JPH09263365A - フィラメント糸条巻取用紙管 - Google Patents
フィラメント糸条巻取用紙管Info
- Publication number
- JPH09263365A JPH09263365A JP7275896A JP7275896A JPH09263365A JP H09263365 A JPH09263365 A JP H09263365A JP 7275896 A JP7275896 A JP 7275896A JP 7275896 A JP7275896 A JP 7275896A JP H09263365 A JPH09263365 A JP H09263365A
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- JP
- Japan
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- paper tube
- slit
- yarn
- thread
- winding
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 糸掛け成功率とバンチ巻剥脱性とを両立可能
にしたフィラメント糸条巻取紙管を提供する。 【解決手段】 繊度5〜50デニールのフィラメント糸
条巻取用の紙管1である。紙管端部の糸掛けスリット2
は、長溝からなる導入部3と幅狭な長溝からなり、両側
壁に凹凸を有する把持部4とから形成されている。糸掛
けスリットの周方向全長Lの紙管表面周長Aに対する
比、把持部4の周方向長さL2 の糸掛けスリットの周方
向全長Lに対する比、把持部4の溝幅W(mm)および溝
深さD(mm)が、それぞれ0.60≦L/A≦0.9
2、0.65≦L2 /L≦0.85、0.15≦W≦
0.25、0.20≦D≦0.40の条件を満足する。
にしたフィラメント糸条巻取紙管を提供する。 【解決手段】 繊度5〜50デニールのフィラメント糸
条巻取用の紙管1である。紙管端部の糸掛けスリット2
は、長溝からなる導入部3と幅狭な長溝からなり、両側
壁に凹凸を有する把持部4とから形成されている。糸掛
けスリットの周方向全長Lの紙管表面周長Aに対する
比、把持部4の周方向長さL2 の糸掛けスリットの周方
向全長Lに対する比、把持部4の溝幅W(mm)および溝
深さD(mm)が、それぞれ0.60≦L/A≦0.9
2、0.65≦L2 /L≦0.85、0.15≦W≦
0.25、0.20≦D≦0.40の条件を満足する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフィラメント糸条巻
取用紙管に関し、さらに詳しくは糸掛け性とバンチ巻剥
脱性とが両立するようにしたフィラメント糸条巻取用紙
管に関する。
取用紙管に関し、さらに詳しくは糸掛け性とバンチ巻剥
脱性とが両立するようにしたフィラメント糸条巻取用紙
管に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の合成繊維フィラメント糸条の製造
技術は、生産効率化のため溶融紡糸工程と延伸工程とを
直結したり、或いは溶融紡糸工程だけで高配向させる高
速製糸プロセスに切り替わり、巻取速度が益々高速化し
ている。また、この高速製糸プロセスに使用される巻取
りボビンには、経済性やリサイクル性などの観点から紙
管が多用されている。そして、この紙管端部には糸掛け
スリットが設けられ、その糸掛けスリットに紙管を高速
回転させながら糸条を捕捉させることにより巻取開始時
の糸掛けをするようになっている。
技術は、生産効率化のため溶融紡糸工程と延伸工程とを
直結したり、或いは溶融紡糸工程だけで高配向させる高
速製糸プロセスに切り替わり、巻取速度が益々高速化し
ている。また、この高速製糸プロセスに使用される巻取
りボビンには、経済性やリサイクル性などの観点から紙
