JPH09250133A - 建込み方法及び建込み装置 - Google Patents

建込み方法及び建込み装置

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Publication number
JPH09250133A
JPH09250133A JP8727396A JP8727396A JPH09250133A JP H09250133 A JPH09250133 A JP H09250133A JP 8727396 A JP8727396 A JP 8727396A JP 8727396 A JP8727396 A JP 8727396A JP H09250133 A JPH09250133 A JP H09250133A
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JP
Japan
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vertical hole
concrete
guide cylinder
guide
pillar member
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Pending
Application number
JP8727396A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Matsuda
賢二 松田
Hideo Matsuo
秀夫 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiwa Kiko KK
Nozaki Kenko KK
Original Assignee
Seiwa Kiko KK
Nozaki Kenko KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiwa Kiko KK, Nozaki Kenko KK filed Critical Seiwa Kiko KK
Priority to JP8727396A priority Critical patent/JPH09250133A/ja
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  • Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】基礎杭に対して柱部材を一段と深く埋入し得る
とともに、鉛直度を一段と正確に保ちながら柱部材を基
礎杭に埋設し得る建込み方法及び建込み装置を実現す
る。 【解決手段】地盤に形成された縦穴(EH)内に柱部材
(4)を挿入した後、当該縦穴(EH)内にコンクリー
ト(75)を打設して基礎杭(80)を形成したことに
より、打設するコンクリート量を変化させるだけで容易
に基礎杭(80)に対する柱部材(4)の埋入量を種々
設定することができる。従つて地盤(E)に建て込まれ
た柱部材(4)で比較的大きな構造物を支える場合にお
いても、当該柱部材(4)の基礎杭(80)に対する埋
入量を容易に大きくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 発明の属する技術分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 発明の実施の形態 (1)建込み装置の構成(図1〜図7) (2)建込み方法(図8〜図16) (3)実施例の動作及び効果(図14〜図16) (4)他の実施例(図17) 発明の効果
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は地盤内への柱部材の
建込み方法及び建込み装置に関し、地中に例えば鉄骨柱
等の柱部材を鉛直に建て込む鉄骨柱の建込み方法及び建
込み装置に適用して好適なものである。
【0003】
【従来の技術】従来、建築物の基礎杭施工においては、
地盤中に形成した基礎杭に柱部材である鉄骨柱(以下こ
れを構真柱と呼ぶ)を鉛直に建て込む方法として、地盤
中に形成された縦穴内に基礎杭の材料となるコンクリー
