JPH09253630A - 水処理装置 - Google Patents
水処理装置Info
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- JPH09253630A JPH09253630A JP7173196A JP7173196A JPH09253630A JP H09253630 A JPH09253630 A JP H09253630A JP 7173196 A JP7173196 A JP 7173196A JP 7173196 A JP7173196 A JP 7173196A JP H09253630 A JPH09253630 A JP H09253630A
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- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】濾過性能に優れた新規な中空糸膜型の濾過フィ
ルターと、効果的な磁化処理機能を有する濾過槽とを組
み合わせた水処理装置を提供する。 【解決手段】複数の中空糸膜が各々複数の交差点を有し
ながらループ状に折り返されており且つ直線部分及びル
ープ部分の断面が略円形である中空糸膜12を、その開
口端で収納容器9の一ヶ所にポッティング材13を用い
て集束固定し、中空糸膜が自己保持され且つ中空糸膜に
親水性が付与されている外圧濾過式で逆洗可能なプレフ
ィルターBと、一端及び他端にそれぞれ水の流入口及び
流出口を有する筒状のハウジング内に粒状活性炭、砂等
をそれぞれ層状に堆積してなるとともに、粒状セラミッ
クを堆積した層の上下にそれぞれ少なくとも1個の磁石
をその磁力線の向きが互いに一致し且つ方向が水の流れ
の沿うように配置した濾過槽Cとからなる。
ルターと、効果的な磁化処理機能を有する濾過槽とを組
み合わせた水処理装置を提供する。 【解決手段】複数の中空糸膜が各々複数の交差点を有し
ながらループ状に折り返されており且つ直線部分及びル
ープ部分の断面が略円形である中空糸膜12を、その開
口端で収納容器9の一ヶ所にポッティング材13を用い
て集束固定し、中空糸膜が自己保持され且つ中空糸膜に
親水性が付与されている外圧濾過式で逆洗可能なプレフ
ィルターBと、一端及び他端にそれぞれ水の流入口及び
流出口を有する筒状のハウジング内に粒状活性炭、砂等
をそれぞれ層状に堆積してなるとともに、粒状セラミッ
クを堆積した層の上下にそれぞれ少なくとも1個の磁石
をその磁力線の向きが互いに一致し且つ方向が水の流れ
の沿うように配置した濾過槽Cとからなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水処理装置に係わり、
更に詳しくは水道水やそれを加熱した温水を浄化、活性
化する水処理装置に関する。
更に詳しくは水道水やそれを加熱した温水を浄化、活性
化する水処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から水道水を処理する水処理装置と
しては、活性炭、中空糸膜等により残留塩素や汚染物質
を除去するようになしたものや(第1世代)や、これに
加えて電気分解処理、イオン交換樹脂等により水質(p
H等)を調整するようになしたもの(第2世代)がある
が、近年、更にこれに加えて遠赤外線照射、磁化処理等
により水分子を活性化するようになしたもの(第3世
代)がある。
しては、活性炭、中空糸膜等により残留塩素や汚染物質
を除去するようになしたものや(第1世代)や、これに
加えて電気分解処理、イオン交換樹脂等により水質(p
H等)を調整するようになしたもの(第2世代)がある
が、近年、更にこれに加えて遠赤外線照射、磁化処理等
により水分子を活性化するようになしたもの(第3世
代)がある。
【0003】例えば、特開平1−266892号公報、
特開平2−115094号公報、特公平4−70073
号公報には、水が通過する流路内にセラミック等からな
る遠赤外線放射体を敷設するとともに、該流路内若しく
はその周囲に永久磁石等からなる磁場発生装置を設けた
水処理装置が開示されている。
特開平2−115094号公報、特公平4−70073
号公報には、水が通過する流路内にセラミック等からな
る遠赤外線放射体を敷設するとともに、該流路内若しく
はその周囲に永久磁石等からなる磁場発生装置を設けた
水処理装置が開示されている。
【0004】その一例を簡単に説明すれば、従来の水処
理装置は、筒状のハウジング内にその水の流入口を有す
る上部から水の流出口を有する下部に向かって、第1の
砂層、活性炭層、第2の砂層、磁性層及びセラミック層
が、不織布フィルター等を介して積層されている。ここ
で、第1の砂層及び第2の砂層は、火成岩シラスを特殊
処理した白砂からなり、また活性炭層は抗菌性の粒状活
性炭からなっており、これらによって主として残留塩
素、有機物質、有害物質(例えばトリハロメタン)、赤
錆、不純物、カビ臭等を除去する。また、磁性層は、磁
鉄鉱石、フェライトマグネット、石英閃緑玲石、泰澄石
の細片が混合されたものであり、磁鉄鉱石とフェライト
マグネットによる磁場で重金属類を除去するともとに、
水分子を磁化処理して活性化し、更に石英閃緑玲石及び
泰澄石によって主として水質(pH等)を調整するとと
もにミネラルを補給する。また、セラミック層は、火成
岩シラスを特殊処理した白砂を更に高温(例えば110
0℃)で特殊処理した粒状セラミックからなっており、
遠赤外線照射によって水分子を活性化するとともに水質
劣化を防止する。
理装置は、筒状のハウジング内にその水の流入口を有す
る上部から水の流出口を有する下部に向かって、第1の
砂層、活性炭層、第2の砂層、磁性層及びセラミック層
が、不織布フィルター等を介して積層されている。ここ
で、第1の砂層及び第2の砂層は、火成岩シラスを特殊
処理した白砂からなり、また活性炭層は抗菌性の粒状活
性炭からなっており、これらによって主として残留塩
素、有機物質、有害物質(例えばトリハロメタン)、赤
錆、不純物、カビ臭等を除去する。また、磁性層は、磁
鉄鉱石、フェライトマグネット、石英閃緑玲石、泰澄石
の細片が混合されたものであり、磁鉄鉱石とフェライト
マグネットによる磁場で重金属類を除去するともとに、
水分子を磁化処理して活性化し、更に石英閃緑玲石及び
泰澄石によって主として水質(pH等)を調整するとと
もにミネラルを補給する。また、セラミック層は、火成
岩シラスを特殊処理した白砂を更に高温(例えば110
0℃)で特殊処理した粒状セラミックからなっており、
遠赤外線照射によって水分子を活性化するとともに水質
劣化を防止する。
【0005】しかし、前述の水処理装置では、磁性層に
おいて磁鉄鉱石とフェライトマグネットがランダムに混
合されているため、個々のフェライトマグネットの磁場
が互いに打ち消し合い、水分子に作用する磁場が弱くな
って活性化が十分に行われ難いという問題があった。ま
た、濾材や不織布フィルター等の目詰まりによる除去性
能低下、流量低下が生じて寿命が短くなるという問題も
あり、この問題に対してはプレフィルターを設けること
によってある程度は改善できるものの、プレフィルター
の目詰まりによる同様な問題は残る。
おいて磁鉄鉱石とフェライトマグネットがランダムに混
合されているため、個々のフェライトマグネットの磁場
が互いに打ち消し合い、水分子に作用する磁場が弱くな
って活性化が十分に行われ難いという問題があった。ま
た、濾材や不織布フィルター等の目詰まりによる除去性
能低下、流量低下が生じて寿命が短くなるという問題も
あり、この問題に対してはプレフィルターを設けること
によってある程度は改善できるものの、プレフィルター
の目詰まりによる同様な問題は残る。
【0006】一方、流体の流れが均一になるように多数
の中空糸膜を各々が数ヶ所以上の交差点を持つ(以下、
「綾をかける」と言う)ように束ねた中空糸膜束を用い
た濾過フィルターは、限外濾過、精密濾過、逆浸透、人
工透析、ガス分離等に用いられている。一般的には、中
空糸膜は微細な不純物や微生物を除去する濾過性能に優
れているが、水透過係数が小さく、流量を多くするには
多数本の中空糸膜束を用いなければならず、装置が大型
になる欠点を有している。そのため、中空糸膜を用いた
家庭用の浄水器では、流量を犠牲にして小型化を図って
いるのが現状である。
の中空糸膜を各々が数ヶ所以上の交差点を持つ(以下、
「綾をかける」と言う)ように束ねた中空糸膜束を用い
た濾過フィルターは、限外濾過、精密濾過、逆浸透、人
工透析、ガス分離等に用いられている。一般的には、中
空糸膜は微細な不純物や微生物を除去する濾過性能に優
れているが、水透過係数が小さく、流量を多くするには
多数本の中空糸膜束を用いなければならず、装置が大型
になる欠点を有している。そのため、中空糸膜を用いた
家庭用の浄水器では、流量を犠牲にして小型化を図って
いるのが現状である。
【0007】しかし、多数の中空糸膜をループ状に折り
返し、その両端を一ヶ所で集束固定した中空糸膜束は、
容易に推測できるように特別な工夫を施さなければ中空
糸膜束のループ部分の断面が円形にならないだけでな
く、その相当直径は直線部分の断面の直径よりも通常2
0%以上大きくなる。このような中空糸膜束ではループ
部分だけでなく直線部分でも中空糸充填状態に疎密のバ
ラツキが大きくなり、均一な流体の流れが期待できな
い。
返し、その両端を一ヶ所で集束固定した中空糸膜束は、
容易に推測できるように特別な工夫を施さなければ中空
糸膜束のループ部分の断面が円形にならないだけでな
く、その相当直径は直線部分の断面の直径よりも通常2
0%以上大きくなる。このような中空糸膜束ではループ
部分だけでなく直線部分でも中空糸充填状態に疎密のバ
ラツキが大きくなり、均一な流体の流れが期待できな
い。
【0008】図15は、従来の中空糸膜束を製造する際
の巻き取り工程を示したものであり、中空糸膜101を
巻き取る二軸のカセ102と、綾をかけるためのトラバ
ース103を示し、図16及び図17は、従来の直線状
のカセ102に中空糸膜101を巻き取ったときのルー
プ部分を示し、各図の(a) はループ部分104のカセ1
02を含む中空糸膜束の軸方向の断面、(b) は中空糸膜
束の軸方向に対して垂直な方向の断面を表している。図
16(b) から従来のカセでは、カセの断面積がそのまま
ループ部分の空間になり、ループ部分104の束の直径
が直線部分105より大きくならざるを得ないことがわ
かる。また、中空糸膜をカセ全体に均一に巻き取ると中
空糸膜束の外形が矩形になり、通常使用される円筒形の
容器に充填したときには該容器との間に隙間が生じるこ
ともわかる。そこで、図17(b)のように中空糸膜束の
外形が円形になるように巻き取ると、図17(a) のよう
に流体が最も流れにくい中空糸膜束の中央の中空糸膜が
最も長くなって好ましくない。
の巻き取り工程を示したものであり、中空糸膜101を
巻き取る二軸のカセ102と、綾をかけるためのトラバ
ース103を示し、図16及び図17は、従来の直線状
のカセ102に中空糸膜101を巻き取ったときのルー
プ部分を示し、各図の(a) はループ部分104のカセ1
02を含む中空糸膜束の軸方向の断面、(b) は中空糸膜
束の軸方向に対して垂直な方向の断面を表している。図
16(b) から従来のカセでは、カセの断面積がそのまま
ループ部分の空間になり、ループ部分104の束の直径
が直線部分105より大きくならざるを得ないことがわ
かる。また、中空糸膜をカセ全体に均一に巻き取ると中
空糸膜束の外形が矩形になり、通常使用される円筒形の
容器に充填したときには該容器との間に隙間が生じるこ
ともわかる。そこで、図17(b)のように中空糸膜束の
外形が円形になるように巻き取ると、図17(a) のよう
に流体が最も流れにくい中空糸膜束の中央の中空糸膜が
最も長くなって好ましくない。
【0009】一方、互いに交差積層した中空糸膜の帯状
積層体を芯管に巻き付けたもの(特開昭53−3718
3号公報)、サポート部材を設けて中空糸膜束の形状を
保持するもの(実開昭62−103407号公報、実開
昭62−103409号公報、実開平1−92203号
公報等)では、形状保持材を用いることによって中空糸
膜の充填状態の疎密を均一にしている。また、実開平4
−33927号公報では、中空糸膜の充填量を大きくす
るために、中空糸膜束のループ部分の直径が直線部分よ
りも大きいことを利用して複数の中空糸膜束が互いに交
差するように配置しているが、それぞれの束の中空糸膜
の充填状態は改善されているとは言えない。
積層体を芯管に巻き付けたもの(特開昭53−3718
3号公報)、サポート部材を設けて中空糸膜束の形状を
保持するもの(実開昭62−103407号公報、実開
昭62−103409号公報、実開平1−92203号
公報等)では、形状保持材を用いることによって中空糸
膜の充填状態の疎密を均一にしている。また、実開平4
−33927号公報では、中空糸膜の充填量を大きくす
るために、中空糸膜束のループ部分の直径が直線部分よ
りも大きいことを利用して複数の中空糸膜束が互いに交
差するように配置しているが、それぞれの束の中空糸膜
の充填状態は改善されているとは言えない。
【0010】また、中空糸膜とカセの接触面積を小さく
すると、中空糸膜に大きな圧力が加わって中空糸膜が潰
れるので、従来の直線状のカセの厚さを単に薄くして
も、ループ部分の断面(以下、断りなく「断面」と言う
場合には、中空糸膜束の軸方向に対して垂直な方向の断
面を意味する)の最大直径は、直線部分の直径のおよそ
1.2倍までが限界である。また、直線状のカセでルー
プ部分の断面が円形になるように中空糸膜を巻き取るた
めには、トラバースが特殊な動きをしなければならない
だけでなく、このようにしてもループ部分の軸方向の断
面の形状は山なりになり、流体の到達が最も遅い中空糸
膜束の中央の中空糸膜の長さが最も長くなって濾過効率
が低下する等の欠点が生じる。
すると、中空糸膜に大きな圧力が加わって中空糸膜が潰
れるので、従来の直線状のカセの厚さを単に薄くして
も、ループ部分の断面(以下、断りなく「断面」と言う
場合には、中空糸膜束の軸方向に対して垂直な方向の断
面を意味する)の最大直径は、直線部分の直径のおよそ
1.2倍までが限界である。また、直線状のカセでルー
プ部分の断面が円形になるように中空糸膜を巻き取るた
めには、トラバースが特殊な動きをしなければならない
だけでなく、このようにしてもループ部分の軸方向の断
面の形状は山なりになり、流体の到達が最も遅い中空糸
膜束の中央の中空糸膜の長さが最も長くなって濾過効率
が低下する等の欠点が生じる。
