JPH09272659A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JPH09272659A
JPH09272659A JP8016496A JP8016496A JPH09272659A JP H09272659 A JPH09272659 A JP H09272659A JP 8016496 A JP8016496 A JP 8016496A JP 8016496 A JP8016496 A JP 8016496A JP H09272659 A JPH09272659 A JP H09272659A
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一郎 今野
Akio Watanabe
明男 渡邉
Kazuaki Watanabe
和昭 渡辺
Taiichi Furukawa
泰一 古川
Kenji Kawana
健治 川名
Seiichi Yoshinobu
誠一 吉信
Yoshinori Gunji
芳則 郡司
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 用紙排出に関してのユーザの様々な要求を満
たすように用紙を排出することが可能で、かつ用紙取り
出し時のユーザの負担を軽減する。 【解決手段】 バッファから取り出したデータが排出モ
ードを指定するジョブ制御データであった(136が肯定)
場合、排出モードがソータモードであれば、複数設けら
れている排紙ビンのうちソータモードでの用紙の排出用
とされている排紙ビンのビン番号を取込み(142) 、印刷
部数と同数以上の排紙ビンがソータとして使用可能であ
れば印刷部数と同数の排紙ビンを排出先として設定し(1
46) 、排紙ビン数が不足していれば電子ソートモードを
オンにする(148) 。排出モードがメールボックスモード
であれば、排出先の指定形態の判定及び指定形態に応じ
た処理を行い(150〜154)、メールボックスモードでの用
紙の排出用とされている排紙ビンの中から指定された排
紙ビンを排出先として設定する(156) 。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は印刷装置に係り、特
に、画像が記録された用紙を収容するための多数の収容
部を備えた印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、ワークステーションやパーソナルコンピュータ等の
情報処理装置の出力装置として、情報処理装置による処
理結果(例えば文書等)を表す画像を用紙に記録して出
力するプリンタが知られている。また近年では情報や負
荷の分散化を目的として、ワークステーションやパーソ
ナルコンピュータ等の複数台の情報処理装置をネットワ
ークを介して互いに接続し、同一ネットワークに接続さ
れたプリンタ等の種々の資源を共有できるようにした情
報処理システムも広く浸透してきており、プリンタに対
するユーザの要求も年々多様化してきている。
【0003】また、上記のようなネットワークに接続さ
れたプリンタは、不特定多数のユーザから用紙への画像
の記録が要求され、各ユーザからの要求に応じて各々用
紙への画像の記録を行うので、画像を記録した用紙を収
容するためのビンとして単一のビンのみが設けられてい
たとすると、異なるユーザからの要求に応じて各々画像
を記録した種類の異なる用紙が単一のビン上に混在する
ことになり、ユーザがビンから用紙を取り出す際に、用
紙の仕分け等の煩雑な作業を行う必要があり、ユーザに
多大な負担を強いることになる可能性が高い。
【0004】上記に基づき、多様化してきているユーザ
の要求に対応し、かつ仕分け作業等のユーザの負担を軽
減するため、最近は用紙を収容するためのビンが複数設
けられたプリンタも出回ってきている(例えば特開平5-
306063号公報、特開平6-316137号公報等参照)が、複数
のビンに対し、どのような排出形態で用紙を排出する機
能を設ければユーザの様々な要求を満たすことができる
のかは明らかとなっていなかった。また、複数のビンに
対し各種の排出形態で排出する機能を設けた場合に、用
紙の仕分け作業等のユーザの負担を軽減する技術につい
ても確立されていなかった。
【0005】本発明は上記事実を考慮して成されたもの
で、用紙排出に関してのユーザの様々な要求を満たすよ
うに用紙を排出することが可能で、かつ用紙取り出し時
のユーザの負担を軽減することができる印刷装置を得る
ことが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明は、入力されたデータに基づいて
用紙に画像を記録する記録手段と、前記記録手段によっ
て画像が記録された用紙を収容するための多数の収容部
と、前記記録手段によって画像が記録された用紙を、指
示された収容部に排出する排出手段と、ユーザが所望し
ている排出形態が、画像が記録された複数枚の用紙を複
数の収容部に分けて排出するソータモードか、画像が記
録された用紙を特定の収容部に排出するメールボックス
モードかを判断する排出形態判断手段と、前記多数の収
容部の各々を前記ソータモードでの用紙の排出に使用す
るか、前記メールボックスモードでの用紙の排出に使用
するかを表す情報を記憶した記憶手段と、前記記憶手段
に記憶されている情報に基づき、前記排出形態判断手段
によって判断された排出形態での用紙の排出に使用でき
る収容部を判断して用紙を排出する収容部を決定し、前
記記録手段によって画像が記録された用紙が前記決定し
た収容部に排出されるように前記排出手段を制御する排
出制御手段と、を含んで構成している。
【0007】請求項1記載の発明では、用紙を収容する
ための収容部が多数設けられていると共に、ユーザが所
望している排出形態が、複数枚の用紙を複数の収容部に
分けて排出するソータモードか、用紙を特定の収容部に
排出するメールボックスモードかを判断する排出形態判
断手段が設けられており、排出制御手段は、記憶手段に
記憶されている、多数の収容部の各々をソータモードで
の用紙の排出に使用するか、メールボックスモードでの
用紙の排出に使用するかを表す情報に基づき、排出形態
判断手段によって判断された排出形態で用紙の排出に使
用できる収容部を判断して用紙を排出する収容部を決定
し、画像が記録された用紙が前記決定した収容部に排出
されるように排出手段を制御する。
【0008】なお、排出形態判断手段による排出形態の
判断は、具体的にはユーザからの排出形態の指示、或い
はユーザからの印刷部数の指示等に基づいて行うことが
できる。また本発明に係る印刷装置が、用紙に記録すべ
き画像を表すデータを出力する互いに種類の異なる装置
に接続される場合には、何れの装置から入力されたデー
タを用いて用紙に画像を記録するかに基づいて前記判断
を行うことも可能である。
【0009】上記により、ユーザが所望している排出形
態がソータモードであると排出形態指定手段によって判
断された場合には、例えば複数頁から成る所定の文書の
画像を用紙に所定部数記録する際に、所定の文書の各頁
の画像を記録した用紙が、所定数の収容部に分けて排出
されることになるので、排出された用紙に対しユーザが
