JPH0927406A - 抵抗基板およびその製造方法 - Google Patents
抵抗基板およびその製造方法Info
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Abstract
板を提供する。 【構成】 アウトサート成形によって合成樹脂製の基台
1と金属製の端子3とを一体化し、このアウトサート成
形時に、基台1の片面に馬蹄形の凸部1cと該凸部1c
の周囲に位置する凹部1a,1dとを形成すると共に、
端子3の上面を凸部1cの平坦面に表出させ、しかる
後、ローラ転写方式によって、凸部1cの平坦面と端子
3の上面全域に抵抗膜5を印刷形成した。
Description
る抵抗基板とその製造方法に関する。
構成され、摺動子の移動方向によって回転形とスライド
形とに大別されるが、いずれの形式の可変抵抗器も、抵
抗基板上に形成された抵抗膜と摺動子との接触位置に応
じて抵抗値が調整されるようになっている。
板としては、従来より、合成樹脂やセラミック等の絶縁
材料からなる基台の表面にスクリーン印刷によって所定
形状の抵抗膜を形成し、この抵抗膜の両端に端子を接続
したものが知られている。例えば回転形可変抵抗器に用
いられる抵抗基板の場合は、外形形状が角形の基台に対
してスクリーン(マスク部材)を位置合わせした状態
で、このマスク部材を通して抵抗インクを印刷した後、
これを乾燥・焼成することにより、基台の表面に馬蹄形
の抵抗膜を形成していた。
た従来の抵抗基板では、抵抗膜を基台の表面にスクリー
ン印刷する際に、基台とマスク部材との相対位置を厳密
に管理することが困難であるため、抵抗膜が基台上の所
定位置に対して微妙に印刷ズレするという問題があっ
た。特に、一度のスクリーン印刷で多数の抵抗基板に抵
抗膜を形成する多数個取りの場合は、マスク部材の基準
位置に対して印刷個所が遠ざかるにつれて位置ズレ誤差
が累積されるため、上記した抵抗膜の印刷ズレという問
題が顕著となる。なお、このように抵抗基板に抵抗膜の
印刷ズレが生じると、この抵抗基板を用いた可変抵抗器
において、摺動子の移動量に対する抵抗値の変化がばら
つき、所望の特性が得られなくなる。
みてなされたもので、その目的は、製造が簡単で抵抗膜
の印刷ズレのない抵抗基板を提供することにある。
に、本発明の抵抗基板は、絶縁材料からなる基台の片面
に凹部によって区画された凸部を形成し、この凸部の表
面を平坦面となすと共に、この平坦面の全域に抵抗膜を
印刷形成し、前記基台に前記抵抗膜に接続する端子を一
体化したことを特徴としている。この構成において、前
記基台の外形形状を角形となすと共に、前記凸部の平面
形状を馬蹄形となし、この凸部の内側と外側のそれぞれ
に前記凹部を形成した。また、アウトサート成形によっ
て前記端子を前記基台に一体化し、この端子の上面を前
記凸部の平坦面に表出させた。
の抵抗基板の製造方法は、アウトサート成形によって合
成樹脂製の基台と金属製の端子とを一体化し、このアウ
トサート成形時に、前記基台に表面を平坦面とした凸部
と該凸部の周囲に位置する凹部とを形成すると共に、前
記端子の一部を前記凸部の平坦面に表出させ、しかる
後、前記凸部の平坦面と該平坦面に表出する前記端子と
を含む全域に抵抗膜を印刷形成したことを特徴としてい
る。この構成において、前記端子をフープ状の金属板に
一体形成し、前記抵抗膜を印刷形成した後に、前記端子
を前記金属板から切り離すようにした。
を形成しておき、この基台の片面に転写ローラやパッド
転写等の手法で抵抗膜を印刷すると、抵抗膜は凸部の平
坦面全域に形成され、凹部には形成されない。ここで、
凸部と凹部は基台に予め形成されたものであるから、基
台に対する凸部の位置は高精度に維持され、凸部の平坦
面に形成された抵抗膜の印刷ズレはなくなる。しかも、
抵抗膜の形成領域は凸部の形状によって決定されるた
め、抵抗膜を印刷した後に抵抗膜の一部を切除するとい
う二次加工も不要となり、抵抗膜にクラック等が発生す
ることを防止できる。
台に一体化し、この端子の上面を凸部の平坦面に表出さ
せると、凸部の平坦面に抵抗膜を印刷する際に、抵抗膜
の端部が端子の上面にも形成されるため、抵抗膜は端子
