JPH09264150A - 電子ターボチャージャ・ウェストゲート弁制御装置 - Google Patents

電子ターボチャージャ・ウェストゲート弁制御装置

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JPH09264150A
JPH09264150A JP9031957A JP3195797A JPH09264150A JP H09264150 A JPH09264150 A JP H09264150A JP 9031957 A JP9031957 A JP 9031957A JP 3195797 A JP3195797 A JP 3195797A JP H09264150 A JPH09264150 A JP H09264150A
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air
pressure
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウェストゲート弁動作の制御性を高める簡素
で信頼性の高い電子ターボチャージャ・ウェストゲート
制御装置を提供すること。 【解決手段】 ターボチャージャの吸気出口26からの
ブースト空気圧を受ける入口ポート104と、ウェスト
ゲート弁アクチュエータ42にウェストゲート弁空気圧
を供給する出口ポート108と、大気へのベント112
とを有する空気圧制御装置102を設ける。この制御装
置102内には空気流制御スイッチを設け、これらスイ
ッチは、電子エンジン・コンピュータ114からの電気
信号入力120に応答して、ブースト空気圧およびベン
ト空気のレベルを制御することにより、複数の別個のウ
ェストゲート弁空気圧レベルをウェストゲート弁アクチ
ュエータに供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的にはターボ
チャージャを備えた内燃エンジン制御システムに関し、
更に特定すれば、ターボチャージ圧を制御するためのそ
の種のシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ターボチャージ式内燃エンジンは、自動
車および高荷重トラック産業においては、一般的なもの
となっている。典型的なターボチャージャは、排気ガス
のエネルギを利用して吸入空気を内燃エンジンに過給す
るようにしている。このような過給には、吸気送入効率
を高め、その上燃料噴射量も増大させるという二重の効
果があり、これらの効果の結果として、エンジン出力が
増大する。
【0003】排気ターボチャージャに伴う共通の問題と
しては、過給圧を放っておいてそれが過剰になると、タ
ーボチャージ・システムおよび内燃エンジンが損傷を受
けることがある、というものがある。したがって、多く
のターボチャージ・システムは、ターボチャージャの排
気入口を排気出口に接続する排気バイパス管を備えてい
る。典型的には、排気バイパス管内にいわゆるウェスト
ゲート弁を配し、そしてその変調を、ターボチャージャ
・コンプレッサが供給する過給圧に応じて行う。
【0004】ここで図1を参照すると、排気バイパス管
およびこれに関連するウェストゲート機構を備えた、既
知の内燃エンジン用ターボチャージ・システム10の一
例が示してある。まず、ターボチャージャ12は、排気
ガス流によって機械的に作動させるようにしている。排
気ガスはターボチャージャの排気ガス入口14を介して
入り、タービン・ファン16に衝突して、これを回転さ
せる。排気ガスは、ターボチャージャの排気ガス出口1
8を介して、ターボチャージャ12から出ていく。ター
ビン・ファン16を通過する排気ガスによって生じた回
転力は、タービン駆動シャフト20を介して、ターボチ
ャージャ・コンプレッサ・ホイール22に移転させる。
ターボチャージャ・コンプレッサ・ホイール22は、新
鮮空気入口24からの空気を圧縮し、そしてこの圧縮空
気を吸気出口26に送出する。
【0005】吸気出口26内の圧縮空気は、燃料源(図
示せず)から供給される燃料と混合し、そしてこの混合
気は、吸気入口26を通過して、シリンダ35のピスト
ン30上の領域により定められた燃焼室28に移る。空
気−燃料混合気は、吸気ポート32を介して燃焼室28
に送る。次に、当該分野では既知のように、空気−燃料
混合気を圧縮し、点火する。
【0006】燃焼サイクルの後、排気ガスは、排気ポー
ト34から追い出されて、排気ガス・マニホルド36に
入る。排気ガス・マニホルド36は、ターボチャージャ
の排気ガス入口14に接続していて、排気ガスがターボ
チャージャ・ファン16を通過できるようにしている。
排気ガス・バイパス管38は、ターボチャージャ排気ガ
ス入口14をターボチャージャ排気ガス出口18に接続
する。排気ガス・バイパス管38は、エンジン排気ガス
の少なくとも一部がターボチャージャ12を迂回するこ
とによって、ターボチャージャ12に対する駆動力を減
少させ、そしてこれに対応して、吸気出口26内の空気
圧を制限するように機能する。
【0007】排気ガス・バイパス弁40は、通常、ウェ
ストゲート弁と呼んでいるが、排気バイパス管38内に
配置してある。ウェストゲート弁40は、吸気出口26
内の空気圧にしたがって、ウェストゲート弁アクチュエ
ータによって制御する。その空気圧のことは、通常、ブ
ースト空気圧と呼んでいる。具体的には、吸気出口26
は、管56を介して、ウェストゲート弁アクチュエータ
42の入力オリフィス52に接続している。ウェストゲ
ート弁アクチュエータ42はプランジャ44を備え、プ
ランジャの一端はウェストゲート弁40に接続し、他端
は圧力応答部材46に接続している。圧力応答部材46
は、典型的には、可撓性ダイアフラムである。バネ48
は、可撓性部材46とウェストゲート弁アクチュエータ
42のハウジングとの間に配し、圧縮状態とすることに
よって、プランジャ44をウェストゲート弁40から遠
ざかるように偏倚させている。ターボチャージャ12が
不作動状態にあるとき、バネ48はプランジャをウェス
トゲート弁40から離れるように十分に偏倚させている
ので、ウェストゲート弁40が閉じ、これによって、空
気流が排気バイパス管38を通過するのを妨げる。
【0008】ウェストゲート弁アクチュエータ42の入
力オリフィス52は、ウェストゲート弁アクチュエータ
42のハウジングと可撓性部材46とにより定まる室5
0と流体連通している。ウェストゲート弁アクチュエー
タ42のバネ48を含む部分は、通常大気に通気してい
