JPH09251682A - テープ走行速度制御装置及び方法 - Google Patents
テープ走行速度制御装置及び方法Info
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- JPH09251682A JPH09251682A JP8087306A JP8730696A JPH09251682A JP H09251682 A JPH09251682 A JP H09251682A JP 8087306 A JP8087306 A JP 8087306A JP 8730696 A JP8730696 A JP 8730696A JP H09251682 A JPH09251682 A JP H09251682A
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- tape
- magnetic tape
- reel
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 FF/REW等の高速走行を行う際に、低速
から高速にわたる走行速度制御を容易にし、かつ安定し
た低速走行を行う。 【解決手段】 リールモーターFG制御部2とテープス
ピード制御部3とを備えている。FF/REWを行う
際、まずリールモーターFG制御部2の制御により、リ
ールモーター1が所定の回転周期で回転するように低速
走行制御を行う。次に加速を開始し、テープスピード制
御部3の制御により所定のテープスピードになるように
高速走行制御を行う。テープ端に近づいたら減速を開始
し、再びリールモーターFG制御部2の制御により低速
走行制御を行った後停止させる。
から高速にわたる走行速度制御を容易にし、かつ安定し
た低速走行を行う。 【解決手段】 リールモーターFG制御部2とテープス
ピード制御部3とを備えている。FF/REWを行う
際、まずリールモーターFG制御部2の制御により、リ
ールモーター1が所定の回転周期で回転するように低速
走行制御を行う。次に加速を開始し、テープスピード制
御部3の制御により所定のテープスピードになるように
高速走行制御を行う。テープ端に近づいたら減速を開始
し、再びリールモーターFG制御部2の制御により低速
走行制御を行った後停止させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルビデオテ
ープレコーダ(以下ビデオテープレコーダをVTRとい
う)やデジタルオーディオテープレコーダ(以下DAT
という)等の記録再生装置に関し、詳細には磁気テープ
の高速走行制御に関する。
ープレコーダ(以下ビデオテープレコーダをVTRとい
う)やデジタルオーディオテープレコーダ(以下DAT
という)等の記録再生装置に関し、詳細には磁気テープ
の高速走行制御に関する。
【0002】
【従来の技術】圧縮符号化したビデオ信号を符号化した
オーディオ信号と共に磁気テープに記録再生するデジタ
ルVTRが知られている(例えば、久保田 幸雄編著
「図解デジタルビデオ読本」、(株)オーム社、平成7
年8月25日発行)。このデジタルVTRにおいては、
ビデオ信号及びオーディオ信号と共にサブコードが記録
されており、このサブコードは磁気テープを記録速度の
200倍程度の速度で走行させても、その内容を読み取
ることができるように、フォーマットが定められている
(前記「図解 デジタルビデオ読本」のPP.95−9
6)。
オーディオ信号と共に磁気テープに記録再生するデジタ
ルVTRが知られている(例えば、久保田 幸雄編著
「図解デジタルビデオ読本」、(株)オーム社、平成7
年8月25日発行)。このデジタルVTRにおいては、
ビデオ信号及びオーディオ信号と共にサブコードが記録
されており、このサブコードは磁気テープを記録速度の
200倍程度の速度で走行させても、その内容を読み取
ることができるように、フォーマットが定められている
(前記「図解 デジタルビデオ読本」のPP.95−9
6)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、VTRにおいて
磁気テープを記録速度の数百倍で高速走行させるモード
としては、FF(Fast Forward:早送り)
/REW(Rewind:巻き戻し)があり、そのモー
ド時には、リールモーターを高速回転させることによ
り、磁気テープを高速走行させている。ただし、この場
合、映像信号を再生しないので、磁気テープの速度が一
定になるような制御は行わない。
磁気テープを記録速度の数百倍で高速走行させるモード
としては、FF(Fast Forward:早送り)
/REW(Rewind:巻き戻し)があり、そのモー
ド時には、リールモーターを高速回転させることによ
り、磁気テープを高速走行させている。ただし、この場
