JPH09268599A - スイング式油圧ショベル - Google Patents
スイング式油圧ショベルInfo
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- JPH09268599A JPH09268599A JP1555797A JP1555797A JPH09268599A JP H09268599 A JPH09268599 A JP H09268599A JP 1555797 A JP1555797 A JP 1555797A JP 1555797 A JP1555797 A JP 1555797A JP H09268599 A JPH09268599 A JP H09268599A
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Abstract
ロント最小旋回姿勢での旋回半径を小さくできるスイン
グ式油圧ショベルを提供する。 【解決手段】湾曲部45は、スイングポスト4の垂直ピ
ンの軸心mに中心軸を持つ凹面45Aと、作業フロント
5のスイング時にスイングポスト後方突出部4Aが描く
軌跡と略一定の隙間を形成する第1の段差部45Bと、
足場確保用の略水平の面45C1を備えた第2の段差部
45Cを備えている。凹面45Aは、フロント最小旋回
姿勢で作業フロント5をスイングさせたときブーム16
の背面が描く軌跡に沿いかつこれと隙間を形成する形状
である。第1の段差部45は、作業フロント5のスイン
グ時に後方突出部4Aが描く軌跡とほぼ一定の隙間を形
成する曲面45B1と、作業フロント5のスイング時に
後方突出部4Aの下端が描く軌跡とほぼ一定の隙間を形
成する略水平の面45B2とを備えている。
Description
行体に旋回可能に載置された旋回体を備えた油圧ショベ
ルに係わり、例えば、側溝掘りを行うために旋回体の前
端側位置でブームが左・右にスイング可能となっている
スイング式油圧ショベルに関する。
旋回半径を小さくして作業フロントを旋回できるように
した小旋回型の油圧ショベルが脚光を浴びている。この
小旋回型の油圧ショベルは、車体位置を変えずに車幅側
方付近に側溝を掘ることができることが必須機能となっ
ており、そのためにオフセット式とスイング式とがあ
る。
イング式の例としては下記がある。 特開平3−255241号公報 この公知技術では、アームを、ブームの先端に左・右方
向にオフセット回動可能なオフセットアームと、ブーム
との平行を維持しつつオフセットアームに対して上・下
方向に揺動可能なバケットアームとで構成しており、ブ
ームを最大に振り上げた時にブームと旋回フレーム上に
おける運転室以外の大部分を覆う上部カバーとの干渉を
防止するために、上部カバーに縦方向の溝を形成した構
造が開示されている。 特開平5−125743号公報 この公知技術では、ブームが旋回体の前端側位置でスイ
ングポストを中心に左・右にスイング可能となっている
スイング式油圧ショベルが開示されている。 特開平7−243223号公報 この公知技術では、上記同様のスイング式油圧ショベ
ルにおいて、ブームを、スイングポストに対して上・下
方向に揺動可能なロアブームと、このロアブームに対し
て上・下方向に揺動可能なアッパーブームとを備えたツ
ーピースブームとし、さらにロアブームの揺動角に応じ
てロアブームとアッパーブーム間の角度を変化させる開
口角調整手段を設けた構造が開示されている。
圧ショベルの旋回フレーム上の運転室以外の部分は上部
カバーで覆われており、この上部カバーの内部には原動
機、油圧ポンプ、タンク等の機器が収納されることか
ら、上部カバーはそれらの機器を収納できる最小限度の
容積が必要である。
ルは、ブームを後方に振り上げたときにブームの背部が
入り込む縦方向の溝が上部カバーに設けられている。し
かし、オフセット式はブームが上下に回動するだけなの
で縦方向の溝による上部カバーの容積の低下は少なく、
上部カバー内には必要な機器を収納できる。また、ブー
ムを後方に大きく傾けることができるので、フロント最
小旋回姿勢ではフロント旋回半径を小さくすることがで
きる。
の上部(アッパーブーム)に複雑な平行リンク機構及び
その駆動用シリンダが設けられている。このため作業フ
