JPH09261053A - D/a変換出力回路 - Google Patents
D/a変換出力回路Info
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- JPH09261053A JPH09261053A JP8088848A JP8884896A JPH09261053A JP H09261053 A JPH09261053 A JP H09261053A JP 8088848 A JP8088848 A JP 8088848A JP 8884896 A JP8884896 A JP 8884896A JP H09261053 A JPH09261053 A JP H09261053A
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- signal
- voltage
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-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03M—CODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
- H03M1/00—Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
- H03M1/10—Calibration or testing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
- Amplifiers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 回路の簡素化を図りつつ、高精度でのオフセ
ットキャンセルを実現したD/A変換出力回路を提供す
る。 【解決手段】 D/A変換器と、かかるD/A変換器か
らの出力信号を受けてそれと同相の正転出力信号を形成
する第1の増幅回路と、上記D/A変換器からの出力信
号を受けてそれと逆相の反転出力信号を形成する第2の
増幅回路とを備えたD/A変換出力回路に対して、上記
第1と第2の増幅回路におけるアナログ中点電圧に対す
るオフセット電圧をそれぞれ検出し、そのディジタル化
された平均値を上記D/A変換器の入力ディジタル信号
に加算させる。
ットキャンセルを実現したD/A変換出力回路を提供す
る。 【解決手段】 D/A変換器と、かかるD/A変換器か
らの出力信号を受けてそれと同相の正転出力信号を形成
する第1の増幅回路と、上記D/A変換器からの出力信
号を受けてそれと逆相の反転出力信号を形成する第2の
増幅回路とを備えたD/A変換出力回路に対して、上記
第1と第2の増幅回路におけるアナログ中点電圧に対す
るオフセット電圧をそれぞれ検出し、そのディジタル化
された平均値を上記D/A変換器の入力ディジタル信号
に加算させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、D/A変換出力
回路に関し、主として携帯通信端末装置に搭載される送
受信信号の変調及び復調を行うモデム(変復調回路)に
搭載されもののオフセットキャンセル技術に利用して有
効な技術に関するものである。
回路に関し、主として携帯通信端末装置に搭載される送
受信信号の変調及び復調を行うモデム(変復調回路)に
搭載されもののオフセットキャンセル技術に利用して有
効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯通信端末装置のモデムにおいて、変
調信号をそれと同相の正転信号と逆相補の反転信号とし
て出力させ、それを高周波部の差動回路に入力してノイ
ズ成分を相殺させるとともに2倍化してS/N(信号対
雑音比)を良好にすることが行われている。しかしなが
ら、一般的に能動素子で構成される上記正転信号と反転
信号とを形成する増幅回路ではそれぞれ半導体集積回路
の製造変動などによって多少のオフセット電圧を有する
ものとなる。このようなオフセット電圧が残ったままで
あると、上記高周波部の差動回路の出力信号に無視し得
ないノイズや直流成分が発生してしまう。したがって、
上記高周波部ではオフセット電圧が所定値以下であるこ
とが規格化されている。このようなオフセット調整回路
及びそれを備えた携帯通信端末装置に関しては、例えば
特開平6−303137号公報がある。
調信号をそれと同相の正転信号と逆相補の反転信号とし
て出力させ、それを高周波部の差動回路に入力してノイ
ズ成分を相殺させるとともに2倍化してS/N(信号対
雑音比)を良好にすることが行われている。しかしなが
ら、一般的に能動素子で構成される上記正転信号と反転
信号とを形成する増幅回路ではそれぞれ半導体集積回路
の製造変動などによって多少のオフセット電圧を有する
ものとなる。このようなオフセット電圧が残ったままで
あると、上記高周波部の差動回路の出力信号に無視し得
ないノイズや直流成分が発生してしまう。したがって、
上記高周波部ではオフセット電圧が所定値以下であるこ
とが規格化されている。このようなオフセット調整回路
及びそれを備えた携帯通信端末装置に関しては、例えば
特開平6−303137号公報がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公報のオフセット
調整回路では、正転と反転出力をそれぞれの基準電圧
(アナログ中点電圧)に対するオフセットを検出し、ア
ナログ及びディジタル補正値を出力するものである。こ
の構成では、正転と反転のそれぞれの増幅回路に対応し
た2組の補正出力回路が必要となるために回路素子数が
増大してしまうという問題がある。
調整回路では、正転と反転出力をそれぞれの基準電圧
(アナログ中点電圧)に対するオフセットを検出し、ア
ナログ及びディジタル補正値を出力するものである。こ
の構成では、正転と反転のそれぞれの増幅回路に対応し
た2組の補正出力回路が必要となるために回路素子数が
増大してしまうという問題がある。
【0004】この発明の目的は、回路の簡素化を図りつ
つ、高精度でのオフセットキャンセルを実現したD/A
変換出力回路を提供することにある。この発明の前記な
らびにそのほかの目的と新規な特徴は、本明細書の記述
および添付図面から明らかになるであろう。
つ、高精度でのオフセットキャンセルを実現したD/A
変換出力回路を提供することにある。この発明の前記な
らびにそのほかの目的と新規な特徴は、本明細書の記述
および添付図面から明らかになるであろう。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、D/A変換器と、かかるD
/A変換器からの出力信号を受けてそれと同相の正転出
力信号を形成する第1の増幅回路と、上記D/A変換器
からの出力信号を受けてそれと逆相の反転出力信号を形
成する第2の増幅回路とを備えたD/A変換出力回路に
対して、上記第1と第2の増幅回路におけるアナログ中
点電圧に対するオフセット電圧をそれぞれ検出し、その
ディジタル化された平均値を上記D/A変換器の入力デ
ィジタル信号に加算させる。
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、D/A変換器と、かかるD
/A変換器からの出力信号を受けてそれと同相の正転出
力信号を形成する第1の増幅回路と、上記D/A変換器
からの出力信号を受けてそれと逆相の反転出力信号を形
成する第2の増幅回路とを備えたD/A変換出力回路に
対して、上記第1と第2の増幅回路におけるアナログ中
点電圧に対するオフセット電圧をそれぞれ検出し、その
ディジタル化された平均値を上記D/A変換器の入力デ
ィジタル信号に加算させる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1には、この発明に係るオフセ
ット調整回路を備えたD/A変換出力回路を搭載して成
る携帯通信端末装置の一実施例のブロック図が示されて
いる。この携帯通信端末装置は、音声コーデック部10
0、TDMA制御部200、モデム部300、高周波部
400から構成される。これらの各部100〜400の
動作順序や回路の活性・活性化などの制御がマイクロコ
ンピュータ部500、レギュレータ600、リセット発
生回路700、クロック発生回路800からの信号又は
パルスにて制御される。
ット調整回路を備えたD/A変換出力回路を搭載して成
る携帯通信端末装置の一実施例のブロック図が示されて
いる。この携帯通信端末装置は、音声コーデック部10
0、TDMA制御部200、モデム部300、高周波部
400から構成される。これらの各部100〜400の
動作順序や回路の活性・活性化などの制御がマイクロコ
ンピュータ部500、レギュレータ600、リセット発
生回路700、クロック発生回路800からの信号又は
パルスにて制御される。
【0007】音声コーデック(符号化復号化)100
は、マイクロフォンから入力された送信アナログ音声信
号のうち高域雑音成分を図示しないプレフィルタで抑圧
してA/D変換器101によりディジタル信号化され
る。圧縮回路102は、上記ディジタル信号をディジタ
ル信号処理によって帯域圧縮する。上記とは逆に、帯域
圧縮された受信ディジタル音声信号は、伸長回路103
により元の帯域に伸長される。これらのディジタル圧縮
動作と伸長動作のディジタル信号処理を行うためにディ
ジタル・シグナル・プロセッサを用いるようにしてもよ
い。上記伸長されたディジタル信号は、D/A変換器1
04により音声アナログ信号に変換し、図示しないポス
トフィルタによりその出力に含まれる高調波成分を抑圧
し、且つその出力を増幅してスピーカなどが駆動され
る。
は、マイクロフォンから入力された送信アナログ音声信
号のうち高域雑音成分を図示しないプレフィルタで抑圧
してA/D変換器101によりディジタル信号化され
る。圧縮回路102は、上記ディジタル信号をディジタ
ル信号処理によって帯域圧縮する。上記とは逆に、帯域
圧縮された受信ディジタル音声信号は、伸長回路103
により元の帯域に伸長される。これらのディジタル圧縮
動作と伸長動作のディジタル信号処理を行うためにディ
ジタル・シグナル・プロセッサを用いるようにしてもよ
い。上記伸長されたディジタル信号は、D/A変換器1
04により音声アナログ信号に変換し、図示しないポス
トフィルタによりその出力に含まれる高調波成分を抑圧
し、且つその出力を増幅してスピーカなどが駆動され
る。
【0008】チャンネルコーデック(TDMA制御)2
00は、時分割処理や誤り訂正の符号の生成、誤りチェ
ック及び送受信信フレームの組み立て及び解析等を行
い、送信信号SD(384Kbps)と、受信信号RD
(384Kbps)の形成を行う。
00は、時分割処理や誤り訂正の符号の生成、誤りチェ
ック及び送受信信フレームの組み立て及び解析等を行
い、送信信号SD(384Kbps)と、受信信号RD
(384Kbps)の形成を行う。
【0009】モデム(変復調)300は、前記TDMA
制御200から出力される送信信号SDに対して無線伝
送に適した変調、例えばπ/4シフト・キュー・ピー・
エス・ケー(QPSK)変調などを行うための波形生成
301、その出力をアナログ信号に変換するD/A変換
器302、その出力に含まれる高調波成分を抑圧するポ
ストフィルタ303、及び上記正転信号と反転信号とが
出力バッファ304により形成される。出力バッファ3