るので、吸気出口26内のブースト空気圧の上昇に対応
して、室50内にいくらかでも圧力上昇が生じると、圧
力感応部材46をバネ48側に押圧する。室50内の圧
力が十分上昇して、バネ48の偏倚力を上回ると、プラ
ンジャ44がウェストゲート弁40に向かって移動する
ことにより、ウェストゲート弁40が多少開き、排気ガ
ス・マニホルド36からの排気ガスの一部が排気ガス入
口14から転じて、排気バイパス管38を介して排気ガ
ス出口18に直接流れることができるようになる。ター
ボチャージャ・コンプレッサ・ホイール22が、吸気出
口26内のブースト空気圧を更に上昇させると、ウェス
トゲート弁アクチュエータ42の室50内の空気圧がそ
れに対応して上昇して、プランジャ44にウェストゲー
ト弁40を更に開かせることにより、ターボチャージャ
12を迂回してターボチャージャ排気ガス出口18に流
れる排気ガス量を増加させる。排気ガスを排気バイパス
管38に向かわせると、タービン・ファン16への駆動
力がそれに対応して減少し、吸気出口26内のブースト
圧に対応する低下が生じるので、ウェストゲート弁アク
チュエータ42の室50内の圧力も低下することにな
る。室50内の圧力低下によって、バネ48の偏倚力
は、プランジャ44をウェストゲート弁40から遠ざか
るように移動させるため、弁40は、排気バイパス管3
8を通過する排気ガスを次第に制限することになる。こ
のように、ウェストゲート弁の位置を変調することによ
り、ターボチャージャ・コンプレッサ・ホイール22が
供給する吸気入口26内のブースト空気圧を調整するよ
うにする。
【0009】図1に図示し説明した従来技術のウェスト
ゲート機構は、ターボチャージャ・コンプレッサ・ホイ
ール22が吸気出口26に供給するブースト空気圧の調
整に効果的であると実証されてはいるが、このようなシ
ステムの設計者等は、ウェストゲート弁40の動作に対
する制御性を更に高める試みを行っている。例えば、モ
リカワに付与された米国特許番号第4,483,146号
は、シリンダ圧力に応じてウェストゲート弁アクチュエ
ータに供給するブースト空気圧を変化させることによっ
て、高度変化による大気圧変化には無関係に、一貫性の
あるターボチャージャ性能を保証するように動作可能な
圧力制御機構を開示している。即ち、モリカワは、シリ
ンダ圧力が所定レベルより高くなるまで、ブースト空気
圧がウェストゲート弁アクチュエータに達するのを禁止
する。シリンダ圧力が所定レベルより高くなった後、制
御回路は、ルックアップ・テーブルが供給する予め定め
たデューティ・サイクルにしたがって、間欠的にブース
ト空気圧弁の開閉を行い、そしてこれは、ウェストゲー
ト弁も同様にして、それと同一のデューティ・サイクル
で、ウェストゲート弁アクチュエータによって間欠的に
その開閉が行われるようにする。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】モリカワの文献は、異
なる大気圧における一貫性のないターボチャージャ動作
に伴う問題を解決するように見えるが、ウェストゲート
弁アクチュエータへの空気圧を変化させるその圧力制御
機構には、いくつかの欠点がある。第1に、圧力制御ソ
レノイドは、その非付勢状態において、ブースト空気の
ウェストゲート弁アクチュエータへの流入を禁止する。
したがって、電子圧力制御機構が故障した場合に、モリ
カワの装置は、排気バイパス流を供給可能にするとは思
えない。先に説明したように、このような状態は、過剰
な過給圧を生じ、ターボチャージャまたはエンジンある
いはその双方の損傷につながるものである。第2に、モ
リカワのシステムは、電子制御式の圧力弁を必要とする
と共に、ウェストゲート弁アクチュエータおよびウェス
トゲート弁自体も、迅速にまた連続的に、動作しまた停
止しなければならない。このような性質の連続的動作
は、機械的な疲労や構成要素の故障を早める結果となる
傾向があり、そのために保守作業を頻繁に行わなければ
ならなくなって、本質的に信頼性に欠けるシステムとな
る。したがって、必要とされているのは、図1に関して
述べたような標準排気バイパス動作を、そのデフォルト
条件として可能にする、ウェストゲート弁動作に対する
制御性を高めるための、簡素で信頼性の高い圧力制御機
構である。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来の技術の
欄で述べた既知のターボチャージャ・ウェストゲート制
御システムの欠点の多くに対処するものである。本発明
は、排気入口と、排気出口と、過給吸入空気流を内燃エ
ンジンに供給する吸気出口とを備えたターボチャージャ
・システムを有する内燃エンジンを対象とする。排気バ
イパス管が、ターボチャージャの排気入口と排気出口と
の間に接続してあり、従来の技術の欄で述べたように、
排気入口から排気出口に排気流をそらすように動作可能
となっている。このために、流量制御部材を排気バイパ
ス管内に配置し、吸気出口内のブースト空気圧に応答し
て、流量制御アクチュエータによって制御可能とし、そ
こを流れる空気を変調する。
【0012】本発明の一特徴によれば、ターボチャージ
ャの吸気出口と流量制御アクチュエータとの間に、空気
圧制御装置を配置する。空気圧制御装置はブースト空気
圧を受け、複数の所望の空気圧レベルのいずれかを流量
制御アクチュエータに与えることによって、排気バイパ
ス管内に配置した流量制御部材に対する制御性を高める
ようにする。
【0013】一実施例では、空気圧制御装置は、ターボ
チャージャの吸気出口に接続したブースト空気入口ポー
トと、流量制御アクチュエータに接続した空気圧出口ポ
ートと、大気へのベント・ポートとを含む。空気圧出口
ポートは、ブースト空気入口ポートおよびベント・ポー
ト双方と、連続的に流れ連通していることが好ましい。
ブースト空気入口ポートと空気圧出口ポートとの間に、
第1空気流制御スイッチを配置し、第1制御信号に応答
して、付加空気流路をその間に設ける。同様に、空気圧
出口ポートとベント・ポートとの間に第2空気流スイッ
チを配置し、第2制御信号に応答して、付加空気流路を
その間に設ける。こうして、好適実施例では、4つの可
能な個別空気圧レベルのいずれかを流量制御アクチュエ
ータに与えるように、空気圧制御装置を制御可能として
いる。
【0014】本発明の別の特徴によれば、車両制御コン
ピュータが、車両動作パラメータに対応する複数の入力
データ信号に応答して、第1および第2制御信号を空気
圧制御装置に供給する。好ましくは、入力データ信号
