JPH09273611A - 変速機 - Google Patents
変速機Info
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- JPH09273611A JPH09273611A JP8313539A JP31353996A JPH09273611A JP H09273611 A JPH09273611 A JP H09273611A JP 8313539 A JP8313539 A JP 8313539A JP 31353996 A JP31353996 A JP 31353996A JP H09273611 A JPH09273611 A JP H09273611A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission
- gear
- gear set
- clutch
- carrier
- Prior art date
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H3/00—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
- F16H3/44—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion using gears having orbital motion
- F16H3/62—Gearings having three or more central gears
- F16H3/66—Gearings having three or more central gears composed of a number of gear trains without drive passing from one train to another
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
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- F16H3/62—Gearings having three or more central gears
- F16H3/66—Gearings having three or more central gears composed of a number of gear trains without drive passing from one train to another
- F16H3/666—Gearings having three or more central gears composed of a number of gear trains without drive passing from one train to another with intermeshing orbital gears
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H2200/00—Transmissions for multiple ratios
- F16H2200/003—Transmissions for multiple ratios characterised by the number of forward speeds
- F16H2200/0043—Transmissions for multiple ratios characterised by the number of forward speeds the gear ratios comprising four forward speeds
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H2200/00—Transmissions for multiple ratios
- F16H2200/20—Transmissions using gears with orbital motion
- F16H2200/2002—Transmissions using gears with orbital motion characterised by the number of sets of orbital gears
- F16H2200/2007—Transmissions using gears with orbital motion characterised by the number of sets of orbital gears with two sets of orbital gears
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Structure Of Transmissions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】摩擦損失を減じることが可能で、比較的に音が
静かで、コンパクトで、製造が簡単である変速機を提供
することを目的とする。 【解決手段】単一ピニオンギアセットである第1ギアセ
ット130の要素は第1太陽ギア132、第1キャリア
134、第1リングギア136を含み、単一のピニオン
ギアセットである第2ギアセット140は第2太陽ギア
142、第2キャリア144、第2リングギア146を
含み、第1クラッチ150は第1キャリア134を第2
キャリア144に選択的に連結し、第2クラッチ152
は第1太陽ギア132を第2キャリア144に選択的に
連結し、第3クラッチ154は第1キャリア134を第
1リングギア136に選択的に連結し、第1ブレーキ1
56は第2キャリア144の回転運動を選択的に制動
し、第2ブレーキ158は第2太陽ギア142の回転運
動を選択的に制動する変速機とした。
静かで、コンパクトで、製造が簡単である変速機を提供
することを目的とする。 【解決手段】単一ピニオンギアセットである第1ギアセ
ット130の要素は第1太陽ギア132、第1キャリア
134、第1リングギア136を含み、単一のピニオン
ギアセットである第2ギアセット140は第2太陽ギア
142、第2キャリア144、第2リングギア146を
含み、第1クラッチ150は第1キャリア134を第2
キャリア144に選択的に連結し、第2クラッチ152
は第1太陽ギア132を第2キャリア144に選択的に
連結し、第3クラッチ154は第1キャリア134を第
1リングギア136に選択的に連結し、第1ブレーキ1
56は第2キャリア144の回転運動を選択的に制動
し、第2ブレーキ158は第2太陽ギア142の回転運
動を選択的に制動する変速機とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、変速機に関するも
のであり、さらに詳しくは、複合遊星ギアセットを有す
る車両用変速機に関する。
のであり、さらに詳しくは、複合遊星ギアセットを有す
る車両用変速機に関する。
【0002】
【従来の技術】変速機は、内燃機関によって動力を供給
される、全てではないが大部分の車両における伝統的な
構成要素である。代表的な車両用変速機は、手動、自動
若しくは手動および自動の結合である。手動変速機を有
する車両は比較的に簡素で、重要な運転者の制御を許容
するが、自動変速機を装備する車両は絶え間ないギヤ変
更およびクラッチコントロールを必要としないため比較
的運転しやすい。
される、全てではないが大部分の車両における伝統的な
構成要素である。代表的な車両用変速機は、手動、自動
若しくは手動および自動の結合である。手動変速機を有
する車両は比較的に簡素で、重要な運転者の制御を許容
するが、自動変速機を装備する車両は絶え間ないギヤ変
更およびクラッチコントロールを必要としないため比較
的運転しやすい。
【0003】大部分の自動変速機は、遊星ギアセットと
して知られている1または2以上のギア構造体を有す
る。遊星ギアセットの最も一般のタイプのうちの2つ
は、簡単な単一のピニオン遊星ギアセットと簡単な2重
のピニオン遊星ギアセットとである。図1は、簡単な単
一のピニオン遊星ギアセットの概略的な正面図を示して
おり、また、図2は、簡単な2重のピニオン遊星ギアセ
ットの概略的な正面図を示している。
して知られている1または2以上のギア構造体を有す
る。遊星ギアセットの最も一般のタイプのうちの2つ
は、簡単な単一のピニオン遊星ギアセットと簡単な2重
のピニオン遊星ギアセットとである。図1は、簡単な単
一のピニオン遊星ギアセットの概略的な正面図を示して
おり、また、図2は、簡単な2重のピニオン遊星ギアセ
ットの概略的な正面図を示している。
【0004】図1に示すように、単一のピニオン遊星ギ
アセットは、太陽ギア10、キャリア12およびリング
ギア14の3つの異なる要素を有している。一組のピニ
オンギア16が回転のためにキャリア12上に太陽ギア
10から共通の半径距離で設けられている。ピニオンギ
ア16は、太陽ギア10の外側のギア歯およびリングギ
ア14の内側のギア歯の両方に噛み合う外側のギア歯を
有している。太陽ギア10、キャリア12またはリング
ギア14のいずれかに入力された回転運動は、これらの
要素の各々の相対的な回転を引き起し、これらの要素の
結果として生じる回転は、このギアセットに出力を与え
る。ギア歯の特別の数または太陽ギア10,キャリア1
2若しくはリングギア14に関する直径の選択および太
陽ギア10,キャリア12若しくはリングギア14の任
意のブレーキングは、太陽ギア10,キャリア12若し
くはリングギア14の相対的な回転速度を決定し、種々
の異なる回転の速度および/または種々の異なる方向の
出力を付与する。
アセットは、太陽ギア10、キャリア12およびリング
ギア14の3つの異なる要素を有している。一組のピニ
オンギア16が回転のためにキャリア12上に太陽ギア
10から共通の半径距離で設けられている。ピニオンギ
ア16は、太陽ギア10の外側のギア歯およびリングギ
ア14の内側のギア歯の両方に噛み合う外側のギア歯を
有している。太陽ギア10、キャリア12またはリング
ギア14のいずれかに入力された回転運動は、これらの
要素の各々の相対的な回転を引き起し、これらの要素の
結果として生じる回転は、このギアセットに出力を与え
る。ギア歯の特別の数または太陽ギア10,キャリア1
2若しくはリングギア14に関する直径の選択および太
陽ギア10,キャリア12若しくはリングギア14の任
意のブレーキングは、太陽ギア10,キャリア12若し
くはリングギア14の相対的な回転速度を決定し、種々
の異なる回転の速度および/または種々の異なる方向の
出力を付与する。
【0005】図2に示すように、2重のピニオン遊星ギ
アセットは、単一のピニオン遊星ギアセットと近似して
いるが、回転のためにキャリア12上に太陽ギア10か
ら共通の半径距離で設けられた一組の内側のピニオンギ
ア18と回転のためにキャリア12上に太陽ギア10か
らさらに大きい共通の半径距離で設けられた一組の外側
のピニオンギア20とを有する。各々の内側のピニオン
ギア18は、太陽ギア10と外側のピニオンギア20の
うちのそれぞれの一つとに噛み合う外歯を有し、一方
で、外側のピニオンギア20は、内側のピニオンギア1
8の外歯およびリングギア14の内歯の双方に噛み合う
外歯を有する。図2の2重のピニオン遊星ギアセットの
作用は、図1の単一のピニオン遊星ギアセットの作用に
近似しており、回転運動が太陽ギア10,キャリア12
若しくはリングギア14のうちの一つに入力され、これ
らの要素の結果として生じる回転運動は出力を提供す
る。
アセットは、単一のピニオン遊星ギアセットと近似して
いるが、回転のためにキャリア12上に太陽ギア10か
ら共通の半径距離で設けられた一組の内側のピニオンギ
ア18と回転のためにキャリア12上に太陽ギア10か
らさらに大きい共通の半径距離で設けられた一組の外側
のピニオンギア20とを有する。各々の内側のピニオン
ギア18は、太陽ギア10と外側のピニオンギア20の
うちのそれぞれの一つとに噛み合う外歯を有し、一方
で、外側のピニオンギア20は、内側のピニオンギア1
8の外歯およびリングギア14の内歯の双方に噛み合う
外歯を有する。図2の2重のピニオン遊星ギアセットの
作用は、図1の単一のピニオン遊星ギアセットの作用に
近似しており、回転運動が太陽ギア10,キャリア12
若しくはリングギア14のうちの一つに入力され、これ
らの要素の結果として生じる回転運動は出力を提供す
る。
【0006】さらに多くのギア変更速度を付与するため
に、設計者は複合遊星ギアセットを有する変速機を開発
した。図3は、背景技術である4つのドライビングスピ
ードおよび後進を有するラビニヨ型(Ravigneaux) の変
速機の構造の部分的で概略的な側面図を示している。図
3に示すように、この変速機は、当該変速機へ回転運動
を入力するための入力軸24、簡単な2重のピニオン遊
星ギアセット30、簡単な単一のピニオン遊星ギアセッ
ト40、第1クラッチ50、第2クラッチ52、第3ク
ラッチ54、第1ブレーキ56および第2ブレーキ58
を有する。
に、設計者は複合遊星ギアセットを有する変速機を開発
した。図3は、背景技術である4つのドライビングスピ
ードおよび後進を有するラビニヨ型(Ravigneaux) の変
速機の構造の部分的で概略的な側面図を示している。図
3に示すように、この変速機は、当該変速機へ回転運動
を入力するための入力軸24、簡単な2重のピニオン遊
星ギアセット30、簡単な単一のピニオン遊星ギアセッ
ト40、第1クラッチ50、第2クラッチ52、第3ク
ラッチ54、第1ブレーキ56および第2ブレーキ58
を有する。
【0007】ギアセット30は、太陽ギア32、キャリ
ア34、およびリングギア36を有し、また、ギアセッ
ト40は、太陽ギア42、ギアセット30のキャリア3
4に直接連結されるキャリア44およびギアセット30
のリングギア36に直接連結されるリングギア46を有
する。第1クラッチ50、第2クラッチ52および第3
クラッチ54は、入力軸22をそれぞれ、ギアセット3
0の太陽ギア32、ギアセット30のキャリア34およ
びギアセット40のキャリア44、並びにギアセット4
0の太陽ギア42に選択的に連結する。第1ブレーキ5
6は、ギアセット40のキャリア44およびギアセット
30のキャリア34の回転運動を選択的に制動する。第
2ブレーキ58は、ギアセット40の太陽ギア42の回
転運動を選択的に制動する。出力軸24は、第2ギアセ
ット40のリングギア46および第1ギアセット30の
リングギア36の双方に直接連結されている。
ア34、およびリングギア36を有し、また、ギアセッ
ト40は、太陽ギア42、ギアセット30のキャリア3
4に直接連結されるキャリア44およびギアセット30
のリングギア36に直接連結されるリングギア46を有
する。第1クラッチ50、第2クラッチ52および第3
クラッチ54は、入力軸22をそれぞれ、ギアセット3
0の太陽ギア32、ギアセット30のキャリア34およ
びギアセット40のキャリア44、並びにギアセット4
0の太陽ギア42に選択的に連結する。第1ブレーキ5
6は、ギアセット40のキャリア44およびギアセット
30のキャリア34の回転運動を選択的に制動する。第
2ブレーキ58は、ギアセット40の太陽ギア42の回
転運動を選択的に制動する。出力軸24は、第2ギアセ
ット40のリングギア46および第1ギアセット30の
リングギア36の双方に直接連結されている。
【0008】制御装置(図示せず)は、クラッチ50、
52および54のうちの2つならびに図3に示された変
速機のスピード(ギア比)を変更するためのブレーキ5
6および58のうちの一つを同時に動作させる。図3に
示された変速機の第1ドライビング(走行)スピードに
関して、上記の制御装置は、第1クラッチ50および第
1ブレーキ56を動作させ(かみ合わせ)、その結果、
出力軸24は入力軸22の2.846回転毎に1回転す
る。第2ドライビングスピードに関して、上記の制御装
置は、第1クラッチ50および第2ブレーキ58を動作
させ、その結果、出力軸24は入力軸22の1.581
回転毎に1回転する。第3ドライビングスピードに関し
て、上記の制御装置は、第1クラッチ50および第2ク
ラッチ52を動作させ、その結果、出力軸24は入力軸
22の回転毎に1回転する。第4ドライビングスピード
に関して、上記の制御装置は、第2クラッチ52および
第2ブレーキ58を動作させ、その結果、出力軸24は
入力軸22の0.685回転毎に1回転する。後進に関
しては、上記の制御装置は、第3クラッチ54および第
1ブレーキ56を動作させ、その結果、出力軸24は入
力軸22の回転毎に、第1から第4までのドライビング
スピードにおける出力軸24の回転方向とは反対の方向
に1回転する。
52および54のうちの2つならびに図3に示された変
速機のスピード(ギア比)を変更するためのブレーキ5
6および58のうちの一つを同時に動作させる。図3に
示された変速機の第1ドライビング(走行)スピードに
関して、上記の制御装置は、第1クラッチ50および第
1ブレーキ56を動作させ(かみ合わせ)、その結果、
出力軸24は入力軸22の2.846回転毎に1回転す
る。第2ドライビングスピードに関して、上記の制御装
置は、第1クラッチ50および第2ブレーキ58を動作
させ、その結果、出力軸24は入力軸22の1.581
回転毎に1回転する。第3ドライビングスピードに関し
て、上記の制御装置は、第1クラッチ50および第2ク
ラッチ52を動作させ、その結果、出力軸24は入力軸
22の回転毎に1回転する。第4ドライビングスピード
に関して、上記の制御装置は、第2クラッチ52および
第2ブレーキ58を動作させ、その結果、出力軸24は
入力軸22の0.685回転毎に1回転する。後進に関
しては、上記の制御装置は、第3クラッチ54および第
1ブレーキ56を動作させ、その結果、出力軸24は入
力軸22の回転毎に、第1から第4までのドライビング
スピードにおける出力軸24の回転方向とは反対の方向
に1回転する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図3に示された変速機
のような複合遊星ギアセットを有する変速機は、様々な
タイプの車両に取り付けられている。しかしながら、こ
れらの複雑な変速機構造のうちのいくつかは一またはそ
れ以上の不利益を有している。例えば、一以上の遊星ギ
アセットを有する変速機は、時には騒々しく、寸法が大
きく、製造が困難である。
のような複合遊星ギアセットを有する変速機は、様々な
タイプの車両に取り付けられている。しかしながら、こ
れらの複雑な変速機構造のうちのいくつかは一またはそ
れ以上の不利益を有している。例えば、一以上の遊星ギ
アセットを有する変速機は、時には騒々しく、寸法が大
きく、製造が困難である。
【0010】ドラッグ損失または摩擦損失は、複数の遊
星ギアセットを有する変速機のもう一つの重大な不利益
である。摩擦損失は、車両の燃費および全体的な効率を
減じる。この損失は、動作していないクラッチ若しくは
ブレーキの噛み合い面が回転する構成要素と接触した状
態になったときに発生する。例えば、図3の変速機が第
1ドライビングスピードの状態に置かれた場合に、第2
クラッチ52、第3クラッチ54および第2ブレーキ5
8は動作せず、変速機の構成要素がそれぞれについて回
転するときに摩擦を引き起こす。
星ギアセットを有する変速機のもう一つの重大な不利益
である。摩擦損失は、車両の燃費および全体的な効率を
減じる。この損失は、動作していないクラッチ若しくは
ブレーキの噛み合い面が回転する構成要素と接触した状
態になったときに発生する。例えば、図3の変速機が第
1ドライビングスピードの状態に置かれた場合に、第2
クラッチ52、第3クラッチ54および第2ブレーキ5
8は動作せず、変速機の構成要素がそれぞれについて回
転するときに摩擦を引き起こす。
【0011】図4は、図3に示された変速機のギア比の
各々に関して、クラッチ50、52および54ならびに
ブレーキ56および58において発生する摩擦損失の相
対量を含む図表を示している。図4はまた、変速機の各
々のギア比に関するとともに、変速機の各々のクラッチ
50、52、54並びにブレーキ56および58に関す
る摩擦損失のトータルな相対量を示している。図4の図
表によって示されているように、図3に示された変速機
に関して摩擦によるパワー(動力)損失は、各々のスピ
ード状態および後進状態において発生する。変速機がた
った一つのギア比若しくはたった一つのクラッチまたは
ブレーキにおいても損失を減じるように設計されていた
ならば、これらの変速機を備えた車両は燃費が向上す
る。上述のことに鑑み、改良された変速機に関する技術
の必要性があった。
各々に関して、クラッチ50、52および54ならびに
ブレーキ56および58において発生する摩擦損失の相
対量を含む図表を示している。図4はまた、変速機の各
々のギア比に関するとともに、変速機の各々のクラッチ
50、52、54並びにブレーキ56および58に関す
る摩擦損失のトータルな相対量を示している。図4の図
表によって示されているように、図3に示された変速機
に関して摩擦によるパワー(動力)損失は、各々のスピ
ード状態および後進状態において発生する。変速機がた
った一つのギア比若しくはたった一つのクラッチまたは
ブレーキにおいても損失を減じるように設計されていた
ならば、これらの変速機を備えた車両は燃費が向上す
る。上述のことに鑑み、改良された変速機に関する技術
の必要性があった。
【0012】したがって、本発明の目的は、上述した背
景技術の一またはそれ以上の限界を本質的に除去する変
速機を導くことにある。特に、本発明の目的は、摩擦損
失を減じる改良された変速機を導くことにあり、好まし
くは、比較的に音が静かで、コンパクトで、製造が簡単
な変速機を導くことにある。
景技術の一またはそれ以上の限界を本質的に除去する変
速機を導くことにある。特に、本発明の目的は、摩擦損
失を減じる改良された変速機を導くことにあり、好まし
くは、比較的に音が静かで、コンパクトで、製造が簡単
な変速機を導くことにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記およびその他の利益
を達成するため、ならびに、本発明の目的にしたがっ
て、ここにおいて具体化され幅広く記載されているよう
に、本発明の変速機は、第1、第2および第3の要素を
有する第1の簡単な遊星ギアセットであって、前記第1
の遊星ギアセットの第1要素は変速機に入力される回転
運動を受け入れるもの、および、第1、第2および第3
の要素を有する第2の簡単な遊星ギアセットであって、
前記第2の遊星ギアセットの第1要素は変速機から回転
運動を出力し、前記第2の遊星ギアセットの第3要素は
前記第1ギアセットの第3要素に連結されているものを
有する。第1クラッチは、前記第1ギアセットの第2要
素を前記第2ギアセットの第2要素に選択的に連結す
る。第2クラッチは、前記第1ギアセットの第1要素を
前記第2ギアセットの第2要素に選択的に連結する。第
3クラッチは、前記第1ギアセットの第1、第2および
第3要素ならびに前記第2ギアセットの第3要素からな
るグループから選択された2つの要素を選択的に連結す
る。第1ブレーキは、前記第2ギアセットの第3要素を
選択的に制動し、第2ブレーキは、前記第2ギアセット
の第3要素を選択的に制動する。
を達成するため、ならびに、本発明の目的にしたがっ
て、ここにおいて具体化され幅広く記載されているよう
に、本発明の変速機は、第1、第2および第3の要素を
有する第1の簡単な遊星ギアセットであって、前記第1
の遊星ギアセットの第1要素は変速機に入力される回転
運動を受け入れるもの、および、第1、第2および第3
の要素を有する第2の簡単な遊星ギアセットであって、
前記第2の遊星ギアセットの第1要素は変速機から回転
運動を出力し、前記第2の遊星ギアセットの第3要素は
前記第1ギアセットの第3要素に連結されているものを
有する。第1クラッチは、前記第1ギアセットの第2要
素を前記第2ギアセットの第2要素に選択的に連結す
る。第2クラッチは、前記第1ギアセットの第1要素を
前記第2ギアセットの第2要素に選択的に連結する。第
3クラッチは、前記第1ギアセットの第1、第2および
第3要素ならびに前記第2ギアセットの第3要素からな
るグループから選択された2つの要素を選択的に連結す
る。第1ブレーキは、前記第2ギアセットの第3要素を
選択的に制動し、第2ブレーキは、前記第2ギアセット
の第3要素を選択的に制動する。
【0014】他の観点からは、前記第1ギアセットの要
素は、第1太陽ギア、第1キャリアおよび第1リングギ
アを含み、前記第2ギアセットの要素は、第2太陽ギ
ア、第2キャリアおよび第2リングギアを含む。
素は、第1太陽ギア、第1キャリアおよび第1リングギ
アを含み、前記第2ギアセットの要素は、第2太陽ギ
ア、第2キャリアおよび第2リングギアを含む。
【0015】さらに他の観点からは、前記第1および第
2のギアセットは単一のピニオン遊星ギアセットであ
る。
2のギアセットは単一のピニオン遊星ギアセットであ
る。
【0016】上述した一般的な記載および以下に続く詳
細な記載は代表的なものであり、特許請求の範囲に記載
した本発明の一層の説明を提供する。
細な記載は代表的なものであり、特許請求の範囲に記載
した本発明の一層の説明を提供する。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施形態、すな
わち添付図面に描かれた具体例に関して詳細に説明す
る。可能な限り同一の参照番号は、同一もしくは近似し
た部品を参照するために図面および記載の中で使用され
る。さらに、最後の二桁が同じである参照数字は、近似
する部品を参照するために図面および記載の中で使用さ
れる。
わち添付図面に描かれた具体例に関して詳細に説明す
る。可能な限り同一の参照番号は、同一もしくは近似し
た部品を参照するために図面および記載の中で使用され
る。さらに、最後の二桁が同じである参照数字は、近似
する部品を参照するために図面および記載の中で使用さ
れる。
【0018】本発明によれば、第1、第2および第3要
素を有する第1の簡単な遊星ギアセットと、第1、第2
および第3要素を有する第2遊星ギアセットであって、
この第2遊星ギアセットの第3要素は前記第1ギアセッ
トの第3要素に連結されているものとが提供される。図
5に示すように、本発明の第1の実施形態は第1の簡単
な遊星ギアセット130と第2の簡単な遊星ギアセット
140とを有する。第1ギアセット130は、単一のピ
ニオンギアセットであり、第1ギアセット130の要素
は第1太陽ギア132、第1キャリア134および第1
リングギア136を含む。第2ギアセット140は、単
一のピニオンギアセットであり、第2ギアセット140
の要素は、第2太陽ギア142、第2キャリア144お
よび第2リングギア146を含む。図5に示すように、
