JPH09274017A - 金属体の探傷方法および装置 - Google Patents
金属体の探傷方法および装置Info
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- JPH09274017A JPH09274017A JP8083508A JP8350896A JPH09274017A JP H09274017 A JPH09274017 A JP H09274017A JP 8083508 A JP8083508 A JP 8083508A JP 8350896 A JP8350896 A JP 8350896A JP H09274017 A JPH09274017 A JP H09274017A
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Abstract
た微小な欠陥の検出を可能にする。 【解決手段】 鋼板11を挟んで、2つの渦流センサ1
2a、12bが設けられている。2つの渦流センサは、
励磁用交流電源20a、20bにより励磁されている。
それぞれの渦流センサからの検出信号は、位相検波器1
6a、16bで位相検波され、バンドパスフィルタ17
a、17bを介して渦流探傷信号となる。2つの渦流探
傷信号は乗算器18で乗算されることによりS/N比の
改善が図られる。判定回路19は、S/N比の改善され
た信号に基づいて、欠陥の有無及び等級を判定する。
Description
属体表面に存在する介在物等の微小な欠陥を、渦流探傷
法により検出する方法および装置に関するものである。
あると強度等その品質に問題が生じる可能性があるた
め、品質管理上あるいは品質保証上、X線透過法、超音
波探傷法など様々な非破壊的な検査が行われている。た
とえば、鋼管溶接部の割れなどの検出には、X線透過
法、超音波探傷法が用いられている。一方、表面近傍の
欠陥や薄い帯状材料に関しては、特にオンラインでは、
電磁気的な方法、すなわち漏洩磁束探傷法や渦流探傷法
がよく用いられる。
特開平5ー164745号公報には、鋼板などの表面に
存在する孔食などを差分型プローブを用いた渦流探傷法
により探傷する方法が提案されている。これは、図5に
示すようなE型のコアを用い、真中の磁極23bに巻い
たコイル24bを励磁用に、そして、両端の磁極23
a,23cに巻いたコイル24a,24cを差分での検
出用に使用したセンサを使っている。差分信号を取るこ
とができるため、欠陥が小さい場合などにおいても、欠
陥による渦流信号の微小な変化を、単純な渦流探傷法に
比べ精度良く検出することができる。
は、鋼管などの探傷において、欠陥信号を雑音信号に比
べ優先的に通すフィルタの出力から、雑音信号を欠陥信
号に比べ優先的に通すフィルタの出力を引くことで、寸
法変動による雑音信号を低減し、S/Nを向上させる方
法が示されている。
つの方法を含め、従来の技術においては、検出すべき内
部や表面の欠陥がかなり小さい場合や、厚い金属体の内
部欠陥を検出する場合には、欠陥信号が弱くなり、相対
的にS/Nが劣化して欠陥が検出しにくくなる。また、
特開平5ー249085号公報に記載される方法では、
欠陥信号と雑音信号の周波数成分が似ている場合には、
充分なS/Nを確保することが難しい。
地合ノイズが問題になることが多い。地合ノイズは、渦
流法の測定条件を最適化することで、小さくすることは
できるが、欠陥信号が小さくなってくるにつれて地合ノ
イズと欠陥信号は区別しにくくなり、欠陥検出が困難に
なってくる。たとえば、製缶用極薄鋼板などで問題とな
る介在物などの異物の場合では、上記の従来技術によっ
ても充分な検出能が得られないことがある。
になされたもので、従来の渦流探傷法では十分に検出で
きなかった微小な欠陥の検出ができるようにすることを
目的とする。
複数の周波数の励磁信号により局部的に磁場を印加し金
属体に渦電流を発生させ、その渦電流が金属体中の欠陥
により乱れることにより生ずる磁場を磁気センサで検出
して渦流検出信号を得て、これを前記のそれぞれの周波
数で位相検波し、渦流探傷信号を得る渦流探傷法におい
て、複数のお互いに異なる測定条件により得られた複数
の渦流探傷信号の実質的に同一の検査部位から得られた
信号同士に対し、当該複数の信号の内少なくとも二つの
信号中に共通して存在する欠陥信号をノイズ信号に対し
て相対的に強調するような演算を含む信号処理を行って
得られる複合探傷信号を用いて、欠陥を検出することを
特徴とする金属体の探傷方法により解決される。
体で作られE型を成す3個の磁極の列が金属体と磁極の
相対移動方向に沿うように配置されたE型コアおよびE
型コアの3個の磁極にそれぞれ巻いた3個のコイルとか