ロントの重量が増大し、次のような問題を生じる。 (1)作業フロントの重量が非常に重くなり、作業フロ
ントの姿勢によっては重心位置がフロント先端方向に偏
るため安定性が悪くなる。 (2)作業フロントの重量が重いため、カウンタウェイ
トも重くする必要がある。これにより、ショベル全体の
重量がオフセット式でない標準機に比べると掘削能力が
1クラス上のレベルのショベルと同程度となり、運搬コ
ストが大きくなる。 (3)機体重量が増すため、原動機の出力を大きくする
必要があり、製造コスト及びランニングコストが高くな
る。またオフセット式では、ブームに対しアーム、バケ
ットを平行にオフセットするため、次のような問題を生
じる。 (4)ロアブームとアッパブーム間の連結に垂直ピンが
使用されており、掘削方向に対して大きな衝撃力や振動
が発生するブレーカ等のフロントアタッチメントによる
破砕作業を行った場合、上記垂直ピンが曲がる等の損傷
を引きおこしやすい。 (5)側溝を深く掘る場合、平行リンク機構の下部と地
表とが干渉する恐れがあるため、オフセット方式を用い
ない標準機に比べ掘削深さを大きくとれない。 (6)複雑な平行リンク機構を有するため製造コストが
高くなり、整備性も悪くなる。 (7)アーム及びバケットが運転室と反対側にオフセッ
トした場合、ブームが視界を遮るため、運転室から掘削
位置が見にくい。 このようなオフセット式の油圧ショベルに対し、上記
のようなスイング式の油圧ショベルでは、作業フロン
ト上部に複雑な平行リンク機構を用いないので、オフセ
ット式のような重量増加はなく、かつアーム、バケット
のオフセット移動による問題はない。
上下方向だけでなく水平方向にも回動(スイング)する
ため、ブームを後方に大きく傾けようとするとブームと
上部カバーの干渉範囲が大きくなり、上部カバーの容積
の減少が大きく、上部カバー内に必要な機器が収納でき
なくなる。このため、従来は、ブームを後方に傾ける角
度を小さくするか、スイングの中心である垂直ピンを前
方に出さざるを得ず、フロント最小旋回姿勢での旋回半
径を小さくできないという問題があった。
な平行リンク機構を持たないスイング式の油圧ショベル
において、上部カバー容積の減少を最小限にとどめ、か
つフロント最小旋回姿勢での旋回半径を小さくできるス
イング式油圧ショベルを提供することにある。
部走行体と、この下部走行体の上部に旋回可能に搭載さ
れた旋回フレームと、この旋回フレームに垂直ピンを中
心にして水平方向に回動可能に取り付けられたスイング
ポストと、このスイングポストに上下方向に回動可能に
取り付けられたブームを含む作業フロントと、前記旋回
フレーム上の幅方向一側に設けられた運転室と、前記旋
回フレーム上の運転室以外の大部分を覆い、原動機、油
圧ポンプ、タンク等の機器を収納する上部カバーとを有
し、前記作業フロントは、前記ブームを最大に振り上げ
該ブームが前記上部カバーに最も近づいたフロント最小
旋回姿勢にしたときに該ブームが前記運転室側方の位置
まで後方に傾き、これにより前記フロント最小旋回姿勢
での旋回半径を小さくしたスイング式油圧ショベルにお
いて、前記上部カバーのフロント側端部部分に前記作業
フロントの動作を許容する湾曲部を形成し、この湾曲部
は、前記垂直ピンの軸心に中心軸を持ち、かつ前記フロ
ント最小旋回姿勢で作業フロントをスイングさせたとき
に前記ブームの背面が描く軌跡に沿いかつこれと隙間を
形成する形状の凹面を含むことを特徴とするスイング式
油圧ショベルが提供される。すなわち、ブームを上部カ
バーに最も近づけた最小旋回姿勢でスイングすると、ブ
ームは旋回フレームに垂直ピンを中心にして取り付けら
れたスイングポストに上下方向に回動可能に取り付けら
れていることにより、ブーム背面の軌跡は垂直ピンの軸
心に中心軸を持つ例えば略逆円錐形状の軌跡を描くこと
になる。したがって、最小旋回姿勢でブームを後方に大
きく傾けようとすると、そのままではその軌跡のどこか
でブームと上部カバーとが干渉する。ここで本発明にお
いては、上部カバーのフロント側端部部分に形成した湾
曲部に、垂直ピンの軸心に中心軸を持ち上記軌跡に沿い
かつこれと隙間を形成する形状の凹面を設けることによ
り、最小旋回姿勢でブームを大きく後方に傾けてもブー
ムと上部カバーとを干渉しないようにすることができ
る。したがって、最小旋回姿勢でブームを大きく後方に
