JPH09267872A - 食品調理用パックおよびこの食品調理用パックによる食品調理方法 - Google Patents

食品調理用パックおよびこの食品調理用パックによる食品調理方法

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JPH09267872A
JPH09267872A JP8106101A JP10610196A JPH09267872A JP H09267872 A JPH09267872 A JP H09267872A JP 8106101 A JP8106101 A JP 8106101A JP 10610196 A JP10610196 A JP 10610196A JP H09267872 A JPH09267872 A JP H09267872A
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Japan
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pack
cooking
food
heating
opening
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JP8106101A
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Katsunori Toyofuku
克則 豊福
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    • B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D81/00—Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
    • B65D81/34—Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents for packaging foodstuffs or other articles intended to be cooked or heated within the package
    • B65D81/3446—Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents for packaging foodstuffs or other articles intended to be cooked or heated within the package specially adapted to be heated by microwaves
    • B65D81/3461—Flexible containers, e.g. bags, pouches, envelopes

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で、電子レンジなどによる加
熱調理容器Eにおいて食品を加熱調理することができ、
加熱にともなう内部の蒸気圧の上昇にともなってこの蒸
気圧を外部に確実に逃がすとともに、内部圧力を所定圧
力範囲内に維持し、良好な加熱状態を実現することがで
きるようにした食品調理用パックおよびこの食品調理用
パックによる食品調理方法を提供すること。 【解決手段】 食品を収納したパック本体2に開孔5を
形成するようにすることに着目したもので、食品を収納
するとともに耐熱性の材料から構成し加熱調理容器E内
に収容可能なパック本体2を有する食品調理用パックで
あって、パック本体2に開孔5を形成することができる
ようにし、この開孔5を形成したのち、加熱調理容器E
内に収容可能としてあることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は食品調理用パックに
かかるもので、とくに電子レンジなどの加熱調理容器内
において各種の食品を加熱調理可能とした食品調理用パ
ックおよびこの食品調理用パックによる食品調理方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の加工食品のうち、パックに食品を
収納して電子レンジなどにより調理可能とすることがで
きるようにしたものがあるが、加熱によってパック内に
発生する蒸気圧を外部に逃がすための構造が複雑かつ高
価となるとともに、蒸気圧を確実に外部に逃がすことが
できない場合があるなどの問題がある。
