JPH09270656A - ノイズ吸収素子 - Google Patents
ノイズ吸収素子Info
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- JPH09270656A JPH09270656A JP7770196A JP7770196A JPH09270656A JP H09270656 A JPH09270656 A JP H09270656A JP 7770196 A JP7770196 A JP 7770196A JP 7770196 A JP7770196 A JP 7770196A JP H09270656 A JPH09270656 A JP H09270656A
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- JP
- Japan
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- electrode
- absorbing element
- noise absorbing
- shaped electrode
- comb
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Abstract
(57)【要約】
【課題】製造工程が容易で内部構造の欠陥の低減化が図
られたノイズ吸収素子を提供する。 【解決手段】磁性体基板11上に、厚膜印刷法を用いて
つづら折り状電極12と櫛形電極13とを形成し、さら
に、厚膜印刷法を用いてつづら折り状電極12と櫛形電
極13とに挟まれた空間を覆うように誘電体層14を形
成した。
られたノイズ吸収素子を提供する。 【解決手段】磁性体基板11上に、厚膜印刷法を用いて
つづら折り状電極12と櫛形電極13とを形成し、さら
に、厚膜印刷法を用いてつづら折り状電極12と櫛形電
極13とに挟まれた空間を覆うように誘電体層14を形
成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノイズ吸収素子に
関する。
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、グリーンシート積層法により
製造されるLC一体型チップタイプのノイズフィルタが
知られている。このノイズフィルタは、例えばフェライ
トを用いたインダクタンス素子と誘電体を用いたコンデ
ンサ素子とを張り合せることによって製造される。ある
いは、誘電体と磁性体とを混合させてチップを形成し、
そのチップに電極を形成して、チップと電極とを一体同
時焼成することにより製造されるノイズフィルタも考え
られている。
製造されるLC一体型チップタイプのノイズフィルタが
知られている。このノイズフィルタは、例えばフェライ
トを用いたインダクタンス素子と誘電体を用いたコンデ
ンサ素子とを張り合せることによって製造される。ある
いは、誘電体と磁性体とを混合させてチップを形成し、
そのチップに電極を形成して、チップと電極とを一体同
時焼成することにより製造されるノイズフィルタも考え
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したノ
イズフィルタを製造するにあたり、フェライトを用いた
インダクタンス素子と誘電体を用いたコンデンサ素子と
を張り合せたり、あるいは誘電体と磁性体とを混合させ
てチップを形成する必要があり、このためノイズフィル
タの製造が複雑であるという問題がある。また、上述し
たノイズフィルタは、いずれも誘電体グリーンシート積
層法を用いて製造されるものであるため、そのノイズフ
ィルタの製造が複雑であるだけでなく、さらに、電極と
グリーンシートとの一体焼成によるデラミなどの内部構
造の欠陥が生じやすいという問題もある。
イズフィルタを製造するにあたり、フェライトを用いた
インダクタンス素子と誘電体を用いたコンデンサ素子と
を張り合せたり、あるいは誘電体と磁性体とを混合させ
てチップを形成する必要があり、このためノイズフィル
タの製造が複雑であるという問題がある。また、上述し
たノイズフィルタは、いずれも誘電体グリーンシート積
層法を用いて製造されるものであるため、そのノイズフ
ィルタの製造が複雑であるだけでなく、さらに、電極と
グリーンシートとの一体焼成によるデラミなどの内部構
