JPH09264708A - スロットルバルブ開度センサの構造 - Google Patents

スロットルバルブ開度センサの構造

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JPH09264708A
JPH09264708A JP9902096A JP9902096A JPH09264708A JP H09264708 A JPH09264708 A JP H09264708A JP 9902096 A JP9902096 A JP 9902096A JP 9902096 A JP9902096 A JP 9902096A JP H09264708 A JPH09264708 A JP H09264708A
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正浩 池島
Akira Iijima
章 飯島
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裕行 山内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続部材に溶接する端子の溶接部の下方に折
曲部又は突起を形成したことで、該溶接部に極盤の樹脂
材料が流れ込むことを阻止する。 【解決手段】 極盤6は、盤面6dから真上に向けて突
出した状態に端子7をインサート形成している。基板8
は、極盤6に内設している。接続部材9は、基板8に固
着している。端子7は、接続部材9に溶接する溶接部7
aに凸部7cを形成している。該端子7は、前記凸部7
cの前記極盤6側に折曲部7b、又は突起を形成してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車のス
ロットルバルブの開度を検出するスロットルバルブ開度
センサの構造に関する。特にスロットルバルブ開度セン
サの極盤にインサート成形した端子と、該極盤に配設し
た基板に固着した接続部材と、を溶接する溶接部の改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種の技術としては、例え
ば実開昭63−148816号公報に開示された技術が
ある。該技術のスロットルバルブ開度センサは、端子を
極盤にインサート成形し、かつ該端子を、基板に固着し
た接続部材に半田付けで固定している。しかしながら、
前述したスロットルバルブ開度センサは、前記端子を半
田付けで接続部材に固着しているので、作業性が悪く、
量産性に適さないという問題点があった。これを解消す
る手段として、実開平1−104504号公報に開示さ
れているように、前記端子と接続部材とを電気抵抗溶接
する手段がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した端子と接続部
材とを溶接する従来のスロットルバルブ開度センサは、
極盤に端子をインサート成形するとき、該端子を支持す
る金型を抜くことができるようにするため、端子、及び
接続部材の溶接部を互いに上に向けて平板状に形成して
いる。溶接面が平らな端子、及び接続部材は、プロジェ
クション溶接等の電気抵抗溶接した溶接部の接合性が低
く、堅固に溶接できず、離脱するという問題点がある。
【0004】更にこの問題点を解消すべく、図6に示す
ように、端子1の溶接部1aに凸部1bを形成したもの
である。しかしながら、この手段は、端子1を極盤2に
インサート成形する際、金型3と金型4とで端子1を挟
持すると、凸部1bを形成したことで、該凸部1bの下
方に空間5ができる。該空間5には、極盤2の盤面2a
の樹脂材料が流れ込み、端子1と接続部材との溶接部に
前記樹脂材料が付着するという問題点がある。
【0005】本発明は、接続部材に溶接する端子の溶接
部に凸部を形成し、該端子の凸部の下方を折曲したこと
で、前記端子を極盤にインサート成形するとき、前記凸
部の周囲に樹脂が流れ込まず、かつ前記端子を支持する
金型をスムーズに抜くことが可能なスロットルバルブ開
度センサを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の発明
は、前述した従来の技術の問題点を解消すべく発明した
ものであり、盤面から真上に向けて突出した状態に端子
をインサート形成した極盤と、該極盤に内設した基板
と、該基板に固着した接続部材と、該接続部材に溶接す
る溶接部に凸部を形成した前記端子と、を具備したスロ
ットルバルブ開度センサにおいて、前記端子は、前記凸
部の前記極盤側に折曲部、又は突起を形成したことでな
る。
【0007】また、請求項2の発明は、前記折曲部、又
は突起の高さが凸部の高さより高いことでなる。