は、車両制御コンピュータが、ターボチャージャ排気吸
入温度およびターボチャージャ速度を確認または評価で
きるようにする。一方、車両制御コンピュータは、それ
に応じて第1および第2制御信号を供給する。
【0015】本発明の更に別の特徴によれば、空気圧制
御装置と流量制御アクチュエータを、電子制御可能な流
量制御アクチュエータで置き換える。一実施例では、電
子制御可能流量制御アクチュエータは、従来技術の欄で
述べた流量制御アクチュエータと多くの点で同じであ
り、更に、プランジャの延長上に配置した電気的制御可
能コイルを付け加えてある。このコイルは磁性材料で形
成する。好ましくは、コイルは1対の制御信号入力を有
し、ここで差動制御信号を受ける。この差動制御信号に
応答して、当該制御信号の極性にしたがって、プランジ
ャを更に引き出すかあるいは引き込む。このように、電
気的制御可能流量制御アクチュエータは、電気的に制御
可能であり、ブースト空気圧による実際の圧力制御設定
+/−コイルとプランジャとの間の磁気的相互作用によ
るプランジャ位置、である「実効」圧力制御設定を与え
ることができる。
【0016】本発明の1つの目的は、ターボチャージャ
・ウェストゲート弁の設定に対する制御性を向上させる
ことである。
【0017】本発明の別の目的は、電気制御信号および
ブースト空気圧に応答する空気圧制御装置を用い、複数
の個別空気圧レベルのいずれかを、ブースト空気圧の所
望レベルに対応してウェストゲート・アクチュエータに
与えるようにすることによって、上述の制御性向上を図
ることである。
【0018】本発明の更に別の目的は、電気制御信号お
よびブースト空気圧に応答し、ウェストゲート・アクチ
ュエータのプランジャ位置を変調することによって、上
述の制御性向上を図ることである。
【0019】本発明の更に別の目的は、車両動作パラメ
ータに対応する複数の入力データ信号を有する車両制御
コンピュータであって、この車両制御コンピュータが、
電気制御信号を、それに応じて空気圧制御装置または電
気的制御可能ウェストゲート・アクチュエータのいずれ
かに供給するように動作可能となった、その種の車両制
御コンピュータを提供することである。
【0020】本発明のこれらおよびその他の目的は、好
適実施例の以下の説明からより明白となる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の原理の理解を促す目的の
ため、図面に示した実施例を参照し、特定の用語を用い
てその説明を行う。しかしながら、それによって本発明
の範囲の限定を意図している訳ではなく、図示した装置
における改造や更に別の変更、ならびにここに例示する
本発明の原理の更に別の応用は、本発明が関係する分野
における当業者が通常想起するものであると考えるもの
である。
【0022】ここで図2を参照すると、これには、本発
明の一つの特徴による、好適実施例の内燃エンジン・タ
ーボチャージ・システム100を示している。システム
100は、図1に示し従来の技術の欄で説明したターボ
チャージ・システム100と多くの点で同じであるの
で、同じ参照番号を用いて同じ構成要素を識別すること
とする。図1に関して示し説明した構成要素に加えて、
システム100は、更に、吸気出口26とウェストゲー
ト弁アクチュエータ42との間に配置した空気圧制御装
置102を備えている。空気圧制御装置102は、その
入口ポート104が管106を介してオリフィス54に
接続することによってそれとの間に流れ連通を確立し、
またその出口ポート108が管110を介してウェスト
ゲート・アクチュエータ42の入力オリフィス52に接
続することによってそれとの間に流れ連通を確立してい
る。更に、空気圧制御装置102は、接続していないベ
ント・ポート112も含み、これは装置102周囲の大
気と流れ連通している。ベント・ポート112の目的に
ついては、以下でより詳しく説明する。
【0023】システム100は、更に、電子エンジン・
コンピュータ114(EEC)を備えている。好ましく
は、電子エンジン・コンピュータ114は、ROM、R
AM、アナログI/OおよびデジタルI/O(図示せ
ず)を有する、マイクロコンピュータをベースとした装
置である。EEC114は通常、自動車業界では、エン
ジン制御モジュール(ECM)、車両制御コンピュータ
(VCC)等と呼ばれており、典型的には、エンジンお
よび車両の多数の動作状態の制御を行う。EEC114
は、複数の入力116を有し、車両動作状態の種々のモ
ニタおよびセンサ(図示せず)に結合してある。EEC
114は、入力116を介して、重要な車両およびエン
ジンの動作状態データを受け取る。本発明に関係するこ
のようなデータとしては、ターボチャージャ12の速度
および排気ガスが入る入口14の温度に関するデータ
か、またはターボチャージャの速度および入口14の温
度を計算または推測することが可能なデータのいずれか
を含むことが好ましい。
【0024】EEC114は、更に、多数の電気信号出
力1181,1182,・・・,118nを備え、これら
は空気圧制御装置102の対応する電気信号入力120
1,1202,・・・,120nに接続してある。以下で
より詳細に説明するが、EEC114は、車両動作状態
に応じて出力1181〜118nに電気信号を発生して、
空気圧制御装置102がウェストゲート・アクチュエー
タ42に供給する空気圧の制御を行う。
【0025】次に図3を参照し、空気圧制御装置102
の好適実施例を示す。装置102は、内部を貫通する複
数の空気通路を定める本体130と、それぞれ対応する
電気信号入力1201および1202を有する1対の電気
制御式の空気流スイッチ132および134とを備えて
いる。入口ポート104は第1室136と流れ連通し、
出口ポート108は第2室140と流れ連通する。第1
室136は、既知の空気流制限部材138を配置した第
1空気流路によって第2室に接続してある。したがっ
て、入口ポート104は、出口ポート108と連続的に
流れ連通している。
【0026】第2室140は、別の既知の空気流制限部
材142を配置した第2流路によって、ベント・ポート
112に接続している。したがって、ベント・ポート1
12も出口ポート108と連続的に流れ連通している。
以上の説明から判るように、出口ポート108は、空気
流スイッチ132および134のいずれの効果にも無関
係に、入口ポート104およびベント・ポート112と
連続的に流れ連通している。
【0027】第3室148は、更に別の既知の空気流制