合、映像信号を再生しないので、磁気テープの速度が一
定になるような制御は行わない。
【0004】また、VTRにおいて磁気テープを記録速
度の数十倍で高速走行させるモードとしては、キュー/
レビューがあり、このモード時にはキャプスタンモータ
を回転させている。そして、この場合、映像信号を再生
するので、磁気テープの速度が一定になるような制御を
行っている。キャプスタンサーボによる速度制御は50
倍程度が限界である。
度の数十倍で高速走行させるモードとしては、キュー/
レビューがあり、このモード時にはキャプスタンモータ
を回転させている。そして、この場合、映像信号を再生
するので、磁気テープの速度が一定になるような制御を
行っている。キャプスタンサーボによる速度制御は50
倍程度が限界である。
【0005】したがって、前述したデジタルVTRのサ
ブコードを高速で読み取る際には、FF/REW時と同
じリールモーターによる制御が必要となる。リールモー
ターを駆動して磁気テープの走行速度を一定に制御する
方法として、二つの制御方法が考えられる。第1の方法
はリール台の回転周期から磁気テープの走行速度を検出
し、それが目標値になるように制御するものである。第
2の方法はリールモーターFG(Frequency
Generator)の周波数が目標値になるように制
御するものである。
ブコードを高速で読み取る際には、FF/REW時と同
じリールモーターによる制御が必要となる。リールモー
ターを駆動して磁気テープの走行速度を一定に制御する
方法として、二つの制御方法が考えられる。第1の方法
はリール台の回転周期から磁気テープの走行速度を検出
し、それが目標値になるように制御するものである。第
2の方法はリールモーターFG(Frequency
Generator)の周波数が目標値になるように制
御するものである。
【0006】磁気テープを200倍程度の高速で走行さ
せる場合、磁気テープのトップ又はエンドまで高速のま
ま走行させると、いわゆるガッツン・ストップ状態とな
り、テープにダメージを与え、テープ切れの原因となる
ため、トップ又はエンド付近では低速で走行させること
が必要である。つまり、低速から高速までの広い動作範
囲にわたって磁気テープの速度制御を行うことが必要と
なる。
せる場合、磁気テープのトップ又はエンドまで高速のま
ま走行させると、いわゆるガッツン・ストップ状態とな
り、テープにダメージを与え、テープ切れの原因となる
ため、トップ又はエンド付近では低速で走行させること
が必要である。つまり、低速から高速までの広い動作範
囲にわたって磁気テープの速度制御を行うことが必要と
なる。
【0007】しかしながら、前記第1の方法では、低速
になるとリール台の回転周期が長くなり、計測時間が長
くなるため、制御が困難になる。また、第2の方法で
は、リールモーターFGはリール台の数百(例、40
0)倍の周波数を持っているため、低速でも制御しやす
いが、リールモーターの回転数を一定にするだけでは、
リールの巻き径に応じて磁気テープの走行速度が変化し
てしまう。したがって、磁気テープの走行速度を一定に
するためには、リールモーターの回転数の目標値を巻き
径に応じて徐々に変化させる等の複雑な処理が必要とな
る。
になるとリール台の回転周期が長くなり、計測時間が長
くなるため、制御が困難になる。また、第2の方法で
は、リールモーターFGはリール台の数百(例、40
0)倍の周波数を持っているため、低速でも制御しやす
いが、リールモーターの回転数を一定にするだけでは、
リールの巻き径に応じて磁気テープの走行速度が変化し
てしまう。したがって、磁気テープの走行速度を一定に
するためには、リールモーターの回転数の目標値を巻き
径に応じて徐々に変化させる等の複雑な処理が必要とな
る。
【0008】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、低速から高速にわたる磁気テープの走
行速度制御が容易に行えるようにした磁気テープ走行速
度制御装置及び方法を提供することを目的とする。
たものであって、低速から高速にわたる磁気テープの走
行速度制御が容易に行えるようにした磁気テープ走行速
度制御装置及び方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明に係る磁気テープ走行速度制御装置は、磁気
テープの斜めのトラックに記録されたデータを再生する
装置において磁気テープの走行速度を制御する装置であ
って、磁気テープを走行させるモーターと、磁気テープ
の走行速度を検出する手段と、モーターの回転数を検出
する手段と、モーターを制御するための基準信号を発生
する手段とを備え、モーターを制御するための基準信号
を発生する手段は、磁気テープの走行速度を一定にする
第1のモードと、モーターの回転数を一定にする第2の
