシーズン用の詰め綿の
開発が望まれている。
優れた嵩高性を発揮し、軽量で保温性に優れているた
め、前記用途商品に多く使用されている。このポリエス
テル系合成繊維詰め綿は複合紡糸や非対称冷却などによ
って3次元捲縮を発現させて嵩高性に優れたものにした
り、例えば、特公平6−51076号公報に記載されて
いるように順方向型立体捲縮繊維と反転型立体捲縮繊維
の混用組み合わせによって無荷重下や荷重下の嵩高性に
優れたものにしたり、繊維断面を中空などの異形にした
ものや、繊維の繊度、繊維長あるいは油剤を適正化して
嵩高性や風合いを改良したものもみられる。さらに、シ
リコン樹脂を付与して柔軟な風合いを得ようとして、例
えば、特公昭52−28426号公報、実公昭53−5
353号公報、特公平4−34435号公報などに記載
された発明がみられる。しかし、これらポリエステル系
合成繊維詰め綿はいずれも吸湿性がなく蒸れやすいた
め、冬物あるいは合物用の詰め綿として使用され、夏用
としてはほとんど使用されていないのが現状である。こ
の欠点を解消し、夏を含むオールシーズン用の詰め綿の
開発が望まれている。
【0003】一方、地球の環境保護と資源の効率的利用
の2つのニーズから、産業廃棄物や一般家庭廃棄物の処
理、再利用の問題は益々その重要性が高まってきてお
り、多くの分野、多くの人々が関心を示している。しか
し、布団の分野ではこれまでほとんどの使用済み布団を
埋め立て処分しており、リサイクル技術はいまだ開発段
階にある。
の2つのニーズから、産業廃棄物や一般家庭廃棄物の処
理、再利用の問題は益々その重要性が高まってきてお
り、多くの分野、多くの人々が関心を示している。しか
し、布団の分野ではこれまでほとんどの使用済み布団を
埋め立て処分しており、リサイクル技術はいまだ開発段
階にある。
【0004】従来、繊維製品の提案されているリサイク
ル技術を大別すると次の3つになる。
ル技術を大別すると次の3つになる。
【0005】第1の技術はサーマルリサイクルである。
製品を適当な形態に切断し、燃焼させ、自家発電や各種
の熱エネルギーとして再利用する方法である。しかし、
この方法は資源の再利用の観点からは好ましくない。
製品を適当な形態に切断し、燃焼させ、自家発電や各種
の熱エネルギーとして再利用する方法である。しかし、
この方法は資源の再利用の観点からは好ましくない。
【0006】第2の技術はマテリアルリサイクルであ
る。この方法は次のケミカルリサイクルと異なり、物理
的・機械的にペレット化する。この再生ペレットを再利
用する場合、2つのケースに分けられる。1つは多種の
素材が混合していることを是として新規素材として商品
開発するケースで、花壇や盆栽用の鉢、歩道の装飾用杭
などがある。もう1つは、特開平5−211935号公
報、特開平6−123052号公報に記載されているよ
うに100%同一素材で構成して、回収、ペレット化、
溶融して再利用するケースである。
る。この方法は次のケミカルリサイクルと異なり、物理
的・機械的にペレット化する。この再生ペレットを再利
用する場合、2つのケースに分けられる。1つは多種の
素材が混合していることを是として新規素材として商品
開発するケースで、花壇や盆栽用の鉢、歩道の装飾用杭
などがある。もう1つは、特開平5−211935号公
報、特開平6−123052号公報に記載されているよ
うに100%同一素材で構成して、回収、ペレット化、
溶融して再利用するケースである。
【0007】第3の技術はケミカルリサイクルである。
リサイクルの基本概念に最も合致しているのは、商品を
回収し、分解して元の素原料に戻すケミカルリサイクル
である。しかし、繊維製品は一般に単一素材で製品化さ
れているものは少なく、その素材構成が多種多様である
ため、経済的な解重合システムの開発にはしばらく時間
が必要である。この課題を解決するための手段が、例え
ばカーペット商品の場合、特開平5−117441号公
報に記載されている。解重合の効率を向上するための補
助手段として、カーペットを小片化し、セパレーターで
パイル素材であるナイロン6を含む小片とそれ以外の小
片に分離し、ナイロン6を含む小片を解重合システムへ
供給して素原料のε−カプロラクタムを回収する方法で
ある。しかし、カーペットを小片化し機械的手段で、例
えばサイクロンによる比重差などで分離しても、ナイロ
ン6を含む小片の中にはいまだにタフト刺基布のポリエ
ステルスパンボンドや目止め層・裏打ち層の塩化ビニー
ル、ネオプレンゴム、ポリエチレンなどを含有してお
り、解重合の精製の困難さはなんら解決されていない。
リサイクルの基本概念に最も合致しているのは、商品を
回収し、分解して元の素原料に戻すケミカルリサイクル
である。しかし、繊維製品は一般に単一素材で製品化さ
れているものは少なく、その素材構成が多種多様である
ため、経済的な解重合システムの開発にはしばらく時間
が必要である。この課題を解決するための手段が、例え
ばカーペット商品の場合、特開平5−117441号公
報に記載されている。解重合の効率を向上するための補
助手段として、カーペットを小片化し、セパレーターで
パイル素材であるナイロン6を含む小片とそれ以外の小
片に分離し、ナイロン6を含む小片を解重合システムへ
供給して素原料のε−カプロラクタムを回収する方法で
ある。しかし、カーペットを小片化し機械的手段で、例
えばサイクロンによる比重差などで分離しても、ナイロ
ン6を含む小片の中にはいまだにタフト刺基布のポリエ
ステルスパンボンドや目止め層・裏打ち層の塩化ビニー
ル、ネオプレンゴム、ポリエチレンなどを含有してお
り、解重合の精製の困難さはなんら解決されていない。
【0008】すなわち、吸湿性ポリエステル系繊維詰め
綿を用いたもので使用快適性があり、かつ、リサイクル
容易なポリエステル系繊維布団は開示されていなかっ
た。
綿を用いたもので使用快適性があり、かつ、リサイクル
容易なポリエステル系繊維布団は開示されていなかっ
た。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、吸湿
性のある快適な使用感を有し、しかもリサイクルが容易
なポリエステル系繊維布団を提供することにある。
性のある快適な使用感を有し、しかもリサイクルが容易
なポリエステル系繊維布団を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のポリエステル系
繊維布団は、前記の課題を解決するために、次の構成を
有する。
繊維布団は、前記の課題を解決するために、次の構成を
有する。
【0011】すなわち、布団の詰め綿がポリエステル系
繊維を含み、該ポリエステル系繊維がポリエーテルエス
テルアミドR1成分とポリエステルR2成分が複合され
てなり、ポリエーテルエステルアミドR1成分が15〜
50重量%複合され、かつ30℃×90%RHの雰囲気
中に24時間放置後の吸湿率が2%以上であり、さらに
布団の側地および縫糸がいずれも実質的にポリエステル
系繊維で構成されていることを特徴とするポリエステル
系繊維布団である。
