JPH09259404A - ライト電流発生回路 - Google Patents

ライト電流発生回路

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JPH09259404A
JPH09259404A JP8066040A JP6604096A JPH09259404A JP H09259404 A JPH09259404 A JP H09259404A JP 8066040 A JP8066040 A JP 8066040A JP 6604096 A JP6604096 A JP 6604096A JP H09259404 A JPH09259404 A JP H09259404A
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current
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head
power supply
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敬二 成沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ヘッドの電圧振幅を大きくすることが可能で、
書き込み周波数を高く設定することができ、高速化を図
れるライト電流発生回路を実現する。 【解決手段】ヘッドLHD の一端と電源電圧VCCの供給ラ
インとの接続、非接続状態を制御するトランジスタQ1
と、ヘッドの他端とVCCの供給ラインとの接続、非接続
状態をトランジスタQ1は逆となるように制御するトラ
ンジスタQ2と、ヘッドの一端側に接続された第1の電
流源Q13,Q10と、ヘッドの他端側に接続された第
2の電流源Q12,Q11と、トランジスタQ1が接続
状態に保持しトランジスタQ2が非接続状態に保持する
ときは、第2の電流源を作動させて第1の電流源を停止
状態に保持し、トランジスタQ2が接続状態に保持しト
ランジスタQ1が非接続状態に保持するときは、第1の
電流源を作動させて第2の電流源を停止状態に保持する
スイッチ回路S1,S2とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばライト
(書き込み)ヘッドに電流を流してデータの書き込みを
行うHDD(Hard Disk Drive) 等に用いられるライト電
流発生回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6はHDD用ICに搭載される従来の
ライト電流発生回路の構成例を示す回路図で、図7はそ
のタイミングチャートである。
【0003】このライト電流発生回路1は、図6に示す
ように、ヘッド(コイル)LHD、npn型トランジス
タQ1〜Q6,抵抗素子R1,R2、電流源Ie1によ
り構成されている。トランジスタQ1およびQ2のコレ
クタが電源電圧VCCの供給ラインに接続され、トランジ
スタQ1のエミッタがトランジスタQ3のコレクタに接
続され、これらの接続点HXがコイルLHDの一端に接
続されている。また、トランジスタQ2のエミッタがト
ランジスタQ4のコレクタに接続に接続され、これらの
接続点HYがヘッドLHDの他端に接続されている。そ
して、トランジスタQ3,Q4のエミッタがトランジス
タQ5のコレクタに接続され、トランジスタQ5のエミ
ッタが抵抗素子R1を介して接地ラインGNDに接続さ
れている。さらに、トランジスタQ5のベースがトラン
ジスタQ6のベースおよびコレクタに接続され、これら
の接続点が電流源Ie1に接続され、トランジスタQ6
のエミッタが抵抗素子R2を介して接地ラインGNDに
接続されている。なお、トランジスタQ5,Q6により
カレントミラー回路が構成されている。
【0004】このような構成において、トランジスタQ
1〜Q4のベースに、図7に示すような信号CTLA,
CTLa,CTLB,CTLbが供給される。具体的に
は、信号CTLAがトランジスタQ1のベースに供給さ
れ、信号CTLAと同相の信号CTLaがトランジスタ
Q4のベースに供給され、信号CTLA,CTLaと逆
相の信号CTLBがトランジスタQ2のベースに供給さ
れ、信号CTLBと同相の信号CTLbがトランジスタ
Q3のベースに供給される。
【0005】このとき、信号CTLA,CTLaがハイ
レベルで、信号CTLB,CTLbがローレベルの場
合、トランジスタQ1,Q4がオン状態、トランジスタ
Q2,Q3がオフ状態に保持されることからヘッドLH
Dの一端側(HX)から他端側(HY)に向かってライ
ト電流Iwが流れる。これに対して、信号CTLB,C
TLbがハイレベルで、信号CTLA,CTLaがロー
レベルの場合、トランジスタQ2,Q3がオン状態、ト
ランジスタQ1,Q4がオフ状態に保持されることから
ヘッドLHDの他端側(HY)から一端側(HX)に向
かってライト電流Iwが流れる。このような電流スイッ
チが所定の間隔で行われて、磁界の極性の並びが図示し
ないディスク記録媒体に書き込まれる。
【0006】ライト電流Iwはカレントミラー回路を構
成しているトランジスタQ5,Q6のトランジスタ比に
よって決められ、その比が1:1のとき、I1=Iwと
なる。図4に示す回路では、ライト電流Iwをトランジ
スタQ5のコレクタ電流として発生させ、それをトラン
ジスタQ3,Q4で差動的に切り替えている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した回
路では、ヘッドLHDの電圧振幅VH の上限Vmax およ
び下限Vmin は下記式で表される。
【0008】
【数1】 Vmax =Vcc−VBE(Q1,Q2) min =Iw×RV1+VCE(Q5)+VCE(Q3,Q4) …(1) =0.2V+0.5V+0.5V =1.2V なお、RV1は抵抗素子R1の抵抗値を示している。
【0009】ここで、電源電圧VCC=5V、VBE=0.