仕分け等の作業を行う必要がなくなる。
【0010】また、排出形態指定手段によってユーザが
所望している排出形態がメールボックスモードであると
判断された場合には、例えば所定の文書の画像の用紙へ
の記録に際し、所定の文書の画像を記録した用紙が特定
の収容部に排出されることになる。ここで、例えば複数
の収容部を各ユーザ毎、或いはユーザのグループ毎に予
め割り当てておけば、特定のユーザから入力されたデー
タに基づいて画像を記録した用紙は常に一定の収容部に
排出されることになるので、例えば所定のユーザからの
指示により機密性の高い文書の画像を記録した用紙が、
他のユーザ、或いはグループの異なる他のユーザの目に
晒される等の不都合が生ずることを防止できる。
【0011】また、メールボックスモードにおいて、排
出先としての収容部をユーザに指定させるようにした場
合には、例えばユーザが、ジョブ毎や文書の種類毎に排
出先が相違するように排出先としての収容部を指定する
ことも可能となる。この場合、同一のユーザから各々異
なるジョブとして入力されたデータに基づいて画像を記
録した用紙が、ジョブ毎や文書の種類毎に異なる収容部
に排出されることになるので、排出された用紙に対しユ
ーザがジョブ毎や文書の種類毎に仕分けを行う等の作業
が不要となる。
【0012】このように、請求項1の発明では、ユーザ
が所望する排出形態がソータモードかメールボックスモ
ードかを判断する排出形態判断手段を設け、画像が記録
された用紙を、排出形態判断手段によって判断された排
出形態に対応する排出部に排出するので、上述したよう
に、用紙排出に関してのユーザの様々な要求を満たすよ
うに用紙を排出することが可能になる。
【0013】また、上記のように排出形態としてソータ
モード及びメールボックスモードを設けた場合、排出形
態指定手段による排出形態の判断結果(ソータモード又
はメールボックスモード)に従って、単に用紙の排出先
を決定し、用紙を排出したとすると、異なる排出形態で
排出された用紙が同一の収容部内に混在する可能性があ
る。
【0014】これに対し請求項1の発明では、多数の収
容部の各々をソータモードでの用紙の排出に使用する
か、メールボックスモードでの用紙の排出に使用するか
を表す情報が記憶手段に記憶されており、排出制御手段
は、記憶手段に記憶されている情報に基づき、排出形態
判断手段によって判断された排出形態での用紙の排出に
使用できる収容部を判断し、用紙を排出する収容部を決
定するので、異なる排出形態で排出された用紙が単一の
収容部に混在することはない。従って、収容部からの用
紙取り出し時のユーザの負担を軽減することができる。
【0015】ところで、多数の収容部の各々をソータモ
ードでの用紙の排出に使用するか、メールボックスモー
ドでの用紙の排出に使用するかを固定的に設定した場
合、例えば一方のモードでの用紙の排出が行われる頻度
に比して、前記一方のモードでの用紙の排出用に割り当
てられた収容部の数が少なかった等の場合には、前記一
方のモードでの用紙の排出用に割り当てられた収容部に
のみ多数の用紙が収容されることにより、該収容部から
用紙を取り出す作業が煩雑になり、多数設けられた収容
部を有効に利用することができない、という問題が生ず
る。
【0016】このため、請求項2記載の発明は、請求項
1の発明において、前記多数の収容部の各々を前記ソー
タモードでの用紙の排出に使用するか、前記メールボッ
クスモードでの用紙の排出に使用するかを、ソータモー
ド及びメールボックスモードの利用状況に応じて変更す
る変更手段を更に備えたことを特徴としている。
【0017】請求項2の発明では、多数の収容部の各々
をソータモードでの用紙の排出に使用するか、メールボ
ックスモードでの用紙の排出に使用するかが、ソータモ
ード及びメールボックスモードの利用状況に応じて変更
されるので、例えば一方のモードでの用紙の排出が行わ
れる頻度に比して、前記一方のモードでの用紙の排出用
に割り当てられていた収容部の数が少なかった等の場合
にも、前記一方のモードでの用紙の排出に使用される収
容部の数が多くなるように各モードに対する収容部の割
り当てが変更されることになり、多数設けられた収容部
を有効に利用することができる。
【0018】一方、メールボックスモードにおいて、排
出先としての収容部をユーザに指定させるようにした場
合、本発明に係る印刷装置に対し、ユーザが用紙への画
像の記録を行わせる前に、何れの収容部がメールボック
スモードでの用紙の排出用に割り当てられているのかを
予めユーザが認識しておく必要があるが、特に請求項2
に記載したように、多数の収容部の各々をソータモード
での用紙の排出に使用するかメールボックスモードでの
用紙の排出に使用するかを各モードの利用状況に応じて
変更する場合には、本発明に係る印刷装置に対し、ユー
ザが、用紙へ画像を記録しメールボックモードで用紙を
排出するジョブの実行を指示する毎に、何れの収容部が
メールボックスモードでの用紙の排出用に割り当てられ
ているのかをユーザが予め確認しておく必要があり、ユ
ーザの作業が煩雑である。
【0019】このため、請求項3記載の発明は、請求項
1又は請求項2の発明において、ユーザが所望している
排出形態がメールボックスモードである場合に、メール
ボックスモードでの用紙の排出に使用される収容部のグ
ループに属する各収容部を前記各収容部の物理的な配置
順序で各々表す識別符号によって、用紙を排出すべき収
容部が指定され、前記排出制御手段は、前記用紙を排出
すべき収容部を表す識別符号に基づいて用紙を排出する
収容部を決定することを特徴としている。
【0020】請求項3の発明では、メールボックスモー
ドでの用紙の排出に使用される収容部のグループに属す
る各収容部を各収容部の物理的な配置順序で識別する識
別符号を用いており、排出制御手段は、用紙を排出すべ
き収容部を表す識別符号に基づいて用紙を排出する収容
部を決定する。これにより、一例として多数の収容部が
所定方向に沿って配列されており、排出先として「メー
ルボックスモードでの用紙の排出に使用される収容部の
グループの2番目の収容部」が指定されたとすると、前
記多数の収容部のうち所定方向に沿って3番目、4番目
及び6番目の収容部がメールボックスモードでの用紙の
排出に使用される収容部のグループであった場合には、
前記多数の収容部のうち所定方向に沿って4番目の収容
部が排出先として決定されることになる。
【0021】このように、請求項3の発明によれば、何
れの収容部がメールボックスモードでの用紙の排出用に
割り当てられているのかをユーザが予め確認する必要は
なく、前述した識別符号により排出先を指定することに
よって、メールボックスモードでの用紙の排出用に割り
当てられている収容部のうち該当する収容部に自動的に
用紙が排出されるので、本発明に係る印刷装置に対しメ
ールボックスモードで用紙を排出するジョブを行わせる
際のユーザの負担を更に軽減することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態の一例を詳細に説明する。
【0023】〔第1実施形態〕図1には本発明に係る印
刷装置としてのプリンタ10が示されている。プリンタ
10は、用紙12への画像の記録を行う記録部14と、