【0008】また、請求項3発明は、前記突起の幅が凸
部の幅より長いことでなる。
【0009】
【発明の実施の形態】まず、図1、乃至図3に基づき本
発明の第1実施形態を詳述する。6は、例えば自動車の
スロットルバルブ開度センサの極盤であり、一体成形し
た2つのコネクタ部6a,6bに、複数の端子7をイン
サート成形している。コネクタ部6a,6bの位置は、
極盤6のどこでもよく、特に限定しない。例えば、該コ
ネクタ部6a,6bは、極盤6の下方向に形成してもよ
い。また、該コネクタ部6a,6bの数は、1つでもよ
い。
【0010】端子7は、例えば、略L字状の導電性金属
板でなり、一端をコネクタ部6a,6b内に突出し、他
端を極盤6の開口部6c内の盤面6dから上方向に向け
て溶接部7aを突出している。端子7は、図3に示すよ
うに盤面6dから突出した部分をコネクタ部6a,6b
側に斜めに折曲した折曲部7bを形成し、その先端に凸
部7cを有する溶接部7aを形成している。
【0011】溶接部7aは、基板8の端部に固着した接
続部材9の溶接面9aに、プロジェクション溶接する。
折曲部7bは、該折曲部7bの長さをH1、凸部7cの
高さをH2とすると、 H1≧H2 とする。折曲部7bの折り曲げる角度や折曲形状は特に
限定しない。端子7は、折曲部7bを形成したことで、
凸部7cより下方の接続部材9側で、端子7が金型10
bに当接し、かつ該金型10bを抜くことが可能なもの
であればよい。
【0012】尚、折曲部7bは、例えば、端子7の凸部
7cの下をU字状に折り畳んで高さH1突出させ、その
先端が金型10aに当接するようにしたものでもよい。
凸部7cは、ポンチ等で形成した所謂プロジェクション
であり、例えば半球状をしている。
【0013】基板8は、図1及び図2に示すように、極
盤6の開口部6c内の段差部6eに嵌合させ、かつ開口
部6cの開口端に合致する蓋部材11で挟持されてい
る。接続部材9は、弾性を有する導電性板部材等でな
り、図1に示すように、一端を、基板8の端部に点溶接
等の電気抵抗溶接で溶接している。該接続部材9の他端
は、図3に示すようにL字状に折曲し、前記溶接部7a
に対向配置している。
【0014】本発明の第1実施形態は、以上のような構
成であり、その作用を製造手段と共に詳述する。端子
7、及び接続部材9は、前述した形状にプレス加工して
成形する。該接続部材9は、基板8に電気抵抗溶接す
る。前記端子7は、図3に示す金型10aと金型10a
とで挟んだ状態で極盤6にインサート成形する。
【0015】折曲部7bの下方の端子7と金型10aと
の間は、端子7が盤面6dのやや上方で折曲部7bを形
成したことで、空間ができる。この空間には、図3に示
すように極盤6を形成する樹脂材料が流れ込む。
【0016】折曲部7bの上方の端子7と金型10bと
の間は、端子7が盤面6dのやや上方で折曲部7bを形
成したことで、空間ができる。この空間には、図3に示
すように、金型10bの下端と、折曲部7bの端部とが
接触しているので、極盤6を形成する樹脂材料が流れ込
まない。これにより、端子7の溶接部7aに、樹脂材料
が流れ込んで付着することを防止することができる。
【0017】樹脂成形が終了し、金型10a,10b内
から極盤6を取り出すときは、端子7に凸部7cがあっ
ても、折曲部7bを形成したことで、金型10a及び金
型10bを上方向にスムーズに引き抜くことができる。
【0018】次に図4及び図5に基づき本発明に第2実
施形態を詳述する。尚、前記本発明の第1実施形態と同
一材料は、同一番号を用いて説明を省略する。本発明の
第2実施形態は、前述した第1実施形態の端子7に極盤
6の盤面6dから凸部7cの下方に入り込もうとする樹
脂材料を突起12aで阻止する手段である。
【0019】12は、略L字状の端子で、一端をコネク
タ部内に突出し、他端を盤面6dから真上に向けて突出
し、極盤6にインサート成形している。該端子12は、
接続部材9にプロジェクション溶接する溶接部12bの
中央に、凸部12cを形成している。該端子12は、凸
部12cの下方と、盤面6dとの間の位置に、前記突起
12aを形成している。
【0020】前記突起12a、及び凸部12cは、接続
部材9に溶接する面側に向けて、プレス加工やポンチ等
で形成される。突起12aの高さH3は、図5に示すよ
うに、凸部12cの高さH4とすると、 H3>H4 とする。
【0021】該突起12aの幅W2は、図4に示すよう
に、凸部12cの幅をW2とすると、 W1>W2 とする。尚、突起12aは、上記条件に合うもので、先
端面が平らなものであれば、形状は特に限定しない。凸
部12cは、前述した本発明の第1実施形態の溶接部7
aと同一である。
【0022】本発明の第2実施形態は、以上のような構