【0003】とくに業務用のパックにおいては、簡単か
つ廉価に加熱調理することが要請されており、こうした
要請に応ずることができる食品調理用パックが要望され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
諸問題にかんがみなされたもので、簡単な構造で、電子
レンジなどによる加熱調理容器において食品を加熱調理
することができる食品調理用パックおよびこの食品調理
用パックによる食品調理方法を提供することを課題とす
る。
【0005】また本発明は、加熱にともなう内部の蒸気
圧の上昇にともなってこの蒸気圧を外部に確実に逃がす
とともに、内部圧力を所定圧力範囲内に維持し、良好な
加熱状態を実現することができる食品調理用パックおよ
びこの食品調理用パックによる食品調理方法を提供する
ことを課題とする。
【0006】また本発明は、食品調理用液体と組み合わ
せることにより食品を煮るように加熱調理することがで
きるようにした食品調理用パックおよびこの食品調理用
パックによる食品調理方法を提供することを課題とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、食品
を収納したパック本体に開孔を形成するようにすること
に着目したもので、第一の発明は、食品を収納するとと
もに耐熱性の材料から構成し加熱調理容器内に収容可能
なパック本体を有する食品調理用パックであって、上記
パック本体に開孔を形成することができるようにし、こ
の開孔を形成したのち、上記加熱調理容器内に収容可能
としてあることを特徴とする食品調理用パックである。
【0008】上記パック本体に開孔形成用マークを設け
ることができる。
【0009】上記パック本体の一部を切除可能とするこ
とができる。
【0010】第二の発明は、第一の発明による食品調理
用パックとの組合わせに着目したもので、食品調理用液
体を収納するとともに耐熱性の材料から構成した第1の
パック本体と、この第1のパック本体および食品を収容
するとともに耐熱性の材料から構成し加熱調理容器内に
収容可能な第2のパック本体と、上記加熱調理容器にお
ける加熱による上記第1のパック本体の膨張にともなっ
て上記第1のパック本体の表面に第1の開孔を形成する
ことができる開孔形成手段と、を有し、上記第2のパッ
ク本体に第2の開孔を形成することができるようにし、
この第2の開孔を形成したのち、上記加熱調理容器内に
収容可能としてあることを特徴とする食品調理用パック
である。
【0011】第三の発明は、食品を収納するとともに耐
熱性の材料から構成し加熱調理容器内に収容可能なパッ
ク本体を有する食品調理用パックによる食品調理方法で
あって、上記パック本体に開孔を形成する開孔形成工程
と、この開孔を形成したのち、上記加熱調理容器内に上
記食品調理用パックを収容して上記食品を加熱する加熱
工程と、この加熱による上記パック本体の膨張にともな
って上記開孔からこのパック本体内の圧力を外部に逃が
す圧力調整工程と、を有することを特徴とする食品調理
用パックによる食品調理方法である。
【0012】本発明による食品調理用パックおよびこの
食品調理用パックによる食品調理方法においては、食品
を収納したパック本体を電子レンジなどの加熱調理容器
内に収容し、パック本体の膨張の表面ないしその一部に
に開孔を形成することができるようにしたので、この開
孔からパック本体内の蒸気圧を外部に逃がし、蒸気圧の
上昇による過度の膨張によってパック本体が爆発するこ
とを防止することができる。さらに、電子レンジによる
食品の内部からの加熱とともに、パック本体内に熱を保
持することにより内部に加熱空間を形成して、食品の外
表面部からの加熱も効率的に行うことができるので、効
率的かつ有効に食品の加熱調理を行うことができる。
【0013】さらに、第一の発明においては、パック本
体にあらかじめ開孔を形成してあるものではなく、電子
レンジなどの加熱調理容器に収容する前に、パック本体
に開孔を形成するようにしたので、確実に食品を収納保
存することができ、必要時に加熱調理容器に入れて加熱
することにより、加熱調理することができるとともに、
所定の圧力を保持した状態での加熱を行うことができ
る。
【0014】また、第二の発明においては、水ないし調
理用の出汁などの食品調理用液体を第1のパック本体に
収納し、この第1のパック本体とともに食品を第2のパ
ック本体に収容して、電子レンジなどの加熱調理容器に
おいて加熱すれば、第1のパック本体の膨張により第1