記録部14の動作の制御等を行う画像供給部16とを備
えている。記録部14及び画像供給部16は図示しない
商用電源に接続された電源部18から所定の直流又は交
流の電力が供給されることにより作動する。
【0024】記録部14はレーザビームプリンタ等で構
成されており、画像供給部16から各種の動作指令信号
20及び記録すべき画像のデータを表す画像信号22が
入力される。そして、入力された画像信号22に従って
用紙12の片面又は両面に画像を記録し、画像を記録し
た用紙12を外部へ排出する。また記録部14は、各部
の状態(例えば図示しないカセットトレイに収容されて
いる用紙のサイズ、図示しない定着部が定着温度に到達
したか否か等)を表す状態信号24、及び画像供給部1
6と同期をとるための同期パルス26を画像供給部16
に出力する。
【0025】図4にも示すように、プリンタ10の本体
の前面には、オペレータがコマンド等を入力するための
複数のキーと、処理状況の目視確認等を行うための表示
部とを備えた操作パネル28が設けられている。操作パ
ネル28は画像供給部16に接続されており、オペレー
タが操作パネル28のキーを操作することによって入力
された指示は、操作パネル28から指示信号30として
画像供給部16に入力される。また画像供給部16から
は指示信号30の応答や表示部に表示すべき情報を表す
指示信号32が操作パネル28へ出力される。なお、表
示部としては、液晶ディスプレイ(LCD)やLED等
を用いることができる。
【0026】またプリンタ10は、パーソナルコンピュ
ータやワークステーション等のホストがプリンタ10に
対して印刷を要求する際にプリンタ10に出力する印刷
情報を複数系統で入力できるように構成されている。図
1では、印刷情報を2系統で入力できるようにした例を
示しており、印刷情報を入力するための端子として、ホ
ストインタフェース(I/F)端子34とネットワーク
インタフェース(I/F)端子36の2つの端子が設け
られている。なお、印刷情報は、テキストデータ、イメ
ージデータ(ビットマップデータ)、ベクトルデータ等
から成り印刷すべき文書の内容を表す印刷データと、印
刷する文書等の頁数、印刷部数、印刷する用紙12のサ
イズや排出モード(本発明の排出形態に相当)等のよう
に印刷に関する各種の指定を表すジョブ制御データと、
を含んで構成されている。
【0027】図1にはホストの概略構成の一例を、符号
94を付して示している。ホスト94はCPU94A、
ROM94B、RAM94C及び入出力ポート94Dを
備えており、これらはバスを介して互いに接続されてい
る。入出力ポート94Dには、各種情報を表示するため
のディスプレイ94E、各種情報を入力するためのキー
ボード94F、及びプリンタ10等の外部機器と直接或
いはネットワークを介して接続され外部との通信を司る
通信制御部94Gが接続されている。
【0028】ホストI/F端子34は、プリンタ10と
ホストとを通信ケーブルを介して接続する際に用いられ
る端子であり、例えばパーソナルコンピュータ等のホス
トから専用のケーブルを介して印刷情報が入力される等
の場合に用いられる。また、ネットワークI/F端子3
6は、パーソナルコンピュータやワークステーション等
のホストが複数台接続されたネットワークにプリンタ1
0を接続する際に用いられる端子である。なお、ネット
ワークI/F端子36を介して接続可能なネットワーク
としては、ISDN等のディジタルネットワーク網やイ
ーサネット等のLANが挙げられる。ネットワークI/
F端子36を介してネットワークと接続した場合には、
該ネットワークに接続されている複数台のホストの各々
から印刷情報が入力されることも生じ得る。
【0029】このようにプリンタ10は、ホストI/F
端子34或いはネットワークI/F端子36を介し、各
種のパーソナルコンピュータやワークステーション等の
ホストから印刷が要求されて印刷情報が入力される可能
性がある。各種のホストから出力される印刷情報に含ま
れるジョブ制御データの内容は必ずしも統一されてはお
らず、例えば或るホストでは、ジョブ制御データにより
用紙12のサイズや文字の大きさ等を細かく指定できる
のに対し、別のホストではジョブ制御データにより上記
のような指定を行えない場合がある。
【0030】上記のような場合を考慮し、プリンタ10
では、操作パネル28を介して印刷に関する各種の指示
を入力可能とされており、操作パネル28では、入力さ
れた各種の指示を指示信号30として画像供給部16に
出力する。また、ホストからジョブ制御データとして各
種の指示が入力される場合にも、これと別に操作パネル
28を介して各種の指示を入力することもできる。この
場合、ホストから通信回線を介してジョブ制御データと
して入力された指示を常に優先させることも、操作パネ
ル28を介して入力された指示を常に優先させることも
でき得るし、時間的に後に入力された指示を優先させる
ことも可能である。更に、印刷に関する各種の指定をデ
フォルトとして予め設定し記憶しておき、例えば印刷に
関する各種の指定のうち特に指示がなかった項目につい
てはデフォルト値を用いて印刷を行うようにしてもよ
い。
【0031】図2に示すように、画像供給部16は各種
制御の中枢的な役割を果たすCPU40を備えており、
CPU40はシステムバス42に接続されている。シス
テムバス42にはパネルインタフェース(I/F)回路
44が接続されている。パネルI/F回路44は操作パ
ネル28とのインタフェースをとるための回路であり、
操作パネル28から指示信号30が入力されると、パネ
ルI/F回路44からは指示信号30に対応する指示情
報が出力され、出力された指示情報はシステムバス42
上を転送される。また、操作パネル28のディスプレイ
に所定の情報を表示させるための指示情報はシステムバ
ス42を介してパネルI/F回路44へ転送され、パネ
ルI/F回路44より指示信号32として操作パネル2
8に出力される。
【0032】システムバス42にはホストインタフェー
ス(I/F)回路46及び不揮発性記憶装置(NVM:
Non-Volatile Memory)48が接続されている。ホストI
/F回路46はホストI/F端子34及びネットワーク
I/F端子36に接続されており、ホストI/F端子3
4やネットワークI/F端子36を介して入力された印
刷情報をRS232C規格やセントロニクスインタフェ
ース等に従って受信する。NVM48は図示しない電池
によってバックアップされた記憶装置であり、プリンタ
10本体の電源がオフされた状態でも、記憶データを保
持することができる。
【0033】またシステムバス42にはRAM50が接
続されている。RAM50は作業用のメモリであり、そ
の記憶領域の一部は、プリンタ10の各種の制御を行う
上で必要なデータ等を一時的に記憶するためのワークメ
モリ50Aとして使用され、記憶領域の他の一部は、ホ
ストI/F回路46を介して入力されたデータ等を一時
的に記憶するための受信バッファ50Bとして使用さ
れ、更に記憶領域の他の一部は、用紙12に記録する1
頁分のビットマップデータを記憶するためのページバッ
ファ50Cとして使用される。
【0034】また、システムバス42にはプログラムメ
モリ52及び文字パターンメモリ54も接続されてい
