JPH092632A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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Publication number
JPH092632A
JPH092632A JP7151501A JP15150195A JPH092632A JP H092632 A JPH092632 A JP H092632A JP 7151501 A JP7151501 A JP 7151501A JP 15150195 A JP15150195 A JP 15150195A JP H092632 A JPH092632 A JP H092632A
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JP
Japan
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carrier
drive shaft
work
transfer
groove
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Application number
JP7151501A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiko Komazawa
光彦 駒沢
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワークの搬送時間を短縮し、自動組立装置に
よって製品を製造する際のコストを低減する。 【構成】 ワーク搭載用キャリア12をガイドプレート
14に搬送方向へのみ移動が許容されるように保持させ
る。ガイドプレート14の近傍に、外周面にねじ溝16
が形成された駆動軸15を軸線が搬送方向と平行になる
ように配置する。前記キャリア12を、前記ねじ溝16
に嵌合するカムフォロア13を介して駆動軸15に連結
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワークを間欠的に搬送
する搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動組立装置においてワークを各
ステージに間欠的に搬送する搬送装置としては、例え
ば、図4に示した同期式キャリア搬送コンベアがある。
【0003】図4は従来の搬送コンベアを示す図で、同
図(a)は平面図、同図(b)は側面図である。この搬
送コンベアは、いわゆるチェーンコンベアであり、搬送
方向(図4において左右方向)に延びるチェーン1の上
部に略平板状のパレット2を固定し、このパレット2上
にワーク搭載用キャリア3を載置させた構造になってい
る。また、前記チェーン1の両側方にこれと平行にガイ
ドプレート4を延設し、このガイドプレート4によって
前記パレット2上のキャリア3の両側部をガイドしてい
る。
【0004】前記パレット2は、搬送方向前側と後側の
両端に保持枠2aを形成し、この保持枠2aによってキ
ャリア1をパレット2上から搬送方向の前側あるいは後
側に脱落しないよう保持する構造になっている。これら
の保持枠2a,2aどうしの間隔は、キャリア1の長さ
より長くなるように設定している。
【0005】すなわち、チェーン1を用いて搬送する場
合にはチェーン1に伸びが生じるとパレット2の位置が
ステージ(図示せず)に対してずれ易いので、キャリア
3をパレット2に対して搬送方向に沿って僅かに移動さ
せることにより、このキャリア3上のワーク(図示せ
ず)をステージに対して正確な位置に位置決めできるよ
うにしている。
【0006】キャリア3上のワークをステージに対して
位置決めするためには、図4中に符号5で示す位置決め
部材を用いている。この位置決め部材5は、自動組立装
置のステージ毎に設けてあり、図示していない位置決め
装置によってキャリア3に対して接離する構造になって
いる。すなわち、この位置決め部材5の先端に形成した
楔部5aをキャリア側部の三角形状凹部3aに嵌入させ
ることによって、キャリア3がステージに対して正確な
位置に位置決めされる。
【0007】このように構成した搬送コンベアを用いた
自動組立装置は、搬送コンベアによってワークを前工程
のステージから次工程のステージへ移送し、位置決め部
材5により位置決めした後に、ステージの組み立て作業
が行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】自動組立装置は、各ス
テージでの作業時間を短縮し、サイクルタイム、すなわ
ち全ステージでの組立て作業が終了するまでに必要な時
間を可及的短くすることがコスト低減の観点から重要で
ある。
【0009】しかしながら、上述した搬送コンベアを使
用したのでは、ワークをステージ間で搬送するために必
要な搬送時間(前工程のステージでの作業が終了してか
