JPH09260123A - 高い保磁力を有する低キュリー点磁気記録粉末およびその製造方法 - Google Patents

高い保磁力を有する低キュリー点磁気記録粉末およびその製造方法

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JPH09260123A
JPH09260123A JP8090322A JP9032296A JPH09260123A JP H09260123 A JPH09260123 A JP H09260123A JP 8090322 A JP8090322 A JP 8090322A JP 9032296 A JP9032296 A JP 9032296A JP H09260123 A JPH09260123 A JP H09260123A
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JP
Japan
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oxide
powder
magnetic recording
coercive force
curie point
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Application number
JP8090322A
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English (en)
Inventor
Koichi Ishiyama
宏一 石山
Koichiro Morimoto
耕一郎 森本
Osamu Nakamura
修 中村
Yoshiki Sasaki
芳樹 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Mitsubishi Materials Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気ノイズを受ける環境下でも使用可能な磁
気記録粉末およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 酸化ストロンチウムおよび酸化バリウム
の内の1種または2種:14〜20%、酸化クロム:2
0〜30%、酸化亜鉛および酸化マグネシウムの内の1
種または2種:2〜15%、酸化チタン、酸化ジルコニ
ウム、酸化錫の内の1種または2種以上:2〜15%を
含有し、残りが酸化鉄および不可避不純物からなる成分
組成を有し、六方晶フェライト型結晶構造を有する複合
酸化物粉末の表面に酸化マグネシウム膜、酸化カルシウ
ム膜、酸化ストロンチウム膜の内のいずれかの酸化膜が
形成されている構造の被覆複合酸化物粉末からなる高い
保磁力を有する低キュリー点磁気記録粉末。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、磁気カード、磁
気テープ、磁気ディスク等の磁気記録層形成に使用する
のに適した、高い保磁力を有する低キュリー点磁気記録
粉末に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、原子%で、酸化ストロンチウム
(SrO)および酸化バリウム(BaO)の内の1種ま
たは2種:14〜20%、酸化クロム(Cr2 O3 ):
15〜30%、酸化亜鉛(ZnO)および酸化マグネシ
ウム(MgO)の内の1種または2種:2〜15%、酸
化チタン(TiO2 )、酸化ジルコニウム(Zr
O2 )、酸化錫(SnO2 )の内の1種または2種以
上:2〜15%を含有し、残りが酸化鉄(Fe2 O3 )
および不可避不純物からなる組成を有し、六方晶フェラ
イト型結晶構造を有する複合酸化物粉末は、飽和磁化:
15emu /g以上、キュリー点:155℃以下、保磁
力:10KOe以下の磁気特性を有し、磁気記録粉末と
して使用されることは知られている(特開平6−342
709号公報,特開平6−342711号公報,特開平
6−342712号公報,特開平7−135105号公
報など参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年の電子機器の小型
化および用途の多様化に伴い、磁気カード、磁気テー
プ、磁気ディスク等は磁気ノイズを受ける環境下でシー
ルドされることなく使用されることが多く、磁気ノイズ
による記録消失事故が多発している。
【0004】そのため、従来よりも一層高保磁力を有す
る低キュリー点磁気記録粉末が求められているが、未だ
15emu /g以上の飽和磁化を有すると同時に10KO
eを越える高保磁力を示す低キュリー点磁気記録粉末は
得られていない。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者等は、
飽和磁化を下げることなく高保磁力をもった低キュリー
点磁気記録粉末を得るべく研究を行った結果、原子%で
(以下、%は原子%を示す)、酸化ストロンチウムおよ
