JPH09262406A - 作動油の脱気方法 - Google Patents
作動油の脱気方法Info
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- JPH09262406A JPH09262406A JP7214796A JP7214796A JPH09262406A JP H09262406 A JPH09262406 A JP H09262406A JP 7214796 A JP7214796 A JP 7214796A JP 7214796 A JP7214796 A JP 7214796A JP H09262406 A JPH09262406 A JP H09262406A
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- hollow fiber
- membrane
- hydraulic oil
- semipermeable membrane
- oil
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- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】作動油中に気泡として存在する気体のみならず
溶解している溶存気体をも簡便な操作で、高水準で且つ
効率良く脱気する新規な作動油の脱気方法を提供する。 【解決手段】気体は透過するが作動油は透過しない緻密
層を有する中空糸半透膜であって、25℃における酸素
透過速度が1×10-6[cm3/cm2・s・cmHg]
以上であり、酸素と窒素の分離係数αが、該半透膜の緻
密層を形成する素材の固有のαの65%以上である中空
糸半透膜の片側表面に作動油を接触させ、該膜の反対側
を減圧することを特徴とする作動油の脱気方法。
溶解している溶存気体をも簡便な操作で、高水準で且つ
効率良く脱気する新規な作動油の脱気方法を提供する。 【解決手段】気体は透過するが作動油は透過しない緻密
層を有する中空糸半透膜であって、25℃における酸素
透過速度が1×10-6[cm3/cm2・s・cmHg]
以上であり、酸素と窒素の分離係数αが、該半透膜の緻
密層を形成する素材の固有のαの65%以上である中空
糸半透膜の片側表面に作動油を接触させ、該膜の反対側
を減圧することを特徴とする作動油の脱気方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】作動油中に存在する気体は各
種油圧機器及びその制御に多くの悪影響及ぼす。例え
ば、油の劣化促進、油圧機器の腐食促進、キャビテーシ
ョン浸食等による油圧機器の短命化、息つき現象等の油
圧動作不良現象等である。近年これらの気体の経済的で
簡便な除去技術の確立が切に望まれている。本発明はか
かる作動油中に存在する気体の効率的な隔膜脱気方法に
関する。本発明によれば、例えば、建設機械、エレベー
ター、農業用機械、工作機械、金属やプラスチックの成
形機械、自動変速機、ブレーキ、パワーステアリング等
の車両用各装置、船舶用、等々に使用される各種油圧機
器に用いられる各種作動油の脱気に利用できる。むろん
本発明は作動油以外の各種潤滑油及び各種油脂の脱気に
も必要に応じて適用することができる。
種油圧機器及びその制御に多くの悪影響及ぼす。例え
ば、油の劣化促進、油圧機器の腐食促進、キャビテーシ
ョン浸食等による油圧機器の短命化、息つき現象等の油
圧動作不良現象等である。近年これらの気体の経済的で
簡便な除去技術の確立が切に望まれている。本発明はか
かる作動油中に存在する気体の効率的な隔膜脱気方法に
関する。本発明によれば、例えば、建設機械、エレベー
ター、農業用機械、工作機械、金属やプラスチックの成
形機械、自動変速機、ブレーキ、パワーステアリング等
の車両用各装置、船舶用、等々に使用される各種油圧機
器に用いられる各種作動油の脱気に利用できる。むろん
本発明は作動油以外の各種潤滑油及び各種油脂の脱気に
も必要に応じて適用することができる。
【0002】
【従来の技術】油中に存在する気体を隔膜を介して除去
する方法は従来より公知であった。例えば、特開昭61
−78408号公報には親水性高分子多孔膜を用いた油
中気体分離方法が開示されている。しかしながら、本公
報に開示された多孔膜を使用する脱気方法では、使用時
間ともに膜の細孔部が油により徐々に濡らされ、ついに
は油が膜を通して漏れだす欠点を有していた。また、こ
こに開示された方法は実質的に油中に発生する気泡の除
去に関するものであり、油中に安定して溶解している気
体の除去についてはなんら言及されていない。
する方法は従来より公知であった。例えば、特開昭61
−78408号公報には親水性高分子多孔膜を用いた油
中気体分離方法が開示されている。しかしながら、本公
報に開示された多孔膜を使用する脱気方法では、使用時
間ともに膜の細孔部が油により徐々に濡らされ、ついに
は油が膜を通して漏れだす欠点を有していた。また、こ
こに開示された方法は実質的に油中に発生する気泡の除
去に関するものであり、油中に安定して溶解している気
体の除去についてはなんら言及されていない。
【0003】特開平2−273503号公報には、フィ
ブリル化されたポリテトラフルオロエチレン多孔フィル
ムの上にシリコーンをコーティングまたはラミネートし
た膜の使用による脱気方法が開示されいるが、このよう
に多孔質フイルムの表面にシリコーン層を形成させた膜
では、シリコーン層と多孔層の界面での剥離が発生し易
く膜の耐久性に大いに問題があった。さらに本公報には
作動油の脱気についての具体的な実施形態につていは言
及されていない。
ブリル化されたポリテトラフルオロエチレン多孔フィル
ムの上にシリコーンをコーティングまたはラミネートし
た膜の使用による脱気方法が開示されいるが、このよう
に多孔質フイルムの表面にシリコーン層を形成させた膜
では、シリコーン層と多孔層の界面での剥離が発生し易
く膜の耐久性に大いに問題があった。さらに本公報には
作動油の脱気についての具体的な実施形態につていは言
及されていない。
【0004】特開平4−290502号公報には不飽和
2重結合を有する油を脱気するにあたり、該油を隔膜と
な中空糸膜の内側に流しつつ、中空糸膜の外側を減圧に
する事により、油中に溶存している酸素を効率よく脱気
できる事が開示されている。しかし、該公報は、比較的
粘度の低い食用油に関する脱気であり、粘度の高い作動
油の脱気については言及されていない。
2重結合を有する油を脱気するにあたり、該油を隔膜と
な中空糸膜の内側に流しつつ、中空糸膜の外側を減圧に
する事により、油中に溶存している酸素を効率よく脱気
できる事が開示されている。しかし、該公報は、比較的
粘度の低い食用油に関する脱気であり、粘度の高い作動
油の脱気については言及されていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、作動
油中に気泡として存在する気体のみならず溶解している
溶存気体をも簡便な操作で、高水準で且つ効率良く脱気
する新規な作動油の脱気方法を提供することにある。
油中に気泡として存在する気体のみならず溶解している
溶存気体をも簡便な操作で、高水準で且つ効率良く脱気
する新規な作動油の脱気方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は隔膜を使用して
作動油を脱気する方法において、特定中空糸半透膜が作
動油の脱気にすぐれていることを見出し本発明を完成す
るに至った。即ち本発明は、(1)気体は透過するが作
動油は透過しない緻密層を有する中空糸半透膜であっ
て、25℃における酸素透過速度が1×10-6[cm3
/cm2・s・cmHg]以上であり、酸素と窒素の分
離係数αが、該半透膜の緻密層を形成する素材の固有の
αの65%以上である中空糸半透膜の片側表面に作動油
を接触させ、該膜の反対側を減圧することを特徴とする
作動油の脱気方法、(2) 25℃における酸素透過係
数が5×10-6[cm3・cm/cm2・s・cmHg]
以上の樹脂からなる多孔質膜であって、実質的に互いに
連通した細孔に硬化したシリコーンが充填されている中
空糸半透膜の片側表面に作動油を接触させ、該膜の反対
側を減圧することを特徴とする作動油の脱気方法、
(3) 中空糸半透膜同士または他の糸条から形成され
たシート状物をケース内に組み込んだ膜モジュールを使
用し、該中空糸半透膜の内側を減圧しつつ該中空糸半透
膜の外側表面に油を接触させることにより油中の気体を
中空糸内側へ脱ガスすることを特徴とする上記(1)又
は(2)記載の作動油の脱気方法、(4) 中空糸膜半
透膜が、細孔部にシリコーンの硬化物が充填されたもの
である上記(1)又は(3)記載の作動油の脱気方法に
関する。
作動油を脱気する方法において、特定中空糸半透膜が作
動油の脱気にすぐれていることを見出し本発明を完成す