造の欠陥が生じやすいという問題もある。
【0004】本発明は、上記事情に鑑み、製造が容易で
内部構造の欠陥の低減化が図られたノイズ吸収素子を提
供することを目的とする。
内部構造の欠陥の低減化が図られたノイズ吸収素子を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明のノイズ吸収素子は、少なくとも表面が磁性体で形成
された基板上の同一平面上に、互いの間に所定の間隔を
置いて延在する、インダクタ成分を有する第1の電極、
およびこの第1の電極との間でコンデンサ成分を有する
第2の電極がスクリーン印刷法により形成されてなるこ
とを特徴とするものである。
明のノイズ吸収素子は、少なくとも表面が磁性体で形成
された基板上の同一平面上に、互いの間に所定の間隔を
置いて延在する、インダクタ成分を有する第1の電極、
およびこの第1の電極との間でコンデンサ成分を有する
第2の電極がスクリーン印刷法により形成されてなるこ
とを特徴とするものである。
【0006】ここで、上記第2の電極が複数の歯形を有
する櫛形形状の電極であり、上記第1の電極が、この第
2の電極の複数の歯形に沿って延びるつづら折り形の電
極であることが効果的である。また、上記第1の電極お
よび上記第2の電極が形成された基板の上にさらに、誘
電体層が厚膜法で形成されてなることも好ましい。
する櫛形形状の電極であり、上記第1の電極が、この第
2の電極の複数の歯形に沿って延びるつづら折り形の電
極であることが効果的である。また、上記第1の電極お
よび上記第2の電極が形成された基板の上にさらに、誘
電体層が厚膜法で形成されてなることも好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。図1は、本発明の第1実施形態のノイズ吸収
素子の平面図(a)と、そのノイズ吸収素子のA−A’
断面図(b)と、そのノイズ吸収素子の等価回路図
(c)である。
説明する。図1は、本発明の第1実施形態のノイズ吸収
素子の平面図(a)と、そのノイズ吸収素子のA−A’
断面図(b)と、そのノイズ吸収素子の等価回路図
(c)である。
【0008】図1(a)に示すノイズ吸収素子10は、
磁性体基板11と、つづら折り状電極12と、3本の歯
を有する櫛形電極13と、誘電体層14とを備えてい
る。このノイズ吸収素子10の磁性体基板11の表面に
は、櫛形電極13と、その櫛形電極13の有する3本の
歯に対向するようにつづら折り状電極12とが厚膜印刷
法により形成されている。また、図1(a),(b)に
示すように、つづら折り状電極12,櫛形電極13に挟
まれた空間部分と、つづら折り状電極12の両端部以外
の部分と、櫛形電極13の歯の部分とを覆うように誘電
体層14が厚膜印刷法により形成されている。またつづ
ら折り状電極12の、誘電体層14に覆われていない部
分が、第1の端子電極12a,第2の端子電極12bと
なっており、櫛形電極13の、誘電体層14に覆われて
いない部分が、端子電極13aとなっている。
磁性体基板11と、つづら折り状電極12と、3本の歯
を有する櫛形電極13と、誘電体層14とを備えてい
る。このノイズ吸収素子10の磁性体基板11の表面に
は、櫛形電極13と、その櫛形電極13の有する3本の
歯に対向するようにつづら折り状電極12とが厚膜印刷
法により形成されている。また、図1(a),(b)に
示すように、つづら折り状電極12,櫛形電極13に挟
まれた空間部分と、つづら折り状電極12の両端部以外
の部分と、櫛形電極13の歯の部分とを覆うように誘電
体層14が厚膜印刷法により形成されている。またつづ
ら折り状電極12の、誘電体層14に覆われていない部
分が、第1の端子電極12a,第2の端子電極12bと
なっており、櫛形電極13の、誘電体層14に覆われて
いない部分が、端子電極13aとなっている。
【0009】ノイズ吸収素子10は、例えば接地して使
用され、磁性体基板11とその磁性体基板11の表面に
形成されたつづら折り状電極12とからインダクタンス
が得られ、つづら折り状電極12と櫛形電極13とから
静電容量が得られる。さらに、磁性体基板11の表面に
形成されたつづら折り状電極12の長さ,幅,厚さなど
を調整することによって、インダクタンスの値を調整す
ることができ、つづら折り状電極12の、櫛形電極13