傾けることでフロント最小旋回姿勢での旋回半径を小さ
くすることができる。またこのとき、上部カバーの容積
の減少は湾曲部に形成された凹面の分だけの最小限にと
どまるので、上部カバー内への必要な機器の収納を確保
することができる。
前記スイング式油圧ショベルにおいて、前記旋回フレー
ムは、前記下部走行体の車幅内又はこの車幅に近い直径
内で旋回可能な寸法に形成され、前記作業フロントは、
前記旋回フレームの旋回半径の範囲内で旋回可能となる
よう構成されていることを特徴とするスイング式油圧シ
ョベルが提供される。すなわち、旋回フレームが下部走
行体の車幅内又はこの車幅に近い直径内で旋回可能な寸
法に形成され、作業フロントが旋回フレームの旋回半径
の範囲内で旋回可能となるよう構成されている場合に
は、上部カバーのスペースがより制約されることとなる
ので、より効果的である。
しくは、前記スイング式油圧ショベルにおいて、前記作
業フロントのブームはロアブームとアッパーブームとを
有するツーピースブームであり、前記作業フロントは、
一端が前記アッパーブームに連結され、前記ロアブーム
の揺動角に応じて該アッパーブームと該ロアブーム間の
角度を変化させるクロスロッドを有し、前記スイングポ
ストは前記クロスロッドの他端を連結した後方突出部を
有し、前記湾曲部は、前記凹面の下端に設けられかつ前
記作業フロントをスイングさせたときに前記スイングポ
ストの後方突出部が描く軌跡と略一定の隙間を形成する
第1の段差部をさらに含んでいることを特徴とするスイ
ング式油圧ショベルが提供される。すなわち、最小旋回
姿勢をとるためにロアブームを上昇させ作業フロントを
畳み込もうとするとき、一端がアッパーブームに連結さ
れ他端がスイングポストの後方突出部に連結されたクロ
スロッドで、アッパーブーム・ロアブーム間の角度を変
化させることができることにより、作業フロントを下部
走行体の車幅内又はこの車幅内に近い直径内で旋回可能
とする構成を容易に実現できる。そして湾曲部が、この
後方突出部がスイング時に描く軌跡と略一定の隙間を形
成する第1の段差部を備えていることにより、最小旋回
姿勢でスイングした場合にもその第1の段差部と後方突
出部との間に常に略一定の隙間が存在し、これらの干渉
を避けることができる。したがって、上部カバー内への
必要な機器の収納を確保しつつ、フロント最小旋回姿勢
において作業フロントを下部走行体の車幅内又はこの車
幅に近い直径内で旋回可能とすることができる。
しくは、前記スイング式油圧ショベルにおいて、前記第
1の段差部は、前記凹面の下端に連続して形成されかつ
前記作業フロントをスイングさせたときに前記スイング
ポストの後方突出部の後端が描く軌跡と略一定の隙間を
形成する略鉛直の曲面と、この略鉛直の曲面の前記作業
フロント側に連続して形成されかつ該作業フロントをス
イングさせたときに前記スイングポストの後方突出部の
下端が描く軌跡と略一定の隙間を形成する略水平の面と
を備え、前記略鉛直の曲面は前記垂直ピンの軸心に中心
軸を持っており、前記略水平の面の自由端は前記垂直ピ
ンの軸心に中心軸を持つ円弧形状をしていることを特徴
とするスイング式油圧ショベルが提供される。すなわ
ち、最小旋回姿勢でブームが運転室側方の位置まで後方
に傾いたときには、例えばバケット等に付着した土砂が
不用意に上部カバーの湾曲部に落下し、凹面上を垂直ピ
ンへ向かって一気に滑り落ち、垂直ピン近傍に挟まって
スイングポストの回動動作を阻害したりロアブームの取
り付け部近傍に挟まってロアブームの回動動作を阻害す
る可能性がある。そこで、第1の段差部に略鉛直の曲面
と略水平の面を設け、凹面上を滑ってきた土砂をその略
水平の面で一旦貯留させた後、スイングポストの回動運
動で周方向に土砂を掻き出して排除することにより、垂
直ピンやロアブームの取り付け部近傍を土砂から保護す
ることができる。
しくは、前記スイング式油圧ショベルにおいて、前記略
水平の面は、周方向両端部近傍の高さが、周方向中央部
近傍よりも低くなっていることを特徴とするスイング式
油圧ショベルが提供される。これにより、第1の段差部
に一旦貯留される土砂を周方向両端部へ誘導できるの
で、垂直ピンやロアブームの取り付け部近傍をさらに確
実に保護することができる。
くは、前記スイング式油圧ショベルにおいて、前記湾曲
