JPH09258653A - 地図認識処理システムおよび地図認識処理方法 - Google Patents

地図認識処理システムおよび地図認識処理方法

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JPH09258653A
JPH09258653A JP8064530A JP6453096A JPH09258653A JP H09258653 A JPH09258653 A JP H09258653A JP 8064530 A JP8064530 A JP 8064530A JP 6453096 A JP6453096 A JP 6453096A JP H09258653 A JPH09258653 A JP H09258653A
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秀光 熊谷
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功 吉村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音声認識対象となる地図の施設数が多くなっ
ても、システム構築時の設定作業を容易に行うことがで
きるとともに、システム構築時に設定ミスを生じ難くす
ることができる。 【解決手段】 各種情報を設定する各処理部1,3,
7,16と、地図背景情報、施設情報を表示する表示手
段12,13と、入力された音声を認識し、その音声認
識結果を基に認識IDを抽出する音声認識処理部10
と、認識IDに対応した施設番号を認識処理テーブル8
より抽出する施設抽出処理部19と、処理プログラム対
応テーブル17を基に抽出された施設番号の施設に対す
る対応処理を実行する対応処理部14と有するように構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地図認識処理シス
テムおよび地図認識処理方法に係り、詳しくは、館内案
内、観光ガイドなどの情報提供を行う音声認識応答装置
を活用した検索システムに適用することでき、また、各
種施設や任意地点に情報を入力することができる情報入
力システムにも適用することができ、特に、音声認識対
象となる地図の施設数が多くなっても、システム構築時
の設定作業を容易に行うことができる地図認識処理シス
テムおよび地図認識処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図16は従来の地図認識処理システムの
処理フローを示すフローチャートであり、図17は従来
の地図認識処理システムに使用される認識辞書テーブル
を示す図である。図17に示す認識辞書テーブルには、
地図(マップ)上に書いてある地名の読みとこれに対応
する認識IDを示している。地図上の地名の読みが“し
んじゅく”の時は、認識IDが“1”であり、地図上の
地名の読みが“しぶや”の時は、認識IDが“2”であ
り、地図上の地名の読みが“しながわ”の時は、認識I
Dが“3”である。
【0003】次に、従来の地図認識処理システムの動作
について説明する。まず、図17に示す認識辞書テーブ
ルを認識辞書として使用するように、認識辞書テーブル
の設定を予め行っておく(ステップS1001)。次
に、認識処理待ちの音声入力待ち(ステップS100
2)の状態で音声“しぶや”が入力されると、認識辞書
テーブルをサーチし、該当の認識単語を調べ、“しぶ
や”という読みが合致する“2”という認識IDをRI
D(リターンID)の変数に返す(ステップS100
3)。ここで、正しく認識されると、音声“しぶや”の
認識IDである“2”が認識結果として得られる(ステ
ップS1004)。最後に、認識ID“2”の対応処理
である渋谷の街頭紹介映像が再生される(ステップS1
005)。
【0004】同様に、認識辞書テーブルの設定後、認識
処理待ちの音声入力待ち(ステップS1002)の状態
で音声“しんじゅく”が入力されると、認識辞書テーブ
ルをサーチし、該当の認識単語を調べる(ステップS1
003)。次いで、“しんじゅく”の認識IDである
“1”が認識結果として得られると(ステップS100
4)、認識ID“1”の対応処理である新宿の街頭紹介
映像が再生される(ステップS1006)。