るに至った。即ち本発明は、(1)気体は透過するが作
動油は透過しない緻密層を有する中空糸半透膜であっ
て、25℃における酸素透過速度が1×10-6[cm3
/cm2・s・cmHg]以上であり、酸素と窒素の分
離係数αが、該半透膜の緻密層を形成する素材の固有の
αの65%以上である中空糸半透膜の片側表面に作動油
を接触させ、該膜の反対側を減圧することを特徴とする
作動油の脱気方法、(2) 25℃における酸素透過係
数が5×10-6[cm3・cm/cm2・s・cmHg]
以上の樹脂からなる多孔質膜であって、実質的に互いに
連通した細孔に硬化したシリコーンが充填されている中
空糸半透膜の片側表面に作動油を接触させ、該膜の反対
側を減圧することを特徴とする作動油の脱気方法、
(3) 中空糸半透膜同士または他の糸条から形成され
たシート状物をケース内に組み込んだ膜モジュールを使
用し、該中空糸半透膜の内側を減圧しつつ該中空糸半透
膜の外側表面に油を接触させることにより油中の気体を
中空糸内側へ脱ガスすることを特徴とする上記(1)又
は(2)記載の作動油の脱気方法、(4) 中空糸膜半
透膜が、細孔部にシリコーンの硬化物が充填されたもの
である上記(1)又は(3)記載の作動油の脱気方法に
関する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明をさらに詳しく説明する。
本発明の脱気方法は、気体は透過するが作動油は液体の
状態では透過しない中空糸半透膜を隔膜とし、一方の側
に処理すべき作動油を流し、他方の側を減圧する事によ
り作動油中に存在する気体を隔膜を通して減圧側へと除
去することを特徴とする。本発明の脱気に供する作動油
としては種類に制限はなく、各種油圧機器に使用されて
いる作動油が適用でき、その組成、添加物により制限さ
れるものではない。例えば鉱油系作動油、燐酸エステル
系、脂肪酸エステル系等の合成系作動油、水・グリコー
ル系、W/Oエマルジョン系等の作動油等を脱気に供す
る事ができる。またこれら作動油に酸化防止剤、錆止め
剤、耐摩耗剤、抗乳化剤等の各種添加剤が添加されてい
ても良い。本発明は特に鉱油系作動油の脱気に好適であ
る。
本発明の脱気方法は、気体は透過するが作動油は液体の
状態では透過しない中空糸半透膜を隔膜とし、一方の側
に処理すべき作動油を流し、他方の側を減圧する事によ
り作動油中に存在する気体を隔膜を通して減圧側へと除
去することを特徴とする。本発明の脱気に供する作動油
としては種類に制限はなく、各種油圧機器に使用されて
いる作動油が適用でき、その組成、添加物により制限さ
れるものではない。例えば鉱油系作動油、燐酸エステル
系、脂肪酸エステル系等の合成系作動油、水・グリコー
ル系、W/Oエマルジョン系等の作動油等を脱気に供す
る事ができる。またこれら作動油に酸化防止剤、錆止め
剤、耐摩耗剤、抗乳化剤等の各種添加剤が添加されてい
ても良い。本発明は特に鉱油系作動油の脱気に好適であ
る。
【0008】本発明の中空糸半透膜は、気体は透過する
が作動油は透過しないものである。本発明の第1の半透
膜としては緻密層を有する中空糸膜であり、これは、雰
囲気温度25℃で測定した酸素透過速度が1×10
-6[cm3/cm2・S・cmHg]以上であれば良い。
好ましくは3×10-6[cm3/cm2・S・cmHg]
以上であり、更に好ましくは8×10-6[cm3/cm2
・S・cmHg]以上であり、最も好ましくは2×10
-5[cm3/cm2・S・cmHg]以上である。
が作動油は透過しないものである。本発明の第1の半透
膜としては緻密層を有する中空糸膜であり、これは、雰
囲気温度25℃で測定した酸素透過速度が1×10
-6[cm3/cm2・S・cmHg]以上であれば良い。
好ましくは3×10-6[cm3/cm2・S・cmHg]
以上であり、更に好ましくは8×10-6[cm3/cm2
・S・cmHg]以上であり、最も好ましくは2×10
-5[cm3/cm2・S・cmHg]以上である。
【0009】また該半透膜の酸素と窒素の分離係数α
(酸素と窒素の透過係数の比である。以下αと略記す
る。)は、該半透膜の分離層となる緻密層を形成してい
る素材の固有のαの65%以上、好ましくは75%以
上、更に好ましくは90%以上、最も好ましくは素材の
固有αと同等以上のαを有しているものである。ここで
言う素材の固有のαとは、例えば溶剤キャスト法、溶融
プレス法等の常法により緻密な均質膜(フィルム)を作
成し、ASTM D1434等に準じて酸素及び窒素各
々の純ガスの透過速度を測定し、それらの比を取ること
により容易に確認できる。勿論その素材が例えば結晶状
態、非結晶状態、配向状態等の各状態によって大幅に異
なるαを有する場合、実際に使用するその材質状態での
αを固有のαとすれば良い。例えばポリ(4−メチルペ
ンテン−1)を膜素材とする場合その固有のαは常温
(25℃)で誤差の範囲内で3.8となり、従って、本
発明において例えば同一素材からなる緻密層と多孔層を
有するポリ(4−メチルペンテン−1)非対称膜を隔膜
として使用する場合、そのαはα≧2.5、好ましくは
α≧2.9、更に好ましくはα≧3.4、最も好ましく
はα≧3.8である。
(酸素と窒素の透過係数の比である。以下αと略記す
る。)は、該半透膜の分離層となる緻密層を形成してい
る素材の固有のαの65%以上、好ましくは75%以
上、更に好ましくは90%以上、最も好ましくは素材の
固有αと同等以上のαを有しているものである。ここで
言う素材の固有のαとは、例えば溶剤キャスト法、溶融
プレス法等の常法により緻密な均質膜(フィルム)を作
成し、ASTM D1434等に準じて酸素及び窒素各
々の純ガスの透過速度を測定し、それらの比を取ること
により容易に確認できる。勿論その素材が例えば結晶状
態、非結晶状態、配向状態等の各状態によって大幅に異
なるαを有する場合、実際に使用するその材質状態での
αを固有のαとすれば良い。例えばポリ(4−メチルペ
ンテン−1)を膜素材とする場合その固有のαは常温
(25℃)で誤差の範囲内で3.8となり、従って、本
発明において例えば同一素材からなる緻密層と多孔層を
有するポリ(4−メチルペンテン−1)非対称膜を隔膜
として使用する場合、そのαはα≧2.5、好ましくは
α≧2.9、更に好ましくはα≧3.4、最も好ましく
はα≧3.8である。
【0010】該半透膜の形態としては、均質膜、非対称
膜(緻密層と多孔質部分からなり、両者が同一素材から
なる膜)、複合膜(気体透過性で且つ油バリヤー性を有
する材質からなる緻密層を多孔質膜にコーティングまた
はラミネートしたもの)、気体透過性で且つ油バリヤー
性を有する一種類以上の材質からなる緻密層を一種以上
の多孔質膜層で挟んだいわゆるサンドイッチ膜、及び非
対称膜の多孔層部をシリコーン等の高気体透過性の物質
でコーティングした非対称膜と複合膜との混合形態等、
各膜形態の単独または2種類以上の複合形態を有する中
空糸膜であってもよい。該半透膜の緻密層の形成位置に
制限は無く、中空糸半透膜の外側表面及び/または内表
面にあっても良いが、脱気される作動油を接触させる面
に緻密層が形成されているものが好ましい。
膜(緻密層と多孔質部分からなり、両者が同一素材から
なる膜)、複合膜(気体透過性で且つ油バリヤー性を有
する材質からなる緻密層を多孔質膜にコーティングまた
はラミネートしたもの)、気体透過性で且つ油バリヤー
性を有する一種類以上の材質からなる緻密層を一種以上
の多孔質膜層で挟んだいわゆるサンドイッチ膜、及び非
対称膜の多孔層部をシリコーン等の高気体透過性の物質
でコーティングした非対称膜と複合膜との混合形態等、
各膜形態の単独または2種類以上の複合形態を有する中
空糸膜であってもよい。該半透膜の緻密層の形成位置に
制限は無く、中空糸半透膜の外側表面及び/または内表
面にあっても良いが、脱気される作動油を接触させる面
に緻密層が形成されているものが好ましい。
【0011】本発明の半透膜としては、該半透膜の多孔
質部分、即ち、細孔部にシリコーンの硬化物が充填され
たものがより好ましい。該半透膜の細孔部に硬化したシ
リコーンを充填する事により、作動油の漏洩防止に優
れ、膜の性能の経時的な劣化を抑え、且つ膜の耐熱性を
大幅に向上する事ができる。本発明を実施するにあた
り、細孔部がシリコーンで充填されるベースとなる膜素
材の酸素透過係数が5×10-6[cm3・cm/cm2・
s・cmHg]以上の樹脂であることが、シリコーンで
該細孔部を充填しても半透膜に充分に高い脱気能力を容
易に保持させる事ができ好ましい。この場合の好ましい
膜形態は非対称膜であり、最も好ましくはポリ(4−メ
チルペンテン−1)からなる非対称膜である。
質部分、即ち、細孔部にシリコーンの硬化物が充填され
たものがより好ましい。該半透膜の細孔部に硬化したシ
リコーンを充填する事により、作動油の漏洩防止に優
れ、膜の性能の経時的な劣化を抑え、且つ膜の耐熱性を