繊維を含み、該ポリエステル系繊維がポリエーテルエス
テルアミドR1成分とポリエステルR2成分が複合され
てなり、ポリエーテルエステルアミドR1成分が15〜
50重量%複合され、かつ30℃×90%RHの雰囲気
中に24時間放置後の吸湿率が2%以上であり、さらに
布団の側地および縫糸がいずれも実質的にポリエステル
系繊維で構成されていることを特徴とするポリエステル
系繊維布団である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明
について実施態様例を挙げながら詳細に説明する。
について実施態様例を挙げながら詳細に説明する。
【0013】本発明の布団は詰め綿に吸湿性を有するポ
リエステル系繊維を使用し、吸湿による使用快適性を付
与すると同時に、布団の側地および縫糸いずれをも実質
的にポリエステル系繊維で構成してリサイクル容易なポ
リエステル系繊維布団とするものである。
リエステル系繊維を使用し、吸湿による使用快適性を付
与すると同時に、布団の側地および縫糸いずれをも実質
的にポリエステル系繊維で構成してリサイクル容易なポ
リエステル系繊維布団とするものである。
【0014】吸湿性を有するポリエステル系繊維詰め綿
の構造は、ポリエーテルエステルアミドR1成分とポリ
エステルR2成分が複合され、このポリエーテルエステ
ルアミドR1成分が高い吸湿性を有する。図1、図2お
よび図3は本発明に用いる複合繊維の一実施態様例の横
断面の模式図であって、図1はR1とR2が同心円芯鞘
形複合、図2はR1とR2がブレンドされた楕円中空形
複合、図3はR1とR2が3層複合された三葉中空形複
合を示す例である。
の構造は、ポリエーテルエステルアミドR1成分とポリ
エステルR2成分が複合され、このポリエーテルエステ
ルアミドR1成分が高い吸湿性を有する。図1、図2お
よび図3は本発明に用いる複合繊維の一実施態様例の横
断面の模式図であって、図1はR1とR2が同心円芯鞘
形複合、図2はR1とR2がブレンドされた楕円中空形
複合、図3はR1とR2が3層複合された三葉中空形複
合を示す例である。
【0015】本発明に用いる詰め綿のポリエーテルエス
テルアミドR1成分は吸湿成分であり、同一分子鎖内に
エーテル結合、エステル結合およびアミド結合をもつブ
ロック共重合体等のことをいう。例えば、ラクタム、ア
ミノカルボン酸、ジアミンとジカルボン酸の塩から選ば
れた1種もしくは2種以上のポリアミド形成性成分
(イ)およびジカルボン酸とポリ(アルキレンオキシ
ド)グリコールからなるポリエーテルエステル形成性成
分(ロ)を重縮合反応させて得られるブロック共重合体
ポリマ等を用いることができる。
テルアミドR1成分は吸湿成分であり、同一分子鎖内に
エーテル結合、エステル結合およびアミド結合をもつブ
ロック共重合体等のことをいう。例えば、ラクタム、ア
ミノカルボン酸、ジアミンとジカルボン酸の塩から選ば
れた1種もしくは2種以上のポリアミド形成性成分
(イ)およびジカルボン酸とポリ(アルキレンオキシ
ド)グリコールからなるポリエーテルエステル形成性成
分(ロ)を重縮合反応させて得られるブロック共重合体
ポリマ等を用いることができる。
【0016】本発明のポリエーテルエステルアミドのポ
リアミド形成性成分(イ)としては、カプロラクタム、
エナントラクタム、ドデカノラクタム、ウンデカノラク
タム、等のラクタム類、アミノカプロン酸、11−アミ
ノウンデカン酸、12−アミノドデカン酸等のω−アミ
ノカルボン酸、ナイロン66、ナイロン610、ナイロ
ン612等の前駆体であるジアミン−ジカルボンのナイ
ロン塩類を用いることができ、これらを1種または2種
以上混合して用いることができる。好ましいポリアミド
形成性成分はε−カプロラクタム、ナイロン66塩であ
る。
リアミド形成性成分(イ)としては、カプロラクタム、
エナントラクタム、ドデカノラクタム、ウンデカノラク
タム、等のラクタム類、アミノカプロン酸、11−アミ
ノウンデカン酸、12−アミノドデカン酸等のω−アミ
ノカルボン酸、ナイロン66、ナイロン610、ナイロ
ン612等の前駆体であるジアミン−ジカルボンのナイ
ロン塩類を用いることができ、これらを1種または2種
以上混合して用いることができる。好ましいポリアミド
形成性成分はε−カプロラクタム、ナイロン66塩であ
る。
【0017】一方、ポリエーテルエステルアミドのソフ
トセグメントを構成するポリエーテルエステル成分
(ロ)としては、炭素数4〜20のジカルボン酸とポリ
(アルキレンオキシド)グリコールを用いることができ
る。炭素数4〜20のジカルボン酸としてはコハク酸、
グルタル酸、アジピン酸、ビメリン酸、スベリン酸、セ
バシン酸、ドデカジ酸等の脂肪族ジカルボン酸、テレフ
タル酸、イソフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン
酸等の芳香族ジカルボン酸、1,4−シクロヘキサンジ
カルボン酸等の脂環式ジカルボン酸を用いることがで
き、1種または2種以上混合して用いることができる。
好ましいジカルボン酸はアジピン酸、セバシン酸、ドデ
カジ酸、テレフタル酸、イソフタル酸である。
トセグメントを構成するポリエーテルエステル成分
(ロ)としては、炭素数4〜20のジカルボン酸とポリ
(アルキレンオキシド)グリコールを用いることができ
る。炭素数4〜20のジカルボン酸としてはコハク酸、
グルタル酸、アジピン酸、ビメリン酸、スベリン酸、セ
バシン酸、ドデカジ酸等の脂肪族ジカルボン酸、テレフ
タル酸、イソフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン
酸等の芳香族ジカルボン酸、1,4−シクロヘキサンジ
カルボン酸等の脂環式ジカルボン酸を用いることがで
き、1種または2種以上混合して用いることができる。
好ましいジカルボン酸はアジピン酸、セバシン酸、ドデ
カジ酸、テレフタル酸、イソフタル酸である。
【0018】また、ポリ(アルキレンオキシド)グリコ
ールとしては、ポリエチレングリコール、ポリ(1,2
−および1,3−プロピレンオキシド)グリコール、ポ
リ(テトラメチレンオキシド)グリコール、ポリ(ヘキ
サメチレンオキシド)グリコール、エチレンオキシドと
プロピレンオキシドまたはテトラヒドロフランとのラン
ダムまたはブロック共重合等を用いることができる。ポ
リ(アルキレンオキシド)グリコールの数平均分子量は
300〜10000が好ましく、より好ましくは500
〜4000の範囲で用い得る。
ールとしては、ポリエチレングリコール、ポリ(1,2
−および1,3−プロピレンオキシド)グリコール、ポ
リ(テトラメチレンオキシド)グリコール、ポリ(ヘキ
サメチレンオキシド)グリコール、エチレンオキシドと
プロピレンオキシドまたはテトラヒドロフランとのラン
ダムまたはブロック共重合等を用いることができる。ポ
リ(アルキレンオキシド)グリコールの数平均分子量は
300〜10000が好ましく、より好ましくは500
〜4000の範囲で用い得る。
【0019】本発明で用いるポリエーテルエステルアミ