04は、例えば96KHzからなるI(正転信号)IB
(反転信号)及びQ(正転信号)とQB(反転信号)を
形成する。
制御200から出力される送信信号SDに対して無線伝
送に適した変調、例えばπ/4シフト・キュー・ピー・
エス・ケー(QPSK)変調などを行うための波形生成
301、その出力をアナログ信号に変換するD/A変換
器302、その出力に含まれる高調波成分を抑圧するポ
ストフィルタ303、及び上記正転信号と反転信号とが
出力バッファ304により形成される。出力バッファ3
04は、例えば96KHzからなるI(正転信号)IB
(反転信号)及びQ(正転信号)とQB(反転信号)を
形成する。
【0010】上記とは逆に、受信変調信号は増幅器30
5により増幅し、位相検出回路306と遅延検波回路3
07により位相情報を一旦電圧に変換し、上記遅延検波
回路307に含まれるA/D変換器によりディジタル信
号に変換されて、上記受信信号RDが形成される。この
発明に係るオフセット調整回路は、オフセット検出回路
309、補正回路310から構成される。このオフセッ
ト調整回路は、後述するように、出力バッファに含まれ
る正転と反転信号間の相対的なオフセットをキャンセル
させる動作を行う。
5により増幅し、位相検出回路306と遅延検波回路3
07により位相情報を一旦電圧に変換し、上記遅延検波
回路307に含まれるA/D変換器によりディジタル信
号に変換されて、上記受信信号RDが形成される。この
発明に係るオフセット調整回路は、オフセット検出回路
309、補正回路310から構成される。このオフセッ
ト調整回路は、後述するように、出力バッファに含まれ
る正転と反転信号間の相対的なオフセットをキャンセル
させる動作を行う。
【0011】上記の位相変調は、通常、読み出し専用メ
モリROMによって実現されることが多く、上記位相変
調器としての波形生成回路301とD/A変換器30
2、及びポストフィルタ303は、上記I信号とQ信号
に応じて、互いに90°の位相差、すなわち直交した信
号出力を行うために並列に2組設けられる。
モリROMによって実現されることが多く、上記位相変
調器としての波形生成回路301とD/A変換器30
2、及びポストフィルタ303は、上記I信号とQ信号
に応じて、互いに90°の位相差、すなわち直交した信
号出力を行うために並列に2組設けられる。
【0012】高周波部400は、前記出力バッファ30
4出力される正転と反転信号を差動信号により受けて、
同相のノイズ成分を除去するとともに、上記1信号とQ
信号とを直交変調し、さらに例えば800MHzから2
GHzの範囲中の1.9GHzのような無線周波数キャ
リア信号で変調し、所定の送信電力にまで増幅し、送受
信切り替えスイッチを介してアンテナを励振させる。ま
た、アンテナ232及びスイッチを介して受信した信号
を増幅器で増幅し、10.8MHzのような中間信号I
Fに周波数変換を行い、上記モデム300の増幅器30
5の入力に伝える。
4出力される正転と反転信号を差動信号により受けて、
同相のノイズ成分を除去するとともに、上記1信号とQ
信号とを直交変調し、さらに例えば800MHzから2
GHzの範囲中の1.9GHzのような無線周波数キャ
リア信号で変調し、所定の送信電力にまで増幅し、送受
信切り替えスイッチを介してアンテナを励振させる。ま
た、アンテナ232及びスイッチを介して受信した信号
を増幅器で増幅し、10.8MHzのような中間信号I
Fに周波数変換を行い、上記モデム300の増幅器30
5の入力に伝える。
【0013】電源スイッチSWは、携帯通信端末装置の
筐体に設けられたものである。通話者が通話に先立って
電源スイッチSWをオン状態にさせることにより、かか
る端末装置内部に搭載された電池BAT、又は端末装置
外部より供給される電源電圧を、電圧レギュレータ60
0を介して、又は部分的には直接的に、端末装置内の各
部に動作電圧を供給する。ここで、電圧レギュレータ6
00は、電池BATの消費に伴う放電又は充電による電
圧値の変動に対して、ほぼ一定の電圧値を端末装置内の
各部に供給するものである。
筐体に設けられたものである。通話者が通話に先立って
電源スイッチSWをオン状態にさせることにより、かか
る端末装置内部に搭載された電池BAT、又は端末装置
外部より供給される電源電圧を、電圧レギュレータ60
0を介して、又は部分的には直接的に、端末装置内の各
部に動作電圧を供給する。ここで、電圧レギュレータ6
00は、電池BATの消費に伴う放電又は充電による電
圧値の変動に対して、ほぼ一定の電圧値を端末装置内の
各部に供給するものである。
【0014】リセット信号発生回路700は、上記電源
スイッチSWがオン状態の時に、端末装置内各部のレジ
スタ記憶データを必要に応じてリセットさせるリセット
信号等を発生させるものである。クロック発生回路80
0は、端末装置内の各部や制御用のマイクロコンピュー
タ500に供給される安定したクロックを発生する。通
常、温度安定化された水晶発振器、及びその出力を分周
又は逓倍する手段から構成される。上記制御用マイクロ
コンピュータ(MCU)500、リセット信号発生回路
700、クロック発生回路800及び電池BATから電
源スイッチSW及び電圧レギュレータ600の他に、図
には示されていないが、キーパッド、ダイヤル信号発生
器、呼出信号発生器などが備えられている。
スイッチSWがオン状態の時に、端末装置内各部のレジ
スタ記憶データを必要に応じてリセットさせるリセット
信号等を発生させるものである。クロック発生回路80
0は、端末装置内の各部や制御用のマイクロコンピュー
タ500に供給される安定したクロックを発生する。通
常、温度安定化された水晶発振器、及びその出力を分周
又は逓倍する手段から構成される。上記制御用マイクロ
コンピュータ(MCU)500、リセット信号発生回路
700、クロック発生回路800及び電池BATから電
源スイッチSW及び電圧レギュレータ600の他に、図
には示されていないが、キーパッド、ダイヤル信号発生
器、呼出信号発生器などが備えられている。
【0015】上記携帯通信端末装置を構成する音声コー
ディック部100、チャンネルコーデック部200、モ
デム300及び高周波部400、及びその他の電子回路
は、それぞれが低電源電圧動作並びに低消費電力化可能
に構成される。例えば、音声コーデック100において
は音声の無音状態を検出して回路主要部の動作を停止さ
せ、モデム300と高周波部400においては、上記無
音時の回路主要部の動作停止のほかにも、無線通話が時
分割多重であることのシステム構成仕様を利用して、回
路主要部を間欠的に動作させること等により、電力消費
を抑えるよう構成される。このような制御はマイクロコ
ンピュータ500が各部の状態を検出して行う。
ディック部100、チャンネルコーデック部200、モ
デム300及び高周波部400、及びその他の電子回路
は、それぞれが低電源電圧動作並びに低消費電力化可能
に構成される。例えば、音声コーデック100において
は音声の無音状態を検出して回路主要部の動作を停止さ
せ、モデム300と高周波部400においては、上記無
音時の回路主要部の動作停止のほかにも、無線通話が時
分割多重であることのシステム構成仕様を利用して、回
路主要部を間欠的に動作させること等により、電力消費
を抑えるよう構成される。このような制御はマイクロコ
ンピュータ500が各部の状態を検出して行う。
【0016】これに合わせて、この発明に係るオフセッ
ト調整回路も、後述するように電源投入時及びスタンバ
イ解除時のみに所定の制御信号によって動作され、オフ
セット検出が終了したら、通話時間中に限って、オフセ
ット調整用の供給を維持するために最低限必要なレジス
タ25,26や加算器のみの動作が維持され、他の回路
部分は不活性状態とされて動作不可能にされる。
ト調整回路も、後述するように電源投入時及びスタンバ
イ解除時のみに所定の制御信号によって動作され、オフ
セット検出が終了したら、通話時間中に限って、オフセ
ット調整用の供給を維持するために最低限必要なレジス
タ25,26や加算器のみの動作が維持され、他の回路
部分は不活性状態とされて動作不可能にされる。
【0017】これにより、バッテリー駆動に最適なモデ
ム300、及びこれを搭載した携帯通信端末装置が実現
できる。即ち、携帯通信端末に電源が投入されてパワー
オンリセットされるとき、及び、電源投入後に前記携帯
通信端末のモデム300に含まれる全部又は一部の回路
が非通話とされるスタンバイ状態から通話を可能にする
通話準備状態にされたとき、マイクロコンピュータ50
0は、オフセット調整回路の各構成回路部分を活性化
し、オフセット調整回路によるオフセット調整動作を開
始させる。
ム300、及びこれを搭載した携帯通信端末装置が実現
できる。即ち、携帯通信端末に電源が投入されてパワー
オンリセットされるとき、及び、電源投入後に前記携帯
通信端末のモデム300に含まれる全部又は一部の回路
が非通話とされるスタンバイ状態から通話を可能にする
通話準備状態にされたとき、マイクロコンピュータ50
0は、オフセット調整回路の各構成回路部分を活性化
し、オフセット調整回路によるオフセット調整動作を開
始させる。
【0018】オフセット調整動作が開始された後、マイ
クロコンピュータ500は後述するような一連のオフセ
ット調整のための制御動作と、オフセット調整の完了し
た後には、オフセット調整回路の各構成回路のうち必要
なレジスタ25,26や加算器のみを動作可能な状態に
維持して、オフセット調整用信号を継続的に発生させ
る。これによって、不必要な回路が非活性化されて、実
質的に無駄な電力消費が押さえられる。そして、少なく
ともモデム300がスタンバイ状態に推移したときに
は、最早オフセット調整用の信号も実質的に不要になる
ので、マイクロコンピュータ500はオフセット調整回
路を構成する全ての回路を非活性状態にすることはいう
までもない。
クロコンピュータ500は後述するような一連のオフセ
ット調整のための制御動作と、オフセット調整の完了し
た後には、オフセット調整回路の各構成回路のうち必要
なレジスタ25,26や加算器のみを動作可能な状態に
維持して、オフセット調整用信号を継続的に発生させ
る。これによって、不必要な回路が非活性化されて、実
質的に無駄な電力消費が押さえられる。そして、少なく
ともモデム300がスタンバイ状態に推移したときに
は、最早オフセット調整用の信号も実質的に不要になる
ので、マイクロコンピュータ500はオフセット調整回
路を構成する全ての回路を非活性状態にすることはいう
までもない。
【0019】上記モデム300に入力回路308は、マ
イクロコンピュータ500とのインターフェイスであ
り、特に制限されないが、マイクロコンピュータ500
は、モデムに含まれる各種レジスタや記憶回路に対し
て、そのアドレス信号と書き込み/読み出しのデータを
供給する。入力回路308に含まれるデコーダによっ
て、1つのレジスタ又は記憶回路の選択信号を形成し、
上記書き込み動作なら書き込みデータが入力され、読み
出し動作ならレジスタ又は記憶回路に保持されてデータ
が出力される。上記マイクロコンピュータ500からの
モデム300に対する制御動作は、前記のようなオフセ
ット調整動作と、増幅器305や波形生成部301での
信号利得設定等も含まれるものである。
イクロコンピュータ500とのインターフェイスであ
り、特に制限されないが、マイクロコンピュータ500
は、モデムに含まれる各種レジスタや記憶回路に対し
