JPH09275206A - 固体撮像素子 - Google Patents
固体撮像素子Info
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- JPH09275206A JPH09275206A JP8080040A JP8004096A JPH09275206A JP H09275206 A JPH09275206 A JP H09275206A JP 8080040 A JP8080040 A JP 8080040A JP 8004096 A JP8004096 A JP 8004096A JP H09275206 A JPH09275206 A JP H09275206A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 2相駆動CCDを垂直転送部に用いたインタ
ーライン型CCDにおいてフィールド蓄積モードが可能
な固体撮像素子をうる。 【解決手段】 本発明の固体撮像素子はPN接合ダイオ
ードからなる感光部1の列と電荷結合素子からなる垂直
転送部の列と水平転送部によって構成され、外部の光情
報に対応して前記感光部において発生する信号を垂直転
送部に転送し、さらに、水平転送部へ転送する固体撮像
素子であって、前記感光部1と対応する垂直転送部のチ
ャネル領域2とのあいだに2個のトランスファゲート領
域3を設けたことを特徴とする。
ーライン型CCDにおいてフィールド蓄積モードが可能
な固体撮像素子をうる。 【解決手段】 本発明の固体撮像素子はPN接合ダイオ
ードからなる感光部1の列と電荷結合素子からなる垂直
転送部の列と水平転送部によって構成され、外部の光情
報に対応して前記感光部において発生する信号を垂直転
送部に転送し、さらに、水平転送部へ転送する固体撮像
素子であって、前記感光部1と対応する垂直転送部のチ
ャネル領域2とのあいだに2個のトランスファゲート領
域3を設けたことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は信号電荷の読み出し
回路に電荷結合素子(charge coupled device、以下、
単にCCDという)を用いた固体撮像素子に関する。
回路に電荷結合素子(charge coupled device、以下、
単にCCDという)を用いた固体撮像素子に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】近
年、家庭用ビデオカメラは一家に一台と言われるまで急
速に普及しているが、このような普及は何といってもビ
デオカメラの心臓部である固体撮像素子に関するメーカ
ー各社の研究開発・努力による高性能化・低価格化によ
るところが大きい。
年、家庭用ビデオカメラは一家に一台と言われるまで急
速に普及しているが、このような普及は何といってもビ
デオカメラの心臓部である固体撮像素子に関するメーカ
ー各社の研究開発・努力による高性能化・低価格化によ
るところが大きい。
【0003】図7は従来のインタライン転送型4相駆動
CCDの固体撮像素子の構成を示す概略平面説明図であ
る。図7において、21は感光部、221および222
は垂直転送部のチャネル領域、23は水平転送部、24
は出力端子である。また、図7に示す記号a1やb1な
どは各感光部の位置を画素ごとに座標の如く示してい
る。また、本明細書において垂直転送部の列に沿う方向
を垂直方向、水平転送部の列に沿う方向を水平方向とい
うものとし、さらに電荷を転送することおよび信号を転
送することを、いずれも信号を読み出すともいう。なお
図7では感光部b1〜b4の列にかかわる垂直転送部の
列についての駆動用配線(以下、単に、配線ともいう)
が省略されている。
CCDの固体撮像素子の構成を示す概略平面説明図であ
る。図7において、21は感光部、221および222
は垂直転送部のチャネル領域、23は水平転送部、24
は出力端子である。また、図7に示す記号a1やb1な
どは各感光部の位置を画素ごとに座標の如く示してい
る。また、本明細書において垂直転送部の列に沿う方向
を垂直方向、水平転送部の列に沿う方向を水平方向とい
うものとし、さらに電荷を転送することおよび信号を転
送することを、いずれも信号を読み出すともいう。なお
図7では感光部b1〜b4の列にかかわる垂直転送部の
列についての駆動用配線(以下、単に、配線ともいう)
が省略されている。
【0004】ここでさらに各部分について詳しく説明す
る。感光部21はPN接合ダイオード、フォトダイオー
ドまたはMOSトランジスタなどで作られ、入射光強度
に比例した電荷を発生するものであり、複数個の感光部
が列をなし、当該列が複数本形成されている。
る。感光部21はPN接合ダイオード、フォトダイオー
ドまたはMOSトランジスタなどで作られ、入射光強度
に比例した電荷を発生するものであり、複数個の感光部
が列をなし、当該列が複数本形成されている。
【0005】垂直転送部のチャネル領域(以下、単に垂
直CCDともいう)221および222は4相駆動CC
Dからなり光強度に比例した信号に変換された、感光部
で発生した電荷を垂直方向に転送するものであり、前記
感光部の1個に対応して2個の垂直転送部が直列に接続
されて列をなし、当該列が複数本、感光部の列のあいだ
に1本ずつ形成されている。
直CCDともいう)221および222は4相駆動CC
Dからなり光強度に比例した信号に変換された、感光部
で発生した電荷を垂直方向に転送するものであり、前記
感光部の1個に対応して2個の垂直転送部が直列に接続
されて列をなし、当該列が複数本、感光部の列のあいだ
に1本ずつ形成されている。
【0006】ここで、1個の前記感光部および該感光部
に対応する2個の前記垂直転送部が1個の画素領域(以
下、単に画素ともいう)をなすものとする。
に対応する2個の前記垂直転送部が1個の画素領域(以
下、単に画素ともいう)をなすものとする。
【0007】水平転送部(以下、単に水平CCDともい
う)23は2相駆動CCDからなり、垂直転送部に転送
されている信号が順次読み出されるものであり、前記感
光部の列1本と前記垂直転送部の列1本との組1組に1
個の水平転送部が対応するようにして直列に接続されて
列をなして形成されている。24は水平転送部に読み出
されている信号を外部に読み出すための出力端子であ
る。
う)23は2相駆動CCDからなり、垂直転送部に転送
されている信号が順次読み出されるものであり、前記感
光部の列1本と前記垂直転送部の列1本との組1組に1
個の水平転送部が対応するようにして直列に接続されて
列をなして形成されている。24は水平転送部に読み出
されている信号を外部に読み出すための出力端子であ
る。
【0008】なお、前記インタライン転送型とは感光部
と垂直転送部を隣りあうように配置し、電荷が感光部か
ら一度に垂直転送部へ転送されて信号とされたのち、垂
直転送部の列ごとに順次、信号が水平転送部へ転送され
てから出力端子から読み出される転送方式にかかるもの
である。
と垂直転送部を隣りあうように配置し、電荷が感光部か
ら一度に垂直転送部へ転送されて信号とされたのち、垂
直転送部の列ごとに順次、信号が水平転送部へ転送され
てから出力端子から読み出される転送方式にかかるもの
である。
【0009】また、前記4相駆動CCDとはπ/2ずつ
位相の異なる4相の方形波を駆動パルスとして用いる駆
動方法であるので前述のように1個の感光部に対応して
垂直CCDは少なくとも2個設けられることになる。
位相の異なる4相の方形波を駆動パルスとして用いる駆
動方法であるので前述のように1個の感光部に対応して
垂直CCDは少なくとも2個設けられることになる。
【0010】つぎに、かかる固体撮像素子における電荷
の転送すなわち信号の読み出しについて説明する。
の転送すなわち信号の読み出しについて説明する。
【0011】固体撮像素子に限らず一般に撮像デバイス
においては画像再生時のチラツキを抑制するために1枚
の画像を粗い走査の複数枚の画像に分解し、見かけ上の
像数を増やす、いわゆるインタレース走査が行われる。
かかるインタレース走査に対して、インタライン転送型
4相駆動CCDにおいては、電子シャッタ動作の可能な
フレーム蓄積モードと、取扱電荷量が大きくとれて、か
つ、S/N比の良い画像がえられるフィールド蓄積モー
ドの2つのモードを外部からの駆動方法で制御すること
ができる。図8はフレーム蓄積モードの原理を、図9は
フィールド蓄積モードの原理をそれぞれ示す説明図であ
り、動作原理にかかわる部分のみを示している。図8お
よび図9において図7と同じ部分には同一の符号を付し
て示した。また、図8および図9において、信号読み出
しの工程順に(a)を第1フィールド、(b)を第2フ