ドブロック共重合体は前記したポリアミド形成性成分
(イ)とポリエーテルエステル形成性成分(ロ)を重縮
合することによって得られる。工業的に好ましい方法と
しては(イ)および(ロ)を減圧下、加熱重縮合する方
法があるが、その際、高重合度で着色の少ないポリマを
得るためには、例えば、酸化アンチモン、チタン酸エス
テル等を重縮合触媒として、またリン酸、リン酸エステ
ル等を着色防止剤として添加することが好ましい。ポリ
エーテルエステルアミド中の(イ)と(ロ)の重量比は
99/1〜5/90が好ましく、より好ましくは80/
20〜10/90の範囲である。
ドブロック共重合体は前記したポリアミド形成性成分
(イ)とポリエーテルエステル形成性成分(ロ)を重縮
合することによって得られる。工業的に好ましい方法と
しては(イ)および(ロ)を減圧下、加熱重縮合する方
法があるが、その際、高重合度で着色の少ないポリマを
得るためには、例えば、酸化アンチモン、チタン酸エス
テル等を重縮合触媒として、またリン酸、リン酸エステ
ル等を着色防止剤として添加することが好ましい。ポリ
エーテルエステルアミド中の(イ)と(ロ)の重量比は
99/1〜5/90が好ましく、より好ましくは80/
20〜10/90の範囲である。
【0020】ポリエステル系繊維詰め綿の繊維1本1本
の吸湿層を構成する熱可塑性重合体としては前記のよう
にポリエーテルエステルアミドのみで構成されてもよい
が、詰め綿製造工程での製糸性を損なわない範囲でポリ
エーテルエステルアミドR1とポリエステルR2とのブ
レンド成分で構成されてもよい。
の吸湿層を構成する熱可塑性重合体としては前記のよう
にポリエーテルエステルアミドのみで構成されてもよい
が、詰め綿製造工程での製糸性を損なわない範囲でポリ
エーテルエステルアミドR1とポリエステルR2とのブ
レンド成分で構成されてもよい。
【0021】ポリマのブレンドには、個々のポリマが互
いに混ざりあって均質になった状態や、完全に混ざりあ
わずに、個々のポリマがそれぞれ併存する状態のいずれ
であってもよい。本発明においては、ポリマ相互の状態
は特に限定されないが、吸湿効率の観点からはポリエー
テルエステルアミドR1とポリエステルR2とが1本の
繊維の中で別々に存在する状態をとるのが好ましい。
いに混ざりあって均質になった状態や、完全に混ざりあ
わずに、個々のポリマがそれぞれ併存する状態のいずれ
であってもよい。本発明においては、ポリマ相互の状態
は特に限定されないが、吸湿効率の観点からはポリエー
テルエステルアミドR1とポリエステルR2とが1本の
繊維の中で別々に存在する状態をとるのが好ましい。
【0022】本発明における詰め綿のポリエステルR2
成分は特に限定されないが、例えば、テレフタル酸、
2,6−ナフタレンジカルボン酸あるいはそれらのエス
テルを主たるジカルボン酸成分とし、エチレングリコー
ルもしくはテトラメチレングリコールを主たるグリコー
ル成分とするポリエチレンテレフタレート、ポリブチレ
ンテレフタレート、あるいはポリエチレン2,6−ナフ
タレートなどの線状ポリエステルを用いることができ
る。このうちポリエチレンテレフタレート(通常のポリ
エステル)が本発明繊維の強度を高める面から好ましく
用いられる。
成分は特に限定されないが、例えば、テレフタル酸、
2,6−ナフタレンジカルボン酸あるいはそれらのエス
テルを主たるジカルボン酸成分とし、エチレングリコー
ルもしくはテトラメチレングリコールを主たるグリコー
ル成分とするポリエチレンテレフタレート、ポリブチレ
ンテレフタレート、あるいはポリエチレン2,6−ナフ
タレートなどの線状ポリエステルを用いることができ
る。このうちポリエチレンテレフタレート(通常のポリ
エステル)が本発明繊維の強度を高める面から好ましく
用いられる。
【0023】また、前記のポリエステル系繊維詰め綿の
繊維1本1本の吸湿層を構成する熱可塑性重合体として
ポリエーテルエステルアミドR1成分とポリエステルR
2成分とのブレンド成分とする際のポリエステルR2成
分としては、ポリエーテルエステルアミドR1成分との
相溶性が良好であるという理由から、スルホネート化合
物を共重合した変成ポリエチレンテレフタレートが好ま
しい。ここで、変成ポリエステルの共重合成分として好
ましいスルホネート化合物は5−ナトリウムスルホイソ
フタル酸、5−(テトラアルキル)ホスホニウムスルホ
イソフタル酸及びそれらのエステル誘導体、р−ヒドロ
キシエトキシベンゼンスルホン酸ナトリウム、2,5−
ビス(ヒドロキシエトキシ)ベンゼンスルホン酸カリウ
ム等を用いることができる。該スルホネート化合物の共
重合量はポリエーテルエステルアミドR1成分との相溶
性と、得られた詰め綿繊維の物性との兼ね合いから酸成
分に対し0.1〜7モル%が好ましく、より好ましくは
0.5〜5モル%である。また、ポリエステルR2成分
のジカルボン酸成分の一部をアジピン酸、イソフタル酸
等のジカルボン酸およびそのエステル誘導体、р−オキ
シ安息香酸、р−β−オキシエトキシ安息香酸等のオキ
シカルボン酸およびそのエステル誘導体で置き換えても
よい。
繊維1本1本の吸湿層を構成する熱可塑性重合体として
ポリエーテルエステルアミドR1成分とポリエステルR
2成分とのブレンド成分とする際のポリエステルR2成
分としては、ポリエーテルエステルアミドR1成分との
相溶性が良好であるという理由から、スルホネート化合
物を共重合した変成ポリエチレンテレフタレートが好ま
しい。ここで、変成ポリエステルの共重合成分として好
ましいスルホネート化合物は5−ナトリウムスルホイソ
フタル酸、5−(テトラアルキル)ホスホニウムスルホ
イソフタル酸及びそれらのエステル誘導体、р−ヒドロ
キシエトキシベンゼンスルホン酸ナトリウム、2,5−
ビス(ヒドロキシエトキシ)ベンゼンスルホン酸カリウ
ム等を用いることができる。該スルホネート化合物の共
重合量はポリエーテルエステルアミドR1成分との相溶
性と、得られた詰め綿繊維の物性との兼ね合いから酸成
分に対し0.1〜7モル%が好ましく、より好ましくは
0.5〜5モル%である。また、ポリエステルR2成分
のジカルボン酸成分の一部をアジピン酸、イソフタル酸
等のジカルボン酸およびそのエステル誘導体、р−オキ
シ安息香酸、р−β−オキシエトキシ安息香酸等のオキ
シカルボン酸およびそのエステル誘導体で置き換えても
よい。
【0024】またグリコール成分の一部を、例えば、
1,4−ビス(β−オキシエトキシ)ベンゼン、ビスフ
ェノールAのビスグリコールエーテル、ポリアルキレン
グリコール等のグリコールで置き換えてもよい。さら
に、ペンタエリトリトール、トリメチロールプロパン、
トリメリット酸、トリメシン酸等の鎖分岐剤を使用する
こともできる。
1,4−ビス(β−オキシエトキシ)ベンゼン、ビスフ
ェノールAのビスグリコールエーテル、ポリアルキレン
グリコール等のグリコールで置き換えてもよい。さら
に、ペンタエリトリトール、トリメチロールプロパン、
トリメリット酸、トリメシン酸等の鎖分岐剤を使用する
こともできる。
【0025】このほか、本発明のポリエステルR2成分
