JPH09251125A - レンズ鏡筒および光学機器 - Google Patents

レンズ鏡筒および光学機器

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JPH09251125A
JPH09251125A JP3432196A JP3432196A JPH09251125A JP H09251125 A JPH09251125 A JP H09251125A JP 3432196 A JP3432196 A JP 3432196A JP 3432196 A JP3432196 A JP 3432196A JP H09251125 A JPH09251125 A JP H09251125A
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pressure
rotating
lens barrel
roller
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Mitsuru Shinohara
篠原  充
Masaaki Ishikawa
石川  正哲
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 超音波モータの出力を効率よく伝達するレン
ズ鏡筒および光学機器を提供する。 【解決手段】 マニュアル操作力入力リング19、回転
リング12、ローラー20にて構成された差動機構によ
りローラー20を光軸回りに公転させ、出力リング22
を光軸を中心に回転させるレンズ鏡筒において、回転リ
ング12、周方向移動部材14等により構成される超音
波モータのロータと振動部材6を圧接させるために圧力
を加える第1の環状皿ばね8、第1の環状ナット11
と、マニュアル操作力入力リング19を第1のローラー
20に圧接させるために圧力を加える第2の環状皿ばね
24、第2の環状ナット25とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレンズ鏡筒及び光学
機器に関し、特に、超音波モータによるオートフォーカ
ス動作とマニュアルフォーカス動作とを特別な切り換え
操作を要せずに行わせることができるレンズ鏡筒及び光
学機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のレンズ鏡筒の断面図を表し
ている。
【0003】図6において、501はレンズ鏡筒の外
筒、503は外筒501の前方に配置される外筒部分5
03aと外筒部分503aの内側に配置されるヘリコイ
ド形成部503bとを有した固定筒、504は固定筒5
03の外周部分503aの外周面に形成された周方向溝
503cと外筒501の外周面に形成された周方向溝5
01aとに嵌装され、レンズLの光軸Zを中心として回
転可能なマニュアル操作環、505はレンズLを保持し
たレンズホルダーであり、その外周に形成されたヘリコ
イド505bが固定筒503のヘリコイド形成部503
bの内周面に形成されたヘリコイド503dに螺合して
いる。このレンズホルダー505には光軸Zと平行に延
在する溝505aが貫設され、溝505a内には光軸Z
と平行な部分を有した後述のレンズホルダー駆動腕52
0がレンズLの半径方向のみ摺動可能に挿入されてい
る。
【0004】502は筒状体であり、一端の外向きフラ
ンジ部502aを固定筒503の後端にビス522によ
って締結し、他端の内向きフランジ部502bを外筒5
01にビス523で締結している。この筒状体502の
外周面上には、超音波モータ530の全構成部品と、超
音波モータ530の回転リング512に接触する出力部
材531と、前記マニュアル操作環504の回転トルク
を入力させるためのマニュアル操作力入力リング516
とが搭載されている。
【0005】以下には超音波モータ530の構成部材
や、出力部材531の構造等について説明する。
【0006】超音波モータ530は、横断面形状が台形
を成した環状の振動部材506(ステータに相当す
る)、振動部材506の一端面に物理的に接合された電
歪素子507、電歪素子507の表面に圧接されたフェ
ルト等から成る環状の振動吸収体510、振動吸収体5
10の一方の端面に接して配置された第1の環状のスペ
ーサ509、スペーサ509を環状振動部材の方へ押す
第1の環状の皿ばね508、筒状体502の外周面に形
成されたねじ部502dに螺合された第1の環状のナッ
ト511、超音波モータ530のロータの一部となる回
転リング512、この回転リング512に軸方向振動を
伝達させぬためのゴムリング513、環状の周方向移動
部材514、筒状体502の外周に嵌着されるとともに
外周縁の突起515aが振動部材506の溝506a内
に挿入されている振動部材回転止め部材515等の諸部
材によって構成されている。
【0007】回転リング512とゴムリング513及び
周方向移動部材514は一体となって超音波モータ53
0のロータを構成しており、振動部材506に発生する
周方向進行波振動によって回転リング512及びゴムリ
ング513並びに周方向移動部材514から成るロータ
が光軸Zを中心として回転する。
【0008】ナット511は皿ばね508の弾性力を調
整することによって振動部材506と周方向移動部材5
14との接触圧を調整するための部材である。
【0009】超音波モータ530の回転リング512
(すなわちロータ) の端面に隣接して配置された出力リ
