JPH0925948A - クラッチ断続装置 - Google Patents

クラッチ断続装置

Info

Publication number
JPH0925948A
JPH0925948A JP17635395A JP17635395A JPH0925948A JP H0925948 A JPH0925948 A JP H0925948A JP 17635395 A JP17635395 A JP 17635395A JP 17635395 A JP17635395 A JP 17635395A JP H0925948 A JPH0925948 A JP H0925948A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air pressure
clutch
pneumatic
hydraulic
piston
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17635395A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadaharu Yamada
忠治 山田
Masanori Ishihara
正紀 石原
Nobuyuki Iwao
信幸 岩男
Yasushi Yamamoto
康 山本
Takao Takano
孝雄 高野
Takahiro Tani
高浩 谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
Priority to JP17635395A priority Critical patent/JPH0925948A/ja
Publication of JPH0925948A publication Critical patent/JPH0925948A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 クラッチの自動分断操作に伴う油圧通路内の
負圧発生を防止する。 【解決手段】 本発明に係るクラッチ断続装置1は、空
圧を供給するための空圧供給手段2と、その空圧の供給
によりクラッチ8の分断操作を補助する倍力装置7と、
倍力装置7と上記空圧供給手段2とを結ぶ第1の空圧供
給路aと、第1の空圧供給路aに設けられた第1の弁7
aと、第1の弁7aを開動させる油圧を供給するマスタ
シリンダ10と、マスタシリンダ10のピストン48の
背面側にピストン48を押動させる空圧を上記空圧供給
手段2から供給する第2の空圧供給路bと、第2の空圧
供給路bに設けられた第2の弁78,79と、第2の弁
78,79の開閉制御を実行する制御装置72とを備え
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はクラッチ断続装置に
係り、特に車両のクラッチの自動化を図り得るクラッチ
断続装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、バスやトラック等の大型車両にお
いても変速自動化の要請が高まっている。これらの車両
は一般に車重や積載量が大きく、クラッチ形式として乗
用車に採用されるような流体式トルクコンバータを用い
ると損失大となり燃費の面で不利であるため、このよう
な大型車両においては、特に摩擦クラッチを自動操作に
より断続し、その出力を変速機に送り、この変速機をや
はり自動操作するようにして、変速自動化の達成を図っ
ている。このクラッチの自動操作を行うクラッチ断続装
置としては、空圧の給排により摩擦クラッチの断続操作
を行う倍力装置(クラッチブースタ)を備えたものが一
般的である。
【0003】一方、車両発進時等においてはクラッチの
操作がデリケートとなり、その操作を自動制御で行おう
とすると装置が複雑、高価となってしまうため、この場
合にのみクラッチペダルを用いたマニュアル(手動)操
作を行えるようにして、装置のシンプル化、低価格化を
狙ったものがある。この場合、クラッチペダルの操作に
よりマスタシリンダから油圧を給排し、この油圧の給排
により上記倍力装置への空圧の給排を行うようにしてい
る。(関連技術;実公平4-8023号公報)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、発進時を除
く自動変速時、倍力装置にはクラッチペダルを操作せず
とも空圧が給排される。そして特に倍力装置は、空圧が
供給されると内部のパワーピストンを押動させてクラッ