8Vとすると、電圧振幅VH は次のように3Vになる。 VH =4.2V−1.2V =3V
【0010】本来、ヘッドコイルLHDの両端に発生す
る電圧はL・(di/dt)で決まるが、回路的に電圧振幅V
H が制限されてしまうと電圧駆動となり、図7および図
8中破線で示すようにライト電流Iwの立上がり、立ち
下がり時間を遅らせてしまう。なお、(di/dt)は、ヘッ
ドコイルLHDが負荷でないときのトランジスタQ3,
Q4本来の電流変化量である。このため、高データレー
トが必要とされるHDDの記録動作において、書き込み
周波数を高くすることができないという欠点がある。
【0011】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、ヘッドの電圧振幅を大きくるこ
とが可能で、書き込み周波数を高く設定することがで
き、高速化を図れるライト電流発生回路を提供すること
にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、電流の流れる方向に応じた磁界を発生さ
せて記録媒体へデータを書き込むヘッドに対して、ライ
ト電流を供給するライト電流発生回路であって、第1の
制御信号の入力に応じて、上記ヘッドの一端と第1の電
源との接続、非接続状態を切り替える第1のスイッチン
グ素子と、第2の制御信号の入力に応じて、上記ヘッド
の他端と上記第1の電源との接続、非接続状態を上記第
1のスイッチング素子とは逆のタイミングで切り替える
第2のスイッチング素子と、上記ヘッドの一端側に接続
された第1の電流源と、上記ヘッドの他端側に接続され
た第2の電流源と、上記ヘッドの一端と第1の電源とを
上記第1のスイッチング素子が接続状態に保持するとき
は、上記第2の電流源を作動させて上記第1の電流源を
停止状態に保持し、上記ヘッドの他端と第1の電源とを
上記第2のスイッチング素子が接続状態に保持するとき
は、上記第1の電流源を作動させて上記第2の電流源を
停止状態に保持するスイッチ回路とを有する。
【0013】本発明のライト電流発生回路によれば、第
1の制御信号に基づき、第1のスイッチング素子により
ヘッドの一端と第1の電源とが接続状態に保持される場
合、第2の制御信号に基づき、第2のスイッチング素子
によりヘッドの他端と第1の電源とが非接続状態に保持
される。そして、このとき、第2の電流源が作動状態に
保持され、第1の電流源が停止状態に保持され、ヘッド
には一端側から他端側に向かってライト電流が流れる。
一方、第2の制御信号に基づき第2のスイッチング素子
によりヘッドの他端と第1の電源とが接続状態に保持さ
れる場合、第1の制御信号に基づき、第1のスイッチン
グ素子によりヘッドの一端と第1の電源とが非接続状態
に保持される。そして、このとき、第1の電流源が作動
状態に保持され、第2の電流源が停止状態に保持され、
ヘッドには他端側から一端側に向かってライト電流が流
れる。このように、電流源を直接スイッチングしてライ
ト電流を流すことから、ヘッド電圧振幅を大きくとるこ
とがき、ライト電流の立上がり、立ち下がり時間の遅延
を防止できる。その結果、高データレートが必要とされ
るHDDの記録動作において、書き込み周波数を高くす
ることができ、高速化を図ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】第1実施形態 図1は、本発明に係るライト電流発生回路の第1の実施
形態を示す回路図であって、従来例を示す図6と同一構
成部分は同一符号をもって表している。
【0015】本ライト電流発生回路10は、トランジス
タQ1,Q2,Q10〜Q13、抵抗素子R1〜R4、
ヘッド(コイル)LHD、定電圧源VG 、およびスイッ
チ回路S1,S2により構成されている。
【0016】トランジスタQ1およびQ2のコレクタが
電源電圧VCCの供給ラインに接続され、トランジスタQ
1のエミッタがトランジスタQ10のコレクタに接続さ
れ、これらの接続点HXがヘッドLHDの一端に接続さ
れている。また、トランジスタQ2のエミッタがトラン
ジスタQ11のコレクタに接続され、これらの接続点H
