JPH09262255A - 車椅子 - Google Patents
車椅子Info
- Publication number
- JPH09262255A JPH09262255A JP8077589A JP7758996A JPH09262255A JP H09262255 A JPH09262255 A JP H09262255A JP 8077589 A JP8077589 A JP 8077589A JP 7758996 A JP7758996 A JP 7758996A JP H09262255 A JPH09262255 A JP H09262255A
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- Japan
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- reaction force
- receiving member
- force receiving
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- body frame
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 車体フレームの形態に拘らず共通のウイリー
バーを用いることができ、該ウイリーバーを反力受け部
材の位置決め治具として兼用することによって部品点数
の削減とトルク反力受け部材の剛性アップを図ることが
できる車椅子を提供すること。 【構成】 転倒防止用の左右一対のウイリーバー30を
取り付けて成る車椅子において、前記各ウイリーバー3
0を各車輪2の車軸11中心を支点とし、他の一点をト
ルク反力受け部材60(車体フレーム3)に取り付け
る。本発明によれば、ウイリーバー30は車輪2の車軸
11中心を支点として他の一点がトルク反力受け部材6
0に取り付けられるため、車体フレーム3の形態に拘ら
ず共通のウイリーバー30を用いることができる。又、
ウイリーバー30がトルク反力受け部材60の位置決め
治具と補強部材を兼ねるため、部品点数の削減とトルク
反力受け部材60の剛性アップを図ることができる。
バーを用いることができ、該ウイリーバーを反力受け部
材の位置決め治具として兼用することによって部品点数
の削減とトルク反力受け部材の剛性アップを図ることが
できる車椅子を提供すること。 【構成】 転倒防止用の左右一対のウイリーバー30を
取り付けて成る車椅子において、前記各ウイリーバー3
0を各車輪2の車軸11中心を支点とし、他の一点をト
ルク反力受け部材60(車体フレーム3)に取り付け
る。本発明によれば、ウイリーバー30は車輪2の車軸
11中心を支点として他の一点がトルク反力受け部材6
0に取り付けられるため、車体フレーム3の形態に拘ら
ず共通のウイリーバー30を用いることができる。又、
ウイリーバー30がトルク反力受け部材60の位置決め
治具と補強部材を兼ねるため、部品点数の削減とトルク
反力受け部材60の剛性アップを図ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、転倒防止用の左右
一対のウイリーバーを取り付けて成る車椅子に関する。
尚、車椅子には手動車椅子、電動車椅子及び手動式電動
車椅子が含まれる。
一対のウイリーバーを取り付けて成る車椅子に関する。
尚、車椅子には手動車椅子、電動車椅子及び手動式電動
車椅子が含まれる。
【0002】
【従来の技術】手動車椅子、電動車椅子又は手動式電動
車椅子等の車椅子にあっては、過大な人力を加えたとき
や或は登り坂等での走行時における乗員の後方への転倒
防止用に左右一対のウイリバーが取り付けられている。
車椅子等の車椅子にあっては、過大な人力を加えたとき
や或は登り坂等での走行時における乗員の後方への転倒
防止用に左右一対のウイリバーが取り付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
車椅子にあっては、ウイリーバーは例えば水平に後方へ
向かって延在する車体フレームに同軸方向に嵌着された
り、或は車体フレームの2点で支持されていたため、車
体フレームの形態毎に専用のウイリーバーをそれぞれ準
備する必要があり、コストアップを招くという問題があ
った。
車椅子にあっては、ウイリーバーは例えば水平に後方へ
向かって延在する車体フレームに同軸方向に嵌着された
り、或は車体フレームの2点で支持されていたため、車
体フレームの形態毎に専用のウイリーバーをそれぞれ準
備する必要があり、コストアップを招くという問題があ
った。
【0004】ところで、電動ユニットを組み込んだ車輪
を電動ユニットと共に車体フレームに対して着脱自在に
取り付けて成る電動車椅子においては、電動ユニットか
らのトルク反力は車体フレームに取り付けられたトルク
反力受け部材で受けられる構成が採られるが、トルク反
力受け部材を位置決めするための専用の治具が必要であ
り、部品点数の増加とコストアップを招く結果となって
いた。
を電動ユニットと共に車体フレームに対して着脱自在に
取り付けて成る電動車椅子においては、電動ユニットか
らのトルク反力は車体フレームに取り付けられたトルク
反力受け部材で受けられる構成が採られるが、トルク反
力受け部材を位置決めするための専用の治具が必要であ
り、部品点数の増加とコストアップを招く結果となって
いた。
【0005】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、車体フレームの形態に拘らず
共通のウイリーバーを用いることができ、該ウイリーバ
ーを反力受け部材の位置決め治具として兼用することに
よって部品点数の削減とトルク反力受け部材の剛性アッ
プを図ることができる車椅子を提供することにある。
で、その目的とする処は、車体フレームの形態に拘らず
共通のウイリーバーを用いることができ、該ウイリーバ