ィールドというように段階的に示した。なお、Kを1以
上の整数として画素の位置および当該画素についての感
光部の位置を水平CCDからみて水平転送部に近い側か
らK番目というものとする。
においては画像再生時のチラツキを抑制するために1枚
の画像を粗い走査の複数枚の画像に分解し、見かけ上の
像数を増やす、いわゆるインタレース走査が行われる。
かかるインタレース走査に対して、インタライン転送型
4相駆動CCDにおいては、電子シャッタ動作の可能な
フレーム蓄積モードと、取扱電荷量が大きくとれて、か
つ、S/N比の良い画像がえられるフィールド蓄積モー
ドの2つのモードを外部からの駆動方法で制御すること
ができる。図8はフレーム蓄積モードの原理を、図9は
フィールド蓄積モードの原理をそれぞれ示す説明図であ
り、動作原理にかかわる部分のみを示している。図8お
よび図9において図7と同じ部分には同一の符号を付し
て示した。また、図8および図9において、信号読み出
しの工程順に(a)を第1フィールド、(b)を第2フ
ィールドというように段階的に示した。なお、Kを1以
上の整数として画素の位置および当該画素についての感
光部の位置を水平CCDからみて水平転送部に近い側か
らK番目というものとする。
【0012】まず、フレーム蓄積モードについて説明す
る。図8(a)に示すように信号読み出しの第1フィー
ルドでは、ある感光部の列について、垂直方向に1つお
きの奇数(1、3、5、・・・)番目の画素についての
信号が垂直CCDへ読み出される。つぎに当該垂直CC
Dと、当該垂直CCDを含む垂直CCDの列と水平CC
Dとを駆動し奇数番目の画素についての信号が順次、出
力端子に読み出される。すべての奇数番目の画素につい
ての信号を読み出し終わると、図8(b)に示す第2フ
ィールドに移行することとなり、同様にして偶数(2、
4、6、・・・)番目の画素についての信号が垂直CC
Dへ読み出される。以下、第1フィールドと同様に偶数
番目の画素についての信号が水平CCDをへて、順次、
出力端子に読み出される。
る。図8(a)に示すように信号読み出しの第1フィー
ルドでは、ある感光部の列について、垂直方向に1つお
きの奇数(1、3、5、・・・)番目の画素についての
信号が垂直CCDへ読み出される。つぎに当該垂直CC
Dと、当該垂直CCDを含む垂直CCDの列と水平CC
Dとを駆動し奇数番目の画素についての信号が順次、出
力端子に読み出される。すべての奇数番目の画素につい
ての信号を読み出し終わると、図8(b)に示す第2フ
ィールドに移行することとなり、同様にして偶数(2、
4、6、・・・)番目の画素についての信号が垂直CC
Dへ読み出される。以下、第1フィールドと同様に偶数
番目の画素についての信号が水平CCDをへて、順次、
出力端子に読み出される。
【0013】つぎに、フィールド蓄積モードについて説
明する。図9(a)に示した第1フィールドでは水平C
CDに近い画素からみて、順に奇数(K、ただしKはフ
ィールド蓄積モードでは1以上の奇数とする)番目と偶
数(K+1)番目の画素についての信号が垂直CCDに
同時に読み出され、2画素(K番目およびK+1番目)
分の信号が混合される。ついで、つぎの奇数(K+2)
番目と偶数(K+3)番目の画素についての信号が垂直
CCDに読み出され、2画素(K+2番目およびK+3
番目)分の信号が混合され、以下当該垂直CCDの列に
ついて同様に信号の読みだしと混合がおこなわれる。そ
ののち、当該垂直CCDと、当該垂直CCDを含む垂直
CCDの列と水平CCDとを駆動して混合された信号が
順次、出力端子より読み出される。つぎに第2フィール
ドでは図9(b)に示すように信号の混合の組合せを変
え、水平CCDからみて偶数番目の画素とそのつぎの奇
数番目の画素についての信号を垂直CCDで混合して読
み出すものである。
明する。図9(a)に示した第1フィールドでは水平C
CDに近い画素からみて、順に奇数(K、ただしKはフ
ィールド蓄積モードでは1以上の奇数とする)番目と偶
数(K+1)番目の画素についての信号が垂直CCDに
同時に読み出され、2画素(K番目およびK+1番目)
分の信号が混合される。ついで、つぎの奇数(K+2)
番目と偶数(K+3)番目の画素についての信号が垂直
CCDに読み出され、2画素(K+2番目およびK+3
番目)分の信号が混合され、以下当該垂直CCDの列に
ついて同様に信号の読みだしと混合がおこなわれる。そ
ののち、当該垂直CCDと、当該垂直CCDを含む垂直
CCDの列と水平CCDとを駆動して混合された信号が
順次、出力端子より読み出される。つぎに第2フィール
ドでは図9(b)に示すように信号の混合の組合せを変
え、水平CCDからみて偶数番目の画素とそのつぎの奇
数番目の画素についての信号を垂直CCDで混合して読
み出すものである。
【0014】図7〜9では、垂直転送部に4相駆動CC
Dを用いて示したが、3相駆動CCDでも同様にフレー
ム蓄積モードおよびフィールド蓄積モードが実現でき
る。しかしながら、2相駆動CCDを垂直転送部に用い
たインタライン型CCDでは、フレーム蓄積モードのみ
が可能であり、フィールド蓄積モードは不可能である。
図10は2相駆動CCDの電極構造の2つの例のそれぞ
れの断面説明図と代表的なポテンシャルプロファイルを
示したグラフである。図10において25はシリコン基
板、26はSiO2絶縁膜、27はゲート電極、28は
電位障壁領域をそれぞれ示す。2相駆動CCDにおいて
は電荷転送の方向性をもたせる必要があるため、当該2
相駆動CCDにはあらかじめ電位勾配がつけられてい
る。図10(a)はゲート電極27の下層に位置するS
iO2絶縁層26の厚さを変えて電位勾配をつけた例を
示すものである。また図10(b)はイオン注入により
電位障壁領域28を形成して電位勾配をつけた例を示す
ものである。図10(c)は前述の2つの例によってえ
られるポテンシャルプロファイルが電極構造に対応させ
て示したグラフである。したがって電位勾配が不可欠な
2相駆動CCDでは垂直方向に隣接する画素についての
信号を完全に混合することができないため、フィールド
蓄積モードによる制御は不可能であった。
Dを用いて示したが、3相駆動CCDでも同様にフレー
ム蓄積モードおよびフィールド蓄積モードが実現でき
る。しかしながら、2相駆動CCDを垂直転送部に用い
たインタライン型CCDでは、フレーム蓄積モードのみ
が可能であり、フィールド蓄積モードは不可能である。
図10は2相駆動CCDの電極構造の2つの例のそれぞ
れの断面説明図と代表的なポテンシャルプロファイルを
示したグラフである。図10において25はシリコン基
板、26はSiO2絶縁膜、27はゲート電極、28は
電位障壁領域をそれぞれ示す。2相駆動CCDにおいて
は電荷転送の方向性をもたせる必要があるため、当該2
相駆動CCDにはあらかじめ電位勾配がつけられてい
る。図10(a)はゲート電極27の下層に位置するS
iO2絶縁層26の厚さを変えて電位勾配をつけた例を
示すものである。また図10(b)はイオン注入により
電位障壁領域28を形成して電位勾配をつけた例を示す
ものである。図10(c)は前述の2つの例によってえ
られるポテンシャルプロファイルが電極構造に対応させ
て示したグラフである。したがって電位勾配が不可欠な
2相駆動CCDでは垂直方向に隣接する画素についての
信号を完全に混合することができないため、フィールド
蓄積モードによる制御は不可能であった。
【0015】本発明は前述のような問題点を解決するた
めになされたものであり、2相駆動CCDを垂直転送部
に用いたインタライン型CCDにおいてフィールド蓄積
モードが可能な固体撮像素子をうることを目的としてい
る。
めになされたものであり、2相駆動CCDを垂直転送部
に用いたインタライン型CCDにおいてフィールド蓄積
モードが可能な固体撮像素子をうることを目的としてい
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明による固体撮像素
子は感光部から垂直転送部への読み出し口(トランスフ
ァゲート領域、以下、単にTG部という)を1画素当り
同方向に2箇所設けたものである。
子は感光部から垂直転送部への読み出し口(トランスフ
ァゲート領域、以下、単にTG部という)を1画素当り
同方向に2箇所設けたものである。
【0017】本発明にかかわる固体撮像素子は、複数個
の画素領域と水平転送部とを有し、前記画素領域は感光
部および垂直転送部からなり、(a)複数個の前記画素
領域がアレイ状に配列されており、該配列において、前
記感光部は所定個数ずつ配列された感光部の列をなし、
当該列は一定間隔を保って複数本並列に配列され、前記
垂直転送部は互いに直列接続されて所定個数ずつ配列さ
れた垂直転送部の列をなし、1個の前記垂直転送部が前