る。プログラムメモリ52は不揮発性のメモリであり、
プリンタ10の制御を行うための各種プログラムが格納
されている。また、文字パターンメモリ54も不揮発性
のメモリで構成されており、印刷を行う際に用いられる
多数種類のフォントデータ(文字パターンデータ)が記
憶されている。
【0035】また、システムバス42には記録部インタ
フェース(I/F)回路58及びビットマップコントロ
ーラ60が接続されている。記録部I/F回路58は、
ページバッファ50Cに記憶されている画像データを順
に読み出して画像信号22を生成し、生成した画像信号
22を記録部14へ出力する。また状態信号24、同期
パルス26及び動作指令信号20(図1参照)は、記録
部I/F回路58を介して記録部14との間で送受され
る。ビットマップコントローラ60は、ページバッファ
50C及び記録部I/F回路58に各々接続されてお
り、ページバッファ50Cと記録部I/F回路58との
間の画像データの転送を制御する。
【0036】またプリンタ10は、前述したように各種
のホストと接続可能であるので、各種のホストから送ら
れてくる各種のジョブ制御データや印刷データに対応し
たプログラムや文字パターンが必要となる場合がある。
このためプリンタ10は、ICカード形式又はSIMM
形式のROMで構成されたプログラムメモリ62及び文
字パターンメモリ64が着脱自在とされている。プログ
ラムメモリ62及び文字パターンメモリ64は接続する
ホストの種類に応じて、或いはオペレータが要求する特
殊な機能の実現のために予め複数種類用意されており、
状況に応じて選択的に装着されて使用されるようになっ
ている。
【0037】更に、プリンタ10はホストI/F端子の
増設も可能とされている。ホストI/F端子の増設に伴
い、新たなホストインタフェースが必要となった場合に
は、要求されているホストインタフェース(例えばセン
トロニクスインタフェースやEthernet等)に応じてホス
トI/F回路66が増設される。またプリンタ10は、
必要に応じてハードディスク68の増設も可能とされて
いる。ハードディスク68は、文字パターンの追加、フ
ォームデータやロゴデータの保存、ホストコンピュータ
から入力されたデータの保存等に使用される。
【0038】次に記録部14の構成について説明する。
図3に示すように、記録部14は記録制御部72を備え
ている。記録制御部72は画像供給部16、給紙部7
4、印刷部76及び排紙部78に各々接続されており、
画像供給部16との間で前述の動作指令信号20、画像
信号22、状態信号24及び同期パルス26を送受する
と共に、給紙部74、印刷部76及び排紙部78の作動
を制御する。
【0039】図4に示すように、プリンタ10には、複
数のトレイ80A、80B、80C、80Dが設けられ
ており、各トレイには各々サイズの異なる用紙12が収
容されるようになっている。また、プリンタ10の側面
(図4における左側面)には、各種サイズの用紙をセッ
ト可能な手差しトレイ86も設けられている。給紙部7
4はトレイ80A〜80D及び手差しトレイ86の各々
にセットされた用紙のサイズを検知し、所定サイズの用
紙12の給紙が指示されると、前記所定サイズの用紙が
セットされている所定のトレイから用紙12を取出し、
印刷部76へ供給する。
【0040】印刷部76には、画像供給部16から出力
された画像信号22が記録制御部72を介して入力され
る。印刷部76は、給紙部74より供給された用紙12
に対し、入力された画像信号22に基づいて公知の電子
写真式により画像を記録し、画像を記録した用紙12を
排紙部78へ排出する。なお、印刷部76は本発明の記
録手段に対応している。図4に示すように、プリンタ1
0は、本体の上面にフェースダウントレイ82が、本体
の側方にフェースアップトレイ83が各々設けられてい
ると共に、フェースダウントレイ82の更に上方側に
は、鉛直方向に沿って排紙ビン84(本発明の収容部に
相当)が複数(例えば10個)の配列されている。
【0041】本実施形態では、画像を記録した用紙を排
出する際の排出モードとして、指定された印刷部数と同
数の排紙ビン84をソータとして用い、印刷結果を所謂
丁合いに対応する順序で各排紙ビン84に一部ずつ排出
するソーターモード、印刷結果を指定された排紙ビン8
4に排出するメールボックスモードが設けられている。
この排出モード及び排出モードがメールボックスモード
のときの印刷結果の排出先は、ホストから受信した印刷
情報に含まれているジョブ制御情報、或いは操作パネル
28を介して入力されるジョブ制御情報により指定可能
とされている。
【0042】また本実施形態では、排紙ビン84の各々
が、ソータモードでの用紙の排出及びメールボックスモ
ードでの用紙の排出の何れか一方にのみ使用される。一
例として図5に示すように、排紙ビン84の各々をソー
タモードでの用紙の排出に使用するか、メールボックス
モードでの用紙の排出に使用するかは排紙ビン管理情報
によって定められている。この排紙ビン管理情報は、N
VM48(本発明の記憶手段に対応)に記憶されている
と共に、操作パネル28が操作される等により内容を変
更可能(排紙ビン84の各々を何れのモードでの用紙の
排出に使用するかをユーザが変更可能)とされている。
【0043】また、本実施形態では複数の排紙ビン84
の各々を識別するために、図5に示すように各排紙ビン
84にビン番号が各々固定的に付与されている。各排紙
ビン84に付与されているビン番号は、各排紙ビン84
が鉛直方向上方側より何番目の排紙ビンかを表してお
り、各排紙ビン84の絶対アドレスに相当する。
【0044】また、メールボックスモードでの用紙の排
出に使用する排紙ビン84の各々には、ビン番号と別に
メールボックス番号も付与されている。メールボックス
番号は、メールボックスモードでの用紙の排出に用いる
排紙ビン84のグループの中で、各排紙ビン84が鉛直
方向上方側より何番目の排紙ビンか(前記グループに属
する各排紙ビン84の物理的な配置順序)を表してい
る。このメールボックス番号は請求項3に記載の識別符
号に相当しており、メールボックスモードでの用紙の排
出に使用する排紙ビン84のビン番号と対応されて、排
紙ビン管理情報としてNVM48に記憶されている。
【0045】前述のように、メールボックスモードでの
用紙の排出に用いる排紙ビン84は操作パネル28の操
作等によって変更可能であり、メールボックスモードで
の用紙の排出に用いる排紙ビン84が変更された場合に
は、先のメールボックス番号は自動的に変更設定され
る。従って、メールボックス番号はメールボックスモー
ドでの用紙の排出に用いる排紙ビン84の論理的なアド
レスを表している。排出モードとしてメールボックスモ
ードを用いる場合の印刷結果の排出先としての排紙ビン
84は、前述のビン番号又はメールボックス番号により
指定される。
【0046】排紙部78は、記録制御部72からの指示
に応じて、印刷部76から排出された用紙12をフェー
スダウントレイ82、フェースアップトレイ83及び複
数の排紙ビン84の何れかへ排出する。排紙部78は本
発明の排出手段に対応している。
【0047】次に本第1実施形態の作用として、まず図
6のフローチャートを参照し、プリンタ10のCPU4