【0011】更に、ループ部分104では、容易に想像
されるように、中空糸膜は互いに密着し、流体が直線部
分105に比べて通りにくい状態になっている。そのた
め、原水が中空糸膜の表面から中空糸膜に対してほぼ垂
直方向に束の中央まで中空糸膜で濾過されながら流れ、
その開口端から取り出される構造のフィルターでは、中
空糸膜束は原水の流れによって絶えず圧縮されており、
しばしばポッティング材近傍で中空糸膜が切断すること
がある。
されるように、中空糸膜は互いに密着し、流体が直線部
分105に比べて通りにくい状態になっている。そのた
め、原水が中空糸膜の表面から中空糸膜に対してほぼ垂
直方向に束の中央まで中空糸膜で濾過されながら流れ、
その開口端から取り出される構造のフィルターでは、中
空糸膜束は原水の流れによって絶えず圧縮されており、
しばしばポッティング材近傍で中空糸膜が切断すること
がある。
【0012】中空糸膜型の流体分離装置の長所の一つ
は、他の形状のものに比べて有効膜面積を大きくするこ
とができる点である。しかしながら、中空糸膜の充填状
態に疎密があれば流体の流れが不均一になり、すべての
中空糸膜が有効に使用されない。中空糸膜の充填状態を
均一にするために束の形状を保持する形状保持材を用い
ると、装置が複雑になるだけでなく中空糸膜の充填量が
保持材の分だけ減少する。また、保持材の形状によって
は中空糸膜の自由な振動まで妨げるために中空糸膜の表
面に付着物が蓄積し、目詰まりし易いなどの欠点が生じ
る。更に、前記のように、被処理流体の流れによってポ
ッティング材近傍の中空糸膜に剪断力が生じ、中空糸膜
が切断することがある。
は、他の形状のものに比べて有効膜面積を大きくするこ
とができる点である。しかしながら、中空糸膜の充填状
態に疎密があれば流体の流れが不均一になり、すべての
中空糸膜が有効に使用されない。中空糸膜の充填状態を
均一にするために束の形状を保持する形状保持材を用い
ると、装置が複雑になるだけでなく中空糸膜の充填量が
保持材の分だけ減少する。また、保持材の形状によって
は中空糸膜の自由な振動まで妨げるために中空糸膜の表
面に付着物が蓄積し、目詰まりし易いなどの欠点が生じ
る。更に、前記のように、被処理流体の流れによってポ
ッティング材近傍の中空糸膜に剪断力が生じ、中空糸膜
が切断することがある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明が前述
の状況に鑑み、解決しようとするところは、水透過係数
が大きく、収納容器への充填率が高く、流量が多く、目
詰まりし難く、濾過性能に優れた新規な中空糸膜型の濾
過フィルターと、水質調整機能、ミネラル補給機能及び
効果的な磁化処理機能を有する濾過槽とを組み合わせて
それぞれの特徴を生かすとともに、逆洗が可能で且つ長
寿命の水処理装置を提供する点にある。
の状況に鑑み、解決しようとするところは、水透過係数
が大きく、収納容器への充填率が高く、流量が多く、目
詰まりし難く、濾過性能に優れた新規な中空糸膜型の濾
過フィルターと、水質調整機能、ミネラル補給機能及び
効果的な磁化処理機能を有する濾過槽とを組み合わせて
それぞれの特徴を生かすとともに、逆洗が可能で且つ長
寿命の水処理装置を提供する点にある。
【0014】つまり、中空糸膜の充填状態の疎密が均一
で、特別な形状保持材を用いることなく中空糸膜束自身
に形状を保持させながら、流体の流れを均一にし且つ中
空糸膜を切断する作用を軽減させることによって、有効
面積を大きくしながら流体の流れを均一にし、しかも流
体の流れにより自然に発生する中空糸膜の揺れ若しくは
振動を妨げないことによって、目詰まりし難く、濾過効
率の高い形状の中空糸膜束をプレフィルターとして用い
ることで、逆洗効果が高く且つ水処理装置の長寿命化を
図るのである。
で、特別な形状保持材を用いることなく中空糸膜束自身
に形状を保持させながら、流体の流れを均一にし且つ中
空糸膜を切断する作用を軽減させることによって、有効
面積を大きくしながら流体の流れを均一にし、しかも流
体の流れにより自然に発生する中空糸膜の揺れ若しくは
振動を妨げないことによって、目詰まりし難く、濾過効
率の高い形状の中空糸膜束をプレフィルターとして用い
ることで、逆洗効果が高く且つ水処理装置の長寿命化を
図るのである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題解
決のために、プレフィルターと濾過槽とからなる水処理
装置であって、前記プレフィルターは、複数の中空糸膜
が各々複数の交差点を有しながらループ状に折り返され
ており且つ直線部分及びループ部分の断面が略円形であ
る中空糸膜束を、その開口端で収納容器内の一ヶ所にポ
ッティング材を用いて集束固定し、中空糸膜が自己保持
され且つ中空糸膜に親水性が付与されている外圧濾過式
で逆洗可能な中空糸型フィルターであり、前記濾過槽
は、一端及び他端にそれぞれ水の流入口及び流出口を有
する筒状のハウジング内に粒状活性炭、砂等をそれぞれ
層状に堆積してなるとともに、粒状セラミックを堆積し
た層の上下にそれぞれ少なくとも1個の磁石をその磁力
線の向きが互いに一致し且つ方向が水の流れの沿うよう
に配置したものであり、前記プレフィルターで原水を濾
過した後、その濾過液を前記濾過槽によって濾過、活性
化してなることを特徴とする水処理装置を構成した。
決のために、プレフィルターと濾過槽とからなる水処理
装置であって、前記プレフィルターは、複数の中空糸膜
が各々複数の交差点を有しながらループ状に折り返され
ており且つ直線部分及びループ部分の断面が略円形であ
る中空糸膜束を、その開口端で収納容器内の一ヶ所にポ
ッティング材を用いて集束固定し、中空糸膜が自己保持
され且つ中空糸膜に親水性が付与されている外圧濾過式
で逆洗可能な中空糸型フィルターであり、前記濾過槽
は、一端及び他端にそれぞれ水の流入口及び流出口を有
する筒状のハウジング内に粒状活性炭、砂等をそれぞれ
層状に堆積してなるとともに、粒状セラミックを堆積し
た層の上下にそれぞれ少なくとも1個の磁石をその磁力
線の向きが互いに一致し且つ方向が水の流れの沿うよう
に配置したものであり、前記プレフィルターで原水を濾
過した後、その濾過液を前記濾過槽によって濾過、活性
化してなることを特徴とする水処理装置を構成した。
【0016】ここで、前記中空糸膜束は、乾湿式紡糸に
よって製造される中空糸膜を中空糸膜束の直線部分の軸
方向に対して垂直な方向の断面の最小直径に略等しい半
円形状で且つ厚さが該直径の20%以下の巻取部を有す
る二軸カセで綾をかけながら巻き取り、その中央部分で
束ねて切断して形成し、該中空糸膜束のループ部分の最
大直径が直線部分の最小直径の0.95〜1.15倍で
あり、更にループ部分の中央の中空糸膜の長さが最も短
くなるように設定していることが好ましい実施例であ
る。
よって製造される中空糸膜を中空糸膜束の直線部分の軸
方向に対して垂直な方向の断面の最小直径に略等しい半
円形状で且つ厚さが該直径の20%以下の巻取部を有す
る二軸カセで綾をかけながら巻き取り、その中央部分で
束ねて切断して形成し、該中空糸膜束のループ部分の最
大直径が直線部分の最小直径の0.95〜1.15倍で
あり、更にループ部分の中央の中空糸膜の長さが最も短
くなるように設定していることが好ましい実施例であ
る。
【0017】更に、前記中空糸膜束は、乾湿式紡糸によ
って製造される中空糸膜を直径方向に一つ以上の棒状突
起を有する二軸カセで綾をかけながら巻き取り、その中
央部分で束ねて切断して形成することで、該中空糸膜束
のループ部分に一ヶ所以上の直線部分に連通した空間を
形成し且つ中空糸膜束が集束固定部の近傍に小さい流体
通路とループ部分近傍に大きな流体通路を有する収納容
器に収納されているとより好ましい。
って製造される中空糸膜を直径方向に一つ以上の棒状突
起を有する二軸カセで綾をかけながら巻き取り、その中
央部分で束ねて切断して形成することで、該中空糸膜束
のループ部分に一ヶ所以上の直線部分に連通した空間を
形成し且つ中空糸膜束が集束固定部の近傍に小さい流体
通路とループ部分近傍に大きな流体通路を有する収納容
器に収納されているとより好ましい。
【0018】また、粒状セラミックを堆積した層の上下
の少なくとも一方に磁鉄鉱石を堆積した層を介在させて
なることが好ましい。
の少なくとも一方に磁鉄鉱石を堆積した層を介在させて
なることが好ましい。
【0019】更に具体的には、前記濾過槽が、上部よ
り、砂、粒状活性炭、砂、泰澄石、磁鉄鉱石、粒状セラ
ミック、磁鉄鉱石及び麦飯石をそれぞれ層状に堆積して
第1の砂層、活性炭層、第2の砂層、泰澄石層、第1の
磁鉄鉱石層、セラミック層、第2の磁鉄鉱石層及び麦飯
石層を形成するとともに、活性炭層と第2の砂層との
間、第1の磁鉄鉱石層とセラミック層との間並びに第2
の磁鉄鉱石層と麦飯石層との間に、それぞれ少なくとも
1個の磁石をその磁力線の向きが互いに一致し且つ方向
が水の流れの沿うように配置したものである。
り、砂、粒状活性炭、砂、泰澄石、磁鉄鉱石、粒状セラ
ミック、磁鉄鉱石及び麦飯石をそれぞれ層状に堆積して
第1の砂層、活性炭層、第2の砂層、泰澄石層、第1の
磁鉄鉱石層、セラミック層、第2の磁鉄鉱石層及び麦飯
石層を形成するとともに、活性炭層と第2の砂層との
間、第1の磁鉄鉱石層とセラミック層との間並びに第2
の磁鉄鉱石層と麦飯石層との間に、それぞれ少なくとも
1個の磁石をその磁力線の向きが互いに一致し且つ方向
が水の流れの沿うように配置したものである。
【0020】又は、前記濾過槽が、上部より、砂、粒状
活性炭、砂、泰澄石、磁鉄鉱石、粒状セラミック、磁鉄
鉱石及び麦飯石をそれぞれ層状に堆積して第1の砂層、
活性炭層、第2の砂層、泰澄石層、第1の磁鉄鉱石層、
セラミック層、第2の磁鉄鉱石層及び麦飯石層を形成す
るとともに、第2の砂層と泰澄石層との間、第1の磁鉄
鉱石層とセラミック層との間並びにセラミック層と第2
の磁鉄鉱石層との間に、それぞれ少なくとも1個の磁石
をその磁力線の向きが互いに一致し且つ方向が水の流れ
の沿うように配置したものである。
活性炭、砂、泰澄石、磁鉄鉱石、粒状セラミック、磁鉄
鉱石及び麦飯石をそれぞれ層状に堆積して第1の砂層、
活性炭層、第2の砂層、泰澄石層、第1の磁鉄鉱石層、
セラミック層、第2の磁鉄鉱石層及び麦飯石層を形成す
るとともに、第2の砂層と泰澄石層との間、第1の磁鉄
鉱石層とセラミック層との間並びにセラミック層と第2
の磁鉄鉱石層との間に、それぞれ少なくとも1個の磁石
をその磁力線の向きが互いに一致し且つ方向が水の流れ
の沿うように配置したものである。
【0021】又は、前記濾過槽が、上部より、砂、粒状
活性炭、砂、泰澄石、磁鉄鉱石、粒状セラミック、磁鉄
鉱石及び麦飯石をそれぞれ層状に堆積して第1の砂層、
活性炭層、第2の砂層、泰澄石層、第1の磁鉄鉱石層、
セラミック層、第2の磁鉄鉱石層及び麦飯石層を形成す
るとともに、第1の砂層と活性炭層との間、泰澄石層と
第1の磁鉄鉱石層との間、第2の磁鉄鉱石層と麦飯石層
との間に、それぞれ少なくとも1個の磁石をその磁力線
の向きが互いに一致し且つ方向が水の流れの沿うように
配置したものである。
活性炭、砂、泰澄石、磁鉄鉱石、粒状セラミック、磁鉄
鉱石及び麦飯石をそれぞれ層状に堆積して第1の砂層、
活性炭層、第2の砂層、泰澄石層、第1の磁鉄鉱石層、
セラミック層、第2の磁鉄鉱石層及び麦飯石層を形成す
るとともに、第1の砂層と活性炭層との間、泰澄石層と
第1の磁鉄鉱石層との間、第2の磁鉄鉱石層と麦飯石層
との間に、それぞれ少なくとも1個の磁石をその磁力線
の向きが互いに一致し且つ方向が水の流れの沿うように
配置したものである。
【0022】そして、前述の具体的な濾過槽において、
層と層との間に配置された少なくとも1個の磁石同士の
各層と直交する方向に対する間隔をほぼ同一となしたこ
と、層と層との間に配置される磁石としてハウジングの
中心軸を中心とする同一円上の中心角を等分した位置に
配置された少なくとも2個の磁石を用いてなること、磁
石の磁力線の向きと水の流れの向きとを逆にしてなるこ
とがより好ましい。
層と層との間に配置された少なくとも1個の磁石同士の
各層と直交する方向に対する間隔をほぼ同一となしたこ
と、層と層との間に配置される磁石としてハウジングの
中心軸を中心とする同一円上の中心角を等分した位置に
配置された少なくとも2個の磁石を用いてなること、磁
石の磁力線の向きと水の流れの向きとを逆にしてなるこ
とがより好ましい。
【0023】
【作用】以上の如き内容からなる本発明の水処理装置
は、以下の作用を有する。中空糸型フィルターからなる
プレフィルターについては、中空糸膜に親水性が付与さ
れ、最小浸透圧が低くなっているので、通常の水道水の
水圧によって即時使用することが可能であり、また外圧
濾過式で逆洗可能であるので、濾過性能が低下した場合
には、逆洗によってその機能を回復させることができ、
長寿命である。また、濾過槽については、粒状セラミッ
クを堆積した層の上下にそれぞれ配置された磁石の磁場
は互いに結合して補強し合うことになり、しかもその方
向が水の流れに沿っていることにより水分子を効果的に
磁化処理することができ、また、前記磁場は粒状セラミ
ックを堆積した層を通過することになるため、粒状セラ
ミックの遠赤外線照射による水分子の活性化作用を向上
させるのである。
は、以下の作用を有する。中空糸型フィルターからなる
プレフィルターについては、中空糸膜に親水性が付与さ
れ、最小浸透圧が低くなっているので、通常の水道水の
水圧によって即時使用することが可能であり、また外圧
濾過式で逆洗可能であるので、濾過性能が低下した場合
には、逆洗によってその機能を回復させることができ、
長寿命である。また、濾過槽については、粒状セラミッ
クを堆積した層の上下にそれぞれ配置された磁石の磁場
は互いに結合して補強し合うことになり、しかもその方
向が水の流れに沿っていることにより水分子を効果的に
磁化処理することができ、また、前記磁場は粒状セラミ
ックを堆積した層を通過することになるため、粒状セラ
ミックの遠赤外線照射による水分子の活性化作用を向上
させるのである。
【0024】そして、プレフィルターと濾過槽とを組み
合わせた水処理装置においては、プレフィルターによっ
て原水から微細な不純物や微生物を除去した濾過液を濾
過槽に送ることにより、濾過槽内での微生物の繁殖を防
止するとともに、該濾過槽で残留塩素、有機物質、有害
物質(例えばトリハロメタン)、赤錆、不純物、カビ臭
等を除去し、水質(pH等)を調整し、ミネラルを補給
し、更に磁化処理と遠赤外線照射による水分子の活性化
を行うので、美味しい水が得られる。
合わせた水処理装置においては、プレフィルターによっ