の開孔が形成されて、その加熱状態の内容物(水ないし
調理用の出汁)がこの第1の開孔から第2のパック本体
内に流出し、第2のパック本体内に収納されている食品
を煮ることができる。しかも、この煮る調理により第2
のパック本体内の蒸気圧が上昇しても、第2の開孔が形
成されているので、この蒸気圧を外部に逃がすことがで
き、第2のパック本体の爆発を防止しつつ、その内部の
調理作用を可能とする。
【0015】さらに、第三の発明においては、調理寸前
に行う開孔形成工程と、電子レンジなどによる加熱工程
と、開孔形成工程で形成した開孔による圧力調整工程と
を順次行うようにしたので、食品調理用パックの構造を
単純なものとすることができるとともに、加熱によるパ
ック本体内の圧力調整も容易かつ確実にこれを行うこと
ができる。
【0016】
【発明の実施の形態】つぎに本発明(第一の発明)の第
1の実施の形態による食品調理用パック1およびこの食
品調理用パック1による食品調理方法を図1ないし図4
にもとづき説明する。図1は、食品調理用パック1の断
面図、図2は、同、平面図であって、食品調理用パック
1は、パック本体2を有する。
【0017】パック本体2は、ビニール系その他の合成
樹脂材料であって、たとえば温度120℃から零下40
℃までの温度領域に耐性を有し、耐熱性および耐寒性に
すぐれた収納容器であり、加熱すれば賞味可能である予
備調理食品Fを内部に収納してある。予備調理食品Fと
しては、魚、肉、野菜、果物、穀類、これらの調理品は
もとより、パン生地、スープ、その他任意の飲食品を選
択することができる。なお、パック本体2の外縁部には
熱シール部3を形成することにより内部を密閉してあ
る。
【0018】とくに図2に示すように、パック本体2の
上面部2Aのほぼ中央部には、開孔形成用マーク4を設
けてあり、この開孔形成用マーク4を楊子その他の鋭利
な用具(図示せず)により突き刺すことによって、上面
部2Aに任意の数の開孔5(図3)を形成することがで
きるようになっている。
【0019】こうした構成の食品調理用パック1におい
て、図3に示すように、開孔形成用マーク4を楊子その
他の鋭利な用具(図示せず)により突き刺すことによっ
て、上面部2Aに任意の数の開孔5を形成した状態で
(開孔形成工程)、電子レンジなどの加熱調理容器Eに
食品調理用パック1を収容し、加熱を開始すると(加熱
工程)、パック本体2内の予備調理食品Fが加熱される
とともに、内部の空気の加熱膨張とともに蒸気を発生
し、内部圧力の上昇にともないパック本体2が膨張し、
上面部2Aにおける蒸気圧抜き用の開孔5から圧力を外
部に逃がす(圧力調整工程)。
【0020】すなわち、図4に示すように、開孔5から
パック本体2の蒸気圧は外部に逃げ、パック本体2が爆
発することなく、その内部の加熱調理空間2Bを所定圧
力に保持しつつ加熱が続行し、予備調理食品Fを調理す
ることができる。とくに予備調理食品Fとしてパン生地
などを収納した場合には、この内部から加熱するととも
にパック本体2内が加熱状態であるのでパン生地の外部
からの加熱も行われて容易にパンを焼くことができる。
なお開孔5は、内部の圧力によりその開口部が広がり、
圧力とのバランスがとれた状態でパック本体2内を所定
圧力に保持する。
【0021】調理後、パック本体2を切り開いて、調理
された食品を取り出し、賞味することができる。
【0022】図5は、本発明(第一の発明)の第2の実
施の形態による食品調理用パック10の断面図であっ
て、この食品調理用パック10においては、食品調理用
パック1(図1)におけるパック本体2の代わりに、パ
ック本体11として、パック本体2よりは剛性を有する
パック容器12と、パック容器12の表面を被覆すると
ともにパック本体2と同様の特性および機能を有するパ
ック蓋13と、を設けてある。
【0023】なお、パック容器12とパック蓋13とを
それぞれの外縁部において熱シール部3を形成し、内部
を密閉してあるとともに、調理後にパック蓋13を取り
除くためのつまみ部14を形成してある。
【0024】こうした構成の食品調理用パック10にお
いても、パック本体11(パック蓋13)の表面に開孔
5を空け(開孔形成工程)、図6に示すように、加熱調
理容器E内において加熱する(加熱工程)。パック本体
11内部の蒸気圧上昇により、パック蓋13の開孔5か
ら蒸気を排出し(圧力調整工程)、パック本体11の爆
発を防止しつつ内部圧力を所定範囲に維持するととも
に、加熱調理を可能とする。
【0025】パック本体11がパック容器12を有して
いるので、パック蓋13を取り除けば、そのまま賞味可