YがヘッドLHDの他端に接続されている。そして、ト
ランジスタQ10,Q11のエミッタ同士が接続され、
これらの接続点が抵抗素子R1を介して接地ラインGN
Dに接続されている。さらに、トランジスタQ10のベ
ースがトランジスタQ13のベースおよびコレクタに接
続され、これらの接続点ND2が抵抗素子R4を介して
定電圧源VGに接続されているとともに、スイッチ回路
S1に接続されている。トランジスタQ11のベースが
トランジスタQ12のベースおよびコレクタに接続さ
れ、これらの接続点ND1が抵抗素子R3を介して定電
圧源VG に接続されているとともに、スイッチ回路S2
に接続されている。トランジスタQ12およびQ13の
エミッタ同士が接続され、これらの接続点が抵抗素子R
2を介して接地ラインGNDに接続されている。なお、
トランジスタQ12とQ11、トランジスタQ13とQ
10によりカレントミラー回路が構成されている。
【0017】なお、スイッチ回路S1は制御信号CNT
1の入力に応じて接続点ND2と接地ラインGNDとを
接続状態または非接続状態に保持する。具体的には、制
御信号CTL1がハイレベルのとき接続点ND2と接地
ラインGNDとを接続状態に保持し、ローレベルのとき
非接続状態に保持する。同様に、スイッチ回路S2は制
御信号CNT2の入力に応じて接続点ND1と接地ライ
ンGNDとを接続状態または非接続状態に保持する。具
体的には、制御信号CTL2がハイレベルのとき接続点
ND1と接地ラインGNDとを接続状態に保持し、ロー
レベルのとき非接続状態に保持する。
【0018】また、図2のタイミングチャートに示すよ
うに、制御信号CTL1はトランジスタQ1のベースへ
の信号CTLAと同相の信号であり、制御信号CTL2
はトランジスタQ2のベースへの信号CTLBと同相の
信号である。
【0019】次に、上記構成による動作を説明する。信
号CTLA,CTL1がハイレベルで供給され、信号C
TLB,CTL2がローレベルで供給されると、トラン
ジスタQ1およびスイッチ回路S1がオン状態、トラン
ジスタQ2およびスイッチ回路S2がオフ状態に保持さ
れる。スイッチ回路S1がオン状態になったことに伴
い、抵抗素子R4を介して流れる電流はスイッチ回路S
1を介して接地ラインGNDに流れる。その結果、トラ
ンジスタQ13とQ10からなるカレントミラー回路は
電流源として機能しない。これに対して、スイッチ回路
S2がオフ状態にあることから、抵抗素子R3を介して
流れる電流は、トランジスタQ12のコレクタ、ベース
およびトランジスタQ11のベースに流れる。その結
果、トランジスタQ12とQ11からなるカレントミラ
ー回路が電流源として機能する。したがって、この場
合、ヘッドLHDの一端側(HX)から他端側(HY)
に向かってライト電流Iwが流れる。なお、この場合の
電流I1は次式のようになる。
【0020】
【数2】 I1=(VG −VBE(Q12) )/(RV3+RV2) …(2) ここで、RV3は抵抗素子R3の抵抗値、RV2は抵抗
素子R2の抵抗値をそれぞれ示している。
【0021】そして、トランジスタQ12とQ11のト
ランジスタ比が1:1の場合に、I1=Iwとなる。
【0022】本回路では、ヘッドLHDの電圧振幅VH
の上限Vmax および下限Vmin は下記式で表される。
【0023】
【数3】 Vmax =Vcc−VBE(Q1)min =Iw×RV1+VCE(Q11) …(3) =0.2V+0.5V =0.7V ここで、電源電圧VCC=5V、VBE=0.8Vとする
と、電圧振幅VH は次のようになる。 VH =4.2V−0.7V =3.5V この値は、従来の回路の3Vに比べて0.5V改善され
た値である。
【0024】一方、信号CTLA,CTL1がローレベ
ルで供給され、信号CTLB,CTL2がハイレベルで
供給されると、トランジスタQ2およびスイッチ回路S
2がオン状態、トランジスタQ1およびスイッチ回路S
1がオフ状態に保持される。スイッチ回路S2がオン状
態になったことに伴い、抵抗素子R3を介して流れる電
流はスイッチ回路S2を介して接地ラインGNDに流れ
る。その結果、トランジスタQ12とQ11からなるカ