記感光部の1個に対応するように前記垂直転送部の列が
前記感光部の列のあいだに配列され、かつ、前記水平転
送部は前記感光部の列と前記垂直転送部の列との共通の
端部側にあって1本の前記感光部の列と1本の前記垂直
転送部の列との組に対して1個の水平転送部が対応する
ように1本の列状に直列接続され、(b)前記感光部は
入射光強度に比例して電荷を発生し、(c)前記垂直転
送部は2相駆動電荷結合素子からなるチャネル領域から
なり、当該垂直転送部に対応する前記感光部において発
生した電荷が当該垂直転送部に転送されて前記入射光強
度に比例した信号とされ、(d)前記水平転送部は電荷
結合素子からなり、前記信号が所定の制御にしたがって
当該水平転送部に順次転送される固体撮像素子であっ
て、前記感光部と、該感光部に対応する前記チャネル領
域とのあいだに2個のトランスファゲート領域を設けた
ことを特徴とする。
の画素領域と水平転送部とを有し、前記画素領域は感光
部および垂直転送部からなり、(a)複数個の前記画素
領域がアレイ状に配列されており、該配列において、前
記感光部は所定個数ずつ配列された感光部の列をなし、
当該列は一定間隔を保って複数本並列に配列され、前記
垂直転送部は互いに直列接続されて所定個数ずつ配列さ
れた垂直転送部の列をなし、1個の前記垂直転送部が前
記感光部の1個に対応するように前記垂直転送部の列が
前記感光部の列のあいだに配列され、かつ、前記水平転
送部は前記感光部の列と前記垂直転送部の列との共通の
端部側にあって1本の前記感光部の列と1本の前記垂直
転送部の列との組に対して1個の水平転送部が対応する
ように1本の列状に直列接続され、(b)前記感光部は
入射光強度に比例して電荷を発生し、(c)前記垂直転
送部は2相駆動電荷結合素子からなるチャネル領域から
なり、当該垂直転送部に対応する前記感光部において発
生した電荷が当該垂直転送部に転送されて前記入射光強
度に比例した信号とされ、(d)前記水平転送部は電荷
結合素子からなり、前記信号が所定の制御にしたがって
当該水平転送部に順次転送される固体撮像素子であっ
て、前記感光部と、該感光部に対応する前記チャネル領
域とのあいだに2個のトランスファゲート領域を設けた
ことを特徴とする。
【0018】また、前記チャネル領域についての画素内
の2個の前記トランスファゲート領域のあいだの領域に
2相駆動用電位障壁領域を形成し、さらに、前記2個の
トランスファゲート領域のうち前記水平転送部に近い側
の1個を第1のトランスファゲート領域といい、残りの
1個を第2のトランスファゲート領域というとき、Kを
1以上の整数として前記水平転送部に近い側からK番目
の画素領域についての第2のトランスファゲート領域お
よびチャネル領域ならびに隣接するK+1番目の画素領
域についてのチャネル領域、第1のトランスファゲート
領域および2相駆動用電位障壁領域を覆って、かつ、該
2相駆動用電位障壁領域を後尾としてゲート電極が形成
されてなることがフィールド蓄積モード時の隣接画素の
信号を完全混合できる点で好ましい。
の2個の前記トランスファゲート領域のあいだの領域に
2相駆動用電位障壁領域を形成し、さらに、前記2個の
トランスファゲート領域のうち前記水平転送部に近い側
の1個を第1のトランスファゲート領域といい、残りの
1個を第2のトランスファゲート領域というとき、Kを
1以上の整数として前記水平転送部に近い側からK番目
の画素領域についての第2のトランスファゲート領域お
よびチャネル領域ならびに隣接するK+1番目の画素領
域についてのチャネル領域、第1のトランスファゲート
領域および2相駆動用電位障壁領域を覆って、かつ、該
2相駆動用電位障壁領域を後尾としてゲート電極が形成
されてなることがフィールド蓄積モード時の隣接画素の
信号を完全混合できる点で好ましい。
【0019】また、前記ゲート電極が2以上の整数個に
分割された分割ゲート電極の組であることが電位障壁領
域をセルフアラインで形成できたりフリッカをなくすこ
とができる点で好ましい。
分割された分割ゲート電極の組であることが電位障壁領
域をセルフアラインで形成できたりフリッカをなくすこ
とができる点で好ましい。
【0020】また、前記分割ゲート電極のうち、少なく
とも1個は前記2相駆動用電位障壁領域上のみに形成さ
れてなることがシリコンウエハプロセス上、2相駆動用
電位障壁領域をセルフアラインで形成できる点で好まし
い。
とも1個は前記2相駆動用電位障壁領域上のみに形成さ
れてなることがシリコンウエハプロセス上、2相駆動用
電位障壁領域をセルフアラインで形成できる点で好まし
い。
【0021】また、前記分割ゲート電極のうち、前記第
1のトランスファゲート領域上に形成される第1のトラ
ンスファゲート電極と前記第2のトランスファゲート領
域上に形成される第2のトランスファゲート電極とが同
一工程条件の膜で形成されてなることが、トランスファ
ゲート領域に形成されるトランスファゲートトランジス
タのしきい値電圧を一致させることができ、フリッカを
なくすことができる点で好ましい。
1のトランスファゲート領域上に形成される第1のトラ
ンスファゲート電極と前記第2のトランスファゲート領
域上に形成される第2のトランスファゲート電極とが同
一工程条件の膜で形成されてなることが、トランスファ
ゲート領域に形成されるトランスファゲートトランジス
タのしきい値電圧を一致させることができ、フリッカを
なくすことができる点で好ましい。
【0022】また、前記チャネル領域についての隣接画
素の2個のトランスファゲート領域のあいだの領域に2
相駆動用電位障壁領域を形成し、さらに、前記2個のト
ランスファゲート領域のうち、前記水平転送部に近い側
の1個を第1のトランスファゲート領域といい、残りの
1個を第2のトランスファゲート領域というとき、1個
のチャネル領域についての第1および第2のトランスフ
ァゲート領域と、前記チャネル領域と前記2相駆動用電
位障壁領域とを覆って、かつ、該2相駆動用電位障壁領
域を後尾としてゲート電極が形成されてなることがフレ
ーム蓄積モード時に1画素の信号を完全に前記チャネル
領域内に読み出せる点で好ましい。
素の2個のトランスファゲート領域のあいだの領域に2
相駆動用電位障壁領域を形成し、さらに、前記2個のト
ランスファゲート領域のうち、前記水平転送部に近い側
の1個を第1のトランスファゲート領域といい、残りの
1個を第2のトランスファゲート領域というとき、1個
のチャネル領域についての第1および第2のトランスフ
ァゲート領域と、前記チャネル領域と前記2相駆動用電
位障壁領域とを覆って、かつ、該2相駆動用電位障壁領
域を後尾としてゲート電極が形成されてなることがフレ
ーム蓄積モード時に1画素の信号を完全に前記チャネル
領域内に読み出せる点で好ましい。
【0023】また、前記ゲート電極が2以上の整数個に
分割された分割ゲート電極の組であることが電位障壁領
域をセルフアラインで形成できたり、フリッカをなくす
ことができる点で好ましい。
分割された分割ゲート電極の組であることが電位障壁領
域をセルフアラインで形成できたり、フリッカをなくす
ことができる点で好ましい。
【0024】また、前記分割ゲート電極のうち少なくと
も1個は前記電位障壁領域上のみに形成されてなること
がシリコンプロセス上、2相駆動用電位障壁領域をセル
フアラインで形成できる点で好ましい。
も1個は前記電位障壁領域上のみに形成されてなること
がシリコンプロセス上、2相駆動用電位障壁領域をセル
フアラインで形成できる点で好ましい。
【0025】さらに、前記分割ゲート電極のうち、前記
第1のトランスファゲート領域上に形成される第1のト
ランスファゲート電極と前記第2のトランスファゲート
領域上に形成される第2のトランスファゲート電極とが
同一工程条件の膜で形成されてなることがトランスファ
ゲート領域に形成されるトランスファゲートトランジス
タのしきい値を一致させることができ、フリッカをなく
すことができる点で好ましい。
第1のトランスファゲート領域上に形成される第1のト
ランスファゲート電極と前記第2のトランスファゲート
領域上に形成される第2のトランスファゲート電極とが
同一工程条件の膜で形成されてなることがトランスファ
ゲート領域に形成されるトランスファゲートトランジス
タのしきい値を一致させることができ、フリッカをなく
すことができる点で好ましい。
【0026】
実施の形態1 図1は本発明の実施の形態1にかかわる固体撮像素子の
構成を示す概略平面説明図である。図1において1は感
光部、2は2相駆動CCDからなる垂直転送部のチャネ
ル領域すなわち垂直CCD、13は水平転送部すなわち
水平CCD、14は出力端子である。また、記号a1や
b1などは各感光部の位置を画素領域ごとに座標の如く