ら次の工程のステージで作業を開始できるようになるま
でに必要な時間)が各ステージでの組立て作業に要する
時間に較べて長くなることがあり、サイクルタイムを短
縮するにも限界があった。前記搬送時間が長くなるの
は、キャリア3をステージ間で移動させた後に位置決め
部材5によってステージに対して位置決めするからであ
る。
【0010】本発明はこのような問題点を解消するため
になされたもので、ワークの搬送時間を短縮し、自動組
立装置によって製品を製造する際のコストを低減するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る搬送装
置は、被搬送物を搭載するキャリアをレール部材に搬送
方向へのみ移動が許容されるように保持させ、このレー
ル部材の近傍に、外周面にねじ溝が形成された駆動軸を
軸線が搬送方向と平行になるように配置し、前記キャリ
アを、前記ねじ溝に嵌合するカムフォロアを介して前記
駆動軸に連結したものである。
【0012】第2の発明に係る搬送装置は、第1の発明
に係る搬送装置において、駆動軸のねじ溝を、キャリア
の移動速度が搬送行程初期において徐々に上昇しかつ搬
送行程終期において徐々に低下するカム溝としたもので
ある。
【0013】第3の発明に係る搬送装置は、第1の発明
または第2の発明に係る搬送装置において、駆動軸の搬
送開始端部と搬送終了端部とを、外径がねじ溝の溝底部
での径と略等しくなるように形成してねじ溝の両端が開
口する構造としたものである。
【0014】
【作用】第1の発明によれば、駆動軸が回転することに
よりキャリアのカムフォロアがねじ溝の側壁により押さ
れ、キャリアが駆動軸の軸線に沿って移動する。このよ
うに駆動軸によりキャリアを駆動するに当たっては、こ
の駆動軸はチェーンに較べて伸びが生じることがないの
で、駆動軸の単位回転角度当たりのキャリアの移動量は
常に一定になる。
【0015】第2の発明によれば、駆動軸の回転速度を
変化させなくてもキャリアを減速してから停止させるこ
とができる。また、キャリアが停止するときに急制動が
かかることがないから、キャリアを高速で移動させる場
合であっても停止時に生じる慣性により停止位置が送り
方向前側へずれるようなこともない。
【0016】第3の発明によれば、駆動軸の搬送開始端
部と搬送終了端部の上方にキャリアを位置づけた状態で
はカムフォロアが駆動軸のねじ溝から外れているので、
キャリアを駆動軸に対して側方へ移動することができ
る。すなわち、駆動軸によって構成される搬送系の始点
にキャリアを側方から供給し、終点からキャリアを側方
へ排出することができる。
【0017】
【実施例】
実施例1 以下、第1の発明の一実施例を図1によって詳細に説明
する。図1は第1の発明に係る搬送装置の要部を示す図
で、同図(a)は平面図、同図(b)は(a)図におけ
るB−B線断面図、同図(c)は側面図である。
【0018】これらの図において、11はこの実施例に
よる搬送装置で、この搬送装置11は、組立用ステージ
が複数一列に並べられた自動組立装置(図示せず)の前
記ステージに被搬送物としてのワークを搬送するもので
ある。12はワーク(図示せず)を搭載するためのキャ
リアで、このキャリア12は平板状に形成し、図1
(b)に示すように、下部にカムフォロア13を設けて
いる。このカムフォロア13は、本実施例では、円筒体
をキャリア12の下部の支軸12aに図示していない軸
受部材を介して回転自在に支持させることによって形成
している。
【0019】また、前記キャリア12は、図1(a)に
おいて上下両側となる両側部を本発明に係るレール部材
としての一対のガイドプレート14に保持させている。
これらのガイドプレート14は、ステージ配設範囲の全
域にわたる長さをもって直線状に形成し、互いに平行と
した状態で前記ステージの近傍に配置している。これら
のガイドプレート14におけるキャリア12を保持する
部分は、図1(b)に示すように、互いに対向する側部
を断面略コ字状に形成することによって、このガイドプ
レート14の長手方向に延びるガイド溝14aを形成
し、このガイド溝14aにキャリア12の側部を摺動自
在に嵌合させる構造になっている。すなわち、このガイ
ドプレート14に保持されたキャリア12は、ガイドプ
レート14の長手方向、すなわち搬送方向へのみ移動が
許容される。
【0020】前記一対のガイドプレート14,14の下
方には、前記キャリア12を駆動するための駆動軸15
を軸線がガイドプレート14と平行になるように配設し
ている。この駆動軸15の配設位置は、2つのガイドプ
レート14,14どうしの中間となる部位の真下に位置
づけられている。
【0021】また、この駆動軸15は、外周面にねじ溝
16を形成し、軸端部を図示していないモータ式駆動装
置に連結している。この駆動装置は、本実施例では駆動
軸15を1回転ずつ一定方向へ間欠的に回転させる構造
になっている。
【0022】前記ねじ溝16は、前記キャリア12のカ