び酸化バリウムの内の1種または2種:14〜20%、
酸化クロム:20〜30%、酸化亜鉛および酸化マグネ
シウムの内の1種または2種:2〜15%、酸化チタ
ン、酸化ジルコニウム、酸化錫の内の1種または2種以
上:2〜15%、を含有し、残りが酸化鉄および不可避
不純物からなる成分組成を有し、六方晶フェライト型結
晶構造を有する複合酸化物粉末の表面に、酸化マグネシ
ウム膜、酸化カルシウム膜、酸化ストロンチウム膜の内
のいずれかの酸化膜を形成すると、飽和磁化およびキュ
リー点が従来とほぼ同じであってかつ保磁力が一層向上
した磁気記録粉末を得ることができるという研究結果を
得たのである。
【0006】この発明は、かかる研究結果に基づいてな
されたものであって、酸化ストロンチウムおよび酸化バ
リウムの内の1種または2種:14〜20%、酸化クロ
ム:20〜30%、酸化亜鉛および酸化マグネシウムの
内の1種または2種:2〜15%、酸化チタン、酸化ジ
ルコニウム、酸化錫の内の1種または2種以上:2〜1
5%、を含有し、残りが酸化鉄および不可避不純物から
なる成分組成を有し、六方晶フェライト型結晶構造を有
する複合酸化物粉末の表面に、酸化マグネシウム膜、酸
化カルシウム膜、酸化ストロンチウム膜の内のいずれか
の酸化膜を形成した構造の被覆複合酸化物粉末からなる
高い保磁力を有する低キュリー点磁気記録粉末、に特徴
を有するものである。
【0007】この発明の複合酸化物粉末の表面に形成さ
れる上記酸化マグネシウム膜、酸化カルシウム膜、酸化
ストロンチウム膜の内のいずれかの酸化膜の厚さは、複
合酸化物粉末の粒径によっても異なり、特に限定される
ものではないが、0.005〜0.05μmの範囲内に
あることが好ましい。その理由は、これら酸化膜の厚さ
が0.005μm未満では磁気記録粉末の保磁力向上に
十分な効果が得られず、一方、0.05μmを越える厚
さになると飽和磁化が低下するので好ましくないことに
よるものである。
【0008】この発明の磁気記録粉末を構成する複合酸
化物粉末の成分組成を上記の如く限定した理由を説明す
る。
【0009】(a) 酸化ストロンチウムおよび酸化バ
リウム これらの成分は、磁気記録粉末に要求される磁気特性を
確保するために必要な六方晶フェライト型結晶構造を形
成するのに不可欠な成分で、その含有量が14%未満で
も、また20%を越えても、飽和磁化が低下することか
ら、その含有量を14〜20%に定めた。なお、16〜
18%の含有量が一層好ましい。
【0010】(b) 酸化クロム 酸化クロムには磁気記録粉末のキュリー点を下げる作用
があり、その含有量が20%未満では所望のキュリー点
低下作用が得られず、一方、40%を越えると飽和磁化
が低下することからその含有量を20〜30%に定め
た。酸化クロムの含有量は、24〜27%の範囲内にあ
ることが一層望ましい。
【0011】(c) 酸化亜鉛および酸化マグネシウム
の内の1種または2種 酸化亜鉛および酸化マグネシウムの内の1種または2種
には、キュリー点の上昇を抑制した状態で、飽和磁化を
高める作用があるが、その含有量が2%未満では所望の
飽和磁化が得られず、一方15%を越えると飽和磁化お
よび保磁力が低下することからその含有量を、2〜15
%と定めた。酸化亜鉛および酸化マグネシウムの内の1
種または2種の含有量は、6〜11%の範囲内にあるこ
とが一層望ましい。
【0012】(d) 酸化チタン、酸化ジルコニウムお
よび酸化錫の内の1種または2種以上、 これらの成分には、飽和磁化を一段と増大させる作用が
あるが、その含有量が2%未満では所望の飽和磁化が得
らず、一方15%を越えると飽和磁化および保磁力が低
下することからその含有量を2〜15%と定めた。酸化
チタン、酸化ジルコニウムおよび酸化錫の内の1種また
は2種以上の含有量は、6〜11%の範囲内にあること
が一層望ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】この発明の被覆複合酸化物粉末か
らなる高い保磁力を有する低キュリー点磁気記録粉末
は、炭酸バリウム粉末、炭酸ストロンチウム粉末、酸化
クロム粉末、酸化亜鉛粉末、酸化マグネシウム粉末、酸
化チタン粉末、酸化ジルコニウム粉末、酸化錫粉末およ
び酸化鉄粉末を原料粉末として用意し、これら原料粉末
を混練機にて混合したのち、大気中、温度:1150〜
1250℃の条件で仮焼し、得られた仮焼体をアトライ
ターにより粉砕したのち、さらに大気中、温度:125
0〜1450℃の条件で本焼成して焼成体を作製し、得
られた焼成体を、M(ただし、MはMg、CaまたはS
rの内のいずれか1種を示す)の有機酸塩の各水溶液と
共にアトライターにより微粉砕し、これを乾燥して得ら
れた微粉砕粉末を大気中、温度:900〜1250℃で
熱処理を行うことにより得られる。
【0014】上記焼成体をMの有機酸塩の各水溶液と共
にアトライターにより微粉砕する際のMの有機酸塩は、
Mの酢酸塩、Mの蟻酸塩、Mのプロピオン酸塩またはM
の乳酸塩であることが好ましく、得られた微粉砕粉末を