て原水から微細な不純物や微生物を除去した濾過液を濾
過槽に送ることにより、濾過槽内での微生物の繁殖を防
止するとともに、該濾過槽で残留塩素、有機物質、有害
物質(例えばトリハロメタン)、赤錆、不純物、カビ臭
等を除去し、水質(pH等)を調整し、ミネラルを補給
し、更に磁化処理と遠赤外線照射による水分子の活性化
を行うので、美味しい水が得られる。
【0025】その上、前記中空糸膜束は、乾湿式紡糸に
よって製造される中空糸膜を中空糸膜束の直線部分の軸
方向に対して垂直な方向の断面の最小直径に略等しい半
円形状で且つ厚さが該直径の20%以下の巻取部を有す
る二軸カセで綾をかけながら巻き取り、その中央部分で
束ねて切断して形成し、該中空糸膜束のループ部分の最
大直径が直線部分の最小直径の0.95〜1.15倍で
あり、更にループ部分の中央の中空糸膜の長さが最も短
くなるように設定していることから、直線部分とループ
部分とで中空糸膜の充填状態の疎密が略均一になって流
体の流れが均一化されるとともに、当該中空糸膜束を収
容する容器への装填作業が簡単になり且つ容器との間の
間隔も均一化され、しかも形状保持材によって中空糸膜
を固定していないので、流体の流れにより自然に発生す
る中空糸膜の揺れ若しくは振動を妨げないのである。ま
た、流体の到達が最も遅いループ部分の中央の中空糸膜
の長さが最も短くなるように束ねられていることによっ
て、全ての中空糸膜の濾過特性が平均化するのである。
よって製造される中空糸膜を中空糸膜束の直線部分の軸
方向に対して垂直な方向の断面の最小直径に略等しい半
円形状で且つ厚さが該直径の20%以下の巻取部を有す
る二軸カセで綾をかけながら巻き取り、その中央部分で
束ねて切断して形成し、該中空糸膜束のループ部分の最
大直径が直線部分の最小直径の0.95〜1.15倍で
あり、更にループ部分の中央の中空糸膜の長さが最も短
くなるように設定していることから、直線部分とループ
部分とで中空糸膜の充填状態の疎密が略均一になって流
体の流れが均一化されるとともに、当該中空糸膜束を収
容する容器への装填作業が簡単になり且つ容器との間の
間隔も均一化され、しかも形状保持材によって中空糸膜
を固定していないので、流体の流れにより自然に発生す
る中空糸膜の揺れ若しくは振動を妨げないのである。ま
た、流体の到達が最も遅いループ部分の中央の中空糸膜
の長さが最も短くなるように束ねられていることによっ
て、全ての中空糸膜の濾過特性が平均化するのである。
【0026】更に、前記中空糸膜束は、乾湿式紡糸によ
って製造される中空糸膜を直径方向に一つ以上の棒状突
起を有する二軸カセで綾をかけながら巻き取り、その中
央部分で束ねて切断して形成することで、該中空糸膜束
のループ部分に一ヶ所以上の直線部分に連通した空間を
形成し且つ中空糸膜束が集束固定部の近傍に小さい流体
通路とループ部分近傍に大きな流体通路を有する収納容
器に収納されていることから、流体は主にループ部分近
傍の大きい流体通路からループ部分に設けられた上記の
空間を通って中空糸膜に分散され、中空糸膜の繊維軸方
向に沿って流れるため、ポッティング材近傍の中空糸膜
に対する剪断力が軽減し、この部分で中空糸膜が切断す
ることが避けられる。また、形状保持材で中空糸膜束を
固定していないので、流体の流れにより自然に発生する
中空糸膜の揺れもしくは振動を妨げず、それにより目詰
まり物質が中空糸膜の表面に付着することを抑制するこ
とができる。
って製造される中空糸膜を直径方向に一つ以上の棒状突
起を有する二軸カセで綾をかけながら巻き取り、その中
央部分で束ねて切断して形成することで、該中空糸膜束
のループ部分に一ヶ所以上の直線部分に連通した空間を
形成し且つ中空糸膜束が集束固定部の近傍に小さい流体
通路とループ部分近傍に大きな流体通路を有する収納容
器に収納されていることから、流体は主にループ部分近
傍の大きい流体通路からループ部分に設けられた上記の
空間を通って中空糸膜に分散され、中空糸膜の繊維軸方
向に沿って流れるため、ポッティング材近傍の中空糸膜
に対する剪断力が軽減し、この部分で中空糸膜が切断す
ることが避けられる。また、形状保持材で中空糸膜束を
固定していないので、流体の流れにより自然に発生する
中空糸膜の揺れもしくは振動を妨げず、それにより目詰
まり物質が中空糸膜の表面に付着することを抑制するこ
とができる。
【0027】
【実施例】次に添付図面に示した実施例に基づき更に本
発明の詳細を説明する。図1は本発明の水処理装置を示
し、図中Aは本体ケース、Bはプレフィルター、Cは濾
過槽をそれぞれ示している。
発明の詳細を説明する。図1は本発明の水処理装置を示
し、図中Aは本体ケース、Bはプレフィルター、Cは濾
過槽をそれぞれ示している。
【0028】本発明におけるプレフィルターBは、原液
中に混入した微細不純物あるいは微生物を除去するため
のものであり、その性能は例えば0.1μmのポリマー
粒子の対数除去率が5以上あるいはシュードモナス菌の
対数除去率が7以上である。また、濾過槽Cは、残留塩
素等を除去し、水質を調整するとともにミネラルを補給
し、水分子を磁化処理して活性化し、遠赤外線照射によ
って水分子を活性化するとともに水質劣化を防止するも
のである。
中に混入した微細不純物あるいは微生物を除去するため
のものであり、その性能は例えば0.1μmのポリマー
粒子の対数除去率が5以上あるいはシュードモナス菌の
対数除去率が7以上である。また、濾過槽Cは、残留塩
素等を除去し、水質を調整するとともにミネラルを補給
し、水分子を磁化処理して活性化し、遠赤外線照射によ
って水分子を活性化するとともに水質劣化を防止するも
のである。
【0029】本体ケースAは、後述のプレフィルターB
と濾過槽Cを内装して水処理装置を構成するものであ
り、プレフィルターBと濾過槽Cを立起状態で固定する
ベース部材1と、それらを外被するカバー2とで構成さ
れている。前記ベース部材1には、上面にプレフィルタ
ーBと濾過槽Cの下端部をそれぞれ嵌合保持するための
取付台3,4が設けられ、各取付台3,4の中央部には
貫通孔5,6が形成されており、また下面には複数の脚
部7,…が突設されている。そして、前記カバー2は、
下方を開放した箱状であり、下方開口部8を前記ベース
部材1に外嵌し、適宜な固定手段にて一体化されるもの
である。
と濾過槽Cを内装して水処理装置を構成するものであ
り、プレフィルターBと濾過槽Cを立起状態で固定する
ベース部材1と、それらを外被するカバー2とで構成さ
れている。前記ベース部材1には、上面にプレフィルタ
ーBと濾過槽Cの下端部をそれぞれ嵌合保持するための
取付台3,4が設けられ、各取付台3,4の中央部には
貫通孔5,6が形成されており、また下面には複数の脚
部7,…が突設されている。そして、前記カバー2は、
下方を開放した箱状であり、下方開口部8を前記ベース
部材1に外嵌し、適宜な固定手段にて一体化されるもの
である。
【0030】プレフィルターBは、水透過係数が300
0(l/m2 ・hr・kg/cm2)(但し、単位にお
ける「l」はリットルを表す。以下同様である。)以上
の多数の中空糸膜を充填し、流量が6(l/min)以
上、耐熱温度が80℃の外圧濾過式で逆洗可能な中空糸
型フィルターからなる。具体的には、前記プレフィルタ
ーBは、前述の濾過性能を有する中空糸型カートリッジ
フィルターB1と、それを交換可能に装着する装填ケー
スB2とで構成されている。
0(l/m2 ・hr・kg/cm2)(但し、単位にお
ける「l」はリットルを表す。以下同様である。)以上
の多数の中空糸膜を充填し、流量が6(l/min)以
上、耐熱温度が80℃の外圧濾過式で逆洗可能な中空糸
型フィルターからなる。具体的には、前記プレフィルタ
ーBは、前述の濾過性能を有する中空糸型カートリッジ
フィルターB1と、それを交換可能に装着する装填ケー
スB2とで構成されている。
【0031】前記中空糸型カートリッジフィルターB1
は、図1及び図2に示すように、何れも耐熱性合成樹脂
で作製した円筒状の収納容器9と、ヘッダー10及びボ
トム11とで、該収納容器9の上下端にヘッダー10と
ボトム11とを超音波融着で接続して容器を形成すると
ともに、該収納容器9の内部に多数本の中空糸膜12,
…を装填したものである。この中空糸膜12は中央部で
U字状に折り返して形成し、先端を収納容器9とともに
熱硬化性樹脂でポッティングされている。このポッティ
ング材13と接する収納容器9の端部内周部分には接着
力を補うためにクサビリング14が形成されている。
尚、本実施例の前記クサビリング14は、上下にテーパ
ー面を有するように内縁が拡開した形状のものである。
また、クサビリング14の接着面15は、コロナ放電処
理して臨界表面張力が40dyn/cm以上になるよう
にしてポッティング材13との接着力を高めている。
は、図1及び図2に示すように、何れも耐熱性合成樹脂
で作製した円筒状の収納容器9と、ヘッダー10及びボ
トム11とで、該収納容器9の上下端にヘッダー10と
ボトム11とを超音波融着で接続して容器を形成すると
ともに、該収納容器9の内部に多数本の中空糸膜12,
…を装填したものである。この中空糸膜12は中央部で
U字状に折り返して形成し、先端を収納容器9とともに
熱硬化性樹脂でポッティングされている。このポッティ
ング材13と接する収納容器9の端部内周部分には接着
力を補うためにクサビリング14が形成されている。
尚、本実施例の前記クサビリング14は、上下にテーパ
ー面を有するように内縁が拡開した形状のものである。
また、クサビリング14の接着面15は、コロナ放電処
理して臨界表面張力が40dyn/cm以上になるよう
にしてポッティング材13との接着力を高めている。
【0032】そして、前記収納容器9の周囲及びボトム
11に形成した導入孔(流体通路)16から内部に導入
された原水は、中空糸膜12を通過して濾過され、その
濾過液は中空糸膜12の内部を通りポッティング材13
に開口した端部からポッティング材13とヘッダー10
とで形成される空間に溢出し、ヘッダー10に設けられ
た流通路17を通って外部に排出されるのである。ここ
で、前記収納容器9の周囲に形成した導入孔16は小さ
く、またボトム11に形成した導入孔16は大きく設定
し、中空糸膜12の直線部分12aは収納容器9の小さ
な導入孔16に近接し、中空糸膜12のループ部分12
bはボトム11の大きな導入孔16に近接している。
尚、前記ヘッダー10は、流通路17を有する口部が円
筒形に形成されており、その周囲には単又は複数のOリ
ング18が装着され、後述の装填ケースB2にこのOリ
ング18によって封着される。
11に形成した導入孔(流体通路)16から内部に導入
された原水は、中空糸膜12を通過して濾過され、その
濾過液は中空糸膜12の内部を通りポッティング材13
に開口した端部からポッティング材13とヘッダー10
とで形成される空間に溢出し、ヘッダー10に設けられ
た流通路17を通って外部に排出されるのである。ここ
で、前記収納容器9の周囲に形成した導入孔16は小さ
く、またボトム11に形成した導入孔16は大きく設定
し、中空糸膜12の直線部分12aは収納容器9の小さ
な導入孔16に近接し、中空糸膜12のループ部分12
bはボトム11の大きな導入孔16に近接している。
尚、前記ヘッダー10は、流通路17を有する口部が円
筒形に形成されており、その周囲には単又は複数のOリ
ング18が装着され、後述の装填ケースB2にこのOリ
ング18によって封着される。
【0033】また、前記装填ケースB2は、本実施例で
は外筒19の上端部に上蓋20をOリング21を介在さ
せて嵌合するとともに、外筒19の上端に螺合したリン
グ状の締付具22にて上蓋20を着脱自在に取付ける構
造のものである。そして、前記外筒19の底面23の中
央部には、外周にネジ部を有する流入管24を突設し、
前記取付台3に底面23部分を嵌合し且つ流入管24を
貫通孔5に挿通した状態で、口金25を流入管24に螺
合して装填ケースB2をベース部材1に固定するととも
に、流入ホース26を接続している。また、前記上蓋2
0の内部には、前記ヘッダー10の口部を嵌合する円筒
部27が形成され、前記中空糸型カートリッジフィルタ
ーB1を装填ケースB2の内部に収容した際に、前記O
リング18が密着するのである。また、外筒19の内部
下方には、収納容器9の下部をガタつきなく保持するた
めに複数条のリブ28,…が縦設されている。そして、
前記上蓋20の上端には、流出管29が突設されてお
り、この流出管29には接続ホース30の一端が口金3
1にて接続される。
は外筒19の上端部に上蓋20をOリング21を介在さ
せて嵌合するとともに、外筒19の上端に螺合したリン
グ状の締付具22にて上蓋20を着脱自在に取付ける構
造のものである。そして、前記外筒19の底面23の中
央部には、外周にネジ部を有する流入管24を突設し、
前記取付台3に底面23部分を嵌合し且つ流入管24を
貫通孔5に挿通した状態で、口金25を流入管24に螺
合して装填ケースB2をベース部材1に固定するととも
に、流入ホース26を接続している。また、前記上蓋2
0の内部には、前記ヘッダー10の口部を嵌合する円筒
部27が形成され、前記中空糸型カートリッジフィルタ
ーB1を装填ケースB2の内部に収容した際に、前記O
リング18が密着するのである。また、外筒19の内部
下方には、収納容器9の下部をガタつきなく保持するた
めに複数条のリブ28,…が縦設されている。そして、
前記上蓋20の上端には、流出管29が突設されてお
り、この流出管29には接続ホース30の一端が口金3
1にて接続される。
【0034】ここで、前記中空糸膜12は、濾過圧力だ
けでなく大量に流体を濾過する際に生じる中空糸への振
動及び引っ張り荷重にも耐えなければならない。したが
って、中空糸1本あたりの引っ張り強度は100g以
上、更に好ましくは150g以上必要である。また、最
大伸びは20%、更に好ましくは30%以上必要であ
る。また、中空糸膜12の強度を維持させながらプレフ
ィルターBとしての透水速度を最大にする内径を解析的
に設定することは可能である。中空糸を細くすれば収納
できる中空糸の有効濾過面積を大きくすることができる
が、通常のプリーツ型カートリッジフィルターと同様に
水を中空糸の外側から濾過したときには中空糸の内側を
流れる濾過水の圧力損失が大きくなる。したがって、中
空糸の水透過係数に対応してプレフィルターBとしての
透水速度を最大にする中空糸の寸法の最適値が存在す
る。
けでなく大量に流体を濾過する際に生じる中空糸への振
動及び引っ張り荷重にも耐えなければならない。したが
って、中空糸1本あたりの引っ張り強度は100g以