第1リングギア136は、第2太陽ギア142に直接連
結されている。第1太陽ギア132および第1キャリア
134は、第2太陽ギア142、第2キャリア144お
よび第2リングギア146との直接の連結はない。
素を有する第1の簡単な遊星ギアセットと、第1、第2
および第3要素を有する第2遊星ギアセットであって、
この第2遊星ギアセットの第3要素は前記第1ギアセッ
トの第3要素に連結されているものとが提供される。図
5に示すように、本発明の第1の実施形態は第1の簡単
な遊星ギアセット130と第2の簡単な遊星ギアセット
140とを有する。第1ギアセット130は、単一のピ
ニオンギアセットであり、第1ギアセット130の要素
は第1太陽ギア132、第1キャリア134および第1
リングギア136を含む。第2ギアセット140は、単
一のピニオンギアセットであり、第2ギアセット140
の要素は、第2太陽ギア142、第2キャリア144お
よび第2リングギア146を含む。図5に示すように、
第1リングギア136は、第2太陽ギア142に直接連
結されている。第1太陽ギア132および第1キャリア
134は、第2太陽ギア142、第2キャリア144お
よび第2リングギア146との直接の連結はない。
【0019】回転運動は、第1太陽ギア132に連結さ
れた入力軸122を通じて図5の変速機に入力される。
図5の変速機が車両における自動変速機として使用され
る場合には、トルクコンバータ60およびワンウエイク
ラッチ62は回転運動を内燃機関64から入力軸122
に伝達する。
れた入力軸122を通じて図5の変速機に入力される。
図5の変速機が車両における自動変速機として使用され
る場合には、トルクコンバータ60およびワンウエイク
ラッチ62は回転運動を内燃機関64から入力軸122
に伝達する。
【0020】回転運動は、第2リングギア146に連結
された出力軸124を通じて図5の変速機から出力され
る。図5の変速機が車両に使用される場合には、出力軸
124は車両の駆動輪を駆動するための駆動トレイン
(図示せず)に連結される。
された出力軸124を通じて図5の変速機から出力され
る。図5の変速機が車両に使用される場合には、出力軸
124は車両の駆動輪を駆動するための駆動トレイン
(図示せず)に連結される。
【0021】本発明によれば、第1クラッチは、第1ギ
アセットの第2要素を第2ギアセットの第2要素に選択
的に連結し、第2クラッチは第1ギアセットの第1要素
を第2ギアセットの第2要素に選択的に連結し、第3ク
ラッチは、第1ギアセットの第1、第2および第3要素
ならびに第2ギアセットの第3要素からなるグループか
ら選択された2つの要素を選択的に連結し、第1ブレー
キは、第2ギアセットの第2要素を選択的に制動し、第
2ブレーキは、第2ギアセットの第3要素を選択的に制
動する。また、図5に示すように、第1の実施形態の変
速機は、第1キャリア134を第2キャリア144に選
択的に連結する第1クラッチ150、第1太陽ギア13
2を第2キャリア144に選択的に連結する第2クラッ
チ152、第1キャリア134を第1リングギア136
に選択的に連結する第3クラッチ154、第2キャリア
144の回転運動を選択的に制動する第1ブレーキ15
6および第2太陽ギア142の回転運動を選択的に制動
する第2ブレーキ158をも含んでいる。
アセットの第2要素を第2ギアセットの第2要素に選択
的に連結し、第2クラッチは第1ギアセットの第1要素
を第2ギアセットの第2要素に選択的に連結し、第3ク
ラッチは、第1ギアセットの第1、第2および第3要素
ならびに第2ギアセットの第3要素からなるグループか
ら選択された2つの要素を選択的に連結し、第1ブレー
キは、第2ギアセットの第2要素を選択的に制動し、第
2ブレーキは、第2ギアセットの第3要素を選択的に制
動する。また、図5に示すように、第1の実施形態の変
速機は、第1キャリア134を第2キャリア144に選
択的に連結する第1クラッチ150、第1太陽ギア13
2を第2キャリア144に選択的に連結する第2クラッ
チ152、第1キャリア134を第1リングギア136
に選択的に連結する第3クラッチ154、第2キャリア
144の回転運動を選択的に制動する第1ブレーキ15
6および第2太陽ギア142の回転運動を選択的に制動
する第2ブレーキ158をも含んでいる。
【0022】図5に示す変速機のスピード(ギア比)を
変更するために、制御システム(図示せず)はクラッチ
150、152および154のうちの2つを同時に動作
させる(かみ合わせる)か、または、クラッチ150、
152および154のうちの一つとブレーキ156およ
び158のうちの一つとを同時に動作させる(かみ合わ
せる)。図5に示す変速機の第1ドライビングスピード
の状態において、制御装置は第1クラッチ150および
第1ブレーキ156を動作させ、その結果、出力軸12
4は入力軸122よりも遅く回転する。第2ドライビン
グスピードの状態において、制御システムは第1クラッ
チ150および第2ブレーキ158を動作させ、その結
果、出力軸124が入力軸122よりも遅く回転する
が、相対的には変速機が第1ドライビングスピードの状
態である場合よりも速い。
変更するために、制御システム(図示せず)はクラッチ
150、152および154のうちの2つを同時に動作
させる(かみ合わせる)か、または、クラッチ150、
152および154のうちの一つとブレーキ156およ
び158のうちの一つとを同時に動作させる(かみ合わ
せる)。図5に示す変速機の第1ドライビングスピード
の状態において、制御装置は第1クラッチ150および
第1ブレーキ156を動作させ、その結果、出力軸12
4は入力軸122よりも遅く回転する。第2ドライビン
グスピードの状態において、制御システムは第1クラッ
チ150および第2ブレーキ158を動作させ、その結
果、出力軸124が入力軸122よりも遅く回転する
が、相対的には変速機が第1ドライビングスピードの状
態である場合よりも速い。
【0023】第3ドライビングスピードの状態におい
て、制御システムは第1クラッチ150および第2クラ
ッチ152を動作させ、その結果、出力軸124が入力
軸122の回転毎に1回転する。第4ドライビングスピ
ードの状態において、制御システムは第2クラッチ15
2および第2ブレーキ158を動作させ、その結果、出
力軸124は入力軸122よりも速く回転する。後進状
態において、制御システムは第3クラッチ154および
第1ブレーキ156を動作させ、その結果、出力軸12
4は入力軸122よりも遅い速度で、第1から第4まで
のドライビングスピード状態における出力軸124の回
転方向とは反対の方向に回転する。
て、制御システムは第1クラッチ150および第2クラ
ッチ152を動作させ、その結果、出力軸124が入力
軸122の回転毎に1回転する。第4ドライビングスピ
ードの状態において、制御システムは第2クラッチ15
2および第2ブレーキ158を動作させ、その結果、出
力軸124は入力軸122よりも速く回転する。後進状
態において、制御システムは第3クラッチ154および
第1ブレーキ156を動作させ、その結果、出力軸12
4は入力軸122よりも遅い速度で、第1から第4まで
のドライビングスピード状態における出力軸124の回
転方向とは反対の方向に回転する。
【0024】図6は、図4の図表に近似しており、図5
に示す変速機のギア比の各々に関してクラッチ150、
152および154ならびにブレーキ156および15
8において発生する摩擦損失の相対量を含む図表であ
る。図6は、変速機のギア比の各々に関連するととも
に、変速機のクラッチ150、152、154並びにブ
レーキ156および158の各々に関する摩擦損失のト
ータルな相対量をも示している。さらに、図表の最下行
および右端列には、図5に示す変速機と図3に示す背景
技術である変速機との間の比較を含んでいる。
に示す変速機のギア比の各々に関してクラッチ150、
152および154ならびにブレーキ156および15
8において発生する摩擦損失の相対量を含む図表であ
る。図6は、変速機のギア比の各々に関連するととも
に、変速機のクラッチ150、152、154並びにブ
レーキ156および158の各々に関する摩擦損失のト
ータルな相対量をも示している。さらに、図表の最下行
および右端列には、図5に示す変速機と図3に示す背景
技術である変速機との間の比較を含んでいる。
【0025】図3の背景技術である変速機と比較して、
図6に示すように、図5の変速機は第1クラッチ150
における摩擦損失に関し57%の減少、第3クラッチ1
54における摩擦損失に関する57%の減少、第1ドラ
イビングスピード状態において28%の摩擦損失の減
少、第4ドライビングスピード状態において40%の摩
擦損失の減少、後進状態において30%の摩擦損失の減
少および28%の全体的な摩擦損失の減少を有する。図
5の変速機が車両内に取り付けられた場合に、摩擦損失
の減少はパワー(動力)損失の総量を大幅に減じ、車両
の燃費を向上させる。
図6に示すように、図5の変速機は第1クラッチ150
における摩擦損失に関し57%の減少、第3クラッチ1
54における摩擦損失に関する57%の減少、第1ドラ
イビングスピード状態において28%の摩擦損失の減
少、第4ドライビングスピード状態において40%の摩
擦損失の減少、後進状態において30%の摩擦損失の減
少および28%の全体的な摩擦損失の減少を有する。図
5の変速機が車両内に取り付けられた場合に、摩擦損失
の減少はパワー(動力)損失の総量を大幅に減じ、車両
の燃費を向上させる。
【0026】図5の変速機における減じられた摩擦損失
に対して考えられる理由の一つは、動作していないクラ
ッチおよびブレーキが変速機の最も速く回転する構成要
素に近接する位置にないからである。
に対して考えられる理由の一つは、動作していないクラ
ッチおよびブレーキが変速機の最も速く回転する構成要
素に近接する位置にないからである。
【0027】図7は、本発明の変速機の第2の実施形態
を示している。図7に示される変速機は、第1の簡単な
遊星ギアセット230と第2の簡単な遊星ギアセット2
40とを有する。第1ギアセット230は、単一のピニ
オンギアセットであり、第1ギアセット230の要素は
第1太陽ギア232、第1キャリア234および第1リ
ングギア236を含む。第2ギアセット240は、単一
のピニオンギアセットであり、第2ギアセット240の
要素は、第2太陽ギア242、第2キャリア244およ
び第2リングギア246を含む。図7に示すように、第
1リングギア236は、第2太陽ギア242に直接連結
されている。第1太陽ギア232および第1キャリア2
34は、第2太陽ギア242、第2キャリア244およ
び第2リングギア246との直接の連結はない。
を示している。図7に示される変速機は、第1の簡単な
遊星ギアセット230と第2の簡単な遊星ギアセット2
40とを有する。第1ギアセット230は、単一のピニ
オンギアセットであり、第1ギアセット230の要素は
第1太陽ギア232、第1キャリア234および第1リ
ングギア236を含む。第2ギアセット240は、単一
のピニオンギアセットであり、第2ギアセット240の
要素は、第2太陽ギア242、第2キャリア244およ
び第2リングギア246を含む。図7に示すように、第
1リングギア236は、第2太陽ギア242に直接連結
されている。第1太陽ギア232および第1キャリア2
34は、第2太陽ギア242、第2キャリア244およ
び第2リングギア246との直接の連結はない。
【0028】回転運動は、第1太陽ギア232に連結さ
れた入力軸222を通じて図7の変速機に入力される。
図7の変速機が車両における自動変速機として使用され
る場合には、トルクコンバータ60およびワンウエイク
ラッチ62は回転運動を内燃機関64から入力軸222
に伝達する。
れた入力軸222を通じて図7の変速機に入力される。
図7の変速機が車両における自動変速機として使用され
る場合には、トルクコンバータ60およびワンウエイク
ラッチ62は回転運動を内燃機関64から入力軸222
に伝達する。
【0029】回転運動は、第2リングギア246に連結
された出力軸224を通じて図7の変速機から出力され
る。図7の変速機が車両に使用される場合には、出力軸
224は車両の駆動輪を駆動するための駆動トレイン
(図示せず)に連結される。
された出力軸224を通じて図7の変速機から出力され
る。図7の変速機が車両に使用される場合には、出力軸
224は車両の駆動輪を駆動するための駆動トレイン
(図示せず)に連結される。
【0030】図7に示すように、第2の実施形態の変速
機は、第1キャリア234を第2キャリア244に選択
的に連結する第1クラッチ250、第1太陽ギア232
を第2キャリア244に選択的に連結する第2クラッチ
252、第1太陽ギア232を第1キャリア234に選
択的に連結する第3クラッチ254、第2キャリア24
4の回転運動を選択的に制動する第1ブレーキ256お
よび第2太陽ギア242の回転運動を選択的に制動する
第2ブレーキ258をも含んでいる。
機は、第1キャリア234を第2キャリア244に選択
的に連結する第1クラッチ250、第1太陽ギア232
を第2キャリア244に選択的に連結する第2クラッチ
252、第1太陽ギア232を第1キャリア234に選
択的に連結する第3クラッチ254、第2キャリア24
4の回転運動を選択的に制動する第1ブレーキ256お
よび第2太陽ギア242の回転運動を選択的に制動する
第2ブレーキ258をも含んでいる。
【0031】図7に示す変速機のスピード(ギア比)を
変更するために、制御装置(図示せず)はクラッチ25
0、252および254のうちの2つを同時に動作させ
る(かみ合わせる)か、若しくはクラッチ250、25
2および254のうちの一つとブレーキ256および2
58および254およびブレーキ256および258の
双方のうちの一つとを同時に動作させる(かみ合わせ
る)。図7に示す変速機の第1ドライビングスピードの
状態において、制御装置は第1クラッチ250および第
1ブレーキ256を動作させ、その結果、出力軸224
は入力軸222よりも遅く回転する。第2ドライビング
スピードの状態において、制御装置は第1クラッチ25
0および第2ブレーキ258を動作させ、その結果、出
力軸224が入力軸222よりも遅く回転するが、相対
的には変速機が第1ドライビングスピードの状態である
場合よりも速い。
変更するために、制御装置(図示せず)はクラッチ25
0、252および254のうちの2つを同時に動作させ
る(かみ合わせる)か、若しくはクラッチ250、25
2および254のうちの一つとブレーキ256および2
58および254およびブレーキ256および258の
双方のうちの一つとを同時に動作させる(かみ合わせ
る)。図7に示す変速機の第1ドライビングスピードの
状態において、制御装置は第1クラッチ250および第
1ブレーキ256を動作させ、その結果、出力軸224
は入力軸222よりも遅く回転する。第2ドライビング
スピードの状態において、制御装置は第1クラッチ25
0および第2ブレーキ258を動作させ、その結果、出
力軸224が入力軸222よりも遅く回転するが、相対
的には変速機が第1ドライビングスピードの状態である
場合よりも速い。
【0032】第3ドライビングスピードの状態におい
て、制御装置は第1クラッチ250および第2クラッチ
252を動作させ、その結果、出力軸224が入力軸2
22の回転毎に1回転する。第4ドライビングスピード
の状態において、制御装置は第2クラッチ252および
第2ブレーキ258を動作させ、その結果、出力軸22
4は入力軸222よりも速く回転する。後進状態におい
て、制御装置は第3クラッチ254および第1ブレーキ
256を動作させ、その結果、出力軸224は入力軸2
22よりも遅い速度で、第1から第4までのドライビン
グスピード状態における出力軸224の回転方向とは反
対の方向に回転する。
て、制御装置は第1クラッチ250および第2クラッチ
252を動作させ、その結果、出力軸224が入力軸2
22の回転毎に1回転する。第4ドライビングスピード
の状態において、制御装置は第2クラッチ252および
第2ブレーキ258を動作させ、その結果、出力軸22
4は入力軸222よりも速く回転する。後進状態におい
て、制御装置は第3クラッチ254および第1ブレーキ
256を動作させ、その結果、出力軸224は入力軸2
22よりも遅い速度で、第1から第4までのドライビン
グスピード状態における出力軸224の回転方向とは反
対の方向に回転する。
【0033】図8は、図4の図表に近似しており、図7
に示す変速機のギア比の各々に関してクラッチ250、
252および254ならびにブレーキ256および25
8において発生する摩擦損失の相対量を含む図表であ
る。図8は、変速機のギア比の各々に関連するととも
に、変速機のクラッチ250、252、254並びにブ
レーキ256および258の各々に関する摩擦損失のト
ータルな相対量をも示している。さらに、図表の最下行
および右端列には、図7に示す変速機と図3に示す背景
技術である変速機との間の比較を含んでいる。
に示す変速機のギア比の各々に関してクラッチ250、
252および254ならびにブレーキ256および25
8において発生する摩擦損失の相対量を含む図表であ
る。図8は、変速機のギア比の各々に関連するととも
に、変速機のクラッチ250、252、254並びにブ
レーキ256および258の各々に関する摩擦損失のト
ータルな相対量をも示している。さらに、図表の最下行
および右端列には、図7に示す変速機と図3に示す背景
技術である変速機との間の比較を含んでいる。
【0034】図3の背景技術である変速機と比較して、
図8に示すように、図7の変速機は第1クラッチ250
における摩擦損失に関し57%の減少、第3クラッチ2
54における摩擦損失に関する57%の減少、第1ドラ
イビングスピード状態において28%の摩擦損失の減
少、第2ドライビングスピード状態において28%の摩
擦損失の減少、第4ドライビングスピード状態において
40%の摩擦損失の減少、後進状態において30%の摩
擦損失の減少および28%の全体的な摩擦損失の減少を
有する。図7の変速機が車両内に取り付けられた場合
に、摩擦損失の減少はパワー損失の総量を大幅に減じ、
車両の燃費を向上させる。
図8に示すように、図7の変速機は第1クラッチ250
における摩擦損失に関し57%の減少、第3クラッチ2
54における摩擦損失に関する57%の減少、第1ドラ
イビングスピード状態において28%の摩擦損失の減
少、第2ドライビングスピード状態において28%の摩
擦損失の減少、第4ドライビングスピード状態において
40%の摩擦損失の減少、後進状態において30%の摩
擦損失の減少および28%の全体的な摩擦損失の減少を
有する。図7の変速機が車両内に取り付けられた場合
に、摩擦損失の減少はパワー損失の総量を大幅に減じ、
車両の燃費を向上させる。
【0035】図7の変速機における減じられた摩擦損失
に対して考えられる理由の一つは、動作していないクラ
ッチおよびブレーキが変速機の最も速く回転する構成要
素に近接する位置にないからである。
に対して考えられる理由の一つは、動作していないクラ
ッチおよびブレーキが変速機の最も速く回転する構成要
素に近接する位置にないからである。
【0036】図9は、本発明の変速機の第3の実施形態
を示している。図9に示される変速機は、第1の簡単な
遊星ギアセット330と第2の簡単な遊星ギアセット3
40とを有する。第1ギアセット330は、単一のピニ
オンギアセットであり、第1ギアセット330の要素は
第1太陽ギア332、第1キャリア334および第1リ
ングギア336を含む。第2ギアセット340は、単一
のピニオンギアセットであり、第2ギアセット340の
要素は、第2太陽ギア342、第2キャリア344およ
び第2リングギア346を含む。図9に示すように、第
1リングギア336は、第2太陽ギア342に直接連結
されている。第1太陽ギア332および第1キャリア3
34は、第2太陽ギア342、第2キャリア344およ
び第2リングギア346との直接の連結はない。
を示している。図9に示される変速機は、第1の簡単な
遊星ギアセット330と第2の簡単な遊星ギアセット3
40とを有する。第1ギアセット330は、単一のピニ
オンギアセットであり、第1ギアセット330の要素は
第1太陽ギア332、第1キャリア334および第1リ
ングギア336を含む。第2ギアセット340は、単一
のピニオンギアセットであり、第2ギアセット340の
要素は、第2太陽ギア342、第2キャリア344およ
び第2リングギア346を含む。図9に示すように、第
1リングギア336は、第2太陽ギア342に直接連結
されている。第1太陽ギア332および第1キャリア3
34は、第2太陽ギア342、第2キャリア344およ
び第2リングギア346との直接の連結はない。
【0037】回転運動は、第1太陽ギア332に連結さ
れた入力軸322を通じて図9の変速機に入力される。
図9の変速機が車両における自動変速機として使用され
る場合には、トルクコンバータ60およびワンウエイク
ラッチ62は回転運動を内燃機関64から入力軸322
に伝達する。
れた入力軸322を通じて図9の変速機に入力される。
図9の変速機が車両における自動変速機として使用され
る場合には、トルクコンバータ60およびワンウエイク
ラッチ62は回転運動を内燃機関64から入力軸322
に伝達する。
【0038】回転運動は、第2リングギア346に連結
された出力軸324を通じて図9の変速機から出力され
る。図9の変速機が車両に使用される場合には、出力軸
324は車両の駆動輪を駆動するための駆動トレイン
(図示せず)に連結される。
された出力軸324を通じて図9の変速機から出力され
る。図9の変速機が車両に使用される場合には、出力軸
324は車両の駆動輪を駆動するための駆動トレイン
(図示せず)に連結される。
【0039】図9に示すように、第3の実施形態の変速
機は、第1キャリア334を第2キャリア344に選択
的に連結する第1クラッチ350、第1太陽ギア332
を第2キャリア344に選択的に連結する第2クラッチ
352、第1太陽ギア332を第2太陽ギア342に選
択的に連結する第3クラッチ354、第2太陽ギア34
2の回転運動を選択的に制動する第1ブレーキ356、
および第2キャリア344の回転運動を選択的に制動す
る第2ブレーキ358をも含んでいる。
機は、第1キャリア334を第2キャリア344に選択
的に連結する第1クラッチ350、第1太陽ギア332
を第2キャリア344に選択的に連結する第2クラッチ
352、第1太陽ギア332を第2太陽ギア342に選
択的に連結する第3クラッチ354、第2太陽ギア34
2の回転運動を選択的に制動する第1ブレーキ356、
および第2キャリア344の回転運動を選択的に制動す
る第2ブレーキ358をも含んでいる。
【0040】図9に示す変速機のスピード(ギア比)を
変更するために、制御装置(図示せず)はクラッチ35
0、352および354のうちの2つを同時に動作させ
る(かみ合わせる)か、若しくはクラッチ350、35
2および354のうちの一つとブレーキ356および3
58のうちの一つとを同時に動作させる(かみ合わせ
る)。図9に示す変速機の第1ドライビングスピードの
状態において、制御装置は第1クラッチ350および第
1ブレーキ356を動作させ、その結果、出力軸324
は入力軸322よりも遅く回転する。第2ドライビング
スピードの状態において、制御装置は第1クラッチ35
0および第2ブレーキ358を動作させ、その結果、出
力軸324が入力軸322よりも遅く回転するが、相対
的には変速機が第1ドライビングスピードの状態である
場合よりも速い。
変更するために、制御装置(図示せず)はクラッチ35
0、352および354のうちの2つを同時に動作させ
る(かみ合わせる)か、若しくはクラッチ350、35
2および354のうちの一つとブレーキ356および3
58のうちの一つとを同時に動作させる(かみ合わせ
る)。図9に示す変速機の第1ドライビングスピードの
状態において、制御装置は第1クラッチ350および第
1ブレーキ356を動作させ、その結果、出力軸324
は入力軸322よりも遅く回転する。第2ドライビング
スピードの状態において、制御装置は第1クラッチ35
0および第2ブレーキ358を動作させ、その結果、出
力軸324が入力軸322よりも遅く回転するが、相対
的には変速機が第1ドライビングスピードの状態である
場合よりも速い。
【0041】第3ドライビングスピードの状態におい
て、制御装置は第1クラッチ350および第2クラッチ
352を動作させ、その結果、出力軸324が入力軸3
422の回転毎に1回転する。第4ドライビングスピー
ドの状態において、制御装置は第2クラッチ352およ
び第2ブレーキ358を動作させ、その結果、出力軸3
24は入力軸322よりも速く回転する。後進状態にお
いて、制御装置は第3クラッチ354および第1ブレー
キ356を動作させ、その結果、出力軸324は入力軸
322よりも遅い速度で、第1から第4までのドライビ
ングスピード状態における出力軸324の回転方向とは
反対の方向に回転する。
て、制御装置は第1クラッチ350および第2クラッチ
352を動作させ、その結果、出力軸324が入力軸3
422の回転毎に1回転する。第4ドライビングスピー
ドの状態において、制御装置は第2クラッチ352およ
び第2ブレーキ358を動作させ、その結果、出力軸3
24は入力軸322よりも速く回転する。後進状態にお
いて、制御装置は第3クラッチ354および第1ブレー
キ356を動作させ、その結果、出力軸324は入力軸
322よりも遅い速度で、第1から第4までのドライビ
ングスピード状態における出力軸324の回転方向とは
反対の方向に回転する。
【0042】図10は、図4の図表に近似しており、図
9に示す変速機のギア比の各々に関してクラッチ35
0、352および354ならびにブレーキ356および
358において発生する摩擦損失の相対量を含む図表で
ある。図10は、変速機のギア比の各々に関連するとと
もに、変速機のクラッチ350、352、354並びに
ブレーキ356および358の各々に関する摩擦損失の
トータルな相対量をも示している。さらに、図表の最下
行および右端列には、図9に示す変速機と図3に示す背
景技術である変速機との間の比較を含んでいる。
9に示す変速機のギア比の各々に関してクラッチ35
0、352および354ならびにブレーキ356および
358において発生する摩擦損失の相対量を含む図表で
ある。図10は、変速機のギア比の各々に関連するとと
もに、変速機のクラッチ350、352、354並びに
ブレーキ356および358の各々に関する摩擦損失の
トータルな相対量をも示している。さらに、図表の最下
行および右端列には、図9に示す変速機と図3に示す背
景技術である変速機との間の比較を含んでいる。
【0043】図3の背景技術である変速機と比較して、
図10に示すように、図9の変速機は第1クラッチ35