ら成るE型磁気センサと、(b) その3個のコイルの内の
両端のコイルに交流の励磁信号を印加するための一つま
たは複数の周波数の励磁信号発生装置と、(c) 中央のコ
イルから検出信号を取り出し、それぞれの周波数を用い
て一つまたは複数の位相に対して位相検波して渦流探傷
信号を得るための複数の位相検波器と、(d) 前記複数の
渦流探傷信号同士に対し、当該複数の信号の内少なくと
も二つの信号中に共通して存在する欠陥信号をノイズ信
号に対して相対的に強調するような演算を含む信号処理
を行って総合探傷信号を出力する演算器と、(e) 一つま
たは複数の総合探傷信号から磁性金属体の欠陥の有無ま
たは欠陥の等級を判断するための判定回路と、を有して
なる金属体探傷装置により、実施することができる。
波形中に共通して存在する欠陥信号をノイズ信号に対し
て相対的に強調するような演算を含む信号処理を行って
いるので、S/N比が向上し、微小欠陥を精度良く検出
することができる。
て一般的に考えられる条件を指しており、項目として
は、たとえば、励磁周波数、位相検波時の位相、フィル
ター、金属帯の場合の測定面、センサと対象との距離、
飽和磁化の仕方(磁化力、磁化方向など)、センサの種
類などが考えられる。測定条件を変更するということ
は、その項目のうち、少なくとも1つ以上を変更するこ
とを意味する。複数の渦流探傷信号を得るために、たと
えば測定する面という測定条件を変える場合には、複数
のセンサシステムが必要になるが、位相やフィルターな
どだけを変更するときには、必ずしも複数のセンサシス
テムが必要ではない。センサ以降の信号処理回路を複数
用意することで、複数の渦流探傷信号を得ることができ
る。
る複数の位相検波により得られた信号を使用することが
できる。欠陥信号とノイズの関係は検波される位相によ
って異なってくるので、異なった位相を基準として検波
された信号同士を演算することにより、欠陥信号成分を
ノイズ成分に対して相対的に高めることができる。
体の同一場所の表裏面から得られた信号を使用すること
ができる。欠陥信号成分は表裏面で同じように得られる
のに対し、ノイズ成分は被検査金属体の表面性状等の影
響を受けるので表裏面で異なった信号となる。よって、
表裏面の信号同士を演算することにより、欠陥信号成分
をノイズ成分に対して相対的に高めることができる。
数が互いに異なる複数のフィルタをそれぞれ通して得ら
れたものを使用することができる。即ち、図3に示すよ
うに、第1のバンドパスフィルターを欠陥周波数を含む
低めの周波数帯域とし、第2のバンドパスフィルターを
欠陥周波数を含む高めの周波数帯域とすると、欠陥信号
は両者で共通であるが、ノイズ成分は、両者の周波数帯
域が異なることから、必ずしも同じ位置に現れるとは限
らない。よって、これらのバンドパスフィルタをそれぞ
れ通過した信号同士を演算することにより、欠陥信号成
分をノイズ成分に対して相対的に高めることができる。
それぞれの出力を周波数帯域の異なるフィルタに通して
も良いし、一つのセンサのみを用い、センサからの出力
を分岐して、周波数帯域の異なるフィルタを通してもよ
い。
属体探傷面との距離(リフトオフ)が相互に異なる複数
のセンサから得られたものを用いることができる。リフ
トオフが変わると、図4に示すように、センサが検出す
る金属体上のカバー範囲が変化することから、検出対象
となるノイズ源が変化して、その結果センサが検出する
ノイズが異なったものとなる。そのため、リフトオフが
変わった場合、欠陥信号は同じように検出されるのに対
し、ノイズの方は異なったものとなる。よって、リフト
オフの異なるセンサから得られた信号同士の演算によ
り、欠陥信号成分をノイズ成分に対して相対的に高める
ことができる。
に異なる複数のセンサから得られたものを使用すること
ができる。センサの種類によって、カバー範囲が異なっ
たり、あるいは、E型コアを用いたセンサの様に差分機
能があるものと一般のセンサのように差分機能の無いも
のという点で異なったりする。いずれのセンサも欠陥信
号を検出するように設計されているが、ノイズ信号はこ
れらの種類の違いに起因して異なっている。よって、種
類が相互に異なる複数のセンサから得られた信号同士を
演算することにより、欠陥信号成分をノイズ成分に対し
て相対的に高めることができる。
る励磁周波数による励磁により発生した渦流信号から得
れたものを使用することができる。励磁周波数が異なれ
ば、表皮効果が異なるのでノイズ成分が異なってくる。
よってこれらの信号同士を演算することにより、欠陥信
号成分をノイズ成分に対して相対的に高めることができ
る。
らの信号が得られ、ノイズに関しては、それぞれの測定
条件で出方が相互に異なるものであれば、演算の対象と
なる信号として使用することができる。