レントミラー回路は電流源として機能しない。これに対
して、スイッチ回路S1がオフ状態にあることから、抵
抗素子R4を介して流れる電流は、トランジスタQ13
のコレクタ、ベースおよびトランジスタQ10のベース
に流れる。その結果、トランジスタQ13とQ10から
なるカレントミラー回路が電流源として機能する。した
がって、この場合、ヘッドLHDの他端側(HY)から
一端側(HX)に向かってライト電流Iwが流れる。な
お、この場合の電流I1は次式のようになる。
【0025】
【数4】 I1=(VG −VBE(Q13) )/(RV4+RV2) …(4) ここで、RV4は抵抗素子R4の抵抗値を示している。
【0026】そして、トランジスタQ13とQ10のト
ランジスタ比が1:1の場合に、I1=Iwとなる。
【0027】この場合も、ヘッドLHDの電圧振幅VH
の上限Vmax および下限Vmin は下記式で表される。
【0028】
【数5】 Vmax =Vcc−VBE(Q2)min =Iw×RV1+VCE(Q10) …(5) =0.2V+0.5V =0.7V ここで、電源電圧VCC=5V、VBE=0.8Vとする
と、電圧振幅VH は次のようになる。 VH =4.2V−0.7V =3.5V この値も、従来の回路の3Vに比べて0.5V改善され
た値である。
【0029】このような電流スイッチが所定の間隔で行
われて、磁界の極性の並びが図示しなくディスク記録媒
体に書き込まれる。
【0030】なお、上記した電流I1の設定式(2)、
(4)には、温度依存性を有するトランジスタのベース
・エミッタ間電圧VBEが含まれるが、定電圧源VG をV
BEに依存する、たとえば図3に示すような回路構成にす
ることにより、VBEの温度依存性、バラツキに影響を受
けず変動することのないライト電流Iwを生成すること
が可能となる。
【0031】図3に示すように、定電圧源VG は、定電
流源I31、オペアンプAMP31、npn型トランジ
スタQ31,Q32、および抵抗素子R31〜R33に
より構成される。この定電圧源VG では、トランジスタ
Q31のエミッタが抵抗素子R31を介して接地ライン
GNDに接続され、コレクタが抵抗素子R32を介して
定電流源I31に接続され、その接続点がオペアンプA
MP31の非反転入力(+)に接続されている。そし
て、オペアンプAMP31の出力が反転入力(−)に接続
されている。
【0032】このような構成を有する定電圧源VG にお
いては、たとえばトランジスタQ31のVBEに依存する
電流に基づき、所定レベルに保持した定電圧VOUT を得
ている。これにより、図1の回路における、温度依存
性、バラツキを有するトランジスタQ12またはQ13
によるベース・エミッタ間電圧VBEの影響を相殺でき、
BEの温度依存性、バラツキに影響を受けて変動するこ
とのないライト電流Iwを生成することが可能となる。
【0033】以上説明したように、本第1の実施形態に
よれば、回路的に電圧振幅VH が拡大され、ライト電流
Iwの立上がり、立ち下がり時間の遅延を小さくでき
る。その結果、高データレートが必要とされるHDDの
記録動作において、書き込み周波数を高く設定すること
ができ、高速化を図ることができる。
【0034】第2実施形態 図4は、本発明に係るライト電流発生回路の第2の実施
形態を示す回路図である。本第2の実施形態が上述した
第1の実施形態と異なる点は、スイッチ回路部分を、定
電圧源VG からライト電流Iwに比例する電流をトラン
ジスタQ14のコレクタ電流I14として生成し、その電
流I14をトランジスタQ15,Q16からなる差動スイ
ッチで切り替えてノードND1,ND2の電位を交互に
下げ、また、カレントミラー回路としては、トランジス
タQ12,Q13のコレクタ・ベースを直接ショートす
るショート型の代わりに、トランジスタQ17,Q18
を介したいわゆるhFE補正型としたことにある。
【0035】具体的には、トランジスタQ14のエミッ
タが抵抗素子R5を介して接地ラインGNDに接続さ
れ、コレクタがトランジスタQ15,Q16のエミッタ
に接続されている。そして、トランジスタQ15のベー
スに信号CTL2が供給され、トランジスタQ16のベ