0における摩擦損失に関し57%の減少、第4ドライビ
ングスピード状態において22%の摩擦損失の減少、後
進状態において30%の摩擦損失の減少、および14%
の全体的な摩擦損失の減少を有する。図9の変速機が車
両内に取り付けられた場合に、摩擦損失の減少はパワー
損失の総量を大幅に減じ、車両の燃費を向上させる。
図10に示すように、図9の変速機は第1クラッチ35
0における摩擦損失に関し57%の減少、第4ドライビ
ングスピード状態において22%の摩擦損失の減少、後
進状態において30%の摩擦損失の減少、および14%
の全体的な摩擦損失の減少を有する。図9の変速機が車
両内に取り付けられた場合に、摩擦損失の減少はパワー
損失の総量を大幅に減じ、車両の燃費を向上させる。
【0044】図9の変速機における減じられた摩擦損失
に対して考えられる理由の一つは、動作していないクラ
ッチおよびブレーキが変速機の最も速く回転する構成要
素に近接する位置にないからである。
に対して考えられる理由の一つは、動作していないクラ
ッチおよびブレーキが変速機の最も速く回転する構成要
素に近接する位置にないからである。
【0045】図11は、本発明の変速機の第4の実施形
態を示している。図11に示される変速機は、第1の簡
単な遊星ギアセット430と第2の簡単な遊星ギアセッ
ト440とを有する。第1ギアセット430は、単一の
ピニオンギアセットであり、第1ギアセット430の要
素は第1太陽ギア432、第1キャリア434および第
1リングギア436を含む。第2ギアセット440は、
2重のピニオンギアセットであり、第2ギアセット44
0の要素は、第2太陽ギア442、第2キャリア444
および第2リングギア446を含む。図11に示すよう
に、第1リングギア436は、第2太陽ギア442に直
接連結されている。第1太陽ギア432および第1キャ
リア434は、第2太陽ギア442、第2キャリア44
4および第2リングギア446との直接の連結はない。
態を示している。図11に示される変速機は、第1の簡
単な遊星ギアセット430と第2の簡単な遊星ギアセッ
ト440とを有する。第1ギアセット430は、単一の
ピニオンギアセットであり、第1ギアセット430の要
素は第1太陽ギア432、第1キャリア434および第
1リングギア436を含む。第2ギアセット440は、
2重のピニオンギアセットであり、第2ギアセット44
0の要素は、第2太陽ギア442、第2キャリア444
および第2リングギア446を含む。図11に示すよう
に、第1リングギア436は、第2太陽ギア442に直
接連結されている。第1太陽ギア432および第1キャ
リア434は、第2太陽ギア442、第2キャリア44
4および第2リングギア446との直接の連結はない。
【0046】回転運動は、第1太陽ギア432に連結さ
れた入力軸422を通じて図11の変速機に入力され
る。図11の変速機が車両における自動変速機として使
用される場合には、トルクコンバータ60およびワンウ
エイクラッチ62は回転運動を内燃機関64から入力軸
422に伝達する。
れた入力軸422を通じて図11の変速機に入力され
る。図11の変速機が車両における自動変速機として使
用される場合には、トルクコンバータ60およびワンウ
エイクラッチ62は回転運動を内燃機関64から入力軸
422に伝達する。
【0047】回転運動は、第2キャリア444に連結さ
れた出力軸424を通じて図11の変速機から出力され
る。図11の変速機が車両に使用される場合には、出力
軸424は車両の駆動輪を駆動するための駆動トレイン
(図示せず)に連結される。
れた出力軸424を通じて図11の変速機から出力され
る。図11の変速機が車両に使用される場合には、出力
軸424は車両の駆動輪を駆動するための駆動トレイン
(図示せず)に連結される。
【0048】図11に示すように、第4の実施形態の変
速機は、第1キャリア434を第2リングギア446に
選択的に連結する第1クラッチ450、第1太陽ギア4
32を第2リングギア446に選択的に連結する第2ク
ラッチ452、第1キャリア434を第1太陽ギア43
2に選択的に連結する第3クラッチ454、第2リング
ギア446の回転運動を選択的に制動する第1ブレーキ
456、および第2太陽ギア442の回転運動を選択的
に制動する第2ブレーキ458をも含んでいる。
速機は、第1キャリア434を第2リングギア446に
選択的に連結する第1クラッチ450、第1太陽ギア4
32を第2リングギア446に選択的に連結する第2ク
ラッチ452、第1キャリア434を第1太陽ギア43
2に選択的に連結する第3クラッチ454、第2リング
ギア446の回転運動を選択的に制動する第1ブレーキ
456、および第2太陽ギア442の回転運動を選択的
に制動する第2ブレーキ458をも含んでいる。
【0049】図11に示す変速機のスピード(ギア比)
を変更するために、制御装置(図示せず)はクラッチ4
50、452および454のうちの2つを同時に動作さ
せる(かみ合わせる)か、若しくはクラッチ450、4
52および454のうちの一つとブレーキ456および
458のうちの一つとを同時に動作させる(かみ合わせ
る)。図11に示す変速機の第1ドライビングスピード
の状態において、制御装置は第1クラッチ450および
第1ブレーキ456を動作させ、その結果、出力軸42
4は入力軸422よりも遅く回転する。第2ドライビン
グスピードの状態において、制御装置は第1クラッチ4
50および第2ブレーキ458を動作させ、その結果、
出力軸424が入力軸422よりも遅く回転するが、相
対的には変速機が第1ドライビングスピードの状態であ
る場合よりも速い。
を変更するために、制御装置(図示せず)はクラッチ4
50、452および454のうちの2つを同時に動作さ
せる(かみ合わせる)か、若しくはクラッチ450、4
52および454のうちの一つとブレーキ456および
458のうちの一つとを同時に動作させる(かみ合わせ
る)。図11に示す変速機の第1ドライビングスピード
の状態において、制御装置は第1クラッチ450および
第1ブレーキ456を動作させ、その結果、出力軸42
4は入力軸422よりも遅く回転する。第2ドライビン
グスピードの状態において、制御装置は第1クラッチ4
50および第2ブレーキ458を動作させ、その結果、
出力軸424が入力軸422よりも遅く回転するが、相
対的には変速機が第1ドライビングスピードの状態であ
る場合よりも速い。
【0050】第3ドライビングスピードの状態におい
て、制御装置は第1クラッチ450および第2クラッチ
452を動作させ、その結果、出力軸424が入力軸4
422の回転毎に1回転する。第4ドライビングスピー
ドの状態において、制御装置は第2クラッチ452およ
び第2ブレーキ458を動作させ、その結果、出力軸4
24は入力軸422よりも速く回転する。後進状態にお
いて、制御装置は第3クラッチ454および第1ブレー
キ456を動作させ、その結果、出力軸424は入力軸
422よりも遅い速度で、第1から第4までのドライビ
ングスピード状態における出力軸424の回転方向とは
反対の方向に回転する。
て、制御装置は第1クラッチ450および第2クラッチ
452を動作させ、その結果、出力軸424が入力軸4
422の回転毎に1回転する。第4ドライビングスピー
ドの状態において、制御装置は第2クラッチ452およ
び第2ブレーキ458を動作させ、その結果、出力軸4
24は入力軸422よりも速く回転する。後進状態にお
いて、制御装置は第3クラッチ454および第1ブレー
キ456を動作させ、その結果、出力軸424は入力軸
422よりも遅い速度で、第1から第4までのドライビ
ングスピード状態における出力軸424の回転方向とは
反対の方向に回転する。
【0051】図12は、図4の図表に近似しており、図
11に示す変速機のギア比の各々に関してクラッチ45
0、452および454ならびにブレーキ456および
458において発生する摩擦損失の相対量を含む図表で
ある。図12は、変速機のギア比の各々に関連するとと
もに、変速機のクラッチ450、452、454並びに
ブレーキ456および458の各々に関する摩擦損失の
トータルな相対量をも示している。さらに、図表の最下
行および右端列には、図11に示す変速機と図3に示す
背景技術である変速機との間の比較を含んでいる。
11に示す変速機のギア比の各々に関してクラッチ45
0、452および454ならびにブレーキ456および
458において発生する摩擦損失の相対量を含む図表で
ある。図12は、変速機のギア比の各々に関連するとと
もに、変速機のクラッチ450、452、454並びに
ブレーキ456および458の各々に関する摩擦損失の
トータルな相対量をも示している。さらに、図表の最下
行および右端列には、図11に示す変速機と図3に示す
背景技術である変速機との間の比較を含んでいる。
【0052】図3の背景技術である変速機と比較して、
図12に示すように、図11の変速機は第1クラッチ4
50における摩擦損失に関し57%の減少、第3クラッ
チ454における摩擦損失に関し43%の減少、第1ド
ライビングスピード状態において22%の摩擦損失の減
少、第2ドライビングスピード状態において22%の摩
擦損失の減少、第4ドライビングスピード状態において
36%の摩擦損失の減少、後進状態において30%の摩
擦損失の減少、および24%の全体的な摩擦損失の減少
を有する。図11の変速機が車両内に取り付けられた場
合に、摩擦損失の減少はパワー損失の総量を大幅に減
じ、車両の燃費を向上させる。
図12に示すように、図11の変速機は第1クラッチ4
50における摩擦損失に関し57%の減少、第3クラッ
チ454における摩擦損失に関し43%の減少、第1ド
ライビングスピード状態において22%の摩擦損失の減
少、第2ドライビングスピード状態において22%の摩
擦損失の減少、第4ドライビングスピード状態において
36%の摩擦損失の減少、後進状態において30%の摩
擦損失の減少、および24%の全体的な摩擦損失の減少
を有する。図11の変速機が車両内に取り付けられた場
合に、摩擦損失の減少はパワー損失の総量を大幅に減
じ、車両の燃費を向上させる。
【0053】図11の変速機における減じられた摩擦損
失に対して考えられる理由の一つは、動作していないク
ラッチおよびブレーキが変速機の最も速く回転する構成
要素に近接する位置にないからである。
失に対して考えられる理由の一つは、動作していないク
ラッチおよびブレーキが変速機の最も速く回転する構成
要素に近接する位置にないからである。
【0054】図13は、本発明の変速機の第5の実施形
態を示している。図13に示される変速機は、第1の簡
単な遊星ギアセット530と第2の簡単な遊星ギアセッ
ト540とを有する。第1ギアセット530は、単一の
ピニオンギアセットであり、第1ギアセット530の要
素は第1太陽ギア532、第1キャリア534および第
1リングギア536を含む。第2ギアセット540は、
2重のピニオンギアセットであり、第2ギアセット54
0の要素は、第2太陽ギア542、第2キャリア544
および第2リングギア546を含む。図13に示すよう
に、第1リングギア536は、第2太陽ギア542に直
接連結されている。第1太陽ギア532および第1キャ
リア534は、第2太陽ギア542、第2キャリア54
4および第2リングギア546との直接の連結はない。
態を示している。図13に示される変速機は、第1の簡
単な遊星ギアセット530と第2の簡単な遊星ギアセッ
ト540とを有する。第1ギアセット530は、単一の
ピニオンギアセットであり、第1ギアセット530の要
素は第1太陽ギア532、第1キャリア534および第
1リングギア536を含む。第2ギアセット540は、
2重のピニオンギアセットであり、第2ギアセット54
0の要素は、第2太陽ギア542、第2キャリア544
および第2リングギア546を含む。図13に示すよう
に、第1リングギア536は、第2太陽ギア542に直
接連結されている。第1太陽ギア532および第1キャ
リア534は、第2太陽ギア542、第2キャリア54
4および第2リングギア546との直接の連結はない。
【0055】回転運動は、第1太陽ギア532に連結さ
れた入力軸522を通じて図13の変速機に入力され
る。図13の変速機が車両における自動変速機として使
用される場合には、トルクコンバータ60およびワンウ
エイクラッチ62は回転運動を内燃機関64から入力軸
522に伝達する。
れた入力軸522を通じて図13の変速機に入力され
る。図13の変速機が車両における自動変速機として使
用される場合には、トルクコンバータ60およびワンウ
エイクラッチ62は回転運動を内燃機関64から入力軸
522に伝達する。
【0056】回転運動は、第2キャリア544に連結さ
れた出力軸524を通じて図13の変速機から出力され
る。図13の変速機が車両に使用される場合には、出力
軸524は車両の駆動輪を駆動するための駆動トレイン
(図示せず)に連結される。
れた出力軸524を通じて図13の変速機から出力され
る。図13の変速機が車両に使用される場合には、出力
軸524は車両の駆動輪を駆動するための駆動トレイン
(図示せず)に連結される。
【0057】図13に示すように、第5の実施形態の変
速機は、第1キャリア534を第2リングギア546に
選択的に連結する第1クラッチ550、第1太陽ギア5
32を第2リングギア546に選択的に連結する第2ク
ラッチ552、第1リングギア536を第1キャリア5
34に選択的に連結する第3クラッチ554、第2リン
グギア546の回転運動を選択的に制動する第1ブレー
キ556、および第2太陽ギア542の回転運動を選択
的に制動する第2ブレーキ558をも含んでいる。
速機は、第1キャリア534を第2リングギア546に
選択的に連結する第1クラッチ550、第1太陽ギア5
32を第2リングギア546に選択的に連結する第2ク
ラッチ552、第1リングギア536を第1キャリア5
34に選択的に連結する第3クラッチ554、第2リン
グギア546の回転運動を選択的に制動する第1ブレー
キ556、および第2太陽ギア542の回転運動を選択
的に制動する第2ブレーキ558をも含んでいる。
【0058】図13に示す変速機のスピード(ギア比)
を変更するために、制御装置(図示せず)はクラッチ5
50、552および554のうちの2つを同時に動作さ
せる(かみ合わせる)か、若しくはクラッチ550、5
52および554のうちの一つとブレーキ556および
558のうちの一つとを同時に動作させる(かみ合わせ
る)。図13に示す変速機の第1ドライビングスピード
の状態において、制御装置は第1クラッチ550および
第1ブレーキ556を動作させ、その結果、出力軸52
4は入力軸522よりも遅く回転する。第2ドライビン
グスピードの状態において、制御装置は第1クラッチ5
50および第2ブレーキ558を動作させ、その結果、
出力軸524が入力軸522よりも遅く回転するが、相
対的には変速機が第1ドライビングスピードの状態であ
る場合よりも速い。
を変更するために、制御装置(図示せず)はクラッチ5
50、552および554のうちの2つを同時に動作さ
せる(かみ合わせる)か、若しくはクラッチ550、5
52および554のうちの一つとブレーキ556および
558のうちの一つとを同時に動作させる(かみ合わせ
る)。図13に示す変速機の第1ドライビングスピード
の状態において、制御装置は第1クラッチ550および
第1ブレーキ556を動作させ、その結果、出力軸52
4は入力軸522よりも遅く回転する。第2ドライビン
グスピードの状態において、制御装置は第1クラッチ5
50および第2ブレーキ558を動作させ、その結果、
出力軸524が入力軸522よりも遅く回転するが、相
対的には変速機が第1ドライビングスピードの状態であ
る場合よりも速い。
【0059】第3ドライビングスピードの状態におい
て、制御装置は第1クラッチ550および第2クラッチ
552を動作させ、その結果、出力軸524が入力軸5
422の回転毎に1回転する。第4ドライビングスピー
ドの状態において、制御装置は第2クラッチ552およ
び第2ブレーキ558を動作させ、その結果、出力軸5
24は入力軸522よりも速く回転する。後進状態にお
いて、制御装置は第3クラッチ554および第1ブレー
キ556を動作させ、その結果、出力軸524は入力軸
522よりも遅い速度で、第1から第4までのドライビ
ングスピード状態における出力軸524の回転方向とは
反対の方向に回転する。
て、制御装置は第1クラッチ550および第2クラッチ
552を動作させ、その結果、出力軸524が入力軸5
422の回転毎に1回転する。第4ドライビングスピー
ドの状態において、制御装置は第2クラッチ552およ
び第2ブレーキ558を動作させ、その結果、出力軸5
24は入力軸522よりも速く回転する。後進状態にお
いて、制御装置は第3クラッチ554および第1ブレー
キ556を動作させ、その結果、出力軸524は入力軸
522よりも遅い速度で、第1から第4までのドライビ
ングスピード状態における出力軸524の回転方向とは
反対の方向に回転する。
【0060】図14は、図4の図表に近似しており、図
13に示す変速機のギア比の各々に関してクラッチ55
0、552および554ならびにブレーキ556および
558において発生する摩擦損失の相対量を含む図表で
ある。図14は、変速機のギア比の各々に関連するとと
もに、変速機のクラッチ550、552、554並びに
ブレーキ556および558の各々に関する摩擦損失の
トータルな相対量をも示している。さらに、図表の最下
行および右端列には、図13に示す変速機と図3に示す
背景技術である変速機との間の比較を含んでいる。
13に示す変速機のギア比の各々に関してクラッチ55
0、552および554ならびにブレーキ556および
558において発生する摩擦損失の相対量を含む図表で
ある。図14は、変速機のギア比の各々に関連するとと
もに、変速機のクラッチ550、552、554並びに
ブレーキ556および558の各々に関する摩擦損失の
トータルな相対量をも示している。さらに、図表の最下
行および右端列には、図13に示す変速機と図3に示す
背景技術である変速機との間の比較を含んでいる。
【0061】図3の背景技術である変速機と比較して、
図14に示すように、図13の変速機は第1クラッチ5
50における摩擦損失に関し57%の減少、第3クラッ
チ554における摩擦損失に関し57%の減少、第1ド
ライビングスピード状態において28%の摩擦損失の減
少、第2ドライビングスピード状態において28%の摩
擦損失の減少、第4ドライビングスピード状態において
40%の摩擦損失の減少、後進状態において30%の摩
擦損失の減少、および28%の全体的な摩擦損失の減少
を有する。図13の変速機が車両内に取り付けられた場
合に、摩擦損失の減少はパワー損失の総量を大幅に減
じ、車両の燃費を向上させる。
図14に示すように、図13の変速機は第1クラッチ5
50における摩擦損失に関し57%の減少、第3クラッ
チ554における摩擦損失に関し57%の減少、第1ド
ライビングスピード状態において28%の摩擦損失の減
少、第2ドライビングスピード状態において28%の摩
擦損失の減少、第4ドライビングスピード状態において
40%の摩擦損失の減少、後進状態において30%の摩
擦損失の減少、および28%の全体的な摩擦損失の減少
を有する。図13の変速機が車両内に取り付けられた場
合に、摩擦損失の減少はパワー損失の総量を大幅に減
じ、車両の燃費を向上させる。
【0062】図13の変速機における減じられた摩擦損
失に対して考えられる理由の一つは、動作していないク
ラッチおよびブレーキが変速機の最も速く回転する構成
要素に近接する位置にないからである。
失に対して考えられる理由の一つは、動作していないク
ラッチおよびブレーキが変速機の最も速く回転する構成
要素に近接する位置にないからである。
【0063】図15は、本発明の変速機の第6の実施形
態を示している。図15に示される変速機は、第1の簡
単な遊星ギアセット630と第2の簡単な遊星ギアセッ
ト640とを有する。第1ギアセット630は、単一の
ピニオンギアセットであり、第1ギアセット630の要
素は第1太陽ギア632、第1キャリア634および第
1リングギア636を含む。第2ギアセット640は、
2重のピニオンギアセットであり、第2ギアセット64
0の要素は、第2太陽ギア642、第2キャリア644
および第2リングギア646を含む。図15に示すよう
に、第1リングギア636は、第2太陽ギア642に直
接連結されている。第1太陽ギア632および第1キャ
リア634は、第2太陽ギア642、第2キャリア64
4および第2リングギア646との直接の連結はない。
態を示している。図15に示される変速機は、第1の簡
単な遊星ギアセット630と第2の簡単な遊星ギアセッ
ト640とを有する。第1ギアセット630は、単一の
ピニオンギアセットであり、第1ギアセット630の要
素は第1太陽ギア632、第1キャリア634および第
1リングギア636を含む。第2ギアセット640は、
2重のピニオンギアセットであり、第2ギアセット64
0の要素は、第2太陽ギア642、第2キャリア644
および第2リングギア646を含む。図15に示すよう
に、第1リングギア636は、第2太陽ギア642に直
接連結されている。第1太陽ギア632および第1キャ
リア634は、第2太陽ギア642、第2キャリア64
4および第2リングギア646との直接の連結はない。
【0064】回転運動は、第1太陽ギア632に連結さ
れた入力軸622を通じて図15の変速機に入力され
る。図15の変速機が車両における自動変速機として使
用される場合には、トルクコンバータ60およびワンウ
エイクラッチ62は回転運動を内燃機関64から入力軸
622に伝達する。
れた入力軸622を通じて図15の変速機に入力され
る。図15の変速機が車両における自動変速機として使
用される場合には、トルクコンバータ60およびワンウ
エイクラッチ62は回転運動を内燃機関64から入力軸
622に伝達する。
【0065】回転運動は、第2キャリア644に連結さ
れた出力軸624を通じて図15の変速機から出力され
る。図15の変速機が車両に使用される場合には、出力
軸624は車両の駆動輪を駆動するための駆動トレイン
(図示せず)に連結される。
れた出力軸624を通じて図15の変速機から出力され
る。図15の変速機が車両に使用される場合には、出力
軸624は車両の駆動輪を駆動するための駆動トレイン
(図示せず)に連結される。
【0066】図15に示すように、第6の実施形態の変
速機は、第1キャリア634を第2リングギア646に
選択的に連結する第1クラッチ650、第1太陽ギア6
32を第2リングギア646に選択的に連結する第2ク
ラッチ652、第1太陽ギア632を第2太陽ギア64
2に選択的に連結する第3クラッチ654、第2リング
ギア646の回転運動を選択的に制動する第1ブレーキ
656、および第2太陽ギア642の回転運動を選択的
に制動する第2ブレーキ658をも含んでいる。
速機は、第1キャリア634を第2リングギア646に
選択的に連結する第1クラッチ650、第1太陽ギア6
32を第2リングギア646に選択的に連結する第2ク
ラッチ652、第1太陽ギア632を第2太陽ギア64
2に選択的に連結する第3クラッチ654、第2リング
ギア646の回転運動を選択的に制動する第1ブレーキ
656、および第2太陽ギア642の回転運動を選択的
に制動する第2ブレーキ658をも含んでいる。
【0067】図15に示す変速機のスピード(ギア比)
を変更するために、制御装置(図示せず)はクラッチ6
50、652および654のうちの2つを同時に動作さ
せる(かみ合わせる)か、若しくはクラッチ650、6
52および654のうちの一つとブレーキ656および
658のうちの一つとを同時に動作させる(かみ合わせ
る)。図15に示す変速機の第1ドライビングスピード
の状態において、制御装置は第1クラッチ650および
第1ブレーキ656を動作させ、その結果、出力軸62
4は入力軸622よりも遅く回転する。第2ドライビン
グスピードの状態において、制御装置は第1クラッチ6
50および第2ブレーキ658を動作させ、その結果、
出力軸624が入力軸622よりも遅く回転するが、相
対的には変速機が第1ドライビングスピードの状態であ
る場合よりも速い。
を変更するために、制御装置(図示せず)はクラッチ6
50、652および654のうちの2つを同時に動作さ
せる(かみ合わせる)か、若しくはクラッチ650、6
52および654のうちの一つとブレーキ656および
658のうちの一つとを同時に動作させる(かみ合わせ
る)。図15に示す変速機の第1ドライビングスピード
の状態において、制御装置は第1クラッチ650および
第1ブレーキ656を動作させ、その結果、出力軸62
4は入力軸622よりも遅く回転する。第2ドライビン
グスピードの状態において、制御装置は第1クラッチ6
50および第2ブレーキ658を動作させ、その結果、
出力軸624が入力軸622よりも遅く回転するが、相
対的には変速機が第1ドライビングスピードの状態であ
る場合よりも速い。
【0068】第3ドライビングスピードの状態におい
て、制御装置は第1クラッチ650および第2クラッチ
652を動作させ、その結果、出力軸624が入力軸6
22の回転毎に1回転する。第4ドライビングスピード
の状態において、制御装置は第2クラッチ652および
第2ブレーキ658を動作させ、その結果、出力軸62
4は入力軸622よりも速く回転する。後進状態におい
て、制御装置は第3クラッチ654および第1ブレーキ
656を動作させ、その結果、出力軸624は入力軸6
22よりも遅い速度で、第1から第4までのドライビン
グスピード状態における出力軸624の回転方向とは反
対の方向に回転する。
て、制御装置は第1クラッチ650および第2クラッチ
652を動作させ、その結果、出力軸624が入力軸6
22の回転毎に1回転する。第4ドライビングスピード
の状態において、制御装置は第2クラッチ652および
第2ブレーキ658を動作させ、その結果、出力軸62
4は入力軸622よりも速く回転する。後進状態におい
て、制御装置は第3クラッチ654および第1ブレーキ
656を動作させ、その結果、出力軸624は入力軸6
22よりも遅い速度で、第1から第4までのドライビン
グスピード状態における出力軸624の回転方向とは反
対の方向に回転する。
【0069】図16は、図4の図表に近似しており、図
15に示す変速機のギア比の各々に関してクラッチ65
0、652および654ならびにブレーキ656および
658において発生する摩擦損失の相対量を含む図表で
ある。図16は、変速機のギア比の各々に関連するとと
もに、変速機のクラッチ650、652、654並びに
ブレーキ656および658の各々に関する摩擦損失の
トータルな相対量をも示している。さらに、図表の最下
行および右端列には、図15に示す変速機と図3に示す
背景技術である変速機との間の比較を含んでいる。