限部材150を配置した第3流路によって、第2室14
0に接続している。第3室148は、空気流スイッチ1
32によって、第1室136から制御可能な形式で分離
する。スイッチ132は、本体130の表面146に対
して気密構造を形成する密閉部材144を含み、これに
よって、第3室を第1室136から分離している。スイ
ッチ132は、その消勢状態、即ち、「デフォルト」状
態において、密閉部材144によって第3室148を第
1室136から分離することが好ましいが、本発明で
は、スイッチ132が、逆にその付勢状態において、第
3室148を第1室136から分離するようにすること
も考えられる。その反対の状態、好ましくは付勢状態で
は、スイッチ132は密閉部材144を表面146から
離れるように引き込むことによって、第1室136と第
3室148との間に流れ連通を確立する。スイッチ13
2は、電気入力1201の高レベル信号に応答してスイ
ッチ132を付勢し、電気入力1201の低レベル信号
に応答してスイッチ132を消勢することが好ましい
が、本発明では逆に動作するようにスイッチ132を構
成することも考えられる。
【0028】第4室156は、更に別の既知の空気流制
限部材158を配置した第4流路によって、ベント・ポ
ート112に接続してある。第4室は、空気流スイッチ
134によって、第2室から制御可能な形式で分離す
る。スイッチ134は、本体130の表面154に対し
て気密構造を形成する密閉部材152を含み、これによ
って、第4室156を第2室140から分離する。スイ
ッチ132の場合と同じように、スイッチ134もその
消勢状態、即ち、「デフォルト」状態において、密閉部
材152によって第4室156を第2室140から分離
することが好ましいが、本発明では、スイッチ134
が、逆にその付勢状態において第4室156を第2室1
40から分離することも考えられる。その反対の状態、
好ましくは、その付勢状態では、スイッチ134は密閉
部材152を表面154から離れるように引き込むこと
によって、第2室140と第4室156との間に流れ連
通を確立する。更に、スイッチ132と同様に、スイッ
チ134は、電気入力1202の高レベル信号に応答し
てスイッチ134を付勢し、電気入力1202の低レベ
ル信号に応答してスイッチ134を消勢することが好ま
しいが、本発明では逆に動作するようにスイッチ134
を構成することも考えられる。好ましくは、スイッチ1
32および134は、典型的には、燃料遮断弁として自
動車産業で用いているタイプの電気ソレノイド制御弁で
あるが、本発明では、スイッチ132および134は任
意の既知の空気流制御スイッチとしてもよい、というこ
とも考えられる。
【0029】図3および図4を参照しながら、空気流制
御装置102の種々の動作モードについて、これより詳
細に説明する。第1動作モードでは、スイッチ132お
よび134を消勢し、第1室136を第3室148から
分離し、第2室140を第4室156から分離し、更
に、入口ポート104に流入するブースト空気を、流量
制限部材138によって第2室140に向かわせて、そ
こに第1空気圧を定める。第2室140内の第1空気圧
の一部は、空気流制限部材142によって、装置102
周囲の大気に流れ連通するベント・ポート112に向か
わせることによって、第2室140内のその結果のウェ
ストゲート空気圧を定め、出口ポート108に供給す
る。この第1「デフォルト」動作モードでは、第2室1
40内のウェストゲート空気圧は、このように、入口ポ
ート104を通して流量制限部材138により供給した
ブースト空気圧の一部から、流量制限部材142によっ
てベント・ポート112に向かわせて大気に通気した第
1空気圧の部分を減算したものとして定まる。
【0030】空気流制御装置102の第2動作モードで
は、スイッチ132を消勢しスイッチ134を付勢する
ことによって、第2室140を第4室156と流れ連通
させ、第1室136を第3室148から分離する。第1
動作モードと比較すると、空気流制限部材158が、第
2室140内の第1空気圧のベント・ポート112に向
かう量を追加するので、第2室140内に結果的に得ら
れるウェストゲート空気圧は、入口ポート104を介し
て流量制限部材138によって供給したブースト空気圧
の一部から、流量制限部材142および158により大
気に通気させた第1空気圧の各部分の和を減算したもの
として定まる。このように、第2動作モードでは、出口
ポート108に供給するウェストゲート空気圧は、それ
に対応して第1動作モードよりも小さくなる。
【0031】空気流制御装置102の第3モードでは、
スイッチ132および134を双方とも付勢することに
よって、第1室136と第3室148、ならびに第2室
140と第4室156をそれぞれ流れ連通状態とする。
第1および第2動作モードと比較して、流量制限部材1
50によって入口ポート104から第2室140にブー
スト空気圧の付加部分を供給するので、その中に結果と
して得られる第1空気圧は、それに対応して上昇する。
したがって、第2室140内にあり、出力108に供給
するウェストゲート空気圧は、入口ポート104を介し
て流量制限部材138と150により供給するブースト
空気圧の各部分の和から、流量制限部材142と148
により大気に通気させた第1空気圧の各部分の和を減算
したものとして定まる。この第3動作モードでは、出口
ポート108に供給するウェストゲート空気圧は、第1
および第2動作モードのいずれよりも高いことが好まし
い。
【0032】空気流制御装置102の第4動作モードで
は、スイッチ132を付勢しスイッチ134を消勢する
ことによって、第1室136および第3室を流れ連通さ
せ、一方第2室140を第4室156から分離する。第
3動作モードと比較すると、第2室140から通気させ
る第1空気圧の部分が少ないので、結果的に得られる第
2室140内のウェストゲート空気圧は、入口ポート1
04を介して流量制限部材138と150により供給す
るブースト空気圧の各部分の和から、流量制限部材14
2によりベント・ポート112に向かわせた第1空気圧
の部分を減算したものとして定まる。このように、第4
動作モードでは、出口ポート108に供給するウェスト
ゲート空気圧は、先に述べた3つの動作モードのいずれ
におけるよりも高くなる。
【0033】次に図5を参照すると、これには、ウェス
トゲート空気圧のブースト空気圧に対するプロット(言
い換えれば、装置102の出口ポート108における空