部は、前記凹面の高さ方向中間部に設けられかつ足場確
保用の略水平の面を備えた第2の段差部をさらに含んで
いることを特徴とするスイング式油圧ショベルが提供さ
れる。すなわち、第2の段差部を形成する略水平の面を
作業員の足場として活用することにより、メンテナンス
時におけるウォークスルーを実現することができ、作業
性を向上することができる。
ョベルの一実施形態を図に基づいて説明する。図1は本
実施形態によるスイング式油圧ショベルの全体構造を示
す上面図であり、図2は図1中A方向から見た側面図で
あり、図3は図1中B方向から見た側面図であり、図4
は図1に示された油圧ショベルの一部透視斜視図であ
る。これら図1〜図4において、本実施形態による油圧
ショベルは、走行手段としての左右の履帯1L,1Rを
備えた下部走行体2と、この下部走行体2の上部に旋回
可能に搭載された旋回フレーム3と、この旋回フレーム
3に垂直ピン(図示せず)を中心にして水平方向に回動
可能に取り付けられたスイングポスト4と、このスイン
グポスト4に上下方向に回動可能に取り付けられた作業
フロント5と、旋回フレーム3上に設けられ座席6を備
えた運転室7と、旋回フレーム3上の運転室7以外の大
部分を覆う上部カバー8とを備えている。
レーム9と、このトラックフレーム9の左・右両側の後
端近傍に回転自在に支持された駆動輪10L,10R
と、駆動輪10L,10Rをそれぞれ駆動する左・右走
行用モータ11L,11Rと、トラックフレーム9の左
・右両側の前端近傍に回転自在に支持され、履帯1L,
1Rを介し駆動輪10の駆動力でそれぞれ回転される回
転輪(アイドラ)12L,12Rと、トラックフレーム
9の前方側に上下動可能に設けられ、ブレードシリンダ
13により上下動する排土用のブレード14とを備えて
いる。また下部走行体2の中央部には旋回台軸受15が
配置されている。
ッパーブーム16Uとからなるツーピースブームである
ブーム16と、アッパーブーム16Uに回動可能に結合
されたアーム17と、アーム17に回動可能に結合され
たバケット18と、一端がアッパーブーム16Uに連結
されアッパーブーム16Uとロアブーム16Lとの間の
角度を変化させるクロスロッド19を備えている。そし
て、ロアブーム16L、アーム17、及びバケット18
は、それぞれブームシリンダ20、アームシリンダ2
1、及びバケットシリンダ22により動作する。
られるスイングポスト4の詳細構造を図5に示す。図5
(a)及び図5(b)は、それぞれスイングポスト4の
側面図及び上面図であり、図5(c)は図5(a)中C
方向から見た正面図である。これら図5(a)〜(c)
及び図2において、スイングポスト4は、孔4a,4b
に挿入される垂直ピン(図示せず)を介し、旋回フレー
ム3に対し軸心mまわりに回動可能となっている。また
スイングポスト4は、旋回フレーム3に設けられたスイ
ングシリンダ23に、孔4c,4dに挿入される連結ピ
ン(図示せず)を介して連結されており、スイングシリ
ンダ23の伸縮でスイングポスト4全体が軸心mまわり
に回動することによって、作業フロント5が左・右にス
イングするようになっている。
fに挿入される連結ピン(図示せず)を介し、ロアブー
ム16Lの一端が軸心nまわりに回動可能に連結され
る。さらに、孔4gに挿入される連結ピン(図示せず)
を介し、ロアブーム16Lを作動させるブームシリンダ
20のボトム部が回動可能に連結される。このとき、後
方突出部4Aに設けられた孔4h,4iに挿入される連
結ピン(図示せず)を介し、一端がアッパーブーム16
Uに連結されたクロスロッド19の他端が、軸心lまわ
りに回動可能に連結される。これにより、クロスロッド
19がフロント形状を規制するリンク部材として機能
し、ロアブーム16Lの旋回フレーム3に対する回動角
に応じて、アッパーブーム16Uとロアブーム16Lと
の間の角度を変化させるようになっている。
の中心近傍に、下部走行体2に対し旋回フレーム3を旋
回させる旋回モータ24が配置されている。このとき、
旋回フレーム3は、図1に示すように、下部走行体2の
車幅内に近い直径(=車幅よりも若干大きい直径)内で
旋回可能な寸法に構成されている。
16が最も上部カバー8に最も近づく最小旋回姿勢(以
下単にフロント最小旋回姿勢という)をとる際におい