ースに信号CTL1が供給される。トランジスタQ15
のコレクタはノードND1に接続され、ノードND1が
トランジスタQ17のベースに接続されている。トラン
ジスタQ17のコレクタは電源電圧VCCの供給ラインに
接続され、エミッタがトランジスタQ12,Q11のベ
ースに接続され、これらの接続点が抵抗素子R6を介し
てて接地ラインGNDに接続されている。トランジスタ
Q16のコレクタはノードND2に接続され、ノードN
D2がトランジスタQ18のベースに接続されている。
トランジスタQ18のコレクタは電源電圧VCCの供給ラ
インに接続され、エミッタがトランジスタQ13,Q1
0のベースに接続され、これらの接続点が抵抗素子R7
を介してて接地ラインGNDに接続されている。また、
トランジスタQ14のベースはトランジスタQ19のベ
ースおよびトランジスタQ20のエミッタに接続され、
これらの接続点は抵抗素子R8を介して接地ラインGN
Dに接続されている。トランジスタQ19のエミッタは
抵抗素子R9を介して接地ラインGNDに接続され、コ
レクタがトランジスタQ20のベースに接続され、これ
らの接続点が抵抗素子R10を介して定電圧源VG に接
続され、トランジスタQ20のコレクタは電源電圧VCC
の供給ラインに接続されている。
【0036】このような構成においては、抵抗素子R1
0で発生される定電流がトランジスタQ19,Q20お
よびトランジスタQ14からなるhFE補正型のカレント
ミラー回路により、トランジスタQ14のコレクタ電流
14として発現される。そして、互いに逆相の信号CT
L1、CTL2が差動スイッチを構成するトランジスタ
Q15,Q16のベースに供給される。
【0037】このとき、信号CTL1がハイレベルで、
信号CTL2がローレベルで供給されるとき、トランジ
スタQ1のベースには、信号CTLAがハイレベルで供
給され、トランジスタQ2のベースにはローレベルの信
号CTLBが供給される。この場合、差動スイッチのト
ランジスタQ16側に電流が流れることから、ノードN
D2の電位が下がり、トランジスタQ18がオフ状態に
保持される。したがって、トランジスタQ13,Q18
およびQ10からなるカレントミラー回路は電流源とし
て機能しない。これに対して、ノードND1の電位は所
定の電位に保持されて、トランジスタQ17がオン状態
に保持される。その結果、トランジスタQ12,Q17
およびQ11からなるカレントミラー回路が電流源とし
て機能する。したがって、この場合、ヘッドLHDの一
端側(HX)から他端側(HY)に向かってライト電流
Iwが流れる。
【0038】なお、この場合も、ヘッドLHDの電圧振
幅VH の上限Vmax および下限Vmi n は上述した式
(3)に基づき表すことができる。したがって、電源電
圧VCC=5V、VBE=0.8Vとすると、電圧振幅VH
は3.5Vとなり、従来の回路の3Vに比べて0.5V
改善された値となる。
【0039】一方、信号CTLA,CTL1がローレベ
ルで供給され、信号CTLB,CTL2がハイレベルで
供給される場合、差動スイッチのトランジスタQ15側
に電流が流れることから、ノードND1の電位が下が
り、トランジスタQ17がオフ状態に保持される。した
がって、トランジスタQ12,Q17およびQ11から
なるカレントミラー回路は電流源として機能しない。こ
れに対して、ノードND2の電位は所定の電位に保持さ
れて、トランジスタQ18がオン状態に保持される。そ
の結果、トランジスタQ13,Q18およびQ10から
なるカレントミラー回路が電流源として機能する。した
がって、この場合、ヘッドLHDの他端側(HY)から
一端側(HX)に向かってライト電流Iwが流れる。
【0040】なお、この場合も、ヘッドLHDの電圧振
幅VH の上限Vmax および下限Vmi n は上述した式
(5)に基づき表すことができる。したがって、電源電
圧VCC=5V、VBE=0.8Vとすると、電圧振幅VH
は3.5Vとなり、従来の回路の3Vに比べて0.5V
改善された値となる。
【0041】このような電流スイッチが所定の間隔で行
われて、磁界の極性の並びが図示しないディスク記録媒