示している。なお、図1では感光部b1〜b4の列にか
かわる垂直転送部の列についての駆動用配線が省略され
ている。
構成を示す概略平面説明図である。図1において1は感
光部、2は2相駆動CCDからなる垂直転送部のチャネ
ル領域すなわち垂直CCD、13は水平転送部すなわち
水平CCD、14は出力端子である。また、記号a1や
b1などは各感光部の位置を画素領域ごとに座標の如く
示している。なお、図1では感光部b1〜b4の列にか
かわる垂直転送部の列についての駆動用配線が省略され
ている。
【0027】本発明にかかわる固体撮像素子は2相駆動
CCDを垂直転送部に用いるので、感光部と、該感光部
1個に対応する1個の垂直転送部とによって1個の画素
領域が構成される。シリコンなどの基板上において複数
個の画素領域がアレイ状に2次元的に配列されて形成さ
れ、感光部の列と垂直転送部の列との共通の端部側に水
平転送部が形成されている。
CCDを垂直転送部に用いるので、感光部と、該感光部
1個に対応する1個の垂直転送部とによって1個の画素
領域が構成される。シリコンなどの基板上において複数
個の画素領域がアレイ状に2次元的に配列されて形成さ
れ、感光部の列と垂直転送部の列との共通の端部側に水
平転送部が形成されている。
【0028】感光部1はPN接合ダイオードからなり、
約256個の所定個数ずつ配列されて感光部の列をなし
ており、当該列が一定間隔を保って約256本並列に配
列されている。
約256個の所定個数ずつ配列されて感光部の列をなし
ており、当該列が一定間隔を保って約256本並列に配
列されている。
【0029】垂直転送部のチャネル領域2すなわち垂直
CCDは、1個の垂直CCDが前記感光部の1個に対応
するようにして複数個の垂直CCDが直列接続されて配
列されて垂直CCDの列をなしており、当該列が前記感
光部の列のあいだに、やはり一定間隔を保って感光部の
列と同じ本数が並列に配列されている。
CCDは、1個の垂直CCDが前記感光部の1個に対応
するようにして複数個の垂直CCDが直列接続されて配
列されて垂直CCDの列をなしており、当該列が前記感
光部の列のあいだに、やはり一定間隔を保って感光部の
列と同じ本数が並列に配列されている。
【0030】水平転送部すなわち水平CCD13は感光
部の列および垂直転送部の列の共通の端部側にあって感
光部の列1本と垂直転送部の列1本との1組に1個の水
平転送部が対応するようにして感光部の列数分の個数の
水平転送部が直列接続されて列状に配列されている。
部の列および垂直転送部の列の共通の端部側にあって感
光部の列1本と垂直転送部の列1本との1組に1個の水
平転送部が対応するようにして感光部の列数分の個数の
水平転送部が直列接続されて列状に配列されている。
【0031】これらの感光部、垂直転送部および水平転
送部は、列上のそれぞれの感光部において入射光強度に
比例して発生する電荷が当該感光部の対応する垂直転送
部に順に信号として転送されて一連の信号の組とされ、
かつ、当該一連の信号の組が水平転送部に転送されうる
ように制御できるように結線されている。かかるアレイ
状の配列における画素の数や列の間隔などは前記結線の
方法や固体撮像素子の使用目的などにしたがって設計し
うる。また、本発明において用いられるPN接合ダイオ
ードや電荷結合素子も従来のPN接合ダイオードや電荷
結合素子と同様のものを用いうる。
送部は、列上のそれぞれの感光部において入射光強度に
比例して発生する電荷が当該感光部の対応する垂直転送
部に順に信号として転送されて一連の信号の組とされ、
かつ、当該一連の信号の組が水平転送部に転送されうる
ように制御できるように結線されている。かかるアレイ
状の配列における画素の数や列の間隔などは前記結線の
方法や固体撮像素子の使用目的などにしたがって設計し
うる。また、本発明において用いられるPN接合ダイオ
ードや電荷結合素子も従来のPN接合ダイオードや電荷
結合素子と同様のものを用いうる。
【0032】つぎに、本発明の実施の形態1にかかわる
2相駆動用電位障壁領域(以下、単に電位障壁領域とも
いう)について説明する。図2は本発明の実施の形態1
にかかわる固体撮像素子の垂直方向5画素分の構成を横
置きにして示した平面説明図である。かかる構成におい
て図中に示す記号a1、a2などは図7〜9と同様、画
素または当該画素についての感光部の位置を水平CCD
からみて水平CCDに近い側から順に座標の如く示して
いる。K(Kは1以上の整数)番目の画素というときも
同様である。図2において、1はPN接合ダイオードか
らなる感光部、2は垂直転送部である垂直CCDのチャ
ネル領域、3は感光部1から垂直CCD2への信号読み
出し口であるトランスファゲート領域すなわちTG部で
あり、TG部は図2に示すように1感光部当り同方向に
2箇所設けられている。ここで、水平転送部に近いTG
部を第1のTG部といい、残りの1個のTG部を第2の
TG部と呼ぶことにする。4は垂直CCD2についての
1画素内の2個のTG部のあいだに形成された電位障壁
領域である。かかる電位障壁領域は従来技術で説明した
方法を用いて形成することができる。5は垂直CCDの
ゲート電極およびTG部のゲート電極を兼ねており、水
平転送部側からK番目の画素においては第2のTG部
と、隣接するK+1番目の画素においては第1のTG部
と、電位障壁領域4を覆うように隣接画素にまたがって
形成されている。ここで各垂直ゲート電極5は電位障壁
領域4が終端(後尾)となっている。またゲート電極5
は1つおきに配線φ1または配線φ2に結線されていて
結線されたゲート電極には結線ごとに同じクロックパル
スが供給される。図3は2相駆動用クロックパルスを示
すグラフと各時間におけるポテンシャルプロファイルを
示すグラフである。図3において(a)および(b)は
2相駆動時にゲート電極に印加される2相駆動用クロッ
クパルスを示している。今、図3(a)に示すクロック
パルスをクロックパルスA、図3(b)に示すクロック
パルスをクロックパルスBという。クロックパルスAお
よびBは各配線φ1およびφ2に印加され、πだけ位相
がずれた方形波である。また、図3において(c)、
(d)および(e)はクロックパルスが発生させられる
t1、t2およびt3の各時間における垂直CCDチャネ
ル領域下に形成されるポテンシャルプロファイルを示し
ている。時間t1→t2→t3にしたがい、ポテンシャル
パケット(一番ポテンシャルが深いところ)が右方向に
進んでおり、信号が右方向に転送可能である。
2相駆動用電位障壁領域(以下、単に電位障壁領域とも
いう)について説明する。図2は本発明の実施の形態1
にかかわる固体撮像素子の垂直方向5画素分の構成を横
置きにして示した平面説明図である。かかる構成におい
て図中に示す記号a1、a2などは図7〜9と同様、画
素または当該画素についての感光部の位置を水平CCD
からみて水平CCDに近い側から順に座標の如く示して
いる。K(Kは1以上の整数)番目の画素というときも
同様である。図2において、1はPN接合ダイオードか
らなる感光部、2は垂直転送部である垂直CCDのチャ
ネル領域、3は感光部1から垂直CCD2への信号読み
出し口であるトランスファゲート領域すなわちTG部で
あり、TG部は図2に示すように1感光部当り同方向に
2箇所設けられている。ここで、水平転送部に近いTG
部を第1のTG部といい、残りの1個のTG部を第2の
TG部と呼ぶことにする。4は垂直CCD2についての
1画素内の2個のTG部のあいだに形成された電位障壁
領域である。かかる電位障壁領域は従来技術で説明した
方法を用いて形成することができる。5は垂直CCDの
ゲート電極およびTG部のゲート電極を兼ねており、水
平転送部側からK番目の画素においては第2のTG部
と、隣接するK+1番目の画素においては第1のTG部
と、電位障壁領域4を覆うように隣接画素にまたがって
形成されている。ここで各垂直ゲート電極5は電位障壁
領域4が終端(後尾)となっている。またゲート電極5
は1つおきに配線φ1または配線φ2に結線されていて
結線されたゲート電極には結線ごとに同じクロックパル
スが供給される。図3は2相駆動用クロックパルスを示
すグラフと各時間におけるポテンシャルプロファイルを
示すグラフである。図3において(a)および(b)は
2相駆動時にゲート電極に印加される2相駆動用クロッ
クパルスを示している。今、図3(a)に示すクロック
パルスをクロックパルスA、図3(b)に示すクロック
パルスをクロックパルスBという。クロックパルスAお
よびBは各配線φ1およびφ2に印加され、πだけ位相
がずれた方形波である。また、図3において(c)、
(d)および(e)はクロックパルスが発生させられる
t1、t2およびt3の各時間における垂直CCDチャネ