大気中で熱処理すると、微粉砕粉末に含まれるMの酢酸
塩、Mの蟻酸塩、Mのプロピオン酸塩またはMの乳酸塩
は、それぞれ、M(CH3 COO)2 +4O2 →MO+
4CO2 +3H2 O、M(HCOO)2 +O2 →MO+
2CO2 +H2 O、M(C2 H5 COO)2 +7O2 →
MO+6CO2 +5H2 O、M(C2 H4 ・OH・CO
O)2 +6O2 →MO+6CO2 +5H2 O、の如く反
応し、複合酸化物粉末の表面にMO酸化膜が形成され
る。
【0015】Mの酢酸塩は、具体的には、Mgの酢酸
塩、Caの酢酸塩、Srの酢酸塩などであり、Mの蟻酸
塩は、具体的には、Mgの蟻酸塩、Caの蟻酸塩、Sr
の蟻酸塩であり、Mのプロピオン酸塩は、具体的には、
Mgのプロピオン酸塩、Caのプロピオン酸塩、Srの
プロピオン酸塩であり、Mの乳酸塩は、Mgの乳酸塩、
Caの乳酸塩、Srの乳酸塩などである。しかし、これ
らの有機酸塩の中でもMの酢酸塩、すなわちMgの酢酸
塩、Srの酢酸塩またはCaの酢酸塩を使用することが
最も好ましい。
【0016】焼成体をM酢酸塩、Mの蟻酸塩、Mのプロ
ピオン酸塩またはMの乳酸塩の各水溶液と共にアトライ
ターにより微粉砕するに際し、Mの酢酸塩、Mの蟻酸
塩、Mのプロピオン酸塩、Mの乳酸塩の添加量は焼結体
に対してそれぞれ0.5〜3.0原子%であることが好
ましい。
【0017】
【実施例】原料粉末として、いずれも0.5〜3.0μ
mの範囲内の所定の平均粒径を有するBaCO3 粉末、
SrCO3 粉末、Cr2 O3 粉末、ZnO粉末、MgO
粉末、TiO2 粉末、ZrO2 粉末、SnO2 粉末およ
びFe2 O3 粉末を用意し、これら原料粉末を表1に示
される割合で配合し、混練機にて混合したのち、大気雰
囲気中、表1に示される温度および時間で仮焼し、得ら
れた仮焼体をアトライターにより粗粉砕し、粗粉砕粉末
をさらに大気中、表1に示される温度および時間で本焼
成し、表2に示される成分組成の焼成体A〜Kを作製し
た。
【0018】
【表1】
【0019】
【表2】
【0020】これら焼成体A〜Kを表3〜表5に示され
る割合の酢酸Mg、酢酸Ca、酢酸Sr、蟻酸Mg、蟻
酸Ca、蟻酸Sr、プロピオン酸Mg、プロピオン酸C
a、プロピオン酸Sr、乳酸Mg、乳酸Caおよび乳酸
Srの各水溶液と共にアトライターにより、平均粒径:
0.4μmになるまで微粉砕した後、これを乾燥して得
られた微粉砕粉末をさらに表3〜表5に示される条件で
大気中で熱処理し、六方晶フェライト型結晶構造を有し
表3〜表5に示される成分組成を有する複合酸化物粉末
の表面にMgO膜、CaO膜またはSrO膜を有する被
覆複合酸化物粉末からなる本発明磁気記録粉末1〜33
を作製した。
【0021】なお、上記本発明磁気記録粉末1〜33の
結晶構造および酸化膜は、それぞれX線ディフラクトメ
ーターおよびXPSにより確認した。
【0022】さらに、比較のために、焼成体A〜Kを有
機酸塩を加えることなくアトライターにより平均粒径:
0.4μmになるまで微粉砕し、得られた微粉末を大気
中、表6に示される条件で熱処理することにより複合酸
化物粉末からなる従来磁気記録粉末1〜11を作製し
た。
【0023】
【表3】
【0024】
【表4】
【0025】
【表5】
【0026】
【表6】
【0027】表3〜表5に示される本発明磁気記録粉末
1〜33および表6に示される従来磁気記録粉末1〜1
1についての飽和磁化、キュリー点および保磁力を測定
し、これらの測定結果を表7〜表9に示した。
【0028】
【表7】
【0029】
【表8】
【0030】
【表9】
【0031】
【発明の効果】表2〜表9に示される結果から、本発明
磁気記録粉末1〜33は、従来磁気記録粉末1〜11と
比較して、複合酸化物粉末の成分組成が同じであるが、
酸化膜を有する本発明磁気記録粉末1〜33は、酸化膜
のない従来磁気記録粉末1〜11と比べて飽和磁化およ
びキュリー点がほぼ同じであるにもかかわらず保磁力が
格段に優れていることがわかる。
【0032】上述のように、この発明の磁気記録粉末
は、従来の磁気記録粉末と飽和磁化およびキュリー点が
ほぼ同じであるにもかかわらず高保磁力を有するところ
から、磁気ノイズを受ける環境下で使用する磁気カー
ド、磁気テープ、磁気ディスクを製造するための磁気記
録粉末として優れた効果を奏するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 修 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 佐々木 芳樹 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原子%で、 酸化ストロンチウムおよび酸化バリウムの内の1種また
    は2種:14〜20%、 酸化クロム:20〜30%、 酸化亜鉛および酸化マグネシウムの内の1種または2
    種:2〜15%、 酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化錫の内の1種また
