JPH09255292A - 車両整備用リフト - Google Patents

車両整備用リフト

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Publication number
JPH09255292A
JPH09255292A JP6480496A JP6480496A JPH09255292A JP H09255292 A JPH09255292 A JP H09255292A JP 6480496 A JP6480496 A JP 6480496A JP 6480496 A JP6480496 A JP 6480496A JP H09255292 A JPH09255292 A JP H09255292A
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JP
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shaped link
arm
shaped
stage
lift
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JP6480496A
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English (en)
Inventor
Shunji Isogai
俊次 磯貝
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Sugiyasu Industries Co Ltd
Original Assignee
Sugiyasu Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】最低地上高が低く、容易に車両を載置すること
ができるとともに、テーブルを上昇させた状態において
も、二段式X状リンク機構に偏荷重が加わらない車両整
備用リフトを提供する。 【構成】車両整備用リフト1は、二基のリフト装置が併
設されており、各リフト装置には2つの二段式X状リン
ク機構4,4が設置されている。各二段式X状リンク機
構4,4は、上側Xリンク7の長アーム9、短アーム10
および下側Xリンク8の長アーム9、短アーム10が、そ
れぞれ所定の条件を満たすように連結されているととも
に、下側Xリンク8の長アーム9の下端が同調軸5に固
着され、上側Xリンク7の長アーム9の上端がテーブル
3の下面に枢着されており、下側Xリンク8の短アーム
10の下端および上側Xリンク7の短アーム10の上端が、
それぞれベースおよびテーブル3下面に沿って移動可能
になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧装置等によっ
てテーブルが昇降するように構成された車両整備用リフ
トに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のリフト機構としては、たとえば、
実開昭63−166595号広報に開示されたものが知
られている。図6は、かかるリフト機構を示したもので
あり、リフト機構51のベース52とテーブル53との
間には、X状リンクが上下二段に連結された2つの二段
式X状リンク機構54,54が、平行に配置されてい
る。そして、上方に位置した上側X状リンク55,55
の片方のアームの上端は、枢着軸58によってテーブル
53に枢着されており、他方のアームの上端はテーブル
53の裏面に沿って摺動自在に設けられている。また、
下方に位置した下側X状リンク56,56の片方のアー
ムの下端は、枢着軸58によってベースに枢着されてお
り、他方のアームの下端はベースに沿って摺動自在に設
けられている。かかる構造を有するリフト機構51は、
油圧装置57を作動させることによって、各二段式X状
リンク機構54,54の開閉動作に伴ってテーブル53
が昇降するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のリフト装置
51は、いかに設計変更しようとも、テーブル53を最
下位置まで降下させた場合の地上からの高さ(すなわ
ち、最低地上高)は、少なくとも、枢着軸58の直径
に、枢着軸58上に位置するアームの幅(あるいは厚
み)を加えた分以上になる。特に、リフト装置51を、