ムフォロア13が嵌合する溝幅および溝深さをもって形
成し、側壁上でカムフォロア13が転動することができ
るような構造になっている。このねじ溝16にカムフォ
ロア13を上方から嵌合させ、駆動軸15を回転させる
ことにより、カムフォロア13がねじ溝15の側壁によ
り押されてキャリア12がガイドプレート14の長手方
向(駆動軸15の軸線方向)に沿って移動する。
【0023】また、このねじ溝16のピッチは、駆動軸
15が1回転することによりカムフォロア13がステー
ジの並設間隔だけ移動するように設定している。
【0024】このように構成した搬送装置11は、キャ
リア12をガイドプレート14に保持させるとともにカ
ムフォロア13を前記ねじ溝16に嵌合させた状態で使
用する。すなわち、前記状態でキャリア12上にワーク
を搭載し駆動装置を始動することにより、キャリア12
が移動してワークが自動組立装置の各ステージ間で搬送
される。
【0025】このとき、ねじ溝16のピッチをステージ
どうしの間隔に設定しているため、ワークは駆動軸15
が1回転することにより前工程のステージから次工程の
ステージへ搬送される。また、駆動軸15を間欠的に回
転させるため、ワークはステージ間で搬送されてから一
定時間停止した後、さらに隣接するステージまで移動し
停止する。停止時間をステージでの作業時間と一致させ
ることにより、各ステージでは連続的に組立作業が行わ
れる。
【0026】このように駆動軸15によりキャリア12
を駆動するに当たっては、この駆動軸15はチェーンに
較べて伸びが生じることがないので、駆動軸15の単位
回転角度当たりのキャリア12の移動量は常に一定にな
る。したがって、キャリア12の停止位置を決める因子
は駆動軸15の回転角度のみとなるから、キャリア12
をステージに対して正確に位置決めするに当たって位置
決め用部材を別途設けなくてよい。
【0027】すなわち、搬送終了位置が位置決め位置と
なるので、従来のチェーンコンベアに較べてキャリアの
位置決めに要する時間を省くことができる。
【0028】なお、本実施例では駆動軸15が1回転す
ることによりキャリアがステージ間の移動開始点から終
点まで一度に移動する例を示したが、間欠回転時の駆動
軸15の回転角度やねじ溝16のピッチは適宜変更する
ことができる。すなわち、ステージどうしの間隔が本実
施例より広い場合には、駆動軸15を1回転より多く回
転させたり、ねじ溝16のピッチを本実施例より長くす
る。また、ステージどうしの間隔が本実施例より短い場
合には上記とは逆の構成を採る。さらに、ステージどう
しの間隔が本実施例と同じ場合であっても、ねじ溝16
のピッチを変えることにより、キャリアをステージ間で
一度に送る際の駆動軸15の回転角度を増減することが
できる。
【0029】実施例2 前記駆動軸15は図2に示すように形成することもでき
る。この図2に示した構成が第2の発明の一実施例にな
っている。本実施例では、駆動軸の他の部材は前記実施
例1と同じ構成を採るため説明を省略する。
【0030】図2は第2の発明に係る搬送装置の要部を
示す側面図である。同図に示した駆動軸21は、外周面
にカム溝22を形成している。このカム溝22は、ねじ
状に形成しているものの、1ピッチ毎に駆動軸21の周
方向へ延びる直線部22aを設けている。また、このカ
ム溝22における前記直線部22aに連なる部位は、直
線部22aから1/2ピッチずれた部分が螺旋状となる
ように側壁を徐々に傾斜させている。
【0031】このようにカム溝22を形成した駆動軸2
1を使用すると、この駆動軸21が一定回転速度で回転
していたとしても、カムフォロアがカム溝22の螺旋状
部分から直線部22aに達することによりキャリアが徐
々に減速されて停止し、さらにカムフォロアが直線部2
2aの先の螺旋状部分に達することにより、キャリアが
徐々に増速されて一定速度で移動するようになる。
【0032】したがって、駆動軸21を回転駆動する駆
動装置として駆動軸21が回転、停止を繰り返すような
単純な構造のものを採用したとしても、キャリアの停止
時および移動開始時にキャリア上のワークに大きな慣性
力が作用することがない。しかも、キャリアが停止する
ときに急制動がかかることがないから、キャリアを高速
で移動させる場合であっても停止時に生じる慣性により
停止位置が送り方向前側へずれるようなこともない。
【0033】なお、駆動軸21を本実施例で示したよう
に形成した場合には、直線部22aでキャリアが停止す
ることから、必ずしも間欠的に回転させる必要はない。
【0034】実施例3 前記実施例1および実施例2で示した搬送装置は、図3
に示すように構成することもできる。図3に示した構成
が第3の発明の一実施例になっている。図3は第3の発
明に係る搬送装置を示す平面図で、同図はガイドプレー
トの上部を破断した状態で描いている。同図において前
記図1で説明したものと同一もしくは同等部材について
