JPH09254439A - 記録ヘッド - Google Patents

記録ヘッド

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JPH09254439A
JPH09254439A JP7018796A JP7018796A JPH09254439A JP H09254439 A JPH09254439 A JP H09254439A JP 7018796 A JP7018796 A JP 7018796A JP 7018796 A JP7018796 A JP 7018796A JP H09254439 A JPH09254439 A JP H09254439A
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light emitting
emitting element
substrate
array chip
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Hiroshi Tanioka
宏 谷岡
Mitsuru Amimoto
満 網本
Toshihiko Otsubo
俊彦 大坪
Shigeo Hatake
茂雄 畠
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光素子アレーチップの基板とフレキシブル
ケーブルを接続する場合フラックスなどが飛散して発光
素子アレーチップに付着し特性を劣化させる。 【解決手段】 複数の発光素子を有する発光素子アレー
チップ101と発光素子アレーチップ101を駆動する
ための駆動IC110を別基板に搭載し、発光素子アレ
ーチップ101が搭載された基板100と駆動IC11
0が搭載された基板103をフレキシブルケーブル10
2で電気的に接続することによって駆動ICの信号を発
光素子アレーチップに供給する記録ヘッドであって、発
光素子アレーチップ101が搭載された基板100とフ
レキシブルケーブル102を電気的に接続する場合、発
光素子アレーチップ101が搭載された基板面とは反対
側の面において熱溶着によって接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、複写
機、ファクシミリなどに印字ヘッドとして使用される記
録ヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の記録ヘッドとしては、L
ED(発光ダイオード)に代表される個体記録素子アレ
ーを列状に配列し、個々の記録素子を記録信号に応じて
制御することで記録を行っている。また、このような記
録ヘッドでは、記録素子アレーの個々の記録素子に対応
して1つの駆動回路を備えており、これらの駆動回路を
集積化した駆動ICを記録素子アレーチップに隣接配置
して、2つのチップ間をワイヤーボンディングで接続し
ている。一方、最近では、記録素子アレーとしてアレー
チップ内に記録素子を順次選択して駆動するように自己
走査機能を有するものも提案されている。このような自
己走査機能を有する記録素子アレーを用いると、記録素
子アレーと駆動ICを接続する配線数を著しく削減でき
るため、記録素子アレーチップと駆動ICを別基板に搭
載した場合、2つの基板間をフレキシブルケーブルを用
いて接続することが可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、記録ヘッド
の記録素子アレーチップと駆動ICを別基板に搭載して
記録素子アレーチップを搭載した基板を感光ドラムに対
向させるような構造にすると、記録ヘッドの厚み(高
さ)を大幅に小さくできるので、より小径の感光ドラム
の使用が可能となり、それを用いたプリンタや複写機な
ど装置の小型化を図ることができる。しかしながら、記
録素子アレーチップを搭載した基板と駆動ICを搭載し
た基板のうち、記録素子アレーチップを搭載した基板と
フレキシブルケーブルを接続する場合、次のような問題
があった。
【0004】即ち、このような基板とケーブルを接続す
る場合、通常、半田熱溶着による接続方法が用いられる
のであるが、接続の際にフラックスなどが飛散して記録
素子アレーチップの表面に付着してしまい、発光光量の
ムラを生じるなど特性劣化の原因となる。そのため、基
板とフレキシブルケーブルを接続する際は、ケーブルの
先端を基板上の記録素子アレーチップに対してある程度
離して接続する必要があり、その離した距離の分を確保
するには、基板の幅をそれに応じて広げなければならな
い。しかし、記録素子アレーチップの基板の幅を広げる
と、その分だけ記録ヘッドが大型化するので、記録ヘッ
ドを小型化するには限界があった。