大幅に向上する事ができる。本発明を実施するにあた
り、細孔部がシリコーンで充填されるベースとなる膜素
材の酸素透過係数が5×10-6[cm3・cm/cm2・
s・cmHg]以上の樹脂であることが、シリコーンで
該細孔部を充填しても半透膜に充分に高い脱気能力を容
易に保持させる事ができ好ましい。この場合の好ましい
膜形態は非対称膜であり、最も好ましくはポリ(4−メ
チルペンテン−1)からなる非対称膜である。
【0012】かかる中空糸半透膜は本発明者らによる特
開平7−178324号公報に詳しく開示されている。
ここでは簡単に説明する。本発明の中空糸半透膜のシリ
コーンの該細孔部への充填率は下記式(1)により算出
され、40%〜100%が好ましい。
開平7−178324号公報に詳しく開示されている。
ここでは簡単に説明する。本発明の中空糸半透膜のシリ
コーンの該細孔部への充填率は下記式(1)により算出
され、40%〜100%が好ましい。
【0013】
【数1】 シリコーン充填率(%)=WS/WFS×100 (1) ただし、WFS=WM+(V−WM/ρM)・ρS ρM:膜素材の比重 ρS:硬化したシリコーンの比重 WM:細孔を有する膜の重量 WS:硬化したシリコーンを充填した膜の重量 WFS:細孔をシリコーンで100%充填した時の膜の重
量 V:細孔を有する膜の体積
量 V:細孔を有する膜の体積
【0014】中空糸膜の細孔部に充填するシリコーンの
硬化物には特に制限はなく、ジメチルシロキサンのメチ
ル基の一部をエチル基、プロピル基、ブチル基等の長鎖
アルキル基もしくは、ビニル基、フェニル基、フルオロ
アルキル基、アミノ基、エポキシ基、カルボン酸基、ハ
ロゲン等の単一もしくは二種以上の有機基と置換したシ
リコーンが適用できる。またポリカーボネイト、ポリエ
ステル、ポリスルフォン、ポリイミド等との共重合シリ
コーンや、ポリエチルアクリレート、ポリウレタネラス
トマー、ポリスチレン、ポリビニルピロリドン、ポリフ
ォスファゼン、EPDMエラストマー、フルオロカーボ
ンエラストマー等とのポリマーブレンドまたは共加硫シ
リコーン等も適用可能である。
硬化物には特に制限はなく、ジメチルシロキサンのメチ
ル基の一部をエチル基、プロピル基、ブチル基等の長鎖
アルキル基もしくは、ビニル基、フェニル基、フルオロ
アルキル基、アミノ基、エポキシ基、カルボン酸基、ハ
ロゲン等の単一もしくは二種以上の有機基と置換したシ
リコーンが適用できる。またポリカーボネイト、ポリエ
ステル、ポリスルフォン、ポリイミド等との共重合シリ
コーンや、ポリエチルアクリレート、ポリウレタネラス
トマー、ポリスチレン、ポリビニルピロリドン、ポリフ
ォスファゼン、EPDMエラストマー、フルオロカーボ
ンエラストマー等とのポリマーブレンドまたは共加硫シ
リコーン等も適用可能である。
【0015】硬化したシリコーンの形態は、中空糸膜に
充填した後に硬化するものでれば特に制限はなく、レジ
ン、ゴムが適用できるが、液状シリコーンゴムが好まし
い。シリコーンの充填の方法は、(1)シリコーンレジ
ン、シリコーンゴムをあらかじめ中空糸膜を侵さない適
当な溶剤に溶解し、細孔部に含浸し、常温もしくは中空
糸膜素材に損傷を与えない程度の加熱を行い溶剤の除去
及び架橋をさせる方法、(2)液状シリコーンゴムを用
い、必要に応じて適当な溶剤でその粘度調整を行い、細
孔部に含浸後、常温もしくは加温もしくはUV線等のエ
ネルギー線照射により中空糸細孔部で硬化させる方法等
が適用できる。
充填した後に硬化するものでれば特に制限はなく、レジ
ン、ゴムが適用できるが、液状シリコーンゴムが好まし
い。シリコーンの充填の方法は、(1)シリコーンレジ
ン、シリコーンゴムをあらかじめ中空糸膜を侵さない適
当な溶剤に溶解し、細孔部に含浸し、常温もしくは中空
糸膜素材に損傷を与えない程度の加熱を行い溶剤の除去
及び架橋をさせる方法、(2)液状シリコーンゴムを用
い、必要に応じて適当な溶剤でその粘度調整を行い、細
孔部に含浸後、常温もしくは加温もしくはUV線等のエ
ネルギー線照射により中空糸細孔部で硬化させる方法等
が適用できる。
【0016】シリコーンの充填は、モジュール化後に行
なうことが好ましく、この場合、モジュール中の、開口
した中空糸両端部より、中空糸内部に液状シリコーン等
を必要に応じ加圧しながら流し込み、中空糸内側よりそ
の細孔部に充填し、その後余分なシリコーンを空気、窒
素等の気体や、水、アルコール等の液体を中空糸内部に
流し込むことにより除去し、その後必要に応じ加熱し、
中空糸細孔部内で液状シリコーンを硬化させる方法が適
用できる。
なうことが好ましく、この場合、モジュール中の、開口
した中空糸両端部より、中空糸内部に液状シリコーン等
を必要に応じ加圧しながら流し込み、中空糸内側よりそ
の細孔部に充填し、その後余分なシリコーンを空気、窒
素等の気体や、水、アルコール等の液体を中空糸内部に
流し込むことにより除去し、その後必要に応じ加熱し、
中空糸細孔部内で液状シリコーンを硬化させる方法が適
用できる。
【0017】かかる中空糸半透膜のαは単一樹脂からな
る中空糸非対称膜のαと比較し、より低い値で充分な油
バリヤーを有する。例えば膜素材としてポリ(4−メチ
ルペンテン−1)を使用し、その細孔部に充填するシリ
コーンとしてαが約2のジメチルシリコン系ゴムを使用
した場合、本発明に使用できる中空糸半透膜はα≧1.
6以上好ましくはα≧2.1更に好ましくはα≧2.6
のものである。
る中空糸非対称膜のαと比較し、より低い値で充分な油
バリヤーを有する。例えば膜素材としてポリ(4−メチ
ルペンテン−1)を使用し、その細孔部に充填するシリ
コーンとしてαが約2のジメチルシリコン系ゴムを使用
した場合、本発明に使用できる中空糸半透膜はα≧1.
6以上好ましくはα≧2.1更に好ましくはα≧2.6
のものである。
【0018】また、本発明の第2の半透膜としては、実
質的に互いに連通した細孔を有する気体分離能を有する
中空糸多孔質膜であり、連通細孔部に硬化したシリコー
ンが充填されている。シリコーンの充填については、第
1の半透膜で説明した通りである。該多孔質膜は、上記
第1の膜と同様に、シリコーンを充填する細孔部のベー
スとなる膜素材の25℃における酸素透過係数は少なく
とも5×10-6[cm 3・cm/cm2・s・cmHg]
以上の樹脂からなることが好ましい。
質的に互いに連通した細孔を有する気体分離能を有する
中空糸多孔質膜であり、連通細孔部に硬化したシリコー
ンが充填されている。シリコーンの充填については、第
1の半透膜で説明した通りである。該多孔質膜は、上記
第1の膜と同様に、シリコーンを充填する細孔部のベー
スとなる膜素材の25℃における酸素透過係数は少なく
とも5×10-6[cm 3・cm/cm2・s・cmHg]
以上の樹脂からなることが好ましい。
【0019】本発明の第1及び第2の中空糸半透膜の寸
法に特に制限はなく、油の種類、使用条件等に応じて適
当な寸法を選択することができる。例えば、中空糸半透
膜の内側に作動油を流す場合、作動油の流動圧力損失は
内径が小さくなると急激に増大する。一方脱気効率は内
径の増大に伴って低下する。また膜の強度は中空糸半透
膜の細径化及び肉厚化に伴って増大する。またモジュー
ルは中空糸外径を細くするほど小型化が可能である。従
って中空糸半透膜の寸法はこれら各条件、作動油の種
類、使用条件等を総合的に判断して適宜選定すれば良
く、好ましくは内径が100μm〜500μmで、その
肉厚は20μm〜80μmであり、更に好ましくは内径
が160μm〜500μmであり、その肉厚が30μm
〜80μmである。一方、中空糸半透膜の外側に作動油
を流す場合、極めて小さい内径を有する中空糸半透膜を
も採用できる。好ましくはその内径が50μm〜400
μmで、その肉厚が20〜80μmであり、更に好まし
くはその内径が70μm〜330μmで、その肉厚が3
0μm〜80μmである。
法に特に制限はなく、油の種類、使用条件等に応じて適
当な寸法を選択することができる。例えば、中空糸半透
膜の内側に作動油を流す場合、作動油の流動圧力損失は
内径が小さくなると急激に増大する。一方脱気効率は内
径の増大に伴って低下する。また膜の強度は中空糸半透
膜の細径化及び肉厚化に伴って増大する。またモジュー
ルは中空糸外径を細くするほど小型化が可能である。従
って中空糸半透膜の寸法はこれら各条件、作動油の種
類、使用条件等を総合的に判断して適宜選定すれば良
く、好ましくは内径が100μm〜500μmで、その
肉厚は20μm〜80μmであり、更に好ましくは内径
が160μm〜500μmであり、その肉厚が30μm
〜80μmである。一方、中空糸半透膜の外側に作動油
を流す場合、極めて小さい内径を有する中空糸半透膜を
も採用できる。好ましくはその内径が50μm〜400
μmで、その肉厚が20〜80μmであり、更に好まし
くはその内径が70μm〜330μmで、その肉厚が3