ング531は、筒状体502の外周面にのみ回転可能に
嵌装されたリング519と、このリング519の周上の
少なくとも3ケ所において、光軸(超音波モータの軸
線) に直交する放射方向軸線上にリング519の外周面
から突出するように固定されたローラー支持軸518
と、このローラー支持軸518に嵌装された中空形のロ
ーラー517とによって構成されている。
【0010】リング519は駆動力発生ユニット(超音
波モータ530と出力リング531とを含めたもの)5
32の出力部材をも兼ねており、レンズホルダー505
を回転駆動させるためのL形のレンズホルダー駆動腕5
20がビス521によってリング519の端面に締結さ
れている。
【0011】ローラー517は、その外周面において回
転リング512の端面とマニュアル操作力入力リング5
16の端面とに接触している。
【0012】マニュアル操作力入力リング516は筒状
体502に回転可能に嵌装されており、リング516は
一端面(図中、右側の端面)においてローラー517の
外周面に接触している。
【0013】マニュアル操作力入力リング516の外周
縁部はマニュアル操作環504の内周面の凹部に係合し
ており、リング516はマニュアル操作環504によっ
て回転されるようになっている。
【0014】上記レンズホルダー駆動腕520は筒状体
502の周面に貫設された穴502cを通ってレンズホ
ルダー505の溝505a内に挿入されている。なお、
筒状体502の周面に貫設された穴502cは周方向に
沿つて延在する溝形の穴である。
【0015】上記ローラー517は、マニュアルフォー
カス動作を行うためのマニュアル操作力入力リング51
6と、オートフォーカス動作を行うための超音波モータ
の回転リング512との間に挟まれて差動機構を構成し
ている。そして、その出力側でフォーカシング用のレン
ズを駆動するようになっており、特にマニュアルフォー
カス動作の際には、超音波モータの構造の特徴が充分に
活かされている。
【0016】この超音波モータの構造の特徴が充分に活
かされるとは、超音波モータの特徴であるロータがステ
ータに圧接状態となっていることにより、モータが駆動
される以外はロータとステータの摩擦力によってロータ
の非回転状態が常に維持され、それと連結しているモー
タ入力リングは何ら特別な構造を必要としてなくても非
回転状態が維持されるようになっていることである。
【0017】上記差動機構では回転リング512が回転
してもマニュアル操作力入力リング516が非回転状態
を維持する様に加圧部材としての皿ばね508の加圧力
が作用し、逆にマニュアル操作力入力リング516を回
転してマニュアルフォーカスを行う際には、超音波モー
タのロータ(512〜514)がステータに圧接状態で
あるために、該ロータの非回転状態が維持され、何らの
切り換え機構を用いることなく、オートフォーカス動作
とマニュアルフォーカス動作の切り換えが行える様にな
っている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のレンズ鏡筒
では、マニュアルフォーカス動作とオートフォーカス動
作とを無変換動作で切り換えるための差動機構における
遊星機構にローラーを使用し、このローラーを挟む両側
の超音波モータの回転リングによる出力端面とマニュア
ルフォーカス操作力入力リングによる出力端面とを摩擦
接触させて駆動力の伝達を行っている。そして、その摩
擦接触のための加圧力は、超音波モータのステータ側の
加圧部材の加圧を利用して、超音波モータからの出力を
効率よく伝達することができるように、上記ローラーと
超音波モータの出力端面及びマニュアルフォーカスリン
グの出力端面の摩擦接触のスリップトルクバランスをと
るように加圧力を設定していた。そのため、レンズ負荷
の大きいフォーカスレンズを駆動する場台、ローラーと
の摩擦接触に滑りが発生し、超音波モータからの出力を
効率よく伝達することができず、レンズの駆動が充分に
行えなくなるという課題があった。
【0019】本発明は、上記のような課題を解決するた
めになされたもので、超音波モータの出力を効率よく伝
達することのできるレンズ鏡筒および光学機器を提供す
ることを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願第1発明は、光軸を中心に回転する第1の回転
環と、前記光軸と同心に配置された環状のロータとステ
ータを備える超音波モータと、前記第1の回転環または
前記ロータによって回転力を伝えられ、光軸に対して直
交する放射方向を中心として回転する回転部材とを有
し、前記第1の回転環及び前記超音波モータ及び前記回
転部材にて構成された差動機構により前記回転部材を光
軸回りに公転させ、前記回転部材を備えた第2の回転環
を光軸を中心に回転させるレンズ鏡筒において、前記超
音波モータのロータとステータを圧接させるために圧力
を加える第1の加圧手段と、第1の回転環を前記回転部
材に圧接させるために圧力を加える第2の加圧手段とを
有することを特徴とする。
【0021】本願第2発明は、本願第1発明に加えて、
前記第1の加圧手段の圧力を前記回転部材に伝えること
を防止し、且つ前記回転部材及び前記ロータの一部を介
して受けた前記第2の加圧手段の圧力を前記ロータとス
テータの接触面に伝えることを防止する圧力伝達防止手
段とを有することを特徴とする。
【0022】本願第3発明は、本願第1、第2発明のレ