気圧の入口ポート104における空気圧に対する関係)
を示し、先に説明した図2の制御システム100内の空
気圧制御装置102の4つの動作モードを図示してい
る。第1、即ち、「デフォルト」動作モードでは、ウェ
ストゲート空気圧170は、10In-Hgのブースト
圧における約4In-Hgの低圧から、60In-Hgに
おける約42In-Hgの高圧までほぼ線形に上昇す
る。第2動作モードでは、ウェストゲート空気圧172
は、10In-Hgのブースト圧における約2In-Hg
の低圧から、60In-Hgのブースト圧における約2
1In-Hgの高圧までほぼ線形に上昇している。第3
動作モードでは、ウェストゲート空気圧174は、10
In-Hgのブースト圧における約7In-Hgの低圧か
ら、60In-Hgのブースト圧における約52In-H
gの高圧までほぼ線形に上昇する。最後に、第4動作モ
ードでは、ウェストゲート空気圧176は、10In-
Hgのブースト圧における約8In-Hgの低圧から、
60In-Hgのブースト圧における約58In-Hgの
高圧までほぼ線形に上昇している。
【0034】ここで理解すべきことは、本発明の空気圧
制御装置102は、どの所与のブースト空気圧に対して
も、4つの別々のウェストゲート空気圧設定値を与える
ことである。当業者であれば判るように、本発明から逸
脱することなく、空気圧制御装置102には、任意の数
の室およびそれに対応する空気流スイッチを設けること
により、任意の所望の傾斜を有する任意の所望数の別々
のウェストゲート空気圧設定値を実現可能である。更
に、「デフォルト」ウェストゲート空気圧設定値は、装
置102の低圧設定値と高圧設定値の間のどこかに設定
することが好ましいが、本発明では、デフォルト設定値
を装置102で可能な圧力設定値の内のいずれにしても
よいことも考えられる。
【0035】次に図6を参照すると、これには、本発明
の別の特徴による、代替実施例の内燃エンジン・ターボ
チャージ・システム200を示している。システム20
0は、図2に関して説明したシステム100と、多くの
点において同じであるので、同じの参照番号を用いて同
じ要素を識別することとする。ただし、システム200
では、空気圧制御装置102とウェストゲート・アクチ
ュエータ42を、制御可能のウェストゲート・アクチュ
エータ202と置き換えている。ウェストゲート・アク
チュエータ202は、管56を介してオリフィス54に
流体的に接続した空気圧入力ポート204と、そこから
延びてウェストゲート弁40に動作可能に接続したプラ
ンジャ206とを備えている。EEC114に関して説
明した特徴を全て含むEEC208は、複数のデータ入
力210を介して、車両およびエンジンの動作データを
受け取り、出力2121および2122に対応する制御信
号を発生する。ウェストゲート・アクチュエータ202
は、更に、出力2121および2122に接続した、対応
する電気信号入力2141および2142を含み、ここに
供給する前述のような制御信号に応答して、以下に述べ
るようにして、ウェストゲート弁40を作動させる。
【0036】次に図7を参照すると、これには、本発明
の更に別の特徴による、好適実施例の制御可能なウェス
トゲート・アクチュエータ202を示している。アクチ
ュエータ202は、圧力感応部材224で分離した、下
側ハウジング220と上側ハウジング222とを備えて
いる。好ましくは、圧力感応部材224はダイアフラム
またはその他の可撓性部材であるが、本発明では、圧力
感応部材224が、ハウジング220および222内で
かつハウジング220と222との間に摺動自在に配し
たピストンまたは同様の部材とすることも考えられる。
【0037】下側ハウジング220は、その一端に開放
オリフィス226を備え、そしてその中に摺動自在にプ
ランジャ206を配している。また、圧力感応部材22
4の下側には、それに隣接して、プレート即ちワッシャ
232をプランジャ206に取り付けている。また、圧
力感応部材224の上側に隣接して、固着部材235を
プランジャ206に取り付けてあり、好ましくは調節可
能とすることにより、気密関係で、固着部材235とワ
ッシャ232との間で圧力感応部材224を押圧可能と
する。
【0038】オリフィス226上には、保持部材230
を配置する。保持部材230は、プランジャ206を摺
動自在に受容する穿孔を含む。保持部材230とワッシ
ャ232との間には弾性部材228を配置し、圧力感応
部材224を保持部材230から離れる方向に偏倚させ
るように動作可能である。好ましくは、弾性部材228
は、図7に示すようなコイル状バネであるが、本発明で
は、所定の線形または非線形の力で圧力感応部材224
を保持部材230から離れる方向に偏倚させるよう動作
可能な既知の任意の構造として、弾性部材228を備え
ることも考えられる。
【0039】上側ハウジング222は、貫通する穿孔を
定めた上側壁205を備えている。レセプタクル238
を内部に定めた上部キャップ236は、気密関係で、上
側壁205上に取り付ける。プランジャ206の延長部
240は、上部キャップ236のレセプタクル238内
に達し、そして上側壁205と上部キャップ236との
間には、プランジャ206の延長部240を包囲するよ
うに、電気コイル234を配置してある。電気信号入力
2141および2142は、上部キャップ236を貫通
し、コイル234に動作上接続してある。好ましくは、
延長部240を既知の磁性体で形成することによって、
電気信号線2141および2142を介してコイル234
に印加するコイル制御信号が、このコイル制御信号の極
性に応じて、プランジャ206を保持部材230に向か
ってまたはこれから離れる方向に移動させる。
【0040】圧力感応部材224、上側ハウジング22
2および上部キャップ236は、それらの間に、第1室
225を定める。図6のシステム200では、管56を
介して入口ポート204をオリフィス54に接続するこ
とによって、この第1室225をブースト圧に維持す
る。圧力感応部材224および下側ハウジング220
は、それらの間に第2室245を定める。第2室245
は、開放ポート226によって、ウェストゲート・アク
チュエータ202周囲の大気圧に維持する。
【0041】コイル234を消勢すると(好ましくは、
電気信号線2141および2142上の無信号または低レ
ベル信号に対応して)、ウェストゲート・アクチュエー
タ202は、図1に示しそれに関して説明したウェスト
ゲート・アクチュエータ42と同一に動作する。しかし
ながら、本発明によれば、EEC208によって電気信
