JPH09274871A - 偏向ヨーク - Google Patents
偏向ヨークInfo
- Publication number
- JPH09274871A JPH09274871A JP15358696A JP15358696A JPH09274871A JP H09274871 A JPH09274871 A JP H09274871A JP 15358696 A JP15358696 A JP 15358696A JP 15358696 A JP15358696 A JP 15358696A JP H09274871 A JPH09274871 A JP H09274871A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- deflection
- deflection yoke
- slit
- wound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コイル1ターン当たりの分布感度を低下さ
せ、磁界分布の制御を容易にすることで、コンバーゼン
スの微調整を可能にするとともに、高周波走査でのリン
ギングを低減させる。 【解決手段】 鞍型のセクション巻き偏向コイルを有す
る偏向ヨークにおいて、偏向コイルを複数個の独立した
コイルa、bで形成し、任意の一つのスリット5に巻か
れた一つのコイルaに対して、この一つのコイルaのタ
ーン数に規制されることなく他のコイルbを他のスリッ
ト5に跨がって巻線し、独立したそれぞれのコイルa、
b同士を並列接続する。また、独立したコイルa、b
は、コイル巻線終了部と次の独立したコイル巻線開始部
とが最近接スリット5又は同じスリット5で逆方向に巻
線されたものであってもよい。
せ、磁界分布の制御を容易にすることで、コンバーゼン
スの微調整を可能にするとともに、高周波走査でのリン
ギングを低減させる。 【解決手段】 鞍型のセクション巻き偏向コイルを有す
る偏向ヨークにおいて、偏向コイルを複数個の独立した
コイルa、bで形成し、任意の一つのスリット5に巻か
れた一つのコイルaに対して、この一つのコイルaのタ
ーン数に規制されることなく他のコイルbを他のスリッ
ト5に跨がって巻線し、独立したそれぞれのコイルa、
b同士を並列接続する。また、独立したコイルa、b
は、コイル巻線終了部と次の独立したコイル巻線開始部
とが最近接スリット5又は同じスリット5で逆方向に巻
線されたものであってもよい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、陰極管装置に用い
られる偏向ヨークに関し、更に詳しくは、高周波動作時
等における磁界分布制御を容易にするものである。
られる偏向ヨークに関し、更に詳しくは、高周波動作時
等における磁界分布制御を容易にするものである。
【0002】
【従来の技術】偏向ヨークには、陰極線管のネックを挟
む上下一対の水平偏向コイルと、この水平偏向コイルの
外側から陰極線管のネックを挟む左右一対の垂直偏向コ
イルとが配置される。水平偏向コイル及び垂直偏向コイ
ルは、それぞれのセパレータにマグネットワイヤーが巻
線され、例えば鞍型に形成される。セパレータは、陰極
線管に装着した際に、陰極線管の管軸に対して略対称と
なるように略円錐筒形状に形成されるとともに、所謂セ
クション巻きが形成できるように上下の端面に複数のリ
ブが設けられる。
む上下一対の水平偏向コイルと、この水平偏向コイルの
外側から陰極線管のネックを挟む左右一対の垂直偏向コ
イルとが配置される。水平偏向コイル及び垂直偏向コイ
ルは、それぞれのセパレータにマグネットワイヤーが巻
線され、例えば鞍型に形成される。セパレータは、陰極
線管に装着した際に、陰極線管の管軸に対して略対称と
なるように略円錐筒形状に形成されるとともに、所謂セ
クション巻きが形成できるように上下の端面に複数のリ
ブが設けられる。
【0003】このようにして形成された水平偏向コイル
と垂直偏向コイルとは、上述した一対のセパレータが組
み合わされ、更にこのセパレータの外側から上述した一
対のコアが組み合わされることで、偏向ヨークを構成す
る。
と垂直偏向コイルとは、上述した一対のセパレータが組