ンズ鏡筒を光学機器に用いたことを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態につ
いて説明する。
【0024】実施の形態例1.図1は本発明によるレン
ズ鏡筒の実施の形態例1を示した要部縦断面図、図2は
図1のレンズ鏡筒内に着脱自在に組込まれている駆動力
発生ユニットの縦断面図である。
【0025】図1及び図2において、1は光学機器本体
(図示せず)に取付けるレンズ鏡筒の外筒、3は外筒1
の前方に配置される外筒部分3aと外筒1の内側に配置
される内筒部分3bと外筒部分3aの内側に配置される
ヘリコイド形成部3cとを有した固定筒、4は固定筒3
の外筒部分3aの外周面に形成された周方向溝3eと外
筒1の外周面に形成された周方向溝1bとに嵌装されて
レンズLの中心軸線Z(すなわち光軸)を中心として回
転可能なマニュアル操作環、5はレンズLを固定したレ
ンズホルダーであり、この外周面に形成されたヘリコイ
ド5bが固定筒3のヘリコイド形成部3cの内周面に形
成されたヘリコイド3dに螺合している。このレンズホ
ルダー5には光軸Zと平行に延在する溝5aが貫設さ
れ、この溝5a内には光軸Zと平行な部分を有した後述
のレンズホルダー駆動腕26がレンズLの半径方向のみ
摺動可能に挿入されている。
【0026】外筒1と固定筒3の内周部分3bとの間の
環状の空間には図2に示す筒形の駆動力発生ユニット3
0が挿入されており、この駆動力発生ユニット30のフ
レームもしくは地板となっている筒状体2がその後端の
内向きフランジ部2eにおいてビス28によって固定筒
3の内向きフランジ部3e及び外筒1の内向きフランジ
部1aに締結されている。
【0027】筒状体2の外周面上には、図2に示したよ
うに、超音波モータ29の全構成部品と、超音波モータ
29の回転リング12に接触する出力部材31と、前記
マニュアル操作環4の回転トルクを入力させるためのマ
ニュアル操作力入力リング19とが搭載されている。
【0028】以下、上記駆動力発生ユニット30の構成
要素である超音波モータ29の構成部材や、出力部材3
1の構造等について説明する。
【0029】超音波モータ29は、横断面形状が台形を
成した環状の振動部材6(ステータに相当する)、この
振動部材6の一端面に物理的に接合された電歪素子7、
この電歪素子7の表面に圧接されたフェルト等から成る
環状の振動吸収体10、この振動吸収体10の一方の端
面に接して配置された第1の環状のスペーサ9、このス
ペーサ9を環状振動部材の方へ押圧する第1の環状の皿
ばね8、筒状体2の外周面に形成されたねじ部2aに螺
合された第1の環状のナット11、内周に軸受ボール1
6を受けるV字形状のボールレース溝12aが形成され
た超音波モータ29のロータの一部となる回転リング1
2、この回転リング12に軸方向振動を伝達させぬため
のゴムリング13、環状の周方向移動部材14、筒状体
2の外周に嵌着されるとともに外周縁の突起15aが振
動部材6の溝6a内に挿入されている振動部材回転止め
部材15、筒状体2の外周に嵌着され一端に傾斜面を設
けた第1のボール受けリング17、筒状体2の外周面に
形成されたねじ部2bに螺合され第1のボール受けリン
グ17の傾斜面に対向する一端に傾斜面を設けた第2の
ボール受けリング18、回転リング12のボールレース
溝12a、第1のボール受けリング17の傾斜面及び第
2のボール受けリング18の傾斜面により保持された複
数個の軸受ボール16、等の諸部材によって構成されて
いる。
【0030】上記回転リング12と軸受けボール16及
びボール受けリング17・18とはラジアルボールベア
リング構造を構成しているため、回転リング12には転
がり摩擦抵抗しか加わらないので、回転トルクは少なく
なる。従って、モータにかかる負荷トルクも軽減され、
モータの出力が効率よく伝達されるという効果がある。
【0031】上記の回転リング12とゴムリング13及
び周方向移動部材14は一体となって超音波モータ29
のロータを構成しており、振動部材6に発生する周方向
進行波振動によって回転リング12及びゴムリング13
並びに周方向移動部材14から成るロータが光軸Zを中
心として回転する。
【0032】ナット11は皿ばね8の弾発力を調整する
ことによって、振動部材6と周方向移動部材14との接
触圧を調整する。即ち、ナット11と皿ばね8とにより
本発明の第1の加圧手段を構成している。
【0033】超音波モータ29の回転リング12(すな
わちロータ)の端面に隣接して配置された出力部材31
は、図2に示されるように、筒状体2の外周面に回転の
み可能に嵌装されたリング22と、このリング22の軸
線Z(超音波モータの軸線)に直交する放射方向軸線上
に該リング22の周上の少なくとも3ケ所の複数ケ所に
おいて、リング22の外周面から突出するように固定さ
れたローラー支持軸21と、このローラー支持軸21に
嵌装された中空形のローラー20と、によって構成され
ている。
【0034】上記リング22は駆動力発生ユニット30
の出力部材31の一要素であり、レンズホルダー5を回
転駆動させるためのL形のレンズホルダー駆動腕26が
ビス27によってリング22の端面に締結されている。
【0035】ローラー20は、その外周面において回転
リング12の端面とマニュアル操作力入力リング19
(以下、リング19と略称する)の端面とに接触してい
る。このリング19は筒状体2に回転可能に嵌装されて
おり、リング19は一端面(図1及び図2において右側