体に書き込まれる。
【0042】なお、この場合も、上述した第1の実施形
態の場合と同様に、電流源による電流には、温度依存性
を有するトランジスタのベース・エミッタ間電圧VBE
含まれるが、定電圧源VG をVBEに依存する、たとえば
図5に示すような回路構成にすることにより、VBEの温
度依存性、バラツキに影響を受けず変動することのない
ライト電流Iwを生成することが可能となる。
【0043】図5に示すように、定電圧源VG は、定電
流源I31、オペアンプAMP31、npn型トランジ
スタQ31,Q32、および抵抗素子R31〜R33に
より構成される。この定電圧源VG では、トランジスタ
Q31のエミッタが抵抗素子R31を介して接地ライン
GNDに接続され、コレクタがトランジスタQ32のベ
ースに接続され、これらの接続点が抵抗素子R32を介
して定電流源I31に接続され、その接続点がオペアン
プAMP31の非反転入力(+)に接続されている。ト
ランジスタQ32のコレクタが電源電圧VCCの供給ライ
ンに接続され、エミッタがトランジスタQ31のベース
に接続され、これらの接続点が抵抗素子R33を介して
接地ラインに接続されている。そして、オペアンプAM
31の出力が反転入力(−)に接続されている。
【0044】このような構成を有する定電圧源VG にお
いては、たとえばトランジスタQ31,Q32のVBE
依存する電流に基づき、所定レベルに保持した定電圧V
OUTを得ている。これにより、図4の回路における、温
度依存性、バラツキを有するトランジスタQ12とQ1
7またはQ13とQ18によるベース・エミッタ間電圧
BEの影響を相殺でき、VBEの温度依存性、バラツキに
影響を受けて変動することのないライト電流Iwを生成
することが可能となる。
【0045】以上説明したように、本第2の実施形態に
よれば、上述した第1の実施形態の効果と同様の効果を
得ることができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回路的に電圧振幅が拡大されることになり、高データレ
ートが必要とされる記録動作において、書き込み周波数
を高くすることができ、書き込み動作の高速化を図れる
利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るライト電流発生回路の第1の実施
形態を示す回路図である。
【図2】図1の回路のタイミングチャートである。
【図3】図1の回路における定電圧源の具体的な構成例
を示す回路図である。
【図4】本発明に係るライト電流発生回路の第2の実施
形態を示す回路図である。
【図5】図3の回路における定電圧源の具体的な構成例
を示す回路図である。
【図6】従来のライト電流発生回路の構成例を示す回路
図である。
【図7】図6の回路のタイミングチャートである。
【図8】ヘッド電圧とライト電流波形を示す図である。
【符号の説明】
10,10a…ライト電流発生回路、Q1,Q2,Q1
0〜Q20…npn型トランジスタ、R1〜R10…抵
抗素子、LHD…ヘッドコイル、S1,S2…スイッチ
回路、VG …定電圧源、I31…定電流源、AMP31
…オペアンプ、Q31,Q32…npn型トランジス
タ、R31〜R33…抵抗素子。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電流の流れる方向に応じた磁界を発生さ
    せて記録媒体へデータを書き込むヘッドに対して、ライ
    ト電流を供給するライト電流発生回路であって、 第1の制御信号の入力に応じて、上記ヘッドの一端と第
    1の電源との接続、非接続状態を切り替える第1のスイ
    ッチング素子と、 第2の制御信号の入力に応じて、上記ヘッドの他端と上
    記第1の電源との接続、非接続状態を上記第1のスイッ
    チング素子とは逆のタイミングで切り替える第2のスイ
    ッチング素子と、 上記ヘッドの一端側に接続された第1の電流源と、 上記ヘッドの他端側に接続された第2の電流源と、 上記ヘッドの一端と第1の電源とを上記第1のスイッチ
    ング素子が接続状態に保持するときは、上記第2の電流