み合わされ、更にこのセパレータの外側から上述した一
対のコアが組み合わされることで、偏向ヨークを構成す
る。
【0004】偏向コイルは、上述した一対の水平偏向コ
イルにより、陰極線管のネックを上下に横切る水平偏向
磁界を形成するとともに、上述した一対の垂直偏向コイ
ルにより、陰極線管のネックを左右に横切る垂直偏向磁
界を形成する。これにより、陰極線管装置では、電子銃
から射出された電子ビームを電磁偏向し、この電子ビー
ムをラスター走査させる。即ち、電子銃から射出された
電子ビームは、偏向磁界を通過する際に、陰極線管の上
下左右に走査軌跡が曲げられて偏向された後、陰極線管
のファンネル部を前面に向かって直進することとなる。
イルにより、陰極線管のネックを上下に横切る水平偏向
磁界を形成するとともに、上述した一対の垂直偏向コイ
ルにより、陰極線管のネックを左右に横切る垂直偏向磁
界を形成する。これにより、陰極線管装置では、電子銃
から射出された電子ビームを電磁偏向し、この電子ビー
ムをラスター走査させる。即ち、電子銃から射出された
電子ビームは、偏向磁界を通過する際に、陰極線管の上
下左右に走査軌跡が曲げられて偏向された後、陰極線管
のファンネル部を前面に向かって直進することとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
に構成された従来の偏向ヨークは、高周波で動作させる
場合、インダクタンスを低くする必要があるため、通
常、コイルの巻数を減らすことでその対応が図られてい
た。しかしながら、セクション巻きの場合、同じセパレ
ータを用いてインダクタンスを下げる目的で、巻数を減
らすと、マグネットワイヤー1ターン当たりのコイル分
布感度が高くなる。この結果、磁界分布制御が極めて困
難となり、インダクタンスを低下させる以前に比べて、
コンバージェンス特性が悪化してしまう問題があった。
また、鞍型等の水平偏向コイルでは、各巻線間の分布容
量が大きいため、それらと微小巻線部分のインダクタン
スとで形成する種々の周波数の共振回路を含み持つこと
になる。従って、水平偏向コイルに水平偏向電流が供給
されると、帰線期間のように電流変化の激しい所では共
振現象を起こし、水平偏向磁界に振動磁界が重畳される
こととなる。このような振動磁界は、帰線期間の始めか
ら走査期間の最初の部分まで振動が持続するため、走査
の初めに対応する画面左端部で電子ビームに速度変調を
与え、画面の左端側に縦縞模様のリンギング現象を発生
させる問題があった。本発明は上記状況に鑑みてなされ
たもので、コイル1ターン当たりの分布感度を低下さ
せ、磁界分布の制御を容易にすることで、コンバーゼン
スの微調整を可能にするとともに、高周波走査でのリン
ギングを低減させることのできる偏向ヨークの提供を目
的とするものである。
に構成された従来の偏向ヨークは、高周波で動作させる
場合、インダクタンスを低くする必要があるため、通
常、コイルの巻数を減らすことでその対応が図られてい
た。しかしながら、セクション巻きの場合、同じセパレ
ータを用いてインダクタンスを下げる目的で、巻数を減
らすと、マグネットワイヤー1ターン当たりのコイル分
布感度が高くなる。この結果、磁界分布制御が極めて困
難となり、インダクタンスを低下させる以前に比べて、
コンバージェンス特性が悪化してしまう問題があった。
また、鞍型等の水平偏向コイルでは、各巻線間の分布容
量が大きいため、それらと微小巻線部分のインダクタン
スとで形成する種々の周波数の共振回路を含み持つこと
になる。従って、水平偏向コイルに水平偏向電流が供給
されると、帰線期間のように電流変化の激しい所では共
振現象を起こし、水平偏向磁界に振動磁界が重畳される
こととなる。このような振動磁界は、帰線期間の始めか
ら走査期間の最初の部分まで振動が持続するため、走査
の初めに対応する画面左端部で電子ビームに速度変調を
与え、画面の左端側に縦縞模様のリンギング現象を発生
させる問題があった。本発明は上記状況に鑑みてなされ
たもので、コイル1ターン当たりの分布感度を低下さ
せ、磁界分布の制御を容易にすることで、コンバーゼン
スの微調整を可能にするとともに、高周波走査でのリン
ギングを低減させることのできる偏向ヨークの提供を目
