JPH0926823A - 移動装置 - Google Patents
移動装置Info
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- JPH0926823A JPH0926823A JP7198114A JP19811495A JPH0926823A JP H0926823 A JPH0926823 A JP H0926823A JP 7198114 A JP7198114 A JP 7198114A JP 19811495 A JP19811495 A JP 19811495A JP H0926823 A JPH0926823 A JP H0926823A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- distance
- stairs
- moving
- moving device
- traveling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Landscapes
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 階段を昇降可能か否かの操作者による判断を
不要にし、昇降時の安全性及び昇降の確実性を確保で
き、かつ階段の自動昇降に対応可能にした移動装置を提
供する。 【構成】 平地での走行及びクローラによる階段の昇降
が可能な移動装置において、移動装置本体2の両側に設
けられ、平地までの距離L1、L2を検出する距離検出
器4、5と、両検出器4、5の一方の検出値が変化して
からその他方の検出値が変化するまでの間に本体2が移
動する移動距離Mを検出する移動距離検出部と、移動距
離Mと両検出器4、5の間隔Aとに基づき、進行方向前
方にある階段に対する本体の進入角度φを演算する角度
演算部と、進入角度φを許容値と比較し、移動装置が階
段を昇降可能な否かを判定する進入角度判定部とを備え
る。演算された進入角度φが進入角度判定部により許容
値と比較されて階段を昇降可能か否かが判定される。
不要にし、昇降時の安全性及び昇降の確実性を確保で
き、かつ階段の自動昇降に対応可能にした移動装置を提
供する。 【構成】 平地での走行及びクローラによる階段の昇降
が可能な移動装置において、移動装置本体2の両側に設
けられ、平地までの距離L1、L2を検出する距離検出
器4、5と、両検出器4、5の一方の検出値が変化して
からその他方の検出値が変化するまでの間に本体2が移
動する移動距離Mを検出する移動距離検出部と、移動距
離Mと両検出器4、5の間隔Aとに基づき、進行方向前
方にある階段に対する本体の進入角度φを演算する角度
演算部と、進入角度φを許容値と比較し、移動装置が階
段を昇降可能な否かを判定する進入角度判定部とを備え
る。演算された進入角度φが進入角度判定部により許容
値と比較されて階段を昇降可能か否かが判定される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は平地での走行及び階段
の昇降が可能な移動装置に関する。
の昇降が可能な移動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このような移動装置として、平地
での走行時には車輪に、階段の昇降時或いは不整地での
走行時にはクローラに切り替えるようにしたものが一般
に知られている。このような従来の移動装置は、車輪に
よる走行時には操舵が可能であるが、クローラによる走
行時には不可能になっているものがほとんどである。そ
の理由は、階段での昇降時にはクローラが階段の角に接
しているだけの状態で走行しており、安定性が悪いた
め、昇降途中で操舵を行なうと、移動装置が階段に対し
て大きく傾き、転倒したり階段から落下するおそれがあ
るからである。従って、移動装置が階段に進入して昇降
し始めた後では、たとえ移動装置が階段を斜めに走行し
ていても、昇降途中で走行方向を修正できない。そこ
で、階段に対する移動装置の進入角度が、移動装置が転
倒したりせずに階段を安全に走行でき、かつ昇降途中で
階段の左右にある横壁にぶつかったりせずに最後まで昇
降できるような角度(昇降可能な角度)になるように、
移動装置の進入角度を昇降開始前に調整する必要があ
る。
での走行時には車輪に、階段の昇降時或いは不整地での
走行時にはクローラに切り替えるようにしたものが一般
に知られている。このような従来の移動装置は、車輪に
よる走行時には操舵が可能であるが、クローラによる走
行時には不可能になっているものがほとんどである。そ
の理由は、階段での昇降時にはクローラが階段の角に接
しているだけの状態で走行しており、安定性が悪いた
め、昇降途中で操舵を行なうと、移動装置が階段に対し
て大きく傾き、転倒したり階段から落下するおそれがあ
るからである。従って、移動装置が階段に進入して昇降
し始めた後では、たとえ移動装置が階段を斜めに走行し
ていても、昇降途中で走行方向を修正できない。そこ
で、階段に対する移動装置の進入角度が、移動装置が転
倒したりせずに階段を安全に走行でき、かつ昇降途中で
階段の左右にある横壁にぶつかったりせずに最後まで昇
降できるような角度(昇降可能な角度)になるように、
移動装置の進入角度を昇降開始前に調整する必要があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の移動
装置では、階段に対する移動装置の傾斜角度(以下、こ
の角度を進入角度という)が昇降可能な角度より小さく
なっているか否かを操作者が判断するので、その判断を
するために、階段に対する移動装置の位置関係を操作者
が確認したりしなければならず、その確認に時間がかか
り、操作者の熟練を要するという問題がある。また、操
作者が前記判断を誤る可能性があり、操作者がその判断
を誤ると、移動装置が昇降途中で転倒する等の事故が発
生したり、移動装置が昇降途中で階段の横壁にぶつかっ
て最後まで昇降できなくなってしまうので、昇降時の安
全性及び昇降の確実性を確保するのが難しいという問題
がある。
装置では、階段に対する移動装置の傾斜角度(以下、こ
の角度を進入角度という)が昇降可能な角度より小さく
なっているか否かを操作者が判断するので、その判断を
するために、階段に対する移動装置の位置関係を操作者
が確認したりしなければならず、その確認に時間がかか
り、操作者の熟練を要するという問題がある。また、操