能であり、また予備調理食品Fが液体状である場合にも
適用可能である。
【0026】図7は、本発明(第一の発明)の第3の実
施の形態による食品調理用パック20の断面図であっ
て、この食品調理用パック20は、パック本体2と同様
の特性および機能を有するパック本体21からこれを構
成するとともに、パック本体21の一部に開孔形成用突
出部22を形成してある。
【0027】すなわち開孔形成用突出部22には、その
周囲に熱シール部3が位置するとともに、開孔形成用切
断線23部分で開孔形成用突出部22の一部を切断(切
除)することにより、パック本体21の内部と外部とを
連通可能な連通開孔24を形成可能としてある。なお、
開孔形成用切断線23に位置して熱シール部3の一部を
三角形状に切除し開孔形成用マーク25を設けてある。
【0028】連通開孔24の幅としては、パック本体2
1の容量、収納する予備調理食品Fの種類などによりこ
れを適宜選択するものとする。また、開孔形成用マーク
25として、ミシン目(図示せず)などを形成し、その
カットの途中まで切り開くことにより連通開孔24につ
いて所定の幅を得ることができるように表示することも
できる。
【0029】こうした構成の食品調理用パック20にお
いて、図8に示すように、開孔形成用マーク25の部分
において開孔形成用突出部22を切除することにより連
通開孔24を形成した状態で(開孔形成工程)、食品調
理用パック20を加熱調理容器Eに収容し、加熱を開始
する(加熱工程)。
【0030】図9に示すように、この加熱処理により、
パック本体21内の予備調理食品Fが加熱されるととも
に、内部の空気の加熱膨張とともに蒸気を発生し、内部
圧力の上昇にともないパック本体21が膨張し、開孔形
成用突出部22における蒸気圧抜き用の連通開孔24か
ら圧力を外部に逃がす(圧力調整工程)。
【0031】したがって、食品調理用パック1(図1)
と同様に、予備調理食品Fの加熱調理を行うことができ
る。
【0032】なお、開孔形成用突出部22を切除するこ
とにより連通開孔24を形成した状態の食品調理用パッ
ク20を、電子レンジ、湯煎、スチーマーその他の加熱
調理容器により温度120℃以上の殺菌処理を行い、内
部がまだ温度90〜120℃程度の時に連通開孔24を
任意の手段で閉鎖しておくことにより、温度の低下にと
もなって内部が真空状態となって、調理が終了した状態
のままでレトルト食品として長期保存を行うことができ
る。
【0033】上述の各実施の形態による食品調理用パッ
クは、その内部に単品としての食品Fを収納してこれを
調理することも可能であるが、水あるいは出汁などの食
品調理用液体とともに組み合わせて行う加熱調理にも応
用可能である。
【0034】すなわち、図10は、本発明(第二の発
明)の第4の実施の形態による食品調理用パック30の
断面図であって、食品調理用パック30は、前記パック
本体2(図1)と同様の特性および機能を有する第1の
パック本体31および第2のパック本体32を有する。
【0035】第1のパック本体31は、食品調理用液体
Lを収納するとともに耐熱性の材料からこれを構成し、
加熱調理容器Eにおける加熱による第1のパック本体3
1の膨張にともなって第1のパック本体31の表面に第
1の開孔33(図15)を形成することができる開孔形
成手段34を有する。なお、この第1のパック本体31
においては、開孔形成手段34を下側に向けて配置する
ものとする。
【0036】第2のパック本体32は、第1のパック本
体31および予備調理食品Fを収容するとともに耐熱性
の材料から構成し加熱調理容器E内に収容可能であっ
て、第2のパック本体32の表面に第2の開孔35(図
14ないし図16)を形成するようにしてある。
【0037】なお、第2の開孔35は、開孔5(図3)
と事実上同様であって、食品調理用パック1(図1)と
同様に、必要に応じて開孔形成用マーク4を形成してお
くことができる。
【0038】図11は、食品調理用パック30の裏面
図、図12は、開孔形成手段34の拡大断面図であっ
て、開孔形成手段34は、ベルト36と、鋭利部材37
と、保護キャップ38と、を有する。
【0039】ベルト36は、とくに図10および図11
に示すように、第1のパック本体31にまたがってその
中央部分に、かつその左右の熱シール部3にその端部を
固定し、第1のパック本体31の裏面部31Aとの間に
若干の間を空けて、すなわち、わずかに弛ませて、これ
を配置してある。このベルト36は、熱により極度に延
び縮みしないような材料からこれを構成する。