号線2141および2142に供給するコイル制御信号が
コイル234を付勢するので、その結果、プランジャ2
06は、コイル制御信号の強度に比例して、保持部材2
30に向かう方向またはこれから離れる方向に更に移動
することになる。
【0042】次に図8を参照して、図6のシステム20
0におけるウェストゲート・アクチュエータ202の動
作例を、グラフに基づいて説明する。図には、−12ボ
ルトおよび12ボルト間のコイル制御電圧に対する、実
効ウェストゲート圧対コイル制御電圧250の関係を示
している。データ点252で示すように、ゼロ・コイル
制御電圧における実効ウェストゲート圧は、約50In
-Hgである。コイル制御電圧がない場合、50In-H
gの「実効」ウェストゲート圧252は、第1室225
内の実際のブースト圧に対応することを理解されたい。
【0043】コイル234に印加する負コイル制御電圧
を高めていくにつれて、コイル234とプランジャ20
6の延長部240間にそれに対応する磁力が発生し、プ
ランジャ206を保持部材230から遠ざかる方向に移
動させる。プランジャ206の延長部240に対する付
勢コイル234の上記の効果は、弾性部材228の偏倚
力を変化させるように作用するので、これによって、第
1室225内のブースト圧の「実効」圧を変化させる。
したがって、第1室225内の実際のブースト圧は約5
0In-Hgであるが、−12ボルトのコイル制御電圧
では、プランジャ206を、約35In-Hgの第1室
225内ブースト圧に対応する位置に磁気作用によって
強制的に移動させる。
【0044】同様に、コイル234に印加する正コイル
制御電圧を高めていくにつれて、コイル234とプラン
ジャ206の延長部240間にそれに対応する磁力が発
生し、プランジャ206を保持部材230に向かう方向
に移動させる。プランジャ206の延長部240に対す
る付勢コイル234の上記の効果は、弾性部材228の
偏倚力を変化させるように作用するので、これによっ
て、第1室225内におけるブースト圧の「実効」圧を
変化させ、第1室225内の実際のブースト圧は約50
In-Hgであるが、12ボルトのコイル制御電圧で
は、約65In-Hgの第1室225内ブースト圧に対
応する位置に、磁気作用によってプランジャ206を強
制的に移動させる。
【0045】本発明の概念を用いると、複数のウェスト
ゲート空気圧設定値から選択する能力によって、図1の
既知のターボチャージ・システム10に対して、制御機
能を追加することが可能となる。即ち、排気入口14内
の排気温度およびターボチャージャ12の回転速度に関
するデータを、EEC114に供給するか、あるいはE
EC114がこのようなデータを計算あるいはその他の
方法で評価することができれば、ウェストゲート空気圧
設定値をそれに応じて変更して、エンジン性能および車
両動作を向上させることが可能となる。特に、エンジン
の効率および放出、ならびにエンジン制動力を改善しつ
つ、熱放出、エンジン制動ノイズ、およびターボチャー
ジャ応力の低減を図ることができる。種々のウェストゲ
ート圧設定値の制御をEEC114で行うので、車両の
運転者は上述の利益を得るために、運転スタイルや運転
習慣を変える必要はない。
【0046】図面および以上の説明において本発明を詳
細に図示しかつ記述したが、このような図示や説明は、
限定的性質としてではなく例示的なものとして考えるべ
きであり、ここでは好適実施例のみを示しかつ記述した
のであって、本発明の精神に該当する全ての変化や変更
の保護も希望していることは理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】当該分野において既知のターボチャージャおよ
び対応する排気バイパス流構成を備えたエンジンを示す
図。
【図2】ターボチャージャおよびこれに対応の一実施例
のバイパス排気流制御システムを備えたエンジンを示す
図。
【図3】図2の制御システムにおけるウェストゲート・
アクチュエータに与える空気圧を制御する際に用いるた
めの、一実施例の空気流制御装置を示す横断面図。
【図4】図3の空気流制御装置の空気流を示す概略図。
【図5】図3の空気流制御装置によってウェストゲート
・アクチュエータに供給する圧力と、空気流制御装置に
与えるターボチャージャ・ブースト圧との関係を、図2
の制御システムで用いる4つの別個の動作モードについ
て示すグラフ。
【図6】ターボチャージャおよびこれに対応の代替実施
例のバイパス排気流制御システムを有するエンジンを示
す図。
【図7】図6の制御システム内のウェストゲート弁を制
御する際に用いるための、一実施例のウェストゲート・
アクチュエータを示す横断面図。
【図8】図6の制御システムに用いる、図7のウェスト
ゲート・アクチュエータに供給する実効圧と、これに供
給するコイル制御電圧との関係を示すグラフ。
【符号の説明】
26 吸気出口 42 ウェストゲート弁アクチュエータ 52 入力オリフィス 54 オリフィス 100 内燃エンジン・ターボチャージ・システム 102 空気圧制御装置 104 入口ポート 108 出口ポート 112 未接続ベント・ポート 114 電子エンジン・コンピュータ 132,134 空気流スイッチ 136 第1室 138 空気流制限部材 140 第2室 142 空気流制限部材 148 第3室 150 空気流制限部材 156 第4室 200 内燃エンジン・ターボチャージ・システム 202 制御可能ウェストゲート・アクチュエータ 204 空気圧入力ポート 206 プランジャ 208 EEC 220 下側ハウジング 222 上側ハウジング 224 圧力感応部材 225 第1室 226 開放オリフィス 228 弾性部材 230 保持部材 232 ワッシャ 234 コイル 235 固着部材 236 上部キャップ 238 レセプタクル 240 プランジャ延長部 245 第2室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スペンサー・シー・ルイス,ジュニアー アメリカ合衆国インディアナ州47203,コ ロンブス,フリントウッド・ドライブ 3180 (72)発明者 キャンデン・アール・ネルソン アメリカ合衆国インディアナ州47265,ノ ース・ヴァーノン,サウス 125 ウエス ト 1580

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸気出口と、排気入口と、排気出口とを備