    源を作動させて上記第1の電流源を停止状態に保持し、
    上記ヘッドの他端と第1の電源とを上記第2のスイッチ
    ング素子が接続状態に保持するときは、上記第1の電流
    源を作動させて上記第2の電流源を停止状態に保持する
    スイッチ回路とを有するライト電流発生回路。
  2. 【請求項2】 上記第1の電流源および第2の電流源
    は、少なくとも2つのトランジスタからなるカレントミ
    ラー回路により構成されている請求項1記載のライト電
    流発生回路。
  3. 【請求項3】 上記第1の電流源は、コレクタが上記ヘ
    ッドの一端に接続され、エミッタが第2の電源に接続さ
    れた第1のトランジスタと、コレクタとベースが接続さ
    れ、その接続点が上記第1のトランジスタのベースおよ
    び第3の電源に接続され、エミッタが上記第2の電源に
    接続された第2のトランジスタとを有する第1のカレン
    トミラー回路により構成され、 上記第2の電流源は、コレクタが上記ヘッドの他端に接
    続され、エミッタが第2の電源に接続された第3のトラ
    ンジスタと、コレクタとベースが接続され、その接続点
    が上記第3のトランジスタのベースおよび上記第3の電
    源に接続され、エミッタが上記第2の電源に接続された
    第4のトランジスタとを有する第2のカレントミラー回
    路により構成され、 上記スイッチ回路は、上記第2のトランジスタのコレク
    タおよび第4のトランジスタのコレクタと上記第2の電
    源との接続を切り替えて、上記第1および第2の電流源
    の作動と停止状態とを切り替える請求項2記載のライト
    電流発生回路。
  4. 【請求項4】 上記第1の電流源は、コレクタが上記ヘ
    ッドの一端に接続され、エミッタが第2の電源に接続さ
    れた第1のトランジスタと、コレクタが第3の電源に接
    続され、エミッタが上記第2の電源に接続され、ベース
    が上記第1のトランジスタのベースに接続された第2の
    トランジスタと、コレクタが上記第1の電源に接続さ
    れ、エミッタが上記第2のトランジスタのベースに接続
    され、ベースが上記第2のトランジスタのコレクタに接
    続された第3のトランジスタとを有する第1のカレント
    ミラー回路により構成され、 上記第2の電流源は、コレクタが上記ヘッドの他端に接
    続され、エミッタが第2の電源に接続された第4のトラ
    ンジスタと、コレクタが第3の電源に接続され、エミッ
    タが上記第2の電源に接続され、ベースが上記第4のト
    ランジスタのベースに接続された第5のトランジスタ
    と、コレクタが上記第1の電源に接続され、エミッタが
    上記第5のトランジスタのベースに接続され、ベースが
    上記第5のトランジスタのコレクタに接続された第6の
    トランジスタとを有する第2のカレントミラー回路によ
    り構成され、 上記スイッチ回路は、上記第2のトランジスタのコレク
    タおよび第5のトランジスタのコレクタと上記第2の電
    源との接続を切り替えて、上記第1および第2の電流源
    の作動と停止状態とを切り替える請求項2記載のライト
    電流発生回路。
  5. 【請求項5】 上記第3の電源は、第1のカレントミラ
    ー回路の第2のトランジスタまたは第2のカレントミラ
    ー回路の第4のトランジスタと同等のトランジスタを有
    し、当該トランジスタの特性に依存する電圧を供給する
    請求項3記載のライト電流発生回路。
  6. 【請求項6】 上記第3の電源は、第1のカレントミラ
    ー回路の第2および第3のトランジスタまたは第2のカ
    レントミラー回路の第5および第6のトランジスタと同
    等の接続形態を有する2つのトランジスタを有し、当該
    2つのトランジスタの特性に依存する電圧を供給する請
    求項4記載のライト電流発生回路。
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