て、ロアブーム16Lを上昇させ作業フロント5を畳み
込むと、アッパーブーム16Uとスイングポスト4の後
方突出部4Aとにそれぞれ連結されたクロスロッド19
がアッパーブーム16U・ロアブーム16L間の角度を
変化させ、これにより、ブーム16が運転室7の側方の
位置まで後方に傾いて(図2参照)、作業フロント5が
旋回フレーム3の旋回半径の範囲内、すなわち下部走行
体2の車幅内に近い直径内で旋回可能となるよう構成さ
れている。そしてこのとき、前述したスイングポスト4
の孔4a,4bに挿入される垂直ピン(軸心m)の位置
は、図1に示すように、旋回フレーム3の旋回半径内と
なっている。
エータ、すなわち、ブレードシリンダ13、旋回モータ
24、ブームシリンダ20、アームシリンダ21、バケ
ットシリンダ22、スイングシリンダ23、及び左・右
走行用油圧モータ11は、特に詳細な説明を行わない
が、公知の油圧駆動装置(例えば特開平7−18929
8号公報、特開平7−26592号公報)により駆動さ
れる。
3上の左側に設けられている。この運転室7の詳細構造
を図6〜図8に示す。図6は、運転室7の上面図であ
り、図7は、図6中D方向からみた正面図であり、図8
は、図6中E方向からみた側面図である。図6〜図8に
おいて、運転室7内の座席6より前方には、下部走行体
2の左・右走行用油圧モータ11L,11Rをそれぞれ
駆動するための左・右走行レバー25L,25Rと、ス
イングシリンダ23を駆動し作業フロント5をスイング
させるためのスイングペダル26と、オペレータの前方
への転落防止のための前ステー27とが設けられてい
る。座席6の左側には、オペレータの左側への転落防止
のためのサイドステー28及びサイドカバー29が設け
られ、座席6の右側には、ブレードシリンダ13を駆動
しブレード14を上下動させるためのブレードレバー3
0と、各種スイッチ及びモニターが配置されたスイッチ
・モニターパネル31と、燃料タンク32からの燃料供
給を制御するための燃料レバー33とが設けられてい
る。そして、座席6の両側には、ブームシリンダ20、
アームシリンダ21、及びバケットシリンダ22を駆動
してロアブーム16L、アーム17、及びバケット18
をそれぞれ動作させるための左・右作業レバー34L,
34Rが設けられている。
天窓35を備えたルーフ36と、座席6の後方に設けら
れた後壁37と、座席6の内側(右側)側方に設けられ
た側壁38と、側壁38に連続して設けられ、それらを
平面視したときに作業フロント5側端が運転室7の前縁
部7Aに至る斜壁39とを有している。さらに、側壁3
8の上端近傍には運転室7内側に向かって凹んだ形状の
凹み部分38aを備えている。これにより、フロント最
小旋回姿勢時において、ロアブーム16Lとアッパーブ
ーム16Uとの連結ピン40やクロスロッド37とアッ
パーブーム16Uとの連結ピン41の近傍が、側壁38
に干渉するのを防止できるようになっている(図2参
照)。
はいずれも大部分が透過性材料で形成され、略鉛直に配
設されている。また、斜壁39は略平面形状であり、側
壁38は斜壁39側の部分は凹み部分38aを除いて略
平面形状であるが後壁37側は曲面形状であり、後壁3
7は曲面形状である。
に、その内部に、エンジン42、このエンジン42に駆
動される油圧ポンプ43、エンジン42の燃料を貯留す
る燃料タンク32、及びこの油圧ポンプ43の圧油源と
なる作動油タンク44等の機器を収納する。このとき、
エンジン42、油圧ポンプ43、及び燃料タンク32
は、上部カバー8内において運転室7の右側に配置され
ており、油圧ポンプ43の圧油源となる作動油タンク4
4は、上部カバー8内において運転室7の後方に配置さ
れている。本実施形態の要部であるこの上部カバー8に
ついて図9〜図11により説明する。
造を示す上面図、及び上部カバー8の概略構造を表す斜
視図であり、図11は、フロント最小旋回姿勢における
湾曲部(後述)とロアブーム16Lとの位置関係を示す
説明用断面図である。これら図9〜図11及び図1にお
いて、上部カバー8には、作業フロント5側の端部部分
に作業フロント5の動作を許容する(言い換えれば作業
フロント5との干渉を回避するための)湾曲部45が形
成されている。この湾曲部45は、スイングポスト4の