に簡単かつ確実に接続される。その際、端子をフープ状
の金属板に一体形成し、抵抗膜を印刷形成した後に端子
を金属板から切り離すようにすると、多数の基台をフー
プ化した状態で抵抗膜を印刷することができ、量産性が
高められる。
る。図1は本発明の一実施例に係る回転形可変抵抗器の
平面図、図2は該可変抵抗器の側面図、図3は該可変抵
抗器の背面図、図4は図1のA−A線に沿う断面図、図
5は該可変抵抗器の分解斜視図である。
回転形可変抵抗器は、外形形状が角形をなす抵抗基板1
0と、この抵抗基板10上に回転可能に配設された金属
製の摺動子2とで構成されている。前記抵抗基板10は
絶縁性合成樹脂材からなる基台1を有し、この基台1の
表面中央には平面視略円形の凹部1aが設けられてお
り、この凹部1aの一部は基台1の一側面に達してい
る。また、前記基台1の隣接する2隅には別の凹部1d
が設けられており、これら凹部1dと前記凹部1aとに
よって平面視略馬蹄形の凸部1cが区画されている。こ
の凸部1cの表面は平坦面となっており、該凸部1cの
内周面には内方へ若干突出する一対のストッパ1bが形
成されている。前記基台1の裏面には一対の端子3と1
つの中間端子4が配設されており、これら端子3と中間
端子4は後述するアウトサート成形によって基台1に一
体化されている。各端子3はコの字状に折り曲げられて
おり、その上面は前記凸部1cの平坦面に表出してい
る。各端子3の上面と凸部1cの平坦面はほぼ同一平面
内にあり、これら端子3の上面を含む凸部1cの平坦面
全域に抵抗膜5が印刷形成されている。また、前記中間
端子4には鳩目部材6が一体形成されており、この鳩目
部材6は前記凹部1a内の中央に位置している。
の上面板2aの外縁部から裏面側に折り畳まれた接片7
と、上面板2aの中央から下方へ延出する筒状部8とを
有し、これらは1枚の金属平板をプレス加工することに
よって形成されている。前記筒状部8の底面には透孔8
aが形成されており、前記鳩目部材6をこの透孔8aに
挿入してかしめることにより、摺動子2は前記基台1上
に回転可能に支持され、接片7が前記抵抗膜5上に弾接
するようになっている。前記筒状部8の上部には両側に
破断面を有する4つの調整用溝8bが形成されており、
また、筒状部8の上部から下部にかけて同じく両側に破
断面を有する張出し部8cが形成されており、この張出
し部8cの内側に形成される溝は前記調整用溝8bの1
つに連続している。すなわち、各調整用溝8bのうち、
3つの調整用溝8bは上面板2aの内周縁と筒状部8の
周面とに繋がれているが、残りの調整用溝8bは上面板
2aの内周縁と張出し部8cの上端とに繋がれている。
前記調整用溝8bは90度の等間隔を保って十字状に配
置されており、摺動子2の回転操作時に、これら調整用
溝8bにドライバー等の調整用治具9を係合するように
なっている。また、前記張出し部8cの下部は前記基台
1の凹部1a内に位置しており、摺動子2の回転操作時
に、張出し部8cの破断面が凹部1a内に形成されたス
トッパ1bと当接することにより、摺動子2の回転角度
が所定範囲内に規制されるようになっている。
は、図示省略したプリント基板のはんだランドに両端子
3と中間端子4とをはんだ付けすることにより、該プリ
ント基板上に面実装される。その結果、例えば両端子3
間に所定の電圧を印加し、鳩目部材6を介して摺動子2
に接続された中間端子4から中間電圧を取り出すと、接
片7と抵抗膜5との摺接位置に応じた抵抗値の変化を出
力することができる。また、抵抗値を微調整する場合
は、調整用治具9の先端を調整用溝8bに係合させて回
転操作すると、摺動子2が鳩目部材6を中心として回転
するため、接片7が抵抗膜5上を摺接して抵抗値が変化
する。その際、摺動子2に設けられた筒状部8の下部は
基台1の凹部1a内を回動するが、この筒状部8の周面
に突出形成された張出し部8cの破断面が一対のストッ
パ1bのいずれかに当接すると、摺動子2をそれ以上回
転することはできず、摺動子2の回転角度が所定の角度
範囲内規制される。
図6〜図10に基づいて説明する。ここで、図6〜図9
は端子のブランク材から抵抗膜の印刷行程までを説明す