トを打設した後、このコンクリートが硬化する前に構真
柱を埋入する方法がある(特公平5−31631号公
報)。
【0004】すなわちこの方法は、掘削機を用いて地盤
中に縦穴を形成し、この縦穴内に所定の建込み架台で支
持したガイド筒体を挿入し、このガイド筒体の内空を利
用して縦穴内に所定レベルまでコンクリートを打設した
後、このガイド筒体を案内として一端部を吊持した構真
柱を縦穴内のコンクリートに埋入する。
【0005】この方法に用いられるガイド筒体には当該
ガイド筒体自体の鉛直度を測定する測定手段が設けられ
ており、この測定手段の測定結果に基づいて当該ガイド
筒体の鉛直度を修正するようになされている。従つてこ
のように鉛直度を修正したガイド筒体を案内として構真
柱を縦穴内に挿入することにより、当該構真柱の鉛直度
を維持しようとするものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところでかかる方法を
用いて構真柱を基礎杭に建て込む場合、縦穴内に打設さ
れたコンクリート(基礎杭)に対して構真柱を埋入する
際に当該構真柱にある程度の圧力を加えながら埋入する
必要がある。
【0007】この結果コンクリートに対して埋入する構
真柱の深さが深くなるにつれて構真柱に加える力をさら
に大きくする必要があり、基礎杭に対する構真柱の埋入
量に限度がある。従つて基礎杭及び構真柱で支える建築
物の大型化に対応し得ない問題があつた。
【0008】また従来の建込み方法においては、縦穴内
に鉛直度を調整したガイド筒体を挿入し、このガイド筒
体を案内として構真柱を挿入するようになされており、
ガイド筒体の長さに比べて構真柱の長さが格段的に大き
な場合、ガイド筒体の鉛直度を管理するだけでは構真柱
の先端部を鉛直に保つことが困難な問題があつた。
【0009】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、基礎杭に対して柱部材を一段と深く埋入し得るとと
もに、鉛直度を一段と正確に保ちながら柱部材を基礎杭
に埋設し得る建込み方法及び建込み装置を提案しようと
するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、地盤中に掘削された縦穴内にガイ
ド筒体を挿入した後、当該縦穴内にコンクリートを打設
する。
【0011】また本発明においては、架台によつて垂設
されたガイド筒体に案内されて縦穴内に挿入される柱部
材の鉛直度を測定する鉛直度測定手段と、鉛直度測定手
段の測定結果に基づいて縦穴内の柱部材の支持方向を修
正する修正手段とを備える。
【0012】また本発明においては、縦穴内に挿入され
る柱部材に取り付けられた振動手段を備え、柱部材が挿
入された縦穴内にコンクリートを打設するとき及び又は
コンクリートの打設後、振動手段によつてコンクリート
を振動させる。
【0013】本発明では、縦穴内に柱部材を挿入した後
コンクリートを打設することにより、コンクリートの打
設量を多くするだけでコンクリートに対する柱部材の埋
入の深さが深くなる。
【0014】また本発明では、柱部材の鉛直度を直接測
定することにより柱部材の正確な鉛直度が得られる。
【0015】また本発明では、コンクリートを縦穴内に
打設するとき当該縦穴の底部に供給されたコンクリート
を振動させることにより、当該コンクリートが均一化さ
れる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施例を詳述する。
【0017】(1)建込み装置の構成 図1(A)及び(B)において1は全体として構真柱の
建込み装置を示し、地盤Eに掘削された縦穴EHの開口
を臨む位置に柱受架台2が設置される。柱受架台2の中
心には開口部2Aが形成されており、この開口部2A内
を挿通させることにより筒状のガイド筒体5が縦穴EH
内に挿入される。ガイド筒体5の上部にはフランジ5A
が形成されており、このフランジ5Aを開口部2Aの縁
部に掛合することにより、ガイド筒体5が柱受架台2に
支持される。
【0018】柱受架台2の上面には開口部2Aの略々中
心を通る仮想線上に芯合わせ用部材61A及び61Bが
予め位置決めされており、フランジ5Aの周端部に略々
