JPH09269372A - 光波距離計 - Google Patents
光波距離計Info
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- JPH09269372A JPH09269372A JP8029096A JP8029096A JPH09269372A JP H09269372 A JPH09269372 A JP H09269372A JP 8029096 A JP8029096 A JP 8029096A JP 8029096 A JP8029096 A JP 8029096A JP H09269372 A JPH09269372 A JP H09269372A
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- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
Abstract
づいて、被測定物体に対する距離の計測精度を向上させ
る。 【構成】 本発明の光波距離計は、(a)基本信号に少
なくとも3種類の位相変調を時分割に施した参照信号を
発生するとともに、参照信号と同一の周波数を有する駆
動信号を発生する信号発生回路20と、(b)信号発生
回路20から入力した駆動信号に基づいて発生させた測
定光を被測定物体10に投射する光源30と、(c)被
測定物体10から入力した測定光に基づいて検出信号を
生成する光検出器40と、(d)光検出器40から入力
した検出信号と信号発生回路20から入力した参照信号
とを重ね合わせた干渉信号を生成するホモダイン処理回
路50,60と、(e)ホモダイン処理回路50,60
から入力した干渉信号の波高を参照信号の少なくとも3
種類の位相切替に対応して相互に比較し、測定光の発光
時と受光時との間の位相差を検出する位相検出回路70
とを備える。
Description
光を照射し、被測定物体で散乱反射された信号光を検出
することにより、信号光の発光時と受光時との間の位相
差に基づいて被測定物体に対する距離を計測する光波距
離計に関する。
発光時と受光時との間の位相差を検出するために、ヘテ
ロダイン(Heterodyne)技術が主に適用されている。こ
の技術においては、信号光を検出する光検出器から出力
された検出信号と、この検出信号の周波数と微妙に異な
る周波数を有する参照信号とを重ね合わせることによ
り、検出信号の位相情報を保持する干渉信号を発生させ
る。
数差は、比較的小さく設定されている。これにより、検
出信号と参照信号との間の位相差を保持した状態で、検
出信号と参照信号との間の周波数差が干渉信号の周波数
として低域変換されるので、干渉信号の位相を検出する
ことができる。そのため、干渉信号の位相の測定値と参
照信号の位相の設定値とに基づいて、検出信号の位相を
算出することにより、信号光の発光時と受光時との間の
位相差を高い分解能で測定することができる。
術においては、検出信号及び参照信号の各周波数の安定
性が、低域変換の割合に対応して拡大され、位相の測定
精度に大きく影響してしまう。そのため、信号光を発生
する光源に対して駆動信号を発生させる発振子や、参照
信号を発生させる発振子などに、高精度の動作安定性で
各信号周波数を一定に保持させる必要がある。また、干
渉信号の位相を検出するために、高速に動作する比較器
や計数回路なとが必要となるので、回路構成が複雑とな
ってしまう。
する要請を考慮する必要がないものとして、ホモダイン
(Homodyne)技術がある。この技術においては、信号光
を検出する光検出器から出力された検出信号と、この検
出信号の周波数と同一の周波数を有する参照信号とを重
ね合わせることにより、検出信号の位相情報を保持する
干渉信号を発生させる。
とを含むので、高周波成分の振幅を取り扱うことができ
ない。そのため、検出信号と参照信号との間の位相差に
依存する直流成分の波高を取り扱うことになる。これに
より、干渉信号の波高の測定値と参照信号の位相の設定
値とに基づいて、検出信号の位相を算出することによ
り、信号光の発光時と受光時との間の位相差を高い分解
能で測定することができる。
先行技術に関しては、電波距離計が実開平4−3373
号公報などに詳細に記載されている。この電波距離計
は、被測定物体に信号電波を発信し、被測定物体で散乱
反射された信号電波を受信することにより、信号電波の
発信時と受信時との間の位相差ではなく時間差に基づい
て被測定物体に対する距離を計測している。
術に基づいて、信号電波を受信する受信器から出力され
た検出信号と、この検出信号の周波数と同一の周波数を
有する参照信号とを、乗算器で重ね合わせて干渉信号を
発生させる際に、検出信号のレベルに対応して参照信号
の位相を制御することにより、一種の可変減衰機構とし
て、干渉信号の波高増幅によって発生する波形歪みを低
減させる。
号の中で位相情報及び強度情報を含む直流成分を取り扱
うことにしても、直流成分の強度は信号光の強度も含む
ため、干渉信号の波高が変化した場合に、振幅変化によ
るものなのか、あるいは、位相変化によるものなのかを
判別することが困難であり、信号処理回路における増幅
器のオフセット誤差を含む利得誤差が位相の測定精度に
大きく影響してしまう。
に対して一定の利得を与えるために、干渉信号の波高を
増幅する増幅器に、比較的広いダイナミックレンジと高
い利得安定度とを設定することが必要となる。また、実
際の乗算器はフィードスルーを有するため、参照信号の
位相を切り替える際に低周波成分が同期して発生し、干
渉信号の波高のレベルに大きく影響することがある。し
たがって、被測定物体に対する距離の計測精度を大幅に
向上させることが困難である。
なされたものであり、位相シフト法を利用したホモダイ
ン技術に基づいて、検出信号と参照信号との間の位相差
を検出することにより、被測定物体に対する距離の計測
精度を向上させる光波距離計を提供することを目的とす
る。
ために、本発明のうちで請求項1記載の光波距離計は、
(a)基本信号に少なくとも3種類の位相変調を時分割
に施した参照信号を発生するとともに、この参照信号の
周波数と同一の周波数を有する駆動信号を発生する信号
発生回路と、(b)この信号発生回路から入力した駆動
信号に基づいて発生させた信号光を被測定物体に投射す
る光源と、(c)被測定物体で散乱反射されて入射した
信号光に基づいて検出信号を生成する光検出器と、
(d)この光検出器から入力した検出信号と信号発生回
路から入力した参照信号とを重ね合わせた干渉信号を生
成するホモダイン処理回路と、(e)このホモダイン処
理回路から入力した干渉信号の波高を参照信号の少なく
とも3種類の位相切替に対応して相互に比較し、信号光
の発光時と受光時との間の位相差を検出する位相検出回
路とを備えることを特徴とする。
生回路は、少なくとも3種類の位相変調を周期的に施し