モードとを有することを特徴とするものである。
に、本発明に係る磁気テープ走行速度制御装置は、磁気
テープの斜めのトラックに記録されたデータを再生する
装置において磁気テープの走行速度を制御する装置であ
って、磁気テープを走行させるモーターと、磁気テープ
の走行速度を検出する手段と、モーターの回転数を検出
する手段と、モーターを制御するための基準信号を発生
する手段とを備え、モーターを制御するための基準信号
を発生する手段は、磁気テープの走行速度を一定にする
第1のモードと、モーターの回転数を一定にする第2の
モードとを有することを特徴とするものである。
【0010】また、本発明に係る磁気テープ走行速度制
御方法は、磁気テープの斜めのトラックに記録されたデ
ータを再生する装置において磁気テープの走行速度を制
御する方法であって、磁気テープの走行速度が所定値以
下のときには、磁気テープを走行させるモーターの回転
数が一定になるように制御し、磁気テープの走行速度が
所定値を越えるときには、磁気テープの走行速度が一定
になるように制御することを特徴とするものである。
御方法は、磁気テープの斜めのトラックに記録されたデ
ータを再生する装置において磁気テープの走行速度を制
御する方法であって、磁気テープの走行速度が所定値以
下のときには、磁気テープを走行させるモーターの回転
数が一定になるように制御し、磁気テープの走行速度が
所定値を越えるときには、磁気テープの走行速度が一定
になるように制御することを特徴とするものである。
【0011】本発明によれば、磁気テープの走行速度が
所定値以下のときには、磁気テープを走行させるモータ
ーの回転数が一定になるように制御され、磁気テープの
走行速度が所定値を越えるときには、磁気テープの走行
速度が一定になるように制御される。
所定値以下のときには、磁気テープを走行させるモータ
ーの回転数が一定になるように制御され、磁気テープの
走行速度が所定値を越えるときには、磁気テープの走行
速度が一定になるように制御される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態について
図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明を適
用したテープ走行速度制御装置の構成を示すブロック図
である。この装置ではリールモーターの速度を制御する
ことにより、磁気テープの走行速度を記録時の40倍程
度から200倍まで変化させる。
図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明を適
用したテープ走行速度制御装置の構成を示すブロック図
である。この装置ではリールモーターの速度を制御する
ことにより、磁気テープの走行速度を記録時の40倍程
度から200倍まで変化させる。
【0013】このテープ走行速度制御装置は、リールモ
ーター1と、リールモーターFG制御部2と、テープス
ピード制御部3と、テープ速度検出部4と、制御基準値
生成部5と、リールモーターFG制御部2の出力とテー
プスピード制御部3の出力とを選択してリールモーター
1へ入力するスイッチSWとを備えている。また、この
テープ走行速度制御装置は、サプライ(供給)リール
(以下Sリールという)のリール台の回転に対応して発
生したSリールFGを用いてSリールのリール台の回転
周期を検出する周期計測部6Sと、テイクアップ(巻き
取り)リール(以下Tリールという)のリール台の回転
に対応して発生したTリールFGを用いてTリールのリ
ール台の回転周期を検出する周期計測部6Tとを備えて
いる。ここで、リールモーター1以外の部分は、マイク
ロコンピュータ(以下マイコンという)のソフトウェア
で構成されている。
ーター1と、リールモーターFG制御部2と、テープス
ピード制御部3と、テープ速度検出部4と、制御基準値
生成部5と、リールモーターFG制御部2の出力とテー
プスピード制御部3の出力とを選択してリールモーター
1へ入力するスイッチSWとを備えている。また、この
テープ走行速度制御装置は、サプライ(供給)リール
(以下Sリールという)のリール台の回転に対応して発
生したSリールFGを用いてSリールのリール台の回転
周期を検出する周期計測部6Sと、テイクアップ(巻き
取り)リール(以下Tリールという)のリール台の回転
に対応して発生したTリールFGを用いてTリールのリ
ール台の回転周期を検出する周期計測部6Tとを備えて
いる。ここで、リールモーター1以外の部分は、マイク
ロコンピュータ(以下マイコンという)のソフトウェア
で構成されている。
【0014】リールモーター1はTリールを駆動する。
また、リールモーター1の回転に対応するリールモータ
ーFGを出力する。リールモータFGはリールモーター
FG制御部2へ入力される。制御基準値生成部5には起
