JPH09260029A - 冷却機能を備えている加熱装置 - Google Patents

冷却機能を備えている加熱装置

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JPH09260029A
JPH09260029A JP7227496A JP7227496A JPH09260029A JP H09260029 A JPH09260029 A JP H09260029A JP 7227496 A JP7227496 A JP 7227496A JP 7227496 A JP7227496 A JP 7227496A JP H09260029 A JPH09260029 A JP H09260029A
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cooling
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cooling pipe
heating device
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Masami Otsugi
正美 大継
Hiromasa Kuratani
博昌 倉谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度上昇速度、冷却速度及び温度分布を向上
すること。 【解決手段】 ベースプレート2は一方面に形成した第
1の溝部5と、前記一方面とは反対の他方面に形成した
第2の溝部6とを有し、前記第1の溝部5には冷却パイ
プ3が埋め込まれており、前記第2の溝部6にはシーズ
ヒータ4が埋め込まれており、前記冷却パイプ3は、前
記ベースプレート2の一方面と同一面でかつ前記一方面
に露出している当接面3aを有し、該当接面3aは、前
記ベースプレート2の一方面に対向している前記フェー
スプレート1に当接している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体、液晶パネ
ルのベーキング処理、及び成膜工程におけるウエハ及び
基板の焼成に適用する冷却機能を備えている加熱装置に
属する。
【0002】
【従来の技術】従来のべーキング及び成膜工程は、液晶
と半導体との各製造用に分けられる。液晶や半導体など
の製造にはこれらの工程中に加熱処理工程と冷却工程が
ある。
【0003】一般に、冷却機能を備えている加熱装置
は、図5に示すように、金属板であるベースプレート2
と、このベースプレート2の一方面上に設けた金属板で
あるフェースプレート1とによって作られている。ベー
スプレート2には、熱源として電気ヒータが設けられる
とともに金属製の冷却パイプ3が設けられている。電気
ヒータとしては、シーズヒータ4が用いられている。シ
ーズヒータ4はベースプレート2を鋳造するときに冷却
パイプ3とともに鋳込みによって設けられる。
【0004】さらに、ベースプレート2の中央部には温
度検出素子12が挿入されている。この温度検出素子1
2は、フェースプレート1の温度を検出して検出信号を
制御回路に送ることによってシーズヒータ4の電源を開
閉するものである。
【0005】このように、電気ヒータ及び冷却パイプ3
が設けられているベースプレート2の一面上にはフェー
スプレート1が一体にネジ7によって固定される。フェ
ースプレート1の表面は、例えばガラス基板ウエハが置
かれてウエハの加熱や冷却が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ベース
プレート2にシーズヒータ4及び冷却パイプ3を所定の
配置で鋳込むものでは、その鋳造工程中で位置ずれが生
じたり、巣が発生したりすることから、シーズヒータ4
及び冷却パイプ3をベースプレート2の所定位置に収め
ることができず、フェースプレート1の表面温度にバラ
ツキが生じたり、冷却ムラが生じてしまい、立上がり速
度や冷却速度が遅くなってしまうという問題がある。
【0007】それ故に、本発明の課題は、温度上昇速
度、冷却速度及び温度分布を向上することができる冷却
機能を備えている加熱装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ベース
プレートと、該ベースプレートの一方面上に設けたフェ
ースプレートとを含み、前記ベースプレートは前記一方
面に形成した第1の溝部と、前記一方面とは反対の他方
面に形成した第2の溝部とを有し、前記第1の溝部には
冷却パイプが埋め込まれており、前記第2の溝部にはシ
ーズヒータが埋め込まれており、前記冷却パイプは、前
記ベースプレートの一方面と同一面でかつ前記一方面に
露出している当接面を有し、該当接面は、前記ベースプ
レートの一方面に対向している前記フェースプレートの
一方面に当接していることを特徴とする冷却機能を備え
ている加熱装置が得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の冷却機能を備え
ている加熱装置の一実施の形態例を示している。図2は
図1の冷却機能を備えている加熱装置を背面から見た状
態を示している。
【0010】図1及び図2を参照して、冷却機能を備え
ている加熱装置は、金属製のベースプレート2と、この
ベースプレート2の一方面上に設けた金属製のフェース
プレート1とを備えている。ベースプレート2の一方面
には1本の冷却パイプ3を設けるための第1の溝部5が
形成されている。ベースプレート2の一方面とは反対の
他方面には、2本のシーズヒータ4を設けるための第2
の溝部6が形成されている。第1の溝部5には、冷却パ
イプ3が圧入によって埋め込まれている。第2の溝部6
にはシーズヒータ4が圧入によって埋め込まれている。
第1及び第2の溝部6は、冷却パイプ3及びシーズヒー
タ4をそれぞれベースプレート2面において大部分が上
下に間隔をもって交叉する向きに配されるように蛇行配
置されている。
【0011】冷却パイプ3は、ベースプレート2の一方
面と同一面で、かつ外周面の一部が一方面から露出して
いる当接面(図1において寸法Aで示した)3aを有し
ている。当接面3aは、ベースプレート2の一方面に対
向しているフェースプレート1の一方面に当接してい