作者が前記判断を誤る可能性があり、操作者がその判断
を誤ると、移動装置が昇降途中で転倒する等の事故が発
生したり、移動装置が昇降途中で階段の横壁にぶつかっ
て最後まで昇降できなくなってしまうので、昇降時の安
全性及び昇降の確実性を確保するのが難しいという問題
がある。
【0004】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、その課題は階段を昇降可能か否かの操作者に
よる判断を不要にし、昇降時の安全性及び昇降の確実性
を確保でき、かつ階段の自動昇降に対応可能にした移動
装置を提供することである。
たもので、その課題は階段を昇降可能か否かの操作者に
よる判断を不要にし、昇降時の安全性及び昇降の確実性
を確保でき、かつ階段の自動昇降に対応可能にした移動
装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め請求項1記載の発明の移動装置は、移動装置本体に取
り付けられたクローラ走行手段と、この走行手段を駆動
する駆動手段と、駆動手段を制御する制御手段とを有
し、平地での走行及び階段の昇降が可能な移動装置にお
いて、前記本体の前部の両側に設けられ、進行方向前方
の路面までの距離L1、L2をそれぞれ検出する第1及
び第2の距離検出手段と、前記両距離検出手段の一方の
検出値が変化してからその他方の検出値が変化するまで
の間に前記移動装置本体が移動する移動距離Mを検出す
る移動距離検出部と、前記移動距離Mと前記両距離検出
手段の間隔Aとに基づき、進行方向前方にある階段に対
する移動装置本体の進入角度φを演算する角度演算部
と、前記演算部により演算された前記進入角度φを所定
の基準値と比較し、移動装置が階段を昇降可能か否かを
判定する進入角度判定部とを備えている。
め請求項1記載の発明の移動装置は、移動装置本体に取
り付けられたクローラ走行手段と、この走行手段を駆動
する駆動手段と、駆動手段を制御する制御手段とを有
し、平地での走行及び階段の昇降が可能な移動装置にお
いて、前記本体の前部の両側に設けられ、進行方向前方
の路面までの距離L1、L2をそれぞれ検出する第1及
び第2の距離検出手段と、前記両距離検出手段の一方の
検出値が変化してからその他方の検出値が変化するまで
の間に前記移動装置本体が移動する移動距離Mを検出す
る移動距離検出部と、前記移動距離Mと前記両距離検出
手段の間隔Aとに基づき、進行方向前方にある階段に対
する移動装置本体の進入角度φを演算する角度演算部
と、前記演算部により演算された前記進入角度φを所定
の基準値と比較し、移動装置が階段を昇降可能か否かを
判定する進入角度判定部とを備えている。
【0006】請求項2記載の発明の移動装置は、前記移
動距離Mを所定値と比較し、前記移動距離Mが所定値以
上になったときに停止指令を前記駆動手段へ出力する移
動距離判定部を備えている。
動距離Mを所定値と比較し、前記移動距離Mが所定値以
上になったときに停止指令を前記駆動手段へ出力する移
動距離判定部を備えている。
【0007】
【作用】請求項1記載の移動装置では、移動装置が階段
から離れた位置で平地を走行しているときには、両距離
検出手段の検出値(距離L1、L2)はそれぞれ一定で
ある。両距離検出手段の一方が、平地と階段との境界部
までの距離を検出する位置まで移動装置が階段に近づ
き、さらにこの位置から移動装置が階段へ向かって進む
と、両距離検出手段の一方の検出値が変化する。そのた
め、進入角度φすなわち階段に対する本体の傾き角度が
大きくなるにつれて、両距離検出手段の一方の検出値が
変化してからその他方の検出値が変化するまでの間に本
体が移動する移動距離Mが大きくなる。この移動距離M
が移動距離検出部により検出され、この移動距離Mと両
距離検出手段の間隔Aとに基づき角度演算部により進入
角度φが演算され、この演算された進入角度φが進入角
度判定部により所定の基準値と比較されて階段を昇降可
能か否かが判定される。
から離れた位置で平地を走行しているときには、両距離
検出手段の検出値(距離L1、L2)はそれぞれ一定で
ある。両距離検出手段の一方が、平地と階段との境界部
までの距離を検出する位置まで移動装置が階段に近づ
き、さらにこの位置から移動装置が階段へ向かって進む
と、両距離検出手段の一方の検出値が変化する。そのた
め、進入角度φすなわち階段に対する本体の傾き角度が
大きくなるにつれて、両距離検出手段の一方の検出値が
変化してからその他方の検出値が変化するまでの間に本
体が移動する移動距離Mが大きくなる。この移動距離M
が移動距離検出部により検出され、この移動距離Mと両
距離検出手段の間隔Aとに基づき角度演算部により進入
角度φが演算され、この演算された進入角度φが進入角
度判定部により所定の基準値と比較されて階段を昇降可
能か否かが判定される。
【0008】請求項2記載の移動装置では、移動距離判
定部が前記移動距離Mを所定値と比較し、移動距離Mが
所定値以上になったときには、階段に対する本体の傾き
角度が大き過ぎ、それ以上移動装置が階段に向かって進
むと移動装置が階段にぶつかったり又はそこから落下し
たりするので、停止指令を駆動手段へ出力して移動装置
を停止させる。
定部が前記移動距離Mを所定値と比較し、移動距離Mが
所定値以上になったときには、階段に対する本体の傾き
角度が大き過ぎ、それ以上移動装置が階段に向かって進
むと移動装置が階段にぶつかったり又はそこから落下し
たりするので、停止指令を駆動手段へ出力して移動装置
を停止させる。
【0009】
【実施例】以下この発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0010】図1はこの発明の一実施例に係る移動装置
の概略構成を示しており、図2は移動装置の外観を示し
ている。
の概略構成を示しており、図2は移動装置の外観を示し
ている。
【0011】図2に示すように、移動装置1は、移動装
置本体2に取り付けられた4つのクローラ3と不図示の
車輪とを有し、平地での走行時には車輪に、階段の昇降
時或いは不整地での走行時にはクローラ3に切り替える
ことにより、平地での走行及び階段の昇降が可能になっ
ている。移動装置本体(以下、単に本体という)2の前
面2aの両側には、走行方向前方の斜め下方へ向けて光
を照射し、走行路面(平地)までの距離Lをそれぞれ検
出し、検出した距離Lに応じた後述する距離情報を表わ
す電気信号(電圧信号)を出力する第1の距離検出器4
及び第2の距離検出器5が設けられている。