ル領域下に形成されるポテンシャルプロファイルを示し
ている。時間t1→t2→t3にしたがい、ポテンシャル
パケット(一番ポテンシャルが深いところ)が右方向に
進んでおり、信号が右方向に転送可能である。
【0033】つぎに図2に示した本発明にかかわる固体
撮像素子の動作を図3を用いて説明する。まず、信号読
み出しの第1フィールドでは配線φ2に結線されたゲー
ト電極5のみにTG部3をONにする電位を供給する。
これにより感光部1から垂直CCD2へ電荷が転送され
入射光強度に比例した信号とされる。この電荷の転送の
際、ゲート電極5の列状の配列を反映して、垂直CCD
2内ではまず感光部a1とa2についての信号S12が混
合され、つぎに感光部a3とa4についての信号S34が
混合され、さらに、感光部a5とa6についての信号S
56が、というように、それぞれ完全に混合されている。
つぎにゲート電極5にTG部をOFFする電位を供給し
たのち、配線φ1とφ2にクロックパルスAおよびBを
印加して2相駆動によって制御してS12、S34、S56、
・・・と順に垂直転送を行う。そののち図示しない水平
CCDを動作させ、図示しない出力端子より順次、信号
S12、S34、S56・・・を読み出す。第1フィールドの
信号がすべて読み出されると、つぎに第2フィールドに
移る。第2フィールドでは、配線φ1に結線されたゲー
ト電極5のみにTG部3をONにする電位を供給し、感
光部1から垂直CCD2へ電荷を転送して入射光強度に
比例した信号とする。この電荷の転送の際、ゲート電極
5の形状を反映して垂直CCD2内では感光部a1につ
いての信号はそのままS1とされるが、つぎに感光部a
2とa3についての信号S23は混合され、さらに、感光
部a4とa5についての信号S45も、というように、そ
れぞれ完全に混合されている。以下、第1フィールド時
と同様に垂直CCDを2相駆動で動作させ、水平CCD
も動作させることにより、出力端子より順次、信号
S1、S23、S45・・・が読み出される。したがって第
1フィールドと第2フィールドでは画素の組合せが異な
るうえに、隣接画素の信号が完全に混合して読み出され
ており、1フィールドごとに感光部の全画素が読み出さ
れるフィールド蓄積モードが2相駆動CCDでも正常に
実現される。
撮像素子の動作を図3を用いて説明する。まず、信号読
み出しの第1フィールドでは配線φ2に結線されたゲー
ト電極5のみにTG部3をONにする電位を供給する。
これにより感光部1から垂直CCD2へ電荷が転送され
入射光強度に比例した信号とされる。この電荷の転送の
際、ゲート電極5の列状の配列を反映して、垂直CCD
2内ではまず感光部a1とa2についての信号S12が混
合され、つぎに感光部a3とa4についての信号S34が
混合され、さらに、感光部a5とa6についての信号S
56が、というように、それぞれ完全に混合されている。
つぎにゲート電極5にTG部をOFFする電位を供給し
たのち、配線φ1とφ2にクロックパルスAおよびBを
印加して2相駆動によって制御してS12、S34、S56、
・・・と順に垂直転送を行う。そののち図示しない水平
CCDを動作させ、図示しない出力端子より順次、信号
S12、S34、S56・・・を読み出す。第1フィールドの
信号がすべて読み出されると、つぎに第2フィールドに
移る。第2フィールドでは、配線φ1に結線されたゲー
ト電極5のみにTG部3をONにする電位を供給し、感
光部1から垂直CCD2へ電荷を転送して入射光強度に
比例した信号とする。この電荷の転送の際、ゲート電極
5の形状を反映して垂直CCD2内では感光部a1につ
いての信号はそのままS1とされるが、つぎに感光部a
2とa3についての信号S23は混合され、さらに、感光
部a4とa5についての信号S45も、というように、そ
れぞれ完全に混合されている。以下、第1フィールド時
と同様に垂直CCDを2相駆動で動作させ、水平CCD
も動作させることにより、出力端子より順次、信号
S1、S23、S45・・・が読み出される。したがって第
1フィールドと第2フィールドでは画素の組合せが異な
るうえに、隣接画素の信号が完全に混合して読み出され
ており、1フィールドごとに感光部の全画素が読み出さ
れるフィールド蓄積モードが2相駆動CCDでも正常に
実現される。
【0034】以上のように、本発明にかかわる固体撮像
素子では、TG部3が1画素当り同方向に2箇所設けら
れており、その中間に電位障壁領域4が形成され、ゲー
ト電極5が電位障壁領域4を後尾にして前述のように隣
接画素にまたがって形成されているので、2相駆動CC
Dによってもフィールド蓄積モードによる制御が可能で
ある。これにより、本発明にかかわる固体撮像素子は、
従来、垂直CCDに4相駆動CCDや3相駆動CCDで
実現できているフィールド蓄積モードが、2相駆動CC
Dで実現できるようになるため、素子内のピン数削減の
効果を奏する。さらにはピン数削減により外部熱流入が
低減される効果をも奏する。
素子では、TG部3が1画素当り同方向に2箇所設けら
れており、その中間に電位障壁領域4が形成され、ゲー
ト電極5が電位障壁領域4を後尾にして前述のように隣
接画素にまたがって形成されているので、2相駆動CC
Dによってもフィールド蓄積モードによる制御が可能で
ある。これにより、本発明にかかわる固体撮像素子は、
従来、垂直CCDに4相駆動CCDや3相駆動CCDで
実現できているフィールド蓄積モードが、2相駆動CC
Dで実現できるようになるため、素子内のピン数削減の
効果を奏する。さらにはピン数削減により外部熱流入が
低減される効果をも奏する。
【0035】実施の形態2 つぎに、本発明にかかわる実施の形態2について説明す
る。図4は本発明にかかわる実施の形態2の固体撮像素
子の垂直方向5画素分の構成を横置きにして示した平面
説明図である。図4では図2と同一部分には同一の符号
を用いて示した。また、図2におけるゲート電極5を1
画素当り4分割された分割ゲート電極の組として示して
おり、符号6〜9で示した。画素内の2個のTG部3の
あいだのゲート電極7の下層には2相駆動用電位障壁領
域4が形成されている。また垂直CCDの転送方向に対
して、本実施例においては、K番目の画素についての分
割ゲート電極8および9ならびに隣接するK+1番目の
画素についての分割電位6および7の順に1セットとな
るように配線φ1または配線φ2に交互に結線した上
で、同じクロックパルスが供給されるようになってい
る。その他の構成は実施の形態1と同じである。この実
施の形態2でも、2相駆動によるフィールド蓄積モード
が実現でき、実施の形態1と同様の効果がえられる。さ
らに本実施の形態2のばあいにはゲート電極を4分割し
ているので、たとえば分割ゲート電極6と8とを第1の
ポリシリコンで形成し、分割ゲート電極6と8とをマス
クとして利用してイオン注入することにより電位障壁領
域4を形成したのち、分割ゲート電極7と9とを前記第
1とは異なる第2のポリシリコンとなるように形成しう
る。これにより、分割ゲート電極7と9との形成前に、
ゲート電極7の下層にのみ電位障壁領域4を自己整合
(セルフアライン)的に設けることができる利点も有す
る。
る。図4は本発明にかかわる実施の形態2の固体撮像素
子の垂直方向5画素分の構成を横置きにして示した平面
説明図である。図4では図2と同一部分には同一の符号
を用いて示した。また、図2におけるゲート電極5を1
画素当り4分割された分割ゲート電極の組として示して
おり、符号6〜9で示した。画素内の2個のTG部3の
あいだのゲート電極7の下層には2相駆動用電位障壁領
域4が形成されている。また垂直CCDの転送方向に対
して、本実施例においては、K番目の画素についての分
割ゲート電極8および9ならびに隣接するK+1番目の
画素についての分割電位6および7の順に1セットとな
るように配線φ1または配線φ2に交互に結線した上
で、同じクロックパルスが供給されるようになってい
る。その他の構成は実施の形態1と同じである。この実
施の形態2でも、2相駆動によるフィールド蓄積モード
が実現でき、実施の形態1と同様の効果がえられる。さ
らに本実施の形態2のばあいにはゲート電極を4分割し
ているので、たとえば分割ゲート電極6と8とを第1の
ポリシリコンで形成し、分割ゲート電極6と8とをマス
クとして利用してイオン注入することにより電位障壁領
域4を形成したのち、分割ゲート電極7と9とを前記第
1とは異なる第2のポリシリコンとなるように形成しう
る。これにより、分割ゲート電極7と9との形成前に、
ゲート電極7の下層にのみ電位障壁領域4を自己整合
(セルフアライン)的に設けることができる利点も有す
る。
【0036】前記実施の形態2においては、ゲート電極
を1画素当り4分割したものを示したが、同一画素内2
