JPH09262706A - スローアウェイ工具並びにスローアウェイチップ及び駒部材 - Google Patents
スローアウェイ工具並びにスローアウェイチップ及び駒部材Info
- Publication number
- JPH09262706A JPH09262706A JP9922696A JP9922696A JPH09262706A JP H09262706 A JPH09262706 A JP H09262706A JP 9922696 A JP9922696 A JP 9922696A JP 9922696 A JP9922696 A JP 9922696A JP H09262706 A JPH09262706 A JP H09262706A
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- JP
- Japan
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- away
- hole
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- piece
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- Pending
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- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スローアウェイチップを締付けるクランプね
じには、右ねじと左ねじがあるが、右ねじは切削抵抗に
より前記チップに左回転のトルクが作用した場合にズレ
動くおそれがある。一方、左ねじは、そのようなズレ動
きの防止効果があるものの、作業者が不慣れな左ねじに
戸惑うケースが多々あった。 【解決手段】 切削抵抗によりチップ3に左回転のトル
クが作用するスローアウェイ工具1において、ホルダ本
体2のチップ座7にチップ3の取付孔4に連通する貫通
孔10を穿設すると共に該貫通孔10にチップ座7の裏
側から右ねじ構造のクランプねじ11を挿通させ、一
方、チップ3の上面に駒受部5を形成すると共に該駒受
部5に雌ねじ孔12を有する駒部材6を嵌合させるよう
になし、駒部材6の雌ねじ孔12にクランプねじ11を
螺合させてチップ3をクランプする。
じには、右ねじと左ねじがあるが、右ねじは切削抵抗に
より前記チップに左回転のトルクが作用した場合にズレ
動くおそれがある。一方、左ねじは、そのようなズレ動
きの防止効果があるものの、作業者が不慣れな左ねじに
戸惑うケースが多々あった。 【解決手段】 切削抵抗によりチップ3に左回転のトル
クが作用するスローアウェイ工具1において、ホルダ本
体2のチップ座7にチップ3の取付孔4に連通する貫通
孔10を穿設すると共に該貫通孔10にチップ座7の裏
側から右ねじ構造のクランプねじ11を挿通させ、一
方、チップ3の上面に駒受部5を形成すると共に該駒受
部5に雌ねじ孔12を有する駒部材6を嵌合させるよう
になし、駒部材6の雌ねじ孔12にクランプねじ11を
螺合させてチップ3をクランプする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使い捨てのスロー
アウェイチップを有する各種スローアウェイ工具並びに
そのスローアウェイ工具に取り付けるポジティブレーキ
タイプのスローアウェイチップ及びそのスローアウェイ
チップに使用する駒部材に関する。
アウェイチップを有する各種スローアウェイ工具並びに
そのスローアウェイ工具に取り付けるポジティブレーキ
タイプのスローアウェイチップ及びそのスローアウェイ
チップに使用する駒部材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスローアウェイ工具100を、ポ
ジティブレーキタイプのスローアウェイチップ101を
装着したエンドミルにより説明する。ポジティブレーキ
タイプのスローアウェイチップ101は、図4に示した
ように外形が例えば四角錐台形であって、中心部に正面
側から裏面側に貫通する取付孔102を有する。一方、
スローアウェイ工具100のホルダ本体103は、スロ
ーアウェイチップ101を取り付けるためのチップ座1
04を有し、該チップ座104に雌ねじ孔を設けてな