と対向している部分の長さ,つづら折り状電極12と櫛
形電極13の歯との距離,磁性体基板11の誘電率,誘
電体層14の誘電率などを調整することによって、静電
容量の値を調整することができる。
用され、磁性体基板11とその磁性体基板11の表面に
形成されたつづら折り状電極12とからインダクタンス
が得られ、つづら折り状電極12と櫛形電極13とから
静電容量が得られる。さらに、磁性体基板11の表面に
形成されたつづら折り状電極12の長さ,幅,厚さなど
を調整することによって、インダクタンスの値を調整す
ることができ、つづら折り状電極12の、櫛形電極13
と対向している部分の長さ,つづら折り状電極12と櫛
形電極13の歯との距離,磁性体基板11の誘電率,誘
電体層14の誘電率などを調整することによって、静電
容量の値を調整することができる。
【0010】尚、誘電体層14の上にその誘電体層14
よりも小さな面積の導体を印刷し焼成してフロート電極
を形成すると、より大きな静電容量を得ることができ
る。さらに、そのノイズ吸収素子10の最上部印刷層の
上にオーバーコートガラス層を形成することによって、
ノイズ吸収素子10に各種信頼性試験を行なう際に生じ
るノイズ吸収素子の特性の変化を抑えることができる。
よりも小さな面積の導体を印刷し焼成してフロート電極
を形成すると、より大きな静電容量を得ることができ
る。さらに、そのノイズ吸収素子10の最上部印刷層の
上にオーバーコートガラス層を形成することによって、
ノイズ吸収素子10に各種信頼性試験を行なう際に生じ
るノイズ吸収素子の特性の変化を抑えることができる。
【0011】尚、ノイズ吸収素子10は、磁性体基板を
用いて製造されるが、磁性体基板以外の基板上に厚膜印
刷法を用いて磁性体層を形成し、その磁性体層上に電極
を形成してノイズ吸収素子を製造してもよい。図1
(c)に示す等価回路は、インダクタンス素子15の一
端がコンデンサ素子16の一端に接続され、このコンデ
ンサ素子16の他端は接地されており、インダクタンス
素子15の他端は端子17となり、インダクタンス素子
15とコンデンサ素子16との接続点が端子18となっ
ている回路である。
用いて製造されるが、磁性体基板以外の基板上に厚膜印
刷法を用いて磁性体層を形成し、その磁性体層上に電極
を形成してノイズ吸収素子を製造してもよい。図1
(c)に示す等価回路は、インダクタンス素子15の一
端がコンデンサ素子16の一端に接続され、このコンデ
ンサ素子16の他端は接地されており、インダクタンス
素子15の他端は端子17となり、インダクタンス素子
15とコンデンサ素子16との接続点が端子18となっ
ている回路である。
【0012】インダクタンス素子15は、磁性体基板1
1とその磁性体基板11の表面に形成されたつづら折り
状電極12とから形成されたものであり、コンデンサ素
子16は、つづら折り状電極12と櫛形電極13とから
形成されたものである。この等価回路は、インダクタン
ス素子15とコンデンサ素子16とがT型に接続された
回路であるので、T型LC回路と呼ばれる。
1とその磁性体基板11の表面に形成されたつづら折り
状電極12とから形成されたものであり、コンデンサ素
子16は、つづら折り状電極12と櫛形電極13とから
形成されたものである。この等価回路は、インダクタン
ス素子15とコンデンサ素子16とがT型に接続された
回路であるので、T型LC回路と呼ばれる。
【0013】ノイズ吸収素子10では、磁性体基板11
の表面に厚膜印刷法を用いて、つづら折り状電極12と
櫛形電極13とを同時に形成するため、グリーンシート
積層法を用いて、インダクタンス素子とコンデンサ素子
とを張り合せてノイズフィルタを製造するよりも、製造
工程が非常に簡略化できる。また、厚膜印刷法では、厚
膜層を印刷する毎に焼成を行っているため、グリーンシ
ート積層法を用いて製造されたノイズフィルタにみられ
るデラミ等の構造欠陥が生じることもない。
の表面に厚膜印刷法を用いて、つづら折り状電極12と
櫛形電極13とを同時に形成するため、グリーンシート
積層法を用いて、インダクタンス素子とコンデンサ素子
とを張り合せてノイズフィルタを製造するよりも、製造
工程が非常に簡略化できる。また、厚膜印刷法では、厚
膜層を印刷する毎に焼成を行っているため、グリーンシ
ート積層法を用いて製造されたノイズフィルタにみられ