上、更に好ましくは150g以上必要である。また、最
大伸びは20%、更に好ましくは30%以上必要であ
る。また、中空糸膜12の強度を維持させながらプレフ
ィルターBとしての透水速度を最大にする内径を解析的
に設定することは可能である。中空糸を細くすれば収納
できる中空糸の有効濾過面積を大きくすることができる
が、通常のプリーツ型カートリッジフィルターと同様に
水を中空糸の外側から濾過したときには中空糸の内側を
流れる濾過水の圧力損失が大きくなる。したがって、中
空糸の水透過係数に対応してプレフィルターBとしての
透水速度を最大にする中空糸の寸法の最適値が存在す
る。
【0035】例えば、中空糸の水透過係数が1000、
5000及び10000(l/m2・hr・kg/cm
2 )の場合、プレフィルターBにしたときの透水速度
は、強度を保持するために必要な中空糸の肉厚にも多少
依存するが、それぞれおよそ300μm、400μm及
び500μmのときに最大になる。このときプリーツ型
カートリッジフィルターに相当する標準サイズのカート
リッジフィルターとしての透水速度は0.1kg/cm
2 の濾過圧力で、それぞれおよそ4、11、17(l/
min)である。
5000及び10000(l/m2・hr・kg/cm
2 )の場合、プレフィルターBにしたときの透水速度
は、強度を保持するために必要な中空糸の肉厚にも多少
依存するが、それぞれおよそ300μm、400μm及
び500μmのときに最大になる。このときプリーツ型
カートリッジフィルターに相当する標準サイズのカート
リッジフィルターとしての透水速度は0.1kg/cm
2 の濾過圧力で、それぞれおよそ4、11、17(l/
min)である。
【0036】このような中空糸膜12の素材としては、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポ
リアクリロニトリル、ポリテトラフロロエチレン、ポリ
フッ化ビニリデン、ポリ弗化エチレン、セルロースアセ
テート、再生セルロース、ポリスルホン、ポリエーテル
スルホン、ポリエステル、芳香族ポリマーなど種々のも
のが挙げられ、表面がフィブリル化したものを使用する
ことが可能である。また、芳香族ポリマーの中では、芳
香族ポリエーテル、芳香族ポリエステル、芳香族ポリア
ミド、芳香族ポリイミド、芳香族ポリスルホンが挙げら
れる。これらのうち、耐薬品性、機械的強度、耐熱性、
濾過特性などの基本的な特性が優れたポリエーテルスル
ホン、ポリアリルエーテルスルホン等の芳香族ポリスル
ホンが特に好ましく、またポリスルホンも好ましく使用
できる。
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポ
リアクリロニトリル、ポリテトラフロロエチレン、ポリ
フッ化ビニリデン、ポリ弗化エチレン、セルロースアセ
テート、再生セルロース、ポリスルホン、ポリエーテル
スルホン、ポリエステル、芳香族ポリマーなど種々のも
のが挙げられ、表面がフィブリル化したものを使用する
ことが可能である。また、芳香族ポリマーの中では、芳
香族ポリエーテル、芳香族ポリエステル、芳香族ポリア
ミド、芳香族ポリイミド、芳香族ポリスルホンが挙げら
れる。これらのうち、耐薬品性、機械的強度、耐熱性、
濾過特性などの基本的な特性が優れたポリエーテルスル
ホン、ポリアリルエーテルスルホン等の芳香族ポリスル
ホンが特に好ましく、またポリスルホンも好ましく使用
できる。
【0037】ところで、水に対して有限の接触角をもつ
膜に水を濾過させようとする場合、ある一定圧力以上の
加圧が必要であり、これを通常最小浸透圧と呼ぶ。前述
の素材からなる疎水性の中空糸膜では、この接触角が大
きく最小浸透圧もそれに伴い大きい。膜が完全な親水性
を有する場合、あるいは完全に水で濡れて接触角が0で
あれば最小浸透圧も0になるが、実際には実用上問題の
ない最小浸透圧を与える程度に膜が親水性を有するかあ
るいは濡れていることが必要である。
膜に水を濾過させようとする場合、ある一定圧力以上の
加圧が必要であり、これを通常最小浸透圧と呼ぶ。前述
の素材からなる疎水性の中空糸膜では、この接触角が大
きく最小浸透圧もそれに伴い大きい。膜が完全な親水性
を有する場合、あるいは完全に水で濡れて接触角が0で
あれば最小浸透圧も0になるが、実際には実用上問題の
ない最小浸透圧を与える程度に膜が親水性を有するかあ
るいは濡れていることが必要である。
【0038】前述の芳香族ポリマー系疎水性膜に親水性
を付与するには、溶剤に完全溶解しないものを予め分別
して除いた親水性セルロース誘導体を不可逆的に吸着さ
せることにより行う。これにより、溶出物が極めて少な
い親水性膜が得られる。ここで、親水性セルロース誘導
体としては、メチルセルロース、カルボキシメチルセル
ロース、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、ヒド
ロキシプロピルメチルセルロースが好ましく、これらは
単独又は2種以上組み合わせて用いることができる。こ
れらの親水性セルロース誘導体は、水又はアルカリ水溶
液に溶解するので取り扱いが容易である。また、これら
のセルロース誘導体から不溶性部分を分別するために用
いる溶剤については特に限定されないが、例えば水、エ
タノール、エタノール水溶液、エタノール/アルカリ水
溶液などを好適に使用することができる。更に、よく知
られているように分別溶剤の溶解度を変えることによっ
て分画分子量を調整することができる。分別によって析
出した不溶性部分を含む大きな凝集物を濾紙などで濾過
することもできるが、自然に沈澱する場合には、上澄み
溶液を分取するだけで不溶性部分を含まない成分を得る
ことができる。
を付与するには、溶剤に完全溶解しないものを予め分別
して除いた親水性セルロース誘導体を不可逆的に吸着さ
せることにより行う。これにより、溶出物が極めて少な
い親水性膜が得られる。ここで、親水性セルロース誘導
体としては、メチルセルロース、カルボキシメチルセル
ロース、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、ヒド
ロキシプロピルメチルセルロースが好ましく、これらは
単独又は2種以上組み合わせて用いることができる。こ
れらの親水性セルロース誘導体は、水又はアルカリ水溶
液に溶解するので取り扱いが容易である。また、これら
のセルロース誘導体から不溶性部分を分別するために用
いる溶剤については特に限定されないが、例えば水、エ
タノール、エタノール水溶液、エタノール/アルカリ水
溶液などを好適に使用することができる。更に、よく知
られているように分別溶剤の溶解度を変えることによっ
て分画分子量を調整することができる。分別によって析
出した不溶性部分を含む大きな凝集物を濾紙などで濾過
することもできるが、自然に沈澱する場合には、上澄み
溶液を分取するだけで不溶性部分を含まない成分を得る
ことができる。
【0039】通常入手できるセルロース誘導体の数平均
分子量は、およそ1万〜30万(例えば日本薬局方、ヒ
ドロキシプロピルメチルセルロースの項参照)である。
分子量が大きくなるほど不溶性部分の割合も増加するの
で、分画前の原料としてはできるだけ分子量の小さいも
のを選ぶことが好ましい。このような原料から前記の方
法で不溶性部分を分別すると、数平均分子量が2000
〜8000のセルロース誘導体が得られる。
分子量は、およそ1万〜30万(例えば日本薬局方、ヒ
ドロキシプロピルメチルセルロースの項参照)である。
分子量が大きくなるほど不溶性部分の割合も増加するの
で、分画前の原料としてはできるだけ分子量の小さいも
のを選ぶことが好ましい。このような原料から前記の方
法で不溶性部分を分別すると、数平均分子量が2000
〜8000のセルロース誘導体が得られる。
【0040】本発明者らによる研究によって、メチルセ
ルロースやヒドロキシプロピル基含量がヒドロキシプロ
ピルセルロースのおよそ1/10のヒドロキシプロピル
セルロース及び低置換度のヒドロキシプロピルセルロー
スの方がヒドロキシプロピルセルロースよりも強固に吸
着することから、芳香族残基、即ちポリスルホンに対す
る疎水性結合基は、セルロース骨格であるブドウ糖残基
自身であり、ヒドロキシプロピル基はメトキシ基と同様
に親水性を付与するが、ポリスルホンに対する疎水結合
を逆に妨げるとの知見に基づき、強固な不可逆結合を発
揮させるためにはこれらの置換基の量がおよそ40%以
下、また親水性を付与するためにおよそ10%以上の範
囲のセルロース誘導体を用いることが好ましいことを見
出した。このようなセルロース誘導体を使用すれば、分
子量が1万未満であってもポリスルホンに強固に不可逆
吸着するとともに、親水性を付与することができる。し
かし、分子量が2000未満ではやはり結合力が低下す
る。
ルロースやヒドロキシプロピル基含量がヒドロキシプロ
ピルセルロースのおよそ1/10のヒドロキシプロピル
セルロース及び低置換度のヒドロキシプロピルセルロー
スの方がヒドロキシプロピルセルロースよりも強固に吸
着することから、芳香族残基、即ちポリスルホンに対す
る疎水性結合基は、セルロース骨格であるブドウ糖残基
自身であり、ヒドロキシプロピル基はメトキシ基と同様
に親水性を付与するが、ポリスルホンに対する疎水結合
を逆に妨げるとの知見に基づき、強固な不可逆結合を発
揮させるためにはこれらの置換基の量がおよそ40%以
下、また親水性を付与するためにおよそ10%以上の範
囲のセルロース誘導体を用いることが好ましいことを見
出した。このようなセルロース誘導体を使用すれば、分
子量が1万未満であってもポリスルホンに強固に不可逆
吸着するとともに、親水性を付与することができる。し
かし、分子量が2000未満ではやはり結合力が低下す
る。
【0041】上記のセルロース誘導体の溶液を疎水性膜
に含浸させて不可逆的に吸着させるが、速やかに含浸さ
せるために、溶液にエタノールなどのアルコールを少量
添加してもよい。また、セルロース誘導体の濃度はおよ
そ50〜1000ppmであり、疎水性膜をセルロース
誘導体の溶液に10分〜2時間以内接触させる。ここ
で、含浸させる場合、予め疎水性膜が水で濡れていれば
単にセルロース誘導体の溶液に浸すだけでよく、乾燥し
ている場合には強制的に圧入する。
に含浸させて不可逆的に吸着させるが、速やかに含浸さ
せるために、溶液にエタノールなどのアルコールを少量
添加してもよい。また、セルロース誘導体の濃度はおよ
そ50〜1000ppmであり、疎水性膜をセルロース
誘導体の溶液に10分〜2時間以内接触させる。ここ
で、含浸させる場合、予め疎水性膜が水で濡れていれば
単にセルロース誘導体の溶液に浸すだけでよく、乾燥し
ている場合には強制的に圧入する。
【0042】この方法によって親水性中空糸膜を具体的
に作成する一例を以下に説明する。ポリアリルエーテル
スルホン(帝人アモコエンジニアリングプラスチック
社、P−3500)を20重量部とジメチルスルホキシ
ド80重量部の溶液を70℃に保持しながら少量の水を
含むプロピレングリコール水溶液とともに二重管状ノズ
ルから空気中に押し出し、ノズルの下方約10cmにあ
る温水中に侵入させた後巻き取り、孔径が約0.02μ
mの中空糸を作成した。この中空糸を束ねた後、ジメチ
ルスルホキシドの残存量が約1ppmになるまで熱水で
洗浄した。それから、この中空糸束に平均分子量が25
00のヒドロキシプロピルメチルセルロースの500p
pm水溶液を40℃で1時間シャワーリングしながら含
浸させた後、直ちに50℃の水を1時間シャワーリング
してヒドロキシプロピルメチルセルロースの水溶液を洗
い流した。この中空糸束を90℃で乾燥して所望の親水
性中空糸膜を作成した。
に作成する一例を以下に説明する。ポリアリルエーテル
スルホン(帝人アモコエンジニアリングプラスチック
社、P−3500)を20重量部とジメチルスルホキシ
ド80重量部の溶液を70℃に保持しながら少量の水を
含むプロピレングリコール水溶液とともに二重管状ノズ
ルから空気中に押し出し、ノズルの下方約10cmにあ
る温水中に侵入させた後巻き取り、孔径が約0.02μ
mの中空糸を作成した。この中空糸を束ねた後、ジメチ
ルスルホキシドの残存量が約1ppmになるまで熱水で
洗浄した。それから、この中空糸束に平均分子量が25
00のヒドロキシプロピルメチルセルロースの500p
pm水溶液を40℃で1時間シャワーリングしながら含
浸させた後、直ちに50℃の水を1時間シャワーリング
してヒドロキシプロピルメチルセルロースの水溶液を洗
い流した。この中空糸束を90℃で乾燥して所望の親水
性中空糸膜を作成した。
【0043】また、疎水性膜を水で濡らす方法として
は、膜との接触角が小さくなる溶液を膜に接触させ、そ
の溶液で膜全体が濡れた後、溶液を水で置換すればよ
い。該溶液としては、いわゆる有機溶剤、2種以上の有
機溶剤の混合溶液、有機溶剤の水溶液、有機物の水溶液
等を使用することができる。有機溶剤としては、メタノ
ール、エタノール等の各種アルコール類およびアセトン
が好ましい。また、有機物としては界面活性剤等が好ま
しい。これらの溶液を用いて中空糸膜全体を濡らす方法
としては、通常の方法を用いることができる。中空糸膜
を溶液に浸す方法よりは中空糸膜に溶液を通過させる方
法の方が好ましい。その後、水で洗浄し、膜に付着して
いる物質を水に置き換える。このような方法で疎水性膜
を単に水で濡らすことによっても、親水性を付与するこ
とができ、実際に使用するまで乾燥せずに濡れた状態を
維持できれば、一応の目的は達成できる。このように、
疎水性膜の膜表面および細孔部にある一定以上の水分子
が付着していることにより膜は親水性を有するのである
が、その水の必要量は、膜の材質および構造により異な
るが、通常膜重量の5〜30%である。それ以上の水を
含有していても効果は変わらないし、また支障もない。
は、膜との接触角が小さくなる溶液を膜に接触させ、そ
の溶液で膜全体が濡れた後、溶液を水で置換すればよ
い。該溶液としては、いわゆる有機溶剤、2種以上の有
機溶剤の混合溶液、有機溶剤の水溶液、有機物の水溶液
等を使用することができる。有機溶剤としては、メタノ
ール、エタノール等の各種アルコール類およびアセトン
が好ましい。また、有機物としては界面活性剤等が好ま
しい。これらの溶液を用いて中空糸膜全体を濡らす方法
としては、通常の方法を用いることができる。中空糸膜
を溶液に浸す方法よりは中空糸膜に溶液を通過させる方
法の方が好ましい。その後、水で洗浄し、膜に付着して
いる物質を水に置き換える。このような方法で疎水性膜
を単に水で濡らすことによっても、親水性を付与するこ
とができ、実際に使用するまで乾燥せずに濡れた状態を