て、そのアドレス信号と書き込み/読み出しのデータを
供給する。入力回路308に含まれるデコーダによっ
て、1つのレジスタ又は記憶回路の選択信号を形成し、
上記書き込み動作なら書き込みデータが入力され、読み
出し動作ならレジスタ又は記憶回路に保持されてデータ
が出力される。上記マイクロコンピュータ500からの
モデム300に対する制御動作は、前記のようなオフセ
ット調整動作と、増幅器305や波形生成部301での
信号利得設定等も含まれるものである。
【0020】図2には、この発明に係るオフセット調整
回路の一実施例のブロック図が示されている。同図の各
回路ブロックは、公知の半導体集積回路の製造技術によ
り、上記モデムを構成する各回路ブロックとともに1個
の半導体基板上において形成される。
回路の一実施例のブロック図が示されている。同図の各
回路ブロックは、公知の半導体集積回路の製造技術によ
り、上記モデムを構成する各回路ブロックとともに1個
の半導体基板上において形成される。
【0021】同図のD/A変換器、フィルタ及び差動出
力回路は、前記図1のD/A変換器302、ポストフィ
ルタ303及び出力バッファ304に対応している。上
記差動出力回路は、フィルタの出力信号と同相の正転出
力を形成する正転増幅回路(+1)と、上記フィルタの
出力信号と逆相(180°位相差)の反転出力を形成す
る反転増幅回路(−1)とから構成される。特に制限さ
れないが、これらの増幅回路+1と−1は、差動増幅回
路から構成されており、利得が1で上記のような同相信
号と反転信号とをそれぞれ形成する。この場合、差動回
路のペア素子の特性のアンバランス等によって、入力信
号が零(交流的な中点電圧)のときでも出力電圧が上記
中点電圧に対して正又は負の出力信号を形成しまうとい
うオフセットを持つ。
力回路は、前記図1のD/A変換器302、ポストフィ
ルタ303及び出力バッファ304に対応している。上
記差動出力回路は、フィルタの出力信号と同相の正転出
力を形成する正転増幅回路(+1)と、上記フィルタの
出力信号と逆相(180°位相差)の反転出力を形成す
る反転増幅回路(−1)とから構成される。特に制限さ
れないが、これらの増幅回路+1と−1は、差動増幅回
路から構成されており、利得が1で上記のような同相信
号と反転信号とをそれぞれ形成する。この場合、差動回
路のペア素子の特性のアンバランス等によって、入力信
号が零(交流的な中点電圧)のときでも出力電圧が上記
中点電圧に対して正又は負の出力信号を形成しまうとい
うオフセットを持つ。
【0022】このようなオセット電圧が存在すると、上
記正転出力と反転出力とは、上記図1の高周波部400
の差動増幅回路に入力されて、それに含まれるノイズ成
分を相殺させるとともに2倍化してS/Nを良好にする
ことが行われが、上記のようなオフセット電圧を有する
ものであると上記高周波部の差動回路の出力信号に無視
し得ないノイズや直流成分が発生させてしまう。このた
め、上記増幅回路(+1)と(−1)でのオフセットを
キャンセルさせることが必要とされる。
記正転出力と反転出力とは、上記図1の高周波部400
の差動増幅回路に入力されて、それに含まれるノイズ成
分を相殺させるとともに2倍化してS/Nを良好にする
ことが行われが、上記のようなオフセット電圧を有する
ものであると上記高周波部の差動回路の出力信号に無視
し得ないノイズや直流成分が発生させてしまう。このた
め、上記増幅回路(+1)と(−1)でのオフセットを
キャンセルさせることが必要とされる。
【0023】この実施例では、上記のようなオフセット
電圧をキャセルさせるオフセット調整回路の簡素化のた
めに回路の共通化が図られる。つまり、上記増幅回路
(+1)の正転出力と増幅回路(−1)の反転出力と
は、それぞれアナログスイッチを介して選択的に電圧比
較器の一方の入力に供給される。この電圧比較器の他方
の入力には、基準電圧発生回路により形成された基準電
圧が供給されている。この基準電圧は、D/A変換出力
信号の中心値、言い換えるならば、アナログ信号の中点
電圧に対応されている。
電圧をキャセルさせるオフセット調整回路の簡素化のた
めに回路の共通化が図られる。つまり、上記増幅回路
(+1)の正転出力と増幅回路(−1)の反転出力と
は、それぞれアナログスイッチを介して選択的に電圧比
較器の一方の入力に供給される。この電圧比較器の他方
の入力には、基準電圧発生回路により形成された基準電
圧が供給されている。この基準電圧は、D/A変換出力
信号の中心値、言い換えるならば、アナログ信号の中点
電圧に対応されている。
【0024】上記電圧比較器の大又は小の比較出力はア
ップダウン信号1とされ、特に制限されないが、多数決
回路に入力される。この多数決回路は、後述するように
クロック信号により上記電圧比較器の上記アップダウン
信号1をクロックに同期して時系列的に複数個取り込
み、かかる複数個の大小比較出力の多数決を多数決論理
回路により形成し、それに従って大又は小の比較出力信
号に対応したアップダンウ信号2を形成する。このよう
な大又は小の比較出力に対応したアップダウン信号2
は、カウンタにおいて+1又は−1の計数動作に用いら
れる。
ップダウン信号1とされ、特に制限されないが、多数決
回路に入力される。この多数決回路は、後述するように
クロック信号により上記電圧比較器の上記アップダウン
信号1をクロックに同期して時系列的に複数個取り込
み、かかる複数個の大小比較出力の多数決を多数決論理
回路により形成し、それに従って大又は小の比較出力信
号に対応したアップダンウ信号2を形成する。このよう
な大又は小の比較出力に対応したアップダウン信号2
は、カウンタにおいて+1又は−1の計数動作に用いら
れる。
【0025】上記カウンタは、トルー(非反転)出力と
バー(反転)出力とを選択するセレクタ2を通して出力
され、一方においてはセレクタ3を通して加算器1に入
力される。この加算器1には、セレクタ4を通してDC
コード出力が供給される。このDCコード出力は、アナ
ログ信号の中心(中点)電圧に対応したディジタル信号
とされる。
バー(反転)出力とを選択するセレクタ2を通して出力
され、一方においてはセレクタ3を通して加算器1に入
力される。この加算器1には、セレクタ4を通してDC
コード出力が供給される。このDCコード出力は、アナ
ログ信号の中心(中点)電圧に対応したディジタル信号
とされる。
【0026】オフセットキャンセル動作開始前には、上
記カウンタはリセットされているので、加算器1はオフ
セットキャンセル動作開始時には上記DCコード出力に
対応したディジタル信号を出力し、それを上記D/A変
換器に入力する。D/A変換器は、上記DCコード出力
をアナログ信号に変換し、フィルタを通して中点電圧に
対応した電圧が形成される。したがって、差動出力回路
の第1の増幅回路(+1)からは、上記中点電圧に対応
した正転出力を形成している。この増幅回路(+1)の
出力信号は、上記入力された中点電圧とそれ自体の持つ
オフセット電圧とが重畳されたものである。
記カウンタはリセットされているので、加算器1はオフ
セットキャンセル動作開始時には上記DCコード出力に
対応したディジタル信号を出力し、それを上記D/A変
換器に入力する。D/A変換器は、上記DCコード出力
をアナログ信号に変換し、フィルタを通して中点電圧に
対応した電圧が形成される。したがって、差動出力回路
の第1の増幅回路(+1)からは、上記中点電圧に対応
した正転出力を形成している。この増幅回路(+1)の
出力信号は、上記入力された中点電圧とそれ自体の持つ
オフセット電圧とが重畳されたものである。
【0027】アナログスイッチは、例えば上記増幅回路
(+1)の出力信号を選び、上記基準電圧と比較する。
もしも、上記増幅回路の出力信号が基準電圧に対して大
きいとロウレベルの出力信号(ダウン信号)を形成す
る。多数決回路により、ダウン信号と判定されたなら、
カウンタは−1の計数動作を行う。この−1の計数出力
は、セレクタ2と3を通して加算器1に入力される。し
たがって、上記第1回目の比較動作の結果に対して、D
Cコード出力に−1が加算されたディジタル信号が形成
され、再びD/A変換器によりD/A変換動作が行われ
る。第2回目では、上記のように−1だけ入力ディジタ
ル信号が小さくされるので、上記差動出力回路の入力に
供給される入力電圧は低くされる。
(+1)の出力信号を選び、上記基準電圧と比較する。
もしも、上記増幅回路の出力信号が基準電圧に対して大
きいとロウレベルの出力信号(ダウン信号)を形成す
る。多数決回路により、ダウン信号と判定されたなら、
カウンタは−1の計数動作を行う。この−1の計数出力
は、セレクタ2と3を通して加算器1に入力される。し
たがって、上記第1回目の比較動作の結果に対して、D
Cコード出力に−1が加算されたディジタル信号が形成
され、再びD/A変換器によりD/A変換動作が行われ
る。第2回目では、上記のように−1だけ入力ディジタ
ル信号が小さくされるので、上記差動出力回路の入力に
供給される入力電圧は低くされる。
【0028】このように低くされた入力信号に対して、
上記同様な電圧比較動作が行われる。上記入力信号を低
くしても、増幅回路(+1)の出力信号が基準電圧に対
してまだ大きいならば、再びロウレベルの出力信号(ダ
ウン信号)を形成する。上記同様に多数決回路により、
ダウン信号と判定されたなら、再びカウンタは−1の計
数動作を行い、トータルの計数値は−2(発明の理解を
容易にするために十進法で表している)となり、上記加
算器1を通してD/A変換器に入力されるディジタル信
号を小さくする。以後、同様な動作により上記電圧比較
器において、入力電圧が基準電圧よりも小さくなるまで
繰り返して行う。この結果、上記カウンタには、増幅回
路(+1)のオフセット電圧に対応したディジタル信号
が形成されることになる。
上記同様な電圧比較動作が行われる。上記入力信号を低
くしても、増幅回路(+1)の出力信号が基準電圧に対
してまだ大きいならば、再びロウレベルの出力信号(ダ
ウン信号)を形成する。上記同様に多数決回路により、
ダウン信号と判定されたなら、再びカウンタは−1の計
数動作を行い、トータルの計数値は−2(発明の理解を
容易にするために十進法で表している)となり、上記加
算器1を通してD/A変換器に入力されるディジタル信
号を小さくする。以後、同様な動作により上記電圧比較
器において、入力電圧が基準電圧よりも小さくなるまで
繰り返して行う。この結果、上記カウンタには、増幅回
路(+1)のオフセット電圧に対応したディジタル信号
が形成されることになる。
【0029】もしも、第1回目において上記増幅回路の
出力信号が基準電圧に対して小さいとハイレベルの出力
信号(アップ信号)が形成される。多数決回路により、
アップ信号と判定されたなら、カウンタは+1の計数動
作を行う。この+1の計数出力は、セレクタ2と3を通
して加算器1に入力される。したがって、上記第1回目
の比較動作の結果に対して、DCコード出力に+1が加
算されたディジタル信号が形成され、再びD/A変換器
によりD/A変換動作が行われる。第2回目では、上記
のように+1だけ入力ディジタル信号が大きくされるの
で、上記差動出力回路の入力に供給される入力電圧は高
くされる。そして、上記同様な動作により上記電圧比較
器において、入力電圧が基準電圧よりも大きくなるまで
繰り返して行う。この結果、上記カウンタには、増幅回
路(+1)のオフセット電圧に対応したディジタル信号