置本体2に取り付けられた4つのクローラ3と不図示の
車輪とを有し、平地での走行時には車輪に、階段の昇降
時或いは不整地での走行時にはクローラ3に切り替える
ことにより、平地での走行及び階段の昇降が可能になっ
ている。移動装置本体(以下、単に本体という)2の前
面2aの両側には、走行方向前方の斜め下方へ向けて光
を照射し、走行路面(平地)までの距離Lをそれぞれ検
出し、検出した距離Lに応じた後述する距離情報を表わ
す電気信号(電圧信号)を出力する第1の距離検出器4
及び第2の距離検出器5が設けられている。
【0012】移動装置1は、図1に示すように、距離検
出器4、5と、駆動手段6と、駆動手段6を制御する制
御手段7とを備えている。
出器4、5と、駆動手段6と、駆動手段6を制御する制
御手段7とを備えている。
【0013】駆動手段6は、走行機構8、操舵機構9、
モータドライバー10、サーボドライバー11、及び電
磁ブレーキ18を有する。
モータドライバー10、サーボドライバー11、及び電
磁ブレーキ18を有する。
【0014】制御手段7は、A/D変換器12、CPU
(中央演算処理部)13、D/A変換器14、及びデジ
タル出力器15を有する。距離検出器4、5からそれぞ
れ出力される前記電圧信号は、A/D変換器12でデジ
タル値に変換された後CPU13に送られる。CPU1
3は速度及び操舵角度をそれぞれ演算する不図示の速度
演算部及び操舵角度演算部を有し、演算された速度値は
D/A変換器14を経由してモータドライバー10へ、
演算された操舵角度値はデジタル出力器15を経由して
サーボドライバー11へそれぞれ制御信号として出力さ
れる。
(中央演算処理部)13、D/A変換器14、及びデジ
タル出力器15を有する。距離検出器4、5からそれぞ
れ出力される前記電圧信号は、A/D変換器12でデジ
タル値に変換された後CPU13に送られる。CPU1
3は速度及び操舵角度をそれぞれ演算する不図示の速度
演算部及び操舵角度演算部を有し、演算された速度値は
D/A変換器14を経由してモータドライバー10へ、
演算された操舵角度値はデジタル出力器15を経由して
サーボドライバー11へそれぞれ制御信号として出力さ
れる。
【0015】走行機構8は、4つのクローラ3と、例え
ば操舵輪である1つの前輪及び2つの後輪からなる合計
3個の車輪(図示略)と、クローラ3及び操舵輪を駆動
するモータ(図示略)とを有する。平地での走行時には
操舵輪が、階段の昇降時或いは不整地での走行時にはク
ローラ3がモータにより駆動される。このモータは、前
記速度値の制御信号により制御されるモータドライバー
10によって駆動され、これによって移動装置1の前後
進及び停止が制御される。
ば操舵輪である1つの前輪及び2つの後輪からなる合計
3個の車輪(図示略)と、クローラ3及び操舵輪を駆動
するモータ(図示略)とを有する。平地での走行時には
操舵輪が、階段の昇降時或いは不整地での走行時にはク
ローラ3がモータにより駆動される。このモータは、前
記速度値の制御信号により制御されるモータドライバー
10によって駆動され、これによって移動装置1の前後
進及び停止が制御される。
【0016】操舵機構9は、操舵輪を駆動するモータ
(図示略)を有し、このモータが前記操舵角度値の制御
信号により制御されるサーボドライバー10によって駆
動され、これによって操舵がなされる。
(図示略)を有し、このモータが前記操舵角度値の制御
信号により制御されるサーボドライバー10によって駆
動され、これによって操舵がなされる。
【0017】電磁ブレーキ18は、例えば走行機構8の
モータに制動力をかけてクローラ3又は前記操舵輪の回
転を抑止するためのブレーキ装置で、CPU13からデ
ジタル出力器15を介して出力されるオン、オフの制御
信号により作動が制御される。この電磁ブレーキ18
は、オン信号が入力されると、作動して走行機構8を抑
止して移動装置1を停止させ、かつオフ信号が入力され
ると、作動が解除されて走行機構8の抑止を解除し、こ
れによって移動装置1の走行を可能にするようになって
いる。
モータに制動力をかけてクローラ3又は前記操舵輪の回
転を抑止するためのブレーキ装置で、CPU13からデ
ジタル出力器15を介して出力されるオン、オフの制御
信号により作動が制御される。この電磁ブレーキ18
は、オン信号が入力されると、作動して走行機構8を抑
止して移動装置1を停止させ、かつオフ信号が入力され
ると、作動が解除されて走行機構8の抑止を解除し、こ
れによって移動装置1の走行を可能にするようになって
いる。
【0018】前記距離検出器4、5について説明する。
両検出器4、5は同じ構成であるので、第1の距離検出
器4の原理及び構造についてのみ説明し、第2の距離検
出器5についての説明は省略する。図4は距離検出器4
の外観を示し、図5はその内部構造と原理を説明するた
めの図である。
両検出器4、5は同じ構成であるので、第1の距離検出
器4の原理及び構造についてのみ説明し、第2の距離検
出器5についての説明は省略する。図4は距離検出器4
の外観を示し、図5はその内部構造と原理を説明するた
めの図である。
【0019】図4及び図5に示すように、距離検出器4
は、三角測量の原理を使って距離を測定するもので、光
源41と、発光側のレンズ42、受光側のレンズ43、
及び受光素子44とを有する。光源41からの光は、発
光側のレンズ42を通って進行方向前方の斜め下方へ向
けて照射され、この照射光40(図2、図5、図7参
照)は走行路面上の点P(図5及び図7参照)で反射さ
れ、この反射光40aは受光側レンズ43を通って受光
素子44に受光されるようになっている。光源41とし
て、発光ダイオードやレーザダイオード等が使用され
る。受光素子44は、一般にPSDと呼ばれる一次元の
位置検出センサであり、反射光40aをどの位置で受光
したかを精密に測定できる。
は、三角測量の原理を使って距離を測定するもので、光
源41と、発光側のレンズ42、受光側のレンズ43、
及び受光素子44とを有する。光源41からの光は、発
光側のレンズ42を通って進行方向前方の斜め下方へ向
けて照射され、この照射光40(図2、図5、図7参
照)は走行路面上の点P(図5及び図7参照)で反射さ
れ、この反射光40aは受光側レンズ43を通って受光
素子44に受光されるようになっている。光源41とし
て、発光ダイオードやレーザダイオード等が使用され
る。受光素子44は、一般にPSDと呼ばれる一次元の