0μm〜80μmである。
【0020】本発明の中空糸半透膜は実用に耐える適度
の耐油性と強度を有し、且つ気体を透過し、油を液体と
して実質的に透過しないものであればその材質等特に限
定されるものではない。本発明の中空糸半透膜の材質と
しては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、
ポリ(4−メチルペンテン−1)等のポリオレフィン系
樹脂、ポリアリルスルフォン、ポリエーテルスルフォ
ン、ポリスルフォン等のポリスルフォン系樹脂、アセチ
ルセルロース、エチルセルロース等のセルロース系樹
脂、ポリフッ化ビニリデン、ポリテトラフルオロエチレ
ン、パーフルオロアルコキシフッ素樹脂等のフッ素系樹
脂、ナイロン、芳香族ポリアミド等のポリアミド樹脂、
ポリジメチルシロキサン、ポリヒドロキシスチレン−ポ
リジメチルシロキサン共重合体等のシリコーン系樹脂、
ポリ(1−トリメチルシリルプロピン)に代表されるポ
リアセチレン系樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエーテルイ
ミド樹脂、ポリアクリルニトリル樹脂、ポリカーボネー
ト樹脂、ウレタン系樹脂、ポリフェニレンエーテル樹
脂、等の単独及び/または複合使用されたもののいずれ
でも良い。さらに、シリカ、アルミナ、ゼオライト、ガ
ラス、パラジウム、カーボン等の無機材質からなる中空
糸半透膜の単独またはこれら無機膜と上記有機膜素材を
複合化して使用しても良い。
の耐油性と強度を有し、且つ気体を透過し、油を液体と
して実質的に透過しないものであればその材質等特に限
定されるものではない。本発明の中空糸半透膜の材質と
しては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、
ポリ(4−メチルペンテン−1)等のポリオレフィン系
樹脂、ポリアリルスルフォン、ポリエーテルスルフォ
ン、ポリスルフォン等のポリスルフォン系樹脂、アセチ
ルセルロース、エチルセルロース等のセルロース系樹
脂、ポリフッ化ビニリデン、ポリテトラフルオロエチレ
ン、パーフルオロアルコキシフッ素樹脂等のフッ素系樹
脂、ナイロン、芳香族ポリアミド等のポリアミド樹脂、
ポリジメチルシロキサン、ポリヒドロキシスチレン−ポ
リジメチルシロキサン共重合体等のシリコーン系樹脂、
ポリ(1−トリメチルシリルプロピン)に代表されるポ
リアセチレン系樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエーテルイ
ミド樹脂、ポリアクリルニトリル樹脂、ポリカーボネー
ト樹脂、ウレタン系樹脂、ポリフェニレンエーテル樹
脂、等の単独及び/または複合使用されたもののいずれ
でも良い。さらに、シリカ、アルミナ、ゼオライト、ガ
ラス、パラジウム、カーボン等の無機材質からなる中空
糸半透膜の単独またはこれら無機膜と上記有機膜素材を
複合化して使用しても良い。
【0021】これら膜の製造方法においても特に制限は
なく、例えば、湿式法、乾湿式法、溶融法、溶融法また
湿式法において多重の円環を有するノズルを使用し、樹
脂素材及び/または調整条件の異なる2種以上の膜前駆
体を同時に押し出して製膜するいわゆる共押し出し法、
複合膜の製造におけるコーティング、ラミネート法等の
方法により製造された中空糸半透膜が使用できる。(こ
こで膜前駆体とは湿式法の場合ドープのことであり、溶
融法の場合は溶融状態にある樹脂のことである)。ま
た、必要に応じてこれら中空糸半透膜表面をオゾン処
理、プラズマ処理、不フッ素ガス、塩素ガス等の反応性
ガス等で表面処理を行っても良い。
なく、例えば、湿式法、乾湿式法、溶融法、溶融法また
湿式法において多重の円環を有するノズルを使用し、樹
脂素材及び/または調整条件の異なる2種以上の膜前駆
体を同時に押し出して製膜するいわゆる共押し出し法、
複合膜の製造におけるコーティング、ラミネート法等の
方法により製造された中空糸半透膜が使用できる。(こ
こで膜前駆体とは湿式法の場合ドープのことであり、溶
融法の場合は溶融状態にある樹脂のことである)。ま
た、必要に応じてこれら中空糸半透膜表面をオゾン処
理、プラズマ処理、不フッ素ガス、塩素ガス等の反応性
ガス等で表面処理を行っても良い。
【0022】本発明における中空糸半透膜の好ましい実
施形態は、優れた脱気性能を付与する事のできる中空糸
複合膜、または中空糸非対称膜形態である。非対称膜は
工業的な生産工程が単純でありさらに好ましい。かかる
非対称膜としては例えば湿式法や乾湿式法等により製造
されるポリイミド系樹脂やポリスルフォン系樹脂、セル
ロース系樹脂、ポリエーテルイミド樹脂等からなる中空
糸非対称膜や、一般に溶融法により製造されるポリ(4
−メチルペンテン−1)樹脂からなる中空糸非対称膜が
ある。本発明の中空糸半透膜の実施形態として更に好ま
しくは、ポリ(4−メチルペンテン−1)からなる中空
糸非対称膜である。かかる非対称膜は、例えば特開平6
−210146号公報、特公平2−54377号公報、
特公平2−38250号公報等に詳しく開示されてい方
法で得ることができる。
施形態は、優れた脱気性能を付与する事のできる中空糸
複合膜、または中空糸非対称膜形態である。非対称膜は
工業的な生産工程が単純でありさらに好ましい。かかる
非対称膜としては例えば湿式法や乾湿式法等により製造
されるポリイミド系樹脂やポリスルフォン系樹脂、セル
ロース系樹脂、ポリエーテルイミド樹脂等からなる中空
糸非対称膜や、一般に溶融法により製造されるポリ(4
−メチルペンテン−1)樹脂からなる中空糸非対称膜が
ある。本発明の中空糸半透膜の実施形態として更に好ま
しくは、ポリ(4−メチルペンテン−1)からなる中空
糸非対称膜である。かかる非対称膜は、例えば特開平6
−210146号公報、特公平2−54377号公報、
特公平2−38250号公報等に詳しく開示されてい方
法で得ることができる。
【0023】本発明は、上記の中空糸半透膜の片側表面
に作動油を接触させ、反対側を減圧することにより、隔
膜真空脱気により、作動油より溶存気体を脱気できるよ
うに構成されたものであればその装置及びシステムの形
態には特に制限は無い。説明のため、好ましいシステム
の基本構成の一例の模式図を第1図に示す。この脱気装
置は概略膜モジュール1と真空ポンプ2と送油ポンプ3
から構成されるものである。
に作動油を接触させ、反対側を減圧することにより、隔
膜真空脱気により、作動油より溶存気体を脱気できるよ
うに構成されたものであればその装置及びシステムの形
態には特に制限は無い。説明のため、好ましいシステム
の基本構成の一例の模式図を第1図に示す。この脱気装
置は概略膜モジュール1と真空ポンプ2と送油ポンプ3
から構成されるものである。
【0024】本発明において使用される膜モジュール
は、中空糸膜内部に作動油を接触させ、外側を減圧する
内部灌流型(例えば図2)であってもよいし、中空糸膜
外側に作動油を接触させ、内側を減圧する外部灌流型
(例えば図3)であってもよく、必要に応じて最適な方
法を選ぶことができる。一般に膜モジュールは、内部灌
流型、外部灌流型ともに、ケース内に、中空糸半透膜を
組み入れたものであり、中空糸半透膜の少なくとも一方
の内壁側部分が解放部となる中空糸の両末端外側部分
と、ケースとがエポキシ樹脂、ウレタン樹脂、シリコー
ン等の封止材で分離されており、該中空糸半透膜の片側
面に接して流れる作動油が該中空糸膜の反対側部に流れ
込まない構造を有している。
は、中空糸膜内部に作動油を接触させ、外側を減圧する
内部灌流型(例えば図2)であってもよいし、中空糸膜
外側に作動油を接触させ、内側を減圧する外部灌流型
(例えば図3)であってもよく、必要に応じて最適な方
法を選ぶことができる。一般に膜モジュールは、内部灌
流型、外部灌流型ともに、ケース内に、中空糸半透膜を
組み入れたものであり、中空糸半透膜の少なくとも一方
の内壁側部分が解放部となる中空糸の両末端外側部分
と、ケースとがエポキシ樹脂、ウレタン樹脂、シリコー
ン等の封止材で分離されており、該中空糸半透膜の片側
面に接して流れる作動油が該中空糸膜の反対側部に流れ
込まない構造を有している。
【0025】また中空糸半透膜のケース内への充填方法
にも制限はなく、例えば中空糸がケース内で互いに交差
して集束されているでも良くまた、並行に集束されてい
ても良く、また簾体等のシート状に整然と配列されてい
ても良い。
にも制限はなく、例えば中空糸がケース内で互いに交差
して集束されているでも良くまた、並行に集束されてい
ても良く、また簾体等のシート状に整然と配列されてい
ても良い。
【0026】脱気効率を上げ且つ比較的多量の処理が必
要な例えば大型の油圧機器用作動油を脱気処理する場合
には、油の流動による攪拌効果等により液体側の境膜を
薄くすることができ、従って高い脱気効率を得ることが
できる外部灌流型が好ましい。また外部灌流型はその低