の端面)においてローラー20の外周面に接触し、他方
の端面において第2の環状のスペーサ23に接触してい
る。
【0036】筒状体2の外周面に形成されたねじ部2c
に螺合された第2の環状のナット25は、第2の環状の
皿ばね24の弾発力を調整することによって、ローラー
20と回転リング12及びリング19との接触圧、リン
グ19とスペーサ23との接触圧を調整する。即ち、ナ
ット25と皿ばね24とにより本発明の第2の加圧手段
を構成している。
【0037】リング19の外周縁部はマニュアル操作環
4の内周面の凹部4aに係合しており、このリング19
はマニュアル操作環4によって回転されるようになって
いる。このリング19はスペーサ23との間の摩擦抵抗
よりも大きな駆動トルクがマニュアル操作環4から伝達
された時のみ回転することができ、それ以外は回転しな
い。従って、レンズ鏡筒の使用者がリング19とスペー
サ23との間の摩擦抵抗に打ち勝ったトルクでマニュア
ル操作環4を回転操作しないがぎり、リング19は回転
しない。
【0038】26はビス27によって前記リング22に
固定されたレンズホルダー駆動腕であり、このレンズホ
ルダー駆動腕26は筒状体2の周面に貫設された穴2d
と固定筒3の内筒部分3bに貫設された穴3eとを通っ
てレンズホルダー5の溝5a内に挿入されている。な
お、筒状体2の周面に貫設された穴2d及び固定筒3の
内筒部分3bに貫設された穴3eは周方向に沿って延在
する溝形の穴である。
【0039】次に、前記の如き構造を有する本実施の形
態例のレンズ鏡筒の動作を説明する。
【0040】レンズ鏡筒の使用者がレンズホルダー5を
超音波モータ29の力で駆動させようとする時には、不
図示のフォーカシングスイッチを操作する。すると、不
図示の制御回路の動作によって電歪素子7に電圧が印加
され、その結果、円周方向に進行する振動が振動部材6
に生じ、この振動部材6の振動によって回転リング12
及びゴムリング13並びに周方向移動部材14から成る
ロータが光軸Zを中心として回転される。
【0041】このロータの回転によって中空ローラー2
0は回転リング12から回転トルクを受けるが、この時
にはマニュアル操作環4が回動操作されていないので、
前記リング19も回転していない。従って、ローラー2
0はローラー支持軸21のまわりを回転しつつ前記リン
グ19の端面に沿って転動し、ローラー支持軸21を介
して前記リング22が光軸Zを中心として回転される。
このため、レンズホルダー駆動腕26も前記リング22
とともに光軸Zを中心として回動されるので、レンズホ
ルダー5は光軸Zを中心として回転されるとともにヘリ
コイド3d、5bの作用で軸方向に移動してオートフォ
ーカシングが行われる。
【0042】一方、レンズ鏡筒使用者がレンズホルダー
5を超音波モータ29の力で駆動せずに指先の力で駆動
させようとする時には、前記フォーカシングスイッチを
操作せずマニュアル操作環4を光軸Zを中心として指先
で回転操作する。すると、前記リング19がスペーサ2
3との摩擦抵抗に打ち勝って光軸Zを中心として回転さ
れるが、この時には超音波モータ29は駆動されていな
いので、この超音波モータ29のロータである回転リン
グ12は静止している。従って、ローラ20は前記リン
グ19によって回転されつつ回転リング12の端面に沿
って転動する。その結果、ローラー支持軸21を介して
前記リング22は光軸Zを中心として回転され、レンズ
ホルダー5はレンズホルダー駆動腕26によって回転さ
れつつ軸方向移動してマニュアルフォーカシングが行わ
れる。
【0043】実施の形態例2.図3は本発明によるレン
ズ鏡筒の実施の形態例2を示した要部縦断面図であり、
図4は図3のレンズ鏡筒内に着脱自在に組込まれている
駆動力発生ユニットの縦断面図である。
【0044】図3及び図4において、101はレンズ鏡
筒の外筒、103は外筒101の前方に配置される外筒
部分103aと外筒101の内側に配置される内筒部分
103bと後述するマニュアル操作環104の内側に配
置されるカム穴形成部103cとを有した固定筒、10
4は固定筒103の外筒部分103aの外周面に形成さ
れた周方向溝103eと外筒101の外周面に形成され
た周方向溝101bとに嵌装されレンズLの中心軸線Z
(すなわち光軸)を中心として回転可能なマニュアル操
作環、105はレンズLを固定したレンズホルダーであ
り、固定筒103のカム穴形成部103cに形成された
カム穴103dに後述するコロ127によって係合して
いる。このレンズホルダー105には光軸Zに対して放
射方向軸線上に該レンズホルダー105の周上におい
て、このレンズホルダー105の外周面から突出するよ
うにコロ127がビス128によって固定されている。
【0045】外周101と固定筒103の内筒部分10
3bとの間の環状の空間には図4に示す筒形の駆動力発
生ユニット132が挿入されており、この駆動力発生ユ
ニット132のフレームもしくは地板となっている筒状
体102がその後端部においてビス130によって外筒
101の内向きフランジ部101aに締結されている。
【0046】筒状体102の内周面上には、図3に示し
たように、超音波モータ131の全構成部品と、該超音
波モータ131の回転リング112に接触する出力部材
133と、前記マニュアル操作環104の回転トルクを
入力させるためのマニュアル操作力入力リング119
と、が搭載されている。
【0047】以下、超音波モータ131の構成部材や、