には、ポリアクリル酸ソーダ、ポリNビニルピロリド
ン、ポリアクリル酸、およびその共重合体、ポリメタア
クリル酸およびその共重合体、ポリビニルアルコールお
よびその共重合体、ポリアクルアミドおよびその共重合
体、架橋ポリエチレンオサイド系ポリマなどの吸湿・吸
水物質やポリオレフィン、ポリアミド等汎用熱可塑性樹
脂が本発明の目的を阻害しない程度含有されていてもよ
い。
には、ポリアクリル酸ソーダ、ポリNビニルピロリド
ン、ポリアクリル酸、およびその共重合体、ポリメタア
クリル酸およびその共重合体、ポリビニルアルコールお
よびその共重合体、ポリアクルアミドおよびその共重合
体、架橋ポリエチレンオサイド系ポリマなどの吸湿・吸
水物質やポリオレフィン、ポリアミド等汎用熱可塑性樹
脂が本発明の目的を阻害しない程度含有されていてもよ
い。
【0026】また、この他、詰め綿繊維には必要に応じ
て酸化チタン、カーボンブラック等の顔料のほか各種の
抗酸化剤、着色防止剤、耐光剤、帯電防止剤等を添加す
ることも好ましい。
て酸化チタン、カーボンブラック等の顔料のほか各種の
抗酸化剤、着色防止剤、耐光剤、帯電防止剤等を添加す
ることも好ましい。
【0027】本発明の詰め綿繊維において、ポリエーテ
ルエステルアミドR1成分は主要な吸湿成分であり、ポ
リエーテルエステルアミド成分複合量は15〜50重量
%とする必要がある。15重量%未満では吸湿による十
分な使用快適感が得られにくい問題がある。50重量%
を越えると繊維全体の剛性率低下をまねき捲縮の堅牢性
や詰め綿として圧縮された時の反発性不足の原因になり
やすいと同時に、後記する詰め綿繊維製糸時の非対称冷
却による構造差を十分に与えることが困難で、3次元捲
縮が十分に得られ難いし、繊維表面に中間層のポリエー
テルエステルアミド成分がでやすく、単繊維間の膠着を
生じて短繊維製造時の製糸性が悪くなるばかりではな
く、価格の高い成分が多くなってコスト高となる問題が
ある。
ルエステルアミドR1成分は主要な吸湿成分であり、ポ
リエーテルエステルアミド成分複合量は15〜50重量
%とする必要がある。15重量%未満では吸湿による十
分な使用快適感が得られにくい問題がある。50重量%
を越えると繊維全体の剛性率低下をまねき捲縮の堅牢性
や詰め綿として圧縮された時の反発性不足の原因になり
やすいと同時に、後記する詰め綿繊維製糸時の非対称冷
却による構造差を十分に与えることが困難で、3次元捲
縮が十分に得られ難いし、繊維表面に中間層のポリエー
テルエステルアミド成分がでやすく、単繊維間の膠着を
生じて短繊維製造時の製糸性が悪くなるばかりではな
く、価格の高い成分が多くなってコスト高となる問題が
ある。
【0028】また、本発明の詰め綿繊維は、30℃×9
0%RHの雰囲気中に24時間放置後の吸湿率が2%以
上になるようにポリエーテルエステルアミド成分の複合
量や繊維形態を決定する必要がある。2%未満では狙い
の吸湿による使用快適性が得られない問題がある。使用
快適性をより高度にするには、吸湿率を4%以上とする
ことがより好ましい。吸湿率の上限は、特に限定される
ものではないが、本発明者らの知見によれば、一般的に
短繊維製造時の製糸性を損なわない観点から30%以下
が好ましい。
0%RHの雰囲気中に24時間放置後の吸湿率が2%以
上になるようにポリエーテルエステルアミド成分の複合
量や繊維形態を決定する必要がある。2%未満では狙い
の吸湿による使用快適性が得られない問題がある。使用
快適性をより高度にするには、吸湿率を4%以上とする
ことがより好ましい。吸湿率の上限は、特に限定される
ものではないが、本発明者らの知見によれば、一般的に
短繊維製造時の製糸性を損なわない観点から30%以下
が好ましい。
【0029】本発明の詰め綿は、ポリエーテルエステル
アミドR1成分とポリエステルR2成分のポリマとを複
合するものであるが、ポリエーテルエステルアミドR1
成分が吸湿成分であり、一般に低温で変形しやすく、繊
維構造的には、例えば図1あるいは図3のようにポリエ
ーテルエステルアミドR1成分がポリエステルR2成分
ポリマで包まれる構造にして、詰め綿繊維製造時の製糸
性や繊維構造の安定性を良好にしたものが好ましい。ま
た、繊維の中空化によって詰め綿繊維の嵩高性を高めた
り、あるいは詰め綿繊維製造時に口金直下の非対称冷却
処理を施して3次元捲縮を発現させて詰め綿繊維の嵩高
性を高めるためには、図2のようにポリエーテルエステ
ルアミドR1成分とポリエステルR2成分をブレンドし
て繊維断面を中空化したものや、図3のようにポリエー
テルエステルアミドR1成分がポリエステルR2成分ポ
リマで包まれる構造にして中空化したものが好ましい。
アミドR1成分とポリエステルR2成分のポリマとを複
合するものであるが、ポリエーテルエステルアミドR1
成分が吸湿成分であり、一般に低温で変形しやすく、繊
維構造的には、例えば図1あるいは図3のようにポリエ
ーテルエステルアミドR1成分がポリエステルR2成分
ポリマで包まれる構造にして、詰め綿繊維製造時の製糸
性や繊維構造の安定性を良好にしたものが好ましい。ま
た、繊維の中空化によって詰め綿繊維の嵩高性を高めた
り、あるいは詰め綿繊維製造時に口金直下の非対称冷却
処理を施して3次元捲縮を発現させて詰め綿繊維の嵩高
性を高めるためには、図2のようにポリエーテルエステ
ルアミドR1成分とポリエステルR2成分をブレンドし
て繊維断面を中空化したものや、図3のようにポリエー
テルエステルアミドR1成分がポリエステルR2成分ポ
リマで包まれる構造にして中空化したものが好ましい。
【0030】さらに、詰め綿繊維は、繊度が0.5〜3
0デニール、繊維長が10〜100mmの短繊維が好ま
しく用いられる。0.5デニールより細いと詰め綿とし
て必要な集合体としての嵩が低くなったり、圧縮に対す
る反発性や嵩の回復性も低下する傾向がある。30デニ
ールより太くなると、触感が粗硬になりがちである。ま
た、繊維長が10mmより短いと繊維間の絡合性が悪く
なり綿切れが生じやすいし、100mmより長いと開繊
性や製綿性が悪くなる傾向がある。
0デニール、繊維長が10〜100mmの短繊維が好ま
しく用いられる。0.5デニールより細いと詰め綿とし
て必要な集合体としての嵩が低くなったり、圧縮に対す
る反発性や嵩の回復性も低下する傾向がある。30デニ
ールより太くなると、触感が粗硬になりがちである。ま
た、繊維長が10mmより短いと繊維間の絡合性が悪く
なり綿切れが生じやすいし、100mmより長いと開繊
性や製綿性が悪くなる傾向がある。
【0031】捲縮は、使用する用途によって適宜決定す
ればよいが、嵩高性、ソフト感、圧縮に対する反発性や
回復性あるいは製綿性をよくするために、機械捲縮を与
えることが好ましく、詰め綿繊維製糸時の非対称冷却処
理によって、繊維1本1本に構造差を与えて3次元捲縮
化したものがより好ましい。捲縮数は3〜10山/25
mm、捲縮度が5〜30%であることが好ましい。
ればよいが、嵩高性、ソフト感、圧縮に対する反発性や
回復性あるいは製綿性をよくするために、機械捲縮を与
