JPH09269794A - データ配信システムおよび放送受信装置 - Google Patents

データ配信システムおよび放送受信装置

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JPH09269794A
JPH09269794A JP8104117A JP10411796A JPH09269794A JP H09269794 A JPH09269794 A JP H09269794A JP 8104117 A JP8104117 A JP 8104117A JP 10411796 A JP10411796 A JP 10411796A JP H09269794 A JPH09269794 A JP H09269794A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広範囲の情報を提供することができると共
に、提供した情報に対する課金をすることが可能なデー
タ配信システム及び放送受信装置を提供すること 【解決手段】 ホスト装置(11)は配信データにスク
ランブルを施して放送データに多重化して送信し、放送
受信装置(1)は、配信データを受信する受信装置
(8)と、スクランブルを解除するためのキーデータを
ホスト装置から取得するための通信装置(2)を有する
構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多重化放送技術を
利用したデータ配信システム及びそれに使用される放送
受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年FM多重放送をはじめとして、本来
の音声放送チャンネルとは別に文字放送チャンネルを設
定し、音声放送と同期して文字放送を行う、いわゆる文
字多重放送が行われている。このような多重放送を受信
する場合、ラジオなどの受信機側には文字放送用の表示
装置が設けられており、例えば、ニュースや交通情報な
どを文字で表示したりするほかに、音楽番組などの場合
には、放送される曲のタイトルや歌手名など番組に関連
した文字情報を提供する等、広範囲なサービスが行われ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のFM多重放送などにおいては、文字情報の提供にそ
の利用が留められており、より広い範囲のニーズに対応
していなかった(すなわち画像情報、音声情報などの提
供は行っていなかった)。また、その提供した情報(従
来の多重放送においては文字情報)に対する課金につい
ても何等対応していなかった。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、広範囲の情報を提供することが
できると共に、提供した情報に対する課金をすることが
可能なデータ配信システム及び放送受信装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に記
載のデータ配信システムは、配信データにスクランブル
を施して放送データに多重化して送信する放送手段と、
放送受信装置とから構成され、該放送受信装置は前記放
送手段から送信された配信データを受信する受信手段
と、前記配信データに施されたスクランブルを解除する
ためのキーデータを受信するための通信手段と、前記キ
ーデータによって受信手段により受信した配信データの
スクランブルを解除する解除手段と、前記スクランブル
が解除された配信データに基づいて所定の動作を実行す
る実行手段とを備える構成となっている。
【0006】ここで、前記通信手段は、課金通信網を介
してキーデータを取得する構成とすることができる。こ
の場合、キーデータ毎に課金金額を設定することが可能
な課金通信網を利用することが好ましい。
【0007】また、前記実行手段は、配信データに基づ
いて楽曲の演奏を実行する構成とすることが可能であ
る。この場合、配信データは、楽曲データとなる。
【0008】さらに、前記配信データは、データを識別
するIDデータと前記実行手段により使用される実体デ
ータとを有することが可能である。この時、実体データ
のみにスクランブルが施されるようにすることが可能で
ある。
【0009】また、前記放送受信装置は、前記受信手段
が受信した前記配信データから前記IDデータを読み取
る読み取り手段と、前記IDデータを前記通信手段を介
して前記放送手段に送る通信制御手段とを有し、そし
て、前記放送手段は、前記放送受信手段により、前記通
信手段を介して送信された前記IDデータに対応したキ