動時に最終目標速度(例えば200倍)が入力される。
また、リールモーター1の回転に対応するリールモータ
ーFGを出力する。リールモータFGはリールモーター
FG制御部2へ入力される。制御基準値生成部5には起
動時に最終目標速度(例えば200倍)が入力される。
【0015】リールモーターFG制御部2は、リールモ
ーターFGを分周する分周部21と、分周部21の出力
信号の周期を計測する周期計測部22と、周期計測部2
2の出力から制御基準値生成部5より出力される基準周
期を減算する減算部23と、減算部23の出力を基にリ
ールモーター1を駆動するエラー信号を算出するエラー
算出部24とを備えている。リールモーターFG制御部
2は、リールモーター1が所定の周期で回転するように
制御する(詳細は後述)。
ーターFGを分周する分周部21と、分周部21の出力
信号の周期を計測する周期計測部22と、周期計測部2
2の出力から制御基準値生成部5より出力される基準周
期を減算する減算部23と、減算部23の出力を基にリ
ールモーター1を駆動するエラー信号を算出するエラー
算出部24とを備えている。リールモーターFG制御部
2は、リールモーター1が所定の周期で回転するように
制御する(詳細は後述)。
【0016】テープスピード制御部3は、テープ速度検
出部4で検出されたテープ速度から制御基準値生成部5
より出力される基準テープ速度を減算する減算部31
と、減算部31の出力を基にリールモーター1を駆動す
るエラー信号を算出するエラー算出部32とを備えてい
る。テープスピード制御部3は、磁気テープがTリール
により所定のスピードで巻き取られるように制御する
(詳細は後述)。
出部4で検出されたテープ速度から制御基準値生成部5
より出力される基準テープ速度を減算する減算部31
と、減算部31の出力を基にリールモーター1を駆動す
るエラー信号を算出するエラー算出部32とを備えてい
る。テープスピード制御部3は、磁気テープがTリール
により所定のスピードで巻き取られるように制御する
(詳細は後述)。
【0017】図1に示したテープ走行速度制御装置の基
本動作を図2に示す。まず、停止状態から起動される
と、リールモーターFG制御部2の制御により、リール
モーター1が所定の回転周期で回転するように制御され
る。この回転周期は、例えばSリールの残量が殆どない
巻き径の時に40倍速になるような値である。図2に
“低速”と記載されている範囲がこの回転周期制御を示
す。つまり、この範囲のテープ速度は厳密には一定では
なく、Sリールの巻き径が小さくなれば、テープ速度は
速くなる。
本動作を図2に示す。まず、停止状態から起動される
と、リールモーターFG制御部2の制御により、リール
モーター1が所定の回転周期で回転するように制御され
る。この回転周期は、例えばSリールの残量が殆どない
巻き径の時に40倍速になるような値である。図2に
“低速”と記載されている範囲がこの回転周期制御を示
す。つまり、この範囲のテープ速度は厳密には一定では
なく、Sリールの巻き径が小さくなれば、テープ速度は
速くなる。
【0018】一定時間経過すると、次に200倍速に向
けて加速を開始し、200倍速に到達したら、速度が一
定になるように制御する。この速度制御は、テープスピ
ード制御部3の出力を用いて行われる。ただし、Tリー
ルが既にテープエンドの近くまで巻き取っている時には
加速しない。テープエンドに近いかどうかは、Sリール
又はTリールの巻き径を検出して判別する(詳細は後
述)。
けて加速を開始し、200倍速に到達したら、速度が一
定になるように制御する。この速度制御は、テープスピ
ード制御部3の出力を用いて行われる。ただし、Tリー
ルが既にテープエンドの近くまで巻き取っている時には
加速しない。テープエンドに近いかどうかは、Sリール
又はTリールの巻き径を検出して判別する(詳細は後
述)。
【0019】200倍速で制御し、テープエンドの近く
まで巻き取ったら、40倍速程度の低速になるように減
速を開始する。そして、40倍速程度に到達したら、リ
ールモーターFGの回転周期が一定になるように制御す
る。この回転周期は、例えばSリールの残量が殆どない
巻き径の時に40倍速になるような値である。このと
き、減速中の速度制御はテープスピード制御部3の出力
を用いて行われ、40倍速程度の回転周期制御はリール
モーターFG制御部2の出力を用いて行われる。
まで巻き取ったら、40倍速程度の低速になるように減
速を開始する。そして、40倍速程度に到達したら、リ
ールモーターFGの回転周期が一定になるように制御す
る。この回転周期は、例えばSリールの残量が殆どない
巻き径の時に40倍速になるような値である。このと
き、減速中の速度制御はテープスピード制御部3の出力
を用いて行われ、40倍速程度の回転周期制御はリール