二基併設するとともに各下側X状リンク56,56・・
の片方のアームの下端を同一の枢着軸(すなわち、同調
軸)58に固着して、いわゆる二基同調式の車両整備用
リフトとして用いる場合には、車両載置時の荷重に耐え
られるように、枢着軸(同調軸)58の直径やアームの
幅を十分に大きくする必要があるので、最低地上高は、
車高を大幅に上回ったものとなる。このため、埋め込み
式に設置したり、使用の度に車両乗込台を併用したりし
なければならず、埋め込み式に設置する場合には工事の
費用が高くなるし、車両乗込台を併用する場合には大き
いスペースが必要になってしまう。さらに、リフト装置
51は、テーブル53を上昇させるにつれて、二段式X
状リンク機構54の中心とテーブル53の中心(すなわ
ち、車両を載置する場合には車両の重心)とが徐々にず
れてしまい、二段式X状リンク機構54に偏荷重が加わ
ってしまうため、二段式X状リンク機構54をきわめて
強度の高いものにしなければならない、という設計上の
煩わしさもあった。
【0004】本発明の目的は、上記従来のリフト装置の
問題点を解消し、最低地上高が低く、埋め込み式に設け
たり、使用の際に車両乗込台を併用したりする必要がな
く、テーブルを上昇させた状態においても、二段式X状
リンク機構に偏荷重が加わらない車両整備用リフトを提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる本発明の内、第1
の発明の構成は、X状リンクが上下に連結されてなる二
段式X状リンク機構によってテーブルを昇降するリフト
装置が、左右一対に設けられているとともに、各リフト
装置に装着された二段式X状リンク機構の下側X状リン
クのアームの内、同方向に傾斜したアームの下端が同一
の同調軸に固着されており、各リフト装置が同調してテ
ーブルを昇降動させる車両整備用リフトであって、前記
テーブルを最下位置まで降下させた場合に、前記同調軸
が各二段式X状リンク機構を構成している各アームの外
側に位置するように構成されていることにある。
【0006】第2の発明の構成は、X状リンクが上下に
連設されてなる二段式X状リンク機構をベースとテーブ
ルとの間に配置し、下側のX状リンクの片方の下端をベ
ースに枢着し、他方の下端をベースに沿って摺動自在に
設け、かつ、上側のX状リンクの片方の上端をテーブル
に枢着し、他方の上端をテーブルの裏面に沿って摺動自
在に設けたリフト装置が、左右一対に設けられていると
ともに、各リフト装置に装着された二段式X状リンク機
構の下側X状リンクのアームの内、同方向に傾斜したア
ームの下端が同一の同調軸に固着されており、二段式X
状リンク機構の開閉動作に伴って、各リフト装置が同調
してテーブルを昇降動させる車両整備用リフトであっ
て、前記二段式X状リンク機構の上下のX状リンクが、
それぞれ長アームと短アームとを交差させて連結した略
同一形状を有するものであり、下側X状リンクの長アー
ムの上端と上側X状リンクの短アームの下端とを連結
し、下側X状リンクの短アームの上端と上側X状リンク
の長アームの下端とを連結した状態で連設されていると
ともに、上側X状リンクの長アームの上端から上側X状
リンクの交差点までの長さがその交差点から上側X状リ
ンクの長アームと下側X状リンクの短アームとの連結点
までの長さよりも長くなっており、かつ、下側X状リン
クの長アームの下端から下側X状リンクの交差点までの
長さがその交差点から下側X状リンクの長アームと上側
X状リンクの短アームとの連結点までの長さよりも長く
なっており、なおかつ、上側X状リンクの交差点から上
下のX状リンクの連結点までの各長さと、下側X状リン
クの交差点から上下のX状リンクの連結点までの各長さ
が全て略同一になっていることにある。
【0007】第3の発明は、第2の発明において、前記
下側X状リンクの長アームの下端がベースに枢着されて
おり、前記上側X状リンクの長アームの上端がテーブル
に枢着されていることにある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明のリフト(以下、単
にリフトという)の実施の一形態を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0009】図1は、それぞれ、テーブル下降時のリフ
トの平面図、図2は、図1におけるA−A線断面を示し
たものであり、リフト1は、同一形状の2つのリフト装