ーを反力受け部材の位置決め治具として兼用することに
よって部品点数の削減とトルク反力受け部材の剛性アッ
プを図ることができる車椅子を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、転倒防止用の左右一対のウ
イリーバーを取り付けて成る車椅子において、前記各ウ
イリーバーを各車輪の車軸中心を支点とし、他の一点を
車体フレームに取り付けたことを特徴とする。
め、請求項1記載の発明は、転倒防止用の左右一対のウ
イリーバーを取り付けて成る車椅子において、前記各ウ
イリーバーを各車輪の車軸中心を支点とし、他の一点を
車体フレームに取り付けたことを特徴とする。
【0007】又、請求項2記載の発明は、請求項1記載
の発明において、電動ユニットを備える左右の車輪を車
体フレームに着脱自在に取り付け、電動ユニットからの
トルク反力を車体フレームに取り付けられたトルク反力
受け部材で受けるとともに、前記各ウイリーバーの他の
一点を前記トルク反力受け部材に取り付けたことを特徴
とする。
の発明において、電動ユニットを備える左右の車輪を車
体フレームに着脱自在に取り付け、電動ユニットからの
トルク反力を車体フレームに取り付けられたトルク反力
受け部材で受けるとともに、前記各ウイリーバーの他の
一点を前記トルク反力受け部材に取り付けたことを特徴
とする。
【0008】従って、請求項1記載の発明によれば、ウ
イリーバーは車輪の車軸中心を支点として他の一点が車
体フレームに取り付けられるため、車体フレームの形態
に拘らず共通のウイリーバーを用いることができる。
イリーバーは車輪の車軸中心を支点として他の一点が車
体フレームに取り付けられるため、車体フレームの形態
に拘らず共通のウイリーバーを用いることができる。
【0009】又、請求項2記載の発明によれば、ウイリ
ーバーがトルク反力受け部材の位置決め治具と補強部材
を兼ねるため、専用の位置決め治具が不要となって部品
点数とコストが削減される他、トルク反力受け部材の剛
性がウイリーバーによって高められる。
ーバーがトルク反力受け部材の位置決め治具と補強部材
を兼ねるため、専用の位置決め治具が不要となって部品
点数とコストが削減される他、トルク反力受け部材の剛
性がウイリーバーによって高められる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
図面に基づいて説明する。
【0011】図1は本発明に係る手動式電動車椅子の側
面図、図2は同車椅子の平面図、図3は同車椅子の背面
図、図4は同車椅子の駆動輪のハブ部分のカバーを取り
外した状態を示す正面図、図5は図4のA−A線断面
図、図6は同車椅子の右側駆動輪を内側から見た図、図
7は図6の要部(ウイリーバー取付部)の拡大詳細図、
図8は図7のB−B線断面図である。
面図、図2は同車椅子の平面図、図3は同車椅子の背面
図、図4は同車椅子の駆動輪のハブ部分のカバーを取り
外した状態を示す正面図、図5は図4のA−A線断面
図、図6は同車椅子の右側駆動輪を内側から見た図、図
7は図6の要部(ウイリーバー取付部)の拡大詳細図、
図8は図7のB−B線断面図である。
【0012】本実施の形態に係る手動式電動車椅子1
は、既存の折り畳み式手動車椅子の車体の左右に車輪2
を脱着自在に取り付けて構成され、これのパイプ枠状の
車体フレーム3の前後部は左右一対のキャスタ4と車輪
2によって移動自在に支持されている。
は、既存の折り畳み式手動車椅子の車体の左右に車輪2
を脱着自在に取り付けて構成され、これのパイプ枠状の
車体フレーム3の前後部は左右一対のキャスタ4と車輪
2によって移動自在に支持されている。
【0013】又、上記車体フレーム3の中央部には、乗
員が着座すべき布製のシート5(図2及び図3参照)が
張設されている。尚、車体フレーム3は図3に示すよう
に前後一対のクロス部材3aを有しており、X字状を成
す2本のクロス部材3aはその交点を軸6によって枢着
され、軸6を中心として車体を折り畳むことができるよ
うになっている。
員が着座すべき布製のシート5(図2及び図3参照)が
張設されている。尚、車体フレーム3は図3に示すよう
に前後一対のクロス部材3aを有しており、X字状を成
す2本のクロス部材3aはその交点を軸6によって枢着
され、軸6を中心として車体を折り畳むことができるよ
うになっている。
【0014】更に、車体フレーム3の後部には左右一対
のバックパイプ3bが立設されており、各バックパイプ
3bの上端部は後方に折曲され、その折曲部には介助者
用のグリップ7が取り付けられている。又、各車輪2の
内側には、車体後方(図1の右方)に向かって斜め下方
に延出する転倒防止用のウイリーバー30がそれぞれ取
り付けられている。これら左右一対のウイリーバー30
は長さ調節自在であって、その後端部にはローラ31が
回転自在に軸支されている。
のバックパイプ3bが立設されており、各バックパイプ
3bの上端部は後方に折曲され、その折曲部には介助者
用のグリップ7が取り付けられている。又、各車輪2の
内側には、車体後方(図1の右方)に向かって斜め下方
に延出する転倒防止用のウイリーバー30がそれぞれ取
り付けられている。これら左右一対のウイリーバー30
は長さ調節自在であって、その後端部にはローラ31が
回転自在に軸支されている。
【0015】又、車体フレーム3の上記バックパイプ3
bの中間高さ位置から車体前方に水平に延びる左右一対
の肘パイプ3cは、その前端部が略直角に折り曲げられ
て垂直下方に延び、その下端部に前記キャスタ4が回転
自在に支持されているが、右側(シート5に着座した乗
員にとって右側)の肘パイプ3cの直角に折り曲げられ
た部分(垂直部分の上部)にはメインスイッチ8が取り
付けられている。そして、前記肘パイプ3cの下方に配
された左右一対のシートパイプ3dの前側部分は車体前
方に向かって斜め下方に延出しており、その延出端(前
端部)には左右一対のステップ9が取り付けられてい