る。そして、チップ座104にスローアウェイチップ1
01をセットして取付孔102の正面側からクランプね
じ105を差込み、該クランプねじ105をチップ座1
04の雌ねじ孔に螺合させて締め付ける。
ジティブレーキタイプのスローアウェイチップ101を
装着したエンドミルにより説明する。ポジティブレーキ
タイプのスローアウェイチップ101は、図4に示した
ように外形が例えば四角錐台形であって、中心部に正面
側から裏面側に貫通する取付孔102を有する。一方、
スローアウェイ工具100のホルダ本体103は、スロ
ーアウェイチップ101を取り付けるためのチップ座1
04を有し、該チップ座104に雌ねじ孔を設けてな
る。そして、チップ座104にスローアウェイチップ1
01をセットして取付孔102の正面側からクランプね
じ105を差込み、該クランプねじ105をチップ座1
04の雌ねじ孔に螺合させて締め付ける。
【0003】上記スローアウェイ工具100は、図4中
矢示Rで示したように右回転で使用されるものであり、
同図においてスローアウェイチップ101の右下コーナ
ー部分に最も大きな切削抵抗を受ける。そして、その切
削抵抗によりスローアウェイチップ101に取付孔10
2を中心とする左回転(反時計回り)のトルクが作用す
る。
矢示Rで示したように右回転で使用されるものであり、
同図においてスローアウェイチップ101の右下コーナ
ー部分に最も大きな切削抵抗を受ける。そして、その切
削抵抗によりスローアウェイチップ101に取付孔10
2を中心とする左回転(反時計回り)のトルクが作用す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記スローアウェイチ
ップ101を締め付けるクランプねじ105は、右ねじ
構造のものと左ねじ構造のものがある。右ねじ構造のク
ランプねじ105は、右回転のトルクでスローアウェイ
チップ101を締め付けるため、装着状態が悪いと図4
においてスローアウェイチップ101の左上コーナー部
分とチップ座104の側壁106との間に隙間が生じる
おそれがある。前記のように右回転のスローアウェイ工
具100では、切削抵抗によりスローアウェイチップ1
01に左回転のトルクが作用するため、スローアウェイ
チップ101とチップ座104の間にそのような隙間が
あると、クランプねじ105が緩んでスローアウェイチ
ップ101がその隙間分だけ左回転してズレ動くことに
なり、加工精度の低下やスローアウェイチップ101の
破損が問題になる。
ップ101を締め付けるクランプねじ105は、右ねじ
構造のものと左ねじ構造のものがある。右ねじ構造のク
ランプねじ105は、右回転のトルクでスローアウェイ
チップ101を締め付けるため、装着状態が悪いと図4
においてスローアウェイチップ101の左上コーナー部
分とチップ座104の側壁106との間に隙間が生じる
おそれがある。前記のように右回転のスローアウェイ工
具100では、切削抵抗によりスローアウェイチップ1
01に左回転のトルクが作用するため、スローアウェイ
チップ101とチップ座104の間にそのような隙間が
あると、クランプねじ105が緩んでスローアウェイチ
ップ101がその隙間分だけ左回転してズレ動くことに
なり、加工精度の低下やスローアウェイチップ101の
破損が問題になる。
【0005】一方、左ねじ構造のクランプねじ105
は、右ねじ構造のクランプねじ105に存する上記課題
を解消すべく考案されたものであって(実公昭62−3
2730号)、クランプねじ105を締め付けるトルク
の方向と切削抵抗でスローアウェイチップ101に作用
するトルクの方向とが同じであるため、切削抵抗により
左回転のトルクが作用してもスローアウェイチップ10
1がズレ動かない特徴がある。しかしながら、一般に左
ねじは特殊な用途以外使用されていないのであって、作
業者が左ねじに不慣れで戸惑うケースが多々あり、例え
ば、クランプ時にクランプねじ105を右回転させて落
下させたり、或いは、クランプねじ105を無理矢理右
回転させて双方のねじ山を破損させる、などの問題があ
った。
は、右ねじ構造のクランプねじ105に存する上記課題
を解消すべく考案されたものであって(実公昭62−3
2730号)、クランプねじ105を締め付けるトルク
の方向と切削抵抗でスローアウェイチップ101に作用