    えたターボチャージャを有する内燃エンジンのターボチ
    ャージ圧を制御するためのターボチャージ圧制御装置で
    あって、 前記排気入口を前記排気出口に接続する排気バイパス管
    と、 前記排気バイパス管内に配置してあり、その中を通る排
    気流を制御する流量制御部材と、 バイパス空気圧に応答して、前記流量制御部材を作動さ
    せる流量制御アクチュエータと、 前記吸気出口と流れ連通する吸気ポートと、前記流量制
    御アクチュエータにバイパス空気圧を供給する出口ポー
    トとを有する空気圧制御装置であって、前記吸気ポート
    と前記出口ポートとの間に複数の空気流路を定め、該空
    気流路の内の少なくとも1つがそれを通過して連続空気
    流を供給し、前記空気流路の少なくとも別の1つがそれ
    を通過する空気流を禁止するように制御可能である、前
    記の空気圧制御装置と、から成るターボチャージ圧制御
    装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の装置において、前記内燃エ
    ンジンは自動車両の一部を形成し、更に、複数の車両動
    作状態に応答して流量制御信号を発生する車両制御コン
    ピュータを含み、 前記空気圧制御装置は、更に、前記入口ポートと前記出
    口ポートとの間において前記空気流路の少なくとも別の
    1つ内に配置した第1空気流スイッチを含み、該第1空
    気流スイッチは、前記流量制御信号の第1レベルに応答
    してそれに空気流を通過させ、前記流量制御信号の第2
    レベルに応答してそれを通過する空気流を阻止するこ
    と、を特徴とするターボチャージ圧制御装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の装置において、前記空気圧
    制御装置は、更に、外部の大気と流れ連通するベント・
    ポートを含み、前記空気圧制御装置は前記ベント・ポー
    トと前記出口ポートとの間に複数の空気流路を定め、前
    記ベント・ポートと前記出口ポートとの間の前記空気流
    路の内の少なくとも1つは、それを通過する連続空気流
    を可能とし、前記ベント・ポートと前記出口ポートとの
    間の前記空気流路の内の少なくとも別の1つは、それを
    通過する空気流を禁止するように制御可能であること、
    を特徴とするターボチャージ圧制御装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の装置において、前記内燃エ
    ンジンは自動車両の一部を形成し、更に、複数の車両動
    作状態に応答して流量制御信号とベント制御信号を発生
    する車両制御コンピュータを含み、 前記空気圧制御装置は、更に、前記空気流路の内の少な
    くとも別の1つ内において前記入口ポートと前記出口ポ
    ートとの間に配置した第1空気流スイッチと、前記空気
    流路の内の前記少なくとも別の1つ内において前記ベン
    ト・ポートと前記出口ポートとの間に配置した第2空気
    流スイッチとを含み、前記第1空気流スイッチは、前記
    流量制御信号の第1レベルに応答してそれを通過する空
    気流を可能にし、前記流量制御信号の第2レベルに応答
    してそれを通過する空気流を禁止し、前記第2空気流ス
    イッチは、前記ベント制御信号の第1レベルに応答して
    それを通過する空気流を可能にし、前記ベント制御信号
    の第2レベルに応答してそれを通過する空気流を禁止す
    ること、を特徴とするターボチャージ圧制御装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の装置において、前記入口ポ
    ートと前記出口ポートとの間、および前記ベント・ポー
    トと前記出口ポートとの間の前記複数の空気流路の各々
    は、それを通過する空気流を制限するように動作可能な
    空気流制限部材を含むこと、を特徴とするターボチャー
    ジ圧制御装置。
  6. 【請求項6】吸気出口と、排気入口と、排気出口とを備
    えたターボチャージャを有する車両における、内燃エン
    ジンのターボチャージ圧を制御するためのターボチャー
    ジ圧制御装置であって、 前記排気入口を前記排気出口に接続した排気バイパス管
    と、 前記排気バイパス管内に配置してあり、その中を流れる
    排気流を制御する流量制御部材と、 バイパス空気圧に応答して、前記流量制御部材を作動さ
    せる流量制御アクチュエータと、 複数の車両動作状態に応答して、バイパス空気圧信号を
    発生する車両制御コンピュータと、 前記バイパス空気圧信号に応答し、前記吸気出口内の空
    気圧の予め定めた部分に対応する複数の個別のバイパス
    空気圧レベルの内の1つを、前記流量制御アクチュエー
    タに供給する手段と、から成るターボチャージ圧制御装
    置。
  7. 【請求項7】請求項6記載の装置において、前記流量制
    御部材は、ターボチャージャ・ウェストゲート弁である
    ことを特徴とするターボチャージ圧制御装置。
  8. 【請求項8】請求項7記載の装置において、前記流量制
    御アクチュエータは、ウェストゲート弁アクチュエータ
    であること、を特徴とするターボチャージ圧制御装置。
  9. 【請求項9】請求項6記載の装置において、前記バイパ
    ス空気圧信号に応答する前記手段は、前記バイパス空気
    流信号がないときに、前記吸気出口内の空気圧のデフォ
    ルト部分を、前記流量制御アクチュエータに供給するこ
    と、を特徴とするターボチャージ圧制御装置。
  10. 【請求項10】内燃エンジンと共に使用するための空気
    流制御装置であって、前記内燃エンジンは、吸気出口を
    備えたターボチャージ・システムを有し、かつ空気圧に
    応答してウェストゲート空気流制御部材を制御するウェ
    ストゲート・アクチュエータを有し、前記空気流制御装
    置が、 前記吸気出口と流れ連通する第1室と、 前記ウェストゲート・アクチュエータと流れ連通する第
    2室と、 前記第1および第2室間に連続する流れ連通を与える第
    1空気流路と、 前記第2室までの第2流路を定める第3室と、 前記第3室を前記第1室から制御可能に分離することに
    よって、前記第2室内の空気圧を制御可能に変化させる