る。
【0012】また、ベースプレート2の他方面の中央部
には、端子導入部11が設けられている。端子導入部1
1には、冷却パイプ3の両端部及び、シーズヒータ4の
両端部が導出されている。冷却パイプ3の両端部は水系
統に接続される。また、シーズヒータ4の両端部は電源
に接続される。さらに、端子導入部11には、ベースプ
レート2の中央部付近に形成されている貫通穴からフェ
ースプレート1の穴に温度検出素子12が挿入されてい
る。この温度検出素子12は、フェースプレート1の温
度を検出して検出信号を制御回路に送ることによってシ
ーズヒータ4の電源を開閉するものであり、冷却水の流
量を制御するものである。
【0013】ベースプレート2にはネジ7を貫通させる
複数のネジ穴8が形成されており、これらのネジ穴8に
一対一に対応するようにフェースプレート1にも複数の
ネジ穴9が形成されている。これらのネジ穴8,9には
ネジ7が挿通されてベースプレート2とフェースプレー
ト1とを、相互に締め付けることによって密着させてい
る。
【0014】次に、本発明の冷却機能を備えている加熱
装置と図5に示した従来品とを製作して、これらを比較
した結果を以下に示す。
【0015】本発明の実施の態様例では、図1及び図2
に示した冷却機能を備えている加熱装置として、縦寸法
454mm,横寸法 352mm、厚さ寸法 11m
mのアルミニウム金属のフェースプレート1と、縦寸法
524mm,横寸法424mm,厚さ寸法 26mmの
アルミニウム金属のベースプレート2を作成した。
【0016】冷却液として水を用い、アルミニウム金属
である冷却パイプ3の管外径寸法を9.5mmとしたも
のを使用し、シーズヒータ4は管がアルミニウム金属で
あり、その管外径寸法が8mm,1.4kWのものを2
本使用した。また、比較試料としては、図5に示した構
成で従来品を製作した。
【0017】上記のような形状に作られた冷却機能を備
えている加熱装置を用いて、表面を研磨したフェースプ
レート1の温度上昇速度と冷却速度とを測定した。
【0018】図3はフェースプレート1の温度上昇カー
ブを示し、図4(A)はウエハ又は基板を加熱するとき
のフェースプレート1の表面温度を示している。図4
(B)はウエハ又は基板を冷却するときのフェースプレ
ート1の表面温度を示している。
【0019】図3、図4(A)及び図4(B)によって
明らかなように、120℃における立上がり温度は従来
のものよりも本発明では約20分短縮され約40分で温
度上昇が完了した。
【0020】一方、冷却においては、120℃を80℃
に降下するには、従来のものでは約40秒であったが本
発明のものでは25秒に短縮できた。
【0021】また、冷却パイプ3とシーズヒータ4の配
置を適選することによってフェースプレート1の温度分
布も従来品以上の性能を有することがあきらかとなっ
た。
【0022】
【発明の効果】以上、実施の形態例で説明したように、
本発明の冷却機能を備えている加熱装置によると、ベー
スプレートの表裏面に形成した溝部にシーズヒータと冷
却パイプをそれぞれ埋め込み、冷却パイプの一部をフェ
ースプレートの当接する構成としたため、べーキング処
理や成膜製造工程における半導体の熱処理や冷却工程に
おける加熱速度及び冷却速度を向上することができるた
め、製造工程における効率をも向上することができる。
【0023】また、冷却パイプ及び機械的強度に優れた
シーズヒータをベースプレートの溝部に埋め込むという
簡単な作業によって作業性が改善されるとともに良好な
温度分布と信頼性の高い冷却機能を備えた加熱装置が製
作できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷却機能を備えている加熱装置の一実
施の態様例を示す断面図である。
【図2】図1の冷却機能を備えている加熱装置を裏面か
ら見た状態の斜視図である。
【図3】本発明の冷却機能を備えている加熱装置と従来
品とのフェースプレートの温度上昇を比較した結果を示
すグラフである。
【図4】(A)は本発明の冷却機能を備えている加熱装
置と従来品とにおけるウエハ又は基板を加熱するときの
フェースプレートの表面温度を比較した結果を示すグラ
フ、(B)本発明の冷却機能を備えている加熱装置と従
来品とにおけるウエハ又は基板を冷却するときのフェー
スプレートの表面温度を比較した結果を示すグラフであ
る。
【図5】従来の冷却機能を備えている加熱装置を示す断
面図である。
【符号の説明】
1 フェースプレート 2 ベースプレート 3 冷却パイプ 4 シーズヒータ 5 第1の溝部 6 第2の溝部 7 ネジ 8,9 ネジ穴 11 端子導入部 12 温度検出素子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースプレートと、該ベースプレートの
    一方面上に設けたフェースプレートとを含み、前記ベー
    スプレートは前記一方面に形成した第1の溝部と、前記
    一方面とは反対の他方面に形成した第2の溝部とを有
    し、前記第1の溝部には冷却パイプが埋め込まれてお
    り、前記第2の溝部にはシーズヒータが埋め込まれてお
    り、前記冷却パイプは、前記ベースプレートの一方面と
    同一面でかつ前記一方面に露出している当接面を有し、
    該当接面は、前記ベースプレートの一方面に対向してい
    る前記フェースプレートの一方面に当接していることを
    特徴とする冷却機能を備えている加熱装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009084486A1 (ja) 2007-12-27 2009-07-09 Sharp Kabushiki Kaisha プラズマ処理装置、プラズマ処理装置用加熱装置およびプラズマ処理方法
JP2010198924A (ja) * 2009-02-25 2010-09-09 Sharp Corp 加熱装置およびこの加熱装置を備えた被処理物加熱処理装置
JP2017158226A (ja) * 2016-02-29 2017-09-07 株式会社安川電機 リニアモータ

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