ーデータを前記通信手段に送信する構成とすることがで
きる。
【0010】また、請求項8に記載の放送受信装置は、
配信データにスクランブルを施して放送データに多重化
して送信する放送手段から送信された配信データを受信
する受信手段と、前記配信データに施されたスクランブ
ルを解除するためのキーデータを受信するための通信手
段と、前記キーデータによって受信手段により受信した
配信データのスクランブルを解除する解除手段と、前記
スクランブルが解除された配信データに基づいて所定の
動作を実行する実行手段と、を備える構成とした。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の情報配信システムの実施
の形態として通信式カラオケシステムについて図面を参
照して説明する。
【0012】図1は本実施の形態の通信式カラオケシス
テムの概略構成を示すブロック図である。なお、図1に
示す通信カラオケシステムは最小の構成例であり、1台
のホスト装置11と1台の「情報提供装置」としてのカ
ラオケ端末1から構成される。実際には、上記各装置
1、11はそれぞれ複数台存在する場合もあり、1台の
ホスト装置11に対して複数台のカラオケ端末1が存在
するのが一般的である。
【0013】本システムでは、「配信データ」としての
曲データをホスト装置11から各カラオケ端末1に、F
M多重放送を利用して随時配信してカラオケ端末1内部
に記憶保存することにより曲データの新規登録を実現す
ると共に、カラオケ端末1では、利用者からのリクエス
トがあった場合には、対応する曲データを読み出して曲
の演奏を行う。なお、ホスト装置11からカラオケ端末
1への新曲データの配信は例えば2〜3日おきに実行さ
れる。
【0014】まず、カラオケ端末1について説明する。
図1に示す通り、カラオケ端末1はホスト装置11から
放送される配信データが多重化されたFM放送波を受信
するための受信装置8と、受信した放送波から多重化さ
れている配信データを分離して復調する復調器6と、復
調された配信データを一時的に蓄えておくためのメモリ
5と、配信データを記憶保存するための記憶装置7とホ
スト装置11とデータ通信を行うための通信装置2と、
利用者からのリモートコントローラ(以下リモコンと略
す)21によるリクエストを受け付けるためのリモコン
受光部9と、記憶装置7に保存されている配信データ
(曲データ)を音声信号に変換して出力する再生装置3
と、配信データをメモリ5から記憶装置7に保存する制
御や、リモコン受光部9から利用者のリクエストを受け
付け、対応する曲データを記憶装置7から読み込んで再
生装置3を駆動してカラオケ演奏を行う一連のカラオケ
演奏制御や、通信装置2を駆動してホスト装置11との
データ通信の制御などを行う制御手段としての中央制御
装置4とから構成される。さらに、中央制御装置4に
は、表示装置10も接続されている。表示装置10は、
リモコン21により入力されたリクエスト曲の番号を表
示したり、後述するデータIDを表示したりするための
装置である。
【0015】詳しくは後述するが、本実施の形態のカラ
オケシステムにおいては、ホスト装置11から放送され
る配信データにはスクランブルが施され(暗号化され)
ており、スクランブルを解除するには配信データに対応
したキーデータを必要とするようになっている。キーデ
ータは上記の通信装置2によりホスト装置11からダウ
ンロードする。
【0016】なお、前記受信装置8と復調器6とが「受
信手段」に該当し、通信装置2が「通信手段」に該当
し、中央制御装置4は「解除手段」及び「通信制御手
段」に該当する。また、カラオケ端末1が「放送受信手
段」、再生装置3が「実行手段」に該当する。
【0017】次にホスト装置11について説明する。ホ
スト装置11は、曲データを記憶している記憶装置14
と、配信すべき曲データを変調してFM放送波に多重化
させる変調機能と、その多重化された放送波を放送する
放送機能とを備えた「放送手段」としての放送装置15
と、カラオケ端末1と双方向のデータ伝送が可能な通信
回線を利用して上記キーデータの送信を行うための通信
装置12と、前述した配信すべき曲データの送出制御と
通信回線接続によるカラオケ端末1とのデータの送受信
制御などの各種制御を行う制御手段としての中央制御装
置13とから構成される。配信データは記憶装置14か
ら読み出された後、変調してFM放送波に多重化される
前にスクランブルが施される(詳細は後述する)。スク
ランブルを解除するためのキーデータは、上述のように
通信装置12より、通信回線を介してカラオケ端末1に