流動圧力損失により比較的粘度の高い作動油の脱気にお
いても好適な方法である。外部灌流型の場合、中空糸半
透膜同士または他の糸条から形成されたシート状物(以
下中空糸シートと記す)をケース内に組み込んだ膜モジ
ュールを使用し、該中空糸半透膜の内側を減圧しつつ該
中空糸半透膜の外側表面に油を接触させることにより油
中の気体を中空糸内側へ脱ガスすることにより、モジュ
ールケース内での中空糸半透膜の充填むらによる油の遍
流の問題を完全に解消することができ、低圧力損失で且
つ極めて効率の良い作動油の脱気ができる。
要な例えば大型の油圧機器用作動油を脱気処理する場合
には、油の流動による攪拌効果等により液体側の境膜を
薄くすることができ、従って高い脱気効率を得ることが
できる外部灌流型が好ましい。また外部灌流型はその低
流動圧力損失により比較的粘度の高い作動油の脱気にお
いても好適な方法である。外部灌流型の場合、中空糸半
透膜同士または他の糸条から形成されたシート状物(以
下中空糸シートと記す)をケース内に組み込んだ膜モジ
ュールを使用し、該中空糸半透膜の内側を減圧しつつ該
中空糸半透膜の外側表面に油を接触させることにより油
中の気体を中空糸内側へ脱ガスすることにより、モジュ
ールケース内での中空糸半透膜の充填むらによる油の遍
流の問題を完全に解消することができ、低圧力損失で且
つ極めて効率の良い作動油の脱気ができる。
【0027】本発明の中空糸シートの形態に特に制限は
無く、例えば、中空糸半透膜を他の糸条またはフィルタ
ーに接着させたいわゆる不織布体、中空糸半透膜同士が
適当な角度で交差した織物、中空半透膜を緯糸とし通常
編物または織物に使用されるポリエステル等からなる糸
条を経糸として編み、または織り等により形成された簾
体等が本発明に使用できる。
無く、例えば、中空糸半透膜を他の糸条またはフィルタ
ーに接着させたいわゆる不織布体、中空糸半透膜同士が
適当な角度で交差した織物、中空半透膜を緯糸とし通常
編物または織物に使用されるポリエステル等からなる糸
条を経糸として編み、または織り等により形成された簾
体等が本発明に使用できる。
【0028】好ましい実施形態は、例えば並行に均等間
隔並べた中空糸半透膜を緯糸として通常の編みまたは織
りに使用される糸条を緯糸として使用した編体状または
織体状のシート状物である。中空糸半透膜の間隙は脱気
に供する作動油の性状及び使用条件に応じて適切に調整
する事ができる。本中空糸シートの好ましい実施形態例
を図3に示す。
隔並べた中空糸半透膜を緯糸として通常の編みまたは織
りに使用される糸条を緯糸として使用した編体状または
織体状のシート状物である。中空糸半透膜の間隙は脱気
に供する作動油の性状及び使用条件に応じて適切に調整
する事ができる。本中空糸シートの好ましい実施形態例
を図3に示す。
【0029】また、中空糸シートをモジュールケース内
に充填する形状としては該シートをスパイラル状に巻い
た形状、棒や多孔パイプに巻き付けて多層化した状態、
折りたたんだ状態等の重畳状や集束体の状態が挙げら
れ、必要に応じて任意の状態を採用すればよい。
に充填する形状としては該シートをスパイラル状に巻い
た形状、棒や多孔パイプに巻き付けて多層化した状態、
折りたたんだ状態等の重畳状や集束体の状態が挙げら
れ、必要に応じて任意の状態を採用すればよい。
【0030】また脱気する作動油を該中空糸半透膜シー
トに接触させて流す方法に特に制限は無く、該シート面
と並行に流しても良く、また該シート面を貫通する方向
に流しても良い。好ましくは中空糸シート面を貫通する
流れ成分の多い接触方法である。中空糸シートのケース
内への充填形状及び油の流し方の好ましい実施形態例と
しては、多孔パイプに中空糸半透膜シートをスパイラル
状に巻きつけ、作動油を多孔パイプ側から外側へ、また
は該シートの外周から中心の多孔パイプに向けて流す方
法である。
トに接触させて流す方法に特に制限は無く、該シート面
と並行に流しても良く、また該シート面を貫通する方向
に流しても良い。好ましくは中空糸シート面を貫通する
流れ成分の多い接触方法である。中空糸シートのケース
内への充填形状及び油の流し方の好ましい実施形態例と
しては、多孔パイプに中空糸半透膜シートをスパイラル
状に巻きつけ、作動油を多孔パイプ側から外側へ、また
は該シートの外周から中心の多孔パイプに向けて流す方
法である。
【0031】本装置に使用する送油ポンプ、真空ポンプ
等は特に制限無く、好ましい送油ポンプとしてプランジ
ャーポンプ、ギアポンプ、ベーンポンプ等が使用でき
る。また真空ポンプとして中空糸膜の減圧側の真空度を
少なくとも30cmHg以下に減圧できるものが好まし
く、例えば油回転ポンプ、ダイヤフラムポンプ、水流ア
スピレータ、水封式真空ポンプ、ドライ真空ポンプ、拡
散ポンプ、エジェクタポン等が使用できる。このうち油
回転ポンプが使用が簡便であり容易に高真空度を得る事
ができ好ましい。本発明を実施するにあたり、低圧側の
真空度は必要とされる脱気の水準に合わせて適切に選定
すれば良く、減圧側の真空度は高いほどより低水準まで
作動油中の気体を除去できる。好ましくは30cmHg
以下の減圧であり、更に好ましくは15cmHg以下の
減圧であり、より好ましくは3cmHg以下の減圧であ
り、最も好ましくは0.5cmHg以下の減圧雰囲気で
ある。尚ここで言う真空度は絶対真空を0として表示す
る。また、本発明によれば使用する真空ポンプの排気容
量は極めて小くてもよい。例えば、従来より知られてい
る水中の溶存酸素を除去する場合と比較し、大きくとも
1/10以下の排気量の真空ポンプの使用で充分な脱気
効果を得ることができる。
等は特に制限無く、好ましい送油ポンプとしてプランジ
ャーポンプ、ギアポンプ、ベーンポンプ等が使用でき
る。また真空ポンプとして中空糸膜の減圧側の真空度を
少なくとも30cmHg以下に減圧できるものが好まし
く、例えば油回転ポンプ、ダイヤフラムポンプ、水流ア
スピレータ、水封式真空ポンプ、ドライ真空ポンプ、拡
散ポンプ、エジェクタポン等が使用できる。このうち油
回転ポンプが使用が簡便であり容易に高真空度を得る事
ができ好ましい。本発明を実施するにあたり、低圧側の
真空度は必要とされる脱気の水準に合わせて適切に選定
すれば良く、減圧側の真空度は高いほどより低水準まで
作動油中の気体を除去できる。好ましくは30cmHg
以下の減圧であり、更に好ましくは15cmHg以下の
減圧であり、より好ましくは3cmHg以下の減圧であ
り、最も好ましくは0.5cmHg以下の減圧雰囲気で
ある。尚ここで言う真空度は絶対真空を0として表示す
る。また、本発明によれば使用する真空ポンプの排気容
量は極めて小くてもよい。例えば、従来より知られてい
る水中の溶存酸素を除去する場合と比較し、大きくとも
1/10以下の排気量の真空ポンプの使用で充分な脱気
効果を得ることができる。
【0032】
【実施例】本発明を以下実施例によりさらに詳しく説明
する。
する。
【0033】(実施例1)特開平6−210146号公
報に記載の方法に準じて溶融法にて中空糸外表面に緻密
層を有するポリ(4−メチルペンテン−1)からなる中
空糸内径約200μm、外径約270μmの中空糸非対
称膜を得た。この中空糸膜の25℃での酸素透過速度は
1.6×10-5[cm3(STP)/cm2・S・cmH
g]で、αはは3.8であった。この中空糸非対称膜の
約3万本をほぼ並行に束ね、アルミ合金からなる長さ約
25cmのケースに挿入し中空糸両端の目止めをウレタ
ン樹脂で行い、次いで耐熱性エポキシ樹脂でケースと中
空糸の両端部を遠心封止した。しかる後に中空糸両端面
を切断し中空糸膜内部を開口させ、脱気用中空糸膜モジ
ュールを製造した。図2に本膜モジュールのモデル図を
示す。この膜モジュールを使用し、図2の気体出口5に
約5[L/min]の排気能力を有する油回転式真空ポ
ンプを接続し中空糸外表面側の雰囲気を約1.5cmH
gに減圧した。次いで図2の作動油入り口4より、粘度
約60cP(センチポイズ、25℃)で、溶存酸素濃度
が約9ppmのホワイトオイルからなる約25℃の作動
油を、中空糸内側に1.7[L/min]の流量で流し
た。図2の作動油出口6より排出された作動油の溶存酸
素濃度は0.38ppmであった。また作動油の入口4
と出口6間での圧力損失は約3[kgf/cm2]であ
った。尚、溶存酸素濃度は東亜電波工業(株)の溶存酸
素濃度計で測定した。
報に記載の方法に準じて溶融法にて中空糸外表面に緻密
層を有するポリ(4−メチルペンテン−1)からなる中
空糸内径約200μm、外径約270μmの中空糸非対
称膜を得た。この中空糸膜の25℃での酸素透過速度は
1.6×10-5[cm3(STP)/cm2・S・cmH
g]で、αはは3.8であった。この中空糸非対称膜の
約3万本をほぼ並行に束ね、アルミ合金からなる長さ約
25cmのケースに挿入し中空糸両端の目止めをウレタ