た参照信号をホモダイン処理回路に出力するとともに、
この参照信号と同一の周波数を有する駆動信号を光源に
出力する。これにより、光源は、信号発生回路から入力
した駆動信号に対応した信号光を発生し、この信号光を
被測定物体に照射する。光検出器は、被測定物体で散乱
反射された信号光を受光し、この信号光に対応した検出
信号をホモダイン処理回路に出力する。
回路から入力した検出信号と信号発生回路から入力した
参照信号とを重ね合わせることにより、干渉信号を生成
して位相検出回路に出力する。ここで、参照信号は、検
出信号と同一の周波数を有するとともに、検出信号の位
相に対して時分割に変動した少なくとも3種類の位相を
有する。そのため、干渉信号は、検出信号と参照信号と
の間の位相差に対応して少なくとも3つの波高を有し、
参照信号の位相切替に同期して周期的に変動している。
技術の原理に基づいて、ホモダイン処理回路から入力し
た干渉信号の波高を参照信号の位相切替に対応して相互
に比較することにより、信号光の発光時と受光時との間
の位相差を高精度に検出する。
求項1記載の光波距離計において、基本信号として第1
基本信号を発生する発振器と、この発振器から入力した
第1基本信号の位相をπ、π/2及び3π/2だけシフ
トした第2ないし第4基本信号をそれぞれ生成する第1
ないし第3位相シフタと、第1基本信号の周期よりも大
きい周期を有する切替信号を発生する切替信号発生器
と、この切替信号発生器から入力した切替信号に基づい
て、発振器及び第1ないし第3位相シフタから入力した
第1ないし第4基本信号の一つを順次選択して参照信号
を生成する切替器とを、信号発生回路に含ませることを
特徴とする。
載の光波距離計において、発振器から入力した第1基本
信号の位相を所定値だけシフトした駆動信号を生成する
ことにより、被測定物体に対する測距範囲に対応して干
渉信号の波高を基準値以上に設定させる第4位相シフタ
を、信号発生回路に含ませることを特徴とする。
載の光波距離計において、信号発生回路から入力した切
替信号に基づいて、ホモダイン処理回路から入力した干
渉信号を選択することにより、干渉信号の位相情報を含
む位相信号を生成する切替器と、この切替器から入力し
た位相信号を直流変換する積分器とを、位相検出回路に
含ませることを特徴とする。
いし請求項4のいずれか一つに記載の光波距離計におい
て、参照信号の少なくとも3種類の位相切替時にデュー
ティ比を50%で一定に保持する回路構成を、信号発生
回路に含ませることを特徴とする。
号の位相を切り替える際に低周波成分が同期して発生し
ても、この低周波成分は信号発生回路から出力される以
前に除去されてしまう。これにより、ホモダイン処理回
路で検出信号と重ね合わされる参照信号は、このような
低周波成分による影響から排除されている。したがっ
て、この光波距離計は、信号光の発光時と受光時との間
の位相差をよりいっそう高精度に検出する。
載の光波距離計において、参照信号の少なくとも3種類
の位相切替に同期した低周波成分を除去する狭帯域フィ
ルタを、信号発生回路に含ませることを特徴とする。
いし請求項6のいずれか一つに記載の光波距離計におい
て、参照信号を第1参照信号として発生するとともに、
第1参照信号の位相をπ/2だけシフトした第2参照信
号をさらに発生する回路構成を、信号発生回路に含ませ
るとともに、光検出器から入力した検出信号に対して、
信号発生回路から入力した第1及び第2参照信号をそれ
ぞれ乗じる処理を並列して実行する2系統の回路構成
を、ホモダイン処理回路に含ませることを特徴とする。
いし請求項7のいずれか一つに記載の光波距離計におい
て、ホモダイン処理回路から入力した干渉信号に基づい
て、光検出器及びホモダイン処理回路の各利得を調整す
ることにより、干渉信号の波高の最小値及び最大値を一
定に設定させる利得調整回路をさらに備えることを特徴
とする。
態の構成および作用について、図1ないし図13を参照
して説明する。なお、図面の説明においては同一の要素
には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。ま
た、図面の寸法比率は、説明のものと必ずしも一致して
いない。
物体10に信号光P0を投射する光源30と、この被測
定物体10で散乱反射された信号光P1を検出する光検
出器40と、これら光源30及び光検出器40に入出力
する各種の電気信号を処理する信号処理系とで構成され
ている。ここで、光源30は、発光ダイオードであっ
て、信号発生回路20から入力した駆動信号D0に対応
して信号光P0を発生する。光検出器40は、フォトダ
イオードであって、被測定物体10から反射された信号
光P1を光電変換し、検出信号M0として前置増幅器41
に出力する。
した検出信号M0を増幅して第1ホモダイン処理回路5
0及び第2ホモダイン処理回路60にそれぞれ出力す
る。第1ホモダイン処理回路50は、前置増幅器41か
ら入力した検出信号M0にホモダイン処理を施し、干渉
信号として位相検出回路70及び利得調整回路80にそ
れぞれ出力する。また、第2ホモダイン処理回路60
は、前置増幅器41から入力した検出信号M0にホモダ
イン処理を施し、干渉信号として位相検出回路70及び
利得調整回路80にそれぞれ出力する。
イン処理回路50,60から入力した干渉信号の位相情
報を抽出して外部の演算回路に出力する。また、利得調
整回路80は、第1及び第2ホモダイン処理回路50,
60から入力した干渉信号の強度情報を抽出し、光検出
器40と第1及び第2ホモダイン処理回路50,60と
の各利得を調整する。その他に、光源30、第1及び第
2ホモダイン処理回路50,60、位相調整回路70及
び利得調整回路80の各動作を制御する信号処理系とし
て、信号発生回路20が設置されている。
第1基本信号B1を発生する発振器21と、第1基本信
号B1の位相をπだけシフトした第2基本信号B2を生成
する第1位相πシフタ221と、第1基本信号B1の位相
をπ/2だけシフトした第3基本信号B3を生成する第
1位相π/2シフタ231と、第1基本信号B1の位相を
3π/2だけシフトした第4基本信号B4を生成する第
1位相3π/2シフタ241と、切替信号S0を発生する
第1切替信号発生器261と、切替信号S0に基づいて第
1ないし第4基本信号B1〜B4を選択して第1参照信号
R1を生成する第1切替器271と、第1参照信号R1の
低周波成分を除去する第1狭帯域フィルタ281とを含
んで構成されている。
基本信号B1の位相をπ/2だけシフトした第3基本信
号B3を生成する第2位相π/2シフタ232と、第3基
本信号B3の位相をπだけシフトした第4基本信号B4を
生成する第2位相πシフタ222と、第3基本信号B3の
位相をπ/2だけシフトした第2基本信号B2を生成す
る第3位相π/2シフタ233と、第3基本信号B3の位