チを分断方向に操作するようになっている。
【0005】しかし、従来の構成において、マスタシリ
ンダからの油圧を送る通路は、上記パワーピストンの移
動に応じて容積変化する倍力装置の油圧シリンダに連通
しており、パワーピストンの押動により油圧シリンダ容
積が増すと、油圧通路内に負圧が発生して気泡が混入
し、クラッチの正確なマニュアル操作を行えない問題が
ある。
【0006】なお、このような負圧発生を防止するため
には、前記実公平4−8023号公報のように、倍力装
置の油圧出力部にマニュアル操作と自動操作とのキャン
セル機構を備える必要があるが、その機構は複雑とな
り、信頼性にも問題がある。従って倍力装置の変更は行
わずに負圧発生を防止すべく、マスタシリンダをクラッ
チペダルだけでなく、制御系(空圧供給回路)によって
も同様に、且つ互いに干渉することなく駆動できるよう
にすることが望ましい。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、空圧を供給す
るための空圧供給手段と、その空圧の供給によりクラッ
チの分断操作を補助する倍力装置と、倍力装置と上記空
圧供給手段とを結ぶ第1の空圧供給路と、第1の空圧供
給路に設けられた第1の弁と、第1の弁を開動させる油
圧を供給するマスタシリンダと、マスタシリンダのピス
トンの背面側にピストンを押動させる空圧を上記空圧供
給手段から供給する第2の空圧供給路と、第2の空圧供
給路に設けられた第2の弁と、第2の弁の開閉制御を実
行する制御装置とを備えたものである。この構成によれ
ば、制御装置によるクラッチの自動分断操作を、マスタ
シリンダのピストンを空圧で押動することで行うため、
これにより油圧通路内を加圧でき、油圧通路内の負圧化
を防止できる。
【0008】
【発明の実施の形態】空圧供給手段としては、大型車両
に通常備えられているコンプレッサや、ターボチャージ
ャーのコンプレッサ等を用いるようにする。第1及び第
2の空圧供給路としては、空圧の供給即ち空気の流通に
適した配管等を用いる。第1の弁としては、マスタシリ
ンダからの油圧で開閉する油圧シリンダ形式の弁を用い
る。第2の弁としては、電磁切替弁を用い、開(ON)のと
きマスタシリンダへの空圧供給を行い、閉(OFF) のとき
空圧供給を停止し且つマスタシリンダから空圧を排出す
るようにする。これによりクラッチの自動断続が達成さ
れる。一方、マスタシリンダのピストンにクラッチペダ
ルを接続すると、クラッチペダルを用いたマニュアル断
続も可能となる。なおクラッチの自動断続操作時に、ク
ラッチペダルが動かぬよう、クラッチペダルとピストン
とを切離し自在としておくのが好ましい。特に本発明に
おいては、クラッチの自動分断操作時、第2の空圧供給
路から空圧供給を行って、ピストンをマスタシリンダ内
で押動させるようにしたため、その押動により油圧を発
生し、油圧通路内を加圧して負圧化を防止できる。
【0009】
【実施例】以下本発明の好適実施例を添付図面に基づい
て詳述する。
【0010】図1は、本発明に係るクラッチ断続装置を
示す全体構成図で、クラッチ断続装置1は空圧を供給す
るための空圧供給手段2を有する。空圧供給手段2は、
エンジン(図示せず)に駆動されて比較的高圧の空圧
(空気圧)を発生するコンプレッサ3と、コンプレッサ
3からの空気を乾燥させるエアドライヤ4と、エアドラ
イヤ4から送られてきた空気を高圧にて貯留するエアタ
ンク5と、エアタンク5の入口側に設けられた逆止弁6
とから主に構成される。この空圧供給手段2からの空圧
は倍力装置(クラッチブースタ)7に送られ、倍力装置
7はその空圧の供給により摩擦クラッチ8を分断側(右
側)Aに操作するようになっている。また倍力装置7
は、クラッチペダル9の操作によりマスタシリンダ10
から油圧も供給されるようになっている。
【0011】図2は倍力装置7の詳細を示す縦断面図で
ある。なおこの倍力装置7は従来同様に構成される。図
示するように、倍力装置7は、そのボディ11に接続さ
れたシリンダシェル12を有し、このシリンダシェル1
2内にピストンプレート(パワーピストン)13が、リ
ターンスプリング14により空圧導入側(図中左側)に
付勢されて設けられている。シリンダシェル12の一端
には空圧ニップル15が取り付けられ、この空圧ニップ
ル15が空圧導入口を形成してエアタンク5からの空圧
を実質的に導入する。空圧が導入されるとピストンプレ
ート13がクラッチ8側(図中右側)に押動され、こう
なるとピストンプレート13はピストンロッド16、ハ
