JPH0717385B2 - 複合型フェライト磁性粉の製造方法 - Google Patents
複合型フェライト磁性粉の製造方法Info
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- JPH0717385B2 JPH0717385B2 JP1155613A JP15561389A JPH0717385B2 JP H0717385 B2 JPH0717385 B2 JP H0717385B2 JP 1155613 A JP1155613 A JP 1155613A JP 15561389 A JP15561389 A JP 15561389A JP H0717385 B2 JPH0717385 B2 JP H0717385B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、複合型フェライト磁性粉の製造方法に関する
ものである。
ものである。
さらに詳しくは、本発明は高密度記録用の磁気記録媒体
に用いるのに適した、比表面積が20〜70m2/g、保磁力が
200〜20000eであり、飽和磁化が従来のものと比較して
飛躍的に向上しており、さらに保磁力の温度変化が小さ
く、かつ粉末の電気抵抗が小さく、分散性に優れた複合
型フェライト磁性粉の製造方法に関するものである。
に用いるのに適した、比表面積が20〜70m2/g、保磁力が
200〜20000eであり、飽和磁化が従来のものと比較して
飛躍的に向上しており、さらに保磁力の温度変化が小さ
く、かつ粉末の電気抵抗が小さく、分散性に優れた複合
型フェライト磁性粉の製造方法に関するものである。
近年、磁気記録の高密度化の要求に伴い、マグネトプラ
ンバイト型フェライト磁性粉を磁気記録媒体として用い
る垂直磁気記録方式の開発が進められている。
ンバイト型フェライト磁性粉を磁気記録媒体として用い
る垂直磁気記録方式の開発が進められている。
垂直磁気記録方式に用いられるマグネトプランバイト型
フェライト磁性粉としては、保磁力が適当な値(200〜2
000e)で、飽和磁化ができるだけ高く、保磁力の温度変
化が小さく、しかも電気抵抗が小さく、分散性の良いも
のが望まれている。
フェライト磁性粉としては、保磁力が適当な値(200〜2
000e)で、飽和磁化ができるだけ高く、保磁力の温度変
化が小さく、しかも電気抵抗が小さく、分散性の良いも
のが望まれている。
(従来の技術およびその問題点) 従来、マグネトプランバイト型フェライト磁性粉の製造
方法としては、例えば共沈法、ガラス結晶化法、水熱合
成法等種々の方法が知られており、ガラス結晶化法につ
いては、特公昭60−15575号公報、水熱合成法について
は、例えば特開昭59−175707号公報、特公昭60−12973
号公報、特公昭60−15776号公報、特開昭60−137002号
公報で提案されている。
方法としては、例えば共沈法、ガラス結晶化法、水熱合
成法等種々の方法が知られており、ガラス結晶化法につ
いては、特公昭60−15575号公報、水熱合成法について
は、例えば特開昭59−175707号公報、特公昭60−12973
号公報、特公昭60−15776号公報、特開昭60−137002号
公報で提案されている。
しかしながら、前記いずれの方法においても得られるマ
グネトプランバイト型フェライト磁性粉は、飽和磁化が
60emu/g以下と低かったり、保磁力の温度変化が大き
く、または分散性が悪いという欠点があった。
グネトプランバイト型フェライト磁性粉は、飽和磁化が
60emu/g以下と低かったり、保磁力の温度変化が大き
く、または分散性が悪いという欠点があった。
一方、マグネトプランバイト型フェライト磁性粉は、従
来のCo−γ−Fe2O3に比べて粉末の電気抵抗が大きいた
め、塗膜媒体にする場合に導電性物質を多量に添加しな
ければならず、そのために電磁変換特性が悪くなってし
まうという問題があった。
来のCo−γ−Fe2O3に比べて粉末の電気抵抗が大きいた
め、塗膜媒体にする場合に導電性物質を多量に添加しな
ければならず、そのために電磁変換特性が悪くなってし
まうという問題があった。
これらの問題点を解決する方法として、特開昭62−1391
22号公報、同62−139124号公報、同62−265122号公報、
同63−144118号公報及び同63−144119号公報には、フェ
ライト磁性粉の表面にスピネル型フェライトを被覆する
ことが提案されている。
22号公報、同62−139124号公報、同62−265122号公報、
同63−144118号公報及び同63−144119号公報には、フェ
ライト磁性粉の表面にスピネル型フェライトを被覆する
ことが提案されている。
これにより得られるフェライト磁性粉は、実際に前記種
々の特性が改善されるものの、これらの特性は、経時変
化により劣化してしまうため実用上問題があった。
々の特性が改善されるものの、これらの特性は、経時変
化により劣化してしまうため実用上問題があった。