【0040】とくに図12に示すように、鋭利部材37
は、針39と、この針39を支持している支持台40
と、を有する。針39は、合成樹脂およびセラミックそ
の他任意の材料によりこれを形成することができるが、
電子レンジなどの加熱調理容器内において使用可能で、
第1のパック本体31に孔を空けることができるものと
する。なお開孔形成用部品として、針39の代わりに、
任意の刃(図示せず)を設けるようにしてもよい。
【0041】保護キャップ38は、ベルト36のほぼ中
央部を折り畳んだ折畳み部36Aにおいてその対向する
反対側の面から貫通孔41を通して鋭利部材37の針3
9をこれに差し込むことにより針39を被覆するととも
に、通常の保存状態(非加熱状態)では針39が第1の
パック本体31に対向しないようにしている。第1のパ
ック本体31の膨張にともなって裏面部31Aがベルト
36をその裏面側から押すことにより、ベルト36を図
12中左右に引き延ばし、折畳み部36Aを平面状に延
ばし、針39を保護キャップ38から第1のパック本体
31側に突出させる。
【0042】すなわち、図13は、開孔形成手段34部
分を展開したその裏面図であって、ベルト36が左右に
引かれることにより折畳み部36Aが展開し、保護キャ
ップ38の部分のベルト36に形成した上記貫通孔41
を通して、針39と保護キャップ38とが左右に分離可
能となる。
【0043】こうした構成の食品調理用パック30を、
図14に示すように、楊子などを用いて第2のパック本
体32に第2の開孔35を形成した状態で(開孔形成工
程)、加熱調理容器E内に収容し、加熱すると(加熱工
程)、まず第1のパック本体31内の食品調理用液体L
が加熱され蒸発して内部の蒸気圧が上昇し、第1のパッ
ク本体31が膨張する。この膨張にともなって開孔形成
手段34が作動し、第1のパック本体31に第1の開孔
33が形成され、この第1の開孔33から内容物の食品
調理用液体Lが第2のパック本体32内に流出する。
【0044】すなわち、加熱により蒸気を発生し、内部
圧力の上昇にともない第1のパック本体31が膨張し、
裏面部31Aがベルト36にその裏面側から接触してベ
ルト36の折畳み部36Aを展開させ、鋭利部材37の
針39が保護キャップ38から離れて、針39が第1の
パック本体31の表面(裏面部31A)に対向するよう
になる。
【0045】さらに第1のパック本体31が膨張するこ
とにより針39が第1のパック本体31に接触し、第1
のパック本体31に蒸気圧抜き用の第1の開孔33を形
成する。なお、形成された第1の開孔33は、内部の圧
力によりその開口部が広がり、圧力とのバランスがとれ
た状態で第1のパック本体31内を所定圧力に保持す
る。したがって、加熱状態の食品調理用液体Lにより予
備調理食品Fを煮る調理を行われる。
【0046】第1のパック本体31内の蒸気圧の上昇に
ともない、図16に示すように、第2のパック本体32
に形成されている第2の開孔35から圧力を外部に逃が
し(圧力調整工程)、第2のパック本体32が爆発する
ことなく所定の内圧を保持して加熱調理を続行する。な
お、第1のパック本体31は、その内容物の食品調理用
液体Lをすべて流出させているため、しぼんだ状態とな
る。
【0047】第2のパック本体32を切り開き、かくし
て調理された食品を取り出し賞味することができる。
【0048】なお、この食品調理用パック30において
も、既述のような本発明の各種の実施の形態による変形
が可能であり、収納する予備調理食品Fあるいは食品調
理用液体Lなどに応じて各種の組合わせによる構成を採
用可能である。
【0049】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、加熱調理
容器内に収容する前にパック本体に開孔を形成するよう
にしたので、簡単な構成で確実にパック本体内の内圧を
所定範囲内に維持し、予備調理食品の加熱調理を行うこ
とができる。
【0050】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明(第一の発明)の第1の実施の形態によ
る食品調理用パック1の断面図である。
【図2】同、平面図である。
【図3】同、食品調理用パック1に任意の数の開孔5を
形成した状態で、電子レンジなどの加熱調理容器Eに食
品調理用パック1を収容して加熱調理する状態を説明す
る断面図である。
【図4】同、加熱工程および圧力調整工程における食品
調理用パック1のパック本体2の膨張状態を説明する断
面図である。
【図5】本発明(第一の発明)の第2の実施の形態によ