位置検出センサであり、反射光40aをどの位置で受光
したかを精密に測定できる。
【0020】ここで、光源41と発光側のレンズ42の
距離及び受光側のレンズ43と受光素子44の距離を
f、両レンズ42、43の中心間の距離をx、レンズ4
2から点Pまでの距離をL(図5参照)、点0(光源4
の発光中心)から点R(受光素子44の基準位置)まで
の距離をx、点Rから点Q(反射光の受光位置)までの
距離をzとすると、次式が成り立つ。
距離及び受光側のレンズ43と受光素子44の距離を
f、両レンズ42、43の中心間の距離をx、レンズ4
2から点Pまでの距離をL(図5参照)、点0(光源4
の発光中心)から点R(受光素子44の基準位置)まで
の距離をx、点Rから点Q(反射光の受光位置)までの
距離をzとすると、次式が成り立つ。
【0021】L/x=f/z (1) 式(1)より、レンズ42から点Pまでの距離Lを求め
ると、 L=f×x/z (2) となる。
ると、 L=f×x/z (2) となる。
【0022】f、xは予め設定された値(この値は図6
に示すメモリ134に記憶されている)であり、zは受
光素子44から求められるので、点Pまでの距離Lは上
式(2)により求めることができる。
に示すメモリ134に記憶されている)であり、zは受
光素子44から求められるので、点Pまでの距離Lは上
式(2)により求めることができる。
【0023】このように、図1に示す各距離検出器4、
5は、走行路面50までの距離Lを、この距離Lの変化
に比例して変化する前記距離zとして検出し、この検出
した距離zの値を表わす電気信号(電圧信号)が各距離
検出器4、5から出力される。なお、以下の説明におい
て、第1の距離検出器4が検出する距離LをL1とし、
第2の距離検出器5が検出する距離LをL2とする。各
距離検出器4、5から出力される電気信号はは、A/D
変換器12でデジタル信号に変換されてCPU13の距
離検出部131(図6参照)に送られる。そして、距離
検出部131で上式(2)の演算を行なって前記距離L
1、L2を求める。
5は、走行路面50までの距離Lを、この距離Lの変化
に比例して変化する前記距離zとして検出し、この検出
した距離zの値を表わす電気信号(電圧信号)が各距離
検出器4、5から出力される。なお、以下の説明におい
て、第1の距離検出器4が検出する距離LをL1とし、
第2の距離検出器5が検出する距離LをL2とする。各
距離検出器4、5から出力される電気信号はは、A/D
変換器12でデジタル信号に変換されてCPU13の距
離検出部131(図6参照)に送られる。そして、距離
検出部131で上式(2)の演算を行なって前記距離L
1、L2を求める。
【0024】前記制御手段7のCPU13は、図6に示
すように、距離演算部131、移動距離検出部132、
移動距離判定部133、メモリ134、進入角度演算部
135、及び進入角度判定部136を有する。
すように、距離演算部131、移動距離検出部132、
移動距離判定部133、メモリ134、進入角度演算部
135、及び進入角度判定部136を有する。
【0025】距離演算部131は、距離検出器4、5か
らそれぞれ出力される前記距離zに応じた電気信号とメ
モリ134に記憶された前記f、xの値とを用いて、走
行路面50までの距離L1、L2を演算する。
らそれぞれ出力される前記距離zに応じた電気信号とメ
モリ134に記憶された前記f、xの値とを用いて、走
行路面50までの距離L1、L2を演算する。
【0026】移動距離検出部132は、距離検出器4、
5の一方の検出値(距離L1、L2の一方)が変化した
時点で本体2の移動距離の測定を開始し、その他方の検
出値(距離L1、L2の他方)が変化した時点でその測
定を中止し、これによって距離L1、L2の一方が変化
してからその他方が変化するまでの間に本体2が移動す
る移動距離M(図9参照)を検出する。より具体的に
は、検出値の変化量が所定の値以上になったときに、移
動距離の測定の開始を行う。これは、路面にある小石や
微小な凹凸等による検出値の変化を無視するためであ
る。
5の一方の検出値(距離L1、L2の一方)が変化した
時点で本体2の移動距離の測定を開始し、その他方の検
出値(距離L1、L2の他方)が変化した時点でその測
定を中止し、これによって距離L1、L2の一方が変化
してからその他方が変化するまでの間に本体2が移動す
る移動距離M(図9参照)を検出する。より具体的に
は、検出値の変化量が所定の値以上になったときに、移
動距離の測定の開始を行う。これは、路面にある小石や
微小な凹凸等による検出値の変化を無視するためであ
る。
【0027】さて、図7及び図8の実線で示すように、
移動装置1が上り階段51又は下り階段52から離れた
位置で走行路面50を走行しているときには、距離検出
器4、5によりそれぞれ検出される距離L1、L2は一
定(一定値N)である。両距離検出器4、5の一方が、
走行路面50と階段との境界部(上り階段51の場合に
は1段目の垂直面51aの下端部51b又は下り階段5
2の場合には走行路面50の角50a)までの距離を検
出する位置まで移動装置1が階段に近づき、さらにこの
位置から移動装置1が階段へ向かって進むと、両距離検
出器4、5の一方の検出値が変化する。具体的には、図
7で示す上り階段51の場合には、移動装置1が同図の
一点鎖線で示す位置からさらに上り階段51へ向かって
進むにつれて、前記照射光40の照射位置が前記垂直面
51a上をその下端部51bから上端部へ向かって移動
し、これによって照射光40の光路長が短くなっていく
ので、距離L1、L2の一方が減少していく。一方、図
8の場合には、移動装置1が同図の一点鎖線で示す位置
からさらに下り階段52へ向かって進むと、照射光40
の照射位置が走行路面50の角50aから1段目の水平
面52aへ移動し、これによって照射光40の光路長が
長くなるので、距離L1、L2の一方が増加する。
移動装置1が上り階段51又は下り階段52から離れた
位置で走行路面50を走行しているときには、距離検出
器4、5によりそれぞれ検出される距離L1、L2は一
定(一定値N)である。両距離検出器4、5の一方が、
走行路面50と階段との境界部(上り階段51の場合に
は1段目の垂直面51aの下端部51b又は下り階段5
2の場合には走行路面50の角50a)までの距離を検
出する位置まで移動装置1が階段に近づき、さらにこの
位置から移動装置1が階段へ向かって進むと、両距離検
出器4、5の一方の検出値が変化する。具体的には、図