送信される。ここで通信回線は発呼者に対して課金が可
能な回線である。
【0018】発呼者に対して課金を行う通信回線として
は、当該回線の使用時間に応じて課金を行ういわゆる従
量制の課金システムを採用している通信網(例えば、ダ
イヤルキューツー)と、当該回線の使用時間にかかわら
ず、伝送されるデータ毎に定められた金額を課金するシ
ステムを採用している通信網(例えば、ビデオテック
ス)とがある。本実施の形態においては、ホスト装置1
1か配信される曲データのそれぞれに対してキーデータ
を設定するようにしているため、各キーデータに対して
それぞれ金額を定めることができる後者の通信網を利用
している。
【0019】次に、本実施の形態の通信カラオケシステ
ムにおけるホスト装置11のデータ配信に係る動作につ
いて、図4を参照して説明する。これらの動作は中央制
御装置13によりその処理が行われる。
【0020】まず、最初のステップS10にて、所定の
曲データ配信プランに基づき、予め登録された配信用の
曲データを記憶装置14から読み出す。1曲分の曲デー
タは、曲同士を識別するための識別情報である曲番号情
報(データID)及び実体情報(実データ)から構成さ
れている。実体情報(実データ)は、伴奏音楽の情報で
あるMIDI(Musical Instrument Digital Interfac
e)規格の演奏情報、歌詞情報、歌詞の切替や色替えの
タイミングを指定するためのタイミング情報等からなっ
ている。
【0021】次にS20において、読み出した配信デー
タに次のような加工をする。まず、記憶装置14から読
み出された曲データに含まれる実体情報(実データ)に
スクランブルを施しスクランブルデータを生成する。ス
クランブルは曲データ毎に固有のキーデータを用いて施
す。なお、曲データを特定するためのデータIDにはス
クランブルは施さない。そして、図2に示すように、ス
クランブルが施された実データ203の前に先頭識別子
201とスクランブルが施されていないデータID20
2を、また、スクランブルが施された実データ203の
後には終了識別子204とチェックコード205を付属
データとしてそれぞれ加える。
【0022】先頭識別子201と終了識別子204は1
バイトの決まった文字で、カラオケ端末1が配信データ
を受け取った時にデータの先頭と終了とを認識できるよ
うにするためのものである。また、データID202は
配信データの識別情報であり、カラオケ端末1がどのよ
うなデータ(曲番号など)を受信したのかを認識するた
めのものである。一方、チェックコード205は先頭識
別子201から終了識別子204まで(スクランブルが
施された実データを含む)のデータのチェックサムであ
り、カラオケ端末1が配信データを受信した時にカラオ
ケ端末1でチェックサムを計算し、計算されたチェック
サムとデータ中のチェックコード205を照合すること
により、通信時のデータ化けなどによる受信データの不
良を検出するためのものである。
【0023】図4に戻り、このようにして新たに生成さ
れたスクランブルが施された実体データを含む配信デー
タは、S30においてFM放送波への重畳がなされ(多
重化処理)、放送装置15によって放送される。そし
て、続くS40では、配信データ(放送装置15により
放送されたデータ)のデータIDとデータIDに対応し
たキーデータを、図3に示すような形式の配信情報リス
トに登録し、更新登録された配信情報リストを記憶装置
14に保存する。この配信情報リストは以後配信が行わ
れる度にデータIDおよびキーデータが追加登録され
る。
【0024】以上説明したように、ホスト装置11から
は配信データが多重化されたFM放送波が放送される
が、このFM放送波は各カラオケ端末1の受信装置8に
よって受信される。そして、復調器6により配信データ
のみが復調・分離されてメモリ5に順次蓄積される。以
下の記載においては、復調され、記憶手段としてのメモ
リ5に蓄積されたデータを受信データと呼ぶ。
【0025】続いて、上記カラオケ装置1が受信してメ
モリ5に保存したデータに対して中央制御装置4が行う
処理について、図5および図6を参照して説明する。
【0026】まず、中央制御装置4により実行される、
図5に示す受信データ登録処理について説明する。この
処理は所定のスケジュールに従い、例えば1日に1回実
行される。
【0027】最初のステップS110では、メモリ5に
蓄えられている受信データから1バイト読み出す。次の
S120では、この読み出したデータが先頭識別子20
1(図2参照)であるかどうかを調べる。S110にお