モーターFG制御部2の出力を用いて行われる。
【0020】最後にテープエンドを検出したら、磁気テ
ープの走行を停止させる。ここで、起動から40倍速に
立ち上げる代わりに、10倍、20倍、40倍のように
立ち上げてもよい。停止の前の低速についても同様であ
る。なお、以上はREWの動作を説明したが、FFの場
合も同様である。ただし、FFの場合には、テープのト
ップを検出して停止させる。
ープの走行を停止させる。ここで、起動から40倍速に
立ち上げる代わりに、10倍、20倍、40倍のように
立ち上げてもよい。停止の前の低速についても同様であ
る。なお、以上はREWの動作を説明したが、FFの場
合も同様である。ただし、FFの場合には、テープのト
ップを検出して停止させる。
【0021】図1に戻って説明する。テープ速度検出部
4は、周期計測部6Sと周期計測部6Tの1倍速時の出
力を用いてテープ長の基準値を検出するテープ長検出部
41と、周期計測部6Sと周期計測部6Tの現在(=n
倍速時)の出力を用いて現在のテープ長を検出するテー
プ長検出部42と、テープ長検出部41の出力とテープ
長検出部42の出力とを用いて現在のテープ速度を算出
するテープ速度算出部43とを備えている。
4は、周期計測部6Sと周期計測部6Tの1倍速時の出
力を用いてテープ長の基準値を検出するテープ長検出部
41と、周期計測部6Sと周期計測部6Tの現在(=n
倍速時)の出力を用いて現在のテープ長を検出するテー
プ長検出部42と、テープ長検出部41の出力とテープ
長検出部42の出力とを用いて現在のテープ速度を算出
するテープ速度算出部43とを備えている。
【0022】ここで、図3を参照しながらテープ速度検
出の原理を説明する。この図において、7SはSリール
に巻かれている磁気テープ、7TはTリールに巻かれて
いる磁気テープ、8SはSリールの軸、8TはTリール
の軸、RsはSリールの巻き径、RtはTリールの巻き
径、RhはSリール及びTリールの軸径である。
出の原理を説明する。この図において、7SはSリール
に巻かれている磁気テープ、7TはTリールに巻かれて
いる磁気テープ、8SはSリールの軸、8TはTリール
の軸、RsはSリールの巻き径、RtはTリールの巻き
径、RhはSリール及びTリールの軸径である。
【0023】図3において、磁気テープの全長をL、テ
ープの厚さをμとすると、 π(Rs2 −Rh2 )+π(Rt2 −Rh2 )=Lμ …
ープの厚さをμとすると、 π(Rs2 −Rh2 )+π(Rt2 −Rh2 )=Lμ …
【0024】式の両辺にπを掛け、移項すると、 π(Lμ+2πRh2 )=π2 (Rs2 +Rt2 ) …
【0025】式の値は軸8S、磁気テープ7S、軸8
T、磁気テープ7Tの面積の和であり、テープカセット
による一定値となる。
T、磁気テープ7Tの面積の和であり、テープカセット
による一定値となる。
【0026】ここで、Sリールの回転周期をTs、Tリ
ールの回転周期をTt、テープスピードをVとすると、 V=2π(1/Ts)Rs=2π(1/Tt)Rt … である。
ールの回転周期をTt、テープスピードをVとすると、 V=2π(1/Ts)Rs=2π(1/Tt)Rt … である。
【0027】式よりRsとRtを求め、式の右辺に
代入すると、 V2 (Ts2 +Tt2 )=K(=定数) … となる。
代入すると、 V2 (Ts2 +Tt2 )=K(=定数) … となる。
【0028】したがって、1倍速とn倍速でのテープス
ピード、Sリール台周期、Tリール台周期を、それぞれ
V1,Vn、Rs1,Rsn、Rt1,Rtnとする
と、 V1(Ts12 +Tt12 )1/2 =Vn(Tsn2 +Ttn2 )1/2 =K1/2 …
ピード、Sリール台周期、Tリール台周期を、それぞれ
V1,Vn、Rs1,Rsn、Rt1,Rtnとする
と、 V1(Ts12 +Tt12 )1/2 =Vn(Tsn2 +Ttn2 )1/2 =K1/2 …
【0029】式より、 Vn/V1=(Ts12 +Tt12 )1/2 /(Tsn2 +Ttn2 )1/2 =X1/Xn … となる。
【0030】したがって、1倍速時のリール台の回転周
期の2乗和の平方根X1(=基準テープ長)とすると、
これとn倍速時のリール台の回転周期の2乗和の平方根
Xnとの比からテープスピードを検出することができ
る。
期の2乗和の平方根X1(=基準テープ長)とすると、
これとn倍速時のリール台の回転周期の2乗和の平方根
Xnとの比からテープスピードを検出することができ
る。
【0031】図1に戻って説明する。制御基準値生成部
5は、周期計測部6Sの出力と、周期計測部6Tの出力
と、テープ速度算出部43の出力とからSリールの巻き
径Rsを検出する巻き径検出部51と、巻き径検出部5
1の出力を基にリールモーターFG制御部2の出力を用
いるモード(以下リールモーターFG制御モードとい