管が多用されている。そして、この紙管端部には糸掛け
スリットが設けられ、その糸掛けスリットに紙管を高速
回転させながら糸条を捕捉させることにより巻取開始時
の糸掛けをするようになっている。
【0003】しかるに、最近のマーケットの要求によ
り、フィラメント糸条の繊度を5〜50デニールのよう
に小さくする細化が進んでいる。しかし、このような細
繊度のフィラメント糸条は、3,500m/分以上の巻
取速度で糸掛けを行った場合、従来の紙管ではスリット
での糸条捕捉性が著しく低下するため、糸掛け成功率が
低下する傾向があった。
り、フィラメント糸条の繊度を5〜50デニールのよう
に小さくする細化が進んでいる。しかし、このような細
繊度のフィラメント糸条は、3,500m/分以上の巻
取速度で糸掛けを行った場合、従来の紙管ではスリット
での糸条捕捉性が著しく低下するため、糸掛け成功率が
低下する傾向があった。
【0004】また、一般に紙管に糸掛けするときの巻取
り開始時の不均一糸は、糸掛けスリットと紙管端部の間
にバンチ巻きしてから、紙管中央域に正常な巻取りをす
るようにしている。これらバンチ巻糸や糸掛けスリット
に食い込んだ糸は、ユーザーにて行われるテール移行処
理が容易に行えるように、巻き上げ完了後にメーカー側
で剥脱除去するようにしている。
り開始時の不均一糸は、糸掛けスリットと紙管端部の間
にバンチ巻きしてから、紙管中央域に正常な巻取りをす
るようにしている。これらバンチ巻糸や糸掛けスリット
に食い込んだ糸は、ユーザーにて行われるテール移行処
理が容易に行えるように、巻き上げ完了後にメーカー側
で剥脱除去するようにしている。
【0005】しかしながら、このバンチ巻は、幅の狭い
糸掛けスリットと紙管幹部の間に巻かれるため、糸掛け
スリットに落ち込みやすい。したがって、上記残糸除去
を含むバンチ巻糸の剥脱作業を容易にするということ
は、糸掛けスリットから糸条を外し易くすることである
ので、糸掛け時に糸掛けスリットに把持させた糸条を外
れにくくするということとは相反する条件になってい
る。すなわち、糸掛け成功率とバンチ巻剥脱性とは互い
に両立しない関係になっているのである。
糸掛けスリットと紙管幹部の間に巻かれるため、糸掛け
スリットに落ち込みやすい。したがって、上記残糸除去
を含むバンチ巻糸の剥脱作業を容易にするということ
は、糸掛けスリットから糸条を外し易くすることである
ので、糸掛け時に糸掛けスリットに把持させた糸条を外
れにくくするということとは相反する条件になってい
る。すなわち、糸掛け成功率とバンチ巻剥脱性とは互い
に両立しない関係になっているのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、細繊
度のフィラメント糸条を巻取るための紙管において、そ
の糸掛け成功率とバンチ巻剥脱性との両立を可能にする
紙管を提供することにある。
度のフィラメント糸条を巻取るための紙管において、そ
の糸掛け成功率とバンチ巻剥脱性との両立を可能にする
紙管を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、繊度5〜50デニールのフィラメント糸条巻取用
の紙管であって、該紙管の端部表面に糸掛けスリットを
設け、該糸掛けスリットが、長溝からなる導入部と該導
入部よりも幅狭な長溝で両側壁に凹凸を有する把持部と
を周方向に連接した構成からなり、前記糸掛けスリット
の周方向全長Lの前記紙管の表面周長Aに対する比、前
記把持部の周方向長さL2 の前記糸掛けスリットの周方
向全長Lに対する比および前記把持部の溝幅W(mm)と
溝深さD(mm)が、それぞれ次の範囲であることを特徴
とするものである。
明は、繊度5〜50デニールのフィラメント糸条巻取用
の紙管であって、該紙管の端部表面に糸掛けスリットを
設け、該糸掛けスリットが、長溝からなる導入部と該導
入部よりも幅狭な長溝で両側壁に凹凸を有する把持部と