相を3π/2だけシフトした第1基本信号B1を生成す
る第2位相3π/2シフタ242と、切替信号S0を発生
する第2切替信号発生器262と、切替信号S0に基づい
て第1ないし第4基本信号B1〜B4を選択して第2参照
信号R2を生成する第2切替器272と、第2参照信号R
2の低周波成分を除去する第2狭帯域フィルタ282とを
含んで構成されている。
号B1の位相を基準位相αだけシフトした第5基本信号
B5を生成する位相αシフタ25と、第5基本信号B5の
低周波成分を除去して駆動信号D0を生成する第3狭帯
域フィルタ283とを含んで構成されている。
波数f0、初期位相φ0及び振幅A1を有する方形波をパ
ルス発振で発生し、第1切替器271と、第1位相πシ
フタ221、第1及び第2位相π/2シフタ231,23
2と、第1位相3π/2シフタ241と、位相αシフタ2
5とにそれぞれ出力する。この第1基本信号B1は、正
弦波として簡略化して表示すると、式(1)に示すよう
になる。ただし、tは時刻である。
1基本信号B1の位相をπだけシフトし、第2基本信号
B2として第1切替器271に出力する。この第2基本信
号B2は、正弦波として簡略化して表示すると式(2)
に示すようになる。
た第1基本信号B1の位相をπ/2だけシフトし、第3
基本信号B3として第1切替器271に出力する。この第
3基本信号B3は、正弦波として簡略化して表示すると
式(3)に示すようになる。
した第1基本信号B1の位相を3π/2だけシフトし、
第4基本信号B4として第1切替器271に出力する。こ
の第4基本信号B4は、正弦波として簡略化して表示す
ると式(4)に示すようになる。
た第1基本信号B1の位相をπ/2だけシフトし、第3
基本信号B3として第2切替器272、第2位相πシフタ
222、第3位相π/2シフタ233及び第2位相3π/
2シフタ242にそれぞれ出力する。第2位相πシフタ
222は、第2位相π/2シフタ232から入力した第3
基本信号B3の位相をπだけシフトし、第4基本信号B4
として第2切替器272に出力する。
π/2シフタ232から入力した第3基本信号B3の位相
をπ/2だけシフトし、第2基本信号B2として第2切
替器272に出力する。第2位相3π/2シフタ24
2は、第2位相π/2シフタ232から入力した第3基本
信号B3の位相を3π/2だけシフトし、第1基本信号
B1として第2切替器272に出力する。
として周期T0でパルス発振した方形波を発生し、第1
切替器271、位相検出回路70及び利得調整回路80
にそれぞれ出力する。第2切替信号発生器262は、第
1切替信号発生回路261と同期して切替信号S0を発生
し、第2切替器272に出力する。図3に示すように、
切替信号S0の周期T0は、第1及び第2参照信号R1,
R2の位相を変調するために、第1ないし第4基本信号
B1〜B4の各周期1/f0の数十倍から数百倍の範囲で
十分に大きく設定されている。
261から入力した切替信号S0の立上がりに対応して時
間T0が経過する度に信号チャネルを切り替えることに
より、発振器21、第1位相πシフタ221、第1位相
π/2シフタ231及び第1位相3π/2シフタ241か
らそれぞれ入力した第1ないし第4基本信号B1〜B4の
一つを順次サンプリングし、4種類の位相で時分割に変
調された第1参照信号R1として第1狭帯域フィルタ2
81に出力する。第1狭帯域フィルタ281は、第1切替
器271から入力した第1参照信号R1の低周波成分を除
去し、第1参照信号R1を第1ホモダイン処理回路50
に出力する。
71で第1参照信号R1を生成する際に、例えば、第4基
本信号B4とこの第4基本信号B4よりπ/2だけ遅れた
位相を有する第1基本信号B1とを切り替えた場合、デ
ューティ比が50%から変化することがある。すなわ
ち、パルスの一周期1/f0内でON状態及びOFF状
態の時間比ton:toffが、1:1にならないことがあ
る。そのため、低周波成分が50%からずれたデューテ
ィ比の変動量に対応して発生する。
照信号R1の低周波成分は、第1狭帯域フィルタ281で
位相切替時のノイズ成分として除去されるので、被測定
物体10に対する測距値の精度に悪影響を及ぼさない。
なお、この低周波成分は、第1参照信号R1の位相切替
に同期していることから、より後段で除去することは非
常に困難である。そのため、第1狭帯域フィルタ281
から出力された第1参照信号R1は、位相切替時に周波
数のずれを発生させるが、デューティ比を一定に保持し
ている。
時間T0毎に初期位相をφ0,φ0+π,φ0+π/2,φ
0+3π/2に順次切り替えた方形波として変調されて
いる。この第1参照信号R1は、簡略化して表示すると
4式(5a)〜(5d)に示すようになる。ただし、n
は0以上の整数である。
した切替信号S0の立上がりに対応して時間T0が経過す
る度に信号チャネルを切り替えることにより、第2位相
π/2シフタ232、第2位相πシフタ222、第3位相
π/2シフタ233及び第2位相3π/2シフタ242か
らそれぞれ入力した第1ないし第4基本信号B1〜B4の
一つを順次サンプリングし、4種類の位相で時分割に変
調された第2参照信号R2として第2狭帯域フィルタ2
82に出力する。第2狭帯域フィルタ282は、第2切替
器272から入力した第2参照信号R2の低周波成分を除
去し、第2参照信号R2を第2ホモダイン処理回路60
に出力する。
発生した第2参照信号R2の低周波成分は、第2狭帯域
フィルタ282で位相切替時のノイズ成分として除去さ
れるので、被測定物体10に対する測距値の精度に悪影
響を及ぼさない。そのため、第2狭帯域フィルタ282
から出力された第2参照信号R2は、位相切替時に周波
数のずれを発生させるが、デューティ比を一定に保持し
ている。
時間T0毎に初期位相をφ0+π/2,φ0+3π/2,
φ0+π,φ0に第1ないし第4基本信号B1〜B4を順次
切り替えた方形波として変調されている。この第2参照
信号R2は、簡略化して表示すると4式(6a)〜(6
d)に示すようになる。ただし、nは0以上の整数であ
る。
信号B1の位相を基準位相αだけシフトし、第5基本信
号B5として第3狭帯域フィルタ283に出力する。第3
狭帯域フィルタ283は、位相αシフタ25から入力し
た第5基本信号B5の低周波成分を除去し、駆動信号D0
として光源30に出力する。図3に示すように、この駆
動信号D0は、正弦波として簡略化して表示すると式
(7)に示すようになる。
0は、第1及び第2狭帯域フィルタ281,282から出
力された第1及び第2参照信号R1,R2に対して、同一
のフィルタ効果を受けている。そのため、駆動信号D0
と第1及び第2参照信号R1,R2との間では、フィルタ
の影響がキャンセルされている。なお、駆動信号D0の
基準位相αは、被測定物体10に対する測距範囲に対応
して、第1及び第2ホモダイン処理回路50,60に関
して後述する第1ホモダイン信号H1及び第2ホモダイ