垂直ピンの軸心m(図1参照)に中心軸を持つ凹面45
Aと、凹面45Aの下端に設けられ、作業フロント5を
スイングさせたときにスイングポスト4の後方突出部4
Aが描く軌跡とほぼ一定の隙間を形成する(図11参
照)第1の段差部45Bと、凹面45Aの高さ方向中間
部に設けられかつ足場確保用の略水平の面45C1を備
えた第2の段差部45Cを有している。
業フロント5をスイングさせたときブーム16の背面が
描く軌跡に沿いかつこれと隙間を形成する形状(例えば
略すり鉢形状、図11参照)となっている。第1の段差
部45Bは、凹面45Aの下端に連続して形成され、作
業フロント5をスイングさせたときにスイングポスト4
の後方突出部4Aが描く軌跡とほぼ一定の隙間を形成す
る略鉛直の曲面45B1(図11参照)と、この曲面4
5B1の作業フロント5側に連続して形成され、作業フ
ロント5をスイングさせたときにスイングポスト4の後
方突出部4Aの下端が描く軌跡とほぼ一定の隙間を形成
する略水平の面45B2(同)とを備えている。略鉛直
の曲面45B1は、スイングポスト4の垂直ピンの軸心
mに中心軸を持った形状となっている。また略水平の面
45B2は、その自由端が垂直ピンの軸心mに中心軸を
持つ円弧形状をしており、かつ周方向両端部45B2l,
45B2r近傍の高さが、周方向中央部45B2m近傍より
も低くなっている。
動油タンク44のカバーであるオイルタンクカバー4
6、メンテナンス時に開閉する点検カバー47、燃料タ
ンク32に燃料を補給するための給油穴48等が設けら
れている。
ば、以下の作用を奏する。すなわち、ブーム16を上部
カバー8に最も近づけた最小旋回姿勢で作業フロント5
をスイングすると、ブーム16背面の軌跡は垂直ピンの
軸心mに中心軸を持つ軌跡を描くことになる。したがっ
て、この最小旋回姿勢においてブーム16を後方に大き
く傾けようとする場合には、そのままではその軌跡のど
こかでブーム16と上部カバー8とが干渉する。ここで
本実施形態においては、上部カバー8の作業フロント5
側端部部分に湾曲部45を形成するとともに、この湾曲
部45に、垂直ピンの軸心mに中心軸を持ち、上記軌跡
に沿い、かつその軌跡と隙間を形成する形状の凹面45
Aを設ける。これにより、最小旋回姿勢でブーム16を
大きく後方に傾けても、ブーム16と上部カバー8とが
干渉しないようにすることができる。なおこのとき、例
えば小旋回時にバケット18から落下した土砂が凹面4
5Aによってずり落ちやすくなるので、上部カバー8上
に土砂が堆積するのを低減できる効果もある。
後方突出部4Aがスイング時に描く軌跡と略一定の隙間
を形成する第1の段差部45Bを設けることにより、最
小旋回姿勢でスイングした場合にもその第1の段差部4
5Bと後方突出部4Aとの間に常に略一定の隙間が存在
し、これらの干渉を避けることができる。
り最小旋回姿勢時にブーム16を大きく後方に傾けるこ
とができるので、作業フロント5を旋回フレーム3の旋
回半径内、すなわち下部走行体2の車幅に近い直径内で
旋回可能とすることができる。
7側方の位置まで後方に傾いたときには、例えばバケッ
ト18等に付着した土砂が不用意に湾曲部45に落下
し、凹面45A上を垂直ピンへ向かって一気に滑り落
ち、垂直ピン近傍に挟まってスイングポスト4の回動動
作を阻害したりロアブーム16Lの取り付け部近傍に挟
まってロアブーム16Lの回動動作を阻害する可能性が
ある。そこで、本実施形態においては、第1の段差部4
5Bに略鉛直の曲面45B1と略水平の面45B2を設け
ることにより、凹面45A上を滑ってきた土砂を略水平
の面45B1で一旦貯留させた後、スイングポスト4の
回動運動で周方向に土砂を掻き出して排除し、垂直ピン
やロアブーム16Lの取り付け部近傍を土砂から保護す
ることができる。さらにこのとき、周方向両端部45B
2l,45B2r近傍の高さが、周方向中央部45B2m近傍
よりも低くなっていることにより、第1の段差部45B
に一旦貯留される土砂を周方向両端部45B2l,45B
2rへ誘導できるので、垂直ピンやロアブーム16Lの取
り付け部近傍をさらに確実に保護することができる。
5C1を作業員の足場として活用することにより、メン
テナンス時におけるウォークスルーを実現することがで
き、作業性を向上することができる。