7で示す上り階段51の場合には、移動装置1が同図の
一点鎖線で示す位置からさらに上り階段51へ向かって
進むにつれて、前記照射光40の照射位置が前記垂直面
51a上をその下端部51bから上端部へ向かって移動
し、これによって照射光40の光路長が短くなっていく
ので、距離L1、L2の一方が減少していく。一方、図
8の場合には、移動装置1が同図の一点鎖線で示す位置
からさらに下り階段52へ向かって進むと、照射光40
の照射位置が走行路面50の角50aから1段目の水平
面52aへ移動し、これによって照射光40の光路長が
長くなるので、距離L1、L2の一方が増加する。
【0028】そのため、階段51、52に対する本体2
の前面2aの傾き角度(進行方向前方にある階段51、
52に対する本体2の進入角度φ)が大きくなるにつれ
て、前記移動距離Mが大きくなる。この移動距離Mが移
動距離検出部132により測定されて検出される。な
お、移動距離検出部132は、距離検出器4、5の一方
の検出値(距離L1、L2の一方)が変化した時点で本
体2の移動距離の測定を開始し、その変化する移動距離
を逐次移動距離判定部133へ出力する。
の前面2aの傾き角度(進行方向前方にある階段51、
52に対する本体2の進入角度φ)が大きくなるにつれ
て、前記移動距離Mが大きくなる。この移動距離Mが移
動距離検出部132により測定されて検出される。な
お、移動距離検出部132は、距離検出器4、5の一方
の検出値(距離L1、L2の一方)が変化した時点で本
体2の移動距離の測定を開始し、その変化する移動距離
を逐次移動距離判定部133へ出力する。
【0029】移動距離判定部133は、移動距離検出部
132により検出される移動距離Mを所定値Yと常時比
較し、移動距離Mが所定値Y以上になったときに停止指
令(前記速度値が0の信号)をD/A変換器14を介し
てモータドライバー10へ出力する。
132により検出される移動距離Mを所定値Yと常時比
較し、移動距離Mが所定値Y以上になったときに停止指
令(前記速度値が0の信号)をD/A変換器14を介し
てモータドライバー10へ出力する。
【0030】この移動距離判定部133を設けた理由は
次の通りである。移動距離Mが所定値以上になったとい
うことは進入角度φ(図9参照)が大き過ぎることを意
味し、それ以上移動装置1が階段に向かって進むと(図
9の下の図はM=Yになった状態を示しており、この状
態から移動装置1が同図の左方へ進むと)、本体2の前
面2aの一方の端部(図9の下の図では距離検出器4側
の端部)が上り階段51にぶつかったり又は下り階段5
2から落下するおそれがあり危険であるため、このよう
な危険を回避する必要があるからである。
次の通りである。移動距離Mが所定値以上になったとい
うことは進入角度φ(図9参照)が大き過ぎることを意
味し、それ以上移動装置1が階段に向かって進むと(図
9の下の図はM=Yになった状態を示しており、この状
態から移動装置1が同図の左方へ進むと)、本体2の前
面2aの一方の端部(図9の下の図では距離検出器4側
の端部)が上り階段51にぶつかったり又は下り階段5
2から落下するおそれがあり危険であるため、このよう
な危険を回避する必要があるからである。
【0031】メモリ134は、距離演算部131で上式
(2)の演算を行なうのに必要な前記f、xの値、移動
距離判定部133で用いる所定値Y、進入角度演算部1
35で用いる両距離検出器4、5の間隔A(図9参
照)、進入角度判定部136で用いる所定の基準値(許
容値)等のデータを記憶している。
(2)の演算を行なうのに必要な前記f、xの値、移動
距離判定部133で用いる所定値Y、進入角度演算部1
35で用いる両距離検出器4、5の間隔A(図9参
照)、進入角度判定部136で用いる所定の基準値(許
容値)等のデータを記憶している。
【0032】進入角度演算部135は、前記進入角度φ
を、移動距離検出部132で演算される移動距離Mと両
距離検出器4、5の間隔Aとに基づき次式(3)により
演算する。
を、移動距離検出部132で演算される移動距離Mと両
距離検出器4、5の間隔Aとに基づき次式(3)により
演算する。
【0033】 φ= tan-1(M/A) (3) そして、進入角度判定部136は、進入角度演算部13
5で演算された進入角度φを許容値(所定の基準値)と
比較し、移動装置1が階段51、52を昇降可能な否か
を判定する。すなわち、進入角度判定部136は、進入
角度φが許容値以下のときには、オフの制御信号を電磁
ブレーキ18(図1参照)に出力してこのブレーキ18
の作動を解除し、これによって移動装置1の走行を可能
にすると共に、進入角度φが許容値より大きいときに
は、オンの制御信号を電磁ブレーキ18に出力してこの
ブレーキ18を作動させ、これによって移動装置1を停
止させるように構成されている。
5で演算された進入角度φを許容値(所定の基準値)と
比較し、移動装置1が階段51、52を昇降可能な否か
を判定する。すなわち、進入角度判定部136は、進入
角度φが許容値以下のときには、オフの制御信号を電磁
ブレーキ18(図1参照)に出力してこのブレーキ18
の作動を解除し、これによって移動装置1の走行を可能
にすると共に、進入角度φが許容値より大きいときに
は、オンの制御信号を電磁ブレーキ18に出力してこの
ブレーキ18を作動させ、これによって移動装置1を停
止させるように構成されている。
【0034】次に、上記位置実施例の動作を図10に基
づいて説明する。図10はCPU13が実行する処理を
示している。
づいて説明する。図10はCPU13が実行する処理を
示している。
【0035】まず、ステップ111では、距離検出器
4、5により発光側のレンズ42から走行路面50まで
の距離L1、L2をそれぞれ検出する。図7及び図8の
実線で示すように、移動装置1が上り階段51又は下り
階段52から離れた位置で走行路面50を走行している
ときには、距離L1、L2は一定(一定値N)である。
4、5により発光側のレンズ42から走行路面50まで
の距離L1、L2をそれぞれ検出する。図7及び図8の
実線で示すように、移動装置1が上り階段51又は下り
階段52から離れた位置で走行路面50を走行している
ときには、距離L1、L2は一定(一定値N)である。
【0036】次のステップ112では、距離L1、L2
の一方が変化したか否かを判定する。距離L1、L2が
共に一定のままであれば、ステップ112の判定結果が
NOになってステップ111へ戻り、このステップ11