イドロリックピストン17、さらにはプッシュロッド1
8を押動してクラッチレバー8a(図1)を押し、クラ
ッチ8を分断する。
【0012】一方、ボディ11内部には、油圧導入口た
る油圧ニップル19に連通する油圧通路20が形成され
る。油圧通路20は、ボディフランジ部11aの一端
(下端)側に形成された孔21、ハイドロリックピスト
ン17を収容するハイドロリックシリンダ(油圧シリン
ダ)22(ボディシリンダ部11bに形成される)、及
びハイドロリックシリンダ22に小孔23aを介して連
通する他端(上端)側の制御孔23によって主に形成さ
れる。油圧ニップル19から油圧配管54(図1)の油
圧が導入されると、油圧は上記通路を通って制御孔23
に到達し、制御ピストン24を制御シリンダ25に沿っ
て右側に押動する。このようにボディフランジ部11a
の上端側には、倍力装置7への空圧供給を制御するため
の制御バルブ部7aが形成される。
【0013】制御バルブ部7aは右側に突出する制御ボ
ディ部26によって区画される。制御ボディ部26に
は、前述の制御シリンダ25に同軸に連通するコントロ
ール室27及び空圧ポート28が形成される。コントロ
ール室27にはコントロールバルブ29が、空圧ポート
28にはポペットバルブ30がそれぞれ摺動可能に収容
される。空圧ポート28にはニップル31が取り付けら
れ、このニップル31には空圧配管67(図1)が接続
されて空圧が常に供給されている。
【0014】通常、ポペットバルブ30は、空圧とポペ
ットスプリング32とにより左側に付勢されていて、コ
ントロール室27及び空圧ポート28を連通する連通ポ
ート33を閉じている。よってニップル31からの空圧
はポペットバルブ30の位置で遮断される。しかしなが
ら、マスタシリンダ10から油圧配管54を通じて油圧
が供給されると、制御ピストン24及びコントロールバ
ルブ29がポペットバルブ30を右側に押動して連通ポ
ート33を開く。こうなると、連通ポート33からコン
トロール室27に侵入した空圧は、コントロール室27
に連通する空圧配管34(図1)を通じて前述のシリン
ダシェル12に入り、ピストンプレート13を右側に押
動し、クラッチ8を分断側に操作する。
【0015】ここで、倍力装置7は、供給された油圧の
大きさに応じてクラッチ8を所定ストロークだけ作動さ
せるようになっている。即ち、例えば比較的小さい値だ
け油圧が増加された場合、前述の空圧作用によりピスト
ンプレート13が右側に押動されるが、これに連動して
ハイドロリックピストン17が所定ストロークだけ右側
に押動されると、油圧通路20の容積が増し制御孔23
内の油圧が下がる。こうなると、制御ピストン24がコ
ントロールバルブ29をポペットバルブ30に押し付け
つつ、ポペットバルブ30が連通ポート33を閉鎖する
バランス状態が生じ、これによりコントロール室27、
空圧配管34及びピストンプレート13背面側室内にて
所定の空圧が保持され、ピストンプレート13を所定ス
トローク位置に保持し、クラッチ8を所定位置に保持す
る。
【0016】また、油圧が完全に抜かれると、制御孔2
3内の油圧がさらに下がって、図示の如く制御ピストン
24が最も左側の原位置に戻される。こうなると、コン
トロールバルブ29がポペットバルブ30から離れ、コ
ントロールバルブ29の内部に設けられた開放ポート3
6がコントロール室27等と連通するようになる。する
と、保持されていた空圧は開放ポート36からブリーダ
37を通じ大気開放され、これによりピストンプレート
13を押していた空圧が抜けて、クラッチ8が接続側
(左側)Bに操作される。
【0017】なお、倍力装置7において、38は、シリ
ンダシェル12で区画されるシリンダ室12aとハイド
ロリックシリンダ22とを油密に仕切るシール部材、3
9及び40はブリーダ37と連通する大気圧ポート、4
1は緩められたときに作動油のエア抜きを行えるブリー
ダである。
【0018】図3はマスタシリンダ10の詳細を示す縦
断面図である。図示するように、マスタシリンダ10
は、長手方向に延出されたシリンダボディ45を有す
る。シリンダボディ45はその内部に、大径部46a及
び小径部46bからなるシリンダボア46を有し、シリ
ンダボア46には特に二つのピストン47,48が独立
して摺動可能に装入される。シリンダボア46の一端
(左端)開口部には、クラッチペダル9の踏み込み或い
は戻し操作に合わせて挿抜するプッシュロッド49の先
端部が挿入され、さらにその開口端に、第1ピストン4