【0005】また、同様に、認識辞書テーブルの設定
後、認識処理待ちの音声入力待ち(ステップS100
2)の状態で音声“しながわ”が入力されると、認識辞
書テーブルをサーチし、該当の認識単語を調べる(ステ
ップS1003)。次いで、“しながわ”の認識IDで
ある“3”が認識結果として得られ(ステップS100
4)、認識ID“3”の対応処理である品川の街頭紹介
映像が再生される(ステップS1007)。
【0006】なお、認識処理待ちの音声入力待ち(ステ
ップS1002)の状態で“しんじゅく”、“しぶ
や”、“しながわ”以外の音声が入力されると、認識辞
書テーブルをサーチし、該当の認識単語を調べる(ステ
ップS1003)。そして、該当の認識IDが認識結果
として得られない場合(ステップS1004)、音声入
力待ちに戻る(ステップS1002)。
【0007】この従来の地図認識処理システムでは、音
声で“しんじゅく”、“しぶや”、“しながわ”の何れ
かが入力されると、それぞれの音声を認識してそれぞれ
の音声に対応した街頭紹介映像を自動的に再生すること
ができるという利点を有する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の地図認識処理システムでは、音声認識対象とな
る地図の施設名が主要なファンクションとなっており、
その地図の施設名を認識させる設定処理を一々Cプログ
ラムでシステムに作り込んでシステム構築しなければな
らず、音声認識対象となる施設数が多くなると、その設
定作業が膨大なものとなってしまうため、システム構築
時の設定作業が困難になってしまううえ、システム構築
時に設定ミスが生じ易くなってしまうという問題があっ
た。
【0009】また、上記した従来の地図認識処理システ
ムでは、地図の施設名を認識させる設定処理をシステム
構築しているため、地図の施設名を認識させる設定処理
を変更したい場合、設定処理の変更を容易に行い難いと
いう問題があった。
【0010】そこで、本発明は、音声認識対象となる地
図の施設数が多くなっても、システム構築時の設定作業
を容易に行うことができるとともに、システム構築時に
設定ミスを生じ難くすることができ、しかも、システム
構築時の設定処理を変更したい場合、設定処理の変更を
容易に行うことができる地図認識処理システムを提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、地図背景
情報、地図上に表示される各種施設を表示するための施
設情報を設定する施設情報テーブルと、施設情報テーブ
ルに対応して施設を音声認識処理手段に認識させるため
の施設読みを設定する認識処理テーブルと、音声認識処
理手段に認識させるための認識単語および認識された時
に返す認識IDを設定する認識辞書テーブルと、音声認
識時に実行する対応処理を設定する処理プログラム対応
テーブルとを備え、地図背景情報、施設情報テーブル、
認識処理テーブル、認識辞書テーブルおよび処理プログ
ラム対応テーブルの各種情報を設定する情報設定手段
と、地図背景情報および施設情報を表示する地図背景情
報/施設情報表示手段と、入力された音声を認識し、そ
の音声認識結果に基づいて認識IDを抽出する音声認識
処理手段と、認識IDに対応した施設番号を認識処理テ
ーブルより抽出する施設抽出手段と、処理プログラム対
応テーブルに基づいて抽出された施設番号の施設に対す
る対応処理を実行する対応処理実行手段とを有すること
を特徴とするものである。
【0012】第2の発明は、既存の地図情報に基づいて
地図背景情報、施設情報テーブルおよび施設データベー
スを生成する地図変換処理手段と、施設情報テーブルに
基づいて認識処理テーブルを生成する認識辞書変換処理
手段とを有することを特徴とするものである。
【0013】第3の発明は、施設情報テーブルの施設名
に基づいて認識処理テーブルの施設読みを生成する読み
変換処理手段を有することを特徴とするものである。
【0014】第4の発明は、地図上の任意地点を指定す
る任意地点データ指定処理手段と、情報を入力する情報
入力処理手段と、施設情報テーブルより空きの施設番号
を抽出する空施設抽出処理手段と、抽出施設番号を指定
の任意地点に割り当て、施設情報テーブル、施設データ
ベース、認識処理テーブルに指定任意地点情報を登録す