0で実行される受信処理について説明する。なお、この
受信処理は、プリンタ10の電源が投入されると、CP
U40で繰り返し実行される。ステップ100ではホス
トI/F端子34又はネットワークI/F端子36を介
してホストから印刷情報等の何らかのデータを受信した
か否か判定し、判定が肯定されるまで待機する。
【0048】例えばホストを操作しているユーザが、ホ
ストにおける処理結果等をプリントアウトする必要が生
じた等の場合、印刷部数、用紙のサイズ、排出モード
(排出形態)等の各種指定を行い、ホストに対してプリ
ンタ10への印刷データの送信を指示する。これにより
ホストでは、先の各種指定に基づきジョブ制御データを
生成し、このジョブ制御データと、印刷すべき画像を表
す印刷データと、を印刷情報としてプリンタ10へ送信
する。
【0049】上記のようにしてホストから送信された印
刷情報等が、ホストI/F端子34又はネットワークI
/F端子36を介し、ホストI/F回路46又はホスト
I/F回路66により受信するとステップ102へ移行
し、受信したデータを受信バッファ50Bに転送し、受
信バッファ50Bに記憶させる。次のステップ104で
は、データ解析・印刷処理が実行中でない場合にのみデ
ータ解析・印刷処理を起動し、ステップ100へ戻る。
【0050】次に図7のフローチャートを参照し、CP
U40で実行されるデータ解析・印刷処理について説明
する。なお、データ解析・印刷処理は、プリンタ10の
電源が投入された場合、及び先の受信処理によって起動
された場合に実行される。
【0051】ステップ110では、受信バッファ50B
に受信データが記憶されているか否か判定する。データ
解析・印刷処理が先の受信処理によって起動された場合
はこの判定は必ず肯定されるが、例えばプリンタ10の
電源が投入されることにより起動された場合には、前記
判定が否定される場合も生じ得る。前記判定が否定され
た場合には処理を終了する。一方、前記判定が肯定され
た場合には、ステップ114へ移行し、受信バッファ5
0Bに受信データが記憶されているか否かを再度判定す
る。
【0052】判定が肯定された場合にはステップ116
へ移行し、データ解析処理を行う。このデータ解析処理
では、詳細は後述するが、受信バッファ50Bから所定
長さのデータを取り出して内容を解析すると共に、取り
出したデータが印刷データであった場合には該印刷デー
タをビットマップデータとしてページバッファ50Cに
展開する等の処理を行う。
【0053】ステップ116のデータ解析処理が終了す
るとステップ118へ移行し、1頁分のデータ解析が終
了したか否か判定する。この判定は、データ解析処理に
よって解析されたデータが、改頁動作、用紙排出動作、
1頁分を越える改行動作等を意味する又は指示するジョ
ブ制御データであった場合、或いは受信バッファ50B
に何らデータが記憶されていない状態(この状態の間は
ステップ114の判定が否定され、ステップ116のデ
ータ解析処理は行われない)が所定時間以上継続した等
の場合に肯定される。上記判定が否定された場合はステ
ップ122へ移行し、ジョブが終了したか否か判定す
る。この判定も否定された場合にはステップ114へ戻
り、データ解析処理を繰り返す。
【0054】一方、1頁分のデータ解析が終了したと判
断されてステップ118の判定が肯定されると、ステッ
プ120で印刷処理を行う。この印刷処理では、詳細は
後述するが、画像を記録するための用紙12を引き出す
対象としてのトレイ(給紙トレイ)を決定すると共に、
これから画像を記録しようとしている用紙12の排出先
を判定し、ページバッファ50Cに記憶されているビッ
トマップデータを用いて前記給紙トレイから引き出した
用紙12に画像を記録し、画像を記録した用紙12を先
に設定した排出先に排出する等の処理を行う。
【0055】ステップ120の印刷処理が終了すると、
ステップ122へ移行してジョブが終了したか否か再度
判定し、判定が否定された場合にはステップ114へ戻
る。従って、受信した全てのデータに対してデータ解析
処理が行われる迄ステップ116が繰り返されると共
に、ジョブが終了する迄、1頁分のデータ解析処理が終
了する毎にステップ120の印刷処理が繰り返されるこ
とになる。
【0056】次に、図7に示したデータ解析・印刷処理
のステップ116で行われるデータ解析処理の詳細につ
いて、図8のフローチャートを参照して説明する。ステ
ップ130では、受信バッファ50Bから所定長さ(例
えば1バイト又はそれ以上の長さ)の受信データを取込
む。ステップ132では、取込んだデータが印刷データ
かジョブ制御データか判定する。取り込んだデータが印
刷データであった場合にはステップ134へ移行し、取
り込んだ印刷データをビットマップデータとしてページ
バッファ50Aに展開し、処理を終了する。
【0057】また、ステップ132において、取り込ん
だデータがジョブ制御データであった場合にはステップ
136へ移行し、取り込んだジョブ制御データが、排出
モードを指定しているデータであるか否か判定する。判
定が否定された場合にはステップ138へ移行し、例え
ば用紙サイズを指定しているデータであれば該データに
よって指定されている用紙サイズをRAM50に記憶す
る等のように、取り込んだジョブ制御データの内容に応
じた所定の処理を行う。
【0058】また、ステップ136の判定が肯定された
場合にはステップ140へ移行し、取り込んだジョブ制
御データに基づいて、指定されている排出モードがソー
タモードかメールボックスモードかその他のモード(例
えばフェースダウントレイ82やフェースアップトレイ
83等の標準トレイに用紙を排出するモード)か判定す
る。このステップ140は本発明の排出形態判断手段に
対応している。
【0059】指定されている排出モードがソータモード
であった場合にはステップ142へ移行し、NVM48
より排紙ビン管理情報を取込み、取り込んだ排紙ビン管
理情報上でソータモードでの用紙の排出に使用する排紙
ビンとして定められている排紙ビン84(ソータとして
使用可能な排紙ビン84)のビン番号を取込む。次のス
テップ144では、ソータとして使用可能な排紙ビン8
4が、指定された印刷部数と同数以上有るか否か判定す
る。
【0060】なお、このステップ144では、排紙ビン
管理情報上でソータモードでの用紙の排出に使用する排
紙ビンとして定められている全ての排紙ビン84を、ソ
ータとして使用可能な排紙ビンとしてもよいし、前記ソ
ータモードでの用紙の排出に使用する排紙ビンとして定
められている排紙ビンのうち現在空き状態の排紙ビン
(空き状態か否かは第2実施形態に記載のセンサ88等
によって検出できる)のみを、ソータとして使用可能な
排紙ビンとして判定してもよい。
【0061】ステップ144の判定が肯定された場合に
はステップ146へ移行し、ソータとして使用可能な排
紙ビン84のうち、指定された印刷部数と同数の排紙ビ
ン84を用紙の排出先として設定し、処理を終了する。
また判定が否定された場合には、ソータとして使用可能
な排紙ビンの数が不足しているので、ステップ148で
ソータとして使用可能な排紙ビン84又は標準トレイ
(フェースダウントレイ82又はフェースアップトレイ