的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る偏向ヨークの構成は、鞍型のセクション
巻き偏向コイルを有する偏向ヨークにおいて、前記偏向
コイルを複数個の独立したコイルで構成し、任意のスリ
ットに巻かれたコイルに対して、該コイルのターン数に
規制されることなく他のコイルを該スリットに巻線し、
独立したそれぞれの該コイル同士を並列接続したことを
特徴とするものである。また、前記独立したコイルは、
コイル巻線終了部と次の独立したコイル巻線開始部とが
最近接スリット又は同じスリットで逆方向に巻線された
ものであってもよい。
の本発明に係る偏向ヨークの構成は、鞍型のセクション
巻き偏向コイルを有する偏向ヨークにおいて、前記偏向
コイルを複数個の独立したコイルで構成し、任意のスリ
ットに巻かれたコイルに対して、該コイルのターン数に
規制されることなく他のコイルを該スリットに巻線し、
独立したそれぞれの該コイル同士を並列接続したことを
特徴とするものである。また、前記独立したコイルは、
コイル巻線終了部と次の独立したコイル巻線開始部とが
最近接スリット又は同じスリットで逆方向に巻線された
ものであってもよい。
【0007】このように構成された偏向ヨークでは、偏
向コイルが複数個の独立したコイルで構成され、任意の
スリットに巻かれたコイルに対して、このコイルのター
ン数に規制されることなく他のコイルが巻線され、コイ
ル1ターン当たりの分布感度が低下し、磁界分布の制御
が容易となる。また、独立したコイルが逆方向に巻線さ
れたものでは、それぞれのコイル間で電位差が発生しな
くなり、多分割されるほどコイル内浮遊容量が減少す
る。
向コイルが複数個の独立したコイルで構成され、任意の
スリットに巻かれたコイルに対して、このコイルのター
ン数に規制されることなく他のコイルが巻線され、コイ
ル1ターン当たりの分布感度が低下し、磁界分布の制御
が容易となる。また、独立したコイルが逆方向に巻線さ
れたものでは、それぞれのコイル間で電位差が発生しな
くなり、多分割されるほどコイル内浮遊容量が減少す
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る偏向ヨークの
好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図
1は本発明偏向ヨークの巻線の説明図、図2は本発明偏
向ヨークのコイル接続状態を示す説明図、図3は本発明
偏向ヨークの磁界分布制御の例を示す比較図である。円
錐筒形状に形成されたセパレータ1(図3参照)には複
数のリブ3が設けられ、マグネットワイヤーはこのリブ
3同士の間のスリット5に巻かれ、所謂セクション巻き
される。図3(B)に示すように従来のセパレータ1で
は、一般的に、隣接するスリット5に順次マグネットワ
イヤーcをc1,c2,c3,c4,c5,c6の順に
巻線し、セクション巻きを完了させていた。
好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図
1は本発明偏向ヨークの巻線の説明図、図2は本発明偏
向ヨークのコイル接続状態を示す説明図、図3は本発明
偏向ヨークの磁界分布制御の例を示す比較図である。円
錐筒形状に形成されたセパレータ1(図3参照)には複
数のリブ3が設けられ、マグネットワイヤーはこのリブ
3同士の間のスリット5に巻かれ、所謂セクション巻き
される。図3(B)に示すように従来のセパレータ1で
は、一般的に、隣接するスリット5に順次マグネットワ
イヤーcをc1,c2,c3,c4,c5,c6の順に
巻線し、セクション巻きを完了させていた。
【0009】一方、本実施の形態による偏向ヨークで
は、従来と同量のマグネットワイヤーが、複数に分割さ
れ、例えば、図3(A)に示すように最初のコイルaが
a1,a2,a3,a4,a5,a6の順に巻線された
後、コイルaの上層に独立して次のコイルbがb1,b
2,b3,b4,b5,b6の順に巻線される。例え
ば、偏向ヨークを高周波で動作させる場合、通常より細
いマグネットワイヤーを使用して、二本のマグネットワ
イヤーを同時に巻く所謂バイファイラー巻きを行うこと
があるが、本実施の形態による偏向ヨークでは、このよ