る任意データ登録処理手段とを有することを特徴とする
ものである。
【0015】第5の発明は、認識処理テーブルから認識
辞書テーブルを生成する認識処理編集処理を行う際、施
設番号の読みを自動的に付加する施設番号読み自動付加
処理手段を有することを特徴とするものである。
【0016】第6の発明は、地図背景情報、地図上に表
示される各種施設を表示するための施設情報を設定する
施設情報テーブルと、施設情報テーブルに対応して施設
を音声認識処理手段に認識させるための施設読みを設定
する認識処理テーブルと、音声認識処理手段に認識させ
るための認識単語および認識された時に返す認識IDを
設定する認識辞書テーブルと、音声認識時に実行する対
応処理を設定する処理プログラム対応テーブルとを備
え、地図背景情報、施設情報テーブル、認識処理テーブ
ル、認識辞書テーブルおよび処理プログラム対応テーブ
ルの各種情報を設定する工程と、次いで、地図背景情報
および施設情報を表示する工程と、次いで、入力された
音声を認識する工程と、次いで、その音声認識結果に基
づいて施設番号を抽出する工程と、次いで、認識IDに
対応した施設番号を認識処理テーブルより抽出する工程
と、処理プログラム対応テーブルに基づいて抽出された
施設番号の施設に対する対応処理を実行する工程とを含
むことを特徴とするものである。
【0017】第7の発明は、既存の地図情報に基づいて
地図背景情報、施設情報テーブルおよび施設データベー
スを生成した後、施設情報テーブルに基づいて認識処理
テーブルを生成することを特徴とするものである。
【0018】第8の発明は、施設情報テーブルの施設名
に基づいて認識処理テーブルの施設読みを生成すること
を特徴とするものである。
【0019】第9の発明は、地図上の任意地点を指定す
る工程と、情報を入力する工程と、施設情報テーブルよ
り空きの施設番号を抽出する工程と、抽出施設番号を指
定の任意地点に割り当て、施設情報テーバル、施設デー
タベース、認識処理テーブルに指定任意地点情報を登録
する工程とを含むことを特徴とするものである。
【0020】第10の発明は、認識処理テーブルから認
識辞書テーブルを生成する際、施設番号の読みを自動的
に付加する工程を有することを特徴とするものである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。 実施の形態1.図1は本発明に係る実施の形態の地図認
識処理システムの構成を示すブロック図、図2は図1に
示す地図編集処理部によって生成された地図背景情報例
を示す図、図3は図1に示す施設情報編集処理部によっ
て設定された施設情報テーブル例を示す図、図4は図1
に示す施設データベース編集処理部によって設定された
施設データベース例を示す図、図5は図1に示す認識処
理編集処理部によって設定された認識処理テーブル例を
示す図、図6は図1に示す認識処理テーブルを基に認識
処理編集処理部によって作成された認識辞書テーブル例
を示す図、図7は図1に示す処理プログラム対応テーブ
ル編集処理部によって設定された処理プログラム対応テ
ーブル例を示す図である。
【0022】図1において、1は地図背景情報2を生成
する地図編集処理部であり、3は施設情報テーブル4を
設定する施設情報編集処理部である。施設情報テーブル
4は、地図上に表示される各種施設を表示するための施
設情報を設定する。5は施設データベース6を設定する
施設データベース編集処理部であり、7は認識処理テー
ブル8を設定するとともに、認識処理テーブル8を基に
認識辞書テーブル9を作成する認識処理編集処理部であ
る。16は処理プログラム対応テーブル17を設定する
処理プログラム対応テーブル編集部である。
【0023】認識処理テーブル8は、施設情報テーブル
4に対応して、施設を施設抽出処理部19に抽出させる
ための施設読みを設定し、認識辞書テーブル9は、音声
認識処理部10に認識させるための認識単語および認識
された時に返す認識IDを設定する。音声認識処理部1
0は、マイク、ハンドセットなどの音声入力部11で入
力された音声を認識し、その音声認識結果を基に認識I
Dを抽出する。施設抽出処理部19は、認識処理テーブ
ル8より認識IDに対応した施設番号を抽出する。
【0024】12は地図背景情報2、施設情報を表示デ
ィスプレイ13で表示する地図表示処理部であり、14