180°の間隔で形成された2箇所の切欠き5C及び5D
がそれぞれ芯合わせ用部材61A及び61Bに嵌め合わ
せられることによつてガイド筒体5が開口部2Aの略々
中心に位置決めされる。
【0019】ガイド筒体5の内側面には、当該ガイド筒
体5の上端部から下端部に亘つて例えばステンレス管で
なるガイドパイプ8が設けられている。すなわち図2に
示すように、ガイド筒体5の内側面には固定部材17が
固定されておりこの固定部材17上にガイドパイプ8が
載置される。このガイドパイプ8はその上部を固定部材
18によつてガイド筒体5の内側面に固定されている。
因みにガイドパイプ8はその中心線G3がガイド筒体5
の中心線G0と平行になるように固定されている。
【0020】このように設置されたガイドパイプ8内の
底部にはレーザ光L1を出射するレーザ装置20が設置
される。すなわち図3に示すようにこのレーザ装置20
は内部にレーザ発振器31とこのレーザ発振器31を支
持するジンバル構造の架台32とが収納されている。
【0021】レーザ発振器31は円柱状の外装形状を有
し、上面部31A側にレーザ光L1を出射するレーザ光
出射口31Bが設けられている。またレーザ発振器31
はその上部において横断面の直径方向R1に回動軸35
A及び35Bがそれぞれ側面部31Cから突設されてい
る。回動軸35A及び35Bは円環部材33の内周面か
ら外周面に貫通形成された2つの軸受孔36A及び36
Bにそれぞれ回動自在に枢支されている。
【0022】また円環部材33の外周側面部33Aに
は、レーザ発振器31の横断面と同一平面において第1
の直径方向R1に対して直交する第2の直径方向R2に
回動軸37A及び37Bが突設されている。回動軸37
A及び37Bは固定台座34に形成された軸受孔38A
及び38Bにそれぞれ回動自在に枢支されている。
【0023】かくして架台32は円環部材33及び回動
軸35A、35B、37A、37Bによつてジンバル構
造をなし、この架台32によつてレーザ発振器31を自
由支持したとき、2つの直径R1、R2の交点C0とレ
ーザ発振器31の重心CGとを結ぶ仮想線PQは鉛直方
向を向く。
【0024】ここでレーザ発振器31から出射するレー
ザ光L1の出射方向はレーザ発振器31を自由支持した
とき仮想線PGと同一方向となるように予め設定されて
おり、この結果当該レーザ光L1は常に鉛直上方向P0
に出射される。
【0025】ここで図2においてレーザ装置20はガイ
ドパイプ8の底部に設置されており、この設置位置はレ
ーザ光射出口31Bがガイドパイプ8の中心線G3上に
一致するようになされている。従つてレーザ光出射口3
1Bから出射されるレーザ光L1はガイドパイプ8がそ
の中心線G3を鉛直方向と一致する方向に向けられてい
るとき、レーザ光L1の出射方向は当該ガイドパイプ8
の中心線G3と一致する。
【0026】因みにガイドパイプ8はその中心線G3が
ガイド筒体5の中心線G0と平行となるように当該ガイ
ド筒体5に固定されており、この結果ガイド筒体5がそ
の中心線G0を鉛直方向と一致する方向にむけられてい
るとき、レーザ光L1の出射方向はガイドパイプ8の中
心線G3と一致する。
【0027】また図2においてガイドパイプ8の上部開
口8Bにはレーザ光検出装置22が設置されている。こ
のレーザ光検出装置22はその底面部に平面状の受光セ
ンサ23が設けられており、この受光センサ23におい
てレーザ光L1を受光し得るようになされている。
【0028】ここで受光センサ23はその受光面を互い
に直交する2つの座標軸(X軸及びY軸)で表されてお
り、この受光面の中心が原点座標(0、0)とされてい
る。この原点座標(0、0)の位置を中心位置Bとする
と、レーザ光検出装置22は受光センサ23の中心位置
Bがガイドパイプ8の上部開口8Bの中心と一致するよ
うに設置されている。
【0029】従つてガイド筒体5がその中心線G0を鉛
直方向と一致する方向に向けられているときレーザ光L
1は受光センサ23の中心位置Bにおいて受光されるの
に対して、ガイド筒体5が鉛直方向に対して傾いている
ときレーザ光L1は受光センサ23の中心位置Bから変
位した位置で受光される。