は、同一符号を付し詳細な説明は省略する。
【0035】図3において符号31はこの実施例による
搬送装置である。この搬送装置31は、自動組立装置
(図示せず)の各ステージの並設方向に沿って延びる搬
送路A,Bを平行に設け、これら両搬送路A,Bの端部
どうしを連絡路C,Dによって接続した構造になってい
る。一方の搬送路Aでワークを組立開始側から組立終了
側(図において右側)へ搬送し、他方の搬送路Bでキャ
リアを組立終了側から組立開始側(図において左側)へ
戻す構成を採っている。
【0036】前記搬送路Aでは駆動軸15によりキャリ
ア12と図示してないワークとを搬送し、搬送路Bで
は、例えばチェーンコンベアなどの従来一般的に用いら
れているコンベア(図示せず)によってキャリア12を
搬送する。これらの搬送路A,Bは、ガイドプレート1
4によってキャリア12をガイドする構造になってい
る。また、搬送路Cはターンプッシャ32によりキャリ
ア12を搬送路Aから搬送路Bへ送り、搬送路Dは供給
プッシャ33によりキャリア12を搬送路Bから搬送路
Aへ送る構造になっている。さらに、搬送路Dの終端部
には、キャリア12を搬送路Aの搬送方向へ付勢するた
めの押し込みプッシャ34を設けている。なお、搬送路
C,Dは、ガイドプレート14と同等の構造をもってキ
ャリア12を支承するとともに、キャリア12から下方
へ突出するカムフォロア支持部をガイドする構造になっ
ている。このガイド部を図3中に符号35で示す。
【0037】前記駆動軸15は、搬送開始端部15aと
搬送終了端部15bとが他の部位に較べて細くなるよう
に形成している。これら両端部15a,15bの外径
は、搬送部分(両端部どうしの間の部分)に形成したね
じ溝16の底部での径と等しくなるように設定してい
る。駆動軸15の両端部15a,15bをこのように形
成することにより、駆動軸15に段差部分が2箇所に形
成されてこの段差部分にねじ溝16の長手方向両端が開
口するようになる。
【0038】この搬送装置31によってワークを搬送す
るには、先ず、キャリア12を搬送路Dから搬送路Aに
供給する。このときは、搬送路Bに装填されているキャ
リア12を供給プッシャ33により押すことによって行
う。これによりキャリア12は、搬送路Bからガイド部
35によって進行方向が規制された状態で搬送路Dを移
動し搬送路Aに導かれる。搬送路Aにキャリア12が送
られると、カムフォロア13が駆動軸15の搬送開始端
部15aの上方に臨むようになる。
【0039】次に、駆動軸15を間欠的に回転駆動した
状態で、押し込みプッシャ34を駆動してキャリア12
を搬送路Aの搬送方向前側へ付勢する。このようにする
と、カムフォロア13がねじ溝16に開口端から嵌入す
るようになる。そして、間欠的に回転する駆動軸15が
停止したときに、キャリア12上にワークを装着させ
る。なお、ワークは、キャリア12が搬送路Bや搬送開
始端部15a上に位置しているときに装着させてもよ
い。
【0040】上述したようにワークを装着した後は、駆
動軸15が間欠的に回転することによりキャリア12お
よびワークが前記実施例1で説明したように自動組立装
置の各ステージ間を移動する。上述したキャリア12の
搬送路Aへのロード動作は、駆動軸15が1回転する毎
に行い、搬送路Aを複数のキャリア12が連続して移動
するようにする。そして、この自動組立装置での組立作
業が全て終了した後、キャリア12は駆動軸15の搬送
終了端部15bの上方に押し出される。
【0041】その後、搬送終了端部15bに送られたキ
ャリア12をターンプッシャ32によって押し、搬送路
Cを介して搬送路Bへ送る。このときには、キャリア1
2は搬送路Dと同様にしてガイド部35によってガイド
された状態で平行移動し搬送路Bへ導かれる。次いで、
搬送路Bに送られたキャリア12を、図示していないコ
ンベアによって搬送路D側へ戻す。
【0042】この搬送装置31では、駆動軸15の両端
部を細径に形成することにより、ここにキャリア12が
側方へ移動可能な搬送開始端部15aおよび搬送終了端
部15bを設け、駆動軸15によって構成される搬送路
Aの始点と終点とにそれぞれ搬送路D,Cを介して搬送
路Bを接続したので、キャリア12の搬送系を途切れる
ことなく一連に形成することができ、搬送路Aに対する
キャリア12のロード、アンロードを自動機によって行
うことができる。
【0043】なお、図3に示した実施例では図1で示し
た駆動軸を使用したが、この駆動軸は図2に示したもの
であってもよい。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明に係る搬
送装置は、被搬送物を搭載するキャリアをレール部材に
搬送方向へのみ移動が許容されるように保持させ、この
レール部材の近傍に、外周面にねじ溝が形成された駆動
軸を軸線が搬送方向と平行になるように配置し、前記キ
ャリアを、前記ねじ溝に嵌合するカムフォロアを介して
前記駆動軸に連結したため、駆動軸が回転することによ