置2a,2bが併設された形状を有している。各リフト
装置2a,2bは、テーブル3と、そのテーブル3の両
サイドに平行に配置された二段式X状リンク機構4,4
と、その2つの二段式X状リンク機構4,4の間に配置
された油圧装置20,20等から構成されており、固着
部材6,6によってベース(地面)に回動自在に軸着さ
れた同調軸5に、一部が固着された状態になっている。
【0010】また、図3は、テーブル3上昇時における
片側のリフト装置2aを一部省略して示したものであ
る。なお、リフト装置2a,2bは、同一形状であるの
で、以下、リフト装置2aの構造についてのみ説明す
る。リフト装置2aに配置された2つの二段式X状リン
ク機構4,4は、いずれも金属製の2つのX状リンクが
上下二段に連結された構造になっている(以下、上側の
X状リンクを上側X状リンク7といい、下側のX状リン
クを下側X状リンク8という)。各上側X状リンク7,
7の2本のアームの内、図面の右側に傾斜するように配
置されたアームは、図面の左側に傾斜するように配置さ
れたアームよりも長くなっており、各下側X状リンク
8,8の2本のアームの内、図面の右側に傾斜するよう
に配置されたアームは、図面の左側に傾斜するように配
置されたアームよりも長くなっている(以下、長い方の
アームを長アーム9といい、短い方のアームを短アーム
10という)。そして、各上側X状リンク7,7の長ア
ーム9と各下側X状リンク8,8の長アーム9は、略同
一の長さになっており、各上側X状リンク7,7の短ア
ーム10と各下側X状リンク8,8の短アーム10は、
略同一の長さになっている。一方、テーブル3は、右サ
イドにスライド式の延長受台17が設けられており、左
サイドの端縁および右サイドの端縁(すなわち延長受台
の端縁)に、それぞれ前側乗込板18、後側乗込板19
が蝶着されている。
【0011】さらに、各下側X状リンク8,8は、長ア
ーム9の下端が同調軸5に溶接されており、短アーム1
0の下端には転動ローラ11が枢着されている。そし
て、転動ローラ11を枢着しているローラ軸12は、ベ
ースに固着された下部ガイド13に支持された状態にな
っている。また、各上側X状リンク7,7は、長アーム
9の上端がテーブル3の下面に枢着されており、短アー
ム10の上端には、各下側X状リンク8,8の短アーム
10と同様に、転動ローラ11が枢着されている。そし
て、転動ローラ11を枢着しているローラ軸12は、テ
ーブル3の下面に固着された上部ガイド14に支持され
た状態になっている。
【0012】なお、リフト装置2aに配置された2つの
二段式X状リンク機構4,4の内の外側に配置された二
段式X状リンク機構4においては、下側X状リンク8
は、短アーム10が長アーム9の外側に配置され、上側
X状リンク7は、長アーム9が短アーム10の外側に配
置されている。また、内側に配置された二段式X状リン
ク機構4においては、下側X状リンク8は、短アーム1
0が長アーム9の内側に配置され、上側X状リンク7
は、長アーム9が短アーム10の内側に配置されてい
る。
【0013】また、リフト装置2aに配置された各二段
式X状リンク機構4,4においては、上側X状リンク7
の長アーム9の下端部分および下側X状リンク8の長ア
ーム9の上端部分が、略直角に折れ曲がった状態で二股
に形成されており(以下、二股形成部という)、上側X
状リンク7の短アーム10の下端部分および下側X状リ
ンク8の短アーム10の上端部分が、薄肉に形成されて
いる(以下、薄肉形成部という)。そして、上側X状リ
ンク7の長アーム9の下端と下側X状リンク8の短アー
ム10の上端との連結点、および、上側X状リンク7の
短アーム10の下端と下側X状リンク8の長アーム9の
上端との連結点は、二股形成部15に薄肉形成部16が
挟まれた状態で、連結ピンによって変角自在に枢着され
ている。このため、テーブル3を最下位置まで降下させ
た場合には、各二段式X状リンク機構4,4はコンパク
トに折り畳まれる。
【0014】一方、図4は、テーブル3上昇時のリフト
装置2aの側面を示したものであり、各二段式X状リン
ク機構4,4においては、下側X状リンク8の交差点を
o、上側X状リンク7の交差点をp、上側X状リンク7
の長アーム9と下側X状リンク8の短アーム10との連
結点をq、上側X状リンク7の短アーム10と下側X状
リンク8の長アーム9との連結点をrとし、下側X状リ