る。
bの中間高さ位置から車体前方に水平に延びる左右一対
の肘パイプ3cは、その前端部が略直角に折り曲げられ
て垂直下方に延び、その下端部に前記キャスタ4が回転
自在に支持されているが、右側(シート5に着座した乗
員にとって右側)の肘パイプ3cの直角に折り曲げられ
た部分(垂直部分の上部)にはメインスイッチ8が取り
付けられている。そして、前記肘パイプ3cの下方に配
された左右一対のシートパイプ3dの前側部分は車体前
方に向かって斜め下方に延出しており、その延出端(前
端部)には左右一対のステップ9が取り付けられてい
る。
【0016】ところで、左右一対の前記車輪2の各々
は、図5に示すように、車体フレーム3に溶着された車
軸取付ボス10に支持された車軸11にボールベアリン
グ12を介して回転自在に支承されており、各車輪2の
外側には、乗員が手でこれを回すべきリング状のハンド
リム13が設けられている。このハンドリム13は、車
輪2のハブ2aに形成されたボス部2a−1に回動自在
に支持された円板状のディスク14に3本のスポーク1
5を介してボルト16によって取り付けられており、従
って、該ハンドリム13は車輪2に対して独立に回転し
得る。尚、本実施の形態においては、図5に示すよう
に、車輪2のハブ2aとディスク14との間には弾性体
から成るシールリング17が介設されており、ディスク
14はこれに結着されたカバー18によって覆われてい
る。尚、シールリング17はシール機能と共にディスク
14の慣性に伴う周方向の振動を抑制するフリクション
ダンパーとしての機能も果たす。
は、図5に示すように、車体フレーム3に溶着された車
軸取付ボス10に支持された車軸11にボールベアリン
グ12を介して回転自在に支承されており、各車輪2の
外側には、乗員が手でこれを回すべきリング状のハンド
リム13が設けられている。このハンドリム13は、車
輪2のハブ2aに形成されたボス部2a−1に回動自在
に支持された円板状のディスク14に3本のスポーク1
5を介してボルト16によって取り付けられており、従
って、該ハンドリム13は車輪2に対して独立に回転し
得る。尚、本実施の形態においては、図5に示すよう
に、車輪2のハブ2aとディスク14との間には弾性体
から成るシールリング17が介設されており、ディスク
14はこれに結着されたカバー18によって覆われてい
る。尚、シールリング17はシール機能と共にディスク
14の慣性に伴う周方向の振動を抑制するフリクション
ダンパーとしての機能も果たす。
【0017】而して、上記ハンドリム13は、その全周
の3箇所が図4に示す構造によって車輪2に対して双方
向に相対回転可能に弾性的に支持されている。
の3箇所が図4に示す構造によって車輪2に対して双方
向に相対回転可能に弾性的に支持されている。
【0018】即ち、図4に示すように、車輪2のハブ2
aとディスク14の相対応する3箇所には同一形状及び
同一寸法の孔14aがそれぞれ形成されており、各一対
の孔14aにはスプリング19が縮装されている。そし
て、各スプリング19はハブ2aに固定された保持部材
20によってその脱落が防がれている。従って、ディス
ク14に取り付けられたハンドリム13は前述のように
車輪2に対して双方向に相対回転自在に弾性支持される
こととなる。
aとディスク14の相対応する3箇所には同一形状及び
同一寸法の孔14aがそれぞれ形成されており、各一対
の孔14aにはスプリング19が縮装されている。そし
て、各スプリング19はハブ2aに固定された保持部材
20によってその脱落が防がれている。従って、ディス
ク14に取り付けられたハンドリム13は前述のように
車輪2に対して双方向に相対回転自在に弾性支持される
こととなる。
【0019】ところで、各車輪2にはハンドリム13に
加えられる人力(トルク)を検出するための人力検出装
置が組み込まれているが、ハンドリム13と車輪2との
相対回転量はハンドリム13に加えられる人力(トル
ク)の大きさに比例するため、人力検出装置において
は、ハンドリム13の回転をピン31を介して図5に示
す回転変位伝達部材21に伝達し、この回転変位伝達部
材21と車輪2との相対回転をカム機構70によって円
筒状のコア23の軸方向変位に変換し、このコア23の
軸方向変位を固定側に設けられた2つのコイル24,2
5の自己インダクタンスL1,L2の変化量に変換して
検出し、その差分を求めることによってハンドリム13
に加えられる人力(トルク)の大きさを検出するように
している。ここで、コア23とコイル24,25とは差
動トランスを構成しており、コア23は磁性体で構成さ
れている。
加えられる人力(トルク)を検出するための人力検出装
置が組み込まれているが、ハンドリム13と車輪2との
相対回転量はハンドリム13に加えられる人力(トル
ク)の大きさに比例するため、人力検出装置において
は、ハンドリム13の回転をピン31を介して図5に示
す回転変位伝達部材21に伝達し、この回転変位伝達部
材21と車輪2との相対回転をカム機構70によって円
筒状のコア23の軸方向変位に変換し、このコア23の
軸方向変位を固定側に設けられた2つのコイル24,2
5の自己インダクタンスL1,L2の変化量に変換して
検出し、その差分を求めることによってハンドリム13
に加えられる人力(トルク)の大きさを検出するように
している。ここで、コア23とコイル24,25とは差
動トランスを構成しており、コア23は磁性体で構成さ
れている。
【0020】ところで、図5及び図6に示すように、左
右一対の車輪2の各ハブ2aの車幅方向内側には円板状
の固定プレート41が車軸11に結着されており、該固
定プレート41には制御手段を構成するコントローラ4
2が取り付けられている。
右一対の車輪2の各ハブ2aの車幅方向内側には円板状
の固定プレート41が車軸11に結着されており、該固
定プレート41には制御手段を構成するコントローラ4
2が取り付けられている。