ン信号H2の各波高を基準値よりも大きくするように設
定されている。
た駆動信号D0に対応して信号光P0を発生し、信号光P
0を被測定物体10に投射する。光検出器40は、被測
定物体10で散乱反射された信号光P1を受光し、信号
光P1に対応して検出信号M0を前置増幅器41に出力す
る。この光検出器40の利得は、利得調整回路80から
入力した制御信号C0に基づいて可変に設定されてい
る。前置増幅器41は、光検出器40から入力した検出
信号M0の振幅を増幅し、検出信号M0を第1及び第2ホ
モダイン処理回路50,60にそれぞれ出力する。
出信号M0は、二つの信号光P0,P1の移動距離、すな
わち、光源30及び被測定物体10間の距離と被測定物
体10及び光検出器40間の距離との和に対応して、駆
動信号D0の位相よりも検出位相βだけシフトしてい
る。この検出信号M0は、周波数f0、初期位相φ0+α
+β及び振幅A2を有する方形波であって、簡略化して
表示すると式(8)に示すようになる。
参照信号R1を重ね合わせて第1ホモダイン信号H1を生
成する第1乗算器51と、第1ホモダイン信号H1の波
高を増幅する第1可変利得増幅器52と、第1ホモダイ
ン信号H1の極性を保持する第1極性保持増幅器53
と、第1ホモダイン信号H1の極性を反転する第1極性
反転増幅器54とで構成されている。
力した検出信号M0と信号発生回路20から入力した第
1参照信号R1とを重ね合わせた干渉信号を生成し、こ
の干渉信号を第1ホモダイン信号H1として第1可変利
得増幅器52に出力する。図5に示すように、第1ホモ
ダイン信号H1は、時間T0毎に位相を切り替えて時分割
に変化し、簡略して表示すると4式(9a)〜(9d)
に示すように、容易に後処理可能な交流信号となる。
した制御信号C0に基づいて可変に設定された利得を有
し、第1乗算器51から単一の信号ラインで入力した第
1ホモダイン信号H1に含まれた相互に異なる4種類の
位相成分の波高を単独で順次増幅して、第1極性保持増
幅器53及び第1極性反転増幅器54にそれぞれ出力す
る。
増幅器52から入力した第1ホモダイン信号H1の極性
を保持し、第1保持ホモダイン信号H11として位相検出
回路70及び利得調整回路80にそれぞれ出力する。第
1極性反転増幅器54は、第1可変利得増幅器52から
入力した第1ホモダイン信号H1の極性を反転し、第1
反転ホモダイン信号H12として位相検出回路70及び利
得調整回路80にそれぞれ出力する。
分は、時間T0毎に4種類の波高I11,I12,I13,I
14をステップ状に切り替えたものとなり、簡略化して表
示すると4式(10a)〜(10d)に示すようにな
る。
び第2参照信号R2を重ね合わせて第2ホモダイン信号
H2を生成する第2乗算器61と、第2ホモダイン信号
H2の波高を増幅する第2可変利得増幅器62と、第2
ホモダイン信号H2の極性を保持する第2極性保持増幅
器63と、第2ホモダイン信号H2の極性を反転する第
2極性反転増幅器64とで構成されている。
力した検出信号M0と信号発生回路20から入力した第
2参照信号R2とを重ね合わせた干渉信号を生成し、干
渉信号の強度の時間平均を第2ホモダイン信号H2とし
て第2可変利得増幅器62に出力する。図5に示すよう
に、第2ホモダイン信号H2は、時間T0毎に位相を切り
替えて時分割に変化し、簡略化して表示すると4式(1
1a)〜(11d)に示すように、容易に後処理可能な
交流信号となる。
した制御信号C0に基づいて可変に設定された利得を有
し、第1乗算器61から単一の信号ラインで入力した第
2ホモダイン信号H2に含まれた相互に異なる4種類の
位相成分の波高を単独で順次増幅して、第2極性保持増
幅器63及び第2極性反転増幅器64にそれぞれ出力す
る。
増幅器62から入力した第2ホモダイン信号H2の極性
を保持し、第2保持ホモダイン信号H21として位相検出
回路70及び利得調整回路80にそれぞれ出力する。第
2極性反転増幅器64は、第2可変利得増幅器62から
入力した第2ホモダイン信号H2の極性を反転し、第2
反転ホモダイン信号H22として位相検出回路70及び利
得調整回路80にそれぞれ出力する。
分は、時間T0毎に4種類の波高I21,I22,I23,I
24をステップ状に切り替えたものとなり、簡略化して表
示すると4式(12a)〜(12d)に示すようにな
る。
第2保持ホモダイン信号H11,H21と第1及び第2反転
ホモダイン信号H12,H22とを選択して位相信号E0を
生成する第3切替器71と、位相信号E0を直流変換す
る第1積分器72と、位相信号E0の波高を平滑化して
干渉信号の位相情報を測距信号L0として生成する直線
性改善回路73とで構成されている。
入力した切替信号S0の立上がりに対応して時間T0が経
過する度に信号チャネルを切り替えることにより、第1
及び第2極性保持増幅器53,63と第1及び第2極性
反転増幅器54,64とからそれぞれ入力した第1及び
第2保持ホモダイン信号H11,H21と第1及び第2反転
ホモダイン信号H12,H22との一つを順次サンプリング
し、位相信号E0を生成して第1積分器72に出力す
る。
極性を有し、かつ、第3及び第4基本信号B3,B4の位
相を有する第1及び第2参照信号R1,R2の成分を検出
信号M0に重ね合わせて生成されたものを時分割に選択
する。すなわち、位相信号E0は、時間T0毎に4種類の
波高I21,I22,I13,I14を切り替えたものとなる。
力した位相信号E0を直流変換して直線性改善回路73
に出力する。直線性改善回路73は、第1積分器72か
ら入力した位相信号E0の波高を平滑化し、検出信号M0
と第1及び第2参照信号R1,R2との間の位相差として
第1及び第2ホモダイン信号H1,H2の各位相情報(α
+β)を含む測距信号L0として外部の演算回路に出力
する。
いて第1及び第2保持ホモダイン信号H11,H21と第1
及び第2反転ホモダイン信号H12,H22とを選択して強
度信号G0を生成する第4切替器81と、強度信号G0を
直流変換する第2積分器82と、基準電圧V0を発生す
る電圧源83と、強度信号G0と基準電圧V0との比に比
例した制御信号C0を生成する比較器84とで構成され
ている。
入力した切替信号S0の立上がりに対応して時間T0が経
過する度に信号チャネルを切り替えることにより、第1
及び第2極性保持増幅器53,63と第1及び第2極性
反転増幅器54,64とからそれぞれ入力した第1及び
第2保持ホモダイン信号H11,H21と第1及び第2反転
ホモダイン信号H12,H22との一つとして順次サンプリ
ングし、強度信号G0を生成して第2積分器82に出力
する。
極性を有し、かつ、第1及び第2基本信号B1,B2の位
相を有する第1及び第2参照信号R1,R2の成分を検出
信号M0に重ね合わせて生成されたものを時分割に選択
する。すなわち、強度信号G0は、時間T0毎に4種類の