つのTG部間で電位障壁領域上のゲート電極を独立させ
た上で、ゲート電極が1画素当り2分割以上であって
も、電位障壁領域上のゲート電極が後尾となるようにさ
え結線すれば、実施の形態2と全く同様の効果がえられ
る。
を1画素当り4分割したものを示したが、同一画素内2
つのTG部間で電位障壁領域上のゲート電極を独立させ
た上で、ゲート電極が1画素当り2分割以上であって
も、電位障壁領域上のゲート電極が後尾となるようにさ
え結線すれば、実施の形態2と全く同様の効果がえられ
る。
【0037】実施の形態3 つぎに、本発明にかかわる実施の形態3について説明す
る。図5は本発明にかかわる実施の形態3の固体撮像素
子の垂直方向5画素分の構成を横置きにして示した平面
説明図である。図5においても図2および図4と同一部
分には同一の符号を用いて示した。10は本実施の形態
3にかかわる2相駆動用電位障壁領域である。また図5
では、図4と同様に図2におけるゲート電極5を1画素
当り4分割された分割ゲート電極の組として示してお
り、それぞれ符号6〜9で示している。ただし、2相駆
動用電位障壁領域10は隣接画素間の2つのTG部3の
あいだのゲート電極9の下層に形成されている。また垂
直CCDの転送方向に対して分割ゲート電極6、7、8
および9の順に1セットとなるように配線φ1または配
線φ2に交互に結線し、結線されたゲート電極には結線
ごとに同じクロックパルスが供給されるようになってい
る。その他の構成は実施の形態2と同じである。
る。図5は本発明にかかわる実施の形態3の固体撮像素
子の垂直方向5画素分の構成を横置きにして示した平面
説明図である。図5においても図2および図4と同一部
分には同一の符号を用いて示した。10は本実施の形態
3にかかわる2相駆動用電位障壁領域である。また図5
では、図4と同様に図2におけるゲート電極5を1画素
当り4分割された分割ゲート電極の組として示してお
り、それぞれ符号6〜9で示している。ただし、2相駆
動用電位障壁領域10は隣接画素間の2つのTG部3の
あいだのゲート電極9の下層に形成されている。また垂
直CCDの転送方向に対して分割ゲート電極6、7、8
および9の順に1セットとなるように配線φ1または配
線φ2に交互に結線し、結線されたゲート電極には結線
ごとに同じクロックパルスが供給されるようになってい
る。その他の構成は実施の形態2と同じである。
【0038】図6は2相駆動用クロックパルスを示すグ
ラフと各時間におけるポテンシャルプロファイルを示す
グラフである。図6において(a)および(b)は実施
の形態3に用いる2相駆動時にゲート電極に印加する2
相駆動用クロックパルスを示している。また、図6にお
いて(c)、(d)および(e)は実施の形態3におい
て用いられるクロックパルスの各時間における垂直CC
Dチャネル領域下に形成されるポテンシャルプロファイ
ルを示している。図6に示したクロックパルスの印加方
法は、実施の形態1において図3について説明した方法
と同じである。また図6に示したポテンシャルプロファ
イルについても実施の形態1で説明したように同様に形
成される。
ラフと各時間におけるポテンシャルプロファイルを示す
グラフである。図6において(a)および(b)は実施
の形態3に用いる2相駆動時にゲート電極に印加する2
相駆動用クロックパルスを示している。また、図6にお
いて(c)、(d)および(e)は実施の形態3におい
て用いられるクロックパルスの各時間における垂直CC
Dチャネル領域下に形成されるポテンシャルプロファイ
ルを示している。図6に示したクロックパルスの印加方
法は、実施の形態1において図3について説明した方法
と同じである。また図6に示したポテンシャルプロファ
イルについても実施の形態1で説明したように同様に形
成される。
【0039】つぎに図5に示した本発明にかかわる固体
撮像素子の動作を図6を用いて説明する。まず、信号読
み出しの第1フィールドでは配線φ2に結線された分割
ゲート電極6〜9のみにTG部3をONする電位を供給
し、感光部1から垂直CCD2へ電荷を転送して該電荷
を入射光強度に比例した信号とする。この電荷の転送の
際、分割ゲート電極6〜9のセットを反映して、1つお
きの奇数(1、3、5、・・・)番目の画素についての
信号のみが垂直CCD2へ読み出される。つぎに図6に
示したクロックパルスを分割ゲート電極6〜9に印加し
て2相駆動による垂直転送を行う。そののち図示しない
水平CCDを動作させ、図示しない出力端子より順次、
信号を読み出す。第1フィールドの信号がすべて読み出
されると、つぎに第2フィールドに移る。第2フィール
ドでは配線φ1に結線されたゲート電極6〜9のみにT
G部3をONにする電位を供給する。この時、垂直CC
D2内には、偶数(2、4、6、・・・)番目の画素に
ついての信号のみが読み出される。以下、第1フィール
ド時と同様に垂直CCDを2相駆動で動作させ、水平C
CDも動作させることにより、出力端子より順次、信号
が読み出される。したがって、第1フィールドでは奇数
番目の全画素についての信号が、第2フィールドでは偶
数番目の全画素についての信号が読み出されており、本
構成によってフレーム蓄積モードが実現できる。
撮像素子の動作を図6を用いて説明する。まず、信号読
み出しの第1フィールドでは配線φ2に結線された分割
ゲート電極6〜9のみにTG部3をONする電位を供給
し、感光部1から垂直CCD2へ電荷を転送して該電荷
を入射光強度に比例した信号とする。この電荷の転送の
際、分割ゲート電極6〜9のセットを反映して、1つお
きの奇数(1、3、5、・・・)番目の画素についての
信号のみが垂直CCD2へ読み出される。つぎに図6に
示したクロックパルスを分割ゲート電極6〜9に印加し
て2相駆動による垂直転送を行う。そののち図示しない
水平CCDを動作させ、図示しない出力端子より順次、
信号を読み出す。第1フィールドの信号がすべて読み出
されると、つぎに第2フィールドに移る。第2フィール
ドでは配線φ1に結線されたゲート電極6〜9のみにT
G部3をONにする電位を供給する。この時、垂直CC
D2内には、偶数(2、4、6、・・・)番目の画素に
ついての信号のみが読み出される。以下、第1フィール
ド時と同様に垂直CCDを2相駆動で動作させ、水平C
CDも動作させることにより、出力端子より順次、信号
が読み出される。したがって、第1フィールドでは奇数
番目の全画素についての信号が、第2フィールドでは偶
数番目の全画素についての信号が読み出されており、本
構成によってフレーム蓄積モードが実現できる。
【0040】また本実施の形態3においてはゲート電極
を4分割しているので、たとえば分割ゲート電極6と8
とを前記第1のポリシリコンで形成し、分割ゲート電極
7と9とを前記第2のポリシリコンで形成しうる。これ
により、分割ゲート電極7と9との形成前に、分割ゲー
ト電極6と8とをマスクとして用いてイオン注入するこ
とにより、分割ゲート電極9の下層にのみ電位障壁領域
10を自己整合(セルフアライン)的に設けることがで
きる利点を有する。
を4分割しているので、たとえば分割ゲート電極6と8
とを前記第1のポリシリコンで形成し、分割ゲート電極
7と9とを前記第2のポリシリコンで形成しうる。これ
により、分割ゲート電極7と9との形成前に、分割ゲー
ト電極6と8とをマスクとして用いてイオン注入するこ
とにより、分割ゲート電極9の下層にのみ電位障壁領域
10を自己整合(セルフアライン)的に設けることがで
きる利点を有する。
【0041】前記実施の形態3においては、ゲート電極
を1画素当り4分割したものを示したが、隣接する画素
のTG部間で電位障壁領域上のゲート電極を独立させた
上で、ゲート電極が1画素当り2分割以上であっても、
電位障壁領域上のゲート電極が後尾となるようにさえ結
線すれば、実施の形態3と全く同様の効果がえられる。
を1画素当り4分割したものを示したが、隣接する画素
のTG部間で電位障壁領域上のゲート電極を独立させた
上で、ゲート電極が1画素当り2分割以上であっても、
電位障壁領域上のゲート電極が後尾となるようにさえ結
線すれば、実施の形態3と全く同様の効果がえられる。
【0042】本発明におけるもっとも好ましい実施の形
態は実施の形態2に基づいた構成にさらに以下に示す内
容を付加したものである。
態は実施の形態2に基づいた構成にさらに以下に示す内
容を付加したものである。
【0043】まず、P型シリコンからなる基板上に白金
シリサイドショットキバリアダイオードからなる感光
部、n型埋込みチャネルCCDからなる垂直転送部およ
びn型埋込チャネルCCDからなる水平転送部を厚さが
それぞれ5nm、300nmおよび300nmとなるよ
う蒸着法およびイオン注入法によって形成する。また、