(発明の目的) 本発明の目的は、前記問題点を解決し、微粒子で比表面
積が20〜70m2/g、保磁力が200〜20000eであり、飽和磁
化が従来のものと比較して飛躍的に向上しており、さら
に保持力の温度変化が小さく、かつ粉末の電気抵抗が小
さく、分散性に優れ、しかもこれらの特性が経時変化す
ることのない複合型フェライト磁性粉の製造方法を提供
することにある。
積が20〜70m2/g、保磁力が200〜20000eであり、飽和磁
化が従来のものと比較して飛躍的に向上しており、さら
に保持力の温度変化が小さく、かつ粉末の電気抵抗が小
さく、分散性に優れ、しかもこれらの特性が経時変化す
ることのない複合型フェライト磁性粉の製造方法を提供
することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、マグネトプランバイト型結晶構造を有する微
粒子を水に懸濁させ、これに、Co、Ni、Zn及びCuから選
ばれる一種以上の金属イオン及びFe2+を含有する水溶液
及びアルカリ水溶液を加え、得られた混合懸濁液を50〜
200℃で加熱処理した後、洗浄、濾過し、次いで、非酸
化性雰囲気中で100〜500℃で熱処理することを特徴とす
る複合型フェライト磁性粉の製造方法に関する。
粒子を水に懸濁させ、これに、Co、Ni、Zn及びCuから選
ばれる一種以上の金属イオン及びFe2+を含有する水溶液
及びアルカリ水溶液を加え、得られた混合懸濁液を50〜
200℃で加熱処理した後、洗浄、濾過し、次いで、非酸
化性雰囲気中で100〜500℃で熱処理することを特徴とす
る複合型フェライト磁性粉の製造方法に関する。
本発明におけるマグネトプランバイト型結晶構造を有す
る微粒子としては、一般式 AO・n(Fe12-xMxO18+α)で表されるマグネトプランバ
イト型フェライトが挙げられ、特に、六角板状で粒子径
が0.1μm以下であるものが好ましい。
る微粒子としては、一般式 AO・n(Fe12-xMxO18+α)で表されるマグネトプランバ
イト型フェライトが挙げられ、特に、六角板状で粒子径
が0.1μm以下であるものが好ましい。
前記一般式におけるAは、Ba、Sr及びPbから選ばれる一
種以上の元素を示し、Mは、Co、Ni、Zn、Cu、Bi、Ti、
Zr、Sn、Nb、V、Mo及びWから選ばれる一種以上の元素
を示し、n=0.9〜1.2、0<x<4の数値である。ま
た、αはMの平均原子価をmとした場合、α=(m−
3)x/2で表される数値であって、−2≦α≦0、好ま
しくは−1.5≦α≦−0.1である。
種以上の元素を示し、Mは、Co、Ni、Zn、Cu、Bi、Ti、
Zr、Sn、Nb、V、Mo及びWから選ばれる一種以上の元素
を示し、n=0.9〜1.2、0<x<4の数値である。ま
た、αはMの平均原子価をmとした場合、α=(m−
3)x/2で表される数値であって、−2≦α≦0、好ま
しくは−1.5≦α≦−0.1である。
前記マグネトプランバイト型フェライトは、共沈法、ガ
ラス結晶化法、水熱合成法等により製造される。以下、
水熱合成法によりマグネトプランバイト型バリウムフェ
ライトを製造する方法を述べる。
ラス結晶化法、水熱合成法等により製造される。以下、
水熱合成法によりマグネトプランバイト型バリウムフェ
ライトを製造する方法を述べる。
出発原料として、バリウム1グラム原子に対して鉄が1
〜12グラム原子、鉄12−xグラム原子に対して、Mがx
グラム原子の割合のそれぞれの元素の化合物を用い、該
出発原料を水に溶解し、これに混合後の溶液中の水酸化
アルカリ濃度が3モル/l以上となるように水酸化アルカ
リを加えて沈澱物を生成させ、該沈澱物を含むスラリを
130〜300℃で水熱処理した後、生成した沈澱物に融剤を
混合し、混合物を700〜950℃で焼成することにより、前
記マグネトプランバイト型フェライトが得られる。
〜12グラム原子、鉄12−xグラム原子に対して、Mがx
グラム原子の割合のそれぞれの元素の化合物を用い、該
出発原料を水に溶解し、これに混合後の溶液中の水酸化
アルカリ濃度が3モル/l以上となるように水酸化アルカ
リを加えて沈澱物を生成させ、該沈澱物を含むスラリを
130〜300℃で水熱処理した後、生成した沈澱物に融剤を
混合し、混合物を700〜950℃で焼成することにより、前
記マグネトプランバイト型フェライトが得られる。
バリウム化合物としては、硝酸バリウム、塩化バリウ
ム、水酸化パリウム等が用いられる。バリウムの使用料
は、バリウム濃度が0.03〜0.50モル/lの範囲になるよう
にするのが六方晶の結晶性のよい粒子を得るうえで望ま
しい。
ム、水酸化パリウム等が用いられる。バリウムの使用料
は、バリウム濃度が0.03〜0.50モル/lの範囲になるよう
にするのが六方晶の結晶性のよい粒子を得るうえで望ま
しい。
鉄化合物としては、硝酸第二鉄、塩化第二鉄等が用いら
れる。鉄の使用量はバリウム1グラム原子に対して1〜
12グラム原子である。鉄の量が少なすぎると、マグネト