件により得られた複数の渦流探傷信号の実質的に同一の
検査部位から得られた信号同士に対し、当該複数の信号
の内少なくとも二つの信号中に共通して存在する欠陥信
号をノイズ信号に対して相対的に強調するような演算を
含む信号処理を行って得られる複合探傷信号を用いて、
欠陥を検出する。
式で一般的に表すと(1)式のようになる。
件(測定条件1)で得られた位置xにおける渦流探傷信
号値、E2(x) は、別の測定条件(測定条件2)で得ら
れた位置xにおける渦流探傷信号値を示し、*は演算子
(たとえば、乗算、自乗和、E1(x) 、E2(x) 両者の
絶対値をとった後の足し算、E1(x) 、E2(x) 両者の
絶対値をとった後の小さい方をとる演算子など)を示
す。A(x)は位置xにおける演算の結果である。
えその大きさが違ったとしても、複数の異なる測定条件
全てにおいて検出でき、同じ位置にその変化が現れるよ
うに、そしてノイズが位置的にそれぞれ異なった出方
をするように、測定条件を選択すれば、その欠陥信号と
ノイズの性質の差を利用したS/N比の向上が可能であ
る。一方の渦流探傷信号で地合ノイズが大きい位置で
は、もう一方の渦流探傷信号では地合ノイズが小さいた
め、たとえば両者の同一の検査部位からの信号値同士の
乗算によって、両信号で共通に現れる欠陥信号に比べ、
ノイズ部が相対的に弱められるのである。自乗和、E1
(x) 、E2(x) 両者の絶対値をとった後の足し算に関し
ても、同様の効果が期待できる。両者の絶対値のうち小
さい方を取る演算では、欠陥部では両渦流探傷信号とも
大きな値をとるため、小さい方を取るという演算の結果
もさほど小さくならないのに対し、ノイズ部はどちらか
一方が小さくなること場合があり、小さい方を取ること
で、演算結果はかなり小さくなる可能性がある。そのた
め、相対的には欠陥部がノイズ部に比べ、強調される。
欠陥信号が強められ、一方両者で必ずしも同じ位置に、
あるいは同じ波形として現れないノイズが相対的に弱め
られる演算であればよい。これは、ノイズや欠陥信号の
性質に応じて、また、装置化する上での制約などに応じ
て、選択することが可能である。
演算を例に取り説明したが、2種類に限る必要はない。
多くの測定条件の異なる信号を使用することで、欠陥信
号は強調され、ノイズは相対的に強調の程度が少なくな
るという効果が増すことが期待できる。たとえば、E1
(x) 、E2(x) 、E3(x) 、E4(x) を、それぞれ異な
る条件でとった渦流探傷信号データとすると、以下の
(2)式に示すB(x)を、欠陥の有無の判定に使用でき
る。 B(x) =abs [E1(x) ×E2(x) ×E3(x)]+abs[E4(x)] …… (2) ここで、abs[Y] はYの絶対値をとる関数である。
陥の有無の判定に使用する場合について述べているが、
これは一つに限らず、2つ以上を使うことも可能であ
る。たとえば、上記A(x) とB(x) それぞれの判定結果
を組み合わせて最終的な判定をくだすことも可能であ
る。また、従来の渦流探傷信号単体での判定をも加える
ことができる。このような場合、判定回路は、単にある
一つの信号に対してだけではなく、複数の信号につい
て、それぞれの閾値を越えているかどうかを調べ、さら
に、その結果を組み合わせて、欠陥の有無、等級に関す
る最終的な判定を行うことになる。
は、S/Nが悪く検出できないような微小な欠陥の検出
が可能になる。
る。図1は、本発明にかかる装置の例を示す図である。
図1において、11は鋼板、12a、12bはE型セン
サ、13a,13b,13cはE型センサの足(磁
極)、14a,14b,14cはE型センサの足に巻か
れたコイル、15は直流磁化装置、16a、16bは位
相検波器、17a、17bはバンドパスフィルタ、18
は演算器である乗算器、19は判定回路、20a、20
bは励磁用電源である。鋼板11を挟んで、一方の側に
E型センサ12aを、もう一方の側に直流磁化装置15
ともう一つのE型センサ12bを配置する。この直流磁
化装置15により、鋼板11の被検査部位は飽和域まで
磁化される。
例に取り説明する。鋼板11は、E型センサ12b,磁
化器15とE型センサ12aの間を移動するが、その移
動方向に沿ってセンサコアの3本の足13a,13b,
13cが並んでいる。その3本のうち、E型センサの中
心の足13bに巻いてあるコイル14bは、磁気検出部
として使用されており、そのコイルに鎖交する磁束の時
間微分値が計測される。コアがE型であるという構造上
の特徴から、そのコイルに鎖交する磁束は、一方の端部
の足13aと真中の足13bを含む磁気的なループを通
る磁束と、もう一方の端部の足13cと真中の足13b
を含む磁気的なループを通る磁束との差分となる。その
ため、両ループに共通のノイズ成分などはキャンセルさ