83)を排出先として設定すると共に、電子ソートモー
ドをオンにして処理を終了する。
【0062】また、指定されている排出モードがメール
ボックスモードであった場合には、ステップ140から
ステップ150へ移行し、印刷結果の排出先がビン番号
により指定されているか否か判定する。この判定が否定
されるのは、印刷結果の排出先がメールボックス番号に
より指定されている場合であるので、ステップ152で
はNVM48から排紙ビン管理情報を取込み、取り込ん
だ排紙ビン管理情報に基づいて、指定されたメールボッ
クス番号に対応する排紙ビン84のビン番号を判定す
る。そして、ステップ156では判定したビン番号を排
出先の排紙ビン84のビン番号として設定し、処理を終
了する。
【0063】このメールボックス番号による排出先の指
定では、ビン番号により排出先を指定する場合と比較し
て、ホストから印刷情報を送信する際に、何れの排紙ビ
ン84がメールボックスモードでの用紙の排出用とされ
ているかを予めユーザが確認する必要がないので、ホス
トから印刷情報を送信する場合に、印刷に関する各種指
定を行う際のユーザの負担を軽減することができる。
【0064】一方、ステップ150の判定が肯定された
場合にはステップ154へ移行し、NVM48から排紙
ビン管理情報を取込み、取り込んだ排紙ビン管理情報に
基づいて、指定されたビン番号の排紙ビン84がメール
ボックスモードでの用紙の排出に使用する排紙ビンとし
て定められている排紙ビン84(メールボックスとして
使用可能な排紙ビン84)であるか否か判定する。判定
が肯定された場合にはステップ156へ移行し、指定さ
れたビン番号を排出先の排紙ビン84のビン番号として
設定し、処理を終了する。
【0065】ステップ154の判定が否定された場合に
は、指定されたビン番号の排紙ビン84はメールボック
スモードでの用紙の排出が禁止されている排紙ビン84
であるのでステップ158へ移行し、排出先として標準
トレイ(フェースダウントレイ82又はフェースアップ
トレイ83)を設定し、処理を終了する。また、ステッ
プ140において、指定されている排出モードがソータ
モード及びメールボックスモード以外の、その他のモー
ドであった場合にもステップ158へ移行し、排出先と
して標準トレイを設定して処理を終了する。
【0066】上記により複数の排紙ビン84の各々が、
ビン管理情報に基づき、ソータモードでの用紙の排出、
及びメールボックスモードでの用紙の排出の何れかのみ
に使用されるように排出先が設定されることになる。
【0067】次に図9のフローチャートを参照し、図7
に示したデータ解析・印刷処理のステップ120で行わ
れる印刷処理の詳細について説明する。ステップ170
では、ジョブ制御データによって指定されてRAM50
に記憶されている用紙サイズに基づいて、給紙トレイと
して用いるトレイを決定する。ステップ172では、先
に説明したデータ解析処理で排出先として設定した排紙
ビン84のビン番号及び排出モードに基づいて、これか
ら画像を記録して排出しようとしている用紙12の排出
先を判定する。
【0068】このステップ172では、排出モードがメ
ールボックスモードの場合には、ジョブが終了する迄の
間、常に一定のビン番号(データ解析処理で排出先とし
て設定したビン番号)の排紙ビン84を排出先と判定
し、データ解析処理で排出先として標準トレイが設定さ
れていた場合には、ジョブが終了する迄の間、常に標準
トレイを排出先と判定する。また、排出モードがソータ
モードでかつ排出先として複数の排紙ビン84が設定さ
れていた場合には、次のステップ174〜178の給紙
・記録・排出処理が複数回行われ、同一頁の画像が複数
枚の用紙12に各々記録される。この場合、ステップ1
72では排出先として設定されている複数の排紙ビン8
4に基づき、各回の処理における排出先を各々判定す
る。
【0069】次のステップ174では、先のステップ1
70で給紙トレイとして決定したトレイ80から用紙1
2が引き出され、引き出された用紙12が印刷部76に
搬送されるよう給紙部74を制御する。次のステップ1
76では、ページバッファ50Cに記憶されているビッ
トマップデータを記録部14に出力し、用紙12への画
像の記録を指示する。これにより記録部14では、印刷
部76により画像の記録が行われる。
【0070】ステップ178では、印刷部76によって
画像が記録された用紙12が、先のステップ172で判
定した排出先に排出されるように排紙部78を制御す
る。このステップ178は、前述したステップ172及
び図8のデータ解析処理のステップ140以降の処理と
共に、本発明の排出制御手段に対応している。また、図
8のデータ解析処理のステップ152は、より詳しくは
請求項3に記載の排出制御手段に対応している。
【0071】上記のステップ174〜178の処理は、
排出モードがソータモードでかつ排出先として複数の排
紙ビン84が設定されていた場合には、前述したように
複数回繰り返される。またステップ174〜178の処
理が終了すると、通常は画像記録に用いた所定頁のビッ
トマップデータをページバッファ50Cから消去する
が、電子ソートモードオンの場合には、各頁の画像を頁
番号順に用紙12に記録することが、指定された印刷部
数回だけ繰り返されるので、各頁の画像が指定された印
刷部数回だけ用紙12に記録される迄の間は、各頁のビ
ットマップデータのページバッファ50Cからの消去は
行わない。
【0072】上記処理が、ジョブが終了する迄繰り返さ
れることにより、ユーザの所望している排出形態、又は
ユーザが所望している排出形態に近い排出形態(排出モ
ードとしてソータモードが指定されたものの、ソータと
して使用可能な排紙ビン84の数が不足していた場合:
この場合は電子ソートモードオンとなる)で用紙12が
排出されることになる。
【0073】また複数の排紙ビン84の各々は、ソータ
モードでの用紙の排出、及びメールボックスモードでの
用紙の排出の何れかのみに使用されので、単一の排紙ビ
ン84内に排出時の排出モードが異なっている用紙12
が混在することはなく、排紙ビン84から用紙12を取
り出す際に、ユーザが排出モード毎に用紙の仕分け作業
を行う必要がなくなるので、ユーザの負担が軽減され
る。
【0074】〔第2実施形態〕次に本発明の第2実施形
態について説明する。なお、第1実施形態と同一の部分
には同一の符号を付し、説明を省略する。
【0075】図10に示すように、本第2実施形態では
各排紙ビン84に、各排紙ビン84上の用紙の有無を検
出するセンサ88(検出手段)が設けられている。な
お、センサ88としては、発光素子と受光素子の対から
成り、用紙の有無を光学的に検出する非接触型のセンサ
や、排紙ビン84上に用紙が存在している場合には該用
紙が接触することにより出力が切り替わるリミットスイ
ッチ等の接触型のセンサを適用することができる。図示
は省略するが、このセンサ88は記録制御部72に接続
されており、センサ88による検出結果は記録制御部7
2を介して画像供給部16に出力される。
【0076】次に本第2実施形態の作用を説明する。本
第2実施形態では第1実施形態で説明した処理と同様の
処理が行われるが、データ解析処理(図8参照)では、
排出先の設定に加えて、ソータモード及びメールボック