出力部材133の構造等について説明する。
【0048】超音波モータ131は、横断面形状が台形
を成した環状の振動部材106、この振動部材106の
一端面に物理的に接合された電歪素子107、この電歪
素子107の表面に圧接されたフェルト等からなる環状
の振動吸収体110、この振動吸収体110の一方の端
面に接して配置された第1の環状のスペーサ109、こ
のスペーサ109を環状振動部材の方へ押圧する第1の
環状の皿ばね108、筒状体102の内周面に形成され
たねじ部102aに螺合された第1の環状のナット11
1、外周に軸受ボール116を受けるV字形状のボール
レース溝112aが形成された超音波モータ131のロ
ータの一部となる回転リング112、この回転リング1
12に軸方向振動を伝達させぬためのゴムリング11
3、環状の周方向移動部材114、筒状体102の内周
に嵌着されるとともに内周縁の突起115aが振動部材
106の溝106a内に挿入されている振動部材回転止
め部材115、筒状体102の内周に嵌着され一端に傾
斜面を設けた第1のボール受けリング117、筒状体1
02の内周面に形成されたねじ部102bに螺合され第
1のボール受けリング117の傾斜面に対向する一端に
傾斜面を設けた第2のボール受けリング118、回転リ
ング112のボールレース溝112a、第1のボール受
けリング117の傾斜面及び第2のボール受けリング1
18の傾斜面により保持された複数個の軸受ボール11
6、等の諸部材によって構成されている。
【0049】上記回転リング212と軸受けボール21
6及びボール受けリング217・218とはラジアルボ
ールベアリング構造を構成しているため、回転リング2
12には転がり摩擦抵抗しか加わらないので、回転トル
クは少なくなる。従って、モータにかかる負荷トルクも
軽減され、モータの出力が効率よく伝達されるという効
果がある。
【0050】回転リング112とゴムリング113及び
周方向移動部材114は一体となって超音波モータ13
1のロータを構成しており、振動部材106に発生する
周方向進行波振動によって回転リング112及びゴムリ
ング113並びに周方向移動部材114から成るロータ
が光軸Zを中心として回転する。
【0051】ナット111は皿ばね108の弾発力を調
整することによって振動部材106と周方向移動部材1
14との接触圧を調整する。即ち、ナット111と皿ば
ね108とにより第1の加圧手段を構成している。
【0052】超音波モータ131の回転リング112
(すなわちロータ)の端面に隣接して配置された出力部
材133は、図4に示されるように、後述する回転筒1
26の外周面に回転のみ可能に嵌装されたリング122
と、このリング122の軸線Z(超音波モータの軸線)
に直交する放射方向軸線上に該リング122の周上の少
なくとも3ケ所の複数ケ所において、このリング122
の外周面から突出するように固定されたローラー支持軸
121と、該ローラー支持軸121に嵌装された中空形
のローラー120と、によって構成されている。
【0053】上記リング122の内周には駆動力発生ユ
ニット132の出力部材133となる回転筒126が配
置されており、この回転筒126は固定筒103の内周
部分103bとカム穴形成部103cの外周に回転のみ
可能に嵌挿されている。この回転筒126は固定筒10
3のカム穴形成部103cの外周に嵌装されている直進
穴形成部126aと、固定筒103の内筒部分103b
の外周に嵌装されている内筒部分126bを有してい
る。直進穴形成部126aにはコロ127が光軸Z方向
のみ移動可能に係合し、コロ127を光軸Zを中心とし
て回転させてレンズホルダー105を回転駆動させるた
めの直進穴126cが設けられている。
【0054】ローラー120は、その外周面において回
転リング112の端面とマニュアル操作力入力リング1
19(以下、リング119と略称する)の端面とに接触
している。このリング119は後述するスペーサ123
の内周に回転可能に嵌装されており、その一端面(図3
及び図4において右側の端面)においてローラー120
の外周面に接触し、他方の端面において第2の環状のス
ペーサ123に接触している。
【0055】筒状体102の内周面に形成されたねじ部
102cに螺合された第2の環状のナット125は、第
2の環状の皿ばね124の弾発力を調整することによっ
てローラー120と回転リング112及びリング119
との接触圧、リング119とスペーサ123との接触圧
を調整する。即ち、ナット125と皿ばね124とによ
り、第2の加圧手段を構成している。
【0056】リング119の突部119aはマニュアル
操作環104の内周面の凹部104aに係合しており、
マニュアル操作環104によって回転されるようになっ
ている。このリング119はスペーサ123との間の摩
擦抵抗よりも大きな駆動トルクがマニュアル操作環10
4から伝達された時のみ回転することができ、それ以外
は回転しない。従って、レンズ鏡筒の使用者がリング1
19とスペーサ123との間の摩擦抵抗に打ち勝った回
転トルクでマニュアル操作環104を回動操作しないか
ぎり、リング119は回転しない。
【0057】次に、前記の如き構造を有する本実施の形
態例2のレンズ鏡筒の動作を説明する。
【0058】レンズ鏡筒の使用者がレンズホルダー10
5を超音波モータ131の力で駆動させようとする時に
は不図示のフォーカシングスイッチを操作する。する
と、不図示の制御回路の動作によって電歪素子107に