は図7に示す処理プログラム対応テーブルを基に音声認
識処理部10により抽出された施設番号の施設に対応す
る対応処理を実行する対応処理部であり、15は音声認
識処理部10、地図表示処理部12、対応処理部14な
どを管理するシステム統括処理部である。
【0025】次に、本実施の形態の地図認識処理システ
ムの動作について説明する。本実施の形態では、地図認
識処理システムをシステム構築する場合を説明する。ま
ず、地図編集処理部1は、図2に示す地図背景情報2を
ラスタ情報で生成する。本実施の形態では、地図背景情
報2をビットマップに代表されるラスタ情報で地図編集
処理部1により作成したが、ベクタ情報で作成しても構
わない。
【0026】施設情報編集処理部3は、図3に示すよう
に、地図上に表示される各種施設を表示するための施設
情報を設定する施設情報テーブル4を生成する。図3に
示す施設情報テーブル4は、施設番号と、各施設番号に
対応したA図書館、B図書館などの情報を含む施設名
と、各施設を表示するための施設位置と、各施設に対応
した表示パターンとから構成される。施設位置は、ラス
タ情報のビットで示しており、ビット情報のx,y軸の
表示位置を示している。
【0027】施設データベース編集処理部5は、図4に
示すように、施設データベース6を設定する。図4に示
す施設データベース6は、施設番号と、各施設番号に対
応した施設名と、各施設に対応した属性情報の図書館、
美術館などの情報を含む施設種類と、各施設に対応した
紹介映像ファイル名とから構成される。施設情報テーブ
ル4の施設番号及び施設名と、施設データベース6の施
設番号及び施設名は、それぞれ対応している。
【0028】本実施の形態では、属性情報の施設種類
と、施設の情報案内ということで紹介映像ファイルとを
設定することができる。紹介映像ファイルは、その名前
が一覧で表示することができ、施設との間に関連を設定
することができる。また、地図画面上で施設を選択する
ことにより、上記にて関連付けられた紹介映像ファイル
を再生することができる。
【0029】認識処理編集処理部7は、図5に示すよう
に、施設を音声認識処理部10に認識させるための施設
読みを設定する。従来のシステムでは、表示処理と認識
処理を別々に行っていたため、別々に作り込まなければ
ならなかった。また、その対応もIDで識別して関連付
けることも作り込まなければならなかった。これに対
し、本実施の形態では、表示処理、認識処理およびその
対応付けを本システムのツールで行ってくれるため、設
定画面での読みを間違えることなく入力することができ
る。
【0030】認識処理編集処理部7は、認識処理テーブ
ル8を基に図6に示すように、音声認識処理部10に認
識させるための認識単語および認識された時に返す認識
IDを設定する認識辞書テーブル9を設定する。処理プ
ログラム対応テーブル編集処理部16は、処理プログラ
ムテーブル17を基に図7に示すように、指定された施
設に対する実行プログラムを対応処理番号毎に設定す
る。プログラム実行前に対応処理番号の設定を切り替え
ることにより、複数の処理を切り替えて実行することが
できる。
【0031】次に、図8は以上の各種設定で構築された
地図認識処理システムが実行された場合の処理フローを
示す図である。システム統轄処理部15は、初期設定と
して指定時に実行される処理プログラムを決める対応処
理番号を設定する(ステップS1)。ここでは、1が設
定されたこととする。地図表示処理部12は、図2に示
す地図編集処理部1で設定した地図背景情報2を読み込
み、地図背景を表示ディスプレイ13に表示する(ステ
ップS2)。次に、施設情報テーブル4を読み込み、図
3の施設位置情報及び表示情報を基に、地図背景上に施
設情報を表示する。音声認識処理部10は、表示した地
図に関する図6に示す認識辞書テーブル9を認識処理対
象として設定する(ステップS4)。ここまでで音声認
識の前処理が完了し、音声入力を待つ(ステップS
5)。
【0032】音声認識処理部10は、“でーうんどうじ
ょう”という音声が音声入力部11より入力されると、
入力された音声情報を文字情報に変換し、図6に示す認
識辞書テーブルと照合し、合致した認識ID“4”をR
IDに返す(ステップS6)。施設抽出処理部19は、
図5に示す認識処理テーブル8よりRIDと認識IDが