【0005】そこで、本発明は、上記従来の問題点に鑑
み、基板の幅を大きくすることなくフラックスなどの飛
散による記録素子アレーの特性劣化を防止することを可
能とした記録ヘッドを提供することを目的としたもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、複数の
記録素子を有する記録素子アレーと前記記録素子アレー
を駆動するための駆動素子を別基板に搭載し、前記記録
素子アレーが搭載された基板と駆動素子が搭載された基
板を接続部材で電気的に接続することによって前記駆動
素子の信号を記録素子アレーに供給する記録ヘッドであ
って、前記記録素子アレーが搭載された基板と前記接続
部材を電気的に接続する場合、記録素子アレーが搭載さ
れた基板面と反対側の面において熱溶着によって接続す
ることを特徴とする記録ヘッドによって達成される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して詳細に説明する。まず、図1は本発明による記
録ヘッドの一実施形態を示した側面図である。図1にお
いて、101は内部に多数の発光素子を有する発光素子
アレーチップである。発光素子アレーチップ101は5
5個設けられ、それが基板100上に一列に搭載されて
いる。また、110は発光素子アレーチップ101の個
々の発光素子を駆動する駆動IC、111は発光素子の
駆動電流を制限する電流制限抵抗であり、各々基板10
0とは別の基板103上に搭載されている。
【0008】発光素子アレーチップ101が搭載された
基板100は、放熱用のアルミニューム基材116の側
面に取り付けられ、駆動IC110と電流制限抵抗11
1が搭載された基板103は、アルミニューム基材11
6の上面に取り付けられている。従って、図1において
は、基板100と基板103はアルミニューム基材11
6の隣接する2つの面に90度の角度を持って取り付け
られ、その90度の角度の位置でフレキシブルケーブル
102を渡してフレキシブルケーブル102の各端部と
2つの基板100,103がそれぞれ電気的に接続され
ている。
【0009】基板100及び基板103とフレキシブル
ケーブル102の各端部を接続する場合、各々半田熱溶
着によって接続する方法が採られている。特に、基板1
00とフレキシブルケーブル102を接続する場合は、
基板100の裏面で接続することによってフラックスな
どの飛散による影響を除去している。これについては詳
しく後述する。なお、図1においては、アルミニューム
基材116の基板100が取り付けられた面のフレキシ
ブルケーブル102に対応する箇所を数100μm程度
削ることで、フレキシブルケーブル102及び半田の厚
みによる基板100の傾きを防止している。
【0010】このようにして基板100と基板103を
電気的に接続し、駆動IC110からの発光素子アレー
チップ101を駆動するのに必要なタイミング信号や駆
動信号を基板100に供給している。更に、図1では基
板100上の発光素子アレーチップ101に対向して集
束形光ファイバーアレー115が設けられている。発光
素子アレーチップ101の個々の画素(発光素子)の光
は集束形光ファイバーアレー115で収束され、感光ド
ラム(図示せず)に記録ドットとして照射される。集束
形光ファイバーアレー115の幅は、通常数mm程度で
あるため、より小径の感光ドラムを使用するためには、
基板100の幅をいかに小さくするかにかかっている。
なお、図1の118は後述するように基板100の配線
パターンと発光素子アレーチップ101の電極を接続す
るワイヤーボンディングを示している。
【0011】図2は基板100,103及びフレキシブ
ルケーブル102を平面的に展開した平面図である。図
2において、基板100は幅の狭い長方形の形状を有
し、その長手方向に発光素子アレーチップ101が搭載
されている。本実施形態では、1つ当り128画素を有
する55個の発光素子アレーチップ101が一列に直線
状に配列されている。また、基板103上には5個の駆
動IC110と55個の電流制限抵抗111が搭載され
ている。駆動IC110は1つで11個の発光素子アレ
ーチップ101を駆動するようになっていて、全部で5
個の駆動IC110が搭載されている。
【0012】また、電流制限抵抗111は各発光素子ア
レーチップ101に1つづつ必要であり、それぞれの発
光素子アレーチップ101に対応して55個の電流制限
抵抗111が搭載されている。基板100と103は5
個のフレキシブルケーブル102で電気的に接続され、
ここでは1つの駆動IC110で11個の発光素子アレ
ーチップ101を駆動するので、各々の駆動IC110
による11個分の発光素子アレーチップ101の駆動に