電圧が印加され、その結果、円周方向に進行する振動が
振動部材106に生じ、該振動部材106の振動によっ
て回転リング112及びゴムリング113並びに周方向
移動部材114から成るロータが光軸Zを中心として回
転される。
【0059】このロータの回転によって中空ローラー1
20は回転リング112から回転トルクを受けるが、こ
の時にはマニュアル操作環104が回動操作されていな
いので、前記リング119も回転していない。従って、
ローラー120はローラー支持軸121のまわりを回転
しつつ前記リング119の端面に沿って転動し、ローラ
ー支持軸121を介して前記リング122が光軸Zを中
心として回転される。このため、リング122の突部1
22aと回転筒126の溝部126bとの係合によっ
て、回転筒126も前記リング122とともに光軸Zを
中心として回動されるので、レンズホルダー5は光軸Z
を中心として回転されるとともに固定筒103のカム穴
形成部103cに形成されたカム穴103dに沿って軸
方向移動してオートフォーカシングが行われる。
【0060】一方、レンズ鏡筒使用者がレンズホルダー
105を超音波モータ131の力で駆動せずに指先の力
で駆動させようとする時には、前記フォーカシングスイ
ッチを操作せず、マニュアル操作環104を光軸Zを中
心として指先で回動操作する。すると、前記リング11
9がスペーサ123との摩擦抵抗に打ち勝って光軸Zを
中心として回転されるが、この時には超音波モータ13
1は駆動されていないので、この超音波モータのロータ
である回転リング112は静止している。
【0061】従って、ローラー120は前記リング11
9によって回転されつつ回転リング112の端面に沿っ
て転動する。その結果、ローラー支持軸を介して前記リ
ング122は光軸Zを中心として回転される。このた
め、突部122aと溝部126dの係合によって回転筒
126も回転し、レンズホルダー105は該回転筒12
6によって回転されつつカム穴103dに沿って軸方向
移動してマニュアルフォーカシングが行われる。
【0062】実施の形態例3.図5は本発明によるレン
ズ鏡筒の実施の形態例3を示した要部縦断面図である。
【0063】図5において、201は案内筒で、後述の
カム環202の径方向の回転のみ許容し、光軸方向の移
動を規制する突起201a、後述の駆動コロ208が係
合する直進溝201bを有している。202はカム環で
案内筒201に回転可能に係合しており、後述の駆動コ
ロ208に係合するカム202a及び後述する出力リン
グ227に係合して、回転力が伝達される突起202b
を有している。203は第1群レンズでフォーカス時に
光軸方向に移動してピントを調整する。204は第2群
レンズで常に固定されている。205は第1群鏡筒で、
第1群レンズを保持し、案内筒201の内径に嵌合して
おり、一体的に取り付けられた後述の駆動コロ208に
より光軸方向に駆動される。206は第2群レンズを保
持し、絞りユニット7を保持すると共に、案内筒201
に一体的に固定される第2群鏡筒、208は第1群鏡筒
205に一体的に取り付けられており、案内筒201の
直進溝201b、カム環202のカム202aに係合し
て、カム環202が回転すると第1群鏡筒205を光軸
方向に前後させる駆動コロである。209は不図示のカ
メラボディーと係合するマウント、210は案内筒20
1及び後述するフォーカスユニット外筒212を一体的
に保持すると共にマウント9が一体的に取り付く固定筒
である。211は後述のフォーカスユニット外筒212
と回転可能に係合するフォーカス操作環で、後述のマニ
ュアル連結環222に回転を伝達するように係合する爪
部211aを有している。
【0064】212〜232はフォーカス駆動のアクチ
ュエータを構成するフォーカスユニットであり、212
はユニット内の個々の部品を保持するフォーカスユニッ
ト外筒である。超音波モータ部は、横断面の形状が台形
のリングから成る環状の振動部材213(ステータに相
当する)、振動部材213と一体に形成された電歪素子
214、電歪素子214の表面に圧接されたフェルト等
から成る環状の振動吸収体215、振動吸収体215を
環状振動部材の方へ押す第1の環状の皿ばね216、フ
ォーカスユニット外筒212に螺合する第1の環状ナッ
ト217、このナット217の螺合位置を調整すること
で超音波モータ部側の加圧力を調整している振動部材2
13の溝に係合して振動部材213の回転を規制する回
り止め218、振動部材213の端面に圧接された周方
向移動部材219、周方向移動部材219からの振動を
吸収するゴムリング220、ゴムリング220を介して
周方向移動部材219と一体的に回転し、後述する第2
連結環229に回転を伝える爪221aを有する環状の
第1連結環221等により構成されている。
【0065】一方、マニュアル入力部は、フォーカス操
作環211の爪部211aと係合して回転が伝えられる
マニュアル連結環222、フォーカスユニット外筒21
2に回転を規制され、光軸方向に前後可能に係合し、マ
ニュアル連結環222の端面に圧接されるマニュアルリ
ングカラー223、マニュアルリングカラー223の剛
性を高めるための補強板224、補強板224を超音波
モータ方向へ付勢する第2の環状皿ばね225、フォー
カスユニット外筒212に螺合し、前述のナット217
と同様にナット226の螺合位置の調整によりマニュア
ル側の加圧力を調整する第2の環状ナット226等によ