を周方向に連接した構成からなり、前記糸掛けスリット
の周方向全長Lの前記紙管の表面周長Aに対する比、前
記把持部の周方向長さL2 の前記糸掛けスリットの周方
向全長Lに対する比および前記把持部の溝幅W(mm)と
溝深さD(mm)が、それぞれ次の範囲であることを特徴
とするものである。
【0008】0.60≦L/A≦0.92 0.65≦L2 /L≦0.85 0.15≦W≦0.25 0.20≦D≦0.40
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図に示す本発明の実施形態
を参照して具体的に説明する。図1は、本発明の一例を
示す紙管1であり、紙材から硬質の筒状に成形されてい
る。この紙管1の片側の端部表面に糸掛けスリット2が
周方向に沿うように刻設されている。
を参照して具体的に説明する。図1は、本発明の一例を
示す紙管1であり、紙材から硬質の筒状に成形されてい
る。この紙管1の片側の端部表面に糸掛けスリット2が
周方向に沿うように刻設されている。
【0010】糸掛けスリット2は、図2(A)に示すよ
うに、広幅の長溝からなる導入部3と、この導入部3よ
りも幅狭で細長い溝からなる把持部4とからなり、その
導入部3と把持部4とが周方向に連接している。このう
ち把持部4は、ジグザグ状の長溝に形成され、その両側
壁に長手方向に沿って凹凸を形成することにより糸把持
力が向上するようにしている(図2(A))。また、把
持部4の溝は、深くなるほど両側壁面が接近する狭窄溝
4aを形成している(図2(B))。
うに、広幅の長溝からなる導入部3と、この導入部3よ
りも幅狭で細長い溝からなる把持部4とからなり、その
導入部3と把持部4とが周方向に連接している。このう
ち把持部4は、ジグザグ状の長溝に形成され、その両側
壁に長手方向に沿って凹凸を形成することにより糸把持
力が向上するようにしている(図2(A))。また、把
持部4の溝は、深くなるほど両側壁面が接近する狭窄溝
4aを形成している(図2(B))。
【0011】上記構成の紙管1に対して糸掛けするとき
は、図1に示すように紙管1を矢印A方向に回転させな
がら、糸条Yを表面に略周方向に接触するように走行さ
せ、次いで、この糸条Yを糸掛けガイド5によりボビン
軸方向に糸掛けスリット2に向けて摺動させると、その
糸掛けスリット2に到達したところで、糸条Yは先ず導
入部3に落ち込み、次いで把持部4に把持されて紙管上
に巻き付けられる。
は、図1に示すように紙管1を矢印A方向に回転させな
がら、糸条Yを表面に略周方向に接触するように走行さ
せ、次いで、この糸条Yを糸掛けガイド5によりボビン
軸方向に糸掛けスリット2に向けて摺動させると、その
糸掛けスリット2に到達したところで、糸条Yは先ず導
入部3に落ち込み、次いで把持部4に把持されて紙管上
に巻き付けられる。
【0012】本発明の紙管は、5〜50デニールの範囲
の細繊度のフィラメント糸条を、例えば3,500m/
分以上の超高速で巻き上げるために使用されるが、その
糸掛け成功率とバンチ巻剥脱性とを両立させるようにす
るため、上記糸掛けスリット2の各部の寸法諸元を次の
ように設定している。糸掛けスリット2の周方向全長L
は、導入部3の周方向長さL1 と把持部4の周方向長さ
L2 との和(L=L1 +L2 )として表されるが、この
糸掛けスリットの周方向全長Lは、紙管の表面周長Aに
対して、 0.60≦L/A≦0.92 を満足するものでなければならない。
の細繊度のフィラメント糸条を、例えば3,500m/
分以上の超高速で巻き上げるために使用されるが、その
糸掛け成功率とバンチ巻剥脱性とを両立させるようにす
るため、上記糸掛けスリット2の各部の寸法諸元を次の
ように設定している。糸掛けスリット2の周方向全長L
は、導入部3の周方向長さL1 と把持部4の周方向長さ
L2 との和(L=L1 +L2 )として表されるが、この