るもので、各図の(a)は平面図を、(b)は側面図を
示しており、図10は抵抗膜の印刷工程を示す概念図で
ある。
板11をプレス装置に供給し、端子3や中間端子4等の
外形形状をブランク加工すると共に、鳩目部材6を絞り
加工する。次いで、図7に示すように、端子3と中間端
子4を所定形状にフォーミングした後、この金属板11
を成形装置に供給し、図8に示すように、端子3と中間
端子4に対して溶融樹脂を射出して基台1をアウトサー
ト成形する。その際、前述したように、基台1の上面に
各凹部1a,凹部1dと凸部1cが形成されると共に、
端子3の上面が凸部1cの平坦面とほぼ同一面に表出さ
れる。次いで、図9に示すように、端子3の上面を含む
凸部1cの平坦面全域に抵抗インクを印刷し、この抵抗
インクを乾燥・焼成して馬蹄形の抵抗膜5を形成する。
最後に、端子3を金属板11から切離し、端子3と中間
端子4を所定形状に折り曲げた後に、基台1と金属板1
1を繋ぐ橋絡部11aを切断することにより、前述の如
く構成された抵抗基板10が得られる。
の印刷方法として転写ローラ、パッド転写、スクリーン
印刷、スプレー等の種々の方式を用いることが可能であ
るが、以下、転写ローラ方式を用いた場合について説明
する。この場合、図10に示すように、基台1が成形さ
れた金属板11を塗布ローラ12と送りローラ13間、
および焼成炉14に順次フープ供給し、まず、ローラ1
2,13を回転させることにより、塗布ローラ12の周
面に塗布された抵抗インクを基台1の凸部1cに転写し
た後、この抵抗インクを焼成炉14で乾燥・焼成して抵
抗膜5を形成する。その際、凸部1cの平坦面は周囲の
凹部1aと凹部1dに対して高い位置にあるため、塗布
ローラ12による塗布領域を凸部1cの平坦面よりも大
きく設定しておくと、抵抗インクは凸部1cの平坦面と
そこに表出する端子3の上面にのみ転写され、凹部1
a,1dに形成されることはない。
の最終形状に対応する凸部1cを予め形成しておき、こ
の凸部1cの平坦面に転写ローラ等の手法で抵抗膜5を
印刷形成したため、マスク部材の位置合わせが不要とな
り、抵抗膜5の印刷工程を簡略化することができる。ま
た、凸部1cの精度は成形装置の金型精度に依存し、基
台1に対して凸部1cが高精度に形成されるため、凸部
1cの平坦面に形成された抵抗膜5の印刷ズレをなくす
ことができる。しかも、抵抗膜5を印刷形成した後に何
ら二次加工を施す必要がないため、抵抗膜5にクラック
等が発生することを防止できる。さらに、抵抗膜5を馬
蹄形にしつつ基台1の外形形状を角形にできるため、可
変抵抗器をプリント基板上に実装する際に、基台1のコ
ーナ部分を利用して可変抵抗器の姿勢が画像認識され、
作業性を高めることができる。
を基台1に一体化し、この端子3の上面を基台1の凸部
1cの平坦面に表出させたため、凸部1cの平坦面に抵
抗膜5を印刷するのと同時に、抵抗膜5の両端を端子3
に接続することができる。また、端子3をフープ状の金
属板11に一体形成し、抵抗膜5を印刷形成した後に端
子3を金属板11から切り離すようにしたため、多数の
基台1をフープ化した状態で抵抗膜5を印刷することが
でき、量産性を高めることができる。
に備えられる抵抗基板に本発明を適用した場合について
説明したが、本発明はスライド形可変抵抗器の抵抗基板
にも適用することができる。
によって端子3を基台1に一体化した場合について説明
したが、基台1の凸部1cに抵抗膜5を印刷形成した後
に、かしめ等の手段を用いて基台1に端子3を固定する
ことも可能である。
基板は、基台に抵抗膜の最終形状に対応する凸部を予め
形成しておき、この凸部の平坦面に転写ローラ等の手法
で抵抗膜を印刷形成したため、抵抗膜の印刷ズレをなく
し、製造工程を簡略化することができる。また、アウト
サート成形によって端子を基台に一体化し、この端子の
上面を凸部の平坦面に表出させた状態で、凸部の平坦面
に抵抗膜を印刷形成した場合、抵抗膜の印刷と同時に抵
抗膜を端子に接続でき、製造工程をより簡略化すること
ができる。さらに、端子をフープ状の金属板に一体形成
し、抵抗膜を印刷形成した後に端子を金属板から切り離