り構成されている。
【0066】以上の部品によって構成されたマニュアル
入力部は、後述の227〜232の部品と合せ差動機構
を構成している。
【0067】227は前述のカム環202の突起202
bと係合する出力リングであり、光軸に対し直交する放
射方向軸線上に延びる少なくとも3ヶ所の支持軸227
aを有し、支持軸227aには中間形の第1のローラー
228が回転可能に係合する。229は前述の第1連結
環221の爪部221aと係合して回転が伝達される係
合部229aを有する第2連結環で端面を第1のローラ
ー28に圧接されている。230はベアリング構造で、
後述の固定軸232に内輪が圧入され、外輪はボールを
介して回転自由な第2のローラーであり、第1連結環2
21の端面に圧接されて、超音波モータ部側からの加圧
を受ける。31は、同じくベアリング構造で、後述の固
定軸332に内輪が圧入され、外輪はボールを介して回
転自由な第3のローラーであり、第2の連結環229の
端面に圧接されて第1のローラー228を介してマニュ
アル入力部側からの加圧を受ける。332はフォーカス
ユニット外筒212に軸支され、光軸に直交する放射方
向軸線上に少なくとも3ヶ所内径方向に向かって突出す
る固定軸で、前述の第2,第3のローラーを保持する。
【0068】第2のローラー230は、第2連結環22
9の端面と接触しておらず、第3のローラー231は、
第1連結環の端面と接触していない。このような構成に
より、超音波モータ部側、マニュアル入力部側それぞれ
の側からの加圧力は、反対側には伝わらず、したがっ
て、それぞれの加圧力を最適な値に設定できるため、超
音波モータの出力を効率よく伝達することができる。
【0069】次に本実施形態におけるレンズ鏡筒の動作
を説明する。
【0070】まず、オートフォーカスモード時には、不
図示の制御回路の動作によって電歪素子214に電圧が
印加され、その結果、円周方向に進行する振動が振動部
材213に生じ、その振動によって周方向移動部材21
9及びゴムリング220、第1連結環221が一体的に
回転する。更に、その回転は第1連結環221の爪部2
21a、第2連結環の係合部229aを介して第2連結
環229にも伝えられる。このとき第1連結環221の
端面より超音波モータ側からの加圧を受ける第2のロー
ラー230の外輪及び第2連結環229の端面よりマニ
ュアル入力側からの加圧を受ける第3のローラー231
の外輪は固定軸232の回りを回転する。
【0071】第2連結環の回転によって第1のローラー
228は回転トルクを受け、出力リング227の支持軸
227aの周りを回転しつつ、静止しているマニュアル
連結環222の端面に沿って転動し、それに伴い出力リ
ング227も光軸を中心として回転させる。そして出力
リング227の回転は突起202bを介してカム環20
2にも伝達され、オートフォーカスが行なわれる。
【0072】上述の説明からも明らかなように、本実施
形態においては周方向移動部材219、ゴムリング22
0、第1連結環221、第2連結環229によって超音
波モータのロータを構成している。
【0073】次に、撮影者が手動でピントを合わせる場
合の動作について説明する。フォーカス操作環211を
回転させると、その回転はマニュアル連結環222に伝
えられ、マニュアル連結環222がマニュアルリングカ
ラー223との摩擦抵抗に打ち勝って回転する。このと
き超音波モータは駆動されていない為、第2連結環22
9は静止しており、従って第1ローラー228はマニュ
アル連結環222によって回転されつつ、第2連結環2
29の端面に沿って転動する。その結果、出力リング2
27も光軸を中心に回転させられ、突起202bを介し
て回転はカム環202へと伝達され、マニュアルフォー
カスが行なわれる。尚同構成において超音波モータ部側
は超音波モータの性能を十分に引き出せるような加圧力
が設定されており、一方、マニュアル入力部側では、前
述のレンズ群の駆動に必要なトルクを得るために、差動
機構を構成する上での摩擦接触部での滑りが生じないよ
うな加圧力に設定されている。
【0074】レンズ鏡筒を上述してきたような構成にす
ることにより、超音波モータの性能に関係なく、差動機
構部の摩擦接触のスリップトルクを自由に設定でき、超
音波モータの出力を効率よく伝達することが簡単な構
成、組立作業で実現できる。
【0075】また、実施形態1〜3にて示したレンズ鏡
筒をカメラ等の光学機器に適用しても同様の効果が期待
できる。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のレンズ鏡
筒及び光学機器によれば、超音波モータの出力を効率よ
く伝達することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例1によるレンズ鏡筒を示
した縦断面図
【図2】実施の形態例1における駆動力発生ユニットの
縦断面図
【図3】本発明の実施の形態例2によるレンズ鏡筒を示
した縦断面図
【図4】実施の形態例2における駆動力発生ユニットの
縦断面図
【図5】本発明の実施の形態例3によるレンズ鏡筒を示
した縦断面図
【図6】従来のレンズ鏡筒を示した縦断面図
【符号の説明】