えることが好ましく、詰め綿繊維製糸時の非対称冷却処
理によって、繊維1本1本に構造差を与えて3次元捲縮
化したものがより好ましい。捲縮数は3〜10山/25
mm、捲縮度が5〜30%であることが好ましい。
【0032】また、本発明の布団は、詰め綿として複合
繊維を30〜70重量%、通常のポリエステル繊維、特
に中空繊維を70〜30重量%混綿することは好まし
い。通常のポリエステル繊維を混綿することによってよ
り一層嵩高性を高め、混綿集合体中の水分移行性が良好
になって使用快適感を向上させることができる。通常の
ポリエステル繊維が30重量%未満では嵩高性向上効果
が少なくなることがあり、70重量%を越えると複合繊
維の割合が少なくなって吸湿による使用快適性が不十分
になる傾向がある。
繊維を30〜70重量%、通常のポリエステル繊維、特
に中空繊維を70〜30重量%混綿することは好まし
い。通常のポリエステル繊維を混綿することによってよ
り一層嵩高性を高め、混綿集合体中の水分移行性が良好
になって使用快適感を向上させることができる。通常の
ポリエステル繊維が30重量%未満では嵩高性向上効果
が少なくなることがあり、70重量%を越えると複合繊
維の割合が少なくなって吸湿による使用快適性が不十分
になる傾向がある。
【0033】本発明の詰め綿繊維の断面形状は丸のみで
なく、多角などの異形断面で、中空化したものがさらに
好ましい。
なく、多角などの異形断面で、中空化したものがさらに
好ましい。
【0034】本発明のもう一つはリサイクルが容易な布
団を提供することである。一般の布団は、肌触り、吸湿
性、防綿抜け性、抗ピル性などの面で優れる木綿の側地
が使用され、また、側地への刺繍糸、側地縫糸、品種や
取り扱い表示ラベルなど詰め綿繊維と異なる化学組成の
繊維が使用されることが多い。したがって、回収して再
利用する場合側地を裁断して詰め綿繊維のみ取り出して
再利用することもできるが、手間がかかり大きな障害と
なる。このため、本発明では、布団の詰め綿、側地およ
び側地縫糸をいずれも実質的にポリエステル系繊維で構
成し、リサイクルが容易な布団としたものである。
団を提供することである。一般の布団は、肌触り、吸湿
性、防綿抜け性、抗ピル性などの面で優れる木綿の側地
が使用され、また、側地への刺繍糸、側地縫糸、品種や
取り扱い表示ラベルなど詰め綿繊維と異なる化学組成の
繊維が使用されることが多い。したがって、回収して再
利用する場合側地を裁断して詰め綿繊維のみ取り出して
再利用することもできるが、手間がかかり大きな障害と
なる。このため、本発明では、布団の詰め綿、側地およ
び側地縫糸をいずれも実質的にポリエステル系繊維で構
成し、リサイクルが容易な布団としたものである。
【0035】さらに、リサイクル性を向上させるため、
品種や取り扱い表示ラベルなどの付属品を実質的にポリ
エステル系の繊維または樹脂で構成することも好ましく
行なわれる。
品種や取り扱い表示ラベルなどの付属品を実質的にポリ
エステル系の繊維または樹脂で構成することも好ましく
行なわれる。
【0036】本発明の布団は、構成繊維をいずれもポリ
エステル系繊維としているため、マテリアルリサイク
ル、ケミカルリサイクルおよびサーマルリサイクルいず
れも可能であるが。再利用の容易さ、リサイクル効果の
点で回収品を溶融ペレット化して溶融紡糸再利用するマ
テリアルリサイクルが好ましい。
エステル系繊維としているため、マテリアルリサイク
ル、ケミカルリサイクルおよびサーマルリサイクルいず
れも可能であるが。再利用の容易さ、リサイクル効果の
点で回収品を溶融ペレット化して溶融紡糸再利用するマ
テリアルリサイクルが好ましい。
【0037】
【実施例】次に本発明を実施例、比較例によりさらに具
体的に説明する。本発明に記述した諸特性の測定法は次
の通りである。
体的に説明する。本発明に記述した諸特性の測定法は次
の通りである。
【0038】(1)吸湿率 本発明に用いる詰め綿繊維の絶乾時の重量と、30℃×
90%RHの雰囲気下恒温恒湿器の中に24時間放置し
た後の重量変化から、次式で求めた。
90%RHの雰囲気下恒温恒湿器の中に24時間放置し
た後の重量変化から、次式で求めた。
【0039】吸湿率(%)=[(吸湿後の重量−絶乾時
の重量)/絶乾時の重量]×100 (2)繊度 JIS L1015−7−51Aの方法に準じて測定し
た。
の重量)/絶乾時の重量]×100 (2)繊度 JIS L1015−7−51Aの方法に準じて測定し
た。
【0040】(3)平均繊維長(カット長) JIS L1015A法(ステープルダイヤグラム法)
に準じて測定した。
に準じて測定した。
【0041】(4)捲縮数および捲縮度 捲縮数および捲縮度はJIS L1015−7−12−
1およびJIS L1015−7−12−2の方法に準
じて測定した。
1およびJIS L1015−7−12−2の方法に準
じて測定した。
【0042】(5)紡糸・延伸時の製糸性 紡糸・延伸時の糸切れ、膠着、口金汚れなど、トラブル
がなく製糸性良好(◎)から製糸困難(×)まで7段階
評価した。
がなく製糸性良好(◎)から製糸困難(×)まで7段階
評価した。
【0043】(6)布団としての快適感 本発明に用いる詰め綿繊維をローラーカードでカーディ
ングしてウエッブを積層製綿し、ポリエステル縫糸で縫
製したポリエステル側地に詰め、肌掛け布団とし、敷き
布団は市販の木綿製を使用し、枕は市販の通常ポリエス
テルチップを詰めた物として、温度27℃×70%RH
にコントロールした部屋で木綿製夏用パジャマを着用し
て実際に就寝実験し、快適(◎)から非常に蒸れる
(×)まで7段階評価した。
ングしてウエッブを積層製綿し、ポリエステル縫糸で縫
製したポリエステル側地に詰め、肌掛け布団とし、敷き
布団は市販の木綿製を使用し、枕は市販の通常ポリエス
テルチップを詰めた物として、温度27℃×70%RH
にコントロールした部屋で木綿製夏用パジャマを着用し
て実際に就寝実験し、快適(◎)から非常に蒸れる
(×)まで7段階評価した。
【0044】[実施例1〜4および比較例1〜3]ポリ
エーテルエステルアミドR1成分として、ε−カプロラ
クタム340部、テレフタル酸18部、数平均分子量が
1000のポリエチレングリコール100部、さらにイ
ルガノックス1330(チバガイギー社製)0.1部お
よびトリメチルフォスフェート0.01部とともに重合
反応容器に仕込み、窒素気流下に240℃で1時間加熱
攪拌した後、三酸化アンチモン0.1部を添加し、昇温
減圧プログラム下250℃、0.5mmHg以下の条件
で4時間重合反応を行なうことにより、N6成分の割合
が45重量%であるポリエーテルエステルアミドブロッ
ク共重合体を得た。このオルトクロロフェノール溶液
(濃度0.5g/100ml)の25℃での相対粘度η
rは2.05であった。またポリマ単独の吸湿率は1
5.2%であった。このR1とポリエステルR2として
通常のポリエチレンテレフタレートを用いて、紡糸温度
280℃、紡糸口金孔数24孔、引取り速度1350m
/分、図1の様なR1を芯、R2を鞘とした同心円状の