するトルクの方向とが同じであるため、切削抵抗により
左回転のトルクが作用してもスローアウェイチップ10
1がズレ動かない特徴がある。しかしながら、一般に左
ねじは特殊な用途以外使用されていないのであって、作
業者が左ねじに不慣れで戸惑うケースが多々あり、例え
ば、クランプ時にクランプねじ105を右回転させて落
下させたり、或いは、クランプねじ105を無理矢理右
回転させて双方のねじ山を破損させる、などの問題があ
った。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記に鑑みなさ
れたもので、中心部に取付孔を設けたポジティブレーキ
タイプのスローアウェイチップを有し、このスローアウ
ェイチップに切削抵抗により前記取付孔を中心とする左
回転のトルクが作用する構造であるスローアウェイ工具
において、ホルダ本体のチップ座に前記スローアウェイ
チップの取付孔に連通する貫通孔を穿設すると共に該貫
通孔にチップ座の裏側から右ねじ構造のクランプねじを
挿通させ、一方、前記スローアウェイチップの上面に駒
受部を形成すると共に該駒受部に雌ねじ孔を有する駒部
材を嵌合させるようになし、該駒部材の雌ねじ孔に前記
クランプねじを螺合させてスローアウェイチップをクラ
ンプするようにしたスローアウェイ工具を提供する。
れたもので、中心部に取付孔を設けたポジティブレーキ
タイプのスローアウェイチップを有し、このスローアウ
ェイチップに切削抵抗により前記取付孔を中心とする左
回転のトルクが作用する構造であるスローアウェイ工具
において、ホルダ本体のチップ座に前記スローアウェイ
チップの取付孔に連通する貫通孔を穿設すると共に該貫
通孔にチップ座の裏側から右ねじ構造のクランプねじを
挿通させ、一方、前記スローアウェイチップの上面に駒
受部を形成すると共に該駒受部に雌ねじ孔を有する駒部
材を嵌合させるようになし、該駒部材の雌ねじ孔に前記
クランプねじを螺合させてスローアウェイチップをクラ
ンプするようにしたスローアウェイ工具を提供する。
【0007】また、中心部に取付孔を有し切削抵抗によ
りその取付孔を中心とする左回転のトルクが作用する態
様でスローアウェイ工具に装着されるスローアウェイチ
ップにおいて、前記取付孔の正面側に駒受部を形成し、
該駒受部に雌ねじ孔を有する駒部材を嵌合させると共に
ホルダ本体のチップ座に穿設した貫通孔の裏側から右ね
じ構造のクランプねじを通して前記駒部材に螺合させ、
そのクランプねじと駒部材の締め付けによってスローア
ウェイ工具に装着されるスローアウェイチップを提供す
る。なお、好ましくは、前記駒受部を奥細りのテーパ孔
形状にするのがよい。
りその取付孔を中心とする左回転のトルクが作用する態
様でスローアウェイ工具に装着されるスローアウェイチ
ップにおいて、前記取付孔の正面側に駒受部を形成し、
該駒受部に雌ねじ孔を有する駒部材を嵌合させると共に
ホルダ本体のチップ座に穿設した貫通孔の裏側から右ね
じ構造のクランプねじを通して前記駒部材に螺合させ、
そのクランプねじと駒部材の締め付けによってスローア
ウェイ工具に装着されるスローアウェイチップを提供す
る。なお、好ましくは、前記駒受部を奥細りのテーパ孔
形状にするのがよい。
【0008】さらにまた、基本形状を先細りの錐台形と
なし、前記スローアウェイチップの駒受部に非回転構造
で嵌まり合うようにした駒部材を提供する。
なし、前記スローアウェイチップの駒受部に非回転構造
で嵌まり合うようにした駒部材を提供する。
【0009】
【作用】クランプねじをチップ座の裏側から右回転させ
ると、該クランプねじが駒部材の雌ねじ孔に螺合してス
ローアウェイチップを正面向かって左回転のトルクで締
め付ける。従って、クランプねじを締め付けるトルクの
方向と切削抵抗でスローアウェイチップに作用するトル
クの方向とが一致するから、切削抵抗により左回転のト
ルクが作用してもスローアウェイチップのズレ動き現象
が起こらない。また、駒部材の基本形状を先細りの錐台
形とし、対するスローアウェイチップの駒受部を該錐台
形に嵌まり合う奥細りのテーパ孔形状とすることによ
り、駒部材の着脱が容易になり、スローアウェイチップ
の交換がスピーディに行える。
ると、該クランプねじが駒部材の雌ねじ孔に螺合してス
ローアウェイチップを正面向かって左回転のトルクで締
め付ける。従って、クランプねじを締め付けるトルクの
方向と切削抵抗でスローアウェイチップに作用するトル