6、106、213 振動部材 8、108、216 第1の環状皿ばね 11、111、217 第1の環状ナット 12、112 回転リング 14、114、219 周方向移動部材 16、116 軸受ボール 17、117 第1のボール受けリング 18、118 第2のボール受けリング 19、119 マニュアル操作力入力リング 20、120 ローラー 21、121 ローラー支持軸 22、122、227 出力リング 24、125、225 第2の環状皿ばね 25、125、226 第2の環状ナット 29、131 超音波モータ 30 駆動力発生ユニット 31、133 出力部材 221 第1連結環 222 マニュアル連結環 228 第1のローラー 229 第2連結環 230 第2のローラー 231 第3のローラー 232 固定軸

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光軸を中心に回転する第1の回転環と、
    前記光軸と同心に配置された環状のロータとステータを
    備える超音波モータと、前記第1の回転環または前記ロ
    ータによって回転力を伝えられ、光軸に対して直交する
    放射方向を中心として回転する回転部材とを有し、前記
    第1の回転環及び前記超音波モータ及び前記回転部材に
    て構成された差動機構により前記回転部材を光軸回りに
    公転させ、前記回転部材を備えた第2の回転環を光軸を
    中心に回転させるレンズ鏡筒において、 前記超音波モータのロータとステータを圧接させるため
    に圧力を加える第1の加圧手段と、 第1の回転環を前記回転部材に圧接させるために圧力を
    加える第2の加圧手段とを有することを特徴とするレン
    ズ鏡筒。
  2. 【請求項2】 前記第1の加圧手段の圧力を前記回転部
    材に伝えることを防止し、且つ前記回転部材及び前記ロ
    ータの一部を介して受けた前記第2の加圧手段の圧力を
    前記ロータとステータの接触面に伝えることを防止する
    圧力伝達防止手段とを有することを特徴とする請求項1
    記載のレンズ鏡筒。
  3. 【請求項3】 前記回転部材は第1のローラーであり、
    前記第1の回転環及び前記ロータは摩擦力によって該第
    1のローラーに回転力を伝えることを特徴とする請求項
    1又は2記載のレンズ鏡筒。
  4. 【請求項4】 前記第1の加圧手段の圧力を受ける前記
    ロータの少なくとも一部は、ラジアル玉軸受の一部を構
    成する軌道輪であり、前記圧力伝達防止手段は、少なく
    とも該ラジアル玉軸受により構成されることを特徴とす
    る請求項2又は3記載のレンズ鏡筒。
  5. 【請求項5】 前記第1の加圧手段の圧力を受け、光軸
    に対して直交する放射方向の回転軸を中心として回転す
    る第2のローラーと、前記第2の加圧手段の圧力を受
    け、前記第2のローラーと同じ回転軸を中心として回転
    する第3のローラーとを有し、前記圧力伝達防止手段
    は、少なくとも該第2、第3のローラー及びその回転軸
    とにより構成されることを特徴とする請求項2又は3記
    載のレンズ鏡筒。
  6. 【請求項6】光軸を中心に回転する第1の回転環と、前
    記光軸と同心に配置された環状のロータとステータを備
    える超音波モータと、前記第1の回転環または前記ロー
    タによって回転力を伝えられ、光軸に対して直交する放
    射方向を中心として回転する回転部材とを有し、前記第
    1の回転環及び前記超音波モータ及び前記回転部材にて
    構成された差動機構により前記回転部材を光軸回りに公
    転させ、前記回転部材を備えた第2の回転環を光軸を中
    心に回転させるレンズ鏡筒において、 前記超音波モータのロータとステータを圧接させるため
    に圧力を加える第1の加圧手段と、 第1の回転環を前記回転部材に圧接させるために圧力を
    加える第2の加圧手段と、 該第1の加圧手段の圧力を前記回転部材に伝えることを
    防止し、且つ前記回転部材及び前記ロータの一部を介し
    て受けた前記第2の加圧手段の圧力を前記ロータとステ
    ータの接触面に伝えることを防止する圧力伝達防止手段
    とを有することを特徴とするレンズ鏡筒。
  7. 【請求項7】 前記回転部材は第1のローラーであり、
    前記第1の回転環及び前記ロータは摩擦力によって該第
    1のローラーに回転力を伝えることを特徴とする請求項
    6のレンズ鏡筒。
  8. 【請求項8】 前記第1の加圧手段の圧力を受ける前記
    ロータの少なくとも一部は、ラジアル玉軸受の一部を構
    成する軌道輪であり、前記圧力伝達防止手段は、少なく
    とも該ラジアル玉軸受により構成されることを特徴とす
    る請求項6又は7記載のレンズ鏡筒。
  9. 【請求項9】 前記第1の加圧手段の圧力を受け、光軸
    に対して直交する放射方向の回転軸を中心として回転す
    る第2のローラーと、前記第2の加圧手段の圧力を受
    け、前記第2のローラーと同じ回転軸を中心として回転
    する第3のローラーとを有し、前記圧力伝達防止手段
    は、少なくとも前記第2、第3のローラー及びその回転
    軸とにより構成されることを特徴とする請求項6又は7
    記載のレンズ鏡筒。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9いずれか1項記載のレ
    ンズ鏡筒を有した光学機器。
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