成であり、その作用を製造手順と共に詳述する。端子
7、及び接続部材9は、前述した形状にプレス加工して
成形する。該接続部材9は、基板8に電気抵抗溶接す
る。前記端子7は、図3に示す金型10aと金型10b
とで挟んだ状態で極盤6にインサート成形する。
【0023】端子12と、突起12a側の金型(図示せ
ず)との間には、該突起12aが端子12から突出して
いることで、該突起12aの上下に空間ができる。突起
12aの下側空間には、図5に示すように、極盤6を形
成する樹脂材料が流れ込む。該樹脂材料は、突起12a
があることで、上方の溶接部12bに流れることが阻止
される。これにより、端子12の溶接部12bに、樹脂
材料が流れ込んで該溶接部12bに付着することを防止
できる。
【0024】樹脂成形が終了し、金型内から極盤6を取
り出すときは、端子12に凸部12cがあっても、突起
12aを形成したことで、金型を上方向にスムーズに引
き抜くことが可能な形状にすることができる。
【0025】尚、本発明に係るスロットルバルブ開度セ
ンサの構造は、自動車のスロットルバルブ開度センサの
みに適用されるものではなく、例えば前述した端子7、
及び端子12を有するスイッチ類やセンサ類等の電気機
器に使用しても同じ作用効果を得ることができる。
【0026】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成した
ので、次のような効果がある。 (1)本発明の請求項1の発明は、盤面から真上に向け
て突出した状態に端子をインサート形成した極盤と、該
極盤に内設した基板と、該基板に固定した接続部材と、
該接続部材に溶接する溶接部に凸部を形成した前記端子
と、を具備したスロットルバルブ開度センサにおいて、
前記端子は、前記凸部の前記極盤側に折曲部、又は突起
を形成したことで、極盤を金型形成するとき、極盤の樹
脂材料が前記溶接部に流れ込み、該樹脂材料が溶接部に
付着することを防止する。 (2)本発明の請求項2の発明は、折曲部、又は突起の
高さが凸部の高さより高いことで、前記端子の溶接部を
挟持した状態に配置する金型を上方向にスムーズに離脱
させることができ、かつ極盤の盤面に近い開口部内に前
記溶接部を配置してプロジェクション溶接することが可
能となり、スロットルバルブ開度センサを小型化でき
る。 (3)本発明の請求項3の発明は、突起の幅が凸部の幅
より長いことで、端子の溶接部に極盤の樹脂材料が付着
することを防止し、堅固に溶接できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す分解斜視図であ
る。
【図2】本発明の第1実施形態を示す図面で、中央縦断
面図である。
【図3】本発明の第1実施形態を示す図面で、端子の溶
着部の拡大部分断面図である。
【図4】本発明の第2実施形態を示す図面で、端子の側
面図である。
【図5】本発明の第2実施形態を示す図面で、端子の溶
接部の部分断面図である。
【図6】従来のスロットルバルブ開度センサの端子の溶
接部を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
6 極盤 6d 盤面 7,12 端子 7a,12b 溶接部 7b 折曲部 7c,12c 凸部 8 基板 9 接続部材 12a 突起

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 盤面(6d)から真上に向けて突出した
    状態に端子(7),(12)をインサート形成した極盤
    (6)と、該極盤(6)に内設した基板(8)と、該基
    板(8)に固着した接続部材(9)と、該接続部材
    (9)に溶接する溶接部(7a),(12b)に凸部
    (7c),(12c)を形成した前記端子(7),(1
    2)と、を具備したスロットルバルブ開度センサにおい
    て、 前記端子(7),(12)は、前記凸部(7c),(1
    2c)の前記極盤(6)側に折曲部(7b)、又は突起
    (12a)を形成したことを特徴とするスロットルバル
    ブ開度センサの構造。
  2. 【請求項2】 前記請求項1の発明において、 前記折曲部(7b)、又は突起(12a)は、高さ(H
    1),(H3)が凸部(7c),(12c)の高さ(H
    2),(H4)より高いことを特徴とするスロットルバ
    ルブ開度センサの構造。
  3. 【請求項3】 前記請求項1、又は2の発明において、 前記突起(12a)は、幅(W1)が凸部(12c)の
    幅(W2)より長いことを特徴とするスロットルバルブ
    開度センサの構造。
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