ンク8の長アーム9の下端から交差点oまでの長さをL
1 、下側X状リンク8の短アーム10の下端から交差点
oまでの長さをL2 、交差点oから下側X状リンク8の
長アーム9上端までの長さをL3 、交差点oから連結点
qまでの長さをL4 、上側X状リンク7の長アーム9の
上端から交差点pまでの長さをL5 、上側X状リンク7
の短アーム10の下端から交差点pまでの長さをL6
交差点pから上側X状リンク7の長アーム9下端までの
長さをL7 、交差点pから連結点rまでの長さをL8
した場合に、下式(1)〜(5)が成立するように構成
されている。 (1)L1 =L5 (2)L2 =L6 (3)L1 >L2 (すなわち、L5 >L6 ) (4)L3 =L4 =L7 =L8 (5)L1 >L3 (すなわち、L5 >L7
【0015】すなわち、リフト装置2aの二段式X状リ
ンク機構4,4においては、上下のX状リンクが、それ
ぞれ長アーム9と短アーム10とを交差させて連結した
略同一形状を有するものであり、下側X状リンク8の長
アーム9の上端と上側X状リンク7の短アーム10の下
端とを連結し、下側X状リンク8の短アーム10の上端
と上側X状リンク7の長アーム9の下端とを連結した状
態で、上下逆向きに連設されているとともに、上側X状
リンク7の長アーム9の上端から上側X状リンク7の交
差点pまでの長さがその交差点pから上側X状リンク7
の長アーム9と下側X状リンク8の短アーム10との連
結点qまでの長さよりも長くなっており、かつ、下側X
状リンク8の長アーム9の下端から下側X状リンク8の
交差点oまでの長さがその交差点oから下側X状リンク
8の長アーム9と上側X状リンク7の短アーム10との
連結点rまでの長さよりも長くなっており、なおかつ、
上側X状リンク7の交差点pから上下のX状リンクの連
結点q,rまでの各長さと、下側X状リンク8の交差点
oから上下のX状リンクの連結点q,rまでの各長さが
全て略同一になっている。
【0016】リフト1の各リフト装置2a,2bは、各
二段式X状リンク機構4,4の長アーム9,9・・、短
アーム10,10・・の長さが、上記した式(1)〜
(5)の条件を満たしているため、テーブル3を最下位
置まで降下させた場合に、各上側X状リンク7,7・・
の短アーム10の上端、および各上側X状リンク7,7
・・の長アーム9の下端と各下側X状リンク8,8・・
の短アーム10の上端との連結点が同調軸5の内側に入
り込み、長アーム9および短アーム10が同調軸5と上
下に重ならないようになっている(図1、図2参照)。
【0017】上記の如く構成されたリフト1によって車
両を昇降させる場合には、リフト1のテーブル3が、図
2の如く最下位置まで降下された状態において、車両を
載置する。なお、この場合において、テーブル3には、
スライド式の延長受台17が設けられているので、車両
の長さに合わせてテーブル3の全長を容易に変更するこ
とができる。
【0018】テーブル3に車両を載置した後には、各リ
フト装置2a,2bの2つの二段式X状リンク機構4,
4の間に配置された油圧装置20を作動させて、シリン
ダ容器22から芯部材21を突出させる。芯部材21が
シリンダ容器22から突出すると、その突出に伴って、
各二段式X状リンク機構4,4の下側X状リンク8,8
の長アーム9,9下端の転動ローラ11,11が、ロー
ラ軸12,12を下部ガイド13,13に係合させた状
態でベース上を転動するとともに、上側X状リンク7,
7の短アーム10,10上端の転動ローラ11,11
が、ローラ軸12,12を上部ガイド14,14に係合
させた状態で、テーブル3の裏面と接触しながら回転
し、各二段式X状リンク機構4,4が徐々に立ち上が
り、テーブル3が上昇する。なお、各リフト装置2a,
2bには、係合突起23および添設部材24等からなる
立上機構25が設けられているので、各二段式X状リン
ク機構4,4が完全に折り畳まれた状態からテーブル3
を上昇させる場合においても、スムーズに上昇する。
【0019】また、各二段式X状リンク機構4,4の下
側X状リンク8,8の長アーム9,9の下端は、同一の
同調軸5に溶着されているので、各リフト装置2a,2
bは同調した状態でテーブル3を上昇させる。
【0020】シリンダ20,20の作動に伴って各二段
式X状リンク機構4,4が立ち上がりテーブル3が昇降
する様子を図5に示す(なお、図5においては、テーブ
ル3が最上位置にある場合以外は、上下のX状リンクの