るデラミ等の構造欠陥が生じることもない。
【0014】図2は、本発明の第2実施形態のノイズ吸
収素子の平面図(a)と、そのノイズ吸収素子のA−
A’断面図(b)と、そのノイズ吸収素子の等価回路図
(c)である。図2(a)に示すノイズ吸収素子20
は、磁性体基板21と、つづら折り状電極22と、2本
の歯を有する櫛形電極23と、誘電体層24とを備えて
いる。このノイズ吸収素子20の磁性体基板21の表面
には、櫛形電極23と、その櫛形電極23の有する2本
の歯に対向するようにつづら折り状電極22とが厚膜印
刷法により形成されている。また、図2(a),(b)
に示すように、つづら折り状電極22,櫛形電極23に
挟まれた空間部分と、つづら折り状電極22の両端部以
外の部分と、櫛形電極23の歯の部分とを覆うように誘
電体層24が厚膜印刷法により形成されている。またつ
づら折り状電極22の、誘電体層24に覆われていない
部分が、第1の端子電極22a,第2の端子電極22b
となっており、櫛形電極23の、誘電体層24に覆われ
ていない部分が、端子電極23aとなっている。また、
図2(c)に示す等価回路は図1(c)に示す等価回路
と同様の等価回路で示すことができる。このような、つ
づら折り状電極22と櫛形電極23を用いてノイズ吸収
素子を形成してもよい。
収素子の平面図(a)と、そのノイズ吸収素子のA−
A’断面図(b)と、そのノイズ吸収素子の等価回路図
(c)である。図2(a)に示すノイズ吸収素子20
は、磁性体基板21と、つづら折り状電極22と、2本
の歯を有する櫛形電極23と、誘電体層24とを備えて
いる。このノイズ吸収素子20の磁性体基板21の表面
には、櫛形電極23と、その櫛形電極23の有する2本
の歯に対向するようにつづら折り状電極22とが厚膜印
刷法により形成されている。また、図2(a),(b)
に示すように、つづら折り状電極22,櫛形電極23に
挟まれた空間部分と、つづら折り状電極22の両端部以
外の部分と、櫛形電極23の歯の部分とを覆うように誘
電体層24が厚膜印刷法により形成されている。またつ
づら折り状電極22の、誘電体層24に覆われていない
部分が、第1の端子電極22a,第2の端子電極22b
となっており、櫛形電極23の、誘電体層24に覆われ
ていない部分が、端子電極23aとなっている。また、
図2(c)に示す等価回路は図1(c)に示す等価回路
と同様の等価回路で示すことができる。このような、つ
づら折り状電極22と櫛形電極23を用いてノイズ吸収
素子を形成してもよい。
【0015】図3は、本発明の第3実施形態のノイズ吸
収素子の平面図(a)と、そのノイズ吸収素子のA−
A’断面図(b)と、そのノイズ吸収素子の等価回路図
(c)である。図3(a)に示すノイズ吸収素子30
は、磁性体基板31と、つづら折り状電極32と、2本
の歯を有する櫛形電極33と、誘電体層34とを備えて
いる。このノイズ吸収素子30の磁性体基板31の表面
には、櫛形電極33と、その櫛形電極33の有する2本
の歯に対向するようにつづら折り状電極32とが厚膜印
刷法により形成されている。また、図3(a),(b)
に示すように、つづら折り状電極32,櫛形電極33に
挟まれた空間部分と、つづら折り状電極32の両端部以
外の部分と、櫛形電極33の歯の部分とを覆うように誘
電体層34が厚膜印刷法により形成されている。またつ
づら折り状電極32の、誘電体層34に覆われていない
部分が、第1の端子電極32a,第2の端子電極32b
となっており、櫛形電極33の、誘電体層34に覆われ
ていない部分が、端子電極33aとなっている。また、
図3(c)に示す等価回路は図1(c),図2(c)に
示す等価回路と同様の等価回路で示すことができる。こ
のような、つづら折り状電極32と櫛形電極33とを用
いてノイズ吸収素子を形成してもよい。
収素子の平面図(a)と、そのノイズ吸収素子のA−
A’断面図(b)と、そのノイズ吸収素子の等価回路図
(c)である。図3(a)に示すノイズ吸収素子30
は、磁性体基板31と、つづら折り状電極32と、2本
の歯を有する櫛形電極33と、誘電体層34とを備えて
いる。このノイズ吸収素子30の磁性体基板31の表面
には、櫛形電極33と、その櫛形電極33の有する2本
の歯に対向するようにつづら折り状電極32とが厚膜印
刷法により形成されている。また、図3(a),(b)