プランバイト型バリウムフェライトの生成量が少なく、
結晶性も悪くなる。また鉄の量が多すぎるとヘマタイト
が副生したり、またバリウムフェライトの粒子が大きく
なり、磁気特性も劣ってくる。
れる。鉄の使用量はバリウム1グラム原子に対して1〜
12グラム原子である。鉄の量が少なすぎると、マグネト
プランバイト型バリウムフェライトの生成量が少なく、
結晶性も悪くなる。また鉄の量が多すぎるとヘマタイト
が副生したり、またバリウムフェライトの粒子が大きく
なり、磁気特性も劣ってくる。
Mの化合物としては、Co、Ni、Zn、Cu、Bi、Ti、Zr及び
Nbについては、それらの塩化物、硝酸塩等が、V、Mo及
びWについては、それらのアンモニウム塩が一般に用い
られる。
Nbについては、それらの塩化物、硝酸塩等が、V、Mo及
びWについては、それらのアンモニウム塩が一般に用い
られる。
水酸化アルカリとしては、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム等が用いられる。水酸化アルカリの使用料は水酸
化アルカリを混合した後の溶液中の水酸化アルカリ濃度
が3モル/l以上となる量が必要であり、4〜8モル/lの
範囲が好ましい。水酸化アルカリの量が少なすぎると粒
子が大きくなったり、粒度分布が広くなったり、またヘ
マタイトが生成する。また水酸化アルカリを過度に多く
するのは経済的でない。
リウム等が用いられる。水酸化アルカリの使用料は水酸
化アルカリを混合した後の溶液中の水酸化アルカリ濃度
が3モル/l以上となる量が必要であり、4〜8モル/lの
範囲が好ましい。水酸化アルカリの量が少なすぎると粒
子が大きくなったり、粒度分布が広くなったり、またヘ
マタイトが生成する。また水酸化アルカリを過度に多く
するのは経済的でない。
前記出発原料の水溶液に水酸化アルカリを混合する方法
については、特に制限はないが、例えば出発原料の水溶
液に、直接水酸化アルカリを添加するか、あるいは水酸
化アルカリの水溶液を添加する方法がある。あるいはバ
リウム化合物を水酸化アルカリの水溶液側に加えて、こ
れと鉄を含む水溶液を混合する方法がある。
については、特に制限はないが、例えば出発原料の水溶
液に、直接水酸化アルカリを添加するか、あるいは水酸
化アルカリの水溶液を添加する方法がある。あるいはバ
リウム化合物を水酸化アルカリの水溶液側に加えて、こ
れと鉄を含む水溶液を混合する方法がある。
さらに、予め出発原料の水溶液あるいは水酸化アルカリ
の水溶液にSi、Caなどの水に可溶性の化合物、例えばケ
イ酸、ケイ酸ナトリウム、硝酸カルシウム、塩化カルシ
ウム等を若干添加することができる。これらの添加物は
粒子形状を制御するうえで好ましい。
の水溶液にSi、Caなどの水に可溶性の化合物、例えばケ
イ酸、ケイ酸ナトリウム、硝酸カルシウム、塩化カルシ
ウム等を若干添加することができる。これらの添加物は
粒子形状を制御するうえで好ましい。
前記出発原料の沈澱物を含むスラリを水熱処理すること
により、バリウムフェライトの微細な結晶が生成、沈澱
する。水熱処理の温度は130〜300℃、好ましくは140〜2
80℃である。温度が低すぎると結晶の生成が充分でな
く、また温度が高すぎると最終的に得られるバリウムフ
ェライト粉末の粒径が大きくなるので好ましくない。水
熱処理時間は普通、0.5〜20時間程度であり、水熱処理
には通常、オートクレーブが採用される。
により、バリウムフェライトの微細な結晶が生成、沈澱
する。水熱処理の温度は130〜300℃、好ましくは140〜2
80℃である。温度が低すぎると結晶の生成が充分でな
く、また温度が高すぎると最終的に得られるバリウムフ
ェライト粉末の粒径が大きくなるので好ましくない。水
熱処理時間は普通、0.5〜20時間程度であり、水熱処理
には通常、オートクレーブが採用される。
水熱処理により生成した微細な結晶の沈澱物を水洗し
て、遊離のアルカリ分を除去した後、得られる沈澱物に
融剤を混合する。融剤としては、塩化ナトリウム、塩化
バリウム、塩化カリウム、塩化ストロンチウムおよびフ
ッ化ナトリウムのうち少なくとも一種が用いられる。融
剤の使用量は沈澱物(乾燥物基準)に対して、10〜180
重量%、特に30〜120重量%が好ましい。融剤の量が少
なすぎると粒子の焼結が起こり、また多すぎても多くし
たことによる利点はなく、経済的でない。沈澱物と融剤
の混合方法は特に制限はなく、例えば沈澱物のスラリに
融剤を加えて湿式混合した後、スラリを乾燥してもよ
く、あるいは沈澱物を乾燥した後、融剤を加えて乾式混
合してもよい。
て、遊離のアルカリ分を除去した後、得られる沈澱物に
融剤を混合する。融剤としては、塩化ナトリウム、塩化
バリウム、塩化カリウム、塩化ストロンチウムおよびフ
ッ化ナトリウムのうち少なくとも一種が用いられる。融
剤の使用量は沈澱物(乾燥物基準)に対して、10〜180
重量%、特に30〜120重量%が好ましい。融剤の量が少