【0021】又、各車輪2のハブ2aの内部には前記固
定プレート41で囲まれる空間が形成されるが、該空間
はリング状の隔壁44Aによって室S1と室S2とに区
画されており、室S1内には前記コントローラ42が収
納されている。
定プレート41で囲まれる空間が形成されるが、該空間
はリング状の隔壁44Aによって室S1と室S2とに区
画されており、室S1内には前記コントローラ42が収
納されている。
【0022】而して、前記駆動モータ43によって発生
する補助動力は動力伝達手段を経て車輪2に伝達される
が、この動力伝達手段は、ベルト伝動機構G1とギヤG
2,G3を含んで構成されている。
する補助動力は動力伝達手段を経て車輪2に伝達される
が、この動力伝達手段は、ベルト伝動機構G1とギヤG
2,G3を含んで構成されている。
【0023】以上説明した人力検出装置、コントローラ
42、駆動モータ43及び動力伝達手段が電動ユニット
を構成しているが、この電動ユニットは各車輪2のハブ
2aの車軸11周りに径方向及び軸方向に亘って集約的
に配置されており、このように電動ユニットをハブ2a
に配置して成る車輪2は左右が同一構造に構成され、前
述のように各車輪2は車体フレーム3に脱着自在に取り
付けられている。
42、駆動モータ43及び動力伝達手段が電動ユニット
を構成しているが、この電動ユニットは各車輪2のハブ
2aの車軸11周りに径方向及び軸方向に亘って集約的
に配置されており、このように電動ユニットをハブ2a
に配置して成る車輪2は左右が同一構造に構成され、前
述のように各車輪2は車体フレーム3に脱着自在に取り
付けられている。
【0024】ここで、各車輪2の着脱構造を図5に基づ
いて説明する。
いて説明する。
【0025】車輪2を回転自在に支承する前記車軸11
は中空状に成形されており、その内部には小径のロッド
48が挿通されている。そして、該ロッド48の内端部
には車軸11の内端面に係合する係止部材49が結着さ
れ、同ロッド48の外端部には押圧部材50が結着され
ており、これらの係止部材49と押圧部材50は車軸1
1内に摺動自在に嵌装されており、これらの径はロッド
48のそれよりも大きく設定されている。尚、上記ロッ
ド48と係止部材49及び押圧部材50はスプリング5
1によって外側方(図5の右方)に常時付勢されてい
る。
は中空状に成形されており、その内部には小径のロッド
48が挿通されている。そして、該ロッド48の内端部
には車軸11の内端面に係合する係止部材49が結着さ
れ、同ロッド48の外端部には押圧部材50が結着され
ており、これらの係止部材49と押圧部材50は車軸1
1内に摺動自在に嵌装されており、これらの径はロッド
48のそれよりも大きく設定されている。尚、上記ロッ
ド48と係止部材49及び押圧部材50はスプリング5
1によって外側方(図5の右方)に常時付勢されてい
る。
【0026】又、車軸11の内端部(係止部材49が嵌
装されている部分)には複数の円孔11aが形成されて
おり、各円孔11aにはボール52が保持されている。
尚、前記カバー19の中央部には撓曲自在なゴムキャッ
プ53が被着されており、該ゴムキャップ53内に前記
押圧部材50が臨んでいる。
装されている部分)には複数の円孔11aが形成されて
おり、各円孔11aにはボール52が保持されている。
尚、前記カバー19の中央部には撓曲自在なゴムキャッ
プ53が被着されており、該ゴムキャップ53内に前記
押圧部材50が臨んでいる。
【0027】一方、車体フレーム3に溶着された前記車
軸取付ボス10には円筒状のスリーブ54が挿通固着さ
れており、該スリーブ54は、これの外周に螺着された
ナット55によって車軸取付ボス10に結着されてい
る。尚、各車輪2の内端部には、車椅子1を折り畳んだ
ときに互いに当接して当該車椅子1の折り畳み幅を規制
するための樹脂製のストッパ56が取り付けられてい
る。
軸取付ボス10には円筒状のスリーブ54が挿通固着さ
れており、該スリーブ54は、これの外周に螺着された
ナット55によって車軸取付ボス10に結着されてい
る。尚、各車輪2の内端部には、車椅子1を折り畳んだ
ときに互いに当接して当該車椅子1の折り畳み幅を規制
するための樹脂製のストッパ56が取り付けられてい
る。
【0028】而して、各車輪2は車軸11の内端部を外
側方から上記スリーブ54に挿通することによって車軸
取付ボス10を介して車体フレーム3に取り付けられる
が、これの取付状態においては、図5に示すようにボー
ル52が係止部材49によって径方向外方に押し出され
て車軸11の外周面から突出しており、該ボール52が
スリーブ54の内端面に係止されるために車軸11の抜
けが阻止され、これによって車輪2が車体フレーム3に
確実に取り付けられる。
側方から上記スリーブ54に挿通することによって車軸
取付ボス10を介して車体フレーム3に取り付けられる
が、これの取付状態においては、図5に示すようにボー
ル52が係止部材49によって径方向外方に押し出され
て車軸11の外周面から突出しており、該ボール52が
スリーブ54の内端面に係止されるために車軸11の抜
けが阻止され、これによって車輪2が車体フレーム3に
確実に取り付けられる。
【0029】次に、取付状態にある車輪2を車体フレー
ム3から取り外すには、ゴムキャップ53を脱着機構の
操作ボタンとして使用し、該ゴムキャップ53を指で押
して押圧部材50とロッド48及び係止部材49をスプ
リング51の付勢力に抗して一体的に車体内側方に移動
させる。すると、係止部材49がボール52の位置から
退避して小径のロッド48がボール52の部分に位置す
るため、ボール52は車軸11の径方向内方に移動して
車軸11の外表面から没することができ、そのまま車輪
2を外側方へ引き出せば車軸11をスリーブ54から抜
くことができ、従って、駆動輪2をワンタッチで容易に
車体フレーム3から取り外すことができる。
ム3から取り外すには、ゴムキャップ53を脱着機構の