15に示す変速機のギア比の各々に関してクラッチ65
0、652および654ならびにブレーキ656および
658において発生する摩擦損失の相対量を含む図表で
ある。図16は、変速機のギア比の各々に関連するとと
もに、変速機のクラッチ650、652、654並びに
ブレーキ656および658の各々に関する摩擦損失の
トータルな相対量をも示している。さらに、図表の最下
行および右端列には、図15に示す変速機と図3に示す
背景技術である変速機との間の比較を含んでいる。
【0070】図3の背景技術である変速機と比較して、
図16に示すように、図15の変速機は第1クラッチ6
50における摩擦損失に関し57%の減少、第4ドライ
ビングスピード状態において22%の摩擦損失の減少、
後進状態において30%の摩擦損失の減少および14%
の全体的な摩擦損失の減少を有する。図15の変速機が
車両内に取り付けられた場合に、摩擦損失の減少はパワ
ー損失の総量を大幅に減じ、車両の燃費を向上させる。
図16に示すように、図15の変速機は第1クラッチ6
50における摩擦損失に関し57%の減少、第4ドライ
ビングスピード状態において22%の摩擦損失の減少、
後進状態において30%の摩擦損失の減少および14%
の全体的な摩擦損失の減少を有する。図15の変速機が
車両内に取り付けられた場合に、摩擦損失の減少はパワ
ー損失の総量を大幅に減じ、車両の燃費を向上させる。
【0071】図15の変速機における減じられた摩擦損
失に対して考えられる理由の一つは、動作していないク
ラッチおよびブレーキが変速機の最も速く回転する構成
要素に近接する位置にないからである。
失に対して考えられる理由の一つは、動作していないク
ラッチおよびブレーキが変速機の最も速く回転する構成
要素に近接する位置にないからである。
【0072】図17は、本発明の変速機の第7の実施形
態を示している。図17に示される変速機は、第1の簡
単な遊星ギアセット730と第2の簡単な遊星ギアセッ
ト740とを有する。第1ギアセット730は、単一の
ピニオンギアセットであり、第1ギアセット730の要
素は第1太陽ギア732、第1キャリア734および第
1リングギア736を含む。第2ギアセット740は、
2重のピニオンギアセットであり、第2ギアセット74
0の要素は、第2太陽ギア742、第2キャリア744
および第2リングギア746を含む。図17に示すよう
に、第1キャリア734は、第2太陽ギア742に直接
連結されている。第1太陽ギア732および第1リング
ギア736は、第2太陽ギア742、第2キャリア74
4および第2リングギア746との直接の連結はない。
態を示している。図17に示される変速機は、第1の簡
単な遊星ギアセット730と第2の簡単な遊星ギアセッ
ト740とを有する。第1ギアセット730は、単一の
ピニオンギアセットであり、第1ギアセット730の要
素は第1太陽ギア732、第1キャリア734および第
1リングギア736を含む。第2ギアセット740は、
2重のピニオンギアセットであり、第2ギアセット74
0の要素は、第2太陽ギア742、第2キャリア744
および第2リングギア746を含む。図17に示すよう
に、第1キャリア734は、第2太陽ギア742に直接
連結されている。第1太陽ギア732および第1リング
ギア736は、第2太陽ギア742、第2キャリア74
4および第2リングギア746との直接の連結はない。
【0073】回転運動は、第1太陽ギア732に連結さ
れた入力軸722を通じて図17の変速機に入力され
る。図17の変速機が車両における自動変速機として使
用される場合には、トルクコンバータ60およびワンウ
エイクラッチ62は回転運動を内燃機関64から入力軸
722に伝達する。
れた入力軸722を通じて図17の変速機に入力され
る。図17の変速機が車両における自動変速機として使
用される場合には、トルクコンバータ60およびワンウ
エイクラッチ62は回転運動を内燃機関64から入力軸
722に伝達する。
【0074】回転運動は、第2リングギア746に連結
された出力軸724を通じて図17の変速機から出力さ
れる。図17の変速機が車両に使用される場合には、出
力軸724は車両の駆動輪を駆動するための駆動トレイ
ン(図示せず)に連結される。
された出力軸724を通じて図17の変速機から出力さ
れる。図17の変速機が車両に使用される場合には、出
力軸724は車両の駆動輪を駆動するための駆動トレイ
ン(図示せず)に連結される。
【0075】図17に示すように、第7の実施形態の変
速機は、第1リングギア736を第2キャリア744に
選択的に連結する第1クラッチ750、第1太陽ギア7
32を第2キャリア744に選択的に連結する第2クラ
ッチ752、第1キャリア734を第1リングギア73
6に選択的に連結する第3クラッチ754、第2キャリ
ア744の回転運動を選択的に制動する第1ブレーキ7
56、および第2太陽ギア742の回転運動を選択的に
制動する第2ブレーキ758をも含んでいる。
速機は、第1リングギア736を第2キャリア744に
選択的に連結する第1クラッチ750、第1太陽ギア7
32を第2キャリア744に選択的に連結する第2クラ
ッチ752、第1キャリア734を第1リングギア73
6に選択的に連結する第3クラッチ754、第2キャリ
ア744の回転運動を選択的に制動する第1ブレーキ7
56、および第2太陽ギア742の回転運動を選択的に
制動する第2ブレーキ758をも含んでいる。
【0076】図17に示す変速機のスピード(ギア比)
を変更するために、制御装置(図示せず)はクラッチ7
50、752および754のうちの2つを同時に動作さ
せる(かみ合わせる)か、若しくはクラッチ750、7
52および754のうちの一つとブレーキ756および
758のうちの一つとを同時に動作させる(かみ合わせ
る)。図17に示す変速機の第1ドライビングスピード
の状態において、制御装置は第1クラッチ750および
第1ブレーキ756を動作させ、その結果、出力軸72
4は入力軸722よりも遅く回転する。第2ドライビン
グスピードの状態において、制御装置は第1クラッチ7
50および第2ブレーキ758を動作させ、その結果、
出力軸724が入力軸722よりも遅く回転するが、相
対的には変速機が第1ドライビングスピードの状態であ
る場合よりも速い。
を変更するために、制御装置(図示せず)はクラッチ7
50、752および754のうちの2つを同時に動作さ
せる(かみ合わせる)か、若しくはクラッチ750、7
52および754のうちの一つとブレーキ756および
758のうちの一つとを同時に動作させる(かみ合わせ
る)。図17に示す変速機の第1ドライビングスピード
の状態において、制御装置は第1クラッチ750および
第1ブレーキ756を動作させ、その結果、出力軸72
4は入力軸722よりも遅く回転する。第2ドライビン
グスピードの状態において、制御装置は第1クラッチ7
50および第2ブレーキ758を動作させ、その結果、
出力軸724が入力軸722よりも遅く回転するが、相
対的には変速機が第1ドライビングスピードの状態であ
る場合よりも速い。
【0077】第3ドライビングスピードの状態におい
て、制御装置は第1クラッチ750および第2クラッチ
752を動作させ、その結果、出力軸724が入力軸7
22の回転毎に1回転する。第4ドライビングスピード
の状態において、制御装置は第2クラッチ752および
第2ブレーキ758を動作させ、その結果、出力軸72
4は入力軸722よりも速く回転する。後進状態におい
て、制御装置は第3クラッチ754および第1ブレーキ
756を動作させ、その結果、出力軸724は入力軸7
22よりも遅い速度で、第1から第4までのドライビン
グスピード状態における出力軸724の回転方向とは反
対の方向に回転する。
て、制御装置は第1クラッチ750および第2クラッチ
752を動作させ、その結果、出力軸724が入力軸7
22の回転毎に1回転する。第4ドライビングスピード
の状態において、制御装置は第2クラッチ752および
第2ブレーキ758を動作させ、その結果、出力軸72
4は入力軸722よりも速く回転する。後進状態におい
て、制御装置は第3クラッチ754および第1ブレーキ
756を動作させ、その結果、出力軸724は入力軸7
22よりも遅い速度で、第1から第4までのドライビン
グスピード状態における出力軸724の回転方向とは反
対の方向に回転する。
【0078】図18は、図4の図表に近似しており、図
17に示す変速機のギア比の各々に関してクラッチ75
0、752および754ならびにブレーキ756および
758において発生する摩擦損失の相対量を含む図表で
ある。図18は、変速機のギア比の各々に関連するとと
もに、変速機のクラッチ750、752、754並びに
ブレーキ756および758の各々に関する摩擦損失の
トータルな相対量をも示している。さらに、図表の最下
行および右端列には、図17に示す変速機と図3に示す
背景技術である変速機との間の比較を含んでいる。
17に示す変速機のギア比の各々に関してクラッチ75
0、752および754ならびにブレーキ756および
758において発生する摩擦損失の相対量を含む図表で
ある。図18は、変速機のギア比の各々に関連するとと
もに、変速機のクラッチ750、752、754並びに
ブレーキ756および758の各々に関する摩擦損失の
トータルな相対量をも示している。さらに、図表の最下
行および右端列には、図17に示す変速機と図3に示す
背景技術である変速機との間の比較を含んでいる。
【0079】図3の背景技術である変速機と比較して、
図18に示すように、図17の変速機は第1クラッチ7
50における摩擦損失に関し57%の減少、第3クラッ
チ754における摩擦損失に関し57%の減少、第1ド
ライビングスピード状態において28%の摩擦損失の減
少、第2ドライビングスピード状態において28%の摩
擦損失の減少、第4ドライビングスピード状態において
40%の摩擦損失の減少、後進状態において30%の摩
擦損失の減少および28%の全体的な摩擦損失の減少を
有する。図17の変速機が車両内に取り付けられた場合
に、摩擦損失の減少はパワー損失の総量を大幅に減じ、
車両の燃費を向上させる。
図18に示すように、図17の変速機は第1クラッチ7
50における摩擦損失に関し57%の減少、第3クラッ
チ754における摩擦損失に関し57%の減少、第1ド
ライビングスピード状態において28%の摩擦損失の減
少、第2ドライビングスピード状態において28%の摩
擦損失の減少、第4ドライビングスピード状態において
40%の摩擦損失の減少、後進状態において30%の摩
擦損失の減少および28%の全体的な摩擦損失の減少を
有する。図17の変速機が車両内に取り付けられた場合
に、摩擦損失の減少はパワー損失の総量を大幅に減じ、
車両の燃費を向上させる。
【0080】図17の変速機における減じられた摩擦損
失に対して考えられる理由の一つは、動作していないク
ラッチおよびブレーキが変速機の最も速く回転する構成
要素に近接する位置にないからである。
失に対して考えられる理由の一つは、動作していないク
ラッチおよびブレーキが変速機の最も速く回転する構成
要素に近接する位置にないからである。
【0081】図19は、本発明の変速機の第8の実施形
態を示している。図19に示される変速機は、第1の簡
単な遊星ギアセット830と第2の簡単な遊星ギアセッ
ト840とを有する。第1ギアセット830は、2重の
ピニオンギアセットであり、第1ギアセット830の要
素は第1太陽ギア832、第1キャリア834および第
1リングギア836を含む。第2ギアセット840は、
単一のピニオンギアセットであり、第2ギアセット84
0の要素は、第2太陽ギア842、第2キャリア844
および第2リングギア846を含む。図19に示すよう
に、第1キャリア834は、第2太陽ギア842に直接
連結されている。第1太陽ギア832および第1リング
ギア836は、第2太陽ギア842、第2キャリア84
4および第2リングギア846との直接の連結はない。
態を示している。図19に示される変速機は、第1の簡
単な遊星ギアセット830と第2の簡単な遊星ギアセッ
ト840とを有する。第1ギアセット830は、2重の
ピニオンギアセットであり、第1ギアセット830の要
素は第1太陽ギア832、第1キャリア834および第
1リングギア836を含む。第2ギアセット840は、
単一のピニオンギアセットであり、第2ギアセット84
0の要素は、第2太陽ギア842、第2キャリア844
および第2リングギア846を含む。図19に示すよう
に、第1キャリア834は、第2太陽ギア842に直接
連結されている。第1太陽ギア832および第1リング
ギア836は、第2太陽ギア842、第2キャリア84
4および第2リングギア846との直接の連結はない。
【0082】回転運動は、第1太陽ギア832に連結さ
れた入力軸822を通じて図19の変速機に入力され
る。図19の変速機が車両における自動変速機として使
用される場合には、トルクコンバータ60およびワンウ
エイクラッチ62は回転運動を内燃機関64から入力軸
822に伝達する。
れた入力軸822を通じて図19の変速機に入力され
る。図19の変速機が車両における自動変速機として使
用される場合には、トルクコンバータ60およびワンウ
エイクラッチ62は回転運動を内燃機関64から入力軸
822に伝達する。
【0083】回転運動は、第2リングギア846に連結
された出力軸824を通じて図19の変速機から出力さ
れる。図19の変速機が車両に使用される場合には、出
力軸824は車両の駆動輪を駆動するための駆動トレイ
ン(図示せず)に連結される。
された出力軸824を通じて図19の変速機から出力さ
れる。図19の変速機が車両に使用される場合には、出
力軸824は車両の駆動輪を駆動するための駆動トレイ
ン(図示せず)に連結される。
【0084】図19に示すように、第8の実施形態の変
速機は、第1リングギア836を第2キャリア844に
選択的に連結する第1クラッチ850、第1太陽ギア8
32を第2キャリア844に選択的に連結する第2クラ
ッチ852、第1太陽ギア832を第1リングギア83
6に選択的に連結する第3クラッチ854、第2キャリ
ア844の回転運動を選択的に制動する第1ブレーキ8
56、および第2太陽ギア842の回転運動を選択的に
制動する第2ブレーキ858をも含んでいる。
速機は、第1リングギア836を第2キャリア844に
選択的に連結する第1クラッチ850、第1太陽ギア8
32を第2キャリア844に選択的に連結する第2クラ
ッチ852、第1太陽ギア832を第1リングギア83
6に選択的に連結する第3クラッチ854、第2キャリ
ア844の回転運動を選択的に制動する第1ブレーキ8
56、および第2太陽ギア842の回転運動を選択的に
制動する第2ブレーキ858をも含んでいる。
【0085】図19に示す変速機のスピード(ギア比)
を変更するために、制御装置(図示せず)はクラッチ8
50、852および854のうちの2つを同時に動作さ
せる(かみ合わせる)か、若しくはクラッチ850、8
52および854のうちの一つとブレーキ856および
858のうちの一つとを同時に動作させる(かみ合わせ
る)。図19に示す変速機の第1ドライビングスピード
の状態において、制御装置は第1クラッチ850および
第1ブレーキ856を動作させ、その結果、出力軸82
4は入力軸822よりも遅く回転する。第2ドライビン
グスピードの状態において、制御装置は第1クラッチ8
50および第2ブレーキ858を動作させ、その結果、
出力軸824が入力軸822よりも遅く回転するが、相
対的には変速機が第1ドライビングスピードの状態であ
る場合よりも速い。
を変更するために、制御装置(図示せず)はクラッチ8
50、852および854のうちの2つを同時に動作さ
せる(かみ合わせる)か、若しくはクラッチ850、8
52および854のうちの一つとブレーキ856および
858のうちの一つとを同時に動作させる(かみ合わせ
る)。図19に示す変速機の第1ドライビングスピード
の状態において、制御装置は第1クラッチ850および
第1ブレーキ856を動作させ、その結果、出力軸82
4は入力軸822よりも遅く回転する。第2ドライビン
グスピードの状態において、制御装置は第1クラッチ8
50および第2ブレーキ858を動作させ、その結果、
出力軸824が入力軸822よりも遅く回転するが、相
対的には変速機が第1ドライビングスピードの状態であ
る場合よりも速い。
【0086】第3ドライビングスピードの状態におい
て、制御装置は第1クラッチ850および第2クラッチ
852を動作させ、その結果、出力軸824が入力軸8
22の回転毎に1回転する。第4ドライビングスピード
の状態において、制御装置は第2クラッチ852および
第2ブレーキ858を動作させ、その結果、出力軸82
4は入力軸822よりも速く回転する。後進状態におい
て、制御装置は第3クラッチ854および第1ブレーキ
856を動作させ、その結果、出力軸824は入力軸8
22よりも遅い速度で、第1から第4までのドライビン
グスピード状態における出力軸824の回転方向とは反
対の方向に回転する。
て、制御装置は第1クラッチ850および第2クラッチ
852を動作させ、その結果、出力軸824が入力軸8
22の回転毎に1回転する。第4ドライビングスピード
の状態において、制御装置は第2クラッチ852および
第2ブレーキ858を動作させ、その結果、出力軸82
4は入力軸822よりも速く回転する。後進状態におい
て、制御装置は第3クラッチ854および第1ブレーキ
856を動作させ、その結果、出力軸824は入力軸8
22よりも遅い速度で、第1から第4までのドライビン
グスピード状態における出力軸824の回転方向とは反
対の方向に回転する。
【0087】図20は、図4の図表に近似しており、図
19に示す変速機のギア比の各々に関してクラッチ85
0、852および854ならびにブレーキ856および
858において発生する摩擦損失の相対量を含む図表で
ある。図20は、変速機のギア比の各々に関連するとと
もに、変速機のクラッチ850、852、854並びに
ブレーキ856および858の各々に関する摩擦損失の
トータルな相対量をも示している。さらに、図表の最下
行および右端列には、図19に示す変速機と図3に示す
背景技術である変速機との間の比較を含んでいる。
19に示す変速機のギア比の各々に関してクラッチ85
0、852および854ならびにブレーキ856および
858において発生する摩擦損失の相対量を含む図表で
ある。図20は、変速機のギア比の各々に関連するとと
もに、変速機のクラッチ850、852、854並びに
ブレーキ856および858の各々に関する摩擦損失の
トータルな相対量をも示している。さらに、図表の最下
行および右端列には、図19に示す変速機と図3に示す
背景技術である変速機との間の比較を含んでいる。
【0088】図3の背景技術である変速機と比較して、
図20に示すように、図19の変速機は第1クラッチ8
50における摩擦損失に関し57%の減少、第3クラッ
チ854における摩擦損失に関し43%の減少、第1ド
ライビングスピード状態において22%の摩擦損失の減
少、第2ドライビングスピード状態において22%の摩
擦損失の減少、第4ドライビングスピード状態において
36%の摩擦損失の減少、後進状態において30%の摩
擦損失の減少および24%の全体的な摩擦損失の減少を
有する。図19の変速機が車両内に取り付けられた場合
に、摩擦損失の減少はパワー損失の総量を大幅に減じ、
車両の燃費を向上させる。
図20に示すように、図19の変速機は第1クラッチ8
50における摩擦損失に関し57%の減少、第3クラッ
チ854における摩擦損失に関し43%の減少、第1ド
ライビングスピード状態において22%の摩擦損失の減
少、第2ドライビングスピード状態において22%の摩
擦損失の減少、第4ドライビングスピード状態において
36%の摩擦損失の減少、後進状態において30%の摩
擦損失の減少および24%の全体的な摩擦損失の減少を
有する。図19の変速機が車両内に取り付けられた場合
に、摩擦損失の減少はパワー損失の総量を大幅に減じ、
車両の燃費を向上させる。
【0089】図19の変速機における減じられた摩擦損
失に対して考えられる理由の一つは、動作していないク
ラッチおよびブレーキが変速機の最も速く回転する構成
要素に近接する位置にないからである。
失に対して考えられる理由の一つは、動作していないク
ラッチおよびブレーキが変速機の最も速く回転する構成
要素に近接する位置にないからである。
【0090】図21は、本発明の変速機の第9の実施形
態を示している。図21に示される変速機は、第1の簡
単な遊星ギアセット930と第2の簡単な遊星ギアセッ
ト940とを有する。第1ギアセット930は、2重の
ピニオンギアセットであり、第1ギアセット930の要
素は第1太陽ギア932、第1キャリア934および第
1リングギア936を含む。第2ギアセット940は、
単一のピニオンギアセットであり、第2ギアセット94
0の要素は、第2太陽ギア942、第2キャリア944
および第2リングギア946を含む。図21に示すよう
に、第1キャリア934は、第2太陽ギア942に直接
連結されている。第1太陽ギア932および第1リング
ギア936は、第2太陽ギア942、第2キャリア94
4および第2リングギア946との直接の連結はない。
態を示している。図21に示される変速機は、第1の簡
単な遊星ギアセット930と第2の簡単な遊星ギアセッ
ト940とを有する。第1ギアセット930は、2重の
ピニオンギアセットであり、第1ギアセット930の要
素は第1太陽ギア932、第1キャリア934および第
1リングギア936を含む。第2ギアセット940は、
単一のピニオンギアセットであり、第2ギアセット94
0の要素は、第2太陽ギア942、第2キャリア944
および第2リングギア946を含む。図21に示すよう
に、第1キャリア934は、第2太陽ギア942に直接
連結されている。第1太陽ギア932および第1リング
ギア936は、第2太陽ギア942、第2キャリア94
4および第2リングギア946との直接の連結はない。
【0091】回転運動は、第1太陽ギア932に連結さ
れた入力軸922を通じて図21の変速機に入力され
る。図21の変速機が車両における自動変速機として使
用される場合には、トルクコンバータ60およびワンウ
エイクラッチ62は回転運動を内燃機関64から入力軸
922に伝達する。
れた入力軸922を通じて図21の変速機に入力され
る。図21の変速機が車両における自動変速機として使
用される場合には、トルクコンバータ60およびワンウ
エイクラッチ62は回転運動を内燃機関64から入力軸
922に伝達する。
【0092】回転運動は、第2リングギア946に連結
された出力軸924を通じて図21の変速機から出力さ
れる。図21の変速機が車両に使用される場合には、出
力軸924は車両の駆動輪を駆動するための駆動トレイ
ン(図示せず)に連結される。
された出力軸924を通じて図21の変速機から出力さ
れる。図21の変速機が車両に使用される場合には、出
力軸924は車両の駆動輪を駆動するための駆動トレイ
ン(図示せず)に連結される。
【0093】図21に示すように、第9の実施形態の変
速機は、第1リングギア936を第2キャリア944に
選択的に連結する第1クラッチ950、第1太陽ギア9
32を第2キャリア944に選択的に連結する第2クラ
ッチ952、第1太陽ギア932を第2太陽ギア934
に選択的に連結する第3クラッチ954、第2キャリア
944の回転運動を選択的に制動する第1ブレーキ95
6、および第2太陽ギア942の回転運動を選択的に制
動する第2ブレーキ958をも含んでいる。
速機は、第1リングギア936を第2キャリア944に
選択的に連結する第1クラッチ950、第1太陽ギア9
32を第2キャリア944に選択的に連結する第2クラ
ッチ952、第1太陽ギア932を第2太陽ギア934
に選択的に連結する第3クラッチ954、第2キャリア
944の回転運動を選択的に制動する第1ブレーキ95
6、および第2太陽ギア942の回転運動を選択的に制
動する第2ブレーキ958をも含んでいる。
【0094】図21に示す変速機のスピード(ギア比)
を変更するために、制御装置(図示せず)はクラッチ9
50、952および954のうちの2つを同時に動作さ
せる(かみ合わせる)か、若しくはクラッチ950、9
52および954のうちの一つとブレーキ956および
958のうちの一つとを同時に動作させる(かみ合わせ
る)。図21に示す変速機の第1ドライビングスピード
の状態において、制御装置は第1クラッチ950および
第1ブレーキ956を動作させ、その結果、出力軸92
4は入力軸922よりも遅く回転する。第2ドライビン
グスピードの状態において、制御装置は第1クラッチ9
50および第2ブレーキ958を動作させ、その結果、
出力軸924が入力軸922よりも遅く回転するが、相
対的には変速機が第1ドライビングスピードの状態であ
る場合よりも速い。
を変更するために、制御装置(図示せず)はクラッチ9
50、952および954のうちの2つを同時に動作さ
せる(かみ合わせる)か、若しくはクラッチ950、9
52および954のうちの一つとブレーキ956および
958のうちの一つとを同時に動作させる(かみ合わせ
る)。図21に示す変速機の第1ドライビングスピード
の状態において、制御装置は第1クラッチ950および
第1ブレーキ956を動作させ、その結果、出力軸92
4は入力軸922よりも遅く回転する。第2ドライビン
グスピードの状態において、制御装置は第1クラッチ9
50および第2ブレーキ958を動作させ、その結果、
出力軸924が入力軸922よりも遅く回転するが、相
対的には変速機が第1ドライビングスピードの状態であ
る場合よりも速い。
【0095】第3ドライビングスピードの状態におい
て、制御装置は第1クラッチ950および第2クラッチ
952を動作させ、その結果、出力軸924が入力軸9
22の回転毎に1回転する。第4ドライビングスピード
の状態において、制御装置は第2クラッチ952および
第2ブレーキ958を動作させ、その結果、出力軸92
4は入力軸922よりも速く回転する。後進状態におい
て、制御装置は第3クラッチ954および第1ブレーキ
956を動作させ、その結果、出力軸924は入力軸9
22よりも遅い速度で、第1から第4までのドライビン
グスピード状態における出力軸924の回転方向とは反
対の方向に回転する。
て、制御装置は第1クラッチ950および第2クラッチ
952を動作させ、その結果、出力軸924が入力軸9
22の回転毎に1回転する。第4ドライビングスピード
の状態において、制御装置は第2クラッチ952および
第2ブレーキ958を動作させ、その結果、出力軸92
4は入力軸922よりも速く回転する。後進状態におい
て、制御装置は第3クラッチ954および第1ブレーキ
956を動作させ、その結果、出力軸924は入力軸9
22よりも遅い速度で、第1から第4までのドライビン
グスピード状態における出力軸924の回転方向とは反