に示すように、つづら折り状電極32,櫛形電極33に
挟まれた空間部分と、つづら折り状電極32の両端部以
外の部分と、櫛形電極33の歯の部分とを覆うように誘
電体層34が厚膜印刷法により形成されている。またつ
づら折り状電極32の、誘電体層34に覆われていない
部分が、第1の端子電極32a,第2の端子電極32b
となっており、櫛形電極33の、誘電体層34に覆われ
ていない部分が、端子電極33aとなっている。また、
図3(c)に示す等価回路は図1(c),図2(c)に
示す等価回路と同様の等価回路で示すことができる。こ
のような、つづら折り状電極32と櫛形電極33とを用
いてノイズ吸収素子を形成してもよい。
【0016】
【実施例】以下に、本発明の実施例について説明する。
図4〜6は、本発明の第1実施例のノイズ吸収素子の製
造工程1〜3を示す平面図(a)およびそのA−A’断
面図(b)である。先ず、押し出し法を用いて、図4に
示す、Ni−Cu−Znフェライト基板41を製造し
た。
図4〜6は、本発明の第1実施例のノイズ吸収素子の製
造工程1〜3を示す平面図(a)およびそのA−A’断
面図(b)である。先ず、押し出し法を用いて、図4に
示す、Ni−Cu−Znフェライト基板41を製造し
た。
【0017】次に、Ni−Cu−Znフェライト基板4
1の表面に、図5に示す、つづら折り状パターンのAg
/Pd電極と櫛形パターンのAg/Pd電極とを、スク
リーン印刷法を用いて同時に印刷し乾燥して、さらに8
50℃の温度に設定されたベルト炉で焼成し、つづら折
り電極42と櫛形電極43とを得た。次に、大きな静電
容量を得るために、つづら折り状電極42,櫛形電極4
3に挟まれた空間部分と、つづら折り状電極42の両端
部以外の部分と、櫛形電極43の歯の部分とを覆うよう
に、図6に示すような長方形のパターンの、誘電率ε≒
2000の誘電体ペーストを印刷し乾燥しさらに焼成し
て誘電体層44を得た。このようにして、つづら折り状
電極42の、誘電体層44に覆われていない部分が、第
1の端子電極42a,第2の端子電極42bとなり、櫛
形電極43の、誘電体層44に覆われていない部分が、
第3の端子電極43aとなるノイズ吸収素子40を製造
した。
1の表面に、図5に示す、つづら折り状パターンのAg
/Pd電極と櫛形パターンのAg/Pd電極とを、スク
リーン印刷法を用いて同時に印刷し乾燥して、さらに8
50℃の温度に設定されたベルト炉で焼成し、つづら折
り電極42と櫛形電極43とを得た。次に、大きな静電
容量を得るために、つづら折り状電極42,櫛形電極4
3に挟まれた空間部分と、つづら折り状電極42の両端
部以外の部分と、櫛形電極43の歯の部分とを覆うよう
に、図6に示すような長方形のパターンの、誘電率ε≒
2000の誘電体ペーストを印刷し乾燥しさらに焼成し
て誘電体層44を得た。このようにして、つづら折り状
電極42の、誘電体層44に覆われていない部分が、第
1の端子電極42a,第2の端子電極42bとなり、櫛
形電極43の、誘電体層44に覆われていない部分が、
第3の端子電極43aとなるノイズ吸収素子40を製造
した。
【0018】上述のようにして製造されたノイズ吸収素
子40では、第3の端子電極43aと第1の端子電極4
2aとの間の静電容量は183pFであり、第1の端子
電極42aと第2の端子電極42bとの間のインダクタ
ンスは0.78μHであった。尚、上述したノイズ吸収
素子40を製造する際に用いた膜厚印刷法では、スクリ
ーン印刷は、乳剤厚みが20μmで、325メッシュの
ステンレスを使用する条件で行った。印刷機は、スナッ
プオフが1.0mm,印圧が2kgで、剣スキージを使
用する条件で行なった。乾燥は、ベルト炉式乾燥炉を用
いて150℃の温度で15分間の条件で行なった。焼成
は、ベルト式焼成炉を用いて、空気中にて850℃〜9
00℃の温度で1時間の条件で行なった。
子40では、第3の端子電極43aと第1の端子電極4
2aとの間の静電容量は183pFであり、第1の端子
電極42aと第2の端子電極42bとの間のインダクタ
ンスは0.78μHであった。尚、上述したノイズ吸収
素子40を製造する際に用いた膜厚印刷法では、スクリ
ーン印刷は、乳剤厚みが20μmで、325メッシュの
ステンレスを使用する条件で行った。印刷機は、スナッ
プオフが1.0mm,印圧が2kgで、剣スキージを使
用する条件で行なった。乾燥は、ベルト炉式乾燥炉を用