波高I11,I12,I23,I24を切り替えたものとなる。
力した強度信号G0を直流変換して比較器84に出力す
る。電圧源83は、基準電圧V0を発生して比較器84
に出力する。比較器84は、第4切替器81から入力し
た強度信号G0と電圧源83から入力した基準電圧V0と
を比較し、電圧比G0/V0に比例したレベルを有する制
御信号C0を生成して光検出器40と第1及び第2ホモ
ダイン処理回路50,60とにそれぞれ出力する。
得増幅器52,62との各利得は、第1及び第2保持ホ
モダイン信号H11,H21と第1及び第2反転ホモダイン
信号H12,H22の各波高I11,I12,I23,I24を一定
に保持するように制御されることになる。
H1,H2の最大値及び最小値として各波高I11,I12,
I23,I24は、利得調整回路80によって一定値に設定
されている。そのため、第1及び第2ホモダイン信号H
1,H2の各位相情報(α+β)は、第1及び第2ホモダ
イン信号H1,H2の各波高I21,I22,I13,I14に基
づいて高精度に算出することができる。すなわち、外部
の演算回路においては、例えば式(13)に示すよう
に、第1及び第2ホモダイン信号H1,H2の各位相情報
(α+β)を算出することができる。このとき、第1及
び第2ホモダイン信号H1,H2の各波高間で差を取るこ
とにより、各種増幅器のオフセット誤差を含む利得誤差
を除去することができる。
の間の位相差βは、位相αシフタ25によって設定され
た第1参照信号R1の基準位相αに基づいて算出するこ
とができる。したがって、光源30及び被測定物体10
間の距離と被測定物体10及び光検出器40間の距離と
の和は、式(14)に示すように計測される。ただし、
cは測定光P0,P1の光速である。
位相φ0+αを有する駆動信号D0を光源30に出力す
る。これにより、光源30は、信号発生回路20から入
力した駆動信号D0に対応して測定光P0を、被測定物体
10に投射する。そのため、光検出器40は、被測定物
体10から入射した測定光P1に対応して周波数f0及び
初期位相φ0+α+βを有する検出信号M0を、前置増幅
器41を介して第1及び第2ホモダイン処理回路50,
60にそれぞれ出力する。
数と同一の周波数f0を有し、かつ、4種類の初期位相
φ0,φ0+π,φ0+π/2,φ0+3π/2を周期的に
有する第1参照信号R1を第1ホモダイン処理回路50
に出力するとともに、駆動信号D0の周波数と同一の周
波数f0を有し、かつ、4種類の初期位相φ0+π/2,
φ0+3π/2,φ0+π,φ0を周期的に有する第2参
照信号R2を第2ホモダイン処理回路60に出力する。
回路50,60は、前置増幅器41から入力した検出信
号M0と信号発生回路20から入力した第1及び第2参
照信号R1,R2とを重ね合わせることにより、この干渉
信号として第1及び第2ホモダイン信号H1,H2を生成
し、これら第1及び第2ホモダイン信号H1,H2の極性
を保持または反転させた第1及び第2保持ホモダイン信
号H11,H12と第1及び第2反転ホモダイン信号H21,
H22とを位相検出回路70及び利得調整回路80にそれ
ぞれ出力する。
号D0の周波数f0に一致することから、第1及び第2参
照信号R1,R2の各周波数f0と同一である。そのた
め、第1及び第2ホモダイン信号H1,H2の波高は、ホ
モダイン技術の原理に基づいて、検出信号M0と第1及
び第2参照信号R1,R2との間の位相差に対応してそれ
ぞれ決定されている。
位相は、検出信号M0の位相に対して時分割に変調され
ている。そのため、第1及び第2ホモダイン信号H1,
H2の波高は、検出信号M0と第1及び第2参照信号
R1,R2との間の位相差の変動に対応して時分割に変動
している。したがって、第1及び第2保持ホモダイン信
号H11,H12と第1及び第2反転ホモダイン信号H21,
H22との各波高は、第1及び第2参照信号R1,R2の各
位相切替に同期して変化している。
号R1,R2の位相切替に同期した切替信号S0を位相検
出回路70及び利得調整回路80にそれぞれ出力する。
利得調整回路80は、信号発生回路20から入力した切
替信号S0に対応して、第1及び第2ホモダイン処理回
路50,60からそれぞれ入力した第1及び第2保持ホ
モダイン信号H11,H12と第1及び第2反転ホモダイン
信号H21,H22との各波高の中で、負の極性を有し、か
つ、第1及び第2基本信号B1,B2の位相を有する第1
及び第2参照信号R1,R2の成分を検出信号M0に重ね
合わせて生成されたものを、時分割に選択して強度信号
G0を生成する。
波高と基準電圧V0とを比較し、光検出器40と第1及
び第2可変利得増幅器52,62との各利得を制御する
ことにより、第1及び第2保持ホモダイン信号H11,H
12と第1及び第2反転ホモダイン信号H21,H22との各
波高の中で、第1及び第2基本信号B1,B2の位相を有
する第1及び第2参照信号R1,R2の成分に対応したも
のを、一定値に設定することができる。そのため、測定
光P0,P1における光路中の減衰や被測定物体10の反
射率などに起因した影響を、第1及び第2保持ホモダイ
ン信号H11,H12と第1及び第2反転ホモダイン信号H
21,H22との各波高から除去することができる。
20から入力した切替信号S0に対応して、第1及び第
2ホモダイン処理回路50,60からそれぞれ入力した
第1及び第2保持ホモダイン信号H11,H12と第1及び
第2反転ホモダイン信号H21,H22との各波高の中で、
正の極性を有し、かつ、第3及び第4基本信号B3,B4
の位相を有する第1及び第2参照信号R1,R2の成分を
検出信号M0に重ね合わせて生成されたものを、時分割
に選択して位相信号E0を生成し、位相信号E0の波高を
平滑化する。
第2保持ホモダイン信号H11,H12と第1及び第2反転
ホモダイン信号H21,H22との各波高の中で、第1及び
第2基本信号B1,B2の位相を有する第1及び第2参照
信号R1,R2の成分に対応して一定値に設定されたもの
に対して、第3及び第4基本信号B3,B4の位相を有す
る第1及び第2参照信号R1,R2の成分に対応して生成
されたものに基づいて、第1及び第2ホモダイン信号H
1,H2の各位相情報(α+β)を検出することができ
る。
処理回路50,60は、第1及び第2参照信号R1,R2
の位相差π/2に基づいて、干渉信号の位相情報及び利
得情報が時間的に補完し合う第1及び第2ホモダイン信
号H1,H2を生成する。そのため、位相検出回路70
は、干渉信号の位相情報のみを時間的に間欠なく抽出し
た位相信号E0を生成することができる。また、利得調
整回路80は、干渉信号の強度情報のみを時間的に間欠
なく抽出した利得信号G0を生成することができる。
理回路50,60は、第1及び第2参照信号R1,R2に
基づいてホモダイン処理を並列に実行することから、第
1及び第2ホモダイン信号H1,H2の高域成分を減少さ