維持できれば、一応の目的は達成できる。このように、
疎水性膜の膜表面および細孔部にある一定以上の水分子
が付着していることにより膜は親水性を有するのである
が、その水の必要量は、膜の材質および構造により異な
るが、通常膜重量の5〜30%である。それ以上の水を
含有していても効果は変わらないし、また支障もない。
【0044】更に、中空糸型カートリッジフィルターB
1の全体が滅菌されていることが好ましく、この滅菌方
法として具体的にはエチレンオキサイドガス滅菌、オー
トクレイブ滅菌、γ線による滅菌等が挙げられる。そし
て、滅菌操作後の再汚染を防止し、所望の効果を使用時
まで維持するために、ガスバリヤー性の高い、滅菌可能
なフィルム状の材質でカートリッジフィルターを密封す
ることが環境によっては必要である。市販されている各
種滅菌バッグをこれに用いることができる。また、効果
の維持を補強する目的でプラスチック容器に密封しても
良い。
1の全体が滅菌されていることが好ましく、この滅菌方
法として具体的にはエチレンオキサイドガス滅菌、オー
トクレイブ滅菌、γ線による滅菌等が挙げられる。そし
て、滅菌操作後の再汚染を防止し、所望の効果を使用時
まで維持するために、ガスバリヤー性の高い、滅菌可能
なフィルム状の材質でカートリッジフィルターを密封す
ることが環境によっては必要である。市販されている各
種滅菌バッグをこれに用いることができる。また、効果
の維持を補強する目的でプラスチック容器に密封しても
良い。
【0045】例えば、中空糸膜がポリスルホン製である
中空糸型カートリッジフィルターB1を、30%エタノ
ール水溶液に10分間浸漬した後、通水し、エタノール
を除去すると同時に水で膜を濡らし、直ちに滅菌バッグ
に入れ、減圧下で密封した後、121℃加圧蒸気下で1
時間処理した。室温で1週間放置した後、滅菌バッグか
ら中空糸型カートリッジフィルターを取り出し、水の濾
過を行った。原水側の空気を追い出した直後から20リ
ットル/分(l/min)、濾過圧力150mmHgで
通水し、最小浸透圧が濾過圧力を越えることはなかっ
た。また、濾過液からは細菌は検出されなかった。
中空糸型カートリッジフィルターB1を、30%エタノ
ール水溶液に10分間浸漬した後、通水し、エタノール
を除去すると同時に水で膜を濡らし、直ちに滅菌バッグ
に入れ、減圧下で密封した後、121℃加圧蒸気下で1
時間処理した。室温で1週間放置した後、滅菌バッグか
ら中空糸型カートリッジフィルターを取り出し、水の濾
過を行った。原水側の空気を追い出した直後から20リ
ットル/分(l/min)、濾過圧力150mmHgで
通水し、最小浸透圧が濾過圧力を越えることはなかっ
た。また、濾過液からは細菌は検出されなかった。
【0046】次に、濾過槽Cについて詳細に説明する。
この濾過槽Cは、図1及び図3に示すように、耐熱性合
成樹脂製のハウジング32の内部に特殊な濾過材を充填
したものであり、該ハウジング32は、円筒状の濾過槽
本体33の上端にキャップ34を密封装着し、該キャッ
プ34に突設したネジ付き流入管35に、前記接続ホー
ス30の他端を口金36を螺合して接続し、前記プレフ
ィルターBを通った一次濾過液を濾過材で更に濾過処理
するものである。そして、前記ハウジング32の底面3
7を前記取付台4に嵌合するとともに、該底面37に突
設したネジ付き流出管38を前記貫通孔6に挿通した状
態で、該流出管38に口金39を螺合して当該濾過槽C
を立起状態でベース部材1に取付けると同時に、流出ホ
ース40を接続している。尚、図中35aは流入口、3
8aは流出口である。
この濾過槽Cは、図1及び図3に示すように、耐熱性合
成樹脂製のハウジング32の内部に特殊な濾過材を充填
したものであり、該ハウジング32は、円筒状の濾過槽
本体33の上端にキャップ34を密封装着し、該キャッ
プ34に突設したネジ付き流入管35に、前記接続ホー
ス30の他端を口金36を螺合して接続し、前記プレフ
ィルターBを通った一次濾過液を濾過材で更に濾過処理
するものである。そして、前記ハウジング32の底面3
7を前記取付台4に嵌合するとともに、該底面37に突
設したネジ付き流出管38を前記貫通孔6に挿通した状
態で、該流出管38に口金39を螺合して当該濾過槽C
を立起状態でベース部材1に取付けると同時に、流出ホ
ース40を接続している。尚、図中35aは流入口、3
8aは流出口である。
【0047】図3は濾過槽Cの代表的な実施例の要部を
示すもので、図中、32はハウジング、41は第1の砂
層、42は活性炭層、43は第2の砂層、44は泰澄石
層、45は第1の磁鉄鉱石層、46はセラミック層、4
7は第2の磁鉄鉱石層、48は麦飯石層、51は穴明き
フィルター、52は不織布フィルター、53は仕切り
網、60−1,60−2,60−3はマグネットプレー
トである。
示すもので、図中、32はハウジング、41は第1の砂
層、42は活性炭層、43は第2の砂層、44は泰澄石
層、45は第1の磁鉄鉱石層、46はセラミック層、4
7は第2の磁鉄鉱石層、48は麦飯石層、51は穴明き
フィルター、52は不織布フィルター、53は仕切り
網、60−1,60−2,60−3はマグネットプレー
トである。
【0048】第1の砂層41及び第2の砂層43は火成
岩シラスを特殊処理した白砂を層状に堆積してなってお
り、また、活性炭層42は粒状活性炭を層状に堆積して
なっており、これらによって主として残留塩素、有機物
質、有害物質(例えばトリハロメタン)、赤錆、不純
物、カビ臭等を除去する。また、泰澄石層44及び麦飯
石層48はそれぞれ泰澄石及び麦飯石の細片を層状に堆
積してなっており、主として水質(pH等)を調整する
とともにミネラルを補給する。尚、活性炭層42は粒状
活性炭に限らず繊維状活性炭を適宜用いることができ
る。
岩シラスを特殊処理した白砂を層状に堆積してなってお
り、また、活性炭層42は粒状活性炭を層状に堆積して
なっており、これらによって主として残留塩素、有機物
質、有害物質(例えばトリハロメタン)、赤錆、不純
物、カビ臭等を除去する。また、泰澄石層44及び麦飯
石層48はそれぞれ泰澄石及び麦飯石の細片を層状に堆
積してなっており、主として水質(pH等)を調整する
とともにミネラルを補給する。尚、活性炭層42は粒状
活性炭に限らず繊維状活性炭を適宜用いることができ
る。
【0049】第1の磁鉄鉱石層45及び第2の磁鉄鉱石
層47は磁鉄鉱石の細片を層状に堆積してなっており、
後述するマグネットの磁場によって磁化され、重金属類
を除去するとともに水分子を磁化処理して活性化する。
また、セラミック層46は火成岩シラスを特殊処理した
白砂を更に高温(例えば1100℃)で特殊処理した粒
状セラミックを層状に堆積してなっており、遠赤外線照
射によって水分子を活性化するとともに水質劣化を防止
する。
層47は磁鉄鉱石の細片を層状に堆積してなっており、
後述するマグネットの磁場によって磁化され、重金属類
を除去するとともに水分子を磁化処理して活性化する。
また、セラミック層46は火成岩シラスを特殊処理した
白砂を更に高温(例えば1100℃)で特殊処理した粒
状セラミックを層状に堆積してなっており、遠赤外線照
射によって水分子を活性化するとともに水質劣化を防止
する。
【0050】穴明きフィルター51はほぼ全面に細かい
穴が多数設けられたプラスチックプレートからなってお
り、周知の不織布フィルター52及び仕切り網53とと
もに前述した各層を分離・保持する。
穴が多数設けられたプラスチックプレートからなってお
り、周知の不織布フィルター52及び仕切り網53とと
もに前述した各層を分離・保持する。
【0051】マグネットプレート60−1〜60−3は
全て同一構成で、図4に示すように3個のコイン状のマ
グネット61及びほぼ全面に細かい穴(図示せず)が多
数設けられたプラスチックプレート等からなるスペーサ
62より構成され、該3つのマグネット61はスペーサ
62の3つの収納孔62aによって、それぞれがハウジ
ングの中心軸を中心とする同一円上の中心角を等分した
位置(ここでは中心角120°で3等分した位置)に保
持される如くなっている。また、前記マグネット61は
表面がプラスチック等によりコーティングされた強力な
磁石(例えば残留磁束密度12000ガウス)であり、
軸方向に磁化されている。
全て同一構成で、図4に示すように3個のコイン状のマ
グネット61及びほぼ全面に細かい穴(図示せず)が多
数設けられたプラスチックプレート等からなるスペーサ
62より構成され、該3つのマグネット61はスペーサ
62の3つの収納孔62aによって、それぞれがハウジ
ングの中心軸を中心とする同一円上の中心角を等分した
位置(ここでは中心角120°で3等分した位置)に保
持される如くなっている。また、前記マグネット61は
表面がプラスチック等によりコーティングされた強力な
磁石(例えば残留磁束密度12000ガウス)であり、
軸方向に磁化されている。
【0052】而して、ハウジング32の本体11内にそ
の上部より下方に向かって、前述した各層、フィルター
及びプレートが、符号51、52、41、52、53、
42、52、60−1、52、43、52、53、4
4、53、52、45、52、60−2、46、53、
52、47、52、60−3、48、52、51の順に
積層配置され、濾過槽が構成される。この際、マグネッ
トプレート60−1〜60−3はマグネットプレート6
0−1及び60−2の間隔とマグネットプレート60−
2及び60−3の間隔とがほぼ同一になり且つそれぞれ
のマグネット61の位置が上下方向で一致するように位
置決めされ、また、各マグネットプレート60−1〜6
0−3の全てのマグネット61はその磁力線の向きが互
いに一致、特に水の流れに対して逆向きとなるように一
致し且つ磁力線の方向が水の流れに沿うように配置され
ている。
の上部より下方に向かって、前述した各層、フィルター
及びプレートが、符号51、52、41、52、53、
42、52、60−1、52、43、52、53、4
4、53、52、45、52、60−2、46、53、
52、47、52、60−3、48、52、51の順に
積層配置され、濾過槽が構成される。この際、マグネッ
トプレート60−1〜60−3はマグネットプレート6
0−1及び60−2の間隔とマグネットプレート60−
2及び60−3の間隔とがほぼ同一になり且つそれぞれ
のマグネット61の位置が上下方向で一致するように位
置決めされ、また、各マグネットプレート60−1〜6
0−3の全てのマグネット61はその磁力線の向きが互
いに一致、特に水の流れに対して逆向きとなるように一
致し且つ磁力線の方向が水の流れに沿うように配置され
ている。
【0053】この濾過槽によれば、マグネットプレート
60−1〜60−3のそれぞれのマグネット61の磁力
線は互いに結合して増強し合い、特に上向き、即ち水の
流れに沿い且つそれとは逆向きの均一で強力な磁場63
を形成し、また、該磁場63は第1の磁鉄鉱石層45及
び第2の磁鉄鉱石層47全体を強力に磁化するため、水
分子はマグネットプレート60−1とマグネットプレー
ト60−3との間、特に第1の磁鉄鉱石層45及び第2
の磁鉄鉱石層47を通過する際、効果的に磁化処理され
ることになる。また、前記磁場63並びにこれにより磁
化された第1の磁鉄鉱石層45及び第2の磁鉄鉱石層4
7による磁場がセラミック層46を通過するため、遠赤
外線照射による水分子の活性化がより増強される。な
お、他の各層における作用は従来の濾過槽の場合と同様
である。
60−1〜60−3のそれぞれのマグネット61の磁力
線は互いに結合して増強し合い、特に上向き、即ち水の
流れに沿い且つそれとは逆向きの均一で強力な磁場63
を形成し、また、該磁場63は第1の磁鉄鉱石層45及
び第2の磁鉄鉱石層47全体を強力に磁化するため、水
分子はマグネットプレート60−1とマグネットプレー
ト60−3との間、特に第1の磁鉄鉱石層45及び第2
の磁鉄鉱石層47を通過する際、効果的に磁化処理され
ることになる。また、前記磁場63並びにこれにより磁
化された第1の磁鉄鉱石層45及び第2の磁鉄鉱石層4
7による磁場がセラミック層46を通過するため、遠赤
外線照射による水分子の活性化がより増強される。な
お、他の各層における作用は従来の濾過槽の場合と同様
である。
【0054】図5は濾過槽Cの他の実施例を示すもの
で、図中、図3の実施例と同一構成部分は同一符号をも
って表す。即ち、32はハウジング、41は第1の砂
層、42は活性炭層、43は第2の砂層、44は泰澄石
層、45は第1の磁鉄鉱石層、46はセラミック層、4
7は第2の磁鉄鉱石層、48は麦飯石層、51は穴明き
フィルター、52は不織布フィルター、53は仕切り
網、60−1,60−2,60−3はマグネットプレー
トである。
で、図中、図3の実施例と同一構成部分は同一符号をも
って表す。即ち、32はハウジング、41は第1の砂
層、42は活性炭層、43は第2の砂層、44は泰澄石
層、45は第1の磁鉄鉱石層、46はセラミック層、4
7は第2の磁鉄鉱石層、48は麦飯石層、51は穴明き
フィルター、52は不織布フィルター、53は仕切り
網、60−1,60−2,60−3はマグネットプレー
トである。
【0055】本実施例の構成は基本的に図3の実施例と
同一であるが、活性炭層42の厚さをハウジング全体の
1/2程度まで広げた点、マグネットプレート60−1
を第2の砂層43及び泰澄石層44間に配置した点、マ
グネットプレート60−3をセラミック層46及び第2
の磁鉄鉱石層47間に配置した点、泰澄石層44及び第
1の磁鉄鉱石層45間の仕切部材を除いた点、並びに第
2の磁鉄鉱石層47及び麦飯石層48間の仕切部材を除
いた点で異なる。
同一であるが、活性炭層42の厚さをハウジング全体の
1/2程度まで広げた点、マグネットプレート60−1
を第2の砂層43及び泰澄石層44間に配置した点、マ
グネットプレート60−3をセラミック層46及び第2
の磁鉄鉱石層47間に配置した点、泰澄石層44及び第
1の磁鉄鉱石層45間の仕切部材を除いた点、並びに第
2の磁鉄鉱石層47及び麦飯石層48間の仕切部材を除
いた点で異なる。
【0056】この濾過槽によれば、活性炭槽42が厚く
なった分、残留塩素、有機物質、有害物質、赤錆、不純
物、カビ臭等をより強力に除去でき、また、各マグネッ
トプレート60−1〜60−3の間隔が狭くなった分、
より強力な磁場が形成され、該磁場並びにこれにより磁
化された第1の磁鉄鉱石層45及び第2の磁鉄鉱石層4
7による磁場によって、水分子の磁化処理やセラミック
層46の遠赤外線照射による水分子の活性化がより一層
増強される。
なった分、残留塩素、有機物質、有害物質、赤錆、不純
物、カビ臭等をより強力に除去でき、また、各マグネッ