必要な信号を5つのフレキシブルケーブル102を用い
て供給している。
【0013】フレキシブルケーブル102としては、幅
が約25mmであり、その中に36本の信号線が0.7
mmピッチで配列されたものを使用している。この場
合、詳しくは後述するが、1つの発光素子アレーチップ
101を駆動するのに、走査パルス信号であるφS、駆
動タイミング信号であるφ1,φ2、画素を点灯/消灯
させるための駆動信号であるφIの信号が必要である。
また、これに加えて電源やGNDの接続も必要である。
【0014】本実施形態では、前述のように1つの駆動
IC110で11個の発光素子アレーチップ101を駆
動するのであるが、走査パルス信号φS、電源及びGN
Dは共通に供給するので、1つの発光素子アレーチップ
当り、駆動タイミング信号φ1,φ2、駆動信号φIを
供給する3本の信号線を必要とし、11個の発光素子ア
レーチップに対しては33本の信号線が必要である。従
って、これに共通に供給する3本の信号線を加えると、
36本の信号線が必要であるので、前述のように36本
の信号線を有する5個のフレキシブルケーブル102を
用いて、各々の駆動IC110の信号を基板100上の
55個の発光素子アレーチップ101に供給している。
【0015】また、本実施形態では、発光素子アレーチ
ップ101として自己走査機能を有する発光素子アレー
(Seif Scanning Emitting Device )を使用している。
図1の記録ヘッドにおいては、このような発光素子アレ
ーチップ101が55個列状に配列され、600DPI
の密度で記録できるように構成されている。この記録ヘ
ッドは、例えば電子写真方式の複写機、プリンタなどに
好適に使用することができる。なお、自己走査機能を有
する発光素子アレーについては、例えば特開平1−23
8962号公報、特開平2−2080号公報などに詳し
く開示されているので、詳しい説明は省略する。
【0016】図3は図1の記録ヘッドの電気的な回路構
成を示したブロック図である。図3において、101−
1〜101−55は前述のように基板100上に一列に
配列された55個の発光素子アレーチップを示してい
る。各々の発光素子アレーチップ101内には、記録素
子である発光用サイリスタが1,2,3…128で示す
ように128画素分列状に配列され、記録ヘッド全体と
しては1ライン7040(55×128)ビットの画素
が配列されている。2−1〜2−55は各々の発光素子
アレーチップを駆動するのに必要な走査パルス信号φ
S、駆動タイミング信号φ1,φ2を生成するタイミン
グ信号生成回路である。これらのタイミング信号生成回
路は個々の発光素子アレーチップに対応して設けられ、
11個を1組みとして1つの駆動IC110に集積化さ
れている。また、各々のタイミング信号生成回路の駆動
タイミング信号φ1,φ2はそれぞれ対応する発光素子
アレーチップに供給され、走査パルス信号φSだけは1
つのタイミング信号生成回路から11個の発光素子アレ
ーチップに共通に供給される。
【0017】4−1〜4−55は画像信号を取り込むた
めのシフトレジスタ、3−1〜3−55は各シフトレジ
スタに取り込まれた画像信号を保持するためのラッチを
示している。これらのシフトレジスタ及びラッチも個々
の発光素子アレーチップに対応して設けられ、シフトレ
ジスタとラッチもそれぞれ11個を1組みとして1つの
駆動ICに集積化されている。このようにタイミング信
号生成回路、シフトレジスタ及びラッチで発光素子アレ
ーチップの駆動回路が構成され、それぞれ11個づつ1
つの駆動ICとして集積化されている。なお、111は
図1、図2に示した電流制限抵抗であり、各ラッチと発
光素子アレーチップの間に接続されている。個々の発光
素子アレーチップの画素を駆動する駆動信号φIは、各
ラッチから対応する発光素子アレーチップに電流制限抵
抗111を通して時分割に供給される。
【0018】ここで、画像信号は信号線10からシフト
レジスタ4−1に入力され、順次信号線11からの所定
のクロックに同期してシフトレジスタ4−2〜4−55
に転送される。1ライン分の画像信号が転送されると、
各々のシフトレジスタ4の信号は対応するラッチ3に保
持され、各々のラッチ3の信号は対応する発光素子アレ
ーチップに発光用サイリスタ1,2,3…128という
ように時分割に供給される。この場合、ラッチ3の信号
は外部タイミング信号(図示せず)と論理積がとられ、
個々の発光用サイリスタを発光/消灯させる記録信号φ
Iとして発光素子アレーチップに供給される。もちろ
ん、各発光素子アレーチップの自己走査のタイミングと
記録信号φIのタイミングは同期している。このように
して55個の発光素子アレーチップを同時に走査するこ
とで1ライン分の記録が終了し、以下1ラインごとに同