【0030】ここで図1において柱受架台2にはジヤツ
キ16が設けられており、このジヤツキ16によつてガ
イド筒体5の鉛直方向に対する傾きを調整し得るように
なされている。従つてレーザ光検出装置22の受光セン
サ23においてレーザ光L1の受光位置が中心位置Bか
ら変位しているとき、ジヤツキ16を用いてガイド筒体
5の傾きを修正することにより、受光センサにおけるレ
ーザ光L1の受光位置を中心位置Bと一致させることが
でき、この結果ガイド筒体5の支持方向は鉛直方向に修
正調整される。
【0031】因みにレーザ光検出装置22の受光センサ
23における受光位置はモニタ25の表示画面において
X−Y座標平面上に可視表示され、ユーザはこの表示画
面を見ながらジヤツキ16を操作することにより、容易
にガイド筒体5を鉛直方向に修正することができる。
【0032】かくして鉛直に設置されたガイド筒体5の
内空を介して構真柱が縦穴内に挿入される。すなわち図
1において柱受架台2によつて鉛直方向に支持されたガ
イド筒体5の上部に形成された開口5Bから当該ガイド
筒体5の筒体内部に向かつて構真柱4を挿入する。ここ
でガイド筒体5の内周面には当該ガイド筒体5に挿入さ
れる構真柱4をガイドするガイドレール6が設けられて
いる。
【0033】すなわち図4(A)はガイドレール6及び
当該ガイドレール6によつてガイドされる構真柱4の横
断面を示し、このガイドレール6は一対の板状部材から
なり、ガイド筒体5の内周面において当該ガイド筒体5
の上部開口から下部開口に亘つて長手方向に固定されて
いる。この一対のガイドレール6の間にはガイド溝6A
が形成される。
【0034】また図4(B)はガイドレール6及び当該
ガイドレール6によつてガイドされる構真柱4の縦断面
を示し、構真柱4の側面にはガイドプレート支持部4A
が突設され、このガイドプレート支持部4Aに対してガ
イドプレート7がボルトVOによつて締結されている。
ガイドプレート7の先端部にはガイドローラ7Aが設け
られており、このガイドローラ7Aがガイドプレート7
の先端部とともにガイド溝6A内に挿入された状態でガ
イドされる。
【0035】かくしてガイド筒体5の上部開口から挿入
された構真柱4はガイドレール6のガイド溝6Aによつ
てガイドされながらガイド筒体5内を下方に下ろされ
る。構真柱4の上端部には位置調整用ボルト12が設け
られており、ガイド筒体5の上面に設置された構真柱受
治具13に当該位置調整用ボルト12をナツト15によ
つて固定することにより、縦穴EH内における構真柱4
の固定深さを調整し得るようになされている。
【0036】ここで構真柱4の長さはガイド筒体5の長
さに比して格段的に長く、略々縦穴EHの深さに相当す
る。従つて構真柱4が縦穴EH内に完全に挿入された状
態(この実施例では構真柱4の下端部が縦穴EHの底部
から略々2〜3(m)上方まで挿入された状態)におい
ては、当該構真柱4はその上部の一部だけをガイド筒体
5によつてガイドされた状態となる。
【0037】従つて図5に示すように構真柱4の側面部
には当該構真柱4の上端部から下端部に亘つて長手方向
に鉛直度監視用のガイドパイプ9が設けられ、これによ
り縦穴EH内に挿入された構真柱4の鉛直度を監視し得
るようになされている。
【0038】すなわち図5において構真柱4の下端部に
は側面に固定部材10が固定され、この固定部材によつ
てガイドパイプ9の下端部が支持されている。またガイ
ドパイプ9の上部は固定部材11によつて保持され、ガ
イドパイプ9は全体として構真柱4の側面において長手
方向に保持される。
【0039】図6に示すように、ガイドパイプ9は中心
線G2が構真柱4の中心線G1と平行になるように構真
柱4の側面に固定されこのように設置されたガイドパイ
プ9内の底部にはレーザ光L2を出射するレーザ装置4
0が設置される。このレーザ装置40は図3について上
述したレーザ装置20と同様の構成を有し、内部に設け
られたジンバル構造の架台によつてレーザ光L2が常に
鉛直上方に出射されるようになされている。
【0040】またガイドパイプ9の上部開口にはレーザ
光検出装置42が設置されている。このレーザ光検出装
置42は図2について上述したレーザ光検出装置22と