糸掛けスリットの周方向全長Lは、紙管の表面周長Aに
対して、 0.60≦L/A≦0.92 を満足するものでなければならない。
【0013】糸掛けスリットの周方向全長Lが、紙管の
表面周長Aの0.60倍よりも短くては、糸掛けスリッ
トの糸条把持力が低下し、糸掛け時に糸条がすり抜けを
起こすため糸掛け成功率は低下する。逆に、紙管の表面
周長Aの0.92倍を超えるほどに長くすると、糸掛け
成功率は良好であるものの、糸掛けスリットに落ち込ん
だバンチ巻部の離脱が難しくなり、かつ残糸除去性が悪
化する。
表面周長Aの0.60倍よりも短くては、糸掛けスリッ
トの糸条把持力が低下し、糸掛け時に糸条がすり抜けを
起こすため糸掛け成功率は低下する。逆に、紙管の表面
周長Aの0.92倍を超えるほどに長くすると、糸掛け
成功率は良好であるものの、糸掛けスリットに落ち込ん
だバンチ巻部の離脱が難しくなり、かつ残糸除去性が悪
化する。
【0014】また、上記範囲に設定された糸掛けスリッ
トの周方向全長Lに対して、糸掛けスリットの把持部の
周方向長さL2 が、 0.65≦L2 /L≦0.85 を満足するものでなければならない。糸掛けスリットの
把持部の長さL2 が、糸掛けスリット周方向全長Lの
0.65倍よりも短くては、糸条把持力が低下するため
糸掛け成功率は低下する。また、把持部の長さL2 が、
糸掛けスリット周方向全長Lの0.85倍を超えると、
把持部の長さが大きくなることと逆比例して導入部の長
さは短くなるから、糸条の導入を円滑に行えなくなって
すり抜けが多発し、糸掛け成功率は低下する。
トの周方向全長Lに対して、糸掛けスリットの把持部の
周方向長さL2 が、 0.65≦L2 /L≦0.85 を満足するものでなければならない。糸掛けスリットの
把持部の長さL2 が、糸掛けスリット周方向全長Lの
0.65倍よりも短くては、糸条把持力が低下するため
糸掛け成功率は低下する。また、把持部の長さL2 が、
糸掛けスリット周方向全長Lの0.85倍を超えると、
把持部の長さが大きくなることと逆比例して導入部の長
さは短くなるから、糸条の導入を円滑に行えなくなって
すり抜けが多発し、糸掛け成功率は低下する。
【0015】また、糸掛けスリットの把持部の溝幅W
は、0.15〜0.25mmの範囲でなければならない。
ここで溝幅Wとは、把持部における両溝壁に形成された
凹凸(例えは、図示のようなジグザグによる凹凸)につ
いて、その凸部を結んだ接線の両接線間の間隔をいう。
上記溝幅Wが0.15mmよりも狭くては、両側壁の凹凸
部を十分に形成できなくなるため糸条把持力が低下し、
糸掛け成功率が低下する。特に、繊度20デニール以下
の極細繊度のフィラメント糸条が対象の場合には、この
傾向が顕著である。また、バンチ巻剥脱性も低下するよ
うになる。逆に、溝幅Wが0.25mmを超えても、両側
壁の間のスペースが拡大しすぎるため把持力は低下し、
糸掛け成功率が低下する。
は、0.15〜0.25mmの範囲でなければならない。
ここで溝幅Wとは、把持部における両溝壁に形成された
凹凸(例えは、図示のようなジグザグによる凹凸)につ
いて、その凸部を結んだ接線の両接線間の間隔をいう。
上記溝幅Wが0.15mmよりも狭くては、両側壁の凹凸
部を十分に形成できなくなるため糸条把持力が低下し、
糸掛け成功率が低下する。特に、繊度20デニール以下
の極細繊度のフィラメント糸条が対象の場合には、この
傾向が顕著である。また、バンチ巻剥脱性も低下するよ
うになる。逆に、溝幅Wが0.25mmを超えても、両側
壁の間のスペースが拡大しすぎるため把持力は低下し、
糸掛け成功率が低下する。
【0016】また、糸掛けスリットの把持部の深さD
は、0.20〜0.40mmの範囲でなければならない。
深さDが0.20mmよりも浅くては、糸掛けスリット内
の残糸の除去性は向上するものの、糸条の把持力が低下
するため糸掛け成功率が低下する。また、深さDが0.