スモードの利用状況を表す情報を更新し、更新した情報
をNVM48等に記憶する。
【0077】ソータモード及びメールボックスモードの
利用状況を表す情報としては、例えば排出モードとして
ソータモードが指定されていたジョブ及び排出モードと
してメールボックスモードが指定されていたジョブの
数、ソータモードでの用紙の排出用とされている排紙ビ
ン84及びメールボックスモードでの用紙の排出用とさ
れている排紙ビン84の各々に排出する用紙の枚数、排
出モードとしてソータモードが指定されていたもののソ
ータとして使用可能な排紙ビン84の数が不足していた
状況(図8のステップ148の判定が否定された場合)
が発生した回数、及びその場合の排紙ビン84の不足数
等が挙げられる。
【0078】また、本第2実施形態では、図11に示す
排紙ビン割り当て検討処理が所定時間毎に実行される。
以下、この排紙ビン割り当て検討処理について図11を
参照して説明する。なお、この処理は請求項2に記載の
変更手段に対応している。
【0079】ステップ200では、ソータモード及びメ
ールボックスモードの利用状況を集計するタイミングが
到来したか否か判定する。この判定は、一定期間毎、或
いは一定数のジョブを処理する毎に肯定される。ステッ
プ200の判定が肯定されるとステップ202へ移行
し、NVM48等に記憶されているソータモード及びメ
ールボックスモードの利用状況を表す情報に基づき、ソ
ータモード及びメールボックスモードの利用状況を集計
する。
【0080】次のステップ204ではステップ202の
集計結果に基づいて、現在ソータモード、メールボック
スモードに各々割り当てられている排紙ビン84の数が
妥当か否か判定する。判定が肯定された場合には処理を
終了するが、例えばソータモード用に割り当てられてい
る排紙ビン84の数とメールボックスモード用に割り当
てられている排紙ビン84の数との比率に比べて、各モ
ードが利用される比率が一方のモードに大きく偏ってい
た場合、或いはソータモードが指定されたものの排紙ビ
ン数の不足に伴い電子ソートでの排出に切替えることが
所定値以上の頻度で発生していた等の場合には、各モー
ド用に割り当てられている排紙ビン84の数が妥当では
ないと判断し、ステップ206へ移行する。
【0081】ステップ206では、排紙ビン84の割り
当て数を増加させるべき排出モードがソータモードかメ
ールボックスモードかを判定する。排紙ビン84の割り
当て数を増加させるべき排出モードがメールボックスモ
ードであると判断した場合には、ステップ208でセン
サ88による検出結果を取込み、現在ソータモードでの
用紙の排出用に割り当てられている排紙ビン84のう
ち、空き状態の排紙ビン84が存在しているか否か判定
する。
【0082】判定が肯定された場合にはステップ210
へ移行し、現在ソータモードでの用紙の排出用に割り当
てられている空き状態の排紙ビン84が、今後はメール
ボックスモードでの用紙の排出用に用いられるように、
NVM48に記憶されているビン管理情報を更新する。
これにより、メールボックスモードでの用紙の排出用に
用いられる排紙ビン84の数が増加することになる。ま
たステップ208において、現在ソータモードでの用紙
の排出用に割り当てられている空き状態の排紙ビン84
が存在していなかった場合には、排紙ビン84の割り当
ての変更を待機している状態であることを表す情報をN
VM48等に記憶し、処理を一旦終了する。
【0083】一方、ステップ206において排紙ビン8
4の割り当て数を増加させるべき排出モードがソータモ
ードであると判断した場合には、ステップ212でセン
サ88による検出結果を取込み、現在メールボックスモ
ードでの用紙の排出用に割り当てられている排紙ビン8
4のうち、空き状態の排紙ビン84が存在しているか否
か判定する。
【0084】判定が肯定された場合にはステップ212
へ移行し、現在メールボックスモードでの用紙の排出用
に割り当てられている空き状態の排紙ビン84が、今後
はソータモードでの用紙の排出用に用いられるように、
NVM48に記憶されているビン管理情報を更新する。
これにより、ソータモードでの用紙の排出用に用いられ
る排紙ビン84の数が増加することになる。またステッ
プ212において、現在メールボックスモードでの用紙
の排出用に割り当てられている空き状態の排紙ビン84
が存在していなかった場合には、排紙ビン84の割り当
ての変更を待機している状態であることを表す情報をN
VM48等に記憶し、処理を一旦終了する。
【0085】また、利用状況の集計タイミングが到来し
ていないときには、ステップ200の判定が否定されて
ステップ216へ移行する。ステップ216では割り当
て変更待機中か否か判定する。判定が否定された場合に
は処理を終了するが、排紙ビン84の割り当ての変更を
待機している状態であることを表す情報がNVM48等
に記憶されていた場合には、以前に利用状況の集計タイ
ミングが到来した際に各モード用に割り当てられている
排紙ビン84の数が妥当ではないと判断したものの、空
き状態の排紙ビン84が存在せず割り当て数の変更を行
えなかった(ステップ208又はステップ212の判定
が否定された)場合であるので、ステップ216の判定
が肯定されてステップ206へ移行し、前述したステッ
プ206以降の処理が繰り返される。
【0086】この排紙ビン割り当て検討処理は所定時間
毎に繰り返し実行されるので、空き状態の排紙ビン84
が存在せず割り当て数の変更を行えなかった場合にも、
割り当て変更対象の排紙ビン84が空き状態になると排
紙ビン84の割り当ての変更が行われることになる。
【0087】このように、本第2実施形態では、ソータ
モード及びメールボックスモードの各々の利用状況に基
づいて、各モードに割り当てられている排紙ビン84の
数が妥当か否かを定期的に判定し、妥当でないと判断し
た場合には、ソータモード及びメールボックスモードの
各々の利用状況に応じて各モードに割り当てられている
排紙ビン84の数を変更するので、複数設けられている
排紙ビン84を有効に利用することができる。
【0088】なお、上記では排出形態判断手段が、入力
されたジョブ制御データに基づいて排出形態を判断する
例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、ユーザにより排出モードを指定させる代わりに、例
えば複数部数の印刷が指示された場合にはソータモード
を設定し、特定のユーザから印刷が要求された場合には
メールボックスモードを設定する等のように、自動的に
排出形態を判断し、設定するようにしてもよい。
【0089】また、上記ではメールボックスモードにお
いて、ユーザが排出先としてのビン番号を指定させるよ
うにしていたが、これに限定されるものではなく、ユー
ザにより排出先としてのビン番号を指定させる代わり
に、ユーザ毎、或いはユーザのグループ毎にデフォルト
で設定されているビン番号に基づいて排出先としての排
紙ビンを判断するようにしてもよい。本発明の請求項1
は、上記のような実施形態も含むものである。
【0090】更に、上記では本発明を、ホストにおける
処理結果等の印刷を行う所謂プリンタに適用した例を説
明したが、これに限定されるものではなく、ファクシミ