う)又はテープスピード制御部3の出力を用いるモード
(以下テープスピード制御モードという)を選択するモ
ード選択部52と、モード選択部52のモードと起動時
に設定される最終目標速度に応じて目標速度を生成する
目標速度生成部53と、目標速度生成部の出力に応じ
て、リールモーター制御部2内の分周部21の分周比を
生成する分周比生成部54と、目標速度生成部の出力を
用いてリールモーターFGの基準周期を生成する基準値
生成部55とを備えている。
5は、周期計測部6Sの出力と、周期計測部6Tの出力
と、テープ速度算出部43の出力とからSリールの巻き
径Rsを検出する巻き径検出部51と、巻き径検出部5
1の出力を基にリールモーターFG制御部2の出力を用
いるモード(以下リールモーターFG制御モードとい
う)又はテープスピード制御部3の出力を用いるモード
(以下テープスピード制御モードという)を選択するモ
ード選択部52と、モード選択部52のモードと起動時
に設定される最終目標速度に応じて目標速度を生成する
目標速度生成部53と、目標速度生成部の出力に応じ
て、リールモーター制御部2内の分周部21の分周比を
生成する分周比生成部54と、目標速度生成部の出力を
用いてリールモーターFGの基準周期を生成する基準値
生成部55とを備えている。
【0032】次に、図1に示したテープ走行速度制御装
置の動作を説明する。まず、磁気テープの停止状態にお
いて、ユーザーの操作によりFF又はREWモードに設
定されると、図1の装置が起動される。起動時には最終
目標速度の200倍速が設定されると共に、リールモー
ターFG制御モードに設定される。この時、目標速度生
成部53は40倍速に相当する目標速度を生成する。ま
た、分周比生成部54は、分周器21の分周比を“4”
に設定する。そして、基準値生成部55は、Sリールの
残量が殆どない巻き径の時に10倍速になるような目標
回転周期を生成し、減算部23へ与える。この結果、リ
ールモーター1はSリールの残量が殆どない巻き径の時
に40倍速になる回転周期で回転する。
置の動作を説明する。まず、磁気テープの停止状態にお
いて、ユーザーの操作によりFF又はREWモードに設
定されると、図1の装置が起動される。起動時には最終
目標速度の200倍速が設定されると共に、リールモー
ターFG制御モードに設定される。この時、目標速度生
成部53は40倍速に相当する目標速度を生成する。ま
た、分周比生成部54は、分周器21の分周比を“4”
に設定する。そして、基準値生成部55は、Sリールの
残量が殆どない巻き径の時に10倍速になるような目標
回転周期を生成し、減算部23へ与える。この結果、リ
ールモーター1はSリールの残量が殆どない巻き径の時
に40倍速になる回転周期で回転する。
【0033】前述したリールモーターFG制御モードで
しばらく走行し、その間に、テープ速度検出部4は前述
した式を用いてテープ速度の計算を行う。また、制御
基準値生成部5内の巻き径検出部51は、前述した式
を用いてSリールの巻き径Rsの計算を行う。そして、
巻き径Rsが所定値以上あれば加速を開始する。なお、
1倍速時のリール台の回転周期の2乗和の平方根X1は
あらかじめ計測し、マイコン内のメモリに記憶してお
く。
しばらく走行し、その間に、テープ速度検出部4は前述
した式を用いてテープ速度の計算を行う。また、制御
基準値生成部5内の巻き径検出部51は、前述した式
を用いてSリールの巻き径Rsの計算を行う。そして、
巻き径Rsが所定値以上あれば加速を開始する。なお、
1倍速時のリール台の回転周期の2乗和の平方根X1は
あらかじめ計測し、マイコン内のメモリに記憶してお
く。
【0034】加速を開始すると、モード選択部52はテ
ープスピード制御モードを選択する。そして、目標速度
生成部53は、テープスピード制御部3の減算部31に
対して、40→41→42→・・・のように徐々に増加
する基準テープスピードを与える。最終目標速度は起動
時に200に設定されているので、基準テープスピード
は200に到達すると一定になる。
ープスピード制御モードを選択する。そして、目標速度
生成部53は、テープスピード制御部3の減算部31に
対して、40→41→42→・・・のように徐々に増加
する基準テープスピードを与える。最終目標速度は起動
時に200に設定されているので、基準テープスピード
は200に到達すると一定になる。
【0035】巻き径検出部51では常時、巻き径を検出
している。そして、この値が所定値以下になると減速を
開始し、テープスピード制御部3による制御のまま減速
する。この時、目標速度生成部53は、テープスピード
制御部3の減算部31に対して、200→199→19
8→・・・のように徐々に減少する基準テープスピード
を与える。そして、この値が40に達すると、モード選
択部52はリールモーターFG制御モードを選択する。