40mmよりも深くなると、糸条の把持力は向上するが、
糸掛け時に瞬間的な紙管径の低下があるので、それによ
って糸速度が低下して糸条のたるみや糸切れを発生する
ことがある。また、スリット内残糸の除去性も低下す
る。
は、0.20〜0.40mmの範囲でなければならない。
深さDが0.20mmよりも浅くては、糸掛けスリット内
の残糸の除去性は向上するものの、糸条の把持力が低下
するため糸掛け成功率が低下する。また、深さDが0.
40mmよりも深くなると、糸条の把持力は向上するが、
糸掛け時に瞬間的な紙管径の低下があるので、それによ
って糸速度が低下して糸条のたるみや糸切れを発生する
ことがある。また、スリット内残糸の除去性も低下す
る。
【0017】本発明の紙管は、糸条繊度が5〜50デニ
ールのフィラメント糸条の巻取用として好適であるが、
特にポリアミドフィラメント糸条の巻取用として使用す
るとき有用である。
ールのフィラメント糸条の巻取用として好適であるが、
特にポリアミドフィラメント糸条の巻取用として使用す
るとき有用である。
【0018】
【実施例】7デニール、5フィラメントのナイロン6フ
ィラメント糸条を溶融紡糸法により直接紡糸延伸(DS
D)し、巻取速度4,000m/分で巻き取る場合(紡
糸条件I)、および50デニール、17フィラメントの
ナイロン6フィラメント糸条を溶融紡糸法により巻取速
度4,000m/分で直接巻き取って高配向糸(PO
Y)を製糸する場合(紡糸条件II)のそれぞれについ
て、巻取ボビンとして、表面周長Aが384mmで、糸掛
けスリットを図2(A),(B)に図示の形状にし、か
つ糸掛けスリットの諸元を表1に記載するように異なら
せた10種類の紙管No.1〜10を使用し、これら10
種類の紙管による糸掛け成功率とバンチ巻剥脱性(残糸
除去性を含む)をそれぞれ次の基準により評価した。 (糸掛け成功率) ○;99%以上 △;97%以上、99%未満
×;97%未満 (バンチ巻剥脱性) ○;良好 △;やや不良 ×;不良
ィラメント糸条を溶融紡糸法により直接紡糸延伸(DS
D)し、巻取速度4,000m/分で巻き取る場合(紡
糸条件I)、および50デニール、17フィラメントの
ナイロン6フィラメント糸条を溶融紡糸法により巻取速
度4,000m/分で直接巻き取って高配向糸(PO
Y)を製糸する場合(紡糸条件II)のそれぞれについ
て、巻取ボビンとして、表面周長Aが384mmで、糸掛
けスリットを図2(A),(B)に図示の形状にし、か
つ糸掛けスリットの諸元を表1に記載するように異なら
せた10種類の紙管No.1〜10を使用し、これら10
種類の紙管による糸掛け成功率とバンチ巻剥脱性(残糸
除去性を含む)をそれぞれ次の基準により評価した。 (糸掛け成功率) ○;99%以上 △;97%以上、99%未満
×;97%未満 (バンチ巻剥脱性) ○;良好 △;やや不良 ×;不良
【0019】
【表1】
【0020】表1の結果から明らかなように、糸掛けス
リットの諸元が本発明の規定条件を満足している紙管N
o.1および2は、いずれも糸掛け性成功率およびバンチ
巻剥脱性が満足なレベルにあることがわかる。しかし、
糸掛けスリットの諸元が本発明の規定条件の少なくとも
一つが外れている紙管No.3〜10は、糸掛け成功率お
よび/またはバンチ巻剥脱性が満足するレベルになって
ないことがわかる。
リットの諸元が本発明の規定条件を満足している紙管N
o.1および2は、いずれも糸掛け性成功率およびバンチ
巻剥脱性が満足なレベルにあることがわかる。しかし、
糸掛けスリットの諸元が本発明の規定条件の少なくとも
一つが外れている紙管No.3〜10は、糸掛け成功率お
よび/またはバンチ巻剥脱性が満足するレベルになって
ないことがわかる。
【0021】
【発明の効果】上述したように、本発明の巻取用紙管に
よれば、5〜50デニールの細繊度のフィラメント糸条
を高速巻取りする場合であっても、糸掛けスリットの形
状と寸法諸元を特定したことにより糸掛け成功率とバン
チ巻剥脱性との両特性を両立させることができる。
よれば、5〜50デニールの細繊度のフィラメント糸条
を高速巻取りする場合であっても、糸掛けスリットの形
状と寸法諸元を特定したことにより糸掛け成功率とバン
チ巻剥脱性との両特性を両立させることができる。