トプレート60−1〜60−3の間隔が狭くなった分、
より強力な磁場が形成され、該磁場並びにこれにより磁
化された第1の磁鉄鉱石層45及び第2の磁鉄鉱石層4
7による磁場によって、水分子の磁化処理やセラミック
層46の遠赤外線照射による水分子の活性化がより一層
増強される。
【0057】図6は濾過槽Cの更に他の実施例を示すも
ので、図中、図3の実施例と同一構成部分は同一符号を
もって表す。即ち、32はハウジング、41は第1の砂
層、42は活性炭層、43は第2の砂層、44は泰澄石
層、45は第1の磁鉄鉱石層、46はセラミック層、4
7は第2の磁鉄鉱石層、48は麦飯石層、51は穴明き
フィルター、52は不織布フィルター、53は仕切り
網、60−1,60−2,60−3はマグネットプレー
トである。
ので、図中、図3の実施例と同一構成部分は同一符号を
もって表す。即ち、32はハウジング、41は第1の砂
層、42は活性炭層、43は第2の砂層、44は泰澄石
層、45は第1の磁鉄鉱石層、46はセラミック層、4
7は第2の磁鉄鉱石層、48は麦飯石層、51は穴明き
フィルター、52は不織布フィルター、53は仕切り
網、60−1,60−2,60−3はマグネットプレー
トである。
【0058】本実施例の構成は基本的に図3の実施例と
同一であるが、活性炭層42の厚さをハウジング全体の
1/2程度まで広げた点、マグネットプレート60−1
を第1の砂層41及び活性炭層42間に配置した点、マ
グネットプレート60−2を泰澄石層44及び第1の磁
鉄鉱石層45間に配置した点で異なる。
同一であるが、活性炭層42の厚さをハウジング全体の
1/2程度まで広げた点、マグネットプレート60−1
を第1の砂層41及び活性炭層42間に配置した点、マ
グネットプレート60−2を泰澄石層44及び第1の磁
鉄鉱石層45間に配置した点で異なる。
【0059】この濾過槽によれば、活性炭層42が厚く
なった分、残留塩素、有機物質、有害物質、赤錆、不純
物、カビ臭等をより強力に除去でき、また、マグネット
プレート60−1が上部に配置されたため、濾過槽全体
に平均的な磁場が形成され、該磁場により濾過槽全体に
おいて水分子の磁化処理がなされる。
なった分、残留塩素、有機物質、有害物質、赤錆、不純
物、カビ臭等をより強力に除去でき、また、マグネット
プレート60−1が上部に配置されたため、濾過槽全体
に平均的な磁場が形成され、該磁場により濾過槽全体に
おいて水分子の磁化処理がなされる。
【0060】以上のような本発明の水処理装置は、水道
管に接続した流入ホース26から供給された原水を、プ
レフィルターBを構成する装填ケースB2内に下端部の
流入管24から注水すると、原水は中空糸型カートリッ
ジフィルターB1の導入孔16,…から収納容器9内に
侵入し、その水圧によって中空糸膜12,…の外側から
内側へ浸透して濾過される。この中空糸膜12の内部を
通過した濾過液は、ポッティング材13の上面に開口さ
れた中空糸膜12の端部から溢れ出て、上端部の流出管
29に接続された接続ホース30を通して、プレフィル
ターBに並設した濾過槽Cの上端部の流入管35からハ
ウジング32内に注水され、前述の如く内部で各種の処
理がなされて下端部の流出管38に接続した流出ホース
40より処理水が排出される。ここで、プレフィルター
Bと濾過槽Cとは、上端部で互いに接続ホース30で連
結されているため、接続ホース30の長さを短くするこ
とができ、それにより接続ホース30での圧力損失を最
小に抑制できる。
管に接続した流入ホース26から供給された原水を、プ
レフィルターBを構成する装填ケースB2内に下端部の
流入管24から注水すると、原水は中空糸型カートリッ
ジフィルターB1の導入孔16,…から収納容器9内に
侵入し、その水圧によって中空糸膜12,…の外側から
内側へ浸透して濾過される。この中空糸膜12の内部を
通過した濾過液は、ポッティング材13の上面に開口さ
れた中空糸膜12の端部から溢れ出て、上端部の流出管
29に接続された接続ホース30を通して、プレフィル
ターBに並設した濾過槽Cの上端部の流入管35からハ
ウジング32内に注水され、前述の如く内部で各種の処
理がなされて下端部の流出管38に接続した流出ホース
40より処理水が排出される。ここで、プレフィルター
Bと濾過槽Cとは、上端部で互いに接続ホース30で連
結されているため、接続ホース30の長さを短くするこ
とができ、それにより接続ホース30での圧力損失を最
小に抑制できる。
【0061】次に、多数の中空糸膜12,…を束ねた中
空糸膜束の第1製造方法を図7〜図9に基づいて説明す
る。図7は本発明に係る中空糸膜束を製造する際の巻き
取り工程を示したものであり、連続した中空糸膜12を
回転する二軸のカセ70に、トラバース71で綾をかけ
ながら巻き取る方法は従来と同様であるが、前記カセ7
0には互いに接近する方向に半円形状に湾曲した巻取部
72,72を設けている点が大きく異なっている。
空糸膜束の第1製造方法を図7〜図9に基づいて説明す
る。図7は本発明に係る中空糸膜束を製造する際の巻き
取り工程を示したものであり、連続した中空糸膜12を
回転する二軸のカセ70に、トラバース71で綾をかけ
ながら巻き取る方法は従来と同様であるが、前記カセ7
0には互いに接近する方向に半円形状に湾曲した巻取部
72,72を設けている点が大きく異なっている。
【0062】前記カセ70の巻取部72は、図8に示す
ように、中空糸膜束の直線部分12aの軸方向の断面の
最小直径に略等しい直径Dの半円形状を有し且つ厚さd
が該直径Dの20%以下になるように設定している。図
8(b) は中空糸膜束のループ部分12bにおける軸方向
の断面を示し、該ループ部分12bのカセ70による空
間は軸方向に分散されており、一断面ではカセ70との
接触部分のみとなっているので束のループ部分12bと
直線部分12aの断面の直径の差は殆どなく、カセ70
から外した束の外形が略円柱形になることがわかる。ま
た、図8(a) は中空糸膜束のループ部分12bを軸方向
から見た図であり、束のループ部分12bの中央の中空
糸膜12が最も短くなることもわかる。
ように、中空糸膜束の直線部分12aの軸方向の断面の
最小直径に略等しい直径Dの半円形状を有し且つ厚さd
が該直径Dの20%以下になるように設定している。図
8(b) は中空糸膜束のループ部分12bにおける軸方向
の断面を示し、該ループ部分12bのカセ70による空
間は軸方向に分散されており、一断面ではカセ70との
接触部分のみとなっているので束のループ部分12bと
直線部分12aの断面の直径の差は殆どなく、カセ70
から外した束の外形が略円柱形になることがわかる。ま
た、図8(a) は中空糸膜束のループ部分12bを軸方向
から見た図であり、束のループ部分12bの中央の中空
糸膜12が最も短くなることもわかる。
【0063】そして、綾は、中空糸膜12をカセ70に
巻き取りながら、略巻き取り幅に等しい幅でトラバース
71を往復させることによって与えられる。この往復周
期を短くすると中空糸膜12の交差点数が多くなり、束
の外形は太く(即ち、中空糸膜12の充填密度は小さ
く)、形状はより強く保持される。
巻き取りながら、略巻き取り幅に等しい幅でトラバース
71を往復させることによって与えられる。この往復周
期を短くすると中空糸膜12の交差点数が多くなり、束
の外形は太く(即ち、中空糸膜12の充填密度は小さ
く)、形状はより強く保持される。
【0064】中空糸膜自身で中空糸膜束の形状を保持さ
せるために必要なトラバース71の往復回数は、カセ7
0の一回転あたりおよそ1から3である。この値が1の
ときループ部分12bの断面の最大直径が直線部分12
aの最小直径のおよそ1.15倍になり、2のときに両
者は略等しく、3のときにはおよそ0.95倍とむしろ
小さくなる。この範囲であれば、中空糸膜自身が中空糸
膜束の形状を保持するだけでなく、中空糸膜束中の中空
糸膜の充填密度及びこの中空糸膜束の通常用いられる円
筒状の容器に収容したときの中空糸膜束の充填状態に粗
密のむらがなく、流体が中空糸膜全体にわたって均一に
流れる。
せるために必要なトラバース71の往復回数は、カセ7
0の一回転あたりおよそ1から3である。この値が1の
ときループ部分12bの断面の最大直径が直線部分12
aの最小直径のおよそ1.15倍になり、2のときに両
者は略等しく、3のときにはおよそ0.95倍とむしろ
小さくなる。この範囲であれば、中空糸膜自身が中空糸
膜束の形状を保持するだけでなく、中空糸膜束中の中空
糸膜の充填密度及びこの中空糸膜束の通常用いられる円
筒状の容器に収容したときの中空糸膜束の充填状態に粗
密のむらがなく、流体が中空糸膜全体にわたって均一に
流れる。
【0065】本発明で使用する中空糸膜の外径は、およ
そ400〜2000μmである。400μm以下ではカ
セの厚さが小さくなり、カセとの接触部分で中空糸膜が
潰れ易くなる。2000μm以上のときには中空糸膜自
身が綾をかけなくとも中空糸膜束の形状を保持する強度
を持つだけでなく、中空糸膜間の隙間も現実上問題にな
らない程に自然に形成されるが、中空糸膜の充填密度が
低くなって有効膜面積が減少するので好ましくない。ま
た、本発明が実施可能なカセに巻き取る中空糸膜の数
は、中空糸膜の太さにもよるが、中空糸膜の太さが20
00μmでおよそ100本以上、400μmでおよそ2
000本以上である。また、カセに送る中空糸膜は、1
本から20本一組の範囲で特に限定されない。20本を
越えるとこの一組の中空糸膜密度が必然的に大きくな
り、中空糸膜束全体としても中空糸膜の充填密度が過度
に大きくなるために、中空糸膜間の隙間で目詰まりがし
易くなるので好ましくないものとなる。また、中空糸膜
束の長さは、特に限定されないが、通常数cmから約1
mである。
そ400〜2000μmである。400μm以下ではカ
セの厚さが小さくなり、カセとの接触部分で中空糸膜が
潰れ易くなる。2000μm以上のときには中空糸膜自
身が綾をかけなくとも中空糸膜束の形状を保持する強度
を持つだけでなく、中空糸膜間の隙間も現実上問題にな
らない程に自然に形成されるが、中空糸膜の充填密度が
低くなって有効膜面積が減少するので好ましくない。ま
た、本発明が実施可能なカセに巻き取る中空糸膜の数
は、中空糸膜の太さにもよるが、中空糸膜の太さが20
00μmでおよそ100本以上、400μmでおよそ2
000本以上である。また、カセに送る中空糸膜は、1
本から20本一組の範囲で特に限定されない。20本を
越えるとこの一組の中空糸膜密度が必然的に大きくな
り、中空糸膜束全体としても中空糸膜の充填密度が過度
に大きくなるために、中空糸膜間の隙間で目詰まりがし
易くなるので好ましくないものとなる。また、中空糸膜
束の長さは、特に限定されないが、通常数cmから約1
mである。
【0066】前述の製造方法が効果的に実施できる中空
糸膜は、乾湿式紡糸によるものであって、未乾燥状態の
もの、更に好ましくは溶剤が残留していて凝固が完全に
は終了していないものである。乾湿式紡糸によって、例
えば、ポリアクリルニトリル、ポリメチルメタクリレー
ト、ポリフッ化ビニリデン、セルロースアセテート、ポ
リスルホン、ポリエーテルスルホン等の中空糸膜が製造
されているが、これらは何れも未乾燥状態では柔軟で、
弛むことなくカセに巻き取られる。この状態で乾燥する
と中空糸膜束の状態がそのまま形状記憶されて固定され
る。即ち、溶剤が残留していて凝固が完全に終了してい
ない状態の中空糸膜を巻き取って、この状態で凝固を終
了させると、カセからこの中空糸膜束を外して乾燥して
も中空糸膜束の状態が維持される。
糸膜は、乾湿式紡糸によるものであって、未乾燥状態の
もの、更に好ましくは溶剤が残留していて凝固が完全に
は終了していないものである。乾湿式紡糸によって、例
えば、ポリアクリルニトリル、ポリメチルメタクリレー
ト、ポリフッ化ビニリデン、セルロースアセテート、ポ
リスルホン、ポリエーテルスルホン等の中空糸膜が製造
されているが、これらは何れも未乾燥状態では柔軟で、
弛むことなくカセに巻き取られる。この状態で乾燥する
と中空糸膜束の状態がそのまま形状記憶されて固定され
る。即ち、溶剤が残留していて凝固が完全に終了してい
ない状態の中空糸膜を巻き取って、この状態で凝固を終
了させると、カセからこの中空糸膜束を外して乾燥して
も中空糸膜束の状態が維持される。
【0067】また、カセ70,70に中空糸膜12を巻
き取った後、中空糸膜束を中央の二ヶ所をバンド73で
縛り、その間を切断すると図9に示す状態になり、それ
からカセ70から抜き取って二つの中空糸膜束を得るの
である。そして、この中空糸膜束に熱水を振りかけて残
存する溶剤を更に除去した後、90℃で恒量になるまで
乾燥する。
き取った後、中空糸膜束を中央の二ヶ所をバンド73で
縛り、その間を切断すると図9に示す状態になり、それ
からカセ70から抜き取って二つの中空糸膜束を得るの
である。そして、この中空糸膜束に熱水を振りかけて残
存する溶剤を更に除去した後、90℃で恒量になるまで
乾燥する。
【0068】そして、図10は第2製造方法によって中
空糸膜束を製造する際の巻き取り工程を示したものであ
り、連続した中空糸膜12を回転する二軸のカセ70
に、トラバース71で綾をかけながら巻き取る方法は従
来と同様である。しかし、カセ70には中空糸膜の巻取
部72に、カセのほぼ直径方向に一つ以上の棒状突起7
4を設けている点が大きく異なっている。
空糸膜束を製造する際の巻き取り工程を示したものであ
り、連続した中空糸膜12を回転する二軸のカセ70
に、トラバース71で綾をかけながら巻き取る方法は従
来と同様である。しかし、カセ70には中空糸膜の巻取
部72に、カセのほぼ直径方向に一つ以上の棒状突起7
4を設けている点が大きく異なっている。
【0069】また、カセ70の巻取部72を、図11に
示すように、中空糸膜束の直線部分12aの軸方向の断
面の直径に大略等しい直径の半円状にするとループ部分
12bの断面の直径と直線部分12aの断面の直径の差
が小さくなり、中空糸膜束の収納容器に束全体が均一に
収まるので、被処理流体の流れがより均一になる。
示すように、中空糸膜束の直線部分12aの軸方向の断
面の直径に大略等しい直径の半円状にするとループ部分
12bの断面の直径と直線部分12aの断面の直径の差
が小さくなり、中空糸膜束の収納容器に束全体が均一に
収まるので、被処理流体の流れがより均一になる。
【0070】図12(a)は、図11のカセ70で巻き
取ったときのカセを含む束の軸方向の断面を示し、図1
2(b)は、図12(a)の矢印の位置の束の軸に対し
て垂直な方向の断面図を示す。棒状突起74はループ部