ン樹脂で行い、次いで耐熱性エポキシ樹脂でケースと中
空糸の両端部を遠心封止した。しかる後に中空糸両端面
を切断し中空糸膜内部を開口させ、脱気用中空糸膜モジ
ュールを製造した。図2に本膜モジュールのモデル図を
示す。この膜モジュールを使用し、図2の気体出口5に
約5[L/min]の排気能力を有する油回転式真空ポ
ンプを接続し中空糸外表面側の雰囲気を約1.5cmH
gに減圧した。次いで図2の作動油入り口4より、粘度
約60cP(センチポイズ、25℃)で、溶存酸素濃度
が約9ppmのホワイトオイルからなる約25℃の作動
油を、中空糸内側に1.7[L/min]の流量で流し
た。図2の作動油出口6より排出された作動油の溶存酸
素濃度は0.38ppmであった。また作動油の入口4
と出口6間での圧力損失は約3[kgf/cm2]であ
った。尚、溶存酸素濃度は東亜電波工業(株)の溶存酸
素濃度計で測定した。
【0034】(実施例2)特開平6−210146号公
報に記載の方法に準じて溶融法にて中空糸外表面に緻密
層を有するポリ(4−メチルペンテン−1)からなる中
空糸内径約100μm、外径約180μmの中空糸非対
称膜を得た。この中空糸非対称膜の25℃での酸素透過
速度は1.3×10-5[cm3(STP)/cm2・S・
cmHg]であり、αは3.8であった。この中空糸非
対称膜を緯糸とし、30デニール12フィラメントのポ
リエステル糸を経糸とし鎖編みによって緯糸密度25本
/cm、経糸密度1本/cmの簾状のシートを形成し
た。図3に簾形状のモデル図を示す。この中空糸簾状シ
ートを外径約22mmの多孔パイプにスパイラル状に巻
厚約2.5cmで巻き付け、アルミ合金からなる円筒状
のケースに装填し、図4に示す構造を有するモジュール
を作成した。本膜モジュールを使用し、図4の気体出口
5に約5[L/min]の排気能力を有する油回転式真
空ポンプを接続し中空糸内側の雰囲気を約1.5cmH
gに減圧した。次いで作動油入り口4より実施例1で使
用したものと同じ作動油を1.9[L/min]で流し
入れ、作動油出口3より流れ出てきた作動油の溶存酸素
濃度を実施例1と同様に測定したところ0.26ppm
であった。また作動油の入口と出口の圧力損失は約0.
25[kgf/cm2]であった。
報に記載の方法に準じて溶融法にて中空糸外表面に緻密
層を有するポリ(4−メチルペンテン−1)からなる中
空糸内径約100μm、外径約180μmの中空糸非対
称膜を得た。この中空糸非対称膜の25℃での酸素透過
速度は1.3×10-5[cm3(STP)/cm2・S・
cmHg]であり、αは3.8であった。この中空糸非
対称膜を緯糸とし、30デニール12フィラメントのポ
リエステル糸を経糸とし鎖編みによって緯糸密度25本
/cm、経糸密度1本/cmの簾状のシートを形成し
た。図3に簾形状のモデル図を示す。この中空糸簾状シ
ートを外径約22mmの多孔パイプにスパイラル状に巻
厚約2.5cmで巻き付け、アルミ合金からなる円筒状
のケースに装填し、図4に示す構造を有するモジュール
を作成した。本膜モジュールを使用し、図4の気体出口
5に約5[L/min]の排気能力を有する油回転式真
空ポンプを接続し中空糸内側の雰囲気を約1.5cmH
gに減圧した。次いで作動油入り口4より実施例1で使
用したものと同じ作動油を1.9[L/min]で流し
入れ、作動油出口3より流れ出てきた作動油の溶存酸素
濃度を実施例1と同様に測定したところ0.26ppm
であった。また作動油の入口と出口の圧力損失は約0.
25[kgf/cm2]であった。
【0035】(実施例3)乾湿式法により中空糸外表面
に緻密層を有する内径約220μm、外径約330μm
の、酸素透過速度4×10-5[cm3(STP)/cm2
・S・cmHg]、αが4.9のポリイミド樹脂からな
る中空糸非対称膜を使用した以外実施例1と同じ方法で
1.7[L/min]の流量で作動油を脱気したとこ
ろ、溶存酸素濃度は0.88ppmであった。また作動
油の入口と出口での流動圧力損失は約2.1kgf/c
m2であった。尚、本実施例で使用したポリイミド樹脂
は1,5−ナフタレンジアミンと2,5−ジメチル−
1,4−フェニレンジアミンを主成分とするジアミン成
分と4,4’−(ヘキサフルオロイソプロピリデン)ジ
フタル酸二無水物(通常6FDA略記される)を主成分
とする酸二無水物成分の等モルを通常の化学イミド化法
により重合して得た。この樹脂の固有のαは5.2であ
った。
に緻密層を有する内径約220μm、外径約330μm
の、酸素透過速度4×10-5[cm3(STP)/cm2
・S・cmHg]、αが4.9のポリイミド樹脂からな
る中空糸非対称膜を使用した以外実施例1と同じ方法で
1.7[L/min]の流量で作動油を脱気したとこ
ろ、溶存酸素濃度は0.88ppmであった。また作動
油の入口と出口での流動圧力損失は約2.1kgf/c
m2であった。尚、本実施例で使用したポリイミド樹脂
は1,5−ナフタレンジアミンと2,5−ジメチル−
1,4−フェニレンジアミンを主成分とするジアミン成
分と4,4’−(ヘキサフルオロイソプロピリデン)ジ
フタル酸二無水物(通常6FDA略記される)を主成分
とする酸二無水物成分の等モルを通常の化学イミド化法
により重合して得た。この樹脂の固有のαは5.2であ
った。
【0036】(実施例4)中空糸半透膜として、外径約
460μm、内径約240μm、25℃での酸素透過速
度が約1.8×10-5[cm3(STP)/cm2・s・
cmHg]でαが約5.8のポリスルフォンからなる中
空糸多孔質支持層外表面にポリジメチルシロキサンをコ
ーティングした中空糸複合膜を使用し、中空糸本数を約
1万本とした以外実施例1と同様の方法で膜モジュール
を製作した。この膜モジュールを使用し、図2の気体出
口5に約5[L/min]の排気能力を有する油回転式
真空ポンプを接続し中空糸外表面側の雰囲気を約1.5
cmHgに減圧した。次いで図2の作動油入り口4よ
り、粘度約60cP(センチポイズ、25℃)で、溶存
酸素濃度が約9ppmのホワイトオイルからなる約25
℃の作動油を、中空糸内側に1.0[L/min]の流
量で流した。図2の作動油出口6より排出された作動油
の溶存酸素濃度は0.57ppmであった。また作動油
の入口4と出口6間での圧力損失は約1.3[kgf/
cm2]であった。尚、溶存酸素濃度は東亜電波工業
(株)の溶存酸素濃度計で測定した。
460μm、内径約240μm、25℃での酸素透過速
度が約1.8×10-5[cm3(STP)/cm2・s・
cmHg]でαが約5.8のポリスルフォンからなる中
空糸多孔質支持層外表面にポリジメチルシロキサンをコ
ーティングした中空糸複合膜を使用し、中空糸本数を約
1万本とした以外実施例1と同様の方法で膜モジュール
を製作した。この膜モジュールを使用し、図2の気体出
口5に約5[L/min]の排気能力を有する油回転式
真空ポンプを接続し中空糸外表面側の雰囲気を約1.5
cmHgに減圧した。次いで図2の作動油入り口4よ
り、粘度約60cP(センチポイズ、25℃)で、溶存
酸素濃度が約9ppmのホワイトオイルからなる約25
℃の作動油を、中空糸内側に1.0[L/min]の流
量で流した。図2の作動油出口6より排出された作動油
の溶存酸素濃度は0.57ppmであった。また作動油
の入口4と出口6間での圧力損失は約1.3[kgf/
cm2]であった。尚、溶存酸素濃度は東亜電波工業
(株)の溶存酸素濃度計で測定した。
【0037】(実施例5)特開平6−210146号公
報に記載の方法に準じて溶融法にて中空糸外表面に緻密
層を有するポリ(4−メチルペンテン−1)からなる内
径約180μm、外径約250μmの中空糸非対称膜を
得た。この膜の25℃での酸素透過速度は9.4×10
-5[cm3(STP)/cm2・S・cmHg]で、αは
1.30であった。この中空糸非対称膜を使用し、実施
例2と同様に中空糸簾化及び図4に示すモジュールを製
作した。このモジュールの図中5より、反対側のキャッ
プをはずした状態で、2成分形付加型液状シリコーン
(東芝シリコーン製、商品名:YE5822)を所定の
割合で配合した後、第三ブチルアルコールとイソペンタ
ンの8/2重量%の混合溶剤で60重量%に希釈した液
状シリコーンを約2[kgf/cm2G]に加圧して中
空糸内側に流し込んだ。次いで加圧空気を中空糸内側に
流し余分なシリコーンを流し出した。次いでこのモジュ
ールを70℃雰囲気中に約4時間静置し中空糸非対称膜
の細孔内に充填されたシリコーンを硬化させた。このシ
リコーン充填中空糸非対称膜モジュールを使用し、図中
5に排気能力約10[L/min]の油回転式真空ポン
プを接続し、中空糸内表面側雰囲気の真空度を1.0c
mHgに減圧しつつ、溶存酸素濃度15ppm、粘度約
26cP、温度55℃のホワイトオイルからなる作動油
を、図中4より流量2.0[L/min]で流し入れ
た。図中6より排出された作動油の溶存酸素濃度は0.