いて読み出された1バイトが先頭識別子201でなかっ
た場合には(NO:S120)、処理はS220へ移行
する。S220ではメモリ5内のデータの処理が終了し
たかどうか(すなわち、メモリ内にまだ受信データが存
在するかどうか)を判定し、存在する場合(NO:S2
20)には、S110において次の受信データ1バイト
を読み込む。この様にして、S110、S120、S2
20の処理を繰り返しつつ配信データの先頭を探す。も
しも、S210において受信データが存在しない場合に
は受信データ終了と判断して(YES:S210)、本
処理を終了する。
【0028】一方、S120で肯定判断、すなわち読み
出したデータが先頭識別子201であった場合には、終
了識別子204が現れるまで1バイトずつデータを読み
出して、チェックサムの積算を行う処理をS130〜S
150にて実行する。そして終了識別子204に達した
場合には(YES:S140)、S160へ移行してチ
ェックコード205を読み出し、S170にて、受信し
た配信データが適正であるか否かを判別する。この判別
は、終了識別子204の後に格納されているチェックコ
ード205とS130で計算されたチェックサムとを比
較することにより行う。
【0029】そして、S170において、両者(チェッ
クコード205とチェックサム)が等しいときには、受
信は正常に終了していて受信データは適正であると判定
され(YES:S170)、中央制御装置4の処理はS
180へ移行する。S180では、現在読み取り対象と
なっているデータを登録するか否か、すなわちデータの
スクランブルを解除して記憶装置7に格納するかどうか
を判定する。ここで、データを登録するかは、カラオケ
端末1が有する表示装置にデータIDを表示し、リモー
トコントローラの操作ボタンの操作により登録するかし
ないかを入力するようになっている。
【0030】データ登録しない場合(NO:S180)
には、処理はS230へ移行する。データ登録する場合
には、S190において、データID202を記憶装置
7に格納されている受信データIDリストに追加登録す
る。続いて、中央制御装置4は通信装置2により、通信
回線を介してホスト装置11の通信装置12に接続し
て、配信データの中のデータID202(図2参照)に
対応するキーデータを取得する、キーデータ取得処理を
実行する(S200)。キーデータ取得処理については
後に詳細に説明する。
【0031】S200のキーデータ取得処理でキーデー
タを取得すると、S210において、取得したキーデー
タを用いて配信データの中の実データ203(図2参
照)に施されたスクランブルを解除する。そして、スク
ランブルが解除されたデータをS220において記憶装
置7に保存してから処理はS230に移行する。S23
0の処理については上述した通りであり、ここでは繰り
返さない。
【0032】チェックコードとチェックサムが等しくな
いとき、すなわち、受信が正常に終了せず受信データが
不適正であると判定された場合には(NO:S17
0)、受信した配信データは無効であると判断して登
録、キーデータ取得、実体データのスクランブル解除、
解除データの記憶装置7への格納(S180〜S21
0)は行わないで、S170からS230へ移行する。
【0033】このようにして、ホスト装置11から送出
された配信データは、カラオケ端末1に登録されると共
にキーデータによりスクランブルが解除された後に記憶
装置7に格納される。したがって、利用者からリクエス
トがあった際には、曲データが記憶装置7から再び読み
出され、再生装置によってカラオケ演奏が開始されるこ
とになる。カラオケ演奏の詳しい処理は本発明における
主要点ではないので、ここでは説明は省略する。
【0034】次に、キーデータ取得処理について図6を
参照して説明する。キーデータ取得処理は、受信データ
中のデータID202に対応したキーデータをホスト装
置11から受信する処理である。
【0035】まず、S310において、中央制御装置4
は通信装置2により通信回線を介してホスト装置11の
通信装置12に接続する。次に、受信データのデータI
Dをホスト装置11に対し送信する(S320)。ホス
ト装置11はデータIDをカラオケ端末1から受信する
と、記憶装置14に格納されている配信情報リスト(図
3)を参照して、当該データIDに対応したキーデータ
をカラオケ端末1に送信する。カラオケ端末1側では、
キーデータを受信し(S330)、回線を切断して(S
340)、キーデータ取得処理を終了する。
【0036】なお、ここでカラオケ端末1がホスト装置
11に対して発呼する際に使用する回線は、ホスト装置