れ、両ループで共通でない欠陥信号成分が選択的に検出
されることになる。コアの両端の足13aと13cそれ
ぞれに巻かれたコイル14aと14cは励磁用コイルと
して使用される。励磁用電源20aは、100KHzの
交流電流を14aと14cに流している。励磁用コイル
14cにより発生する磁束が励磁用コイル14aに戻っ
てくる向きに両コイルは巻かれて、電源と接続されてい
る。なお、励磁用コイル14aと14cの励磁用電源2
0aに接続されていないもう一方の端子は、簡単のため
図示しないが、接地されている。励磁用コイルによる交
流磁束により渦電流が鋼板中に発生する。欠陥などが鋼
板に存在し、渦電流が、欠陥がない場合と異なる流れ方
をするようになると、渦電流によって発生する磁場も変
化する。その磁場の変化を、コイル14bで検出する。
E型センサ12bの作用もE型センサ12aと同様であ
る。検出された信号は、励磁信号を参照信号として使用
して、位相検波を行う。その後、適当なバンドパスフィ
ルタ17a、17bを通すことで、渦流探傷信号を得る
ことができる。
うに両側に配置した2つのセンサにより得られた2つの
渦流探傷信号の同じ検査位置からの信号同士の乗算を使
用した例について述べる。鋼板中深さ方向の感度は、表
皮効果によりセンサのある面の側近くでは相対的に高
く、反対側の面に近づくに連れて相対的に低くなる。そ
のため、センサ12aとセンサ12bでは、欠陥信号や
ノイズ源の深さ方向の位置によって、信号の出方が異な
ることになる。たとえば、表面近傍にあるノイズ源は、
一方のセンサでは強く検出されるが、もう一つのセンサ
では、それに比べて小さく検出されることになる。
軸にバンドパスフィルタ等の処理後のE型センサ12a
による渦流探傷信号Ea(x) 、E型センサ12bによる
渦流探傷信号Eb(x) 、及びこれらの積の信号を示した
ものである。渦流探傷信号Ea(x) においては、欠陥部
で信号が大きくなっているだけでなく、検査体に起因す
る地合ノイズが大きく出ているため、S/N比は1.4 程
度である。渦流探傷信号Eb(x) においても、Ea(x)
と同じ位置に欠陥信号が出ているが、検査体に起因する
地合ノイズがあるため、S/N比はやはり1.6 程度であ
る。ここで同じ位置からの信号値毎に乗算を行う。演算
結果A(x) を式で表すと、 A(x) =Ea(x) ×Eb(x) …… (3) という演算を行うことになる。
め、欠陥信号は、両信号で現れ、その位置がほぼ同じで
あるため、乗算をすることで、演算後の信号A(x) の欠
陥対応部は大きくなる。一方、地合ノイズは、両センサ
での深さ方向の感度分布の違い等に起因して、必ずしも
同じ位置で大きくなるとは限らない。たとえば、表面近
傍のノイズ源によるノイズは、一方のセンサでは検出さ
れるが、もう一方のセンサではあまり検出されない。ま
た、両者で同じような位置にノイズが出現する場合で
も、信号の変化の仕方が異なり、ピークの位置同士がず
れてしまっている。その場合、両者の乗算をしても、演
算後の信号A(x) のノイズ対応部は、欠陥信号部同士の
場合に比べると、一般に大きくならない。つまり、欠陥
信号部は、地合ノイズ部に比べ強調されるので、演算結
果A(x) を使うことで欠陥の有無を判定することが容易
になり、欠陥検出能が上がる。この例では、S/N比は
4.4 に向上している。
S/N比の良い信号を用いて、信号値とあらかじめ決め
られた閾値を比べることで、欠陥の有無の判定、欠陥等
級の判定を行う。
なる複数の渦流探傷信号の実質的に同一の検査部位から
得られた信号波形同士を演算して得られる複合探傷信号
を用いて、欠陥の有無や有害度を判定することで、従来
の方法ではS/N比が十分取れず、検出しにくかった欠
陥を検出することができる。
る。
図である。
タの帯域の関係を示す図である。
範囲を示す図である。
Claims (11)
- 【請求項1】 一つまたは複数の周波数の励磁信号によ
り局部的に磁場を印加して金属体に渦電流を発生させ、
その渦電流が金属体中の欠陥により乱れることにより生
ずる磁場を磁気センサで検出して渦流検出信号を得て、
これを前記のそれぞれの周波数で位相検波して渦流探傷
信号を得る渦流探傷法において、複数のお互いに異なる
測定条件により得られた複数の渦流探傷信号の実質的に
同一の検査部位から得られた信号同士に対し、当該複数
の信号の内少なくとも二つの信号中に共通して存在する
欠陥信号をノイズ信号に対して相対的に強調するような
演算を含む信号処理を行って得られる複合探傷信号を用
いて、欠陥を検出することを特徴とする金属体の探傷方
法。 - 【請求項2】 前記少なくとも二つの信号が、位相の異
なる複数の位相検波により得られた信号であることを特