様の動作を繰り返し行うことにより、所望の記録を行う
ことができる。
【0019】次に、自己走査機能を有する発光素子アレ
ーチップの構成及び動作について説明する。図4はその
等価回路を示した回路図であり、SR1〜SR5は発光
素子であるところの発光用サイリスタである。これは、
図3に1〜128として示した画素に対応している。ま
た、SR1′〜SR5′は各々発光用サイリスタSR1
〜SR5に対応して設けられた転送用サイリスタ、D1
〜D5 は直列に接続されたダイオード、R1 〜R5 は抵
抗である。これらの転送用サイリスタ、ダイオード、抵
抗によって発光用サイリスタの自己走査回路が構成され
ている。なお、図4では発光用サイリスタを5画素分し
か示していないが、実際には1つの発光素子アレー内に
128画素分の発光用サイリスタが配列され、ほかの転
送用サイリスタ、ダイオード、抵抗もそれに応じて設け
られている。
【0020】走査パルス信号φSはダイオードD1 のア
ノード端子に入力され、駆動タイミングφ1は奇数番目
の転送用サイリスタSR1′,SR3′、SR5′・・
・の共通に接続されたカソード端子に、駆動タイミング
信号φ2は偶数番目の転送用サイリスタSR2′,SR
4′・・・の共通に接続されたカソード端子に入力され
る。また、駆動信号φIは発光用サイリスタの共通に接
続されたカソード端子に入力される。これらの信号を図
5に示している。
【0021】まず、図5(a)のように走査パルス信号
φSがローレベルからハイレベルになると、発光素子ア
レーチップの動作がスタートする。次に、走査パルス信
号φSがハイレベルの状態で、図5(b)のように駆動
タイミング信号φ1がハイレベルからローレベルになる
と、先頭の転送用サイリスタSR1′がオン状態とな
る。転送用サイリスタSR1′がオンすると、そのゲー
ト電圧はアノード電位(約5V)になるので、図5
(d)のように記録信号φIがハイレベルからローレベ
ルになると、先頭の発光用サイリスタSR1がオンし、
記録のために所定時間だけ発光する。この発光用サイリ
スタSR1の光は前述のように光ファイバーアレー11
5を介して感光ドラムに照射される。他の発光用サイリ
スタはゲート電圧が5Vになっていないので発光しない
状態である。
【0022】次いで、図5(d)のように記録信号φI
がローレベルからハイレベルに戻ると、先頭の発光用サ
イリスタSR1がオフし、図5(c)のように次のタイ
ミングで駆動タイミング信号φ2がハイレベルからロー
レベルになると、次の転送用サイリスタSR2′がオン
する。つまり、転送用サイリスタSR1′のゲート電圧
(約5V)がそのゲートに接続されているダイオードD
1 を介して転送用サイリスタSR2′のゲートに接続さ
れているので、転送用サイリスタSR2′のゲート電圧
は約3.6Vとなる。従って、この状態でタイミング信
号φ2がローレベルになると、転送用サイリスタSR
2′がオン状態となる。続いて、図5(b)のように駆
動タイミング信号φ1がローレベルからハイレベルにな
ると、転送用サイリスタSR1′はオフするが、転送用
サイリスタSR2′はオン状態を保持し、この状態で図
5(d)のように記録信号φIがローレベルになると、
次の発光用サイリスタSR2が所定時間だけオンする。
この動作を64回繰り返すことにより、発光用サイリス
タが順次時分割で駆動される。
【0023】次に、発光素子アレーチップ101を搭載
した基板100とフレキシブルケーブル102を接続す
る接続構造について説明する。図6は基板100の配線
パターンを示した図である。なお、図6では全体の配線
パターンのうち11個分の発光素子アレーチップに対す
る配線パターンのみを示している。また、基板100は
両面基板である。図6において、まず、206は基板1
00の裏面に形成された導電パターンである。導電パタ
ーン206は共通の電源パターン205を合わせて36
本形成されている。一方、フレキシブルケーブル102
においても先端部に36本の端子が設けられていて、基
板100の裏面においてフレキシブルケーブル102の
端子と基板100の導電パターンが半田熱溶着によって
接続される構造である。本実施形態では、フレキシブル
ケーブル102を半田熱溶着で接続するのに要する幅W
1は、約3mmである。
【0024】また、基板100の裏面には、破線で示す
ように先の導電パターンからの配線パターンが放射状に
形成されている。フレキシブルケーブル102からの信
号線はこの基板100の裏面に放射状に形成された配線
パターンを通って個々の発光素子アレーチップにワイヤ
ーボンディングするためのワイヤーボンディングパッド
200〜204に接続される。本実施形態では、この放
射状の配線パターンのワイヤーボンディングパッドまで