構造とし、紡糸口金直下で通常の非対称冷却処理を施し
て、詰め綿繊維の未延伸糸を紡糸した。
エーテルエステルアミドR1成分として、ε−カプロラ
クタム340部、テレフタル酸18部、数平均分子量が
1000のポリエチレングリコール100部、さらにイ
ルガノックス1330(チバガイギー社製)0.1部お
よびトリメチルフォスフェート0.01部とともに重合
反応容器に仕込み、窒素気流下に240℃で1時間加熱
攪拌した後、三酸化アンチモン0.1部を添加し、昇温
減圧プログラム下250℃、0.5mmHg以下の条件
で4時間重合反応を行なうことにより、N6成分の割合
が45重量%であるポリエーテルエステルアミドブロッ
ク共重合体を得た。このオルトクロロフェノール溶液
(濃度0.5g/100ml)の25℃での相対粘度η
rは2.05であった。またポリマ単独の吸湿率は1
5.2%であった。このR1とポリエステルR2として
通常のポリエチレンテレフタレートを用いて、紡糸温度
280℃、紡糸口金孔数24孔、引取り速度1350m
/分、図1の様なR1を芯、R2を鞘とした同心円状の
構造とし、紡糸口金直下で通常の非対称冷却処理を施し
て、詰め綿繊維の未延伸糸を紡糸した。
【0045】次いで、該未延伸糸を延伸後のトウデニー
ルが10万デニールとなるべく合糸して、延伸倍率3
倍、延伸浴温度80℃で延伸し、クリンパで機械捲縮を
付与・仕上げ油剤付与してカットした後、145℃の熱
セッターでセット・乾燥して、繊度約6デニール、カッ
ト長64mmの詰め綿繊維を得た。
ルが10万デニールとなるべく合糸して、延伸倍率3
倍、延伸浴温度80℃で延伸し、クリンパで機械捲縮を
付与・仕上げ油剤付与してカットした後、145℃の熱
セッターでセット・乾燥して、繊度約6デニール、カッ
ト長64mmの詰め綿繊維を得た。
【0046】得られた詰め綿繊維をローラーカードにか
けてカーディングし、成型機でカードウエッブを積層し
製綿した。
けてカーディングし、成型機でカードウエッブを積層し
製綿した。
【0047】一方、布団側地としては抗ピルタイプのポ
リエステルステープル(繊度2デニール、カット長51
mm)を用いて平織組織に製織・白仕上げ加工した織物
を使用し、縫糸は高強力タイプのポリエステルフィラメ
ント糸の3子撚り糸を使用して布団側地とした。品種や
取扱表示ラベルはポリエステル不織布を使用し、前記詰
め綿繊維をポリエステル側地に詰めて夏用肌掛け布団と
した。
リエステルステープル(繊度2デニール、カット長51
mm)を用いて平織組織に製織・白仕上げ加工した織物
を使用し、縫糸は高強力タイプのポリエステルフィラメ
ント糸の3子撚り糸を使用して布団側地とした。品種や
取扱表示ラベルはポリエステル不織布を使用し、前記詰
め綿繊維をポリエステル側地に詰めて夏用肌掛け布団と
した。
【0048】表1にポリエーテルエステルアミドR1成
分と通常ポリエチレンテレフタレートR2成分の複合比
のみを変えて得られた詰め綿繊維の性質、紡糸時の製糸
性およびこの詰め綿繊維をポリエステル側地に詰めて夏
用肌掛け布団として製品化して、実使用した時の快適性
評価結果を示す。
分と通常ポリエチレンテレフタレートR2成分の複合比
のみを変えて得られた詰め綿繊維の性質、紡糸時の製糸
性およびこの詰め綿繊維をポリエステル側地に詰めて夏
用肌掛け布団として製品化して、実使用した時の快適性
評価結果を示す。
【0049】
【表1】 実施例1〜4の詰め綿繊維はポリエーテルエステルアミ
ドR1成分の複合比が15〜50重量%で、非対称冷却
による捲縮がよく発現し、紡糸時の製糸性も良好であっ
た。また詰め綿繊維の吸湿率は2.2〜7.7%で掛け
布団として使用時の快適感も良好であった。
ドR1成分の複合比が15〜50重量%で、非対称冷却
による捲縮がよく発現し、紡糸時の製糸性も良好であっ
た。また詰め綿繊維の吸湿率は2.2〜7.7%で掛け
布団として使用時の快適感も良好であった。
【0050】これに対し、比較例1はポリエーテルエス
テルアミドR1成分を使用せず、通常のポリエステルの
みで製造したもので、紡糸時の製糸性は問題ないが、捲
縮が十分でなく布団のふくらみに欠け、吸湿率が低いた
め掛け布団として使用した場合蒸れを感じ寝苦しかっ
た。比較例2は、ポリエーテルエステルアミドR1成分
の複合比が14重量%で、非対称冷却による捲縮は比較
的発現し、紡糸時の製糸性も良好であるが、吸湿率は
1.9%で吸湿率が低いため掛け布団として使用時した
場合蒸れを感じ寝苦しかった。さらに、比較例3はポリ
エーテルエステルアミドR1成分の複合比が52重量%
で、非対称冷却による捲縮がよく発現し、吸湿率は8%
で掛け布団として使用時の快適感も良好であったが、紡
糸時の糸切れや繊維間の膠着がみられ製糸性不良であっ
た。
テルアミドR1成分を使用せず、通常のポリエステルの
みで製造したもので、紡糸時の製糸性は問題ないが、捲
縮が十分でなく布団のふくらみに欠け、吸湿率が低いた
め掛け布団として使用した場合蒸れを感じ寝苦しかっ
た。比較例2は、ポリエーテルエステルアミドR1成分
の複合比が14重量%で、非対称冷却による捲縮は比較
的発現し、紡糸時の製糸性も良好であるが、吸湿率は
1.9%で吸湿率が低いため掛け布団として使用時した
場合蒸れを感じ寝苦しかった。さらに、比較例3はポリ
エーテルエステルアミドR1成分の複合比が52重量%
で、非対称冷却による捲縮がよく発現し、吸湿率は8%
で掛け布団として使用時の快適感も良好であったが、紡
糸時の糸切れや繊維間の膠着がみられ製糸性不良であっ
た。
【0051】また、布団側地としては抗ピルタイプのポ
リエステルステープル(繊度2デニール、カット長51
mm)を用いて8枚のサテン組織に製織・染色白仕上げ
加工した織物を使用し、縫糸は高強力タイプのポリエス
テルフィラメント糸の3子撚り糸を使用して布団側地と
し、実施例3の詰め綿繊維を1.8kg詰め、品種や取
扱表示ラベルはポリエステル不織布を使用し、前記詰め
綿繊維をポリエステル側地に詰めて掛け布団とした。こ
の布団を冬場の雰囲気の部屋で、冬のパジャマを着用し
て実使用した結果、従来のポリエステル詰め綿を使用し
た市販の掛け布団に比べてやや嵩高性に欠けるものの、
実用上ほとんど問題のない布団であった。
リエステルステープル(繊度2デニール、カット長51
mm)を用いて8枚のサテン組織に製織・染色白仕上げ
加工した織物を使用し、縫糸は高強力タイプのポリエス
テルフィラメント糸の3子撚り糸を使用して布団側地と
し、実施例3の詰め綿繊維を1.8kg詰め、品種や取
扱表示ラベルはポリエステル不織布を使用し、前記詰め
綿繊維をポリエステル側地に詰めて掛け布団とした。こ
の布団を冬場の雰囲気の部屋で、冬のパジャマを着用し
て実使用した結果、従来のポリエステル詰め綿を使用し
た市販の掛け布団に比べてやや嵩高性に欠けるものの、
実用上ほとんど問題のない布団であった。
【0052】これら実施例1〜4の布団を各水準10枚
夏肌掛け布団は1.5カ月間、冬用は6カ月間使用し、
側地ごと反毛機にかけて解繊し、この解繊繊維を溶融ペ
レット化し、再度溶融紡糸・延伸して、繊度3デニー