徴とする請求項1に記載の金属体の探傷方法。 - 【請求項3】 前記少なくとも二つの信号が、被検査金
属体の同一場所の表裏面から得られた信号であることを
特徴とする請求項1又は請求項2に記載の金属体の探傷
方法。 - 【請求項4】 前記少なくとも二つの信号が、フィルタ
定数が互いに異なる複数のフィルタをそれぞれ通して得
られたものであることを特徴とする請求項1ないし請求
項3のいずれか1項に記載の金属体の探傷方法。 - 【請求項5】 前記少なくとも二つの信号が、センサと
金属体探傷面との距離が相互に異なる複数のセンサから
得られたものであることを特徴とする請求項1ないし請
求項4のいずれか1項に記載の金属体の探傷方法。 - 【請求項6】 前記少なくとも二つの信号が、種類が相
互に異なる複数のセンサから得られたものであることを
特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記
載の金属体の探傷方法。 - 【請求項7】 前記少なくとも二つの信号が、互いに異
なる励磁周波数による励磁により発生した渦流検出信号
から得られたものであることを特徴とする請求項1ない
し請求項6のいずれか1項に記載の金属体の探傷方法。 - 【請求項8】 信号波形中に共通して存在する欠陥信号
をノイズ信号に対して相対的に強調するような演算が、
乗算であることを特徴とする請求項1ないし請求項7の
いずれか1項に記載の金属体の探傷方法。 - 【請求項9】 (a) E型形状の強磁性体で作られE型を
成す3個の磁極の列が金属体と磁極の相対移動方向に沿
うように配置されたE型コア、およびE型コアの3個の
磁極にそれぞれ巻いた3個のコイルとから成るE型磁気
センサと、(b) その3個のコイルの内の両端のコイルに
交流の励磁信号を印加するための一つまたは複数の周波
数の励磁信号発生装置と、(c) 中央のコイルから検出信
号を取り出し、それぞれの周波数を用いて一つまたは複
数の位相に対して位相検波して渦流探傷信号を得るため
の複数の位相検波器と、(d) 前記複数の渦流探傷信号同
士に対し、当該複数の信号の内少なくとも二つの信号中
に共通して存在する欠陥信号をノイズ信号に対して相対
的に強調するような演算を含む信号処理を行って総合探
傷信号を出力する演算器と、(e) 一つまたは複数の総合
探傷信号から金属体の欠陥の有無または欠陥の等級を判
断するための判定回路と、を有してなる金属体探傷装
置。 - 【請求項10】 E型磁気センサが、被検査金属体の同
一箇所を挟むように両側に配置されてなり、演算器が、
一方の側の渦流探傷信号とそれに対応する他方の側の渦
流探傷信号とに共通して存在する欠陥信号をノイズ信号
に対して相対的に強調するような演算を含む信号処理を
行って総合探傷信号を出力するものである請求項9に記
載の金属体探傷装置。 - 【請求項11】 演算器が、入力信号同士の乗算を行う
ものである請求項9又は請求項10に記載の金属体探傷
装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP08350896A JP3309702B2 (ja) | 1996-04-05 | 1996-04-05 | 金属体の探傷方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP08350896A JP3309702B2 (ja) | 1996-04-05 | 1996-04-05 | 金属体の探傷方法および装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09274017A true JPH09274017A (ja) | 1997-10-21 |
| JP3309702B2 JP3309702B2 (ja) | 2002-07-29 |
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ID=13804436
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| JP08350896A Expired - Fee Related JP3309702B2 (ja) | 1996-04-05 | 1996-04-05 | 金属体の探傷方法および装置 |
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| JP (1) | JP3309702B2 (ja) |
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1996
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