が形成されることになる。
出力信号が基準電圧に対して小さいとハイレベルの出力
信号(アップ信号)が形成される。多数決回路により、
アップ信号と判定されたなら、カウンタは+1の計数動
作を行う。この+1の計数出力は、セレクタ2と3を通
して加算器1に入力される。したがって、上記第1回目
の比較動作の結果に対して、DCコード出力に+1が加
算されたディジタル信号が形成され、再びD/A変換器
によりD/A変換動作が行われる。第2回目では、上記
のように+1だけ入力ディジタル信号が大きくされるの
で、上記差動出力回路の入力に供給される入力電圧は高
くされる。そして、上記同様な動作により上記電圧比較
器において、入力電圧が基準電圧よりも大きくなるまで
繰り返して行う。この結果、上記カウンタには、増幅回
路(+1)のオフセット電圧に対応したディジタル信号
が形成されることになる。
【0030】アナログスイッチを切り換えて、増幅回路
(−1)の反転出力を選択すると、かかる増幅回路(−
1)のオフセット電圧を上記同様に検出することができ
る。ただし、増幅回路(−)は、反転出力を形成するも
のであるので、オフセット電圧が同じでも出力信号に現
れる電圧の極性は逆になり、上記同じ電圧比較器及び多
数決回路を用いてアップ又はダンウ計数すると極性が逆
になってしまう。そこで、セレクタ2により上記増幅回
路(−1)のオフセット検出ときには、カンウタのバー
出力が選択される。これにより、上記同様な動作を行う
ようにすることができる。
(−1)の反転出力を選択すると、かかる増幅回路(−
1)のオフセット電圧を上記同様に検出することができ
る。ただし、増幅回路(−)は、反転出力を形成するも
のであるので、オフセット電圧が同じでも出力信号に現
れる電圧の極性は逆になり、上記同じ電圧比較器及び多
数決回路を用いてアップ又はダンウ計数すると極性が逆
になってしまう。そこで、セレクタ2により上記増幅回
路(−1)のオフセット検出ときには、カンウタのバー
出力が選択される。これにより、上記同様な動作を行う
ようにすることができる。
【0031】上記カウンタにより検出されたディジタル
化されたオフセット電圧は、セレクタ1を通して第1の
レジスタ(正転)と第2のレジスタ(反転)にそれぞれ
保持される。つまり、上記増幅回路(+1)のオフセッ
ト電圧に対応したディジタル信号が形成される、上記セ
レクタ1を通して第1のレジスタに保持され、その後に
カンウタはクリアされる。そして、上記増幅回路(−
1)のオフセット電圧に対応したディジタル信号が形成
される、上記セレクタ1を通して第2のレジスタに保持
されて、カンウタはクリアされる。
化されたオフセット電圧は、セレクタ1を通して第1の
レジスタ(正転)と第2のレジスタ(反転)にそれぞれ
保持される。つまり、上記増幅回路(+1)のオフセッ
ト電圧に対応したディジタル信号が形成される、上記セ
レクタ1を通して第1のレジスタに保持され、その後に
カンウタはクリアされる。そして、上記増幅回路(−
1)のオフセット電圧に対応したディジタル信号が形成
される、上記セレクタ1を通して第2のレジスタに保持
されて、カンウタはクリアされる。
【0032】この実施例では、上記第1のレジスタ(正
転)と第2のレジスタ(反転)に保持されたオフセット
電圧は、それぞれに対応した第1の増幅回路(+1)と
第2の増幅回路(−1)のオフセットをキャンセルする
ようには使用しない。上記2つのレジスタに保持された
2つのオフセット電圧は、加算器2により加算される。
1/2回路により1/2にされて、平均値が求められ
る。この1/2回路は、単に加算されたディジタル出力
を1ビットずらして、言い換えるならば、1桁下げてク
リップ回路に伝えるという簡単な配線経路により実現し
てもよいし、シフトレジスタにより1ビットシフトさせ
てクリップ回路に伝えてもよい。このクリップ回路は、
演算された結果の最大値を制限する等の必要がある時に
使用する。つまり、上記演算結果が上記最大値以下なら
ば、かかる演算結果がそのままセレクタ3に伝えられ
る。
転)と第2のレジスタ(反転)に保持されたオフセット
電圧は、それぞれに対応した第1の増幅回路(+1)と
第2の増幅回路(−1)のオフセットをキャンセルする
ようには使用しない。上記2つのレジスタに保持された
2つのオフセット電圧は、加算器2により加算される。
1/2回路により1/2にされて、平均値が求められ
る。この1/2回路は、単に加算されたディジタル出力
を1ビットずらして、言い換えるならば、1桁下げてク
リップ回路に伝えるという簡単な配線経路により実現し
てもよいし、シフトレジスタにより1ビットシフトさせ
てクリップ回路に伝えてもよい。このクリップ回路は、
演算された結果の最大値を制限する等の必要がある時に
使用する。つまり、上記演算結果が上記最大値以下なら
ば、かかる演算結果がそのままセレクタ3に伝えられ
る。
【0033】このようなクリップ回路を通した2つの増
幅回路(+1)と(−1)の基準電圧に対する平均値的
な調整電圧は、セレクタ3を通して加算器1に入力され
る。このとき、セレクタ4は本来のデータ出力を選択す
る。つまり、ディジタル/アナログ変換すべきディジタ
ルデータに対して、上記平均値的なオフセット電圧が加
算される。したがって、この実施例における特徴的なオ
フセットキャンセル方式は、個々の増幅回路(+1)と
(−1)の入出力の関係でみると、それぞれの持つオフ
セット電圧に上記平均的なオフセット電圧の差分に相当
するオフセット電圧が残ったままとし、上記補正電圧と
しての平均値的なオフセット電圧を共通の加算器1、D
/A変換器及びフィルタを通して差動出力回路に伝える
ことにより回路の簡素化を図るようにするものである。
幅回路(+1)と(−1)の基準電圧に対する平均値的
な調整電圧は、セレクタ3を通して加算器1に入力され
る。このとき、セレクタ4は本来のデータ出力を選択す
る。つまり、ディジタル/アナログ変換すべきディジタ
ルデータに対して、上記平均値的なオフセット電圧が加
算される。したがって、この実施例における特徴的なオ
フセットキャンセル方式は、個々の増幅回路(+1)と
(−1)の入出力の関係でみると、それぞれの持つオフ
セット電圧に上記平均的なオフセット電圧の差分に相当
するオフセット電圧が残ったままとし、上記補正電圧と
しての平均値的なオフセット電圧を共通の加算器1、D
/A変換器及びフィルタを通して差動出力回路に伝える
ことにより回路の簡素化を図るようにするものである。
【0034】つまり、正転出力と反転出力にオフセット
が存在して都合が悪いのは、次段回路である高周波部で
ある。この実施例では、上記のようにモデム部での正転
出力と反転出力とにそれぞれオフセット電圧を、上記の
ような平均値的なオフセット電圧を重畳させることによ
り互いに等しくさせているので、上記高周波部の差動回
路ではノイズ成分と同様に相殺され、上記高周波部の差
動回路の出力信号に無視し得ないノイズや直流成分が発
生されることがない。
が存在して都合が悪いのは、次段回路である高周波部で
ある。この実施例では、上記のようにモデム部での正転
出力と反転出力とにそれぞれオフセット電圧を、上記の
ような平均値的なオフセット電圧を重畳させることによ
り互いに等しくさせているので、上記高周波部の差動回
路ではノイズ成分と同様に相殺され、上記高周波部の差
動回路の出力信号に無視し得ないノイズや直流成分が発
生されることがない。
【0035】アナログスイッチは、基準電圧を選択する
機能が設けられる。つまり、上記ののような通常の動作
時には、アナログスイッチが基準電圧を選択し、電圧比
較器の2つの入力に同じ基準電圧を供給する。これによ
り、電圧比較器を構成する差動回路に流れる電流が均等
となり、経時的な変化による電圧比較器における回路が
アンバランスとなってしまうという特性劣化を防止する
ものである。
機能が設けられる。つまり、上記ののような通常の動作
時には、アナログスイッチが基準電圧を選択し、電圧比
較器の2つの入力に同じ基準電圧を供給する。これによ
り、電圧比較器を構成する差動回路に流れる電流が均等
となり、経時的な変化による電圧比較器における回路が
アンバランスとなってしまうという特性劣化を防止する
ものである。
【0036】セレクタ5は、外部オフセットデータを入
力するために設けられる。特に制限されないが、高周波
部の差動回路においてオフセットがあると、上記のよう
にモデム部でオフセット調整を行っても高周波部ではそ
れ自体の持つオフセットが残って都合が悪い。そこで、
モデム部のオフセット調整回路が高周波部のオフセット
調整にも利用できるように、上記外部入力機能が設けら
れる。つまり、高周波部でのオフセットをキャセルさせ
るようにディジタル信号を形成して入力するようにして
モデム部で信号処理を行うようにすることができ、シス
テム全体の簡素化が可能にある。
力するために設けられる。特に制限されないが、高周波
部の差動回路においてオフセットがあると、上記のよう
にモデム部でオフセット調整を行っても高周波部ではそ
れ自体の持つオフセットが残って都合が悪い。そこで、
モデム部のオフセット調整回路が高周波部のオフセット
調整にも利用できるように、上記外部入力機能が設けら
れる。つまり、高周波部でのオフセットをキャセルさせ
るようにディジタル信号を形成して入力するようにして
モデム部で信号処理を行うようにすることができ、シス
テム全体の簡素化が可能にある。
【0037】図3には、この発明に係るオフセット調整
回路の他の一実施例のブロック図が示されている。モデ
ム300は、上記位相変調器としての図示しない波形生
成回路、D/A変換器、フィルタ及び出力バッファとし
ての差動出力回路は、I信号とQ信号に応じて、互いに
90°の位相差、すなわち直交した信号出力を行うため
に並列に2組の回路が設けられる。このような2組の差
動出力回路に対して、上記オフセット調整回路が共通に
用いるようにされる。同図においては、上記外部オフセ
ットデータを入力させるセレクタ5が省略されている。
回路の他の一実施例のブロック図が示されている。モデ
ム300は、上記位相変調器としての図示しない波形生
成回路、D/A変換器、フィルタ及び出力バッファとし
ての差動出力回路は、I信号とQ信号に応じて、互いに
90°の位相差、すなわち直交した信号出力を行うため
に並列に2組の回路が設けられる。このような2組の差
動出力回路に対して、上記オフセット調整回路が共通に
用いるようにされる。同図においては、上記外部オフセ
ットデータを入力させるセレクタ5が省略されている。
【0038】このため、アナログスイッチでは、合計4
個の増幅回路及び上記基準電圧を選択するようにされ
る。セレタク1は、上記2組の差動出力回路に対応して
正転レジスタと反転レジスタがそれぞれ合計4個設けら
れることに対応して4つの選択機能が設けられる。上記
2組のD/A変換器に対応して、上記加算器1、加算器
1の入力部に設けられるセレクタ2やセレタク4、及び
クリップ回路もそれぞれ2組設けられる。これに対し
て、前記電圧比較器、多数決回路、カウンタ及び加算器
2は上記合計4個の増幅回路のオフセットキャンセル動
作において時分割的に共通に用いられる。
個の増幅回路及び上記基準電圧を選択するようにされ
る。セレタク1は、上記2組の差動出力回路に対応して
正転レジスタと反転レジスタがそれぞれ合計4個設けら
れることに対応して4つの選択機能が設けられる。上記
2組のD/A変換器に対応して、上記加算器1、加算器