対の方向に回転する。
【0096】図22は、図4の図表に近似しており、図
21に示す変速機のギア比の各々に関してクラッチ95
0、952および954ならびにブレーキ956および
958において発生する摩擦損失の相対量を含む図表で
ある。図22は、変速機のギア比の各々に関連するとと
もに、変速機のクラッチ950、952、954並びに
ブレーキ956および958の各々に関する摩擦損失の
トータルな相対量をも示している。さらに、図表の最下
行および右端列には、図21に示す変速機と図3に示す
背景技術である変速機との間の比較を含んでいる。
21に示す変速機のギア比の各々に関してクラッチ95
0、952および954ならびにブレーキ956および
958において発生する摩擦損失の相対量を含む図表で
ある。図22は、変速機のギア比の各々に関連するとと
もに、変速機のクラッチ950、952、954並びに
ブレーキ956および958の各々に関する摩擦損失の
トータルな相対量をも示している。さらに、図表の最下
行および右端列には、図21に示す変速機と図3に示す
背景技術である変速機との間の比較を含んでいる。
【0097】図3の背景技術である変速機と比較して、
図22に示すように、図21の変速機は第1クラッチ9
50における摩擦損失に関し57%の減少、第4ドライ
ビングスピード状態において22%の摩擦損失の減少、
後進状態において30%の摩擦損失の減少および14%
の全体的な摩擦損失の減少を有する。図21の変速機が
車両内に取り付けられた場合に、摩擦損失の減少はパワ
ー損失の総量を大幅に減じ、車両の燃費を向上させる。
図22に示すように、図21の変速機は第1クラッチ9
50における摩擦損失に関し57%の減少、第4ドライ
ビングスピード状態において22%の摩擦損失の減少、
後進状態において30%の摩擦損失の減少および14%
の全体的な摩擦損失の減少を有する。図21の変速機が
車両内に取り付けられた場合に、摩擦損失の減少はパワ
ー損失の総量を大幅に減じ、車両の燃費を向上させる。
【0098】図21の変速機における減じられた摩擦損
失に対して考えられる理由の一つは、動作していないク
ラッチおよびブレーキが変速機の最も速く回転する構成
要素に近接する位置にないからである。
失に対して考えられる理由の一つは、動作していないク
ラッチおよびブレーキが変速機の最も速く回転する構成
要素に近接する位置にないからである。
【0099】図23は、本発明の変速機の第10の実施
形態を示している。図23に示される変速機は、第1の
簡単な遊星ギアセット1030と第2の簡単な遊星ギア
セット1040とを有する。第1ギアセット1030
は、2重のピニオンギアセットであり、第1ギアセット
1030の要素は第1太陽ギア1032、第1キャリア
1034および第1リングギア1036を含む。第2ギ
アセット1040は、2重のピニオンギアセットであ
り、第2ギアセット1040の要素は、第2太陽ギア1
042、第2キャリア1044および第2リングギア1
046を含む。図23に示すように、第1キャリア10
34は、第2太陽ギア1042に直接連結されている。
第1太陽ギア1032および第1リングギア1036
は、第2太陽ギア1042、第2キャリア1044およ
び第2リングギア1046との直接の連結はない。
形態を示している。図23に示される変速機は、第1の
簡単な遊星ギアセット1030と第2の簡単な遊星ギア
セット1040とを有する。第1ギアセット1030
は、2重のピニオンギアセットであり、第1ギアセット
1030の要素は第1太陽ギア1032、第1キャリア
1034および第1リングギア1036を含む。第2ギ
アセット1040は、2重のピニオンギアセットであ
り、第2ギアセット1040の要素は、第2太陽ギア1
042、第2キャリア1044および第2リングギア1
046を含む。図23に示すように、第1キャリア10
34は、第2太陽ギア1042に直接連結されている。
第1太陽ギア1032および第1リングギア1036
は、第2太陽ギア1042、第2キャリア1044およ
び第2リングギア1046との直接の連結はない。
【0100】回転運動は、第1太陽ギア1032に連結
された入力軸1022を通じて図23の変速機に入力さ
れる。図23の変速機が車両における自動変速機として
使用される場合には、トルクコンバータ60およびワン
ウエイクラッチ62は回転運動を内燃機関64から入力
軸1022に伝達する。
された入力軸1022を通じて図23の変速機に入力さ
れる。図23の変速機が車両における自動変速機として
使用される場合には、トルクコンバータ60およびワン
ウエイクラッチ62は回転運動を内燃機関64から入力
軸1022に伝達する。
【0101】回転運動は、第2キャリア1044に連結
された出力軸1024を通じて図23の変速機から出力
される。図23の変速機が車両に使用される場合には、
出力軸1024は車両の駆動輪を駆動するための駆動ト
レイン(図示せず)に連結される。
された出力軸1024を通じて図23の変速機から出力
される。図23の変速機が車両に使用される場合には、
出力軸1024は車両の駆動輪を駆動するための駆動ト
レイン(図示せず)に連結される。
【0102】図23に示すように、第10の実施形態の
変速機は、第1リングギア1036を第2リングギア1
046に選択的に連結する第1クラッチ1050、第1
太陽ギア1032を第2リングギア1046に選択的に
連結する第2クラッチ1052、第1太陽ギア1032
を第2太陽ギア1042に選択的に連結する第3クラッ
チ1054、第2リングギア1046の回転運動を選択
的に制動する第1ブレーキ1056、および第2太陽ギ
ア1042の回転運動を選択的に制動する第2ブレーキ
1058をも含んでいる。
変速機は、第1リングギア1036を第2リングギア1
046に選択的に連結する第1クラッチ1050、第1
太陽ギア1032を第2リングギア1046に選択的に
連結する第2クラッチ1052、第1太陽ギア1032
を第2太陽ギア1042に選択的に連結する第3クラッ
チ1054、第2リングギア1046の回転運動を選択
的に制動する第1ブレーキ1056、および第2太陽ギ
ア1042の回転運動を選択的に制動する第2ブレーキ
1058をも含んでいる。
【0103】図23に示す変速機のスピード(ギア比)
を変更するために、制御装置(図示せず)はクラッチ1
050、1052および1054のうちの2つを同時に
動作させる(かみ合わせる)か、若しくはクラッチ10
50、1052および1054のうちの一つとブレーキ
1056および1058のうちの一つとを同時に動作さ
せる(かみ合わせる)。図23に示す変速機の第1ドラ
イビングスピードの状態において、制御装置は第1クラ
ッチ1050および第1ブレーキ1056を動作させ、
その結果、出力軸1024は入力軸1022よりも遅く
回転する。第2ドライビングスピードの状態において、
制御装置は第1クラッチ1050および第2ブレーキ1
058を動作させ、その結果、出力軸1024が入力軸
1022よりも遅く回転するが、相対的には変速機が第
1ドライビングスピードの状態である場合よりも速い。
を変更するために、制御装置(図示せず)はクラッチ1
050、1052および1054のうちの2つを同時に
動作させる(かみ合わせる)か、若しくはクラッチ10
50、1052および1054のうちの一つとブレーキ
1056および1058のうちの一つとを同時に動作さ
せる(かみ合わせる)。図23に示す変速機の第1ドラ
イビングスピードの状態において、制御装置は第1クラ
ッチ1050および第1ブレーキ1056を動作させ、
その結果、出力軸1024は入力軸1022よりも遅く
回転する。第2ドライビングスピードの状態において、
制御装置は第1クラッチ1050および第2ブレーキ1
058を動作させ、その結果、出力軸1024が入力軸
1022よりも遅く回転するが、相対的には変速機が第
1ドライビングスピードの状態である場合よりも速い。
【0104】第3ドライビングスピードの状態におい
て、制御装置は第1クラッチ1050および第2クラッ
チ1052を動作させ、その結果、出力軸1024が入
力軸1022の回転毎に1回転する。第4ドライビング
スピードの状態において、制御装置は第2クラッチ10
52および第2ブレーキ1058を動作させ、その結
果、出力軸1024は入力軸1022よりも速く回転す
る。後進状態において、制御装置は第3クラッチ105
4および第1ブレーキ1056を動作させ、その結果、
出力軸1024は入力軸1022よりも遅い速度で、第
1から第4までのドライビングスピード状態における出
力軸1024の回転方向とは反対の方向に回転する。
て、制御装置は第1クラッチ1050および第2クラッ
チ1052を動作させ、その結果、出力軸1024が入
力軸1022の回転毎に1回転する。第4ドライビング
スピードの状態において、制御装置は第2クラッチ10
52および第2ブレーキ1058を動作させ、その結
果、出力軸1024は入力軸1022よりも速く回転す
る。後進状態において、制御装置は第3クラッチ105
4および第1ブレーキ1056を動作させ、その結果、
出力軸1024は入力軸1022よりも遅い速度で、第
1から第4までのドライビングスピード状態における出
力軸1024の回転方向とは反対の方向に回転する。
【0105】図24は、図4の図表に近似しており、図
23に示す変速機のギア比の各々に関してクラッチ10
50、1052および1054ならびにブレーキ105
6および1058において発生する摩擦損失の相対量を
含む図表である。図24は、変速機のギア比の各々に関
連するとともに、変速機のクラッチ1050、105
2、1054並びにブレーキ1056および1058の
各々に関する摩擦損失のトータルな相対量をも示してい
る。さらに、図表の最下行および右端列には、図23に
示す変速機と図3に示す背景技術である変速機との間の
比較を含んでいる。
23に示す変速機のギア比の各々に関してクラッチ10
50、1052および1054ならびにブレーキ105
6および1058において発生する摩擦損失の相対量を
含む図表である。図24は、変速機のギア比の各々に関
連するとともに、変速機のクラッチ1050、105
2、1054並びにブレーキ1056および1058の
各々に関する摩擦損失のトータルな相対量をも示してい
る。さらに、図表の最下行および右端列には、図23に
示す変速機と図3に示す背景技術である変速機との間の
比較を含んでいる。
【0106】図3の背景技術である変速機と比較して、
図24に示すように、図23の変速機は第1クラッチ1
050における摩擦損失に関し57%の減少、第4ドラ
イビングスピード状態において22%の摩擦損失の減
少、後進状態において30%の摩擦損失の減少および1
4%の全体的な摩擦損失の減少を有する。図23の変速
機が車両内に取り付けられた場合に、摩擦損失の減少は
パワー損失の総量を大幅に減じ、車両の燃費を向上させ
る。
図24に示すように、図23の変速機は第1クラッチ1
050における摩擦損失に関し57%の減少、第4ドラ
イビングスピード状態において22%の摩擦損失の減
少、後進状態において30%の摩擦損失の減少および1
4%の全体的な摩擦損失の減少を有する。図23の変速
機が車両内に取り付けられた場合に、摩擦損失の減少は
パワー損失の総量を大幅に減じ、車両の燃費を向上させ
る。
【0107】図23の変速機における減じられた摩擦損
失に対して考えられる理由の一つは、動作していないク
ラッチおよびブレーキが変速機の最も速く回転する構成
要素に近接する位置にないからである。
失に対して考えられる理由の一つは、動作していないク
ラッチおよびブレーキが変速機の最も速く回転する構成
要素に近接する位置にないからである。
【0108】図25は、本発明の変速機の第11の実施
形態を示している。図25に示される変速機は、第1の
簡単な遊星ギアセット1130と第2の簡単な遊星ギア
セット1140とを有する。第1ギアセット1130
は、2重のピニオンギアセットであり、第1ギアセット
1130の要素は第1太陽ギア1132、第1キャリア
1134および第1リングギア1136を含む。第2ギ
アセット1140は、2重のピニオンギアセットであ
り、第2ギアセット1140の要素は、第2太陽ギア1
142、第2キャリア1144および第2リングギア1
146を含む。図25に示すように、第1キャリア11
34は、第2太陽ギア1142に直接連結されている。
第1太陽ギア1132および第1リングギア1136
は、第2太陽ギア1142、第2キャリア1144およ
び第2リングギア1146との直接の連結はない。
形態を示している。図25に示される変速機は、第1の
簡単な遊星ギアセット1130と第2の簡単な遊星ギア
セット1140とを有する。第1ギアセット1130
は、2重のピニオンギアセットであり、第1ギアセット
1130の要素は第1太陽ギア1132、第1キャリア
1134および第1リングギア1136を含む。第2ギ
アセット1140は、2重のピニオンギアセットであ
り、第2ギアセット1140の要素は、第2太陽ギア1
142、第2キャリア1144および第2リングギア1
146を含む。図25に示すように、第1キャリア11
34は、第2太陽ギア1142に直接連結されている。
第1太陽ギア1132および第1リングギア1136
は、第2太陽ギア1142、第2キャリア1144およ
び第2リングギア1146との直接の連結はない。
【0109】回転運動は、第1太陽ギア1132に連結
された入力軸1122を通じて図25の変速機に入力さ
れる。図25の変速機が車両における自動変速機として
使用される場合には、トルクコンバータ60およびワン
ウエイクラッチ62は回転運動を内燃機関64から入力
軸1122に伝達する。
された入力軸1122を通じて図25の変速機に入力さ
れる。図25の変速機が車両における自動変速機として
使用される場合には、トルクコンバータ60およびワン
ウエイクラッチ62は回転運動を内燃機関64から入力
軸1122に伝達する。
【0110】回転運動は、第2キャリア1144に連結
された出力軸1124を通じて図25の変速機から出力
される。図25の変速機が車両に使用される場合には、
出力軸1124は車両の駆動輪を駆動するための駆動ト
レイン(図示せず)に連結される。
された出力軸1124を通じて図25の変速機から出力
される。図25の変速機が車両に使用される場合には、
出力軸1124は車両の駆動輪を駆動するための駆動ト
レイン(図示せず)に連結される。
【0111】図25に示すように、第11の実施形態の
変速機は、第1リングギア1136を第2リングギア1
146に選択的に連結する第1クラッチ1250、第1
太陽ギア1132を第2リングギア1146に選択的に
連結する第2クラッチ1252、第1太陽ギア1132
を第1リングギア1136に選択的に連結する第3クラ
ッチ1254、第2リングギア1146の回転運動を選
択的に制動する第1ブレーキ1156、および第2太陽
ギア1142の回転運動を選択的に制動する第2ブレー
キ1158をも含んでいる。
変速機は、第1リングギア1136を第2リングギア1
146に選択的に連結する第1クラッチ1250、第1
太陽ギア1132を第2リングギア1146に選択的に
連結する第2クラッチ1252、第1太陽ギア1132
を第1リングギア1136に選択的に連結する第3クラ
ッチ1254、第2リングギア1146の回転運動を選
択的に制動する第1ブレーキ1156、および第2太陽
ギア1142の回転運動を選択的に制動する第2ブレー
キ1158をも含んでいる。
【0112】図25に示す変速機のスピード(ギア比)
を変更するために、制御装置(図示せず)はクラッチ1
150、1152および1154のうちの2つを同時に
動作させる(かみ合わせる)か、若しくはクラッチ11
50、1152および1154のうちの一つとブレーキ
1156および1158のうちの一つとを同時に動作さ
せる(かみ合わせる)。図25に示す変速機の第1ドラ
イビングスピードの状態において、制御装置は第1クラ
ッチ1150および第1ブレーキ1156を動作させ、
その結果、出力軸1124は入力軸1122よりも遅く
回転する。第2ドライビングスピードの状態において、
制御装置は第1クラッチ1150および第2ブレーキ1
158を動作させ、その結果、出力軸1124が入力軸
1122よりも遅く回転するが、相対的には変速機が第
1ドライビングスピードの状態である場合よりも速い。
を変更するために、制御装置(図示せず)はクラッチ1
150、1152および1154のうちの2つを同時に
動作させる(かみ合わせる)か、若しくはクラッチ11
50、1152および1154のうちの一つとブレーキ
1156および1158のうちの一つとを同時に動作さ
せる(かみ合わせる)。図25に示す変速機の第1ドラ
イビングスピードの状態において、制御装置は第1クラ
ッチ1150および第1ブレーキ1156を動作させ、
その結果、出力軸1124は入力軸1122よりも遅く
回転する。第2ドライビングスピードの状態において、
制御装置は第1クラッチ1150および第2ブレーキ1
158を動作させ、その結果、出力軸1124が入力軸
1122よりも遅く回転するが、相対的には変速機が第
1ドライビングスピードの状態である場合よりも速い。
【0113】第3ドライビングスピードの状態におい
て、制御装置は第1クラッチ1150および第2クラッ
チ1152を動作させ、その結果、出力軸1124が入
力軸1122の回転毎に1回転する。第4ドライビング
スピードの状態において、制御装置は第2クラッチ11
52および第2ブレーキ1158を動作させ、その結
果、出力軸1124は入力軸1122よりも速く回転す
る。後進状態において、制御装置は第3クラッチ115
4および第1ブレーキ1156を動作させ、その結果、
出力軸1124は入力軸1122よりも遅い速度で、第
1から第4までのドライビングスピード状態における出
力軸1124の回転方向とは反対の方向に回転する。
て、制御装置は第1クラッチ1150および第2クラッ
チ1152を動作させ、その結果、出力軸1124が入
力軸1122の回転毎に1回転する。第4ドライビング
スピードの状態において、制御装置は第2クラッチ11
52および第2ブレーキ1158を動作させ、その結
果、出力軸1124は入力軸1122よりも速く回転す
る。後進状態において、制御装置は第3クラッチ115
4および第1ブレーキ1156を動作させ、その結果、
出力軸1124は入力軸1122よりも遅い速度で、第
1から第4までのドライビングスピード状態における出
力軸1124の回転方向とは反対の方向に回転する。
【0114】図26は、図4の図表に近似しており、図
25に示す変速機のギア比の各々に関してクラッチ11
50、1152および1154ならびにブレーキ115
6および1158において発生する摩擦損失の相対量を
含む図表である。図26は、変速機のギア比の各々に関
連するとともに、変速機のクラッチ1150、115
2、1154並びにブレーキ1156および1158の
各々に関する摩擦損失のトータルな相対量をも示してい
る。さらに、図表の最下行および右端列には、図25に
示す変速機と図3に示す背景技術である変速機との間の
比較を含んでいる。
25に示す変速機のギア比の各々に関してクラッチ11
50、1152および1154ならびにブレーキ115
6および1158において発生する摩擦損失の相対量を
含む図表である。図26は、変速機のギア比の各々に関
連するとともに、変速機のクラッチ1150、115
2、1154並びにブレーキ1156および1158の
各々に関する摩擦損失のトータルな相対量をも示してい
る。さらに、図表の最下行および右端列には、図25に
示す変速機と図3に示す背景技術である変速機との間の
比較を含んでいる。
【0115】図3の背景技術である変速機と比較して、
図26に示すように、図25の変速機は第1クラッチ1
150における摩擦損失に関し57%の減少、第3クラ
ッチ1154における摩擦損失に関し43%の減少、第
1ドライビングスピード状態において22%の摩擦損失
の減少、第2ドライビングスピード状態において22%
の摩擦損失の減少、第4ドライビングスピード状態にお
いて36%の摩擦損失の減少、後進状態において30%
の摩擦損失の減少および24%の全体的な摩擦損失の減
少を有する。図25の変速機が車両内に取り付けられた
場合に、摩擦損失の減少はパワー損失の総量を大幅に減
じ、車両の燃費を向上させる。
図26に示すように、図25の変速機は第1クラッチ1
150における摩擦損失に関し57%の減少、第3クラ
ッチ1154における摩擦損失に関し43%の減少、第
1ドライビングスピード状態において22%の摩擦損失
の減少、第2ドライビングスピード状態において22%
の摩擦損失の減少、第4ドライビングスピード状態にお
いて36%の摩擦損失の減少、後進状態において30%
の摩擦損失の減少および24%の全体的な摩擦損失の減
少を有する。図25の変速機が車両内に取り付けられた
場合に、摩擦損失の減少はパワー損失の総量を大幅に減
じ、車両の燃費を向上させる。
【0116】図25の変速機における減じられた摩擦損
失に対して考えられる理由の一つは、動作していないク
ラッチおよびブレーキが変速機の最も速く回転する構成
要素に近接する位置にないからである。
失に対して考えられる理由の一つは、動作していないク
ラッチおよびブレーキが変速機の最も速く回転する構成
要素に近接する位置にないからである。
【0117】図27は、本発明の変速機の第12の実施
形態を示している。図27に示される変速機は、第1の
簡単な遊星ギアセット1230と第2の簡単な遊星ギア
セット1240とを有する。第1ギアセット1230
は、2重のピニオンギアセットであり、第1ギアセット
1230の要素は第1太陽ギア1232、第1キャリア
1234および第1リングギア1236を含む。第2ギ
アセット1240は、2重のピニオンギアセットであ
り、第2ギアセット1240の要素は、第2太陽ギア1
242、第2キャリア1244および第2リングギア1
246を含む。図27に示すように、第1キャリア12
34は、第2太陽ギア1242に直接連結されている。
第1太陽ギア1232および第1リングギア1236
は、第2太陽ギア1242、第2キャリア1244およ
び第2リングギア1246との直接の連結はない。
形態を示している。図27に示される変速機は、第1の
簡単な遊星ギアセット1230と第2の簡単な遊星ギア
セット1240とを有する。第1ギアセット1230
は、2重のピニオンギアセットであり、第1ギアセット
1230の要素は第1太陽ギア1232、第1キャリア
1234および第1リングギア1236を含む。第2ギ
アセット1240は、2重のピニオンギアセットであ
り、第2ギアセット1240の要素は、第2太陽ギア1
242、第2キャリア1244および第2リングギア1
246を含む。図27に示すように、第1キャリア12
34は、第2太陽ギア1242に直接連結されている。
第1太陽ギア1232および第1リングギア1236
は、第2太陽ギア1242、第2キャリア1244およ
び第2リングギア1246との直接の連結はない。
【0118】回転運動は、第1太陽ギア1232に連結
された入力軸1222を通じて図27の変速機に入力さ
れる。図27の変速機が車両における自動変速機として
使用される場合には、トルクコンバータ60およびワン
ウエイクラッチ62は回転運動を内燃機関64から入力
軸1222に伝達する。
された入力軸1222を通じて図27の変速機に入力さ
れる。図27の変速機が車両における自動変速機として
使用される場合には、トルクコンバータ60およびワン
ウエイクラッチ62は回転運動を内燃機関64から入力
軸1222に伝達する。
【0119】回転運動は、第2キャリア1244に連結
された出力軸1224を通じて図27の変速機から出力
される。図27の変速機が車両に使用される場合には、
出力軸1224は車両の駆動輪を駆動するための駆動ト
レイン(図示せず)に連結される。
された出力軸1224を通じて図27の変速機から出力
される。図27の変速機が車両に使用される場合には、
出力軸1224は車両の駆動輪を駆動するための駆動ト
レイン(図示せず)に連結される。
【0120】図27に示すように、第12の実施形態の
変速機は、第1リングギア1236を第2リングギア1
246に選択的に連結する第1クラッチ1250、第1
太陽ギア1232を第2リングギア1246に選択的に
連結する第2クラッチ1252、第1太陽ギア1232
を第1キャリア1234に選択的に連結する第3クラッ
チ1254、第2リングギア1246の回転運動を選択
的に制動する第1ブレーキ1256、および第2太陽ギ
ア1242の回転運動を選択的に制動する第2ブレーキ
1258をも含んでいる。
変速機は、第1リングギア1236を第2リングギア1
246に選択的に連結する第1クラッチ1250、第1
太陽ギア1232を第2リングギア1246に選択的に
連結する第2クラッチ1252、第1太陽ギア1232
を第1キャリア1234に選択的に連結する第3クラッ
チ1254、第2リングギア1246の回転運動を選択
的に制動する第1ブレーキ1256、および第2太陽ギ
ア1242の回転運動を選択的に制動する第2ブレーキ
1258をも含んでいる。
【0121】図27に示す変速機のスピード(ギア比)
を変更するために、制御装置(図示せず)はクラッチ1
250、1252および1254のうちの2つを同時に
動作させる(かみ合わせる)か、若しくはクラッチ12
50、1252および1254のうちの一つとブレーキ
1256および1258のうちの一つとを同時に動作さ
せる(かみ合わせる)。図27に示す変速機の第1ドラ
イビングスピードの状態において、制御装置は第1クラ
ッチ1250および第1ブレーキ1256を動作させ、
その結果、出力軸1224は入力軸1222よりも遅く
回転する。第2ドライビングスピードの状態において、
制御装置は第1クラッチ1250および第2ブレーキ1
258を動作させ、その結果、出力軸1224が入力軸
1222よりも遅く回転するが、相対的には変速機が第
1ドライビングスピードの状態である場合よりも速い。
を変更するために、制御装置(図示せず)はクラッチ1
250、1252および1254のうちの2つを同時に
動作させる(かみ合わせる)か、若しくはクラッチ12
50、1252および1254のうちの一つとブレーキ
1256および1258のうちの一つとを同時に動作さ
せる(かみ合わせる)。図27に示す変速機の第1ドラ
イビングスピードの状態において、制御装置は第1クラ
ッチ1250および第1ブレーキ1256を動作させ、
その結果、出力軸1224は入力軸1222よりも遅く
回転する。第2ドライビングスピードの状態において、
制御装置は第1クラッチ1250および第2ブレーキ1
258を動作させ、その結果、出力軸1224が入力軸
1222よりも遅く回転するが、相対的には変速機が第
1ドライビングスピードの状態である場合よりも速い。