分12bに直線部分12aと連通する空間を与える。こ
の空間は液体を中空糸膜束の中心部まで均一に供給する
働きをする。図12(b)が示すように図11の形状の
カセ70を用いることにより、ループ部分12bの各断
面に占めるカセの面積はわずかであり、ループ部分12
bの断面の直径と直線部分12aの断面の直径の差は小
さくなる。
取ったときのカセを含む束の軸方向の断面を示し、図1
2(b)は、図12(a)の矢印の位置の束の軸に対し
て垂直な方向の断面図を示す。棒状突起74はループ部
分12bに直線部分12aと連通する空間を与える。こ
の空間は液体を中空糸膜束の中心部まで均一に供給する
働きをする。図12(b)が示すように図11の形状の
カセ70を用いることにより、ループ部分12bの各断
面に占めるカセの面積はわずかであり、ループ部分12
bの断面の直径と直線部分12aの断面の直径の差は小
さくなる。
【0071】綾は、前記同様に中空糸膜12をカセ70
に巻き取りながら巻き取り幅にほぼ等しい幅でトラバー
ス71を往復させることによって与えられる。中空糸膜
自身で中空糸膜束の形状を保持させるために必要なトラ
バース71の往復回数は、この場合には、カセ70の一
回転あたりおよそ1から5である。この往復周期を短く
すると中空糸膜12の交差点数が多くなり、束の外径は
太く(すなわち、中空糸膜12の充填密度は小さく)、
形状はより強く保持される。この範囲であれば、中空糸
膜自身が中空糸膜束の形状を保持するだけでなく、中空
糸膜束中の中空糸膜の充填密度およびこの中空糸膜束を
円筒状の収納容器に収納したときの中空糸膜束と収納容
器との間の充填状態も均等になり、流体が中空糸膜全体
にわたって均一に流れる。
に巻き取りながら巻き取り幅にほぼ等しい幅でトラバー
ス71を往復させることによって与えられる。中空糸膜
自身で中空糸膜束の形状を保持させるために必要なトラ
バース71の往復回数は、この場合には、カセ70の一
回転あたりおよそ1から5である。この往復周期を短く
すると中空糸膜12の交差点数が多くなり、束の外径は
太く(すなわち、中空糸膜12の充填密度は小さく)、
形状はより強く保持される。この範囲であれば、中空糸
膜自身が中空糸膜束の形状を保持するだけでなく、中空
糸膜束中の中空糸膜の充填密度およびこの中空糸膜束を
円筒状の収納容器に収納したときの中空糸膜束と収納容
器との間の充填状態も均等になり、流体が中空糸膜全体
にわたって均一に流れる。
【0072】図13は、上記のようにして製造された中
空糸膜束を用いて、公知の方法により組み立てた中空糸
型カートリッジフィルターB1の中空糸膜12のループ
面方向の、棒状突起74によって形成された空間75を
含む断面を示し、図14はループ面に対して垂直方向
の、棒状突起74によって形成された空間75を含む断
面を示す。
空糸膜束を用いて、公知の方法により組み立てた中空糸
型カートリッジフィルターB1の中空糸膜12のループ
面方向の、棒状突起74によって形成された空間75を
含む断面を示し、図14はループ面に対して垂直方向
の、棒状突起74によって形成された空間75を含む断
面を示す。
【0073】最後に、最も好ましい中空糸膜束の具体的
な製造例を簡単に示す。ポリスルホン(テイジン アモ
コ エンジニアリングプラスチック社、P−3500)
20重量部(以下同じ)、N−メチル−2−ピロリドン
66部、プロピレングリコール9部、平均分子量30万
のポリエチレングリコール5部からなる紡糸原液を65
℃に保持しながら、N−メチル−2−ピロリドン60
部、プロピレングリコール40部からなる中空糸の内側
の凝固液とともに二重菅状ノズルから空気中に押し出
し、約20cm下方の70℃の水に侵入させ、約3m走
行させてから、図11に示した、直径が8mmの丸棒か
らなる二つの棒状突起74が直径約60mmの半円状の
巻取部72に設けられた、カセ70,70間の距離が約
45cmのカセに束の太さが約6cmになるように32
00本巻き取った。このときカセ70が1回転する間に
トラバース71がほぼ2往復するようにして中空糸膜1
2に綾をかけながら中空糸膜束を作成した。また、凝固
が進むように巻き取り中は束に水を振りかけた。
な製造例を簡単に示す。ポリスルホン(テイジン アモ
コ エンジニアリングプラスチック社、P−3500)
20重量部(以下同じ)、N−メチル−2−ピロリドン
66部、プロピレングリコール9部、平均分子量30万
のポリエチレングリコール5部からなる紡糸原液を65
℃に保持しながら、N−メチル−2−ピロリドン60
部、プロピレングリコール40部からなる中空糸の内側
の凝固液とともに二重菅状ノズルから空気中に押し出
し、約20cm下方の70℃の水に侵入させ、約3m走
行させてから、図11に示した、直径が8mmの丸棒か
らなる二つの棒状突起74が直径約60mmの半円状の
巻取部72に設けられた、カセ70,70間の距離が約
45cmのカセに束の太さが約6cmになるように32
00本巻き取った。このときカセ70が1回転する間に
トラバース71がほぼ2往復するようにして中空糸膜1
2に綾をかけながら中空糸膜束を作成した。また、凝固
が進むように巻き取り中は束に水を振りかけた。
【0074】それから、カセ70に巻き取った中空糸膜
12の束を中央の二ヶ所でバンド73で縛り、その間を
切断して全長が約25cmの二つの中空糸膜束を取り出
した。これらの束を樋に置き、30容量%のアセトン水
溶液、次いで温水を順次シャワーリングして残存する溶
剤やポリエチレングリコールを除去したのち、バンドに
針金をかけて束を吊るして乾燥した。
12の束を中央の二ヶ所でバンド73で縛り、その間を
切断して全長が約25cmの二つの中空糸膜束を取り出
した。これらの束を樋に置き、30容量%のアセトン水
溶液、次いで温水を順次シャワーリングして残存する溶
剤やポリエチレングリコールを除去したのち、バンドに
針金をかけて束を吊るして乾燥した。
【0075】この中空糸膜は、0.5μmの大きさの粒
子を通さず、内径、外径はそれぞれ500μm、800
μmであった。また、中空糸膜束の直線部分12aとル
ープ部分12bに紙テープを巻き、その長さからそれぞ
れの部分の相当する直径を測定した結果、それぞれ56
mm、60mmで、ループ部分12bの最大直径が直線
部分12aの最小直径の約1.07倍であった。そし
て、ループ部分12bには、棒状突起74によって直径
約8mmの空間75が形成されていた。
子を通さず、内径、外径はそれぞれ500μm、800
μmであった。また、中空糸膜束の直線部分12aとル
ープ部分12bに紙テープを巻き、その長さからそれぞ
れの部分の相当する直径を測定した結果、それぞれ56
mm、60mmで、ループ部分12bの最大直径が直線
部分12aの最小直径の約1.07倍であった。そし
て、ループ部分12bには、棒状突起74によって直径
約8mmの空間75が形成されていた。
【0076】
【発明の効果】以上にしてなる本発明の水処理装置は、
以下の顕著な効果を奏する。
以下の顕著な効果を奏する。
【0077】請求項1によれば、プレフィルターによっ
て原水から微細な不純物や微生物を除去した濾過液を濾
過槽に送ることにより、濾過槽内での微生物の繁殖を防
止するとともに、濾過槽の目詰まりを防止でき、また濾
過槽で残留塩素、有機物質、有害物質(例えばトリハロ
メタン)、赤錆、不純物、カビ臭等を除去し、水質(p
H等)を調整し、ミネラルを補給し、更に効果的に磁化
処理と遠赤外線照射による水分子の活性化を行うので、
美味しい水が得られる。特に、プレフィルターは、中空
糸膜に親水性が付与され、最小浸透圧が低くなっている
ので、通常の水道水の水圧によって即時使用することが
でき、また外圧濾過式で逆洗可能であるので、濾過性能
が低下した場合には、逆洗によってその機能を回復させ
ることができ、水処理装置の長寿命化(3〜5年)を達
成できる。また、濾過槽は、粒状セラミックを堆積した
層の上下にそれぞれ配置された磁石の磁場は互いに結合
して補強し合うことになり、しかもその方向が水の流れ
に沿っていることにより水分子を効果的に磁化処理する
ことができ、また、前記磁場は粒状セラミックを堆積し
た層を通過することになるため、粒状セラミックの遠赤
外線照射による水分子の活性化をより増強させることが
できる。また、本発明の水処理装置は、処理流量が多い
ので、飲み水や料理用水のみならず、お風呂の水やシャ
ワーにも使用することができる。また、複数の中空糸膜
は各々複数の交差点を有しながらループ状に折り返され
ているので、束の状態でその形状を自己保持するととも
に、中空糸膜束はの開口端で収納容器の一ヶ所にポッテ
ィング材にて集束固定され、形状保持材によって固定さ
れてないので、流体の流れにより自然に発生する中空糸
膜の揺れ若しくは振動を妨げず、それによって更に目詰
まりを抑制することができる。更に、中空糸膜束は、直
線部分及びループ部分の断面が略円形であるので、収納
容器に密に充填することができるとともに、取扱いが容
易である。
て原水から微細な不純物や微生物を除去した濾過液を濾
過槽に送ることにより、濾過槽内での微生物の繁殖を防
止するとともに、濾過槽の目詰まりを防止でき、また濾
過槽で残留塩素、有機物質、有害物質(例えばトリハロ
メタン)、赤錆、不純物、カビ臭等を除去し、水質(p
H等)を調整し、ミネラルを補給し、更に効果的に磁化
処理と遠赤外線照射による水分子の活性化を行うので、
美味しい水が得られる。特に、プレフィルターは、中空
糸膜に親水性が付与され、最小浸透圧が低くなっている
ので、通常の水道水の水圧によって即時使用することが
でき、また外圧濾過式で逆洗可能であるので、濾過性能
が低下した場合には、逆洗によってその機能を回復させ
ることができ、水処理装置の長寿命化(3〜5年)を達
成できる。また、濾過槽は、粒状セラミックを堆積した
層の上下にそれぞれ配置された磁石の磁場は互いに結合
して補強し合うことになり、しかもその方向が水の流れ
に沿っていることにより水分子を効果的に磁化処理する
ことができ、また、前記磁場は粒状セラミックを堆積し
た層を通過することになるため、粒状セラミックの遠赤
外線照射による水分子の活性化をより増強させることが
できる。また、本発明の水処理装置は、処理流量が多い
ので、飲み水や料理用水のみならず、お風呂の水やシャ
ワーにも使用することができる。また、複数の中空糸膜
は各々複数の交差点を有しながらループ状に折り返され
ているので、束の状態でその形状を自己保持するととも
に、中空糸膜束はの開口端で収納容器の一ヶ所にポッテ
ィング材にて集束固定され、形状保持材によって固定さ
れてないので、流体の流れにより自然に発生する中空糸
膜の揺れ若しくは振動を妨げず、それによって更に目詰
まりを抑制することができる。更に、中空糸膜束は、直
線部分及びループ部分の断面が略円形であるので、収納
容器に密に充填することができるとともに、取扱いが容
易である。
【0078】請求項2によれば、中空糸膜束の直線部分
とループ部分とで中空糸膜の充填状態の疎密が略均一に
なって流体の流れが均一化されるとともに、中空糸膜束
を収容する収納容器への装填作業が簡単になり且つ容器
との間の間隔も均一化され、更に流体の到達が最も遅い
ループ部分の中央の中空糸膜の長さが最も短くなるよう
に束ねられていることによって、全ての中空糸膜の濾過
特性が平均化するのである。
とループ部分とで中空糸膜の充填状態の疎密が略均一に
なって流体の流れが均一化されるとともに、中空糸膜束
を収容する収納容器への装填作業が簡単になり且つ容器
との間の間隔も均一化され、更に流体の到達が最も遅い
ループ部分の中央の中空糸膜の長さが最も短くなるよう
に束ねられていることによって、全ての中空糸膜の濾過
特性が平均化するのである。
【0079】請求項3によれば、流体は主に中空糸膜束
のループ部分近傍の大きい流体通路からループ部分に設
けられた空間を通って中空糸膜に分散され、中空糸膜の
繊維軸方向に沿って流れるため、ポッティング材近傍の
中空糸膜に対する剪断力が軽減し、この部分で中空糸膜
が切断することを防止することができる。また、ループ
部分に設けられた空間によって、中空糸膜束の内部への
液体の供給が増えて全体としての濾過性能が向上する。
のループ部分近傍の大きい流体通路からループ部分に設
けられた空間を通って中空糸膜に分散され、中空糸膜の
繊維軸方向に沿って流れるため、ポッティング材近傍の
中空糸膜に対する剪断力が軽減し、この部分で中空糸膜
が切断することを防止することができる。また、ループ
部分に設けられた空間によって、中空糸膜束の内部への
液体の供給が増えて全体としての濾過性能が向上する。
【0080】請求項4によれば、磁鉄鉱石を堆積した層
全体が磁石の磁場によって磁化されることになり、該磁
鉄鉱石を堆積した層を通過する全ての水分子に磁場を効
果的に加えることができる。
全体が磁石の磁場によって磁化されることになり、該磁
鉄鉱石を堆積した層を通過する全ての水分子に磁場を効
果的に加えることができる。
【0081】請求項5によれば、活性炭層と第2の砂層
との間、第1の磁鉄鉱石層とセラミック層との間並びに
第2の磁鉄鉱石層と麦飯石層との間に配置された磁石の
磁力線が互いに結合して増強し合い、上下方向、即ち水
の流れに沿って方向の強力な磁場が形成され、また、該
磁場により第1及び第2の磁鉄鉱石層全体が強力に磁化
されるので、第1及び第2の磁鉄鉱石層を通過する際、
水分子に効果的に磁場を加えることができ、また、前述
した磁場並びにこれによって磁化された第1及び第2の
磁鉄鉱石層による磁場がセラミック層を通過するので、
遠赤外線照射による水分子の活性化をより増強させるこ
とができる。
との間、第1の磁鉄鉱石層とセラミック層との間並びに
第2の磁鉄鉱石層と麦飯石層との間に配置された磁石の
磁力線が互いに結合して増強し合い、上下方向、即ち水
の流れに沿って方向の強力な磁場が形成され、また、該
磁場により第1及び第2の磁鉄鉱石層全体が強力に磁化
されるので、第1及び第2の磁鉄鉱石層を通過する際、
水分子に効果的に磁場を加えることができ、また、前述
した磁場並びにこれによって磁化された第1及び第2の
磁鉄鉱石層による磁場がセラミック層を通過するので、
遠赤外線照射による水分子の活性化をより増強させるこ
とができる。
【0082】請求項6によれば、第2の砂層と泰澄石層
との間、第1の磁鉄鉱石層とセラミック層との間並びに
セラミック層と第2の磁鉄鉱石層との間に配置された磁
石の磁力線が互いに結合して増強し合い、上下方向、即
ち水の流れに沿って方向の強力な磁場が形成され、ま
た、該磁場により第1及び第2の磁鉄鉱石層全体が強力
に磁化されるので、特に第1及び第2の磁鉄鉱石層を通