そして、リールモーターFG制御部2の制御により、4
0倍速程度の低速制御が行われ、テープエンドを検出す
ると、磁気テープの走行を停止させる。
している。そして、この値が所定値以下になると減速を
開始し、テープスピード制御部3による制御のまま減速
する。この時、目標速度生成部53は、テープスピード
制御部3の減算部31に対して、200→199→19
8→・・・のように徐々に減少する基準テープスピード
を与える。そして、この値が40に達すると、モード選
択部52はリールモーターFG制御モードを選択する。
そして、リールモーターFG制御部2の制御により、4
0倍速程度の低速制御が行われ、テープエンドを検出す
ると、磁気テープの走行を停止させる。
【0036】図1におけるテープスピード制御部3の処
理を図4に示す。ここで、“検出したテープ速度”は、
テープ速度検出部4から与えられるテープ速度であり、
“目標テープ速度”は制御基準値生成部5から与えられ
るテープ速度である。まず、“検出したテープ速度”か
ら“目標テープ速度”を減算して速度誤差を検出する。
これは、減算部31の処理である。以後の処理はエラー
算出部32の処理である。まず、速度誤差にリミッタを
かけ、次いで比例エラー、微分エラー、積分エラーを算
出し、積分値にリミッタをかける。そして、各エラー値
を合計し、その結果にリミッタをかけ、PWM値に変換
して出力する。
理を図4に示す。ここで、“検出したテープ速度”は、
テープ速度検出部4から与えられるテープ速度であり、
“目標テープ速度”は制御基準値生成部5から与えられ
るテープ速度である。まず、“検出したテープ速度”か
ら“目標テープ速度”を減算して速度誤差を検出する。
これは、減算部31の処理である。以後の処理はエラー
算出部32の処理である。まず、速度誤差にリミッタを
かけ、次いで比例エラー、微分エラー、積分エラーを算
出し、積分値にリミッタをかける。そして、各エラー値
を合計し、その結果にリミッタをかけ、PWM値に変換
して出力する。
【0037】図5は図4の処理をハードウェアで構成し
た場合のブロック図である。この図において、“D”は
1サンプルの遅延回路である。
た場合のブロック図である。この図において、“D”は
1サンプルの遅延回路である。
【0038】図1におけるリールモーターFG制御部2
の処理を図6(a)に示す。この図において、“周期の
算出”は周期計測部22が、分周部21の出力の間隔を
カウントすることで計測する。“目標FG周期”は基準
値生成部55が生成した基準のFG周期である。まず、
周期計測部22が計測した周期から目標テープ速度を減
算して周期誤差を検出する。これは、減算部23の処理
である。以後の処理はエラー算出部24の処理である。
まず、周期誤差にリミッタをかけ、次いで比例エラーと
積分エラーを算出し、積分値にリミッタをかける。そし
て、エラー値を合計し、その結果にリミッタをかけ、さ
らにエラーを平均し、PWM値に変換して出力する。な
お、ここでエラーを平均しているのは、計測した周期の
ばらつきを除去するためである。
の処理を図6(a)に示す。この図において、“周期の
算出”は周期計測部22が、分周部21の出力の間隔を
カウントすることで計測する。“目標FG周期”は基準
値生成部55が生成した基準のFG周期である。まず、
周期計測部22が計測した周期から目標テープ速度を減
算して周期誤差を検出する。これは、減算部23の処理
である。以後の処理はエラー算出部24の処理である。
まず、周期誤差にリミッタをかけ、次いで比例エラーと
積分エラーを算出し、積分値にリミッタをかける。そし
て、エラー値を合計し、その結果にリミッタをかけ、さ
らにエラーを平均し、PWM値に変換して出力する。な
お、ここでエラーを平均しているのは、計測した周期の
ばらつきを除去するためである。
【0039】なお、前記実施の形態ではリールモーター
を駆動することにより磁気テープを高速走行させている
が、キャプスタンモーターを駆動することにより磁気テ
ープを高速走行させる場合にも本発明を適用することが
できる。その場合には、図1のリールモーター1の代わ
りにキャプスタンモーターとし、リールモーターFG制
御部2の代わりにキャプスタンモーターFG制御部を設
ければよい。また、前記実施の形態はテジタルVTRに
関するものであったが、本発明はDATにも適用するこ
とができる。
を駆動することにより磁気テープを高速走行させている
が、キャプスタンモーターを駆動することにより磁気テ
ープを高速走行させる場合にも本発明を適用することが
できる。その場合には、図1のリールモーター1の代わ
りにキャプスタンモーターとし、リールモーターFG制
御部2の代わりにキャプスタンモーターFG制御部を設
ければよい。また、前記実施の形態はテジタルVTRに