操作ボタンとして使用し、該ゴムキャップ53を指で押
して押圧部材50とロッド48及び係止部材49をスプ
リング51の付勢力に抗して一体的に車体内側方に移動
させる。すると、係止部材49がボール52の位置から
退避して小径のロッド48がボール52の部分に位置す
るため、ボール52は車軸11の径方向内方に移動して
車軸11の外表面から没することができ、そのまま車輪
2を外側方へ引き出せば車軸11をスリーブ54から抜
くことができ、従って、駆動輪2をワンタッチで容易に
車体フレーム3から取り外すことができる。
【0030】そして、駆動輪2を車体フレーム3に再び
取り付けるには、操作ボタンとしてのゴムキャップ53
を押さえて押圧部材50とロッド48及び係止部材49
を車体内側方へ移動させたまま車軸11をスリーブ54
に挿通せしめ、その後にゴムキャップ53から指を離せ
ば良い。すると、ボール54が係止部材49によって径
方向外方に押し出されて車軸11の外周面から突出し、
該ボール52がスリーブ54の内端面に係止されるため
に車軸11の抜けが阻止され、これによって車輪2が車
体フレーム3にワンタッチで容易に取り付けられる。
取り付けるには、操作ボタンとしてのゴムキャップ53
を押さえて押圧部材50とロッド48及び係止部材49
を車体内側方へ移動させたまま車軸11をスリーブ54
に挿通せしめ、その後にゴムキャップ53から指を離せ
ば良い。すると、ボール54が係止部材49によって径
方向外方に押し出されて車軸11の外周面から突出し、
該ボール52がスリーブ54の内端面に係止されるため
に車軸11の抜けが阻止され、これによって車輪2が車
体フレーム3にワンタッチで容易に取り付けられる。
【0031】尚、本実施の形態に係る手動式電動車椅子
1にあっては、図1乃至図3に示すように右側の車輪2
の固定プレート41にバッテリホルダー71が固定さ
れ、このバッテリホルダー71にバッテリ45が脱着可
能に取り付けられており、車体フレーム3側にはワイヤ
ーハーネス46が設置されている。従って、左右の車輪
2を車体に取り付けた後は、各車輪2の固定プレート4
1に取り付けられたカプラー44に車体側に設置された
前記ワイヤーハーネス46の不図示のカプラーを接続す
れば、右側の駆動輪2に配置された前記バッテリ45か
ら左側の駆動輪2に設けられた駆動モータ43やコント
ローラ42等への給電がワイヤーハーネス46を介して
なされる。
1にあっては、図1乃至図3に示すように右側の車輪2
の固定プレート41にバッテリホルダー71が固定さ
れ、このバッテリホルダー71にバッテリ45が脱着可
能に取り付けられており、車体フレーム3側にはワイヤ
ーハーネス46が設置されている。従って、左右の車輪
2を車体に取り付けた後は、各車輪2の固定プレート4
1に取り付けられたカプラー44に車体側に設置された
前記ワイヤーハーネス46の不図示のカプラーを接続す
れば、右側の駆動輪2に配置された前記バッテリ45か
ら左側の駆動輪2に設けられた駆動モータ43やコント
ローラ42等への給電がワイヤーハーネス46を介して
なされる。
【0032】ところで、各車輪2は電動ユニットからの
トルク反力を受けるため、図6乃至図8に示すように、
車体フレーム3の各バックパイプ3bには該トルク反力
を受けるためのトルク反力受け部材60が取り付けられ
ている。ここで、トルク反力受け部材60を含む回り止
め構造を図7及び図8に基づいて説明する。尚、ここで
は右側の車輪2についての回り止め構造についてのみ説
明するが、左側の車輪2についての回り止め構造も同様
であるため、これについての説明は省略する。
トルク反力を受けるため、図6乃至図8に示すように、
車体フレーム3の各バックパイプ3bには該トルク反力
を受けるためのトルク反力受け部材60が取り付けられ
ている。ここで、トルク反力受け部材60を含む回り止
め構造を図7及び図8に基づいて説明する。尚、ここで
は右側の車輪2についての回り止め構造についてのみ説
明するが、左側の車輪2についての回り止め構造も同様
であるため、これについての説明は省略する。
【0033】図8に示すように、電動ユニットの前記固
定プレート41には金属製の円柱状のピン61が螺着さ
れており、該ピン61は車幅方向内方(図8の下方)に
向かって突設されている。
定プレート41には金属製の円柱状のピン61が螺着さ
れており、該ピン61は車幅方向内方(図8の下方)に
向かって突設されている。
【0034】他方、車体フレーム3には2分割された金
属製の前記トルク反力受け部材60がボルト62によっ
て取り付けられており、車体フレーム3とトルク反力受
け部材60との間にはカラー(スペーサ)63が介設さ
れている。トルク反力受け部材60には、電動ユニット
の駆動反力の作用方向(車軸11を中心とする円周方
向)に対して略直角方向(径方向)に長い大小の長孔6
0a,60bが形成されている。
属製の前記トルク反力受け部材60がボルト62によっ
て取り付けられており、車体フレーム3とトルク反力受
け部材60との間にはカラー(スペーサ)63が介設さ
れている。トルク反力受け部材60には、電動ユニット
の駆動反力の作用方向(車軸11を中心とする円周方
向)に対して略直角方向(径方向)に長い大小の長孔6
0a,60bが形成されている。
【0035】そして、上記一方の長孔60aには、その
幅が前記ピン61の外径と略等しい円筒状のゴムダンパ
ー64が嵌装されている。このゴムダンパー64は、ト
ルク反力受け部材60にカシメで固定されたリング状の
アルミニウム製キャップ65によって長孔60aからの
抜け止めが図られており、キャップ65の内径と他方の
長孔60bの幅は前記ゴムダンパー64の内径よりも大
きく設定されている。
幅が前記ピン61の外径と略等しい円筒状のゴムダンパ
ー64が嵌装されている。このゴムダンパー64は、ト
ルク反力受け部材60にカシメで固定されたリング状の
アルミニウム製キャップ65によって長孔60aからの