に要する幅W2は、約3mmとしている。ワイヤーボン
ディングパッド(以下、WPと略す)200は発光素子
アレーチップ101に走査パルス信号φSの信号線を接
続するためのパッド、WP201は駆動タイミング信号
φ1の信号線を接続するためのパッドである。また、W
P202は駆動タイミング信号φ2の信号線を接続する
ためのパッド、WP203は駆動信号φIの信号線を接
続するためのパッド、WP204はGNDを接続するた
めのパッドである。WP200とWP204は11個分
のチップ分が配線パターンによって共通に接続され、そ
の他のWP201〜WP203はチップごとに独立して
いる。
【0025】これらのWP200〜WP204は個々の
発光素子アレーチップに対応して設けられている。一
方、基板100の表面には、11個の発光素子アレーチ
ップ101が一列に配列され、各WP200〜WP20
4と個々の発光素子アレーチップの電極(図示せず)
が、図1に示すようにワイヤーボンディング118によ
って接続されている。この場合、ワイヤーボンディング
による接続は、基板100にフレキシブルケーブル10
2を熱溶着によって接続する側とは反対側、つまり発光
素子アレーチップ101に対しフレキシブルケーブル1
02を接続する側とは反対側で行っている。ワイヤーボ
ンディングするために要する幅W2は、約1mmであ
る。このようにしてフレキシブルケーブル102の信号
線が発光素子アレーチップに接続され、前述のような信
号φS,φ1,φ2,φIが個々の発光素子アレーチッ
プに供給される。図6では1つのフレキシブルケーブル
102の接続について説明したが、残りの4つのフレキ
シブルケーブルも全く同じ方法で接続されている。
【0026】ここで、基板100の幅としては、フレキ
シブルケーブル102を熱溶着で接続するのに要する幅
W1、ワイヤーボンディングパッドまでの放射状の配線
パターンを形成するのに要する幅W2、ワイヤーボンデ
ィングするのに要する幅W3を合計した幅が必要であ
る。本実施形態では、基板100のワイヤーボンディン
グパッドと発光素子アレーチップ101の電極をワイヤ
ーボンディングで接続する場合、前述のようにフレキシ
ブルケーブル102の接続側とは反対側で接続している
ので、ワイヤーボンディングに要する幅W3は配線パタ
ーンの幅W2に含まれ、基板100の幅は実質的にW1
とW2の合計で済むようになっている。
【0027】図7はワイヤーボンディングによる接続を
フレキシブルケーブル102の接続側で行う場合の基板
100の配線パターンを示している。このような場合、
図7から明らかなように、放射状の配線パターンの幅W
2、ワイヤーボンディングに要する幅W3はそれぞれ独
立して確保する必要があるため、基板100の幅はW
1、W2、W3の合計となる。従って、本実施形態で
は、基板100と発光素子アレーチップ101をフレキ
シブルケーブル102の接続側と反対側でワイヤーボン
ディングすることにより、ワイヤーボンディングに要す
る幅を新たに確保する必要がなく、その分基板100の
幅を小さくすることができる。
【0028】なお、フレキシブルケーブル102の幅を
広げ、即ち11個の発光素子アレーチップ101までの
配線パターンを広げる必要がないようにすることで、ワ
イヤーボンディングによる接続をフレキシブルケーブル
102の接続側、あるいはその反対側のどちらで行って
も、基板100の幅をW1+W3にし、基板100の幅
を最も小さくすることも可能である。但し、この場合
は、フレキシブルケーブルのコストが高くなったり、基
板とフレキシブルケーブルを接続する際に熱溶着部の幅
が広くなることによって信頼性の低下や実装歩留まりの
低下を招くので、フレキシブルケーブルの幅はこれらを
考慮して決めるのが望ましい。
【0029】また、本実施形態では、フレキシブルケー
ブル102と基板100を接続する場合、基板100の
裏面、つまり発光素子アレーチップ101が搭載された
面とは反対側の面で接続しているので、半田熱溶着の際
に、半田あるいは半田熱溶着に用いるフラックスなどが
発光素子アレーチップ101の発光面に付着することが
なくなり、発光素子アレーチップの特性劣化を招くよう
な事態を回避することができる。従って、基板100の
幅を大きくすることなく、フラックスなどの飛散による
発光素子アレーチップの特性劣化を防止することができ
る。また、基板100の幅を広げる必要がないので、記
録ヘッドを小型化でき、それを用いた装置においてはよ
り小径の感光ドラムの使用が可能となり、装置の小型化
にも寄与することができる。
【0030】なお、以上の実施形態では、基板とフレキ
シブルケーブルを半田熱溶着によって接続する例を示し
たが、基板の裏面でフラットケーブルを用いて半田付け