1の入力部に設けられるセレクタ2やセレタク4、及び
クリップ回路もそれぞれ2組設けられる。これに対し
て、前記電圧比較器、多数決回路、カウンタ及び加算器
2は上記合計4個の増幅回路のオフセットキャンセル動
作において時分割的に共通に用いられる。
【0039】図4には、上記オフセット調整回路に含ま
れる多数決回路の一実施例の概略ブロック図が示されて
いる。上記のような電圧比較器においては、基準電圧と
入力電圧との差電圧が極小さいときには、小さなノイズ
によっても影響されて判定精度が悪くなる。そこで、Δ
tずつ遅延時間を持つ多数決クロック1ないし3に同期
して、電圧比較器からのアップダウン信号1をフリップ
フロップFF1〜FF3に取り込む。つまり、上記遅延
時間Δtづつ経過する毎のアップダウン信号1がフリッ
プフロップFF1〜FF3に順次に取り込まれる。これ
らのフリップフロップFF1〜FF3の出力信号を多数
決論理回路LOGの3入力AI,BI及びCIに入力
し、出力COから多数決に従ってアップダウン信号2を
形成する。
れる多数決回路の一実施例の概略ブロック図が示されて
いる。上記のような電圧比較器においては、基準電圧と
入力電圧との差電圧が極小さいときには、小さなノイズ
によっても影響されて判定精度が悪くなる。そこで、Δ
tずつ遅延時間を持つ多数決クロック1ないし3に同期
して、電圧比較器からのアップダウン信号1をフリップ
フロップFF1〜FF3に取り込む。つまり、上記遅延
時間Δtづつ経過する毎のアップダウン信号1がフリッ
プフロップFF1〜FF3に順次に取り込まれる。これ
らのフリップフロップFF1〜FF3の出力信号を多数
決論理回路LOGの3入力AI,BI及びCIに入力
し、出力COから多数決に従ってアップダウン信号2を
形成する。
【0040】上記のような構成により、ノイズにより誤
ったアップダウン信号1が形成されたとしても、他の2
つの正しいアップダウン信号1に対応したアップダウン
信号2を形成することができる。あるいは、基準電圧と
入力電圧とが等しくて刻々に判定結果が異なるときで
も、より正しい方向の判定結果を得ることができる。
ったアップダウン信号1が形成されたとしても、他の2
つの正しいアップダウン信号1に対応したアップダウン
信号2を形成することができる。あるいは、基準電圧と
入力電圧とが等しくて刻々に判定結果が異なるときで
も、より正しい方向の判定結果を得ることができる。
【0041】図5には、上記カウンタ回路に含まれる制
御回路の一実施例の回路図が示されている。オフセット
調整のための第1回目の比較動作に同期して、カウント
信号が発生される。これにより、フリップフロップに
は、第1回目の判定結果が記憶される。前記のように第
1回目がロウレベルのときには、フリップフロップには
ロウレベルが保持される。以後、比較動作毎に多数決回
路からはアップダウン信号2が形成されて、それがカウ
ンタ回路によりアップ又はダウンの計数動作が行われ
る。そして、多数決回路の出力信号がロウレベルからハ
イレベルに変化すると、排他的論理和回路EXORの入
力には、フリップフロップからのロウレベルと多数決回
路からのハイレベルが入力されて、ハイレベルのカウン
トストップ信号が形成される。このストップ信号は、カ
ウンタ回路のキャリー信号とともにオア回路を介してス
トップ信号としてカウンタ回路に入力される。
御回路の一実施例の回路図が示されている。オフセット
調整のための第1回目の比較動作に同期して、カウント
信号が発生される。これにより、フリップフロップに
は、第1回目の判定結果が記憶される。前記のように第
1回目がロウレベルのときには、フリップフロップには
ロウレベルが保持される。以後、比較動作毎に多数決回
路からはアップダウン信号2が形成されて、それがカウ
ンタ回路によりアップ又はダウンの計数動作が行われ
る。そして、多数決回路の出力信号がロウレベルからハ
イレベルに変化すると、排他的論理和回路EXORの入
力には、フリップフロップからのロウレベルと多数決回
路からのハイレベルが入力されて、ハイレベルのカウン
トストップ信号が形成される。このストップ信号は、カ
ウンタ回路のキャリー信号とともにオア回路を介してス
トップ信号としてカウンタ回路に入力される。
【0042】上記カウンタ回路の計数動作を停止させる
のは、電圧比較器から最初に出力された判定出力が、上
記のようなカウンタ回路の計数出力に対応して反転した
ときである。つまり、上記のようなフリップフロップ回
路と排他的論理和回路とを用いることにより、上記のよ
うに最初にロウレベルが出力されて、ハイレベルに変化
した場合と、最初にハイレベルが出力されて、ロウレベ
ルに変化した場合の両方を検出することができる。オフ
セット電圧がキャンセル範囲以上の時、カウンタ回路が
オーバーフローする。カウンタ回路のキャリー信号によ
りストップ信号を発生し、カウンタ回路の計数値は最
大、若しくは最小値を出力する。
のは、電圧比較器から最初に出力された判定出力が、上
記のようなカウンタ回路の計数出力に対応して反転した
ときである。つまり、上記のようなフリップフロップ回
路と排他的論理和回路とを用いることにより、上記のよ
うに最初にロウレベルが出力されて、ハイレベルに変化
した場合と、最初にハイレベルが出力されて、ロウレベ
ルに変化した場合の両方を検出することができる。オフ
セット電圧がキャンセル範囲以上の時、カウンタ回路が
オーバーフローする。カウンタ回路のキャリー信号によ
りストップ信号を発生し、カウンタ回路の計数値は最
大、若しくは最小値を出力する。
【0043】図6には、この発明に係るオフセットキャ
ンセル動作を説明するための電位分布図が示されてい
る。例えば、第1の増幅回路(+1)のオフセット電圧
がXであり、第2の増幅回路(−1)のオフセット電圧
がYであるとすると、かかるオフセット電圧Yは、上記
のようなカウンタ回路からのバー信号が出力されるの
で、(X+Y)/2=Zのような平均値が形成される。
この平均値Zが上記オフセット電圧Xに加算されて、第
1の増幅回路(+1)からのオフセット電圧と、上記Z
が上記オフセット電圧Yに実質的に減算されて第2の増
幅回路(−1)からのオフセット電圧とが等しくされ
る。
ンセル動作を説明するための電位分布図が示されてい
る。例えば、第1の増幅回路(+1)のオフセット電圧
がXであり、第2の増幅回路(−1)のオフセット電圧
がYであるとすると、かかるオフセット電圧Yは、上記
のようなカウンタ回路からのバー信号が出力されるの
で、(X+Y)/2=Zのような平均値が形成される。
この平均値Zが上記オフセット電圧Xに加算されて、第
1の増幅回路(+1)からのオフセット電圧と、上記Z
が上記オフセット電圧Yに実質的に減算されて第2の増
幅回路(−1)からのオフセット電圧とが等しくされ
る。
【0044】つまり、上記第1の増幅回路(+1)と第
2の増幅回路(−1)とは、それぞれの入力と出力との
関係では上記のような合成のオフセット電圧を持つもの
であるが、正転出力と反転出力との間の相対的関係でみ
ると両者は等しくされる。このため、次段の高周波部に
おける差動回路により、ノイズとともに相殺させられる
ので、上記モデム部における正転出力と反転出力を形成
する増幅回路におけるオフセットが原因となって高周波
部の差動回路の出力信号に無視し得ないノイズや直流成
分が発生されるがない。
2の増幅回路(−1)とは、それぞれの入力と出力との
関係では上記のような合成のオフセット電圧を持つもの
であるが、正転出力と反転出力との間の相対的関係でみ
ると両者は等しくされる。このため、次段の高周波部に
おける差動回路により、ノイズとともに相殺させられる
ので、上記モデム部における正転出力と反転出力を形成
する増幅回路におけるオフセットが原因となって高周波
部の差動回路の出力信号に無視し得ないノイズや直流成
分が発生されるがない。
【0045】図7には、この発明に係るオフセット調整
回路の調整動作を説明するためのフローチャート図が示
されている。このオフセット調整動作は、モデムの動作
開始前のトレーニング期間において行われる。
回路の調整動作を説明するためのフローチャート図が示
されている。このオフセット調整動作は、モデムの動作
開始前のトレーニング期間において行われる。
【0046】ステップ(1)により起動がかけられる
と、ステップ(2)によりセレクタ3〜5の設定が行わ
れる。つまり、セレセクタ3はオフセット検出動作に対
応してセレクタ2側に接続され、セレクタ4はテスコー
ド出力側に設定され、セレクタ5はオフ状態にされる。
と、ステップ(2)によりセレクタ3〜5の設定が行わ
れる。つまり、セレセクタ3はオフセット検出動作に対
応してセレクタ2側に接続され、セレクタ4はテスコー
ド出力側に設定され、セレクタ5はオフ状態にされる。
【0047】ステップ(3)では、正転側か反転側の選
択が行われる。つまり、アナログスイッチのセレクタ2
を正転側か反転側に設定する。ステップ(4)では、電
圧比較の判定が行われる。つまり、上記のような電圧比
較器の動作と対数決回路の動作とにより、アップダウン
信号2が形成される。ステップ(5)では、上記アップ
ダウン信号2を受けて、カウンタ回路において+1又は
−1の計数動作がおこなわれる。ステップ(5)では、
上記カウンタの計数値がそれに対応したレジスタにセッ
トされる。
択が行われる。つまり、アナログスイッチのセレクタ2
を正転側か反転側に設定する。ステップ(4)では、電
圧比較の判定が行われる。つまり、上記のような電圧比
較器の動作と対数決回路の動作とにより、アップダウン
信号2が形成される。ステップ(5)では、上記アップ
ダウン信号2を受けて、カウンタ回路において+1又は
−1の計数動作がおこなわれる。ステップ(5)では、
上記カウンタの計数値がそれに対応したレジスタにセッ
トされる。
【0048】ステップ(6)では、上記カウンタの計数
値と上記DCコード出力とが加算器1により加算された
ディジタル信号がDA変換され、ステップ(8)におい
て2回目以降の判定が行われる。ステップ(9)におい
て、ストップ信号が発生されないとき(No)ときに
は、上記ステップ(5)に戻る。以後、ストップ信号が
発生されるまで(Yes)の間は、上記ステップ(5)
〜(9)のループによる繰り返し動作が行われる。
値と上記DCコード出力とが加算器1により加算された
ディジタル信号がDA変換され、ステップ(8)におい
て2回目以降の判定が行われる。ステップ(9)におい
て、ストップ信号が発生されないとき(No)ときに
は、上記ステップ(5)に戻る。以後、ストップ信号が
発生されるまで(Yes)の間は、上記ステップ(5)
〜(9)のループによる繰り返し動作が行われる。
【0049】上記ステップ(9)によりストップ信号が
発生されたなら、ステップ(10)においてカウンタの
リセットが行われ、ステップ(11)において正側と反
転が終了したかの判定が行われる。もしも、例えは反転
側が終了していないとステップ(3)に戻り、反転側の
選択がアナログスイッチとセレクタ2により行われる、
以後上記と同様な動作が行われる。
発生されたなら、ステップ(10)においてカウンタの
リセットが行われ、ステップ(11)において正側と反
転が終了したかの判定が行われる。もしも、例えは反転
側が終了していないとステップ(3)に戻り、反転側の
選択がアナログスイッチとセレクタ2により行われる、
以後上記と同様な動作が行われる。
【0050】上記ステップ(11)において、正・反転