関するものであったが、本発明はDATにも適用するこ
とができる。
【0040】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、低速から高速にわたる磁気テープの速度制御が容
易に行える。また、安定した低速走行が実現できる。
れば、低速から高速にわたる磁気テープの速度制御が容
易に行える。また、安定した低速走行が実現できる。
【図1】本発明を適用したテープ走行速度制御装置の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図2】本発明を適用したテープ走行速度制御装置の基
本動作を示す図である。
本動作を示す図である。
【図3】テープ速度検出の原理を説明する図である。
【図4】テープスピード制御部の処理を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図5】テープスピード制御部のエラー算出部をハード
ウェアで実現した場合のブロック図である。
ウェアで実現した場合のブロック図である。
【図6】リールモーター制御部の処理を示すフローチャ
ート及びそのエラー算出部をハードウェアで実現した場
合のブロック図である。
ート及びそのエラー算出部をハードウェアで実現した場
合のブロック図である。
1…リールモーター、2…リールモーターFG制御部、
3…テープスピード制御部、4…テープ速度検出部、5
…制御基準値生成部
3…テープスピード制御部、4…テープ速度検出部、5
…制御基準値生成部
Claims (5)
- 【請求項1】 磁気テープの斜めのトラックに記録され
たデータを再生する装置において前記磁気テープの走行
速度を制御する装置であって、 前記磁気テープを走行させるモーターと、 前記磁気テープの走行速度を検出する手段と、 前記モーターの回転数を検出する手段と、 前記モーターを制御するための基準信号を発生する手段
とを備え、 前記基準信号を発生する手段は、前記磁気テープの走行
速度を一定にする第1のモードと、前記モーターの回転
数を一定にする第2のモードとを有することを特徴とす
るテープ走行速度制御装置。 - 【請求項2】 磁気テープを走行させるモーターはリー
ルモーターである請求項1に記載のテープ走行速度制御
装置。 - 【請求項3】 磁気テープの走行速度を検出する手段
は、リール台の回転周期を基に検出するものである請求
項1に記載のテープ走行速度制御装置。 - 【請求項4】 基準信号を発生する手段は、磁気テープ
の走行速度が所定値以下のときに第2のモードとなり、
前記磁気テープの走行速度が所定値を越えるときに第1
のモードとなる請求項1に記載のテープ走行速度制御装
置。 - 【請求項5】 磁気テープの斜めのトラックに記録され
たデータを再生する装置において前記磁気テープの走行
速度を制御する方法であって、 前記磁気テープの走行速度が所定値以下のときには、前
記磁気テープを走行させるモーターの回転数が一定にな
るように制御し、前記磁気テープの走行速度が所定値を
越えるときには、前記磁気テープの走行速度が一定にな
るように制御することを特徴とするテープ走行速度制御
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8087306A JPH09251682A (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | テープ走行速度制御装置及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8087306A JPH09251682A (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | テープ走行速度制御装置及び方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09251682A true JPH09251682A (ja) | 1997-09-22 |
Family
ID=13911152
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8087306A Pending JPH09251682A (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | テープ走行速度制御装置及び方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09251682A (ja) |
-
1996
- 1996-03-15 JP JP8087306A patent/JPH09251682A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040406 |