なすぎると粒子の焼結が起こり、また多すぎても多くし
たことによる利点はなく、経済的でない。沈澱物と融剤
の混合方法は特に制限はなく、例えば沈澱物のスラリに
融剤を加えて湿式混合した後、スラリを乾燥してもよ
く、あるいは沈澱物を乾燥した後、融剤を加えて乾式混
合してもよい。
次いで、得られた混合物を焼成することにより、バリウ
ムフェライトの結晶化が完全に行われる。焼成温度は70
0〜950℃、好ましくは800〜930℃である。温度が低すぎ
ると結晶化が進まず、飽和磁化が低くなる。また温度が
高すぎると粒子が大きくなったり、焼結が起こるので好
ましくない。焼成時間は10分〜30時間程度が適当であ
る。焼成雰囲気は特に制限されないが、一般に空気雰囲
気が便利である。
ムフェライトの結晶化が完全に行われる。焼成温度は70
0〜950℃、好ましくは800〜930℃である。温度が低すぎ
ると結晶化が進まず、飽和磁化が低くなる。また温度が
高すぎると粒子が大きくなったり、焼結が起こるので好
ましくない。焼成時間は10分〜30時間程度が適当であ
る。焼成雰囲気は特に制限されないが、一般に空気雰囲
気が便利である。
得られた焼成物を洗浄後、濾過、乾燥することにより、
バリウムフェライト磁性粉が得られる。洗浄は焼成物中
の融剤、過剰のバリウムなどの不純物を十分に除去でき
ればどのような方法で行ってもよい。洗浄液としては、
水や硝酸、塩酸などの無機酸、酢酸、プロピオン酸など
の有機酸などを用いることができる。
バリウムフェライト磁性粉が得られる。洗浄は焼成物中
の融剤、過剰のバリウムなどの不純物を十分に除去でき
ればどのような方法で行ってもよい。洗浄液としては、
水や硝酸、塩酸などの無機酸、酢酸、プロピオン酸など
の有機酸などを用いることができる。
本発明においては、前記マグネトプランバイト型結晶構
造を有する微粒子を水に懸濁させ、これに、Co、Ni、Zn
及びCuから選ばれる一種以上の金属イオン及びFe2+を含
有する水溶液及びアルカリ水溶液を加え、得られた混合
懸濁液を50〜200℃で加熱処理した後、洗浄、濾過し、
次いで、非酸化性雰囲気中で100〜500℃で熱処理するこ
とにより、複合型フェライト磁性粉が得られる。
造を有する微粒子を水に懸濁させ、これに、Co、Ni、Zn
及びCuから選ばれる一種以上の金属イオン及びFe2+を含
有する水溶液及びアルカリ水溶液を加え、得られた混合
懸濁液を50〜200℃で加熱処理した後、洗浄、濾過し、
次いで、非酸化性雰囲気中で100〜500℃で熱処理するこ
とにより、複合型フェライト磁性粉が得られる。
Co、Ni、Zn及びCuの化合物としては、それらの硝酸塩、
塩化物、硫酸塩等の水に可溶なものが用いられ、Feの化
合物としては、硫酸第一鉄、塩化第一鉄が一般に用いら
れる。
塩化物、硫酸塩等の水に可溶なものが用いられ、Feの化
合物としては、硫酸第一鉄、塩化第一鉄が一般に用いら
れる。
本発明においては、まず、マグネトプランバイト型結晶
構造を有する微粒子を水に十分に分散して、懸濁溶液を
作製し、これに非酸化性雰囲気中で、前記化合物の水溶
液を加え、次いでアルカリ水溶液を加えて水酸化物を微
粒子表面に被着させる。あるいは、前記化合物の水溶液
とアルカリ水溶液の添加順序を逆にしてもよい。
構造を有する微粒子を水に十分に分散して、懸濁溶液を
作製し、これに非酸化性雰囲気中で、前記化合物の水溶
液を加え、次いでアルカリ水溶液を加えて水酸化物を微
粒子表面に被着させる。あるいは、前記化合物の水溶液
とアルカリ水溶液の添加順序を逆にしてもよい。
次いで、得られた混合懸濁液を50〜200℃で加熱処理す
る。この場合、酸化剤を加えてスピネルの生成を促進す
ることが好ましい。
る。この場合、酸化剤を加えてスピネルの生成を促進す
ることが好ましい。
酸化剤としては、空気を流通してもよいし、硝酸カリウ
ム、硝酸ソーダ、過酸化水素等の酸化剤を用いてもよ
い。
ム、硝酸ソーダ、過酸化水素等の酸化剤を用いてもよ
い。
加熱処理により、一般式MxFe2+ yO・Fe2O3(ただし、M
はCo、Ni、Zn及びCuから選ばれる一種以上の金属元素で
あり、0<x≦1、0≦y<1、0<x+y≦1であ
る。)で表される複合スピネル型フェライトが微粒子表
面に形成される。加熱処理が不十分であると複合スピネ
ル型フェライトの生成量が少なくなり、また、過度に行
うと特性が改善されないので、添加したFe2+の0〜1/
3、好ましくは1/10〜1/4を残すことが好ましい。
はCo、Ni、Zn及びCuから選ばれる一種以上の金属元素で
あり、0<x≦1、0≦y<1、0<x+y≦1であ
る。)で表される複合スピネル型フェライトが微粒子表
面に形成される。加熱処理が不十分であると複合スピネ
ル型フェライトの生成量が少なくなり、また、過度に行
うと特性が改善されないので、添加したFe2+の0〜1/
3、好ましくは1/10〜1/4を残すことが好ましい。
前記複合スピネル型フェライトのマグネトプランバイト
型結晶構造を有する微粒子の表面への被着量は、微粒子