7の移動を規制するためのスナップリング56が設けら
れる。なおプッシュロッド49と第1ピストン47とは
切離し自在である。シリンダボア46内の他端側(右
側)には、第1及び第2ピストン47,48を一端側に
付勢するリターンスプリング52が設けられる。シリン
ダボア46の他端は、シリンダボディ45に形成された
油圧供給ポート53に連通され、この油圧供給ポート5
3には図1に示す油圧配管54が接続される。
【0019】図示状態にあって、第1及び第2ピストン
47,48は、リターンスプリング52に付勢されて一
端側の原位置に位置されている。そしてこのときのピス
トン47,48間に位置されて、シリンダボディ45に
は空圧導入ポート55が設けられている。特にこのマス
タシリンダ10においては、クラッチペダル9を踏み込
むと両方のピストン47,48が押動されて油圧を供給
し、これによりマニュアル操作を可能とする一方、空圧
導入ポート55からピストン47,48間の隙間55a
への空圧の供給により、第2ピストン48のみが背面側
から押動されて油圧を供給し、これにより自動操作を可
能とするようになっている。なおこのとき、第1ピスト
ン47が移動しないのでクラッチペダル9は移動しな
い。57は、作動油のリザーバタンク58(図1)から
の給油配管59に接続する給油ポート、60及び61
は、第2ピストン48の右側及び第2ピストン48の位
置にそれぞれ給油を行う小径及び大径ポートを示す。
【0020】図1に示すように、マスタシリンダ10の
空圧導入ポート55とエアタンク5とは空圧配管62で
接続され、この空圧配管62には分岐63が設けられ
る。分岐63には空圧配管67が接続され、空圧配管6
7の他端は倍力装置7のニップル31に接続される。
【0021】ここで、エアタンク5から分岐63を分岐
して倍力装置7の空圧ニップル15までを結ぶ空圧配管
62,67,34は第1の空圧供給路aを形成する。そ
して第1の空圧供給路aに設けられる制御バルブ部7a
が、その空圧供給路aをマスタシリンダ10からの油圧
で開閉する第1の弁を形成する。
【0022】ここで、エアタンク5とマスタシリンダ1
0とを結ぶ空圧配管62は、マスタシリンダ10の第2
ピストン48の背面側に空圧を供給するための第2の空
圧供給路bを形成し、特にその配管62には、第2の弁
を形成する二つの電磁切替弁78,79が設けられる。
これら切替弁78,79は、コンピュータ式制御装置
(コントローラ)72により切替制御され、ONのときに
は開となって下流側への空圧の供給を許容し、OFF のと
きには空圧供給を遮断する一方、下流側の空圧を大気開
放するようになっている。そして特に上流側の切替弁7
8は、下流側の空圧を絞りを通じて大気開放するように
なっている。
【0023】よって、切替弁78,79のONとOFF との
組合せが、ON/ON ならマスタシリンダ10に対し空圧供
給を、ON/OFFなら比較的短時間で空圧排出を、OFF/ONな
ら比較的長時間で空圧排出を行うようになっている。な
おOFF/OFF のときはON/OFFのときと実質的に同一であ
る。これは特に、二段階のクラッチ接続速度を選べるこ
とになるから、最適な組合せを選択することでクラッチ
接続ショックの低減等を図ることができる。なおクラッ
チ8の分断は比較的速い一定速度で行われる。
【0024】変速機71は自動変速を行う構成がなされ
ており、即ち、手動シフトレバーで変速ポジションが選
択されると、電気スイッチによる変速信号が制御装置7
2に送られ、図示しないアクチュエータが動作されて実
質的な変速操作を行うようになっている。従って、運転
手はスイッチの切替えを行うのみである。
【0025】他、制御装置72には、アクセルペダル7
5に設けられたストロークセンサ82及びアイドルスイ
ッチ83、変速機71のシフトレバー付近に設けられた
非常スイッチ84、変速機71の出力軸付近に設けられ
た車速センサ85、エアタンク5に設けられた圧力スイ
ッチ86、クラッチペダル9に設けられたペダルスイッ
チ87、及びクラッチ8に設けられたクラッチストロー
クセンサ88等が接続される。
【0026】以下、上記実施例の作用について説明す
る。変速時、運転手のシフト操作による変速信号の入力
により、制御装置72は両方の切替弁78,79をON乃
至開とし、第2の空圧供給路bを通じマスタシリンダ1
0に空圧を供給する。そしてクラッチ8が分断され、図
示しないアクチュエータにより変速機71の変速操作が
完了すると、切替弁78,79を所定の組合せでOFF と