同様の構成を有し、その底面部に設けられた平面状の受
光センサ43においてレーザ光L2を受光する。この受
光面の中心位置Bを原点とし、中心位置Bからの受光位
置の変位量がガイドパイプ9の鉛直方向に対する傾きを
表す。またガイドパイプ9の中心線G2と構真柱4の中
心線G1が平行であることにより受光センサ43の受光
面の中心位置Bからの受光位置の変位量は構真柱4の鉛
直方向に対する傾きを表す。
【0041】従つて図7に示すように、構真柱4が鉛直
方向P0に対して角度θだけ傾いているとき、受光セン
サ43の受光面においてレーザ光L2の受光位置は受光
面の中心Bから角度θに応じた距離だけ変位した位置B
´となる。この受光位置はモニタ25の表示画面におい
てX−Y座標平面上に可視表示され、ユーザはこの表示
画面を見ながらジヤツキ16(図1)を操作することに
より、容易に構真柱4を鉛直方向に角度修正することが
できる。
【0042】かくして縦穴EH内において上部だけをガ
イド筒体5にガイドされた構真柱4はレーザ装置40及
びレーザ光検出装置42を用いた光学式測定手段によつ
て常に鉛直度が測定され、この測定に基づいてジヤツキ
16によつて鉛直度が修正される。
【0043】このように常に構真柱4の鉛直度を測定し
ながら縦穴EH内にコンクリートを打設して基礎杭を形
成する。ここで図5において構真柱4の側面には振動手
段としてバイブレータ50が取り付けられている。バイ
ブレータ50はその先端部に振動源となる振動部51を
有し、当該振動部51はホース52を介して外部電源に
接続されている。ホース52は複数の固定部材55によ
つて構真柱4の側面に簡易固定されている。固定部材5
5及びホース52の固定方法は例えば外力を加えること
によつて比較的簡単に取り外すことができるテープ等を
用いる。
【0044】このように構真柱4の側面に取り付けられ
たバイブレータ50の振動部51は縦穴EH内にコンク
リートを打設したとき当該コンクリートの内部に浸漬
し、コンクリート内で振動する。この振動によつてコン
クリートは縦穴EH内で均一になり、コンクリート全体
が一様な圧力分布となる。
【0045】(2)建込み方法 図8〜図16は本発明による構真柱4の建込み方法を示
し、図8に示すように掘削機によつて地盤Eに形成され
た縦穴EHの地表面に柱受架台2を設置する。縦穴EH
の上部にはスタンドパイプ3が挿入されており、縦穴E
Hにおいて特に脆弱な地表面付近の内壁の崩落を防止し
得る。また縦穴EHの底部には鉄筋籠60が挿入され、
当該縦穴EHの底部にコンクリートを打設して鉄筋籠6
0とともに基礎杭を形成するようになされている。
【0046】図8において柱受架台2が設置されると、
図9に示すようにトランシツト62を用いて柱受架台2
の水平度を測定し、ジヤツキ16によつて調整する。ま
た柱受架台2には芯合わせ用部材61A及び61Bが設
けられ、ガイド筒体5の芯合わせを行うようにされてい
る。
【0047】このように水平度の修正が完了した後、図
10に示すように柱受架台2の中心部に形成された挿入
孔2Aを介してガイド筒体5が縦穴EH内に挿入され
る。ガイド筒体5のフランジ5Aには芯合わせ用部材6
1A及び61Bに対応した切欠きが形成されており、こ
の切欠きを芯合わせ用部材61A及び61Bに嵌め合わ
せることにより、ガイド筒体5は縦穴EHの中心に挿入
される。
【0048】縦穴EH内に挿入され柱受架台2によつて
支持されたガイド筒体5の内周面にはガイドパイプ8が
固定されており、このガイドパイプ8の上部開口8Bに
はレーザ光検出装置22(図2)が設置され、ガイド筒
体5の鉛直度が測定される。この測定結果に基づき必要
に応じてジヤツキ16によりガイド筒体5の支持方向が
修正される。
【0049】さらに図11に示すように、柱受架台2に
支持されたガイド筒体5の筒体内部を介して構真柱4が
縦穴EHに挿入される。このとき構真柱4はその側面に
形成されたガイドプレート7によつてガイド筒体5の内
周面に固定されたガイドレール6にガイドされる。
【0050】縦穴EH内において構真柱4が所定の深さ
まで挿入されると図12に示すように、当該構真柱4の
上部に設けられた位置調整用ボルト12をナツト15に
よつて構真柱受治具13に固定する。このナツト15の