が終了したと判定されたなら(Yes)、ステップ(1
2)おいてレジスタ(正転)とレジスタ(反転)の加算
と1/2の演算処理が行われる。ステップ(13)で
は、上記演算処理により形成された前記平均値がクリッ
プ回路に保持される。ステップ(14)では、セレクタ
3〜5を切り換えて、加算器1にデータ出力とオフセッ
トキャンセルデータを入力させるように設定する。
が終了したと判定されたなら(Yes)、ステップ(1
2)おいてレジスタ(正転)とレジスタ(反転)の加算
と1/2の演算処理が行われる。ステップ(13)で
は、上記演算処理により形成された前記平均値がクリッ
プ回路に保持される。ステップ(14)では、セレクタ
3〜5を切り換えて、加算器1にデータ出力とオフセッ
トキャンセルデータを入力させるように設定する。
【0051】前記図3の実施例のように、上記オフセッ
ト調整を行う差動出力回路が2組存在する場合には、上
記ステップ(14)の後に、I信号側とQ信号側の両方
の上記一連のオフセットキャンセル動作が終了したかの
判定を行い、I信号側の差動出力回路が終了した後には
Q信号側の差動出力回路のオフセットキャンセル動作を
行うようにすればよい。
ト調整を行う差動出力回路が2組存在する場合には、上
記ステップ(14)の後に、I信号側とQ信号側の両方
の上記一連のオフセットキャンセル動作が終了したかの
判定を行い、I信号側の差動出力回路が終了した後には
Q信号側の差動出力回路のオフセットキャンセル動作を
行うようにすればよい。
【0052】図8には、この発明に係るオフセット調整
回路のオフセット検出動作を説明するためのタイミング
図が示されている。クロック信号としてのカウント信号
に同期して次のような動作が順次に行われる。最初はカ
ウンタ出力が0であるから加算器1からは中点電圧に対
応した256の出力信号が形成される。D/A変換器は
それをアナログ電圧に変換し、第1の増幅回路(+1)
からは正転出力が出力され、基準電圧よりも小さいとき
には、アップダウン信号2はハイレベルとなる。以後、
カウント信号に同期して、カウンタ出力は+1を計数
し、それがレジスタ(正転)に転送されるとともに、加
算器1の出力が257に増加し、正転出力がその分高く
される。このようなカウンタ回路の計数動作に対応し
て、正転出力が順次に高くなって、上記基準電圧を超え
るとアップダウン信号2がハイレベルからロウレベルに
変化する。これを受けて、ストップ信号が発生されてカ
ウンタ回路の動作停止させられ、カウンタ回路はクリア
されて0に戻る。
回路のオフセット検出動作を説明するためのタイミング
図が示されている。クロック信号としてのカウント信号
に同期して次のような動作が順次に行われる。最初はカ
ウンタ出力が0であるから加算器1からは中点電圧に対
応した256の出力信号が形成される。D/A変換器は
それをアナログ電圧に変換し、第1の増幅回路(+1)
からは正転出力が出力され、基準電圧よりも小さいとき
には、アップダウン信号2はハイレベルとなる。以後、
カウント信号に同期して、カウンタ出力は+1を計数
し、それがレジスタ(正転)に転送されるとともに、加
算器1の出力が257に増加し、正転出力がその分高く
される。このようなカウンタ回路の計数動作に対応し
て、正転出力が順次に高くなって、上記基準電圧を超え
るとアップダウン信号2がハイレベルからロウレベルに
変化する。これを受けて、ストップ信号が発生されてカ
ウンタ回路の動作停止させられ、カウンタ回路はクリア
されて0に戻る。
【0053】アナログスイッチやセレクタ2が切り換え
て、反転側のオフセット検出動作が行われる。上記同様
に最初はカウンタ出力が0であるから加算器1からは中
点電圧に対応した256の出力信号が形成される。D/
A変換器はそれをアナログ電圧に変換し、第2の増幅回
路(−1)からは反転出力が出力され、基準電圧よりも
小さいときには、アップダウン信号2はハイレベルとな
る。以後、カウント信号に同期して、カウンタ出力は+
1を計数する。しかしながら、カウンタ出力はセレクタ
2によりバー側が出力されので、実質的に−1の計数動
作が行われて計数値は−1に減少させられる。レジスタ
には−1が転送される。加算器1の出力が255に減少
し、反転出力がその分高くされる。このようなカウンタ
回路の計数動作に対応して、反転出力が順次に高くなっ
て、上記基準電圧を超えるとアップダウン信号2がハイ
レベルからロウレベルに変化する。これを受けて、スト
ップ信号が発生されてカウンタ回路の動作停止させら
れ、カウンタ回路はクリアされて0に戻る。
て、反転側のオフセット検出動作が行われる。上記同様
に最初はカウンタ出力が0であるから加算器1からは中
点電圧に対応した256の出力信号が形成される。D/
A変換器はそれをアナログ電圧に変換し、第2の増幅回
路(−1)からは反転出力が出力され、基準電圧よりも
小さいときには、アップダウン信号2はハイレベルとな
る。以後、カウント信号に同期して、カウンタ出力は+
1を計数する。しかしながら、カウンタ出力はセレクタ
2によりバー側が出力されので、実質的に−1の計数動
作が行われて計数値は−1に減少させられる。レジスタ
には−1が転送される。加算器1の出力が255に減少
し、反転出力がその分高くされる。このようなカウンタ
回路の計数動作に対応して、反転出力が順次に高くなっ
て、上記基準電圧を超えるとアップダウン信号2がハイ
レベルからロウレベルに変化する。これを受けて、スト
ップ信号が発生されてカウンタ回路の動作停止させら
れ、カウンタ回路はクリアされて0に戻る。
【0054】上記レジスタへのデータ転送は、上記のよ
うに画一的にカウント動作毎に行うものの他、上記のよ
うな途中での計数値をレジスタに保持することに実質的
な意味がないことから、上記のストップ信号が形成され
たときにセレクタ1を制御して1回だけ行うようにする
ものであってもよい。
うに画一的にカウント動作毎に行うものの他、上記のよ
うな途中での計数値をレジスタに保持することに実質的
な意味がないことから、上記のストップ信号が形成され
たときにセレクタ1を制御して1回だけ行うようにする
ものであってもよい。
【0055】上記のようなカウンタ回路の制御は、種々
の実施形態を採ることが可能である。1つの方法は、上
記説明したようにカウントデータをゼロから順次にアッ
プダウン信号2に従ってアップ(+1)又はダウン(−
1)の計数動作を行うものである。
の実施形態を採ることが可能である。1つの方法は、上
記説明したようにカウントデータをゼロから順次にアッ
プダウン信号2に従ってアップ(+1)又はダウン(−
1)の計数動作を行うものである。
【0056】この制御方法では、上記のようにオフセッ
ト電圧が限りなく0に近いときでも、電圧比較器はハイ
レベル又はロウレベルのアップダウン信号1を形成しま
う。この結果、上記のように以後の動作ではもはや電圧
比較器の出力が反転しなくなり、カウンタ回路がキリャ
ーオーバーしてしまうまでオフセット電圧の検出動作が
行われるものとなってしまう。そのために、カウンタ回
路の最大値までカウンタ回路が動作し、最大のオフセッ
ト電圧が存在すると誤判定する可能性がある。
ト電圧が限りなく0に近いときでも、電圧比較器はハイ
レベル又はロウレベルのアップダウン信号1を形成しま
う。この結果、上記のように以後の動作ではもはや電圧
比較器の出力が反転しなくなり、カウンタ回路がキリャ
ーオーバーしてしまうまでオフセット電圧の検出動作が
行われるものとなってしまう。そのために、カウンタ回
路の最大値までカウンタ回路が動作し、最大のオフセッ
ト電圧が存在すると誤判定する可能性がある。
【0057】第2の方法は、カウンタ回路を最小値又は
最大値に初期設定し、オフセット電圧がオフセットキャ
ンセル範囲内にある場合に必ずアップダウン信号2が一
方のレベルから他方のレベルに変化させるようにするも
のである。
最大値に初期設定し、オフセット電圧がオフセットキャ
ンセル範囲内にある場合に必ずアップダウン信号2が一
方のレベルから他方のレベルに変化させるようにするも
のである。
【0058】第3の方法は、カウンタ回路をゼロに設定
しておいて、そのときのアップダウン信号により、カウ
ントデータを最大値又は最小値に設定してからオフセッ
ト検出動作をスタートさせる。これより、カウンタの動
作は上記最大値又は最小値から上記ゼロまでの間でオフ
セット電圧を検出して動作を停止させることができる。
つまり、上記第2の方法では、最悪の場合には、カウン
タ回路を最小値から最大値まで動作させる必要があり、
オフセット検出のために比較的長い時間を費やすことが
必要になるものである。
しておいて、そのときのアップダウン信号により、カウ
ントデータを最大値又は最小値に設定してからオフセッ
ト検出動作をスタートさせる。これより、カウンタの動
作は上記最大値又は最小値から上記ゼロまでの間でオフ
セット電圧を検出して動作を停止させることができる。
つまり、上記第2の方法では、最悪の場合には、カウン
タ回路を最小値から最大値まで動作させる必要があり、
オフセット検出のために比較的長い時間を費やすことが
必要になるものである。
【0059】図9には、上記高周波部の一実施例の概略
ブロック図が示されている。上記のようなオフセット調
整回路を含むモデム部で形成された2組の差動出力信号
のうち、第1組としての正転信号(I)と反転出力(I
B)は、差動回路AMP1に入力され、上記のようなノ
イズとオフセットが相殺されて2倍化されたI信号が形
成される。
ブロック図が示されている。上記のようなオフセット調
整回路を含むモデム部で形成された2組の差動出力信号
のうち、第1組としての正転信号(I)と反転出力(I
B)は、差動回路AMP1に入力され、上記のようなノ
イズとオフセットが相殺されて2倍化されたI信号が形
成される。
【0060】第2組としての正転信号(Q)と反転出力
(QB)は、差動回路AMP2に入力され、上記のよう
なノイズとオフセットが相殺されて2倍化されたQ信号
が形成される。このQ信号は、位相回路により90°位
相シフトされ、加算回路により加算されて、シンセサイ
ザにより形成された搬送波に重畳させられ、送信電波と
して出力される。
(QB)は、差動回路AMP2に入力され、上記のよう
なノイズとオフセットが相殺されて2倍化されたQ信号
が形成される。このQ信号は、位相回路により90°位
相シフトされ、加算回路により加算されて、シンセサイ
ザにより形成された搬送波に重畳させられ、送信電波と
して出力される。
【0061】このような高周波部では、上記のように差
動回路AMP1とAMP2を用いており、それにオフセ
ットが含まれると出力信号IとQにオフセット電圧に対
応した直流成分が残ってしまう。そこで、高周波部のか
かる差動回路AMP1とAMP2のオフセット電圧を検
出し、そのオフセット電圧をディジタル化して前記図2
に示されたモデム部の外部オフセットデータとして入力
すれば、モデム部に設けられたオフセット調整回路を利
用して、高周波部におけるオフセット電圧も相殺させる
ことができる。図1において、高周波部400からモデ
ム部300の入力回路308に向けて点線で示した経路
は、かかる外部オフセットデータを表している。
動回路AMP1とAMP2を用いており、それにオフセ
ットが含まれると出力信号IとQにオフセット電圧に対
応した直流成分が残ってしまう。そこで、高周波部のか
かる差動回路AMP1とAMP2のオフセット電圧を検
出し、そのオフセット電圧をディジタル化して前記図2