うな場合、一本のマグネットワイヤーを先に巻き、他の
マグネットワイヤーを独立してその後に巻き、偏向コイ
ルを形成する。
は、従来と同量のマグネットワイヤーが、複数に分割さ
れ、例えば、図3(A)に示すように最初のコイルaが
a1,a2,a3,a4,a5,a6の順に巻線された
後、コイルaの上層に独立して次のコイルbがb1,b
2,b3,b4,b5,b6の順に巻線される。例え
ば、偏向ヨークを高周波で動作させる場合、通常より細
いマグネットワイヤーを使用して、二本のマグネットワ
イヤーを同時に巻く所謂バイファイラー巻きを行うこと
があるが、本実施の形態による偏向ヨークでは、このよ
うな場合、一本のマグネットワイヤーを先に巻き、他の
マグネットワイヤーを独立してその後に巻き、偏向コイ
ルを形成する。
【0010】独立して巻線された複数のコイルa(a1
〜a6)、b(b1〜b6)は、略同一箇所に重ねて巻
線され、且つ図2に示すようにそれぞれが並列接続され
る。独立したコイルa、b同士は、任意の一つのスリッ
ト5に巻かれたコイルaのターン数に規制されることな
く、コイルbが他のスリット5に跨がって巻線される。
なお、この場合においても、コイルaとコイルbとは、
同一の巻き数のものとなる。
〜a6)、b(b1〜b6)は、略同一箇所に重ねて巻
線され、且つ図2に示すようにそれぞれが並列接続され
る。独立したコイルa、b同士は、任意の一つのスリッ
ト5に巻かれたコイルaのターン数に規制されることな
く、コイルbが他のスリット5に跨がって巻線される。
なお、この場合においても、コイルaとコイルbとは、
同一の巻き数のものとなる。
【0011】図3(A)に示すように、このように複数
の独立したコイルa、bが巻線された本実施の形態によ
る偏向ヨークでは、同一のインダクタンスの下において
は、セパレータ1の任意の角度θ当たりに巻かれる本数
が相対的に多く、コイル1ターン当たりの分布感度が低
下することとなる。これにより、図3(B)に示す磁界
分布の制御が粗い従来の偏向ヨークに比べ、本実施の形
態による偏向ヨークでは図3(A)に示すように磁界分
布の制御が容易に行えるようになり、コンバーゼンスの
微調整が可能となる。
の独立したコイルa、bが巻線された本実施の形態によ
る偏向ヨークでは、同一のインダクタンスの下において
は、セパレータ1の任意の角度θ当たりに巻かれる本数
が相対的に多く、コイル1ターン当たりの分布感度が低
下することとなる。これにより、図3(B)に示す磁界
分布の制御が粗い従来の偏向ヨークに比べ、本実施の形
態による偏向ヨークでは図3(A)に示すように磁界分
布の制御が容易に行えるようになり、コンバーゼンスの
微調整が可能となる。
【0012】上述した偏向ヨークによれば、一つのスリ
ット5に巻かれたコイルaのターン数に規制されること
なく、コイルbを他のスリット5に跨がって巻線し、且
つこれら独立したコイルaとコイルbを並列接続したの
で、コイル1ターン当たりの分布感度が低下し、それぞ
れのコイル巻線分布を変化させることで磁界分布の制御
が容易に行えるようになる。この結果、コンバーゼンス
の微調整が可能となり、最適な特性を得ることができる
ようになる。
ット5に巻かれたコイルaのターン数に規制されること
なく、コイルbを他のスリット5に跨がって巻線し、且
つこれら独立したコイルaとコイルbを並列接続したの
で、コイル1ターン当たりの分布感度が低下し、それぞ
れのコイル巻線分布を変化させることで磁界分布の制御
が容易に行えるようになる。この結果、コンバーゼンス
の微調整が可能となり、最適な特性を得ることができる
ようになる。
【0013】また、このような偏向ヨークでは、複数個
のコイルa、bは、おのおのが実際上整列に巻線されな
いことにより、複数個のコイル間の周方向の電位差が生
じやすく、絶縁が問題となる。複数個のコイル間を絶縁
するために、図4に示すように、周方向のスリット5a
を、セパレータ1のファンネルベンド部1a、ネックベ
ンド部1bに、セパレータ1の中心方向に複数段設ける
ことが好ましい。これにより、それぞれのコイルは電位
的に絶縁されることとなる。
のコイルa、bは、おのおのが実際上整列に巻線されな
いことにより、複数個のコイル間の周方向の電位差が生