せる。そのため、位相検出回路70及び利得調整回路8
0における第1及び第2積分器72,82の各時定数を
低減することにより、高速な応答特性を達成することが
できる。なお、二系統の第1及び第2積分器72,82
は、第1及び第2ホモダイン信号H1,H2の波高を交互
に加算して平均化することから、第1及び第2ホモダイ
ン処理回路50,60の間の利得誤差を解消することに
なる。
相シフト法を利用したホモダイン技術に基づいて、検出
信号M0と第1及び第2参照信号R1,R2との間の位相
差に対応した測定光P0の発光時と測定光P1の受光時と
の間の位相差βを高精度に検出するので、被測定物体1
0に対する測距精度を向上させることができる。
ては、二系統の第1及び第2ホモダイン処理回路50,
60を簡単な構成で実現することができる。これらの回
路構成を集積化によって外付け部品の少ない1個のIC
(Integrated Circuits)として設置した場合、低コス
ト化を達成することができる。
1実施形態とは異なる信号発生回路20の内部構成を発
振器21、CPU(Central Processing Unit)90及
び記憶装置91に置換しているが、その他に関しては上
記第1実施形態と同様にして構成されている。
されたプログラムにしたがってCPU90に演算制御を
実行させることにより、発振器21で発生した第1基本
信号B1に基づいて、駆動信号D0と第1及び第2参照信
号R1,R2と切替信号S0とを生成し、これら各種信号
を光源30と第1及び第2ホモダイン処理回路50,6
0と位相検出回路70と利得調整回路80とにそれぞれ
出力する。
号B1に同期して第1及び第2参照信号R1,R2を生成
する際に、ディジタル演算によって4種類の位相切替時
にデューティ比を50%で一定に保持させている。この
とき、第1及び第2参照信号R1,R2は、第1基本信号
B1の周波数f0の1/4倍だけ低い周波数を有する低周
波成分を含むが、位相切替周期T0に匹敵する周波数を
有する低周波成分を含まない。第1及び第2参照信号R
1,R2に含まれた低周波成分は、位相切替周期T0より
も十分に大きい周波数3f0/4を有するので、後段で
容易に除去することができる。
ては、信号発生回路20の構成を簡略化することによ
り、低コスト化が可能となっている。
1実施形態とは異なる信号発生回路20の内部構成を発
振器21、アドレス発生器92及びROM(Read Only
Memory)93に置換しているが、その他に関しては上記
第1実施形態と同様にして構成されている。
は、駆動信号D0と第1及び第2参照信号R1,R2と切
替信号S0との各信号データをそれぞれ格納している。
ここで、各種信号のデータは、4種類の位相切替時にデ
ューティ比を50%で一定に保持した状態で、ROM9
3にそれぞれ格納されている。
入力した第1基本信号B1に同期してROM93にアド
レス指定信号を出力することにより、駆動信号D0と第
1及び第2参照信号R1,R2と切替信号S0とをROM
93から光源30と第1及び第2ホモダイン処理回路5
0,60と位相検出回路70と利得調整回路80とにそ
れぞれ出力する。
ては、信号発生回路20の構成を簡略化することによ
り、低コスト化が可能となっている。
1実施形態とは異なる信号発生回路20の内部構成を発
振器21、アドレス発生器92、記憶装置94及びRA
M(Random Access Memory)95に置換しているが、そ
の他に関しては上記第1実施形態と同様にして構成され
ている。
は、駆動信号D0と第1及び第2参照信号R1,R2と切
替信号S0との各信号データを初期値としてそれぞれ格
納している。ここで、各種信号のデータは、4種類の位
相切替時にデューティ比を50%で一定に保持した状態
で、記憶装置94にそれぞれ格納されている。RAM9
5は、起動時に各種信号のデータを記憶装置94から読
み出して格納している。
入力した第1基本信号B1に同期してRAM95にアド
レス指定信号を出力することにより、駆動信号D0と第
1及び第2参照信号R1,R2と切替信号S0とをRAM
95から光源30と第1及び第2ホモダイン処理回路5
0,60と位相検出回路70と利得調整回路80とにそ
れぞれ出力する。
ては、信号発生回路20の構成を簡略化することによ
り、低コスト化が可能となっている。
1実施形態とは異なって一系統の第1ホモダイン処理回
路50を失うとともに、信号発生回路20の内部を簡略
しているが、その他に関しては上記第1実施形態と同様
にして構成されている。
21、第1位相π/2シフタ231、第1位相3π/2シ
フタ241、第1切替信号発生器261、第1切替器27
1及び第1狭帯域フィルタ281を失い、第1参照信号R
1を出力することなく、第2参照信号R2を第2ホモダイ
ン処理回路60に出力している。
増幅器41から入力した検出信号M0と信号発生回路2
0から入力した第2参照信号R2とを重ね合わせること
により、この干渉信号として第2ホモダイン信号H2を
生成し、この第2ホモダイン信号H2の極性を保持また
は反転させた第2保持ホモダイン信号H12と第2反転ホ
モダイン信号H22とを位相検出回路70及び利得調整回
路80にそれぞれ出力する。
ら入力した切替信号S0に対応して、第2ホモダイン処
理回路60から入力した第2保持ホモダイン信号H12及
び第2反転ホモダイン信号H22の各波高の中で、負の極
性を有し、かつ、第1及び第2基本信号B1,B2の位相
を有する第2参照信号R2の成分を検出信号M0に重ね合
わせて生成されたものを、時分割に選択して強度信号G
0を生成し、強度信号G0の波高と基準電圧V0とを比較
し、光検出器40及び第2可変利得増幅器62の各利得
を制御する。
20から入力した切替信号S0に対応して、第2ホモダ
イン処理回路60から入力した第2保持ホモダイン信号
H12及び第2反転ホモダイン信号H22の各波高の中で、
正の極性を有し、かつ、第3及び第4基本信号B3,B4
の位相から各基準位相だけ遅れた位相を有する第2参照
信号R2の成分を検出信号M0に重ね合わせて生成された
ものを、時分割に選択して位相信号E0を生成し、位相
信号E0の波高を平滑化して第2ホモダイン信号H2の位
相情報(α+β)を含む測距信号L0を出力する。
60は、第2参照信号R2の時分割な位相変調に基づい
て、干渉信号の強度の時間平均の位相情報及び強度情報
がタイムラグを生じる第2ホモダイン信号H2を生成す
る。そのため、位相検出回路70は、干渉信号の位相情
報を断続的に抽出して位相信号E0を生成することがで
きる。また、利得調整回路80は、干渉信号の強度情報
を断続的に抽出して強度信号G0を生成することができ
る。
ては、一系統の第2ホモダイン処理回路60のみを設置
することにより、ハードウエアの構成の簡略化によって
低コスト化が可能となっている。
第5実施形態における第2ホモダイン処理回路60の第