抜け止めが図られており、キャップ65の内径と他方の
長孔60bの幅は前記ゴムダンパー64の内径よりも大
きく設定されている。
【0036】而して、駆動輪2を車体フレーム3の車軸
取付ボス10に取り付ける際には、固定プレート41に
突設されたピン61が図8に示すようにトルク反力受け
部材60側の前記キャップ65を通ってゴムダンパー6
4と長孔60bに挿通され、これによって固定プレート
41の回り止めがなされる。ここで、前述のようにゴム
ダンパー64の内径はピン61の外径と略同等に設定さ
れているため、ピン61はゴムダンパー64に嵌合さ
れ、ゴムダンパー64による弾性支持作用によって駆動
輪2の取り付けがガタ無く円滑に行われる。この場合、
ピン61はトルク反力受け部材60に対して長孔係合す
るため、部品精度が多少ラフであっても、駆動輪2を車
体フレーム3に簡単に取り付けることができる。
取付ボス10に取り付ける際には、固定プレート41に
突設されたピン61が図8に示すようにトルク反力受け
部材60側の前記キャップ65を通ってゴムダンパー6
4と長孔60bに挿通され、これによって固定プレート
41の回り止めがなされる。ここで、前述のようにゴム
ダンパー64の内径はピン61の外径と略同等に設定さ
れているため、ピン61はゴムダンパー64に嵌合さ
れ、ゴムダンパー64による弾性支持作用によって駆動
輪2の取り付けがガタ無く円滑に行われる。この場合、
ピン61はトルク反力受け部材60に対して長孔係合す
るため、部品精度が多少ラフであっても、駆動輪2を車
体フレーム3に簡単に取り付けることができる。
【0037】即ち、トルク反力受け部材60には径方向
(電動ユニットの駆動反力の作用方向に対して略直角方
向)に長い長孔60a,60bが形成され、ピン65
は、長孔60aに嵌合するゴムダンパー64を介して長
孔60bに係合するため、各種部品の精度が多少ラフで
あっても、ピン61をトルク反力受け部材60に容易に
係合せしめて電動ユニットの回り止め構造を構成するこ
とができる。
(電動ユニットの駆動反力の作用方向に対して略直角方
向)に長い長孔60a,60bが形成され、ピン65
は、長孔60aに嵌合するゴムダンパー64を介して長
孔60bに係合するため、各種部品の精度が多少ラフで
あっても、ピン61をトルク反力受け部材60に容易に
係合せしめて電動ユニットの回り止め構造を構成するこ
とができる。
【0038】そして、ピン61は駆動反力の作用方向
(周方向)には長孔60bに略密に係合するため、トル
ク反力がトルク反力受け部材60を介して車体フレーム
3で確実に受けられ、電動ユニットの回り止めが確実に
なされる。
(周方向)には長孔60bに略密に係合するため、トル
ク反力がトルク反力受け部材60を介して車体フレーム
3で確実に受けられ、電動ユニットの回り止めが確実に
なされる。
【0039】ここで、前記各ウイリーバー30の取付構
造を図6乃至図8に基づいて説明する。尚、ここでは右
側のウイリーバー30の取付構造について説明するが、
左側のウイリーバー30の取付構造も同様であるため、
これについての説明は省略する。
造を図6乃至図8に基づいて説明する。尚、ここでは右
側のウイリーバー30の取付構造について説明するが、
左側のウイリーバー30の取付構造も同様であるため、
これについての説明は省略する。
【0040】ウイリーバー30はこれの前端部に溶着さ
れた板金製のブラケット32を含んで構成されており、
ブラケット32の上半部は1枚のプレートで構成され、
下半部は2枚のプレートで構成されている。
れた板金製のブラケット32を含んで構成されており、
ブラケット32の上半部は1枚のプレートで構成され、
下半部は2枚のプレートで構成されている。
【0041】而して、ウイリーバー30は、図5及び図
6に示すように、車軸11の中心を支点とし、他の一点
を前記トルク反力受け部材60に取り付けることによっ
て車体フレーム3に取付固定される。
6に示すように、車軸11の中心を支点とし、他の一点
を前記トルク反力受け部材60に取り付けることによっ
て車体フレーム3に取付固定される。
【0042】即ち、図5に示すように、ウイリーバー3
0のブラケット32の上端部は前記スリーブ54に通さ
れ、スリーブ54に螺着された前記ナット55によって
締め付けられることによってスリーブ54に取付支持さ
れており、ブラケット32の下端部は、図7及び図8に
示すように、前記トルク反力受け部材60の円形の凸部
60c外周に通され、凸部60c外周に螺着されたナッ
ト66によって締め付けられて固定されている。
0のブラケット32の上端部は前記スリーブ54に通さ
れ、スリーブ54に螺着された前記ナット55によって
締め付けられることによってスリーブ54に取付支持さ
れており、ブラケット32の下端部は、図7及び図8に
示すように、前記トルク反力受け部材60の円形の凸部
60c外周に通され、凸部60c外周に螺着されたナッ
ト66によって締め付けられて固定されている。
【0043】次に、本手動式電動車椅子1の作用を説明
する。
する。
【0044】乗員が車椅子1を前進させるために左右一
対のハンドリム13に力を加えてこれを回すと、ディス
ク14と車輪2のハブ2a間に介装されたスプリング1
9が圧縮変形され、該スプリング19の圧縮反力がハブ
2aに伝達されるため、車輪2に人力が伝達される。
対のハンドリム13に力を加えてこれを回すと、ディス
ク14と車輪2のハブ2a間に介装されたスプリング1
9が圧縮変形され、該スプリング19の圧縮反力がハブ
2aに伝達されるため、車輪2に人力が伝達される。
【0045】而して、ハンドリム13の回転はディスク
14及びピン31を介して回転変位伝達部材21に伝達
され、該回転変位伝達部材21がスプリング19の圧縮
変形量に見合う角度だけ車輪2(ハブ2a)に対して相
対回転し、該回転変位伝達部材21の相対回転はカム機
構70によってコア23の軸方向変位に変換される。