に示されたモデム部の外部オフセットデータとして入力
すれば、モデム部に設けられたオフセット調整回路を利
用して、高周波部におけるオフセット電圧も相殺させる
ことができる。図1において、高周波部400からモデ
ム部300の入力回路308に向けて点線で示した経路
は、かかる外部オフセットデータを表している。
【0062】上記の実施例から得られる作用効果は、下
記の通りである。 (1) D/A変換器と、かかるD/A変換器からの出
力信号を受けてそれと同相の正転出力信号を形成する第
1の増幅回路と、上記D/A変換器からの出力信号を受
けてそれと逆相の反転出力信号を形成する第2の増幅回
路とを備えたD/A変換出力回路に対して、上記第1と
第2の増幅回路におけるアナログ中点電圧に対するオフ
セット電圧をそれぞれ検出し、そのディジタル化された
平均値を上記D/A変換器の入力ディジタル信号に加算
させることより、上記正転出力と反転出力を受ける次段
の差動回路側でオフセットをキャンセルさせることがで
きるという効果が得られる。
記の通りである。 (1) D/A変換器と、かかるD/A変換器からの出
力信号を受けてそれと同相の正転出力信号を形成する第
1の増幅回路と、上記D/A変換器からの出力信号を受
けてそれと逆相の反転出力信号を形成する第2の増幅回
路とを備えたD/A変換出力回路に対して、上記第1と
第2の増幅回路におけるアナログ中点電圧に対するオフ
セット電圧をそれぞれ検出し、そのディジタル化された
平均値を上記D/A変換器の入力ディジタル信号に加算
させることより、上記正転出力と反転出力を受ける次段
の差動回路側でオフセットをキャンセルさせることがで
きるという効果が得られる。
【0063】(2) 上記(1)においては、第1と第
2の増幅回路のそれぞれに対してオフセットをキャンセ
ルさせるものではなく、オフセット調整回路が2つの増
幅回路に対して共通に用いることができるので、回路の
簡素化が可能になるという効果が得られる。
2の増幅回路のそれぞれに対してオフセットをキャンセ
ルさせるものではなく、オフセット調整回路が2つの増
幅回路に対して共通に用いることができるので、回路の
簡素化が可能になるという効果が得られる。
【0064】(3) 上記加算器の入力にセレクタを設
け、上記第1の期間では中点電圧に対応したディジタル
信号のみが供給され、第2の期間では加算される信号と
して上記カウンタの出力信号が供給され、D/A変換動
作中ではクリップ回路の出力信号と上記入力ディジタル
信号とを供給することにより、オフセット検出とオフセ
ット調整の両動作に共用できるるために回路の使用効率
を高くできるから、実質的な回路の簡素化が可能になる
という効果が得られる。
け、上記第1の期間では中点電圧に対応したディジタル
信号のみが供給され、第2の期間では加算される信号と
して上記カウンタの出力信号が供給され、D/A変換動
作中ではクリップ回路の出力信号と上記入力ディジタル
信号とを供給することにより、オフセット検出とオフセ
ット調整の両動作に共用できるるために回路の使用効率
を高くできるから、実質的な回路の簡素化が可能になる
という効果が得られる。
【0065】(4) 上記電圧比較器の出力には、クロ
ックパルスに同期して大小比較出力信号を時系列的に順
次に取り込むフリップフロップ回路と、かかるフリップ
フロップ回路の出力信号を受ける多数決回路を設け、か
かる多数決回路の出力信号が上記大又は小比較出力とす
ることにより、精度の高い電圧比較出力を得ることがで
きるという効果が得られる。
ックパルスに同期して大小比較出力信号を時系列的に順
次に取り込むフリップフロップ回路と、かかるフリップ
フロップ回路の出力信号を受ける多数決回路を設け、か
かる多数決回路の出力信号が上記大又は小比較出力とす
ることにより、精度の高い電圧比較出力を得ることがで
きるという効果が得られる。
【0066】(5) 上記加算器には、外部オフセット
データを選択的に入力することができるようにすること
により、次段の高周波部での差動回路のオフセット電圧
もキャンセルさせることもできるという効果が得られ
る。
データを選択的に入力することができるようにすること
により、次段の高周波部での差動回路のオフセット電圧
もキャンセルさせることもできるという効果が得られ
る。
【0067】(6) 上記D/A変換器及び第1と第2
の増幅回路をI信号とQ信号に対応した2組設け、かか
る2組のD/A変換器及び第1と第2の増幅回路に対し
て、上記オフセット調整回路を共通に用いるようにする
ことにより、回路の簡素化を図ることができるという効
果が得られる。
の増幅回路をI信号とQ信号に対応した2組設け、かか
る2組のD/A変換器及び第1と第2の増幅回路に対し
て、上記オフセット調整回路を共通に用いるようにする
ことにより、回路の簡素化を図ることができるという効
果が得られる。
【0068】(7) 上記アナログスイッチは、オフセ
ット調整回路が非動作状態のときに基準電圧を供給し
て、電圧比較器の両入力電圧を等しくさせるようにする
ことにより、経時変化による電圧比較器の良好な特性を
維持させることができるという効果が得られる。
ット調整回路が非動作状態のときに基準電圧を供給し
て、電圧比較器の両入力電圧を等しくさせるようにする
ことにより、経時変化による電圧比較器の良好な特性を
維持させることができるという効果が得られる。
【0069】以上本発明者よりなされた発明を実施例に
基づき具体的に説明したが、本願発明は前記実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種
々変更可能であることはいうまでもない。例えば、カウ
ンタ回路は、多数決回路からアップダウン信号2を反転
側のオフセット検出のときに反転させてカウンタ回路に
入力するようにしてもよい。この場合には、セレクタ2
を省略することができる。この発明は、D/A変換され
たアナログ信号の正転出力と反転出力とを形成する出力
バッファを備えたD/A変換出力回路のオフセット調整
回路として広く利用することができる。
基づき具体的に説明したが、本願発明は前記実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種
々変更可能であることはいうまでもない。例えば、カウ
ンタ回路は、多数決回路からアップダウン信号2を反転
側のオフセット検出のときに反転させてカウンタ回路に
入力するようにしてもよい。この場合には、セレクタ2
を省略することができる。この発明は、D/A変換され
たアナログ信号の正転出力と反転出力とを形成する出力
バッファを備えたD/A変換出力回路のオフセット調整
回路として広く利用することができる。
【0070】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、D/A変換器と、かかるD
/A変換器からの出力信号を受けてそれと同相の正転出
力信号を形成する第1の増幅回路と、上記D/A変換器
からの出力信号を受けてそれと逆相の反転出力信号を形
成する第2の増幅回路とを備えたD/A変換出力回路に
対して、上記第1と第2の増幅回路におけるアナログ中
点電圧に対するオフセット電圧をそれぞれ検出し、その
ディジタル化された平均値を上記D/A変換器の入力デ
ィジタル信号に加算させるという簡単な構成により、上
記正転出力と反転出力を受ける次段の差動回路側でオフ
セットをキャンセルさせることができる。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、D/A変換器と、かかるD
/A変換器からの出力信号を受けてそれと同相の正転出
力信号を形成する第1の増幅回路と、上記D/A変換器
からの出力信号を受けてそれと逆相の反転出力信号を形
成する第2の増幅回路とを備えたD/A変換出力回路に
対して、上記第1と第2の増幅回路におけるアナログ中
点電圧に対するオフセット電圧をそれぞれ検出し、その
ディジタル化された平均値を上記D/A変換器の入力デ
ィジタル信号に加算させるという簡単な構成により、上
記正転出力と反転出力を受ける次段の差動回路側でオフ
セットをキャンセルさせることができる。
【図1】この発明に係るオフセット調整回路を備えたD
/A変換出力回路を搭載して成る携帯通信端末装置の一
実施例を示すブロック図である。
/A変換出力回路を搭載して成る携帯通信端末装置の一
実施例を示すブロック図である。
【図2】この発明に係るオフセット調整回路の一実施例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図3】この発明に係るオフセット調整回路の他の一実
施例を示すブロック図である。
施例を示すブロック図である。
【図4】この発明に係るオフセット調整回路に含まれる
多数決回路の一実施例を示す概略ブロック図である。
多数決回路の一実施例を示す概略ブロック図である。
【図5】図2と図3に示されたカウンタ回路に含まれる
制御回路の一実施例を示す回路図である。
制御回路の一実施例を示す回路図である。
【図6】この発明に係るオフセットキャンセル動作を説
明するための電位分布図である。
明するための電位分布図である。
【図7】この発明に係るオフセット調整回路の調整動作
を説明するためのフローチャート図である。
を説明するためのフローチャート図である。
【図8】この発明に係るオフセット調整回路のオフセッ
ト検出動作を説明するためのタイミング図である。
ト検出動作を説明するためのタイミング図である。
【図9】図1の高周波部の一実施例を示す概略ブロック
図である。
図である。
100…音声コーディック部、101…A/D変換器、
102…圧縮回路、103…伸長回路、104…D/A
変換器、200…チャンネルコーディック部、300…
モデム部、301…波形生成、302…D/A変換器、
303…ポストフィルタ、304…出力バッファ、30
5…増幅器、306…位相検出回路、307…遅延検波
回路、308…入力回路、309…オフセット検出回
路、310…オフセット補正回路、400…高周波部、
500…マイクロコンピュータ、600…レギュレー
タ、700…リセット発生回路、800…クロック発生
回路、FF1〜FF3…フリップフロップ、LOG…多
数決論理回路、EXOR…排他的論理和回路、OR…オ
ア回路、AMP1,AMP2…差動回路。
102…圧縮回路、103…伸長回路、104…D/A
変換器、200…チャンネルコーディック部、300…
モデム部、301…波形生成、302…D/A変換器、
303…ポストフィルタ、304…出力バッファ、30
5…増幅器、306…位相検出回路、307…遅延検波
回路、308…入力回路、309…オフセット検出回
路、310…オフセット補正回路、400…高周波部、
500…マイクロコンピュータ、600…レギュレー
タ、700…リセット発生回路、800…クロック発生
回路、FF1〜FF3…フリップフロップ、LOG…多
数決論理回路、EXOR…排他的論理和回路、OR…オ
ア回路、AMP1,AMP2…差動回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丹場 裕子 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日立 製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 山下 雅之 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 日 立超エル・エス・アイ・エンジニアリング 株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】 D/A変換器と、かかるD/A変換器か