    は2種以上:2〜15%、を含有し、残りが酸化鉄およ
    び不可避不純物からなる成分組成を有し、六方晶フェラ
    イト型結晶構造を有する複合酸化物粉末の表面に酸化マ
    グネシウム膜が形成されている構造の被覆複合酸化物粉
    末からなることを特徴とする高い保磁力を有する低キュ
    リー点磁気記録粉末。
  2. 【請求項2】 原子%で、 酸化ストロンチウムおよび酸化バリウムの内の1種また
    は2種:14〜20%、 酸化クロム:20〜30%、 酸化亜鉛および酸化マグネシウムの内の1種または2
    種:2〜15%、 酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化錫の内の1種また
    は2種以上:2〜15%、を含有し、残りが酸化鉄およ
    び不可避不純物からなる成分組成を有し、六方晶フェラ
    イト型結晶構造を有する焼結体を、マグネシウムの有機
    酸塩水溶液中で微粉砕した後、乾燥および熱処理を行う
    ことにより表面に酸化マグネシウム膜を形成することを
    特徴とする高い保磁力を有する低キュリー点磁気記録粉
    末の製造方法。
  3. 【請求項3】 原子%で、 酸化ストロンチウムおよび酸化バリウムの内の1種また
    は2種:14〜20%、 酸化クロム:20〜30%、 酸化亜鉛および酸化マグネシウムの内の1種または2
    種:2〜15%、 酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化錫の内の1種また
    は2種以上:2〜15%、を含有し、残りが酸化鉄およ
    び不可避不純物からなる成分組成を有し、六方晶フェラ
    イト型結晶構造を有する複合酸化物粉末の表面に酸化カ
    ルシウム膜が形成されている構造の被覆複合酸化物粉末
    からなることを特徴とする高い保磁力を有する低キュリ
    ー点磁気記録粉末。
  4. 【請求項4】 原子%で、 酸化ストロンチウムおよび酸化バリウムの内の1種また
    は2種:14〜20%、 酸化クロム:20〜30%、 酸化亜鉛および酸化マグネシウムの内の1種または2
    種:2〜15%、 酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化錫の内の1種また
    は2種以上:2〜15%、を含有し、残りが酸化鉄およ
    び不可避不純物からなる成分組成を有し、六方晶フェラ
    イト型結晶構造を有する焼結体を、カルシウムの有機酸
    塩水溶液中で微粉砕した後、乾燥および熱処理を行うこ
    とにより表面に酸化カルシウム膜を形成することを特徴
    とする高い保磁力を有する低キュリー点磁気記録粉末の
    製造方法。
  5. 【請求項5】 原子%で、 酸化ストロンチウムおよび酸化バリウムの内の1種また
    は2種:14〜20%、 酸化クロム:20〜30%、 酸化亜鉛および酸化マグネシウムの内の1種または2
    種:2〜15%、 酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化錫の内の1種また
    は2種以上:2〜15%、を含有し、残りが酸化鉄およ
    び不可避不純物からなる成分組成を有し、六方晶フェラ
    イト型結晶構造を有する複合酸化物粉末の表面に酸化ス
    トロンチウム膜が形成されている構造の被覆複合酸化物
    粉末からなることを特徴とする高い保磁力を有する低キ
    ュリー点磁気記録粉末。
  6. 【請求項6】 原子%で、 酸化ストロンチウムおよび酸化バリウムの内の1種また
    は2種:14〜20%、 酸化クロム:20〜30%、 酸化亜鉛および酸化マグネシウムの内の1種または2
    種:2〜15%、 酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化錫の内の1種また
    は2種以上:2〜15%、を含有し、残りが酸化鉄およ
    び不可避不純物からなる成分組成を有し、六方晶フェラ
    イト型結晶構造を有する焼結体を、ストロンチウムの有
    機酸塩水溶液中で微粉砕した後、乾燥および熱処理を行
    うことにより表面に酸化ストロンチウム膜を形成するこ
    とを特徴とする高い保磁力を有する低キュリー点磁気記
    録粉末の製造方法。
  7. 【請求項7】 上記請求項2、4または6記載の有機酸
    塩は、酢酸塩、蟻酸塩、プロピオン酸塩または乳酸塩で
    あることを特徴とする高い保磁力を有する低キュリー点
    磁気記録粉末の製造方法。
JP8090322A 1996-03-19 1996-03-19 高い保磁力を有する低キュリー点磁気記録粉末およびその製造方法 Pending JPH09260123A (ja)

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