同じレコードの施設番号4を取得する(ステップS
7)。対応処理部14は、処理プログラム対応テーブル
17よりステップS1で設定された対応処理番号1に対
応した処理プログラムとして、映像再生プログラムを得
る(ステップS9)。映像再生プログラムは、図4の施
設データベース6より、施設番号4の紹介映像ファイル
「紹介0004.mpg」の再生を実行する(ステップ
S10)。同様に、A図書館、B図書館、C図書館につ
いてもD運動場と同様に対応するよみを発話することに
より紹介映像情報を再生することができる。また、対応
処理を変更することにより、施設への意見、連絡事項の
入力など情報BOX的システムを構築することもでき
る。
【0033】従来は、地図の説明、その対応処理などを
プログラムで記述する必要があったが、本実施の形態で
は、地図をベースとしたシステムを構築するための枠組
みとして各種の地図背景情報、施設情報、これらに対応
して関連付けられた認識処理テーブル8を備えることに
より、システム構築する際、手間がかからないようにす
ることができ、作業時間を短縮させて作業の効率化を図
ることができる。また、人手による作業を軽減すること
ができるため、ヒューマンエラーの作り込を減らすこと
ができる。また、システム変更を、プログラムレベルで
の変更ではなく、地図の入れ換えや認識辞書の入れ換え
などで行うことにより、柔軟に対応することができる。
更に、地図背景情報2、施設情報テーブル4、施設デー
タベース6、認識処理テーブル8、認識辞書テーブル
9、処理プログラム対応テーブル17の設定を変更する
だけで様々な地図認識処理システムを構築することがで
きる。
【0034】実施の形態2.次に、地図に関する認識処
理システムを構築する場合において、地図背景情報、施
設情報テーブル、認識処理テーブルを自動生成する場合
の実施の形態を、以下、図面を用いて説明する。図9は
本発明に係る実施の形態2の地図背景情報、施設情報テ
ーブルおよび認識処理テーブルを自動生成処理する自動
生成処理構成を示す図である。図9において、図1と同
一符号は同一または相当部分を示し、21は既存の地図
情報22を基に地図背景情報2、施設情報テーブル4、
施設データベース6を生成する地図変換処理部であり、
23は施設情報テーブル4を基に認識処理テーブル8を
生成する認識辞書変換処理部であり、24は施設情報テ
ーブル4の施設名を基に認識処理テーブル8の施設読み
を生成する読み変換処理部である。
【0035】本実施の形態では、国土地理院の地図情報
など現在各種のデジタル地図フォーマットが存在するの
で、その既存の地図情報22を活用する。これにより、
地図背景情報2、施設情報テーブル4、施設データベー
ス6を自動生成することができるので、実施の形態1の
手入力の場合よりも更にミスを低減することができる。
【0036】地図変換処理部21は、既存の地図情報2
2を使用して、その既存の地図情報22をラスタ情報に
コンバージョンする。ここでは、範囲を指定し、解像
度、倍率などを指定することにより、地図背景情報2を
自動的に設定する。地図変換処理部21は、属性情報を
有する既存の地図情報22を使用し、その属性情報の例
えば図書館などを選択して抽出することにより、施設情
報テーブル4を自動的に設定する。地図変換処理部21
は、既存の地図情報21を使用して、同様に施設データ
ベース6を設定する。本実施の形態では、地図背景情報
2をビットマップに代表されるラスタ情報で地図変換処
理部21により生成したが、ベクタ情報で作成しても構
わない。
【0037】読み変換処理部24は、施設情報テーブル
4の施設名を基に認識処理テーブル8の施設読みを自動
的に設定する。既存の地図フォーマットに読みの項目が
ない場合は、読み変換処理部24を使用して自動変換さ
れた読みの情報を設定することができる。また、図1の
施設情報編集処理部3にて設定された施設情報テーブル
4が存在する場合、認識辞書変換処理部23は、施設情
報テーブル4の内容を認識処理テーブル8に自動変換す
ることができる。この時は、読み情報が存在しないが、
読み変換処理部24により、読み項目を自動設定するこ
とができる。
【0038】本実施の形態は、既に存在する地図の電子
化されたデータを用いて範囲などを指定したり、施設の