【0122】第3ドライビングスピードの状態におい
て、制御装置は第1クラッチ1250および第2クラッ
チ1252を動作させ、その結果、出力軸1224が入
力軸1222の回転毎に1回転する。第4ドライビング
スピードの状態において、制御装置は第2クラッチ12
52および第2ブレーキ1258を動作させ、その結
果、出力軸1224は入力軸1222よりも速く回転す
る。後進状態において、制御装置は第3クラッチ125
4および第1ブレーキ1256を動作させ、その結果、
出力軸1224は入力軸1222よりも遅い速度で、第
1から第4までのドライビングスピード状態における出
力軸1224の回転方向とは反対の方向に回転する。
て、制御装置は第1クラッチ1250および第2クラッ
チ1252を動作させ、その結果、出力軸1224が入
力軸1222の回転毎に1回転する。第4ドライビング
スピードの状態において、制御装置は第2クラッチ12
52および第2ブレーキ1258を動作させ、その結
果、出力軸1224は入力軸1222よりも速く回転す
る。後進状態において、制御装置は第3クラッチ125
4および第1ブレーキ1256を動作させ、その結果、
出力軸1224は入力軸1222よりも遅い速度で、第
1から第4までのドライビングスピード状態における出
力軸1224の回転方向とは反対の方向に回転する。
【0123】図28は、図4の図表に近似しており、図
27に示す変速機のギア比の各々に関してクラッチ12
50、1252および1254ならびにブレーキ125
6および1258において発生する摩擦損失の相対量を
含む図表である。図28は、変速機のギア比の各々に関
連するとともに、変速機のクラッチ1250、125
2、1254並びにブレーキ1256および1258の
各々に関する摩擦損失のトータルな相対量をも示してい
る。さらに、図表の最下行および右端列には、図27に
示す変速機と図3に示す背景技術である変速機との間の
比較を含んでいる。
27に示す変速機のギア比の各々に関してクラッチ12
50、1252および1254ならびにブレーキ125
6および1258において発生する摩擦損失の相対量を
含む図表である。図28は、変速機のギア比の各々に関
連するとともに、変速機のクラッチ1250、125
2、1254並びにブレーキ1256および1258の
各々に関する摩擦損失のトータルな相対量をも示してい
る。さらに、図表の最下行および右端列には、図27に
示す変速機と図3に示す背景技術である変速機との間の
比較を含んでいる。
【0124】図3の背景技術である変速機と比較して、
図28に示すように、図27の変速機は第1クラッチ1
250における摩擦損失に関し57%の減少、第3クラ
ッチ1254における摩擦損失に関し57%の減少、第
1ドライビングスピード状態において28%の摩擦損失
の減少、第2ドライビングスピード状態において28%
の摩擦損失の減少、第4ドライビングスピード状態にお
いて40%の摩擦損失の減少、後進状態において30%
の摩擦損失の減少および28%の全体的な摩擦損失の減
少を有する。図27の変速機が車両内に取り付けられた
場合に、摩擦損失の減少はパワー損失の総量を大幅に減
じ、車両の燃費を向上させる。
図28に示すように、図27の変速機は第1クラッチ1
250における摩擦損失に関し57%の減少、第3クラ
ッチ1254における摩擦損失に関し57%の減少、第
1ドライビングスピード状態において28%の摩擦損失
の減少、第2ドライビングスピード状態において28%
の摩擦損失の減少、第4ドライビングスピード状態にお
いて40%の摩擦損失の減少、後進状態において30%
の摩擦損失の減少および28%の全体的な摩擦損失の減
少を有する。図27の変速機が車両内に取り付けられた
場合に、摩擦損失の減少はパワー損失の総量を大幅に減
じ、車両の燃費を向上させる。
【0125】図27の変速機における減じられた摩擦損
失に対して考えられる理由の一つは、動作していないク
ラッチおよびブレーキが変速機の最も速く回転する構成
要素に近接する位置にないからである。
失に対して考えられる理由の一つは、動作していないク
ラッチおよびブレーキが変速機の最も速く回転する構成
要素に近接する位置にないからである。
【0126】図29は、本発明の変速機の第13の実施
形態を示している。図29に示される変速機は、第1の
簡単な遊星ギアセット1330と第2の簡単な遊星ギア
セット1340とを有する。第1ギアセット1330
は、2重のピニオンギアセットであり、第1ギアセット
1330の要素は第1太陽ギア1332、第1キャリア
1334および第1リングギア1336を含む。第2ギ
アセット1340は、単一のピニオンギアセットであ
り、第2ギアセット1340の要素は、第2太陽ギア1
342、第2キャリア1344および第2リングギア1
346を含む。図29に示すように、第1太陽ギア13
32は、第2太陽ギア1342に直接連結されている。
第1キャリア1334および第1リングギア1336
は、第2太陽ギア1342、第2キャリア1344およ
び第2リングギア1346との直接の連結はない。
形態を示している。図29に示される変速機は、第1の
簡単な遊星ギアセット1330と第2の簡単な遊星ギア
セット1340とを有する。第1ギアセット1330
は、2重のピニオンギアセットであり、第1ギアセット
1330の要素は第1太陽ギア1332、第1キャリア
1334および第1リングギア1336を含む。第2ギ
アセット1340は、単一のピニオンギアセットであ
り、第2ギアセット1340の要素は、第2太陽ギア1
342、第2キャリア1344および第2リングギア1
346を含む。図29に示すように、第1太陽ギア13
32は、第2太陽ギア1342に直接連結されている。
第1キャリア1334および第1リングギア1336
は、第2太陽ギア1342、第2キャリア1344およ
び第2リングギア1346との直接の連結はない。
【0127】回転運動は、第1キャリア1334に連結
された入力軸1322を通じて図29の変速機に入力さ
れる。図29の変速機が車両における自動変速機として
使用される場合には、トルクコンバータ60およびワン
ウエイクラッチ62は回転運動を内燃機関64から入力
軸1322に伝達する。
された入力軸1322を通じて図29の変速機に入力さ
れる。図29の変速機が車両における自動変速機として
使用される場合には、トルクコンバータ60およびワン
ウエイクラッチ62は回転運動を内燃機関64から入力
軸1322に伝達する。
【0128】回転運動は、第2リングギア1346に連
結された出力軸1324を通じて図29の変速機から出
力される。図29の変速機が車両に使用される場合に
は、出力軸1324は車両の駆動輪を駆動するための駆
動トレイン(図示せず)に連結される。
結された出力軸1324を通じて図29の変速機から出
力される。図29の変速機が車両に使用される場合に
は、出力軸1324は車両の駆動輪を駆動するための駆
動トレイン(図示せず)に連結される。
【0129】図29に示すように、第13の実施形態の
変速機は、第1リングギア1336を第2キャリア13
44に選択的に連結する第1クラッチ1350、第1キ
ャリア1334を第2キャリア1344に選択的に連結
する第2クラッチ1352、第1太陽ギア1332を第
1リングギア1336に選択的に連結する第3クラッチ
1354、第2キャリア1344の回転運動を選択的に
制動する第1ブレーキ1356、および第2太陽ギア1
342の回転運動を選択的に制動する第2ブレーキ13
58をも含んでいる。
変速機は、第1リングギア1336を第2キャリア13
44に選択的に連結する第1クラッチ1350、第1キ
ャリア1334を第2キャリア1344に選択的に連結
する第2クラッチ1352、第1太陽ギア1332を第
1リングギア1336に選択的に連結する第3クラッチ
1354、第2キャリア1344の回転運動を選択的に
制動する第1ブレーキ1356、および第2太陽ギア1
342の回転運動を選択的に制動する第2ブレーキ13
58をも含んでいる。
【0130】図29に示す変速機のスピード(ギア比)
を変更するために、制御装置(図示せず)はクラッチ1
350、1352および1354のうちの2つを同時に
動作させる(かみ合わせる)か、若しくはクラッチ13
50、1352および1354のうちの一つとブレーキ
1356および1358のうちの一つとを同時に動作さ
せる(かみ合わせる)。図29に示す変速機の第1ドラ
イビングスピードの状態において、制御装置は第1クラ
ッチ1350および第1ブレーキ1356を動作させ、
その結果、出力軸1324は入力軸1322よりも遅く
回転する。第2ドライビングスピードの状態において、
制御装置は第1クラッチ1350および第2ブレーキ1
358を動作させ、その結果、出力軸1324が入力軸
1322よりも遅く回転するが、相対的には変速機が第
1ドライビングスピードの状態である場合よりも速い。
を変更するために、制御装置(図示せず)はクラッチ1
350、1352および1354のうちの2つを同時に
動作させる(かみ合わせる)か、若しくはクラッチ13
50、1352および1354のうちの一つとブレーキ
1356および1358のうちの一つとを同時に動作さ
せる(かみ合わせる)。図29に示す変速機の第1ドラ
イビングスピードの状態において、制御装置は第1クラ
ッチ1350および第1ブレーキ1356を動作させ、
その結果、出力軸1324は入力軸1322よりも遅く
回転する。第2ドライビングスピードの状態において、
制御装置は第1クラッチ1350および第2ブレーキ1
358を動作させ、その結果、出力軸1324が入力軸
1322よりも遅く回転するが、相対的には変速機が第
1ドライビングスピードの状態である場合よりも速い。
【0131】第3ドライビングスピードの状態におい
て、制御装置は第1クラッチ1350および第2クラッ
チ1352を動作させ、その結果、出力軸1324が入
力軸1322の回転毎に1回転する。第4ドライビング
スピードの状態において、制御装置は第2クラッチ13
52および第2ブレーキ1358を動作させ、その結
果、出力軸1324は入力軸1322よりも速く回転す
る。後進状態において、制御装置は第3クラッチ135
4および第1ブレーキ1356を動作させ、その結果、
出力軸1324は入力軸1322よりも遅い速度で、第
1から第4までのドライビングスピード状態における出
力軸1324の回転方向とは反対の方向に回転する。
て、制御装置は第1クラッチ1350および第2クラッ
チ1352を動作させ、その結果、出力軸1324が入
力軸1322の回転毎に1回転する。第4ドライビング
スピードの状態において、制御装置は第2クラッチ13
52および第2ブレーキ1358を動作させ、その結
果、出力軸1324は入力軸1322よりも速く回転す
る。後進状態において、制御装置は第3クラッチ135
4および第1ブレーキ1356を動作させ、その結果、
出力軸1324は入力軸1322よりも遅い速度で、第
1から第4までのドライビングスピード状態における出
力軸1324の回転方向とは反対の方向に回転する。
【0132】図30は、図4の図表に近似しており、図
29に示す変速機のギア比の各々に関してクラッチ13
50、1352および1354ならびにブレーキ135
6および1358において発生する摩擦損失の相対量を
含む図表である。図30は、変速機のギア比の各々に関
連するとともに、変速機のクラッチ1350、135
2、1354並びにブレーキ1356および1358の
各々に関する摩擦損失のトータルな相対量をも示してい
る。さらに、図表の最下行および右端列には、図29に
示す変速機と図3に示す背景技術である変速機との間の
比較を含んでいる。
29に示す変速機のギア比の各々に関してクラッチ13
50、1352および1354ならびにブレーキ135
6および1358において発生する摩擦損失の相対量を
含む図表である。図30は、変速機のギア比の各々に関
連するとともに、変速機のクラッチ1350、135
2、1354並びにブレーキ1356および1358の
各々に関する摩擦損失のトータルな相対量をも示してい
る。さらに、図表の最下行および右端列には、図29に
示す変速機と図3に示す背景技術である変速機との間の
比較を含んでいる。
【0133】図3の背景技術である変速機と比較して、
図30に示すように、図29の変速機は第1クラッチ1
350における摩擦損失に関し57%の減少、第3クラ
ッチ1354における摩擦損失に関し57%の減少、第
1ドライビングスピード状態において28%の摩擦損失
の減少、第4ドライビングスピード状態において40%
の摩擦損失の減少、後進状態において30%の摩擦損失
の減少および28%の全体的な摩擦損失の減少を有す
る。図29の変速機が車両内に取り付けられた場合に、
摩擦損失の減少はパワー損失の総量を大幅に減じ、車両
の燃費を向上させる。
図30に示すように、図29の変速機は第1クラッチ1
350における摩擦損失に関し57%の減少、第3クラ
ッチ1354における摩擦損失に関し57%の減少、第
1ドライビングスピード状態において28%の摩擦損失
の減少、第4ドライビングスピード状態において40%
の摩擦損失の減少、後進状態において30%の摩擦損失
の減少および28%の全体的な摩擦損失の減少を有す
る。図29の変速機が車両内に取り付けられた場合に、
摩擦損失の減少はパワー損失の総量を大幅に減じ、車両
の燃費を向上させる。
【0134】図29の変速機における減じられた摩擦損
失に対して考えられる理由の一つは、動作していないク
ラッチおよびブレーキが変速機の最も速く回転する構成
要素に近接する位置にないからである。
失に対して考えられる理由の一つは、動作していないク
ラッチおよびブレーキが変速機の最も速く回転する構成
要素に近接する位置にないからである。
【0135】図31は、本発明の変速機の第14の実施
形態を示している。図31に示される変速機は、第1の
簡単な遊星ギアセット1430と第2の簡単な遊星ギア
セット1440とを有する。第1ギアセット1430
は、2重のピニオンギアセットであり、第1ギアセット
1430の要素は第1太陽ギア1432、第1キャリア
1434および第1リングギア1436を含む。第2ギ
アセット1440は、単一のピニオンギアセットであ
り、第2ギアセット1440の要素は、第2太陽ギア1
442、第2キャリア1444および第2リングギア1
446を含む。図31に示すように、第1太陽ギア14
32は、第2太陽ギア1442に直接連結されている。
第1キャリア1434および第1リングギア1436
は、第2太陽ギア1442、第2キャリア1444およ
び第2リングギア1446との直接の連結はない。
形態を示している。図31に示される変速機は、第1の
簡単な遊星ギアセット1430と第2の簡単な遊星ギア
セット1440とを有する。第1ギアセット1430
は、2重のピニオンギアセットであり、第1ギアセット
1430の要素は第1太陽ギア1432、第1キャリア
1434および第1リングギア1436を含む。第2ギ
アセット1440は、単一のピニオンギアセットであ
り、第2ギアセット1440の要素は、第2太陽ギア1
442、第2キャリア1444および第2リングギア1
446を含む。図31に示すように、第1太陽ギア14
32は、第2太陽ギア1442に直接連結されている。
第1キャリア1434および第1リングギア1436
は、第2太陽ギア1442、第2キャリア1444およ
び第2リングギア1446との直接の連結はない。
【0136】回転運動は、第1キャリア1434に連結
された入力軸1422を通じて図31の変速機に入力さ
れる。図31の変速機が車両における自動変速機として
使用される場合には、トルクコンバータ60およびワン
ウエイクラッチ62は回転運動を内燃機関64から入力
軸1422に伝達する。
された入力軸1422を通じて図31の変速機に入力さ
れる。図31の変速機が車両における自動変速機として
使用される場合には、トルクコンバータ60およびワン
ウエイクラッチ62は回転運動を内燃機関64から入力
軸1422に伝達する。
【0137】回転運動は、第2リングギア1446に連
結された出力軸1424を通じて図31の変速機から出
力される。図31の変速機が車両に使用される場合に
は、出力軸1424は車両の駆動輪を駆動するための駆
動トレイン(図示せず)に連結される。
結された出力軸1424を通じて図31の変速機から出
力される。図31の変速機が車両に使用される場合に
は、出力軸1424は車両の駆動輪を駆動するための駆
動トレイン(図示せず)に連結される。
【0138】図31に示すように、第14の実施形態の
変速機は、第1リングギア1436を第2キャリア14
44に選択的に連結する第1クラッチ1450、第1キ
ャリア1434を第2キャリア1444に選択的に連結
する第2クラッチ1452、第1太陽ギア1432を第
1リングギア1436に選択的に連結する第3クラッチ
1454、第2キャリア1444の回転運動を選択的に
制動する第1ブレーキ1456、および第2太陽ギア1
442の回転運動を選択的に制動する第2ブレーキ14
58をも含んでいる。
変速機は、第1リングギア1436を第2キャリア14
44に選択的に連結する第1クラッチ1450、第1キ
ャリア1434を第2キャリア1444に選択的に連結
する第2クラッチ1452、第1太陽ギア1432を第
1リングギア1436に選択的に連結する第3クラッチ
1454、第2キャリア1444の回転運動を選択的に
制動する第1ブレーキ1456、および第2太陽ギア1
442の回転運動を選択的に制動する第2ブレーキ14
58をも含んでいる。
【0139】図31に示す変速機のスピード(ギア比)
を変更するために、制御装置(図示せず)はクラッチ1
450、1452および1454のうちの2つを同時に
動作させる(かみ合わせる)か、若しくはクラッチ14
50、1452および1454のうちの一つとブレーキ
1456および1458のうちの一つとを同時に動作さ
せる(かみ合わせる)。図31に示す変速機の第1ドラ
イビングスピードの状態において、制御装置は第1クラ
ッチ1450および第1ブレーキ1456を動作させ、
その結果、出力軸1424は入力軸1422よりも遅く
回転する。第2ドライビングスピードの状態において、
制御装置は第1クラッチ1450および第2ブレーキ1
458を動作させ、その結果、出力軸1424が入力軸
1422よりも遅く回転するが、相対的には変速機が第
1ドライビングスピードの状態である場合よりも速い。
を変更するために、制御装置(図示せず)はクラッチ1
450、1452および1454のうちの2つを同時に
動作させる(かみ合わせる)か、若しくはクラッチ14
50、1452および1454のうちの一つとブレーキ
1456および1458のうちの一つとを同時に動作さ
せる(かみ合わせる)。図31に示す変速機の第1ドラ
イビングスピードの状態において、制御装置は第1クラ
ッチ1450および第1ブレーキ1456を動作させ、
その結果、出力軸1424は入力軸1422よりも遅く
回転する。第2ドライビングスピードの状態において、
制御装置は第1クラッチ1450および第2ブレーキ1
458を動作させ、その結果、出力軸1424が入力軸
1422よりも遅く回転するが、相対的には変速機が第
1ドライビングスピードの状態である場合よりも速い。
【0140】第3ドライビングスピードの状態におい
て、制御装置は第1クラッチ1450および第2クラッ
チ1452を動作させ、その結果、出力軸1424が入
力軸1422の回転毎に1回転する。第4ドライビング
スピードの状態において、制御装置は第2クラッチ14
52および第2ブレーキ1458を動作させ、その結
果、出力軸1424は入力軸1422よりも速く回転す
る。後進状態において、制御装置は第3クラッチ145
4および第1ブレーキ1456を動作させ、その結果、
出力軸1424は入力軸1422よりも遅い速度で、第
1から第4までのドライビングスピード状態における出
力軸1424の回転方向とは反対の方向に回転する。
て、制御装置は第1クラッチ1450および第2クラッ
チ1452を動作させ、その結果、出力軸1424が入
力軸1422の回転毎に1回転する。第4ドライビング
スピードの状態において、制御装置は第2クラッチ14
52および第2ブレーキ1458を動作させ、その結
果、出力軸1424は入力軸1422よりも速く回転す
る。後進状態において、制御装置は第3クラッチ145
4および第1ブレーキ1456を動作させ、その結果、
出力軸1424は入力軸1422よりも遅い速度で、第
1から第4までのドライビングスピード状態における出
力軸1424の回転方向とは反対の方向に回転する。
【0141】図32は、図4の図表に近似しており、図
31に示す変速機のギア比の各々に関してクラッチ14
50、1452および1454ならびにブレーキ145
6および1458において発生する摩擦損失の相対量を
含む図表である。図32は、変速機のギア比の各々に関
連するとともに、変速機のクラッチ1450、145
2、1454並びにブレーキ1456および1458の
各々に関する摩擦損失のトータルな相対量をも示してい
る。さらに、図表の最下行および右端列には、図31に
示す変速機と図3に示す背景技術である変速機との間の
比較を含んでいる。
31に示す変速機のギア比の各々に関してクラッチ14
50、1452および1454ならびにブレーキ145
6および1458において発生する摩擦損失の相対量を
含む図表である。図32は、変速機のギア比の各々に関
連するとともに、変速機のクラッチ1450、145
2、1454並びにブレーキ1456および1458の
各々に関する摩擦損失のトータルな相対量をも示してい
る。さらに、図表の最下行および右端列には、図31に
示す変速機と図3に示す背景技術である変速機との間の
比較を含んでいる。
【0142】図3の背景技術である変速機と比較して、
図32に示すように、図31の変速機は第1クラッチ1
450における摩擦損失に関し57%の減少、第3クラ
ッチ1454における摩擦損失に関し43%の減少、第
1ドライビングスピード状態において22%の摩擦損失
の減少、第2ドライビングスピード状態において36%
の摩擦損失の減少、第3ドライビングスピード状態にお
いて40%の摩擦損失の減少、後進状態において30%
の摩擦損失の減少および24%の全体的な摩擦損失の減
少を有する。図31の変速機が車両内に取り付けられた
場合に、摩擦損失の減少はパワー損失の総量を大幅に減
じ、車両の燃費を向上させる。
図32に示すように、図31の変速機は第1クラッチ1
450における摩擦損失に関し57%の減少、第3クラ
ッチ1454における摩擦損失に関し43%の減少、第
1ドライビングスピード状態において22%の摩擦損失
の減少、第2ドライビングスピード状態において36%
の摩擦損失の減少、第3ドライビングスピード状態にお
いて40%の摩擦損失の減少、後進状態において30%
の摩擦損失の減少および24%の全体的な摩擦損失の減
少を有する。図31の変速機が車両内に取り付けられた
場合に、摩擦損失の減少はパワー損失の総量を大幅に減
じ、車両の燃費を向上させる。
【0143】図31の変速機における減じられた摩擦損
失に対して考えられる理由の一つは、動作していないク
ラッチおよびブレーキが変速機の最も速く回転する構成
要素に近接する位置にないからである。
失に対して考えられる理由の一つは、動作していないク
ラッチおよびブレーキが変速機の最も速く回転する構成
要素に近接する位置にないからである。
【0144】図33は、本発明の変速機の第15の実施
形態を示している。図33に示される変速機は、第1の
簡単な遊星ギアセット1530と第2の簡単な遊星ギア
セット1540とを有する。第1ギアセット1530
は、2重のピニオンギアセットであり、第1ギアセット
1530の要素は第1太陽ギア1532、第1キャリア
1534および第1リングギア1536を含む。第2ギ
アセット1540は、単一のピニオンギアセットであ
り、第2ギアセット1540の要素は、第2太陽ギア1
542、第2キャリア1544および第2リングギア1
546を含む。図33に示すように、第1太陽ギア15
32は、第2太陽ギア1542に直接連結されている。
第1キャリア1534および第1リングギア1536
は、第2太陽ギア1542、第2キャリア1544およ
び第2リングギア1546との直接の連結はない。
形態を示している。図33に示される変速機は、第1の
簡単な遊星ギアセット1530と第2の簡単な遊星ギア
セット1540とを有する。第1ギアセット1530
は、2重のピニオンギアセットであり、第1ギアセット
1530の要素は第1太陽ギア1532、第1キャリア
1534および第1リングギア1536を含む。第2ギ
アセット1540は、単一のピニオンギアセットであ
り、第2ギアセット1540の要素は、第2太陽ギア1
542、第2キャリア1544および第2リングギア1
546を含む。図33に示すように、第1太陽ギア15
32は、第2太陽ギア1542に直接連結されている。
第1キャリア1534および第1リングギア1536
は、第2太陽ギア1542、第2キャリア1544およ
び第2リングギア1546との直接の連結はない。
【0145】回転運動は、第1キャリア1534に連結
された入力軸1522を通じて図33の変速機に入力さ
れる。図33の変速機が車両における自動変速機として
使用される場合には、トルクコンバータ60およびワン
ウエイクラッチ62は回転運動を内燃機関64から入力
軸1522に伝達する。
された入力軸1522を通じて図33の変速機に入力さ
れる。図33の変速機が車両における自動変速機として
使用される場合には、トルクコンバータ60およびワン
ウエイクラッチ62は回転運動を内燃機関64から入力
軸1522に伝達する。
【0146】回転運動は、第2リングギア1546に連
結された出力軸1524を通じて図33の変速機から出
力される。図33の変速機が車両に使用される場合に
は、出力軸1524は車両の駆動輪を駆動するための駆
動トレイン(図示せず)に連結される。
結された出力軸1524を通じて図33の変速機から出
力される。図33の変速機が車両に使用される場合に
は、出力軸1524は車両の駆動輪を駆動するための駆
動トレイン(図示せず)に連結される。
【0147】図33に示すように、第15の実施形態の
変速機は、第1リングギア1536を第2キャリア15
44に選択的に連結する第1クラッチ1550、第1キ
ャリア1534を第2キャリア1544に選択的に連結
する第2クラッチ1552、第1キャリア1534を第
1太陽ギア1532に選択的に連結する第3クラッチ1
554、第2キャリア1544の回転運動を選択的に制
動する第1ブレーキ1556、および第2太陽ギア15
42の回転運動を選択的に制動する第2ブレーキ155
8をも含んでいる。
変速機は、第1リングギア1536を第2キャリア15
44に選択的に連結する第1クラッチ1550、第1キ
ャリア1534を第2キャリア1544に選択的に連結