ねじ込み量を調整することにより縦穴EH内における構
真柱4の固定深さを調整する。
【0051】さらに縦穴EH内に固定された構真柱4の
ガイドパイプ9の上部開口9Bにはレーザ光検出装置2
2と同様構成のレーザ光検出装置42が設置され、当該
レーザ光検出装置42の受光センサ43からの出力に基
づいて構真柱4の鉛直度が測定される。この測定結果に
応じて修正が必要な場合にはジヤツキ16を用いてガイ
ド筒体5の傾きを修正することにより、当該ガイド筒体
5にガイドされている構真柱4の支持方向を鉛直方向に
修正する。構真柱4の鉛直度はこの後の工程において常
に測定され、必要に応じてジヤツキ16によつて修正さ
れる。
【0052】構真柱4が固定された縦穴EH内には図1
3に示すようにガイド筒体5の筒体内部を通してトレミ
管70が挿入される。このトレミ管70は複数の部分筒
体70Aを締結部70Bによつて接続され縦穴EHの深
さに応じた長さに組み立てられる。
【0053】トレミ管70が縦穴EH内に挿入されると
このトレミ管70を介して縦穴EH内部の水を所定のポ
ンプ(図示せず)を用いて排出しながら新たな水をホー
ス76によつて供給する。このようにして縦穴EH内部
の不純物を取り除く工程(スライム処理)が終了する
と、図14に示すようにトレミ管70を介してコンクリ
ート75が縦穴EH内に供給(打設)される。
【0054】ここで縦穴EH内に挿入されている構真柱
4から見てトレミ管70が挿入される側には構真柱4の
側面にバイブレータ50が固定されており、コンクリー
ト75が縦穴EH内に供給されている間このバイブレー
タ50を振動させる。この結果縦穴EH内に供給された
コンクリート75は常に均一に均される。
【0055】かくして縦穴EH内にコンクリート75が
所定量だけ供給されると、当該コンクリート75が硬化
する前にトレミ間70、ガイドパイプ9及びバイブレー
タ50が取り外される。この状態において縦穴EH内の
コンクリート75を硬化させることにより図15に示す
ように所定高さKHの基礎杭80が形成される。
【0056】基礎杭80が形成されるとスタンドパイプ
3と構真柱4とが固定部材85によつて固定され構真柱
4の鉛直度が保持される。この状態で図16に示すよう
に縦穴EH内に土砂89を供給することにより地盤E内
における構真柱4の建込みが終了する。因みに固定部材
85及びスタンドパイプ3は土砂89が供給された後、
縦穴EHから取り外される。
【0057】(3)実施例の動作及び効果 以上の構成において、構真柱の建込み装置1は縦穴EH
内に構真柱4を固定した後、縦穴EH内にコンクリート
75を供給する。このときコンクリート75の供給量は
必要に応じて容易に種々設定し得、この供給量によつて
縦穴EH内のコンクリート75の高さKH(すなわち基
礎杭80の高さ)が決まる。
【0058】従つて縦穴EH内に固定する構真柱4の高
さと当該縦穴EH内に供給するコンクリート75の供給
量を管理することによつて基礎杭80に対する構真柱4
の埋入量(埋入する深さ)を決定することができる。
【0059】例えば図15に示すように縦穴EH内にお
いて当該縦穴EHの底部から高さSH(この実施例の場
合3(m))の位置に構真柱4が固定されている場合、
この高さSHに応じて供給するコンクリート75の量を
決めることにより、高さSHに対して例えば2倍以上の
高さKH(この実施例の場合6(m))の基礎杭80を
形成することができ、これによつて構真柱4の基礎杭8
0に対する埋入量を決めることができる。
【0060】また図14において構真柱4は縦穴EHの
中心に固定されることからこの構真柱4に沿つて挿入さ
れるトレミ管70は縦穴EHの中心からずれた位置に固
定されることになる。この結果当該トレミ管70を介し
て縦穴EH内に供給されるコンクリート75は縦穴EH
の中心からずれた位置より縦穴EH内に流れ込み、構真
柱4の側面に対して外圧を与える。従つてコンクリート
75を供給している間及び又は供給後所定時間構真柱4
の側面に設けられているバイブレータ50の振動部51
を振動させると縦穴EH内に供給されたコンクリート7
5は均等に均され、均一な圧力分布となる。
【0061】従つてコンクリート75によつて構真柱4