積の減少は、湾曲部45に形成された凹面45A、第1
の段差部45B、及び第2の段差部45Cの分だけの最
小限にとどまるので、上部カバー8内への必要な機器の
収納を確保することができる。
ーム3が下部走行体2の車幅に近い直径(車幅よりもわ
ずかに大きい直径)内で旋回可能であり、作業フロント
5は最小旋回姿勢において旋回フレーム3の旋回半径内
で旋回可能となるように構成されていたが、これに限ら
れない。すなわち、旋回フレーム3が下部走行体2より
ある程度大きな直径内で旋回する油圧ショベル、逆に旋
回フレーム3が下部走行体2の車幅内で旋回可能である
油圧ショベル、あるいは作業フロント5が旋回フレーム
3の旋回半径よりわずかに大きな(旋回半径に近い)範
囲で旋回可能な油圧ショベル、作業フロント5が旋回フ
レーム3の旋回半径よりある程度大きな範囲で旋回可能
な油圧ショベルにも本発明は適用可能である。そしてこ
れらの場合も、上部カバー8内の容積の減少を最小限に
とどめつつ作業フロント5の最小旋回姿勢での旋回半径
を小さくできるという、本発明本来の効果を得ることが
できる。但し、旋回フレーム3がより狭い直径で旋回す
る油圧ショベルほど、また作業フロント5が最小旋回姿
勢においてより狭い直径で旋回可能な油圧ショベルほ
ど、上部カバー8内のスペースがより制約されることと
なるので、より効果的である。
2ピースブームタイプのブーム16を備える場合を例に
取って説明したが、これに限られず、モノブームタイプ
の油圧ショベルに適用してもよい。この場合も、同様の
効果を得ることができる。
を大きく後方に傾けた場合にも、湾曲部に備えた凹面に
よって作業フロントと上部カバーの干渉を避けることが
できる。したがって、上部カバー容積の減少を最小限に
とどめつつ、フロント最小旋回姿勢での旋回半径を小さ
くできる。
ベルの全体構造を示す上面図である。
である。
図、及び正面図である。
面図である。
斜視図である。
ブームとの位置関係を示す説明用断面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】下部走行体と、この下部走行体の上部に旋
回可能に搭載された旋回フレームと、この旋回フレーム
に垂直ピンを中心にして水平方向に回動可能に取り付け
られたスイングポストと、このスイングポストに上下方
向に回動可能に取り付けられたブームを含む作業フロン
トと、前記旋回フレーム上の幅方向一側に設けられた運
転室と、前記旋回フレーム上の運転室以外の大部分を覆
い、原動機、油圧ポンプ、タンク等の機器を収納する上
部カバーとを有し、前記作業フロントは、前記ブームを
最大に振り上げ該ブームが前記上部カバーに最も近づい
たフロント最小旋回姿勢にしたときに該ブームが前記運
転室側方の位置まで後方に傾き、これにより前記フロン
ト最小旋回姿勢での旋回半径を小さくしたスイング式油
圧ショベルにおいて、 前記上部カバーのフロント側端部部分に前記作業フロン
トの動作を許容する湾曲部を形成し、この湾曲部は、前
記垂直ピンの軸心に中心軸を持ち、かつ前記フロント最
小旋回姿勢で作業フロントをスイングさせたときに前記
ブームの背面が描く軌跡に沿いかつこれと隙間を形成す
る形状の凹面を含むことを特徴とするスイング式油圧シ
ョベル。 - 【請求項2】請求項1記載のスイング式油圧ショベルに
おいて、前記旋回フレームは、前記下部走行体の車幅内
又はこの車幅に近い直径内で旋回可能な寸法に形成さ
れ、前記作業フロントは、前記旋回フレームの旋回半径
の範囲内で旋回可能となるよう構成されていることを特
徴とするスイング式油圧ショベル。 - 【請求項3】請求項2記載のスイング式油圧ショベルに
おいて、前記作業フロントのブームはロアブームとアッ
パーブームとを有するツーピースブームであり、前記作
業フロントは、一端が前記アッパーブームに連結され、
前記ロアブームの揺動角に応じて該アッパーブームと該
ロアブーム間の角度を変化させるクロスロッドを有し、
前記スイングポストは前記クロスロッドの他端を連結し
た後方突出部を有し、前記湾曲部は、前記凹面の下端に
設けられかつ前記作業フロントをスイングさせたときに
前記スイングポストの後方突出部が描く軌跡と略一定の
隙間を形成する第1の段差部をさらに含んでいることを