各部の大きさはそれぞれ18μm角、2μm×20μm
および6.5μm×40μmである。つぎにトランスフ
ァゲート領域をリンドープシリコンを用いて厚さ300
nm、2.5μm幅、反応性イオンエッチング法によっ
て2個形成した。
シリサイドショットキバリアダイオードからなる感光
部、n型埋込みチャネルCCDからなる垂直転送部およ
びn型埋込チャネルCCDからなる水平転送部を厚さが
それぞれ5nm、300nmおよび300nmとなるよ
う蒸着法およびイオン注入法によって形成する。また、
各部の大きさはそれぞれ18μm角、2μm×20μm
および6.5μm×40μmである。つぎにトランスフ
ァゲート領域をリンドープシリコンを用いて厚さ300
nm、2.5μm幅、反応性イオンエッチング法によっ
て2個形成した。
【0044】もっとも好ましい形態においては垂直CC
Dのチャネル領域は2個に分割される。この上にゲート
電極をリンドープシリコンを用いて厚さ300nm、反
応性イオンエッチング法によって形成した。
Dのチャネル領域は2個に分割される。この上にゲート
電極をリンドープシリコンを用いて厚さ300nm、反
応性イオンエッチング法によって形成した。
【0045】このようにして形成した本発明の固体撮像
素子は2相駆動CCDを用いてフィールド蓄積モードが
実現でき、さらに、ピン数削減、外部熱流入の低減、製
造フローの統一によるコストダウン、フリッカの低減、
などの効果がえられるがとくにピン数削減の点が優れて
いる。
素子は2相駆動CCDを用いてフィールド蓄積モードが
実現でき、さらに、ピン数削減、外部熱流入の低減、製
造フローの統一によるコストダウン、フリッカの低減、
などの効果がえられるがとくにピン数削減の点が優れて
いる。
【0046】なお、前述の各実施例において、感光部は
PN接合ダイオードの場合を示したが、MOSトランジ
スタ型光検出器やPtSi/p−Siショットキ接合型
光検出器などの他の光検出器であっても良い。なおPt
Si/p−Siショットキ接合型光検出器は、白金シリ
サイドとP型シリコン基板間に形成されるショットキバ
リアダイオードを用いるものであり、3〜5μm帯の赤
外線を検出できる。
PN接合ダイオードの場合を示したが、MOSトランジ
スタ型光検出器やPtSi/p−Siショットキ接合型
光検出器などの他の光検出器であっても良い。なおPt
Si/p−Siショットキ接合型光検出器は、白金シリ
サイドとP型シリコン基板間に形成されるショットキバ
リアダイオードを用いるものであり、3〜5μm帯の赤
外線を検出できる。
【0047】また、前述の各実施の形態における垂直転
送部および水平転送部のチャネル領域は、表面チャネル
型(surface channel charge coupled device、SCC
D)であっても埋め込みチャネル型(buried channel c
harge coupled device、BCCD)であっても構わな
い。
送部および水平転送部のチャネル領域は、表面チャネル
型(surface channel charge coupled device、SCC
D)であっても埋め込みチャネル型(buried channel c
harge coupled device、BCCD)であっても構わな
い。
【0048】また、前述の各実施の形態におけるゲート
電極はポリシリコン電極でもポリサイド電極であっても
金属電極であっても良い。
電極はポリシリコン電極でもポリサイド電極であっても
金属電極であっても良い。
【0049】さらに、前述の各実施の形態のインターレ
ース時において、第1フィールドと第2フィールドとの
読み出し順序が逆であっても構わない。
ース時において、第1フィールドと第2フィールドとの
読み出し順序が逆であっても構わない。
【0050】また、前述の各実施の形態では垂直CCD
内の電位障壁領域をイオン注入により形成するばあいを
示したが、ゲート電極の下層の絶縁膜の厚さを変えて形
成するなどの他の方法で形成しても良い。
内の電位障壁領域をイオン注入により形成するばあいを
示したが、ゲート電極の下層の絶縁膜の厚さを変えて形
成するなどの他の方法で形成しても良い。
【0051】
【発明の効果】以上のように、本発明にかかわる固体撮
像素子では、TG部3が1画素当り同方向に2箇所設け
られ、かつ、画素内の2つのTG部3間に2相駆動用電
位障壁領域4が形成されているので2相駆動用CCDを
用いてフィールド蓄積モードが実現できる。また、隣接
する画素のTG部3間に2相駆動用電位障壁領域10が
形成され、分割ゲート電極6〜9が電位障壁領域10上
の分割ゲート電極9を後尾にして結線されて形成されて
いるので、2相駆動用CCDを用いてフレーム蓄積モー
ドが実現できる。
像素子では、TG部3が1画素当り同方向に2箇所設け
られ、かつ、画素内の2つのTG部3間に2相駆動用電
位障壁領域4が形成されているので2相駆動用CCDを
用いてフィールド蓄積モードが実現できる。また、隣接
する画素のTG部3間に2相駆動用電位障壁領域10が
形成され、分割ゲート電極6〜9が電位障壁領域10上
の分割ゲート電極9を後尾にして結線されて形成されて
いるので、2相駆動用CCDを用いてフレーム蓄積モー
ドが実現できる。
【0052】またゲート電極を4分割しているので、た
とえば分割ゲート電極6と8とを前記第1のポリシリコ
ンで形成し、分割ゲート電極7と9とを前記第2のポリ
シリコンで形成しうる。これにより、実施の形態2にお
いては分割ゲート電極7と9との形成前に、分割ゲート
電極6と8とをマスクとして用いてイオン注入すること
により、分割ゲート電極7の下層にのみ電位障壁領域4
を自己整合(セルフアライン)的に設けることができる
利点を有する。また、同様に、実施の形態3においては
分割電極9の下層にのみ電位障壁領域10を自己整合
(セルフアライン)的に設けることができる利点を有す
る。
とえば分割ゲート電極6と8とを前記第1のポリシリコ
ンで形成し、分割ゲート電極7と9とを前記第2のポリ
シリコンで形成しうる。これにより、実施の形態2にお
いては分割ゲート電極7と9との形成前に、分割ゲート
電極6と8とをマスクとして用いてイオン注入すること
により、分割ゲート電極7の下層にのみ電位障壁領域4
を自己整合(セルフアライン)的に設けることができる
利点を有する。また、同様に、実施の形態3においては
分割電極9の下層にのみ電位障壁領域10を自己整合
(セルフアライン)的に設けることができる利点を有す
る。
【0053】さらに、本発明の固体撮像素子は従来のシ
リコンLSI技術により製造でき、あらたな設備投資を
必要としない。すなわち、本発明の固体撮像素子は固体
撮像素子の使用目的に応じて2相駆動フレーム蓄積モー
ド用および2相駆動フィールド蓄積モード用のいずれを
も選択でき、製造工程の変更は2相駆動用電位障壁領域
を形成する際の写真製版マスクと、分割ゲート電極の結
線方法を決める写真製版マスクのみを変更するのみで良
く、製造フローそのものは変更する必要がなく、同一で
良いため、製造コストの上昇がない利点を有する。
リコンLSI技術により製造でき、あらたな設備投資を
必要としない。すなわち、本発明の固体撮像素子は固体
撮像素子の使用目的に応じて2相駆動フレーム蓄積モー
ド用および2相駆動フィールド蓄積モード用のいずれを
も選択でき、製造工程の変更は2相駆動用電位障壁領域
を形成する際の写真製版マスクと、分割ゲート電極の結
線方法を決める写真製版マスクのみを変更するのみで良
く、製造フローそのものは変更する必要がなく、同一で
良いため、製造コストの上昇がない利点を有する。
【0054】なお、前述の各実施の形態において全ての
トランスファゲートを兼ねる領域のゲート電極を同層の
ポリシリコン等の膜で形成してやると、トランスファゲ
ートのしきい値電圧(Vth)が統一され、感光部から
垂直CCDへの信号の転送のON−OFF電圧を決める
ポテンシャルが固体撮像素子内で一定となるため、イン
ターレース走査時のフィールドごとに感光部から垂直C
CDへ信号を読み出すトランスファゲートが異なること
により発生するフリッカが低減できる。
トランスファゲートを兼ねる領域のゲート電極を同層の
ポリシリコン等の膜で形成してやると、トランスファゲ
ートのしきい値電圧(Vth)が統一され、感光部から
垂直CCDへの信号の転送のON−OFF電圧を決める
ポテンシャルが固体撮像素子内で一定となるため、イン
ターレース走査時のフィールドごとに感光部から垂直C
CDへ信号を読み出すトランスファゲートが異なること
により発生するフリッカが低減できる。
【図1】 本発明の実施の形態1にかかわる固体撮像素
子の構成を示す平面説明図である。
子の構成を示す平面説明図である。
【図2】 本発明の実施の形態1にかかわる固体撮像素