11から送られるデータに対応して発呼側に課金する事
が可能な回線を用いている。すなわち、S340におい
てカラオケ端末1からホスト装置11に対して送信され
たデータIDに対応して設定される課金金額が、カラオ
ケ端末1の利用者の電話回線使用料に加算されるように
なっている。
【0037】一方、反対にカラオケ端末1からホスト装
置11へ端末稼働情報などの所定のデータをアップロー
ドする場合は、従来通り必要な時に、上記の課金用の通
信回線とは異なる通信回線を利用してホスト装置11と
接続し、アップロードを行う。
【0038】さて、前述のFM放送波を用いた曲データ
のダウンロードでは、ホスト装置11とカラオケ端末1
が接続確認を行わずに一方的にホスト装置11から送出
する形態をとるため、放送した際にカラオケ端末1が非
起動であったり、カラオケ端末1での放送波の受信状態
が悪かったりした場合には、必要なデータのダウンロー
ドに失敗することが大いに考えられる。しかも、どのカ
ラオケ端末1でそれらが発生したかを判別できない。さ
らに、キーデータをダウンロードするための回線が何ら
かの理由で使用できない場合にも、データのダウンロー
ドができないことになる。従って、本実施形態のシステ
ムでは、そのような場合は通信回線を利用してホスト装
置11に接続し、不足の配信データをダウンロードする
ようにして回復を図るために、次に説明する受信確認処
理を実行する。
【0039】図7は受信確認処理を示すフローチャート
である。まず、最初のステップS410で、カラオケ端
末1の中央制御装置4は通信装置2を制御してホスト装
置11と通信回線を介して接続する。そして、続くS4
20では、前述したホスト装置11が記憶装置14に記
憶している配信情報リストを送信してもらうよう要求
し、ダウンロードする。
【0040】そして、続くS430以降の処理で、カラ
オケ端末1が保有する受信情報リストとの照合を行い、
受信していない配信データについてのダウンロード処理
を行う。詳細には、まずS430にて配信情報リストか
ら配信データIDを1件取り出し、続くS440では、
受信情報リストにそのデータIDが登録されているかど
うか調べる。そして、S450で登録済みかどうかを判
断する。
【0041】この際、データIDが登録されていなけれ
ば(NO:S450)、受信に失敗しているとしてS4
60へ移行する。S460では、その受信を失敗したデ
ータIDに対応する配信データを再度配信してもらうよ
うホスト装置11に要求し、その要求に応じて配信され
たデータをダウンロードする。その後S470へ移行す
る。
【0042】一方、S430にて配信情報リストから取
り出した配信データIDが受信情報リストに登録されて
いれば(YES:S450)、正常に受信しているとし
てダウンロードは行わずにS470に移行する。S47
0では、配信情報リストの最後尾となったかどうかを判
断する。最後尾となっていなければ(NO:S47
0)、S430へ戻って次のデータを取り出し、上記の
処理を繰り返す。そして、最後のデータIDに達したら
(YES:S470)、S480へ移行し、ホスト装置
11との接続を切断して一連の処理を終了する。
【0043】なお、この受信確認処理は、中央制御装置
4が1日もしくは1週間に1回といった所定の周期で定
期的に行うものとし、これによってシステム内の各カラ
オケ端末1における受信状況の個体差をなくすように動
作する。このように、本実施の形態における通信カラオ
ケシステムでは、ホスト装置11より配信すべき曲デー
タをFM放送波に多重化して放送するため、同時に多数
のカラオケ端末1にデータを配信することができる。し
かも、配信データにはスクランブルが施されているた
め、キーデータを取得しない限り配信データを利用する
ことはできないため、きわめて効率の良いデータ配信シ
ステムを構成することができる。
【0044】ホスト装置11から放送した際にカラオケ
端末1が非起動であったり、カラオケ端末1の受信装置
8による放送波の受信状態が悪かったりした場合には、
必要な曲データを受信できない場合が起こり得るが、そ
のような場合には、ホスト装置11で記憶している配信
情報リストとカラオケ端末1側で記憶している受信情報
リストの照合を行い、一致していない場合には、未配信
(カラオケ端末1側から見れば未受信)の曲データを、
今度は双方向のデータ伝送が可能な通信回線を介して再
度配信するようにしている。なお、この場合には曲デー
タの受信は通信回線で接続されているカラオケ端末1に
おいてのみおこなわれるため、曲データはスクランブル