種類を指定したりすることにより、地図の背景情報や施
設情報をより簡単に自動生成することができる。また、
このようなシステムの実地に関するデータの生成のとこ
ろを効率よく自動化することができる。
【0039】本実施の形態は、読みの漢字を含めた表示
情報からひらがなだけの読みの情報に変換する処理を付
け加えることにより、地図に関する情報だけでなく、認
識処理に関する読みの情報も自動生成することができる
ため、システム構築をより簡便に行うことができる。
【0040】実施の形態3.図10は本発明に係る実施
の形態3の地図認識処理システムの構成を示すブロック
図である。図10において、図1と同一符号は同一また
は相当部分を示し、30は任意位置に情報入力する任意
地点データ情報入力部である。
【0041】施設情報テーブル4、施設データベース
6、認識処理テーブル8、認識辞書テーブル9は、事前
に設定するので、登録処理を行う場合、その登録位置
は、上記設定施設に限定されてしまう。これに対し、本
実施の形態では、任意地点に入力したい場合、例えば歩
道橋のこの辺が壊れているので速く修理したい等の情報
を入力する場合に有効である。
【0042】次に、本実施の形態の任意地点データ入力
処理例について図11を基に説明する。まず、地図表示
処理部12にて表示されている地図上の入力位置を指定
する(ステップS101)。ここでは、(200,12
0)の位置が指定されたものとする。次に、指定位置に
登録したい情報を入力する(ステップS102)。入力
する情報は、文字/図形/静止画/動画のどれでも構わ
ないが、ここでは、動画データが入力され、tmp00
5.aviというファイルが生成されたものとする。上
記で入力された任意地点を他の施設情報と同様に扱うこ
とができるように、施設情報テーブルをサーチし、空き
施設番号を入力し(ステップS103)、その施設番号
を指定任意地点に割り当てる。
【0043】ここでは、施設情報テーブルが図3の状態
であったとすると、指定任意地点の施設番号として5が
割り当てられる。後は、施設情報テーブル(ステップS
104)、施設データベース(ステップS105)、認
識辞書テーブル(ステップS106)に入力情報を登録
して行く。図3〜5の各テーブルが処理前に登録されて
いた場合、と、図12〜14のように、各テーブルがア
ップデートされる。最後に、認識辞書テーブルの内容を
基に、認識辞書テーブルを再生成し、認識を再開する
(ステップS107)。
【0044】本実施の形態では、施設情報テーブルより
空いている施設番号を取得し、取得した施設番号の施設
に対して情報を入力する任意地点データ入力処理ステッ
プを加えることにより、システム構築時に設定した固定
的な施設情報だけでなく、任意の地点の情報としてデー
タを登録してその表示を行うことができるため、実際の
システムの利用者側から見て、きめの細かいデータ入力
を行うことができる。このため、システムとしての柔軟
性を増すことができ、使い勝手を良好にすることができ
る。
【0045】また、認識処理編集処理部7で、認識処理
テーブル8から認識辞書テーブル9を生成する時に、施
設番号読み自動付加処理部7aを実行し、固定的に施設
番号の読みを認識辞書に加えておくことにより、認識辞
書テーブル9を変更せずにプログラムを継続的に実行す
ることができる。図15の認識辞書テーブル9に示すよ
うに、例えば100施設まで読めるように情報を追加し
て固定にして認識辞書テーブル9を作成する。そして、
表示処理の時に、施設番号を表示させておき、例えば
“ごばん”と発音されると、それに対応した映像が再生
される。また、例えば“いちばん”と発音されると、
“えーとしょかん”が選択されてそれに対応した映像が
再生される。
【0046】本実施の形態では、任意地点データ入力時
に認識辞書テーブル9を変更する必要がないため、音声
認識処理を中断させることなく処理を継続的に実行する
ことができ、連続して音声を認識する時に、レスポンス
悪化を最小限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る実施の形態1の地図認識処理シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示す地図編集処理部によって生成され
た地図背景情報例を示す図である。