ル、カット長51mmのポリエステルステープルとし
た。得られたステープルは灰色に着色されたポリエステ
ルステープルで、通常市販のポリエステルステープルに
比べてやや強度が低いもののポリエステルステープルと
して十分使用可能なものであった。
夏肌掛け布団は1.5カ月間、冬用は6カ月間使用し、
側地ごと反毛機にかけて解繊し、この解繊繊維を溶融ペ
レット化し、再度溶融紡糸・延伸して、繊度3デニー
ル、カット長51mmのポリエステルステープルとし
た。得られたステープルは灰色に着色されたポリエステ
ルステープルで、通常市販のポリエステルステープルに
比べてやや強度が低いもののポリエステルステープルと
して十分使用可能なものであった。
【0053】[実施例5]実施例1で得たポリエーテル
エステルアミドR1成分と融点が255℃の通常ポリエ
チレンテレフタレートR2成分をそれぞれペレット状態
とし、R1を40重量%、R2を60重量%でブレンド
し、紡糸温度280℃、引取り速度1350m/分、中
空率30%の中空断面構造とし、紡糸口金直下で通常の
非対称冷却処理を施して、ブレンド詰め綿繊維の未延伸
糸を紡糸した。
エステルアミドR1成分と融点が255℃の通常ポリエ
チレンテレフタレートR2成分をそれぞれペレット状態
とし、R1を40重量%、R2を60重量%でブレンド
し、紡糸温度280℃、引取り速度1350m/分、中
空率30%の中空断面構造とし、紡糸口金直下で通常の
非対称冷却処理を施して、ブレンド詰め綿繊維の未延伸
糸を紡糸した。
【0054】次いで、該未延伸糸を、延伸倍率3倍、延
伸浴温度80℃で延伸し、クリンパで機械捲縮を付与・
仕上げ油剤付与してカットした後、145℃の熱セッタ
ーでセット・乾燥して、繊度約6デニール、カット長6
4mmの詰め綿繊維を得た。さらに、市販の通常ポリエ
ステル短繊維(丸断面で中空率31%の非対称冷却3次
元捲縮、繊度6デニール、カット長64mm)50重量
%を混綿する他は、実施例1と同様にして夏用肌掛け布
団として製品化して、掛け布団として使用時の快適感を
評価した。詰め綿全体の平均吸湿率は3.3%で掛け布
団として使用時の快適感も良好であった。
伸浴温度80℃で延伸し、クリンパで機械捲縮を付与・
仕上げ油剤付与してカットした後、145℃の熱セッタ
ーでセット・乾燥して、繊度約6デニール、カット長6
4mmの詰め綿繊維を得た。さらに、市販の通常ポリエ
ステル短繊維(丸断面で中空率31%の非対称冷却3次
元捲縮、繊度6デニール、カット長64mm)50重量
%を混綿する他は、実施例1と同様にして夏用肌掛け布
団として製品化して、掛け布団として使用時の快適感を
評価した。詰め綿全体の平均吸湿率は3.3%で掛け布
団として使用時の快適感も良好であった。
【0055】また、この実施例5の布団を1.5カ月間
使用し、側地ごと反毛機にかけて解繊し、この解繊繊維
を溶融ペレット化し、実施例5と同様にして再度溶融紡
糸・延伸して、繊度6デニール、カット長61mmのポ
リエステルステープルとした。得られたステープルは灰
色に着色され、ポリエーテルエステルアミドR1成分と
ポリエステルR2成分がブレンドした中空ステープル
で、吸湿率はやや低いもののポリエステル詰め綿繊維と
して使用可能なものであった。
使用し、側地ごと反毛機にかけて解繊し、この解繊繊維
を溶融ペレット化し、実施例5と同様にして再度溶融紡
糸・延伸して、繊度6デニール、カット長61mmのポ
リエステルステープルとした。得られたステープルは灰
色に着色され、ポリエーテルエステルアミドR1成分と
ポリエステルR2成分がブレンドした中空ステープル
で、吸湿率はやや低いもののポリエステル詰め綿繊維と
して使用可能なものであった。
【0056】[実施例6]実施例1で得たポリエーテル
エステルアミドR1成分と融点が255℃の通常ポリエ
チレンテレフタレートをそれぞれペレット状態とし、R
1を70重量%、通常ポリエチレンテレフタレートを3
0重量%でブレンドし、図3のような中空断面の1に使
用して、外2/内2/1の重量比を25/25/50、
紡糸温度280℃、引取り速度1350m/分、中空率
26%の中空断面構造とし、紡糸口金直下で通常の非対
称冷却処理を施して、3層複合中空詰め綿繊維の未延伸
糸を紡糸した。
エステルアミドR1成分と融点が255℃の通常ポリエ
チレンテレフタレートをそれぞれペレット状態とし、R
1を70重量%、通常ポリエチレンテレフタレートを3
0重量%でブレンドし、図3のような中空断面の1に使
用して、外2/内2/1の重量比を25/25/50、
紡糸温度280℃、引取り速度1350m/分、中空率
26%の中空断面構造とし、紡糸口金直下で通常の非対
称冷却処理を施して、3層複合中空詰め綿繊維の未延伸
糸を紡糸した。
【0057】次いで、該未延伸糸を、延伸倍率3倍、延
伸浴温度80℃で延伸し、クリンパで機械捲縮を付与・
仕上げ油剤付与してカットした後、145℃の熱セッタ
ーでセット・乾燥して、繊度約7デニール、カット長6
4mmの詰め綿繊維を得た。さらに、実施例1と同様に
して夏用肌掛け布団として製品化して、掛け布団として
使用時の快適感を評価した。詰め綿全体の平均吸湿率は
5.5%で掛け布団として使用時の快適感も良好であっ
た。
伸浴温度80℃で延伸し、クリンパで機械捲縮を付与・
仕上げ油剤付与してカットした後、145℃の熱セッタ
ーでセット・乾燥して、繊度約7デニール、カット長6
4mmの詰め綿繊維を得た。さらに、実施例1と同様に
して夏用肌掛け布団として製品化して、掛け布団として
使用時の快適感を評価した。詰め綿全体の平均吸湿率は
5.5%で掛け布団として使用時の快適感も良好であっ
た。
【0058】また、この実施例6の布団を1.5カ月間
使用し、側地ごと反毛機にかけて解繊し、この解繊繊維
を溶融ペレット化し、実施例5と同様にして再度溶融紡
糸・延伸して、繊度6デニール、カット長61mmのポ
リエステルステープルとした。得られたステープルは灰
色に着色され、ポリエーテルエステルアミドR1とポリ
エステルR2がブレンドした中空ステープルで、吸湿率
はやや低いもののポリエステル詰め綿繊維として使用可
能なものであった。
使用し、側地ごと反毛機にかけて解繊し、この解繊繊維
を溶融ペレット化し、実施例5と同様にして再度溶融紡
糸・延伸して、繊度6デニール、カット長61mmのポ
リエステルステープルとした。得られたステープルは灰
色に着色され、ポリエーテルエステルアミドR1とポリ
エステルR2がブレンドした中空ステープルで、吸湿率
はやや低いもののポリエステル詰め綿繊維として使用可
能なものであった。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、詰め綿繊維製造時の製
糸性が良好で、布団としては嵩高性に優れ、快適な使用
感を有し、しかもリサイクルが容易なポリエステル系繊
維布団を提供できる。
糸性が良好で、布団としては嵩高性に優れ、快適な使用
感を有し、しかもリサイクルが容易なポリエステル系繊
維布団を提供できる。
【図1】本発明に用いる詰め綿用繊維の一例をモデル的