し、マスタシリンダ10の第2ピストン48背面側の空
圧を所定速度で抜いてクラッチ8の接続操作を行い、変
速を完了する。
【0027】ここで図2を参照して、特にクラッチ8の
自動分断操作時、従来は、別の空圧供給路から空圧ニッ
プル15に空圧を導入し、マスタシリンダ10を動作さ
せずピストンプレート13を押動させるようにしてい
た。しかしこれだと、ピストンプレート13に連動して
ハイドロリックピストン17が右側に移動することで、
作動油が充填されているハイドロリックシリンダ22の
容積が増し、これにより油圧通路20及び油圧配管54
内等(合わせて油圧通路内という)に負圧が生じて、作
動油に気泡が混入する虞がある。こうなると油圧の正確
な供給を行えず、最悪の場合クラッチ8のマニュアル操
作ができなくなってしまい、発進等が不可能となる問題
が生じる。
【0028】そこで本実施例では、クラッチ8の自動分
断操作時に、マスタシリンダ10の第2ピストン48を
空圧で押動するようにして、油圧通路内を空圧で加圧す
るようにしている。これによって、油圧通路内の負圧化
を防止でき、トラブルを未然に防止することができる。
【0029】また、クラッチ8の自動接続操作時は、第
2ピストン48背面側の空圧を切替弁78,79から適
宜大気開放させる。こうなると第2ピストン48の原位
置への復帰が可能となる。
【0030】一方、クラッチ8のマニュアル操作、特に
その分断は、クラッチペダル9を踏み込んでマスタシリ
ンダ10から油圧を送り、制御バルブ部7aを開とし倍
力装置7に空圧供給を行うことで達成される。逆にその
接続は、クラッチペダル9を戻して油圧を抜くことでな
される。
【0031】加えて、本実施例においては、自動操作よ
りもマニュアル操作が優先されるようになっており、即
ち、クラッチペダル9を踏み込んだ瞬間にペダルスイッ
チ87から信号が送られ、切替弁78,79はいずれも
OFF となってマスタシリンダ10の両ピストン47,4
8の移動を許容する。そしてマニュアル操作のときには
切替弁78,79の制御がなされないが、油圧通路内は
クラッチペダル9の踏み込みによる油圧供給がなされて
いるので負圧化は生じない。このように、マニュアル操
作を優先させることで、電気系トラブル等で自動操作が
不可能となっても、マニュアル操作によるクラッチ断続
が可能となる。
【0032】そして本実施例では、第2ピストン48の
特に大径部48aに空圧を作用させるようにして、比較
的小空圧でも確実な油圧供給を行えることとしている。
【0033】なお、上記の如き油圧通路の空圧による加
圧は、倍力装置7のハイドロリックシリンダ22周辺の
内部構造を変更することによっても可能であるが、こう
すると狭いスペースで複雑な構造を採用せざるを得ず、
シール等の問題もあり信頼性やメンテナンス性の点で不
利である。本実施例は従来同様の倍力装置7に変更を加
えることなく、マスタシリンダ10の構造や空圧回路の
構成によって対応しているため、上記の欠点はなく構成
がシンプルとなり、十分な信頼性、メンテナンス性等を
確保できる。そして、クラッチペダル9による機械的な
駆動及び空圧供給制御により、それぞれが互いに干渉す
ることなく所望の油圧を発生させることができる。
【0034】また、本実施例ではマスタシリンダ10に
空圧を送るようにしたが、別途油圧ポンプを設けて回路
変更し、油圧を送るようにしてもよい。
【0035】以上、本発明の好適実施例について説明し
てきたが、上記実施例は本発明の単なる一形態に過ぎ
ず、本発明は他の形態を採ることも当然可能である。
【0036】
【発明の効果】本発明は次の如き優れた効果を発揮す
る。
【0037】(1) クラッチの自動操作時、油圧通路
内の負圧状態となることを防止でき、作動油に気泡が混
入することがないので、クラッチのマニュアル操作がで
きなくなるなどのトラブルを未然に防げる。
【0038】(2) 従来の装置を大きく変更すること
なく、シンプルな構成により、(1)の効果を得ること
ができるので、十分な信頼性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るクラッチ断続装置の一実施例を示
す全体構成図である。
【図2】倍力装置を示す縦断面図である。