1を実行してステップ112へ進む。ステップ112の
判定結果がYESになるまでステップ111及び112
を繰り返し実行する。
の一方が変化したか否かを判定する。距離L1、L2が
共に一定のままであれば、ステップ112の判定結果が
NOになってステップ111へ戻り、このステップ11
1を実行してステップ112へ進む。ステップ112の
判定結果がYESになるまでステップ111及び112
を繰り返し実行する。
【0037】距離L1、L2の一方が変化すると、ステ
ップ112の判定結果がYESになってステップ113
へ進み、移動距離Mの測定を開始する。すなわち、移動
装置1が図7、図8の一点鎖線及び図9で示す位置から
さらに階段51又は52へ向かって進むと、距離L1、
L2の一方(図9の上の図では距離検出器4により検出
される距離L1)が変化し、このとき移動距離Mの測定
を開始する。
ップ112の判定結果がYESになってステップ113
へ進み、移動距離Mの測定を開始する。すなわち、移動
装置1が図7、図8の一点鎖線及び図9で示す位置から
さらに階段51又は52へ向かって進むと、距離L1、
L2の一方(図9の上の図では距離検出器4により検出
される距離L1)が変化し、このとき移動距離Mの測定
を開始する。
【0038】次のステップ114では、移動距離Mが所
定値Yより小か否かを判定する。このとき、移動距離M
が所定値Yより小さければ、ステップ114の判定結果
がYESになってステップ115へ進む。
定値Yより小か否かを判定する。このとき、移動距離M
が所定値Yより小さければ、ステップ114の判定結果
がYESになってステップ115へ進む。
【0039】このステップ115では、距離L1、L2
の他方が変化したか否かを判定する。このとき、その他
方が一定のままであれば、ステップ115の判定結果が
NOになってステップ114に戻り、このステップ11
4で移動距離Mが所定値Yより小か否かを再び判定す
る。このとき、移動距離Mが所定値Y以上になっていれ
ば、ステップ114の判定結果がNOになり、ステップ
116へ進む。
の他方が変化したか否かを判定する。このとき、その他
方が一定のままであれば、ステップ115の判定結果が
NOになってステップ114に戻り、このステップ11
4で移動距離Mが所定値Yより小か否かを再び判定す
る。このとき、移動距離Mが所定値Y以上になっていれ
ば、ステップ114の判定結果がNOになり、ステップ
116へ進む。
【0040】このステップ116では、オンの制御信号
を電磁ブレーキ18へ出力してこのブレーキを作動さ
せ、移動装置1を停止させる。これによって、本体2の
前面2aの一方の端部(図9の下の図では距離検出器4
側の端部)が上り階段51にぶつかったり又は下り階段
52から落下する危険を未然に防止することができる。
を電磁ブレーキ18へ出力してこのブレーキを作動さ
せ、移動装置1を停止させる。これによって、本体2の
前面2aの一方の端部(図9の下の図では距離検出器4
側の端部)が上り階段51にぶつかったり又は下り階段
52から落下する危険を未然に防止することができる。
【0041】次のステップ117では、オフの制御信号
を電磁ブレーキ18へ出力してその作動を解除した後、
移動装置1を後進させて階段51又は52から離れた位
置に移動させる。
を電磁ブレーキ18へ出力してその作動を解除した後、
移動装置1を後進させて階段51又は52から離れた位
置に移動させる。
【0042】次のステップ118では、操舵を行なって
階段51又は52に対する移動装置1の傾斜角度を調整
することにより、進入角度φが小さくなるようにこれを
修正する。この修正後、ステップ111へ戻り、上記と
同様にステップ111、112及び113を実行してス
テップ114へ再び進む。
階段51又は52に対する移動装置1の傾斜角度を調整
することにより、進入角度φが小さくなるようにこれを
修正する。この修正後、ステップ111へ戻り、上記と
同様にステップ111、112及び113を実行してス
テップ114へ再び進む。
【0043】このとき、前記ステップ118で行なった
進入角度φの修正によって移動距離Mが所定値Yより小
さくなっていれば、ステップ114の判定結果がYES
になってステップ115へ進む。
進入角度φの修正によって移動距離Mが所定値Yより小
さくなっていれば、ステップ114の判定結果がYES
になってステップ115へ進む。
【0044】このステップ115で、距離L1、L2の
他方が変化したか否かを再び判定する。このとき、その
他方が一定のままであれば、ステップ115の判定結果
がNOになってステップ114に戻る。距離L1、L2
の他方が変化するまで、ステップ114及び115を繰
り返し実行する。
他方が変化したか否かを再び判定する。このとき、その
他方が一定のままであれば、ステップ115の判定結果
がNOになってステップ114に戻る。距離L1、L2
の他方が変化するまで、ステップ114及び115を繰
り返し実行する。
【0045】距離L1、L2の他方が変化してステップ
115の判定結果がYESになると、ステップ119へ
進み、移動距離Mの測定を中止し、このときの移動距離
Mを検出し、メモリ134に記憶する。
115の判定結果がYESになると、ステップ119へ
進み、移動距離Mの測定を中止し、このときの移動距離
Mを検出し、メモリ134に記憶する。
【0046】次のステップ120では、検出した移動距
離Mと両距離検出器4、5の間隔Aとに基づき、進入角
度φを上式(3)により演算する。
離Mと両距離検出器4、5の間隔Aとに基づき、進入角
度φを上式(3)により演算する。
【0047】次のステップ121では、進入角度φがメ
モリ134に記憶された許容値以下か否かを判定する。
進入角度φがメモリ134に記憶された許容値以上であ
れば、前記ステップ116へ再び進んで移動装置1を再
び停止させる。これによって、移動装置1が階段の昇降
途中で転倒したりする等の事故の発生、及び移動装置1
が昇降途中で階段の横壁にぶつかって最後まで昇降でき
なくなるのを未然に防止することができる。
モリ134に記憶された許容値以下か否かを判定する。
進入角度φがメモリ134に記憶された許容値以上であ
れば、前記ステップ116へ再び進んで移動装置1を再
び停止させる。これによって、移動装置1が階段の昇降
途中で転倒したりする等の事故の発生、及び移動装置1
が昇降途中で階段の横壁にぶつかって最後まで昇降でき
なくなるのを未然に防止することができる。