29ppmであった。また作動油の入口と出口の圧力損
失は約0.2[kgf/cm2]であり、約30日間の
連続通油に於いても中空糸内側への油の漏れは認められ
なかった。尚本実施例で使用したシリコーン充填中空糸
非対称膜の25℃での気体透過特性は、酸素透過速度が
0.8×10-5[cm3(STP)/cm2・S・cmH
g]でαは2.7であり、細孔部へのシリコーンの充填
率は約54%であった。
報に記載の方法に準じて溶融法にて中空糸外表面に緻密
層を有するポリ(4−メチルペンテン−1)からなる内
径約180μm、外径約250μmの中空糸非対称膜を
得た。この膜の25℃での酸素透過速度は9.4×10
-5[cm3(STP)/cm2・S・cmHg]で、αは
1.30であった。この中空糸非対称膜を使用し、実施
例2と同様に中空糸簾化及び図4に示すモジュールを製
作した。このモジュールの図中5より、反対側のキャッ
プをはずした状態で、2成分形付加型液状シリコーン
(東芝シリコーン製、商品名:YE5822)を所定の
割合で配合した後、第三ブチルアルコールとイソペンタ
ンの8/2重量%の混合溶剤で60重量%に希釈した液
状シリコーンを約2[kgf/cm2G]に加圧して中
空糸内側に流し込んだ。次いで加圧空気を中空糸内側に
流し余分なシリコーンを流し出した。次いでこのモジュ
ールを70℃雰囲気中に約4時間静置し中空糸非対称膜
の細孔内に充填されたシリコーンを硬化させた。このシ
リコーン充填中空糸非対称膜モジュールを使用し、図中
5に排気能力約10[L/min]の油回転式真空ポン
プを接続し、中空糸内表面側雰囲気の真空度を1.0c
mHgに減圧しつつ、溶存酸素濃度15ppm、粘度約
26cP、温度55℃のホワイトオイルからなる作動油
を、図中4より流量2.0[L/min]で流し入れ
た。図中6より排出された作動油の溶存酸素濃度は0.
29ppmであった。また作動油の入口と出口の圧力損
失は約0.2[kgf/cm2]であり、約30日間の
連続通油に於いても中空糸内側への油の漏れは認められ
なかった。尚本実施例で使用したシリコーン充填中空糸
非対称膜の25℃での気体透過特性は、酸素透過速度が
0.8×10-5[cm3(STP)/cm2・S・cmH
g]でαは2.7であり、細孔部へのシリコーンの充填
率は約54%であった。
【0038】(実施例6)実施例4で作成した中空糸非
対称膜を約3万本をほぼ並行に束ね、アルミ合金からな
る長さ約25cmのケースに挿入し中空糸両端の目止め
をウレタン樹脂で行い、次いで耐熱性エポキシ樹脂でケ
ースと中空糸の両端部を遠心封止した。しかる後に中空
糸両端面を切断し中空糸膜内部を開口させ、実施例1と
同じ構造を有するモジュールを作成した。このモジュー
ルの図2中4より、第三ブチルアルコールとイソペンタ
ンの8/2重量部の混合溶剤で約65重量%に希釈した
2成分形付加型液状シリコーン(東芝シリコーン、商品
名:TSE3033)を約2[kgf/cm2G]に加
圧して中空糸内側に流し込んだ。次いで加圧空気を中空
糸内側に流し余分なシリコーンを流し出した。次いでこ
のモジュールを70℃雰囲気中に約4時間静置し中空糸
非対称膜の細孔内に充填されたシリコーンを硬化させ
た。このシリコーン充填中空糸非対称膜モジュールを使
用し、図中5に排気能力が約5L/minの油回転式真
空ポンプを接続し、中空糸内表面側雰囲気の真空度を
1.5cmHgに減圧しつつ、溶存酸素濃度15pp
m、粘度約26cP、温度55℃のホワイトオイルから
なる作動油を、図中4より流量1.7[L/min]で
流し入れた。図中6より排出された作動油の溶存酸素濃
度は0.30ppmであった。また作動油の入口と出口
の圧力損失は約2.1[kgf/cm2]であった。
尚本実施例で使用したシリコーン充填中空糸非対称膜の
25℃での気体透過特性は、酸素透過速度が0.7×1
0-5[cm3(STP)/cm2・S・cmHg]でαが
2.4であった。また細孔部へのシリコーンの充填率は
約58%であった。
対称膜を約3万本をほぼ並行に束ね、アルミ合金からな
る長さ約25cmのケースに挿入し中空糸両端の目止め
をウレタン樹脂で行い、次いで耐熱性エポキシ樹脂でケ
ースと中空糸の両端部を遠心封止した。しかる後に中空
糸両端面を切断し中空糸膜内部を開口させ、実施例1と
同じ構造を有するモジュールを作成した。このモジュー
ルの図2中4より、第三ブチルアルコールとイソペンタ
ンの8/2重量部の混合溶剤で約65重量%に希釈した
2成分形付加型液状シリコーン(東芝シリコーン、商品
名:TSE3033)を約2[kgf/cm2G]に加
圧して中空糸内側に流し込んだ。次いで加圧空気を中空
糸内側に流し余分なシリコーンを流し出した。次いでこ
のモジュールを70℃雰囲気中に約4時間静置し中空糸
非対称膜の細孔内に充填されたシリコーンを硬化させ
た。このシリコーン充填中空糸非対称膜モジュールを使
用し、図中5に排気能力が約5L/minの油回転式真
空ポンプを接続し、中空糸内表面側雰囲気の真空度を
1.5cmHgに減圧しつつ、溶存酸素濃度15pp
m、粘度約26cP、温度55℃のホワイトオイルから
なる作動油を、図中4より流量1.7[L/min]で
流し入れた。図中6より排出された作動油の溶存酸素濃
度は0.30ppmであった。また作動油の入口と出口
の圧力損失は約2.1[kgf/cm2]であった。
尚本実施例で使用したシリコーン充填中空糸非対称膜の
25℃での気体透過特性は、酸素透過速度が0.7×1
0-5[cm3(STP)/cm2・S・cmHg]でαが
2.4であった。また細孔部へのシリコーンの充填率は
約58%であった。
【0039】(実施例7)中空糸外内表面側減圧雰囲気
の真空度を約0.1cmHgとし、処理する作動油の流
量を1.4L/minとした以外実施例4と同じ方法で
作動油の脱気を行った。得られた作動油の溶存酸素濃度
は0.02ppmであった。
の真空度を約0.1cmHgとし、処理する作動油の流
量を1.4L/minとした以外実施例4と同じ方法で
作動油の脱気を行った。得られた作動油の溶存酸素濃度
は0.02ppmであった。
【0040】(実施例8)中空糸内径約210μm、外
径約260μm、25℃での気体透過特性は、酸素透過
速度4.6×10-2[cm3(STP)/cm2・S・c
mHg]、αが約0.93、空孔率約42%のポリプロ
ピレン樹脂からなる中空糸微多孔膜を使用し、約3万本
をほぼ並行に束ね、アルミ合金からなる長さ約25cm
のケースに挿入し中空糸両端の目止めをウレタン樹脂で
行い、次いで耐熱性エポキシ樹脂でケースと中空糸の両
端部を遠心封止した。しかる後に中空糸両端面を切断し
中空糸膜内部を開口させ、実施例1と同じ構造を有する
モジュールを作成した。このモジュールの図2中4よ
り、2成分形付加型液状シリコーン(東芝シリコーン、
商品名:TSE3033)を約1.5[kgf/cm2
G]に加圧して中空糸内側に流し込んだ。次いで加圧空
気を中空糸内側に流し余分なシリコーンを流し出した。
次いでこのモジュールを70℃雰囲気中に約4時間静置
し微多孔内に充填されたシリコーンを硬化させた。この
シリコーン充填中空糸微多孔膜モジュールを使用し、図
2中5に排気能力が約5[L/min]の油回転式真空
ポンプを接続し、中空糸内表面側雰囲気の真空度を1.
5cmHgに減圧しつつ、溶存酸素濃度15ppm、粘
度約26cP、温度55℃のホワイトオイルからなる作
動油を、図中4より流量1.7[L/min]で流し入
れた。図中6より排出された作動油の溶存酸素濃度は
0.75ppmであった。また作動油の入口と出口の圧
力損失は約1.2[kgf/cm2]であった。尚本実
施例で使用したシリコーン充填中空糸非対称膜の25℃
での気体透過特性は、酸素透過速度が0.33×10-5
[cm3(STP)/cm2・S・cmHg]でαは1.