で接続してもよいし、コネクタを用いて半田付けで接続
してもよい。また、発光素子アレーチップを搭載した基
板100を両面基板としたが、多層基板を用いてもよ
い。更に、記録素子として自己走査型の発光素子アレー
チップを用いた例を示したが、本発明はこれに限ること
なく、例えば同様の自己走査回路を有する通常の時分割
駆動が駆動なLEDなどその他の記録素子を用いた場合
にも適用することが可能である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、記
録素子アレーが搭載された基板と接続部材を基板の裏面
で接続することにより、フラックスなどが記録素子アレ
ーの表面に付着することがなく、基板の幅を大きくする
ことなく、記録素子アレーの特性劣化を防止することが
できる。従って、記録ヘッドを小型化でき、それを用い
た装置においてより小径の感光ドラムの使用を可能と
し、装置の小型化にも寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による記録ヘッドの一実施形態の外観を
示した側面図である。
【図2】図1の記録ヘッドの基板100と103及びフ
レキシブルケーブル102を平面的に展開して示した図
である。
【図3】図1の記録ヘッドの電気的な構成例を示したブ
ロック図である。
【図4】図1の記録ヘッドに用いられる発光素子アレー
チップの等価回路を示した回路図である。
【図5】図4の発光素子アレーチップの動作を説明する
ためのタイムチャートである。
【図6】図1の記録ヘッドの発光素子アレーチップが搭
載された基板の配線パターンを示した図である。
【図7】ワイヤーボンディングによる接続をフレキシブ
ルケーブルの接続側で行う場合の基板の配線パターンを
示した図である。
【符号の説明】
100 基板 101 発光素子アレーチップ 102 フレキシブルケーブル 103 基板 110 駆動IC 111 電流制限抵抗 115 集束形光ファイバーアレー 116 アルミニューム基材 118 ワイヤーボンディング SR1〜SR5 発光用サイリスタ SR1′〜SR5′ 転送用サイリスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 畠 茂雄 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の記録素子を有する記録素子アレー
    と前記記録素子アレーを駆動するための駆動素子を別基
    板に搭載し、前記記録素子アレーが搭載された基板と駆
    動素子が搭載された基板を接続部材で電気的に接続する
    ことによって前記駆動素子の信号を記録素子アレーに供
    給する記録ヘッドであって、前記記録素子アレーが搭載
    された基板と接続部材を電気的に接続する場合、前記記
    録素子アレーが搭載された基板面と反対側の面において
    熱溶着によって接続することを特徴とする記録ヘッド。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の記録ヘッドにおいて、
    前記記録素子アレーは、自己走査回路を内蔵しているこ
    とを特徴とする記録ヘッド。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の記録ヘッドにおいて、
    前記接続部材は、フレキシブルケーブルであることを特
    徴とする記録ヘッド。
JP7018796A 1996-02-20 1996-03-26 記録ヘッド Pending JPH09254439A (ja)

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JP7018796A JPH09254439A (ja) 1996-03-26 1996-03-26 記録ヘッド
US08/801,365 US6069644A (en) 1996-02-20 1997-02-19 Recording head and image forming apparatus using the same

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007127808A (ja) * 2005-11-02 2007-05-24 Fuji Xerox Co Ltd 露光装置
JP2008251847A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Oki Data Corp 半導体装置及びプリントヘッド

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