の下端部に加わる圧力が均一になることにより、縦穴E
H内において構真柱4が傾くことが防止される。因みに
コンクリート75を供給している間においても、レーザ
光検出装置22によつて構真柱4の鉛直度が測定され、
必要に応じてジヤツキ16によつてその傾きが補正され
る。
【0062】かくして以上の構成によれば、レーザ光検
出装置22及びジヤツキ16によつて構真柱4の傾きを
測定及び修正するとともに、バイブレータ50によつて
コンクリート75を均一化することにより、縦穴EH内
に構真柱4を予め固定した後当該縦穴EH内にコンクリ
ート75を供給しても構真柱4の鉛直度を保つことがで
きる。従つて縦穴EH内に供給するコンクリート75の
供給量を多くするだけで基礎杭80に対する構真柱4の
埋入量(埋入する深さ)を容易に大きくすることができ
る。
【0063】(4)他の実施例 なお上述の実施例においては、柱受架台2を支えるジヤ
ツキ16によつてガイド筒体5の鉛直度を修正する場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、ガイド筒体
5の外周面と縦穴EHの内周面間にジヤツキを設置して
ガイド筒体5の鉛直度を修正しても良い。
【0064】また上述の実施例においては、ガイド筒体
5の筒体内部を通して縦穴EH内にトレミ管70を挿入
する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例
えば図17に示すようにガイド筒体5と縦穴EHとの間
にトレミ管70を挿入しても良い。このようにすれば、
ガイドレール6、ガイドパイプ8、9等種々の建込み用
部品を避けてトレミ管70を挿入するといつた煩雑な手
間を回避して簡単にトレミ管70を縦穴EH内に挿入す
ることができる。
【0065】また上述の実施例においては、基礎杭80
の高さを6(m)、基礎杭80に対する構真柱4の埋入
量を3(m)とした場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、コンクリート75を供給する前の縦穴EH
内に固定する構真柱4の高さとコンクリート75の供給
量を制御することにより、種々の高さ及び埋入量を容易
に設定することができる。
【0066】さらに上述の実施例においては、鉄骨柱で
なる構真柱4を地盤Eに建て込む場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、例えば鉄筋をコンクリート
で覆つたいわゆるPC杭を建て込む場合等、種々の柱部
材を地盤内に建て込む場合に広く適用することができ
る。
【0067】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、地盤に形
成された縦穴内に柱部材を挿入した後、当該縦穴内にコ
ンクリートを打設して基礎杭を形成したことにより、打
設するコンクリート量を変化させるだけで容易に基礎杭
に対する柱部材の埋入量を種々設定することができる。
従つて地盤に建て込まれた柱部材で比較的大きな構造物
を支える場合においても、当該柱部材の基礎杭に対する
埋入量を容易に大きくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による建込み装置の一実施例を示す平面
図及び側面図である。
【図2】ガイド筒体に設けられるガイドパイプを示す断
面図である。
【図3】レーザ装置の構成を示す部分的斜視図である。
【図4】ガイドプレート及びガイドレールを示す横断面
図及び縦断面図である。
【図5】構真柱の構成を示す斜視図である。
【図6】鉛直に建てられた構真柱及びガイドパイプを示
す断面図である。
【図7】傾きを有する構真柱及びガイドパイプを示す断
面図である。
【図8】本発明による建込み工程を示す断面図である。
【図9】本発明による建込み工程を示す断面図である。
【図10】本発明による建込み工程を示す断面図であ
る。
【図11】本発明による建込み工程を示す断面図であ
る。
【図12】本発明による建込み工程を示す断面図であ
る。
【図13】本発明による建込み工程を示す断面図であ
る。
【図14】本発明による建込み工程を示す断面図であ