90であった。また細孔部へのシリコーンの充填率は約
77%であった。
径約260μm、25℃での気体透過特性は、酸素透過
速度4.6×10-2[cm3(STP)/cm2・S・c
mHg]、αが約0.93、空孔率約42%のポリプロ
ピレン樹脂からなる中空糸微多孔膜を使用し、約3万本
をほぼ並行に束ね、アルミ合金からなる長さ約25cm
のケースに挿入し中空糸両端の目止めをウレタン樹脂で
行い、次いで耐熱性エポキシ樹脂でケースと中空糸の両
端部を遠心封止した。しかる後に中空糸両端面を切断し
中空糸膜内部を開口させ、実施例1と同じ構造を有する
モジュールを作成した。このモジュールの図2中4よ
り、2成分形付加型液状シリコーン(東芝シリコーン、
商品名:TSE3033)を約1.5[kgf/cm2
G]に加圧して中空糸内側に流し込んだ。次いで加圧空
気を中空糸内側に流し余分なシリコーンを流し出した。
次いでこのモジュールを70℃雰囲気中に約4時間静置
し微多孔内に充填されたシリコーンを硬化させた。この
シリコーン充填中空糸微多孔膜モジュールを使用し、図
2中5に排気能力が約5[L/min]の油回転式真空
ポンプを接続し、中空糸内表面側雰囲気の真空度を1.
5cmHgに減圧しつつ、溶存酸素濃度15ppm、粘
度約26cP、温度55℃のホワイトオイルからなる作
動油を、図中4より流量1.7[L/min]で流し入
れた。図中6より排出された作動油の溶存酸素濃度は
0.75ppmであった。また作動油の入口と出口の圧
力損失は約1.2[kgf/cm2]であった。尚本実
施例で使用したシリコーン充填中空糸非対称膜の25℃
での気体透過特性は、酸素透過速度が0.33×10-5
[cm3(STP)/cm2・S・cmHg]でαは1.
90であった。また細孔部へのシリコーンの充填率は約
77%であった。
【0041】(比較例1)中空糸内径が約230μm、
外径が約390μmであり、25℃での気体透過特性
が、酸素透過速度が9.6×10-3[cm3(STP)
/cm2・S・cmHg]、αが約0.94であるセル
ロースアセテート樹脂からなる中空糸微多孔膜を使用し
た以外実施例1と同じ膜モジュールを作成し、同様の脱
気試験行ったところ、約5時間の連続通油で中空糸内よ
り漏れでた多量の油がモジュールケース内に多量に溜ま
り、脱気不能となった。
外径が約390μmであり、25℃での気体透過特性
が、酸素透過速度が9.6×10-3[cm3(STP)
/cm2・S・cmHg]、αが約0.94であるセル
ロースアセテート樹脂からなる中空糸微多孔膜を使用し
た以外実施例1と同じ膜モジュールを作成し、同様の脱
気試験行ったところ、約5時間の連続通油で中空糸内よ
り漏れでた多量の油がモジュールケース内に多量に溜ま
り、脱気不能となった。
【発明の効果】本発明は作動油中に気泡として存在する
気体のみならず溶解している、例えば酸素、水素、窒素
等の溶存気体をも簡便な操作及び装置で且つ、高水準で
且つ効率良く脱気できる。特にシリコーンで細孔部を充
填した膜については、長期間の使用にも耐える。
気体のみならず溶解している、例えば酸素、水素、窒素
等の溶存気体をも簡便な操作及び装置で且つ、高水準で
且つ効率良く脱気できる。特にシリコーンで細孔部を充
填した膜については、長期間の使用にも耐える。
【図1】 本発明を実施するための装置構成の一例を示
す概略図である。
す概略図である。
【図2】 本発明の実施例で使用する膜モジュールの部
分断面の概略図である。
分断面の概略図である。
【図3】 本発明の実施例で使用する中空糸シートの概
略図である。
略図である。
【図4】 本発明の実施例で使用する膜モジュールの部
分断面図の概略図である。
分断面図の概略図である。
1 膜モジュール 2 真空ポンプ 3 送油ポンプ 4 作動油入口 5 気体出口 6 作動油出口 7 ケース 8 キャップ 9 中空糸非対称膜 10 封止樹脂部 11 中空糸非対称膜(緯糸) 12 経糸 13 中空糸簾状シート 14 多孔パイプ
Claims (5)
- 【請求項1】 気体は透過するが作動油は透過しない緻
密層を有する中空糸半透膜であって、25℃における酸
素透過速度が1×10-6[cm3/cm2・s・cmH
g]以上であり、酸素と窒素の分離係数αが、該半透膜
の緻密層を形成する素材の固有のαの65%以上である
中空糸半透膜の片側表面に作動油を接触させ、該膜の反
対側を減圧することを特徴とする作動油の脱気方法。 - 【請求項2】 25℃における酸素透過係数が5×10
-6[cm3・cm/cm2・s・cmHg]以上の樹脂か
らなる多孔質膜であって、実質的に互いに連通した細孔
に硬化したシリコーンが充填されている中空糸半透膜の
片側表面に作動油を接触させ、該膜の反対側を減圧する
ことを特徴とする作動油の脱気方法。 - 【請求項3】 中空糸半透膜同士または他の糸条から形
成されたシート状物をケース内に組み込んだ膜モジュー
ルを使用し、該中空糸半透膜の内側を減圧しつつ該中空
糸半透膜の外側表面に油を接触させることにより油中の
気体を中空糸内側へ脱ガスすることを特徴とする請求項
1又は2記載の作動油の脱気方法。 - 【請求項4】 中空糸膜半透膜が、細孔部にシリコーン
の硬化物が充填されたものである請求項1又は3記載の
作動油の脱気方法。 - 【請求項5】 中空糸膜半透膜の緻密層側に作動油を接
触させることを特徴とする請求項1、3又は4記載の作
動油の脱気方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7214796A JPH09262406A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 作動油の脱気方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7214796A JPH09262406A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 作動油の脱気方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09262406A true JPH09262406A (ja) | 1997-10-07 |
Family
ID=13480872
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7214796A Pending JPH09262406A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 作動油の脱気方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09262406A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998048175A1 (de) * | 1997-04-23 | 1998-10-29 | Daimlerchrysler Ag | Verfahren zum entwässern und/oder entgasen von hydraulikflüssigkeiten, vorrichtung zur durchführung des verfahrens und verwendung der vorrichtung |
| WO2000059614A1 (fr) * | 1999-04-02 | 2000-10-12 | Mitsubishi Rayon Co., Ltd. | Module a membrane de fil creux, agent de remplissage et procede de desaeration de substances chimiques liquides |
| KR101029275B1 (ko) * | 2010-10-14 | 2011-04-18 | 엠씨테크주식회사 | 폴리실리콘 웨이퍼 절단공정의 절삭유 재생장치 |
| JP2012510359A (ja) * | 2008-12-01 | 2012-05-10 | イートン コーポレーション | 流体を脱気するためのセパレータ |
| WO2017080626A1 (de) * | 2015-11-10 | 2017-05-18 | Hydac Technology Gmbh | Entgasungsvorrichtung |
| CN114618321A (zh) * | 2020-12-11 | 2022-06-14 | 中国科学院大连化学物理研究所 | 一种中空纤维膜及制备和在液压油脱气中的应用 |
-
1996
- 1996-03-27 JP JP7214796A patent/JPH09262406A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998048175A1 (de) * | 1997-04-23 | 1998-10-29 | Daimlerchrysler Ag | Verfahren zum entwässern und/oder entgasen von hydraulikflüssigkeiten, vorrichtung zur durchführung des verfahrens und verwendung der vorrichtung |
| US6402810B1 (en) | 1997-04-23 | 2002-06-11 | Daimlerchrysler Ag | Method for dehydrating and/or degassing hydraulic fluids, device for carrying out said method and use of said device |
| WO2000059614A1 (fr) * | 1999-04-02 | 2000-10-12 | Mitsubishi Rayon Co., Ltd. | Module a membrane de fil creux, agent de remplissage et procede de desaeration de substances chimiques liquides |
| US6648945B1 (en) | 1999-04-02 | 2003-11-18 | Mitsubishi Rayon Co., Ltd. | Hollow yarn membrane module, potting agent therefor and method for deaeration of liquid chemicals |
| JP2012510359A (ja) * | 2008-12-01 | 2012-05-10 | イートン コーポレーション | 流体を脱気するためのセパレータ |
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| WO2017080626A1 (de) * | 2015-11-10 | 2017-05-18 | Hydac Technology Gmbh | Entgasungsvorrichtung |
| JP2018533476A (ja) * | 2015-11-10 | 2018-11-15 | ハイダック テクノロジー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングHydac Technology Gesellschaft Mit Beschrankter Haftung | 脱ガス装置 |
| US10717025B2 (en) * | 2015-11-10 | 2020-07-21 | Hydac Technology Gmbh | Degasifying apparatus |
| CN114618321A (zh) * | 2020-12-11 | 2022-06-14 | 中国科学院大连化学物理研究所 | 一种中空纤维膜及制备和在液压油脱气中的应用 |
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