クの方向とが一致するから、切削抵抗により左回転のト
ルクが作用してもスローアウェイチップのズレ動き現象
が起こらない。また、駒部材の基本形状を先細りの錐台
形とし、対するスローアウェイチップの駒受部を該錐台
形に嵌まり合う奥細りのテーパ孔形状とすることによ
り、駒部材の着脱が容易になり、スローアウェイチップ
の交換がスピーディに行える。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。なお、図1はスローアウェイ工
具の要部を示す分解斜視図、図2はスローアウェイ工具
の要部を示す正面図、図3は図2のX−X線断面図であ
る。
を参照しつつ説明する。なお、図1はスローアウェイ工
具の要部を示す分解斜視図、図2はスローアウェイ工具
の要部を示す正面図、図3は図2のX−X線断面図であ
る。
【0011】図示したスローアウェイ工具1はエンドミ
ルであり、丸軸形状のホルダ本体2の先端であって該ホ
ルダ本体2の軸心O(図3参照)を中心とする点対称の
位置に二個のスローアウェイチップ3,3を有する。こ
のスローアウェイ工具1は、図1中矢示Rで示したよう
に前記軸心Oを回転中心として右回転する。
ルであり、丸軸形状のホルダ本体2の先端であって該ホ
ルダ本体2の軸心O(図3参照)を中心とする点対称の
位置に二個のスローアウェイチップ3,3を有する。こ
のスローアウェイ工具1は、図1中矢示Rで示したよう
に前記軸心Oを回転中心として右回転する。
【0012】前記スローアウェイチップ3はコーナー部
分を丸く面取りした形態の四角錐台形であって、中心部
に正面側から裏面側に貫通する取付孔4を設けた所謂ポ
ジティブレーキタイプである。このスローアウェイチッ
プ3の取付孔4には、奥細りのテーパ孔形状である駒受
部5が正面側に形成されている。該駒受部5は、後述す
る駒部材6の四角錐台形と対をなす正面視ほぼ四角形の
雌型である。なお、駒受部5の内面は図3に示したよう
に弧状のアール面Aになっている。この駒受部5のアー
ル面Aによりテーパの度合いやサイズが多少異なる駒部
材6にも柔軟に対応することができる。
分を丸く面取りした形態の四角錐台形であって、中心部
に正面側から裏面側に貫通する取付孔4を設けた所謂ポ
ジティブレーキタイプである。このスローアウェイチッ
プ3の取付孔4には、奥細りのテーパ孔形状である駒受
部5が正面側に形成されている。該駒受部5は、後述す
る駒部材6の四角錐台形と対をなす正面視ほぼ四角形の
雌型である。なお、駒受部5の内面は図3に示したよう
に弧状のアール面Aになっている。この駒受部5のアー
ル面Aによりテーパの度合いやサイズが多少異なる駒部
材6にも柔軟に対応することができる。
【0013】一方、ホルダ本体2には、前記スローアウ
ェイチップ3装着用のチップ座7が設けられている。該
チップ座7は、図1においてスローアウェイチップ3の
上側面と左側面を囲う上壁8と側壁9を有し、中央部に
前記スローアウェイチップ3の取付孔4に連通する貫通
孔10を穿設してなる。
ェイチップ3装着用のチップ座7が設けられている。該
チップ座7は、図1においてスローアウェイチップ3の
上側面と左側面を囲う上壁8と側壁9を有し、中央部に
前記スローアウェイチップ3の取付孔4に連通する貫通
孔10を穿設してなる。
【0014】而して、前記スローアウェイチップ3は、
駒部材6とクランプねじ11によってチップ座7にクラ
ンプされる。駒部材6は、基本形状が先細りの四角錐台
形であり、窄まった先端に丸軸部6aを有し、中心部を
貫通する状態で雌ねじ孔12が設けられている。一方、
クランプねじ11は、端部に丸頭部11aを有する通常
の右ねじ構造であって、前記駒部材6の雌ねじ孔12に
螺合し得る。
駒部材6とクランプねじ11によってチップ座7にクラ
ンプされる。駒部材6は、基本形状が先細りの四角錐台
形であり、窄まった先端に丸軸部6aを有し、中心部を
貫通する状態で雌ねじ孔12が設けられている。一方、
クランプねじ11は、端部に丸頭部11aを有する通常
の右ねじ構造であって、前記駒部材6の雌ねじ孔12に
螺合し得る。
【0015】次ぎに、スローアウェイチップ3の装着方
法について説明する。先ず、スローアウェイチップ3の
駒受部5に駒部材6を嵌め合わせる。前記のように駒受
部5は駒部材6の四角錐台形と対をなす正面視ほぼ四角