る。
【図15】本発明による建込み工程を示す断面図であ
る。
【図16】本発明による建込み工程を示す断面図であ
る。
【図17】他の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1……建込み装置、2……柱受架台、3……スタンドパ
イプ、4……構真柱、5……ガイド筒体、6……ガイド
レール、7……ガイドプレート、8、9……ガイドパイ
プ、16……ジヤツキ、20、40……レーザ装置、2
2、42……レーザ光検出装置、23、43……受光
面、50……バイブレータ、60……鉄筋籠、70……
トレミ管、75……コンクリート、80……基礎杭。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地盤中に縦穴を掘削し、 上記掘削された縦穴内に所定の架台で支持したガイド筒
    体を挿入し、 一端部を吊持した柱部材を上記ガイド筒体を案内として
    上記縦穴内に挿入し、 上記縦穴内に上記柱部材を挿入後、上記縦穴内にコンク
    リートを打設することを特徴とする建込み方法。
  2. 【請求項2】上記建込み方法において、 上記縦穴内に上記柱部材を挿入後、上記ガイド筒体の内
    空を介して上記コンクリートを上記縦穴内に打設するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の建込み方法。
  3. 【請求項3】上記建込み方法において、 上記縦穴内に上記柱部材を挿入後、上記ガイド筒体の外
    側を介して上記コンクリートを上記縦穴内に打設するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の建込み方法。
  4. 【請求項4】上記建込み方法において、 上記コンクリートを上記縦穴内に打設するとき上記縦穴
    内に供給されたコンクリートを所定の振動手段によつて
    振動させることを特徴とする請求項1に記載の建込み方
    法。
  5. 【請求項5】上記建込み方法において、 上記コンクリートを上記縦穴内に打設した後、上記コン
    クリートが硬化する前に上記縦穴内に供給されたコンク
    リートを所定の振動手段によつて振動させることを特徴
    とする請求項1に記載の建込み方法。
  6. 【請求項6】上記建込み方法において、 上記縦穴内に挿入された上記柱部材の鉛直度を測定し、 上記測定結果に応じて上記柱部材の支持方向を修正する
    ことを特徴とする請求項1に記載の建込み方法。
  7. 【請求項7】地盤に形成された縦穴の地表面に形成され
    る開口を臨む位置に設けられた架台と、 上記架台によつて垂設されたガイド筒体と、 上記ガイド筒体に案内されて上記縦穴内に挿入される柱
    部材の鉛直度を測定する鉛直度測定手段と、 上記鉛直度測定手段の測定結果に基づいて上記縦穴内の
    上記柱部材の支持方向を修正する修正手段とを具える建
    込み装置。
  8. 【請求項8】地盤に形成された縦穴の地表面に形成され
    る開口を臨む位置に設けられた架台と、 上記架台によつて垂設されたガイド筒体と、 上記ガイド筒体に案内されて上記縦穴内に挿入される柱
    部材に取り付けられた振動手段とを具え、上記柱部材が
    挿入された上記縦穴内にコンクリートを打設するとき及
    び又はコンクリートの打設後、上記振動手段によつて上
    記コンクリートを振動させることを特徴とする建込み装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013194369A (ja) * 2012-03-16 2013-09-30 Technos Kk 芯材要素の傾き修正確認装置
JP2015031037A (ja) * 2013-08-01 2015-02-16 大和ハウス工業株式会社 杭設置用治具及び杭設置方法
CN110104557A (zh) * 2019-04-19 2019-08-09 中科院合肥技术创新工程院 一种建筑预制件吊装位置定位调整装置

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