に対して、5〜50重量%、特に、10〜40重量%が好まし
い。この範囲を外れると、飽和磁化が高く、保磁力の温
度変化が小さく、かつ粉末の電気抵抗が小さく、分散性
に優れたものが得られない。
型結晶構造を有する微粒子の表面への被着量は、微粒子
に対して、5〜50重量%、特に、10〜40重量%が好まし
い。この範囲を外れると、飽和磁化が高く、保磁力の温
度変化が小さく、かつ粉末の電気抵抗が小さく、分散性
に優れたものが得られない。
また、本発明においては、前記複合スピネル型フェライ
トの被覆層に、該複合スピネル型フェライトを構成する
金属元素の酸化物を一部含有してもよい。
トの被覆層に、該複合スピネル型フェライトを構成する
金属元素の酸化物を一部含有してもよい。
次に、得られた粉末を非酸化性雰囲気中で100〜500℃、
好ましくは150〜400℃で熱処理する。非酸化性雰囲気と
しては、窒素、ヘリウム等の不活性ガス、又は真空中が
好ましい。
好ましくは150〜400℃で熱処理する。非酸化性雰囲気と
しては、窒素、ヘリウム等の不活性ガス、又は真空中が
好ましい。
本発明においては、マグネトプランバイト型結晶構造を
有する微粒子の表面に複合スピネル型フェライトを被着
することにより、飽和磁化が高く、保磁力の温度変化が
小さく、電気抵抗が小さく、分散性の優れたフェライト
磁性粉が得られ、さらに、この磁性粉を非酸化性雰囲気
中で熱処理することにより、改善された種々の特性の経
時劣化を防ぐことができる。
有する微粒子の表面に複合スピネル型フェライトを被着
することにより、飽和磁化が高く、保磁力の温度変化が
小さく、電気抵抗が小さく、分散性の優れたフェライト
磁性粉が得られ、さらに、この磁性粉を非酸化性雰囲気
中で熱処理することにより、改善された種々の特性の経
時劣化を防ぐことができる。
本発明により得られる複合型フェライト磁性粉の改善さ
れた種々の特性が経時変化しない理由は、未だ明らかで
はないが、磁性粉を非酸化性雰囲気中で熱処理すること
により、複合スピネル型フェライトを構成する金属元素
の一部が内部へ移動して、マグネトプランバイト型結晶
構造を有する微粒子の表面と複合スピネル型フェライト
との界面にある種の固溶体が形成されるものと考えら
れ、これにより、改善された種々の特性が経時変化しな
いようになるものと思われる。
れた種々の特性が経時変化しない理由は、未だ明らかで
はないが、磁性粉を非酸化性雰囲気中で熱処理すること
により、複合スピネル型フェライトを構成する金属元素
の一部が内部へ移動して、マグネトプランバイト型結晶
構造を有する微粒子の表面と複合スピネル型フェライト
との界面にある種の固溶体が形成されるものと考えら
れ、これにより、改善された種々の特性が経時変化しな
いようになるものと思われる。
また、本発明により得られる複合型フェライト磁性粉を
バインダ樹脂とともに、支持体表面に塗布することによ
り、磁気記録用媒体が得られる。
バインダ樹脂とともに、支持体表面に塗布することによ
り、磁気記録用媒体が得られる。
バインダ樹脂としては、例えば塩化ビニル−酢酸ビニル
共重合体、セルロース誘導体、ポリウレタン樹脂、エポ
キシ樹脂等が用いられる。また、支持体としては、例え
ばポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリアミド樹
脂フィルム、ポリイミド樹脂フィルム等が用いられる。
共重合体、セルロース誘導体、ポリウレタン樹脂、エポ
キシ樹脂等が用いられる。また、支持体としては、例え
ばポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリアミド樹
脂フィルム、ポリイミド樹脂フィルム等が用いられる。
また、さらに分散剤、潤滑剤、硬化剤、研磨剤等を添加
することもできる。分散剤としては、例えばレシチン
等、潤滑剤としては、例えば高級脂肪酸、脂肪酸エステ
ル等、硬化剤としては、例えば2官能以上のイソシアネ
ート化合物等、研磨剤としては、例えばCr2O3、Al2O3、
α−Fe2O3等が用いられる。
することもできる。分散剤としては、例えばレシチン
等、潤滑剤としては、例えば高級脂肪酸、脂肪酸エステ
ル等、硬化剤としては、例えば2官能以上のイソシアネ
ート化合物等、研磨剤としては、例えばCr2O3、Al2O3、
α−Fe2O3等が用いられる。
磁気記録用媒体の製造方法としては、通常の方法、例え
ば磁性粉、バインダ樹脂、添加剤を溶媒と共に混練して
磁性塗料を製造し、この磁性塗料を支持体に塗布した
後、配向処理、乾燥処理等を施す方法等が挙げられる。
ば磁性粉、バインダ樹脂、添加剤を溶媒と共に混練して
磁性塗料を製造し、この磁性塗料を支持体に塗布した
後、配向処理、乾燥処理等を施す方法等が挙げられる。
(実施例) 以下に実施例および比較例を示し、さらに詳しく本発明
について説明する。
について説明する。
参考例1 脱イオン水1800mlに、硝酸第二鉄[Fe(NO3)3・9H2O]3.