各アームの中心線を鎖線で示してある)。リフト1にお
いては、各二段式X状リンク機構4,4・・の長アーム
9,9・・、短アーム10,10・・の長さが、上記し
た式(1)〜(5)の条件を満たしているとともに、各
下側Xリンク8,8・・の長アーム9,9・・の下端が
同調軸5に固着されており、各上側Xリンク7,7・・
の長アーム9,9・・の上端がテーブル3の下面に枢着
されており、かつ、各下側Xリンク8,8・・の短アー
ム10,10・・下端がベース上を移動可能になってお
り、各上側Xリンク7,7・・の短アーム10,10・
・上端がテーブル3の下面に沿って移動可能になってい
るので、テーブル3が、同調軸5と上下に重ならない位
置からテーブル3の端部が同調軸5の上方に位置するよ
うに緩やかな曲線を描きながら上昇する。
【0021】上記の如く構成されたリフト1は、テーブ
ル3を最下位置まで降下させた場合に、長アーム9,9
・・および短アーム10,10・・が同調軸5と上下に
重ならないので、従来のリフトに比べて最低地上高が非
常に低く、乗せ台等を利用することなく容易に車両を載
置することができるし、載置の際に過って脱輪させても
車両の損傷が少ない。さらに、テーブル3を最下位置ま
で降下させると非常にコンパクトになるため、使用しな
い場合でも邪魔にならない。また、リフト1は、床上設
置タイプであるので移設も容易である。
【0022】加えて、リフト1は、車両の上昇時に、テ
ーブル3が同調軸5と上下に重ならない位置から端部が
同調軸5の上方に位置するような緩やかな曲線を描き、
二段式X状リンク機構4の中心とテーブル3の中心(す
なわち、載置した車両の重心)がほぼ同じ位置関係を保
つので、載置された車両の荷重は、各二段式X状リンク
機構4,4にバランス良く分配され、上昇時の安定性が
図られるし、各二段式X状リンク機構4,4に偏荷重が
加わることもない。
【0023】しかも、リフト1においては、各二段式X
状リンク機構4,4・・の上側Xリンク7の短アーム1
0の上端、および下側Xリンク8の短アーム10の下端
に、転動ローラ11が枢着されているとともに、その転
動ローラ11を枢着しているローラ軸12がテーブル3
の下面に固着された上部ガイド14に支持された状態に
なっているので、テーブル3の上昇時の各二段式X状リ
ンク機構4,4・・の立ち上がり作動が非常にスムーズ
である。
【0024】なお、本発明のリフトの構成は、上記実施
例の構成に何ら限定されるものではなく、二段式X状リ
ンク機構、油圧装置、立上機構の形状・構造等の構成
を、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で適宜変更でき
る。
【0025】たとえば、油圧装置には、油圧の低下等が
あってもテーブルが下がらないように落下防止機構を付
設することも可能である。
【0026】また、実施例では、テーブルの外側の二段
式X状リンク機構と内側の二段式X状リンク機構とで各
アームの配置が線対称になっているが、二段式X状リン
ク機構におけるアームの配置は、特に限定されるもので
はなく、いかなる配置であっても良く、場合によっては
X状リンクを三段に重ねた三段式X状リンク機構を採用
することも可能である。
【0027】さらに、アームの端部をベース上、あるい
はテーブルの裏面に接触させながら移動させる機構とし
ては、アームの上端あるいは下端に転動ローラを枢着す
るとともにその転動ローラ自体をガイドに支持させる機
構を採用することも可能である。
【0028】加えて、スライド式の延長受台は、必ずし
も取り付ける必要はないし、反対にテーブルの両側に取
り付けても良い。
【0029】
【発明の効果】本発明のリフトは、テーブルを最下位置
まで降下させた場合に、アームと同調軸とが上下に重な
らないので、従来のリフトに比べて最低地上高が非常に
低く、乗せ台等を利用することなく容易に車両を載置す
ることができるし、載置の際に過って脱輪させても車両
の損傷が少ない。また、テーブルを最下位置まで降下さ
せると非常にコンパクトになるので、使用しない場合で
も邪魔にならない。さらに、車両の上昇時に、二段式X
状リンク機構の中心とテーブルの中心がほぼ同じ位置関
係を保つので、載置された車両の荷重は、各二段式X状
リンク機構にバランス良く分配され、上昇時の安定性が
図られるし、各二段式X状リンク機構に偏荷重が加わる
こともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】リフトの平面を示す説明図である。
【図2】図1におけるA−A線断面を示す説明図であ
る。
【図3】テーブル上昇時の片側のリフト装置を一部省略
して示す説明図である。
【図4】テーブルを上昇時のリフト装置の側面を示す説
明図である。
【図5】リフト装置がテーブルを上昇させる様子を示す
説明図である。
【図6】従来のリフト装置を示す説明図である。
【符号の説明】 1・・リフト、2・・リフト装置、3・・テーブル、4
・・二段式X状リンク機構、5・・同調軸、6・・固着
部材、7・・上側X状リンク、8・・下側X状リンク、
9・・長アーム、10・・短アーム、11・・転動ロー
ラ、12・・ローラ軸、13・・下部ガイド、14・・
上部ガイド、15・・二股形成部、16・・薄肉形成
部、17・・延長受台、18・・前側乗込板、19・・
後側乗込板、20・・油圧装置、21・・芯部材、22
・・シリンダ容器、23・・係合突起、24・・添設部
材、25・・立上機構、51・・リフト装置、52・・
ベース、53・・テーブル、54・・二段式X状リンク
機構、55・・上側X状リンク、56・・下側X状リン
ク、57・・油圧装置、58・・枢着軸、S・・車両。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X状リンクが上下に連結されてなる二段
    式X状リンク機構によってテーブルを昇降するリフト装
    置が、左右一対に設けられているとともに、各リフト装
    置に装着された二段式X状リンク機構の下側X状リンク
    のアームの内、同方向に傾斜したアームの下端が同一の
    同調軸に固着されており、各リフト装置が同調してテー
    ブルを昇降動させる車両整備用リフトであって、 前記テーブルを最下位置まで降下させた場合に、前記同
    調軸が各二段式X状リンク機構を構成している各アーム
    の外側に位置するように構成されていることを特徴とす
    る車両整備用リフト。
  2. 【請求項2】 X状リンクが上下に連設されてなる二段
    式X状リンク機構をベースとテーブルとの間に配置し、
    下側のX状リンクの片方の下端をベースに枢着し、他方
    の下端をベースに沿って摺動自在に設け、かつ、上側の
    X状リンクの片方の上端をテーブルに枢着し、他方の上
    端をテーブルの裏面に沿って摺動自在に設けたリフト装
    置が、左右一対に設けられているとともに、各リフト装
    置に装着された二段式X状リンク機構の下側X状リンク
    のアームの内、同方向に傾斜したアームの下端が同一の
    同調軸に固着されており、二段式X状リンク機構の開閉
    動作に伴って、各リフト装置が同調してテーブルを昇降
    動させる車両整備用リフトであって、 前記二段式X状リンク機構の上下のX状リンクが、それ
    ぞれ長アームと短アームとを交差させて連結した略同一
    形状を有するものであり、下側X状リンクの長アームの
    上端と上側X状リンクの短アームの下端とを連結し、下
    側X状リンクの短アームの上端と上側X状リンクの長ア
    ームの下端とを連結した状態で連設されているととも
    に、 上側X状リンクの長アームの上端から上側X状リンクの
    交差点までの長さがその交差点から上側X状リンクの長
    アームと下側X状リンクの短アームとの連結点までの長
    さよりも長くなっており、かつ、 下側X状リンクの長アームの下端から下側X状リンクの
    交差点までの長さがその交差点から下側X状リンクの長
    アームと上側X状リンクの短アームとの連結点までの長
    さよりも長くなっており、なおかつ、 上側X状リンクの交差点から上下のX状リンクの連結点
    までの各長さと、下側X状リンクの交差点から上下のX
    状リンクの連結点までの各長さが全て略同一になってい
    ることを特徴とする車両整備用リフト。
  3. 【請求項3】 前記下側X状リンクの長アームの下端が
    ベースに枢着されており、前記上側X状リンクの長アー
    ムの上端がテーブルに枢着されていることを特徴とする
    請求項2に記載の車両整備用リフト。
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