特徴とするスイング式油圧ショベル。 - 【請求項4】請求項3記載のスイング式油圧ショベルに
おいて、前記第1の段差部は、前記凹面の下端に連続し
て形成されかつ前記作業フロントをスイングさせたとき
に前記スイングポストの後方突出部の後端が描く軌跡と
略一定の隙間を形成する略鉛直の曲面と、この略鉛直の
曲面の前記作業フロント側に連続して形成されかつ該作
業フロントをスイングさせたときに前記スイングポスト
の後方突出部の下端が描く軌跡と略一定の隙間を形成す
る略水平の面とを備え、前記略鉛直の曲面は前記垂直ピ
ンの軸心に中心軸を持っており、前記略水平の面の自由
端は前記垂直ピンの軸心に中心軸を持つ円弧形状をして
いることを特徴とするスイング式油圧ショベル。 - 【請求項5】請求項4記載のスイング式油圧ショベルに
おいて、前記略水平の面は、周方向両端部近傍の高さ
が、周方向中央部近傍よりも低くなっていることを特徴
とするスイング式油圧ショベル。 - 【請求項6】請求項1記載のスイング式油圧ショベルに
おいて、前記湾曲部は、前記凹面の高さ方向中間部に設
けられかつ足場確保用の略水平の面を備えた第2の段差
部をさらに含んでいることを特徴とするスイング式油圧
ショベル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01555797A JP3540541B2 (ja) | 1996-01-30 | 1997-01-29 | スイング式油圧ショベル |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8-14104 | 1996-01-30 | ||
| JP1410496 | 1996-01-30 | ||
| JP01555797A JP3540541B2 (ja) | 1996-01-30 | 1997-01-29 | スイング式油圧ショベル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09268599A true JPH09268599A (ja) | 1997-10-14 |
| JP3540541B2 JP3540541B2 (ja) | 2004-07-07 |
Family
ID=26350006
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP01555797A Expired - Fee Related JP3540541B2 (ja) | 1996-01-30 | 1997-01-29 | スイング式油圧ショベル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3540541B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006266037A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Kubota Corp | 旋回作業機 |
| EP2208827A3 (en) * | 2009-01-16 | 2014-04-23 | Kobelco Construction Machinery Co. Ltd. | Boom of a working machine |
-
1997
- 1997-01-29 JP JP01555797A patent/JP3540541B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006266037A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Kubota Corp | 旋回作業機 |
| EP2208827A3 (en) * | 2009-01-16 | 2014-04-23 | Kobelco Construction Machinery Co. Ltd. | Boom of a working machine |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3540541B2 (ja) | 2004-07-07 |
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