が施されない状態で伝送される。
【0045】本発明は以上に説明した様な実施の形態に
のみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲において種々の態様で変形し、実施し得る。例え
ば、上記の実施の形態においては、各受信データを読み
込む度に、当該データを記憶装置7に格納するか否かを
利用者が入力するようになっているが、予め受信データ
の各々について格納の是非を設定しておくような構成に
しても良い。
【0046】上記実施の形態においては、カラオケ端末
の記憶装置7には、スクランブルが解除された実体デー
タが格納される構成となっているが、スクランブルが施
されたままのデータ、および、スクランブルを解除する
ためのキーデータを共に記憶装置7に格納しておき、演
奏時にスクランブルを解除することも可能である。さら
に、データを圧縮するものとし、圧縮されたデータを解
凍(すなわち元のデータに戻す)する場合に該キーデー
タが必要となるようなアルゴリズムを採用すれば、デー
タを圧縮することがそのままスクランブルを施すことに
なり、しかも圧縮された状態で記憶装置7にデータを格
納すれば記憶装置7の容量を有効に使うことが可能にな
る。
【0047】また、実施の形態においては、各受信デー
タ毎に異なるキーデータが設定される例を示したが、複
数の曲データ、例えば一回のデータ配信で送信される曲
データに関しては同一のキーデータを用いてスクランブ
ルを施すようにし、カラオケ端末側では、一度だけキー
データを受信することにより、メモリ5内の全てのデー
タのスクランブルを解除することができるようにしても
良い。
【0048】あるいは、曲データをグループ分けし、同
一のグループに属する曲データに関しては同一のキーデ
ータでスクランブルが解除できるようにしても良い。グ
ループ分けの基準としては、例えば曲のジャンルや、歌
手などによるグループ分けとする事が可能である。ま
た、このように同一グループに対して同一のキーデータ
を使用する場合には、カラオケ端末側においては、一度
受信したキーデータを記憶装置に格納しておき、スクラ
ンブルを解除する場合には、記憶装置に格納したキーデ
ータを参照してスクランブルを解除するような構成とな
る。
【0049】また、上記実施の形態においては、本発明
のデータ配信システムを通信式カラオケシステムの例に
ついて説明したが、本発明の適用範囲はカラオケシステ
ムに限られるものではなく、例えばコンピュータソフト
ウェアの配信ネットワークや画像データの配信ネットワ
ークに対しても本発明を適用することが可能である。
【0050】
【発明の効果】請求項1に記載のデータ配信システムに
よれば、配信データにスクランブルが施された状態で放
送により配信され、スクランブルを解除するためのキー
データを別途取得する必要があるため、データ配信を容
易に行えるにもかかわらず、配信データが不正に使用さ
れる恐れがないため、効率の良いデータ配信システムを
構成することが可能になる。
【0051】請求項2の記載によれば、キーデータを有
料とすることができ、しかも利用者にとっては容易にキ
ーデータを得られるシステム構成とすることができる。
【0052】請求項3の記載によれば、本発明のデータ
配信システムのカラオケシステムへの応用が可能とな
る。
【0053】請求項4の記載によれば、不正に使用され
ることを避けるべき楽曲データをも、放送により配信す
ることが可能になる。
【0054】請求項5の記載によれば、配信されたデー
タが有する識別情報に基づいて、該データのスクランブ
ルを解除すべきか否かを判断することが可能になる。
【0055】請求項6の記載によれば、実体データのみ
に前記スクランブルが施されるため、特殊なデータ操作
をすることなく配信されたデータの識別情報を取得する
ことができる。
【0056】請求項7の記載によれば、各配信データ毎
に異なったキーデータを必要とするようなスクランブル
を施しても、容易に各データのスクランブルを解除する
ためのキーデータを取得することができる。
【0057】請求項8に記載の放送受信装置によれば、
スクランブルが施された状態で放送により配信されたデ
ータを受信し、しかも、スクランブルを解除するための
キーデータをも取得することができるため、効率良くス
クランブルを解除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の通信式カラオケシステムの概略
構成を示すブロック図である。
【図2】スクランブルデータの構成を示す図である。
【図3】配信情報リストの構成を示す図である。