形の雌型であるため、駒部材6が該駒受部5に非回転構
造で嵌まり合う。次ぎに、ホルダ本体2のチップ座7に
スローアウェイチップ3をセットし、ホルダ本体2の貫
通孔10にチップ座7の裏側からクランプねじ11を差
し込む。そして、クランプねじ11をチップ座7の裏側
から右回転させると、該クランプねじ11が駒部材6の
雌ねじ孔12に螺合して、スローアウェイチップ3を正
面向かって左回転のトルクで締め付ける。従って、クラ
ンプねじ11を締め付けるトルクの方向と切削抵抗でス
ローアウェイチップ3に作用するトルクの方向とが一致
するから、切削抵抗により左回転のトルクが作用しても
スローアウェイチップ3のズレ動き現象が起こらない。
法について説明する。先ず、スローアウェイチップ3の
駒受部5に駒部材6を嵌め合わせる。前記のように駒受
部5は駒部材6の四角錐台形と対をなす正面視ほぼ四角
形の雌型であるため、駒部材6が該駒受部5に非回転構
造で嵌まり合う。次ぎに、ホルダ本体2のチップ座7に
スローアウェイチップ3をセットし、ホルダ本体2の貫
通孔10にチップ座7の裏側からクランプねじ11を差
し込む。そして、クランプねじ11をチップ座7の裏側
から右回転させると、該クランプねじ11が駒部材6の
雌ねじ孔12に螺合して、スローアウェイチップ3を正
面向かって左回転のトルクで締め付ける。従って、クラ
ンプねじ11を締め付けるトルクの方向と切削抵抗でス
ローアウェイチップ3に作用するトルクの方向とが一致
するから、切削抵抗により左回転のトルクが作用しても
スローアウェイチップ3のズレ動き現象が起こらない。
【0016】以上本発明を実施の形態により説明した
が、もちろん本発明は上記実施形態に限定されるもので
はない。例えば、スローアウェイ工具には、例示したエ
ンドミル以外に、ドリルその他の回転工具やワーク側を
回転させて切削する旋削用工具も含まれる。なお、旋削
用工具の場合、切削抵抗によりスローアウェイチップに
左回転のトルクが作用するのは所謂右勝手のタイプであ
る。
が、もちろん本発明は上記実施形態に限定されるもので
はない。例えば、スローアウェイ工具には、例示したエ
ンドミル以外に、ドリルその他の回転工具やワーク側を
回転させて切削する旋削用工具も含まれる。なお、旋削
用工具の場合、切削抵抗によりスローアウェイチップに
左回転のトルクが作用するのは所謂右勝手のタイプであ
る。
【0017】また、スローアウェイチップの形状は、実
施形態の正面視正方形以外にも、三角,菱形,円形など
がある。スローアウェイチップを正面視三角形や菱形に
する場合は、駒受部と駒部材も相似形の三角形や菱形に
するのがよい。そうすることにより、スローアウェイチ
ップの各コーナーが有効に使用できる。また、駒受部と
駒部材の形状は、正面視多角形はもちろん楕円形にする
ことも可能である。さらにまた、駒部材は錐台形にする
ことなく、真っ直ぐな筒形であってもよく、その場合に
は駒受部もテーパ孔形状にする必要はない。
施形態の正面視正方形以外にも、三角,菱形,円形など
がある。スローアウェイチップを正面視三角形や菱形に
する場合は、駒受部と駒部材も相似形の三角形や菱形に
するのがよい。そうすることにより、スローアウェイチ
ップの各コーナーが有効に使用できる。また、駒受部と
駒部材の形状は、正面視多角形はもちろん楕円形にする
ことも可能である。さらにまた、駒部材は錐台形にする
ことなく、真っ直ぐな筒形であってもよく、その場合に
は駒受部もテーパ孔形状にする必要はない。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、右ねじ構造のクランプ
ねじをチップ座の裏側から通して駒部材に螺合させ、正
面向かって左回転のトルクでスローアウェイチップを締
め付けるようにしたため、切削抵抗により左回転のトル
クが作用してもスローアウェイチップのズレ動き現象が
起こらず、また、クランプねじが使い慣れた右ねじ構造
であるため、作業者が締め付け方向を間違えるおそれが
全くないから作業性がよく、且つ、無理な逆回しによる
ねじ山の破損も起こり得ない。
ねじをチップ座の裏側から通して駒部材に螺合させ、正
面向かって左回転のトルクでスローアウェイチップを締
め付けるようにしたため、切削抵抗により左回転のトル
クが作用してもスローアウェイチップのズレ動き現象が
起こらず、また、クランプねじが使い慣れた右ねじ構造