【0048】ステップ116の実行後、前記ステップ1
17及び118、ステップ111〜115、ステップ1
19及び120を実行してステップ121へ再び進み、
進入角度φが許容値以下か否かを判定する。このとき、
前記ステップ118で行なった進入角度φの修正によっ
て進入角度φが許容値以下になっていれば、ステップ1
22へ進む。
17及び118、ステップ111〜115、ステップ1
19及び120を実行してステップ121へ再び進み、
進入角度φが許容値以下か否かを判定する。このとき、
前記ステップ118で行なった進入角度φの修正によっ
て進入角度φが許容値以下になっていれば、ステップ1
22へ進む。
【0049】このステップ122では、階段51又は5
2に対する移動装置1の傾斜角度が昇降可能な角度より
小さくなっているので、移動装置1を階段51又は52
へ向かってそのまま前進させて階段へ進入させ、図11
に示す処理を終了する。
2に対する移動装置1の傾斜角度が昇降可能な角度より
小さくなっているので、移動装置1を階段51又は52
へ向かってそのまま前進させて階段へ進入させ、図11
に示す処理を終了する。
【0050】このように、上記一実施例によれば、両距
離検出器4、5の一方の検出値(距離L1又はL2の一
方)が変化してからその他方の検出値(距離L1又はL
2の他方)が変化するまでの間に本体2が移動する移動
距離Mと両距離検出器4、5の間隔Aとに基づき、角進
入度演算部135により進入角度φが演算され、進入角
度φが進入角度判定部136により許容値(所定の基準
値)と比較されて階段を昇降可能か否かが判定されるの
で、階段に対する移動装置の傾斜角度が昇降可能な角度
より小さくなっているか否かを操作者が判断する必要が
ない。そのため、階段を昇降可能な否かの操作者による
判断を不要にすることができ、昇降時の安全性及び昇降
の確実性を確保することができ、かつ階段の自動昇降に
対応可能となる。
離検出器4、5の一方の検出値(距離L1又はL2の一
方)が変化してからその他方の検出値(距離L1又はL
2の他方)が変化するまでの間に本体2が移動する移動
距離Mと両距離検出器4、5の間隔Aとに基づき、角進
入度演算部135により進入角度φが演算され、進入角
度φが進入角度判定部136により許容値(所定の基準
値)と比較されて階段を昇降可能か否かが判定されるの
で、階段に対する移動装置の傾斜角度が昇降可能な角度
より小さくなっているか否かを操作者が判断する必要が
ない。そのため、階段を昇降可能な否かの操作者による
判断を不要にすることができ、昇降時の安全性及び昇降
の確実性を確保することができ、かつ階段の自動昇降に
対応可能となる。
【0051】また、階段を昇降可能な否かの操作者によ
る判断を不要にしたので、階段昇降前に操作者が行なう
作業がなくなり、操作者の負担が軽減され、作業時間が
短縮されると共に、熟練のない操作者でも移動装置の階
段昇降を簡単に行なうことができる。
る判断を不要にしたので、階段昇降前に操作者が行なう
作業がなくなり、操作者の負担が軽減され、作業時間が
短縮されると共に、熟練のない操作者でも移動装置の階
段昇降を簡単に行なうことができる。
【0052】また、上記一実施例によれば、移動距離判
定部132が移動距離Mを所定値Yと比較し、移動距離
Mが所定値Y以上になったときには、移動装置を停止さ
せるので、移動装置1が階段に近づき過ぎて階段にぶつ
かったり又はそこから落下したりする危険を未然に防止
することができる。
定部132が移動距離Mを所定値Yと比較し、移動距離
Mが所定値Y以上になったときには、移動装置を停止さ
せるので、移動装置1が階段に近づき過ぎて階段にぶつ
かったり又はそこから落下したりする危険を未然に防止
することができる。
【0053】なお、この発明は、クローラにより階段を
昇降可能な移動装置であれば、どのようなタイプの移動
装置であっても適用される。例えば、この発明は、一本
の伝達部材を介して伝達される操作者の動きに追従して
移動する追従型移動装置にも適用可能である。この場
合、実施例のステップ117,118は人が行う。
昇降可能な移動装置であれば、どのようなタイプの移動
装置であっても適用される。例えば、この発明は、一本
の伝達部材を介して伝達される操作者の動きに追従して
移動する追従型移動装置にも適用可能である。この場
合、実施例のステップ117,118は人が行う。
【0054】また、上記一実施例では、距離検出器4、
5を移動装置本体2の前面2aの両側に設けているが、
距離検出器4、5と同じ2つの距離検出器を移動装置本
体2の後面の両側にも設けてもよい。この場合、移動装
置1を後進させるときにも、上述した説明と同様の動作
及び効果が得られる。また、距離検出器4、5を移動装
置本体2の両側面に設けてもよい。
5を移動装置本体2の前面2aの両側に設けているが、
距離検出器4、5と同じ2つの距離検出器を移動装置本
体2の後面の両側にも設けてもよい。この場合、移動装
置1を後進させるときにも、上述した説明と同様の動作
及び効果が得られる。また、距離検出器4、5を移動装
置本体2の両側面に設けてもよい。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明の移動装置によれば、両距離検出手段の一方の検出値
が変化してからその他方の検出値が変化するまでの間に
本体が移動する移動距離Mと両距離検出手段の間隔Aと
に基づき角度演算部により進入角度φが演算され、この
演算された進入角度φが進入角度判定部により所定の基
準値と比較されて階段を昇降可能か否かが判定される。
従って、階段を昇降可能か否かの操作者による判断を不
要にすることができ、昇降時の安全性及び昇降の確実性
を確保することでき、かつ階段の自動昇降に対応するこ
とができる。
明の移動装置によれば、両距離検出手段の一方の検出値
が変化してからその他方の検出値が変化するまでの間に
本体が移動する移動距離Mと両距離検出手段の間隔Aと
に基づき角度演算部により進入角度φが演算され、この
演算された進入角度φが進入角度判定部により所定の基
準値と比較されて階段を昇降可能か否かが判定される。
従って、階段を昇降可能か否かの操作者による判断を不
要にすることができ、昇降時の安全性及び昇降の確実性
を確保することでき、かつ階段の自動昇降に対応するこ
とができる。
【0056】請求項2記載の移動装置によれば、移動距
離判定部が移動距離Mを所定値と比較し、移動距離Mが