する第2クラッチ1552、第1キャリア1534を第
1太陽ギア1532に選択的に連結する第3クラッチ1
554、第2キャリア1544の回転運動を選択的に制
動する第1ブレーキ1556、および第2太陽ギア15
42の回転運動を選択的に制動する第2ブレーキ155
8をも含んでいる。
【0148】図33に示す変速機のスピード(ギア比)
を変更するために、制御装置(図示せず)はクラッチ1
550、1552および1554のうちの2つを同時に
動作させる(かみ合わせる)か、若しくはクラッチ15
50、1552および1554のうちの一つとブレーキ
1556および1558のうちの一つとを同時に動作さ
せる(かみ合わせる)。図33に示す変速機の第1ドラ
イビングスピードの状態において、制御装置は第1クラ
ッチ1550および第1ブレーキ1556を動作させ、
その結果、出力軸1524は入力軸1522よりも遅く
回転する。第2ドライビングスピードの状態において、
制御装置は第1クラッチ1550および第2ブレーキ1
558を動作させ、その結果、出力軸1524が入力軸
1522よりも遅く回転するが、相対的には変速機が第
1ドライビングスピードの状態である場合よりも速い。
を変更するために、制御装置(図示せず)はクラッチ1
550、1552および1554のうちの2つを同時に
動作させる(かみ合わせる)か、若しくはクラッチ15
50、1552および1554のうちの一つとブレーキ
1556および1558のうちの一つとを同時に動作さ
せる(かみ合わせる)。図33に示す変速機の第1ドラ
イビングスピードの状態において、制御装置は第1クラ
ッチ1550および第1ブレーキ1556を動作させ、
その結果、出力軸1524は入力軸1522よりも遅く
回転する。第2ドライビングスピードの状態において、
制御装置は第1クラッチ1550および第2ブレーキ1
558を動作させ、その結果、出力軸1524が入力軸
1522よりも遅く回転するが、相対的には変速機が第
1ドライビングスピードの状態である場合よりも速い。
【0149】第3ドライビングスピードの状態におい
て、制御装置は第1クラッチ1550および第2クラッ
チ1552を動作させ、その結果、出力軸1524が入
力軸1522の回転毎に1回転する。第4ドライビング
スピードの状態において、制御装置は第2クラッチ15
52および第2ブレーキ1558を動作させ、その結
果、出力軸1524は入力軸1522よりも速く回転す
る。後進状態において、制御装置は第3クラッチ155
4および第1ブレーキ1556を動作させ、その結果、
出力軸1524は入力軸1522よりも遅い速度で、第
1から第4までのドライビングスピード状態における出
力軸1524の回転方向とは反対の方向に回転する。
て、制御装置は第1クラッチ1550および第2クラッ
チ1552を動作させ、その結果、出力軸1524が入
力軸1522の回転毎に1回転する。第4ドライビング
スピードの状態において、制御装置は第2クラッチ15
52および第2ブレーキ1558を動作させ、その結
果、出力軸1524は入力軸1522よりも速く回転す
る。後進状態において、制御装置は第3クラッチ155
4および第1ブレーキ1556を動作させ、その結果、
出力軸1524は入力軸1522よりも遅い速度で、第
1から第4までのドライビングスピード状態における出
力軸1524の回転方向とは反対の方向に回転する。
【0150】図34は、図4の図表に近似しており、図
33に示す変速機のギア比の各々に関してクラッチ15
50、1552および1554ならびにブレーキ155
6および1558において発生する摩擦損失の相対量を
含む図表である。図34は、変速機のギア比の各々に関
連するとともに、変速機のクラッチ1550、155
2、1554並びにブレーキ1556および1558の
各々に関する摩擦損失のトータルな相対量をも示してい
る。さらに、図表の最下行および右端列には、図33に
示す変速機と図3に示す背景技術である変速機との間の
比較を含んでいる。
33に示す変速機のギア比の各々に関してクラッチ15
50、1552および1554ならびにブレーキ155
6および1558において発生する摩擦損失の相対量を
含む図表である。図34は、変速機のギア比の各々に関
連するとともに、変速機のクラッチ1550、155
2、1554並びにブレーキ1556および1558の
各々に関する摩擦損失のトータルな相対量をも示してい
る。さらに、図表の最下行および右端列には、図33に
示す変速機と図3に示す背景技術である変速機との間の
比較を含んでいる。
【0151】図3の背景技術である変速機と比較して、
図34に示すように、図33の変速機は第1クラッチ1
550における摩擦損失に関し27%の減少、第4ドラ
イビングスピード状態において22%の摩擦損失の減
少、後進状態において30%の摩擦損失の減少および1
4%の全体的な摩擦損失の減少を有する。図33の変速
機が車両内に取り付けられた場合に、摩擦損失の減少は
パワー損失の総量を大幅に減じ、車両の燃費を向上させ
る。
図34に示すように、図33の変速機は第1クラッチ1
550における摩擦損失に関し27%の減少、第4ドラ
イビングスピード状態において22%の摩擦損失の減
少、後進状態において30%の摩擦損失の減少および1
4%の全体的な摩擦損失の減少を有する。図33の変速
機が車両内に取り付けられた場合に、摩擦損失の減少は
パワー損失の総量を大幅に減じ、車両の燃費を向上させ
る。
【0152】図33の変速機における減じられた摩擦損
失に対して考えられる理由の一つは、動作していないク
ラッチおよびブレーキが変速機の最も速く回転する構成
要素に近接する位置にないからである。
失に対して考えられる理由の一つは、動作していないク
ラッチおよびブレーキが変速機の最も速く回転する構成
要素に近接する位置にないからである。
【0153】図35は、本発明の変速機の第16の実施
形態を示している。図35に示される変速機は、第1の
簡単な遊星ギアセット1630と第2の簡単な遊星ギア
セット1640とを有する。第1ギアセット1630
は、2重のピニオンギアセットであり、第1ギアセット
1630の要素は第1太陽ギア1632、第1キャリア
1634および第1リングギア1636を含む。第2ギ
アセット1640は、2重のピニオンギアセットであ
り、第2ギアセット1640の要素は、第2太陽ギア1
642、第2キャリア1644および第2リングギア1
646を含む。図35に示すように、第1太陽ギア16
32は、第2太陽ギア1642に直接連結されている。
第1キャリア1634および第1リングギア1636
は、第2太陽ギア1642、第2キャリア1644およ
び第2リングギア1646との直接の連結はない。
形態を示している。図35に示される変速機は、第1の
簡単な遊星ギアセット1630と第2の簡単な遊星ギア
セット1640とを有する。第1ギアセット1630
は、2重のピニオンギアセットであり、第1ギアセット
1630の要素は第1太陽ギア1632、第1キャリア
1634および第1リングギア1636を含む。第2ギ
アセット1640は、2重のピニオンギアセットであ
り、第2ギアセット1640の要素は、第2太陽ギア1
642、第2キャリア1644および第2リングギア1
646を含む。図35に示すように、第1太陽ギア16
32は、第2太陽ギア1642に直接連結されている。
第1キャリア1634および第1リングギア1636
は、第2太陽ギア1642、第2キャリア1644およ
び第2リングギア1646との直接の連結はない。
【0154】回転運動は、第1キャリア1634に連結
された入力軸1622を通じて図35の変速機に入力さ
れる。図35の変速機が車両における自動変速機として
使用される場合には、トルクコンバータ60およびワン
ウエイクラッチ62は回転運動を内燃機関64から入力
軸1622に伝達する。
された入力軸1622を通じて図35の変速機に入力さ
れる。図35の変速機が車両における自動変速機として
使用される場合には、トルクコンバータ60およびワン
ウエイクラッチ62は回転運動を内燃機関64から入力
軸1622に伝達する。
【0155】回転運動は、第2キャリア1644に連結
された出力軸1624を通じて図35の変速機から出力
される。図35の変速機が車両に使用される場合には、
出力軸1624は車両の駆動輪を駆動するための駆動ト
レイン(図示せず)に連結される。
された出力軸1624を通じて図35の変速機から出力
される。図35の変速機が車両に使用される場合には、
出力軸1624は車両の駆動輪を駆動するための駆動ト
レイン(図示せず)に連結される。
【0156】図35に示すように、第16の実施形態の
変速機は、第1キャリア1634を第2リングギア16
46に選択的に連結する第1クラッチ1650、第1キ
ャリア1634を第2リングギア1646に選択的に連
結する第2クラッチ1652、第1キャリア1634を
第1太陽ギア1632に選択的に連結する第3クラッチ
1654、第2リングギア1646の回転運動を選択的
に制動する第1ブレーキ1656、および第2太陽ギア
1642の回転運動を選択的に制動する第2ブレーキ1
658をも含んでいる。
変速機は、第1キャリア1634を第2リングギア16
46に選択的に連結する第1クラッチ1650、第1キ
ャリア1634を第2リングギア1646に選択的に連
結する第2クラッチ1652、第1キャリア1634を
第1太陽ギア1632に選択的に連結する第3クラッチ
1654、第2リングギア1646の回転運動を選択的
に制動する第1ブレーキ1656、および第2太陽ギア
1642の回転運動を選択的に制動する第2ブレーキ1
658をも含んでいる。
【0157】図35に示す変速機のスピード(ギア比)
を変更するために、制御装置(図示せず)はクラッチ1
650、1652および1654のうちの2つを同時に
動作させる(かみ合わせる)か、若しくはクラッチ16
50、1652および1654のうちの一つとブレーキ
1656および1658のうちの一つとを同時に動作さ
せる(かみ合わせる)。図35に示す変速機の第1ドラ
イビングスピードの状態において、制御装置は第1クラ
ッチ1650および第1ブレーキ1656を動作させ、
その結果、出力軸1624は入力軸1622よりも遅く
回転する。第2ドライビングスピードの状態において、
制御装置は第1クラッチ1650および第2ブレーキ1
658を動作させ、その結果、出力軸1624が入力軸
1622よりも遅く回転するが、相対的には変速機が第
1ドライビングスピードの状態である場合よりも速い。
を変更するために、制御装置(図示せず)はクラッチ1
650、1652および1654のうちの2つを同時に
動作させる(かみ合わせる)か、若しくはクラッチ16
50、1652および1654のうちの一つとブレーキ
1656および1658のうちの一つとを同時に動作さ
せる(かみ合わせる)。図35に示す変速機の第1ドラ
イビングスピードの状態において、制御装置は第1クラ
ッチ1650および第1ブレーキ1656を動作させ、
その結果、出力軸1624は入力軸1622よりも遅く
回転する。第2ドライビングスピードの状態において、
制御装置は第1クラッチ1650および第2ブレーキ1
658を動作させ、その結果、出力軸1624が入力軸
1622よりも遅く回転するが、相対的には変速機が第
1ドライビングスピードの状態である場合よりも速い。
【0158】第3ドライビングスピードの状態におい
て、制御装置は第1クラッチ1650および第2クラッ
チ1652を動作させ、その結果、出力軸1624が入
力軸1622の回転毎に1回転する。第4ドライビング
スピードの状態において、制御装置は第2クラッチ16
52および第2ブレーキ1658を動作させ、その結
果、出力軸1624は入力軸1622よりも速く回転す
る。後進状態において、制御装置は第3クラッチ165
4および第1ブレーキ1656を動作させ、その結果、
出力軸1624は入力軸1622よりも遅い速度で、第
1から第4までのドライビングスピード状態における出
力軸1624の回転方向とは反対の方向に回転する。
て、制御装置は第1クラッチ1650および第2クラッ
チ1652を動作させ、その結果、出力軸1624が入
力軸1622の回転毎に1回転する。第4ドライビング
スピードの状態において、制御装置は第2クラッチ16
52および第2ブレーキ1658を動作させ、その結
果、出力軸1624は入力軸1622よりも速く回転す
る。後進状態において、制御装置は第3クラッチ165
4および第1ブレーキ1656を動作させ、その結果、
出力軸1624は入力軸1622よりも遅い速度で、第
1から第4までのドライビングスピード状態における出
力軸1624の回転方向とは反対の方向に回転する。
【0159】図36は、図4の図表に近似しており、図
35に示す変速機のギア比の各々に関してクラッチ16
50、1652および1654ならびにブレーキ165
6および1658において発生する摩擦損失の相対量を
含む図表である。図36は、変速機のギア比の各々に関
連するとともに、変速機のクラッチ1650、165
2、1654並びにブレーキ1656および1658の
各々に関する摩擦損失のトータルな相対量をも示してい
る。さらに、図表の最下行および右端列には、図35に
示す変速機と図3に示す背景技術である変速機との間の
比較を含んでいる。
35に示す変速機のギア比の各々に関してクラッチ16
50、1652および1654ならびにブレーキ165
6および1658において発生する摩擦損失の相対量を
含む図表である。図36は、変速機のギア比の各々に関
連するとともに、変速機のクラッチ1650、165
2、1654並びにブレーキ1656および1658の
各々に関する摩擦損失のトータルな相対量をも示してい
る。さらに、図表の最下行および右端列には、図35に
示す変速機と図3に示す背景技術である変速機との間の
比較を含んでいる。
【0160】図3の背景技術である変速機と比較して、
図36に示すように、図35の変速機は第1クラッチ1
650における摩擦損失に関し57%の減少、第4ドラ
イビングスピード状態において22%の摩擦損失の減
少、後進状態において30%の摩擦損失の減少および1
4%の全体的な摩擦損失の減少を有する。図35の変速
機が車両内に取り付けられた場合に、摩擦損失の減少は
パワー損失の総量を大幅に減じ、車両の燃費を向上させ
る。
図36に示すように、図35の変速機は第1クラッチ1
650における摩擦損失に関し57%の減少、第4ドラ
イビングスピード状態において22%の摩擦損失の減
少、後進状態において30%の摩擦損失の減少および1
4%の全体的な摩擦損失の減少を有する。図35の変速
機が車両内に取り付けられた場合に、摩擦損失の減少は
パワー損失の総量を大幅に減じ、車両の燃費を向上させ
る。
【0161】図35の変速機における減じられた摩擦損
失に対して考えられる理由の一つは、動作していないク
ラッチおよびブレーキが変速機の最も速く回転する構成
要素に近接する位置にないからである。
失に対して考えられる理由の一つは、動作していないク
ラッチおよびブレーキが変速機の最も速く回転する構成
要素に近接する位置にないからである。
【0162】図37は、本発明の変速機の第17の実施
形態を示している。図37に示される変速機は、第1の
簡単な遊星ギアセット1730と第2の簡単な遊星ギア
セット1740とを有する。第1ギアセット1730
は、2重のピニオンギアセットであり、第1ギアセット
1730の要素は第1太陽ギア1732、第1キャリア
1734および第1リングギア1736を含む。第2ギ
アセット1740は、2重のピニオンギアセットであ
り、第2ギアセット1740の要素は、第2太陽ギア1
742、第2キャリア1744および第2リングギア1
746を含む。図37に示すように、第1太陽ギア17
32、第1キャリア1734および第1リングギア17
36は、第2太陽ギア1742、第2キャリア1744
および第2リングギア1746との直接の連結はない。
形態を示している。図37に示される変速機は、第1の
簡単な遊星ギアセット1730と第2の簡単な遊星ギア
セット1740とを有する。第1ギアセット1730
は、2重のピニオンギアセットであり、第1ギアセット
1730の要素は第1太陽ギア1732、第1キャリア
1734および第1リングギア1736を含む。第2ギ
アセット1740は、2重のピニオンギアセットであ
り、第2ギアセット1740の要素は、第2太陽ギア1
742、第2キャリア1744および第2リングギア1
746を含む。図37に示すように、第1太陽ギア17
32、第1キャリア1734および第1リングギア17
36は、第2太陽ギア1742、第2キャリア1744
および第2リングギア1746との直接の連結はない。
【0163】回転運動は、第1キャリア1734に連結
された入力軸1722を通じて図37の変速機に入力さ
れる。図37の変速機が車両における自動変速機として
使用される場合には、トルクコンバータ60およびワン
ウエイクラッチ62は回転運動を内燃機関64から入力
軸1722に伝達する。
された入力軸1722を通じて図37の変速機に入力さ
れる。図37の変速機が車両における自動変速機として
使用される場合には、トルクコンバータ60およびワン
ウエイクラッチ62は回転運動を内燃機関64から入力
軸1722に伝達する。
【0164】回転運動は、第2キャリア1744に連結
された出力軸1724を通じて図37の変速機から出力
される。図37の変速機が車両に使用される場合には、
出力軸1724は車両の駆動輪を駆動するための駆動ト
レイン(図示せず)に連結される。
された出力軸1724を通じて図37の変速機から出力
される。図37の変速機が車両に使用される場合には、
出力軸1724は車両の駆動輪を駆動するための駆動ト
レイン(図示せず)に連結される。
【0165】図37に示すように、第17の実施形態の
変速機は、第1リングギア1736を第2リングギア1
746に選択的に連結する第1クラッチ1750、第1
キャリア1734を第2リングギア1746に選択的に
連結する第2クラッチ1752、第1キャリア1734
を第1リングギア1736に選択的に連結する第3クラ
ッチ1754、第2リングギア1746の回転運動を選
択的に制動する第1ブレーキ1756、および第2太陽
ギア1742の回転運動を選択的に制動する第2ブレー
キ1758をも含んでいる。
変速機は、第1リングギア1736を第2リングギア1
746に選択的に連結する第1クラッチ1750、第1
キャリア1734を第2リングギア1746に選択的に
連結する第2クラッチ1752、第1キャリア1734
を第1リングギア1736に選択的に連結する第3クラ
ッチ1754、第2リングギア1746の回転運動を選
択的に制動する第1ブレーキ1756、および第2太陽
ギア1742の回転運動を選択的に制動する第2ブレー
キ1758をも含んでいる。
【0166】図37に示す変速機のスピード(ギア比)
を変更するために、制御装置(図示せず)はクラッチ1
750、1752および1754のうちの2つを同時に
動作させる(かみ合わせる)か、若しくはクラッチ17
50、1752および1754のうちの一つとブレーキ
1756および1758のうちの一つとを同時に動作さ
せる(かみ合わせる)。図37に示す変速機の第1ドラ
イビングスピードの状態において、制御装置は第1クラ
ッチ1750および第1ブレーキ1756を動作させ、
その結果、出力軸1724は入力軸1722よりも遅く
回転する。第2ドライビングスピードの状態において、
制御装置は第1クラッチ1750および第2ブレーキ1
758を動作させ、その結果、出力軸1724が入力軸
1722よりも遅く回転するが、相対的には変速機が第
1ドライビングスピードの状態である場合よりも速い。
を変更するために、制御装置(図示せず)はクラッチ1
750、1752および1754のうちの2つを同時に
動作させる(かみ合わせる)か、若しくはクラッチ17
50、1752および1754のうちの一つとブレーキ
1756および1758のうちの一つとを同時に動作さ
せる(かみ合わせる)。図37に示す変速機の第1ドラ
イビングスピードの状態において、制御装置は第1クラ
ッチ1750および第1ブレーキ1756を動作させ、
その結果、出力軸1724は入力軸1722よりも遅く
回転する。第2ドライビングスピードの状態において、
制御装置は第1クラッチ1750および第2ブレーキ1
758を動作させ、その結果、出力軸1724が入力軸
1722よりも遅く回転するが、相対的には変速機が第
1ドライビングスピードの状態である場合よりも速い。
【0167】第3ドライビングスピードの状態におい
て、制御装置は第1クラッチ1750および第2クラッ
チ1752を動作させ、その結果、出力軸1724が入
力軸1722の回転毎に1回転する。第4ドライビング
スピードの状態において、制御装置は第2クラッチ17
52および第2ブレーキ1758を動作させ、その結
果、出力軸1724は入力軸1722よりも速く回転す
る。後進状態において、制御装置は第3クラッチ175
4および第1ブレーキ1756を動作させ、その結果、
出力軸1724は入力軸1722よりも遅い速度で、第
1から第4までのドライビングスピード状態における出
力軸1724の回転方向とは反対の方向に回転する。
て、制御装置は第1クラッチ1750および第2クラッ
チ1752を動作させ、その結果、出力軸1724が入
力軸1722の回転毎に1回転する。第4ドライビング
スピードの状態において、制御装置は第2クラッチ17
52および第2ブレーキ1758を動作させ、その結
果、出力軸1724は入力軸1722よりも速く回転す
る。後進状態において、制御装置は第3クラッチ175
4および第1ブレーキ1756を動作させ、その結果、
出力軸1724は入力軸1722よりも遅い速度で、第
1から第4までのドライビングスピード状態における出
力軸1724の回転方向とは反対の方向に回転する。
【0168】図38は、図4の図表に近似しており、図
37に示す変速機のギア比の各々に関してクラッチ17
50、1752および1754ならびにブレーキ175
6および1758において発生する摩擦損失の相対量を
含む図表である。図38は、変速機のギア比の各々に関
連するとともに、変速機のクラッチ1750、175
2、1754並びにブレーキ1756および1758の
各々に関する摩擦損失のトータルな相対量をも示してい
る。さらに、図表の最下行および右端列には、図37に
示す変速機と図3に示す背景技術である変速機との間の
比較を含んでいる。
37に示す変速機のギア比の各々に関してクラッチ17
50、1752および1754ならびにブレーキ175
6および1758において発生する摩擦損失の相対量を
含む図表である。図38は、変速機のギア比の各々に関
連するとともに、変速機のクラッチ1750、175
2、1754並びにブレーキ1756および1758の
各々に関する摩擦損失のトータルな相対量をも示してい
る。さらに、図表の最下行および右端列には、図37に
示す変速機と図3に示す背景技術である変速機との間の
比較を含んでいる。
【0169】図3の背景技術である変速機と比較して、
図38に示すように、図37の変速機は第1クラッチ1
750における摩擦損失に関し57%の減少、第3クラ
ッチ1754における摩擦損失に関し43%の減少、第
1ドライビングスピード状態において22%の摩擦損失
の減少、第4ドライビングスピード状態において46%
の摩擦損失の減少、後進状態において30%の摩擦損失
の減少および24%の全体的な摩擦損失の減少を有す
る。図37の変速機が車両内に取り付けられた場合に、
摩擦損失の減少はパワー損失の総量を大幅に減じ、車両
の燃費を向上させる。
図38に示すように、図37の変速機は第1クラッチ1
750における摩擦損失に関し57%の減少、第3クラ
ッチ1754における摩擦損失に関し43%の減少、第
1ドライビングスピード状態において22%の摩擦損失
の減少、第4ドライビングスピード状態において46%
の摩擦損失の減少、後進状態において30%の摩擦損失
の減少および24%の全体的な摩擦損失の減少を有す
る。図37の変速機が車両内に取り付けられた場合に、
摩擦損失の減少はパワー損失の総量を大幅に減じ、車両
の燃費を向上させる。
【0170】図37の変速機における減じられた摩擦損
失に対して考えられる理由の一つは、動作していないク
ラッチおよびブレーキが変速機の最も速く回転する構成
要素に近接する位置にないからである。
失に対して考えられる理由の一つは、動作していないク
ラッチおよびブレーキが変速機の最も速く回転する構成
要素に近接する位置にないからである。
【0171】図39は、本発明の変速機の第18の実施
形態を示している。図39に示される変速機は、第1の
簡単な遊星ギアセット1830と第2の簡単な遊星ギア
セット1840とを有する。第1ギアセット1830
は、2重のピニオンギアセットであり、第1ギアセット
1830の要素は第1太陽ギア1832、第1キャリア
1834および第1リングギア1836を含む。第2ギ
アセット1840は、2重のピニオンギアセットであ
り、第2ギアセット1840の要素は、第2太陽ギア1
842、第2キャリア1844および第2リングギア1
846を含む。図39に示すように、第1太陽ギア18
32は直接第2太陽ギア1842に連結されている。第
1キャリア1834および第1リングギア1836は、
第2太陽ギア1842、第2キャリア1844および第
2リングギア1846との直接の連結はない。
形態を示している。図39に示される変速機は、第1の
簡単な遊星ギアセット1830と第2の簡単な遊星ギア
セット1840とを有する。第1ギアセット1830
は、2重のピニオンギアセットであり、第1ギアセット
1830の要素は第1太陽ギア1832、第1キャリア
1834および第1リングギア1836を含む。第2ギ
アセット1840は、2重のピニオンギアセットであ
り、第2ギアセット1840の要素は、第2太陽ギア1
842、第2キャリア1844および第2リングギア1
846を含む。図39に示すように、第1太陽ギア18
32は直接第2太陽ギア1842に連結されている。第
1キャリア1834および第1リングギア1836は、
第2太陽ギア1842、第2キャリア1844および第
2リングギア1846との直接の連結はない。
【0172】回転運動は、第1キャリア1834に連結
された入力軸1822を通じて図39の変速機に入力さ
れる。図39の変速機が車両における自動変速機として
使用される場合には、トルクコンバータ60およびワン
ウエイクラッチ62は回転運動を内燃機関64から入力
軸1822に伝達する。
された入力軸1822を通じて図39の変速機に入力さ
れる。図39の変速機が車両における自動変速機として
使用される場合には、トルクコンバータ60およびワン
ウエイクラッチ62は回転運動を内燃機関64から入力
軸1822に伝達する。
【0173】回転運動は、第2キャリア1844に連結
された出力軸1824を通じて図39の変速機から出力