【図3】 図1に示す施設情報編集処理部によって設定
された施設情報テーブル例を示す図である。
【図4】 図1に示す施設データベース編集処理処理部
によって設定された施設データベース例を示す図であ
る。
【図5】 図1に示す認識処理編集処理部によって設定
された認識処理テーブル例を示す図である。
【図6】 図1に示す認識処理テーブルを基に認識処理
編集処理部によって作成された認識辞書テーブル例を示
す図である。
【図7】 抽出された施設番号の施設に対する対応処理
を実行する際の対応処理プログラムテーブル例を示す図
である。
【図8】 図1に示す地図認識処理システムが実行され
た場合の処理フローを示すフローチャートである。
【図9】 本発明に係る実施の形態2の地図背景情報、
施設情報テーブルおよび施設データベースを自動生成処
理する自動生成処理構成を示す図である。
【図10】 本発明に係る実施の形態3の地図認識処理
システムの構成を示すブロック図である。
【図11】 図10における任意データ入力処理部の処
理フローを示すフローチャートである。
【図12】 図10に示す任意データ入力処理部によっ
て図3に追加された施設情報テーブル例を示す図であ
る。
【図13】 図10に示す任意データ入力処理部によっ
て図4に追加された施設データベース例を示す図であ
る。
【図14】 図10に示す任意データ入力処理部によっ
て図5に追加された認識辞書テーブル例を示す図であ
る。
【図15】 図10に示す施設番号読み自動付加処理部
によって生成される認識辞書テーブル例を示す図であ
る。
【図16】 従来の地図認識処理システムの処理フロー
を示すフローチャートである。
【図17】 従来の地図認識処理システムに使用される
認識辞書テーブルを示す図である。
【符号の説明】
1 地図編集処理部、2 地図背景情報、3 施設情報
編集処理部、4 施設情報テーブル、5 施設データベ
ース編集処理部、6 施設データベース、7認識処理編
集処理部、7a 施設番号読み自動付加処理部、8 認
識処理テーブル、9 認識辞書テーブル、10 音声認
識処理部、11 音声入力部、12地図表示処理部、1
3 表示ディスプレイ、14 対応処理部、14a 任
意地点データ入力処理部、15 システム統轄処理部、
16 処理プログラム対応テーブル編集処理部、17
処理プログラム対応テーブル、18 処理プログラム
部、19 施設抽出処理部、21 地図変換処理部、2
2 既存の地図情報、23 認識辞書変換処理部、24
読み変換処理部、30 任意地点データ入力処理部。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地図背景情報、地図上に表示される各種
    施設を表示するための施設情報を設定する施設情報テー
    ブルと、施設情報テーブルに対応して施設を音声認識処
    理手段に認識させるための施設読みを設定する認識処理
    テーブルと、音声認識処理手段に認識させるための認識
    単語および認識された時に返す認識IDを設定する認識
    辞書テーブルと、音声認識時に実行する対応処理を設定
    する処理プログラム対応テーブルとを備え、地図背景情
    報、施設情報テーブル、認識処理テーブル、認識辞書テ
    ーブルおよび処理プログラム対応テーブルの各種情報を
    設定する情報設定手段と、地図背景情報および施設情報
    を表示する地図背景情報/施設情報表示手段と、入力さ
    れた音声を認識し、その音声認識結果に基づいて認識I
    Dを抽出する音声認識処理手段と、認識IDに対応した
    施設番号を認識処理テーブルより抽出する施設抽出手段
    と、処理プログラム対応テーブルに基づいて抽出された
    施設番号の施設に対する対応処理を実行する対応処理実
    行手段とを有することを特徴とする地図認識処理システ
    ム。
  2. 【請求項2】 既存の地図情報に基づいて地図背景情
    報、施設情報テーブルおよび施設データベースを生成す
    る地図変換処理手段と、施設情報テーブルに基づいて認
    識処理テーブルを生成する認識辞書変換処理手段とを有
    することを特徴とする請求項1に記載の地図認識処理シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 施設情報テーブルの施設名に基づいて認