189mol、硝酸コバルト[Co(NO3)2・6H2O]0.184mol、硝
酸ニッケル[Ni(NO3)2・6H2O]0.061mol、四塩化チタン
[TiCl4]0.123molおよび硝酸亜鉛[Zn(NO3)2・6H2O]
0.123molを溶解し、別に脱イオン水2000mlに、水酸化バ
リウム[Ba(OH)2・8H2O]0.460molおよびカセイソーダ
(NaOH)37molを溶解し、両溶液を混合して沈澱物を生
成した。
189mol、硝酸コバルト[Co(NO3)2・6H2O]0.184mol、硝
酸ニッケル[Ni(NO3)2・6H2O]0.061mol、四塩化チタン
[TiCl4]0.123molおよび硝酸亜鉛[Zn(NO3)2・6H2O]
0.123molを溶解し、別に脱イオン水2000mlに、水酸化バ
リウム[Ba(OH)2・8H2O]0.460molおよびカセイソーダ
(NaOH)37molを溶解し、両溶液を混合して沈澱物を生
成した。
得られた沈澱物を含むスラリをオートクレーブに入れ、
145℃で8時間水熱処理を行った。次いで得られた沈澱
物を十分に水洗した後、濾過、乾燥し、これに融剤とし
てNaClとBaCl2・2H2Oの重量比が1:1の混合物を沈澱物に
対して100重量%加えて混合した。この混合物を空気雰
囲気下で860℃で2時間焼成した。得られた焼成物を水
で十分洗浄した後、濾過、乾燥してバリウムフェライト
磁性粉を得た。
145℃で8時間水熱処理を行った。次いで得られた沈澱
物を十分に水洗した後、濾過、乾燥し、これに融剤とし
てNaClとBaCl2・2H2Oの重量比が1:1の混合物を沈澱物に
対して100重量%加えて混合した。この混合物を空気雰
囲気下で860℃で2時間焼成した。得られた焼成物を水
で十分洗浄した後、濾過、乾燥してバリウムフェライト
磁性粉を得た。
得られたバリウムフェライト磁性粉はX線粉末回折スペ
クトルおよび組成分析の結果、 BaO・(Fe10.4Co0.6Ni0.2Zn0.4Ti0.4O17.6) であり、マグネトプランバイト型であった。
クトルおよび組成分析の結果、 BaO・(Fe10.4Co0.6Ni0.2Zn0.4Ti0.4O17.6) であり、マグネトプランバイト型であった。
このバリウムフェライト磁性粉の特性は、 粒子径 0.062μm 板状比 7.8 比表面積 55.3m2/g 保磁力 420Oe 飽和磁化 60emu/g 保磁力の温度変化 1.0Oe/℃ 粉末の成形体の電気抵抗 1.2×107Ω・cm であった。
参考例2 脱イオン水1800mlに、硝酸第二鉄3.189mol、硝酸コバル
ト0.123mol、硝酸ニッケル0.123mol、硝酸亜鉛0.184mol
および塩化チタン0.061molを溶解し、別に、脱イオン水
2000mlに、水酸化バリウム0.460molおよびカセイソーダ
37molを溶解し、両溶液を混合して沈澱物を生成させ
た。
ト0.123mol、硝酸ニッケル0.123mol、硝酸亜鉛0.184mol
および塩化チタン0.061molを溶解し、別に、脱イオン水
2000mlに、水酸化バリウム0.460molおよびカセイソーダ
37molを溶解し、両溶液を混合して沈澱物を生成させ
た。
次いで、参考例1と同様にしてバリウムフェライト磁性
粉を得た。
粉を得た。
得られたバリウムフェライト磁性粉はX線粉末回折スペ
クトルおよび組成分析の結果、 BaO・(Fe10.4Co0.4Ni0.4Zn0.6Ti0.2O17.4) であり、マグネトプランバイト型であった。
クトルおよび組成分析の結果、 BaO・(Fe10.4Co0.4Ni0.4Zn0.6Ti0.2O17.4) であり、マグネトプランバイト型であった。
このバリウムフェライト磁性粉の特性は、 粒子径 0.058μm 板状比 6.5 比表面積 57.3m2/g 保磁力 550Oe 飽和磁化 61.5emu/g 保磁力の温度変化 1.2Oe/℃ 粉末の成形体の電気抵抗 1.8×107Ω・cm であった。
参考例3 脱イオン水1800mlに、硝酸第二鉄3.312mol、硝酸コバル
ト0.246molおよび四塩化チタン0.123molを溶解し、別
に、脱イオン水2000mlに、水酸化バリウム0.460molおよ
びカセイソーダ37molを溶解し、両溶液を混合して沈澱
物を生成させた。
ト0.246molおよび四塩化チタン0.123molを溶解し、別
に、脱イオン水2000mlに、水酸化バリウム0.460molおよ
びカセイソーダ37molを溶解し、両溶液を混合して沈澱
物を生成させた。
次いで、実施例1と同様にしてバリウムフェライト磁性
粉を得た。
粉を得た。
得られたバリウムフェライト磁性粉はX線粉末回折スペ
クトルおよび組成分析の結果、 BaO・(Fe10.8Co0.8Ti0.4O17.8) であり、マグネトプランバイト型であった。
クトルおよび組成分析の結果、 BaO・(Fe10.8Co0.8Ti0.4O17.8) であり、マグネトプランバイト型であった。
このバリウムフェライト磁性粉の特性は、 粒子径 0.052μm 板状比 3.5 比表面積 32.1m2/g 保磁力 660Oe 飽和磁化 54emu/g 保磁力の温度変化 2.8Oe/℃ 粉末の成形体の電気抵抗 4.0×107Ω・cm であった。
実施例1 参考例1で得られたバリウムフェライト磁性粉100gを水