らの出力信号を受けてそれと同相の正転出力信号を形成
する第1の増幅回路と、上記D/A変換器からの出力信
号を受けてそれと逆相の反転出力信号を形成する第2の
増幅回路とを備えたD/A変換出力回路において、 上記第1と第2の増幅回路におけるアナログ中点電圧に
対するディジタル化されたオフセット電圧を検出し、か
かる2つのオフセット電圧の平均値を求めて上記D/A
変換器の入力ディジタル信号に加算してなるオフセット
調整回路を設けてなることを特徴とするD/A変換出力
回路。 - 【請求項2】 D/A変換器と、かかるD/A変換器の
出力信号に含まれる高調波成分を除去するロウパスフィ
ルタと、かかるフィルタの出力信号を受けてそれと同相
の正転出力信号を形成する第1の増幅回路と、上記D/
A変換器からの出力信号を受けてそれと逆相の反転出力
信号を形成する第2の増幅回路とを備えたD/A変換出
力回路において、 上記D/A変換器に供給する入力ディジタル信号を形成
する第1の加算器と、上記第1と第2の増幅回路の出力
信号を選択するアナログスイッチと、かかるアナログス
イッチを通した出力電圧と上記入力信号の中点電圧に対
応した基準電圧との大小を比較を行う電圧比較器と、か
かる電圧比較器の大又は小の比較出力に対応してアップ
又はダウン計数動作を行うカウンタと、上記カウンタの
計数出力を保持する第1と第2のレジスタと、上記第1
と第2のレジスタの出力信号を加算する第2の加算器
と、上記第2の加算器の出力信号の1/2の信号を保持
するクリップ回路とを含むオフセット調整回路を設け、 上記D/A変換出力回路の動作に先立つ第1の期間にお
いて、上記第1の加算器の第1の入力に上記中点電圧に
対応したディジタル信号を入力して、それに対応した出
力信号を出力させて、上記アナログスイッチにより第1
の増幅回路の出力信号と上記基準電圧とを電圧比較器に
より比較して、その大又は小比較出力に対応してカウン
タをアップ又はダウン計数動作させ、 第2の期間において、上記カウンタの出力信号を第1の
加算器の第2の入力に供給して、上記第1と第2の入力
の加算信号を出力させて、上記アナログスイッチを通し
て第1の増幅回路の出力信号と上記基準電圧とを電圧比
較器により比較して、その大又は小比較出力に対応して
カウンタをアップ又はダウン計数動作させる動作を繰り
返し行い、 第3の期間において、上記電圧比較器の大小比較出力が
反転した時点で上記動作を停止させ、そのときのカウン
タの計数値を上記第1のレジスタに転送させ、 第4の期間において、上記第1の加算器の第1の入力に
上記中点電圧に対応したディジタル信号を入力して、そ
れに対応した出力信号を出力させて、上記アナログスイ
ッチにより第2の増幅回路の出力信号と上記基準電圧と
を電圧比較器により比較して、その大又は小比較出力に
対応してカウンタをアップ又はダウン計数動作させ、 第5の期間において、上記カウンタの出力信号を第1の
加算器の第2の入力に供給して、上記第1と第2の入力
の加算信号を出力させて、上記アナログスイッチを通し
て第1の増幅回路の出力信号と上記基準電圧とを電圧比
較器により比較して、その大又は小比較出力に対応して
カウンタをアップ又はダウン計数動作させる動作を繰り
返し行い、 第6の期間において、上記電圧比較器の大小比較出力が
反転した時点で上記動作を停止させ、そのときのカウン
タの計数値を上記第2のレジスタに転送させ、 第7の期間において、上記第1と第2のレジスタの出力
信号を第2の加算器ニより加算し、その加算出力の1/
2の信号をクリップ回路により保持して、上記第1の加
算器により入力ディジタル信号と加算させるようにして
なることを特徴とするD/A変換出力回路。 - 【請求項3】 上記第1の加算器の入力には、セレクタ
が設けられて、上記第1の期間では中点電圧に対応した
ディジタル信号のみが供給され、第2の期間では加算さ
れる信号として上記カウンタの出力信号が供給され、D
/A変換動作中ではクリップ回路の出力信号と上記入力
ディジタル信号とが供給されるものであることを特徴と
する請求項2のD/A変換出力回路。 - 【請求項4】 上記電圧比較器の出力には、クロックパ
ルスに同期して大小比較出力信号を時系列的に順次に取
り込むフリップフロップ回路と、かかるフリップフロッ
プ回路の出力信号を受ける多数決回路が設けられ、かか
る多数決回路の出力信号が上記大又は小比較出力とされ
るものであることを特徴とする請求項2又は請求項3の
D/A変換出力回路。 - 【請求項5】 上記第1の加算器には、外部オフセット
データを選択的に入力することを可能とするセレクタが
設けられるものであることを特徴とする請求項2又は請
求項3のD/A変換出力回路。 - 【請求項6】 上記D/A変換器及び第1と第2の増幅
回路は、2組設けられるものであり、かかる2組のD/
A変換器及び第1と第2の増幅回路に対して、上記アナ
ログスイッチ、電圧比較器、カウンタ及び第2の加算器
を共通に用い、上記第1の加算器、第1と第2のレジス
タ、クリップ回路とは2組設けられるものであることを
特徴とする請求項2のD/A変換出力回路。 - 【請求項7】 上記アナログスイッチは、オフセット調
整回路が非動作状態のときに基準電圧を供給して、電圧
比較器の両入力電圧を等しくさせる接続スイッチ経路が
設けられるものであることを特徴とする請求項2のD/
A変換出力回路。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8088848A JPH09261053A (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | D/a変換出力回路 |
| SG9700707A SG100609A1 (en) | 1996-03-18 | 1997-03-12 | Digital/analog conversion output circuit having an offset control circuit |
| KR1019970008987A KR970068175A (ko) | 1996-03-18 | 1997-03-17 | 오프셋 조정회로를 가지는 디지털/아날로그 변환 출력회로 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8088848A JPH09261053A (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | D/a変換出力回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09261053A true JPH09261053A (ja) | 1997-10-03 |
Family
ID=13954409
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8088848A Withdrawn JPH09261053A (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | D/a変換出力回路 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09261053A (ja) |
| KR (1) | KR970068175A (ja) |
| SG (1) | SG100609A1 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5894280A (en) * | 1997-02-05 | 1999-04-13 | Vlsi Technology, Inc. | Digital to analog converter offset autocalibration system in a digital synthesizer integrated circuit |
| JP2001185963A (ja) * | 1999-10-29 | 2001-07-06 | Hewlett Packard Co <Hp> | 演算増幅器 |
| JP2010045792A (ja) * | 1998-06-30 | 2010-02-25 | Qualcomm Inc | ディジタルーアナログ変換器における直流オフセット補正のための方法及び装置 |
| JPWO2016051583A1 (ja) * | 2014-10-03 | 2017-09-07 | パイオニア株式会社 | オフセット電圧監視装置及びオフセット電圧監視方法 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3031592C2 (de) * | 1980-08-21 | 1987-01-22 | Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München | Verfahren zum Nullpunktabgleich des durch einen Operationsverstärker realisierten Analogwertvergleichers eines unter Verwendung eines Digital-Analog-Wandlers nach dem Iterativprinzip arbeitenden Analog-Digital-Wandlers, insbesondere bei dessen Zugehörigkeit zu einer Einrichtung zur Analog-Digital-Wandlung und umgekehrt zur Digital-Analog-Wandlung (Codec) |
| JPH0683068B2 (ja) * | 1986-04-23 | 1994-10-19 | 株式会社日立マイコンシステム | アナログ信号入出力回路 |
| JPH01185004A (ja) * | 1988-01-19 | 1989-07-24 | Fuji Facom Corp | 多段階オフセット補償方式 |
| JPH0417415A (ja) * | 1990-05-11 | 1992-01-22 | Toshiba Corp | デジタルアナログコンバータ |
-
1996
- 1996-03-18 JP JP8088848A patent/JPH09261053A/ja not_active Withdrawn
-
1997
- 1997-03-12 SG SG9700707A patent/SG100609A1/en unknown
- 1997-03-17 KR KR1019970008987A patent/KR970068175A/ko not_active Withdrawn
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR970068175A (ko) | 1997-10-13 |
| SG100609A1 (en) | 2003-12-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030603 |