る食品調理用パック10の断面図である。
【図6】同、食品調理用パック10を加熱調理容器E内
において加熱する状態の断面図である。
【図7】本発明(第一の発明)の第3の実施の形態によ
る食品調理用パック20の断面図である。
【図8】同、食品調理用パック20に連通開孔24を形
成した状態で加熱調理容器Eに収容した状態の断面図で
ある。
【図9】同、加熱工程および圧力調整工程における食品
調理用パック20のパック本体21の膨張状態を説明す
る断面図である。
【図10】本発明(第二の発明)の第4の実施の形態に
よる食品調理用パック30の断面図である。
【図11】同、食品調理用パック30の裏面図である。
【図12】同、開孔形成手段34の拡大断面図である。
【図13】同、開孔形成手段34部分を展開したその裏
面図である。
【図14】同、食品調理用パック30に第2の開孔35
を形成した状態で加熱調理容器E内に収容した状態の断
面図である。
【図15】同、加熱調理容器Eに食品調理用パック30
を収容して加熱調理する状態(第1のパック本体31の
膨張状態)を説明する断面図である。
【図16】同、加熱調理容器Eに食品調理用パック30
を収容して加熱調理する状態(第2のパック本体32の
膨張状態)を説明する断面図である。
【符号の説明】
1 食品調理用パック(第一の発明、第1の実施の形
態、図1) 2 パック本体 2A パック本体2の上面部 2B パック本体2の加熱調理空間 3 熱シール部 4 開孔形成用マーク 5 開孔 10 食品調理用パック(第一の発明、第2の実施の形
態、図5) 11 パック本体 12 パック容器 13 パック蓋 14 つまみ部 20 食品調理用パック(第一の発明、第3の実施の形
態、図7) 21 パック本体 22 開孔形成用突出部 23 開孔形成用切断線 24 連通開孔 25 開孔形成用マーク 30 食品調理用パック(第二の発明、第4の実施の形
態、図10) 31 第1のパック本体 31A 第1のパック本体31の裏面部 32 第2のパック本体 33 第1の開孔 34 開孔形成手段 35 第2の開孔 36 ベルト 36A ベルト36の折畳み部 37 鋭利部材 38 保護キャップ 39 針 40 支持台 41 貫通孔 E 加熱調理容器(電子レンジ) F 予備調理食品 L 食品調理用液体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品を収納するとともに耐熱性の材料
    から構成し加熱調理容器内に収容可能なパック本体を有
    する食品調理用パックであって、 前記パック本体に開孔を形成することができるように
    し、この開孔を形成したのち、前記加熱調理容器内に収
    容可能としてあることを特徴とする食品調理用パック。
  2. 【請求項2】 前記パック本体に開孔形成用マークを
    設けたことを特徴とする請求項1記載の食品調理用パッ
    ク。
  3. 【請求項3】 前記パック本体の一部を切除可能とし
    てあることを特徴とする請求項1記載の食品調理用パッ
    ク。
  4. 【請求項4】 食品調理用液体を収納するとともに耐
    熱性の材料から構成した第1のパック本体と、 この第1のパック本体および食品を収容するとともに耐
    熱性の材料から構成し加熱調理容器内に収容可能な第2
    のパック本体と、 前記加熱調理容器における加熱による前記第1のパック
    本体の膨張にともなって前記第1のパック本体の表面に
    第1の開孔を形成することができる開孔形成手段と、 を有し、 前記第2のパック本体に第2の開孔を形成することがで
    きるようにし、この第2の開孔を形成したのち、前記加
    熱調理容器内に収容可能としてあることを特徴とする食
    品調理用パック。
  5. 【請求項5】 食品を収納するとともに耐熱性の材料
    から構成し加熱調理容器内に収容可能なパック本体を有
    する食品調理用パックによる食品調理方法であって、 前記パック本体に開孔を形成する開孔形成工程と、 この開孔を形成したのち、前記加熱調理容器内に前記食
    品調理用パックを収容して前記食品を加熱する加熱工程
    と、 この加熱による前記パック本体の膨張にともなって前記
    開孔からこのパック本体内の圧力を外部に逃がす圧力調
    整工程と、 を有することを特徴とする食品調理用パックによる食品
    調理方法。
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