1に懸濁させ、別に水200mlに塩化コバルト[CoCl2・
6H2O]22gと塩化第一鉄[FeCl2・H2O]62gとを溶解した
溶液を加えて十分に混合した後、カセイソーダ1.7molを
水300mlに溶解した溶液を加え、80℃で窒素雰囲気中で
熟成した後、空気を150ml/minで5時間導入して酸化を
行った。
1に懸濁させ、別に水200mlに塩化コバルト[CoCl2・
6H2O]22gと塩化第一鉄[FeCl2・H2O]62gとを溶解した
溶液を加えて十分に混合した後、カセイソーダ1.7molを
水300mlに溶解した溶液を加え、80℃で窒素雰囲気中で
熟成した後、空気を150ml/minで5時間導入して酸化を
行った。
得られたスラリを洗浄、濾過後、粉末を窒素雰囲気中
で、400℃で1時間熱処理した。
で、400℃で1時間熱処理した。
得られたフェライト磁性粉を透過型電子顕微鏡で観察し
たところ、若干粒子径が大きくなっていた。このフェラ
イト磁性粉について、磁気特性、比表面積及び電気抵抗
を測定した結果を第1表に示す。
たところ、若干粒子径が大きくなっていた。このフェラ
イト磁性粉について、磁気特性、比表面積及び電気抵抗
を測定した結果を第1表に示す。
また、このフェライト磁性粉を用いて以下の組成の磁性
塗料を調製した。
塗料を調製した。
磁性粉 100重量部 塩ビ−酢ビ共重合体 10重量部 ポリウレタン樹脂 10重量部 レシチン 2重量部 ステアリン酸 2重量部 メチルエチルケトン 70重量部 メチルイソブチルケトン 70重量部 シクロヘキサノン 70重量部 得られた磁性塗料をポリエチレンテレフタレートフィル
ム面に塗布し、得られた塗膜媒体の光沢度を測定した。
結果を第1表に示す。
ム面に塗布し、得られた塗膜媒体の光沢度を測定した。
結果を第1表に示す。
実施例2〜4 実施例1において、被覆条件を第1表に示すようにかえ
たほかは、実施例1と同様にしてフェライト磁性粉を得
た。
たほかは、実施例1と同様にしてフェライト磁性粉を得
た。
得られたフェライト磁性粉について、実施例1と同様に
して、磁気特性、比表面積、電気抵抗及び光沢度を測定
した結果を第1表に示す。
して、磁気特性、比表面積、電気抵抗及び光沢度を測定
した結果を第1表に示す。
実施例5 参考例2で得られたバリウムフェライト磁性粉100gを水
1に懸濁させ、これに、カセイソーダ1.7molを水300m
lに溶解した溶液を加えて十分分散させた後、さらに水2
00mlに塩化コバルト22gと塩化第一鉄62gとを溶解した溶
液を加えて十分に混合した後、80℃で窒素雰囲気中で熟
成した後、空気を200ml/minで7時間導入して酸化を行
った。
1に懸濁させ、これに、カセイソーダ1.7molを水300m
lに溶解した溶液を加えて十分分散させた後、さらに水2
00mlに塩化コバルト22gと塩化第一鉄62gとを溶解した溶
液を加えて十分に混合した後、80℃で窒素雰囲気中で熟
成した後、空気を200ml/minで7時間導入して酸化を行
った。
得られたスラリを洗浄、濾過後、粉末を窒素雰囲気中
で、300℃で2時間熱処理した。
で、300℃で2時間熱処理した。
得られたフェライト磁性粉について、実施例1と同様に
して、磁気特性、比表面積、電気抵抗及び光沢度を測定
した結果を第1表に示す。
して、磁気特性、比表面積、電気抵抗及び光沢度を測定
した結果を第1表に示す。
実施例6〜8 実施例5において、被覆条件を第1表に示すようにかえ
たほかは、実施例5と同様にしてフェライト磁性粉を得
た。
たほかは、実施例5と同様にしてフェライト磁性粉を得
た。
得られたフェライト磁性粉について、実施例1と同様に
して、磁気特性、比表面積、電気抵抗及び光沢度を測定
した結果を第1表に示す。
して、磁気特性、比表面積、電気抵抗及び光沢度を測定
した結果を第1表に示す。
比較例1〜3 実施例1において、被覆条件を第1表に示すようにかえ
たほかは、実施例1と同様にしてフェライト磁性粉を得
た。
たほかは、実施例1と同様にしてフェライト磁性粉を得
た。
得られたフェライト磁性粉について、実施例1と同様に
して、磁気特性、比表面積、電気抵抗及び光沢度を測定
した結果を第1表に示す。
して、磁気特性、比表面積、電気抵抗及び光沢度を測定
した結果を第1表に示す。
実施例9 実施例1で得られたフェライト磁性粉を用い、これを60
℃に保持したオーブンに168時間保存して、磁気特性及
び電気抵抗の経時変化を測定した。
℃に保持したオーブンに168時間保存して、磁気特性及
び電気抵抗の経時変化を測定した。
結果を第2表に示す。
比較例4 参考例1で得られたバリウムフェライト磁性粉100gを水
1に懸濁させ、別に水200mlに塩化コバルト22gと塩化
第一鉄62gとを溶解した溶液を加えて十分に混合した
後、カセイソーダ1.7molを水300mlに溶解した溶液を加
え、80℃で窒素雰囲気中で熟成した後、空気を150ml/mi
nで5時間導入して酸化を行った。
1に懸濁させ、別に水200mlに塩化コバルト22gと塩化
第一鉄62gとを溶解した溶液を加えて十分に混合した
後、カセイソーダ1.7molを水300mlに溶解した溶液を加
え、80℃で窒素雰囲気中で熟成した後、空気を150ml/mi
nで5時間導入して酸化を行った。
得られたスラリを洗浄、濾過後、粉末を窒素雰囲気中
で、80℃で5時間熱処理した。