いて150℃の温度で15分間の条件で行なった。焼成
は、ベルト式焼成炉を用いて、空気中にて850℃〜9
00℃の温度で1時間の条件で行なった。
【0019】ここでは、ノイズ吸収素子40を製造する
にあたり、磁性体基板41の表面に厚膜印刷法を用い
て、つづら折り状電極42と櫛形電極43とを同時に形
成したので、グリーンシート積層法を用いて、インダク
タンス素子とコンデンサ素子とを張り合せてノイズフィ
ルタを製造するよりも、製造工程が非常に簡略化され
た。また、厚膜層を印刷する毎に焼成を行っているた
め、グリーンシート積層法を用いて製造されたノイズフ
ィルタにみられるデラミ等の構造欠陥も生じなかった。
にあたり、磁性体基板41の表面に厚膜印刷法を用い
て、つづら折り状電極42と櫛形電極43とを同時に形
成したので、グリーンシート積層法を用いて、インダク
タンス素子とコンデンサ素子とを張り合せてノイズフィ
ルタを製造するよりも、製造工程が非常に簡略化され
た。また、厚膜層を印刷する毎に焼成を行っているた
め、グリーンシート積層法を用いて製造されたノイズフ
ィルタにみられるデラミ等の構造欠陥も生じなかった。
【0020】図7〜11は、本発明の第2実施例のノイ
ズ吸収素子の製造工程1〜5を示す図である。図7〜1
0に示す(a)は平面図、(b)はそのA−A’断面図
であり、図11に示す(a)は平面図、(b)はその側
面図である。先ず、図7(b)に示すチップ分割用のス
クラブ溝の入ったアルミナ基板71に、図7(a)に示
すようにNi−Cu−Znフェライトのペーストを用い
てフェライト層72を形成した。
ズ吸収素子の製造工程1〜5を示す図である。図7〜1
0に示す(a)は平面図、(b)はそのA−A’断面図
であり、図11に示す(a)は平面図、(b)はその側
面図である。先ず、図7(b)に示すチップ分割用のス
クラブ溝の入ったアルミナ基板71に、図7(a)に示
すようにNi−Cu−Znフェライトのペーストを用い
てフェライト層72を形成した。
【0021】次に、フェライト層72上に、図8に示す
ように、つづら折り状パターンのAg電極と櫛形パター
ンのAg電極とを、スクリーン印刷法を用いて同時に印
刷し、つづら折り状電極73と櫛形電極74とを得た。
次に、図9に示すように、誘電率ε≒2000の誘電体
ペーストを、つづら折り状電極73,櫛形電極74に挟
まれた空間部分とつづら折り状電極73の両端部以外の
部分と櫛形電極74の歯の部分とを覆うように印刷し
て、誘電体層75を得た。
ように、つづら折り状パターンのAg電極と櫛形パター
ンのAg電極とを、スクリーン印刷法を用いて同時に印
刷し、つづら折り状電極73と櫛形電極74とを得た。
次に、図9に示すように、誘電率ε≒2000の誘電体
ペーストを、つづら折り状電極73,櫛形電極74に挟
まれた空間部分とつづら折り状電極73の両端部以外の
部分と櫛形電極74の歯の部分とを覆うように印刷し
て、誘電体層75を得た。
【0022】次に、図10に示すように、耐湿性試験等
を行なう際に生じるノイズ吸収素子の特性変化を防ぐた
めに誘電体層75の表面に非晶質のガラスからなるオー
バーコート層76を形成し、600℃の温度で1時間焼
成した。次に、アルミナ基板のスクライブ溝に沿って分
割し、チップ状の素子にした。次に、図11に示すよう
に、つづら折り状電極73の露出部分を覆うようにAg
の第1の端子電極77,第2の端子電極78を形成し、
櫛形電極74の露出部分を覆うようにグランド電極79
を形成して、580℃の温度で焼付けた後にめっきを行
い、ノイズ吸収素子70(T型LCチップフィルタ)を
得た。
を行なう際に生じるノイズ吸収素子の特性変化を防ぐた
めに誘電体層75の表面に非晶質のガラスからなるオー
バーコート層76を形成し、600℃の温度で1時間焼
成した。次に、アルミナ基板のスクライブ溝に沿って分
割し、チップ状の素子にした。次に、図11に示すよう
に、つづら折り状電極73の露出部分を覆うようにAg
の第1の端子電極77,第2の端子電極78を形成し、
櫛形電極74の露出部分を覆うようにグランド電極79
を形成して、580℃の温度で焼付けた後にめっきを行
い、ノイズ吸収素子70(T型LCチップフィルタ)を
得た。
【0023】上述のようにして製造された、ノイズ吸収
素子70では、第1の端子電極77とグランド電極79