14及びピン31を介して回転変位伝達部材21に伝達
され、該回転変位伝達部材21がスプリング19の圧縮
変形量に見合う角度だけ車輪2(ハブ2a)に対して相
対回転し、該回転変位伝達部材21の相対回転はカム機
構70によってコア23の軸方向変位に変換される。
【0046】又、乗員が車椅子1を後進させるために左
右一対のハンドリム13に力を加えてこれを逆方向に回
すと、該ハンドリム13の回転は回転変位伝達部材21
に伝達され、該回転変位伝達部材21がスプリング19
の圧縮変形量に見合う角度だけ車輪2(ハブ2a)に対
して逆方向に相対回転し、該回転変位伝達部材21の相
対回転はカム機構70によってコア23の軸方向変位に
変換される。
右一対のハンドリム13に力を加えてこれを逆方向に回
すと、該ハンドリム13の回転は回転変位伝達部材21
に伝達され、該回転変位伝達部材21がスプリング19
の圧縮変形量に見合う角度だけ車輪2(ハブ2a)に対
して逆方向に相対回転し、該回転変位伝達部材21の相
対回転はカム機構70によってコア23の軸方向変位に
変換される。
【0047】而して、前後進時にハンドリム13と車輪
2との相対回転量(人力の大きさ)に応じて上述のよう
にコア23が軸方向に移動すると、コイル24,25の
自己インダクタンスL1,L2が変化するため、両コイ
ル24,25の自己インダクタンスL1,L2の変化量
を検出することによって人力の大きさを検出することが
できる。
2との相対回転量(人力の大きさ)に応じて上述のよう
にコア23が軸方向に移動すると、コイル24,25の
自己インダクタンスL1,L2が変化するため、両コイ
ル24,25の自己インダクタンスL1,L2の変化量
を検出することによって人力の大きさを検出することが
できる。
【0048】上述のようにハンドリム13に加えられる
人力が検出されると、コントローラ42はその人力の大
きさに応じた制御信号を不図示のパワー部に送信し、検
出された人力(トルク)に応じた電力(電流)を駆動モ
ータ43に供給し、該駆動モータ43を回転駆動して所
要の補助動力を発生せしめる。
人力が検出されると、コントローラ42はその人力の大
きさに応じた制御信号を不図示のパワー部に送信し、検
出された人力(トルク)に応じた電力(電流)を駆動モ
ータ43に供給し、該駆動モータ43を回転駆動して所
要の補助動力を発生せしめる。
【0049】そして、駆動モータ43が駆動されると、
その回転はベルト伝動機構G1及びギヤG2,G3を含
んで構成される動力伝達手段を経て車輪2に伝達され、
該車輪2が人力に補助動力を加えた大きさの駆動力によ
って回転駆動され、これによって車椅子1が前進せしめ
られ、乗員は全駆動力の例えば約1/2程度の小さな人
力で楽に車椅子1を操作することができる。
その回転はベルト伝動機構G1及びギヤG2,G3を含
んで構成される動力伝達手段を経て車輪2に伝達され、
該車輪2が人力に補助動力を加えた大きさの駆動力によ
って回転駆動され、これによって車椅子1が前進せしめ
られ、乗員は全駆動力の例えば約1/2程度の小さな人
力で楽に車椅子1を操作することができる。
【0050】以上において、本実施の形態においては、
ウイリーバー30は車輪2の車軸11中心を支点として
他の1点がトルク反力受け部材60に取り付けられるた
め、車体フレーム3の形態に拘らず共通のウイリーバー
30を用いることができる。例えば、図9に示すような
車体フレーム3の下部が車体前方(図9の左方)に屈曲
され、車軸11が車体前方にオフセットされた電動車椅
子に対しても共通のウイリーバー30を用いることがで
き、部品コストを下げることができる。そして、ウイリ
ーバー30は車軸11の中心を支点として取り付けられ
るため、他の一点の取付位置(つまり、トルク反力受け
部材60の取付位置)を車軸11を中心とする同一円弧
上で変えれば、ウイリーバー30の取付角度を調整する
ことができる。具体的には、トルク反力受け部材60の
取付位置を変えるために、図7及び図8に示すように、
固定プレート41に、ピン61を螺着するための予備の
ネジ孔41aを複数形成しておけば良い。
ウイリーバー30は車輪2の車軸11中心を支点として
他の1点がトルク反力受け部材60に取り付けられるた
め、車体フレーム3の形態に拘らず共通のウイリーバー
30を用いることができる。例えば、図9に示すような
車体フレーム3の下部が車体前方(図9の左方)に屈曲
され、車軸11が車体前方にオフセットされた電動車椅
子に対しても共通のウイリーバー30を用いることがで
き、部品コストを下げることができる。そして、ウイリ
ーバー30は車軸11の中心を支点として取り付けられ
るため、他の一点の取付位置(つまり、トルク反力受け
部材60の取付位置)を車軸11を中心とする同一円弧
上で変えれば、ウイリーバー30の取付角度を調整する
ことができる。具体的には、トルク反力受け部材60の
取付位置を変えるために、図7及び図8に示すように、
固定プレート41に、ピン61を螺着するための予備の
ネジ孔41aを複数形成しておけば良い。
【0051】又、ウイリーバー30はトルク反力受け部
材60の位置決め治具と補強部材を兼ねるため、従来必
要であった専用の位置決め治具が不要となって部品点数
とコストが削減される他、トルク反力受け部材60の剛
性がウイリーバー30によって高められる。
材60の位置決め治具と補強部材を兼ねるため、従来必
要であった専用の位置決め治具が不要となって部品点数
とコストが削減される他、トルク反力受け部材60の剛
性がウイリーバー30によって高められる。
【0052】ここで、回り止め構造の別実施形態を図1
0に示す。尚、図10は回り止め構造の別実施形態を示
す図8と同様の図であり、本図においては図8に示した
と同一要素には同一符号を付している。
0に示す。尚、図10は回り止め構造の別実施形態を示
す図8と同様の図であり、本図においては図8に示した