子の垂直方向の構成を示す平面説明図である。
子の垂直方向の構成を示す平面説明図である。
【図3】 本発明の実施の形態1に用いる2相駆動用ク
ロックパルスを示すグラフと、各時間におけるポテンシ
ャルプロファイルを示すグラフである。
ロックパルスを示すグラフと、各時間におけるポテンシ
ャルプロファイルを示すグラフである。
【図4】 本発明の他の実施の形態にかかわる固体撮像
素子の垂直方向の構成を示した平面説明図である。
素子の垂直方向の構成を示した平面説明図である。
【図5】 本発明の他の実施の形態にかかわる固体撮像
素子の垂直方向の構成を示した平面説明図である。
素子の垂直方向の構成を示した平面説明図である。
【図6】 本発明の他の実施の形態において用いる2相
駆動用クロックパルスを示すグラフと、各時間における
ポテンシャルプロファイルを示すグラフである。
駆動用クロックパルスを示すグラフと、各時間における
ポテンシャルプロファイルを示すグラフである。
【図7】 従来のインタライン転送型CCDの固体撮像
素子の構成を示す平面説明図である。
素子の構成を示す平面説明図である。
【図8】 フレーム蓄積モードにおける信号読み出しの
第1フィールドおよび第2フィールドについての動作原
理を示す説明図である。
第1フィールドおよび第2フィールドについての動作原
理を示す説明図である。
【図9】 フィールド蓄積モードにおける信号読み出し
の第1フィールドおよび第2フィールドについての動作
原理を示す説明図である。
の第1フィールドおよび第2フィールドについての動作
原理を示す説明図である。
【図10】 2相駆動CCDの電極構造の2つの例を示
す断面説明図と代表的なポテンシャルプロファイルを電
極構造に対応させて示したグラフである。
す断面説明図と代表的なポテンシャルプロファイルを電
極構造に対応させて示したグラフである。
1、21 感光部、2、221、222 垂直CCDの
チャネル領域、3 トランスファゲート領域、4、10
2相駆動用電位障壁領域、5、27 ゲート電極、6
〜9 分割ゲート電極、13、23 水平転送部、1
4、24 出力端子、22 垂直転送部、25 シリコ
ン基板、26 SiO2絶縁膜、28 電位障壁領域。
チャネル領域、3 トランスファゲート領域、4、10
2相駆動用電位障壁領域、5、27 ゲート電極、6
〜9 分割ゲート電極、13、23 水平転送部、1
4、24 出力端子、22 垂直転送部、25 シリコ
ン基板、26 SiO2絶縁膜、28 電位障壁領域。
Claims (9)
- 【請求項1】 複数個の画素領域と水平転送部とを有
し、前記画素領域は感光部および垂直転送部からなり、
(a)複数個の前記画素領域がアレイ状に配列されてお
り、該配列において、 前記感光部は所定個数ずつ配列された感光部の列をな
し、当該列は一定間隔を保って複数本並列に配列され、 前記垂直転送部は互いに直列接続されて所定個数ずつ配
列された垂直転送部の列をなし、1個の前記垂直転送部
が前記感光部の1個に対応するように前記垂直転送部の
列が前記感光部の列のあいだに配列され、かつ、 前記水平転送部は前記感光部の列と前記垂直転送部の列
との共通の端部側にあって1本の前記感光部の列と1本
の前記垂直転送部の列との組に対して1個の水平転送部
が対応するように1本の列状に直列接続され、(b)前
記感光部は入射光強度に比例して電荷を発生し、(c)
前記垂直転送部は2相駆動電荷結合素子からなるチャネ
ル領域からなり、当該垂直転送部に対応する前記感光部
において発生した電荷が当該垂直転送部に転送されて前
記入射光強度に比例した信号とされ、かつ、(d)前記
水平転送部は電荷結合素子からなり、前記信号が所定の
制御にしたがって当該水平転送部に順次転送される固体
撮像素子であって、 前記感光部と、該感光部に対応する前記チャネル領域と
のあいだに2個のトランスファゲート領域を設けたこと
を特徴とする固体撮像素子。 - 【請求項2】 前記チャネル領域についての前記2個の
トランスファゲート領域のあいだの領域に2相駆動用電
位障壁領域を形成し、さらに、前記2個のトランスファ
ゲート領域のうち前記水平転送部に近い側の1個を第1
のトランスファゲート領域といい、残りの1個を第2の
トランスファゲート領域というとき、Kを1以上の整数
として前記水平転送部に近い側からK番目の画素領域に
ついての第2のトランスファゲート領域およびチャネル
領域ならびに隣接するK+1番目の画素領域についての
チャネル領域、第1のトランスファゲート領域および2
相駆動用電位障壁領域を覆って、かつ、該2相駆動用電
位障壁領域を後尾としてゲート電極が形成されてなる請
求項1記載の固体撮像素子。 - 【請求項3】 前記ゲート電極が2以上の整数個に分割
された分割ゲート電極の組である請求項2記載の固体撮
像素子。 - 【請求項4】 前記分割ゲート電極のうち少なくとも1
個は前記2相駆動用電位障壁領域上のみに形成されてな
る請求項3記載の固体撮像素子。 - 【請求項5】 前記分割ゲート電極のうち、前記第1の
トランスファゲート領域上のみに形成される第1のトラ
ンスファゲート電極と前記第2のトランスファゲート領
域上に形成される第2のトランスファゲート電極とが同
一工程条件の膜で形成されてなる請求項3記載の固体撮
像素子。 - 【請求項6】 前記チャネル領域についての2個のトラ
ンスファゲート領域のあいだの領域に2相駆動用電位障
壁領域を形成し、さらに、前記2個のトランスファゲー
ト領域のうち、前記水平転送部に近い側の1個を第1の
トランスファゲート領域といい、残りの1個を第2のト
ランスファゲート領域というとき、1個のチャネル領域
についての第1および第2のトランスファゲート領域
と、前記チャネル領域と前記2相駆動用電位障壁領域と
を覆って、かつ、該2相駆動用電位障壁領域を後尾とし
てゲート電極が形成されてなる請求項1記載の固体撮像
素子。 - 【請求項7】 前記ゲート電極が2以上の整数個に分割
された分割ゲート電極の組である請求項6記載の固体撮
像素子。 - 【請求項8】 前記分割ゲート電極のうち少なくとも1
個は前記電位障壁領域上のみに形成されてなる請求項7
記載の固体撮像素子。 - 【請求項9】 前記分割ゲート電極のうち、前記第1の
トランスファゲート領域上に形成される第1のトランス
ファゲート電極と前記第2のトランスファゲート領域上
に形成される第2のトランスファゲート電極とが同一工
程条件の膜で形成されてなる請求項8記載の固体撮像素
子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8080040A JPH09275206A (ja) | 1996-04-02 | 1996-04-02 | 固体撮像素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8080040A JPH09275206A (ja) | 1996-04-02 | 1996-04-02 | 固体撮像素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09275206A true JPH09275206A (ja) | 1997-10-21 |
Family
ID=13707144
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8080040A Pending JPH09275206A (ja) | 1996-04-02 | 1996-04-02 | 固体撮像素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09275206A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6760072B1 (en) | 1998-07-03 | 2004-07-06 | Nec Electronics Corporation | Multi-phase readout of signal charge to vertical CCD |
-
1996
- 1996-04-02 JP JP8080040A patent/JPH09275206A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6760072B1 (en) | 1998-07-03 | 2004-07-06 | Nec Electronics Corporation | Multi-phase readout of signal charge to vertical CCD |
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