【図5】受信データ登録処理を示すフローチャートであ
る。
【図6】キーデータ取得処理を示すフローチャートであ
る。
【図7】受信確認処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 ホスト装置 1 カラオケ端末 2 通信装置 3 再生装置 4 中央制御装置 5 メモリ 6 復調器 7 記憶装置 8 受信装置 9 リモコン受光部 10 表示装置 12 通信装置 13 中央制御装置 14 記憶装置 15 放送装置
【手続補正書】
【提出日】平成8年8月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の通信式カラオケシステムの概略
構成を示すブロック図である。
【図2】スクランブルデータの構成を示す図である。
【図3】配信情報リストの構成を示す図である。
【図4】通信カラオケシステムにおけるホスト装置のデ
ータ配信動作を示すフローチャートである。
【図5】受信データ登録処理を示すフローチャートであ
る。
【図6】キーデータ取得処理を示すフローチャートであ
る。
【図7】受信確認処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】 11 ホスト装置 1 カラオケ端末 2 通信装置 3 再生装置 4 中央制御装置 5 メモリ 6 復調器 7 記憶装置 8 受信装置 9 リモコン受光部 10 表示装置 12 通信装置 13 中央制御装置 14 記憶装置 15 放送装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04S 1/00

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配信データにスクランブルを施して放送
    データに多重化して送信する放送手段と、 前記放送手段から送信された配信データを受信する受信
    手段と、前記配信データに施されたスクランブルを解除
    するためのキーデータを受信するための通信手段と、前
    記キーデータによって受信手段により受信した配信デー
    タのスクランブルを解除する解除手段と、前記スクラン
    ブルが解除された配信データに基づいて所定の動作を実
    行する実行手段と、を備える放送受信装置と、から構成
    されるデータ配信システム。
  2. 【請求項2】 前記通信手段は、課金通信網を介してキ
    ーデータを取得することを特徴とする請求項1に記載の
    データ配信システム。
  3. 【請求項3】 前記実行手段は、配信データに基づいて
    楽曲の演奏を実行することを特徴とする請求項1または
    2に記載のデータ配信システム。
  4. 【請求項4】 前記配信データは楽曲データであること
    を特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のデータ
    配信システム。
  5. 【請求項5】 前記配信データは、データを識別するI
    Dデータと前記実行手段により使用される実体データと
    を有することを特徴とする請求項1から4のいずれかに
    記載のデータ配信システム。
  6. 【請求項6】 前記実体データのみに前記スクランブル
    が施されることを特徴とする請求項5に記載のデータ配
    信システム。
  7. 【請求項7】 前記放送受信装置は、前記受信手段が受
    信した前記配信データから前記IDデータを読み取る読
    み取り手段と、前記IDデータを前記通信手段を介して
    前記放送手段に送る通信制御手段とを有し、 前記放送手段は、前記放送受信手段により、前記通信手
    段を介して送信された前記IDデータに対応したキーデ
    ータを前記通信手段に送信することを特徴とする請求項
    6に記載のデータ配信システム。
  8. 【請求項8】 配信データにスクランブルを施して放送
    データに多重化して送信する放送手段から送信された配
    信データを受信する受信手段と、 前記配信データに施されたスクランブルを解除するため
    のキーデータを受信するための通信手段と、 前記キーデータによって受信手段により受信した配信デ
    ータのスクランブルを解除する解除手段と、 前記スクランブルが解除された配信データに基づいて所
    定の動作を実行する実行手段と、を備える放送受信装
    置。
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