2極性保持増幅器63及び第2極性反転増幅器と位相検
出回路70及び利得調整回路80とをA/D変換器10
0及び第1コンピュータ110に置換しているが、その
他に関しては上記第5実施形態と同様にして構成されて
いる。
器41から入力した検出信号M0と信号発生回路20か
ら入力した第2参照信号R2とを重ね合わせることによ
り、この干渉信号として第2ホモダイン信号H2を生成
してA/D(Analogue/Digital)変換器100に出力す
る。A/D変換器100は、第2ホモダイン処理回路6
0から入力した第2ホモダイン信号H2をA/D変換し
て第1コンピュータ110に出力する。
10は、切替信号S0及び第2ホモダイン信号H2を取り
込む入力装置111と、切替信号S0に基づいて第2保
持ホモダイン信号H21の波高を選択して測距信号L0及
び強度信号G0を生成するCPU112と、測距信号L0
及び強度信号G0を取り出す出力装置113と、CPU
112の演算制御で使用される命令やデータなどを記憶
する記憶装置114とで構成されている。
演算処理中のデータやアドレスなどを格納する一時記憶
エリアと、第2ホモダイン信号H2の位相情報から算出
した測距データを格納する測距値記憶エリア116と、
第2ホモダイン信号H2の強度情報から算出した利得デ
ータを格納する利得値記憶エリア117とを含んで構成
されている。
20から入力装置111に入力した切替信号S0に対応
して、A/D変換器100から入力装置111に入力し
た第2ホモダイン信号H2の波高データを一時記憶エリ
ア115に順次格納する。続いて、第1コンピュータ1
10は、一時記憶エリア115に格納された第2ホモダ
イン信号H2の波高データの中で、第3及び第4基本信
号B3,B4の位相を有する第2参照信号R2の成分を検
出信号M0に重ね合わせて生成されたものに基づいて、
光源30及び被測定物体10間の距離と被測定物体10
及び光検出器40間の距離との和を算出して測距値デー
タとして測距値記憶エリア116に格納する。
憶エリア115に格納された第2ホモダイン信号H2の
波高データの中で、第1及び第2基本信号B1,B2の位
相を有する第2参照信号R2の成分を検出信号M0に重ね
合わせて生成されたものを基準値に比較し、利得データ
を生成して利得値記憶エリア117に格納する。続い
て、第1コンピュータ110は、利得値記憶エリア11
7に格納された利得データを出力装置113から光検出
器40及び第2ホモダイン処理回路60に出力し、光検
出器40及び可変利得増幅器62の各利得を制御する。
ては、第1コンピュータ110が位相検出機能及び利得
調整機能を内蔵することから複雑な内部処理を行うが、
ハードウエアの構成を簡略化することによって低コスト
化が可能となっている。
第6実施形態における信号処理回路20及び第1コンピ
ュータ110を第2コンピュータ120に置換している
が、その他に関しては上記第6実施形態と同様にして構
成されている。図13に示すように、第2コンピュータ
120は、第1基本信号B1を発生する発振器21を、
第1コンピュータ110に内蔵して構成されている。
発生した第1基本信号B1に基づいて、駆動信号D0、第
2参照信号R2及び切替信号S0を生成し、駆動信号D0
及び第2参照信号R2を出力装置113から光源30及
び第2ホモダイン処理回路60にそれぞれ出力する。そ
して、第2コンピュータ120は、切替信号S0に対応
して、A/D変換器100から入力装置111に入力し
た第2ホモダイン信号H2の波高データを一時記憶エリ
ア115に順次格納する。
記憶エリア115に格納された第2ホモダイン信号H2
の波高データの中で、第3及び第4基本信号B3,B4の
位相を有する第2参照信号R2の成分を検出信号M0に重
ね合わせて生成されたものに基づいて、光源30及び被
測定物体10間の距離と被測定物体10及び光検出器4
0間の距離との和を算出して測距値データとして測距値
記憶エリア116に格納する。
憶エリア115に格納された第2ホモダイン信号H2の
波高データの中で、第1及び第2基本信号B1,B2の位
相を有する第2参照信号R2の成分を検出信号M0に重ね
合わせて生成されたものを基準値に比較し、利得データ
を生成して利得値記憶エリア117に格納する。続い
て、第1コンピュータ110は、利得値記憶エリア11
7に格納された利得データを出力装置113から光検出
器40及び第2ホモダイン処理回路60に出力し、光検
出器40及び可変利得増幅器62の各利得を制御する。
ては、第2コンピュータ120が信号発生機能、位相検
出機能及び利得調整機能を内蔵することから複雑な内部
処理を行うが、ハードウエアの構成を簡略化することに
よって低コスト化が可能となっている。
るものではなく、種々の変形を行うことが可能である。
信号を生成するために検出信号に重ね合わせる二つの参
照信号は、4種類の位相変調を時分割に施されている。
しかしながら、干渉信号の強度の時間平均を表す理論式
は、検出信号の振幅と、参照信号の振幅と、検出信号と
参照信号との間の位相差とからなる3変数を含むことか
ら、少なくとも3種類の位相変調を時分割に施された二
つの参照信号を用いることより、上記諸実施形態と同様
な作用効果を得ることができる。
源との間に狭帯域フィルタが設置されている。しかしな
がら、光源側または光検出器側のいずれに狭帯域フィル
タを設置することにより、二つの参照信号に与えたフィ
ルタ効果と同一の影響を検出信号に与えればよい。な
お、このような狭帯域フィルタを設置しない場合、より
いっそう低コスト化を達成することができる。
路が参照信号の位相切替時を示す切替信号を発生してコ
ンピュータに出力している。しかしながら、コンピュー
タがこの切替信号を発生して信号発生回路に出力しても
よい。
ンピュータによって光検出器とホモダイン処理回路の可
変利得増幅器との各利得を制御している。しかしなが
ら、コンピュータ内部のデジタル演算で測距値を算出す
ることから、光検出器及び可変利得増幅器の利得制御は
必須ではない。このような利得制御を行わない場合、非
測定物体に対する測距範囲に対応したダイナミックレン
ジを確保できないことが生じるが、処理時間の短縮によ
って高速応答を達成することができる。
光波距離計においては、信号発生回路は、少なくとも3
種類の位相変調を周期的に施した参照信号をホモダイン
処理回路に出力するとともに、この参照信号と同一の周
波数を有する駆動信号を光源に出力する。これにより、
光源が駆動信号に対応した測定光を発生して被測定物体
に照射すると、光検出器が被測定物体で散乱反射されて
受光した測定光に対応した検出信号をホモダイン処理回
路に出力する。
号と参照信号とを重ね合わせることにより、干渉信号を
生成して位相検出回路に出力する。ここで、参照信号
は、検出信号と同一の周波数を有するとともに、検出信