じやすく、絶縁が問題となる。複数個のコイル間を絶縁
するために、図4に示すように、周方向のスリット5a
を、セパレータ1のファンネルベンド部1a、ネックベ
ンド部1bに、セパレータ1の中心方向に複数段設ける
ことが好ましい。これにより、それぞれのコイルは電位
的に絶縁されることとなる。
【0014】次に本発明による偏向ヨークの他の実施の
形態を説明する。図5は他の実施の形態による偏向ヨー
クのコイル巻線の説明図、図6は他の実施の形態による
偏向ヨークの磁界分布制御の例を示す比較図である。こ
の実施の形態による偏向ヨークは、鞍型のセクション巻
きコイルにおいて、片側のコイルを二つ以上有し、同一
セパレータ1(図6参照)に複数個の独立したコイルが
巻線される。それぞれのコイルはセパレータ1の中心か
ら放射状に独立するように配置され、並列接続される。
また、それぞれのコイルは、独立したスリットを通る
か、又は共有するスリットを一部有するように巻線され
る。
形態を説明する。図5は他の実施の形態による偏向ヨー
クのコイル巻線の説明図、図6は他の実施の形態による
偏向ヨークの磁界分布制御の例を示す比較図である。こ
の実施の形態による偏向ヨークは、鞍型のセクション巻
きコイルにおいて、片側のコイルを二つ以上有し、同一
セパレータ1(図6参照)に複数個の独立したコイルが
巻線される。それぞれのコイルはセパレータ1の中心か
ら放射状に独立するように配置され、並列接続される。
また、それぞれのコイルは、独立したスリットを通る
か、又は共有するスリットを一部有するように巻線され
る。
【0015】この偏向ヨークによっても、図6(A)に
示すように同一インダクタンスの下においては、任意の
角度θ当たりに巻かれるマグネットワイヤーの本数が相
対的に多く、コイル1ターン当たりの分布感度が図6
(B)に示す従来巻線に比べて低下することとなる。こ
のため、磁界分布の制御を容易にでき、上述の実施の形
態による偏向ヨークと同様、コンバーゼンスの微調整が
可能となる。
示すように同一インダクタンスの下においては、任意の
角度θ当たりに巻かれるマグネットワイヤーの本数が相
対的に多く、コイル1ターン当たりの分布感度が図6
(B)に示す従来巻線に比べて低下することとなる。こ
のため、磁界分布の制御を容易にでき、上述の実施の形
態による偏向ヨークと同様、コンバーゼンスの微調整が
可能となる。
【0016】図7は他の実施の形態による偏向ヨークの
変形例を示す説明図である。図に示した変形例による偏
向ヨークは、コイル巻線終了部(F)と次に独立したコ
イル巻線開始部(S)とが、最近接スリット若しくは、
同じスリットで逆方向に巻線される。従って、独立した
それぞれのコイルa、bは、巻き方向が逆となり、それ
ぞれの間での電位差が発生しなくなる。この結果、多分
割されるほどコイル内の浮遊容量が減少し、高周波走査
での偏向ヨークリンギングを減少させることができ、更
にはリンギングスポイル回路を削除(場合によっては不
要に)することも可能となる。
変形例を示す説明図である。図に示した変形例による偏
向ヨークは、コイル巻線終了部(F)と次に独立したコ
イル巻線開始部(S)とが、最近接スリット若しくは、
同じスリットで逆方向に巻線される。従って、独立した
それぞれのコイルa、bは、巻き方向が逆となり、それ
ぞれの間での電位差が発生しなくなる。この結果、多分
割されるほどコイル内の浮遊容量が減少し、高周波走査
での偏向ヨークリンギングを減少させることができ、更
にはリンギングスポイル回路を削除(場合によっては不
要に)することも可能となる。
【0017】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る偏向ヨークによれば、偏向コイルを独立した複数のコ
イルで構成し、任意のスリットに巻かれたコイルに対し
て、このコイルのターン数に規制されることなく他のコ
イルを巻線し、独立したそれぞれのコイル同士を並列接
続したので、コイル1ターン当たりの分布感度を低下さ
せることができ、磁界分布の制御を容易にすることがで
きる。この結果、コンバーゼンスの微調整が可能とな
り、最適な特性を得ることができるようになる。また、