と同一要素には同一符号を付している。
【0053】図10に示す例では、トルク反力受け部材
60に嵌合されたブッシュ72の端部にウイリーバー3
0のブラケット32を押し当て、該ブラケット32をボ
ルト73によってトルク反力受け部材60に取り付ける
構造を採用している。
60に嵌合されたブッシュ72の端部にウイリーバー3
0のブラケット32を押し当て、該ブラケット32をボ
ルト73によってトルク反力受け部材60に取り付ける
構造を採用している。
【0054】尚、以上は本発明を特に補助動力式の手動
式電動車椅子に適用した場合について述べたが、本発明
は自走式の電動車椅子や手動車椅子に対しても同様に適
用することができることは勿論である。
式電動車椅子に適用した場合について述べたが、本発明
は自走式の電動車椅子や手動車椅子に対しても同様に適
用することができることは勿論である。
【0055】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
記載の発明によれば、ウイリーバーは車輪の車軸中心を
支点として他の一点が車体フレームに取り付けられるた
め、車体フレームの形態に拘らず共通のウイリーバーを
用いることができるという効果が得られる。
記載の発明によれば、ウイリーバーは車輪の車軸中心を
支点として他の一点が車体フレームに取り付けられるた
め、車体フレームの形態に拘らず共通のウイリーバーを
用いることができるという効果が得られる。
【0056】又、請求項2記載の発明によれば、ウイリ
ーバーがトルク反力受け部材の位置決め治具と補強部材
を兼ねるため、専用の位置決め治具が不要となって部品
点数とコストが削減される他、トルク反力受け部材の剛
性がウイリーバーによって高められるという効果が得ら
れる。
ーバーがトルク反力受け部材の位置決め治具と補強部材
を兼ねるため、専用の位置決め治具が不要となって部品
点数とコストが削減される他、トルク反力受け部材の剛
性がウイリーバーによって高められるという効果が得ら
れる。
【図1】本発明に係る手動式電動車椅子の側面図であ
る。
る。
【図2】本発明に係る手動式電動車椅子の平面図であ
る。
る。
【図3】本発明に係る手動式電動車椅子の背面図であ
る。
る。
【図4】本発明に係る手動式電動車椅子の車輪のハブ部
分のカバーを取り外した状態を示す正面図である。
分のカバーを取り外した状態を示す正面図である。
【図5】図4のA−A線断面図である。
【図6】本発明に係る手動式電動車椅子の右側車輪を内
側から見た図である。
側から見た図である。
【図7】図6の要部(ウイリーバー取付部)の拡大詳細
図である。
図である。
【図8】図7のB−B線断面図である。
【図9】本発明の別実施の形態に係る手動式電動車椅子
の車輪を内側から見た図である。
の車輪を内側から見た図である。
【図10】別実施の形態の形態に係る回り止め構造を示
す図8と同様の図である。
す図8と同様の図である。
1 手動式電動車椅子 2 車輪 3 車体フレーム 10 ボス 10a 車軸挿通孔 11 車軸 30 ウイリーバー 60 トルク反力受け部材 60a,60b 長孔 61 ピン(突起)
Claims (2)
- 【請求項1】 転倒防止用の左右一対のウイリーバーを
取り付けて成る車椅子において、 前記各ウイリーバーを各車輪の車軸中心を支点とし、他
の一点を車体フレームに取り付けたことを特徴とする車
椅子。 - 【請求項2】 電動ユニットを備える左右の車輪を車体
フレームに着脱自在に取り付け、電動ユニットからのト
ルク反力を車体フレームに取り付けられたトルク反力受
け部材で受けるとともに、前記各ウイリーバーの他の一
点を前記トルク反力受け部材に取り付けたことを特徴と
する請求項1記載の車椅子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8077589A JPH09262255A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 車椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8077589A JPH09262255A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 車椅子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09262255A true JPH09262255A (ja) | 1997-10-07 |
Family
ID=13638165
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8077589A Pending JPH09262255A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 車椅子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09262255A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6357793B1 (en) * | 1999-10-29 | 2002-03-19 | Sunrise Medical Hhg Inc. | Anti-tip wheel |
-
1996
- 1996-03-29 JP JP8077589A patent/JPH09262255A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6357793B1 (en) * | 1999-10-29 | 2002-03-19 | Sunrise Medical Hhg Inc. | Anti-tip wheel |
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