に示す模式的横断面図である。
に示す模式的横断面図である。
【図2】本発明に用いる詰め綿用繊維の他の一例をモデ
ル的に示す模式的横断面図である。
ル的に示す模式的横断面図である。
【図3】本発明に用いる詰め綿用繊維のさらに他の一例
をモデル的に示す模式的横断面図である。
をモデル的に示す模式的横断面図である。
1:ポリエーテルエステルアミドR1成分 2:ポリエステルR2成分
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D01F 8/14 D01F 8/14 Z
Claims (7)
- 【請求項1】布団の詰め綿がポリエステル系繊維を含
み、該ポリエステル系繊維がポリエーテルエステルアミ
ドR1成分とポリエステルR2成分が複合されてなり、
ポリエーテルエステルアミドR1成分が15〜50重量
%複合され、かつ30℃×90%RHの雰囲気中に24
時間放置後の吸湿率が2%以上であり、さらに布団の側
地および縫糸がいずれも実質的にポリエステル系繊維で
構成されていることを特徴とするポリエステル系繊維布
団。 - 【請求項2】布団の詰め綿を構成する繊維がポリエーテ
ルエステルアミドR1成分を芯部とし、ポリエステルR
2成分を鞘部とする複合繊維であることを特徴とする請
求項1に記載のポリエステル系繊維布団。 - 【請求項3】布団の詰め綿を構成する繊維がポリエーテ
ルエステルアミドR1成分とポリエステルR2成分がブ
レンドされてなる中空繊維であることを特徴とする請求
項1に記載のポリエステル系繊維布団。 - 【請求項4】布団の詰め綿を構成する繊維がポリエステ
ルR2成分からなる外層と内層の間にポリエーテルエス
テルアミドR1成分からなる中間層が複合されてなる中
空繊維であることを特徴とする請求項1に記載のポリエ
ステル系繊維布団。 - 【請求項5】布団の詰め綿を構成する繊維が繊度が0.
5〜30デニール、繊維長が10〜100mmであるこ
とを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のポリエ
ステル系繊維布団。 - 【請求項6】布団の詰め綿を構成する繊維が非対称冷却
によって発生する3次元捲縮を有する短繊維であり、少
なくとも3山/25mmの捲縮数と少なくとも5%の捲
縮度とを有することを特徴とする請求項1〜5のいずれ
かに記載のポリエステル系繊維布団。 - 【請求項7】詰め綿がポリエーテルエステルアミドR1
成分とポリエステルR2成分の複合繊維30〜70重量
%、通常のポリエステル繊維70〜30重量%の混綿で
なることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の
ポリエステル系繊維布団。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8057686A JPH09250062A (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | ポリエステル系繊維布団 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8057686A JPH09250062A (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | ポリエステル系繊維布団 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09250062A true JPH09250062A (ja) | 1997-09-22 |
Family
ID=13062834
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8057686A Pending JPH09250062A (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | ポリエステル系繊維布団 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09250062A (ja) |
-
1996
- 1996-03-14 JP JP8057686A patent/JPH09250062A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2003506592A (ja) | 制御された融点を有するポリエステル及びそれから形成された繊維 | |
| WO1999049111A1 (en) | Synthetic fiber capable of absorbing and desorbing moisture, entangled yarn blend using the same, knitted and woven goods using thesame, and nonwoven fabric using the same | |
| EP4294973B1 (en) | Durable pilling resistant nonwoven insulation | |
| JPH0941221A (ja) | 快適性に優れた合成繊維 | |
| JP5275654B2 (ja) | 三層構造織編物および繊維製品 | |
| JP2003210307A (ja) | ウールタフトカーペット | |
| JPH09252886A (ja) | 敷き布団 | |
| JPH06306709A (ja) | 鞘芯型複合繊維 | |
| JP4306245B2 (ja) | 高密度織物 | |
| JP4344020B2 (ja) | あかすりタオル | |
| JPH09262167A (ja) | 布 団 | |
| JPH06136620A (ja) | 芯鞘型中空複合繊維の製造方法 | |
| JPH09262170A (ja) | クッションカーペットおよびその製造方法 | |
| JPH1018134A (ja) | ポリエステル系長短複合糸およびその製造方法 | |
| JPH09299192A (ja) | ベッドマット | |
| JPH09228157A (ja) | 詰め物用短繊維 | |
| JPH09137351A (ja) | クッションカーペットおよびその製造方法 | |
| JPH09228210A (ja) | 繊維詰め物体 | |
| JPH08188944A (ja) | 繊維混合物および繊維成形体並びに繊維成形体の製造方法 | |
| JPH09228147A (ja) | 詰め物用短繊維 | |
| JPH11158734A (ja) | 抗菌、熱接着性複合繊維と抗菌性繊維構造物 | |
| JPH09228156A (ja) | 詰め物用短繊維 | |
| JPH1015265A (ja) | 繊維詰め物体 | |
| JPH0949161A (ja) | ポリエステル系弾性耐熱固綿の製造方法 | |
| JP3499919B2 (ja) | ウールタフトカーペット |