との間の静電容量は171pFであり、第1の端子電極
77と第2の端子電極78との間のインダクタンスは、
0.52μHであった。また、上述した厚膜印刷法にお
けるスクリーン印刷条件,印刷機条件,乾燥条件,焼成
条件は、前述したノイズ吸収素子40の製造する際に用
いられた条件と同じである。
素子70では、第1の端子電極77とグランド電極79
との間の静電容量は171pFであり、第1の端子電極
77と第2の端子電極78との間のインダクタンスは、
0.52μHであった。また、上述した厚膜印刷法にお
けるスクリーン印刷条件,印刷機条件,乾燥条件,焼成
条件は、前述したノイズ吸収素子40の製造する際に用
いられた条件と同じである。
【0024】ここでは、ノイズ吸収素子70を製造する
にあたり、アルミナ基板71上に、Ni−Cu−Znフ
ェライトのペーストを用いてフェライト層72を形成
し、その表面に厚膜印刷法を用いて、つづら折り状電極
73と櫛形電極74とを同時に形成したので、グリーン
シート積層法を用いて、インダクタンス素子とコンデン
サ素子とを張り合せてノイズフィルタを製造するより
も、製造工程が非常に簡略化された。また、厚膜層を印
刷する毎に焼成を行っているため、グリーンシート積層
法を用いて製造されたノイズフィルタにみられるデラミ
等の構造欠陥も生じなかった。
にあたり、アルミナ基板71上に、Ni−Cu−Znフ
ェライトのペーストを用いてフェライト層72を形成
し、その表面に厚膜印刷法を用いて、つづら折り状電極
73と櫛形電極74とを同時に形成したので、グリーン
シート積層法を用いて、インダクタンス素子とコンデン
サ素子とを張り合せてノイズフィルタを製造するより
も、製造工程が非常に簡略化された。また、厚膜層を印
刷する毎に焼成を行っているため、グリーンシート積層
法を用いて製造されたノイズフィルタにみられるデラミ
等の構造欠陥も生じなかった。
【0025】尚、本実施形態のノイズ吸収素子では、そ
のノイズ吸収素子が磁性体基板上に電極が形成されて製
造されたものでもよいし、あるいは磁性体基板以外の基
板上に厚膜印刷法を用いて形成された磁性体層上に電極
が形成されて製造されたものでもよい。またその素子構
造は、チップ状素子としてもよいし厚膜回路基板の構成
回路としてもよい。
のノイズ吸収素子が磁性体基板上に電極が形成されて製
造されたものでもよいし、あるいは磁性体基板以外の基
板上に厚膜印刷法を用いて形成された磁性体層上に電極
が形成されて製造されたものでもよい。またその素子構
造は、チップ状素子としてもよいし厚膜回路基板の構成
回路としてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のノイズ吸
収素子では、製造工程が容易で内部構造欠陥の低減化が
図られたノイズ吸収素子を得ることができる。
収素子では、製造工程が容易で内部構造欠陥の低減化が
図られたノイズ吸収素子を得ることができる。
【図1】本発明の第1実施形態のノイズ吸収素子の平面
図(a)と、そのノイズ吸収素子のA−A’断面図
(b)と、そのノイズ吸収素子の等価回路図(c)であ
る。
図(a)と、そのノイズ吸収素子のA−A’断面図
(b)と、そのノイズ吸収素子の等価回路図(c)であ
る。
【図2】本発明の第2実施形態のノイズ吸収素子の平面
図(a)と、そのノイズ吸収素子のA−A’断面図
(b)と、そのノイズ吸収素子の等価回路図(c)であ
る。
図(a)と、そのノイズ吸収素子のA−A’断面図
(b)と、そのノイズ吸収素子の等価回路図(c)であ
る。
【図3】本発明の第3実施形態のノイズ吸収素子の平面
図(a)と、そのノイズ吸収素子のA−A’断面図
(b)と、そのノイズ吸収素子の等価回路図(c)であ
る。
図(a)と、そのノイズ吸収素子のA−A’断面図
(b)と、そのノイズ吸収素子の等価回路図(c)であ
る。
【図4】本発明の第1実施例のノイズ吸収素子の製造工
程1を示す平面図(a)およびそのA−A’断面図
(b)である。
程1を示す平面図(a)およびそのA−A’断面図
(b)である。
【図5】本発明の第1実施例のノイズ吸収素子の製造工
程2を示す平面図(a)およびそのA−A’断面図
(b)である。
程2を示す平面図(a)およびそのA−A’断面図
(b)である。
【図6】本発明の第1実施例のノイズ吸収素子の製造工
程3を示す平面図(a)およびそのA−A’断面図