    手段と、から成る空気流制御装置。
  11. 【請求項11】請求項10記載の装置において、前記第
    1空気流路は、そこを通過する空気流を制限するように
    動作可能な流量制限部材を含むこと、を特徴とする空気
    流制御装置。
  12. 【請求項12】請求項10記載の装置において、前記第
    3室を前記第1室から制御可能に分離する前記手段は、
    制御信号の第1レベルに応答して前記第1室と前記第3
    室間の流れ連通を可能にし、制御信号の第2レベルに応
    答して前記第3室を前記第1室から分離する第1空気流
    制御スイッチを含むこと、を特徴とする空気流制御装
    置。
  13. 【請求項13】請求項12記載の装置において、前記第
    1および第2の空気流路は各々、それを流れる空気流を
    制限するように動作可能な流量制限部材を含むこと、を
    特徴とする空気流制御装置。
  14. 【請求項14】請求項10記載の装置であって、更に、 ベント出口と、 前記第2室と前記ベント出口との間に連続する流れ連通
    を与える第3空気流路と、を含むこと、を特徴とする空
    気流制御装置。
  15. 【請求項15】請求項14記載の装置において、前記第
    3空気流路は、それを流れる空気流を制限するように動
    作可能な流量制限部材を含むこと、を特徴とする空気流
    制御装置。
  16. 【請求項16】請求項14記載の装置において、更に、 第4室であって、該室から前記ベント出口までの第4流
    路を定める前記の第4室と、 前記第2室から前記第4室を制御可能に分離することに
    より、前記第2室内の空気圧を更に制御可能に変化させ
    る手段と、を含むこと、を特徴とする空気流制御装置。
  17. 【請求項17】請求項16記載の装置において、前記第
    4室を前記ベント出口から制御可能に分離する前記手段
    は、制御信号の第1レベルに応答して前記第2室と前記
    第4室間の流れ連通を可能にし、制御信号の第2レベル
    に応答して前記第2室を前記第4室から分離する第2空
    気流制御スイッチを含むこと、を特徴とする空気流制御
    装置。
  18. 【請求項18】請求項17記載の装置において、前記第
    3および第4の空気流路は各々、それを流れる空気流を
    制限するように動作可能な流量制限部材を含むこと、を
    特徴とする空気流制御装置。
  19. 【請求項19】請求項17記載の装置において、前記第
    1および第2の空気流制御スイッチは、電子制御式弁で
    あること、を特徴とする空気流制御装置。
  20. 【請求項20】内燃エンジンのターボチャージ・システ
    ムにおいて、ターボチャージャの吸気出口内の空気圧に
    対応するブースト空気圧から、ウェストゲート・アクチ
    ュエータに供給するウェストゲート空気圧を制御する方
    法であって、 前記ブースト空気圧の一部を、第1空気圧として供給す
    るステップと、 前記第1空気圧の一部を大気に通気させて、その結果の
    ウェストゲート空気圧を定めるステップと、 前記ウェストゲート空気圧を前記ウェストゲート・アク
    チュエータに連続的に供給するステップと、 エンジン動作状態に応じて、前記ブースト空気圧から供
    給する第1空気圧の前記一部と、前記大気に通気させる
    前記第1空気圧の前記一部とを変調して、それに対応し
    て前記ウェストゲート空気圧を変調するステップと、か
    ら成るウェストゲート空気圧制御方法。
  21. 【請求項21】請求項20記載の方法において、前記供
    給するステップは、前記ブースト空気圧を流量減少部材
    に通すことにより前記第1空気圧を得るステップを含む
    こと、を特徴とするウェストゲート空気圧制御方法。
  22. 【請求項22】請求項21記載の方法において、前記通
    気するステップは、前記第1空気圧の一部を流量減少部
    材に通すステップを含むこと、を特徴とするウェストゲ
    ート空気圧制御方法。
  23. 【請求項23】吸気出口と、排気入口と、排気出口とを
    備えたターボチャージャと、前記排気入口を前記排気出
    口に接続する排気バイパス管と、前記排気バイパス管内
    に配置してそれを通過する排気空気流を制御する流量制
    御部材と、複数の車両動作状態に応答してバイパス空気
    圧信号を発生する車両制御コンピュータと、を有する自
    動車両ターボチャージ・システムと、 前記流量制御部材を制御するための流量制御アクチュエ
    ータであって、 前記ターボチャージャの前記吸気出口と流れ連通する第
    1室と、 大気圧にある第2室と、 前記第1室と前記第2室間に配置した圧力感応部材と、 前記圧力感応部材に取り付けてあり、前記第2室を貫通
    して前記流量制御部材と動作可能に接続したプランジャ
    と、 前記第2室内に配置してあり、前記圧力感応部材と前記
    プランジャとを前記第1室の方に偏倚する弾性部材と、 前記バイパス空気圧信号に応答し、前記弾性部材の偏倚
    力を変化させることによって、それに対応して前記流量
    制御部材の動作可能位置を前記プランジャに変化させる
    手段と、から成る前記の流量制御アクチュエータと、か
    ら成る組み合わせの装置。
  24. 【請求項24】請求項23記載の組み合わせの装置にお
    いて、前記プランジャは、前記第1室内に達するそれ自
    身の一部分を含むこと、を特徴とする組み合わせの装
    置。
  25. 【請求項25】請求項24記載の組み合わせの装置にお
    いて、前記プランジャの前記第1室内に達する前記一部
    分は、磁化材料で形成してあり、 前記バイパス空気圧信号に応答して前記弾性部材の偏倚
    力を変化させる前記手段は、前記プランジャの前記磁性
    部分付近に少なくとも部分的に配置した電気コイルを含
    み、該コイルは前記バイパス空気圧信号の一方の極性の
    強度に応答して、前記プランジャを前記弾性部材の偏倚
    力の方に比例して付勢し、前記バイパス空気圧信号の反
    対極性の強度に応答して、前記プランジャを前記弾性部
    材の偏倚力から遠ざかる方に比例して付勢すること、を
    特徴とする組み合わせの装置。
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