【図1】本発明のフィラメント糸条巻取用紙管の一例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図2】(A)は図1の紙管に設けた糸掛けスリットを
要部拡大図と共に示す平面図、(B)は同糸掛けスリッ
トの把持部の横断面図である。
要部拡大図と共に示す平面図、(B)は同糸掛けスリッ
トの把持部の横断面図である。
1 紙管 2 糸掛けスリット 3 導入部 4 把持部 4a 狭窄部
Claims (1)
- 【請求項1】 繊度5〜50デニールのフィラメント糸
条巻取用の紙管であって、該紙管の端部表面に糸掛けス
リットを設け、該糸掛けスリットが、長溝からなる導入
部と該導入部よりも幅狭な長溝で両側壁に凹凸を有する
把持部とを周方向に連接した構成からなり、前記糸掛け
スリットの周方向全長Lの前記紙管の表面周長Aに対す
る比、前記把持部の周方向長さL2 の前記糸掛けスリッ
トの周方向全長Lに対する比および前記把持部の溝幅W
(mm)と溝深さD(mm)が、それぞれ次の範囲であるフ
ィラメント糸条巻取用紙管。 0.60≦L/A≦0.92 0.65≦L2 /L≦0.85 0.15≦W≦0.25 0.20≦D≦0.40
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7275896A JPH09263365A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | フィラメント糸条巻取用紙管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7275896A JPH09263365A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | フィラメント糸条巻取用紙管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09263365A true JPH09263365A (ja) | 1997-10-07 |
Family
ID=13498591
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7275896A Pending JPH09263365A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | フィラメント糸条巻取用紙管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09263365A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003012236A (ja) * | 2001-07-02 | 2003-01-15 | Toray Ind Inc | ボビン |
| CN101497412A (zh) * | 2009-02-20 | 2009-08-05 | 桐昆集团股份有限公司 | 一种特殊尾丝槽的全自动长丝纸管 |
| CN103552887A (zh) * | 2013-09-18 | 2014-02-05 | 靖江市富阳包装有限公司 | 一种超高速合成化纤管 |
| CN103588028A (zh) * | 2013-10-28 | 2014-02-19 | 无锡泰极纸业有限公司 | 化纤丝卷绕用的化纤纸筒 |
-
1996
- 1996-03-27 JP JP7275896A patent/JPH09263365A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003012236A (ja) * | 2001-07-02 | 2003-01-15 | Toray Ind Inc | ボビン |
| CN101497412A (zh) * | 2009-02-20 | 2009-08-05 | 桐昆集团股份有限公司 | 一种特殊尾丝槽的全自动长丝纸管 |
| CN103552887A (zh) * | 2013-09-18 | 2014-02-05 | 靖江市富阳包装有限公司 | 一种超高速合成化纤管 |
| CN103588028A (zh) * | 2013-10-28 | 2014-02-19 | 无锡泰极纸业有限公司 | 化纤丝卷绕用的化纤纸筒 |
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