される。図39の変速機が車両に使用される場合には、
出力軸1824は車両の駆動輪を駆動するための駆動ト
レイン(図示せず)に連結される。
された出力軸1824を通じて図39の変速機から出力
される。図39の変速機が車両に使用される場合には、
出力軸1824は車両の駆動輪を駆動するための駆動ト
レイン(図示せず)に連結される。
【0174】図39に示すように、第18の実施形態の
変速機は、第1リングギア1836を第2リングギア1
846に選択的に連結する第1クラッチ1850、第1
キャリア1834を第2リングギア1846に選択的に
連結する第2クラッチ1852、第1リングギア183
6を第1太陽ギア1832に選択的に連結する第3クラ
ッチ1854、第2リングギア1846の回転運動を選
択的に制動する第1ブレーキ1856、および第2太陽
ギア1842の回転運動を選択的に制動する第2ブレー
キ1858をも含んでいる。
変速機は、第1リングギア1836を第2リングギア1
846に選択的に連結する第1クラッチ1850、第1
キャリア1834を第2リングギア1846に選択的に
連結する第2クラッチ1852、第1リングギア183
6を第1太陽ギア1832に選択的に連結する第3クラ
ッチ1854、第2リングギア1846の回転運動を選
択的に制動する第1ブレーキ1856、および第2太陽
ギア1842の回転運動を選択的に制動する第2ブレー
キ1858をも含んでいる。
【0175】図39に示す変速機のスピード(ギア比)
を変更するために、制御装置(図示せず)はクラッチ1
850、1852および1854のうちの2つを同時に
動作させる(かみ合わせる)か、若しくはクラッチ18
50、1852および1854のうちの一つとブレーキ
1856および1858のうちの一つとを同時に動作さ
せる(かみ合わせる)。図39に示す変速機の第1ドラ
イビングスピードの状態において、制御装置は第1クラ
ッチ1850および第1ブレーキ1856を動作させ、
その結果、出力軸1824は入力軸1822よりも遅く
回転する。第2ドライビングスピードの状態において、
制御装置は第1クラッチ1850および第2ブレーキ1
858を動作させ、その結果、出力軸1824が入力軸
1822よりも遅く回転するが、相対的には変速機が第
1ドライビングスピードの状態である場合よりも速い。
を変更するために、制御装置(図示せず)はクラッチ1
850、1852および1854のうちの2つを同時に
動作させる(かみ合わせる)か、若しくはクラッチ18
50、1852および1854のうちの一つとブレーキ
1856および1858のうちの一つとを同時に動作さ
せる(かみ合わせる)。図39に示す変速機の第1ドラ
イビングスピードの状態において、制御装置は第1クラ
ッチ1850および第1ブレーキ1856を動作させ、
その結果、出力軸1824は入力軸1822よりも遅く
回転する。第2ドライビングスピードの状態において、
制御装置は第1クラッチ1850および第2ブレーキ1
858を動作させ、その結果、出力軸1824が入力軸
1822よりも遅く回転するが、相対的には変速機が第
1ドライビングスピードの状態である場合よりも速い。
【0176】第3ドライビングスピードの状態におい
て、制御装置は第1クラッチ1850および第2クラッ
チ1852並びに第3クラッチ1854を動作させ、そ
の結果、出力軸1824が入力軸1822の回転毎に1
回転する。第4ドライビングスピードの状態において、
制御装置は第2クラッチ1852および第2ブレーキ1
858を動作させ、その結果、出力軸1824は入力軸
1822よりも速く回転する。後進状態において、制御
装置は第3クラッチ1854および第1ブレーキ185
6を動作させ、その結果、出力軸1824は入力軸18
22よりも遅い速度で、第1から第4までのドライビン
グスピード状態における出力軸1824の回転方向とは
反対の方向に回転する。
て、制御装置は第1クラッチ1850および第2クラッ
チ1852並びに第3クラッチ1854を動作させ、そ
の結果、出力軸1824が入力軸1822の回転毎に1
回転する。第4ドライビングスピードの状態において、
制御装置は第2クラッチ1852および第2ブレーキ1
858を動作させ、その結果、出力軸1824は入力軸
1822よりも速く回転する。後進状態において、制御
装置は第3クラッチ1854および第1ブレーキ185
6を動作させ、その結果、出力軸1824は入力軸18
22よりも遅い速度で、第1から第4までのドライビン
グスピード状態における出力軸1824の回転方向とは
反対の方向に回転する。
【0177】図40は、図4の図表に近似しており、図
39に示す変速機のギア比の各々に関してクラッチ18
50、1852および1854ならびにブレーキ185
6および1858において発生する摩擦損失の相対量を
含む図表である。図40は、変速機のギア比の各々に関
連するとともに、変速機のクラッチ1850、185
2、1854並びにブレーキ1856および1858の
各々に関する摩擦損失のトータルな相対量をも示してい
る。さらに、図表の最下行および右端列には、図39に
示す変速機と図3に示す背景技術である変速機との間の
比較を含んでいる。
39に示す変速機のギア比の各々に関してクラッチ18
50、1852および1854ならびにブレーキ185
6および1858において発生する摩擦損失の相対量を
含む図表である。図40は、変速機のギア比の各々に関
連するとともに、変速機のクラッチ1850、185
2、1854並びにブレーキ1856および1858の
各々に関する摩擦損失のトータルな相対量をも示してい
る。さらに、図表の最下行および右端列には、図39に
示す変速機と図3に示す背景技術である変速機との間の
比較を含んでいる。
【0178】図3の背景技術である変速機と比較して、
図40に示すように、図39の変速機は第1クラッチ1
850における摩擦損失に関し57%の減少、第3クラ
ッチ1854における摩擦損失に関し57%の減少、第
1ドライビングスピード状態において28%の摩擦損失
の減少、第4ドライビングスピード状態において40%
の摩擦損失の減少、後進状態において30%の摩擦損失
の減少および28%の全体的な摩擦損失の減少を有す
る。図39の変速機が車両内に取り付けられた場合に、
摩擦損失の減少はパワー損失の総量を大幅に減じ、車両
の燃費を向上させる。
図40に示すように、図39の変速機は第1クラッチ1
850における摩擦損失に関し57%の減少、第3クラ
ッチ1854における摩擦損失に関し57%の減少、第
1ドライビングスピード状態において28%の摩擦損失
の減少、第4ドライビングスピード状態において40%
の摩擦損失の減少、後進状態において30%の摩擦損失
の減少および28%の全体的な摩擦損失の減少を有す
る。図39の変速機が車両内に取り付けられた場合に、
摩擦損失の減少はパワー損失の総量を大幅に減じ、車両
の燃費を向上させる。
【0179】図39の変速機における減じられた摩擦損
失に対して考えられる理由の一つは、動作していないク
ラッチおよびブレーキが変速機の最も速く回転する構成
要素に近接する位置にないからである。
失に対して考えられる理由の一つは、動作していないク
ラッチおよびブレーキが変速機の最も速く回転する構成
要素に近接する位置にないからである。
【0180】上記の各々の実施形態におけるブレーキお
よびクラッチは、これらが各構成要素のすべりを防止す
るように好ましく配置される。図示したように、ブレー
キは、好ましくは、変速機のケーシングのような変速機
の静的構造物に付着された部分を有し、この結果、当該
ブレーキは、このブレーキが動作された(かみ合わされ
た)場合に、各構成要素の回転運動を防止可能となる。
図面は、上記した実施形態の各々において、ディスクク
ラッチおよびディスクブレーキを概略的に示している
が、あらゆるタイプのクラッチまたはブレーキ構造が本
発明の実施に使用され得る。例えば、ブレーキのうち一
またはそれ以上をバンドブレーキとすることが可能であ
る。
よびクラッチは、これらが各構成要素のすべりを防止す
るように好ましく配置される。図示したように、ブレー
キは、好ましくは、変速機のケーシングのような変速機
の静的構造物に付着された部分を有し、この結果、当該
ブレーキは、このブレーキが動作された(かみ合わされ
た)場合に、各構成要素の回転運動を防止可能となる。
図面は、上記した実施形態の各々において、ディスクク
ラッチおよびディスクブレーキを概略的に示している
が、あらゆるタイプのクラッチまたはブレーキ構造が本
発明の実施に使用され得る。例えば、ブレーキのうち一
またはそれ以上をバンドブレーキとすることが可能であ
る。
【0181】好ましくは、各々の実施形態において、直
接の連結を有する第1ギアセットの要素(第1太陽ギ
ア、第1キャリアおよび第1リングギア)および第2ギ
アセットの要素(第2太陽ギア、第2キャリアおよび第
2リングギア)は、これらの間に置かれるクラッチを欠
く。
接の連結を有する第1ギアセットの要素(第1太陽ギ
ア、第1キャリアおよび第1リングギア)および第2ギ
アセットの要素(第2太陽ギア、第2キャリアおよび第
2リングギア)は、これらの間に置かれるクラッチを欠
く。
【0182】上記各々の実施形態の概略的な図面は、ギ
アセットの要素に直接連結された入力および出力構造を
提供する軸を示しているが、種々のタイプの入力または
出力構造を使用可能である。例えば、一またはそれ以上
のギアをギアセットの入力要素または出力要素に連結も
しくは噛合させることができ、その結果、回転運動のそ
れぞれの入力または出力を提供することができる。
アセットの要素に直接連結された入力および出力構造を
提供する軸を示しているが、種々のタイプの入力または
出力構造を使用可能である。例えば、一またはそれ以上
のギアをギアセットの入力要素または出力要素に連結も
しくは噛合させることができ、その結果、回転運動のそ
れぞれの入力または出力を提供することができる。
【0183】本発明の範囲または精神から離れることな
く、本発明の構造に対して様々な修正および変更をなす
ことが可能なことは、本技術の当業者にとって明らかで
ある。上述の観点から、本発明は、特許請求の範囲およ
びこれに相当するものの範囲内にあるように提供される
本発明の修正および変更を保護するものであることを意
図している。
く、本発明の構造に対して様々な修正および変更をなす
ことが可能なことは、本技術の当業者にとって明らかで
ある。上述の観点から、本発明は、特許請求の範囲およ
びこれに相当するものの範囲内にあるように提供される
本発明の修正および変更を保護するものであることを意
図している。
【0184】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、摩擦損
失を大幅に減じることができ、この結果、本発明に係る
変速機を車両に適用した場合に当該車両の燃費を向上さ
せることができる。また、本発明によれば、比較的に音
が静かで、コンパクトで、製造が簡単な変速機を得るこ
とができる。
失を大幅に減じることができ、この結果、本発明に係る
変速機を車両に適用した場合に当該車両の燃費を向上さ
せることができる。また、本発明によれば、比較的に音
が静かで、コンパクトで、製造が簡単な変速機を得るこ
とができる。
【図1】背景技術としての簡単な単一のピニオン遊星ギ
アセットの概略的な正面図である。
アセットの概略的な正面図である。
【図2】背景技術としての簡単な2重のピニオン遊星ギ
アセットの概略的な正面図である。
アセットの概略的な正面図である。
【図3】背景技術としての4つのドライビングスピード
および後進を有するラビニヨ型の変速機構造の部分的で
概略的な側面図である。
および後進を有するラビニヨ型の変速機構造の部分的で
概略的な側面図である。
【図4】図3の変速機に関する摩擦損失を示す図表であ
る。
る。
【図5】内燃機関、トルクコンバータ、ワンウエイクラ
ッチおよび本発明の変速機の第1の実施形態の部分的で
概略的な側面図である。
ッチおよび本発明の変速機の第1の実施形態の部分的で
概略的な側面図である。
【図6】図5の変速機に関する摩擦損失および摩擦損失
の軽減を示す図表である。
の軽減を示す図表である。
【図7】内燃機関、トルクコンバータ、ワンウエイクラ
ッチおよび本発明の変速機の第2の実施形態の部分的で
概略的な側面図である。
ッチおよび本発明の変速機の第2の実施形態の部分的で
概略的な側面図である。
【図8】図7の変速機に関する摩擦損失および摩擦損失
の軽減を示す図表である。
の軽減を示す図表である。
【図9】内燃機関、トルクコンバータ、ワンウエイクラ
ッチおよび本発明の変速機の第3の実施形態の部分的で
概略的な側面図である。
ッチおよび本発明の変速機の第3の実施形態の部分的で
概略的な側面図である。
【図10】図9の変速機に関する摩擦損失および摩擦損
失の軽減を示す図表である。
失の軽減を示す図表である。
【図11】内燃機関、トルクコンバータ、ワンウエイク
ラッチおよび本発明の変速機の第4の実施形態の部分的
で概略的な側面図である。
ラッチおよび本発明の変速機の第4の実施形態の部分的
で概略的な側面図である。
【図12】図11の変速機に関する摩擦損失および摩擦
損失の軽減を示す図表である。
損失の軽減を示す図表である。
【図13】内燃機関、トルクコンバータ、ワンウエイク
ラッチおよび本発明の変速機の第5の実施形態の部分的
で概略的な側面図である。
ラッチおよび本発明の変速機の第5の実施形態の部分的
で概略的な側面図である。
【図14】図13の変速機に関する摩擦損失および摩擦
損失の軽減を示す図表である。
損失の軽減を示す図表である。
【図15】内燃機関、トルクコンバータ、ワンウエイク
ラッチおよび本発明の変速機の第6の実施形態の部分的
で概略的な側面図である。
ラッチおよび本発明の変速機の第6の実施形態の部分的
で概略的な側面図である。
【図16】図15の変速機に関する摩擦損失および摩擦
損失の軽減を示す図表である。
損失の軽減を示す図表である。
【図17】内燃機関、トルクコンバータ、ワンウエイク
ラッチおよび本発明の変速機の第7の実施形態の部分的
で概略的な側面図である。
ラッチおよび本発明の変速機の第7の実施形態の部分的
で概略的な側面図である。
【図18】図17の変速機に関する摩擦損失および摩擦
損失の軽減を示す図表である。
損失の軽減を示す図表である。
【図19】内燃機関、トルクコンバータ、ワンウエイク
ラッチおよび本発明の変速機の第8の実施形態の部分的
で概略的な側面図である。
ラッチおよび本発明の変速機の第8の実施形態の部分的
で概略的な側面図である。
【図20】図19の変速機に関する摩擦損失および摩擦
損失の軽減を示す図表である。
損失の軽減を示す図表である。
【図21】内燃機関、トルクコンバータ、ワンウエイク
ラッチおよび本発明の変速機の第9の実施形態の部分的
で概略的な側面図である。
ラッチおよび本発明の変速機の第9の実施形態の部分的
で概略的な側面図である。
【図22】図21の変速機に関する摩擦損失および摩擦
損失の軽減を示す図表である。
損失の軽減を示す図表である。
【図23】内燃機関、トルクコンバータ、ワンウエイク
ラッチおよび本発明の変速機の第10の実施形態の部分
的で概略的な側面図である。
ラッチおよび本発明の変速機の第10の実施形態の部分
的で概略的な側面図である。
【図24】図23の変速機に関する摩擦損失および摩擦
損失の軽減を示す図表である。
損失の軽減を示す図表である。
【図25】内燃機関、トルクコンバータ、ワンウエイク
ラッチおよび本発明の変速機の第11の実施形態の部分
的で概略的な側面図である。
ラッチおよび本発明の変速機の第11の実施形態の部分
的で概略的な側面図である。
【図26】図25の変速機に関する摩擦損失および摩擦
損失の軽減を示す図表である。
損失の軽減を示す図表である。
【図27】内燃機関、トルクコンバータ、ワンウエイク
ラッチおよび本発明の変速機の第12の実施形態の部分
的で概略的な側面図である。
ラッチおよび本発明の変速機の第12の実施形態の部分
的で概略的な側面図である。
【図28】図27の変速機に関する摩擦損失および摩擦
損失の軽減を示す図表である。
損失の軽減を示す図表である。
【図29】内燃機関、トルクコンバータ、ワンウエイク
ラッチおよび本発明の変速機の第13の実施形態の部分
的で概略的な側面図である。
ラッチおよび本発明の変速機の第13の実施形態の部分
的で概略的な側面図である。
【図30】図29の変速機に関する摩擦損失および摩擦
損失の軽減を示す図表である。
損失の軽減を示す図表である。
【図31】内燃機関、トルクコンバータ、ワンウエイク
ラッチおよび本発明の変速機の第14の実施形態の部分
的で概略的な側面図である。
ラッチおよび本発明の変速機の第14の実施形態の部分
的で概略的な側面図である。
【図32】図31の変速機に関する摩擦損失および摩擦
損失の軽減を示す図表である。
損失の軽減を示す図表である。
【図33】内燃機関、トルクコンバータ、ワンウエイク
ラッチおよび本発明の変速機の第15の実施形態の部分
的で概略的な側面図である。
ラッチおよび本発明の変速機の第15の実施形態の部分
的で概略的な側面図である。
【図34】図33の変速機に関する摩擦損失および摩擦
損失の軽減を示す図表である。
損失の軽減を示す図表である。
【図35】内燃機関、トルクコンバータ、ワンウエイク
ラッチおよび本発明の変速機の第16の実施形態の部分
的で概略的な側面図である。
ラッチおよび本発明の変速機の第16の実施形態の部分
的で概略的な側面図である。
【図36】図35の変速機に関する摩擦損失および摩擦
損失の軽減を示す図表である。
損失の軽減を示す図表である。
【図37】内燃機関、トルクコンバータ、ワンウエイク
ラッチおよび本発明の変速機の第17の実施形態の部分
的で概略的な側面図である。
ラッチおよび本発明の変速機の第17の実施形態の部分
的で概略的な側面図である。
【図38】図37の変速機に関する摩擦損失および摩擦
損失の軽減を示す図表である。
損失の軽減を示す図表である。
【図39】内燃機関、トルクコンバータ、ワンウエイク
ラッチおよび本発明の変速機の第18の実施形態の部分
的で概略的な側面図である。
ラッチおよび本発明の変速機の第18の実施形態の部分
的で概略的な側面図である。
【図40】図39の変速機に関する摩擦損失および摩擦
損失の軽減を示す図表である。
損失の軽減を示す図表である。
130…第1ギアセット 132…第1太陽ギア 134…第1キャリア 136…第1リングギア 140…第2ギアセット 142…第2太陽ギア 144…第2キャリア 146…第2リングギア 150…第1クラッチ 152…第2クラッチ 154…第3クラッチ 156…第1ブレーキ 158…第2ブレーキ 122…入力軸 124…出力軸 60…トルクコンバータ 62…ワンウエイクラッチ 64…内燃機関
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 1995−48205 (32)優先日 1995年12月11日 (33)優先権主張国 韓国(KR) (31)優先権主張番号 1995−48206 (32)優先日 1995年12月11日 (33)優先権主張国 韓国(KR) (31)優先権主張番号 1995−48213 (32)優先日 1995年12月11日 (33)優先権主張国 韓国(KR)
Claims (12)
- 【請求項1】第1、第2および第3の要素を有する第1
の簡単な遊星ギアセットであって、前記第1の遊星ギア
セットの第1要素は変速機に入力される回転運動を受け
入れる第1の簡単な遊星ギアセット、 第1、第2および第3の要素を有する第2の簡単な遊星
ギアセットであって、前記第2の遊星ギアセットの第1
要素は変速機から回転運動を出力し、前記第2の遊星ギ
アセットの第3要素は前記第1ギアセットの第3要素に
連結されている第2の簡単な遊星ギアセット、 前記第1ギアセットの第2要素を前記第2ギアセットの
第2要素に選択的に連結する第1クラッチ、 前記第1ギアセットの第1要素を前記第2ギアセットの
第2要素に選択的に連結する第2クラッチ、 前記第1ギアセットの第1、第2および第3要素ならび
に前記第2ギアセットの第3要素からなるグループから
選択された2つの要素を選択的に連結する第3クラッ
チ、 前記第2ギアセットの第3要素を選択的に制動する第1
ブレーキ、および、 前記第2ギアセットの第3要素を選択的に制動する第2
ブレーキを有する変速機。 - 【請求項2】前記第1ギアセットの要素は、第1太陽ギ
ア、第1キャリアおよび第1リングギアを含み、 前記第2ギアセットの要素は、第2太陽ギア、第2キャ
リアおよび第2リングギアを含む請求項1に記載の変速
機。 - 【請求項3】前記第1および第2のギアセットは単一の
ピニオン遊星ギアセットであり、 前記第1ギアセットの第1要素は第1太陽ギアであり、 前記第1ギアセットの第2要素は第1キャリアであり、 前記第1ギアセットの第3要素は第1リングギアであ
り、 前記第2ギアセットの第1要素は第2リングギアであ
り、 前記第2ギアセットの第2要素は第2キャリアであり、 前記第2ギアセットの第3要素は第2太陽ギアである請
求項2に記載の変速機。 - 【請求項4】前記第1ギアセットは単一のピニオン遊星
ギアセットであり、前記第2のギアセットは2重のピニ
オン遊星ギアセットであり、 前記第1ギアセットの第1要素は第1太陽ギアであり、 前記第1ギアセットの第2要素は第1キャリアであり、 前記第1ギアセットの第3要素は第1リングギアであ
り、 前記第2ギアセットの第1要素は第2キャリアであり、 前記第2ギアセットの第2要素は第2リングギアであ
り、 前記第2ギアセットの第3要素は第2太陽ギアである請
求項2に記載の変速機。 - 【請求項5】前記第1ギアセットは2重のピニオン遊星
ギアセットであり、前記第2のギアセットは単一のピニ
オン遊星ギアセットであり、 前記第1ギアセットの第1要素は第1太陽ギアであり、 前記第1ギアセットの第2要素は第1リングギアであ
り、 前記第1ギアセットの第3要素は第1キャリアであり、 前記第2ギアセットの第1要素は第2リングギアであ
り、 前記第2ギアセットの第2要素は第2キャリアであり、 前記第2ギアセットの第3要素は第2太陽ギアである請
求項2に記載の変速機。 - 【請求項6】前記第1および第2のギアセットは2重の
ピニオン遊星ギアセットであり、 前記第1ギアセットの第1要素は第1太陽ギアであり、 前記第1ギアセットの第2要素は第1リングギアであ
り、 前記第1ギアセットの第3要素は第1キャリアであり、 前記第2ギアセットの第1要素は第2キャリアであり、 前記第2ギアセットの第2要素は第2リングギアであ
り、 前記第2ギアセットの第3要素は第2太陽ギアである請
求項2に記載の変速機。 - 【請求項7】前記第1ギアセットは2重のピニオン遊星
ギアセットであり、前記第2ギアセットは単一のピニオ
ン遊星ギアセットであり、 前記第1ギアセットの第1要素は第1キャリアであり、 前記第1ギアセットの第2要素は第1リングギアであ
り、 前記第1ギアセットの第3要素は第1太陽ギアであり、 前記第2ギアセットの第1要素は第2リングギアであ
り、 前記第2ギアセットの第2要素は第2キャリアであり、 前記第2ギアセットの第3要素は第2太陽ギアである請
求項2に記載の変速機。 - 【請求項8】前記第1および第2のギアセットは2重の
ピニオン遊星ギアセットであり、 前記第1ギアセットの第1要素は第1キャリアであり、 前記第1ギアセットの第2要素は第1リングギアであ
り、 前記第1ギアセットの第3要素は第1太陽ギアであり、 前記第2ギアセットの第1要素は第2キャリアであり、 前記第2ギアセットの第2要素は第2リングギアであ
り、 前記第2ギアセットの第3要素は第2太陽ギアである請
求項2に記載の変速機。 - 【請求項9】前記第3クラッチは、前記第1ギアセット
の第1要素を前記第1ギアセットの第2要素に選択的に
連結する請求項1〜8のいずれかに記載の変速機。 - 【請求項10】前記第3クラッチは、前記第1ギアセッ
トの第1要素を前記第1ギアセットの第3要素に選択的
に連結する請求項1〜8のいずれかに記載の変速機。 - 【請求項11】前記第3クラッチは、前記第1ギアセッ
トの第1要素を前記第2ギアセットの第3要素に選択的
に連結する請求項1〜8のいずれかに記載の変速機。 - 【請求項12】前記第3クラッチは、前記第1ギアセッ
トの第2要素を前記第1ギアセットの第3要素に選択的
に連結する請求項1〜8のいずれかに記載の変速機。
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|---|---|---|---|
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| KR1019950043367A KR100302753B1 (ko) | 1995-11-23 | 1995-11-23 | 차량용자동변속기의파워트레인 |
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| KR1995-48204 | 1995-12-11 | ||
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| KR1019950048213A KR100244940B1 (ko) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | 4속 자동 변속기 |
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| KR1995-48205 | 1995-12-11 | ||
| KR1019950048206A KR100244750B1 (ko) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | 4속 자동 변속기 |
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| KR1019950048204A KR100244748B1 (ko) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | 4속 자동 변속기 |
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US20260029040A1 (en) * | 2024-07-23 | 2026-01-29 | Means Industries, Inc. | Power Transmission System |
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| DE69609292D1 (de) | 2000-08-17 |
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