独立したコイルが逆方向に巻線されたものでは、それぞ
れのコイル間で電位差が発生しなくなり、多分割される
ほどコイル内浮遊容量が減少する。この結果、高周波走
査でのリンギングを減少させることができる。
る偏向ヨークによれば、偏向コイルを独立した複数のコ
イルで構成し、任意のスリットに巻かれたコイルに対し
て、このコイルのターン数に規制されることなく他のコ
イルを巻線し、独立したそれぞれのコイル同士を並列接
続したので、コイル1ターン当たりの分布感度を低下さ
せることができ、磁界分布の制御を容易にすることがで
きる。この結果、コンバーゼンスの微調整が可能とな
り、最適な特性を得ることができるようになる。また、
独立したコイルが逆方向に巻線されたものでは、それぞ
れのコイル間で電位差が発生しなくなり、多分割される
ほどコイル内浮遊容量が減少する。この結果、高周波走
査でのリンギングを減少させることができる。
【図1】本発明偏向ヨークの巻線の説明図である。
【図2】本発明偏向ヨークのコイル接続状態を示す説明
図である。
図である。
【図3】本発明偏向ヨークの磁界分布制御の例を示す比
較図である。
較図である。
【図4】コイル絶縁のためのスリットを上下段状に設け
たセパレータの図である。
たセパレータの図である。
【図5】他の実施の形態による偏向ヨークのコイル巻線
の説明図である。
の説明図である。
【図6】他の実施の形態による偏向ヨークの磁界分布制
御の例を示す比較図である。
御の例を示す比較図である。
【図7】他の実施の形態による偏向ヨークの変形例を示
す説明図である。
す説明図である。
5 スリット a、b コイル F コイル巻線終
了部 S コイル巻線開始部
了部 S コイル巻線開始部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小田原 幸央 福島県安達郡本宮町字樋ノ口2番地 ソニ ー本宮株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 鞍型のセクション巻き偏向コイルを有す
る偏向ヨークにおいて、 前記偏向コイルを複数個の独立したコイルで構成し、任
意の一つのスリットに巻かれたコイルに対して、該コイ
ルのターン数に規制されることなく他のコイルを該スリ
ットに巻線し、独立したそれぞれの該コイル同士を並列
接続したことを特徴とする偏向ヨーク。 - 【請求項2】 前記独立したコイルは、コイル巻線終了
部と次の独立したコイル巻線開始部とが最近接スリット
又は同じスリットで逆方向に巻線されたことを特徴とす
る請求項1記載の偏向ヨーク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15358696A JPH09274871A (ja) | 1996-02-06 | 1996-06-14 | 偏向ヨーク |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8-19768 | 1996-02-06 | ||
| JP1976896 | 1996-02-06 | ||
| JP15358696A JPH09274871A (ja) | 1996-02-06 | 1996-06-14 | 偏向ヨーク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09274871A true JPH09274871A (ja) | 1997-10-21 |
Family
ID=26356626
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15358696A Pending JPH09274871A (ja) | 1996-02-06 | 1996-06-14 | 偏向ヨーク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09274871A (ja) |
-
1996
- 1996-06-14 JP JP15358696A patent/JPH09274871A/ja active Pending
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