りキャリアのカムフォロアがねじ溝の側壁により押さ
れ、キャリアが駆動軸の軸線に沿って移動する。このよ
うに駆動軸によりキャリアを駆動するに当たっては、こ
の駆動軸はチェーンに較べて伸びが生じることがないの
で、駆動軸の単位回転角度当たりのキャリアの移動量は
常に一定になる。
【0045】このため、キャリアの停止位置を決める因
子は駆動軸の回転角度のみとなるから、キャリアをステ
ージに対して正確に位置決めするに当たって位置決め用
部材を別途設けなくてよい。したがって、従来の搬送装
置に較べて位置決め部材による位置決めを行わない分だ
け搬送時間を短縮できるから、本発明に係る搬送装置を
自動組立装置に採用することにより、サイクルタイムを
短縮してコスト低減を図ることができる。
【0046】第2の発明に係る搬送装置は、第1の発明
に係る搬送装置において、駆動軸のねじ溝を、キャリア
の移動速度が搬送行程初期において徐々に上昇しかつ搬
送行程終期において徐々に低下するカム溝としたため、
駆動軸の回転速度を変化させなくてもキャリアを減速し
てから停止させることができる。
【0047】このため、駆動軸を回転駆動する駆動装置
として駆動軸が回転、停止を繰り返すような単純な構造
のものを採用しても、キャリアの停止時および移動開始
時にキャリア上の被搬送物に大きな慣性力が作用するこ
とがない。したがって、回転制御装置を内蔵した高価な
駆動装置を使用しなくてよいから、搬送装置を製造する
上でもコストを低減できる。
【0048】また、キャリアが停止するときに急制動が
かかることがないから、キャリアを高速で移動させる場
合であっても停止時に生じる慣性により停止位置が送り
方向前側へずれるようなこともない。このため、キャリ
アをステージに対して高精度に位置決めすることができ
るという効果がある。
【0049】第3の発明に係る搬送装置は、第1の発明
または第2の発明に係る搬送装置において、駆動軸の搬
送開始端部と搬送終了端部とを、外径がねじ溝の溝底部
での径と略等しくなるように形成してねじ溝の両端が開
口する構造としたため、駆動軸の搬送開始端部と搬送終
了端部の上方にキャリアを位置づけた状態ではカムフォ
ロアが駆動軸のねじ溝から外れているので、キャリアを
駆動軸に対して側方へ移動することができる。すなわ
ち、駆動軸によって構成される搬送系の始点にキャリア
を側方から供給し、終点からキャリアを側方へ排出する
ことができる。
【0050】このため、本発明に係る搬送装置にキャリ
アを投入したり、この搬送装置からキャリアを排出する
に当たって、自動機によって行えるようになるから、自
動化率を高めてより一層コスト低減を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の発明に係る搬送装置の要部を示す図
で、同図(a)は平面図、同図(b)は(a)図におけ
るB−B線断面図、同図(c)は側面図である。
【図2】 第2の発明に係る搬送装置の要部を示す側面
図である。
【図3】 第3の発明に係る搬送装置を示す平面図であ
る。
【図4】 従来の搬送コンベアを示す図で、同図(a)
は平面図、同図(b)は側面図である。
【符号の説明】
11,31…搬送装置、12…キャリア、13…カムフ
ォロア、14…ガイドプレート、15,21…駆動軸、
15a…搬送開始端部、、15b…搬送終了端部、16
…ねじ溝、22…カム溝、22a…直線部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被搬送物を搭載するキャリアを、搬送方
    向と平行に延設されたレール部材に搬送方向へのみ移動
    が許容されるように保持させ、このレール部材の近傍
    に、外周面にねじ溝が形成されかつ回転駆動される駆動
    軸をその軸線が搬送方向と平行になるように配置し、前
    記キャリアを、前記ねじ溝に嵌合するカムフォロアを介
    して前記駆動軸に連結したことを特徴とする搬送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の搬送装置において、駆動
    軸に形成するねじ溝を、キャリアの移動速度が搬送行程
    初期において徐々に上昇しかつ搬送行程終期において徐
    々に低下するカム溝としたことを特徴とする搬送装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の搬送装置
    において、駆動軸の搬送開始端部と搬送終了端部とを、
    外径がねじ溝の溝底部での径と略等しくなるように形成
    することによりねじ溝の両端が軸方向へ開口する構造と
    したことを特徴とする搬送装置。
JP7151501A 1995-06-19 1995-06-19 搬送装置 Pending JPH092632A (ja)

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