すようにした場合、多数の基台をフープ化した状態で抵
抗膜を印刷することができるため、量産性が高められ
る。
面図である。
ブランク状態を示す説明図である。
図である。
る。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 絶縁材料からなる基台の片面に凹部によ
って区画された凸部を形成し、この凸部の表面を平坦面
となすと共に、この平坦面の全域に抵抗膜を印刷形成
し、前記基台に前記抵抗膜に接続する端子を一体化した
ことを特徴とする抵抗基板。 - 【請求項2】 請求項1の記載において、前記基台の外
形形状を角形となすと共に、前記凸部の平面形状を馬蹄
形となし、この凸部の内側と外側のそれぞれに前記凹部
を形成したことを特徴とする抵抗基板。 - 【請求項3】 請求項1の記載において、アウトサート
成形によって前記端子を前記基台に一体化し、この端子
の上面を前記凸部の平坦面に表出させたことを特徴とす
る抵抗基板。 - 【請求項4】 アウトサート成形によって合成樹脂製の
基台と金属製の端子とを一体化し、このアウトサート成
形時に、前記基台に表面を平坦面とした凸部と該凸部の
周囲に位置する凹部とを形成すると共に、前記端子の一
部を前記凸部の平坦面に表出させ、しかる後、前記凸部
の平坦面と該平坦面に表出する前記端子とを含む全域に
抵抗膜を印刷形成したことを特徴とする抵抗基板の製造
方法。 - 【請求項5】 請求項4の記載において、前記端子をフ
ープ状の金属板に一体形成し、前記抵抗膜を印刷形成し
た後に、前記端子を前記金属板から切り離すことを特徴
とする抵抗基板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17354395A JP3301890B2 (ja) | 1995-07-10 | 1995-07-10 | 回転形可変抵抗器およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17354395A JP3301890B2 (ja) | 1995-07-10 | 1995-07-10 | 回転形可変抵抗器およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0927406A true JPH0927406A (ja) | 1997-01-28 |
| JP3301890B2 JP3301890B2 (ja) | 2002-07-15 |
Family
ID=15962487
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17354395A Expired - Fee Related JP3301890B2 (ja) | 1995-07-10 | 1995-07-10 | 回転形可変抵抗器およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3301890B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0883140A3 (en) * | 1997-05-30 | 2000-01-26 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Variable resistor |
-
1995
- 1995-07-10 JP JP17354395A patent/JP3301890B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0883140A3 (en) * | 1997-05-30 | 2000-01-26 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Variable resistor |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3301890B2 (ja) | 2002-07-15 |
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