で、80℃で5時間熱処理した。
得られたフェライト磁性粉について、実施例9と同様に
して磁気特性及び電気抵抗の経時変化を測定した。
して磁気特性及び電気抵抗の経時変化を測定した。
結果を第2表に示す。
(発明の硬化) 本発明により得られる複合型フェライト磁性粉は、飽和
磁化が従来のものと比較して飛躍的に向上しており、さ
らに保磁力の温度変化が小さく、粉末の電気抵抗が小さ
く、分散性に優れ、しかも、これらの特性が経時変化す
ることのないため、高密度記録用の磁気記録材料として
好適に用いられる。
磁化が従来のものと比較して飛躍的に向上しており、さ
らに保磁力の温度変化が小さく、粉末の電気抵抗が小さ
く、分散性に優れ、しかも、これらの特性が経時変化す
ることのないため、高密度記録用の磁気記録材料として
好適に用いられる。
Claims (2)
- 【請求項1】マグネトプランバイト型結晶構造を有する
微粒子を水に懸濁させ、これに、Co、Ni、Zn及びCuから
選ばれる一種以上の金属イオン及びFe2+を含有する水溶
液及びアルカリ水溶液を加え、得られた混合懸濁液を50
〜200℃で加熱処理した後、洗浄、濾過し、次いで、非
酸化性雰囲気中で100〜500℃で熱処理することを特徴と
する複合型フェライト磁性粉の製造方法。 - 【請求項2】マグネトプランバイト型結晶構造を有する
微粒子が、一般式AO・n(Fe12-xMxO18+α)(ただし、
Aは、Ba、Sr及びPbから選ばれる一種以上の元素を示
し、Mは、Co、Ni、Zn、Cu、Bi、Ti、Zr、Sn、Nb、V、
Mo及びWから選ばれる一種以上の元素を示し、n=0.9
〜1.2、0<x<4、−2≦α≦0の数値である。)で
表される六角板状マグネトプランバイト型フェライトで
あり、かつ粒子径が0.1μm以下であることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の複合型フェライト磁性粉
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1155613A JPH0717385B2 (ja) | 1989-06-20 | 1989-06-20 | 複合型フェライト磁性粉の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1155613A JPH0717385B2 (ja) | 1989-06-20 | 1989-06-20 | 複合型フェライト磁性粉の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0323224A JPH0323224A (ja) | 1991-01-31 |
| JPH0717385B2 true JPH0717385B2 (ja) | 1995-03-01 |
Family
ID=15609850
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1155613A Expired - Lifetime JPH0717385B2 (ja) | 1989-06-20 | 1989-06-20 | 複合型フェライト磁性粉の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0717385B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3440741B2 (ja) * | 1997-03-04 | 2003-08-25 | 戸田工業株式会社 | 磁気カード用マグネトプランバイト型フェライト粒子粉末 |
| JP2009084125A (ja) * | 2007-10-02 | 2009-04-23 | Tdk Corp | フェライト粉末の製造方法、フェライト粉末及び磁気記録媒体 |
| CA3039666C (en) | 2016-10-28 | 2022-08-23 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Coatings for increasing near-infrared detection distances |
| ES3026908T3 (en) | 2018-11-13 | 2025-06-12 | Ppg Ind Ohio Inc | Method of detecting a concealed pattern |
| US11561329B2 (en) | 2019-01-07 | 2023-01-24 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Near infrared control coating, articles formed therefrom, and methods of making the same |
-
1989
- 1989-06-20 JP JP1155613A patent/JPH0717385B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0323224A (ja) | 1991-01-31 |
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