所定値以上になったときには、停止指令を駆動手段へ出
力して移動装置を停止させるので、階段に対する本体の
傾き角度が大き過ぎ、それ以上移動装置が階段に向かっ
て進むと移動装置が階段にぶつかったり又はそこから落
下したりする危険を未然に防止することができる。
離判定部が移動距離Mを所定値と比較し、移動距離Mが
所定値以上になったときには、停止指令を駆動手段へ出
力して移動装置を停止させるので、階段に対する本体の
傾き角度が大き過ぎ、それ以上移動装置が階段に向かっ
て進むと移動装置が階段にぶつかったり又はそこから落
下したりする危険を未然に防止することができる。
【図1】図1はこの発明の一実施例に係る移動装置の概
略構成を示すブロック図である。
略構成を示すブロック図である。
【図2】図2は移動装置の外観を示す斜視図である。
【図3】図3は距離検出器の外観を示す斜視図である。
【図4】図4は図3に示す距離検出器の原理及び内部構
造を説明するための図である。
造を説明するための図である。
【図5】図5は図3の距離検出器から照射光が走行路面
上に照射されている様子を示す図で、移動装置の前部を
側方から見た図である。
上に照射されている様子を示す図で、移動装置の前部を
側方から見た図である。
【図6】図6は図1に示すCPUの概略構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図7】図7は移動装置が上り階段に進入する様子を側
方から見たときの説明図である。
方から見たときの説明図である。
【図8】図8は移動装置が下り階段に進入する様子を側
方から見たときの説明図である。
方から見たときの説明図である。
【図9】図9は移動装置が上り又は下り階段に進入する
様子を上方から見たときの説明図で、下の図は上の図よ
りもさらに階段に近づいた状態を示す図である。
様子を上方から見たときの説明図で、下の図は上の図よ
りもさらに階段に近づいた状態を示す図である。
【図10】図10は一実施例における制御手段の処理動
作を示すフローチャートである。
作を示すフローチャートである。
1 移動装置 2 移動装置本体 3 クローラ(クローラ手段) 4 第1の距離検出器(第1の距離検出手段) 5 第2の距離検出器(第2の距離検出手段) 6 駆動手段 7 制御手段 132 移動距離検出部 133 移動距離判定部 135 進入角度演算部(角度演算部) 136 進入角度判定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 賢蔵 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株 式会社ニコン内 (72)発明者 保多 智之 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株 式会社ニコン内
Claims (2)
- 【請求項1】 移動装置本体に取り付けられたクローラ
走行手段と、この走行手段を駆動する駆動手段と、駆動
手段を制御する制御手段とを有し、平地での走行及び階
段の昇降が可能な移動装置において、 前記本体の前部両側に設けられ、進行方向前方の路面ま
での距離L1、L2をそれぞれ検出する第1及び第2の
距離検出手段と、 前記両距離検出手段の一方の検出値が変化してからその
他方の検出値が変化するまでの間に前記移動装置本体が
移動する移動距離Mを検出する移動距離検出部と、 前記移動距離Mと前記両距離検出手段の間隔Aとに基づ
き、進行方向前方にある階段に対する移動装置本体の進
入角度φを演算する角度演算部と、 前記演算部により演算された前記進入角度φを所定の基
準値と比較し、移動装置が階段を昇降可能か否かを判定
する進入角度判定部とを備えていることを特徴とする移
動装置。 - 【請求項2】 前記移動距離Mを所定値と比較し、前記
移動距離Mが所定値以上になったときに停止指令を前記
駆動手段へ出力する移動距離判定部を備えていることを
特徴とする請求項1記載の移動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7198114A JPH0926823A (ja) | 1995-07-11 | 1995-07-11 | 移動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7198114A JPH0926823A (ja) | 1995-07-11 | 1995-07-11 | 移動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0926823A true JPH0926823A (ja) | 1997-01-28 |
Family
ID=16385707
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7198114A Withdrawn JPH0926823A (ja) | 1995-07-11 | 1995-07-11 | 移動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0926823A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007161198A (ja) * | 2005-12-16 | 2007-06-28 | Sony Corp | 走行装置及びその制御方法 |
| US10245730B2 (en) * | 2016-05-24 | 2019-04-02 | Asustek Computer Inc. | Autonomous mobile robot and control method thereof |
| WO2019130990A1 (ja) * | 2017-12-26 | 2019-07-04 | 株式会社トクヤマ | 延伸多孔性フィルムおよびその製造方法 |
| CN112933456A (zh) * | 2021-03-02 | 2021-06-11 | 上海建工集团股份有限公司 | 一种施工用安全带挂靠状态安全监控系统及方法 |
-
1995
- 1995-07-11 JP JP7198114A patent/JPH0926823A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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