(b)である。
程3を示す平面図(a)およびそのA−A’断面図
(b)である。
【図7】本発明の第2実施例のノイズ吸収素子の製造工
程1を示す平面図(a)およびそのA−A’断面図
(b)である。
程1を示す平面図(a)およびそのA−A’断面図
(b)である。
【図8】本発明の第2実施例のノイズ吸収素子の製造工
程2を示す平面図(a)およびそのA−A’断面図
(b)である。
程2を示す平面図(a)およびそのA−A’断面図
(b)である。
【図9】本発明の第2実施例のノイズ吸収素子の製造工
程3を示す平面図(a)およびそのA−A’断面図
(b)である。
程3を示す平面図(a)およびそのA−A’断面図
(b)である。
【図10】本発明の第2実施例のノイズ吸収素子の製造
工程4を示す平面図(a)およびそのA−A’断面図
(b)である。
工程4を示す平面図(a)およびそのA−A’断面図
(b)である。
【図11】本発明の第2実施例のノイズ吸収素子の製造
工程5を示す平面図(a)およびその側面図である。
工程5を示す平面図(a)およびその側面図である。
10,20,30,40,70 ノイズ吸収素子 11,21,31,41,71 基板 12,22,32,42,73 つづら折り状電極 13,23,33,43,74 櫛形電極 12a,12b,13a,22a,22b,23a,3
2a,32b,33a,42a,42b,43a,7
7,78 端子電極 14,24,34,44,75 誘電体層 15 インダクタンス素子 16 コンデンサ素子 15,16 端子 72 フェライト層 76 オーバーコート層
2a,32b,33a,42a,42b,43a,7
7,78 端子電極 14,24,34,44,75 誘電体層 15 インダクタンス素子 16 コンデンサ素子 15,16 端子 72 フェライト層 76 オーバーコート層
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも表面が磁性体で形成された基
板上の同一平面上に、互いの間に所定の間隔を置いて延
在する、インダクタ成分を有する第1の電極、および該
第1の電極との間でコンデンサ成分を有する第2の電極
がスクリーン印刷法により形成されてなることを特徴と
するノイズ吸収素子。 - 【請求項2】 前記第2の電極が複数の歯形を有する櫛
形形状の電極であり、前記第1の電極が、該第2の電極
の複数の歯形に沿って延びるつづら折り形の電極である
ことを特徴とする請求項1記載のノイズ吸収素子。 - 【請求項3】 前記第1の電極および前記第2の電極が
形成された基板の上にさらに、誘電体層が厚膜法で形成
されてなることを特徴とする請求項1又は2記載のノイ
ズ吸収素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7770196A JPH09270656A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | ノイズ吸収素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7770196A JPH09270656A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | ノイズ吸収素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09270656A true JPH09270656A (ja) | 1997-10-14 |
Family
ID=13641212
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7770196A Pending JPH09270656A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | ノイズ吸収素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09270656A (ja) |
-
1996
- 1996-03-29 JP JP7770196A patent/JPH09270656A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020115 |