リ装置や複写機等に適用したり、或いはプリンタとして
の機能、ファクシミリ装置としての機能、複写機として
の機能を兼ね備えた複合機に適用することも可能であ
る。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
は、多数の収容部の各々をソータモードでの用紙の排出
に使用するかメールボックスモードでの用紙の排出に使
用するかを記憶しておき、ユーザが所望している排出形
態がソータモードかメールボックスモードかを判断し、
前記判断した排出形態での用紙の排出に使用できる収容
部を判断して用紙を排出する収容部を決定し、画像が記
録された用紙が前記決定した収容部に排出されるように
制御するので、用紙排出に関してのユーザの様々な要求
を満たすように用紙を排出することが可能で、かつ用紙
取り出し時のユーザの負担を軽減することができる、と
いう優れた効果を有する。
【0092】請求項2記載の発明は、請求項1の発明に
おいて、多数の収容部の各々をソータモードでの用紙の
排出に使用するかメールボックスモードでの用紙の排出
に使用するかを、ソータモード及びメールボックスモー
ドの利用状況に応じて変更するようにしたので、上記効
果に加え、多数設けられた収容部を有効に利用すること
ができる、という効果を有する。
【0093】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2の発明において、ユーザが所望している排出形態が
メールボックスモードである場合に、メールボックスモ
ードでの用紙の排出に使用される収容部のグループに属
する各収容部を前記各収容部の物理的な配置順序で各々
表す識別符号によって、用紙を排出すべき収容部が指定
され、用紙を排出すべき収容部を表す識別符号に基づい
て用紙を排出する収容部を決定するようにしたので、上
記効果に加え、メールボックスモードで用紙を排出する
ジョブを行わせる際のユーザの負担を更に軽減すること
ができる、という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るプリンタの概略構成を示すブ
ロック図である。
【図2】画像供給部の概略構成を示すブロック図であ
る。
【図3】記録部の概略構成を示すブロック図である。
【図4】プリンタの外観を示す正面図である。
【図5】排紙ビン管理情報の内容の一例を示す概念図で
ある。
【図6】データ受信処理を示すフローチャートである。
【図7】データ解析・印刷処理を示すフローチャートで
ある。
【図8】データ解析処理を示すフローチャートである。
【図9】印刷処理を示すフローチャートである。
【図10】第2実施形態に係るプリンタの外観を示す正
面図である。
【図11】排紙ビン割り当て検討処理を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
10 プリンタ 12 用紙 40 CPU 48 NVM 76 印刷部 78 排紙部 84 排紙ビン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古川 泰一 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内 (72)発明者 川名 健治 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内 (72)発明者 吉信 誠一 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内 (72)発明者 郡司 芳則 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されたデータに基づいて用紙に画像
    を記録する記録手段と、 前記記録手段によって画像が記録された用紙を収容する
    ための多数の収容部と、 前記記録手段によって画像が記録された用紙を、指示さ
    れた収容部に排出する排出手段と、 ユーザが所望している排出形態が、画像が記録された複
    数枚の用紙を複数の収容部に分けて排出するソータモー
    ドか、画像が記録された用紙を特定の収容部に排出する
    メールボックスモードかを判断する排出形態判断手段
    と、 前記多数の収容部の各々を前記ソータモードでの用紙の
    排出に使用するか、前記メールボックスモードでの用紙
    の排出に使用するかを表す情報を記憶した記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されている情報に基づき、前記排出
    形態判断手段によって判断された排出形態での用紙の排
    出に使用できる収容部を判断して用紙を排出する収容部
    を決定し、前記記録手段によって画像が記録された用紙
    が前記決定した収容部に排出されるように前記排出手段
    を制御する排出制御手段と、 を含む印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記多数の収容部の各々を前記ソータモ
    ードでの用紙の排出に使用するか、前記メールボックス
    モードでの用紙の排出に使用するかを、ソータモード及
    びメールボックスモードの利用状況に応じて変更する変
    更手段を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の印
    刷装置。
  3. 【請求項3】 ユーザが所望している排出形態がメール
    ボックスモードである場合に、メールボックスモードで
    の用紙の排出に使用される収容部のグループに属する各
    収容部を前記各収容部の物理的な配置順序で各々表す識
    別符号によって、用紙を排出すべき収容部が指定され、 前記排出制御手段は、前記用紙を排出すべき収容部を表
    す識別符号に基づいて用紙を排出する収容部を決定する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の印刷装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7170614B1 (en) 1998-11-13 2007-01-30 Minolta Co., Ltd. Image forming apparatus
US8565635B2 (en) 2010-08-19 2013-10-22 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Printing device and apparatus for switching discharge trays
US9150038B2 (en) 2010-07-26 2015-10-06 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Printing device having slow discharge process for sequential print jobs

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