過する際、水分子に効果的に磁場を加えることができ、
また、前述した磁場並びにこれによって磁化された第1
及び第2の磁鉄鉱石層による磁場がセラミック層を通過
するので、遠赤外線照射による水分子の活性化をより増
強させることができる。
との間、第1の磁鉄鉱石層とセラミック層との間並びに
セラミック層と第2の磁鉄鉱石層との間に配置された磁
石の磁力線が互いに結合して増強し合い、上下方向、即
ち水の流れに沿って方向の強力な磁場が形成され、ま
た、該磁場により第1及び第2の磁鉄鉱石層全体が強力
に磁化されるので、特に第1及び第2の磁鉄鉱石層を通
過する際、水分子に効果的に磁場を加えることができ、
また、前述した磁場並びにこれによって磁化された第1
及び第2の磁鉄鉱石層による磁場がセラミック層を通過
するので、遠赤外線照射による水分子の活性化をより増
強させることができる。
【0083】請求項7によれば、第1の砂層と活性炭層
との間、泰澄石層と第1の磁鉄鉱石層との間並びに第2
の磁鉄鉱石層と麦飯石層との間に配置された磁石の磁力
線が互いに結合して増強し合い、濾過槽全体の上下方
向、即ち水の流れに沿って方向の強力な磁場が形成さ
れ、また、該磁場により第1及び第2の磁鉄鉱石層全体
が強力に磁化されるので、濾過槽全体、特に第1及び第
2の磁鉄鉱石層を通過する際、水分子に効果的に磁場を
加えることができ、また、前述した磁場並びにこれによ
って磁化された第1及び第2の磁鉄鉱石層による磁場が
セラミック層を通過するので、遠赤外線照射による水分
子の活性化をより増強させることができる。
との間、泰澄石層と第1の磁鉄鉱石層との間並びに第2
の磁鉄鉱石層と麦飯石層との間に配置された磁石の磁力
線が互いに結合して増強し合い、濾過槽全体の上下方
向、即ち水の流れに沿って方向の強力な磁場が形成さ
れ、また、該磁場により第1及び第2の磁鉄鉱石層全体
が強力に磁化されるので、濾過槽全体、特に第1及び第
2の磁鉄鉱石層を通過する際、水分子に効果的に磁場を
加えることができ、また、前述した磁場並びにこれによ
って磁化された第1及び第2の磁鉄鉱石層による磁場が
セラミック層を通過するので、遠赤外線照射による水分
子の活性化をより増強させることができる。
【0084】請求項8によれば、層と層との間に配置さ
れた磁石による磁場が均一となり、水分子の磁化処理や
粒状セラミックの遠赤外線照射による水分子の活性化が
より効果的に行われる。
れた磁石による磁場が均一となり、水分子の磁化処理や
粒状セラミックの遠赤外線照射による水分子の活性化が
より効果的に行われる。
【0085】請求項9によれば、層全体に対してほぼ均
一な磁場を発生でき、水分子の磁化処理や粒状セラミッ
クの遠赤外線照射による水分子の活性化がより効果的に
行われる。
一な磁場を発生でき、水分子の磁化処理や粒状セラミッ
クの遠赤外線照射による水分子の活性化がより効果的に
行われる。
【0086】請求項10によれば、水分子の磁化処理や
粒状セラミックの遠赤外線照射による水分子の活性化が
より効果的に行われる。
粒状セラミックの遠赤外線照射による水分子の活性化が
より効果的に行われる。
【図1】本発明の水処理装置を一部断面で示した説明図
である。
である。
【図2】本発明で用いた中空糸型カートリッジフィルタ
ーを一部断面で示した正面図である。
ーを一部断面で示した正面図である。
【図3】本発明で用いた濾過槽の代表的な実施例を示す
断面図である。
断面図である。
【図4】マグネットプレートの分解斜視図である。
【図5】濾過槽の他の実施例を示す断面図である。
【図6】濾過槽の更に他の実施例を示す断面図である。
【図7】本発明の製造方法によってカセに中空糸膜を巻
き取る状態を示した簡略説明図である。
き取る状態を示した簡略説明図である。
【図8】同じくカセに巻き取った中空糸膜束のループ部
分を示し、(a) は中空糸膜束の軸方向の断面図、(b) は
ループ部分を軸方向から見た平面図である。
分を示し、(a) は中空糸膜束の軸方向の断面図、(b) は
ループ部分を軸方向から見た平面図である。
【図9】本発明の中空糸膜束を一部破断して示した斜視
図である。
図である。
【図10】本発明の方法によって中空糸膜を巻き取る状
態を示した概略説明図である。
態を示した概略説明図である。
【図11】同じく本発明の方法によって中空糸膜を巻き
取る、より好ましい状態を示した説明図である。
取る、より好ましい状態を示した説明図である。
【図12】図2のカセで巻き取った中空糸膜束のループ
部分を示し、(a)はカセを含む束の軸方向の断面図、
(b)は(a)の矢印の位置の束の軸方向に対して垂直
方向のA−A線断面図を示す。
部分を示し、(a)はカセを含む束の軸方向の断面図、
(b)は(a)の矢印の位置の束の軸方向に対して垂直
方向のA−A線断面図を示す。
【図13】本発明の方法によって作成した中空糸膜束を
用いて組み立てた本発明の中空糸膜型カートリッジフィ
ルターを示し、中空糸膜束のループ面方向の断面図であ
る。
用いて組み立てた本発明の中空糸膜型カートリッジフィ
ルターを示し、中空糸膜束のループ面方向の断面図であ
る。
【図14】同じく中空糸膜束のループ面に対して垂直な
方向の断面図である。
方向の断面図である。
【図15】従来の製造方法によってカセに中空糸膜を巻
き取る状態を示した簡略説明図である。
き取る状態を示した簡略説明図である。
【図16】同じくカセに巻き取った中空糸膜束のループ
部分を示し、(a) は中空糸膜束の軸方向の断面図、(b)
は軸方向に対して垂直な方向の断面図である。
部分を示し、(a) は中空糸膜束の軸方向の断面図、(b)
は軸方向に対して垂直な方向の断面図である。
【図17】同じく断面が半円形状になるようにカセに巻
き取った中空糸膜束のループ部分を示し、(a) は中空糸
膜束の軸方向の断面図、(b) は軸方向に対して垂直な方
向の断面図である。
き取った中空糸膜束のループ部分を示し、(a) は中空糸
膜束の軸方向の断面図、(b) は軸方向に対して垂直な方
向の断面図である。
A 本体ケース B プレフィルター B1 中空糸型カートリッジフィルター B2 装填ケース 1 ベース部材 2 カバー 3 取付台 4 取付台 5 貫通孔 6 貫通孔 7 脚部 8 下方開口部 9 収納容器 10 ヘッダー 11 ボトム 12 中空糸膜 12a 直線部分 12b ループ部分 13 ポッティング材 14 クサビリング 15 接着面 16 導入孔(流体通路) 17 流通路 18 Oリング 19 外筒 20 上蓋 21 Oリング 22 締付具 23 底面 24 流入管 25 口金 26 流入ホース 27 円筒部 28 リブ 29 流出管 30 接続ホース 31 口金 32 ハウジング 33 濾過槽本体 34 キャップ 35 流入管 35a 流入口 36 口金 37 底面 38 流出管 38a 流出口 39 口金 40 流出ホース 41 第1の砂層 42 活性炭層 43 第2の砂層 44 泰澄石層 45 第1の磁鉄鉱石層 46 セラミック層 47 第2の磁鉄鉱石層 48 麦飯石層 51 穴明きフィルター 52 不織布フィルター 53 仕切り網 60−1,60−2,60−3 マグネットプレート 61 マグネット 62 スペーサ 62a 収納孔 63 磁場 70 カセ 71 トラバース 72 巻取部 73 バンド 74 棒状突起 75 空間
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C02F 1/48 C02F 1/48 A 1/68 510 1/68 510B 520 520P 520V 530 530B 540 540A 540B 540D 540F 540Z
Claims (10)
- 【請求項1】 プレフィルターと濾過槽とからなる水処
理装置であって、 前記プレフィルターは、複数の中空糸膜が各々複数の交
差点を有しながらループ状に折り返されており且つ直線
部分及びループ部分の断面が略円形である中空糸膜束
を、その開口端で収納容器内の一ヶ所にポッティング材
を用いて集束固定し、中空糸膜が自己保持され且つ中空
糸膜に親水性が付与されている外圧濾過式で逆洗可能な
中空糸型フィルターであり、 前記濾過槽は、一端及び他端にそれぞれ水の流入口及び
流出口を有する筒状のハウジング内に粒状活性炭、砂等
をそれぞれ層状に堆積してなるとともに、粒状セラミッ
クを堆積した層の上下にそれぞれ少なくとも1個の磁石
をその磁力線の向きが互いに一致し且つ方向が水の流れ
の沿うように配置したものであり、 前記プレフィルターで原水を濾過した後、その濾過液を
前記濾過槽によって濾過、活性化してなることを特徴と
する水処理装置。 - 【請求項2】 前記中空糸膜束は、乾湿式紡糸によって
製造される中空糸膜を中空糸膜束の直線部分の軸方向に
対して垂直な方向の断面の最小直径に略等しい半円形状
で且つ厚さが該直径の20%以下の巻取部を有する二軸
カセで綾をかけながら巻き取り、その中央部分で束ねて
切断して形成し、該中空糸膜束のループ部分の最大直径
が直線部分の最小直径の0.95〜1.15倍であり、
更にループ部分の中央の中空糸膜の長さが最も短くなる
ように設定している請求項1記載の水処理装置。 - 【請求項3】 前記中空糸膜束は、乾湿式紡糸によって
製造される中空糸膜を直径方向に一つ以上の棒状突起を
有する二軸カセで綾をかけながら巻き取り、その中央部
分で束ねて切断して形成することで、該中空糸膜束のル
ープ部分に一ヶ所以上の直線部分に連通した空間を形成
し且つ中空糸膜束が集束固定部の近傍に小さい流体通路
とループ部分近傍に大きな流体通路を有する収納容器に
収納されている請求項1又は2記載の水処理装置。 - 【請求項4】 粒状セラミックを堆積した層の上下の少
なくとも一方に磁鉄鉱石を堆積した層を介在させてなる
請求項1記載の水処理装置。 - 【請求項5】 前記濾過槽が、上部より、砂、粒状活性
炭、砂、泰澄石、磁鉄鉱石、粒状セラミック、磁鉄鉱石
及び麦飯石をそれぞれ層状に堆積して第1の砂層、活性
炭層、第2の砂層、泰澄石層、第1の磁鉄鉱石層、セラ
ミック層、第2の磁鉄鉱石層及び麦飯石層を形成すると
ともに、活性炭層と第2の砂層との間、第1の磁鉄鉱石
層とセラミック層との間並びに第2の磁鉄鉱石層と麦飯
石層との間に、それぞれ少なくとも1個の磁石をその磁
力線の向きが互いに一致し且つ方向が水の流れの沿うよ
うに配置したものである請求項1記載の水処理装置。 - 【請求項6】 前記濾過槽が、上部より、砂、粒状活性
炭、砂、泰澄石、磁鉄鉱石、粒状セラミック、磁鉄鉱石
及び麦飯石をそれぞれ層状に堆積して第1の砂層、活性
炭層、第2の砂層、泰澄石層、第1の磁鉄鉱石層、セラ
ミック層、第2の磁鉄鉱石層及び麦飯石層を形成すると
ともに、第2の砂層と泰澄石層との間、第1の磁鉄鉱石
層とセラミック層との間並びにセラミック層と第2の磁
鉄鉱石層との間に、それぞれ少なくとも1個の磁石をそ
の磁力線の向きが互いに一致し且つ方向が水の流れの沿
うように配置したものである請求項1記載の水処理装
置。 - 【請求項7】 前記濾過槽が、上部より、砂、粒状活性
炭、砂、泰澄石、磁鉄鉱石、粒状セラミック、磁鉄鉱石
及び麦飯石をそれぞれ層状に堆積して第1の砂層、活性
炭層、第2の砂層、泰澄石層、第1の磁鉄鉱石層、セラ
ミック層、第2の磁鉄鉱石層及び麦飯石層を形成すると
ともに、第1の砂層と活性炭層との間、泰澄石層と第1
の磁鉄鉱石層との間、第2の磁鉄鉱石層と麦飯石層との
間に、それぞれ少なくとも1個の磁石をその磁力線の向
きが互いに一致し且つ方向が水の流れの沿うように配置
したものである請求項1記載の水処理装置。 - 【請求項8】 層と層との間に配置された少なくとも1
個の磁石同士の各層と直交する方向に対する間隔をほぼ
同一となした請求項5又は6記載の水処理装置。 - 【請求項9】 層と層との間に配置される磁石としてハ
ウジングの中心軸を中心とする同一円上の中心角を等分
した位置に配置された少なくとも2個の磁石を用いてな
る請求項1、4、5、6、7又は8いずれか記載の水処
理装置。 - 【請求項10】 磁石の磁力線の向きと水の流れの向き
とを逆にしてなる請求項1、4、5、6、7、8又は9
いずれか記載の水処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7173196A JPH09253630A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 水処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7173196A JPH09253630A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 水処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09253630A true JPH09253630A (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=13468969
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7173196A Pending JPH09253630A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 水処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09253630A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014237094A (ja) * | 2013-06-10 | 2014-12-18 | 株式会社前田シェルサービス | 圧縮空気用フィルタ装置 |
| JP2020163370A (ja) * | 2019-02-13 | 2020-10-08 | 英晃 鈴木 | 液体浄化装置 |
-
1996
- 1996-03-27 JP JP7173196A patent/JPH09253630A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014237094A (ja) * | 2013-06-10 | 2014-12-18 | 株式会社前田シェルサービス | 圧縮空気用フィルタ装置 |
| JP2020163370A (ja) * | 2019-02-13 | 2020-10-08 | 英晃 鈴木 | 液体浄化装置 |
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