であるため、作業者が締め付け方向を間違えるおそれが
全くないから作業性がよく、且つ、無理な逆回しによる
ねじ山の破損も起こり得ない。
【0019】また、駒部材の基本形状を先細りの錐台形
とし、対するスローアウェイチップの駒受部を該錐台形
に嵌まり合う奥細りのテーパ孔形状とすることにより、
駒部材の着脱が容易になり、スローアウェイチップの交
換がスピーディに行え、しかも、駒受部の掃除が行いや
すくなる、などの効果がある。
とし、対するスローアウェイチップの駒受部を該錐台形
に嵌まり合う奥細りのテーパ孔形状とすることにより、
駒部材の着脱が容易になり、スローアウェイチップの交
換がスピーディに行え、しかも、駒受部の掃除が行いや
すくなる、などの効果がある。
【図1】 スローアウェイ工具の要部を示す分解斜視図
である。
である。
【図2】 スローアウェイ工具の要部を示す正面図であ
る。
る。
【図3】 図2のX−X線断面図である。
【図4】 従来技術を示す要部斜視図である。
1 …スローアウェイ工具 2 …ホルダ本体 3 …スローアウェイチップ 4 …取付孔 5 …駒受部 6 …駒部材 7 …チップ座 10 …貫通孔 11 …クランプねじ 12 …雌ねじ孔
Claims (4)
- 【請求項1】 中心部に取付孔を設けたポジティブレー
キタイプのスローアウェイチップを有し、このスローア
ウェイチップに切削抵抗により前記取付孔を中心とする
左回転のトルクが作用する構造であるスローアウェイ工
具において、 ホルダ本体のチップ座に前記スローアウェイチップの取
付孔に連通する貫通孔を穿設すると共に該貫通孔にチッ
プ座の裏側から右ねじ構造のクランプねじを挿通させ、
一方、前記スローアウェイチップの上面に駒受部を形成
すると共に該駒受部に雌ねじ孔を有する駒部材を嵌合さ
せるようになし、該駒部材の雌ねじ孔に前記クランプね
じを螺合させてスローアウェイチップをクランプするよ
うにしたスローアウェイ工具。 - 【請求項2】 中心部に取付孔を有し切削抵抗によりそ
の取付孔を中心とする左回転のトルクが作用する態様で
スローアウェイ工具に装着されるスローアウェイチップ
において、 前記取付孔の正面側に駒受部を形成し、該駒受部に雌ね
じ孔を有する駒部材を嵌合させると共にホルダ本体のチ
ップ座に穿設した貫通孔の裏側から右ねじ構造のクラン
プねじを通して前記駒部材に螺合させ、そのクランプね
じと駒部材の締め付けによってスローアウェイ工具に装
着されるようにしたスローアウェイチップ。 - 【請求項3】 前記駒受部が奥細りのテーパ孔形状であ
る請求項2記載のスローアウェイチップ。 - 【請求項4】 基本形状を先細りの錐台形となし、前記
請求項3記載のスローアウェイチップの駒受部に非回転
構造で嵌まり合うようにした駒部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9922696A JPH09262706A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | スローアウェイ工具並びにスローアウェイチップ及び駒部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9922696A JPH09262706A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | スローアウェイ工具並びにスローアウェイチップ及び駒部材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09262706A true JPH09262706A (ja) | 1997-10-07 |
Family
ID=14241760
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9922696A Pending JPH09262706A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | スローアウェイ工具並びにスローアウェイチップ及び駒部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09262706A (ja) |
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