    識処理テーブルの施設読みを生成する読み変換処理手段
    を有することを特徴とする請求項2に記載の地図認識処
    理システム。
  4. 【請求項4】 地図上の任意地点を指定する任意地点デ
    ータ指定処理手段と、情報を入力する情報入力処理手段
    と、施設情報テーブルより空きの施設番号を抽出する空
    施設抽出処理手段と、抽出施設番号を指定の任意地点に
    割り当て、施設情報テーブル、施設データベース、認識
    処理テーブルに指定任意地点情報を登録する任意データ
    登録処理手段とを有することを特徴とする請求項1に記
    載の地図認識処理システム。
  5. 【請求項5】 認識処理テーブルから認識辞書テーブル
    を生成する認識処理編集処理を行う際、施設番号の読み
    を自動的に付加する施設番号読み自動付加処理手段を有
    することを特徴とする請求項4に記載の地図認識処理シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 地図背景情報、地図上に表示される各種
    施設を表示するための施設情報を設定する施設情報テー
    ブルと、施設情報テーブルに対応して施設を音声認識処
    理手段に認識させるための施設読みを設定する認識処理
    テーブルと、音声認識処理手段に認識させるための認識
    単語および認識された時に返す認識IDを設定する認識
    辞書テーブルと、音声認識時に実行する対応処理を設定
    する処理プログラム対応テーブルとを備え、地図背景情
    報、施設情報テーブル、認識処理テーブル、認識辞書テ
    ーブルおよび処理プログラム対応テーブルの各種情報を
    設定する工程と、次いで、地図背景情報および施設情報
    を表示する工程と、次いで、入力された音声を認識する
    工程と、次いで、その音声認識結果に基づいて施設番号
    を抽出する工程と、次いで、認識IDに対応した施設番
    号を認識処理テーブルより抽出する工程と、処理プログ
    ラム対応テーブルに基づいて抽出された施設番号の施設
    に対する対応処理を実行する工程とを含むことを特徴と
    する地図認識処理方法。
  7. 【請求項7】 既存の地図情報に基づいて地図背景情
    報、施設情報テーブルおよび施設データベースを生成し
    た後、施設情報テーブルに基づいて認識処理テーブルを
    生成することを特徴とする請求項6に記載の地図認識処
    理方法。
  8. 【請求項8】 施設情報テーブルの施設名に基づいて認
    識処理テーブルの施設読みを生成することを特徴とする
    請求項7に記載の地図認識処理方法。
  9. 【請求項9】 地図上の任意地点を指定する工程と、情
    報を入力する工程と、施設情報テーブルより空きの施設
    番号を抽出する工程と、抽出施設番号を指定の任意地点
    に割り当て、施設情報テーバル、施設データベース、認
    識処理テーブルに指定任意地点情報を登録する工程とを
    含むことを特徴とする請求項6に記載の地図認識処理方
    法。
  10. 【請求項10】 認識処理テーブルから認識辞書テーブ
    ルを生成する際、施設番号の読みを自動的に付加する工
    程を有することを特徴とする請求項9に記載の地図認識
    処理方法。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06149152A (ja) * 1992-11-12 1994-05-27 Hitachi Ltd 地図情報システム
JPH06347279A (ja) * 1993-06-10 1994-12-20 Zanabui Infuomateikusu:Kk 車載用地図表示装置
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JPH0835847A (ja) * 1994-07-22 1996-02-06 Honda Motor Co Ltd 車両誘導装置

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