号の位相に対して時分割に変動した少なくとも3種類の
位相を有する。そのため、干渉信号は、検出信号と参照
信号との間の位相差に対応して少なくとも3つの波高を
有し、参照信号の位相切替に同期して周期的に変動して
いる。
の原理に基づいて、ホモダイン処理回路から入力した干
渉信号の波高を参照信号の位相切替に対応して相互に比
較することにより、測定光の発光時と受光時との間の位
相差を高精度に検出する。したがって、本発明の光波距
離計は、被測定物体に対する測距精度を向上させること
ができる。
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
波形を示すタイミングチャートである。
ューティ比調整を示すタイミングチャートである。
回路から出力された強度信号の波形を示すタイミングチ
ャートである。
された信号発生回路の構成を示すブロック図である。
された信号発生回路の構成を示すブロック図である。
された信号発生回路の構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
路構成を示すブロック図である。
タの内部構成を示すブロック図である。
路構成を示すブロック図である。
タの内部構成を示すブロック図である。
40…光検出器、50,60…ホモダイン処理回路、7
0…位相検出回路、80…利得調整回路。
Claims (8)
- 【請求項1】 基本信号に少なくとも3種類の位相変調
を時分割に施した参照信号を発生するとともに、この参
照信号の周波数と同一の周波数を有する駆動信号を発生
する信号発生回路と、 この信号発生回路から入力した前記駆動信号に基づいて
発生させた信号光を被測定物体に投射する光源と、 前記被測定物体で散乱反射されて入射した前記信号光に
基づいて検出信号を生成する光検出器と、 この光検出器から入力した前記検出信号と前記信号発生
回路から入力した前記参照信号とを重ね合わせた干渉信
号を生成するホモダイン処理回路と、 このホモダイン処理回路から入力した前記干渉信号の波
高を前記参照信号の少なくとも3種類の位相切替に対応
して相互に比較し、前記信号光の発光時と受光時との間
の位相差を検出する位相検出回路とを備えることを特徴
とする光波距離計。 - 【請求項2】 前記信号発生回路は、前記基本信号とし
て第1基本信号を発生する発振器と、この発振器から入
力した前記第1基本信号の位相をπ、π/2及び3π/
2だけシフトした第2ないし第4基本信号をそれぞれ生
成する第1ないし第3位相シフタと、前記第1基本信号
の周期よりも大きい周期を有する切替信号を発生する切
替信号発生器と、この切替信号発生器から入力した前記
切替信号に基づいて、前記発振器及び前記第1ないし第
3位相シフタから入力した前記第1ないし第4基本信号
の一つを順次選択して前記参照信号を生成する切替器と
を含むことを特徴とする請求項1記載の光波距離計。 - 【請求項3】 前記信号発生回路は、前記発振器から入
力した前記第1基本信号の位相を所定値だけシフトした
前記駆動信号を生成することにより、前記被測定物体に
対する測距範囲に対応して前記干渉信号の波高を基準値
以上に設定させる第4位相シフタをさらに含むことを特
徴とする請求項2記載の光波距離計。 - 【請求項4】 前記位相検出回路は、前記信号発生回路
から入力した前記切替信号に基づいて、前記ホモダイン
処理回路から入力した前記干渉信号を選択することによ
り、前記干渉信号の位相情報を含む位相信号を生成する
切替器と、この切替器から入力した前記位相信号を直流
変換する積分器とを含むことを特徴とする請求項2記載
の光波距離計。 - 【請求項5】 前記信号発生回路は、前記参照信号の少
なくとも3種類の位相切替時にデューティ比を50%で
一定に保持する回路構成を含むことを特徴とする請求項
1ないし請求項4のいずれか一つに記載の光波距離計。 - 【請求項6】 前記信号発生回路は、前記参照信号の少
なくとも3種類の位相切替に同期した低周波成分を除去
する狭帯域フィルタを含むことを特徴とする請求項5記
載の光波距離計。 - 【請求項7】 前記信号発生回路は、前記参照信号を第
1参照信号として発生するとともに、前記第1参照信号
の位相をπ/2だけシフトした第2参照信号をさらに発
生する回路構成を含むとともに、前記ホモダイン処理回
路は、前記光検出器から入力した前記検出信号に対し
て、前記信号発生回路から入力した前記第1及び第2参
照信号をそれぞれ乗じる処理を並列して実行する2系統
の回路構成を含むことを特徴とする請求項1ないし請求
項6のいずれか一つに記載の光波距離計。 - 【請求項8】 前記ホモダイン処理回路から入力した前
記干渉信号に基づいて、前記光検出器及び前記ホモダイ
ン処理回路の各利得を調整することにより、前記干渉信
号の波高の最小値及び最大値を一定に設定させる利得調
整回路をさらに備えることを特徴とする請求項1ないし
請求項7のいずれか一つに記載の光波距離計。
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|---|---|---|---|
| JP08029096A JP3748616B2 (ja) | 1996-04-02 | 1996-04-02 | 光波距離計 |
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|---|---|---|---|
| JP08029096A JP3748616B2 (ja) | 1996-04-02 | 1996-04-02 | 光波距離計 |
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| Publication Number | Publication Date |
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| JPH09269372A true JPH09269372A (ja) | 1997-10-14 |
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ID=13714149
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|---|---|---|---|
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Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1996
- 1996-04-02 JP JP08029096A patent/JP3748616B2/ja not_active Expired - Fee Related
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