【図3】マスタシリンダを示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 クラッチ断続装置 2 空圧供給手段 7 倍力装置 7a 制御バルブ部(第1の弁) 8 クラッチ 10 マスタシリンダ 48 第2ピストン(ピストン) 72 制御装置 78 切替弁(第2の弁) 79 切替弁(第2の弁) a 第1の空圧供給路 b 第2の空圧供給路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 康 神奈川県藤沢市土棚8番地 株式会社い すゞ中央研究所内 (72)発明者 高野 孝雄 神奈川県川崎市川崎区殿町3丁目25番1号 いすゞ自動車株式会社川崎工場内 (72)発明者 谷 高浩 神奈川県川崎市川崎区殿町3丁目25番1号 いすゞ自動車株式会社川崎工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空圧を供給するための空圧供給手段と、
    その空圧の供給によりクラッチの分断操作を補助する倍
    力装置と、該倍力装置と上記空圧供給手段とを結ぶ第1
    の空圧供給路と、該第1の空圧供給路に設けられた第1
    の弁と、該第1の弁を開動させる油圧を供給するマスタ
    シリンダと、該マスタシリンダのピストンの背面側に該
    ピストンを押動させる空圧を上記空圧供給手段から供給
    する第2の空圧供給路と、該第2の空圧供給路に設けら
    れた第2の弁と、該第2の弁の開閉制御を実行する制御
    装置とを備えたことを特徴とするクラッチ断続装置。
JP17635395A 1995-07-12 1995-07-12 クラッチ断続装置 Pending JPH0925948A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17635395A JPH0925948A (ja) 1995-07-12 1995-07-12 クラッチ断続装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17635395A JPH0925948A (ja) 1995-07-12 1995-07-12 クラッチ断続装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0925948A true JPH0925948A (ja) 1997-01-28

Family

ID=16012127

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17635395A Pending JPH0925948A (ja) 1995-07-12 1995-07-12 クラッチ断続装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0925948A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3598688B2 (ja) クラッチ断続装置
JP3552345B2 (ja) クラッチ断続装置
JP3704751B2 (ja) 流体圧発生装置
JPH0953658A (ja) クラッチ断続装置
JPH0925948A (ja) クラッチ断続装置
JP3567573B2 (ja) クラッチ断続装置
JPH09112583A (ja) クラッチ断続装置
JPH0953659A (ja) クラッチ断続装置
JP3567554B2 (ja) クラッチ断続装置
JP3671569B2 (ja) クラッチ断続装置
JP4569120B2 (ja) 車両のオートクラッチ装置
JP3704757B2 (ja) 流体圧発生装置
JP3826529B2 (ja) クラッチ断接装置
JP3579974B2 (ja) 流体圧発生装置
JP3791104B2 (ja) クラッチ断続装置
JPH11173346A (ja) クラッチ断接装置
JP3888081B2 (ja) クラッチ操作装置
JPH09210091A (ja) クラッチ断続装置
JPH09112581A (ja) クラッチ断続装置
JPH0995157A (ja) クラッチ断続装置
JPH0925947A (ja) 流体圧発生装置
JPH0971144A (ja) マスタシリンダの作動装置
JP2700313B2 (ja) クラツチ制御装置
JP3711823B2 (ja) クラッチ断続装置
JPH09196005A (ja) マスタシリンダ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040224

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02